JP2023061530A - Indoor unit for air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空気調和機の室内機に関する。 The present invention relates to an indoor unit for an air conditioner.
特許文献1には、室内の冷暖房に使用される空気調和機として、天井埋込ダクト型の室内機が開示されており、この天井埋込ダクト型の室内機は、熱交換器と、熱交換器で発生した水を受けるドレンパンと、熱交換器およびドレンパンを収容する筺体を備え、熱交換器は筺体内において傾斜して配置されている。また、熱交換器の側面にはヘッダ、分流器、膨張弁、温度センサなどのメンテナンス対象となるメンテナンス部品や冷媒配管が配置され、メンテナンス部品のメンテナンスを好適に行うために、筺体の側面の上方側に開口部が形成されている。
特許文献2には、室内の冷暖房に使用される空気調和機として、天井埋込型の室内機が開示されており、この天井埋込型の室内機は、熱交換器と、熱交換器で発生した結露水を受けるドレンパンと、熱交換器およびドレンパンを収容する筺体を備え、熱交換器は筺体内において傾斜して配置されている。そして、熱交換器、ドレンパンのメンテナンスを好適に行うために、室内機の筺体の側面には、熱交換器の傾斜面より下方に開口部が形成されている。
特許文献1および特許文献2に開示された開口部は、メンテナンス作業を行う際に作業員が熱交換器に触れることがないように、熱交換器の側面が開口部に露出しないように配置されている。また、温度センサは熱交換器の側面側で傾斜面に平行になるよう配置されている。 The openings disclosed in US Pat. ing. Also, the temperature sensor is arranged parallel to the inclined surface on the side surface of the heat exchanger.
温度センサは、一般的に、熱交換器の側面に配置された冷媒配管に筒状の取付金具を介して交換器の側面側で傾斜面に平行になるように取り付けられており、温度センサを取付金具から外す場合は、熱交換器の傾斜面に平行な方向に移動させて取付金具から外す必要があった。このとき、熱交換器の側面の開口部から温度センサの交換作業をする際に、温度センサの脱着が容易ではないという課題があった。 The temperature sensor is generally attached to the refrigerant pipe on the side of the heat exchanger via a tubular mounting bracket so that it is parallel to the inclined surface on the side of the heat exchanger. When removing it from the mounting bracket, it was necessary to move it in a direction parallel to the inclined surface of the heat exchanger and remove it from the mounting bracket. At this time, when the temperature sensor is replaced through the opening on the side of the heat exchanger, it is difficult to attach and detach the temperature sensor.
上記課題に鑑み、本発明の目的は、筺体の側面に形成された開口部から、温度センサの交換作業を容易に行える空気調和機を提供するものである。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above problems, an object of the present invention is to provide an air conditioner in which temperature sensors can be easily replaced through an opening formed in the side surface of the housing.
本発明の一態様は、送風機と、送風機により生成される空気流が通過する一方の空気流通面および他方の空気流通面を有する熱交換器と、熱交換器より下側に配置されて、熱交換器で発生した結露水を受けるドレンパンと、送風機、熱交換器およびドレンパンを収容する筺体と、を備え、筺体の側壁には開口部が形成され、開口部が形成された側壁と熱交換器の側面との間に、熱交換器の温度を測定する温度センサが取付金具を介して取り付けられ、温度センサの取付金具からの脱着方向は、開口部側を向いている空気調和機である。 One aspect of the present invention includes a blower, a heat exchanger having one air flow surface and the other air flow surface through which an air flow generated by the blower passes, and a heat exchanger disposed below the heat exchanger to A drain pan for receiving condensed water generated in the exchanger, and a housing for housing the blower, the heat exchanger, and the drain pan, wherein the side wall of the housing has an opening, and the side wall having the opening and the heat exchanger A temperature sensor for measuring the temperature of the heat exchanger is mounted between the side surface of the heat exchanger and the side of the air conditioner via a mounting bracket, and the temperature sensor is attached to and detached from the mounting bracket in the direction of the opening.
本発明によれば、筺体の側面に形成された開口部から、温度センサの交換作業を容易に行える空気調和機を提供する。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the air conditioner which can perform the replacement|exchange work of a temperature sensor easily from the opening formed in the side surface of a housing is provided.
