JP2023082578A - 自動転舵システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023082578000001
【課題】マーカを辿って自動運転する際の誤差を抑制する。
【解決手段】マーカ310を辿って車両200が走行させる自動転舵システム100であって、マーカ310上を通過した際の車幅方向におけるマーカ310の位置を検知するマーカ検知装置110と、転舵輪210の転舵を制御する転舵制御装置120とを、備え、転舵制御装置120は、マーカ検知装置110から取得した信号に基づき車幅方向におけるマーカ310の位置を示す幅位置を特定する幅位置特定部121と、マーカ310の位置を示すマーカ実位置を取得するマーカ実位置取得部122と、幅位置特定部121が幅位置を特定するまでに車両200が走行した移動量を算出する移動量算出部123と、マーカ実位置、幅位置、および移動量に基づき車両200の位置を示す車両位置を算出する車両位置算出部124と、を備える自動転舵システム100。
【選択図】図4

Description

本発明は、車線に並んで配置されるマーカを辿って車両が走行するように転舵輪を自動的に転舵する自動転舵システムに関する。
従来、道路上に所定の間隔で線状に並んで埋設された磁気マーカを車体の床下に装備された磁気センサにより検出することで、自車の位置を計測しつつ、任意の経路を走行可能な自動運転システムが存在している。このような自動運転システムは、隣り合う距離の離れた磁気マーカの間では車体横滑り角、ヨーレートを算出して慣性航法に基づき走行する場合がある(例えば特許文献1参照)。
特開2020-98566号公報
ところが磁気マーカは、マーカの周縁部から中心に向かって円錐台状に磁力が強くなるため、磁力の強い部分と磁力がなくなる部分を磁気センサで検出することにより磁気マーカの位置を特定する。したがって、磁気マーカの中心位置の特定に遅れが発生し、磁気マーカ列に追従して走行する車両の位置精度に影響が出る。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、マーカ列への追従精度を向上させることができる自動転舵システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つである自動転舵システムは、車線に並んで配置される磁石を有するマーカを辿って車両が走行するように転舵輪を自動的に転舵する自動転舵システムであって、前記車両が前記マーカ上を通過した際の車幅方向における前記マーカの位置を検知するマーカ検知装置と、転舵輪の転舵を制御する転舵制御装置とを、備え、前記転舵制御装置は、前記マーカ検知装置から取得した信号に基づき車幅方向における前記マーカの位置を示す幅位置を特定する幅位置特定部と、マーカの位置を示すマーカ実位置を取得するマーカ実位置取得部と、前記幅位置特定部が幅位置を特定するまでに車両が走行した移動量を算出する移動量算出部と、前記マーカ実位置、前記幅位置、および前記移動量に基づき車両の位置を示す車両位置を算出する車両位置算出部と、を備える。
本発明によれば、マーカの実位置と検出された位置との誤差が減少し、マーカ列への追従精度を向上させることができる。また、誤差の減少により、高い精度で次のマーカまで車両を慣性航行により正確に走行させることができるため、配置するマーカの間隔を広げることが可能となる。
自動転舵システムを搭載した車両を示す上面図である。 車両が走行する道路を示す上面図である。 マーカ検知装置によるマーカの検知状態を示す図である。 転舵制御装置の機能構成を示すブロック図である。 横滑り角を算出する場合のホイールベース、車両基準点などを示す図である。 情報の流れを示すシステム図である。 誤差の発生状態を示す図である。 バス停への正着状態を示す図である。 曲率半径の短いカーブを車両が曲がる様子を示す図である。
