JP2023072532A - Image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はシート上にトナー画像を形成する画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus that forms a toner image on a sheet.
近年、電子写真方式の画像形成装置は印刷業界にも普及し始めており、高速出力と高画質化への要求が急速に高まっている。高画質化に関する要求項目の中では、とりわけ、ページ内における画像濃度の均一性(濃度ムラの抑制)が注目されている。濃度ムラは、たとえば、シートの搬送方向と平行な縞模様のようなムラが発生する場合と(特許文献1、2)、シートの搬送方向と直交する縞模様のようなムラが発生する場合とがある(特許文献3)。前者は主走査方向の濃度ムラと呼ばれ、後者は副走査方向の濃度ムラと呼ばれる。副走査方向の濃度ムラは、現像スリーブ、感光体ドラムおよび帯電ローラなどの回転体の回転ムラに起因して、周期的に発生することがある。特許文献3によれば、帯状のパターンをシートに形成することで、副走査方向の濃度ムラを検知し、検知結果に基づき発生原因を特定することが提案されている。 In recent years, electrophotographic image forming apparatuses have begun to spread in the printing industry, and the demand for high-speed output and high image quality is rapidly increasing. Among the requirements for high image quality, the uniformity of image density within a page (suppression of density unevenness) is of particular interest. Density unevenness can be, for example, a striped pattern parallel to the sheet conveying direction (Patent Documents 1 and 2) and a striped pattern perpendicular to the sheet conveying direction. There is (Patent Document 3). The former is called density unevenness in the main scanning direction, and the latter is called density unevenness in the sub-scanning direction. Density unevenness in the sub-scanning direction may occur periodically due to rotation unevenness of rotating bodies such as a developing sleeve, a photosensitive drum, and a charging roller. Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-200001 proposes to detect density unevenness in the sub-scanning direction by forming a belt-like pattern on a sheet, and to identify the cause of occurrence based on the detection result.
ところで、テスト画像から濃度ムラを検知し、検知結果に基づき画像形成条件を補正または調整することで濃度ムラを削減できれば、市場からの高画質化の要請に応えることができる。しかし、テスト画像から画像形成条件の補正情報を作成することは、簡単ではない。市場には様々な種類およびサイズのシートが存在しており、シートの種類およびサイズによってはテスト画像における濃度ムラを精度よく検知できず、適切な補正情報を作成できないからである。特に、テスト画像の作成は、メンテナンス作業者(サービスマン)のような専門家だけでなく、一般のユーザが実行することもある。一般のユーザが濃度ムラを検知しやすいシートを適切に準備することは困難であろう。そこで、本願発明は、テスト画像を用いた画質の補正に関するユーザビリティを向上することを目的とする。 By the way, if the density unevenness can be reduced by detecting density unevenness from a test image and correcting or adjusting the image forming conditions based on the detection result, it will be possible to meet the demand for higher image quality from the market. However, it is not easy to create correction information for image forming conditions from a test image. This is because there are various types and sizes of sheets on the market, and density unevenness in a test image cannot be accurately detected depending on the type and size of sheets, and appropriate correction information cannot be created. In particular, test images may be created not only by specialists such as maintenance workers (servicemen) but also by general users. It would be difficult for a general user to properly prepare a sheet on which density unevenness is easily detected. Accordingly, an object of the present invention is to improve usability regarding image quality correction using a test image.
本発明は、たとえば、
シートを保持する保持手段と、
前記シートを搬送する搬送手段と、
前記シートに対して画像を形成する画像形成手段と、
前記シートに形成されたテスト画像を読み取る読取手段と、
前記テスト画像の読取結果に基づき前記画像形成手段によりシートに形成される画像の画質を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記保持手段に保持されているかどうかを判定し、
前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記保持手段に保持されていないことに応じて、前記テスト画像を形成するのに適切なシートを前記保持手段にセットするようオペレータに促すメッセージを出力することを特徴とする画像形成装置を提供する。
The present invention, for example,
holding means for holding the sheet;
a conveying means for conveying the sheet;
an image forming means for forming an image on the sheet;
reading means for reading the test image formed on the sheet;
a control unit for controlling the image quality of the image formed on the sheet by the image forming unit based on the reading result of the test image;
The control means is
determining whether a sheet suitable for forming the test image is held by the holding means;
outputting a message prompting an operator to set a suitable sheet for forming the test image on the holding means in response to the fact that the holding means does not hold a suitable sheet for forming the test image; To provide an image forming apparatus characterized by:
本発明によれば、テスト画像を用いた画質の補正に関するユーザビリティが向上する。 According to the present invention, usability regarding image quality correction using a test image is improved.
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。 Hereinafter, embodiments will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In addition, the following embodiments do not limit the invention according to the scope of claims. Although multiple features are described in the embodiments, not all of these multiple features are essential to the invention, and multiple features may be combined arbitrarily. Furthermore, in the accompanying drawings, the same or similar configurations are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
<実施例1>
[画像形成装置]
図1において参照符号の末尾に付与された文字Y、M、CおよびKは、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックといったトナーの色を示している。たとえば、参照符号の末尾にYが付与されている構成部品は、イエローのトナー画像の形成に関与する。構成部品の説明において色を区別する必要が無い場合、末尾の文字が省略された参照符号が使用される。
<Example 1>
[Image forming apparatus]
The letters Y, M, C and K added to the end of the reference numerals in FIG. 1 indicate toner colors such as yellow, magenta, cyan and black. For example, components with a Y suffix are responsible for forming a yellow toner image. Reference numerals with suffixes omitted are used when there is no need to distinguish between colors in the description of components.
