JP2023079244A - 文字列処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】商標願書などの文書の作成の補助を行う文字列処理プログラムを提供する。【解決手段】プログラムは、区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する第1の入力ステップと、スペースで区切られた文字列を入力する第2の入力ステップと、第1の入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備え、処理ステップは、分割後の文字列によってデータベースを検索し、文字列が一致するレコードの類似群コードを取得し、取得された類似群コードが、第2の入力ステップで入力された文字列に含まれるか否かを判定し、含まれると判定されたときに、検索の元となった分割後の文字列が、第2の入力ステップで入力された文字列で示される類似群に対応することを表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる。【選択図】図1

Description

この発明は、文字列処理プログラムに関する。
下記特許文献1には、指定商品に対する業務を、また指定商品に対する業務と商標を自動的に商標登録出願願書に印刷しうる商標登録出願願書作成装置が開示されている。
特開平07-219935号公報
この発明は、商標業務(例えば商標登録出願願書などの文書の作成や、指定商品役務の抵触調査などであるが、これに限定されるものではない)の補助を行う、文字列処理プログラムを提供することを目的としている。
この発明のある局面に従うと、文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムであって、区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する第1の入力ステップと、スペースで区切られた文字列を入力する第2の入力ステップと、前記第1の入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備え、前記処理ステップは、前記分割後の文字列の少なくとも1つによってデータベースを検索して、文字列が一致するレコードの類似群コードを取得する第1の取得ステップと、前記第1の取得ステップで取得された類似群コードが、前記第2の入力ステップで入力された文字列に含まれるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップで含まれると判定されたときに、前記第1の取得ステップで検索の元となった前記分割後の文字列が、前記第2の入力ステップで入力された文字列で示される類似群に対応することを表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる。
この発明によると、上記課題の少なくとも1つを解決することができる。
本発明の第1の実施の形態における文字列処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における文字列処理システムの構成を示す機能ブロック図である。 ファストトラック判定画面の具体例を示す図である。 商品役務からの類似群コード判定画面の具体例を示す図である。 類似群コードと商品役務との抵触を判定する画面の具体例を示す図である。 商品役務の翻訳語変換の画面の具体例を示す図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における文字列処理システムの構成を示すブロック図である。
図を参照して、文字列処理システムは、ユーザ(システム利用者)が操作を行うコンピュータ100と、LAN(Local Area Network)300と、インターネット400と、他社コンピュータ資源200と、自社コンピュータ資源500とから構成される。
ユーザが操作を行うコンピュータ100は、CPU101と、通信部103と、I/O105と、ROM107と、RAM109と、記憶装置111と、音声入力/出力部113と、ディスプレイ115と、グラフィックユニット117と、キーボード119と、マウス121とを含んで構成されている。
コンピュータ100は、LAN300に接続され、LAN300はインターネット400に接続される。LAN300には自社コンピュータ資源500が接続されており、インターネット400には他社コンピュータ資源200が接続されている。
ここでコンピュータ資源とは、サーバ、パーソナルコンピュータ、記憶装置(コンピュータ内のストレージ、NAS(Network Attached Storage)など)、および情報通信経路(ネットワーク、ロードバランサ、スイッチ、ルータなど)、並びに、それらを構成するCPU、メモリ、記憶装置(ハードディスク、光学的または磁気的記憶装置、SSDほか半導体デバイス)、ROM、マザーボード、キーボード、マウス、マイクなどの入力装置、ディスプレイ、およびスピーカなどの出力装置、並びに記憶装置から読み出され、一般にはメモリ上で動作するコンピュータプログラム、データなどのソフトウェアの全てまたは一部を示している。
自社コンピュータ資源500とは、上記ユーザ(または上記ユーザが所属する組織)が所有しているコンピュータ資源である。組織は、ユーザ1名からなる組織であっても良いし、複数の人員から構成される組織であってもよい。
