JP2023062253A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体装置に含まれる半導体チップの主電極におけるひずみの発生を抑制する。【解決手段】半導体装置1は、おもて面に主電極を備える半導体チップ20aと、平面視で矩形状であって平板状を成し、接合面を備える主電極接合部44aを含み、主電極に上記接合面で上はんだ52を介して接合されるN接続端子44と、を含む。主電極接合部44aに含まれる4つの外周面のうち1の先端面44cは、接合面に対して鋭角に傾斜している。これにより、パワーサイクル試験時等における半導体チップ20aの発熱による上はんだ52の先端面44cへの這い上がりが抑制され、上はんだ52のフィレット形状を、応力緩和効果が得られる適切な形状に維持できる可能性が高くなるため、主電極におけるひずみの発生を抑制できる。【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
パワーデバイスを含み、電力変換装置として用いられる半導体装置がある。パワーデバイスは、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。また、半導体装置は、パワーデバイスを含む半導体チップと絶縁回路基板とが封止部材により封止されている。また、半導体チップの主電極は、接続端子(リードフレームと呼ばれることもある)がはんだを介して電気的に接続されている。
パワーデバイスの信頼性を評価するための試験の1つとして、パワーサイクル試験がある。パワーサイクル試験では、半導体チップの発熱と冷却とを繰り返し発生させて、熱応力に対する半導体装置の各部の接合信頼性を評価する。
特開2012-204525号公報 特開2006-114571号公報
パワーサイクル試験において、接続端子、はんだ、半導体チップ間には、それぞれ熱応力がかかる。このとき、接続端子自体の変形に加え、接続端子と半導体チップの材質間の熱膨張率差により、接続端子と接合する半導体チップの主電極にひずみが生じる場合がある。特に、接続端子の接合部の先端部分では、応力緩和の役割を果たすはんだのフィレット形状が適切ではない場合に、ひずみが大きくなってしまう場合がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、半導体チップの主電極におけるひずみの発生を抑制可能な半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、おもて面に主電極を備える半導体チップと、平面視で矩形状であって平板状を成し、接合面を備える接合部を含み、前記主電極に前記接合面ではんだを介して接合される接続端子と、を含み、前記接合部に含まれる4つの外周面のうち1の先端面が前記接合面に対して鋭角に傾斜している、半導体装置が提供される。
また、本発明の一観点によれば、おもて面に主電極を備える半導体チップと、平面視で矩形状であって平板状を成し、接合面を備える接合部を含む接続端子と、を用意する用意工程と、前記主電極に、前記接合部よりも長い板はんだを介して前記接合面を配置する配置工程と、前記板はんだを加熱して、前記接合部の前記接合面を前記主電極に接合する接合工程と、を有する半導体装置の製造方法が提供される。
開示の技術によれば、半導体装置に含まれる半導体チップの主電極におけるひずみの発生を抑制できる。
実施の形態の半導体装置の平面図である。 実施の形態の半導体装置に含まれる半導体ユニットの平面図である。 実施の形態の半導体装置に含まれる半導体チップとN接続端子及び絶縁回路基板との接合部分を示す断面図である。 実施の形態の半導体装置に含まれる半導体チップとN接続端子及び絶縁回路基板との接合部分を示す正面図である。 実施の形態の半導体装置に含まれる半導体チップの断面図である。 比較例の半導体装置に含まれる半導体チップとN接続端子及び絶縁回路基板との接合部分を示す断面図である。 比較例の半導体装置に含まれる半導体チップの断面図である。 実施の形態の半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 実施の形態の半導体装置の製造方法に含まれる端子接合工程を示す図である。 実施の形態の変形例1の半導体装置に含まれる半導体ユニットの平面図である。 実施の形態の変形例1の半導体装置に含まれる半導体チップとN接続端子及び絶縁回路基板との接合部分を示す正面図である。 実施の形態の変形例2の半導体装置に含まれる半導体ユニットの平面図である。 実施の形態の変形例2の半導体装置に含まれる半導体チップとN接続端子及び絶縁回路基板との接合部分を示す断面図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。なお、以下の説明において、「おもて面」及び「上面」とは、図の半導体装置1において、上側を向いた面(+Z方向)を表す。同様に、「上」とは、図の半導体装置1において、上側の方向(+Z方向)を表す。「裏面」及び「下面」とは、図の半導体装置1において、下側を向いた面(-Z方向)を表す。同様に、「下」とは、図の半導体装置1において、下側の方向(-Z方向)を表す。必要に応じて他の図面でも同様の方向性を意味する。「おもて面」、「上面」、「上」、「裏面」、「下面」、「下」、「側面」は、相対的な位置関係を特定する便宜的な表現に過ぎず、本発明の技術的思想を限定するものではない。例えば、「上」及び「下」は、必ずしも地面に対する鉛直方向を意味しない。つまり、「上」及び「下」の方向は、重力方向に限定されない。
