JP2023063699A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のシーンを跨いだ記録が行われた場合などにおいても、記録されたファイルがどのシーンに対応するかを容易に把握できるようにする。【解決手段】本発明の記録装置は、シーン番号を設定する設定手段と、他の記録装置との間でシーン番号を共有するように、シーン番号の送受信を行う通信手段と、記録データのファイルを、前記記録データの記録開始時におけるシーン番号と、前記記録データの記録終了時におけるシーン番号とを含むファイル名で記録する記録手段とを有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、記録装置に関し、特に記録データのファイル名の付与に関する。
複数のカメラで撮影を行うマルチ撮影が知られている。マルチ撮影に関する技術は、例えば、特許文献1,2に開示されている。特許文献1には、撮像制御システムの各カメラが、撮像制御システムが最後に撮影画像を記録する際に用いた番号を特定し、当該特定した番号に所定数を加えた番号を、新たに記録する撮影画像のフォルダ名またはファイル名に含める方法が開示されている。特許文献2に開示の技術では、複数のビデオカメラで撮影されたビデオデータを撮影場所などに基づくファイル名で区別して管理する方法が開示されている。
特開2016-66900号公報 特開2005-198231号公報
しかしながら、特許文献1,2などに開示された方法では、1台のカメラが複数のシーンを跨いだ動画撮影を行った場合などにおいて、記録されたファイルがどのシーンに対応するのかを容易に把握することができない。そのため、動画編集時に必要なファイルを容易に選択することができない。動画を撮影および編集する場合に限られず、例えば、音声を記録および編集する場合にも、同様の課題が生じる。
本発明は、複数のシーンを跨いだ記録が行われた場合などにおいても、記録されたファイルがどのシーンに対応するかを容易に把握できるようにする、ということを目的とする。
本発明の記録装置は、シーン番号を設定する設定手段と、他の記録装置との間でシーン番号を共有するように、シーン番号の送受信を行う通信手段と、記録データのファイルを、前記記録データの記録開始時におけるシーン番号と、前記記録データの記録終了時におけるシーン番号とを含むファイル名で記録する記録手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のシーンを跨いだ記録が行われた場合などにおいても、記録されたファイルがどのシーンに対応するかを容易に把握できるようになる。
カメラの構成例を示すブロック図である。 撮影システムの構成例を示す模式図である。 マルチ撮影モード処理の一例を示すフローチャートである。 動画のファイル名の一例を示す模式図である。 動画の記録後に表示する画面の一例を示す模式図である。 カメラの動作例を示すタイミングチャートである。 カメラの動作例を示すタイミングチャートである。 カメラの動作例を示すタイミングチャートである。
以下に、本発明の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明を撮像装置(デジタルビデオカメラ)に適用した例を説明するが、本発明は、音声を記録する録音機などの様々な記録装置に適用可能である。
図1は、本発明を適用可能な記録装置の一例としてのカメラ100の構成例を示すブロック図である。カメラ100は、制御部10、画像圧縮/伸長部11、撮像部12、画像処理部13、無線通信部14、表示部15、操作部16、ROM17、RAM18、記録媒体I/F19、及び、記録媒体20を備える。制御部10以外の各構成部は制御部10に接続されており、制御部10と各構成部は、互いにデータのやり取りを行うことができる。
制御部10(CPU)は、カメラ100の全体を制御する。制御部10は、ROM17に記録されたプログラムをRAM18に展開して実行することにより、各構成部を制御し、後述のフローチャートの動作を実現する。制御部10は、記録データ(本実施形態では、撮像部12で撮像された画像のデータ)のファイルを記録媒体20に記録する記録制御や、撮像または記録された画像を表示部15に表示する表示制御などを行う。
ROM17は、不揮発性の記録媒体であり、制御部10が実行するプログラムを記憶している。RAM18は、制御部10のワークメモリとして用いられる揮発性の記録媒体である。例えば、RAM18は、画像圧縮/伸長部11で圧縮処理または伸長処理を施す画像データ(撮像部12で撮像され画像処理部13で画像処理が施された画像データや、記録媒体20から読み出された画像データなど)を一時格納するRAMとして用いられる。また、RAM18は、表示部15に表示する画像データを一時格納するVRAMとして用いられる。さらには、RAM18は、画像データに関連付けて記録する付加情報を一時格納する記憶部として用いられる。付加情報のフォーマットは特に限定されないが、例えば、付加情報のファイルとして、マークアップ言語のXMLファイル(Extensible MarkUp Language file)が記録される。
記録媒体I/F19は、画像データなどを記録するための記録媒体20を着脱可能に構成されたインタフェースである。例えば、記録媒体20は、SDカードなどのメモリカードであり、記録媒体I/F19は、当該メモリカードを抜き差し可能なスロットを有する。図1は、記録媒体I/F19に記録媒体20が装着されている状態を示している。カメラ100に対して着脱可能な記録媒体20を用いる構成を説明したが、記録媒体20はカメラ100に内蔵されたメモリなどであってもよい。
