JP2023066256A - 遅延パルス生成回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】遅延パルス信号を出力する遅延パルス生成回路を提供する。【解決手段】クロック信号が入力され、遅延パルス信号を出力する遅延パルス生成回路10であって、クロック信号と遅延パルス信号が入力され、クロック信号が第1論理に変化したときに一方の論理に変化し、遅延パルス信号が第1論理に変化したときに他方の論理に変化する第1制御信号と、遅延パルス信号が第1論理に変化したときに一方の論理に変化し、遅延パルス信号が第2論理に変化したときに他方の論理に変化する第2制御信号とに基づいて、クロック信号を遅延させた遅延信号を生成する遅延回路300と、遅延信号に応じた、遅延パルス信号を出力するドライバ500と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、遅延パルス生成回路に関する。
特許文献1には、信号パス中に遅延ロックループ(Delay-Locked Loop:DLL)を組み込み、ドライバの出力をフィードバックさせることで、DLLにより信号の遅延を調整することが記載されている。
特許文献1 国際公開第2011-034861号公報
本発明の第1態様においては、クロック信号が入力され、遅延パルス信号を出力する遅延パルス生成回路が提供される。遅延パルス生成回路は、クロック信号と遅延パルス信号が入力され、クロック信号が第1論理に変化したときに一方の論理に変化し、遅延パルス信号が第1論理に変化したときに他方の論理に変化する第1制御信号と、遅延パルス信号が第1論理に変化したときに一方の論理に変化し、遅延パルス信号が第2論理に変化したときに他方の論理に変化する第2制御信号とに基づいて、又はクロック信号が第1論理に変化したときに一方の論理に変化し、クロック信号が次に変化したとき若しくは遅延パルス信号が第1論理に変化したときの早い方で他方の論理に変化する第1制御信号と、クロック信号が次に変化したとき若しくは遅延パルス信号が第1論理に変化したときの早い方で一方の論理に変化し、クロック信号が次に変化したとき若しくは遅延パルス信号が第1論理に変化したときの遅い方で他方の論理に変化する第2制御信号とに基づいて、クロック信号を遅延させた遅延信号を生成する遅延回路を備えてよい。遅延パルス生成回路は、遅延信号に応じた、遅延パルス信号を出力するドライバを備えてよい。
遅延回路は、第1制御信号及び第2制御信号に応じて電流を出力するチャージポンプを有してよい。遅延回路は、チャージポンプが出力する電流に応じて、クロック信号を遅延させた遅延信号を出力する遅延部を有してよい。
遅延回路は、チャージポンプの出力が接続されたノードと基準電位との間に接続されたキャパシタを有してよい。チャージポンプは、第1制御信号及び第2制御信号に応じて電流の向きを変更し、キャパシタの充電又は放電を行ってよい。
遅延回路は、クロック信号が変化したときに立ち上がる第1パルス信号と、遅延パルス信号が変化したときに立ち上がる第2パルス信号とを生成する信号生成部を有してよい。遅延回路は、第1パルス信号と第2パルス信号とに応じて第1制御信号及び第2制御信号の一方を出力するラッチ部を有してよい。チャージポンプは、ラッチ部から出力された第1制御信号及び第2制御信号の一方が入力され、クロック信号が第1制御信号及び第2制御信号の他方として入力され、第1制御信号及び第2制御信号に応じて電流を出力してよい。
信号生成部は、クロック信号が入力される第1パルス生成遅延部と、一方の入力にクロック信号が入力され、他方の入力に第1パルス生成遅延部によってクロック信号を遅延させた信号が入力され、第1パルス信号を出力する第1パルス生成論理積部とを含む第1パルス生成部を有してよい。信号生成部は、遅延パルス信号が入力される第2パルス生成遅延部と、一方の入力に遅延パルス信号が入力され、他方の入力に第2パルス生成遅延部によって遅延パルス信号を遅延させた信号が入力され、第2パルス信号を出力する第2パルス生成論理積部とを含む第2パルス生成部を有してよい。
ラッチ部は、第1パルス信号と第2パルス信号とに応じてSRラッチを行い、第1制御信号及び第2制御信号の一方を出力してよい。
遅延回路は、ドライバから出力された又はドライバに入力される遅延パルス信号が入力されてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態の遅延パルス生成回路10の構成例を示す。 遅延回路300の第1構成例を示す。 信号生成部310のより詳細な構成例を示す。 チャージポンプ320のより詳細な構成例を示す。 遅延部340の構成例を示す。 パルス幅調整部400の構成例を示す。 本実施形態の遅延回路300のタイミングチャートの一例を示す。 本実施形態の遅延回路300のタイミングチャートの他の例を示す。 遅延回路300の第2構成例を示す。 第2構成例の遅延回路300のタイミングチャートの一例を示す。 本実施形態の遅延パルス生成回路10の遅延回路300のタイミングチャートの一例を示す。 本実施形態の遅延パルス生成回路10の遅延回路300のタイミングチャートの他の例を示す。 