JP2023063039A - 火力発電プラントの運転支援装置、及び運転支援方法 - Google Patents

火力発電プラントの運転支援装置、及び運転支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的な火力発電プラントの運転操作の支援が可能な火力発電プラントの運転支援装置、及び運転支援方法を提供する。【解決手段】本実施形態の火力発電プラントの運転支援装置は、記憶部と、モデル生成部と、解析部と、を備える。記憶部は、火力発電プラントの発電効率に関する複数の操作パラメータと、発電効率とを関連付けたデ-タを組み合わせたデータセットであって、複数の異なる時点におけるデータの組合せであるデータセットを記憶する。モデル生成部は、データセットを用いて、複数の操作パラメータと、発電効率との関係を示すモデルを生成する。解析部は、モデルを用いて、複数の操作パラメータにおける発電効率の変動に対する影響の大きさを解析する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、火力発電プラントの運転支援装置、及び運転支援方法に関する。
近年、多くの原子力発電プラントの長期停止が続いている影響により、電力需要の大部分を火力発電プラントで担っている。一般に、火力発電プラントの運転は、プラント運転員による監視操作画面からの操作指令を介して、DCS(Distributed Control System:分散型制御装置)による制御で行われている。一方で、火力発電プラントには環境負荷低減のため二酸化炭素排出量の削減や電力需要に合わせた調整電源としての役割が求められており、多様な運転状態での効率的な運用が必要とされている。
特開2006-344004号公報
ところが、その運転は、熟練プラント運転員の経験に委ねられてしまっている。このため、操作パラメータ調整のノウハウが明確化されておらず、より効率的に火力発電プラントの運転操作が可能となる運転支援が求められている。
発明が解決しようとする課題は、効率的な火力発電プラントの運転操作の支援が可能な火力発電プラントの運転支援装置、及び運転支援方法を提供することである。
本実施形態の火力発電プラントの運転支援装置は、記憶部と、モデル生成部と、解析部と、を備える。記憶部は、火力発電プラントの発電効率に関する複数の操作パラメータと、発電効率とを関連付けたデ-タを組み合わせたデータセットであって、複数の異なる時点におけるデータの組合せであるデータセットを記憶する。モデル生成部は、データセットを用いて、複数の操作パラメータと、発電効率との関係を示すモデルを生成する。解析部は、モデルを用いて、複数の操作パラメータにおける発電効率の変動に対する影響の大きさを解析する。
第1実施形態に係る火力発電プラントの運転支援システムの構成を示すブロック図。 発電効率要因分析部の構成例を示すブロック図。 発電効率比較部が生成した数値列を画像生成部が画像化したトレンドグラフ。 発電効率要因分析部の演算結果例を画像生成部が画像化した例を示す図。 第1実施形態に係る発電効率要因分析の一例を示すフローチャート。 第2実施形態に係る火力発電プラントの運転支援システムの構成を示すブロック図。 第2実施形態に係る運転制約条件設定部の設定処理の一例を示すフローチャート。 第3実施形態に係る火力発電プラントの運転支援システムの構成を示すブロック図。 制御パラメータ調整部の構成を示すブロック図。 第3実施形態に係る制御例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態に係る火力発電プラントの運転支援装置、及び運転支援方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号又は類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る火力発電プラントの運転支援システム1の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る運転支援システム1は、例えば、火力発電プラントP10の運転支援が可能なシステムである。運転支援システム1は、環境条件に応じた火力発電プラントP10の効率的な運転に関する情報を提供する。
本実施形態に係る運転支援システム1は、センサ10と、操作盤20と、制御装置30と、火力発電プラントの運転支援装置40と、表示装置50とを、備える。運転支援装置40は、データベース42と、発電効率要因分析部44とを有する。図1には、更に火力発電プラントP10が模式的に図示されている。なお、以下の説明では、火力発電プラントの運転支援システム1を運転支援システム1と称し、火力発電プラントの運転支援装置40を運転支援装置40と称する場合がある。