画像処理部13は、撮像部12で撮像された画像データに所定の画像処理(画素補間処理やリサイズ処理、色変換処理など)を施す。また、画像処理部13は、撮像された画像データを用いて所定の演算処理を行い、制御部10は、得られた演算結果に基づいて撮像部12による撮像に関する各種制御(露光制御やオートホワイトバランス制御など)を行う。
画像圧縮/伸長部11は、画像処理部13で画像処理が施された画像データを圧縮する圧縮処理や、記録媒体20から読み出された画像データを伸長する伸長処理を行う。
撮像部12は、撮影レンズ(ズームレンズとフォーカスレンズを含む)と撮像素子とを有し、制御部10の制御に基づいて被写体を撮像し、静止画データや動画データといった画像データを取得する。
表示部15は、制御部10の制御に基づき、各種設定状態や、撮像部12で撮像された画像、記録媒体20から読み出されて再生された画像などを表示する。表示部15は覗き込み型のファインダー内のディスプレイであってもよいし、ファインダー外の背面ディスプレイであってもよい。表示部15は、カメラ100の本体部に対する相対的な姿勢を変更可能な背面ディスプレイ(例えばバリアングル方式の背面ディスプレイ)であってもよいし、カメラ100の本体部に対する相対的な姿勢が固定の背面ディスプレイであってもよい。
操作部16は、カメラ100の電源をON/OFFするための電源スイッチや、撮影開始ボタン、カメラモード(撮影モード)や再生モードなどの動作モードを切り替えるモード切替ボタンなどを含み、ユーザからの操作を受け付ける受付部である。操作部16にタッチパネルが含まれる場合、制御部10はタッチパネルへの以下の操作を検出することができる。
・タッチパネルに指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。
・タッチパネルに指やペンで触れていること(以下、タッチオンと称する)。
・指やペンがタッチパネルに触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。
・タッチパネルに触れていた指やペンをタッチパネルから離したこと(以下、タッチアップと称する)。
・タッチパネルに何も触れていないこと(以下、タッチオフと称する)。
これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は制御部10に通知され、制御部10は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行われたかを判定する。ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分、水平成分毎に判定できる。
タッチダウンからムーブを経てタッチアップをした場合は、ストロークを描いたとする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、指やペンをタッチパネルに触れたまま或る程度の距離だけ素早く動かして、タッチパネルから離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指やペンではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行われたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合は、ドラッグが行われたと判定するものとする。
抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式など、様々な方式のうちいずれの方式のタッチパネルを用いてもよい。
無線通信部14は、制御部10の制御に基づいて、外部カメラやパーソナルコンピュータといった外部機器とのデータの送受信を無線通信により行う。無線通信部14は、例えば、カメラ100の設定情報や操作情報などを外部に送信し、カメラ100を操作するコマンドや、画像データと共に記録する付加情報などを受信する。送受信可能なデータには、デジタル画像データやアナログ映像信号、付加情報などが含まれる。無線通信部14による無線通信の方式は特に限定されないが、例えば、Wi-FiやBluetooth、電波通信、赤外線通信などである。
図2は、本実施形態に係る撮影システム(記録システム)の構成例を示す模式図である。本実施形態に係る撮影システムは、複数のカメラを含む。カメラの数は特に限定されないが、図2の例では3台のカメラ201~203が使用されている。カメラ201~203のそれぞれは、図1のカメラ100と同様の構成を有する。カメラ201~203は、
各々の無線通信部14によって互いに通信可能に接続されている。カメラ201~203の間の通信は有線通信であってもよい。
図3は、マルチ撮影モード時におけるカメラ100の動作(マルチ撮影モード処理)の一例を示すフローチャートである。この動作は、制御部10がROM17に記録されたプログラムをRAM18に展開して実行することにより実現される。例えば、マルチ撮影モードでカメラ100が起動したり、カメラ100のモードがマルチ撮影モードに切り替えられたりすると、図3の動作が開始する。
S301では、制御部10は、無線通信部14を制御して、カメラ100を撮影システムにおける他のカメラと無線通信が可能な状態に設定する。例えば、カメラ100が図2のカメラ201である場合には、カメラ201の制御部10は、カメラ201の無線通信部14を制御して、カメラ201をカメラ202およびカメラ203と無線通信が可能な状態に設定する。撮影システムにおける各カメラがこの処理を行うことで、撮影システムにおける全てのカメラの間での無線通信が可能となる。