自社コンピュータ資源500やコンピュータ100は、インターネット400に直接接続されておらず、インターネット400には、LAN300のルータ(図示せず)を介して接続される。また、ルータ、自社コンピュータ資源500、コンピュータ100にファイヤウォール機能を設けることにより、インターネット400側から自社コンピュータ資源500やコンピュータ100にアクセスすることが禁じられている。これにより、自社コンピュータ資源500やコンピュータ100がインターネット400を介して外部から操作されることはなく、また、自社コンピュータ資源500やコンピュータ100に記憶されたデータに外部からアクセスすることが禁止されている。
他社コンピュータ資源200とは、上記ユーザ(または上記ユーザが所属する組織)が所有するものではないコンピュータ資源である。上記ユーザは、コンピュータ100からアクセスすることで他社コンピュータ資源200の計算能力やストレージを一時的に借り受けることができる。その利用形態は、有償であると無償であるとを問わない。
文書データは、ワードプロセッサーが処理するファイル、HTMLやプレーンなテキストファイルに保存され、自社コンピュータ資源500やコンピュータ100に記録される。文書データが画像である場合には、自社コンピュータ資源500やコンピュータ100に記録されたOCR(Optical Character Recognition/Reader)のソフトウェアによりそれがHTML文書やテキスト文書に変換され、処理の対象とされる。
自社コンピュータ資源500およびコンピュータ100と、他社コンピュータ資源200との間の通信プロトコルは、HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)等により行われる。すなわち、SSL(Secure Sockets Layer)/TLS(Transport Layer Security)プロトコルによって提供されるセキュアな暗号化(秘密鍵、公開鍵を使ったデータ暗号化手法)の上でHTTP通信が行われるので、自社コンピュータ資源500およびコンピュータ100と他社コンピュータ資源200との間の通信内容を秘匿化することができ、その通信内容が第三者に漏洩することは防止される。通信内容の第三者への漏洩を防ぐことができるのであれば、HTTPS以外の暗号化通信を行っても良い。
図2は、本発明の第1の実施の形態における文字列処理システムの構成を示す機能ブロック図である。
図1の記憶装置111には、CPU101によって順に実行されることで、コンピュータ100を文字列処理装置として動作させるコンピュータ読取り可能な実行形式のプログラムが複数記録されている。プログラムは、記憶装置111からから読み出され、RAM109上に展開される。プログラムがRAM109上でCPU101によって実行される。
プログラムの実行により、図2に示されるように、コンピュータ100は、制御部201、通信部103、検索・置換部203、文書編集・単語登録部205、データベース207、メモリー209、記憶装置111、表示/出力部211、および入力部213としての機能を発揮する。
制御部201は、装置全体の各種制御を行う機能ブロックである。通信部103は、社内・社外のコンピュータ資源と通信を行うための機能ブロックである。検索・置換部203は、文書について、特定の要素(単語、文節など)の検索を行ったり、検索された要素を対応する文字列や暗号に置換する機能ブロックである。文書編集・単語登録部205は、文書を編集したり、単語変換のための辞書を登録する機能ブロックである。
データベース207は、主に単語辞書を登録するデータベースである。データベース207としてはデータベースサーバのソフトウェアを採用しても良いし、CSVファイルなどの単なるテキストファイルや、表計算ソフト(EXCELなど)のテーブルを記録し、それを検索し、対応するデータを読み出すことでデータベースとしてもよい。
メモリ209は、データを一時的に記録するワーキングエリアである。記憶装置111は、不揮発性の記憶装置であり、文書データ、データベースに記録されるデータ、メモリ209のデータなどを記憶する。表示/出力部211は、ディスプレイ、スピーカなどのユーザインタフェースである。入力部213は、マウス、キーボード、マイクなどのユーザインタフェースである。
処理の対象となる文書や文字列は、プレーンテキスト形式で記載されたテキストファイルであってもよいし、ワープロソフトの文書ファイルであってもよいし、HTMLファイルであってもよい。また、画像に含まれる文字がOCRによりテキスト化されたファイルであってもよい。画像ファイルを入力し、OCR機能により文字部分をテキストデータに変換したファイルを作成しても良い。他、文章を記述することができるのであれば、ファイルのフォーマットは特定のものに限定されない。文書は、他のコンピュータからファイル転送プロトコルや電子メールソフトウェアを用いて受信しても良いし、USBメモリなどのストレージから入力されても良い。また、キーボード119やマイクによって入力されても良い。文書は、インターネットからダウンロードすることとしてもよい。
データベース207に格納されるデータ構造の具体例を以下に記載する。データベース207は、ユーザ(システム利用者)が操作を行うコンピュータ100内に構築されてもよいし、他社コンピュータ資源200内に構築されてもよいし、自社コンピュータ資源500内に構築されてもよい。データベース207が、ユーザ(システム利用者)が操作を行うコンピュータ100以外の場所に構築される場合、ユーザ(システム利用者)が操作を行うコンピュータ100がその外部データベース207にアクセスする(通信を行う)ことで、データベース207内のデータが参照される。
ここではデータベース207は列名(カラム名、フィールド名)として、ID(レコード番号であり、データの通し番号)、商品役務、区分、類似群コード、対応外国語(英語など)、データの属性(種別)などを有するテーブルからなっている。