火力発電プラントP10では、蒸気タービンから排気された排気蒸気が、復水器で冷却されて凝縮される。復水器において凝縮した復水は、給水加熱部で加熱される。そして、給水加熱部において加熱された給水は、ボイラで加熱され、主蒸気が生成される。ボイラで生成された主蒸気が蒸気タービンに作動媒体として供給される。これにより、蒸気タービンが発電機を駆動させて、発電が行われる。
火力発電プラントP10では、需要に応じた発電量を発電する。運転員は、要求される発電量を発電させるとともに、発電効率を可能な限り上げることが要求される。発電効率は、火力発電プラントP10の発電電力と火力発電プラントP10が消費する燃料との比に関する値である。例えば、発電効率は、発電量を、ボイラに供給される燃料の量で除算した値である。
センサ10は、火力発電プラントP10の各種の情報を含む操作結果信号を操作盤20、及び制御装置30に供給する。すなわち、センサ10は、排気蒸気、復水、給水、主蒸気、に関する各情報を収集し、操作結果信号として操作盤20、及び制御装置30に供給する。例えば、操作結果信号には、発電機の発電量、及び回転数、排気蒸気、復水、給水、及び主蒸気の各流量、温度、及び圧力等の情報が含まれる。更に操作結果信号には、ボイラに供給される燃料の量、供給空気量、大気気温、大気湿度、大気圧等の情報が含まれる。なお、本実施形態では、操作結果信号に含まれる各信号の値を状態量と称する場合がある。
操作盤20は、発電機の発電量、回転数、排気蒸気、復水、給水、主蒸気の各流量、温度、及び圧力等を調整する操作信号を操作指令として制御装置30に供給する。例えば、操作信号には、蒸気タービン、復水器、給水加熱部、発電機に対して行われた操作の種類と、その操作量との情報が含まれる。例えば、操作の種類と、その操作量との組合せにより、蒸気タービン、復水器、給水加熱部、及び発電機のそれぞれの処理能力が変動する。なお、本実施形態では、操作盤20により出力される操作量、又は操作量に基づき制御装置30から出力される操作制御信号を操作パラメータと称する場合がある。すなわち、操作盤20は、複数の操作パラメータを制御装置30に出力する。
例えば、一般的な発電プラントでは各種の調整制御を最適な発電効率になるよう操作することが求められる。このため、運転員は、発電機の発電量を維持しつつ、発電機の回転数、排気蒸気、復水、給水、主蒸気の各流量、温度、及び圧力等を、操作盤20による各操作と、その操作量との組合せにより調整操作する。このように、運転員には、操作盤20による操作により、要求される発電機の発電量を維持しつつ、火力発電プラントP10の発電効率を可能な限り上げることが要求される。これらの各操作と、その操作量との組合せは一律ではなく、発電効率を最大化するための操作などは大気気温、大気湿度、大気圧等によっても変動する場合がある。
制御装置30は、複数の操作パラメータにより、火力発電プラントP10を制御する。制御装置30は、例えば、分散型制御部DCS(DCS:Distributed Control System)と、制御部PID(PID:Proportional-Integral-Differential)とを有する。
分散型制御部DCSは、操作盤20から供給される複数の操作パラメータと、センサ10から供給される操作結果信号と、を時系列に関連付け、所定の時間間隔でデータベース42に記憶させる。制御部PIDは、複数の操作パラメータに応じて、目的量に達するように、各種の操作弁などに対してPID制御を行う。
データベース42は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)等で構成される。このデータベース42は、上述のように、複数の操作パラメータと、操作結果信号と、を時系列に関連付け、所定の時間間隔、例えば、10秒毎に記憶する。なお、本実施形態に係るデータベース42が記憶部に対応する。
発電効率要因分析部44は、データベース42に記憶されるデータに基づき、複数の操作パラメータと発電効率との関係から、発電効率に影響を与える要因を分析する。この発電効率要因分析部44は、は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processor)を含んで構成され、RAM、及びROMに記憶されるプログラムを実行することにより各処理部を構成する。例えば、この発電効率要因分析部44は、汎用のコンピュータなどを発電効率要因分析装置として構成してもよい。
表示装置50は、例えば、モニタである。この表示装置50は、運転支援装置40が生成した画像情報を表示する。