S302では、制御部10は、カメラ100の名前を表すカメラ名CameraNameの設定を行う。例えば、制御部10は、予め定められたデフォルトの名前をカメラ名CameraNameに設定する。
S303では、制御部10は、ユーザによってカメラ名CameraNameの変更指示がされたか否かを判定する。変更指示がされた場合はS304へ進み、そうでない場合はS305へ進む。
S304では、制御部10は、カメラ名CameraNameに設定された名前を、ユーザが指定した名前に変更(更新)する。
S305では、制御部10は、シーン決定許容時間Tthresの設定を行う。例えば、制御部10は、予め定められたデフォルトの時間をシーン決定許容時間Tthresに設定する。シーン決定許容時間Tthresは、カメラ100による動画(撮像部12によって撮像された動画)の記録終了後にカレントシーン番号Ncurrent(現在のシーン番号)を更新するために使用される。詳細は後述するが、本実施形態では、動画の記録終了からシーン決定許容時間Tthresが経過したことに応じて、カレントシーン番号Ncurrentが更新される。シーン決定許容時間Tthresに設定される時間は特に限定されないが、例えば1秒~5秒である。本実施形態では、シーン決定許容時間Tthresは、カメラ100が記録する動画の先頭に対応するシーン番号(開始番号Nstart)を決定するためにも使用される。なお、シーン決定許容時間Tthresとは異なる所定時間が開始番号Nstartを決定するために使用されてもよい。
S306では、制御部10は、ユーザによってシーン決定許容時間Tthresの変更指示がされたか否かを判定する。変更指示がされた場合はS307へ進み、そうでない場合はS308へ進む。
S307では、制御部10は、シーン決定許容時間Tthresに設定された時間を、ユーザが指定した時間に変更(更新)する。
S308では、制御部10は、カレントシーン番号Ncurrentの設定を行う。例えば、制御部10は、予め定められたデフォルトの番号(「001」など)をカレントシーン番号Ncurrentに設定する。撮影システムにおいて、1台のカメラがホストカメラとして設定され、残りのカメラがゲストカメラとして設定される場合には、S308
の処理はホストカメラでのみ行われてもよい。例えば、ホストカメラは、予め定められたデフォルトの番号、または、ユーザは指定した番号を、カレントシーン番号Ncurrentに設定し、カレントシーン番号Ncurrentをゲストカメラに通知する。後からゲストカメラが追加されることも考えられるため、ゲストカメラがホストカメラにカレントシーン番号Ncurrentを要求するようにしてもよい。
S309では、制御部10は、無線通信部14を介して撮影システムにおける他のカメラからカレントシーン番号Ncurrentを受信したか否かを判定する。カレントシーン番号Ncurrentを受信した場合はS310へ進み、そうでない場合はS311へ進む。
S310では、制御部10は、カメラ100のカレントシーン番号Ncurrentを、撮影システムにおける他のカメラから受信したカレントシーン番号に変更(更新)する。
S309の処理のように、本実施形態では、撮影システムにおける複数のカメラの間でカレントシーン番号Ncurrentの送受信が行われる。そして、S310の処理のように、本実施形態では、撮影システムにおける複数のカメラの間でカレントシーン番号Ncurrentが共有される。
S311では、制御部10は、ユーザによって動画の記録開始指示(撮影開始指示)がされたか否かを判定する。記録開始指示がされた場合はS312へ進み、そうでない場合はS309へ進む。
S312では、制御部10は、計時を開始し、計時開始からの経過時間Tcurrentの記録を開始する。
S313では、制御部10は、カレントシーン番号Ncurrentを開始番号Nstartに設定する。
S314では、制御部10は、動画の記録(撮影処理)を行う。制御部10は、動画のファイルを、記録媒体I/F19を介して記録媒体20に記録する。
S315では、制御部10は、無線通信部14を介して撮影システムにおける他のカメラからカレントシーン番号Ncurrentを受信したか否かを判定する。カレントシーン番号Ncurrentを受信した場合はS316へ進み、そうでない場合はS319へ進む。
S316では、制御部10は、カメラ100のカレントシーン番号Ncurrentを、撮影システムにおける他のカメラから受信したカレントシーン番号に変更(更新)する。
S317では、制御部10は、経過時間Tcurrentがシーン決定許容時間Tthres以下であるか否かを判定する。経過時間Tcurrentがシーン決定許容時間Tthres以下の場合はS318へ進み、そうでない場合はS319へ進む。
S318では、制御部10は、開始番号Nstartの値を1増加させる。経過時間Tcurrentがシーン決定許容時間Tthres以下である場合には、記録している動画の開始後すぐにシーンの切り替わりが発生する。そのような場合には、動画の2番目のシーンを動画の1番目(先頭)のシーンとみなすことが好ましい。そこで、本実施形態で
は、経過時間Tcurrentがシーン決定許容時間Tthres以下である場合に、動画の2番目のシーンが動画の1番目のシーンとみなされるように、開始番号Nstartの値を1増加させる。これにより、動画にわずかしか含まれていない先頭のシーンの番号が開始番号Nstartに設定されることを防ぐことができる。
S319では、制御部10は、ユーザによって動画の記録終了指示(撮影終了指示)がされたか否かを判定する。記録終了指示がされた場合はS320へ進み、そうでない場合はS314へ進む。
S320では、制御部10は、動画の記録を終了する記録終了処理(撮影終了処理)を行う。
