JP2023060527A - 商品登録装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】店員による意思確認無しに取引対象商品に課せられる税の税率変更に対応可能とする。【解決手段】商品登録装置は、入力部と、表示部と、受付部と、出力部とを備える。入力部は、取引対象商品の特定に使用される商品データを入力する。表示部は、入力部を介して入力された商品データで特定される取引対象商品に課せられる税の税率を含む商品明細データを表示する。受付部は、表示部に商品明細データが表示された取引対象商品に課せられる税の税率変更指示を受け付ける。出力部は、受付部で税率変更指示を受け付けた取引対象商品の特定に使用される商品データを出力する。【選択図】 図35

Description

本発明の実施形態は、商品登録装置及びそのプログラムに関する。
我が国において、商品の販売またはサービスの提供等の取引に対して課税される税、いわゆる消費税の税率には、標準税率と軽減税率とがある。軽減税率は、酒類及び外食を除く飲食料品等に適用される税率である。このため、飲食料品を取り扱う小売店では、酒類以外の飲食料品については軽減税率を適用して取引を行い、酒類については標準税率を適用して取引を行う。ただし、店内の客席、いわゆるイートインスペースで客(購買者)が飲食料品を飲食する場合には外食となるので、軽減税率ではなく標準税率が適用される。このため店員(販売者)は、客に酒類以外の飲食料品を販売する際にイートインスペースで飲食するか否かの意思確認を行う。そして店員は、飲食するとの申し出を受けた飲食料品については、通常税率が課せられるように商品登録装置を操作する。
一方、近年では、商品が陳列された売場で客が商品を購入する際に、スマートフォン、タブレット端末等の情報端末を利用して、商品に付されたバーコードを客が自らスキャンするようにしたシステム、いわゆるセルフ商品登録システムが普及している。セルフ商品登録システムを売場と会計場とが区分けされた小売店舗で導入することにより、会計場での商品登録操作が不要となるため、会計場の混雑を緩和できるメリットがある。また、客と店員との接触も少なくなるため、感染症対策の面でも優れている。
しかしながら、セルフ商品登録システムは、店員がイートインスペースで飲食するか否かの意思確認を客に対して行えない。このため、イートインスペースを備えた小売店舗では、セルフ商品登録システムの導入が困難である。
特開2020-181248号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、店員による意思確認無しに取引対象商品に課せられる税の税率変更に対応できる商品登録装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、商品登録装置は、入力部と、表示部と、受付部と、出力部とを備える。入力部は、取引対象商品の特定に使用される商品データを入力する。表示部は、入力部を介して入力された商品データで特定される取引対象商品に課せられる税の税率を含む商品明細データを表示する。受付部は、表示部に商品明細データが表示された取引対象商品に課せられる税の税率変更指示を受け付ける。出力部は、受付部で税率変更指示を受け付けた取引対象商品の特定に使用される商品データを出力する。
図1は、一実施形態に係る商品登録システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、商品マスタに記憶される商品レコードの主要なデータ構造を示す模式図である。 図3は、税率テーブルの一例を示す模式図である。 図4は、登録支援サーバの要部回路構成を示すブロック図である。 図5は、取引ファイルに記憶される主要なデータを示す模式図である。 図6は、情報端末の要部回路構成を示すブロック図である。 図7は、リストメモリの構成を示す模式図である。 図8は、合計メモリの構成を示す模式図である。 図9は、タグテーブルの構成を示す模式図である。 図10は、情報端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図11は、情報端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図12は、情報端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図13は、情報端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図14は、情報端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図15は、情報端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図16は、情報端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図17は、情報端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。 図18は、図11における明細解析処理の具体的な手順を示す流れ図である。 図19は、図11における登録画面編集処理の具体的な手順を示す流れ図である。 図20は、登録支援サーバのプロセッサが実行するチェックイン通知処理の要部手順を示す流れ図である。 図21は、登録支援サーバのプロセッサが実行する登録通知処理の要部手順を示す流れ図である。 図22は、登録支援サーバのプロセッサが実行する第1変更通知処理の要部手順を示す流れ図である。 図23は、登録支援サーバのプロセッサが実行する第2変更通知処理の要部手順を示す流れ図である。 図24は、登録支援サーバのプロセッサが実行する第3変更通知処理の要部手順を示す流れ図である。 図25は、登録支援サーバのプロセッサが実行する第4変更通知処理の要部手順を示す流れ図である。 図26は、登録支援サーバのプロセッサが実行する支払い通知処理の要部手順を示す流れ図である。 図27は、登録支援サーバのプロセッサが実行する決済要求コマンド受信処理の要部手順を示す流れ図である。 図28は、情報端末のタッチパネルに表示されるチェックイン画面の一例を示す模式図である。 図29は、情報端末のタッチパネルに表示される登録画面の一例を示す模式図である。 図30は、情報端末のタッチパネルに表示されるスキャン画面の一例を示す模式図である。 図31は、情報端末のタッチパネルに表示される登録画面の一例を示す模式図である。 図32は、情報端末のタッチパネルに表示される登録画面の一例を示す模式図である。 図31は、情報端末のタッチパネルに表示される点数変更画面の一例を示す模式図である。 図34は、情報端末のタッチパネルに表示される登録画面の一例を示す模式図である。 図35は、情報端末のタッチパネルに表示されるイートイン設定画面の一例を示す模式図である。 図36は、情報端末のタッチパネルに表示されるイートイン設定画面の一例を示す模式図である。 図37は、情報端末のタッチパネルに表示されるイートイン設定画面の一例を示す模式図である。 図38は、情報端末のタッチパネルに表示される登録画面の一例を示す模式図である。 図39は、情報端末のタッチパネルに表示される登録画面の一例を示す模式図である。 図40は、情報端末のタッチパネルに表示されるイートイン取消画面の一例を示す模式図である。 図41は、情報端末のタッチパネルに表示されるイートイン取消画面の一例を示す模式図である。 図42は、情報端末のタッチパネルに表示される登録画面の一例を示す模式図である。 図43は、情報端末のタッチパネルに表示される会計画面の一例を示す模式図である。
以下、一実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態は、商品が陳列される売場と、会計機が設置される会計場とが区分けされた小売店舗の売場において、客が自ら携帯型の情報端末を操作して取引対象商品である購買商品のコードを入力することで、購買商品をセルフ登録する場合である。かかる店舗には、セルフ対応の商品登録システムが構築される。情報端末は、商品登録装置の一態様である。情報端末としては、例えば、客が所有するスマートフォン等の情報端末、店舗に用意された専用の携帯端末、ショッピングカートに取り付けられたタブレット端末等を用いることができる。本実施形態は、客が所有する情報端末を例に説明する。
また本実施形態は、本願出願時点の我が国の消費税制度に対応したものである。すなわち、酒類及び外食を除く飲食料品については8%の軽減税率を適用する。その他の商品については10%の通常税率を適用する。ただし、飲食料品であっても持ち帰らずに店内のイートインスペースで客が飲食する場合、いわゆるイートインの場合には、10%の通常税率を適用する。
[商品登録システムの構成説明]
図1は、本実施形態に係る商品登録システム100の概略構成を示すブロック図である。商品登録システム100は、クラウドコンピューティングを利用したサーバシステム10と、加盟店に構築されるPOS(Point Of Sales)システム20とを含む。サーバシステム10とPOSシステム20とは、インターネットプロトコルを利用したネットワーク30を通じて双方向のデータ通信を可能としている。ネットワーク30は、公衆回線又は専用回線を中継網とし、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動体通信網、携帯電話通信網等をアクセス網とした広域のネットワークである。携帯電話通信網を利用する情報端末40、例えばスマートフォンは、ネットワーク30を介してサーバシステム10にアクセスすることができる。
加盟店は、サーバシステム10の管理会社と利用契約を結んだ店舗である。なお、図1では、1つの加盟店のPOSシステム20を示している。他の加盟店のPOSシステムも同様にネットワーク30に接続されることは言うまでもない。ただし、他の加盟店のPOSシステムが、必ずしも図1に示すPOSシステム20と同一構成であるとは限らない。加盟店によってPOSシステムの構成の一部が異なる場合もあり得る。
サーバシステム10は、登録支援サーバ11とルータ12とを備え、双方を通信回線13で接続する。ルータ12は、ネットワーク30とも接続しており、登録支援サーバ11と各加盟店のPOSシステム20とのネットワーク30を利用したデータ通信の中継拠点となる。
登録支援サーバ11は、取引対象商品すなわち加盟店で買物を行う客の購買商品の登録業務を支援するためのコンピュータである。その支援のために登録支援サーバ11は、少なくとも以下の2つの機能を有する。第1の機能は、情報端末40で入力された購買商品のコードを基に、商品販売データを登録処理する機能である。第2の機能は、情報端末40からの会計指示に応じて、その情報端末40を利用する客との取引の決済に必要な会計データを作成または送信する機能である。
登録支援サーバ11は、第1の機能を実現するために、加盟店別の商品マスタ14を管理する。商品マスタ14は、商品毎に作成される商品レコード141(図2を参照)の集合体である。また、登録支援サーバ11は、税率テーブル15を管理する。税率テーブル15は、各加盟店で共用される。
図2は、商品レコード141の主要なデータ構造を示す模式図である。図示するように商品レコード141は、商品コード、分類コード、商品名、価格、税区分等の商品情報を記録したデータレコードである。商品コードは、各商品を識別するために商品毎に設定された一意のコードである。
分類コードは、商品の分類毎に設定された一意のコードである。飲食料品の分類には、野菜、果物、精肉、鮮魚、飲料、乳製品、加工食品、菓子類、酒類等がある。分類の区分は、これに限定されないが、少なくとも商品コードで特定される商品は、いずれかの分類に属している。商品名及び価格は、商品コードで特定される商品の固有名称及び1点当たりの通常価格である。
税区分は、商品に課せられる税の税種を識別するための情報である。税種には、非課税、通常税率課税、イートイン非対応の軽減税率課税及びイートイン対応の軽減税率課税の4種類がある。本実施形態では、非課税の税区分を「1」とする。通常税率課税の税区分を「2」とする。イートイン非対応の軽減税率課税の税区分を「3」とする。イートイン対応の軽減税率課税の税区分を「4」とする。したがって、商品券、ギフト券、プリペイドカード等の非課税商品の商品レコード141には、税区分「1」が設定される。酒類に属する商品及び飲食料品以外の商品の商品レコード141には、税区分「2」が設定される。酒類以外の飲食料品のうち、イートインスペースで飲食することが困難な飲食料品、例えば米、青果、精肉、鮮魚、乾物、調味料等の商品レコード141には、税区分「3」が設定される。酒類以外の飲食料品のうち、イートインスペースで飲食することが可能な飲食料品、例えば弁当、パン、総菜、インスタント食品等の商品レコード141には、税区分「4」が設定される。
図3は、税率テーブル15の一例を示す模式図である。図示するように、税率テーブル15は、非課税の税区分「1」と関連付けて税率「0%」を記憶し、通常税率課税の税区分「2」と関連付けて税率「10%」を記憶し、イートイン非対応の軽減税率課税の税区分「3」と関連付けて税率「8%」を記憶し、イートイン対応の軽減税率課税の税区分「4」と関連付けて税率「8%」を記憶する。なお、税区分とそれに対応する税率は、図示するものに限定されるものではなく、税制度に合わせて適宜変更することができる。
図1の説明に戻る。
