JP2023070177A - 航空機乗務員脱出ハッチ組立体、システム及び方法 - Google Patents

航空機乗務員脱出ハッチ組立体、システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乗務員脱出経路及び乗務員脱出ハッチ組立体を備える航空機を提供する。【解決手段】航空機内の乗務員脱出経路及び乗務員脱出経路出口であって、乗務員脱出経路出口は、配置された乗務員脱出経路出口ハッチ内の支持ストラップの確実な展開及び収納のための装置、システム及び方法を備え、乗務員脱出経路出口ハッチは、航空機内の航空機乗客区画内に展開するように構成される。【選択図】図11

Description

本開示は、一般に、航空機設計の分野に関する。より具体的には、本開示は、乗務員脱出経路及び乗務員脱出ハッチ組立体の分野に関する。
民間航空機を含む航空機は、特に長時間の飛行では、休息期間及び休憩が命令または要求され得る人員によって乗務員を配することができる。したがって、航空機設計は、乗務員用の休憩エリアを組み込むことができ、そのような休憩エリアは、例えば、乗客区画または客室内の接客係エリアまたは他のエリアと連続しているか、または他の方法で通じている。
明示的にそのように識別されない限り、本明細書におけるいかなる記述も、単に「技術分野」及び/または「背景技術」の項に含まれているだけでは先行技術と認められない。
本態様は、航空機の乗務員及び人員用の乗務員脱出経路の終端にある乗務員脱出経路出口の配置と、乗務員脱出出口で終端する航空機乗務員脱出経路と、乗務員脱出経路出口で乗務員の重量を支持するように構成された乗務員脱出出口組立体と、閉塞した(本明細書では「収納状態」と同等に称する)収納位置から開放した(本明細書では「展開状態」と同等に称する)展開位置まで開口する乗務員脱出経路出口組立体とに関し、乗務員脱出経路出口組立体は、例えば航空機客室などの航空機キャビン内に開口する。
本態様によれば、乗務員脱出経路出口が開示され、乗務員脱出経路出口は乗務員脱出経路出口組立体を含み、前記乗務員脱出経路出口組立体は乗務員脱出経路出口に出口ハッチ支持構造を含み、乗務員脱出経路出口は乗務員脱出経路と通じている。乗務員出口通路は、可動出口ハッチであって、前記可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造と可動式に通じている、可動出口ハッチと、出口ハッチ支持構造と通じている少なくとも1つの支持ストラップとをさらに含む。少なくとも1つの支持ストラップは可動出口ハッチとさらに通じており、支持ストラップは第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を含み、前記第1の支持ストラップ端部は出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられ、前記第2の支持ストラップ端部は可動出口ハッチに固定して取り付けられ、少なくとも1つの前記支持ストラップは複数の第1の支持ストラップセクションを備え、複数の前記第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つは隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、前記第2の支持ストラップセクションは複数の第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入される。可動出口ハッチは出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、可動出口ハッチは、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造と実質的に接触する閉位置に可動出口ハッチがある収納位置から、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造から少なくとも部分的に解放された開位置に可動出口ハッチがある展開位置までの可動域を通って移動するように構成される。可動出口ハッチを展開位置から収納位置まで移動させる間に、少なくとも1つの支持ストラップは、少なくとも1つの折畳済支持ストラップを形成するために折り畳まれるように構成され、少なくとも1つの折畳済支持ストラップは、所定の折畳済支持ストラップフットプリントを占有するように構成される。さらに、可動出口ハッチを展開位置から収納位置まで移動させる間に、少なくとも1つの支持ストラップは、少なくとも1つの折畳済支持ストラップを形成するために少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿った所定の位置で折り畳まれるようにさらに構成され、第2の支持ストラップセクションは第2の曲げ剛性を含み、複数の第1の支持ストラップセクションは各々第1の曲げ剛性を含み、第1の曲げ剛性は第2の曲げ剛性とは異なる。
別の態様では、少なくとも1つの支持ストラップは、折り畳まれ少なくとも1つの折畳済支持ストラップを形成するように構成され、少なくとも1つの折畳済支持ストラップは、所定の折畳済支持ストラップフットプリント内に留まるか、または他の方法でそれを占有するように構成され、少なくとも1つの折畳済支持ストラップは、閉位置にある出口ハッチ支持構造との可動出口ハッチの密接な接触を容易にするようにさらに構成される。
別の態様では、第2の曲げ剛性は第1の曲げ剛性よりも小さい。
さらなる態様では、複数の第1の支持ストラップセクションはナイロンから作製される。
さらなる態様では、複数の第1の支持ストラップセクションは、ナイロン、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む材料から作製される。
別の態様では、第2の支持ストラップセクションはナイロンから作製される。
別の態様では、第2の支持ストラップセクションは、ナイロン、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む材料から作製される。
別の態様では、乗務員脱出経路出口は、乗務員脱出経路出口ハッチ組立体を備える。
別の態様では、出口ハッチ支持構造は、航空機客室内の頭上収納棚組立体に近接して配置される。
別の態様では、乗務員脱出経路出口組立体は、出口ハッチ支持構造を備える。
別の態様では、非折畳展開位置にある少なくとも1つの支持ストラップは、500ポンドまでの重量を支持するのに十分な引張強度を備える。
別の態様では、第2の支持ストラップセクションは、少なくとも1つの支持ストラップ内に可撓性ジョイントを画定し、前記可撓性ジョイントは回転軸を中心に動作可能である。
別の態様では、少なくとも1つの支持ストラップは、少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿って複数の可撓性ジョイントを備え、複数の前記可撓性ジョイントは、各々が前後の各可撓性ジョイントに対して反対の回転軸を中心に回転するように構成される(例えば、誘導される)。
さらなる本態様は航空機を開示し、航空機は航空機客室を含み、航空機客室は乗務員脱出経路出口を含み、乗務員脱出経路出口は乗務員脱出経路と通じている。乗務員脱出経路出口は、出口ハッチ支持構造と、可動出口ハッチであって、可動出口ハッチが可動出口ハッチ支持構造と可動式に通じている、可動出口ハッチと、出口ハッチ支持構造と通じている少なくとも1つの支持ストラップであって、少なくとも1つの支持ストラップが可動出口ハッチとさらに通じている、少なくとも1つの支持ストラップとを含む。支持ストラップは第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を含み、第1の支持ストラップ端部は出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられ、第2の支持ストラップ端部は可動出口ハッチに固定して取り付けられ、少なくとも1つの支持ストラップは複数の第1の支持ストラップセクションを備え、複数の第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つは隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、第2の支持ストラップセクションは複数の第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入される。可動出口ハッチは出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、可動出口ハッチは、可動出口ハッチが閉位置にあり、可動出口ハッチが閉位置にある出口ハッチ支持構造と実質的に接触する収納位置から、可動出口ハッチが開位置にある出口ハッチ支持構造から少なくとも部分的に解放された開位置に可動出口ハッチがある展開位置までの可動域を通って移動するように構成される。可動出口ハッチを展開位置から収納位置まで移動させる間に、少なくとも1つの支持ストラップは折畳済支持ストラップを形成するために折り畳まれるように構成され、折畳済支持ストラップは所定の折畳済支持ストラップフットプリントを占有するように構成される。可動出口ハッチを展開位置から収納位置まで移動させる間に、少なくとも1つの支持ストラップは、少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿った所定の位置で折り畳まれるようにさらに構成され、第2の支持ストラップセクションは第2の曲げ剛性を含み、複数の第1の支持ストラップセクションは各々第1の曲げ剛性を含み、第1の曲げ剛性は第2の曲げ剛性とは異なる。
別の態様では、第2の曲げ剛性は第1の曲げ剛性よりも小さい。
さらなる態様では、複数の第1の支持ストラップセクションは、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む材料から作製され、第2の支持ストラップセクションは、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む材料から作製される。
別の態様では、隣接する第1の支持ストラップセクション及び隣接する第2の支持ストラップセクションは、一緒に少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿って複数の可撓性ジョイントを画定し、複数の前記可撓性ジョイントは回転軸を中心に動作可能であり、複数の前記可撓性ジョイントは、各々が前後の各可撓性ジョイントに対して反対の回転軸を中心に回転するように誘導される。
別の態様では、可動出口ハッチは、可動出口ハッチが開位置にあるときに航空機客室内に開くように構成される。
別の態様では、出口ハッチ支持構造は、航空機客室内の頭上収納棚組立体に近接して配置される。
さらなる態様では、非折畳展開位置にある少なくとも1つの支持ストラップは、500ポンドまでの重量を支持するのに十分な引張強度を備える。