以下に、本発明に係る空気調和機の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Below, embodiment of the air conditioner which concerns on this invention is described in detail based on drawing. In addition, this invention is not limited by this embodiment.
図1は、本実施形態の空気調和機の取付状態を示す断面図である。図2は、本実施形態の空気調和機の全体斜視図である。図3は、本実施形態の空気調和機の内部を示す側面図である。図4は、本発明の実施形態に係る空気調和機の右側の側面図、図5は本発明の実施形態に係る空気調和機の左側の側面図である。 FIG. 1 is a cross-sectional view showing the mounting state of the air conditioner of this embodiment. FIG. 2 is an overall perspective view of the air conditioner of this embodiment. FIG. 3 is a side view showing the inside of the air conditioner of this embodiment. 4 is a right side view of the air conditioner according to the embodiment of the present invention, and FIG. 5 is a left side view of the air conditioner according to the embodiment of the present invention.
図1を参照して、空気調和機1について説明する。図1は本実施形態に係る空気調和機1の取付状態を断面図で示す。空気調和機1は、室内2の天井板3の裏側である天井内空間4に配置されて使用されるダクト型空気調和機である。空気調和機1は、箱型の筺体10を備える。筺体10の内部には熱交換器11、送風機12、ドレンパン13が収容されている。尚、筺体10は、図1に示される左側の面を前面または前方とし、右側の面を後面または後方とし、上側の面を上面または上方とし、下側の面を底面または下方とし、図1で視認される側の面を左側面または左方、反対側の面を右側面または右方として以下説明する。
An
空気調和機1は、天井躯体に吊りボルト5によって吊り下げられている。また、空気調和機1の後面には室内2の空気を取り込むための吸込ダクト6が接続され、空気調和機1の前面には熱交換した空気を室内2に送り込むための吹出ダクト7が接続されている。図1に示した矢印は空気の流れを示す。
The
図2は、空気調和機1を上方から見た全体斜視図である。筺体10は箱型に形成され、矩形状である上面を形成する天板15及び下面を形成する底板16と、前面を形成する前面板17及び後面を形成する後面板18と、左側面を形成する左側板19及び右側面を形成する右側板20とを有している。後面板18には、吸込ダクト6が接続される吸込口21が形成されている。前面板17には、図示されていないが、吹出ダクトが接続される吹出口22が形成されている。尚、左側板19、右側板20が本発明における側壁である。図2では破線で示されているが、左側板19には左側開口部25が形成され、左側開口部25を塞ぐための左側開口蓋26が図示しないねじにより脱着可能に左側板19に取り付けられている。同様に、右側板20には右側開口部27が形成され、また、右側開口部27を塞ぐための右側開口蓋28が図示しないねじにより脱着可能に右側板20に取り付けられている。左側開口部25、右側開口部27は、熱交換器11の洗浄やメンテナンスを要するメンテナンス部品のメンテナンスを行う際に使用される。尚、左側開口部25、右側開口部27は本発明における開口部である。
FIG. 2 is an overall perspective view of the
次に、図3を用いて、空気調和機1の内部構造について説明する。図3における矢印は筐体10の後面から前面に向けて生成される空気流の方向を示す。筺体10の内部は、前後方向の中間に位置する仕切板30によって仕切られ、前方側に熱交換器室31が、後方側に送風機室32が配置されている。熱交換器室31には、熱交換器11と熱交換器の11の下側に位置するドレンパン13が配置されている。ドレンパン13は、熱交換器11で発生した結露水を受ける凹状の受け皿14を有している。また、受け皿14はドレン孔50を備えている。ドレン孔50は図示されない栓で閉じられている。
Next, the internal structure of the
熱交換器11は、前方側の端面である一方の端面37および後方側の端面である他方の端面38、空気流が通過する後方側の空気流通面である一方の空気流通面35および空気流が通過する前方側の空気流通面である他方の空気流通面36、筺体10の左側板19および右側板20の内面にそれぞれ対向する左側側面39および右側側面40(図6参照)を備えている。本実施形態では一方の空気流通面35が空気流の流入側であり、他方の空気流通面36が空気流の流出側である。熱交換器11は、一方の端面37が他方の端面38より高くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置され、一方の空気流通面35が斜めに配置された熱交換器11の上面となり、他方の空気流通面36が下面となる。尚、左側側面39および右側側面40は本発明における側面である。
The
送風機室32には、送風機12が配置されている。送風機12は送風機吸込口61および送風機吹出口62を備え、送風機12の動作により前後方向に空気流が生成される。送風機12が動作することにより、吸込ダクト6を介して室内の空気を送風機吸込口61から吸い込み、送風機吹出口62から吹き出す。送風機吹出口62は仕切板30に設けられた開口に接続され、熱交換器室31へ空気を送る。送風機12により生成された空気流は熱交換器11を通過し、熱交換器11を通過した空気流は吹出ダクト7を介して室内2に送られる。空気流は熱交換器11を通過する際に、熱交換器11を流れる冷媒と熱交換する。
The