S321では、制御部10は、経過時間Tcurrentを、記録媒体20に記録した動画の時間を表す動画時間Tmovに設定する。
S322では、制御部10は、記録媒体20に記録した動画のファイルに、開始番号Nstartとカレントシーン番号Ncurrentとを含むファイル名を付与する。動画のファイル名において、開始番号Nstartは、動画の記録開始時におけるシーン番号と捉えることもでき、カレントシーン番号Ncurrentは、動画の記録終了時におけるシーン番号と捉えることもできる。本実施形態では、制御部10は、動画のファイルに、カメラ名CameraName、開始番号Nstart、及び、カレントシーン番号Ncurrentを含むファイル名を付与する。例えば、制御部10は、動画のファイルに、「CameraName_Nstart-Ncurrent_Time.mp4」というファイル名を付与する。「Time」は、動画の記録を開始した時刻(時、分、秒)であり、例えばカメラ100の内蔵時計から得ることができる。図4は、図2のカメラ201~203が記録した動画のファイル名の一例を示す。動画の記録を開始した年、月、日などの情報をファイル名に含めてもよい。
S323では、制御部10は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたか否かを判定する。動画の記録終了からの経過時間がシーン決定許容時間Tthresを超えた場合はS324へ進み、そうでない場合はS326へ進む。
S324では、制御部10は、カレントシーン番号Ncurrentの値を1増加させる。
S325では、制御部10は、無線通信部14を介して撮影システムにおける他のカメラにカレントシーン番号Ncurrentを送信する。
S326では、制御部10は、ユーザによってカレントシーン番号Ncurrentの更新無効指示がされたか否かを判定する。更新無効指示がされた場合はS329へ進み、そうでない場合はS327へ進む。更新無効指示は、動画の記録終了からシーン決定許容時間Tthresが経過したことに応じたカレントシーン番号Ncurrentの更新、つまりS324の処理を行わないようにする(無効にする)指示である。図5は、動画の記録後に表示部15が表示する画面の一例を示す。図5では、被写体、カレントシーン番号Ncurrent、及び、更新キャンセルボタン501が表示されている。更新キャンセルボタン501は、例えば、動画の記録終了からシーン決定許容時間Tthresが経過するまで表示される。ユーザは、更新キャンセルボタン501の指定などの所定の操作により、更新無効指示を行うことができる。
S327では、制御部10は、無線通信部14を介して撮影システムにおける他のカメラからカレントシーン番号Ncurrentを受信したか否かを判定する。カレントシーン番号Ncurrentを受信した場合はS328へ進み、そうでない場合はS323へ進む。
S328では、制御部10は、カメラ100のカレントシーン番号Ncurrentを、撮影システムにおける他のカメラから受信したカレントシーン番号に変更(更新)する。
このように、本実施形態では、動画の記録終了からシーン決定許容時間Tthresが経過したことに応じて、カレントシーン番号Ncurrentを更新する。但し、シーン決定許容時間Tthresの経過前に他のカメラからカレントシーン番号Ncurrentを受信した場合には、受信したカレントシーン番号Ncurrentへの更新は行うが、シーン決定許容時間Tthresの経過に応じた更新は行わない。これは、シーン決定許容時間Tthresという短い時間でシーンが複数回切り替わる可能性は極めて低いためである。シーン決定許容時間Tthresの経過前にユーザによって更新無効指示がされた場合にも、シーン決定許容時間Tthresの経過に応じた更新は行わない。
S329では、制御部10は、計時を停止(終了)し、経過時間Tcurrentの記録を停止する。
S330では、制御部10は、マルチ撮影モード処理を終了するか否かを判定する。マルチ撮影モード処理を終了すると判定した場合はマルチ撮影モード処理を終了し、そうでない場合はS309へ進む。制御部10は、ユーザによってカメラ100の電源を切る指示や、カメラ100のモードを別のモードに切り替える指示などがされると、マルチ撮影モード処理を終了すると判定する。
なお、マルチ撮影モード処理中に、バッテリー切れやカメラの温度上昇による電源OFF、記録媒体20が記録不能状態になる等、撮影継続困難な状況になった場合は、S322のファイル名付与処理を行った後、S329へ進む。
図6は、図2のカメラ201~203の動作例を示すタイミングチャートである。カメラ201にはカメラ名CameraName=camAが設定されており、カメラ202にはカメラ名CameraName=camBが設定されており、カメラ201にはカメラ名CameraName=camCが設定されているとする。カメラ名CameraNameは、図3のS302で設定される。また、カメラ201~203のそれぞれにおいて、カレントシーン番号Ncurrent=1が設定されているとする。カレントシーン番号Ncurrent=1は、S308で設定される。