IDのカラムは、1レコードの通し番号を記録する。
商品役務のカラムには、「被服」や「被服の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」などの文字列(指定商品役務名)が登録される。
区分のカラムには、そのレコードの商品役務が属する区分(「被服」であれば「25」、「被服の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」であれば「35」)が登録される。
類似群コードのカラムには、そのレコードの商品役務に対応する類似群コードが登録される。例えば、「被服」であれば「17A01 17A02 17A03 17A04 17A07」、「被服の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」であれば「17A01 17A02 17A03 17A04 17A07 35K02」が登録される。対応する類似群コードが1つであれば、1の類似群コードが登録され、複数であれば半角スペースなどで区切った類似群コードが登録される。
対応外国語(英語など)のカラムには、そのレコードの商品役務に対応する外国語が登録される。
データの属性(種別)のカラムには、その商品役務が、類似商品・役務審査基準に掲載のものであるか、商品・サービス国際分類表(ニース分類)に掲載のものであるか、TM5 IDリストに掲載のものであるか、審査において採用された商品・役務名であるか、WIPO Madrid Goods and Services Managerに掲載されたものであるか、それ以外(ユーザによって入力されたレコードなどであるか、および/または入力した人のIDや属性など)の属性が記録される。
以下、制御部が実行する文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムの機能を説明する。制御部は、ユーザ(システム利用者)が操作を行うコンピュータ100内に構築されてもよいし、他社コンピュータ資源200内に構築されてもよいし、自社コンピュータ資源500内に構築されてもよい。それぞれの制御部が処理を分担することとしてもよい。すなわちプログラムは、PC(パーソナルコンピュータ100)内で動作するようにしてもよい。サーバとPCとが連携し、通信を行うことで一連の処理が実行できるようにしてもよい(WEBアプリケーションとしての実施形態)。
PCは、文字列の入力と表示が可能であるように構成される。他社コンピュータ資源200内や自社コンピュータ資源500であるサーバとPCとが連携する場合、例えばPCからブラウザを介してサーバへアクセスすることによって、処理すべき文字列、PCのIPアドレスなどを含むデータが、PCからサーバへPOST送信、またはGET送信によって送られる。
サーバは送られてきた文字列を処理し、PCのブラウザに表示するHTMLデータを組み立て、それをPCへ送信する。処理すべき文字列の入力は、PCのブラウザ画面にHTML表示されたテキストボックスや、テキスト入力エリアに利用者がカーソルを置き、キーボードなどから文字列を入力することで行われる。コピーされた文字列をテキストボックスや、テキスト入力エリアに利用者が貼り付けることで、文字列の入力が行われてもよい。PCがサーバからデータを受信すると、ブラウザ画面上に表示が行われる。
以下、プログラムの有する機能について説明する。これら機能は、例えばブラウザ上に表示されたメニューからの選択により起動する。
[ファストトラック対象検査、早期審査対象検査]
制御部が実行する、文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは、区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する入力ステップと、入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備える。分割後の文字列をキーとして、データベース207の商品役務のカラムを(完全一致)検索し、完全一致のヒットがあり、かつ、そのヒットしたレコードの属性が、類似商品・役務審査基準に掲載のものOR商品・サービス国際分類表(ニース分類)に掲載のものであるかを検索する。(「OR」は「又は」を示す)。
分割後の文字列の全てについて、完全一致のヒットがあり、かつ、そのヒットしたレコードの属性が、類似商品・役務審査基準に掲載のものOR商品・サービス国際分類表(ニース分類)に掲載のものである場合には、区切りである全角のカンマを含む文字列で示される商品役務が、ファストトラック対象であり、早期審査対象であることを利用者に表示する。
分割後の文字列について、完全一致のヒットがないものがあれば、又は、完全一致のヒットがあってもそのヒットしたレコードの属性が、類似商品・役務審査基準に掲載のものOR商品・サービス国際分類表(ニース分類)に掲載のものでなければ、その文字列を利用者に提示し、その文字列で示される商品役務があることで、区切りである全角のカンマを含む文字列で示される商品役務が、ファストトラック対象にも、早期審査対象にもならないことを利用者に提示する。
