JP2023077864A - Wiping device and image formation apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、記録ヘッドのノズル面に付着した液滴を拭き取るワイピング装置および画像形成装置に関する。 The present invention relates to a wiping device and an image forming apparatus for wiping off droplets adhering to the nozzle surface of a recording head.
記録ヘッドのノズル形成面を払拭するクリーニング部材を備えたインクジェット式記録装置が知られている(特許文献1)。記録ヘッドには、ノズル形成面に直交する側面部を覆うようにヘッドカバーが取り付けられる。ヘッドカバーには撥水処理が施されており、クリーニング部材による払拭動作に伴ってノズル形成面から記録ヘッドの側面部に回り込む(移動する)インク量を低減させている。その結果、記録ヘッドからインクが落ちる等の問題が抑制される。 2. Description of the Related Art There is known an ink jet recording apparatus provided with a cleaning member for wiping a nozzle forming surface of a recording head (Patent Document 1). A head cover is attached to the recording head so as to cover the side surface perpendicular to the nozzle forming surface. A water-repellent treatment is applied to the head cover to reduce the amount of ink that flows (moves) from the nozzle forming surface to the side surface of the recording head as the cleaning member performs a wiping action. As a result, problems such as ink dripping from the print head can be suppressed.
しかしながら、上記した技術では、記録ヘッドの側面部とヘッドカバーとの間に形成された僅かな隙間にインクが入り込むこと(毛細管現象)が考えられた。この隙間に入り込んだインクが落下すると記録媒体を汚染する虞があった。 However, in the above-described technique, it is conceivable that ink may enter a small gap formed between the side surface of the print head and the head cover (capillary phenomenon). If the ink that has entered this gap falls down, there is a risk of contaminating the recording medium.
本発明は、上記事情を考慮し、ノズル面の拭き取りに伴う記録ヘッドの側面への液滴の移動を抑制することができるワイピング装置および画像形成装置を提供する。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above circumstances, the present invention provides a wiping device and an image forming apparatus capable of suppressing movement of liquid droplets to the side surface of a recording head when wiping the nozzle surface.
本発明に係るワイピング装置は、記録ヘッドのノズル面に付着した液体を拭き取るワイプブレードと、前記ワイプブレードを前記ノズル面に沿って移動させる移動部と、を備え、前記ワイプブレードは、板状に形成され、上端部を前記ノズル面に接触させながら払拭方向に移動されるブレード部と、上下方向に伸長した形状を成し、前記ブレード部の前記払拭方向の下流側の表面において前記払拭方向に直交する幅方向に間隔をあけた位置に突設され、払拭時において、上端部が前記ブレード部の上端部よりも上側に突出しない少なくとも2つのリブと、を有し、各々の前記リブは、前記ブレード部によって前記ノズル面から拭き取られ前記ブレード部の前記表面に沿って流下する前記液体が前記幅方向の外側に流出する。 A wiping device according to the present invention comprises a wipe blade for wiping off liquid adhering to a nozzle surface of a recording head, and a moving section for moving the wipe blade along the nozzle surface, wherein the wipe blade has a plate-like shape. A blade portion that is formed and moves in the wiping direction while its upper end portion is in contact with the nozzle surface; and at least two ribs protruding at positions spaced apart in the width direction perpendicular to each other and having an upper end that does not protrude above the upper end of the blade portion during wiping, each of the ribs: The liquid wiped off from the nozzle surface by the blade portion and flowing down along the surface of the blade portion flows out in the width direction.
この場合、前記ノズル面には前記液体を吐出するための複数のノズルが形成され、前記ブレード部の前記幅方向の寸法は、前記ノズル面の前記幅方向の寸法よりも大きく、前記幅方向の両端の2つの前記リブは、前記ノズルの形成範囲よりも広く、且つ前記ノズル面の前記幅方向の寸法よりも狭い間隔で配置されてもよい。 In this case, a plurality of nozzles for ejecting the liquid are formed on the nozzle surface, and the dimension of the blade portion in the width direction is larger than the dimension of the nozzle surface in the width direction. The two ribs on both ends may be arranged at an interval that is wider than the formation range of the nozzle and narrower than the dimension of the nozzle surface in the width direction.
この場合、払拭時において、前記リブの上端部と前記ノズル面との間には隙間があってもよい。 In this case, there may be a gap between the upper end of the rib and the nozzle surface during wiping.