別の本態様では、方法が開示され、方法は、航空機内に乗務員脱出経路を設けるステップを含み、前記乗務員脱出経路は乗務員脱出経路出口を備え、乗務員脱出経路出口は出口ハッチ支持構造を備え、乗務員脱出経路出口は可動出口ハッチをさらに備え、可動出口ハッチは出口ハッチ支持構造と可動式に通じている。方法は出口ハッチ支持構造と通じている少なくとも1つの支持ストラップを設けるステップをさらに含み、少なくとも1つの支持ストラップは可動出口ハッチとさらに通じており、支持ストラップは第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を含み、第1の支持ストラップ端部は出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられ、第2の支持ストラップ端部は可動出口ハッチに固定して取り付けられ、少なくとも1つの支持ストラップは複数の第1の支持ストラップセクションを備える。方法によれば、複数の第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つは隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、第2の支持ストラップセクションは複数の第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入される。方法は、収納位置から展開位置まで可動出口ハッチを移動させるステップをさらに含み、可動出口ハッチは出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、可動出口ハッチは、可動出口ハッチが閉位置にあり、出口ハッチ支持構造と実質的に接触する収納位置から、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造から部分的に解放された開位置に可動出口ハッチがある展開位置までの可動域を通って移動するように構成される。方法は、少なくとも1つの支持ストラップを収納位置における折畳状態から展開位置における非折畳状態に広げるステップと、展開位置において可動出口ハッチに力を加えるステップであって、力が可動出口ハッチを展開位置から収納位置まで移動させるように構成される、ステップと、少なくとも1つの支持ストラップを非折畳展開状態から折畳収納状態まで向かわせるステップと、折畳済支持ストラップを形成するために、少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿った所定の位置で少なくとも1つの支持ストラップを折り畳むステップであって、第2の支持ストラップセクションが第2の曲げ剛性を含み、複数の第1の支持ストラップセクションが各々第1の曲げ剛性を含む、ステップとをさらに含む。
別の態様では、乗務員脱出経路は乗務員休憩エリアから始まり、乗務員脱出経路は航空機客室内に配置された乗務員脱出経路組立体で終端する。
別の態様では、第2の曲げ剛性は第1の曲げ剛性よりも小さい。
別の態様では、方法は、少なくとも1つの支持ストラップ内の第2の支持ストラップセクションに可撓性ジョイントを画定するステップであって、前記可撓性ジョイントが回転軸を中心に動作可能である、ステップをさらに含む。
別の態様では、方法は、少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿って複数の可撓性ジョイントを設けるステップと、各々が反対の回転軸を中心に回転するように連続する可撓性ジョイントを誘導するステップであって、反対の回転軸が前後の各可撓性ジョイントに対して観測される、ステップとをさらに含む。
説明された形態、機能及び利点は、様々な態様において別々に達成することができるか、またはさらに別の態様において組み合わされてもよく、そのさらなる詳細は、以下の説明及び図面を参照して理解することができる。
このように本開示の変形形態を一般論として記載したが、次に添付図面に対して参照が行われ、それらは必ずしも縮尺通りに描かれていない。
本態様にかかる航空機の図である。 本態様にかかる航空機客室の断面図である。 本態様にかかる航空機客室の断面図である。 本態様にかかる、乗務員脱出経路出口組立体を含む航空機客室内の固定具の正面図である。 本態様にかかる、開位置または完全展開状態にある可動出口ハッチの側面図である。 本態様にかかる、完全展開状態にある可動出口ハッチの斜視図である。 本態様にかかる、完全展開状態にある可動出口ハッチの拡大図である。 乗務員脱出経路出口及び可動出口ハッチの進行形の一連の図であって、本態様にしたがって乗務員が可動出口ハッチを介して乗務員脱出経路出口から出る第1段階の図である。 乗務員脱出経路出口及び可動出口ハッチの進行形の一連の図であって、本態様にしがって乗務員が可動出口ハッチを介して乗務員脱出経路出口から出る第1段階の立面図である。 乗務員脱出経路出口及び可動出口ハッチの進行形の一連の図であって、本態様にしたがって乗務員が可動出口ハッチを介して乗務員脱出経路出口から出る第2段階の図である。 乗務員脱出経路出口及び可動出口ハッチの進行形の一連の図であって、本態様にしたがって乗務員が可動出口ハッチを介して乗務員脱出経路出口から出る第3段階の図である。 乗務員脱出経路出口及び可動出口ハッチの進行形の一連の図であって、本態様にしたがって乗務員が可動出口ハッチを介して乗務員脱出経路出口から出る第4段階の拡大正面図である。 乗務員脱出経路出口及び可動出口ハッチの進行形の一連の図であって、本態様にしたがって乗務員が可動出口ハッチを介して乗務員脱出経路出口から客室エリアに出る第5段階の側面図である。 本態様にしたがって可動出口ハッチが完全展開位置に示されている、乗務員脱出経路出口から客室に出た乗務員の側面図である。 占有客室領域を表す乗客ミニスイートの入口点にいる乗客の正面図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチが完全展開位置に示されている、乗務員が乗務員脱出経路出口組立体から客室に出るときに妨げられないままである、正面図である。 本態様にかかる、展開位置に示された可動出口ハッチの拡大図である。 本態様にかかる可動出口ハッチと通じている支持ストラップの拡大図であって、支持ストラップがその長さに沿って実質的に直線状で教示された非折畳構成にあることが明らかであるように、支持ストラップが展開位置にあり、可動出口ハッチが展開位置にある、拡大図である。 本態様にかかる可動出口ハッチの展開位置と収納位置との間の接合点における支持ストラップの斜視側面図であって、支持ストラップがジョイントにおいて支持ストラップの長さに沿って屈曲部を有することによって明らかである、斜視側面図である。 本態様にかかる展開構成から意図的に誘導された構成にある支持ストラップが折畳収納構成まで移動する支持ストラップを備える可動出口ハッチの進行または進行形の一連の段階を示す図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチを展開構成から収納構成まで移動させる第1段階中の支持ストラップの意図的に誘導された折り畳みを示す、図である。 本態様にかかる展開構成から意図的に誘導された構成にある支持ストラップが折畳収納構成まで移動する支持ストラップを備える可動出口ハッチの進行または進行形の一連の段階を示す図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチを展開構成から収納構成まで移動させる第2段階中の支持ストラップの意図的に誘導された折り畳みを示す、図である。 本態様にかかる展開構成から意図的に誘導された構成にある支持ストラップが折畳収納構成まで移動する支持ストラップを備える可動出口ハッチの進行または進行形の一連の段階を示す図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチを展開構成から収納構成まで移動させる第3段階中の支持ストラップの意図的に誘導された折り畳みを示す、図である。 本態様にかかる展開構成から意図的に誘導された構成にある支持ストラップが折畳収納構成まで移動する支持ストラップを備える可動出口ハッチの進行または進行形の一連の段階を示す図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチを展開構成から収納構成まで移動させる第4段階中の支持ストラップの意図的に誘導された折り畳みを示す、図である。 本態様にかかる可動出口ハッチの閉鎖中に展開構成または開構成から意図的に誘導された構成にある支持ストラップが折畳収納構成または閉構成まで移動する支持ストラップを備える可動出口ハッチの進行または進行形の一連の段階をさらに示す図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチを展開構成から収納構成まで移動させる第5段階中の支持ストラップの意図的に誘導された折り畳みを示す、図である。 本態様にかかる可動出口ハッチの閉鎖中に展開構成または開構成から意図的に誘導された構成にある支持ストラップが折畳収納構成または閉構成まで移動する支持ストラップを備える可動出口ハッチの進行または進行形の一連の段階をさらに示す図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチを展開構成から収納構成まで移動させる第6段階中の支持ストラップの意図的に誘導された折り畳みを示す図、である。 本態様にかかる可動出口ハッチの閉鎖中に展開構成または開構成から意図的に誘導された構成にある支持ストラップが折畳収納構成または閉構成まで移動する支持ストラップを備える可動出口ハッチの進行または進行形の一連の段階をさらに示す図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチを展開構成から収納構成まで移動させる第7段階中の支持ストラップの意図的に誘導された折り畳みを示す、図である。 本態様にかかる可動出口ハッチの閉鎖中に展開構成または開構成から意図的に誘導された構成にある支持ストラップが折畳収納構成または閉構成まで移動する支持ストラップを備える可動出口ハッチの進行または進行形の一連の段階をさらに示す図であって、本態様にしたがって可動出口ハッチを展開構成からほとんど完全な収納構成まで移動させる第8段階中の支持ストラップの意図的に誘導された折り畳みを示す、図である。 本態様にかかる収納構成にある可動出口ハッチの側面露出図であって、支持ストラップが支持ストラップの長さに沿った複数の所定の折畳済セクションを備える、側面露出図である。 図示のようにかつ本態様にかかる可動出口ハッチに組み込むことができ、他の方法で可動出口ハッチと通じているタイプの支持ストラップの拡大平面図である。 図17Aに示すようにかつ本態様にかかる可動出口ハッチに組み込むことができ、他の方法で可動出口ハッチと通じているタイプの支持ストラップの拡大側断面図である。 図示のようにかつ本態様にかかる可動出口ハッチに組み込むことができ、他の方法で可動出口ハッチと通じているタイプの図17Aに示された支持ストラップの拡大側断面図である。 本態様にかかる出口ハッチ支持構造と係合する支持ストラップの拡大部分図である。 本態様にかかる可動出口ハッチが展開構成から収納構成まで移動する間に出口ハッチ支持構造と係合する支持ストラップの部分図である。 本態様にかかる可動出口ハッチが展開構成から収納構成までさらに移動する間に図19Aに示す出口ハッチ支持構造と係合する支持ストラップの部分図である。 本態様にかかる可動出口ハッチが展開構成から収納構成までさらに移動する間に図19Bに示す出口ハッチ支持構造と係合する支持ストラップの部分図である。 本態様にかかる方法の概要を示すフローチャートである。 本態様にかかる方法の概要を示すフローチャートである。 本態様にかかる方法の概要を示すフローチャートである。
本出願は、乗務員脱出ハッチの制御され、誘導され、かつ反復可能な動作と、乗務員脱出経路出口終端において出口ハッチ支持構造と通じている可動出口ハッチ内に設けられた規定のエリア及び規定のフットプリント内に配置された支持ストラップの制御され、誘導され、かつ反復可能な動作とを対象とする方法、装置及びシステムを開示し、乗務員脱出ハッチは、固定出口ハッチ支持構造であり得る出口ハッチ支持構造に対して収納(例えば、閉)構成と展開(例えば、開)構成との間で移動することができる可動出口ハッチを備える。