カメラ201は、記録開始指示がされたタイミングT601で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrent=1を開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。そして、カメラ201は、記録終了指示がされたタイミングT602で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ201は、動画の記録中や記録終了時にカメラ202,203からカレントシーン番号Ncurrentを受信していないため、開始番号Nstartもカレントシーン番号Ncurrentも「1」のままである。そのため、カメラ201は、記録した動画のファイルに「camA_001_001_T601(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ201は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT603で、カレントシーン番号Ncurrentを「2」に更新する(S324)。そして、カメラ201は、カレントシーン番号Ncurrent=2をカメラ202,203に送信する(S325)。カメラ202,203は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ201から受信したカレントシーン番号Ncurrent=2に更新する(S310)。
カメラ202は、記録開始指示がされたタイミングT604で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrentを開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。タイミングT604はタイミングT603よりも後のタイミングであるため、カレントシーン番号Ncurrent=2が開始番号Nstartに設定される。そして、カメラ202は、記録終了指示がされたタイミングT605で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ202は、動画の記録中や記録終了時にカメラ201,203からカレントシーン番号Ncurrentを受信していないため、開始番号Nstartもカレントシーン番号Ncurrentも「2」のままである。そのため、カメラ202は、記録した動画のファイルに「camB_002_002_T604(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ202は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT606で、カレントシーン番号Ncurrentを「3」に更新する(S324)。そして、カメラ202は、カレントシーン番号Ncurrent=3をカメラ201,203に送信する(S325)。カメラ201,203は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ202から受信したカレントシーン番号Ncurrent=3に更新する(S310)。
カメラ203は、記録開始指示がされたタイミングT607で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrentを開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。タイミングT607はタイミングT606よりも後のタイミングであるため、カレントシーン番号Ncurrent=3が開始番号Nstartに設定される。そして、カメラ203は、記録終了指示がされたタイミングT608で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ203は、動画の記録中や記録終了時にカメラ201,202からカレントシーン番号Ncurrentを受信していないため、開始番号Nstartもカレントシーン番号Ncurrentも「3」のままである。そのため、カメラ203は、記録した動画のファイルに「camC_003_003_T607(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ203は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT609で、カレントシーン番号Ncurrentを「4」に更新する(S324)。そして、カメラ203は、カレントシーン番号Ncurrent=4をカメラ201,202に送信する(S325)。カメラ201,202は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ203から受信したカレントシーン番号Ncurrent=4に更新する(S310)。
図7は、図2のカメラ201~203の別の動作例を示すタイミングチャートである。ここでも、カメラ201にはカメラ名CameraName=camAが設定されており、カメラ202にはカメラ名CameraName=camBが設定されており、カメラ
201にはカメラ名CameraName=camCが設定されているとする。また、カメラ201~203のそれぞれにおいて、カレントシーン番号Ncurrent=1が設定されているとする。
カメラ201は、記録開始指示がされたタイミングT701で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrent=1を開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。そして、カメラ201は、記録終了指示がされたタイミングT702で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ201は、動画の記録中や記録終了時にカメラ202,203からカレントシーン番号Ncurrentを受信していないため、開始番号Nstartもカレントシーン番号Ncurrentも「1」のままである。そのため、カメラ201は、記録した動画のファイルに「camA_001_001_T701(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ201は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT703で、カレントシーン番号Ncurrentを「2」に更新する(S324)。そして、カメラ201は、カレントシーン番号Ncurrent=2をカメラ202,203に送信する(S325)。カメラ202,203は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ201から受信したカレントシーン番号Ncurrent=2に更新する。