例えば、「スマートフォン用ストラップ,携帯電話用ストラップ」という、区切りである全角のカンマを含む文字列が入力されると、入力された文字列は全角のカンマ位置で分割され、「スマートフォン用ストラップ」、「携帯電話用ストラップ」の2つの分割後の文字列となる。それぞれが処理されることにより、「スマートフォン用ストラップ」は、ヒットがあり、類似商品・役務審査基準に掲載の商品OR商品・サービス国際分類表(ニース分類)に記載の商品(完全一致する商品)であると判定されるので、ファストトラック対象商品であると判断される。しかし、「携帯電話用ストラップ」は、ヒットはするが(またはヒットせず)、類似商品・役務審査基準に掲載の商品OR商品・サービス国際分類表(ニース分類)に記載の商品(完全一致する商品)ではない、と判定されるので、ファストトラック非対象商品であると判断される。
以上の判定により「スマートフォン用ストラップ,携帯電話用ストラップ」の文字列には、ファストトラック非対象商品が含まれているので、利用者に対して、「スマートフォン用ストラップ,携帯電話用ストラップ」について、「スマートフォン用ストラップ」はOKであるが、入力された文字列に「携帯電話用ストラップ」というファストトラック非対象商品が含まれるので、全体としてファストトラックの対象ではない、との表示が行われる(役務についても同様であり、早期審査対象か否かの判断についても同様である)。
一方で、入力された文字列に、ファストトラック非対象商品が含まれていなければ、利用者には入力された文字列は、ファストトラックの対象であることが示される。
なお、ファストトラック対象商品と、非対象商品とを、色や下線や特定の記号で囲むことなどにより区別することで、利用者に区別可能に示すようにしてもよい。さらに、自動的にファストトラック非対象商品を削除した文字列を出力するようにしてもよい。
なお全角のカンマ位置で分割した、分割後の文字列は複数となるため、繰返しにより(for...next文など)1つ1つの文字列を処理し、全ての分割後の文字列を処理することが望ましい(以下同じ)。
[指定商品役務の翻訳]
制御部が実行する文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは、区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する入力ステップと、入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備える。分割後の文字列の各々をキーとして、データベース207の商品役務のカラムを(完全一致)検索し、完全一致のヒットがあれば、そのレコードに対応する対応外国語を読み出す。読み出された各々の対応外国語は、半角カンマとスペースによって連結される。
例えば「集積回路試験用プローブ,走査型プローブ顕微鏡検査用機械器具」の文字列が入力された場合、「probes for testing integrated circuits, apparatus and instruments for scanning probe microscopy」の文字列を出力するものである。なお、出力文字列の最後の「, 」は、「, and 」に変換することとしてもよい。「probes for testing integrated circuits, apparatus and instruments for scanning probe microscopy」を、「probes for testing integrated circuits, and apparatus and instruments for scanning probe microscopy」と変換するものである。
なお、(半角のカンマ、または全角のカンマで区切られた)外国語の文字列を入力とし、同様にデータベースを検索することで、日本語の商品役務の文字列を作成することも可能である。例えば、「probes for testing integrated circuits, apparatus and instruments for scanning probe microscopy」、または、「probes for testing integrated circuits, and apparatus and instruments for scanning probe microscopy」を、「集積回路試験用プローブ,走査型プローブ顕微鏡検査用機械器具」に変換するものである。
[類似群コード同士の突合せ]
商標出願では、先行商標と商標が同一又は類似であり、指定商品役務の類似群コードが重なる(抵触する)と審査段階においては原則拒絶理由が発行される。本機能では、指定商品役務の類似群コードが重なるかどうか、重なるのであればそれがどの商品役務であるかを判定し、利用者に提示するものである。
制御部が実行する、文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは、区切りである全角のカンマを含む第1の文字列を入力する第1の入力ステップと、区切りである全角のカンマを含む第2の文字列を入力する第2の入力ステップと、第1および第2の入力ステップそれぞれにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備える。
例えば第1の入力ステップで、先行の商標の指定商品役務が入力される。入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれが処理され、データベース207で対応する類似群コードに変換される。この類似群コードは全て、第1の複数の類似群コードの配列として記録される。
第2の入力ステップで、判断対象(審査対象)の商標の指定商品役務が入力される。入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれが処理され、データベース207で対応する類似群コードに変換される。この類似群コードは全て、第2の複数の類似群コードの配列として記録される。