図3では、筺体10における右側板20の内周面が見えている。図3に示すように、筺体10の左側板19または右側板20から見たとき、右側板20に形成された右側開口部27は熱交換器11の上方側に配置されている。また、筺体10の左側板19または右側板20から見たとき、ドレンパン13の受け皿14は熱交換器11の下方側に配置されている。図3には示されていないが、左側板19に形成された左側開口部25も熱交換器11の上方側に配置されている。すなわち、左側開口部25および右側開口部27とドレンパン13の受け皿14とは、熱交換器11に対してお互いが反対側に位置するように配置されている。このように配置されることにより、左側開口部25または右側開口部27から洗浄機のノズルを差し込み、洗浄機のノズルから熱交換器11の空気流通面に向かって水を吹き付けたとき、吹き付けられた水をドレンパン13の受け皿14で受け止めることができる。また、受け皿14にはドレン孔50が設けられているので受け皿14に溜まった洗浄水をドレン孔50を介して排水することができる。本実施形態では、熱交換器11が傾斜して配置されているため、左側開口部25および右側開口部27が熱交換器11の上方に配置され、ドレンパン13の受け皿14が熱交換器11の下方に配置されているが、左側板19または右側板20から見たとき、左側開口部25、右側開口部27が、熱交換器11の一方の空気流通面35側に配置され、少なくとも受け皿14の一部が、熱交換器11の他方の空気流通面36側に配置されていればよい。
In FIG. 3, the inner peripheral surface of the
図4は、筺体10の右側面であって、右側開口蓋28が取り付けられていない状態を示す側面図である。図4において、破線で示される部分は熱交換器11の右側側面40の形状である。筺体10の右側板20には、右側開口部27が熱交換器11より上方に位置し、右側開口部27の開口は台形状に形成されている。右側開口部27の開口を形成する辺は、右側板20から見たとき、熱交換器11側に位置する、すなわち、一方の空気流通面35に近い熱交換器側辺部55、熱交換器側辺部55の両端部から伸びて互いに平行な短辺部56と長辺部57、および、熱交換器側辺部55に対向して短辺部56と長辺部57とに接続する垂直辺部58を有する。熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上側でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されている。右側開口部27が熱交換器11より上方に位置して、熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上方でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されているため、筺体10の右側板20から見たとき、右側開口部27の開口に熱交換器11の右側側面40は露出せず視認されない位置に配置されている。そのため、右側開口部27から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に熱交換器11が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
FIG. 4 is a right side view of the
図5は、筺体10の左側面であって、左側開口蓋26が取り付けられていない状態を示す側面図である。図5において、破線で示される部分は熱交換器11の左側側面39の形状である。筺体10の左側板19には、左側開口部25が熱交換器11より上方に位置し、左側開口部25の開口は台形状に形成されている。左側開口部25の開口を形成する辺は、左側板19から見たとき、熱交換器11側に位置する、すなわち、一方の空気流通面35に近い熱交換器側辺部55、熱交換器側辺部55の両端部から伸びて互いに平行な短辺部56と長辺部57、および、熱交換器側辺部55に対向して短辺部56と長辺部57とに接続する垂直辺部58を有する。熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上側でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されている。左側開口部25が熱交換器11より上方に位置して、熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上方でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されているため、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口に熱交換器11の左側側面39は露出せず視認されない位置に配置されている。そのため、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に熱交換器11が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
FIG. 5 is a left side view of the
次に、図6を用いて、空気調和機1の内部構造について説明する。図6は空気調和機1の内部を示す平面図であり、図6において上側が前方、下側が後方、左側が左方、右側が右方である。図6において、空気調和機1の筺体10における上側が熱交換器室31であり、下側が送風機室32である。熱交換器11は、熱交換器室31の右側に偏って配置されており、熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19の内周面との間の距離が、右側側面40と右側板20の内周面との間の距離より大きくなっている。熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19の内周面との間には、図示しない室外機から引き出され熱交換器11に接続される接続配管45の一部、室外機から流入する冷媒を熱交換器11に分流するための分流器41、分流器41の流入口に接続される直線状の分流器側冷媒配管部42(図7、9参照)、熱交換器11を構成する冷媒配管の一部であって左側側面39に接続される連絡配管46およびU字管51が配置されている。U字管51には、冷媒の温度を測定するための温度センサ43(図7、9参照)が取付金具49(図7、9参照)を介して取り付けられている。また、室外機から引き出され熱交換器11に接続される接続配管45の一部には、室外機から流入した冷媒を膨張させる膨張弁44(図7、9参照)が接続されている。尚、分流器41、温度センサ43、膨張弁44はメンテナンスを要するメンテナンス部品である。