カメラ202は、記録開始指示がされたタイミングT704で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrentを開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。タイミングT704はタイミングT703よりも前のタイミングであるため、カレントシーン番号Ncurrent=1が開始番号Nstartに設定される。そして、カメラ202は、記録終了指示がされたタイミングT705で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ202は、動画の記録中に、タイミングT703で、カメラ201からカレントシーン番号Ncurrent=2を受信し、自身のカレントシーン番号Ncurrentを「2」に更新している(S316)。開始番号Nstartは「1」のままである。そのため、カメラ202は、記録した動画のファイルに「camB_001_002_T704(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ202は、動画の記録終了からシーン決定許容時間Tthresが経過する前のタイミングT708で、カメラ203からカレントシーン番号Ncurrent=3を受信する。そして、カメラ202は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ203から受信したカレントシーン番号Ncurrent=3に更新する(S328)。カメラ202は、シーン決定許容時間Tthresの経過に応じた更新は行わない。
カメラ203は、記録開始指示がされたタイミングT706で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrentを開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。タイミングT706はタイミングT703よりも前のタイミングであるため、カレントシーン番号Ncurrent=1が開始番号Nstartに設定される。次いで、カメラ203は、タイミングT703で、カメラ201からカレントシーン番号Ncurrent=2を受信し、自身のカレントシーン番号Ncurrentを「2」に更新する(S316)。
タイミングT703は、タイミングT706からシーン決定許容時間Tthresが経過する前のタイミングである。換言すれば、タイミングT703での経過時間Tcurrentはシーン決定許容時間Tthres以下である。そのため、カメラ203は、開始番号Nstartを「2」に更新する(S318)。そして、カメラ203は、記録終了指示がされたタイミングT707で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ203は、タイミングT703以降、カメラ201,202からカレントシーン番号Ncurrentを受信していないため、開始番号Nstartもカレントシーン番号Ncurrentも「2」のままである。そのため、カメラ203は、記録した動画のファイルに「camC_002_002_T706(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ203は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT708で、カレントシーン番号Ncurrentを「3」に更新する(S324)。そして、カメラ203は、カレントシーン番号Ncurrent=3をカメラ201,202に送信する(S325)。カメラ201,202は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ203から受信したカレントシーン番号Ncurrent=3に更新する。
再びカメラ201は、記録開始指示がされたタイミングT709で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrentを開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。タイミングT709はタイミングT708よりも後のタイミングであるため、カレントシーン番号Ncurrent=3が開始番号Nstartに設定される。そして、カメラ201は、記録終了指示がされたタイミングT710で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ201は、動画の記録中や記録終了時にカメラ202,203からカレントシーン番号Ncurrentを受信していないため、開始番号Nstartもカレントシーン番号Ncurrentも「3」のままである。そのため、カメラ201は、記録した動画のファイルに「camA_003_003_T709(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ201は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT711で、カレントシーン番号Ncurrentを「4」に更新する(S324)。そして、カメラ201は、カレントシーン番号Ncurrent=4をカメラ202,203に送信する(S325)。カメラ202,203は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ201から受信したカレントシーン番号Ncurrent=4に更新する(S310)。