遅延回路300の信号生成部310の他の例を示す。 他の例の信号生成部310のタイミングチャートの一例を示す。 比較例の遅延回路300を示す。 比較例の遅延回路300のタイミングチャートを示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態の遅延パルス生成回路10の構成例を示す。遅延パルス生成回路10は、クロック信号CKREFが入力され、当該クロック信号CKREFを遅延させて遅延パルス信号OUTを生成して出力する。遅延パルス生成回路10は、光を照射して、その反射光が戻ってくるまでの時間を測定するToF(Time of Flight)などのシステムに含まれる、光パルスを出力するための電流ドライバに用いることができる。遅延パルス生成回路10は、入力バッファ200と、ダミー入力バッファ600と、遅延回路300と、パルス幅調整部400と、ドライバ500とを備える。
入力バッファ200は、入力が入力端子100に接続され、出力が遅延回路300に接続される。入力バッファ200は、入力端子100に入力されたクロック信号CKREFを遅延回路300に出力する。ダミー入力バッファ600は、入力がドライバ500の出力に接続され、出力が遅延回路300に接続される。ダミー入力バッファ600は、遅延パルス生成回路10の出力端子700から出力される遅延パルス信号を遅延回路300に出力する。ダミー入力バッファ600は、入力バッファ200に対する信号の位相等を調整するために配置されてよい。
遅延回路300は、入力されるクロック信号CKREFを遅延させて遅延信号を出力する。遅延回路300は、一例として、遅延ロックループ(Delay-Locked Loop:DLL)の回路である。遅延回路300は、第1制御信号及び第2制御信号に基づいて、クロック信号CKREFを遅延させた遅延信号を生成する。より詳細な構成については図2から図5において述べる。
パルス幅調整部400は、ドライバ500に接続され、遅延回路300からの遅延信号を所定のパルス幅に変換して、遅延信号に応じた遅延パルス信号OUTを生成し、出力する。より詳細な構成については図6において述べる。
ドライバ500は、出力端子700とダミー入力バッファ600に接続され、パルス幅調整部400から遅延パルス信号OUTを受信して、出力する。
図2は、遅延回路300の第1構成例を示す。図2において、入力端子100と出力端子700を説明のために示し、遅延回路300、入力端子100、及び出力端子700以外の遅延パルス生成回路10の構成を省略する。遅延回路300は、信号生成部310と、チャージポンプ320と、キャパシタ330と、遅延部340とを有する。
信号生成部310は、入力が入力端子100及びドライバ500の出力に接続され、出力がチャージポンプ320に接続される。信号生成部310は、入力されるクロック信号CKREF及び遅延パルス信号OUTに応じた第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNを生成して、チャージポンプ320に出力する。信号生成部310は、第1パルス生成部312と、第2パルス生成部314と、ラッチ部316とを有する。
第1パルス生成部312は、入力が入力端子100に接続され、出力がラッチ部316に接続される。第1パルス生成部312は、入力されるクロック信号CKREFが変化したときに立ち上がる第1パルス信号を生成する。第1パルス生成部312は、第1パルス信号をラッチ部316の一方の入力に出力してよい。
第2パルス生成部314は、入力が出力端子700に接続され、出力がラッチ部316に接続される。第2パルス生成部314は、遅延パルス信号OUTが変化したときに立ち上がる第2パルス信号を生成する。第2パルス生成部314は、第2パルス信号をラッチ部316の他方の入力に出力してよい。
ラッチ部316は、出力がチャージポンプ320に接続される。ラッチ部316は、入力される第1パルス信号と第2パルス信号とに応じて第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNの一方を出力する。ラッチ部316は、第1パルス信号と第2パルス信号とに応じてSRラッチを行い、第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNを出力してよい。本実施形態においては、ラッチ部316は、一例として第1制御信号CKUPを出力する。
チャージポンプ320は、出力がキャパシタ330と遅延部340の間のノードに接続される。チャージポンプ320は、第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNに応じて電流I_UP/I_DNを出力する。チャージポンプ320は、第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNに応じて電流I_UP/I_DNの向きを変更し、キャパシタ330の充電又は放電を行ってよい。