本態様によれば、航空機は、乗務員休憩エリア(例えば、頭上飛行乗務員休憩エリアなど)の間に確立され、それによって境界が示され、または他の方法でそれと通じており、さらに乗務員脱出経路の終端(例えば、乗務員脱出経路出口組立体)において乗務員脱出経路出口と通じている乗務員脱出経路を備えることができる。本態様は、一般に乗務員室内に展開するように配置された乗務員脱出経路出口組立体に関し、より詳細には、ファーストクラスまたはビジネスクラスの室内に配置することができる乗務員脱出経路出口に関する。すなわち、本態様によれば、本開示の乗務員脱出経路出口組立体は、客室内に配置された、例えば、頭上手荷物棚などの荷物入れの近くで、その付近で、またはそのすぐ隣で開くように構成される。
本態様によれば、本開示の乗務員脱出経路出口組立体は、脱出する乗務員が乗務員脱出支持構造から着席またはリクライニングしている乗客エリア(例えば、ミニスイート、座席、ベッド、仕切られた客室など)が居住しない客室内の場所に降下するように、出口ハッチ支持構造において乗務員経路出口を通って脱出することを可能にするように構成される。脱出する乗務員が降下する客室内のそのような場所は、例えば、航空機の通路、または着席もしくはリクライニングしている乗客が居住することを意図していない他の場所であり得る。
図1に示されたように、航空機10は、乗客または貨物を輸送するように設計された任意の形態の航空機を表すように示され、そのように描写された航空機は、ジェット機に限定されず、限定はしないが、プロペラ駆動式航空機、ロータクラフト、宇宙船などを表し、それらをさらに含むように意図されている。
図2は、(図1に示す)線1-1に沿って取られた航空機10の航空機内部セクション12を示す。図2に示すように、機体14は内壁16と通じている。図2に示すように、航空機10の航空機内部セクション12は、(本明細書では同等に「航空機客室」と称する)航空機客室18を備え、前記航空機客室18は、航空機客室床20及び(本明細書では同等に「客室天井」と称する)航空機客室天井22によって境界が示される。図2は、占有客室領域15を形成するように配置された、または他の方法で一緒にグループ化された乗客座席13をさらに示す。航空機内部セクション12は、図2に示すように、航空機客室天井22の上方に位置する航空機内の領域を占有するように構成された乗務員休憩エリア24をさらに含む。図2は、一般に乗客座席の頭上にあり得る場所に固定して吊り下げられた出口ハッチ支持構造26をさらに示しているが、それは、出口ハッチ支持構造が図3に示す展開位置まで開いたとき(例えば、本明細書の後続の図に詳細に示す可動出口ハッチなどを解放することにより)、開口が、乗客によって意図的に占有されていない非占有客室領域25と垂直に整列するように構成されている(例えば、出口ハッチ支持構造は通路27上に垂直に整列されるなど)。
乗務員休憩エリア24は、航空機客室天井22の上方の領域内に任意の構成で適応させることができる。図2に示すように、乗務員休憩エリア24は、(図2において一連の矢印として描写された)乗務員脱出経路28と通じており、それに沿って乗務員休憩エリア24から乗務員が通ることを可能にする。図2に示すように、乗務員脱出経路28は、乗務員休憩エリアから、出口ハッチ支持構造26及び可動出口ハッチ29を含む乗務員脱出経路出口組立体30まで延在する。図2に示すように、乗務員脱出経路組立体は、(同等に収納「状態」と称する)収納位置にあり、可動出口ハッチ29は、出口ハッチ支持構造26のすぐ近くの閉位置にある。
図3は、図2に示す航空機10の航空機内部セクション12を示す。図3は、乗務員休憩エリアから、出口ハッチ支持構造26及び可動出口ハッチ29を含む乗務員脱出経路出口組立体30まで延在する乗務員脱出経路28を示し、図2と図3との間の違いは、乗務員脱出経路出口組立体30の可動出口ハッチ29の位置または「状態」である。図3に示すように、乗務員脱出経路出口組立体は、(同等に展開「状態」と称する)展開位置にあり、可動出口ハッチ29は、出口ハッチ支持構造26に対して「開」位置にある。
図4は、(図1、図2及び図3に示す)航空機10内で見出されるタイプであり得る航空機客室18の露出正面図を示す。図4に示すように、乗客ミニスイート34の形態の占有客室領域15は、少なくとも部分的に、パーティション38によって境界を示すことができる。占有客室領域15は、非占有客室領域25から少なくとも部分的に分離することができ、非占有客室領域25は、例えば、通路27と一致するか、または他の方法で隣接することができる。乗務員脱出経路28は、出口ハッチ支持構造26を備える乗務員脱出経路出口組立体30において終端するように示され、可動出口ハッチ29は、出口ハッチ支持構造26と可動式に通じていると示されている。図4に示すように、可動出口ハッチ29は、乗務員脱出経路28と通じており、そこからの脱出を可能にする。図4に示すように、頭上収納棚31は、乗務員脱出経路出口組立体30及び可動出口ハッチ29に近接して、またはその近くに配置することができる。
図5及び図6は、占有客室領域15及び非占有客室領域に対する出口ハッチ支持構造26及び可動出口ハッチ29をさらに示し、可動出口ハッチは、開放位置または(同等に「展開状態」及び/もしくは「展開構成」と称する)展開位置に示されている。図5は、図4に示すタイプであり得る客室内部の側面図であり、図5は、可動出口ハッチ29と通じている出口ハッチ支持構造26を示し、可動出口ハッチ29は、開放構成または展開構成で示されている。図5は、展開位置にある可動出口ハッチが、占有客室領域15の外側で、占有客室領域15の境界を示す乗客ミニスイート34の周囲の輪郭を描くパーティション38を越えて出る乗務員(例えば、乗務員脱出経路出口を通って乗務員脱出経路から出る乗務員)を預けることをより明確に示している。図5は、出口ハッチ支持構造26に固定して取り付けられた第1の支持ストラップ端部42と、可動出口ハッチ29に固定して取り付けられた第2の支持ストラップ端部44とを有する支持ストラップ40をさらに示す。
図6は、図4及び図5に示す客室内部の斜視正面図であり、図6は、可動出口ハッチ29と通じている出口ハッチ支持構造26を示し、可動出口ハッチ29は、開放構成または展開構成で示されている。図6は、出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられた第1の支持ストラップ端部42と、可動出口ハッチ29に固定して取り付けられた第2の支持ストラップ端部44とを有する支持ストラップ40をさらに示す。図6に示すように、可動出口ハッチは、乗務員脱出経路28との間のアクセスを可能にする開放位置または展開位置にある。図6に示すように、可動出口ハッチ29が開放位置または展開位置にあるので、乗務員脱出経路28から可動出口ハッチ29への出入りが容易になる。図6にさらに示すように、頭上収納棚31は、乗務員脱出経路出口組立体30及び可動出口ハッチ29に近接して、またはその近くに配置することができる。
図7は、図4、図5及び図6に示す客室内部の斜視正面図であり、図7は、可動出口ハッチ29と通じている出口ハッチ支持構造26を示し、可動出口ハッチ29は、開放構成または展開構成で示されている。図7は、出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられた第1の支持ストラップ端部42と、可動出口ハッチ29に固定して取り付けられた第2の支持ストラップ端部44とを有する支持ストラップ40をさらに示す。図7に示すように、可動出口ハッチは、乗務員脱出経路28との間のオープンアクセスを示す開放位置または展開位置にある。
さらなる本態様によれば、図8A、図8B、図8C、図8D、図8E及び図8Fは、本開示の支持ストラップを備える可動出口ハッチを含む本開示の乗務員脱出経路出口を通って乗務員脱出経路から脱出する乗務員の様々な段階による進行を示す。乗務員の脱出進行は、本開示の装置、システム及び方法を使用することにより、どのようにして乗務員が、客室内に配置された乗務員脱出経路出口組立体において、成功裏に、安全に(かつ規制手順に適合しながら)、また、乗務員脱出経路出口組立体から、着席またはリクライニングしている乗客が居住するように設計されていない客室内のエリアに安全に降下しながら、乗務員脱出経路を出ることができるかを示す。
本態様によれば、図8Aは、図8A~図8Fに図示する進行に示された乗務員脱出の進行内の乗務員脱出の第1段階50を示す部分露出正面立面図である。図8Aに示すように、乗務員脱出の第1段階50では、図の乗務員52は、乗務員脱出経路28の終端に位置する乗務員脱出経路出口組立体に位置し、乗務員52は、出口ハッチ支持構造26を通って動き、開位置及び展開位置にある可動出口ハッチ29に沿って降下することが示されている。本態様によれば、図8Bは、乗務員脱出の第1段階50aを示す部分露出後立面図である。
本態様によれば、図8Cは、図8A~図8Fに図示する進行に示された乗務員脱出の進行内の乗務員脱出の第2段階55を示す部分露出正面立面図である。図8Cに示すように、乗務員脱出の第2段階55では、乗務員52は、開いて展開している可動出口ハッチ29に沿って降下を続ける。乗務員52は、次に、乗務員脱出経路28の終端にある乗務員脱出経路出口組立体からさらに降下し、乗務員52は、例えば通路であり得る非占有客室領域25のエリアに接触しようとしている。図8Dは、図8A~図8Fに図示する進行に示された乗務員脱出の進行内の乗務員脱出の第2段階55aを示す拡大部分露出正面図である。
本態様によれば、図8Eは、図8A~図8Fに図示する進行に示された乗務員脱出の進行内の乗務員脱出の第3段階60を示す拡大部分露出正面図であり、乗務員52は、乗務員脱出経路出口組立体からほぼ完全に現れており、さらに、例えば通路であり得る非占有客室領域25のエリアに接触しようとしている。本態様によれば、図8Fは、図8A~図8Fに図示する進行に示された乗務員脱出の進行内の乗務員脱出の第3段階60aを示す(図8Eに示す図の)側面図である。図8Fに図示した側面図60aは、乗務員52が着席またはリクライニングしている乗客のエリア内に降下しないように、乗務員脱出経路出口の可動出口ハッチ29を介して乗務員脱出経路組立体から退避する乗務員52を明確に描写する。代わりに、図8A、図8B、図8C、図8D、図8E及び図8Fに示すように、乗務員52は、乗務員脱出経路を離れ、乗務員脱出経路出口を介して客室内に降下し、通路、または少なくとも図5及び図6に示すタイプの、例えば、乗客ミニスイート34などであり得る乗客占有客室領域15の外周を形成することができるパーティション38の外側もしくはそれを超えて位置する非占有客室領域25として指定された他の領域に接触する。
図9は、乗務員脱出手順が今や完了した状態の側面図を示し、乗務員52は、可動出口ハッチ29から完全に降下し、もはや接触しておらず、乗務員は、脱出手順全体を通して占有客室領域15を邪魔されないままにしながら、例えば通路であり得る非占有客室領域25内にも現れ、乗務員脱出経路及び乗務員脱出経路出口組立体から客室内への脱出を安全かつ成功裏に切り抜けている。
図10は、境界領域、または、例えば乗客ミニスイート34であり得る占有客室領域15の入口を占有する乗客54の正面図である。本態様によれば、図10は、まだ展開構成にある可動出口ハッチ29の正面図をさらに示し、支持ストラップ40は視認可能であり、支持ストラップも完全に伸長した、非折畳展開構成にあり、まだ展開されている可動出口ハッチ29は、乗客が指定された占有客室領域15に出入りすることを妨げない。