この場合、前記リブの上端面は、前記ブレード部の前記表面から離れるに従って上方から下方に傾斜してもよい。 In this case, the upper end face of the rib may be inclined downward from above as the distance from the surface of the blade portion increases.
この場合、前記ブレード部が撓んだ状態において、前記リブの上端面は前記ノズル面に沿うように形成されてもよい。 In this case, the upper end surface of the rib may be formed along the nozzle surface when the blade portion is bent.
この場合、前記ブレード部の上端面は、前記ノズル面に対して、前記払拭方向の上流側に傾斜して接触してもよい。 In this case, the upper end surface of the blade portion may contact the nozzle surface while being inclined toward the upstream side in the wiping direction.
この場合、前記ブレード部は、板状に形成され、上端部を前記ノズル面に接触させながら移動されることで前記払拭方向の上流側に撓んでもよい。 In this case, the blade portion may be formed in a plate shape, and may bend toward the upstream side in the wiping direction by moving while keeping the upper end portion in contact with the nozzle surface.
本発明に係る画像形成装置は、上記のいずれかに記載のワイピング装置を備えている。 An image forming apparatus according to the present invention includes any one of the wiping devices described above.
本発明によれば、ノズル面の拭き取りに伴う記録ヘッドの側面への液体の移動を抑制することができる。 According to the present invention, it is possible to suppress the movement of liquid to the side surface of the recording head due to the wiping of the nozzle surface.
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示すFr、Rr、L、R、U、Dは、前、後、左、右、上、下を示している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. Note that Fr, Rr, L, R, U, and D shown in the drawings indicate front, rear, left, right, up, and down. Terms indicating direction and position are used in this specification, but these terms are used for convenience of description and are not intended to limit the technical scope of the present invention.
[画像形成装置]
図1を参照して、実施形態に係る画像形成装置1について説明する。図1は画像形成装置1の内部構造を示す概略図(正面図)である。
[Image forming apparatus]
An
画像形成装置1は、インク滴を吐出してシートSに画像を形成するインクジェット式のプリンターである。画像形成装置1は、各種機器が収容された箱型のハウジング2を備えている。ハウジング2の下部にはシートSがセットされる給紙カセット3が収容され、ハウジング2の左側面の上側には印刷済みのシートSが積載される排紙トレイ4が設けられている。ハウジング2内の右側部には、給紙カセット3からヘッドユニット12に向けてシートSを搬送するための第1の搬送経路5が形成されている。第1の搬送経路5の上流には給紙部10が設けられ、第1の搬送経路5の下流にはレジストローラー11が設けられている。
The
ヘッドユニット12は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のインクに対応した4つのラインヘッド13を有している。各ラインヘッド13には、インク滴を吐出する3つの記録ヘッド14が搭載されている。なお、各記録ヘッド14には、チューブ(図示せず)を介して各色のインクパック(図示せず)からインクが供給される。
The