POSシステム20は、店舗サーバ21、監視端末22、POS端末23及び専用会計機24を備え、これらを店舗内ネットワーク25で接続している。またPOSシステム20は、店舗内ネットワーク25にルータ26を接続し、このルータ26を介してネットワーク30と接続している。さらにPOSシステム20は、店舗内ネットワーク25にアクセスポイント27を接続し、このアクセスポイント27を介して情報端末40と無線LANによるデータ通信を可能としている。
店舗サーバ21は、当該POSシステム20が構築される加盟店で決済された取引の情報を基に、当該加盟店の売上情報、商品の在庫情報及び発注情報等を管理するためのコンピュータである。
監視端末22は、情報端末40を利用して購買商品のコード読取操作をセルフで行っている客を監視するための端末である。監視端末22は、モニタを備えており、店内における客の行動、その客の購買商品に係るデータ等がモニタに写し出される。
POS端末23は、情報端末40を利用しない客との取引の決済を処理する会計機である。POS端末23は、店員が操作者となる。POS端末23は、登録機と会計機とに分離され、登録機は店員が操作し、会計機は客が操作するセミセルフ方式のものであってもよい。POS端末23は、客が操作するフルセルフ方式のものであってもよい。
専用会計機24は、情報端末40を利用する客との取引の決済を処理する会計機である。専用会計機24は、客が操作者となる。専用会計機24は、情報端末40に表示される会計用バーコードをスキャンする機能、電子マネー、クレジットカード、現金等の種々の支払方法に対応した支払処理機能、電子マネーのチャージ機能等を有する。
[登録支援サーバの構成説明]
図4は、登録支援サーバ11の要部回路構成を示すブロック図である。登録支援サーバ11は、プロセッサ111、メインメモリ112、補助記憶デバイス113、時計114、通信インターフェース115及びシステム伝送路116を備える。システム伝送路116は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。登録支援サーバ11は、システム伝送路116に、プロセッサ111、メインメモリ112、補助記憶デバイス113、時計114及び通信インターフェース115を接続する。登録支援サーバ11では、プロセッサ111、メインメモリ112、補助記憶デバイス113、時計114及び通信インターフェース115と、これらを接続するシステム伝送路116とによってコンピュータが構成される。
プロセッサ111は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ111は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラム(アプリケーションソフトウェア)に従って、登録支援サーバ11としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ111は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ112は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ112は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ112は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ112は、プロセッサ111が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを揮発性のメモリ領域で記憶する。上記データは、不揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ112は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ111によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス113は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス113となり得る。補助記憶デバイス113は、プロセッサ111が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ111での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス113は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計114は、日付及び時刻を計時する。登録支援サーバ11は、時計114によって計時される日付及び時刻を、現時点の日付及び時刻として取得する。
通信インターフェース115は、ネットワーク30を介して接続される各機器との間で、所定の通信プロトコルに従いデータの送受信を行うための回路である。
登録支援サーバ11は、メインメモリ112における揮発性領域の一部を複数の取引ファイル50の記憶領域としている。取引ファイル50は、情報端末40を利用して取引対象商品である購買商品のコード読取操作を行う客毎に作成される。取引ファイル50は、会計データの作成に必要な種々のデータが記憶される。
図5は、取引ファイル50に記憶される主要なデータを示す模式図である。図5は、一例として、取引ファイル50に記憶される複数の取引レコードのうちの1つのレコードのデータを示す。取引ファイル50は、情報端末40を利用する客の取引に係るデータを記憶する。図5に示すように、取引ファイル50には、取引識別コード、店舗コード、入店日時、明細データ数n、その数nの商品明細データ、合計点数、合計金額、値引合計額、会計コード等が記憶される。
取引識別コードは、客の取引を識別するための情報である。取引識別コードは、例えば、客が利用する情報端末40を識別するためのコードであってよく、例えば、情報端末40の機器ID、携帯電話番号等が取引識別コードとなり得る。取引識別コードは、例えば、取引を識別するための取引番号であってもよいし、取引番号に加えて、店舗コード、入店日時等の日時情報を組み合わせたものであってもよい。なお、取引番号は、登録支援サーバ11が、例えば、後述する取引ファイルを生成する際に発番する。店舗コードは、各加盟店を個々に識別するために加盟店毎に設定された一意のコードである。入店日時は、客が情報端末40で動作する商品登録システムのためのアプリケーションを起動し、加盟店にチェックインした日時である。
商品明細データは、購買商品の商品コード、分類コード、商品名、価格、税区分、購買点数、税込み価格等で構成される。商品コード、分類コード、商品名、価格及び税区分は、商品レコード141の情報である。税込み価格は、価格と税区分に対応した税率と購買点数とによって算出される税込みの販売金額である。
商品明細データは、さらに対象フラグFa、店内フラグFb、取消フラグFc及び更新フラグFdを含む。対象フラグFaは、購買商品の税種がイートイン対応の軽減税率課税であるか否かを識別するための1ビットデータである。本実施形態では、購買商品の税種がイートイン対応の軽減税率課税である場合の対象フラグFaを“1”とし、それ以外の税種である場合の対象フラグFaを“0”とする。店内フラグFbは、税種がイートイン対応の軽減税率課税である購買商品をイートインスペースで飲食するか否かを識別するための1ビットデータである。本実施形態では、イートインスペースで飲食する場合の店内フラグFbを“1”とし、飲食しない場合の店内フラグFbを“0”とする。取消フラグFcは、税種がイートイン対応の軽減税率課税である購買商品をイートインスペースで飲食することを取り消したか否かを識別するための1ビットデータである。本実施形態では、取り消した場合の取消フラグFcを”1”とし、取り消していない場合の取消フラグFcを“0”とする。更新フラグFdは、当該商品明細データが更新されたデータであるか否かを識別するための1ビットデータである。本実施形態では、更新された商品明細データの更新フラグFdを“1”とし、更新されていない商品明細データの更新フラグFdを“0”とする。
合計点数は、各商品明細データの購買点数を合算した点数である。合計金額は、各商品明細データの税込み価格を合算した金額である。値引合計額は、購買商品の値引額を合算した金額である。会計コードは、情報端末40を利用して店舗コードで特定される加盟店に対し入店日時にチェックインした客が、取引の会計の際に使用するコードである。
[情報端末の構成説明]
図6は、情報端末40の要部回路構成を示すブロック図である。図6に示すように情報端末40は、プロセッサ41、内蔵メモリ42、外部メモリ43、タッチパネル44、カメラ45、無線ユニット46及びシステム伝送路47を備える。
システム伝送路47は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。情報端末40は、システム伝送路47に、プロセッサ41、内蔵メモリ42、外部メモリ43、タッチパネル44、カメラ45及び無線ユニット46を接続する。情報端末40では、プロセッサ41、内蔵メモリ42及び外部メモリ43と、これらを接続するシステム伝送路47とによってコンピュータが構成される。
プロセッサ41は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ41は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラム(アプリケーションソフトウェア)に従って、情報端末40としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ41は、例えばCPUである。
内蔵メモリ42は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。内蔵メモリ42は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。内蔵メモリ42は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。内蔵メモリ42は、プロセッサ41が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを揮発性のメモリ領域で記憶する。また内蔵メモリ42は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ41によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
外部メモリ43は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばSDメモリカード、USBメモリ等が外部メモリ43となり得る。外部メモリ43は、プロセッサ41が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ41での処理によって作成されたデータ等を保存する。外部メモリ43は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
タッチパネル44は、表示部としてのディスプレイと、検知部としてのタッチセンサとを組み合わせたデバイスである。ディスプレイは、種々の画像を表示するための画面を有する。タッチセンサは、操作者によってタッチされた画面上の位置を検知する。タッチパネル44は、タッチセンサによって検知された画面上の位置と、その位置に表示されている画像の情報とから、操作者によって入力されたデータを取得する。
カメラ45は、情報端末40に内蔵された撮像デバイスである。プロセッサ41は、カメラ45で撮影された画像からバーコード、二次元コード等のコードを読み取る読取部としての機能を有する。各商品には、当該商品の商品コードを所定のバーコード体系で表したバーコードが付されている。すなわちプロセッサ41は、カメラ45で撮影された画像から商品に付されたバーコードを読み取ることにより、購買商品の商品コードを取得することができる。
無線ユニット46は、アクセスポイント27との間で無線LANの通信プロトコルに従いデータ通信を行う通信デバイスである。無線ユニット46は、情報端末40の通信部を構成する。
かかる構成の情報端末40は、例えば外部メモリ43にセルフ登録プログラム60がインストールされる。セルフ登録プログラム60は、情報端末40で実行する商品登録システムのためのアプリケーションソフトウェアである。セルフ登録プログラム60は、内蔵メモリ42にインストールされてもよい。セルフ登録プログラム60を内蔵メモリ42又は外部メモリ43にインストールする方法は特に限定されない。リムーバブルな記録媒体にセルフ登録プログラム60を記録して、あるいはネットワークを介した通信によりセルフ登録プログラム60を配信して、セルフ登録プログラム60を内蔵メモリ42又は外部メモリ43にインストールすることができる。記録媒体は、SDメモリカード、USBメモリ等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
セルフ登録プログラム60がインストールされた情報端末40においては、内蔵メモリ42の一部の領域を、リストメモリ61、合計メモリ62及びタグテーブル63としての領域とする。リストメモリ61、合計メモリ62及びタグテーブル63は、外部メモリ43に形成されてもよい。