以下、本発明に係る自動転舵システムの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するために一例を挙示するものであり、本発明を限定する主旨ではない。例えば、以下の実施の形態において示される形状、構造、材料、構成要素、相対的位置関係、接続状態、数値、数式、方法における各段階の内容、各段階の順序などは、一例であり、以下に記載されていない内容を含む場合がある。また、平行、直交などの幾何学的な表現を用いる場合があるが、これらの表現は、数学的な厳密さを示すものではなく、実質的に許容される誤差、ずれなどが含まれる。また、同時、同一などの表現も、実質的に許容される範囲を含んでいる。
また、図面は、本発明を説明するために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状、位置関係、および比率とは異なる。
また、以下では複数の発明を一つの実施の形態として包括的に説明する場合がある。また、以下に記載する内容の一部は、本発明に関する任意の構成要素として説明している。
図1は、自動転舵システムを搭載した車両を示す上面図である。図2は、車両が走行する道路を示す上面図である。自動転舵システム100は、道路300上に所定の間隔で線状に並んで配置される磁石を有するマーカ310を辿って車両200が走行するように転舵輪210を自動的に転舵するシステムであって、マーカ検知装置110と、転舵制御装置120と、を備えている。本実施形態の場合、自動転舵システム100は、識別情報取得装置140(図4参照)を備えている。
道路300は、特に限定されるものではないが、図1に示すように、バスなどの大型の車両200の他、乗用車などの比較的小型の車両200などが走行する同一進行方向の二つの第一車線301、第二車線302を有している。つまり図2は、片側二車線(計4車線)のうち、一方の進行方向の第一車線301、第二車線302を示している。
道路300は、右側通行用、左側通行用のいずれであってもよいが、本実施の形態では左側通行用である場合を例示している。このため、第一車線301は、走行車線であり、第二車線302は追い越し車線である。図1では、マーカ310が第一車線301のみに敷設されている場合を図示しているが、第二車線302にもマーカ310が敷設されていてもよい。またマーカ310は片側一車線の各車線のそれぞれに敷設されていてもよい。
マーカ310は、磁石を備えたいわゆる磁気マーカである。マーカ310は、例えば円柱状あるいは円板状に形成されている。道路300に敷設された複数のマーカ310の全部、または一部は、RFID(radio frequency identifier)タグなどの非接触でIDを認識させることのできるタグを備えている。タグには、マーカ310の固有の識別情報や、当該マーカ310の敷設箇所の位置座標などが記憶されている。
マーカ検知装置110は、車両200がマーカ310上を通過した際の車幅方向(図1中Y軸方向)におけるマーカ310の位置を磁力に基づき検知する装置である。なお車両200の向きによって車幅方向はY軸に沿わない場合もある。本実施形態の場合、マーカ検知装置110は、図3に示すように、マーカ310から出力される磁界311を個々に検出できるホール素子などの磁気センサ111を車幅方向に並べて備えるセンサアレイであり、車両200の底面に取り付けられている。マーカ検知装置110は、マーカ検知装置110の装置中心119と、車両200の中央位置209とが略一致するように配置されている。
マーカ検知装置110は、道路300に設置されたマーカ310の上を通過することによりマーカ310から生じる磁界311の増減を個々の磁気センサ111が検知する。そして磁界311を検知した磁気センサ111の位置、検知した磁界の強度に基づき車幅方向におけるマーカ検知装置110の装置中心119からのマーカ310のマーカ中心319までの距離を示す幅位置を検知する。具体的に例えば、マーカ310から出力される磁気を磁気センサ111が検出可能な範囲は、マーカ中心319から検知半径318(例えば20cm)となっている。これは、マーカ310の磁力、マーカ検知装置110が取り付けられる高さなどにより任意に設定される。マーカ検知装置110は、磁界311を検知し始めてから磁界311の最大値を検知し、磁界311を検知しなくなるまでの信号を転舵制御装置120に出力する。