以下、図面を参照して、実施の形態の半導体装置1について、図1~図5を用いて説明する。
図1は、実施の形態の半導体装置1の平面図であり、図2は、実施の形態の半導体装置1に含まれる半導体ユニット10a,10b,10cのうち、半導体ユニット10aの平面図である。他の半導体ユニット10b,10cについては、半導体ユニット10aと同様の構成であるため説明を省略する。また、図3は、実施の形態の半導体装置1に含まれる半導体チップ20aとN接続端子44及び絶縁回路基板11との接合部分を示す断面図である。また、図4は、実施の形態の半導体装置1に含まれる半導体チップ20aとN接続端子44及び絶縁回路基板11との接合部分を示す正面図であり、図5は、実施の形態の半導体装置1に含まれる半導体チップ20aの断面図である。なお、図3は、図2の一点鎖線X-Xにおける断面図であり、図5は、図2の一点鎖線Y-Yにおける断面図である。
半導体装置1は、例えば、3相のインバータ装置としての機能を含む。図1に示すように、半導体装置1は、ケース30に収納された3つの半導体ユニット10a,10b,10cを備えている。これら3つの半導体ユニット10a,10b,10cを用いて、例えば、U相、V相、W相のアームが実現される。
ケース30は、枠部31を含み、平面視で略矩形状を成しており、一対の枠部長辺31a,31cと一対の枠部短辺31b,31dとを備えている。ケース30は、一対の枠部長辺31a,31cに沿って、収納部32a,32b,32cを備えている。収納部32a,32b,32cは、仕切り部32d,32eによりそれぞれ仕切られている。仕切り部32d,32eは、一対の枠部短辺31b,31dに平行に、また、一対の枠部長辺31a,31cに直交して設けられている。そのため、それぞれの収納部32a,32b,32cは、平面視で略矩形状を成している。収納部32aには半導体ユニット10aが、収納部32bには半導体ユニット10bが、収納部32cには半導体ユニット10cが、それぞれ収納されている。なお、図示が省略されているが、半導体ユニット10a,10b,10cは、それぞれ封止部材により封止されている。
また、ケース30は、枠部長辺31aに入力端子が配置される。具体的には、枠部長辺31aに沿って、P端子33a,33b,33cとN端子34a,34b,34cとをそれぞれ備えている。また、ケース30は、ケース30のおもて面の入力端子が配置されるのと逆側の枠部長辺31c側に出力端子が配置される。具体的には、枠部長辺31cに沿って、U端子35aとV端子35bとW端子35cとをそれぞれ備えている。また、P端子33a及びN端子34aとU端子35aとは収納部32aを挟んで設けられている。さらに、また、P端子33b及びN端子34bとV端子35bとは収納部32bを挟んで設けられている。また、P端子33c及びN端子34cとW端子35cとは収納部32cを挟んで設けられている。
P端子33a,33b,33c、N端子34a,34b,34c、U端子35a、V端子35b及びW端子35cは、収納部32a,32b,32cに収納されている半導体ユニット10の後述の半導体チップの主電極にそれぞれ電気的に接続されている。
主電極には、エミッタ電極(または、ソース電極)やコレクタ電極(または、ドレイン電極)等が含まれる。P端子33a,33b,33c、N端子34a,34b,34c、U端子35a、V端子35b及びW端子35cは、リードフレームを介して主電極に電気的に接続される。リードフレームには、例えば、P接続端子43、N接続端子44、出力端子45、内部接続端子46が含まれる。
これらのリードフレームは、導電性に優れた金属により構成されている。導電性に優れた金属は、例えば、銅、アルミニウム、または、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、P接続端子43、N接続端子44、出力端子45、内部接続端子46の表面に対して、耐食性を向上させるために、めっき処理が行われていてもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。