画像形成装置100は、電子写真プロセスを用いて記録材(以下、シートと称す)に画像を形成する、複写機または複合機である。画像形成装置100は、インクジェット記録方式または熱転写方式などの他の画像形成方式を用いてもよい。画像形成装置100は、プリンタ101とイメージリーダ102とを有している。制御回路40は、画像形成装置100の各部を制御するコントローラである。たとえば、制御回路40は、イメージリーダ102により原稿99を読み取ることで作成された画像データを変換して画像信号を生成し、露光装置7に供給する。感光体1は、モータ等の駆動源により駆動されて時計回りに回転し、静電潜像およびトナー画像を担持する像担持体である。感光体1は、円筒状の回転体であることから感光体ドラムと呼ばれることもある。帯電ローラ2は、制御回路40により帯電バイアスVcを印加されることで、感光体1の表面を一様な電位(暗部電位Vd)に帯電させる。露光装置7は、画像信号に応じたレーザー光を感光体1に照射することで、感光体1の表面(周面)に静電潜像を形成する。現像装置3の現像スリーブ31は、現像バイアスVdcを供給または印加され、静電潜像にトナーを付着させて感光体1の表面にトナー画像を形成する。現像装置3に収容される現像剤は、トナーとキャリアとを有する二成分現像剤であることが想定されている。一次転写ローラ6は、制御回路40により一次転写バイアスを印加され、トナー画像を感光体1から中間転写ベルト8に転写する。ドラムクリーナ4は、中間転写ベルト8に転写されず、感光体1に残留したトナーを除去および回収する部材である。感光体1、現像スリーブ31、帯電ローラ2およびドラムクリーナ4は、カートリッジ内に収納されて一体化されていてもよい。このようなカートリッジは、プリンタ101の本体から着脱可能に構成される。
The
中間転写ベルト8は、無端状のベルトであり、中間転写体と呼ばれることもある。中間転写ベルト8は、モータ等の駆動源により駆動されて反時計回りに回転する。四つの感光体1からそれぞれトナー画像が重ねて中間転写ベルト8に転写されることで、フルカラーのトナー画像が中間転写ベルト8上に形成される。中間転写ベルト8上に転写されたトナー画像は、二次転写部に搬送される。二次転写部は、中間転写ベルト8と二次転写ローラ11とにより形成されるニップ部である。
The
プリンタ101は、シートを給送する給送トレイであるシートカセット13を有している。シートカセット13は多数のシートPを収容する収容庫である。給送ローラ14は、制御回路40からの指示に従ってシートPをシートカセット13から搬送路15へ送り出す。シートPは、搬送路15に沿って設けられた搬送ローラ16、18により二次転写部に搬送される。搬送ローラ18はレジストレーションローラと呼ばれることもある。シートPの搬送方向において搬送ローラ18の下流にはシートセンサ23が設けられていてもよい。
The
二次転写ローラ11は、制御回路40により二次転写バイアスを印加され、トナー画像を中間転写ベルト8からシートPに転写する。ベルトクリーナ9は、シートPに転写されず、中間転写ベルト8に残留したトナーを除去して回収する。二次転写ローラ11は、シートPを定着装置17に搬送する。定着装置17は、二つの回転体(定着ローラ22と加圧ローラ21)を有し、シートPおよびトナー画像に熱と圧力とを加えることで、トナー画像をシートP上に定着させる。定着ローラ22と加圧ローラ21とが回転することで、シートPは排出ローラ20に搬送される。排出ローラ20は、シートPを画像形成装置100の外部に排出する。感光体1、帯電ローラ2、露光装置7、現像スリーブ31、一次転写ローラ6、中間転写ベルト8、二次転写ローラ11および定着装置17は、シートPに画像を形成する画像形成部として機能する。
A secondary transfer bias is applied to the
イメージリーダ102は、いわゆる画像読取装置または原稿読取装置である。画像センサ104は、プラテンガラス103に載置された原稿99を読み取り、画像データ(画像信号)を作成して、制御回路40へ送信する。プラテンガラス103は原稿台と呼ばれることもある。操作パネル105は、情報を表示する表示装置と、ユーザからにより入力される情報を受け付ける入力装置と、を有する。
The
ところで、シートカセット13には、シートPの搬送方向(長さ方向)における位置を規制する規制板42aと、シートPの搬送方向と直交する方向(幅方向)における位置を規制する規制板42bと、を有している。サイズセンサ43aは規制板42aの位置に基づき、シートPの長さ(搬送方向における長さ)を検知するセンサである。サイズセンサ43bは規制板42bの位置に基づき、シートPの幅(幅方向における長さ)を検知するセンサである。シートセンサ41は、シートカセット13にシートPが存在するかどうかを検知するセンサである。メディアセンサ45は、シートPの種類(例:坪量)を検知するセンサである。カセットセンサ44は、シートカセット13が抜き差しされたことを検知するセンサである。ユーザはシートカセット13を引っ張り出して、シートPを補充したり、ある種類のシートPから他の種類のシートPに交換したり、あるサイズのシートPから他のサイズのシートPに交換したりする。よって、制御回路40は、カセットセンサ44の検知結果に基づき、シートカセット13の抜き差しを検知する。濃度センサ70は、シートPに形成されたテスト画像の濃度を検知するセンサである。これらのセンサはオプションである。濃度センサ70に対向する位置には、バックアップ部材71が配置されていてもよい。バックアップ部材71は、濃度センサ70の検知位置を通過するシートPの姿勢を安定化させる安定化部材である。
Incidentally, the
[位相検知]
図2が示すように、感光体1Y~1Kおよび現像スリーブ31Y~31Kには、回転位相を検知する位相センサ50が設けられていてもよい。モータ54の出力軸55は、感光体1などの回転体の回転中心をなす軸53にカップリング機構などを介して接続されている。位相センサ50は、フォトインタラプタ51と、遮光部材52と、を有している。遮光部材52は、軸53と一体に設けられ、軸53の回転に伴って回転移動する。軸53の回転することで遮光部材52が所定の回転位置に来ると、フォトインタラプタ51によって遮光部材52が検出される。位相センサ50は、フォトインタラプタ51の出力に基づき、回転体の回転位相を検出する。
[Phase detection]
As shown in FIG. 2, the
図2に示した例では、感光体1の軸53とモータ54の出力軸55とが直結されたダイレクトドライブ方式が採用されているが、これは一例にすぎない。感光体1の軸53とモータ54の出力軸55との間に減速機構が挿入されていてもよい。帯電ローラ2および現像スリーブ31についても同様の駆動方式が採用可能である。ただし、帯電ローラ2は、感光体1に従動して回転してもよく、この場合、帯電ローラ2のためのモータ54は不要となる。帯電ローラ2に代えて他の形状の帯電部材が採用される場合も、帯電ローラ2のためのモータ54および位相センサ50は不要となる。
Although the example shown in FIG. 2 employs a direct drive system in which the
[コントローラ]
図3は制御回路40の一例を示している。CPU301は、メモリ302のROM(リードオンリーメモリ)に記憶された制御プログラムにしがって画像形成装置100を制御するプロセッシング回路である。ROMは不揮発型記憶装置の総称である。メモリ302は、RAM(ランダムアクセスメモリ)などを含んでもよい。RAMは揮発型記憶装置の総称である。画像処理部303は、外部コンピュータまたはイメージリーダ102から出力される画像データを変換して露光装置7用の画像信号を生成する。さらに、画像処理部303は、濃度ムラを測定するためのテスト画像の画像信号を生成するように構成されていてもよい。
[controller]
FIG. 3 shows an example of the
CPU301は制御プログラムを実行することで様々な機能を実現する。取得部311は、シートP上に形成されたテスト画像をイメージリーダ102または濃度センサ70に検知させ、検知結果に基づき濃度ムラのプロファイルを作成してメモリ302に保持させる。濃度ムラのプロファイルは、濃度プロファイルと呼ばれてもよい。CPU301(取得部311)は、位相センサ50の出力信号とタイマー305とを用いて回転体の回転位相を演算する。収集部312は、シートセンサ41の検知結果、サイズセンサ43a、43bの検知結果、カセットセンサ44の検知結果、メディアセンサ45の検知結果などを収集して、メモリ302に保存する。判定部313は、シートセンサ41の検知結果に基づきシートカセット13にシートPが存在するかどうかを判定する。判定部313は、サイズセンサ43a、43bの検知結果に基づき、シートカセット13に積載されているシートPのサイズを検知する。判定部313は、サイズセンサ43a、43bの検知結果に基づき、シートカセット13に積載されているシートPの長辺と短辺を検知する。判定部313は、サイズセンサ43a、43bの検知結果に基づき、シートカセット13におけるシートPの収容方向を特定する。判定部313は、カセットセンサ44の検知結果に基づき、シートカセット13が引き出されたこと、および、シートカセット13が所定位置にセットされたことを検知する。判定部313は、メディアセンサ45の検知結果に基づき、シートPの種類を判定する。