搬送ベルト16は、ヘッドユニット12の下方に設けられ、複数の張架ローラー16Aに掛け渡されている。搬送ベルト16には多数の貫通穴(図示せず)が形成され、搬送ベルト16の内側には吸引部16Bが設置されている。ヘッドユニット12の左側には、シートSのカールを矯正するデカール装置17が設置されている。ハウジング2内の左側部にはデカール装置17から排紙トレイ4に向けてシートSを搬送する第2の搬送経路7が形成され、第2の搬送経路7の下流には排紙部18が設けられている。ハウジング2内の上部には、第2の搬送経路7の途中からレジストローラー11にシートSを搬送するための第3の搬送経路8が形成されている。
The
ハウジング2の内部には、様々な制御対象機器を適宜制御するための制御部19が設けられている。制御部19は、メモリーに記憶されたプログラムやパラメーターに従って各種の演算処理を実行するプロセッサー等を含んでいる。なお、制御部19は、プログラム等を実行するプロセッサー等に代えて、集積回路等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現されてもよい。
Inside the
[画像形成処理]
ここで、画像形成処理について説明する。制御部19は、様々な制御対象機器を適宜制御し、以下のように画像形成処理を実行する。
[Image formation processing]
Here, image forming processing will be described. The
給紙部10は、給紙カセット3から取り出したシートSを第1の搬送経路5に送り出す。レジストローラー11は、シートSを一時的に塞き止めてスキュー補正し、ラインヘッド13からのインク滴の吐出タイミングに合わせて、シートSを搬送ベルト16上へ送り出す。シートSは搬送ベルト16上に吸着されながら搬送され、ヘッドユニット12(ラインヘッド13)は搬送ベルト16上のシートSにインク滴を吐出し、フルカラーの画像を形成する(印刷する)。ヘッドユニット12の下方を通過したシートSは、デカール装置17に送られてカールを矯正される。
The
片面印刷されたシートSは、第2の搬送経路7を通って排紙トレイ4に排出される。両面印刷を実行する場合、片面印刷されたシートSは、第3の搬送経路8に進入し、表裏反転され、再びレジストローラー11に向けて搬送される。その後、上記した片面印刷時と同様の順序でシートSの裏面に画像が形成され、両面印刷されたシートSはカール矯正されて排紙トレイ4に排出される。
The single-sided printed sheet S is discharged to the
インクジェット式の画像形成装置1には、各ラインヘッド13に搭載された各記録ヘッド14の保守を行う保守装置20が設けられている。以下、保守装置20の説明に先立ち、図2および図3を参照して、各ラインヘッド13(記録ヘッド14)について説明する。図2はラインヘッド13を示す斜視図である。図3はヘッドユニット12および保守装置20を示す正面図である。なお、4つのラインヘッド13は同一構造であり、各ラインヘッド13に搭載された3つの記録ヘッド14も同一構造であるため、以下の説明では、主に、1つのラインヘッド13および1つの記録ヘッド14について説明する。
The inkjet
[ラインヘッド]
図2に示すように、ラインヘッド13は、3つの記録ヘッド14と、3つの記録ヘッド14を支持するヘッドベース15と、を有している。
[Line head]
As shown in FIG. 2, the
<記録ヘッド>
記録ヘッド14は、例えば、ステンレス等の金属素材で、前後方向に長い略直方体状に形成されている。記録ヘッド14の下面は、インク(インク滴)を吐出するための複数のノズルNが形成されたノズル面14Aとされている(図3参照)。複数のノズルNは、ノズル面14Aにおいて前後方向および左右方向に間隔をあけて並べられている(後述する図6参照)。なお、本明細書では、ノズル面14Aにおいて複数のノズルNが形成されている範囲を「形成範囲NR」と呼ぶこととする(後述する図6参照)。
<Recording head>
The
記録ヘッド14の筐体内には複数のノズルNに対応して複数の圧電素子(図示せず)が設けられている。記録ヘッド14は、圧電素子に電圧を加えて変形させることでインク90をノズルNから吐出させる所謂ピエゾ方式のインクジェットヘッドである。各圧電素子は、電気的に制御部19に接続されて駆動制御される。なお、記録ヘッド14は、ピエゾ方式に限らず、サーマル方式等のインクの吐出法を採用してもよい。
A plurality of piezoelectric elements (not shown) corresponding to the plurality of nozzles N are provided inside the housing of the
<ヘッドベース>
ヘッドベース15は、例えば、ステンレス等の金属素材で、前後方向に長い略平板状に形成されている。ヘッドベース15には、3つの記録ヘッド14を取り付けるための3つの取付穴(図示せず)が千鳥状に開口している。つまり、3つの記録ヘッド14は千鳥状に配置されている。記録ヘッド14の下部は、取付穴に嵌め込まれ、ヘッドベース15よりも下方に突出している(図3参照)。記録ヘッド14は、ノズル面14Aおよび側面14B(外周面)の下部をヘッドベース15よりも下方に露出させた状態でヘッドベース15に取り付けられている(図3参照)。
<Head base>
The