本態様によれば、乗務員脱出経路出口組立体は可動出口ハッチを備え、可動出口ハッチは、次に、可動出口ハッチが開かれたときに(例えば、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造から少なくとも部分的に解放するときに)広がる展開可能な支持ストラップをさらに備える。可動出口ハッチ及び支持ストラップがそれに応じて展開するにつれて、支持ストラップは折畳状態から広がり、折畳済支持ストラップは、折畳済支持ストラップフットプリントまたは折畳済支持ストラップの保管エリア内で実質的に積み重ねられた向きに収容され、各支持ストラップはその長さに沿ってそれ自体の上に前後に折り畳まれ、その結果、収納状態で静止している支持ストラップは、可動出口ハッチ内の折畳済支持ストラップフットプリントに対応する事前選択されたエリア内の可動出口ハッチ内で絡まっていない状態に維持され、事前選択されたエリアは、(非折畳)支持ストラップの幅に実質的に等しい折畳済支持ストラップフットプリントの幅(例えば、支持ストラップが非折畳構成または展開構成にあるときの支持ストラップの幅)を有する。
可動出口ハッチが展開状態から収納状態に戻されると、折り畳み可能な支持ストラップは、支持ストラップの長さに沿って配置された事前選択された屈曲可能な「ジョイント」または屈曲可能な「ジョイントエリア」で屈曲し、複数の離間したジョイントは、可動出口ハッチが閉じられたときに(例えば、可動出口ハッチが展開構成または展開位置から収納構成または収納位置まで移動するときに)支持ストラップをその長さに沿って折り畳ませるように反復可能かつ所定の交互順序で屈曲するように構成される。
図11は、本態様による、展開(例えば、開放)構成にある乗務員脱出経路出口組立体30の拡大図を示す。図11に示すように、乗務員脱出経路出口組立体30は、可動出口ハッチ29と通じている出口ハッチ支持構造26を備える。図11は、完全展開(例えば、非折畳)状態の支持ストラップ40をさらに示し、図示した2つの支持ストラップ40の各々は、出口ハッチ支持構造26と係合し、それに取り付けられ、または他の方法でそれと通じている第1の支持ストラップ端部42と、可動出口ハッチ29と係合し、それに取り付けられ、または他の方法でそれと通じている第2の支持ストラップ端部44とを備える。支持ストラップ40は、図11に示すように、第1の支持ストラップセクション46をさらに備え、第2の支持ストラップセクション48は、第1の支持ストラップセクション46の間に挿入される。
本態様によれば、支持ストラップ40は、第1の支持ストラップセクション46及び第2の支持ストラップセクション48に曲げ剛性特性を与えることができる任意の有用な材料から作製することができる。第1の支持ストラップセクション46及び第2の支持ストラップセクション48は、ナイロン、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つから作製することができる。図11に示すように、第1の支持ストラップセクション46及び第2の支持ストラップセクション48は、強化ナイロン材料であり得るナイロン材料から作製される。
図11は、任意の有用なパターンで現れることができる(かつ同等に「ステッチパターン」と呼ぶことができる)ステッチ47によって証明されるように、互いにステッチ及び/または接着された少なくとも2つの材料層を備える第1の支持ストラップセクション46をさらに示す。第1の支持ストラップセクション46は、第2の支持ストラップセクション48の曲げ剛性を超える曲げ剛性を有するように構築される。第2の支持ストラップセクションは、第2の支持ストラップセクション48が第1の支持ストラップセクション46の曲げ剛性よりも小さい曲げ剛性を有する限り、第1の支持ストラップセクション46を製造するために使用される材料と同じであっても異なっていてもよい単一の材料層から作製することができる。少なくとも図11に示すように、支持ストラップ40は、支持ストラップの所望の長さまで延びることができる第1のナイロン層を備えることができ、第1の支持ストラップセクション46は、第1の支持ストラップセクション46を形成するために第1のナイロン層に縫い付けられる追加の「パッチ」または「パッチ層」を備える。「パッチ層」の追加は、第1の支持ストラップセクション46を選択された材料(例えば、ナイロンであり得る材料)の2層の厚さにする。2層の第1の支持ストラップセクション46の連続性を中断するか、または他の方法で隣接する2層の第1の支持ストラップセクションの間に挿入される1層の第2の支持ストラップセクション48は、2層の第1の支持ストラップセクション46の曲げ剛性よりも小さい曲げ剛性を有するように構成される。第1の支持ストラップセクションが2つまたは3つの層を備えるものとして図に示され、第2の支持ストラップセクションが単一の層を備えるものとして図に示されているが、本態様は、結果として生じる第2の支持ストラップセクションの曲げ剛性が第1の支持ストラップセクションの曲げ剛性よりも小さい限り、第1の支持ストラップセクション及び第2のセクションのための任意の所望の数の材料層の使用を考察する。
本態様によれば、支持ストラップ40の展開中に支持ストラップ40に力を加えることができ(例えば、可動出口ハッチ29の開放中に支持ストラップ40に加えられる力は、支持ストラップ40の展開を引き起こす)、支持ストラップの収納中に支持ストラップ40に力を加えることができる(例えば、可動出口ハッチ29の閉鎖中に支持ストラップ40に加えられる力は、支持ストラップ40の折り畳みまたは再折り畳みを引き起こす)。展開中に支持ストラップ40に力が加えられると(例えば、出口ハッチ支持構造から降下する可動出口ハッチの重量の結果であり得る支持ストラップに加えられる力)、第2の支持ストラップセクション48は、支持ストラップ(及び可動出口ハッチ29)が展開されたときに支持ストラップの長さを折畳状態から展開させるように所定の構成で曲がるジョイント(例えば、ピボットエリア)として作用する。
収納中に支持ストラップ40に力が加えられると(例えば、可動出口ハッチ29を出口ハッチ支持構造26と再び係合させるために、例えば、可動出口ハッチを収納または閉鎖するために加えられる力の結果であり得る支持ストラップに加えられる力)、第2の支持ストラップセクション48は、支持ストラップの展開状態及び非折畳状態から支持ストラップの収納状態及び折畳状態に支持ストラップが変換されたときに支持ストラップ40の長さを支持ストラップの折畳済セグメントにそれ自体の上で折り畳ませるように所定の構成で曲がるジョイント(例えば、ピボットエリア)として作用する。
図11は、折畳済支持ストラップフットプリント80をさらに示し、折畳済支持ストラップフットプリント80は、折畳構成において支持ストラップによって占有されたエリアを表す。少なくとも図11に示すように、折畳済支持ストラップフットプリント80の長さ及び幅は、収納状態及び折畳構成における「積み重ねられた向き」の支持ストラップ40の所望の2次元エリア(例えば、幅を有する可動出口ハッチ29内の折畳済支持ストラップの長さ及び幅)に等しく、支持ストラップはそれ自体の上に繰り返し折り畳まれ、支持ストラップフットプリント幅は、非折畳状態または展開状態にある支持ストラップ40の幅にほぼ等しい。折り畳まれるかまたは収納された構成では、積層構成の支持ストラップは、所望のフットプリント長を有する支持ストラップフットプリント内で維持される実質的に一致する長手方向の輪郭で積層される複数の折畳済長手方向の支持ストラップセグメントを備えることができ、積層された(例えば、折り畳まれるかまたは収納された支持ストラップ)の幅は、折畳済支持ストラップフットプリント80のフットプリント幅内で維持される。
図12及び図13は、図11に示すタイプの支持ストラップ40の拡大図を示す。図12は、可動出口ハッチ29に係合して取り付けられた第2の支持ストラップ端部44を示す拡大斜視図である。支持ストラップ40は、図12に示すように、第1の支持ストラップセクション46をさらに備え、第2の支持ストラップセクション48は第1の支持ストラップセクション46の間に挿入され、図12は、折畳済支持ストラップフットプリント80を、可動出口ハッチ29の収納及び展開を妨げないように構成された任意の所望のエリアであり得る折畳済支持ストラップフットプリント80と呼ぶことができるエリアと、可動出口ハッチ29(例えば、ラッチ、要求に応じて連動し解除するように構成された固定機構など)を固定及び収納するように構成されたアテンダント機構とを備え、それらを表す点線としてさらに示す。図12は、任意の有用なパターンで現れることができる第1の支持ストラップセクション46で行われるステッチ47をさらに示す。図12において明らかなように、第1の支持ストラップセクション46の厚さは、第2の支持ストラップセクション48の厚さよりも大きく、第1の支持ストラップセクション46は、第2の支持ストラップセクション48の曲げ剛性よりも大きい曲げ剛性を有する。
図13は、図11及び図12に示すタイプの支持ストラップ40の拡大斜視図であり、支持ストラップ40は完全展開(例えば、非折畳)状態と完全収納(例えば、折畳)状態との間の状態または構成で示されている。図13に示すように、支持ストラップ40は第1の支持ストラップセクション46をさらに備え、第2の支持ストラップセクション48は第1の支持ストラップセクション46の間に挿入され、図13は、折畳済支持ストラップフットプリント80を、折畳済支持ストラップフットプリントと呼ぶことができるエリアを備え、それを表す点線としてさらに示す。本態様によれば、折畳済支持ストラップフットプリント80は、各々必要に応じて、複数の支持ストラップが存在するときに実質的に同等のエリアを占有することができ、複数の折畳済支持ストラップフットプリントは、互いに長さが異なる可能性がある。図13は、所望により、任意の有用なパターンで現れることができる第1の支持ストラップセクション46で行われるステッチ47を再び示す。図13においてらさらに明らかなように、第1の支持ストラップセクション46の厚さは、第2の支持ストラップセクション48の厚さよりも大きく、第1の支持ストラップセクション46の曲げ剛性は、第2の支持ストラップセクションの曲げ剛性よりも大きい。
支持ストラップ40は、図13に示すように、第2の支持ストラップセクション48が第1の支持ストラップセクション46の曲げ剛性値よりも小さい曲げ剛性値を有するように構成されたときに、第2の支持ストラップセクション48での支持ストラップの曲げに起因するジョイントまたはピボットエリアで曲がる。その結果、そして本態様によれば、支持ストラップ40の長さに沿った第2の支持ストラップセクションの所定の場所は、支持ストラップ40が、各連続する第2の支持ストラップセクション内の枢動軸領域を中心に所定の場所で所定の交互方向に曲がるように誘導する(例えば、連続する第2の支持ストラップセクションは「内向きに」次いで「外向きに」、または「前方に」及び「後方に」交互に曲がる)。誘導された交互の曲げ方向パターンは、支持ストラップ40のそれら自体の上の所定の長さの整然とした「積み重ね」をもたらし、所定の長さの積み重ねは、折畳済支持ストラップフットプリント幅及び折畳済支持ストラップフットプリント80長内に配置される。
図14A~図14D及び図15A~図15Dは、可動出口ハッチの収納動作及び可動出口ハッチ内の支持ストラップの収納動作の連続的な段階の進行中の(前に図示したタイプの)支持ストラップ40の位置決めの代表的な図を示し、支持ストラップ40は非折畳展開構成から折り畳まれて収納された構成に移動する。本態様によれば、可動出口ハッチ29の展開位置から収納位置まで、かつ/または収納位置から展開位置までの移動は、手動でまたは自動で遂行することができる。
図14Aは、第1の収納段階140aにおける可動出口ハッチの部分露出図を示し、本態様によれば、可動出口ハッチを次第に閉じることによって展開位置(例えば、完全伸長位置または完全開放位置)から収納位置まで移動する。第1の収納段階140aでは、第1の支持ストラップセクション46は、第2の支持ストラップセクション142及び144に隣接する。第1の収納段階140aでは、第2の支持ストラップセクション142は、可動出口ハッチに閉じる力が与えられるときに第1の方向に曲がるように示されている。