The
UI部314は、濃度ムラ補正に関するガイダンスなどの情報を操作パネル105の表示装置106に表示したり、操作パネル105の入力装置107を通じてユーザにより入力される指示を受け付けたりする。入力装置107はタッチパネルセンサであってもよい。
A
アクチュエータ群308は、画像形成装置100内に設けられたモータ54およびソレノイドなどを含む。高圧電源309は、帯電バイアス、現像バイアス、および転写バイアスといった画像形成プロセスで必要となる各種の高電圧を生成する電源回路である。
さらに、取得部311は、位相センサ50により検知される回転位相(位相Φ)と、濃度センサ70から出力される濃度(振幅D)とを関連付けて濃度プロファイルを作成して、メモリ302に保存してもよい。位相Φと振幅Dは、テスト画像400の読取結果に対してフーリエ変換を適用することで演算されてもよい。補正部315は、プロファイルに基づき現像バイアスVdcを補正するための補正バイアスΔVdcを決定する。本実施形態において、現像バイアスVdcとは、現像電圧に含まれる交流成分と直流成分とのうち、直流成分を言うものとする。補正部315は、プロファイルに基づき帯電バイアスVcを補正するための補正バイアスΔVcを決定する。バイアス設定部316は、現像バイアスVdcおよび帯電バイアスVcが出力されるよう、高圧電源309を設定する。バイアス設定部316は、現像バイアスVdcの初期値に補正バイアスΔvdcを加算したり、帯電バイアスVcの初期値に補正バイアスΔvdを加算したりする。これにより、高圧電源309は、変調された現像バイアスVdcおよび変調された帯電バイアスVcを出力する。現像バイアスVdと帯電バイアスVcとは濃度ムラの位相に対して逆位相で変調されるため、濃度ムラが削減される。現像バイアスVdcおよび帯電バイアスVcの両方が変調されることは必須ではなく、いずれか一方が変調されればよい。濃度ムラが非常に少ない場合は、現像バイアスVdcおよび帯電バイアスVcの両方ともが変調されなくてもよい。
Further, the
[濃度ムラを検知するためのテスト画像]
図4は、幅方向の長さがW1で長さ方向の長さがL1のシートP上に形成されたテスト画像400を示している。テスト画像400は、搬送方向に対して平行に延在するテストパターン401K~401Cを有している。テストパターン401Kは、ブラックのトナーにより一定の濃度で形成されたトナー画像である。テストパターン401Yは、イエローのトナーにより一定の濃度で形成されたトナー画像である。テストパターン401Mは、マゼンタのトナーにより一定の濃度で形成されたトナー画像である。テストパターン401Cは、シアンのトナーにより一定の濃度で形成されたトナー画像である。一定の濃度とは、たとえば、予め決定されたトナー画像の最大濃度に対して50%となる濃度である。
[Test image for detecting density unevenness]
FIG. 4 shows a
ところで、テスト画像400は、副走査方向(シートPの搬送方向)において周期的に発生する濃度ムラを検知できる必要がある。このような濃度ムラは、感光体1、現像スリーブ31、帯電ローラ2などの回転体に起因することが多い。よって、テストパターン401K~401Cの長さL1は、少なくともこれら回転体の周長よりも長くなければならない。これらの回転体の周長うちで感光体1の周長が最も長い。たとえば、感光体1の直径が30mmであれば、その周長はおおよそ95mmである。したがって、テストパターン401K~401Cの長さL1は、感光体1の周長の約2.5倍の長さである238mmに設定されうる。これは、周期的な濃度ムラ以外に、突発的に発生する濃度スジと、その他ノイズ、およびテストパターンの下地である中間転写ベルト8の反射率のムラなどの影響を、低減させるためである。図4が示すように、シートPの長さL0は、テストパターン401K~401Cの長さL1よりも長くなければならない。よって、シートPのサイズは、テスト画像400の全体を印刷可能なサイズに限られる。また、複数の周期的な濃度ムラが同時に発生していた場合、複数の周期的な濃度ムラを正確に分離するには、ある程度の数の濃度測定結果(サンプル結果)が必要である。そのため、複数の回転体の周長のうちで最大周長の2倍以上(例:2.5倍)に、テストパターン401K~401Cの長さL1が選択されている。
By the way, the
このように、テスト画像400を形成可能なシートPのサイズが制限されることから、メンテナンス作業者またはユーザなどのオペレータは、適切なサイズのシートPを準備しなければならない。しかし、テスト画像400を形成可能なシートPのサイズを判断するには、専門的な知識が必要となるから、適切なシートPを準備することは、オペレータにとって簡単ではなかった。
Since the size of the sheet P on which the
[濃度ムラの補正方法]
図5は実施例1における濃度ムラの補正方法を示すフローチャートである。濃度ムラ補正は、テスト画像400の検知結果に基づき濃度ムラが減少するように画像形成条件(プロセス条件)を修正する処理である。具体的には、一定の帯電バイアスVcと、一定の現像バイアスVdcで形成されるテスト画像400の濃度が検知される。次に、検知結果から濃度ムラに含まれる感光体1および現像スリーブ31などの複数の回転体の回転周期に依拠したムラ成分が抽出される。抽出結果に基づいて濃度ムラが相殺されるように、帯電バイアスVcおよび現像バイアスVdcの変調方法が決定される。ここで、変調とは、帯電バイアスVcの初期値に補正バイアスΔVcが加算され、現像バイアスVdcの初期値に補正バイアスΔVcが加算されることで実現される。補正バイアスΔVcは、感光体1の回転位相に応じて変化する補正値である。補正バイアスΔVdcは、現像スリーブ31の回転位相に応じて変化する補正値である。
[Method for Correcting Density Unevenness]
FIG. 5 is a flow chart showing a density unevenness correction method according to the first embodiment. Density unevenness correction is a process of correcting image forming conditions (process conditions) so as to reduce density unevenness based on the detection result of the
所定の開始条件が満たされると、CPU301は、以下の処理を実行する。なお、所定の開始条件は、操作パネル105から明示的な開始指示が入力されたこと、消耗部品等が交換されたこと、または、累積での画像の形成枚数が所定枚数に達したことなどであってもよい。
When a predetermined start condition is satisfied, the
S501でCPU301は、テスト画像400を形成されるシートPの準備処理を実行する。シートPの準備処理は、図6を用いて後述される。
In S<b>501 , the
S502でCPU301(取得部311)は、回転位相のホームポジションを検知する。たとえば、取得部311は、感光体1に対して設けられた位相センサ50の検知結果に基づき、感光体1の回転位相のホームポジションを検知する。同様に、取得部311は、現像スリーブ31に対して設けられた位相センサ50の検知結果に基づき、現像スリーブ31の回転位相のホームポジションを検知する。取得部311は、ホームポジションのタイミングとテスト画像の位置との関係をメモリ302に記憶させてもよい。この関係は、濃度ムラの要因の特定と、濃度補正における補正バイアスΔVc、ΔVdcの回転位相の決定とに利用されてもよい。
In S502, the CPU 301 (acquisition unit 311) detects the home position of the rotational phase. For example, the