キャパシタ330は、チャージポンプ320の出力が接続されたノードと基準電位(一例としてグランド電位)との間に接続される。キャパシタ330は、チャージポンプ320からの電流I_UP/I_DNに応じて電荷が充電又は放電されてよい。キャパシタ330は、チャージポンプ320の出力が接続されたノードにおける電圧VCAPをフィルタリングしてよい。
遅延部340は、入力端子100と出力端子700とに接続され、チャージポンプ320が出力する電流I_UP/I_DNに応じて、クロック信号CKREFを遅延させた遅延信号を出力端子700に出力する。
図3は、信号生成部310のより詳細な構成例を示す。信号生成部310は、入力されるクロック信号CKREFが変化したエッジ及び遅延パルス信号OUTが変化したエッジをパルス化してラッチ部316に入力でき、これによりラッチ部316は、チャージポンプ320への第1制御信号CKUPを生成することができる。
第1パルス生成部312は、複数のバッファと論理積部とを有する。複数のバッファは、入力端子100と論理積部との間に直列に接続される。複数のバッファは、クロック信号CKREFを遅延させた信号CKREFdを論理積部の一方の入力に出力する。複数のバッファは、クロック信号CKREFを所定の範囲で遅延させることで、後段のラッチ部316が動作可能な範囲のパルス幅の第1パルス信号Set_Nを生成できる。論理積部は、一方の入力に複数のバッファからの遅延されたクロック信号CKREFが入力され、他方の入力にクロック信号CKREFが入力され、論理積によりラッチ部316に第1パルス信号Set_Nを出力する。論理積部は、NAND回路であってよい。
第2パルス生成部314は、複数のバッファと論理積部とを有する。複数のバッファは、ドライバ500の出力と論理積部との間に直列に接続される。複数のバッファは、遅延パルス信号OUTを遅延させた信号OUTdを、論理積部の一方の入力に出力する。複数のバッファは、遅延パルス信号OUTを所定の範囲で遅延させることで、後段のラッチ部316が動作可能な範囲のパルス幅の第2パルス信号Reset_Nを生成する。論理積部は、一方の入力に複数のバッファで遅延された遅延パルス信号OUTが入力され、他方の入力に遅延パルス信号OUTが入力され、論理積によりラッチ部316に第2パルス信号Reset_Nを出力する。理積部は、NAND回路であってよい。
ラッチ部316は、一例として、2つのNAND回路が組み合わされた負論理のSRラッチ回路である。ラッチ部316は、入力される第1パルス信号Set_Nと第2パルス信号Reset_Nが両方ハイ(High)の場合、たすき掛けのフィードバックにより、出力Qは前の状態が保持される。第2パルス信号Reset_Nがハイの間に、第1パルス信号Set_Nがロー(Low)になった場合、出力Qはハイとなり、第1パルス信号Set_Nがハイに戻った場合も、出力Qはハイを保持する。同様に、第1パルス信号Set_Nがハイの間に第1パルス信号Reset_Nがローとなった場合、出力Qはローとなり、第2パルス信号Reset_Nがハイに戻った後も出力Qはローを保持する。これらの構成により、信号生成部310は、例えば、入力される信号のデューティによらず、クロック信号CKREFの第1エッジから遅延パルス信号OUTの第1エッジまでの間、出力する第1制御信号CKUPをハイにするという動作が可能となる。
図4は、チャージポンプ320のより詳細な構成例を示す。チャージポンプ320は、ラッチ部316から出力された第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNの一方が入力され、クロック信号CKREFが第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNの他方として入力され、第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNに応じて電流I_UP/I_DNを出力してよい。チャージポンプ320は、インバータ1000と、第1電流源1002と、第2電流源1004と、第1トランジスタ1010と、第2トランジスタ1020とを有する。
インバータ1000は、第1制御信号CKUPが入力される端子UPと第1トランジスタ1010の間に接続され、入力された第1制御信号CKUPの論理レベルを反転させて出力してよい。第1電流源1002は、第1トランジスタ1010に接続され、第1トランジスタ1010へ信号CNT_IUPに応じた大きさの電流I_UPを流してよい。第1トランジスタ1010は、出力に接続され、制御端子(ゲート端子)にインバータ1000から流れる第1制御信号CKUPに応じて、出力に向かう電流I_UPの通電/遮断を制御する。
第2電流源1004は、第2トランジスタ1020に接続され、第2トランジスタ1020から、信号CNT_IDNに応じた大きさの電流I_DNを流してよい。第2トランジスタ1020は、出力に接続され、制御端子に端子DNから流れる第2制御信号に応じて、出力から第2電流源1004への電流I_DNの通電/遮断を制御する。このような構成により、チャージポンプ320は、例えば、第1制御信号CKUPのみがハイのとき、電流I_UPを出力し、第2制御信号CKDNのみがハイのとき、電流I_DNを引き込み、第1制御信号CKUP及び第2制御信号CKDNの両方がハイのときは、電流の差(I_UP-I_DN)を出力してよい。