P接続端子43の一端部は、後述の回路パターン13b(図2参照)のおもて面に、例えば、はんだ接合またはレーザ溶接、超音波による溶接等により機械的、かつ、電気的に接続されている。P接続端子43の他端部は、P接続端子43の一端部より上位(+Z方向)に位置しており、P端子33aと電気的に接続されている。
N接続端子44の一端部である主電極接合部44aは、後述の半導体チップ20aの主電極22a(図2参照)のおもて面に、はんだ接合されている。N接続端子44の他端部は、N接続端子44の一端部より上位(+Z方向)に位置しており、N端子34aと電気的に接続されている。
出力端子45の一端部は、後述の回路パターン13a(図2参照)のおもて面に、例えば、はんだ接合またはレーザ溶接、超音波による溶接等により機械的、かつ、電気的に接続されている。出力端子45の他端部は、出力端子45の一端部より上位(+Z方向)に位置しており、U端子35aと電気的に接続されている。
内部接続端子46の一端部は、回路パターン13aのおもて面に、例えば、はんだ接合またはレーザ溶接、超音波による溶接等により機械的、かつ、電気的に接続されている。内部接続端子46の他端部である主電極接合部46aは、後述の半導体チップ20bの主電極22bのおもて面に、はんだ接合されている。
P接続端子43、N接続端子44、出力端子45、内部接続端子46のそれぞれは、一端部と他端部とを接続する脚部(例えば、図3の脚部44b参照)を備える。各脚部は、P接続端子43、N接続端子44、出力端子45、内部接続端子46の一端部から垂直上方(+Z方向)または斜め上方に延伸して、他端部に接続されている。
なお、P接続端子43、N接続端子44、出力端子45、内部接続端子46の一端部と他端部は、同じ高さであってもよい。
以下、図1の半導体ユニット10aについて説明する。半導体ユニット10b,10cについては、半導体ユニット10aと同様の構成であるため、説明を省略する。
半導体ユニット10aは、図2に示すように、絶縁回路基板11及び半導体チップ20a,20bを備えている。半導体チップ20a,20bは、絶縁回路基板11のおもて面(上面)上に配置されている。
絶縁回路基板11は、平面視で矩形状である。絶縁回路基板11は、絶縁板12、絶縁板12のおもて面(上面)に設けられた回路パターン13(回路パターン13a,13bを含む)、絶縁板12の裏面(下面)に設けられた金属板14(図3、図4参照)、を含む。また、回路パターン13a,13bのおもて面(上面)には、半導体チップ20a,20bが下はんだ51(図3、図4参照)により機械的、かつ、電気的に接続されている。
絶縁板12は、平面視で矩形状を成す。また、絶縁板12は、角部がR面取り、C面取りされていてもよい。絶縁板12は、熱伝導性のよいセラミックスにより構成されている。セラミックスは、例えば、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、または、窒化珪素を主成分とする材料により構成されている。また、絶縁板12の厚さは、例えば、0.2mm以上、2.0mm以下である。
回路パターン13a,13bの絶縁板12の外周側の端部は、好ましくは、平面視で、金属板14の絶縁板12の外周側の端部と重畳する。このため、絶縁回路基板11は、絶縁板12の裏面の金属板14との応力バランスが維持され、絶縁板12の過度な反り、割れ等の損傷が抑制される。
回路パターン13a,13bの厚さは、例えば、0.1mm以上、2.0mm以下である。回路パターン13a,13bは、導電性に優れた金属により構成されている。このような金属は、例えば、銅、アルミニウム、または、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、回路パターン13a,13bの表面に対して、耐食性を向上させるために、めっき処理が行われていてもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。絶縁板12に対する回路パターン13a,13bは、絶縁板12のおもて面に金属板を形成し、この金属板に対してエッチング等の処理を行って得られる。または、あらかじめ金属板から切り出した回路パターン13a,13bを絶縁板12のおもて面に圧着させてもよい。なお、回路パターン13a,13bは一例である。必要に応じて、回路パターンの個数、形状、大きさ等を適宜選択してもよい。
金属板14は、平面視で矩形状を成す。また、角部がR面取り、C面取りされていてもよい。金属板14は、絶縁板12のサイズより小さく、絶縁板12の縁部を除いた全面に形成されている。金属板14は、熱伝導性に優れた金属を主成分として構成されている。金属は、例えば、銅、アルミニウムまたは、少なくともこれらの一種を含む合金である。また、金属板14の厚さは、たとえば、0.1mm以上、2.0mm以下である。金属板14の耐食性を向上させるために、めっき処理が行われていてもよい。この際、用いられるめっき材は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金である。