図14Bは、第2の収納段階140bを示しており、この第2の収納段階では、収納動作が進行し続け、支持ストラップが可動出口ハッチ内に収納され続け、支持ストラップが、第2の支持ストラップセクション142及び144の場所と一致する屈曲点またはジョイントにおいてその長さに沿って折り畳まれるように誘導される。第2の収納段階140bでは、第2の支持ストラップセクション142は、可動出口ハッチに閉じる力が与えられたときに第1の方向にほぼ完全に曲がって示されており、第2の支持ストラップセクション144は、可動出口ハッチに閉じる力が与えられたときに第1の曲げ方向とは反対の第2の曲げ方向に曲がって示されている。図14Bは、ある長さの支持ストラップがそれ自体の上に折り畳まれることを示し、その結果、折り畳んだ長さの支持ストラップは、それらの折り畳んだ長さに沿って互いに接触する。
図14Cに示すように、第3の収納段階140cでは、支持ストラップは、各々が第1の支持ストラップセクション46の曲げ剛性よりも小さい曲げ剛性を有する第2の支持ストラップセクション142、144、146によって可能にされる曲げエリアまたはジョイントにおいて、それ自体の長さに沿って折り畳まれ続ける。図14Cに示すように、第2の支持ストラップセクション142及び144は、(互いに対して)順次反対方向に屈曲し、その結果、第2の支持ストラップセクション142は第1の曲げ方向に曲がり、第2の支持ストラップセクション144は第2の曲げ方向に曲がり、第2の支持ストラップセクション146は、第2の支持ストラップセクション142の曲げ方向と同様の第1の曲げ方向に曲がり始める。
図14Dは第4の収納段階140dを示し、支持ストラップは、図の中の別の第2の支持ストラップセクション148を所望の長さでそれ自体の上に折り畳まれ続け、第2の支持ストラップセクション148は、第2の支持ストラップセクション144と同じ方向に、第2の支持ストラップセクション146に対して交互に曲がり始める。
図14A~図14Dに示す収納段階の進行は継続し、図15A~図15Dに示す進行形の連続的で代表的な図に示されている。図15Aに示すように、第5の収納段階140eは、第2の支持ストラップセクション148が第1の支持ストラップセクション46を誘導し互いに接触させる(例えば、それらの長さに沿って互いに重なり、かつ/または折り畳まれる)ようにさらに曲がることを示す。図15Aに示すように、可動出口ハッチ29が出口ハッチ支持構造26に近づくにつれて、支持ストラップは、ストラップの最終セクションが折り畳まれるまで、それ自体の上の折畳済セクションに折り畳まれ続ける。図15Aは、出口ハッチ支持構造26に最も近い位置にある第1の支持ストラップセクションである第1の支持ストラップセクション末端部分46aをさらに示す。図15Aは、第1の支持ストラップセクション末端部分46aに隣接する第2の支持ストラップセクション150をさらに示す。
図15B及び図15Cは、それぞれ、第6の収納段階140f及び第7の収納段階140gを示し、図15B及び図15Cの両方は、第2の支持ストラップセクション148が第1の支持ストラップセクション46を誘導し互いに接触させる(例えば、それらの長さに沿って互いに重なる)ようにさらに曲がることを示す。図14A~図14D及び図15A~図15Dに示す一連の図に描写された収納動作及び進行を通して、可動出口ハッチ29は出口ハッチ支持構造26に近づけられ、支持ストラップは、ストラップの最終セクションが折り畳まれるまで、それ自体の上の折畳済セクションに折り畳まれ続ける。図15Cは、第2の支持ストラップセクション150が、第2の支持ストラップセクション146と同じ方向に、かつ第2の支持ストラップセクション148及び144によって示され共有される曲げ方向と比べて代替の方向に曲げられることをさらに示す。
図15Dは、支持ストラップがほぼ完全に圧縮され、折畳済支持ストラップ41を形成するためにその全展開長さに沿って複数のセグメントにおいてそれ自体の上に折り畳まれた、第8の収納段階140hを示す。
図16は、閉じられ収納された構成にあり、出口ハッチ支持構造26と密接に接触して所定位置に固定された可動出口ハッチ29の部分露出側面図である。図16に示すように、折畳済支持ストラップ41は、その収納され折畳構成で示され、支持ストラップの全長は、可動出口ハッチを出口ハッチ支持構造に固定することに関与するいかなるラッチ機構とも干渉しないように構成された反復可能な所定の向きでストラップセグメントに折り畳まれている。本態様は、例えば、収納された乗務員脱出経路出口組立体内の所定の折畳済支持ストラップフットプリントを占有するように、本方法に従って、支持ストラップセグメントの交互の折り畳みによって支持ストラップの収納及び折り畳みが誘導されることをさらに考察する。
本明細書で述べられたように、本態様による支持ストラップは、支持ストラップに様々な曲げ剛性を有する隣接セグメントが与えられる限り、限定はしないが、1以上のタイプのナイロン、1以上のタイプの天然繊維布または合成繊維布、1以上のタイプのプラスチック、1以上のタイプの金属などを含む無数の材料及び材料の組合せを含むことができ、その結果、支持ストラップはセグメントに曲げられ、長さを圧縮することができ、それにより、非折畳支持ストラップの全長は、非折畳支持ストラップの全長よりも短い積み重ねられたセグメント長を有するスタックに折り畳まれる。加えて、本態様は、非折畳支持ストラップ(例えば、展開状態/非折畳状態の支持ストラップ)が少なくとも500ポンドの重量を支持するように格付けされることを考察する。本態様によれば、支持ストラップが少なくとも500ポンドの定格荷重を有するという条件で、本開示の支持ストラップを製造するために、任意のタイプ及び任意のタイプの組合せの材料を使用することができる。加えて、本態様による支持ストラップは、少なくとも500ポンドの負荷重量を支持することができる引張強度を備える。本態様は、規制上の定格重量要件(例えば、出る乗務員の重量を支持するためなど)に耐え、さらにはそれを超えることに寄与するために、乗務員脱出経路出口組立体(例えば、ケーブル、油圧ピストン、空気圧ピストンなど)に追加の機構を定位置に組み込むことを考察しているが、本態様は、提供される組み込まれた支持ストラップが、完全に単独で、少なくとも500ポンドまでであり得る規制的に要求される重量支持要件を確実に支えることができることを考察している。
いくつかの本態様では、第1の支持ストラップセクション及び第2の支持ストラップセクション向けの材料選択に応じて、その長さに沿った支持ストラップの厚さは、(例えば、第1の支持ストラップセクションが第2の支持ストラップセクションとは異なる材料から作製されるときなどに)実質的に一定の厚さを有することができる。しかしながら、第1の支持ストラップセクションの厚さが第2の支持ストラップセクションと実質的に同様または同一である場合でも、本態様は、第2の支持ストラップセクションの曲げ剛性が第1の支持ストラップセクションの曲げ剛性よりも小さくなることを考察する。他の本態様では、例えば、第1の支持ストラップセクション及び第2のセクションのためにナイロン材料が選択される場合、支持ストラップの第1の部セクションに関して、複数のナイロン材料層を(例えば、第1の支持ストラップセクションを形成するためにステッチ、接合、他の方法で接着することができる追加のナイロン材料の「パッチ」として)互いに接合して、第2の支持ストラップセクションよりも大きい曲げ剛性及び/または大きい曲げ剛性値を有する第1の支持ストラップセクションを提供することができる。そのような事例では、第1の支持ストラップセクション及び第2のセクションを作製するために同じ材料タイプが使用される場合、第1の支持ストラップセクションの厚さは、第2の支持ストラップセクションの厚さよりも大きくすることができる。いかなる特定の理論にも束縛されることなく、これらの態様では、より厚い第1の支持ストラップセクションは、比較的薄い第2の支持ストラップセクションよりも大きい曲げ剛性を有するように構成することができる。
図17A及び図17Bは、本明細書の前に図示したタイプの例示的な支持ストラップを示し、(例えば、強化ナイロンなどを含む)ナイロンなどの材料が支持ストラップ40の製造に使用される(例えば、第1の支持ストラップセクションの製造及び第2の支持ストラップセクションの製造の両方において使用されるナイロン)。図17Aは、本態様による、第1の支持ストラップセクション46及び第2の支持ストラップセクション48を備える例示的な支持ストラップ40の俯瞰平面図である。第1の支持ストラップセクション46は、第2の支持ストラップセクション48の曲げ剛性及び曲げ剛性値を超える曲げ剛性及び曲げ剛性値を有する。図17Aに示すように、追加の材料層を貼り付けて、屈曲し支持ストラップ40の長さに沿ってジョイントまたは屈曲可能エリアとして機能するように誘導することができる(例えば、単一の材料層などを有するように図17A及び図17Bに示す)第2の支持ストラップセクション48と比較して高められた曲げ剛性を有する第1の支持ストラップセクション46を作製するために、第1の支持ストラップセクションにおいてステッチ47が使用される。図17Aにさらに示すように、第1の支持ストラップセクション46の長さは「l」とラベル付けされ、第2の支持ストラップセクションの長さは「l」とラベル付けされる。本態様は、所望により、lがlと同じであるか、または異なることを考察する。さらなる本態様は、折り畳まれるかまたは収納された支持ストラップ構成に支持ストラップを適切に圧縮することを容易にするために、長さlがlよりも大きいことを考察する。加えて、本明細書で述べられたように、本態様によれば、いかなる特定の理論にも束縛されることなく、支持ストラップは、少なくとも500ポンドの荷重に耐えるように格付けされ、必要とされる負荷要求を達成することは、第2の支持ストラップセクションの長さと比較して長さが著しく大きい第1の支持ストラップセクションを含むことを必要とする可能性がある。図17Aに示すように、第1の支持ストラップセクション末端部分46aなどのさらなる「特殊」セグメントは、支持ストラップに含めることができ、長さlの値とは異なる可能性がある「l」として表記されたセグメント長を有することができる。さらに、図17Aに示すように、第2の支持ストラップセクションは、同じかまたは異なる長さを有してもよい。例えば、図17Aに示すように、第2の支持ストラップセクションは、様々な長さl及び/またはlなどを有することができる。
図17Bは、図17Aに示す支持ストラップの断面側面図であり得る側面図である。図17Aに示すように、第1の支持ストラップセクション46内の点線は、複数の材料層(例えば、図示するように、3つの層)の存在を示す。第1の支持ストラップセクション46に3つの層が存在するように示されているが、本態様によれば、第1の支持ストラップセクションの曲げ剛性値が第2の支持ストラップセクションの曲げ剛性値を超えると理解した上で、任意の数または1つもしくは複数の層を使用することができる。第1の支持ストラップセクション及び第2のセクションの両方を製造するために同じかまたは同様の材料が使用されるとき、本態様によれば、第1の支持ストラップセクションは、第2の支持ストラップセクションの「d2」(例えば、第2の支持ストラップセクションの直径d2)よりも大きい「d1」(例えば、第1の支持ストラップセクションの直径d1)として図17Bに示す厚さを生成するために、互いに接合された複数の層を有することができる。