図7は、リストメモリ61の構成を示す模式図である。図示するように、リストメモリ61は、一連のリスト番号と対応付けて、商品明細データとタグ区分とを記憶するためのエリアを有する。商品明細データのエリアは、当該情報端末40を利用する客の取引を識別する取引識別コードを含む取引ファイル50に記憶された商品明細データを記憶する。タグ区分のエリアは、商品明細データの商品名、税込み価格等をリスト形式でタッチパネル44に表示する際に付されるタグの識別情報であるタグ区分を記憶する。タグの詳細については後述する。
図8は、合計メモリ62の構成を示す模式図である。図示するように、合計メモリ62は、合計点数Taと合計金額Tbと値引合計額Tcとを記憶するためのエリアを有する。合計点数Taのエリアは、当該情報端末40を利用する客の取引を識別する取引識別コードを含む取引ファイル50に記憶された合計点数を記憶する。合計金額Tbのエリアは、同取引ファイル50に記憶された合計金額を記憶する。値引合計額Tcのエリアは、同取引ファイル50に記憶された値引合計額を記憶する。
図9は、タグテーブル63の構成を示す模式図である。図示するようにタグテーブル63は、タグ区分のカラムと、対象フラグFaのカラムと、店内フラグFbのカラムと、取消フラグFcのカラムと、タグ名称のカラムと、色情報のカラムとからなる。
そして本実施形態では、タグ区分「1」として、対象フラグFaが“1”、店内フラグFbが“0”、取消フラグFcが“0”、タグ名称が“イートイン対象”、色情報が“黒”のタグレコードを記憶する。すなわちタグ区分「1」は、税種がイートイン対応の軽減税率課税であって、イートインスペースで飲食するとの宣言、いわゆるイートイン宣言がなされていない購買商品の情報に付される黒文字のタグ「イートイン対象」を識別する情報である。
また本実施形態では、タグ区分「2」として、対象フラグFaが“1”、店内フラグFbが“1”、取消フラグFcが“0”、タグ名称が“イートイン”、色情報が“赤”のタグレコードを記憶する。すなわちタグ区分「2」は、税種がイートイン対応の軽減税率課税であって、イートイン宣言がなされた購買商品の情報に付される赤文字のタグ「イートイン」を識別する情報である。
また本実施形態では、タグ区分「3」として、対象フラグFaが“1”、店内フラグFbが“1”、取消フラグFcが“1”、タグ名称が“イートイン取消”、色情報が“緑”のタグレコードを記憶する。すなわちタグ区分「3」は、税種がイートイン対応の軽減税率課税であって、イートイン宣言の取消がなされた購買商品の情報に付される緑文字のタグ「イートイン取消」を識別する情報である。
なお、タグ名称及び色情報は、図9に示すものに限定されない。システム管理者または利用者等によって適切なタグ名称及び色情報が設定される。また色情報は、省略してもよい。
[商品登録システムの動作説明]
図10乃至図19は、情報端末40のプロセッサ41がセルフ登録プログラム60に従って実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。図20乃至図27は、登録支援サーバ11のプロセッサ111がプログラムに従って実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。図28乃至図43は、情報端末40のタッチパネル44に表示される画面の遷移例である。以下、各図を用いて、商品登録システム100の主要な動作について説明する。なお、以下に説明する動作の手順及び内容は一例である。同様な効果を奏し得るのであればその手順又は内容は適宜変更することができる。また、画面は一例である。各画面のレイアウト、画像、テキスト等は、図示するものに限定されるものではない。
商品登録システム100が構築されている小売店舗で情報端末40を利用して買物を行う客は、先ず、セルフ登録プログラム60を起動する。セルフ登録プログラム60が起動すると、情報端末40のプロセッサ41は、図10に示す手順の情報処理を開始する。プロセッサ41は、ACT1としてタッチパネル44にチェックイン画面SCa(図28を参照)を表示させる。そしてプロセッサ41は、ACT2としてカメラ45を起動する。
店舗の入口には、入店用コードが用意されている。入店用コードは、店舗に係る設定情報を二次元コード体系でコード化したものである。設定情報は、店舗コード、店内LANデータ、モバイル通信データ等を含む。店内LANデータは、情報端末40が無線LANを利用してアクセスポイント27と接続するために必要なSSID、パスワード、セキュリティ情報等である。モバイル通信データは、情報端末40が商品登録システム100の各機器と通信するために必要なタイムアウト時間、リトライ回数等である。
図28は、チェックイン画面SCaの一例である。図示するように、チェックイン画面SCaは、入店用コードのスキャンを案内するガイダンスとともに、コード読取領域を示すフレームCMを配置する。客は、入店用コードがフレームCMに収まるように情報端末40のカメラ45を入店用コードに翳す。そうすると、情報端末40の読取部の機能により入店用コードが読み取られる。
なお、上記の説明では、チェックイン画面SCaがタッチパネル44に表示されたタイミングでカメラ45が起動するとしたが、カメラ45が起動するタイミングはこれに限定されない。例えば、チェックイン画面SCaにカメラ起動ボタンが表示されており、このカメラ起動ボタンが入力されると、カメラ45が起動してもよい。
チェックイン画面SCaを表示させたプロセッサ41は、ACT3としてチェックインを待ち受ける。プロセッサ41は、カメラ45で入店用コードをスキャンされると、チェックインが行われたと認識して、ACT4へと進む。プロセッサ41は、ACT4としてカメラ45を停止する。
プロセッサ41は、ACT5としてチェックイン通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、入店用コードから取得した店内LANデータを基に、アクセスポイント27と無線LANで接続する。そして、アクセスポイント27と接続後、無線ユニット46は、チェックイン通知コマンドを無線送信する。チェックイン通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。チェックイン通知コマンドには、情報端末40に設定された端末識別コードが含まれる。端末識別コードは、例えば、客が利用する情報端末40を識別するためのコードであってよく、例えば、情報端末40の機器ID、携帯電話番号等が端末識別コードとなり得る。あるいは端末識別コードは、情報端末40に記憶されたセルフ登録プログラム60、または当該プログラムを利用するユーザを識別するためのコードであってもよく、例えば、当該プログラムをインストールした際に自動で発行される固有の番号または客による会員登録時に発行される会員番号であってもよい。また、入店用コードから取得した店舗コードもチェックイン通知コマンドに含まれる。チェックイン通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、チェックイン通知処理が実行される。
図20は、チェックイン通知処理の要部手順を示す流れ図である。登録支援サーバ11のプロセッサ111は、通信インターフェース115を介してチェックイン通知コマンドを受信すると、ACT141としてチェックイン通知コマンドから端末識別コードを取得する。またプロセッサ111は、ACT142としてチェックイン通知コマンドから店舗IDを取得する。さらにプロセッサ111は、ACT143として時計114で計時されている現在の日時を入店日時とする。そしてプロセッサ111は、ACT144として取引ファイル50を作成する。取引ファイル50には、取引識別コードと、チェックイン通知コマンドから取得した店舗コードと、入店日時とが保存される。取引識別コードは、チェックイン通知コマンドから取得した端末識別コードであってもよい。取引識別コードは、取引番号であってもよい。取引ファイル50は、例えばメインメモリ112に記憶される。
プロセッサ111は、ACT145として、例えば端末識別コードに基づいて、チェックイン通知コマンド送信元の情報端末40に開始コマンドを送信する。ここで、取引識別コードに取引番号を用いる場合には、開始コマンドに取引番号を用いた取引識別コードを含めて情報端末40に送信するとしてもよい。この場合、情報端末40は、商品を登録する場合に、後述する登録通知コマンドに取引識別コードを含めることができ、登録支援サーバ11は、客が商品登録した商品の情報を取引識別コードに基づき管理することができる。
以上で、プロセッサ111は、チェックイン通知コマンドを受信したときの情報処理を終了する。なお、プロセッサ111は、ACT144において取引ファイル50を作成するとしたが、取引ファイル50を作成するタイミングはこれに限定されるものではない。プロセッサ111は、情報端末40が新規の取引における最初の商品のバーコードを読取ることで登録通知コマンドとして送信される商品コードを受信した際に、取引ファイル50を生成してもよい。
図10の説明に戻る。
チェックイン通知を行ったプロセッサ41は、ACT6として開始コマンドを待ち受ける。無線ユニット46を介して開始コマンドを受信すると、プロセッサ41は、ACT7へと進む。プロセッサ41は、ACT7としてタッチパネル44の画面をチェックイン画面SCaから登録画面SCb(図29を参照)に切り替える。
図29は、登録画面SCbの一例である。図示するように、登録画面SCbは、スキャンボタンBTaとバーコード無ボタンBTbと支払いボタンBTcとを配置する。また、画面の一部を取引の合計表示部ARaとし、残りを購買商品の明細リスト表示部ARbとする。合計表示部ARaと明細リスト表示部ARbの位置は固定である。本実施形態では、明細リスト表示部ARbは、5つの明細エリアに区分されており、最大で5品目の購買商品に係る情報、例えば商品名、購買点数、税込み価格等を表示可能とする。購買商品が6品目を超える場合、登録が古い購買商品から順に商品名等は明細リスト表示部ARbに表示されなくなる。ただし、例えば明細リスト表示部ARbをスワイプさせることによって、登録が古い購買商品に係る情報を明細リスト表示部ARbに表示させることができる。現時点では、買物が始まっていないので、合計点数は0点、合計金額は0円となっている。また、明細リスト表示部ARbの各明細エリアは空欄となっている。
スキャンボタンBTaは、商品に付されたバーコードのスキャンを指示する操作子である。バーコード無ボタンBTbは、バーコードが付されていない商品の登録を指示する操作子である。支払いボタンBTcは、取引の代金支払いを指示する操作子である。現時点では買物が始まっていないので、支払いボタンBTcはグレーアウトして無効化されている。支払いボタンBTcが無効化された登録画面SCbは、登録開始画面と称してもよい。
登録画面SCbを確認した客は、買物を始める。そして、売場を回り、購買商品を見つけると、客は、その購買商品にバーコードが付されているか否かを確認する。購買商品にバーコードが付されている場合、客は、スキャンボタンBTaにタッチする。購買商品にバーコードが付されていない場合、客は、バーコード無ボタンBTbにタッチする。
登録画面SCbの表示を制御したプロセッサ41は、ACT8としてスキャンボタンBTaが入力されるか、ACT9としてバーコード無ボタンBTbが入力されるのを待ち受ける。
ACT8及びACT9の待ち受け状態において、スキャンボタンBTaが入力されると、プロセッサ41は、ACT10へと進む。プロセッサ41は、ACT10としてタッチパネル44の画面を登録画面SCbからスキャン画面SCc(図30を参照)へと切り替える。そしてプロセッサ41は、ACT11としてカメラ45を起動する。
図30は、スキャン画面SCcの一例である。図示するように、スキャン画面SCcは、商品のバーコードスキャンを案内するガイダンスとともに、コード読取領域を示すフレームCMを配置する。また、スキャン画面SCcは、バーコード無ボタンBTbと明細に戻るボタンBTdとを配置する。明細に戻るボタンBTdは、登録画面に戻すことを指示する操作子である。コード読取領域は、バーコードの読み取りを支援するための画像である。
スキャン画面SCcを確認した客は、バーコードがフレームCMの内側に収まるように情報端末40のカメラ45を購買商品に翳す。そうすると、情報端末40の読取部の機能によりバーコードが読み取られる。なお、購買商品にバーコードが付されていなかった場合には、客は、バーコード無ボタンBTbにタッチする。また、登録画面SCbに戻す場合には、客は、明細に戻るボタンBTdにタッチする。
ACT11においてカメラを起動したプロセッサ41は、ACT12としてバーコードが読み取られるか、ACT13としてバーコード無ボタンBTbが入力されるか、ACT14として明細に戻るボタンBTdが入力されるのを待ち受ける。
ACT12乃至ACT14の待ち受け状態において、バーコードが読み取られると、プロセッサ41は、図11のACT21へと進む。プロセッサ41は、ACT21としてカメラ45を停止する。また、プロセッサ41は、ACT22として登録通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、登録通知コマンドを無線送信する。登録通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。登録通知コマンドには、購買商品から読み取ったバーコードのデータが含まれる。また、登録通知コマンドには、取引ファイル50において、客の取引を識別するための情報である取引識別コードが含まれる。例えば、取引識別コードが端末識別コードである場合、登録通知コマンドには、情報端末40に設定された端末識別コードが含まれる。登録通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、登録通知処理が実行される。