判断対象の商標の第2の複数の類似群コードの配列に含まれる類似群コードそれぞれが、第1の複数の類似群コードの配列に含まれているかを判定する。含まれる場合、判断対象の商標の指定商品役務のうち、その類似群コードに対応する商品役務が、抵触する商品役務として利用者に通知される。色や下線や特定の記号で囲むことなどにより利用者に区別可能に通知するようにしてもよい。さらに、自動的に抵触する商品役務を削除した文字列を出力するようにしてもよい。また、抵触する類似群コードを表示することとしてもよい。抵触しない商品役務を通知することとしてもよい。
[権利取得可能な商品役務の提案]
上記「類似群コード同士の突合せ」での処理と同様に、先行の商標の指定商品役務を入力し、それを第1の複数の類似群コードの配列とし、第1の複数の類似群コードの配列に含まれない類似群コードを有する商品役務を、権利取得可能な商品役務として利用者に提示することとしてもよい。
また、キーワードや区分を入力させ、それによって利用者に提示する商品役務の範囲を絞るようにしてもよい。利用者に提示する商品役務を、キーワードを有するものや区分によって絞るものである。
[拒絶理由通知への対応]
上記「類似群コード同士の突合せ」での処理と同様に、商標の拒絶理由において、先行商標(複数あれば全て)の指定商品役務(複数)を第1の文字列としてカンマ区切りで入力し、それを第1の複数の類似群コードの配列とし、第2の入力ステップで、判断対象(審査対象)の商標の指定商品役務が入力されることで、判断対象(審査対象)の商標の指定商品役務のうち、抵触する(拒絶を回避するために削除すべき)商品役務が利用者に識別可能となるようにしてもよい。また、抵触するものを自動で削除して利用者に提示してもよい。抵触するものを自動で削除し、その指定商品役務に補正するための補正書を自動作成してもよい。さらに、完成した補正書をインターネットを介して自動で特許庁のサーバに送る(補正書の自動作成、自動提出をする)ようにしてもよい。
また、拒絶理由通知が発行されると、それをトリガとして拒絶理由通知の文書データを読み込んで、先行商標の指定商品役務を自動取得してもよい。判断対象(審査対象)の商標の指定商品役務も自動取得してもよい。自動取得は、データベースから行ってもよい。
[類似群コードと区分の特定]
制御部が実行する、文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは、区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する入力ステップと、入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備える。分割後の文字列の各々をキーとして、データベース207の商品役務のカラムを(完全一致)検索し、完全一致のヒットがあれば、そのレコードに対応する区分と類似群コードを読み出す。
これにより、各分割後の文字列に対応する区分と類似群コードが取得される。各分割後の文字列と、それに対応する区分および類似群コードは、テーブル(表)形式のHTMLデータをサーバで組み立てて出力すると便利である。
[類似群コードと区分の推定]
上記類似群コードと区分の特定によって、完全一致でヒットしない文字列に関しては、類似群コードと区分の推定処理を実行してもよい。
これは、その文字列の末尾の単語、または末尾の単語を含む文字列(この文字列は、文節の単位で選んでもよいし、複合名詞部分を選んでもよいし、文字数で選んでもよい。「の」などの助詞で繋がれる一連の単語などを選んでもよい)を使って、末尾の単語、または末尾の単語を含む文字列同士が一致するレコードの類似群コードを取得するものである。
文字列の末尾の単語、または末尾の単語を含む文字列が一致すると、同じ類似群コード(および同じ区分)である可能性が高い(例えば、「カレーを主とする飲食物の提供」と「うどんを主とする飲食物の提供」は、末尾の単語を含む文字列「飲食物の提供」(または「を主とする飲食物の提供))が一致するため、同じ類似群コードが付与されている)ため、ある程度の確率で正しい類似群コードを取得することができる。
さらに推定の確率、精度を上げる方法として、末尾の単語、または末尾の単語を含む文字列同士が一致するレコードのうち、それ以外の単語の共通点が多いレコードを優先して取得する方法を採用することが望ましい。
それ以外の単語の共通点が多いレコードとは、共通する単語(同一の単語や意味や概念が一致、近似する単語)を多く含むレコードである。これは、同一の単語のカウントを行うことで、同一の単語を多く含むレコードを検索してもよいし、処理対象の文字列(商品役務)と、データベースのレコードの商品役務とのコサイン類似度を算出することで、類似するレコードを検索してもよい。また、概念検索によって類似するレコードを検索してもよい。
類似度が所定値以上のものを利用者に提示し、好ましいものを利用者に選択させるようにしてもよい。
すなわち、制御部が実行する、文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは、区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する入力ステップと、入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備える。処理ステップは、分割後の文字列のそれぞれによってデータベースを参照して、文字列が一致するレコードの類似群コードを取得する第1の取得ステップと、第1の取得ステップで一致するものが無い場合に、その分割後の文字列の末尾の単語、または末尾の単語を含む文字列を使って、末尾の単語同士、または末尾の単語を含む文字列が一致するレコードの類似群コードを取得する第2の取得ステップとをコンピュータに実行させる。