本実施の形態の場合、自動転舵システム100は、車両200の前後方向(図1中X軸方向)に平行に並んだ二個のマーカ検知装置110を備えている。二個のマーカ310を同時に、またはほぼ同時に異なるマーカ310の幅位置をそれぞれ検知することで、マーカ310の並び方向に対する車両200の角度(ヨー角)を検知することができる。なお、二個のマーカ検知装置110の距離は、マーカ310の設置ピッチと等しいことが好ましい。
識別情報取得装置140は、マーカ検知装置110がマーカ310を検出する際において、当該マーカ310が備えるタグと無線通信を行い、タグからマーカ310の固有の識別情報や、当該マーカ310の敷設箇所の位置座標などを非接触で取得することができる装置である。
図4は、転舵制御装置の機能構成を示すブロック図である。転舵制御装置120は、転舵輪210の転舵を制御するプロセッサを備えた装置であり、プロセッサにプログラムを実行させることにより実現される処理部として、幅位置特定部121と、マーカ実位置取得部122と、移動量算出部123と、車両位置算出部124と、を備える。本実施形態の場合、転舵制御装置120は、ヨーレート取得部128と、実転舵角取得部127と、を備えている。
幅位置特定部121は、マーカ検知装置110から取得した信号に基づき車幅方向におけるマーカ310の位置を示す幅位置を特定する。具体的に幅位置特定部121は、マーカ検知装置110が磁界311を検知し始めてから磁界311の最大値を検知し、磁界311を検知しなくなるまでの一連の信号を複数の磁気センサ111から取得する。幅位置特定部121は、磁気センサ111の装置中心119からの距離、およびそれぞれの磁気センサ111が示す磁界の強さを示す信号を統計的な演算などを用いて装置中心119から通過したマーカ310のマーカ中心319までの距離を示す幅位置を特定する。
つまり、幅位置特定部121は、マーカ検知装置110がマーカ中心319を通過してから車両200が検知半径318分移動するまで幅位置を特定することができない。車両200の通常の走行速度において幅位置特定部121の幅位置の特定の遅延は問題にならないが、車両200の走行速度が極低速(例えば15km/h以下、0km/hよりも大)の場合、幅位置の特定の遅延が自動転舵に影響を与え、遅延の累積により自動運転に不具合が発生することを発明者は見出している。
本実施形態の場合、幅位置特定部121は、二個のマーカ検知装置110から得られる信号に基づきそれぞれのマーカ310の幅位置を特定し、特定された幅位置に基づいてマーカ310の並び方向に対する角度(ヨー角)も算出している。
マーカ実位置取得部122は、幅位置特定部121が特定したマーカ310の実際の敷設位置、例えば、マーカ310が敷設されている位置の緯度、経度などを示すマーカ実位置をタグから取得する。例えば識別情報取得装置140は、RFID(radio frequency identifier)タグからマーカ310の固有の識別情報を非接触で読み取ることができるリーダーであり、識別情報に含まれるマーカ310の敷設箇所の位置座標である緯度、経度などを取得し、マーカ実位置取得部122は、識別情報からマーカ310の実位置を取得する。
なお、並んで配置されるマーカ310の一部にのみ識別情報を有するタグが備えられている場合、マーカ実位置取得部122は、タグを備えたマーカ310からタグを備えていないマーカ310を順にカウントし、タグを備えたマーカ310からの相対的な位置関係に基づきマーカ実位置を導出する場合がある。また、タグはRFIDタグに限定されるものではなく、二次元コードなどであってもかまわない。
移動量算出部123は、幅位置特定部121が幅位置を特定するまでに車両200が走行することによりマーカ検知装置110がマーカ中心319から移動した移動量を算出する。車両200の移動は直進ばかりでなくカーブする場合も含まれる。本実施の形態の場合、移動量算出部123は、車両200が備える車速センサ320から移動量を算出した際の車両200の車速を取得し、検知半径318から車速を除することにより時間として示される移動量を算出する。具体的に、検知半径318をr、取得した車速をV、移動量をtdとすると、