Next, the internal structure of the
また、熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19との間には、ドレンパン13の受け皿14に溜まったドレン水を汲み出すドレンポンプ47と、受け皿14に溜まったドレン水の水位を検出するドレン水位検出手段としてのフロートスイッチ48が配置されている。ドレンポンプ47とフロートスイッチ48は左側開口部25を塞ぐ左側開口蓋26に取り付けられている。ドレンポンプ47とフロートスイッチ48が左側開口蓋26に取り付いるため、左側開口蓋26を左側板19から外すと、熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19との間にスペースが確保できるため、分流器41、温度センサ43、膨張弁44などの部品のメンテナンスが容易となる。
Between the
次に図7を用いて、左側開口部25、ドレンパン13、熱交換器11、接続配管45の一部、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、および、膨張弁44の配置について説明する。図7は、熱交換器11が筺体10内にドレンパン13に対して傾斜して配置された状態における、熱交換器11の左側の側面を示す。図7において、二点鎖線は左側開口部25およびドレンパン13を示す。左側開口部25は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の上方に配置され、左側開口部25を構成する辺のうち一方の空気流通面35に近い熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35よりも上方であって、かつ、一方の空気流通面35に沿って配置されている。そのため、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に熱交換器11が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
Next, referring to FIG. 7, the
分流器側冷媒配管部42はドレンパン13に対して垂直方向に分流器41に接続し、分流器41は熱交換器11の左側側面39に接続する。分流器41および分流器側冷媒配管部42は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の一方の空気流通面35よりも下側である他方の空気流通面36側であって、一方の空気流通面35とドレンパン13との間に配置されている。そのため、分流器41および分流器側冷媒配管部42は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口に露出せず視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に分流器41および分流器側冷媒配管部42が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
The flow divider side
また、分流器41および分流器側冷媒配管部42は、熱交換器11の前後方向の中央より一方の端面37側に配置されている。すなわち、斜めに配置された熱交換器11の高い方の端部側に配置されている。分流器側冷媒配管部42から導かれた冷媒が分流器41によって複数の熱交配管に分岐されるが、直線状の分流器側冷媒配管部42は出来るだけ長い方が望ましい。分流器41によって複数の熱交配管に冷媒が分岐される際に、冷媒量が均等に分岐できるからである。従って、分流器41および分流器側冷媒配管部42が、斜めに配置された熱交換器11の高い方の端部側に配置されることにより、分流器側冷媒配管部42を長くできる。
In addition, the
熱交換器11を構成する熱交配管の一部であって左側側面39に接続される連絡配管46は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の一方の空気流通面35より上方で、かつ、熱交換器側辺部55より下方であって、一方の空気流通面35に沿って配置されている、すなわち、連絡配管46は熱交換器側辺部55に沿って配置されている。そのため、連絡配管46は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口に露出せず視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に連絡配管46が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。尚、本実施形態では、連絡配管46は、熱交換器側辺部55より下方側に配置されているが、連絡配管46が熱交換器側辺部55に沿って配置されていれば、熱交換器側辺部55より上方側に配置されていても構わない。連絡配管46が熱交換器側辺部55に沿って配置されていれば、熱交換器側辺部55より上方側に配置されていても、熱交換器11を洗浄する際の邪魔にならないからである。
A connecting
室外機から熱交換器11に接続する接続配管45の一部は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25よりも下方であって、熱交換器11の一方の空気流通面35よりも下側である他方の空気流通面36側に配置されている。そのため、接続配管45の一部は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口に露出せず視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に接続配管45の一部が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
A part of the
温度センサ43および膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器側辺部55より下方、すなわち、左側開口部25よりも下方であって、熱交換器11の一方の空気流通面35よりも下側である他方の空気流通面36側に配置されている。そのため、温度センサ43および膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口に露出せず視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に温度センサ43および膨張弁44が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