図2は、発電効率要因分析部44の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、発電効率要因分析部44は、発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440と、発電効率計算部442と、発電効率予測モデル生成部444と、発電効率比較部446と、画像生成部448と、要因分析部450と、を有する。例えば、ROMに記憶されるプログラムを実行することにより、各構成部が生成される。
発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440は、発電効率予測モデルを学習するためのデータセットを生成する。発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440は、例えば、複数の操作パラメータと、複数の操作パラメータが送信された後の所定時間後の操作結果信号をデータベース42から抽出する。これにより、複数の操作パラメータにより火力発電プラントP10の状態が変更された状態を示す操作結果をより効率的にデータセットに含めることが可能となる。なお、所定時間は、発電効率予測モデルの目的に応じて、調整可能である。例えば、操作パラメータが送信された後の所定時間は0秒から、PID制御が収束する例えば、240秒などの範囲に設定可能である。
発電効率計算部442は、発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440が抽出した操作結果信号に含まれる発電量と燃料とに関する情報を用いて発電効率を演算する。そして、発電効率計算部442は、発電効率を教師信号として各データセットに関連付け、最終的な学習用の教師データセットを生成する。また、学習用の教師データセットと同等の評価用の評価データセットも生成する。評価データセットは、発電効率予測モデルの評価に使用され、学習には用いられないデータセットである。このように、火力発電プラントP10の複数の操作パラメータと、発電効率とを関連付けたデ-タを組合わせたデータセットであって、複数の異なる時点におけるデータの組合せである教師データセットが生成される。同様に、評価データセットが生成される。
発電効率予測モデル生成部444は、発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440、及び発電効率計算部442の処理により生成された教師データセットを用いて、機械学習により発電効率予測モデルを学習する。例えば、発電効率予測モデルは、入力層の各セルに対して、対応する操作パラメータが入力され、中間層のセルを介して、出力層のセルから発電効率を出力する。このような三層のパーセプトロン型のニューラルネットワークを発電効率予測モデルとして用いる。発電効率予測モデルは、例えば、バックプロパゲーションアルゴリズムにより機械学習される。なお。本実施形態に係る発電効率予測モデル生成部444は、モデルとしてニューラルネットワークを用いるがこれに限定されない。例えば、複数の操作パラメータを入力とし、出力を発電効率とするモデルであれば、線形式によるモデルでもよい。また、本実施形態に係る発電効率予測モデル生成部444がモデル生成部に対応する。さらにまた、本実施形態では、発電効率計算部442が演算した発電効率と区別するために、発電効率予測モデルが出力する発電効率を第2発電効率と称する場合がある。ただし、第2発電効率の定義も発電効率と同等である。
発電効率比較部446は、評価データセットに含まれる複数の操作パラメータを用いて発電効率予測モデル生成部444が生成した第2発電効率と、評価データセットに含まれ、第2発電効率に対応する発電効率との値を比較する。より具体的には、発電効率比較部446は、発電効率予測モデルが出力する複数の第2発電効率と、対応する複数の発電効率との値の誤差の絶対値を積算し、データ数で除算して相対的な誤差値を演算する。発電効率比較部446は、この相対的な誤差値に基づき、発電効率予測モデル生成部444が生成した発電効率予測モデルを評価する。すなわち、相対的な誤差値がより小さくなるに従い、より予測精度の高い発電効率予測モデルであることを意味する。
図3は、発電効率比較部446が生成した数値列を画像生成部448が画像化したトレンドグラフである。図3は、発電効率予測モデルによる発電効率L20と、発電効率計算部442が演算した発電効率L22を示す。縦軸は発電効率を示し、横軸はデータの取得時間を示す。なお、教師データセット、及び評価データセットは、所定間隔毎に取得された一定の期間のデータにより生成してもよい。これにより、発電効率予測モデルは、所定間隔毎の発電効率を演算可能となる。
図3に示すように、画像生成部448は、運転支援装置40が生成した情報を予め決められた形式の画像として生成する。そして、画像生成部448は、例えば、生成した画像を表示装置50に表示させる。