ヘッドユニット12(各ラインヘッド13)は、昇降装置(図示せず)によって昇降可能に設けられている。ヘッドユニット12は、搬送ベルト16に近接して上記した画像形成処理を実行可能とする印字位置(図3の二点鎖線参照)と、印字位置よりも上方に設定された退避位置(図3の実線参照)と、の間で昇降可能に設けられている。ヘッドユニット12を退避位置に移動することで、保守装置20による各記録ヘッド14の保守が可能となる(詳細は後述する)。なお、昇降装置は、電気的に制御部19に接続されて駆動制御される。
The head unit 12 (each line head 13) is provided so as to be vertically movable by a lifting device (not shown). The
[保守装置]
次に、図3ないし図6を参照して、保守装置20について説明する。図4はワイピング装置23を示す平面図である。図5はワイピング装置23のワイプブレード31を示す斜視図である。図6はワイピング装置23のワイプブレード31およびノズル面14Aを示す平面図である。
[Maintenance device]
Next, the
保守装置20は、ハウジング2の内部においてヘッドユニット12の左方に配置されている(図1参照)。保守装置20は、記録ヘッド14のノズルNの目詰まりを予防または修復する機能を有している。
The
図3に示すように、保守装置20は、保守筐体21と、キャッピング装置22と、ワイピング装置23と、を備えている。保守筐体21は、右側面を開口した箱状に形成され、キャッピング装置22およびワイピング装置23を収容している。キャッピング装置22およびワイピング装置23は、それぞれ、スライド装置(図示せず)によって左右方向に移動される。なお、スライド装置は、電気的に制御部19に接続されて駆動制御され、キャッピング装置22とワイピング装置23のうち選択された方を移動させる。
As shown in FIG. 3 ,
<キャッピング装置>
キャッピング装置22は、ヘッドユニット12に含まれる複数の記録ヘッド14に対応する複数のキャップ22Aを備えている。キャッピング装置22は、保守筐体21に収容された収容位置と、退避位置に上昇したヘッドユニット12の直下に設定されたキャッピング位置と、の間で左右方向に移動可能に設けられている。スライド装置がキャッピング装置22を収容位置からキャッピング位置に移動させた後、昇降装置が退避位置にあるヘッドユニット12を下降させることで、各キャップ22Aが記録ヘッド14のノズル面14A(複数のノズルN)を密封する。これにより、ノズルN内でのインク90の乾燥が抑制され、ノズルNの詰りを予防することができる。
<Capping device>
The
<ワイピング装置>
図3および図4に示すように、ワイピング装置23は、4つのワイパーキャリッジ30と、複数のワイプブレード31と、移動部35と、を備えている。なお、4つのワイパーキャリッジ30は同一構造であり、複数のワイプブレード31も同一構造であるため、以下の説明では、主に、1つのワイパーキャリッジ30および1つのワイプブレード31について説明する。
<Wiping device>
As shown in FIGS. 3 and 4, the wiping
(ワイパーキャリッジ)
ワイパーキャリッジ30は、前後方向に長い略平板状に形成されている。4つのワイパーキャリッジ30は、4つのラインヘッド13に対応するように設けられている。ワイピング装置23(4つのワイパーキャリッジ30)は、保守筐体21に収容された収容位置と、退避位置に上昇したヘッドユニット12の直下に設定されたワイピング位置と、の間で左右方向に移動可能に設けられている。また、ワイパーキャリッジ30は、ワイピング位置に配置された状態で、前後方向に移動可能に設けられている。
(wiper carriage)
The
(ワイプブレード)
1つのワイパーキャリッジ30には、3つの記録ヘッド14に対応する3つのワイプブレード31が起立姿勢で設けられている。なお、ワイパーキャリッジ30とワイプブレード31との間には、回収トレイ34(図4参照)が設けられている。
(wipe blade)
One
図5および図6に示すように、ワイプブレード31は、ブレード部36と、2つのリブ37と、を有している。ブレード部36および2つのリブ37は、例えば、合成ゴム等の弾性部材で一体に形成されている。
As shown in FIGS. 5 and 6, the wipe
図5に示すように、ブレード部36は、左右方向に長い略長方形を成す板状に形成されている。ブレード部36(左右幅W1)は、ノズル面14Aの左右方向の寸法(左右幅W0)よりも幅広く形成されている(図6参照)。そして、ブレード部36がノズル面14Aに接触した状態で、ブレード部36の両端は、ノズル面14Aから、左右方向の外側に突出している。
As shown in FIG. 5, the