第1電流源1002は、信号CNT_IUPにより電流I_UPの大きさが制御可能であり、第2電流源1004は、信号CNT_IDNにより電流I_DNの大きさが制御可能である。これにより、チャージポンプ320は、クロック信号CKREFの入力条件、遅延パルス信号OUTに求められる遅延時間に応じて、第1電流源1002の電流I_UPと第2電流源1004の電流I_DNの比が制御される。
図5は、遅延部340の構成例を示す。遅延部340は、第3トランジスタ1030と、第4トランジスタ1040と、抵抗1050と、第5トランジスタ1060と、第6トランジスタ1070と、複数のインバータ1080,1090,1100,1110、1120、1130,1140、1150とを有する。第3トランジスタ1030は、電源と第4トランジスタ1040との間に接続され、制御端子が第5トランジスタ1060の制御端子と第3トランジスタ1030及び第4トランジスタ1040の間のノードとに接続される。第4トランジスタ1040は、抵抗1050の一端に接続され、制御端子がキャパシタ330に接続される。抵抗1050は、他端が基準電位に接続される。第5トランジスタ1060は、電源と第6トランジスタ1070の一端との間に接続される。第6トランジスタ1070は、他端が基準電位に接続され、制御端子が第5トランジスタ1060及び第6トランジスタ1070の一端の間のノードに接続される。複数のインバータ1080,1090,1100,1110、1120、1130,1140、1150は、第5トランジスタ1060及び第6トランジスタ1070の一端の間のノードと、基準電位との間にそれぞれ接続され、入力端子100と出力端子700との間に直列に複数段で接続される。
遅延部340は、キャパシタ330に充放電される電圧VCAPを第4トランジスタ1040と抵抗1050で受けて電流を生成する。遅延部340は、当該生成した電流を、第3トランジスタ1030及び第5トランジスタ1060で構成する電流ミラーを介して複数のインバータ1080,1090,1100,1110、1120、1130,1140、1150に供給する。供給する電流が大きいほど複数のインバータ1080,1090,1100,1110、1120、1130,1140、1150の遅延は小さくなり、供給する電流が小さいほど複数のインバータ1080,1090,1100,1110、1120、1130,1140、1150の遅延は大きくなる。
なお、本実施形態では、8段のインバータ1080,1090,1100,1110、1120、1130,1140、1150を用いたが、遅延部340におけるインバータは回路用途に応じて、9以上又は8未満の段にしてもよい。また各インバータ1080,1090,1100,1110、1120、1130,1140、1150から信号を出力させ、多相クロックを生成することも可能である。
図6は、パルス幅調整部400の構成例を示す。パルス幅調整部400は、パルス幅調整遅延部401と、パルス幅調整論理積部402とを有する。パルス幅調整遅延部401は、入力とパルス幅調整論理積部402との間に接続され、遅延回路300からの遅延信号を受信し、所定のパルス幅分で遅延させて、パルス幅調整論理積部402に出力する。パルス幅調整論理積部402は、入力と出力の間に接続され、パルス幅調整論理積部402は、一方の入力の遅延信号と、他方の入力のパルス幅調整遅延部401からの信号との論理積をとり、遅延パルス信号OUTを生成し、出力する。
図7は、本実施形態の遅延回路300のタイミングチャートの一例を示す。タイミングチャートにおいて、CKREFは、入力されるクロック信号CKREFを示し、OUTは、出力端子700から出力される遅延パルス信号OUTを示し、SETは、第1パルス生成部312から出力される信号を示し、RESETは、第2パルス生成部314から出力される信号を示し、CKUPは、ラッチ部316から出力される信号を示し、CKDNは、チャージポンプ320に入力されるクロック信号CKREFを示し、出力電流は、チャージポンプ320から出力される電流を示し、VCAPは、キャパシタ330の電圧を示す。
図7において、クロック信号CKREFに対する遅延パルス信号OUTの遅延が大きいため、クロック信号CKREFのローになるタイミングの後に遅延パルス信号OUTがハイに変化する。信号生成部310は、クロック信号CKREFと遅延パルス信号OUTの第1エッジ(以降、奇数番目のエッジ)を検出して、検出に応じた第1制御信号CKUPが、クロック信号CKREFの変化するタイミングに応じた第2制御信号CKDNとともにチャージポンプ320に入力される。第1制御信号CKUPは、クロック信号CKREFが第1論理(一例として、ハイ)に変化したときに一方の論理(第1論理)に変化し、遅延パルス信号OUTが第1論理に変化したときに他方の論理(第2論理(一例としてロー))に変化する。第2制御信号CKDNは、クロック信号CKREFが第1論理に変化したときに一方の論理(第1論理)に変化し、クロック信号CKREFが第2論理に変化したときに他方の論理(第2論理)に変化する。