再び図2を参照し、要因分析部450は、発電効率予測モデルを用いて発電効率に影響を与える要因を分析する。より具体的には、要因分析部450は、発電効率予測モデルの学習に用いた各操作パラメータの発電効率に対する影響度を演算する。ここで、影響度とは、各操作パラメータの発電効率に対する影響の度合いを意味する。例えば、要因分析部450は、操作パラメータがF1~Fnまでのn個ある場合、操作パラメータがF1~Fnのうちの特定の操作パラメータだけを時系列にシャッフルし、その他を固定した場合の発電効率を演算する。そして、要因分析部450は、時系列シャッフルをしないケースと、時系列シャッフルをしたケースとの間の発電効率の差の絶対値を演算する。要因分析部450は、この絶対値が大きくなるほど、影響の度合いがより高い操作パラメータとして分析する。このように、要因分析部450は、時系列シャッフルをしないケースと、時系列シャッフルをしたケースとの間の発電効率の差の絶対値の大きさにより、特定のパラメータの影響度を計算する。なお、このような演算方法は一例であり、この演算方法に限定されない。また、要因分析部450は、影響度の高い順に所定数の操作パラメータを操作パラメータF1~Fnの中から選択し、図4に示すように表示装置50に表示させてもよい。なお、本実施形態に係る要因分析部450が解析部に対応する。
図4は、要因分析部450の演算結果例を画像生成部448が画像化した例を示す図である。図4では、影響度の大きな所定数の操作パラメータを上から順に並べて表示している。すなわち、縦軸は、操作パラメータの種類を示し、横軸は影響度を示す。画像生成部448は、この図4に示す画像を表示装置50に表示させる。これにより、運転者は、客観的に発電効率に影響を与える操作パラメータを確認することが可能である。このため、運転者は、影響度の高い操作パラメータに対応する操作量をより重点的且つ慎重に操作することが可能となる。
図5は、第1実施形態に係る発電効率要因分析の一例を示すフローチャートである。図5に示すように、先ず、発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440は、所定の条件に従い複数の操作パラメータと、対応する操作結果信号をデータベース42から抽出し(ステップS100)、教師データセットと評価データセットとを生成する(ステップS102)。
ステップS100の抽出に並行して、発電効率計算部442は、発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440が抽出した操作結果信号に含まれる発電量と燃料とに関する情報を抽出し(ステップS104)、各データに対して発電効率を演算する(ステップS106)。続けて、発電効率計算部442は、発電効率を答え(教師信号)として各データセットに関連付け、最終的な学習用の教師データセットと、評価用の評価データセットを生成する(ステップS108)。
次に、発電効率予測モデル生成部444は、発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440、及び発電効率計算部442の処理により生成された教師データセットを用いて、発電効率予測モデルを学習する(ステップS110)。次に、発電効率比較部446は、評価データセットによる発電効率予測モデルの出力値である第2発電効率と、対応する発電効率の値を比較する(ステップS112)。この場合、発電効率比較部446は、第2発電効率と、対応する発電効率との誤差の絶対値を積算し、積算したデータ数で除算して相対的な誤差値を演算する。
次に、画像生成部448は、発電効率予測モデルの出力値である第2発電効率と、対応する発電効率計算部442が演算した発電効率との時系列値をトレンドグラフ(図3参照)として生成し、表示装置50に表示させる(ステップS114)。そして、発電効率比較部446は、相対的な誤差値が所定の範囲内か否かを判定する(ステップS116)。発電効率比較部446は、所定の範囲内でないと判定する場合(ステップS116のNO)、発電効率予測モデル生成部444は、データセットに含まれるデータ数、及び学習回数を変更してS100からの処理を繰り返す。
一方で、発電効率比較部446は、所定の範囲内であると判定する場合(ステップS116のYES)、発電効率要因分析部44は、学習した発電効率予測モデルを用いて各操作パラメータの要因分析を行う(ステップS118)。そして、発電効率要因分析部44は、影響度の大きな操作パラメータを上から順に所定の数選択する(ステップS120)。この場合、画像生成部448は、選択した操作パラメータと影響度の関係を図表化(図4参照)し、表示装置50に表示させる。このように、実際の火力発電プラントP10の運転データを用いた機械学習により、発電効率の要因分析することで、発電効率への影響度が高い操作パラメータを事前に明確化することが可能となる。