図5に示すように、各リブ37は、上下方向(略垂直)に伸長した略直方体形状を成している。各リブ37は、ブレード部36の高さよりも短く形成されている。2つのリブ37は、ブレード部36の移動方向の下流側の表面36A(後面)において左右方向(ノズル面14Aと平行な面内で、移動方向に直交する幅方向)に間隔をあけた位置に突設されている。2つのリブ37は、ブレード部36の左右両側に配置され、互いに略平行に設けられている。各リブ37の突出量P1(突出寸法)は、例えば、ブレード部36の表面36Aから1mm以上5mm以下に設定されるとよい。また、各リブ37の左右幅W2は、例えば、1mm以上2mm以下に設定されるとよい。2つのリブ37は、ノズルNの形成範囲NRよりも広く、且つノズル面14Aの左右方向の寸法よりも狭い間隔で配置されている。詳細には、2つのリブ37の対向する内面間距離W3、換言すれば2つのリブ37の間に露出するブレード部36の表面36Aの左右幅は、当該形成範囲NRの左右幅W4を越え、ノズル面14Aの左右幅W0未満に設定されている(図6参照)。つまり、2つのリブ37の対向する内面は、それぞれ、左右方向において、ノズルNの形成範囲NRの外縁とノズル面14Aの外縁との間に位置している。
As shown in FIG. 5, each
各リブ37の上端部(上端面37U)は、ノズル面14Aに非接触とされるとよい(後述する図7参照)。つまり、図5に示すように、各リブ37の上端面37Uは、ブレード部36の上端面36Uよりも下方に位置している。また、各リブ37の下端面37Dは、ブレード部36の下端面36Dよりも上方に位置している。さらに、2つのリブ37は、ブレード部36の左右方向の両端よりも中央側(内側)に位置している。各リブ37の上端面37Uとブレード部36の上端面36Uとの間隔G1は、例えば、0.5mm以上1mm以下に設定されるとよい。各リブ37の下端面37Dとブレード部36の下端面36Dとの間隔G2は、例えば、1mm以上2mm以下に設定されるとよい。各リブ37の外端面37Sとブレード部36の側端面36Sとの間隔G3は、例えば、1mm以上2mm以下に設定されるとよい。詳細は後述するが、払拭時において、各リブ37の上端部は、ブレード部36の上端部よりも上側に突出しない。このため、払拭時にワイプブレード31が変形したとしても、各リブ37の上端部がブレード部36よりも上側に突出してノズル面14Aに当たり、ブレード部36がノズル面14Aから離れてしまうことはない。また、各リブ37の上端部とノズル面14Aとの間には隙間があるため、外乱等があったとても、各リブ37の上端部が、ブレード部36の上端部よりも突出しないようにできる。
The upper end portion (
(移動部)
移動部35(図4参照)は、ワイパーキャリッジ30を介してワイプブレード31を前後方向(ノズル面14Aに沿って)移動させる。移動部35は、電動モーターやソレノイド等、駆動源となるアクチュエーターと、アクチュエーターの駆動力を前後方向の直線運動に変換してワイパーキャリッジ30(ワイプブレード31)に伝達する駆動伝達機構と、を含んでいる(いずれも図示せず)。移動部35(アクチュエーター)は、電気的に制御部19に接続されて駆動制御される。
(moving part)
The moving part 35 (see FIG. 4) moves the wipe
[ワイピング処理]
次に、図7を参照して、ワイピング装置23によるノズル面14Aのワイピング処理(払拭動作)について説明する。図7はワイピング処理を説明する側面図である。なお、ワイピング処理は、例えば、記録ヘッド14のノズルN内のインクのパージ(捨て吐出)した後に行われる。
[Wiping process]
Next, wiping processing (wiping operation) of the
制御部19は、スライド装置を駆動制御してワイピング装置23を収容位置からワイピング位置に移動させた後、昇降装置を駆動制御して退避位置にあるヘッドユニット12を下降させる。これにより、ワイプブレード31のブレード部36の先端部(上端部)がノズル面14Aに接触する。本明細書では、一例として、ブレード部36の上端部はノズル面14Aの前端部(払拭開始位置)に接触する(後述する図6A参照)。
The
次に、制御部19が移動部35を駆動制御してワイパーキャリッジ30を前方から後方へ移動させることで(図4の二点鎖線参照)、ワイプブレード31は、ノズル面14Aに付着したインク90を拭き取る。詳細には、ブレード部36が、その上端部をノズル面14Aに接触させながら(押し付けられながら)移動されることで移動方向の上流側(前方)に撓みながら(湾曲しながら)ノズル面14A上のインク90を拭き取る(図7参照)。この際、ブレード部36の上端面は、ノズル面14Aに対して、払拭方向の上流側に傾斜して接触している。また、各リブ37もブレード部36と共に撓み(湾曲し)、各リブ37の上端部はノズル面14Aに接していない(図7参照)。ブレード部36で拭き取られたインク90は、回収トレイ34に落下し、回収トレイ34に開口した回収口(図示ぜず)を通して回収される。本明細書では、インク90を拭き取る(掻き取る)方向(ブレード部36の移動方向)を「払拭方向X」ともいう(図4も参照)。なお、ワイプブレード31が前方から後方へ移動されていたが、これとは反対に、ノズル面14Aの後端部を払拭開始位置とし、後方から前方へ移動されてもよい。
Next, the
以上によって、ワイピング装置23によるワイピング処理が終了する。以降、制御部19は、昇降装置を駆動制御してヘッドユニット12を退避位置まで上昇させ、移動部35を駆動制御してワイパーキャリッジ30を払拭開始位置に戻し、スライド装置を駆動制御してワイピング装置23を収容位置に戻す。
Thus, the wiping process by the wiping