チャージポンプ320は、第1制御信号CKUPによりクロック信号CKREFの第1エッジから遅延パルス信号OUTの第1エッジまで電流I_UPをキャパシタ330に充電する。一方、チャージポンプ320は、第2制御信号CKDNによりクロック信号CKREFの第1エッジから第2エッジ(以降、偶数番目のエッジ)まで電流I_DNをキャパシタ330から放電する。電流I_UPと電流I_DNの電流値は、クロック信号CKREFと遅延パルス信号OUTの遅延の関係により設定される。本実施形態のように、クロック信号CKREFの第2エッジが、遅延パルス信号OUTの遅延時間より早い場合は、電流値は電流I_UP<電流I_DNに設定されてよい。したがって、チャージポンプ320は、クロック信号CKREFの第1エッジから遅延パルス信号OUTの第1エッジまで電流の差I_UP-I_DNをキャパシタ330から放電して電圧VCAPを減少させ、クロック信号CKREFの第2エッジから遅延パルス信号OUTの第1エッジまで電流I_UPをキャパシタ330に充電して電圧VCAPを上昇させて元のレベルに戻す。放電の間のVCAP電圧の減少は遅延を大きくさせる方向に働く。
これにより、クロック信号CKREFの第2エッジが、遅延時間より早い場合でも、遅延時間を一定にすることができる。ここでクロック信号CKREFの第2エッジから第3エッジのタイミングは遅延制御とは無関係であり、クロック信号CKREFの周期(周波数)に依存せず遅延を一定に保つことが可能である。
図8は、本実施形態の遅延回路300のタイミングチャートの他の例を示す。図8における各記号は、図7と同様の信号を示す。
図8において、クロック信号CKREFに対する遅延パルス信号OUTの遅延が小さいため、クロック信号CKREFのローになるタイミングの前に遅延パルス信号OUTがハイに変化する。信号生成部310は、クロック信号CKREFと遅延パルス信号OUTの第1エッジ(ハイに変化する部分)を検出して、検出に応じた第1制御信号CKUPが、クロック信号CKREFの変化するタイミングに応じた第2制御信号CKDNとともにチャージポンプ320に入力される。
チャージポンプ320は、第1制御信号CKUPによりクロック信号CKREFの第1エッジから遅延パルス信号OUTの第1エッジまで電流I_UPをキャパシタ330に充電する。一方、チャージポンプ320は、第2制御信号CKDNによりクロック信号CKREFの第1エッジから第2エッジまで電流I_DNをキャパシタ330から放電する。本実施形態のように、クロック信号CKREFの第2エッジが、遅延パルス信号OUTの遅延時間より遅い場合は、電流I_UP>電流I_DNに設定されてよい。したがって、チャージポンプ320は、クロック信号CKREFの第1エッジから遅延パルス信号OUTの第1エッジまで電流の差I_UP-I_DNでキャパシタ330を充電して電圧VCAPを上昇させ、遅延パルス信号OUTの第1エッジからクロック信号CKREFの第2エッジまで電流I_DNでキャパシタ330から放電して電圧VCAPを減少させて元のレベルに戻す。
本実施形態の遅延回路300は、チャージポンプ320の充放電の電荷量が同じになるようにフィードバックシステムが作用することができる。例えば、クロック信号CKREFに対する遅延パルス信号OUTの遅延が大きいとき、第1制御信号のハイ期間が長くなり、電流I_UPが流れる期間が増えることで、キャパシタ330での充電の電荷量が増加し、VCAP電圧は上昇する。一方、遅延パルス信号OUTの遅延が小さいとき、第1制御信号のハイ期間が短くなり、電流I_UPが流れる期間が減少することでキャパシタ330の充電の電荷量が減少し、VCAP電圧も減少する。キャパシタ330の充電の電荷量を決めるのは、電流I_UP電流と遅延パルス信号OUTの遅延時間であり、キャパシタ330の放電の電荷量を決めるのは、電流I_DNとクロック信号CKREFの第1エッジから第2エッジまでの区間となる。つまり、電流I_UP×遅延時間=電流I_DN×(クロック信号CKREFの第1エッジから第2エッジまでの区間)となり、電流I_UP及び電流I_DNの大きさを適宜設定することで、遅延時間を自由に調整することが可能である。
本実施形態の遅延回路300は、クロック信号CKREFの第2エッジから第3エッジのタイミングは遅延制御とは無関係となり、クロック信号CKREFの周期(周波数)に依存せず遅延を一定に保つことが可能である。遅延回路300は、信号生成部310により、入力される信号のエッジを検出して動作するためクロック信号CKREFの第1エッジから第2エッジまでの期間が、遅延時間より短い場合でも、クロック信号CKREFの周波数に依存せず遅延時間を一定にすることができる。さらに、遅延パルス信号OUTのデューティにも依存しない。
図9は、遅延回路300の第2構成例を示す。第2構成例の遅延回路300は、第1構成例の遅延回路300と同様の構成及び動作を有し、ただし、信号生成部310とチャージポンプ320の接続が異なる。信号生成部310は、第1制御信号CKDNをチャージポンプ320の端子DNに出力し、第2制御信号CKUPをチャージポンプ320の端子UPに出力してよい。