S503でCPU301(取得部311、バイアス設定部316)は、帯電バイアスVcと現像バイアスVdcを変調せずにテスト画像を中間転写ベルト8上に形成する。これにより、図4に示されたテスト画像400がシートP上に形成される。
In S503, the CPU 301 (
S504でCPU301(UI部314)は、テスト画像400の読み取りガイダンスを出力する。たとえば、UI部314は、操作パネル105の表示装置106に読み取りガイダンスを出力する。読み取りガイダンスは、ユーザに対して、テスト画像400を形成されたシートPをイメージリーダ102のプラテンガラス103上に載置することを促すメッセージを含む。ここでは、テスト画像400がイメージリーダ102により読み取られることが想定されているが、テスト画像400が濃度センサ70により読み取られる場合、S504は省略される。
In S<b>504 , the CPU 301 (UI unit 314 ) outputs reading guidance for the
S505でCPU301(UI部314)は、操作パネル105の表示装置106に読み取り開始ボタンを表示する。読み取り開始ボタンはソフトウエアボタンであることが想定されているが、ハードウエアボタンであってもよい。この場合、S505は省略される。
In S<b>505 , the CPU 301 (UI unit 314 ) displays a read start button on the
S506でCPU301(判定部313)は、ユーザにより読み取り開始が指示されたかどうかを判定する。たとえば、操作パネル105に表示された読み取り開始ボタンが操作されると、判定部313は、ユーザにより読み取り開始が指示されたと判定して、処理をS507に進める。テスト画像400が濃度センサ70により読み取られる場合、S506は省略される。
In S506, the CPU 301 (determining unit 313) determines whether or not the user has instructed to start reading. For example, when the reading start button displayed on the
S507でCPU301(取得部311)は、イメージリーダ102(または濃度センサ70)によりテスト画像400を読み取る。ここでは、四つのテストパターン401K~401Cがそれぞれ読み取られる。ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンを担当する画像形成部はそれぞれ異なっている。そのため、各画像形成部ごとに補正バイアスΔVc、ΔVdcは異なりうる。
In S507, the CPU 301 (acquisition unit 311) reads the
S508でCPU301(取得部311)は、テスト画像400の読取結果に基づき、テストパターン401K~401Cのそれぞれについて濃度プロファイルを作成する。濃度プロファイルは、所定のサンプリングレートでサンプリングされた濃度データの集合である。濃度プロファイルはメモリ302に保存される。
In S508, the CPU 301 (acquisition unit 311) creates a density profile for each of the
S509でCPU301(取得部311)は、テストパターン401K~401Cの濃度プロファイルから感光体1と現像スリーブ31に関する周期的な濃度ムラを検知する。たとえば、取得部311は、濃度(ムラ)の振幅と位相との関係を抽出する。具体的に、取得部311は、濃度プロファイルをフーリエ変換して各周波数成分の振幅と位相を求め、この振幅と位相に基づき感光体1と現像スリーブ31の回転周期に起因した濃度ムラ成分を抽出する。たとえば、プロセススピードSが240mm/sであり、現像スリーブ31の直径20mmであり、現像スリーブ31は感光体1に対して180%の周速度で回転駆動されると仮定する。この場合、現像スリーブ31の回転周期145msである。感光体1の直径が30mmであり、240mm/sで回転駆動されるため、感光体1の周期は392msである。取得部311は、現像スリーブ31に起因した濃度ムラ成分の振幅Dと位相Φとを関連付けてメモリ302に記憶させる。同様に、CPU301は、感光体1に起因した濃度ムラ成分の振幅Ddと位相Φdとを関連付けてメモリ302に記憶させる。
In S509, the CPU 301 (acquisition unit 311) detects periodic density unevenness regarding the photoreceptor 1 and the developing sleeve 31 from the density profiles of the
S510でCPU301(補正部315)は、補正バイアスΔVdc、ΔVcを決定する。補正部315は、振幅Dと位相Φに基づき、現像バイアスVdcを補正するための補正バイアスΔVdcを決定する。ここで、現像バイアスVdcを補正するとは、現像スリーブ31の回転位相ごとの現像バイアスVdcの補正量(補正バイアスΔVdc)を決定することをいう。補正量は補正成分と呼ばれてもよい。
In S510, the CPU 301 (correction unit 315) determines correction biases ΔVdc and ΔVc. A
ΔVdc=Va×cos(ωt+θ)・・・・・(1)
ここで、Vaは、現像コントラスト差と呼ばれ、振幅Dに相当する電位差(振幅)である。メモリ302には、振幅Dを振幅Vaに変換するための数式または変換テーブルが記憶されており、CPU301により利用される。ωは現像スリーブ31の角速度である。tは時間である。位相定数θは、メモリ302に予め記憶されている。濃度センサ70が使用される場合、位相定数θは次式により定義される。
θ=Φ-ω×Δt+π・・・・・(2)
ここでΔtは時間差に関する係数であり、メモリ302に予め記憶されている。Δtは、画像が形成されてから濃度センサ70により検知されるまでの時間差である。プロセススピードSと現像装置3から濃度センサ70までの距離dsとから、次式により求められる。
Δt=ds/S・・・・・(3)
濃度ムラの振幅Dに相当する現像コントラストVcontが発生するよう、濃度ムラと逆位相で現像バイアスVdcが変調される。これにより、現像スリーブ31に依拠した濃度ムラ成分が相殺される。CPU301は、振幅Dに相当する現像コントラスト差(振幅Va)を演算する。補正部315は、振幅Va、角速度ω、および位相定数θをメモリ302に記憶させる。
ΔVdc=Va×cos(ωt+θ) (1)
Here, Va is a potential difference (amplitude) corresponding to the amplitude D, which is called a development contrast difference. The
θ=Φ−ω×Δt+π (2)
Here, Δt is a coefficient relating to the time difference, which is pre-stored in the
Δt=ds/S (3)
The development bias Vdc is modulated in a phase opposite to that of the density unevenness so that a development contrast Vcont corresponding to the amplitude D of the density unevenness is generated. As a result, the density unevenness component dependent on the developing sleeve 31 is canceled out. The
さらに、帯電バイアスVcについての補正バイアスΔVcは、次式から演算される。感光体1についての濃度ムラ成分から求められた振幅はVbであり、感光体1についての位相はΦdである。これらは濃度プロファイルから求められる。 Furthermore, a correction bias ΔVc for the charging bias Vc is calculated from the following equation. The amplitude obtained from the density unevenness component for photoreceptor 1 is Vb, and the phase for photoreceptor 1 is Φd. These are determined from the concentration profile.