図21は、登録通知処理の要部手順を示す流れ図である。登録支援サーバ11のプロセッサ111は、通信インターフェース115を介して登録通知コマンドを受信すると、ACT151として登録通知コマンドから取引識別コードを取得する。そしてプロセッサ111は、ACT152として当該取引識別コードが保存された取引ファイル50を選択する。以下では、説明の便宜上、選択した取引ファイルを取引ファイル51と称する。
プロセッサ111は、ACT153として取引ファイル51に記憶される各商品明細データの更新フラグFdを全て“0”とする。次いでプロセッサ111は、ACT154として登録通知コマンドに含まれるバーコードのデータから商品コードを取得する。そしてプロセッサ111は、ACT155としてその商品コードで商品マスタ14を検索する。このときプロセッサ111は、取引ファイル51に保存されている店舗コードで識別される加盟店の商品マスタ14を検索する。
プロセッサ111は、ACT156として商品マスタ14から当該商品コードと関連付けて記憶されている分類コード、商品名、価格、税区分等の商品データを読み出す。プロセッサ111は、ACT157として税率テーブル15を参照し、商品データに含まれる税区分に対応付けられた税率を取得する。そしてプロセッサ111は、ACT158として税込み価格を算出する。税込み価格は、以下の(1)式により算出される。
税込み価格=[価格+(価格*税率)]*購買点数 …(1)
プロセッサ111は、ACT159として購買商品の商品明細データを作成する。商品明細データは、前述したように、購買商品の商品コード、分類コード、商品名、価格、税区分、購買点数、税込み価格、対象フラグFa、店内フラグFb、取消フラグFc、更新フラグFd等で構成される。以下では、ACT159の処理で作成された商品明細データを作成商品明細データ(第1データ)と称する。
プロセッサ111は、ACT160として作成商品明細データの税区分が「4」であるか否かを確認する。税区分が「4」、すなわちイートインスペースで飲食することが可能な購買商品の作成商品明細データの場合、プロセッサ111は、ACT161へと進む。プロセッサ111は、ACT161として作成商品明細データの対象フラグFaを“1”とし、店内フラグFb及び取消フラグFcを“0”とする。
一方、税区分が「4」以外、すなわちイートインスペースでは飲食することが困難な購買商品の作成商品明細データの場合には、プロセッサ111は、ACT162へと進む。プロセッサ111は、ACT162として作成商品明細データの対象フラグFa、店内フラグFb及び取消フラグFcをいずれも“0”とする。
ACT161又はACT162の処理を終えると、プロセッサ111は、ACT163へと進む。プロセッサ111は、ACT163として作成商品明細データの更新フラグFdを“1”とする。そしてプロセッサ111は、ACT164として取引ファイル51に作成商品明細データを保存する。またプロセッサ111は、ACT165として取引ファイル51の合計点数、合計金額及び値引合計額を更新する。具体的にはプロセッサ111は、合計点数に作成商品明細データの購買点数を加算し、合計金額に作成商品明細データの税込み価格を加算する。
以上の処理を終えると、プロセッサ111は、ACT166として登録通知コマンド送信元の情報端末40に対し、明細応答コマンドを送信する。明細応答コマンドは、取引ファイル51に保存された明細データ数nと、その明細データ数nの全ての商品明細データと、合計点数、合計金額及び値引合計額とが含まれる。
図11の説明に戻る。
登録通知コマンドの送信を制御したプロセッサ41は、ACT23として明細応答コマンドを待ち受ける。無線ユニット46を介して明細応答コマンドを受信すると、プロセッサ41は、ACT24へと進む。ACT24以降の処理については、後述する。
次に、購買商品にバーコードが付されていない場合について説明する。生鮮食品等の一部の商品には、バーコードが付されていない商品がある。購買商品にバーコードが付されていない場合、客は、バーコード無ボタンBTbにタッチする。
タッチパネル44に登録画面SCbが表示された待ち受け状態、すなわち図10のACT8及びACT9の待ち受け状態において、バーコード無ボタンBTbが入力されると、プロセッサ41は、図11のACT27へと進む。また、タッチパネル44にスキャン画面SCcが表示された待ち受け状態、すなわち図10のACT12乃至ACT14の待ち受け状態において、バーコード無ボタンBTbが入力されると、プロセッサ41は、図11のACT26へと進み、カメラ45を停止した後、ACT27へと進む。プロセッサ41は、ACT27としてバーコード無し商品の対象リストをタッチパネル44に表示させる。そしてプロセッサ41は、ACT28として購買商品が選択されるのを待ち受ける。
客は、リストの中から購買商品を選択する。購買商品が選択されると、プロセッサ41は、前述したACT22へと進む。すなわちプロセッサ41は、登録通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、登録通知コマンドを無線送信する。登録通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。登録通知コマンドには、選択された購買商品の商品コードと取引識別コードとが含まれる。
登録通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、図21を用いて説明した登録通知処理が実行される。したがって、登録通知コマンドの送信を制御したプロセッサ41は、ACT23として明細応答コマンドを待ち受ける。無線ユニット46を介して明細応答コマンドを受信すると、プロセッサ41は、ACT24へと進む。
このように情報端末40は、バーコードが付されている購買商品については、カメラ45でスキャニングされたバーコード、つまりは購買商品の特定に使用される商品コードを登録通知コマンドに含めて登録支援サーバ11へと送信し、登録支援サーバ11から明細応答コマンドを受信する。バーコードが付されていない購買商品については、情報端末40は、タッチパネル44に表示したバーコード無し商品の対象リストの中から選択された購買商品の特定に使用される商品コードを登録通知コマンドに含めて登録支援サーバ11へと送信し、登録支援サーバ11から明細応答コマンドを受信する。
ここに、カメラ45及びタッチパネル44は、取引対象商品である購買商品の特定に使用される商品データを入力する入力部として機能する。
登録支援サーバ11から明細応答コマンドを受信したプロセッサ41は、ACT24へと進む。プロセッサ41は、ACT24として明細解析処理を実行する。
図18は、明細解析処理の具体的な処理手順を示す流れ図である。明細解析処理に入ると、プロセッサ41は、ACT101として明細応答コマンドに含まれる明細データ数nをレジスタメモリMにセットする。またプロセッサ41は、ACT102として第1カウンタmの初期値を“0”とする。次いでプロセッサ41は、ACT103として第1カウンタmを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ41は、ACT104として第1カウンタmがレジスタメモリMの値を超えたか否かを確認する。
第1カウンタmがレジスタメモリMの値を超えていない場合、プロセッサ41は、ACT105へと進む。プロセッサ41は、ACT105として明細応答コマンドに含まれるm番目(mは第1カウンタmのカウント値)の商品明細データの更新フラグFdが“1”であるか否かを確認する。更新フラグFdが“0”の場合、プロセッサ41は、ACT103へと戻る。すなわちプロセッサ41は、第1カウンタmをさらに“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ41は、第1カウンタmがレジスタメモリMの値を超えていないことを確認すると、m番目の商品明細データの更新フラグFdが“1”であるか否かを確認する。
m番目の商品明細データの更新フラグFdが“1”の場合、プロセッサ41は、ACT106へと進む。プロセッサ41は、ACT106としてリストメモリ61にm番目の商品明細データと商品コード、分類コード、商品名及び価格が一致する他の商品明細データが記憶されているか否かを確認する。該当する他の商品明細データがリストメモリ61に記憶されていない場合、プロセッサ41は、ACT107へと進む。プロセッサ41は、ACT107としてリストメモリ61にm番目の商品明細データを追加する。以下では、リストメモリ61に追加した商品明細データを追加商品明細データ(第2データ)と称する。
ここに、リストメモリ61は、商品データで特定された取引対象商品である購買商品の商品名、価格、税率等を含む商品明細データを記憶する記憶部として機能する。
ACT106において、該当する他の商品明細データがリストメモリ61に記憶されている場合には、プロセッサ41は、ACT108へと進む。プロセッサ41は、ACT108として該当する他の商品明細データの税率、購買点数、税込み価格、店内フラグFb及び取消フラグFcを、m番目の商品明細データと一致するように更新する。以下では、リストメモリ61上で更新した商品明細データを更新商品明細データ(第3データ)と称する。
ACT107又はACT108の処理を終えると、プロセッサ41は、ACT109へと進む。プロセッサ41は、ACT109として、追加商品明細データ又は更新商品明細データの対象フラグFaを調べる。対象フラグFaが“0”の場合、プロセッサ41は、ACT110へと進む。プロセッサ41は、ACT110として追加商品明細データ又は更新商品明細データと関連付けられてリストメモリ61に記憶されるタグ区分を「0」とする。
追加商品明細データ又は更新商品明細データの対象フラグFaが“1”の場合には、プロセッサ41は、ACT111へと進む。プロセッサ41は、ACT111として追加商品明細データ又は更新商品明細データの店内フラグFb及び取消フラグFcを取得する。そしてプロセッサ41は、ACT112として追加商品明細データ又は更新商品明細データの対象フラグFa(Fa=1)、店内フラグFb(Fb=0or1)及び取消フラグFc(Fc=0or1)でタグテーブル63を検索する。そしてプロセッサ41は、ACT113としてタグテーブル63から当該対象フラグFa、店内フラグFb及び取消フラグFcが対応付けられたタグ区分「1」~「3」を検出し、そのタグ区分「1」~「3」を、追加商品明細データ又は更新商品明細データと関連付けられてリストメモリ61に記憶されるタグ区分とする。
ACT110又はACT113の処理を終えると、プロセッサ41は、ACT103へと戻る。そしてプロセッサ41は、ACT103以降の処理を前述したのと同様に実行する。
しかして、ACT104において第1カウンタmがレジスタメモリMの値を超えると、プロセッサ41は、ACT114へと進む。プロセッサ41は、ACT114として明細応答コマンドに含まれる合計点数、合計金額及び値引合計額を、合計メモリ62の合計点数Ta、合計金額Tb及び値引合計額Tcのエリアでそれぞれ記憶する。以上で、プロセッサ41は、明細解析処理を終了する。
したがって、明細解析処理により、リストメモリ61に記憶される商品明細データに対してタグ区分が設定される。具体的には、対象フラグFaが“0”の商品明細データに対しては、タグ区分「0」が設定される。対象フラグFaが“1”で店内フラグFb及び取消フラグFcが“0”の商品明細データに対しては、タグ区分「1」が設定される。対象フラグFa及び店内フラグFbが“1”で、取消フラグFcが“0”の商品明細データに対しては、タグ区分「2」が設定される。対象フラグFa、店内フラグFb及び取消フラグFcがいずれも“1”の商品明細データに対しては、タグ区分「3」が設定される。
図11の説明に戻る。
プロセッサ41は、明細解析処理を終えると、ACT25へと進む。プロセッサ41は、ACT25として登録画面編集処理を実行する。
図19は、登録画面編集処理の具体的な処理手順を示す流れ図である。登録画面編集処理に入ると、プロセッサ41は、ACT121としてレジスタメモリMの値が“5”以上であるか否かを確認する。“5”は、登録画面の明細リスト表示部ARbに表示可能な最大品目数である。レジスタメモリMの値が“5”未満である場合、プロセッサ41は、ACT122へと進む。プロセッサ41は、ACT122として第1カウンタmの初期値を“0”とする。またプロセッサ41は、ACT123として第2カウンタrの初期値をレジスタメモリMの値とする。
ACT121において、レジスタメモリMの値が“5”以上である場合には、プロセッサ41は、ACT124へと進む。プロセッサ41は、ACT124として第1カウンタmの初期値をレジスタメモリMの値から“5”を減じた値とする。またプロセッサ41は、ACT125として第2カウンタrの初期値を“5”とする。
ACT123又はACT125の処理を終えると、プロセッサ41は、ACT126へと進む。プロセッサ41は、ACT126として第1カウンタmを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ41は、ACT127として第1カウンタmがレジスタメモリMの値を超えたか否かを確認する。