図10は、第2構成例の遅延回路300のタイミングチャートの一例を示す。図9における各記号は、図7と同様の信号を示し、ただし、CKDNは、ラッチ部316から出力される信号を示し、CKUPは、チャージポンプ320に入力されるクロック信号CKREFを示す。第2構成例の遅延回路300では、第1構成例に対して第1制御信号と第2制御信号の入力先が入れ替わっているため、チャージポンプ320の出力電流の大きさとタイミングが変更される。
クロック信号CKREFの第1エッジから第2エッジまで、差(I_UP―I_DN)の電流でキャパシタ330が充電され、VCAP電圧は上昇する。その後、電流I_UPは止まり、遅延パルス信号OUTの第1エッジまでは、電流I_DNのみがキャパシタ330に供給されることになり、その間、VCAP電圧は減少して、元のレベルに戻る。この場合、電流I_DN×遅延時間=I_UP×(クロック信号CKREFの第1エッジから第2エッジまでの期間)となり、電流I_UP及び電流I_DNの大きさを適宜設定することで、遅延時間を自由に調整することが可能である。
図11は、本実施形態の遅延パルス生成回路10の遅延回路300のタイミングチャートの他の例を示す。タイミングチャートにおいて、CKREFは、入力されるクロック信号CKREFを示し、OUTは、出力端子700から出力される遅延パルス信号OUTを示し、CKUPは、第2制御信号を示し、CKDNは、第1制御信号を示し、出力電流は、チャージポンプ320から出力される電流を示し、VCAPは、キャパシタ330の電圧を示す。本実施形態のタイミングチャートは、第1構成例又は第2構成例の遅延回路300と同様の構成及び動作を有してよく、ただし、チャージポンプ320の電流I_DNと電流I_UPが同時流れる期間に、電流値の絶対値の小さい側の電流を停止し、差分のみを電流I_DNから流す。
本実施形態では、第1制御信号CKDNは、クロック信号CKREFが第1論理に変化したときに一方の論理(例えば第1論理)に変化し、クロック信号CKREFが次に変化したとき若しくは遅延パルス信号OUTが第1論理に変化したときの早い方で他方の論理(例えば第2論理)に変化し、第2制御信号CKUPは、クロック信号CKREFが次に変化したとき若しくは遅延パルス信号OUTが第1論理に変化したときの早い方で一方の論理(例えば第1論理)に変化し、クロック信号CKREFが次に変化したとき若しくは遅延パルス信号OUTが第1論理に変化したときの遅い方で他方の論理(第2論理)に変化する。
第1制御信号CKDNは、クロック信号CKREFの第1エッジ(以降、奇数番目のエッジ)でハイになり、クロック信号CKREFの第2エッジ(以降、偶数番目のエッジ)でローになる。第2制御信号は、クロック信号CKREFの第2エッジでハイになり、遅延パルス信号OUTの第1エッジでローになる。チャージポンプ320は、第1制御信号CKDNがハイの期間に、電流I_DNのみを流し、電圧VCAPを減少させ、第2制御信号CKUPがハイの期間に電流I_UPのみを流し、電圧VCAPを上昇させ、元のレベルに戻す。このような本実施形態の遅延回路300は適宜構成されてよい。
なお、図11においてはクロック信号CKREFの第2エッジが遅延パルス信号の第1エッジよりも早い場合を示したが、クロック信号CKREFの第2エッジが遅延パルス信号の第1エッジよりも遅い場合、第1制御信号は、クロック信号CKREFが第1論理に変化したときに一方の論理(第1論理)に変化し、遅延パルス信号OUTが第1論理に変化したとき他方の論理(第2論理)に変化し、第2制御信号は、遅延パルス信号OUTが第1論理に変化したとき一方の論理(第1論理)に変化し、クロック信号CKREFが次に変化したとき他方の論理(第2論理)に変化する。
図12は、本実施形態の遅延パルス生成回路10の遅延回路300のタイミングチャートの他の例を示す。タイミングチャートにおいて、CKREFは、入力されるクロック信号CKREFを示し、OUTは、出力端子700から出力される遅延パルス信号OUTを示し、CKUPは、第1制御信号を示し、CKDNは、第2制御信号を示し、出力電流は、チャージポンプ320から出力される電流を示し、VCAPは、キャパシタ330の電圧を示す。本実施形態のタイミングチャートは、第1構成例又は第2構成例の遅延回路300と同様の構成及び動作を有してよく、ただし、チャージポンプ320の電流I_DNと電流I_UPが同時に流れる期間に電流値の絶対値の小さい側の電流を停止し、差分のみを電流I_UPから流す。
第1制御信号CKUPは、クロック信号CKREFの第1エッジ(以降、奇数番目のエッジ)でハイになり、クロック信号CKREFの第2エッジ(以降、偶数番目のエッジ)でローになる。第2制御信号CKDNは、クロック信号CKREFの第2エッジでハイになり、遅延パルス信号OUTの第1エッジ(以降、奇数番目のエッジ)でローになる。チャージポンプ320は、第1制御信号CKREFがハイの期間に、電流I_UPのみを流し、電圧VCAPを上昇させ、第2制御信号CKDNがハイの期間に電流I_DNのみを流し、電圧VCAPを減少させ、元のレベルに戻す。このような本実施形態の遅延回路300は適宜構成されてよい。