図17Bに示すように、第1の支持ストラップセクション末端部分などのさらなる「特殊」セグメントは、支持ストラップに含めることができ、直径または厚さの値d1とは異なる可能性がある「d4」、「d5」として表記されたセグメントの直径または厚さを有することができる。さらに、図17Bに示すように、第2の支持ストラップセクションは、同じかまたは異なる厚さを有することができ、例えば、第2の支持ストラップセクションの直径または厚さの値d2とは異なる可能性がある「d3」として表記されたセグメントの直径または厚さを有することができる。図17Bに示すように、支持ストラップの端部は、例えば、材料が互いに縫合または接着されるとループを形成するように固定され得る、ある長さの材料を備えることができる。第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部に位置するそのようなループは、例えば、製造された「ループ」に挿入することができるピンまたは他の固定具を収容または他の方法で収納することができ、次いで、固定具は、例えば、第1の支持ストラップ端部で出口ハッチ支持構造と通じており、支持構造の第2の端部で可動出口ハッチと通じている取付具と係合するように構成される。そのような「ループ」は図17Bには明示的に示されていないが、本態様によれば、図示した支持ストラップの端部は、本明細書に記載された図18、図19A、図19B及び図19Cに示すタイプの取付具と安全かつ確実に係合するように支持ストラップの第1及び第2の端部内に構成されると理解される。
図17Cは、図17A及び図17Bに示す態様とは異なる本支持ストラップの代替の態様を示す。図17Cに示すように、かつ図17A及び図17Bに示す支持ストラップとは対照的に、図17Cに示す支持ストラップ40aの第1の支持ストラップセクション46は、図17A及び図17Bにおいて互いに縫合されて示す2つの層の材料と比較して、互いに縫合された3つの層の材料を備える。航空機では、航空機全体の重量が燃料消費、航空機の航続距離などに影響を及ぼす可能性があるので、全体の重量が依然として懸念される。したがって、図17Cに示す支持ストラップ40aは、第1の支持ストラップセクションが3つ以上の層を含むことができ、費用及び材料密度などの実用性によってのみ制限される(例えば、同じかまたは異なる材料の3、4、5、6、7、8、9、10またはそれ以上の層などを含む)任意の所望の数の層を組み込むことができることを示している。
本明細書に開示された支持ストラップは、本態様によれば、出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられているか、もしくは他の方法で通じているか、または出口ハッチ支持構造に取り付けられたハードウェア、固定具などに取り付けられているか、もしくは他の方法で通じている第1の支持ストラップ端部を有する。本支持ストラップは、可動出口ハッチに固定して取り付けられているか、もしくは他の方法で通じているか、または可動出口ハッチに取り付けられたハードウェア、固定具などに取り付けられているか、もしくは他の方法で通じている第2の支持ストラップ端部をさらに備える。例えば、支持ストラップが係合する取付点は、支持ストラップをしっかりと保持する目的に適した任意の機械装置であり得、支持ストラップと一緒に、取付点は、少なくとも500ポンドの荷重を支える(例えば、故障なしに耐える)ように格付けすることができる。取付点は、例えば、限定はしないが、可動出口ハッチ及び/または出口ハッチ支持構造にそれ自体が固定されたブラケット組立体を含むことができる。あるいは、取付点は、可動出口ハッチ及び/または出口ハッチ支持構造内に成形された一体的な取付具であり得る。
図18は、出口ハッチ支持構造26に固定して取り付けられた非限定的な固定具180(固定具180は、例えば、ブラケット、ブラケット組立体などであり得る)と係合する支持ストラップの第1の端部を示す出口ハッチ支持構造26の部分図であり、固定具180は、第1の支持ストラップ端部42において支持ストラップ40を出口ハッチ支持構造26に固定するように構成される。例示的な目的のために、固定具180は、出口ハッチ支持構造26に固定具180を固定するための締結具184をさらに備える。図18に示すように、固定具180は、例えば、自由に回転することができるピンであり得るピン182をさらに備える。本態様によれば、第1の支持ストラップ端部が固定ループを形成するように構成されるとき、ピン182は、例えば、第1の支持ストラップ端部に形成されたループに挿入することができる。図18は、本明細書の前の図に示された支持ストラップの態様をさらに示し、第1の支持ストラップセクション46、第2の支持ストラップセクション48、及び、第1の支持ストラップセクションを形成するために複数の材料層が接合されたときに第1の支持ストラップセクションに存在することができるステッチ47を含み、第1の支持ストラップセクションは、第2の支持ストラップセクションの曲げ剛性及び/または曲げ剛性値を超える曲げ剛性及び/または曲げ剛性値を有する。
図19A、図19B及び図19Cは、第1の支持ストラップ端部に近接して剛性または半剛性のスペーサを配置することを含む、さらなる本態様を示す。図19A及び19Bに示すように、スペーサ190は、例えば、出口ハッチ支持構造に固定し、第1の支持ストラップ端部192に近接して配置することができる。本態様によれば、図19A及び図19Bに示すように、スペーサ190は、可動出口ハッチの収納中の支持ストラップ40の最終長さの位置決め、ならびに支持ストラップ40の相応の収納及び所望の最終折り畳みのための追加の補強及び方向支援を実現する。例えば、可動出口ハッチを閉鎖または収納するための力の量が支持ストラップに沿って変わるときに、第1の支持ストラップ端部192の内面に隣接してスペーサ190を配置することにより、図19A及び図19Bに示すスペーサ190の配置は、望ましくない方向の曲がりをもたらす可能性があり、さらに(例えば、支持スタックセグメントが実質的に長手方向に一致して互いの上に折り畳まれる支持ストラップの整然とした積み重ね以外の不規則に積み重ねられた向きなどの)「曲がって」積み重なる最終支持ストラップセグメントを積み重ねる可能性がある第2の支持ストラップセクション末端部分48aの任意の誤った内側への動きに対抗する。支持ストラップの末端部分のそのような望ましくない折り畳みは、支持スタックが所望の折畳済支持ストラップフットプリントを超えて折り畳まれる望ましくない結果を有する可能性がある。折畳済支持ストラップフットプリントの外側に延在する支持ストラップの折畳済セグメントの積み重ねを含む支持ストラップの不規則な積み重ねは、収納及び展開の動作を邪魔する可能性があり、他の方法で、例えば特定の機構の安全なラッチ及び/または確実なアンラッチを妨げることなどを含む、信頼性があり反復可能な収納及び展開の動作を妨げる可能性がある。
図19Bにさらに示すように、収納動作が継続し、可動出口ハッチ29が上方かつ出口ハッチ支持構造26に向かって閉じると、第1の支持ストラップ端部の末端部分192は、スペーサ190との接触を介して内側に移動することが制限される。スペーサは、支持ストラップを損傷しない任意の剛性または半剛性の材料から作製することができる。スペーサ190に適したそのような例示的な材料は、限定はしないが、プラスチック、ゴム、発泡固体、連続気泡発泡材料などを含むことができる。図19Bに示すように、収納動作の最終フェーズの間、(スペーサ190に隣接して示されている)第1の支持ストラップ端部の末端部分192は、内側への著しい移動を制限または排除するように強化または他の方法で補強されるとき、第2の支持ストラップセクション末端部分48aは、所望かつ所定の方向に曲がる(例えば、直前の第2の支持ストラップセクションに対して反対に交互に曲がり、所望の折り畳まれ積み重ねられた支持ストラップの向き及び折畳済支持ストラップフットプリントなどへの支持ストラップの折り畳みプロトコルの無事完了を保証する)。
必要に応じて、スペーサ190は、必要な補強が収納プロトコルにおける特定かつ所定のポイントで必要とされるときにのみ、第1の支持ストラップ端部の末端部分192の内面に近接して移動することができる。図19Cは、スペーサ190が第2の支持ストラップセクション末端部分48aが所望の方向に曲がることを保証すると、スペーサ190が、第1の支持ストラップ端部の末端部分192に直接隣接する位置から第1の支持ストラップ端部の末端部分192から離れた位置に、手動もしくは自動で引き離されるか、または他の方法で移動させることができる、本態様を示している。そのようなスペーサの移動は、出口ハッチ支持構造26及び可動出口ハッチ29が、ハッチ収納プロトコルの無事完了のために互いにラッチするか、または他の方法で互いにしっかりと係合するために必要な密接な接触を達成することを保証するために必要とされ得る。
図20は、本態様による方法の概要を示すフローチャートである。図20に示すように、方法2100は、航空機内に乗務員脱出経路を設けるステップ2102を含み、乗務員脱出経路は乗務員脱出経路出口を含み、乗務員脱出経路出口は出口ハッチ支持構造を備える。乗務員脱出経路出口は可動出口ハッチをさらに備え、可動出口ハッチは、可動出口ハッチ支持構造と可動式に通じている。方法は、出口ハッチ支持構造と通じている少なくとも1つの支持ストラップを設けるステップ2104をさらに含み、少なくとも1つの支持ストラップは可動出口ハッチとさらに通じており、支持ストラップは第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を含み、第1の支持ストラップ端部は出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられる。第2の支持ストラップ端部は可動出口ハッチに固定して取り付けることができ、少なくとも1つの支持ストラップは複数の第1の支持ストラップセクションを備え、複数の第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つは隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、第2の支持ストラップセクションは複数の第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入される。方法は、収納位置から展開位置まで可動出口ハッチを移動させるステップ2106をさらに含み、可動出口ハッチは出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、可動出口ハッチは、可動出口ハッチが閉位置にあり、出口ハッチ支持構造と実質的に接触する収納位置から、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造から部分的に解放された開位置に可動出口ハッチがある展開位置までの可動域を通って移動するように構成される。方法は、少なくとも1つの支持ストラップを収納位置における折畳収納状態から展開位置における非折畳展開状態まで広げるステップ2108をさらに含む。