第1カウンタmがレジスタメモリMの値を超えていない場合、プロセッサ41は、ACT128へと進む。プロセッサ41は、ACT128としてリストメモリ61からリスト番号が“m”の商品明細データを取得する。以下では、リストメモリ61から取得した商品明細データを取得商品明細データ(第4データ)と称する。
プロセッサ41は、ACT129として取得商品明細データの商品名、購買点数、税率及び税込み価格が明細リスト表示部ARbの下からr番目の明細エリアに表示されるように、商品名、購買点数、税率及び税込み価格を登録画面の編集バッファにセットする。編集バッファは、内蔵メモリ42の一部である。なお、ACT129においては、明細リスト表示部ARbの上からr番目の明細エリアに表示されるように、商品名、購買点数、税率及び税込み価格を登録画面の編集バッファにセットしてもよい。
プロセッサ41は、ACT130として取得商品明細データと関連付けてリストメモリ61に記憶されているタグ区分を調べる。タグ区分が「0」以外の場合、プロセッサ41は、ACT131へと進む。プロセッサ41は、ACT131としてタグテーブル63を検索して、当該タグ区分に関連付けられたタグ名称と色情報とを取得する。そしてプロセッサ41は、ACT132としてそのタグ名称と色情報とを、ACT129において編集バッファにセットした商品名、購買点数、税率及び税込み価格の情報に追加する。
プロセッサ41は、ACT133として取得商品明細データの取消フラグFcが“1”であるか否かを確認する。取消フラグFcが“1”である場合、プロセッサ41は、ACT134として、ACT129において編集バッファにセットした商品名、購買点数、税率及び税込み価格の情報に対して取消処理を実行する。取消処理の詳細については後述する。ACT133において、取消フラグFcが“0”である場合には、プロセッサ41は、ACT134の処理をスキップする。その後、プロセッサ41は、ACT135へと進む。
一方、ACT130において、タグ区分が「0」の場合には、プロセッサは、ACT131乃至ACT134の処理をスキップする。そしてプロセッサ41は、ACT135へと進む。すなわちプロセッサ41は、タグ区分が「0」の場合には、編集バッファにタグ名称及び色情報を追加しない。また、取消処理も行わない。
プロセッサ41は、ACT135として第2カウンタrを“1”だけカウントダウンする。そしてプロセッサ41は、ACT126へと戻る。プロセッサ41は、ACT126以後の処理を前述したのと同様に実行する。したがってプロセッサ41は、リストメモリ61からm番目以降の商品明細データを順次取得し、その取得商品明細データの商品名、価格、税率及び購買点数の情報を編集バッファにセットする処理を繰り返す。そのときプロセッサ41は、取得商品明細データと関連付けてリストメモリ61に「0」以外のタグ区分が記憶されている場合には、そのタグ区分に対応付けられてタグテーブル63に設定されているタグ名称と色情報とを編集バッファに追加する。
すなわち、リストメモリ61にタグ区分「1」が記憶されている取得商品明細データについては、タグ名称“イートイン対象”と黒の色情報が追加される。リストメモリ61にタグ区分「2」が記憶されている取得商品明細データについては、タグ名称“イートイン”と赤の色情報が追加される。リストメモリ61にタグ区分「3」が記憶されている取得商品明細データについては、タグ名称“イートイン取消”と緑の色情報が追加される。そして、このタグ名称“イートイン取消”が追加された取得商品明細データの商品名、購買点数、税率及び税込み価格の情報に対しては、取消処理が実行される。例えば、商品名および税込み価格に対して取消線が重ねて表示されるようにするための処理が実行される。
ACT127において、第1カウンタmがレジスタメモリMの値を超えると、プロセッサ41は、ACT136へと進む。プロセッサ41は、ACT136として合計表示部ARaに合計点数と合計金額とが表示されるように編集バッファに合計メモリ62の合計点数と合計金額とをセットする。またプロセッサ41は、ACT137として値引合計額が1円以上であるか否かを確認する。値引合計額が1円以上である場合、プロセッサ41は、ACT138として合計表示部ARaに値引合計額が表示されるように編集バッファに値引合計額をセットする。値引合計額が0円の場合、プロセッサ41は、ACT138の処理をスキップする。以上で、プロセッサ41は、登録画面編集処理を終了する。
図11の説明に戻る。
プロセッサ41は、登録画面編集処理を終えると、図12のACT31へと進む。プロセッサ41は、ACT31としてタッチパネル44の画面をスキャン画面SCc又はバーコード無し商品の対象リストの画面から登録画面SCd(図31を参照)へと切り替える。
図31は、取引対象商品として1点目の購買商品「酒類X」の商品明細データがリストメモリ61に記憶された際の登録画面SCdの一例である。購買商品「酒類X」は、税区分が「2」、すなわち通常税率が課税される商品である。したがって、図31に示すように、明細リスト表示部ARbの一番上の明細エリアに、購買商品「酒類A」の商品名、購買点数、税率及び税込み価格が表示される。税率は、通常税率の「10%」である。タグは表示されない。また、合計表示部ARaには、合計点数「1点」と合計金額「220円(¥220)」とが表示される。
タッチパネル44の画面を登録画面SCdとしたプロセッサ41は、ACT32としてスキャンボタンBTaが入力されるか、ACT33としてバーコード無ボタンBTbが入力されるか、ACT34として支払いボタンBTcが入力されるか、ACT35として明細リスト表示部ARbに表示されているいずれかの購買商品が選択操作されるのを待ち受ける。
ACT32乃至ACT35の待ち受け状態において、スキャンボタンBTaが入力されると、プロセッサ41は、図13のACT41へと進む。プロセッサ41は、ACT41としてタッチパネル44の画面を登録画面SCdからスキャン画面SCc(図30を参照)へと切り替える。またプロセッサ41は、ACT42としてカメラ45を起動する。その後、プロセッサ41は、ACT43としてバーコードが読み取られるか、ACT44としてバーコード無ボタンBTbが入力されるか、ACT45として明細に戻るボタンBTdが入力されるのを待ち受ける。
ACT43乃至ACT45の待ち受け状態において、バーコードが読み取られると、プロセッサ41は、図11のACT21へと進む。そしてプロセッサ41は、ACT21以降の処理を前述したのと同様に実行する。また、バーコード無ボタンBTbが入力された場合には、プロセッサ41は、図11のACT26へと進む。そしてプロセッサ41は、ACT26以降の処理を前述したのと同様に実行する。すなわちプロセッサ41は、購買商品の商品コードを含む登録通知コマンドを登録支援サーバ11へと送信する。そして登録支援サーバ11から明細応答コマンドを受信すると、明細解析処理及び登録画面編集処理を実行して、タッチパネル44の画面を登録画面SCe(図32を参照)とする。
なお、ACT43乃至ACT45の待ち受け状態において、明細に戻るボタンBTdが入力された場合には、プロセッサ41は、ACT46へと進む。プロセッサ41は、ACT46としてカメラ45を停止する。そしてプロセッサ41は、図12のACT31へと戻る。プロセッサ41は、タッチパネル44の画面をスキャン画面SCcから直前の登録画面SCdへと戻す。
図32は、取引対象商品として2点目の購買商品「食料品Y」の商品明細データと3点目の購買商品「弁当Z」の商品明細データとがリストメモリ61に記憶された際の登録画面SCeの一例である。購買商品「食料品Y」は、税区分が「3」、すなわち軽減税率が課税されるイートイン非対応の飲食料品である。したがって、図32に示すように、明細リスト表示部ARbの上から2番目の明細エリアに、購買商品「食料品Y」の商品名、購買点数、税率及び税込み価格が表示される。税率は、軽減税率の「8%」である。タグは表示されない。購買商品「弁当Z」は、税区分が「4」、すなわち軽減税率が課税されるイートイン対応の飲食料品である。また、明細リスト表示部ARbの上から3番目の明細エリアには、購買商品「弁当Z」の商品名、購買点数、税率及び税込み価格とともに、タグ名称“イートイン対象”のタグTGaが黒文字で表示される。税率は、軽減税率の「8%」である。
登録画面SCeの合計表示部ARaには、合計点数「3点」と合計金額「976円(¥976)」とが表示される。
ここに、登録画面を表示するタッチパネル44は、入力部を介して入力された商品データで特定される購買商品に課せられる税の税率を含む商品明細データを表示する表示部として機能する。そして、タッチパネル44に登録画面を表示させるプロセッサ41は、表示手段として機能する。
登録画面SCeを確認した客は、購買商品「弁当Z」に対してタグ名称“イートイン対象”のタグTGaが表示されていることから、購買商品「弁当Z」はイートインスペースでの飲食が可能な商品であると識別できる。また客は、購買商品「酒類X」及び「食料品Y」に対してはタグTGaが表示されていないことから、購買商品「酒類X」及び「食料品Y」はイートインスペースでの飲食が不可の商品であると識別できる。
ここで、情報端末40においては、登録画面SCeの明細リスト表示部ARbに表示されている購買商品について客が選択操作を行うことにより、購買点数の変更、イートイン宣言、又はイートイン宣言の取消が可能である。選択操作は、例えば商品名等が表示されているエリアに対するタップ操作、フリック操作又はスワイプ操作である。選択操作は、他の操作であってもよい。
プロセッサ41は、ACT32乃至ACT35の待ち受け状態において、明細リスト表示部ARbに表示されているいずれかの購買商品に対して選択操作が行われると、ACT36へと進む。プロセッサ41は、ACT36として選択操作された購買商品の商品明細データに含まれている対象フラグFaを調べる。ここで、対象フラグFaが“0”、すなわちイートイン対象外の購買商品が選択操作された場合、プロセッサ41は、図14のACT51へと進む。プロセッサ41は、ACT51としてタッチパネル44の画面を登録画面SCeから点数変更画面SCf(図33を参照)に切り替える。
図33は、図32において、対象フラグFaが“0”の購買商品「食料品Y」が選択操作された場合の点数変更画面SCfの一例である。図示するように、点数変更画面SCfは、購買点数表示部ARcと明細表示部ARdとを配置する。そして、購買点数表示部ARcに選択操作された購買商品の購買点数を表示し、明細表示部ARdに当該購買商品の商品名、税率、税込み価格等を表示する。また点数変更画面SCfは、購買点数表示部ARcを挟んで一方の側に加算ボタンBTeを配置し、他方の側に減算ボタンBTfを配置する。さらに点数変更画面SCfは、変更せず戻るボタンBTgとOKボタンBThとを配置する。
点数変更画面SCfを確認した客は、加算ボタンBTe又は減算ボタンBTfにタッチして、購買点数表示部ARcに表示されている購買点数を変更する。例えば、購買商品「食料品Y」の購買点数を5点に変更する場合には、客は、加算ボタンBTeを5回タッチして、購買点数表示部ARcの購買点数を「5」とする。因みに、購買商品「食料品Y」の購入を取り止める場合には、客は、減算ボタンBTfに1回タッチして購買点数表示部ARcの購買点数を「0」とすればよい。点数を変更し終えると、客は、OKボタンBThにタッチする。なお、点数の変更を中止する場合には、客は、変更せず戻るボタンBTgにタッチする。
図14の説明に戻る。
点数変更画面SCfの表示を制御したプロセッサ41は、ACT52として変更せず戻るボタンBTgが入力されるか、ACT53としてOKボタンBThが入力されるのを待ち受ける。ACT52及びACT53の待ち受け状態において、変更せず戻るボタンBTgが入力された場合には、プロセッサ41は、図12のACT31へと戻る。すなわちプロセッサ41は、タッチパネル44の画面を直前の登録画面SCeに戻す。
ACT52及びACT53の待ち受け状態において、OKボタンBThが入力された場合には、プロセッサ41は、ACT54として第1変更通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、第1変更通知コマンドを無線送信する。第1変更通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。第1変更通知コマンドには、変更対象商品の商品コードともに、購買点数表示部ARc内の点数、つまりは変更後の購買点数が含まれる。また、第1変更通知コマンドには、情報端末40に記憶された取引識別コードも含まれる。
第1変更通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、第1変更通知処理が実行される。
図22は、第1変更通知処理の要部手順を示す流れ図である。登録支援サーバ11のプロセッサ111は、通信インターフェース115を介して第1変更通知コマンドを受信すると、ACT171として第1変更通知コマンドから取引識別コードを取得する。そしてプロセッサ111は、ACT172として当該取引識別コードが保存された取引ファイル51を選択する。
プロセッサ111は、ACT173として取引ファイル51に記憶される各商品明細データの更新フラグFdを全て“0”とする。次いでプロセッサ111は、ACT174として取引ファイル51に記憶されている商品明細データの中から、第1変更通知コマンドに含まれる商品コードの商品明細データを選択する。そしてプロセッサ111は、ACT175としてその商品明細データの購買点数を、第1変更通知コマンドに含まれる購買点数に変更する。以下では、購買点数を変更した商品明細データを点数変更商品明細データ(第5データ)と称する。