このような絶縁回路基板11として、例えば、DCB(Direct Copper Bonding)基板、AMB(Active Metal Brazed)基板を用いることができる。
半導体チップ20a,20bは、シリコン、炭化シリコンまたは窒化ガリウムから構成された、スイッチング素子を含む。スイッチング素子は、例えば、IGBT、パワーMOSFETである。
また、半導体チップ20a,20bのおもて面には、主電極22a,22bが設けられている。半導体チップ20a,20bがIGBTである場合、主電極22a,22bはエミッタ電極であり、半導体チップ20a,20bがパワーMOSFETである場合、主電極22a,22bはソース電極である。半導体チップ20a,20bの断面は、例えば、図5に示すような層状を成している。なお、図5では、半導体チップ20aの断面を示している。半導体チップ20bもまた半導体チップ20aと同様に層状を成している。
主電極22a,22bは、例えば、シリコンとアルミニウムの合金により形成される。さらに、図5の例では、層状の主電極22a上に、層状のめっき部22a1が形成されている(図5参照)。主電極22b上にも、同様にめっき部22a1が形成されていてもよい。
めっき部22a1は、主電極22a,22bにアルミニウムのようなはんだ接合が難しい材料が用いられている場合に、はんだ接合を容易にするために設けられる。めっき部22a1は、例えば、ニッケル、ニッケル-リン合金、ニッケル-ボロン合金を主成分として形成される。なお、めっき部22a1は、主電極22a,22b上に後述の感温素子24a,24bと配線部25a,25bとを除いて形成される。
また、図示が省略されているが半導体チップ20a,20bの裏面にも主電極が備えられている。半導体チップ20a,20bがIGBTである場合、裏面の主電極はコレクタ電極であり、半導体チップ20a,20bがパワーMOSFETである場合、裏面の主電極はドレイン電極である。
なお、図2に示すように、半導体チップ20aのおもて面には制御電極21a1,21a2,21a4,21a5及び検出電極21a3が備えられており、半導体チップ20bのおもて面には制御電極21b1,21b2,21b4,21b5及び検出電極21b3が備えられている。制御電極21a1,21a2,21a4,21a5は半導体チップ20aに含まれるスイッチング素子のゲート電極である。また、制御電極21b1,21b2,21b4,21b5は半導体チップ20bに含まれるスイッチング素子のゲート電極である。
さらに、半導体チップ20a,20bは、半導体チップ20a,20bの温度を検知するための感温部23a,23bを備えている。感温部23aは、感温素子24aと配線部25aとを含んでいる。感温素子24aは、主電極22a上に設けられている。感温素子24aは、主電極22aの温度に応じた電流を出力する。配線部25aは、主電極22a上に設けられ、一端が感温素子24aに接続されて主電極22aの+Y方向の外周部まで延伸する。配線部25aは感温素子24aから出力された電流が伝導する。配線部25aの他端は、検出電極21a3に電気的に接続されている。検出電極21a3から得られる、配線部25aから伝導された電流に基づいて主電極22aの温度検出を行うことができる。
感温部23bは、感温素子24bと配線部25bとを含んでいる。感温素子24bは、主電極22b上に設けられている。感温素子24bは、主電極22bの温度に応じた電流を出力する。配線部25bは、主電極22b上に設けられ、一端が感温素子24bに接続されて主電極22bの+Y方向の外周部まで延伸する。配線部25bは感温素子24bから出力された電流が伝導する。配線部25bの他端は、検出電極21b3に電気的に接続されている。検出電極21b3から得られる、配線部25bから伝導された電流に基づいて主電極22bの温度検出を行うことができる。
感温素子24aは、図2に示すように、例えば、主電極22a上の中央部に設けられており、配線部25aは、主電極22aの外周部の中央部に延伸している。感温素子24bについても同様に、例えば、主電極22b上の中央部に設けられており、配線部25bは、主電極22bの外周部の中央部に延伸している。
感温素子24a,24bは、例えば、PN接合ダイオードにより実現できる。配線部25a,25bは、例えば、ポリイミドで被覆された配線(アノード配線やカソード配線)を含む。
なお、半導体チップ20a,20bとして、IGBT及びFWDの機能を合わせ持つRC(Reverse-Conducting)-IGBTを用いてもよい。
また、半導体チップ20aのおもて面の主電極22aに対して、図1に示されているリードフレームであるN接続端子44の一端部である主電極接合部44aが、上はんだ52(図3~図5参照)を介して機械的、かつ、電気的に接合されている。図2には、主電極接合部44aが点線で示されている。