ΔVc=Vb×cos(ω2t+θ2)・・・・・(4)
ここで、Vbは、現像コントラスト差と呼ばれ、振幅Ddに相当する電位差(振幅)である。ω2は感光体1の角速度である。濃度センサ70が使用される場合、位相定数θ2は次式により定義される。
θ2=Φd-ω2×Δt+π・・・・・(5)
S510でCPU301(補正部315)は、補正バイアスΔVdc、ΔVcをメモリ302に保存する。つまり、CPU301は、現像バイアスVdcの補正式である(1)式をメモリ302に保存してもよい。同様に、CPU301は、帯電バイアスVcの補正式である(4)式をメモリ302に保存してもよい。あるいは、現像スリーブ31のホームポジションを基準とした各回転位相ごとの補正バイアスΔVdcが事前に求められてメモリ302に保存されてもよい。回転位相と補正バイアスΔVdcとの複数のペアからなる集合は、補正バイアス波形と呼ばれてもよい。同様に、感光体1のホームポジションを基準とした各回転位相ごとの補正バイアスΔVcが事前に求められてメモリ302に保存されてもよい。あるいは、現像スリーブ31のホームポジションを基準とした各回転位相ごとの補正バイアスΔVcが事前に求められてメモリ302に保存されてもよい。
ΔVc=Vb×cos(ω2t+θ2) (4)
Here, Vb is called a development contrast difference and is a potential difference (amplitude) corresponding to the amplitude Dd. ω2 is the angular velocity of the photosensitive member 1; When
θ2=Φd−ω2×Δt+π (5)
In S<b>510 , the CPU 301 (correction unit 315 ) stores the correction biases ΔVdc and ΔVc in the
S511でCPU301(UI部314)は、濃度ムラの補正が完了したことを示す完了メッセージを操作パネル105の表示装置106に表示する。これにより、ユーザは、濃度ムラの補正が完了したことを認識できるであろう。
In step S<b>511 , the CPU 301 (UI unit 314 ) displays on the
[シートの準備処理]
図6は、シートPの準備処理を示している。これは、図5に示されたステップS501に相当する。
[Sheet preparation process]
FIG. 6 shows the sheet P preparation process. This corresponds to step S501 shown in FIG.
S601でCPU301(判定部313)は、収集部312により収集されたシートセンサ41の検知結果に基づき、シートカセット13にシートPがあるかどうかを判定する。なお、複数のシートカセット13が存在してもよい。複数のシートカセット13のそれぞれに設けられるセンサおよび給送機構の構成は共通である。この場合、判定部313は、複数のシートカセット13のそれぞれに設けられたシートセンサ41の検知結果に基づき、シートカセット13ごとにシートPの有無を検知する。シートPがシートカセット13に存在する場合、CPU301は、S602をスキップして、処理をS603に進める。シートPがシートカセット13に存在しない場合、CPU301は、処理をS602に進める。
In S<b>601 , the CPU 301 (determination unit 313 ) determines whether or not there is a sheet P in the
S602でCPU301(UI部314)は、オペレータに対してシートの補充を促す。たとえば、UI部314は、操作パネル105の表示装置106にメッセージを表示してもよい。このメッセージは、たとえば、「カセットにシートを入れてください」といったメッセージであってもよい。その後、CPU301は、処理をS601に進める。
In S602, the CPU 301 (UI unit 314) prompts the operator to replenish sheets. For example,
S603でCPU301(判定部313)は、収集部312により収集されたサイズセンサ43aの検知結果に基づき、シートカセット13に収容されているシートPのサイズが適切かどうかを判定する。上述されたように、シートPの長さL0は、テスト画像400の長さL1よりも長くなければならない。したがって、L0>L1であれば、判定部313は、シートカセット13に収容されているシートPのサイズが適切であると判定し、処理をS605に進める。一方で、シートカセット13に収容されているシートPのサイズが適切でなければ、判定部313は、処理をS604に進める。
In S<b>603 , the CPU 301 (determining unit 313 ) determines whether the size of the sheets P contained in the
S604でCPU301(UI部314)は、操作パネル105を通じて、オペレータに対し、適切なサイズのシートPをシートカセット13に収容することを促す。たとえば、UI部314は、具体的なシートPのサイズを含むメッセージを操作パネル105の表示装置106に表示してもよい。当該メッセージは、たとえば、「カセットに、長辺が250mm以上のシートを入れてください」といったメッセージであってもよい。その後、CPU301は処理をS601に進める。
In step S<b>604 , the CPU 301 (UI unit 314 ) prompts the operator to store sheets P of an appropriate size in the
S605でCPU301(判定部313)は、シートカセット13に収容されているシートPの種類が適切かどうかを判定する。一般に、UI部314および収集部312は、操作パネル105を介してシートPの種類をオペレータに選択または指定させることができる。したがって、判定部313は、オペレータの入力に基づいて、シートPの種類が適切かどうかを判定してもよい。あるいは、判定部313は、テスト画像を印刷する直前にメディアセンサ45により検知されたシートPの種類に基づき、シートPの種類が適切かどうかを判定してもよい。たとえば、メディアセンサ45により種類が検知された後に、シートカセット13が開かれたことをカセットセンサ44が検知していなければ、シートPの種類は変更されていない。よって、シートカセット13に収容されているシートPの種類は、直前にメディアセンサ45により検知された種類と一致しているという推定が成り立つ。シートPの種類が適切であれば、CPU301は、処理をS607に進める。シートPの種類が適切でなければ、CPU301は、処理をS606に進める。
In S<b>605 , the CPU 301 (determination unit 313 ) determines whether the type of sheets P contained in the
S606でCPU301(UI部314)は、操作パネル105を通じて、オペレータに対し、適切な種類のシートPをシートカセット13に収容することを促す。たとえば、UI部314は、具体的なシートPの種類を含むメッセージを操作パネル105の表示装置106に表示してもよい。当該メッセージは、たとえば、「カセットに、普通紙を入れてください」といったメッセージであってもよい。その後、CPU301は処理をS601に進める。一般に、シートPの種類(坪量など)が異なれば、シートPのプロセススピードSが異なる。また、画像形成装置100には、最も多用されるプロセススピードSが基本スピードとして設定されている。したがって、テスト画像400を形成するために使用されるプロセススピードSは基本スピードに設定される。ただし、基本スピード以外のプロセススピードSを用いても補正バイアスは決定可能である。
In step S<b>606 , the CPU 301 (UI unit 314 ) prompts the operator to store the appropriate type of sheet P in the
S607でCPU301(判定部313)は、シートカセット13に収容されているシートPの方向が適切かどうかを判定する。たとえば、判定部313は、収集部312により収集されたサイズセンサ43a、43bの検知結果に基づき、シートPのサイズとシートPの収容方向とを検知できる。たとえば、シートPの長辺がテスト画像400よりも長くても、シートPの長辺が搬送方向と直交するように、シートカセット13に収容されることがある。この場合、シートPの短辺が搬送方向と平行になる。短辺がテスト画像400よりも短い場合、シートPにテスト画像400の全体を形成することが不可能となる。シートカセット13に対するシートPの収容方向が適切であれば、CPU301は、処理を図5のS502に進める。シートPの収容方向が適切でなければ、CPU301は、処理をS608に進める。