ところで、払拭動作では、ブレード部36は所定の圧力をもってノズル面14Aに押し付けられるため弾性変形し、ブレード部36の左右両側の上角部はノズル面14Aよりも上方に突出するように変形する。拭き取られたインク90は、主にブレード部36の表面36A(前面)に沿って流れ落ちる。しかし、パージ後にはノズル面14Aに比較的多くのインク90が付着していることもあり、拭き取られたインク90がブレード部36の左右両側の上角部から溢れ出し、記録ヘッド14の側面14Bにせり上がる(回り込む)ことがあった。側面14Bに付着したインク90は、画像形成時に滴下してシートSを汚染することがあった。
In the wiping operation, the
上記のような問題に対し、ワイプブレード31の各々のリブ37は、ブレード部36によってノズル面14Aから拭き取られブレード部36の表面36Aに沿って流下するインク90が左右方向の外側に流出することを規制する。具体的には、2つのリブ37の間隔はノズル面14Aの幅よりも狭いため(図6参照)、ブレード部36によって拭き取られたインク90は、2つのリブ37の間におけるブレード部36の表面36Aに沿って流れ落ちて行く。ブレード部36の表面36Aと2つのリブ37とは、平面(または底面)から見て略U字状に形成され、ノズル面14Aから拭き取られたインク90を下方に導く流路を構成する(図6参照)。インク90は、ブレード部36の表面36A上を流れ落ちながら左右両外側に広がるが、2つのリブ37によって左右両外側への広がりを規制される(塞き止められる)。そして、左右両外側への広がりを規制されたインク90は、2つのリブ37に沿って下方に流れる。さらに、2つのリブ37の間隔をノズルNの形成範囲よりも幅方向に広くすれば、ブレード部36によって拭き取られたインク90の大部分は、2つのリブ37の間におけるブレード部36の表面36Aに沿って流れ落ち、ノズル面14Aの幅方向の端に達するインク90の量を少なくできる。
In order to solve the above problem, each
なお、拭き取られたインク90の一部は、2つのリブ37の左右両外側におけるブレード部36の表面36Aに沿って流れ落ちるが、そのインク90の量は2つのリブ37の間を流下するインク90の量に比べて極少量である。したがって、2つのリブ37の左右両外側を流れる少量のインク90が記録ヘッド14の側面14Bにせり上がる(回り込む)ことは抑制されている。
A part of the wiped
以上説明した第1実施形態に係るワイピング装置23では、ブレード部36の表面36Aの左右両側に2つのリブ37が突設され、ノズル面14Aから拭き取られてブレード部36の表面36A上を流れ落ちながら左右両側に広がるインク90を塞き止める構成とした。この構成によれば、2つのリブ37によって塞き止められたインク90の流れを下方に向けることができる。これにより、インク90は各リブ37に沿って下方に導かれるため、ノズル面14Aの拭き取りに伴う記録ヘッド14の側面14Bへのインク90の移動(回り込み)を抑制することができる。
In the
また、第1実施形態に係るワイピング装置23によれば、ブレード部36(左右幅W1)がノズル面14A(左右幅W0)よりも幅広いため(図6参照)、ブレード部36によってノズル面14A全域を払拭することができる。また、2つのリブ37の間隔(内面間距離W3)がノズルNの形成範囲NR(左右幅W4)よりも広く、且つノズル面14A(左右幅W0)よりも狭いため(図6参照)、拭き取られた(掻き取られた)インク90を左右両側に流出させることなく下方に向けて流すことができる。
Further, according to the
[変形例]
次に、図8Aおよび図8Bを参照して、本実施形態の変形例に係るワイピング装置23について説明する、図8Aは変形例に係るワイピング装置23のワイプブレード33および記録ヘッド14の一部を示す側面図である。図8Bは変形例に係るワイピング装置23によるワイピング処理を説明する側面図である。なお、以下の説明では、上記した本実施形態に係るワイピング装置23(ワイプブレード31)と同様の構成には同一の符号を付し、同様の説明は省略する。
[Modification]
Next, a
<変形例>
図8Bに示すように、変形例に係るワイプブレード33では、ブレード部36が撓んだ状態(湾曲した状態)において、各リブ39の上端面39Uがノズル面14Aに沿うように形成されている。図8Aに示すように、ブレード部36が略直立した状態では、各リブ39の上端面39Uは、ブレード部36の表面36Aから離れるに従って上方から下方に傾斜している。各リブ39の上端面39Uの傾斜角度θ1(図8A参照)は、ブレード部36の湾曲角度θ2(最大傾斜角度(図8B参照))に基いて設定されるとよい。
<Modification>
As shown in FIG. 8B, in the wipe
以上説明した変形例の構成によれば、払拭動作時に各リブ39の上端面39Uがノズル面14Aと略平行であるため、各リブ39の上端面39Uがノズル面14Aに干渉することが抑制され、ノズル面14Aの損傷を防止することができる。
According to the configuration of the modified example described above, since the