さらに、半導体チップ20bのおもて面の主電極22bに対して、図1に示されている内部接続端子46の一端の主電極接合部46aが、はんだを介して機械的、かつ、電気的に接合されている。図2には、主電極接合部46aが点線で示されている。
また、制御電極21a1,21a2,21a4,21a5,21b1,21b2,21b4,21b5及び検出電極21a3,21b3のそれぞれに対して、ボンディングワイヤの一端が機械的、かつ、電気的に適宜接合される。ボンディングワイヤの他端は、ケース30側の回路基板に接続される。
なお、図2では、1つの半導体ユニット10aに2つの半導体チップ20a,20bが設けられている例を示したが、この形態に限定されるわけではない。半導体装置1の仕様等に応じた数の半導体チップが設けられる。
図3に示すように、本実施の形態の半導体装置1では、N接続端子44の主電極接合部44aに含まれる4つの外周面のうち1の先端面44cは、接合面に対して鋭角(図3では角度β)に傾斜している。さらに、本実施の形態の半導体装置1では、上記の先端面44cは、平面視(図2参照)で、配線部25aが延伸する主電極22aの外周部に位置している。
また、上はんだ52は、傾斜している先端面44cから主電極接合部44aの接合面の反対側の端子おもて面に被ることなく先端面44cの全体を覆っている。また、図3のように側面視で、上はんだ52の先端部から先端面44cの端子おもて面側の端部を繋ぐ線の接合面に対する角度αは、25°以上、45°未満である。
上はんだ52の主電極接合部44aの先端面44c側をこのようなフィレット形状とすることで、主電極接合部44aの先端部分において、上はんだ52による応力緩和の効果がより適切に働き、主電極22aにおけるひずみの発生を抑制できる。
このように、先端面44cを接合面に対して鋭角に傾斜するようにしたことで、パワーサイクル試験時等における半導体チップ20aの発熱による、上はんだ52の先端面44cへの這い上がりを抑制できる。這い上がりの量が大きいと、フィレット形状を上記のような角度αをもつ形状に制御しにくいためである。
なお、図示を省略しているが、内部接続端子46の主電極接合部46aについても、主電極接合部44aと同様に、感温素子24bに接続された配線部25bが延伸する主電極22bの外周部に位置している先端面が、図3の先端面44cと同一の形状をしていてもよい。
図5には、半導体チップ20aに含まれるスイッチング素子としてIGBTが用いられている場合の、図2の一点鎖線Y-Yにおける断面図が示されている。
半導体チップ20aは、例えば、シリコン基板20a1を有する。シリコン基板20a1には、トレンチ層20a2に挟まれたエミッタ領域であるP型ウェル20a3が形成されており、その上にゲートランナ20a4が設けられている。この構造の上には絶縁層20a5と主電極22aが積層されている。
また、P型ウェル20a3は、タングステン等を用いたビア20a6により主電極22aに電気的に接続されている。主電極22aの一部及び主電極22a上の一部には、ポリイミドで被覆された配線(アノード配線やカソード配線)を含む配線部25aが形成されている。また、主電極22a上には、配線部25a(及び図2に示した感温素子24a)を避けるようにめっき部22a1が形成されている。そして、めっき部22a1が、上はんだ52を介して主電極接合部44aに接合されている。
なお、めっき部22a1と配線部25aとの間には隙間が生じており(図5の点線で囲まれた部分)、上はんだ52が隙間に入り込んでいる。
ここで、半導体装置1に対する比較例を図6及び図7を用いて説明する。図6は、比較例の半導体装置に含まれる半導体チップとN接続端子及び絶縁回路基板との接合部分を示す断面図である。図7には、比較例の半導体装置に含まれる半導体チップの断面図が示されている。なお、図6(A)、図6(B)では、図3に示した断面に対応する断面が示されており、図7には、図5に示した断面に対応する断面が示されている。
図6(A)、図6(B)には、主電極接合部44a1の先端面を、図3のように接合面に対して鋭角に傾斜する角度βとせず、接合面に対して90°とした場合が示されており、図6(A)には製造時、図6(B)にはパワーサイクル試験時の様子が示されている。
図6(A)のように、パワーサイクル試験を行う前の製造時の初期の状態では、適切なフィレット形状で上はんだ52が形成されている。所定の温度間で昇温、降温させて、このような半導体チップ20aに対してパワーサイクル試験を行う。N接続端子44の主電極接合部44a1と上はんだ52と半導体チップ20aとの熱膨張率差により、主電極接合部44a1と半導体チップ20aとに反りが生じる。例えば、温度が175°の高温の際には、主電極接合部44a1は上はんだ52上に接合されているに過ぎず、上はんだ52及び半導体チップ20aよりも延び、図6(B)に示されるように、主電極接合部44a1と半導体チップ20aとに反りが生じる。このような反りにより、主電極接合部44a1の先端部分の直下の半導体チップ20aが応力を受ける。なお、この際、上はんだ52の主電極接合部44a1の先端側のフィレット形状が維持されなくなってしまう。そして、主電極接合部44a1の先端部分の直下の半導体チップ20a上の主電極22aに大きなひずみが生じる。