図13は、遅延回路300の信号生成部310の他の例を示す。他の例の信号生成部310は、第1フリップフロップ部1300と、第2フリップフロップ部1310と、排他的論理和部1320とを有する。第1フリップフロップ部1300は、入力端子100と排他的論理和部1320との間に接続される。第1フリップフロップ部1300は、DFF(ディレイフリップフロップ)で構成され、クロック信号CKREFが入力されて、排他的論理和部1320に信号CKREF_FFを出力する。第2フリップフロップ部1310は、DFF(ディレイフリップフロップ)で構成され、遅延パルス信号OUTが入力されて、排他的論理和部1320に信号OUT_FFを出力する。排他的論理和部1320は、2つの入力の排他的論理和をとり、第1制御信号CKUPを出力する。他の例の信号生成部310は、図示しないが、第1構成例と同様に、入力されるクロック信号CKREFを第2制御信号CKDNとして出力する。
図14は、他の例の信号生成部310のタイミングチャートの一例を示す。信号CKREF_FFは、クロック信号CKREFのハイになるタイミングでハイ及びローに変化し、例えば、クロック信号CKREFの第1エッジでハイになり、第3エッジでローになる。信号OUT_FFは、遅延パルス信号OUTのハイになるタイミングでハイ及びローに変化し、例えば、遅延パルス信号OUTの第1エッジでハイになり、第3エッジでローになる。第1制御信号CKUPは、信号CKREF_FFと信号OUT_FFの排他的論理和であり、信号CKREF_FFの第1エッジでハイになり、信号OUT_FFの第1エッジでローになり、信号CKREF_FFの第2エッジでハイになり、信号OUT_FFの第2エッジでローになる。
このように本実施形態の信号生成部310は、クロック信号CKREF及び遅延パルス信号OUTのエッジをパルス化することなく第1制御信号CKUPを生成することができる。
上記のような図1から図14の本実施形態により、入力されるクロック信号CKREFの2つエッジ間の時間を基準とし、クロック信号CKREFから固定の遅延信号を生成する遅延ロックループにおいて、クロック信号CKREFの第1エッジから第2エッジの期間が、必要とされる遅延時間より短い場合においても、正しくループ動作を行うことが可能となる。クロック信号CKREFの条件が入力パルス幅固定で周期が変動するような場合、クロック信号CKREFのパルス幅が、ドライバ500の出力に要求される遅延時間より短い場合でも遅延回路300として正しく動作することが可能である。ドライバ500の出力を遅延回路300にフィードバックさせることで、遅延回路300において遅延が調整され、入力端子100からドライバ500の出力までの遅延を、入力バッファ200、パルス幅調整部400、ドライバ500の製造ばらつきや、温度など電源電圧の変動といった環境因によらず、一定に保つことが可能である。
なお、上記の図7から図8,図10から図12,及び図14に示すタイミングチャートの論理(ハイ及びロー)の関係は一例であり、逆の論理の関係で構成してもよい。例えばクロック信号CKREFと遅延パルス信号のOUTの論理が逆でもよい。また、ドライバ500の出力を信号生成部310に入力した例を示したが、ドライバ500に入力される信号(例えば、パルス幅調整部400とドライバ500との間の信号)を遅延パルス信号として信号生成部310に入力してもよい。また、本実施形態における図4及び5のトランジスタは、MOSを使用した例を示したが、MOSではなくバイポーラでもよい。また、信号生成部310において基準となるクロック信号CKREFのエッジは、第1エッジと第2エッジを使用したが、第2エッジと第3エッジを使用してもよい。
図15は、比較例の遅延回路を示す。比較例の遅延回路は、図2の遅延回路300と同様の構成及び動作を有し、ただし、信号生成部310の代わりに、論理積部1510を有する。論理積部1510は、入力端子及び出力端子とチャージポンプ1520との間に接続され、入力されるクロック信号CKREFと遅延パルス信号OUTの論理積をとり、一方の制御信号CKUPを出力する。チャージポンプ1520は、当該一方の制御信号CKUPと他方の制御信号(クロック信号CKREF)が入力され、これらの制御信号に応じてキャパシタ1530を充電/放電する。遅延部1500は、キャパシタ1530の電圧に応じた遅延を行う。
図16は、比較例の遅延回路のタイミングチャートを示す。一方の制御信号CKUPは、クロック信号CKREFの第1エッジでハイになり、第2エッジでローになる。クロック信号CKREFのパルス幅が、遅延パルス信号の遅延時間よりも短い場合、クロック信号CKREFの第2エッジが、遅延パルス信号OUTの第1エッジより早くなり、正しく動作できない。遅延パルス信号OUTの第1エッジとクロック信号CKREFの第2エッジの順番が逆転してしまい、電流I_UPの制御が破綻してしまう。遅延パルス信号OUTの遅延量が変化しても、クロック信号CKREFの第2エッジが、遅延パルス信号OUTの第1エッジより早い場合、常に電流I_UPと電流I_DNが同時に出力され、I_UP電流>I_DN電流に設定すると、最終的には所望の遅延より早い位置でループが安定してしまうという問題点がある。所望の遅延が得られない場合、遅延回路300で調整するプロパゲーションディレイが、システム自体の最小ディレイより小さくなるため、遅延回路として常に最速の遅延で動作せざるを得なくなり、遅延回路300による遅延調整ができなくなる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 遅延パルス生成回路