プロセッサ111は、ACT176として点数変更商品明細データの価格、税率及び変更後の購買点数を基に税込み価格を算出する。そしてプロセッサ111は、ACT177として点数変更商品明細データの更新フラグFdを“1”とする。またプロセッサ111は、ACT178として取引ファイル51の合計点数、合計金額及び値引合計額を再計算する。以上の処理を終えると、プロセッサ111は、ACT179として第1変更通知コマンド送信元の情報端末40に対し、明細応答コマンドを送信する。
このように、登録支援サーバ11において実行される第1変更通知処理により、購買商品の商品明細データに含まれる購買点数が変更される。また、同商品明細データの税込み価格が変更され、更新フラグFdが“0”から“1”へと変更される。
図14の説明に戻る。
第1変更通知コマンドの送信を制御したプロセッサ41は、ACT55として明細応答コマンドを待ち受ける。無線ユニット46を介して明細応答コマンドを受信すると、プロセッサ41は、図11のACT24へと進む。プロセッサ41は、ACT24として明細解析処理を実行する。次いでプロセッサ41は、ACT25として登録画面編集処理を実行する。そしてプロセッサ41は、ACT31としてタッチパネル44の画面を登録画面SCg(図34を参照)に切り替えて、ACT32乃至ACT35の待ち受け状態に戻る。
図34は、図32の登録画面SCeにおいて、購買商品「食料品Y」の購買点数を「1」から「5」に変更した場合の登録画面SCgの一例である。図示するように、購買商品「食料品Y」の購買点数が「5」となっている。また、合計表示部ARaの合計点数が「7点」、合計金額が「1840円(¥1,840)」となっている。
このように、イートイン対象外の購買商品については、点数変更画面SCfを用いることによって、購買点数を「2」以上又は「0」に変更することができる。なお、購買点数の変更は、点数変更画面SCfを用いなくてもよい。例えば登録画面の明細リスト表示部ARbに表示されている購買点数をプルダウンリストのセルに表示させ、プルダウンリストのなかから変更後の購買点数を選択するようにしてもよい。あるいは、テンキーの画面を表示させて、変更後の購買点数を置数入力してもよい。
図12の説明に戻る。
ACT36において、選択操作された購買商品の商品明細データに含まれている対象フラグFaが“1”、すなわちイートインスペースでの飲食が可能な購買商品が選択操作された場合には、プロセッサ41は、ACT37へと進む。プロセッサ41は、ACT37として当該商品明細データに含まれている店内フラグFbを調べる。店内フラグFbが“0”、すなわち購買商品に対してイートイン宣言が行われていない場合には、プロセッサ41は、図15のACT61へと進む。プロセッサ41は、ACT61としてタッチパネル44の画面を登録画面SCeからイートイン設定画面SCh(図35を参照)に切り替える。
図35は、図32において、対象フラグFaが“1”で店内フラグFbが“0”の購買商品「弁当Z」が選択操作された場合のイートイン設定画面SChの一例である。図示するように、イートイン設定画面SChは、「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」への切り替えを指令するスイッチSWaを配置する。またイートイン設定画面SChは、点数変更画面SCfと同様に、購買点数表示部ARcと明細表示部ARdとを配置する。そして、選択操作された購買商品の購買点数を購買点数表示部ARcに表示し、当該購買商品の商品名、税率及び税込み価格等を明細表示部ARdに表示する。またイートイン設定画面SChは、点数変更画面SCfと同様に、購買点数表示部ARcを挟んで一方の側に加算ボタンBTeを配置し、他方の側に減算ボタンBTfを配置し、さらに、変更せず戻るボタンBTgとOKボタンBThとを配置する。
イートイン設定画面SChを確認した客は、購買商品「弁当Z」をイートインスペースで飲食する場合、スイッチSWaを「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」へと切り替える。そして客は、OKボタンBThにタッチする。
図36は、図35において、スイッチSWaを「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」へと切り替えた場合のイートイン設定画面SCiの一例である。図示するように、イートイン設定画面SCiにおいては、スイッチSWaが、「イートインを利用する」から「イートインを利用しない」への切り替えを指令するスイッチSWbとなる。また、明細表示部ARdに表示される税率が軽減税率の「8%」から通常税率の「10%」となり、税込み価格が「540円(¥540)」から「550円(¥550)」となる。
また、例えば購買商品「弁当Z」を3点購入し、そのうちの2点をイートインスペースで飲食し、残りの1点を持ち帰る、という場合も想定される。このような場合、客は、加算ボタンBTeを3回タッチして、購買点数表示部ARcの購買点数を「3」に変更する。また客は、スイッチSWaを「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」へと切り替える。
図37は、図35において、購買点数表示部ARcの購買点数を「3」に変更し、さらにスイッチSWaを「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」へと切り替えたときのイートイン設定画面SCjの一例である。図示するように、イートイン設定画面SCjにおいては、スイッチSWaが、「イートインを利用する」から「イートインを利用しない」への切り替えを指令するスイッチSWbとなる。そして、このスイッチSWbの下方に、イートイン点数表示部AReが配置される。また、このイートイン点数表示部AReを挟んで加算ボタンBTiと減算ボタンBTjとが表示される。イートイン点数表示部AReには、当初、購買点数表示部ARcの点数「3」が表示される。上述したイートイン点数表示部AReと加算ボタンBTiと減算ボタンBTjとは、利用点数指定部として機能する。
イートイン設定画面SCjを確認した客は、減算ボタンBTjを1回タッチして、イートイン点数表示部AReのイートイン利用点数を「2」とする。そして客は、OKボタンBThにタッチする。以上の操作により、図37に示すように、イートイン設定画面SCjの明細表示部ARdには、軽減税率「8%」とともに、その税率で課税される購買点数「1点(X1)」及び税込み価格「540円(¥540)」とが表示される。また、通常税率「10%」とともに、その税率で課税される購買点数「2点(X2)」及びその税込み価格「1100円(¥1,100)」が表示される。
なお、イートイン設定画面SCh、SCi又はSCjを確認した客がイートイン宣言を中止する場合には、客は、変更せず戻るボタンBTgにタッチする。
ここに、タッチパネル44にスイッチSWaを含むイートイン設定画面を表示させて、スイッチSWの切り替え入力を受け付けるプロセッサ41は、表示部に商品明細データが表示された購買商品に課せられる税の税率変更指示を受け付ける受付部として機能する。受付部は、受付手段と言い換えることもできる。
図15の説明に戻る。
イートイン設定画面SChの表示を制御したプロセッサ41は、ACT62として購買点数表示部ARcに表示されている購買点数が「2」以上に変更されたか否かを確認する。購買点数が「2」以上に変更されていない場合、プロセッサ41は、ACT65へと進む。
ACT62において、購買点数が「2」以上に変更された場合、プロセッサ41は、ACT63へと進む。プロセッサ41は、ACT63としてスイッチSWaが「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」へと切り替えられたか否かを確認する。スイッチSWaが切り替えられていない場合、プロセッサ41は、ACT65へと進む。
ACT63において、スイッチSWaが「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」へと切り替えられた場合、プロセッサ41は、ACT64へと進む。プロセッサ41は、ACT64としてイートイン設定画面にイートイン点数表示部AReと加算ボタンBTiと減算ボタンBTjとからなる利用点数指定部を表示させる。その後、プロセッサ41は、ACT65へと進む。
プロセッサ41は、ACT65として変更せず戻るボタンBTgが入力されるか、ACT66としてOKボタンBThが入力されるのを待ち受ける。ACT65及びACT66の待ち受け状態において、変更せず戻るボタンBTgが入力された場合には、プロセッサ41は、図12のACT31へと戻る。すなわちプロセッサ41は、タッチパネル44の画面を直前の登録画面SCeに戻す。
ACT65及びACT66の待ち受け状態において、OKボタンBThが入力された場合には、プロセッサ41は、ACT67としてスイッチSWaが「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」へと切り替えられているか否かを確認する。スイッチSWaが切り替えられていない場合、プロセッサ41は、ACT68へと進む。プロセッサ41は、ACT68として第1変更通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、第1変更通知コマンドを無線送信する。第1変更通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。第1変更通知コマンドには、変更対象商品の商品コードともに、購買点数表示部ARc内の点数、つまりは変更後の購買点数が含まれる。また、第1変更通知コマンドには、情報端末40に記憶された取引識別コードも含まれる。
第1変更通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、既に図22を用いて説明した第1変更通知処理が実行される。したがって、イートイン対象の購買商品については、イートイン設定画面SChを用いることによって、購買点数を「2」以上又は「0」に変更することができる。
ACT67において、スイッチSWaが「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」へと切り替えられている場合、プロセッサ41は、ACT69へと進む。プロセッサ41は、ACT69として購買点数表示部ARcに表示されている購買点数が「2」以上か否かを確認する。購買点数が「1」の場合、プロセッサ41は、ACT70へと進む。プロセッサ41は、ACT70として第2変更通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、第2変更通知コマンドを無線送信する。第2変更通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。第2変更通知コマンドには、変更対象商品の商品コードともに、購買点数表示部ARc内の購買点数が含まれる。また、第2変更通知コマンドには、情報端末40に記憶された取引識別コードも含まれる。
第2変更通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、第2変更通知処理が実行される。第2変更通知処理については、後述する。
ACT69において、購買点数が「2」以上の場合には、プロセッサ41は、ACT71へと進む。プロセッサ41は、ACT71として購買点数表示部ARcに表示されている購買点数とイートイン点数表示部AReに表示されているイートイン利用点数とを比較する。その結果、購買点数とイートイン利用点数とが等しい場合、すなわち、2点以上の購買商品の全てに対してイートイン宣言が行われた場合には、プロセッサ41は、前述したACT70へと進む。すなわちプロセッサ41は、イートイン宣言が行われた商品の商品コードと、購買点数と、取引識別コードとを含む第2変更通知コマンドを登録支援サーバ11へと送信するように無線ユニット46を制御する。
ACT71において、購買点数よりもイートイン利用点数の方が少ない場合、すなわち、2点以上の購買商品の一部に対してイートイン宣言が行われた場合には、プロセッサ41は、ACT72へと進む。プロセッサ41は、ACT72として第3変更通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、第3変更通知コマンドを無線送信する。第3変更通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。第3変更通知コマンドには、イートイン宣言が行われた商品の商品コードと、イートイン利用点数と、取引識別コードとが含まれる。第3変更通知コマンドは、購買点数からイートイン利用点数を減じた点数、いわゆるイートイン非利用点数を含んでもよい。
第3変更通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、第3変更通知処理が実行される。第3変更通知処理についても、後述する。
ここに、第2変更通知コマンド又は第3変更通知コマンドの送信を制御するプロセッサ41は、受付部で税率変更指示を受け付けた購買商品の特定に使用される商品データを出力する出力部として機能する。出力部は、出力手段と言い換えることもできる。