以上説明したように本実施形態によれば、火力発電プラントP10の各操作パラメータを入力とし、発電効率を出力とする発電効率予測モデルを生成し、各操作パラメータの発電効率に対する影響度を数値として分析可能とした。これにより、運転者は、火力発電プラントP10の発電効率に影響する各操作パラメータを客観的に把握することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る運転支援システム1は、発電効率要因分析部44の結果を反映可能な火力発電プラントシミュレータ部46を更に備える点で第1実施形態に係る運転支援システム1と相違する。以下では第1実施形態に係る運転支援システム1と相違する点を説明する。
図6は、第2実施形態に係る火力発電プラントの運転支援システム1の構成を示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係る運転支援システム1は、火力発電プラントシミュレータ部46と、運転制約条件設定部48とを更に備える。なお、本実施形態に係る運転制約条件設定部48が設定部に対応する。
火力発電プラントシミュレータ部46は、例えば、各操作パラメータに応じて、火力発電プラントP10のさまざまな挙動を模擬する装置である。この火力発電プラントシミュレータ部46は、例えば、CPU(Centra lProcessing Unit)やMPU(Micro Processor)を含んで構成され、RAM、及びROMに記憶されるプログラムを実行することにより各処理部を構成する。例えば、この火力発電プラントシミュレータ部46は、汎用のコンピュータなどを火力発電プラントシミュレータ装置として構成してもよい。
火力発電プラントシミュレータ部46は、例えば、火力発電プラントP10の動作ロジック(AND、OR、NOT等を含む論理回路)を火力発電プラントシミュレータ部46内のプラントデータを用いて模擬して演算する。更に、火力発電プラントP10の機械的または電気的な物理現象を、物理法則(運動方程式やエネルギー保存則など)に基づき、火力発電プラントシミュレータ部46内のプラントデータを用いてモデル化して模擬する。なお、プラントデータには、過去に火力発電プラントP10から取得された各種の操作パラメータ、及び対応する操作結果信号が含まれる。
これにより、火力発電プラントシミュレータ部46は、操作盤20から入力される、発電機の発電量、回転数、排気蒸気、復水、給水、主蒸気の各流量、温度、及び圧力等を調整する各操作パラメータに応じて、火力発電プラントP10の模擬動作をし、発電機の回転数、発電量、供給燃料、排気蒸気量、復水、給水、主蒸気量、温度、及び圧力等を演算することが可能である。
運転制約条件設定部48は運転制約条件を火力発電プラントシミュレータ部46に設定する。運転制約条件は、発電効率要因分析部44の結果により得られた発電効率への影響度が高いデータ(操作パラメータ)を制御しても、要求される運転範囲内であることを条件づける。例えば、発電効率要因分析部44の結果により得られた発電効率への影響度が高い操作パラメータのうち、分散型制御部DCSで制御が可能な操作パラメータについては運転制約条件設定部48に反映される。例えば、発電効率要因分析部44の結果により得られた発電効率への影響度が高い操作パラメータに関しては、火力発電プラントシミュレータ部46のシミュレーション結果としての操作パラメータのプロセス値が、予め定められた範囲となるように条件づけられる。より具体的には、火力発電プラントシミュレータ部46は、発電効率要因分析部44の結果により運転制約条件設定部48に反映された操作パラメータである、例えば、発電量、回転数、蒸気条件、その他の組合せの範囲内で発電効率がどのように変化するかをシミュレーションする。この場合、運転制約条件設定部48に反映された操作パラメータの現在値(操作量)の組み合わせでは、運転制約条件からシミュレーション結果が外れるようであれば、操作パラメータの現在値(操作量)の修正を可能とする。これにより、運転制約条件設定部48に反映された発電効率への影響度が高い操作パラメータに関して、運転制約条件を満たすように設定可能となる。
このように、操作盤20からの操作指令、及び分散型制御部DCSからの操作量に応じて火力発電プラントシミュレータ部46は演算される。そして、火力発電プラントシミュレータ部46のシミュレーション結果を用いて、運転制約条件を満たすように、発電効率への影響度が高い操作パラメータが設定される。これらから分かるように、発電効率要因分析部44の結果により得られた発電効率への影響度が高い操作パラメータを中心的にシミュレーションすることにより、運転制約条件を満たすように、より効率的に操作パラメータを設定可能となる。