好ましくは第2の取得ステップは、末尾の単語、または末尾の単語を含む文字列同士が一致するレコードのうち、それ以外の単語の共通点が多いレコードを優先して取得するものである。
[類似群の個数チェック]
制御部が実行する、文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは、区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する入力ステップと、入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備える。分割後の文字列の各々をキーとして、データベース207の商品役務のカラムを(完全一致)検索し、完全一致のヒットがあれば、そのレコードに対応する類似群コードを読み出す。
読み出された類似群コードの重複を排除した上で、類似群コードが何個あるか、総数を利用者に提示する。利用者は、全角のカンマを含む文字列で示される商品役務に対応する類似群コードの数を知ることができる。
商標の審査実務として、原則として1区分内において、23以上の類似群コードにわたる商品又は役務を指定している場合には、商品又は役務の指定が広い範囲に及んでいるため、指定商品又は指定役務について商標の使用及び使用の意思があることに疑義があるものとして、商標の使用又は使用の意思の確認が行われる。従って例えば、1区分内において、23以上の類似群コードがある場合には警告を出すことで、利用者に注意喚起を行うことができる。
また、入力された文字列に関し、類似群ごとに対応する商品役務を表示するようにすると、利用者はどの商品役務を削除すれば類似群コードを23未満とすることができるか、判りやすくなる。
なお、読み出された類似群コードの重複を排除せずに類似群コードのカウントを行ってもよい。
[区分があっているかのチェック]
制御部が実行する、文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは、「第〇類」などの区分と、(その区分での)指定商品役務を示す区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する入力ステップと、入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備える。分割後の文字列の各々をキーとして、データベース207の指定商品役務のカラムを(完全一致)検索し、完全一致のヒットがあれば、そのレコードに対応する区分を読み出す。
全ての指定商品役務について区分があっているか否かの判定を行い、誤っている指定商品役務と正しい区分を表示することとすると、出願書類の間違いがなくなり、便利である。
なお、上述の類似群コードと区分の推定処理によって、区分を推定することとしてもよい。
[区分の自動作成]
制御部が実行する、文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムは、区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する入力ステップと、入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備える。分割後の文字列の各々をキーとして、データベース207の商品役務のカラムを(完全一致)検索し、完全一致のヒットがあれば、そのレコードに対応する区分を読み出す。
区分ごとに分割後の文字列を分類することで、指定商品役務を自動的に区分に分けて出願書類を作成することができる。
なお、上述の類似群コードと区分の推定処理によって、区分を推定することとしてもよい。
[指定商品役務の追加の提案]
上述のように商標登録出願において、1区分内において、23以上の類似群コードにわたる商品又は役務が指定されている場合には、商品又は役務の指定が広い範囲に及んでいるため、指定商品又は指定役務について商標の使用及び使用の意思があることに疑義があるものとして、商標の使用又は使用の意思の確認が行われる。
従って、上述の類似群の個数チェックによって、商標登録出願の願書に記載する1区分内の類似群コードの個数を算出し、23未満であれば、同一区分内で他の指定可能な類似群と、その類似群に属する商品役務とを表示し、追加可能であることを利用者に提示すると便利である。
また、商標登録出願の願書に記載する1区分内の商品役務に対する類似群コードを全て取得し、それぞれの類似群コードと同一の類似群コードを有し、記載されていない商品役務を表示し、追加可能であることを利用者に提示すると便利である。
さらに、同一の類似群コードに属し、記載されていない商品役務の全て又は一部を自動的に追加することとしてもよい。
[画面表示の具体例]
以下、文字列処理プログラムによってPCに表示される画面について説明する。これらは、PCからブラウザを介してURLを用いてサーバにアクセスすることで、PCからのGETリクエスト、POSTリクエストに応じてサーバが処理を行い、HTML文を組み立て、PCにレスポンスとともにHTML文を返すことで、PCのブラウザでHTML文の解釈が行われて表示される画面である。
図3は、ファストトラック判定画面の具体例を示す図である。
図に示されるように、画面上部から説明文、四角で囲まれるテキスト入力エリア(textarea)、判定ボタン、ファストトラック判定結果の順に表示が行われる。
初めにGETリクエストで画面が表示される場合には、textareaの初期値は文字列のない状態となる。また、ファストトラック判定結果としては何も表示されない。