さらなる態様では、方法2100は、展開位置において可動出口ハッチに力を加えるステップ2110であって、力が可動出口ハッチを展開状態から収納位置まで移動させるように構成される、ステップ2110と、少なくとも1つの支持ストラップを非折畳展開状態から折畳収納状態まで向かわせるステップ2112と、少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿った所定の位置で少なくとも1つの支持ストラップを折り畳むステップ2114であって、第2の支持ストラップセクションが第2の曲げ剛性を含み、複数の第1の支持ストラップセクションが各々第1の曲げ剛性を含む、ステップ2114とをさらに含む。本態様によれば、方法2100は、可動出口ハッチを展開するステップ(例えば、収納位置から展開位置まで可動出口ハッチを移動させるステップ2106であって、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、可動出口ハッチが可動出口ハッチが閉位置にあり、出口ハッチ支持構造と実質的に接触する収納位置から、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造から部分的に解放された開位置に可動出口ハッチがある展開位置までの可動域を通って移動するように構成される、ステップ2106)、展開された可動出口ハッチを収納するステップ及び/または可動出口ハッチを展開するステップと収納するステップの両方(例えば、展開状態から「再収納」するステップ)のいずれかを含むことができる。
別の態様では、乗務員脱出経路は乗務員休憩エリアから始まり、乗務員脱出経路出口は航空機客室内で終端する。
別の態様では、第2の曲げ剛性は第1の曲げ剛性よりも小さい。
図21は、本態様による別の方法の概要を示すフローチャートである。図21に示すように、方法2200は、航空機内に乗務員脱出経路を設けるステップ2102を含み、乗務員脱出経路は乗務員脱出経路出口を含み、乗務員脱出経路出口は出口ハッチ支持構造を備える。乗務員脱出経路出口は可動出口ハッチをさらに備え、可動出口ハッチは、可動出口ハッチ支持構造と可動式に通じている。方法は、出口ハッチ支持構造と通じている少なくとも1つの支持ストラップを設けるステップ2104をさらに含み、少なくとも1つの支持ストラップは可動出口ハッチとさらに通じており、支持ストラップは第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を含み、第1の支持ストラップ端部は出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられる。第2の支持ストラップ端部は可動出口ハッチに固定して取り付けることができ、少なくとも1つの支持ストラップは複数の第1の支持ストラップセクションを備え、複数の第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つは隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、第2の支持ストラップセクションは複数の第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入される。方法は、収納位置から展開位置まで可動出口ハッチを移動させるステップ2106をさらに含み、可動出口ハッチは出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、可動出口ハッチは、可動出口ハッチが閉位置にあり、出口ハッチ支持構造と実質的に接触する収納位置から、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造から部分的に解放された開位置に可動出口ハッチがある展開位置までの可動域を通って移動するように構成される。方法は、少なくとも1つの支持ストラップを収納位置における折畳収納状態から展開位置における非折畳展開状態まで広げるステップ2108と、展開位置において可動出口ハッチに力を加えるステップ2110であって、力が可動出口ハッチを展開状態から収納位置まで移動させるように構成される、ステップ2110と、少なくとも1つの支持ストラップを非折畳展開状態から折畳収納状態まで向かわせるステップ2112と、少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿った所定の位置で少なくとも1つの支持ストラップを折り畳むステップ2114であって、第2の支持ストラップセクションが第2の曲げ剛性を含み、複数の第1の支持ストラップセクションが各々第1の曲げ剛性を含む、ステップ2114とをさらに含む。方法2200は、少なくとも1つの支持ストラップ内の第2の支持ストラップセクションに可撓性ジョイントを画定するステップ2202であって、前記可撓性ジョイントが回転軸を中心に動作可能である、ステップ2202をさらに含む。
図22は、本態様によるさらなる方法の概要を示すフローチャートである。図22に示すように、方法2300は、航空機内に乗務員脱出経路を設けるステップ2102を含み、乗務員脱出経路は乗務員脱出経路出口を含み、乗務員脱出経路出口は出口ハッチ支持構造を備える。乗務員脱出経路出口は可動出口ハッチをさらに備え、可動出口ハッチは、可動出口ハッチ支持構造と可動式に通じている。方法は、出口ハッチ支持構造と通じている少なくとも1つの支持ストラップを設けるステップ2104をさらに含み、少なくとも1つの支持ストラップは可動出口ハッチとさらに通じており、支持ストラップは第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を含み、第1の支持ストラップ端部は出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられる。第2の支持ストラップ端部は可動出口ハッチに固定して取り付けることができ、少なくとも1つの支持ストラップは複数の第1の支持ストラップセクションを備え、複数の第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つは隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、第2の支持ストラップセクションは複数の第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入される。方法は、収納位置から展開位置まで可動出口ハッチを移動させるステップ2106をさらに含み、可動出口ハッチは出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、可動出口ハッチは、可動出口ハッチが閉位置にあり、出口ハッチ支持構造と実質的に接触する収納位置から、可動出口ハッチが出口ハッチ支持構造から部分的に解放された開位置に可動出口ハッチがある展開位置までの可動域を通って移動するように構成される。方法は、少なくとも1つの支持ストラップを収納位置における折畳収納状態から展開位置における非折畳展開状態まで広げるステップ2108と、展開位置において可動出口ハッチに力を加えるステップ2110であって、力が可動出口ハッチを展開状態から収納位置まで移動させるように構成される、ステップ2110と、少なくとも1つの支持ストラップを非折畳展開状態から折畳収納状態まで向かわせるステップ2112と、少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿った所定の位置で少なくとも1つの支持ストラップを折り畳むステップ2114であって、第2の支持ストラップセクションが第2の曲げ剛性を含み、複数の第1の支持ストラップセクションが各々第1の曲げ剛性を含む、ステップ2114とをさらに含む。方法2300は、少なくとも1つの支持ストラップ内の第2の支持ストラップセクションに可撓性ジョイントを画定するステップ2202であって、前記可撓性ジョイントが回転軸を中心に回転可能である、ステップ2202と、少なくとも1つの支持ストラップの長さに沿って複数の可撓性ジョイントを設けるステップ2302と、各々が反対の回転軸を中心に回転するように連続する可撓性ジョイントを誘導するステップ2304であって、反対の回転軸が前後の各可撓性ジョイントに対して観測される、ステップ2304とをさらに含む。図20、図21、図22に概要を示した方法の説明において言及された部分は、本明細書に提示されたそのような部分の説明とともに、本明細書に提示された図においてより詳細に記載された部分であり得る。
本態様は、乗務員エリアからの避難、ならびに、例えば乗客支援を実現するために乗客エリアに入ることを含むことができる目的のために、乗務員が可動出口ハッチを通って乗務員脱出経路を介して乗務員休憩エリアから出ることを示す。様々な本態様では、「乗務員」という用語は、パイロット及びフライトアテンダントを含むことができるだけでなく、航空機が飛行している間、または航空機が地上にある間にゲートにあるかもしくはゲートから離れた場所にある間を含む、客室内への迅速な展開が乗客、乗務員及び航空機の安全に有利である指定されたセキュリティ及び他の安全要員を含むこともできる。
本開示は、当然ながら、本開示の本質的な特徴から逸脱することなく、本明細書に具体的に記載された方法以外の他の方法で遂行することができる。本態様は、あらゆる点で例示的であり限定的ではないと見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲の意味及び均等な範囲内に入るすべての変更は、その中に包含されることが意図されている。
10 航空機、12 航空機内部セクション、13 乗客座席、14 機体、15 占有客室領域、16 内壁、18 航空機客室、20 航空機客室床、22 航空機客室天井、24 乗務員休憩エリア、25 非占有客室領域、26 出口ハッチ支持構造、27 通路、28 乗務員脱出経路、29 可動出口ハッチ、30 乗務員脱出経路出口組立体、31 頭上収納棚、34 乗客ミニスイート、38 パーティション、40 支持ストラップ、40a 支持ストラップ、41 折畳済支持ストラップ、42 第1の支持ストラップ端部、44 第2の支持ストラップ端部、46 第1の支持ストラップセクション、46a 第1の支持ストラップセクション末端部分、47 ステッチ、48 第2の支持ストラップセクション、48a 第2の支持ストラップセクション末端部分、50 乗務員脱出の第1段階、50a 乗務員脱出の第1段階、52 乗務員、54 乗客、55 乗務員脱出の第2段階、55a 乗務員脱出の第2段階、60 乗務員脱出の第3段階、60a 乗務員脱出の第3段階、80 折畳済支持ストラップフットプリント、140a 第1の収納段階、140b 第2の収納段階、140c 第3の収納段階、140d 第4の収納段階、140e 第5の収納段階、140f 第6の収納段階、140g 第7の収納段階、140h 第8の収納段階、142 第2の支持ストラップセクション、144 第2の支持ストラップセクション、146 第2の支持ストラップセクション、148 第2の支持ストラップセクション、150 第2の支持ストラップセクション、180 固定具、182 ピン、184 締結具、190 スペーサ、192 第1の支持ストラップ端部の末端部分、2100 方法、2200 方法、2300 方法

Claims (20)

  1. 乗務員脱出経路出口組立体を備え、
    前記乗務員脱出経路出口組立体が、
    出口ハッチ支持構造であって、前記出口ハッチ支持構造が前記乗務員脱出経路出口組立体に配置され、前記乗務員脱出経路出口組立体が乗務員脱出経路と通じている、出口ハッチ支持構造と、
    可動出口ハッチであって、前記可動出口ハッチが前記出口ハッチ支持構造と可動式に通じている、可動出口ハッチと、
    前記出口ハッチ支持構造と通じている少なくとも1つの支持ストラップであって、少なくとも1つの前記支持ストラップが前記可動出口ハッチとさらに通じている、支持ストラップと、
    を備え、