図7は、第2実施形態に係る運転制約条件設定部48の設定処理の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、発電効率要因分析部44の結果により得られた発電効率への影響度が高いデータのうち、分散型制御部DCSで制御が可能なデータについては運転制約条件設定部48に反映される(ステップS200)。そして、運転制約条件設定部48は、運転制約条件を火力発電プラントシミュレータ部46に設定する(ステップS202)。
以上説明したように、本実施形態によれば、運転制約条件設定部48は運転制約条件を火力発電プラントシミュレータ部46に設定することとした。これにより、発電効率への影響度が高いデータ(操作パラメータ)を制御しても、運転制約条件内における発電効率へ調整するための火力発電プラントシミュレータ部46を得ることが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る運転支援システム1は、火力発電プラントシミュレータ部46を用いて制御装置30に対する各操作パラメータを生成する点で第2実施形態に係る運転支援システム1と相違する。以下では第2実施形態に係る運転支援システム1と相違する点を説明する。
図8は、第3実施形態に係る火力発電プラントの運転支援システム1の構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施形態に係る運転支援システム1は、パラメータ調整部49を更に備える。
パラメータ調整部49は、例えば、操作盤20から供給される各操作パラメータに基づき、発電効率がより増加する操作信号の組合せを再演算する。このパラメータ調整部49は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processor)を含んで構成され、RAM、及びROMに記憶されるプログラムを実行することにより各処理部を構成する。例えば、このパラメータ調整部49は、汎用のコンピュータなどを制御パラメータ調整装置として構成してもよい。
図9は、パラメータ調整部49の構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施形態に係るパラメータ調整部49は、発電効率計算部442と、制御パラメータ抽出部490と、制御パラメータ調整・評価部492とを有する。
パラメータ調整部49は、発電効率がより増加する各操作パラメータの組合せを再演算し、制御装置30に自動設定する第1モードと、再演算した結果を操作盤20に表示し、設定は運転者が行う第2モードを有する。
制御パラメータ抽出部490は、操作盤20から供給される各操作パラメータに基づき、各操作パラメータの組合せを生成する。例えば、運転者が変更した操作パラメータに対して複数の操作パラメータを生成し、変更しなかった操作パラメータと組合わせる。
制御パラメータ調整・評価部492は、制御パラメータ抽出部490が生成した各操作パラメータの組合せを火力発電プラントシミュレータ部46に順に入力し、シミュレーション結果とその発電効率をRAMに記憶する。すなわち、火力発電プラントシミュレータ部46は、運転制約条件設定部48の設定した制約条件に従い、火力発電プラントシミュレータ部46に順に入力された各操作パラメータに従い、操作結果信号を演算する。この際に、発電効率計算部442は、操作結果信号に含まれる発電電力、及び燃料に関するデータを用いて発電効率を演算する。また、制御パラメータ調整・評価部492は、各操作パラメータ、操作結果信号を含むシミュレーション結果、及びその発電効率をRAMに記憶する。そして、制御パラメータ調整・評価部492は、最も発電効率の高い各操作パラメータの組合せを選択する。
制御パラメータ調整・評価部492は、第1モードにおいては、選択した各操作量の組合せを制御装置30に自動設定する。これにより、制御装置30は、発電効率が最もよくなる可能性の高い制御を火力発電プラントP10に対して行うことが可能となる。
一方で、第2モードにおいては、選択した各操作量の組合せを、操作盤20に表示する。これにより、運転者が確認した後に、制御パラメータ調整・評価部492が選択した各操作量の組合せを制御装置30に設定可能となる。このため、運転者の確認の元に制御装置30に設定可能となる。また、操作経験の少ない運転者に対しては、操作状況毎により適した各操作量を学ぶ機会を与えることも可能となる。また、第2モードで各操作量を制御装置30に設定した後に第1モードに変更することも可能である。
図10は、第3実施形態に係る制御例を示すフローチャートである。ここでは第1モードの場合を説明する。図10に示すように、先ず、運転者は、操作盤20の監視操作画面を介して各操作パラメータを操作指令として、パラメータ調整部49に入力する(ステップS300)。続けて、パラメータ調整部49は、各操作パラメータの組合わせを生成する(ステップS302)。