100 入力端子
200 入力バッファ
600 ダミー入力バッファ
300 遅延回路
310 信号生成部
312 第1パルス生成部
314 第2パルス生成部
316 ラッチ部
320 チャージポンプ
330 キャパシタ
340 遅延部
400 パルス幅調整部
401 パルス幅調整遅延部
402 パルス幅調整論理積部
500 ドライバ
700 出力端子
1000 インバータ
1002 第1電流源
1004 第2電流源
1010 第1トランジスタ
1020 第2トランジスタ
1030 第3トランジスタ
1040 第4トランジスタ
1050 抵抗
1060 第5トランジスタ
1070 第6トランジスタ
1090 インバータ
1100 インバータ
1110 インバータ
1120 インバータ
1130 インバータ
1140 インバータ
1150 インバータ
1300 第1フリップフロップ部
1310 第2フリップフロップ部
1320 排他的論理和部
1500 遅延部
1510 論理積部
1520 チャージポンプ
1530 キャパシタ

Claims (7)

  1. クロック信号が入力され、遅延パルス信号を出力する遅延パルス生成回路であって、
    前記クロック信号と前記遅延パルス信号が入力され、
    前記クロック信号が第1論理に変化したときに一方の論理に変化し、前記遅延パルス信号が第1論理に変化したときに他方の論理に変化する第1制御信号と、前記クロック信号が第1論理に変化したときに一方の論理に変化し、前記クロック信号が第2論理に変化したときに他方の論理に変化する第2制御信号とに基づいて、又は
    前記クロック信号が第1論理に変化したときに一方の論理に変化し、前記クロック信号が次に変化したとき若しくは前記遅延パルス信号が第1論理に変化したときの早い方で他方の論理に変化する第1制御信号と、前記クロック信号が次に変化したとき若しくは前記遅延パルス信号が第1論理に変化したときの早い方で一方の論理に変化し、前記クロック信号が次に変化したとき若しくは前記遅延パルス信号が第1論理に変化したときの遅い方で他方の論理に変化する第2制御信号とに基づいて、
    前記クロック信号を遅延させた遅延信号を生成する遅延回路と、
    前記遅延信号に応じた、遅延パルス信号を出力するドライバと、を備える
    遅延パルス生成回路。
  2. 前記遅延回路は、
    前記第1制御信号及び前記第2制御信号に応じて電流を出力するチャージポンプと、
    前記チャージポンプが出力する電流に応じて、前記クロック信号を遅延させた前記遅延信号を出力する遅延部と、を有する
    請求項1に記載の遅延パルス生成回路。
  3. 前記遅延回路は、前記チャージポンプの出力が接続されたノードと基準電位との間に接続されたキャパシタを有し、
    前記チャージポンプは、前記第1制御信号及び前記第2制御信号に応じて電流の向きを変更し、前記キャパシタの充電又は放電を行う
    請求項2に記載の遅延パルス生成回路。
  4. 前記遅延回路は、
    前記クロック信号が変化したときに立ち上がる第1パルス信号と、前記遅延パルス信号が変化したときに立ち上がる第2パルス信号とを生成する信号生成部と、
    前記第1パルス信号と前記第2パルス信号とに応じて前記第1制御信号及び前記第2制御信号の一方を出力するラッチ部と、を有し、
    前記チャージポンプは、前記ラッチ部から出力された前記第1制御信号及び前記第2制御信号の一方が入力され、前記クロック信号が前記第1制御信号及び前記第2制御信号の他方として入力され、前記第1制御信号及び前記第2制御信号に応じて電流を出力する
    請求項2又は3に記載の遅延パルス生成回路。
  5. 前記信号生成部は、
    前記クロック信号が入力される第1パルス生成遅延部と、一方の入力に前記クロック信号が入力され、他方の入力に前記第1パルス生成遅延部によって前記クロック信号を遅延させた信号が入力され、前記第1パルス信号を出力する第1パルス生成論理積部とを含む第1パルス生成部と、
    前記遅延パルス信号が入力される第2パルス生成遅延部と、一方の入力に前記遅延パルス信号が入力され、他方の入力に前記第2パルス生成遅延部によって前記遅延パルス信号を遅延させた信号が入力され、前記第2パルス信号を出力する第2パルス生成論理積部とを含む第2パルス生成部と、を有する
    請求項4に記載の遅延パルス生成回路。
  6. 前記ラッチ部は、前記第1パルス信号と前記第2パルス信号とに応じてSRラッチを行い、前記第1制御信号及び前記第2制御信号の一方を出力する
    請求項4又は5に記載の遅延パルス生成回路。
  7. 前記遅延回路は、前記ドライバから出力された又は前記ドライバに入力される前記遅延パルス信号が入力される
    請求項1から6のいずれか一項に記載の遅延パルス生成回路。
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