また、例えば、略直方体形状のリブ37では、リブ37の上端面37Uが先端から基端に(後方から前方に)向かって下方に傾斜するため、リブ37の上端面37Uとノズル面14Aとの隙間はリブ37の先端側よりも基端側で大きくなる(図7参照)。このため、インク90がリブ37の上端面37Uの基端側とノズル面14Aとの隙間から左右方向の外側に漏れ出し易くなる。これに対し、変形例の構成によれば、払拭動作時に各リブ39の上端面39Uをノズル面14Aに近接させても、その隙間を略均一にすることができるため(図8B参照)、各リブ39によって左右両側に広がるインク90を確りと塞き止めることができる。
In addition, for example, in the substantially
なお、本実施形態(変形例を含む。以下同じ。)に係るワイピング装置23では、ワイプブレード31~33が2つのリブ37~39を有していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ワイプブレード31~33は、3つ以上のリブ37~39を有していてもよい(図示せず)。例えば、3つ以上のリブ37~39が、ブレード部36の表面36A上に左右方向に略等間隔で立設されてもよい。この場合、左右方向の両端の2つのリブ37~39がノズルNの形成範囲NRよりも広く、且つノズル面14Aの左右方向の寸法よりも狭い間隔で配置されるとよい。
In the
また、本実施形態に係るワイピング装置23では、2つのリブ37~39が略垂直に伸長し、互いに略平行に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、2つのリブ37~39は、上方から下方に向かって互いに接近または離間するように傾斜した姿勢で設けられてもよい(図示せず)。
Further, in the
また、本実施形態に係るワイピング装置23による払拭動作では、ワイプブレード31~33が払拭方向Xに移動してノズル面14Aを拭き取る構成であったが、本発明はこれに限定されない。移動部35は、ワイパーキャリッジ30(ワイプブレード31~33)を前後方向に往復移動させてもよい。この場合、ブレード部36の表裏両面(前後両面)に複数のリブ37~39が突設されてもよい(図示せず)。
Further, in the wiping operation by the wiping
また、本実施形態に係るワイピング装置23は、インク90が付着したノズル面14Aに洗浄液を付着させる洗浄液供給部(図示せず)を更に備えてもよい。洗浄液供給部は、ノズル面14Aをワイプブレード31~33で払拭する前、または払拭しながら洗浄液をノズル面14Aに付着させるとよい。
Further, the wiping
また、本実施形態に係るワイピング装置23は、ノズル面14A上のインク90(液体の一例)を拭き取っていたが、本発明はこれに限定されない。記録ヘッド14のノズルNから吐出する液体の他の例として、水、液状の接着剤または液状の合成樹脂等であってもよく、ワイピング装置23はノズル面14A上のこれらの液体を拭き取ることもできる。
Moreover, although the
また、本実施形態に係るワイピング装置23は、画像形成装置1全体を制御する制御部19に制御されていたが、これに限らず、制御部19の他に、ワイピング装置23を制御する専用の制御部(図示せず)が設けられてもよい。
Further, the wiping
また、上記実施形態に係る画像形成装置1では、ラインヘッド13に3つの記録ヘッド14が搭載されていたが、これに限らず、ラインヘッド13には1つ以上の記録ヘッド14が搭載されていればよい。また、複数の記録ヘッド14がヘッドベース15に千鳥状に配置されていたが、これに限らず、例えば、一列に配置する等、配置形態は自由に変更してもよい。
Further, in the
また、上記実施形態に係る画像形成装置1では、保守装置20による保守を実行する際に、ヘッドユニット12が昇降装置によって上昇されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ヘッドユニット12が不動に設けられ、昇降装置が保守装置20(キャッピング装置22、ワイピング装置23)を上昇させ、キャップ22Aやワイプブレード31~33をノズル面14Aに接触させてもよい。
Further, in the
また、上記実施形態に係る画像形成装置1は、カラープリンターであったが、これに限らず、モノクロプリンター、コピー機、ファクシミリ等であってもよい。
Moreover, although the
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係るワイピング装置および画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施態様に限定されるものではない。本発明は技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよく、特許請求の範囲は技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様を含んでいる。 