    少なくとも1つの前記支持ストラップが、第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を備え、前記第1の支持ストラップ端部が前記出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられ、前記第2の支持ストラップ端部が前記可動出口ハッチに固定して取り付けられ、少なくとも1つの前記支持ストラップが複数の第1の支持ストラップセクションを備え、複数の前記第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つが隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、前記第2の支持ストラップセクションが複数の前記第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入され、
    前記可動出口ハッチが前記出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、前記可動出口ハッチが、前記可動出口ハッチが収納位置にある前記出口ハッチ支持構造と実質的に接触する閉位置に前記可動出口ハッチがある前記収納位置から、前記可動出口ハッチが展開位置にある前記出口ハッチ支持構造から少なくとも部分的に解放された開位置に前記可動出口ハッチがある前記展開位置までの可動域を通って移動するように構成され、
    前記可動出口ハッチを前記展開位置から前記収納位置まで移動させる間に、少なくとも1つの前記支持ストラップが折畳済支持ストラップを形成するように構成され、前記折畳済支持ストラップが所定の折畳済支持ストラップフットプリントを占有するように構成され、
    前記可動出口ハッチを前記展開位置から前記収納位置まで移動させる間に、少なくとも1つの前記支持ストラップが、前記折畳済支持ストラップを形成するために、少なくとも1つの前記支持ストラップの長さに沿った所定の位置で折り畳まれるようにさらに構成され、
    前記第2の支持ストラップセクションが第2の曲げ剛性を含み、複数の前記第1の支持ストラップセクションが各々第1の曲げ剛性を含み、前記第1の曲げ剛性が前記第2の曲げ剛性とは異なる、乗務員脱出経路出口。
  2. 少なくとも1つの前記支持ストラップが、折り畳まれ、折畳済支持ストラップを形成するように構成され、前記折畳済支持ストラップが、所定の前記折畳済支持ストラップフットプリント内に留まるように構成され、前記折畳済支持ストラップが、前記閉位置にある前記出口ハッチ支持構造との前記可動出口ハッチの周囲の密接な接触を容易にするようにさらに構成される、請求項1に記載の乗務員脱出経路出口。
  3. 前記第2の曲げ剛性が前記第1の曲げ剛性よりも小さい、請求項1に記載の乗務員脱出経路出口。
  4. 複数の前記第1の支持ストラップセクションが、ナイロン、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む材料から作製される、請求項1に記載の乗務員脱出経路出口。
  5. 前記第2の支持ストラップセクションが、ナイロン、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む材料から作製される、請求項1に記載の乗務員脱出経路出口。
  6. 前記展開位置にある少なくとも1つの前記支持ストラップが、500ポンドまでの重量を支持するのに十分な引張強度を備える、請求項1に記載の乗務員脱出経路出口。
  7. 前記第2の支持ストラップセクションが、少なくとも1つの前記支持ストラップ内に可撓性ジョイントを画定し、前記可撓性ジョイントが回転軸を中心に動作可能である、請求項1に記載の乗務員脱出経路出口。
  8. 少なくとも1つの前記支持ストラップが、少なくとも1つの前記支持ストラップの長さに沿って複数の可撓性ジョイントを備え、複数の前記可撓性ジョイントが、各々が前後の各別の前記可撓性ジョイントに対して反対の回転軸を中心に回転するように構成される、請求項7に記載の乗務員脱出経路出口。
  9. 航空機客室を備え、
    前記航空機客室が、
    乗務員脱出経路出口組立体であって、前記乗務員脱出経路出口組立体が乗務員脱出経路と通じている、乗務員脱出経路出口組立体を備えており、
    前記乗務員脱出経路出口組立体が、
    出口ハッチ支持構造と、
    可動出口ハッチであって、前記可動出口ハッチが可動出口ハッチ支持構造と可動式に通じている、可動出口ハッチと
    少なくとも1つの支持ストラップであって、少なくとも1つの前記支持ストラップが前記出口ハッチ支持構造と通じており、少なくとも1つの前記支持ストラップが前記可動出口ハッチとさらに通じている、支持ストラップと、
    を備え、
    少なくとも1つの前記支持ストラップが、第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を備え、前記第1の支持ストラップ端部が前記出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられ、前記第2の支持ストラップ端部が前記可動出口ハッチに固定して取り付けられ、少なくとも1つの前記支持ストラップが複数の第1の支持ストラップセクションを備え、複数の前記第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つが隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、前記第2の支持ストラップセクションが複数の前記第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入され、
    前記可動出口ハッチが前記出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、前記可動出口ハッチが、前記可動出口ハッチが収納位置にある前記出口ハッチ支持構造と実質的に接触する閉位置に前記可動出口ハッチがある前記収納位置から、前記可動出口ハッチが展開位置にある前記出口ハッチ支持構造から少なくとも部分的に解放された開位置に前記可動出口ハッチがある前記展開位置までの可動域を通って移動するように構成され、
    前記可動出口ハッチを前記展開位置から前記収納位置まで移動させる間に、少なくとも1つの前記支持ストラップが折り畳まれ、折畳済支持ストラップを形成するように構成され、前記折畳済支持ストラップが所定の折畳済支持ストラップフットプリントを占有するように構成され、
    前記可動出口ハッチを前記展開位置から前記収納位置まで移動させる間に、少なくとも1つの前記支持ストラップが、少なくとも1つの前記支持ストラップの長さに沿った所定の位置で折り畳まれるようにさらに構成され、
    前記第2の支持ストラップセクションが第2の曲げ剛性を含み、複数の前記第1の支持ストラップセクションが各々第1の曲げ剛性を含み、前記第1の曲げ剛性が前記第2の曲げ剛性とは異なる、航空機。
  10. 前記第2の曲げ剛性が前記第1の曲げ剛性よりも小さい、請求項9に記載の航空機。
  11. 複数の前記第1の支持ストラップセクションが、ナイロン、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む材料から作製され、前記第2の支持ストラップセクションが、ナイロン、布、プラスチック、金属及びそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む材料から作製される、請求項9に記載の航空機。
  12. 複数の第2の支持ストラップセクションが、少なくとも1つの前記支持ストラップの長さに沿って複数の可撓性ジョイントを画定し、複数の前記可撓性ジョイントが回転軸を中心に動作可能であり、複数の前記可撓性ジョイントが、各々が前後の各別の前記可撓性ジョイントに対して反対の回転軸を中心に回転するように誘導される、請求項9に記載の航空機。
  13. 前記可動出口ハッチが、前記可動出口ハッチが前記開位置にあるときに航空機客室内に開くように構成される、請求項9に記載の航空機。
  14. 前記非折畳展開位置にある少なくとも1つの前記支持ストラップが、500ポンドまでの重量を支持するのに十分な引張強度を備える、請求項9に記載の航空機。
  15. 航空機内に乗務員脱出経路を設けるステップであって、前記乗務員脱出経路が乗務員脱出経路出口組立体を備え、前記乗務員脱出経路出口組立体が出口ハッチ支持構造を備え、前記乗務員脱出経路出口組立体が可動出口ハッチをさらに備え、前記可動出口ハッチが前記出口ハッチ支持構造と可動式に通じている、ステップと、
    前記出口ハッチ支持構造と通じている少なくとも1つの支持ストラップを設けるステップであって、少なくとも1つの前記支持ストラップが前記可動出口ハッチとさらに通じており、前記支持ストラップが第1の支持ストラップ端部及び第2の支持ストラップ端部を備え、前記第1の支持ストラップ端部が前記出口ハッチ支持構造に固定して取り付けられ、前記第2の支持ストラップ端部が前記可動出口ハッチに固定して取り付けられ、少なくとも1つの前記支持ストラップが複数の第1の支持ストラップセクションを備え、複数の前記第1の支持ストラップセクションのうちの少なくとも2つが隣接する第2の支持ストラップセクションに隣接し、前記第2の支持ストラップセクションが複数の前記第1の支持ストラップセクションのうちの2つの間に挿入される、ステップと、
    前記可動出口ハッチを収納位置から展開位置まで移動させるステップであって、前記可動出口ハッチが前記出口ハッチ支持構造と可動式に通じており、前記可動出口ハッチが、前記可動出口ハッチが閉位置にあり、前記出口ハッチ支持構造と実質的に接触する収納位置から、前記可動出口ハッチが前記出口ハッチ支持構造から少なくとも部分的に解放された開位置に前記可動出口ハッチがある展開位置までの可動域を通って移動するように構成される、ステップと、
    少なくとも1つの前記支持ストラップを前記収納位置にある折畳済支持ストラップの向きから前記展開位置にある非折畳支持ストラップまで広げるステップと
    を含む、方法。
  16. 前記展開位置において前記可動出口ハッチに力を加えるステップであって、前記力が前記可動出口ハッチを前記展開位置から前記収納位置まで移動させるように構成される、ステップと、
    少なくとも1つの前記非折畳支持ストラップを前記展開位置から前記収納位置にある前記折畳済支持ストラップまで向かわせるステップと、
    前記折畳済支持ストラップを形成するために、少なくとも1つの前記支持ストラップの長さに沿った所定の位置で少なくとも1つの前記支持ストラップを折り畳むステップと
    をさらに含み、
    複数の前記第2の支持ストラップセクションが第2の曲げ剛性を含み、複数の前記第1の支持ストラップセクションが各々第1の曲げ剛性を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記乗務員脱出経路が乗務員休憩エリアから始まり、前記乗務員脱出経路出口組立体が前記航空機客室内で終端するように構成される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記第2の曲げ剛性が前記第1の曲げ剛性よりも小さい、請求項17に記載の方法。
  19. 少なくとも1つの前記支持ストラップ内の前記第2の支持ストラップセクションに可撓性ジョイントを画定するステップであって、前記可撓性ジョイントが回転軸を中心に動作可能である、ステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  20. 少なくとも1つの前記支持ストラップの長さに沿って複数の可撓性ジョイントを設けるステップと、
    各々が前後の各別の前記可撓性ジョイントに対して反対の回転軸を中心に回転するように複数の前記可撓性ジョイントを誘導するステップとをさらに含む、請求項19に記載の方法。
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