In S<b>607 , the CPU 301 (determination unit 313 ) determines whether the orientation of the sheets P accommodated in the
S608でCPU301(UI部314)は、操作パネル105を通じて、オペレータに対し、シートPの収容方向を変更することを促す。たとえば、UI部314は、「カセット内のシートの収容方向を90度回転させてください」といったメッセージを表示装置106に出力してもよい。
In S<b>608 , the CPU 301 (UI unit 314 ) prompts the operator to change the accommodation direction of the sheets P through the
このように、実施例1によれば、濃度ムラの補正に関するユーザビリティが向上する。たとえば、画像形成装置100は、濃度ムラ補正を実行する際にユーザをガイドすることができるため、ユーザは、迷うことなく、必要な操作を実行できるであろう。なお、ここでは、一般的なユーザを対象として説明されているが、メンテナンス作業者の作業負担も低減することが可能となろう。
As described above, according to the first embodiment, the usability of density unevenness correction is improved. For example,
[濃度ムラ補正後の動作]
CPU301は、オペレータにより画像形成を指示されると、現像スリーブ31のホームポジションを検知し、当該ホームポジションを基準とした回転位相ごとの補正バイアスΔVdcをメモリ302から読み出して現像バイアスVdcを補正する。たとえば、現像バイアスVdcの初期値に補正バイアスΔVdcが加算されることで、現像バイアスVdcが変調される。なお、メモリ302に保存されている数式または係数から、回転位相ごとの補正バイアスΔVdcが演算されてもよい。同様に、CPU301は、感光体1のホームポジションを検知し、当該ホームポジションを基準とした回転位相ごとの補正バイアスΔVcをメモリ302から読み出して帯電バイアスVcを補正する。たとえば、帯電バイアスVcの初期値に補正バイアスΔVcが加算されることで、帯電バイアスVcが変調される。なお、メモリ302に保存されている数式または係数から、回転位相ごとの補正バイアスΔVcが演算されてもよい。
[Operation after density unevenness correction]
When the operator instructs image formation, the
<実施例2>
実施例1では、シートPの有無、サイズの適切性、種類の適切性および収容方向の適切性が順番に一つずつ確認されている。しかし、この確認処理とガイダンスの表示処理とがさらに効率化されてもよい。
<Example 2>
In Example 1, the presence/absence of the sheet P, appropriateness of size, appropriateness of type, and appropriateness of storage direction are checked one by one in order. However, the confirmation process and the guidance display process may be made more efficient.
図7はシートPの準備処理を示している。これは、図5に示されたステップS501に相当する。 FIG. 7 shows the sheet P preparation process. This corresponds to step S501 shown in FIG.
S701でCPU301(判定部313)は、シートカセット13に適切なシートPがあるかどうかを判定する。つまり、S701は、S601、S603、S605およびS607の判定条件を組み合わせた判定条件である。たとえば、シートセンサ41がシートPを検知できていなければ、判定部313は、処理をS702に進める。あるいは、サイズセンサ43aにより検知されたサイズが不適切であれば、判定部313は、処理をS702に進める。あるいは、オペレータにより入力された種類が不適切であれば、CPU301は、処理をS702に進める。あるいは、サイズセンサ43a、43bの検知結果の比較に基づくシートPの収容方向が適切でなければ、判定部313は、処理をS702に進める。シートカセット13に収容されているシートPが適切であれば、判定部313は、処理を図5のS502に進める。
In S<b>701 , the CPU 301 (determination unit 313 ) determines whether or not there is an appropriate sheet P in the
S702でCPU301(UI部314)は、ユーザに対して適切なシートを収容することを促す。たとえば、UI部314は、操作パネル105の表示装置106にメッセージを表示してもよい。このメッセージは、たとえば、「カセットに、長辺が250mm以上の普通紙を、長辺が搬送方向と平行になるようセットして下さい」といったメッセージであってもよい。その後、CPU301は、処理をS701に進める。
In S702, the CPU 301 (UI unit 314) prompts the user to store an appropriate sheet. For example,
このように、実施例2によれば、実施例1と同様に、濃度ムラの補正に関するユーザビリティが向上する。実施例2では、ガイダンスが効率化されているため、さらに、ユーザビリティが向上する。 As described above, according to the second embodiment, as in the first embodiment, the usability of density unevenness correction is improved. In the second embodiment, since the guidance is streamlined, usability is further improved.
<実施例3>
実施例1によれば、特定の種類のシートP(例:普通紙)が使用され、特定のプロセススピードSでテスト画像400が形成されている。したがって、補正バイアスΔVdc、ΔVcは特定の種類のシートP(例:普通紙)に適した補正値である。しかし、実際にオペレータによって用意された任意の画像を印刷されるシートPの種類は多種多様である。たとえば、厚紙、コート紙、エンボス紙など、転写性や定着性を確保するために、普通紙のプロセススピードSと比較して、よりも遅いプロセススピードSが適用されることがある。
<Example 3>
According to Example 1, a specific type of sheet P (eg, plain paper) is used, and the
メモリ302は、シートPの種類とプロセススピードSとの関係を保持していてもよい。CPU301は、オペレータにより指定されたシートPの種類に対応するプロセススピードSをメモリ302から読み出して取得する。CPU301は、読み出されたプロセススピードSにより(3)式を演算することで、シートPの種類ごとの補正バイアスΔVdc、ΔVcを求めることができる。
The
あるいは、メモリ302は、基本スピードで取得された補正バイアスΔVdc、ΔVcを、オペレータにより指定されたシートPの種類に対応するプロセススピードSに基づき、換算する換算式または換算テーブルを記憶していてもよい。この場合、CPU301は、オペレータにより指定されたシートPの種類に対応するプロセススピードSを換算式または換算テーブルに与えることで、オペレータにより指定されたシートPの種類に対応する補正バイアスΔVdc、ΔVcを求めてもよい。
Alternatively, the
このように、ある特定の種類のシートPを用いて構築された補正バイアスΔVdc、ΔVcから、他の種類のシートP用の補正バイアスΔVdc、ΔVcが演算されてもよい。 Thus, from the correction biases ΔVdc and ΔVc constructed using a specific type of sheet P, correction biases ΔVdc and ΔVc for other types of sheets P may be calculated.