When viewed from the
また、温度センサ43および膨張弁44は、左側開口部25のいずれかの位置から視認した場合に、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されている。メンテナンスの際に、作業者が左側開口部25から筺体10の内部を見た時、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されているので、メンテナンス作業の効率化を図ることができる。
Moreover, the
また、図7において示す矢印は、温度センサ43を取付金具49から脱着する場合の脱着方向を示すが、図7に示すように、温度センサ43を取付金具49から脱着する場合の脱着方向は、左側開口部25側を向いている。そのため、筺体10の左側板19から見たとき、温度センサ43は左側開口部25の開口に露出せず視認することが難しい位置である、熱交換器側辺部55より下方側に配置されても、冷媒配管が入り組みかつ視認できない方向ではなく、確実に左側開口部25の方向に向かって引き抜くことができ、温度センサ43を取付金具49から容易に脱着することができる。
The arrows shown in FIG. 7 indicate the detaching directions when the
図5に示す左側開口部25における熱交換器側辺部55に直角な方向の最大高さをH、図6に示す熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19の内周面との間の寸法をWとした場合、HとWの関係はW>Hである。通常、洗浄機のノズルから吹き出す洗浄水の角度は30°~45°が一般的であるが、W≧Hであるため、洗浄機のノズルから吹き出す洗浄水が左側開口部25を通って外部に吹き出してしまうことを抑制できる。
The maximum height of the
次に、図8を用いて、他の実施形態として、凹状に形成された凹部60を備えた左側開口部65について説明する。尚、他の実施形態における左側開口部65は、凹状に形成された凹部60を備えている以外は、図5に示された実施形態と同じであるので、共通する構成についは同一の符号を示す。図8は、筺体10の左側の側面であって、左側開口蓋26が取り付けられていない状態を示す側面図である。図8において、破線で示される部分は熱交換器11の左側側面39の形状である。筺体10の左側板19には、左側開口部65が熱交換器11より上方に位置し、左側開口部65の開口は一部が台形状に形成されている。左側開口部65の開口を形成する辺は、左側板19から見たとき、熱交換器11側に位置する、すなわち、一方の空気流通面35に近い熱交換器側辺部55、熱交換器側辺部55の両端部から伸びて互いに平行な短辺部56と長辺部57、および、熱交換器側辺部55に対向して短辺部56と長辺部57とに接続する垂直辺部58を有する。すなわち、左側開口部65を構成する辺のうち、一方の空気流通面35に近い熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上側でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されている。また、熱交換器側辺部55は、左側板19から見たとき、熱交換器11の左側側面39が視認できる方向、すなわち、露出する方向に向かって凹状に形成された凹部60を備えている。つまり、熱交換器側辺部55は、熱交換器11の一方の空気流通面35から他方の空気流通面36側に向かって凹状に形成された凹部60を備えている。凹部60は熱交換器側辺部55から他方の空気流通面36側に向かって凹状に形成されているため、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部65の開口に熱交換器11の左側の側面39が一部露出しているため視認することができる。
Next, referring to FIG. 8, a
本実施形態では、左側開口部65は凹部60を備えているため、ドレンポンプ47とフロートスイッチ48が取り付けられた左側開口蓋26を左側板19から取り外す際に容易に取り外すことが出来る。また、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部65の開口に熱交換器11の左側側面39が一部露出しているため視認することができるが、熱交換器側辺部55および熱交換器側辺部55の延長線よりも左側開口部65の開口側には、熱交換器11の左側側面39は露出しない。そのため、左側開口部65から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に熱交換器11は邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
In this embodiment, since the
次に図9を用いて、他の実施形態である凹部60を備えた左側開口部65、ドレンパン13、熱交換器11、接続配管45の一部、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、および、膨張弁44の配置について説明する。図9は、熱交換器11が筺体10内にドレンパン13に対して傾斜して配置された状態における、熱交換器11の左側の側面を示す。図9において、二点鎖線は左側開口部25およびドレンパン13を示す。左側開口部65は熱交換器11の上方に配置され、左側開口部65を構成する辺のうち一方の空気流通面35に近い熱交換器側辺部55は、筺体10の左側板19から見たとき、一方の空気流通面35よりも上方であって、かつ、一方の空気流通面35に沿って配置されている。また、熱交換器側辺部55は、左側板19から見たとき、熱交換器11の左側側面39が視認できる方向、すなわち、露出する方向に向かって凹状に形成された凹部60を備えている。つまり、熱交換器側辺部55は、熱交換器11の一方の空気流通面35から他方の空気流通面36側に向かって凹状に形成された凹部60を備えている。
Next, referring to FIG. 9, the