td=r/V…式1
と表すことができる。
ヨーレート取得部128は、幅位置特定部121が幅位置を特定した際の車両200のヨーレートを車両200が備えるジャイロセンサなどのヨーレートセンサ330から取得する。
実転舵角取得部127は、車両200がマーカ310上を通過する際の転舵輪210の実際の転舵角を示す実転舵角を取得する。本実施の形態の場合、実転舵角取得部127は、自動運転装置において、電動モータの回転角を減速比で除算した、ステアリングホイールなど操舵部材の実操舵角を実転舵角として取得する。なお、操舵不感帯推定モデルを用いて自動運転のための車両200から出力される目標操舵角を取得し、取得した目標転舵角から転舵輪210の転舵角として推定される実転舵角を算出してもかまわない。
具体的には、記号を以下のように設定し、下記の式2、式3により実転舵角を算出する。
δ:実転舵角
α:既知の不感帯幅
θh:実操舵角
Rstr:ステアリングギアレシオ
{-1}:前回値を示す
θα:不感帯内での操舵部材の位置(角度)
以下の式に基づき実転舵角を算出する
θα=θα{-1}+(θh-θh{-1})、((-α/2)<θα<(α/2))…式2
δ=(θh-θα)/Rstr…式3
なお、車両200が転舵輪210の実転舵角を取得する転舵角センサを備えている場合、実転舵角取得部127は、転舵角センサからの信号に基づき実転舵角を取得してもかまわない。
また、実転舵角取得部127は、実操舵角、実転舵角の少なくとも一方に車両200の特性に対応させたローパスフィルタを適用してもかまわない。
車両位置算出部124は、マーカ実位置取得部122が取得したマーカ実位置、幅位置特定部121が特定した幅位置、および移動量算出部123が算出した移動量に基づき車両200の実際の位置を示す車両位置を算出する。
具体的には、図5に示すように幾何学モデルにより横滑り角βを算出する。記号を以下のように設定し、下記式4により横滑り角βを算出する。
β:横滑り角
LWB:ホイールベース
Lr:後輪軸211から車両基準点219(本実施の形態の場合、マーカ検知装置110の搭載位置に一致)までの車両200の前後方向における距離。
β(t)=tan^(-1)(Lr*tanδ(t)/LWB)…式4
^は、べき乗を示す。
また、記号を以下のように設定し、
γ:実ヨー角
X、Y:車両位置(X:緯度、Y:経度)
γm:幅位置特定部121が特定した車両200のヨー角
Xm、Ym:マーカ310に基づく車両位置(Xm:緯度、Ym:経度)
tm:幅位置が特定された時刻
γ’:ヨーレート(アポストロフィは、時間の1回微分を表す)
V:車速
下記の式5、式6、式7により車両位置を算出する。
Figure 2023082578000002
…式5
Figure 2023082578000003
…式6
Figure 2023082578000004
…式7
図6は、情報の流れを示すシステム図である。同図に示すように、自動運転装置から目標転舵角である実操舵角(以降では実操舵角と記載)(θh)を取得し、実転舵角取得部127が実転舵角(δ)を演算により導出する。導出された実転舵角(δ)に基づき、車両位置算出部124は、横滑り角(β)を式4に基づき算出し、ローパスフィルタ(LPF)を適用する。
一方、取得した実操舵角(θh)が角度閾値を超えるか否かを使用判定し、超えない場合には式4で求めた横滑り角(β)を使用せず、車両位置算出部124には、幾何学モデルではなく運動方程式を用いた方法により横滑り角を算出させる。もしくは、横滑り角(β)を0度として以降の演算を行う。なお、使用判定については、実操舵角が角度閾値を超えるために必要となる車速が車速閾値(例えば15km/h)未満か否かで判定してもよく(すなわち、車速閾値以上では式4で求めた横滑り角(β)を使用しなくてもよく)、実操舵角を出力するために予定される走行経路のカーブの曲率が曲率閾値以上か否かで判定してもかまわない。車速、経路の曲率などは、実操舵角に関連する情報であり、車速閾値、曲率閾値などは角度閾値に関連する値である。