実施例3によれば、実施例1、2と同様に、濃度ムラの補正に関するユーザビリティが向上する。実施例3では、シートPの種類ごとに補正バイアスΔVdc、ΔVcが求められるため、濃度ムラの補正精度が向上すると考えられる。さらに、オペレータが用意した普通紙がテスト画像400よりも小さすぎる場合に、他の種類の、十分なサイズのシートPを用いて、普通紙用の補正バイアスΔVdc、ΔVcが演算可能となる。よって、さらに、ユーザビリティが改善される。
According to the third embodiment, as in the first and second embodiments, the usability of density unevenness correction is improved. In the third embodiment, since the correction biases ΔVdc and ΔVc are obtained for each type of sheet P, it is considered that the density unevenness correction accuracy is improved. Furthermore, if the plain paper prepared by the operator is too small for the
<実施例4>
実施例1ではS507においてイメージリーダ102によりテスト画像400が読み取られている。しかし、実施例1においても言及されたように、テスト画像400は、濃度センサ70により読み取られてもよい。この場合、図5に記載されたステップのうち、S504、S505およびS506が省略される。つまり、ユーザの作業負担がさらに削減される。
<Example 4>
In the first embodiment, the
なお、濃度センサ70は、図1が示すようにイメージリーダ102を備える画像形成装置100だけでなく、図8が示すようにイメージリーダ102を備えていない画像形成装置100に搭載されてもよい。どちらの場合にも、テスト画像400の濃度を検知するために使用可能である。ただし、濃度センサ70は、シートPの搬送方向において定着装置17よりも下流で、かつ、排出ローラ20よりも上流に配置される。
The
<実施例から導き出される技術思想>
[観点1]
シートカセット13はシートPを保持する保持手段の一例である。搬送ローラ16,18は、シートPを搬送する搬送手段の一例である。感光体1などは、シートPに対して画像を形成する画像形成手段の一例である。イメージリーダ102および濃度センサ70は、シートPに形成されたテスト画像を読み取る読取手段の一例である。CPU301は、テスト画像の読取結果に基づき画像形成手段によりシートPに形成される画像の画質(例:濃度ムラ)を制御する制御手段として機能する。CPU301は、テスト画像を形成するのに適切なシートPが保持手段に保持されているかどうかを判定する。さらに、CPU301は、テスト画像を形成するのに適切なシートPが保持手段に保持されていないことに応じて、保持手段に対してテスト画像を形成するのに適切なシートPをセットするようオペレータに促すメッセージを出力する。オペレータ(例:ユーザまたはメンテナンス作業者)は、メッセージにしたがって容易にシートPをシートカセット13に収容できるようになる。よって、テスト画像を用いた画質(例:濃度ムラ)の補正に関するユーザビリティが向上する。
<Technical Concept Derived from Examples>
[Viewpoint 1]
The
[観点2~4]
収集部312、操作パネル105またはサイズセンサ43a、43bは、保持手段に保持されているシートPのサイズを取得するサイズ取得手段の一例である。操作パネル105またはサイズセンサ43a、43bにより取得されたサイズ情報はメモリ302に保存され、判定部313により参照されてもよい。判定部313は、サイズ取得手段により取得されたサイズがテスト画像の全体を収めることが可能なサイズであるかどうかに基づき、テスト画像を形成するのに適切なシートPが保持手段に保持されているかどうかを判定してもよい。収集部312は、オペレータによる入力またはシートPのサイズを検知するセンサ(例:サイズセンサ43a、43b)の検知結果に基づき保持手段に保持されているシートPのサイズを取得してもよい。オペレータへのメッセージは、テスト画像の全体を収めることが可能なシートのサイズを示すサイズ情報を含んでもよい。これによりオペレータは、どのようなサイズのシートPを準備すればよいかを容易に理解できるであろう。
[Viewpoints 2 to 4]
The
[観点5~7]
収集部312、操作パネル105またはサイズセンサ43a、43bは、保持手段に保持されているシートPの収容方向を取得する方向取得手段の一例である。収集部312は、サイズセンサ43a、43bにより取得される二辺の長さを比較することで、シートPの長辺と短辺を特定できる。さらに、収集部312は、サイズセンサ43a、43bのどちらが長辺を検知したかに基づき、長辺が搬送方向と平行かどうかを判定できる。判定部313は、方向取得手段により取得されたシートPの収容方向がシートPにテスト画像の全体を収めることが可能な収容方向であるかどうかを判定する。判定部313は、判定結果に基づき、テスト画像を形成するのに適切なシートPが保持手段に保持されているかどうかを判定する。このように、収集部312は、操作パネル105に対するオペレータによる入力に基づき、保持手段に保持されているシートPの収容方向を取得してもよい。収集部312は、シートPの収容方向を検知するセンサ(例:サイズセンサ43a、43b)の検知結果に基づき、保持手段に保持されているシートPの収容方向を取得してもよい。当該メッセージは、保持手段におけるシートPの収容方向を90度回転させることを促す情報を含んでもよい。これにより、オペレータはシートPの収容方向を適切に設定することができよう。
[
The
[観点8~10]
収集部312、操作パネル105またはメディアセンサ45は、保持手段に保持されているシートPの種類を取得する種類取得手段の一例である。判定部313は、取得されたシートPの種類がテスト画像を形成するために予め指定された種類に一致するかどうかに基づき、テスト画像を形成するのに適切なシートPが保持手段に保持されているかどうかを判定してもよい。収集部312は、操作パネル105に対するオペレータによる入力に基づき保持手段に保持されているシートPの種類を取得する。あるいは、収集部312は、シートPの種類を検知するセンサ(例:メディアセンサ45)の検知結果に基づき保持手段に保持されているシートPの種類を取得する。メディアセンサ45は、超音波を発信する発信器と、シートPを透過してきた超音波を受信する受信器とを有する超音波センサであってもよい。メッセージは、テスト画像を形成するのに適切なシートPの種類を示す種類情報を含んでもよい。これにより、オペレータは、どのような種類のシートPを準備すべきかを容易に理解できよう。
[
The
[観点11]
保持手段は、第一収容手段と第二収容手段と(複数のシートカセット13)を有してもよい。判定部313は、テスト画像を形成するのに適切なシートPが第一収容手段と第二収容手段とのいずれかに保持されているかどうかを判定してもよい。テスト画像を形成するのに適切なシートPが第一収容手段と第二収容手段とのいずれにも保持されていない場合がある。この場合に、UI部314は、保持手段に対してテスト画像を形成するのに適切なシートPをセットするようオペレータに促すメッセージを出力してもよい。
[Viewpoint 11]
The holding means may have first holding means and second holding means (a plurality of sheet cassettes 13). The
[観点12]
取得部311は、テスト画像の読取結果に基づきシートPの搬送方向において周期的に発生する濃度ムラを抽出してもよい。補正部315は、当該濃度ムラが削減されるように、画像形成手段に適用される画像形成条件を補正する。これにより、濃度ムラが適切に削減されるであろう。
[Viewpoint 12]
The obtaining
[観点13、14]
感光体1は、一方向に回転する感光体の一例である。帯電ローラ2は、帯電バイアスを用いて感光体を一様に帯電させる帯電手段の一例である。露光装置7は、感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段の一例である。現像スリーブ31は、現像バイアスを用いて静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する現像手段の一例である。高圧電源309は、帯電バイアスおよび現像バイアスを生成する電源の一例である。バイアス設定部316は、濃度ムラが削減されるようにテスト画像の読取結果に基づき電源において帯電バイアスまたは現像バイアスを変調する。(3)式を用いて説明されたように、補正部315は、シートPに対するトナー画像の形成速度であるプロセススピードに応じて帯電バイアスまたは現像バイアスの変調量(例:補正バイアスΔVdc、ΔVc)を制御してもよい。
[
Photoreceptor 1 is an example of a photoreceptor that rotates in one direction. The charging roller 2 is an example of charging means for uniformly charging the photoreceptor using a charging bias. The
[観点15、16]
イメージリーダ102は、画像形成装置から排出されたシートPからテスト画像を読み取るように構成されている。濃度センサ70は、画像形成装置の内部に設けられており、画像形成装置の内部を搬送されるシートPからテスト画像を読み取るように構成されている。
[
The
[観点17]
UI部314は、保持手段に保持されているシートPが存在しなければ、オペレータに対して、保持手段へのシートPの収容を促す。UI部314は、保持手段に保持されているシートPのサイズが所定サイズでなければ、オペレータに対して、保持手段への所定サイズのシートPの収容を促す。UI部314は、保持手段に保持されているシートPの種類が所定の種類でなければ、オペレータに対して、保持手段への所定の種類のシートPの収容を促す。UI部314は、保持手段に保持されているシートPの収容方向が所定の収容方向でなければ、オペレータに対して、保持手段に収容されているシートPを90度回転させることを促す。
[Viewpoint 17]
If there is no sheet P held by the holding means, the
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。 The invention is not limited to the embodiments described above, and various modifications and variations are possible without departing from the spirit and scope of the invention. Accordingly, the claims are appended to make public the scope of the invention.