図8は、図2のカメラ201~203の別の動作例を示すタイミングチャートである。ここでも、カメラ201にはカメラ名CameraName=camAが設定されており、カメラ202にはカメラ名CameraName=camBが設定されており、カメラ201にはカメラ名CameraName=camCが設定されているとする。また、カメラ201~203のそれぞれにおいて、カレントシーン番号Ncurrent=1が設定されているとする。
カメラ201は、記録開始指示がされたタイミングT801で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrent=1を開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。そして、カメラ201は、記録終了指示がされたタイミングT802で、動画の記録を終了
し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ201は、動画の記録中や記録終了時にカメラ202,203からカレントシーン番号Ncurrentを受信していないため、開始番号Nstartもカレントシーン番号Ncurrentも「1」のままである。そのため、カメラ201は、記録した動画のファイルに「camA_001_001_T801(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、動画の記録終了からシーン決定許容時間Tthresが経過する前のタイミングT803で、カメラ201のユーザは更新無効指示を行う(S326のYES)。そのため、カメラ201は、シーン決定許容時間Tthresの経過に応じた更新は行わない。
カメラ202は、記録開始指示がされたタイミングT804で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrent=1を開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。そして、カメラ202は、記録終了指示がされたタイミングT805で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ202は、動画の記録中や記録終了時にカメラ201,203からカレントシーン番号Ncurrentを受信していないため、開始番号Nstartもカレントシーン番号Ncurrentも「1」のままである。そのため、カメラ202は、記録した動画のファイルに「camB_001_001_T804(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ202は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT806で、カレントシーン番号Ncurrentを「2」に更新する(S324)。そして、カメラ202は、カレントシーン番号Ncurrent=2をカメラ201,203に送信する(S325)。カメラ201,203は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ202から受信したカレントシーン番号Ncurrent=2に更新する。
カメラ203は、記録開始指示がされたタイミングT807で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrentを開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。タイミングT807はタイミングT806よりも前のタイミングであるため、カレントシーン番号Ncurrent=1が開始番号Nstartに設定される。そして、カメラ203は、記録終了指示がされたタイミングT808で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ203は、動画の記録中に、タイミングT806で、カメラ202からカレントシーン番号Ncurrent=2を受信し、自身のカレントシーン番号Ncurrentを「2」に更新している(S316)。開始番号Nstartは「1」のままである。そのため、カメラ203は、記録した動画のファイルに「camC_001_002_T807(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ203は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT809で、カレントシーン番号Ncurrentを「3」に更新する(S324)。そして、カメラ203は、カレントシーン番号Ncurrent=3をカメラ201,202に送信する(S325)。カメラ201,202は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ203から受信したカレントシーン番号Ncurrent=3に更新する。