利用者がキーボード入力、またはテキストのコピーアンドペーストで、テキスト入力エリアに文字列を入力する。これは、商品役務をカンマなどの区切り記号で区切った文字列である。その後判定ボタンが押されると、テキスト入力エリアに入力された文字列とともにPOSTリクエストがサーバに送られる。サーバでは、送信されてきた文字列を区切り記号の位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれが、ファストトラックの対象となる商品役務を示す文字列であるか(データベースにファストトラックであることを示す情報とともに記録されているか、すなわち、類似商品・役務審査基準に掲載のものOR商品・サービス国際分類表(ニース分類)に掲載のものであるか)を判定する。
送信されてきた文字列に含まれる商品役務がすべてファストトラックの対象であれば、その旨を表示するPOSTレスポンスがサーバからPCに送られ、PCの画面に表示される。
送信されてきた文字列に含まれる商品役務の少なくとも1つがファストトラックの対象でなければ、どの商品役務がファストトラック対象であり、どの商品役務がファストトラック対象でないかを表示するPOSTレスポンスがサーバからPCに送られ、PCの画面に表示される(例えば図3の画面)。
利用者はどの商品役務を削除(または修正)すれば、ファストトラック(または早期審査)の対象とすることができるかを一目で確認することができ、便利である。
また、POSTリクエストに対して表示される画面では、textareaの初期値として、POSTリクエスト時にテキスト入力エリアに入力された文字列が表示されるため、利用者はこの内容を修正して再度判定ボタンを押下すると、修正後の文字列についての判定をすぐに行うことができて便利である。
図4は、商品役務からの類似群コード判定画面の具体例を示す図である。
図に示されるように、画面上部から説明文、四角で囲まれるテキスト入力エリア(textarea)、判定ボタン、類似群の数、対応する全ての類似群を半角スペースで区切った文字列、各商品役務の区分と類似群コードの判定結果の順に表示が行われる。
初めにGETリクエストで画面が表示される場合には、textareaの初期値は文字列のない状態となる。また、判定結果としては何も表示されない。
利用者がキーボード入力、またはテキストのコピーアンドペーストで、テキスト入力エリアに文字列を入力する。これは、商品役務をカンマなどの区切り記号で区切った文字列である。その後判定ボタンが押されると、テキスト入力エリアに入力された文字列とともにPOSTリクエストがサーバに送られる。サーバでは、送信されてきた文字列を区切り記号の位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれをキーとしてデータベースの商品役務を検索し、その文字列で示される商品役務の区分と類似群コードとを判定する。
分割後の文字列のそれぞれと、その文字列で示される商品役務の区分と類似群コードとは、HTMLのtable要素を用いた表形式のデータとされ、POSTレスポンスとともにサーバからPCに送られ、PCの画面に表示される(例えば図4の画面)。また、全ての商品役務に対応する類似群コードの全てを、重複を排除して、「対応する全ての類似群を半角スペースで区切った文字列」として図4のように表示すると、利用者はその部分をコピーアンドペーストすることで、再利用することができ便利である。また、類似群の数として、全ての商品役務に対応する類似群コードが何種類あるかを示すと、利用者にとって便利である。
図5は、類似群コードと商品役務との抵触を判定する画面の具体例を示す図である。
図に示されるように、画面上部から類似群コード入力欄の説明文、四角で囲まれる類似群コード入力欄のテキスト入力エリア(textarea)、商品役務入力欄の説明文、四角で囲まれる商品役務入力欄のテキスト入力エリア(textarea)、判定ボタン、類似群の数、入力された商品役務に対応する全ての類似群を半角スペースで区切った文字列、各商品役務の区分と類似群コードと類比の判定結果の順に表示が行われる。
初めにGETリクエストで画面が表示される場合には、textareaの初期値は文字列のない状態となる。また、判定結果としては何も表示されない。
利用者がキーボード入力、またはテキストのコピーアンドペーストで、テキスト入力エリアに文字列を入力する。これは、類似群コード入力欄では類似群コードを半角スペースなどの区切り記号で区切った文字列である。商品役務入力欄では商品役務をカンマなどの区切り記号で区切った文字列である。その後判定ボタンが押されると、両テキスト入力エリアに入力された文字列とともにPOSTリクエストがサーバに送られる。サーバでは、送信されてきた商品役務入力欄の文字列を区切り記号の位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれをキーとしてデータベースの商品役務を検索し、その文字列で示される商品役務の区分と類似群コードとを判定する。
また、その類似群コードが、類似群コード入力欄に入力された文字列中に含まれるかを判定する(含まれると、その商品役務は類似群コード入力欄の類似群に含まれ、類似すると判定される)。
分割後の文字列のそれぞれと、その文字列で示される商品役務の区分と類似群コードと、判定結果は、HTMLのtable要素を用いた表形式のデータとされ、POSTレスポンスとともにサーバからPCに送られ、PCの画面に表示される(例えば図5の画面)。また、全ての商品役務に対応する類似群コードの全てを、重複を排除して、「対応する全ての類似群を半角スペースで区切った文字列」として図5のように表示すると、利用者はその部分をコピーアンドペーストすることで、再利用することができ便利である。また、類似群の数として、全ての商品役務に対応する類似群コードが何種類あるかを示すと、利用者にとって便利である。