図23は、第2変更通知処理の要部手順を示す流れ図である。登録支援サーバ11のプロセッサ111は、通信インターフェース115を介して第2変更通知コマンドを受信すると、ACT181として第2変更通知コマンドから取引識別コードを取得する。そしてプロセッサ111は、ACT182として当該取引識別コードが保存された取引ファイル51を選択する。
プロセッサ111は、ACT183として取引ファイル51に記憶される各商品明細データの更新フラグFdを全て“0”とする。次いでプロセッサ111は、ACT184として取引ファイル51に記憶されている商品明細データの中から、第2変更通知コマンドに含まれる商品コードの商品明細データを選択する。そしてプロセッサ111は、ACT185としてその商品明細データの税率を、軽減税率の8%から通常税率の10%に変更する。以下では、税率を変更した商品明細データを税率変更商品明細データ(第6データ)と称する。
プロセッサ111は、ACT186として税率変更商品明細データの購買点数に対して第2変更通知コマンドに含まれている購買点数が変更されているか否かを確認する。購買点数が変更されている場合、プロセッサ111は、ACT187へと進む。プロセッサ111は、ACT187として税率変更商品明細データの購買点数を変更通知コマンドに含まれている購買点数に変更する。そしてプロセッサ111は、ACT188へと進む。
ACT186において、購買点数が変更されていない場合には、プロセッサ111は、ACT187の処理をスキップする。そしてプロセッサ111は、ACT188へと進む。
プロセッサ111は、ACT188として税率変更商品明細データの価格、税率及び変更後の購買点数を基に税込み価格を算出する。そしてプロセッサ111は、ACT189として税率変更商品明細データの店内フラグFbを“1”とする。またプロセッサ111は、ACT190として税率変更商品明細データの更新フラグFdを“1”とする。さらにプロセッサ111は、ACT191として取引ファイル51の合計点数、合計金額及び値引合計額を再計算する。以上の処理を終えると、プロセッサ111は、ACT192として第2変更通知コマンド送信元の情報端末40に対し、明細応答コマンドを送信する。
このように、登録支援サーバ11において実行される第2変更通知処理により、イートイン宣言がなされた購買商品の商品明細データは次のように更新される。すなわち、税率は、軽減税率から通常税率に変更される。税込み価格は、軽減税率の税込み価格から通常税率の税込み価格に変更される。店内フラグFb及び更新フラグFdは、いずれも“0”から“1”に変更される。税率変更商品明細データの購買点数に対して第2変更通知コマンドに含まれている購買点数が変更されている場合には、購買点数も変更される。
図24は、第3変更通知処理の要部手順を示す流れ図である。登録支援サーバ11のプロセッサ111は、通信インターフェース115を介して第3変更通知コマンドを受信すると、ACT201として第3変更通知コマンドから取引識別コードを取得する。そしてプロセッサ111は、ACT202として当該取引識別コードが保存された取引ファイル51を選択する。
プロセッサ111は、ACT203として取引ファイル51に記憶される各商品明細データの更新フラグFdを全て“0”とする。次いでプロセッサ111は、ACT204として取引ファイル51に記憶されている商品明細データの中から、第3変更通知コマンドに含まれる商品コードの商品明細データを選択する。以下では、選択した商品明細データを変更前商品明細データ(第7データ)と称する。
プロセッサ111は、ACT205として変更前商品明細データの購買点数から第3変更通知コマンドに含まれているイートイン利用点数を減じた点数を税率変更前の購買点数として取得する。なお、第3変更通知コマンドにイートイン非利用点数が含まれている場合には、プロセッサ111は、ACT205としてこのイートイン非利用点数を取得する。プロセッサ111は、ACT206として変更前商品明細データの購買点数を税率変更前の購買点数(イートイン非利用点数)に変更する。またプロセッサ111は、ACT207として変更前商品明細データの価格、税率及び税率変更前の購買点数を基に税込み価格を算出する。そしてプロセッサ111は、ACT208として変更前商品明細データの更新フラグFdを“1”とする。
次いで、プロセッサ111は、ACT209としてリストメモリ61上に変更前商品明細データを複写する。以下では、複写した変更前商品明細データを変更後商品明細データ(第8データ)と称する。プロセッサ111は、ACT210として第3変更通知コマンドに含まれるイートイン利用点数を税率変更後の購買点数として取得する。そしてプロセッサ111は、ACT211として変更後商品明細データの税率を通常税率の10%に変更するとともに、購買点数を税率変更後の購買点数に変更する。
プロセッサ111は、ACT212として変更後商品明細データの価格、税率及び変更後の購買点数を基に税込み価格を算出する。そしてプロセッサ111は、ACT213として変更後商品明細データの店内フラグFbを“1”とする。またプロセッサ111は、ACT214として変更後商品明細データの更新フラグFdを“1”とする。
その後、プロセッサ111は、ACT215として取引ファイル51の合計点数、合計金額及び値引合計額を再計算する。以上の処理を終えると、プロセッサ111は、ACT216として第3変更通知コマンド送信元の情報端末40に対し、明細応答コマンドを送信する。
このように、登録支援サーバ11において実行される第3変更通知処理ことにより、イートイン宣言がなされた購買商品の商品明細データは、次のように更新される。すなわち、購買点数はイートイン非利用点数に変更される。税込み価格は、購買点数変更後の税込み価格に変更される。また、更新フラグFdが“0”から“1”に変更される。さらに、イートイン宣言がなされた購買商品の商品明細データが取引ファイル51に複写される。そして、この変更後商品明細データの税率が、軽減税率から通常税率に変更される。購買点数は、イートイン利用点数に変更される。税込み価格は、軽減税率の税込み価格から通常税率の税込み価格に変更される。更新フラグFdだけでなく店内フラグFbも“0”から“1”に変更される。
図15の説明に戻る。
第1変更通知コマンド、第2変更通知コマンド又は第3変更通知コマンドの送信を制御したプロセッサ41は、ACT73として明細応答コマンドを待ち受ける。無線ユニット46を介して明細応答コマンドを受信すると、プロセッサ41は、図11のACT24へと進む。プロセッサ41は、ACT24として明細解析処理を実行する。次いでプロセッサ41は、ACT25として登録画面編集処理を実行する。そしてプロセッサ41は、ACT31としてタッチパネル44の画面を登録画面SCk(図38を参照)又は登録画面SCl(図39を参照)に切り替えて、ACT32乃至ACT35の待ち受け状態に戻る。
図38は、図36のイートイン設定画面SCiにおいて、客がOKボタンBThを入力したことで、第2変更通知コマンドが送信された場合の登録画面SCkである。この場合、明細応答コマンドには、イートイン宣言がなされた購買商品「弁当Z」の商品明細データとして、店内フラグFbが“1”、取消フラグFcが“0”の商品明細データが含まれる。その結果、図38に示すように、明細リスト表示部ARbには、購買商品「弁当Z」の商品名、通常税率「10%」、税込み価格「550円(¥550)等とともに、タグ名称“イートイン”のタグTGbが赤文字で表示される。タグ名称“イートイン”のタグTGbが表示されたことで、客は、購買商品「弁当Z」はイートインスペースで飲食を行うことを自ら宣言した商品であると認識できる。
図39は、図37のイートイン設定画面において、客がイートイン点数表示部AReの点数を“3”から“2”に変更した後にOKボタンBThを入力したことで、第3変更通知コマンドが送信された場合の登録画面SClである。この場合、明細応答コマンドには、イートイン宣言がなされた購買商品「弁当Z」の変更前商品明細データと変更後商品明細データとが含まれる。
変更前商品明細データは、購買点数が“1”であり、税率が軽減税率の8%であり、店内フラグFbは“0”である。よって、明細リスト表示部ARbには、購買商品「弁当Z」の商品名、軽減税率「8%」、税込み価格「540円(¥540)」等とともに、タグ名称“イートイン対象”のタグTGaが黒文字で表示される。
変更後商品明細データは、購買点数が“2”であり、税率が通常税率の10%であり、店内フラグFbは“1”であり、取消フラグFcは“0”である。よって、明細リスト表示部ARbには、購買商品「弁当Z」の商品名、通常税率「10%」、税込み価格「550円(¥550)」等とともに、タグ名称“イートイン”のタグTGbが赤文字で表示される。
このように、タグ名称“イートイン対象”のタグTGaとタグ名称“イートイン”のタグTGbが表示されたことで、客は、3点を購入する購買商品「弁当Z」のうち、2点をイートインスペースで飲食し、1点を持ち帰るように自ら宣言した商品であると認識できる。
ここに、表示部として機能するタッチパネル44は、受付部で税率変更指示を受け付けた購買商品については、変更後の税率、つまりは通常税率10%を含む商品明細データを表示する。またタッチパネル44は、受付部で税率変更指示を受け付けた購買商品(第1の取引対象商品)の商品明細データに対しては、タグ名称“イートイン”のタグTGbを表示することで、税率変更指示を受け付けていない購買商品(第2の取引対象商品)の商品明細データとは識別可能に表示する。さらにタッチパネル44は、税率変更指示を受付可能な購買商品(第3の取引対象商品)の商品明細データに対しては、タグ名称“イートイン対象”のタグTGbを表示することで、税率変更指示を受付不可能な購買商品(第4の取引対象商品)の商品明細データとは識別可能に表示する。
図12の説明に戻る。
ACT37において、選択操作された購買商品の商品明細データに含まれている店内フラグFbが“1”、すなわち購買商品に対してイートイン宣言がなされている場合には、プロセッサ41は、ACT38へと進む。プロセッサ41は、ACT38として当該商品明細データに含まれている取消フラグFcを調べる。取消フラグFcが“1”、すなわち既にイートイン宣言が取り消された商品が選択操作された場合には、プロセッサ41は、ACT32へと戻る。そしてプロセッサ41は、ACT32乃至ACT35の待ち受け状態となる。
一方、取消フラグFcが“0”の場合、すなわち、イートイン宣言がなされている購買商品が選択操作された場合には、プロセッサ41は、図16のACT81へと進む。プロセッサ41は、ACT81としてタッチパネル44の画面を登録画面SClからイートイン取消画面SCm(図40を参照)へと切り替える。
図40は、図39の登録画面SClにおいて、タグ名称“イートイン”のタグTGbが表示されている購買商品「弁当Z」が選択された場合のイートイン取消画面SCmの一例である。イートイン取消画面SCmは、「イートインを利用する」から「イートインを利用しない」への切り替えが可能なスイッチSWbとともに、利用点数指定部であるイートイン点数表示部ARe、加算ボタンBTi及び減算ボタンBTjを配置する。また、イートイン取消画面SCmは、変更せず戻るボタンBTgとOKボタンBThとを配置する。明細表示部ARdには、選択操作された購買商品「弁当Z」に対して課せられるイートイン宣言後の税率、すなわち通常税率「10%」が表示されている。また、購買点数「2点(X2)」と税込み価格「1100円(¥1,100)」も表示されている。
イートイン取消画面SCmを確認した客は、例えばイートイン宣言をした2点の購買商品「弁当Z」をすべて持ち帰りに変更する場合、スイッチSWbを「イートインを利用する」から「イートインを利用しない」へと切り替える。そして客は、OKボタンBThを入力する。
例えばイートイン宣言をした2点のうち1点を持ち帰り、他の1点をイートインスペースで飲食する場合、客は、減算ボタンBTjを1回タッチして、図41のイートイン取消画面SCnに示すようにイートイン点数表示部AReを“2”から“1”に変更する。その後、客は、OKボタンBThを入力する。なお、イートイン宣言の取消を中止する場合には、客は、変更せず戻るボタンBTgを入力する。
図41は、図40のイートイン取消画面SCmにおいて、イートイン点数表示部AReを“2”から“1”に変更した後のイートイン取消画面SCnの一例である。イートイン取消画面SCnの明細表示部ARdには、イートイン宣言を取り消さなかった1点の購買商品「弁当Z」に対する税率「10%」、購買点数「1点(×1)」及び税込み価格「550円(¥550)」と、イートイン宣言を取り消した1点の購買商品「弁当Z」に対する税率「8%」、購買点数「1点(×1)」及び税込み価格「540円(¥540)」とが表示される。
イートイン取消画面SCm又はイートイン取消画面SCnを表示したプロセッサ41は、ACT82として変更せず戻るボタンBTgが入力されるか、ACT83としてOKボタンBThが入力されるのを待ち受ける。ACT82及びACT83の待ち受け状態において、変更せず戻るボタンBTgが入力された場合には、プロセッサ41は、図12のACT31へと戻る。すなわちプロセッサ41は、タッチパネル44の画面を直前の登録画面SClに戻す。