続けて、制御パラメータ調整・評価部492は、制御パラメータ抽出部490が生成した各操作パラメータを火力発電プラントシミュレータ部46に順に入力(ステップS302)する。次に、火力発電プラントシミュレータ部46は、入力された各操作パラメータを用いて、運転制約条件設定部48の設定した制約条件に従い操作結果信号を演算する(ステップS304)。続けて、発電効率計算部442は、操作結果信号に含まれる発電電力、及び燃料に関するデータを用いて発電効率を演算する(ステップS306)。
次に制御パラメータ調整・評価部492は、各操作パラメータ、シミュレーション結果、及びその発電効率をRAMに保存する(ステップS308)。続けて、制御パラメータ調整・評価部492は、各操作パラメータの組合せに対して、発電効率の変化が収束したかを判定し、演算を終了する(ステップS310)。制御パラメータ調整・評価部492は、終了していないと判定する場合(ステップS310のNO)に、ステップS304からの処理を繰り返す。一方で、制御パラメータ調整・評価部492は、終了したと判定する場合(ステップS310のYES)に、各発電効率を評価し(ステップS312)、所定の発電量を維持し、且つ最も発電効率の高い各操作パラメータを抽出する(ステップS314)。そして、制御パラメータ調整・評価部492は、発電プラントP10の制御装置30に抽出した各操作パラメータを操作指令として供給する(ステップS316)。このように、火力発電プラントシミュレータ部46の演算結果から各操作パラメータの調整・評価をすることにより、発電効率の高い各操作パラメータを制御装置30に設定できる。
以上説明したように本実施形態によれば、運転制約条件設定部48の設定した制約条件に従い、各操作パラメータの組合せに対する発電効率を火力発電プラントシミュレータ部46により演算し、演算した中で最も発電効率の高い各操作パラメータの組合せを制御装置30に設定することとした。これにより、制御装置30は、発電効率が最も良くなる可能性の高い制御を火力発電プラントP10に対して行うことが可能となる。
上述した実施形態で説明した火力発電プラントの運転支援システム1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、運転支援システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD-ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、運転支援システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
また、運転支援システム1の少なくとも一部は、1つ以上の処理部によって実装されてもよい。処理部は例えば、制御回路と演算回路を含む1つ以上の電子回路である。電子回路は、アナログまたはデジタル回路等で実現される。例えば、汎用目的プロセッサ、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGA、およびその組合せが可能である。運転支援システム1の少なくとも一部は例えば、制御装置30、運転支援装置40の少なくとも一部である。さらに、運転支援装置40の少なくとも一部は例えば、発電効率要因分析部44と、火力発電プラントシミュレータ部46と、運転制約条件設定部48と、パラメータ調整部49との少なくとも一部である。また、1つの構成要素について複数の処理部に分けて実装してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:運転支援システム、30:制御装置、40:運転支援装置、42:データベース、44:発電効率要因分析部、46:火力発電プラントシミュレータ部、48:運転制約条件設定部、49:パラメータ調整部、444:発電効率予測モデル生成部、446:発電効率比較部、448:画像生成部、450:要因分析部、492:制御パラメータ調整・評価部。
発電効率要因分析部44は、データベース42に記憶されるデータに基づき、複数の操作パラメータと発電効率との関係から、発電効率に影響を与える要因を分析する。この発電効率要因分析部44は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processor)を含んで構成され、RAM、及びROMに記憶されるプログラムを実行することにより各処理部を構成する。例えば、この発電効率要因分析部44は、汎用のコンピュータなどを発電効率要因分析装置として構成してもよい。