図6は、商品役務の翻訳語変換の画面の具体例を示す図である。
図に示されるように、画面上部から説明文、四角で囲まれるテキスト入力エリア(textarea)、判定ボタン、商品役務の重複に関する注意、商品役務の別訳があることに関する注意、入力された商品役務それぞれの翻訳語をカンマと半角スペースなど区切り記号区切った文字列の順に表示が行われる。
初めにGETリクエストで画面が表示される場合には、textareaの初期値は文字列のない状態となる。また、判定ボタンよりも下にはテキストは何も表示されない。
利用者がキーボード入力、またはテキストのコピーアンドペーストで、テキスト入力エリアに文字列を入力する。これは、商品役務をカンマなどの区切り記号で区切った文字列である。その後判定ボタンが押されると、テキスト入力エリアに入力された文字列とともにPOSTリクエストがサーバに送られる。サーバでは、送信されてきた文字列を区切り記号の位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれをキーとしてデータベースの商品役務を検索し、その文字列で示される商品役務の対応翻訳語を取得する。
分割後の文字列のそれぞれと、その文字列で示される商品役務の翻訳語とは、文字列のデータとされ、POSTレスポンスとともにサーバからPCに送られ、PCの画面に表示される(例えば図6の画面)。利用者はその部分をコピーアンドペーストすることで、再利用することができ便利である。また、翻訳語の商品役務に重複がある場合は、それを表示して注意喚起を行ったり、データベースに別訳の翻訳語も登録されているときは、それを図6のように表示すると、利用者にとって便利である。
[その他]
上記では指定商品役務の区切りを全角カンマとしたが、これは全角カンマが商標出願において区切りコードとして使用されるからであり、改行コード、全角スペース、半角スペース、半角カンマ、タブ記号、句点、句読点など特別な意味を持つキャラクターを区切りとして処理してもよい。すなわち通常の文字とは区別できるのであれば、どのような区切り記号を使ってもよい。類似群コードの区切りも、半角スペースでなく、改行コード、全角スペース、半角スペース、半角カンマ、タブ記号、句点、句読点など特別な意味を持つキャラクターを区切りとして処理してもよい。すなわち通常の文字とは区別できるのであれば、どのような区切り記号を使ってもよい。指定商品役務や類似群コードは、半角文字であっても全角文字であっても処理可能とすることが望ましい。
区切りである全角のカンマを含む文字列の中に、重複する商品役務があれば、重複を削除してもよいし、利用者に警告するようにしてもよい。
以上の処理は、記憶装置111に記録されたコンピュータプログラムがRAM109上に読み出され、それをCPU101が順次実行することで実行される。プログラムは、コンパイルされた機械語の実行形式で保存されてもよいし、ソースコードをインタプリタが逐次実行する形式としてもよいし、中間言語で記載された形式としても良い。
プログラムは、スタンドアローンで動作するプログラムでもよいし、WEBアプリでもよい。データベースは、PC内にあっても外部にあってもよい。プログラムも、一部が外部で動作してもよい。
上述の複数の実施の形態、およびそれに含まれる要素(一部の構成、一部の処理)を組み合わせたり、入替えたりすることで新たな別の実施の形態とすることもできる。
なお、上記実施の形態において、文字列処理は外部サーバを用いて行ってもよいし、スタンドアローンのPC内やLAN内のPC内で行ってもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD-ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 コンピュータ
101 CPU
103 通信部
109 RAM
111 記憶装置
200 他社コンピュータ資源
203 検索・置換部
205 文書編集・単語登録部
207 データベース
209 メモリ
211 表示/出力部
213 入力部
400 インターネット
500 自社コンピュータ資源

Claims (1)

  1. 文字列の入力と表示が可能な文字列処理プログラムであって、
    区切りである全角のカンマを含む文字列を入力する第1の入力ステップと、
    スペースで区切られた文字列を入力する第2の入力ステップと、
    前記第1の入力ステップにより入力された文字列を全角のカンマ位置で分割し、分割後の文字列のそれぞれを処理する処理ステップとを備え、
    前記処理ステップは、
    前記分割後の文字列の少なくとも1つによってデータベースを検索して、文字列が一致するレコードの類似群コードを取得する第1の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップで取得された類似群コードが、前記第2の入力ステップで入力された文字列に含まれるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで含まれると判定されたときに、前記第1の取得ステップで検索の元となった前記分割後の文字列が、前記第2の入力ステップで入力された文字列で示される類似群に対応することを表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる、文字列処理プログラム。

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