このようなひずみが発生すると、例えば、図7に示すように、めっき部22a1と配線部25aとの間の隙間から矢印の方向にクラックが発生して、配線部25a等に故障が発生する可能性がある。
これに対して、本実施の形態の半導体装置1では、図3に示したようにN接続端子44の主電極接合部44aの先端面44cを接合面に対して鋭角に傾斜するようにしたことで、上はんだ52の先端面44cへの這い上がりが抑制される。このため、上はんだ52のフィレット形状を前述のような適切な形状に維持できる可能性が高くなる。上はんだ52のフィレット形状が維持されると、主電極接合部44aが温度変化に応じて延びようとしても、フィレット形状の上はんだ52により抑制されて、主電極接合部44aの反りが低減される。この結果、主電極接合部44aの先端部分の直下の半導体チップ20aに対する応力が低減される。そして、上はんだ52による応力緩和の効果により、主電極22aにおけるひずみの発生を抑制できる。したがって、配線部25a等の故障の発生を抑制できる。
(半導体装置1の製造方法)
図8は、実施の形態の半導体装置1の製造方法を示すフローチャートである。図8には、半導体装置1の製造工程の一例の流れが示されている。
ステップS1:半導体装置1の構成部品を用意する工程が行われる。構成部品は、例えば、半導体チップ20a,20b、絶縁回路基板11、ケース30、接続端子(P接続端子43、N接続端子44、出力端子45、内部接続端子46)、図示しない封止部材等を含む。
ステップS2:チップ接合工程が行われる。チップ接合工程では、図2に示したような絶縁回路基板11の回路パターン13a,13b上に、半導体チップ20a,20bが、下はんだ51(図3、図4参照)により接合される。これによって、図2に示したような半導体ユニット10aが製造される。半導体ユニット10b,10cについても同様に製造される。
ステップS3:収納工程が行われる。収納工程では、例えば、図1に示したようなケース30の収納部32a,32b,32cに半導体ユニット10a,10b,10cが収納される。
ステップS4:端子接合工程が行われる。端子接合工程では、半導体チップ20aの主電極22aへのN接続端子44の接合や、半導体チップ20bの主電極22bへの内部接続端子46の接合等が行われる。
ここで、半導体チップ20aに対するN接続端子44の接合を例に挙げて、図9を用いて説明する。図9は、実施の形態の半導体装置1の製造方法に含まれる端子接合工程を示す図である。図9では、図3の断面図で示される構造を得るための、端子接合工程が示されている。図9に示されているように、まず、主電極22aに、N接続端子44の主電極接合部44aよりもY方向に長い板はんだである上はんだ52を介して、主電極接合部44aの接合面を配置する配置工程が行われる。そして、上はんだ52を加熱して、主電極接合部44aの接合面を主電極22aに接合する接合工程が行われる。
ここで、主電極接合部44aと上はんだ52のY方向の長さが同じである場合について説明する。主電極22aと主電極接合部44aとにおける上はんだ52の濡れ性の不均一であれば、フィレット角度が急峻になりすぎる可能性がある。例えば、板はんだ52を加熱したときに形成される図3に示したような上はんだ52のフィレット形状の角度αが、45°以上になり、適切なフィレット形状が得られない可能性がある。このような上はんだ52では、温度変化に応じた主電極接合部44aの延びを確実に維持することができない場合がある。
これに対して、主電極接合部44aよりもY方向に長い上はんだ52を用いることで、上記濡れ性の不均一がある場合でも、適切なフィレット形状が得られる可能性が高まる。例えば、主電極接合部44aの端部から上はんだ52の端部までの長さBは、主電極22aから主電極接合部44aの接合面の反対側の端子おもて面までの厚さAの1倍以上とすることで、角度αが25°以上、45°未満となるフィレット形状が得られる可能性が高い。
より具体的には、上はんだ52の最小厚である100μmを用い、主電極接合部44aの厚さを500μmとした場合(つまり、A=600μmの場合)、長さBを600μm以上とすることで、上記のような角度αのフィレット形状が得られる。内部接続端子46の主電極接合部46aと、主電極22bとの接合も上記と同様の工程により行われる。
ステップS5:配線工程が行われる。配線工程では、ケース30に収納された半導体ユニット10aの半導体チップ20a,20bの制御電極21a1~21a5,21b1~21b5(図2参照)等と、ケース30側の回路基板とがボンディングワイヤにより配線される。半導体ユニット10b,10cについても同様の工程が行われる。