It should be noted that the description of the above embodiment shows one aspect of the wiping device and the image forming apparatus according to the present invention, and the technical scope of the present invention is not limited to the above embodiment. The present invention may be changed, replaced, and modified in various ways without departing from the spirit of the technical idea, and the claims include all embodiments that can be included within the scope of the technical idea.
1 画像形成装置
14 記録ヘッド
14A ノズル面
23 ワイピング装置
31,33 ワイプブレード
32 移動部
36 ブレード部
36A 表面
37,39 リブ
39U 上端面
90 インク(液体)
N ノズル
NR 形成範囲
N Nozzle NR Forming range
Claims (8)
前記ワイプブレードを前記ノズル面に沿って移動させる移動部と、を備え、
前記ワイプブレードは、
板状に形成され、上端部を前記ノズル面に接触させながら払拭方向に移動されるブレード部と、
上下方向に伸長した形状を成し、前記ブレード部の前記払拭方向の下流側の表面において前記払拭方向に直交する幅方向に間隔をあけた位置に突設され、払拭時において、上端部が前記ブレード部の上端部よりも上側に突出しない少なくとも2つのリブと、を有し、
各々の前記リブは、前記ブレード部によって前記ノズル面から拭き取られ前記ブレード部の前記表面に沿って流下する前記液体が前記幅方向の外側に流出することを規制することを特徴とするワイピング装置。 a wipe blade for wiping off liquid adhering to the nozzle surface of the recording head;
a moving unit that moves the wipe blade along the nozzle surface;
The wipe blade is
a blade portion that is formed in a plate shape and moves in the wiping direction while the upper end portion is in contact with the nozzle surface;
It has a shape elongated in the vertical direction, and protrudes at positions spaced apart in the width direction orthogonal to the wiping direction on the surface of the blade portion on the downstream side in the wiping direction. at least two ribs that do not protrude above the upper end of the blade;
The wiping device, wherein each of the ribs restricts the liquid wiped from the nozzle surface by the blade portion and flowing down along the surface of the blade portion from flowing out to the outside in the width direction. .
前記ブレード部の前記幅方向の寸法は、前記ノズル面の前記幅方向の寸法よりも大きく、
前記幅方向の両端の2つの前記リブは、前記ノズルの形成範囲よりも広く、且つ前記ノズル面の前記幅方向の寸法よりも狭い間隔で配置されていることを特徴とする請求項1に記載のワイピング装置。 a plurality of nozzles for ejecting the liquid are formed on the nozzle surface;
The dimension of the blade portion in the width direction is larger than the dimension of the nozzle surface in the width direction,
2. The rib according to claim 1, wherein the two ribs at both ends in the width direction are arranged at intervals wider than a formation range of the nozzle and narrower than the dimension of the nozzle surface in the width direction. wiping device.
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