熱交換器11を構成する熱交配管の一部であって左側側面39に接続される連絡配管46は、筺10体の左側板19から見たとき、熱交換器11の一方の空気流通面35より上方で、かつ、熱交換器側辺部55より下方であって、一方の空気流通面35に沿って配置されている、すなわち、連絡配管46は熱交換器側辺部55に沿って配置されている。熱交換器側辺部55は凹状に形成された凹部60を備えているため、連絡配管46の一部が、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部65の開口に露出するため視認することができるが、熱交換器側辺部55および熱交換器側辺部55の延長線よりも左側開口部65の開口側には、連絡配管46は露出しないため視認することができない。そのため、左側開口部65から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に連絡配管46は邪魔にならず、熱交換器11を洗浄する際の影響は小さい。
A connecting
接続配管45の一部、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、温度センサ43、および、膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、凹部60を備えた左側開口部65の開口に露出しないため視認することができない。そのため、熱交換器11を洗浄する際に邪魔にならないので洗浄作業を効率よく行うことができる。
A portion of the
また、温度センサ43および膨張弁44は、左側開口部65のいずれかの位置から視認した場合に、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されている。メンテナンスの際に、作業者が左側開口部65から筺体10の内部を見た時、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されているので、メンテナンス作業の効率化を図ることができる。
Moreover, the
また、図9において示す矢印は、温度センサ43を取付金具49から脱着する場合の脱着方向を示すが、図9に示すように、温度センサ43を取付金具49から脱着する場合の脱着方向は、左側開口部65側を向いている。そのため、筺体10の左側板19から見たとき、温度センサ43は左側開口部65の開口に露出せず視認することが難しい位置である、熱交換器側辺部55より下方側に配置されても、冷媒配管が入り組みかつ視認できない方向ではなく、確実に左側開口部65の方向に向かって引き抜くことができ、温度センサ43を取付金具49からの容易に脱着することができる。
The arrows shown in FIG. 9 indicate the detaching directions when the
上記で示した実施形態では、熱交換器11は、一方の端面37が他方の端面38より高くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置された場合を示したが、例えば、図10に示すように熱交換器11がドレンパン13に対して垂直方向に配置された場合でも本発明は適用できる。図10に示すように、左側開口部25が、熱交換器11の空気流が通過する後方側の空気流通面である一方の空気流通面35側に配置され、少なくとも受け皿14の一部が、熱交換器11の空気流が通過する前方側の空気流通面である他方の空気流通面36側に配置されていればよい。すなわち、左側開口部25とドレンパン13の受け皿14の一部とが、熱交換器11に対してお互いが反対側に位置するように配置されていればよい。
In the above-described embodiment, the
また、図7では、温度センサ43は取付金具49を介して連絡配管46のU字管に取り付けられているが、ヘアピン管のU字の折り返し部に取りつけてもよい。
In FIG. 7, the
また、図11に示すように、二つの熱交換器11を有し、一方の熱交換器11が、一方の端面37が他方の端面38より高くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置され、他方の熱交換器11は一方の熱交換器11より上方で、一方の端面37が他方の端面38より低くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置されている場合であって、一方の熱交換器11の一方の空気流通面35よりも上方に左側開口部25が配置された場合でも本発明は適用できる。下側に配置された一方の熱交換器11と左側開口部25との配置は、図3に示された実施形態の熱交換器11と左側開口部25との配置と、実質、同じ配置だからである。
Moreover, as shown in FIG. 11, it has two
図11では図示を省略しているが、熱交換器11、接続配管45の一部、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の一方の空気流通面35よりも他方の空気流通面36側に配置されている。このように配置されることにより、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、洗浄機のノズルから熱交換器11の空気流通面に向かって水を吹き付けたとき、吹き付けた水をドレンパン13の受け皿14に効率よく溜めることができる。また、接続配管45の一部、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口に露出せず視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に接続配管45の一部、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、膨張弁44が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
Although not shown in FIG. 11, the
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。 Although the foregoing has been described with reference to a limited number of embodiments, the scope of rights is not limited thereto, and modifications of the embodiments based on the above disclosure will be obvious to those skilled in the art.