ステップS6:封止工程が行われる。封止工程では、ケース30の収納部32a,32b,32cに収納された半導体ユニット10a,10b,10cが、封止部材で封止される。なお、封止部材は、主剤と硬化剤とを含む2液性の樹脂を用いてもよい。例えば、エポキシ樹脂主剤と、ポリアミン系硬化剤、酸無水物系硬化剤、フェノール系硬化剤、チオール系硬化剤などの硬化剤とを使用することができる。例えば、ディスペンサは、主剤と硬化剤を別々のチューブから同一のシリンジ内に供給して、混合させて吐出する。
以上のような工程によって、半導体装置1が製造される。
次に、主電極接合部44aの先端面の形態についての変形例を2つ説明する。
[変形例1]
図10は、実施の形態の変形例1の半導体装置に含まれる半導体ユニット10の平面図である。また、図11は、実施の形態の変形例1の半導体装置10に含まれる半導体チップ20aとN接続端子44及び絶縁回路基板11との接合部分を示す正面図である。図10、図11において、図2及び図4に示した要素と同じ要素については同一符号が付されている。
変形例1の半導体装置では、主電極22a,22bに接合される主電極接合部61a,61bは、図2に示した主電極接合部44a,46aとは先端部分の形状が異なっている。主電極接合部61a,61bの一の先端面は、図10に示されているように平面視で、主電極接合部61a,61bの先端面のX方向の全体ではなく、配線部25a,25b(図2参照)に交差する傾斜部分62a,62bが、図3に示したように傾斜している。
このため、図11に示すような正面図は、図4とは異なり、Y方向に延伸する配線部25aとX方向に交差する傾斜部分62aに上はんだ52が、他の部分よりも多く見えるような形態となっている。
上記のような変形例1の半導体装置でも、半導体装置1と同様の効果が得られる。すなわち、主電極接合部61a,61bの先端面の傾斜部分62a,62bを接合面に対して鋭角に傾斜するようにしたことで、上はんだ52の先端面への這い上がりが抑制される。このため、上はんだ52のフィレット形状を前述のような適切な形状に維持できる可能性が高くなる。上はんだ52のフィレット形状が維持されると、主電極接合部44aが温度変化に応じて延びようとしても、フィレット形状の上はんだ52により抑制されて、主電極接合部44aに生じる反りが低減される。この結果、主電極接合部44aの先端部分の直下の半導体チップ20aに対する応力が低減される。そして、上はんだ52による応力緩和の効果により、主電極22a,22bにおけるひずみの発生を抑制できる。したがって、配線部25a,25b等の故障の発生を抑制できる。
[変形例2]
図12は、実施の形態の変形例2の半導体装置に含まれる半導体ユニット10の平面図である。また、図13は、実施の形態の変形例2の半導体装置に含まれる半導体チップ20aとN接続端子44及び絶縁回路基板11との接合部分を示す断面図である。なお、図13は、図12の一点鎖線X-Xにおける断面図であり、図3に示した断面に対応する断面が示されている。また、図12、図13において、図2及び図3に示した要素と同じ要素については同一符号が付されている。
変形例2の半導体装置についても、変形例1の半導体装置と同様に、主電極22a,22bに接合される主電極接合部71a,71bは、図2に示した主電極接合部44a,46aとは先端部分の形状が異なっている。
主電極接合部71a,71bの一の先端面には、図12に示されているように平面視で、主電極接合部71a,71bにおいて配線部25a,25b(図2参照)に交差する箇所に凹状に窪んだ窪み部分72a,72bが形成されている。なお、窪み部分72a,72bは、平面視で、半円形状を成している。窪み部分72a,72bは、この場合に限らず、平面視で窪んでいれば矩形状、三角形状でもよい。また、矩形状、三角形状である場合には、角部が丸みを成していてもよい。
図13の例では、主電極接合部71aの先端面71cの窪み部分72a以外の部分が、接合面に対して鋭角に傾斜している(点線で示されている)が、窪み部分72aについても鋭角に傾斜していてもよい。
上記のような変形例2の半導体装置でも、半導体装置1と同様の効果が得られる。すなわち、主電極接合部71a,71bの先端面を接合面に対して鋭角に傾斜するようにしたことで、上はんだ52の先端面への這い上がりが抑制される。このため、上はんだ52のフィレット形状を前述のような適切な形状に維持できる可能性が高くなる。上はんだ52のフィレット形状が維持されると、主電極接合部71aが温度変化に応じて延びようとしても、フィレット形状の上はんだ52により抑制されて、主電極接合部71aに生じる反りが低減される。この結果、主電極接合部71aの先端部分の直下の半導体チップ20aに対する応力が低減される。そして、主電極接合部71aの先端部分の直下の半導体チップ20a上の主電極22aに対するひずみも低減される。上はんだ52による応力緩和の効果により、主電極22a,22bにおけるひずみの発生を抑制できる。また、上記のような窪み部分72a,72bを設けることで、配線部25a,25bへの応力の影響をより抑制できる。