車両位置算出部124(図6における車両実位置演算ブロック)は、得られた横滑り角(β)、幅位置特定部121が特定した車両200のヨー角(γm)、マーカ310に基づく車両位置(Xm:緯度、Ym:経度)、ヨーレートセンサ330に基づくヨーレート(γ’)、車速センサに基づく車速Vを用いて、車両200の実位置(座標X、Y)、実ヨー角(γ)を導出する。
上記実施形態に係る自動転舵システム100によれば、図7に示すように、幅位置特定部121における幅位置の特定遅れによって生じる車両位置(X、Y)の誤差を抑制し、高精度で推定された横滑り角を考慮した慣性航行演算を行うことで車両200の実位置を正確に推定する事ができる。特に、図8に示すように、車両200をバス停340正着させる際の制御、図9に示すように、車両200を小さな曲率半径でカーブさせる際の制御などを自動転舵システム100が実現する場合、車線に追従させるために要求される±数cm程度の精度を、マーカ310の敷設間隔を狭くすることなく実現することができる。これにより、マーカ310敷設の効率を向上させることができ、工事費用を抑制できる。
また、車両200の横滑り角を使用するか否かを、特定の基準で判定することにより、車両が高速で走行する場合は、誤差の補償を実施せずに転舵制御装置120の負荷を抑制し、低速で急にまがる場合などは、誤差を補償して正確に慣性走行を実現することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、マーカ検知装置110を車両200の前後方向に二個並べる場合を説明したが、ジャイロセンサなどの別のセンサに基づきヨー角が取得できる場合、マーカ検知装置110は、一つでもかまわない。
また、前輪ばかりでなく後輪も転舵輪となる車両200の場合でも、幾何学モデルを用いて幅位置の測定誤差を補償し、正確に車両の実位置を導出してもかまわない。
本発明は、車両、特にバス、トラックなどの比較的大型の車両の自動運転に利用することができる。
100…自動転舵システム、110…マーカ検知装置、111…磁気センサ、119…装置中心、120…転舵制御装置、121…幅位置特定部、122…マーカ実位置取得部、123…移動量算出部、124…車両位置算出部、127…実転舵角取得部、128…ヨーレート取得部、140…識別情報取得装置、200…車両、209…中央位置、210…転舵輪、211…後輪軸、219…車両基準点、300…道路、301…第一車線、302…第二車線、310…マーカ、311…磁界、318…検知半径、319…マーカ中心、320…車速センサ、330…ヨーレートセンサ、340…バス停

Claims (3)

  1. 車線に並んで配置される磁石を有するマーカを辿って車両が走行するように転舵輪を自動的に転舵する自動転舵システムであって、
    前記車両が前記マーカ上を通過した際の車幅方向における前記マーカの位置を検知するマーカ検知装置と、
    転舵輪の転舵を制御する転舵制御装置とを、備え、
    前記転舵制御装置は、
    前記マーカ検知装置から取得した信号に基づき車幅方向における前記マーカの位置を示す幅位置を特定する幅位置特定部と、
    マーカの位置を示すマーカ実位置を取得するマーカ実位置取得部と、
    前記幅位置特定部が幅位置を特定するまでに車両が走行した移動量を算出する移動量算出部と、
    前記マーカ実位置、前記幅位置、および前記移動量に基づき車両の位置を示す車両位置を算出する車両位置算出部と、を備える
    自動転舵システム。
  2. 前記車両が前記マーカ上を通過する際の実際の転舵角を示す実転舵角を取得する実転舵角取得部を備え、
    前記車両位置算出部は、
    取得した実転舵角を用いて幾何学モデルにより横滑り角を算出し、得られた横滑り角を用いて車両位置を算出する
    請求項1に記載の自動転舵システム。
  3. 前記車両位置算出部は、
    取得した操舵角が角度閾値を超えるか否かを判定し、超える場合は前記横滑り角を用いて車両位置を算出する
    請求項2に記載の自動転舵システム。
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