再びカメラ201は、記録開始指示がされたタイミングT810で、経過時間Tcurrentの計時を開始し(S312)、カレントシーン番号Ncurrentを開始番号Nstartに設定し(S313)、動画の記録を開始する(S314~S319)。タイミングT810はタイミングT806よりも前のタイミングであるため、カレントシーン番号Ncurrent=1が開始番号Nstartに設定される。そして、カメラ201は、記録終了指示がされたタイミングT811で、動画の記録を終了し(S320)、経過時間Tcurrentを動画時間Tmovに設定し(S321)、記録した動画のファイルにファイル名を付与する(S322)。カメラ201は、動画の記録中に、タイミングT806で、カメラ202からカレントシーン番号Ncurrent=2を受信し、自身のカレントシーン番号Ncurrentを「2」に更新している(S316)。さらに、カメラ201は、タイミングT809で、カメラ203からカレントシーン番号Ncurrent=3を受信し、自身のカレントシーン番号Ncurrentを「3」に更新している(S316)。開始番号Nstartは「1」のままである。そのため、カメラ201は、記録した動画のファイルに「camA_001_003_T810(時、分、秒).mp4」というファイル名を付与する。
その後、カメラ201は、動画の記録終了からの経過時間(Tcurrent-Tmov)がシーン決定許容時間Tthresを超えたタイミングT812で、カレントシーン番号Ncurrentを「4」に更新する(S324)。そして、カメラ201は、カレントシーン番号Ncurrent=4をカメラ202,203に送信する(S325)。カメラ202,203は、自身のカレントシーン番号Ncurrentを、カメラ201から受信したカレントシーン番号Ncurrent=4に更新する(S310)。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の記録装置(カメラや録音機など)の間でシーン番号が共有される。そして、記録データのファイルが、記録データの記録開始時におけるシーン番号と、記録データの記録終了時におけるシーン番号とを含むファイル名で記録される。これにより、複数のシーンを跨いだ記録が行われた場合などにおいても、記録されたファイルがどのシーンに対応するかを容易に把握できるようになる。なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100,201~203:カメラ
10:制御部 14:無線通信部 19:記録媒体I/F

Claims (10)

  1. シーン番号を設定する設定手段と、
    他の記録装置との間でシーン番号を共有するように、シーン番号の送受信を行う通信手段と、
    記録データのファイルを、前記記録データの記録開始時におけるシーン番号と、前記記録データの記録終了時におけるシーン番号とを含むファイル名で記録する記録手段と
    を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記設定手段は、前記記録データの記録終了後にシーン番号を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記設定手段は、前記記録データの記録終了から所定時間が経過したことに応じてシーン番号を更新する
    ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記設定手段は、前記記録データの記録終了から前記所定時間が経過する前に前記通信手段によりシーン番号が受信された場合に、当該受信されたシーン番号への更新を行い、前記記録データの記録終了から前記所定時間が経過したことに応じてはシーン番号を更新しない
    ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 所定の操作を受け付け可能な受付手段をさらに有し、
    前記設定手段は、前記記録データの記録終了から前記所定時間が経過する前に前記所定の操作が行われた場合に、前記記録データの記録終了から前記所定時間が経過したことに応じてはシーン番号を更新しない
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の記録装置。
  6. 前記記録手段は、前記記録データの記録開始から所定時間が経過する前に前記通信手段によりシーン番号が受信された場合に、前記記録データのファイルを、当該受信されたシーン番号と、前記記録データの記録終了時におけるシーン番号とを含むファイル名で記録する
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された動画のファイルを記録する、請求項1~6のいずれか1項に記載の記録装置と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  8. シーン番号を設定するステップと、
    他の記録装置との間でシーン番号を共有するように、シーン番号の送受信を行うステップと、
    記録データのファイルを、前記記録データの記録開始時におけるシーン番号と、前記記録データの記録終了時におけるシーン番号とを含むファイル名で記録するステップと
    を有することを特徴とする記録方法。
  9. コンピュータを、請求項1~6のいずれか1項に記載の記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、請求項1~6のいずれか1項に記載の記録装置の各手段として機能さ
    せるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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