以上、実施の形態に基づき、本発明の半導体装置及び半導体装置の製造方法の一観点について説明してきたが、これらは一例にすぎず、上記の記載に限定されるものではない。
1 半導体装置
10,10a,10b,10c 半導体ユニット
11 絶縁回路基板
12 絶縁板
13,13a,13b 回路パターン
14 金属板
20a,20b 半導体チップ
20a1 シリコン基板
20a2 トレンチ層
20a3 P型ウェル
20a4 ゲートランナ
20a5 絶縁層
20a6 ビア
21a1,21a2,21a4,21a5,21b1,21b2,21b4,21b5 制御電極
21a3,21b3 検出電極
22a,22b 主電極
22a1 めっき部
23a,23b 感温部
24a,24b 感温素子
25a,25b 配線部
30 ケース
31 枠部
31a,31c 枠部長辺
31b,31d 枠部短辺
32a,32b,32c 収納部
32d,32e 仕切り部
33a,33b,33c P端子
34a,34b,34c N端子
35a U端子
35b V端子
35c W端子
43 P接続端子
44 N接続端子
44a,46a,44a1,61a,61b,71a,71b 主電極接合部
44b 脚部
44c,71c 先端面
45 出力端子
46 内部接続端子
51 下はんだ
52 上はんだ
62a,62b 傾斜部分
72a,72b 窪み部分

Claims (10)

  1. おもて面に主電極を備える半導体チップと、
    平面視で矩形状であって平板状を成し、接合面を備える接合部を含み、前記主電極に前記接合面ではんだを介して接合される接続端子と、
    を含み、
    前記接合部に含まれる4つの外周面のうち1の先端面が前記接合面に対して鋭角に傾斜している、
    半導体装置。
  2. 前記はんだは、傾斜している前記先端面から前記接合部の前記接合面の反対側の端子おもて面に被ることなく前記先端面の全体を覆っている、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体チップは、前記主電極上に設けられた感温素子と前記主電極上に設けられ、前記感温素子に接続されて前記主電極の外周部まで延伸する配線部と、前記主電極上に前記感温素子と前記配線部とを除いて形成されためっき部をさらに含み、
    前記接合部の前記先端面は、平面視で、前記配線部が延伸する前記外周部に位置している、
    請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記先端面は、平面視で前記配線部に交差する部分が傾斜している、
    請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記感温素子は前記主電極上の中央部に設けられ、前記配線部は前記外周部の中央部に延伸している、
    請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記接合部の平面視で前記配線部に交差する部分が凹状に窪んでいる、
    請求項3から5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記接合部の前記先端面全体が傾斜している、
    請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 側面視で、前記はんだの先端部から前記先端面の前記端子おもて面側の端部を繋ぐ線の前記接合面に対する角度は、25°以上、45°未満である、
    請求項1から7のいずれかに記載の半導体装置。
  9. おもて面に主電極を備える半導体チップと、平面視で矩形状であって平板状を成し、接合面を備える接合部を含む接続端子と、を用意する用意工程と、
    前記主電極に、前記接合部よりも長い板はんだを介して前記接合面を配置する配置工程と、
    前記板はんだを加熱して、前記接合部の前記接合面を前記主電極に接合する接合工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  10. 前記配置工程時に前記接合部の端部から前記板はんだの端部までの長さは、前記主電極から前記接合部の前記接合面の反対側の端子おもて面までの厚さの1倍以上である、
    請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
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