1…空気調和機、10…筺体、11…熱交換器、12…送風機、13…ドレンパン、14…受け皿、15…天板、16…底板、17…前面板、18…後面板、19…左側板、20…右側板、21…吸込口、22…吹出口、25…左側開口部、26…左側開口蓋、27…右側開口部、28…右側開口蓋、30…仕切板、31…熱交換器室、32…送風機室、35…一方の空気流通面、36…他方の空気流通面、37…一方の端面、38…他方の端面、39…左側側面、40…右側側面、41…分流器、42…分流器側冷媒配管部、43…温度センサ、44…膨張弁、45…接続配管、46…連絡配管、47…ドレンポンプ、48…フロートスイッチ、49…取付金具、50…ドレン孔、51…U字管、55…熱交換器側辺部、56…短辺部、57…長辺部、58…垂直辺部、60…凹部、61…送風機吸込口、62…送風機吹出口、65…左側開口部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記熱交換器より下側に配置されて、前記熱交換器で発生した結露水を受けるドレンパンと、
前記送風機、前記熱交換器および前記ドレンパンを収容する筺体と、を備え、
前記筺体の側壁には開口部が形成され、
前記開口部が形成された側壁と前記熱交換器の側面との間に、前記熱交換器の温度を測定する温度センサが取付金具を介して取り付けられ、
前記温度センサの前記取付金具からの脱着方向は、前記開口部側を向いていることを特徴とする空気調和機。 a fan and a heat exchanger having one airflow surface and another airflow surface through which the airflow generated by the blower passes;
a drain pan disposed below the heat exchanger to receive condensed water generated in the heat exchanger;
a housing that houses the blower, the heat exchanger, and the drain pan;
An opening is formed in the side wall of the housing,
A temperature sensor for measuring the temperature of the heat exchanger is attached via a mounting bracket between the side wall in which the opening is formed and the side surface of the heat exchanger,
The air conditioner according to claim 1, wherein a direction in which the temperature sensor is attached and detached from the fitting is directed toward the opening.
前記開口部は、前記熱交換器の前記一方の空気流通面側の上方に配置され、前記ドレンパンは、前記熱交換器の前記他方の空気流通面側の下方に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機。 The heat exchanger is arranged at an angle with respect to the drain pan,
The opening is arranged above the one air circulation surface side of the heat exchanger, and the drain pan is arranged below the other air circulation surface side of the heat exchanger. The air conditioner according to any one of claims 1 to 3.
前記取付金具は前記U字管に取り付けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和機。 A U-shaped tube is provided on the side of the heat exchanger,
The air conditioner according to any one of claims 1 to 5, wherein the mounting bracket is attached to the U-tube.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021171469A JP2023061530A (en) | 2021-10-20 | 2021-10-20 | Indoor unit for air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021171469A Pending JP2023061530A (en) | 2021-10-20 | 2021-10-20 | Indoor unit for air conditioner |
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2021
- 2021-10-20 JP JP2021171469A patent/JP2023061530A/en active Pending
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