13:シートカセット、18:搬送ローラ、102:イメージリーダ、301:CPU 13: sheet cassette, 18: conveying roller, 102: image reader, 301: CPU
Claims (17)
前記シートを搬送する搬送手段と、
前記シートに対して画像を形成する画像形成手段と、
前記シートに形成されたテスト画像を読み取る読取手段と、
前記テスト画像の読取結果に基づき前記画像形成手段によりシートに形成される画像の画質を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記保持手段に保持されているかどうかを判定し、
前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記保持手段に保持されていないことに応じて、前記テスト画像を形成するのに適切なシートを前記保持手段にセットするようオペレータに促すメッセージを出力することを特徴とする画像形成装置。 holding means for holding the sheet;
a conveying means for conveying the sheet;
an image forming means for forming an image on the sheet;
reading means for reading the test image formed on the sheet;
a control unit for controlling the image quality of the image formed on the sheet by the image forming unit based on the reading result of the test image;
The control means is
determining whether a sheet suitable for forming the test image is held by the holding means;
outputting a message prompting an operator to set a suitable sheet for forming the test image on the holding means in response to the fact that the holding means does not hold a suitable sheet for forming the test image; An image forming apparatus characterized by:
前記制御手段は、前記サイズ取得手段により取得された前記サイズが前記テスト画像の全体を収めることが可能なサイズであるかどうかに基づき、前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記保持手段に保持されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 further comprising size acquisition means for acquiring the size of the sheet held by the holding means;
Based on whether the size acquired by the size acquisition means is a size capable of accommodating the entire test image, the control means determines whether the sheet suitable for forming the test image is held by the holding means. 2. The image forming apparatus according to claim 1, wherein it is determined whether or not the image forming apparatus is held in a state.
前記制御手段は、前記方向取得手段により取得された前記シートの収容方向が前記シートに前記テスト画像の全体を収めることが可能な収容方向であるかどうかに基づき、前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記保持手段に保持されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 further comprising direction acquisition means for acquiring an accommodation direction of the sheet held by the holding means;
The control means controls whether or not the sheet accommodation direction acquired by the direction acquisition means is an accommodation direction in which the entire test image can be accommodated on the sheet. 5. The image forming apparatus according to claim 1, wherein it is determined whether an appropriate sheet is held by said holding means.
前記制御手段は、前記種類取得手段により取得された前記シートの種類が前記テスト画像を形成するために予め指定された種類に一致するかどうかに基づき、前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記保持手段に保持されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 further comprising type acquisition means for acquiring the type of the sheet held by the holding means;
The control means determines whether or not the type of the sheet acquired by the type acquisition means matches the type specified in advance for forming the test image. 6. The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 5, wherein it is determined whether or not is held by said holding means.
前記制御手段は、
前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記第一収容手段と前記第二収容手段とのいずれかに保持されているかどうかを判定し、
前記テスト画像を形成するのに適切なシートが前記第一収容手段と前記第二収容手段とのいずれにも保持されていないことに応じて、前記保持手段に対して前記テスト画像を形成するのに適切なシートをセットするようオペレータに促すメッセージを出力することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の画像形成装置。 The holding means has a first containing means and a second containing means,
The control means is
determining whether a sheet suitable for forming the test image is held in either the first storage means or the second storage means;
Forming the test image on the holding means in response to the fact that the sheet suitable for forming the test image is not held in either the first containing means or the second containing means. 11. The image forming apparatus according to any one of claims 1 to 10, wherein a message prompting an operator to set an appropriate sheet is output.
一方向に回転する感光体と、
帯電バイアスを用いて前記感光体を一様に帯電させる帯電手段と、
前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
現像バイアスを用いて前記静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する現像手段と、
前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスを生成する電源と、を有し、
前記制御手段は、前記濃度ムラが削減されるように前記テスト画像の読取結果に基づき前記電源において前記帯電バイアスまたは前記現像バイアスを変調することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。 The image forming means is
a photosensitive member that rotates in one direction;
charging means for uniformly charging the photoreceptor using a charging bias;
an exposure unit that exposes the photoreceptor to form an electrostatic latent image;
developing means for forming a toner image by applying toner to the electrostatic latent image using a developing bias;
a power supply that generates the charging bias and the developing bias;
13. The image forming apparatus according to claim 12, wherein the controller modulates the charging bias or the developing bias in the power supply based on the result of reading the test image so as to reduce the density unevenness.
前記シートを搬送する搬送手段と、
前記シートに対して画像を形成する画像形成手段と、
前記シートに形成されたテスト画像を読み取る読取手段と、
前記テスト画像の読取結果に基づき前記画像形成手段によりシートに形成される画像の画質を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記保持手段に保持されているシートが存在しなければ、オペレータに対して、前記保持手段へのシートの収容を促し、
前記保持手段に保持されているシートのサイズが所定サイズでなければ、前記オペレータに対して、前記保持手段への前記所定サイズのシートの収容を促し、
前記保持手段に保持されているシートの種類が所定の種類でなければ、前記オペレータに対して、前記保持手段への前記所定の種類のシートの収容を促し、
前記保持手段に保持されているシートの収容方向が所定の収容方向でなければ、前記オペレータに対して、前記保持手段に収容されているシートを90度回転させることを促すことを特徴とする画像形成装置。 holding means for holding the sheet;
a conveying means for conveying the sheet;
an image forming means for forming an image on the sheet;
reading means for reading the test image formed on the sheet;
a control unit for controlling the image quality of the image formed on the sheet by the image forming unit based on the reading result of the test image;
The control means is
prompting an operator to store a sheet in the holding means if there is no sheet held by the holding means;
prompting the operator to store the sheet of the predetermined size in the holding means if the size of the sheet held by the holding means is not a predetermined size;
prompting the operator to store the predetermined type of sheet in the holding means if the type of the sheet held by the holding means is not a predetermined type;
An image characterized by prompting the operator to rotate the sheet held by the holding means by 90 degrees if the holding direction of the sheet held by the holding means is not the predetermined holding direction. forming device.
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