次に、発電効率予測モデル生成部444は、発電効率予測モデル入力プロセス抽出部440、及び発電効率計算部442の処理により生成された教師データセットを用いて、発電効率予測モデルを学習する(ステップS110)。次に、発電効率比較部446は、発電効率予測モデルの出力値である第2発電効率と、対応する発電効率の値を比較する(ステップS112)。この場合、発電効率比較部446は、第2発電効率と、対応する発電効率との誤差の絶対値を積算し、積算したデータ数で除算して相対的な誤差値を演算する。
図9は、パラメータ調整部49の構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施形態に係るパラメータ調整部49は、発電効率計算部442と、制御パラメータ抽出部490と、制御パラメータ調整・評価部492とを有する。

Claims (12)

  1. 火力発電プラントの発電効率に関する複数の操作パラメータと、前記発電効率とを関連付けたデ-タを組み合わせたデータセットであって、複数の異なる時点における前記データの組合せであるデータセットを記憶する記憶部と、
    前記データセットを用いて、前記複数の操作パラメータと、前記発電効率との関係を示すモデルを生成するモデル生成部と、
    前記モデルを用いて、前記複数の操作パラメータにおける前記発電効率の変動に対する影響の大きさを解析する解析部と、
    を備える、火力発電プラントの運転支援装置。
  2. 前記モデルを用いて生成した前記複数の操作パラメータ毎の複数の第2発電効率と、対応する複数の前記発電効率との差分に基づき、前記モデルの精度を評価する発電効率評価部を更に備える、請求項1に記載の火力発電プラントの運転支援装置。
  3. 前記複数の第2発電効率と、対応する複数の前記発電効率とを時系列に並べたトレンドグラフを生成する画像生成部を更に備える、請求項2に記載の火力発電プラントの運転支援装置。
  4. 前記画像生成部は、前記発電効率の変動に対する影響の大きさを示す影響度と関連付けて、前記複数の操作パラメータを示す図を生成する、請求項3に記載の火力発電プラントの運転支援装置。
  5. 前記解析部で発電効率の変動に対する影響が高いとされた制御可能な複数の操作パラメータについて、運転制約条件を設ける設定部を更に備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の火力発電プラントの運転支援装置。
  6. 前記複数の操作パラメータと、その操作量に応じた前記火力発電プラントの発電状態をシミュレーションする火力発電プラントシミュレータ部を更に備える、請求項5に記載の火力発電プラントの運転支援装置。
  7. 運転指令として入力された発電量を維持する範囲で、前記複数の操作パラメータと、その操作量の組み合わせに対応する前記発電効率を前記火力発電プラントシミュレータ部の出力を用いて演算し、前記発電効率がより高くなる前記複数の操作パラメータと、その操作量の組合せを生成するパラメータ調整部を更に備える、請求項6に記載の運転支援装置。
  8. 前記複数の操作パラメータと、その操作量の組み合わせは、前記設定部が設定した範囲に制限される、請求項7に記載の運転支援装置。
  9. 前記パラメータ調整部は、前記火力発電プラントを制御する制御部に前記発電効率がより高くなる前記複数の操作パラメータと、その操作量の組合せを、前記火力発電プラントを制御する制御部に入力する、請求項7に記載の運転支援装置。
  10. 前記パラメータ調整部は、前記火力発電プラントを制御する制御部に前記発電効率がより高くなる前記複数の操作パラメータと、その操作量の組合せを、前記制御部に自動的に入力する第1モードと、前記発電効率がより高くなる前記複数の操作パラメータと、その操作量の組合せを、運転員の指示に従い前記制御部に入力する第2モードと、を有する、請求項9に記載の運転支援装置。
  11. 前記発電効率は、前記火力発電プラントの発電電力と前記火力発電プラントが消費する燃料との比に関する値である、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  12. 火力発電プラントの発電効率に関する複数の操作パラメータと、前記発電効率とを関連付けたデ-タを組合わせたデータセットであって、複数の異なる時点における前記データの組合せであるデータセットを生成する生成工程と、
    前記データセットを用いて、前記複数の操作パラメータと、前記発電効率との関係を示すモデルを生成するモデル生成工程と、
    前記モデルを用いて、前記複数の操作パラメータにおける前記発電効率の変動に対する影響の大きさを解析する解析工程と、
    を備える、火力発電プラントの運転支援方法。
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