ACT82及びACT83の待ち受け状態において、OKボタンBThが入力された場合には、プロセッサ41は、ACT84として第4変更通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、第4変更通知コマンドを無線送信する。第4変更通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。第4変更通知コマンドには、イートイン宣言が取り消された購買商品の商品コードと購買点数(取消点数)とが含まれる。すなわち、図40において、スイッチSWが切り替えられてからOKボタンBThが入力された場合には、購買商品「弁当C」の商品コードと取消点数「2」とが第4変更通知コマンドに含まれる。図41において、イートイン点数表示部AReを“2”から“1”に変更した後でOKボタンBThが入力された場合には、購買商品「弁当C」の商品コードと取消点数「1」とが第4変更通知コマンドに含まれる。また、第4変更通知コマンドには、情報端末40に記憶された取引識別コードも含まれる。
第4変更通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、第4変更通知処理が実行される。
図25は、第4変更通知処理の要部手順を示す流れ図である。登録支援サーバ11のプロセッサ111は、通信インターフェース115を介して第4変更通知コマンドを受信すると、ACT221として第4変更通知コマンドから取引識別コードを取得する。そしてプロセッサ111は、ACT222として当該取引識別コードが保存された取引ファイル51を選択する。
プロセッサ111は、ACT223として取引ファイル51に記憶される各商品明細データの更新フラグFdを全て“0”とする。次いでプロセッサ111は、ACT224として取引ファイル51に記憶されている商品明細データの中から、第4変更通知コマンドに含まれる商品コードの商品明細データを選択する。以下では、選択した商品明細データを取消商品明細データ(第9データ)と称する。
プロセッサ111は、ACT225として取消商品明細データの購買点数から第4変更通知コマンドに含まれている取消点数を減じる。プロセッサ111は、ACT226として取消商品明細データの価格、税率及び変更後の購買点数を基に税込み価格を算出する。そしてプロセッサ111は、ACT227として同一商品明細データの更新フラグFdを“1”とする。
プロセッサ111は、ACT228として取消商品明細データの購買点数が“0”であるか否かを確認する。購買点数が“0”の場合、すなわち、取消商品明細データに係る購買商品のイートイン宣言が全て取り消された場合、プロセッサ111は、ACT229へと進む。プロセッサ111は、ACT229として取消商品明細データの取消フラグFcを“1”とする。そしてプロセッサ111は、ACT230へと進む。
購買点数が“0”よりも大きい場合、すなわち、取消商品明細データに係る購買商品のイートイン宣言が一部取り消された場合には、プロセッサ111は、ACT229の処理をスキップして、ACT230へと進む。
プロセッサ111は、ACT230として取引ファイル51に、取消商品明細データと商品コード、分類コード、商品名及び価格が一致する他の商品明細データが記憶されているか否かを確認する。
該当する他の商品明細データがリストメモリ61に記憶されていない場合、プロセッサ111は、ACT231へと進む。プロセッサ111は、ACT231としてリストメモリ61上に取消商品明細データを複写する。そしてプロセッサ111は、ACT232としてその複写した取消商品明細データの税率を軽減税率の8%に変更し、購買点数を第4変更通知コマンドに含まれている取消点数に変更する。プロセッサ111は、ACT233として複写した取消商品明細データの価格、税率及び変更後の購買点数を基に税込み価格を算出する。そしてプロセッサ111は、ACT234として複写した取消商品明細データの店内フラグFbと取消フラグFcとを“0”とする。なお、更新フラグFdは、ACT227の処理で“1”となっている。すなわちプロセッサ111は、イートイン宣言が取り消された購買商品について、軽減税率が課せられる場合に対応した商品明細データを取引ファイル51に追加する。
一方、ACT230において、同一商品明細データが存在する場合には、プロセッサ111は、ACT235へと進む。プロセッサ111は、ACT235としてその同一商品明細データを選択する。そしてプロセッサ111は、ACT236としてその同一商品明細データの購買点数に第4変更通知コマンドに含まれている取消点数を加算する。プロセッサ111は、ACT237として同一商品明細データの価格、税率及び変更後の購買点数を基に税込み価格を算出する。そしてプロセッサ111は、ACT238として同一商品明細データの更新フラグFdを“1”とする。すなわちプロセッサ111は、イートイン宣言が取り消された購買商品の分を、軽減税率が課せられる場合に対応した同購買商品の商品明細データに加算する。
ACT234又はACT238の処理を終えると、プロセッサ111は、ACT239へと進む。プロセッサ111は、ACT239として取引ファイル51の合計点数、合計金額及び値引合計額を再計算する。以上の処理を終えると、プロセッサ111は、ACT240として第4変更通知コマンド送信元の情報端末40に対し、明細応答コマンドを送信する。
このように、登録支援サーバ11において実行される第4変更通知処理により、イートイン宣言が取り消された購買商品の商品明細データ、つまりは取消商品明細データの購買点数が取消点数を減じた点数に変更される。その結果、購買点数が“0”になると、商品明細データの取消フラグFcが“1”となる。
また、取消商品明細データと商品コード、分類コード、商品名及び価格が一致する他の商品明細データが取引ファイル51に記憶されていない場合には、取引ファイル51に、イートイン宣言が取り消された購買商品の商品明細データとして、税率が軽減税率であり、購買点数が取消点数の商品明細データが追加される。この追加された商品明細データの店内フラグFb及び取消フラグFcは“0”である。
一方、取消商品明細データと商品コード、分類コード、商品名及び価格が一致する他の商品明細データが取引ファイル51に記憶されている場合には、その商品明細データの購買点数に取消点数が加算される。
図16の説明に戻る。
第4変更通知コマンドの送信を制御したプロセッサ41は、ACT85として明細応答コマンドを待ち受ける。無線ユニット46を介して明細応答コマンドを受信すると、プロセッサ41は、図11のACT24へと進む。プロセッサ41は、ACT24として明細解析処理を実行する。次いでプロセッサ41は、ACT25として登録画面編集処理を実行する。そしてプロセッサ41は、ACT42として登録画面SCo(図42を参照)を表示して、ACT32乃至ACT35の待ち受け状態に戻る。
図42は、図40のイートイン取消画面SCmにおいて、スイッチSWが「イートインを利用する」から「イートインを利用しない」へと切り替えられた後の登録画面SCoの一例である。すなわち登録画面SCoは、イートインスペースでの飲食が可能な購買商品「弁当Z」を3点購入し、そのうちの2点についてイートイン宣言をしたが、会計前にそのイートイン宣言を取り消した場合である。図42に示すように、登録画面SCoにおいては、図39の登録画面SClでは「1」であった軽減税率8%の購買商品「弁当Z」の購買点数が「3」に変更される。軽減税率の表示「8%」と、タグ名称“イートイン対象”のタグTGaは、変更されない。
一方、登録画面SClでは「2」であった通常税率10%の購買商品「弁当Z」の購買点数は、「0」に変更される。その結果、取消処理が実行されて、購買商品「弁当Z」の商品名と税込み価格に取消線が重ねて表示される。また、タグ名称“イートイン”のタグTGbに代わって、タグ名称“イートイン取消”のタグTGcが表示される。通常税率の表示「10%」は変更されない。
客は、登録画面SCoの内容から、購買商品「弁当Z」のイートイン宣言が確実に取り消され、購買商品「弁当Z」に課せられる税の税率は、軽減税率の8%であることを確認できる。
ここに、表示部として機能するタッチパネル44は、受付部で税率変更指示の取消を受け付けた購買商品の商品明細データを、例えば取消線を用いて識別可能に表示する。
さて、買物を終えた客は、登録画面SCoの支払いボタンBTcにタッチする。
図12のACT32乃至ACT35の待ち受け状態にあるプロセッサ41は、支払いボタンBTcが入力されると、図17のACT91へと進む。プロセッサ41は、ACT91として支払い通知を行うように無線ユニット46を制御する。この制御により、無線ユニット46は、支払通知コマンドを無線送信する。支払通知コマンドは、アクセスポイント27で受信され、POSシステム20のルータ26を介して登録支援サーバ11へと送信される。支払通知コマンドには、取引識別コードが含まれる。
支払い通知コマンドを受信した登録支援サーバ11においては、支払通知処理が実行される。
図26は、支払通知処理の要部手順を示す流れ図である。登録支援サーバ11のプロセッサ111は、通信インターフェース115を介して支払通知コマンドを受信すると、ACT251として支払通知コマンドから取引識別コードを取得する。そしてプロセッサ111は、ACT252として当該取引識別コードが保存された取引ファイル51を選択する。
プロセッサ111は、ACT253として取引ファイル51に保存されたデータを解析して決済が可能であるか否かを確認する。例えば商品コードに対して商品名,価格等を読み出せなかった商品については、エラー状態の明細データが残っている。この場合、決済が不可となる。
決済不可の場合、プロセッサ111は、ACT254へと進む。プロセッサ111は、ACT254としてアテンダントが監視に使用している店舗端末に、エラー商品を含む客が決済を宣言したことを報知する。そしてプロセッサ111は、ACT255として支払通知コマンド送信元の情報端末40に対し、否定応答コマンドを送信する。なお、報知を受けたアテンダントは、客の購買商品を確認する等の対応を行うこととなる。
一方、決済可能な場合には、プロセッサ111は、ACT256へと進む。プロセッサ111は、ACT256として一意の会計コードを作成する。プロセッサ111は、ACT257としてその会計コードを取引ファイル51に保存する。プロセッサ111は、ACT258として支払通知コマンド送信元の情報端末40に対し、許諾応答コマンドを送信する。
図17の説明に戻る。
支払通知コマンドの送信を制御したプロセッサ41は、ACT92として応答コマンドを待ち受ける。登録支援サーバ11から否定応答コマンドを受信した場合、プロセッサ41は、エラー処理を行う。例えばプロセッサ41は、「セルフでは決済できません。有人の会計機で決済してください」等のエラーメッセージをタッチパネル44に表示させる。
許諾応答コマンドを受信した場合には、プロセッサ41は、ACT93へと進む。プロセッサ41は、ACT93としてタッチパネル44の画面を登録画面から会計画面SCp(図43を参照)に切り替える。
図43は、図42の登録画面SCoにおいて、支払いボタンBTcが入力された場合の会計画面SCpの一例である。図示するように、会計画面SCpには、会計コードがバーコードBCとなって表示される。また、戻るボタンBTkが配置される。
プロセッサ41は、ACT94として戻るボタンBTkが入力されるか、ACT95として決済終了応答コマンドを受信するのを待ち受ける。戻るボタンBTkが入力された場合、プロセッサ41は、図12のACT31へと戻る。プロセッサ41は、タッチパネル44の画面を会計画面SCpから直前の登録画面SCoに戻す。プロセッサ41は、図12のACT32乃至ACT35の待ち受け状態となる。
決済終了応答コマンドは、客が専用会計機24で会計を終えると、登録支援サーバ11から送られてくる。会計画面SCpを確認した客は、専用会計機24のスキャナで会計画面SCpのバーコードBCをスキャンする。そうすると、専用会計機24から登録支援サーバ11に対して決済要求コマンドが送信される。決済要求コマンドには、バーコードBCのデータ、つまりは会計コードが含まれる。
決済要求コマンドを受信した登録支援サーバ11のプロセッサ111は、図27に示す手順の決済要求処理を開始する。すなわちプロセッサ111は、ACT261として決済要求コマンドから会計コードを取得する。そしてプロセッサ111は、ACT262として当該取引識別コードが保存された取引ファイル51を選択する。
プロセッサ111は、ACT263として取引ファイル51のデータを決済要求コマンド送信元の専用会計機24へ送信する。これにより、専用会計機24のディスプレイに取引の内容が表示されるので、客は、内容を確認後、代金を支払う。そして、代金の支払いが完了すると、専用会計機24から登録支援サーバへと決済完了コマンドが送信される。
取引ファイル51のデータを専用会計機24へと送信したプロセッサ111は、ACT264として決済完了コマンドを待ち受ける。決済完了コマンドを受信すると、プロセッサ111はACT265へと進む。プロセッサ111は、ACT265として取引ファイル51の取引識別コードで特定される情報端末40に対し、決済終了応答コマンドを送信する。
図17の説明に戻る。
会計画面SCpを表示した情報端末40のプロセッサ41は、決済終了応答コマンドを受信すると、ACT96へと進む。プロセッサ41は、ACT96としてリストメモリ61と合計メモリ62とをクリアする。またプロセッサ41は、ACT97として会計画面SCpを消去する。以上で、情報端末40を利用したセルフでの買い物が終了する。
[情報端末の作用効果]
以上詳述したように、情報端末40は、タッチパネル44に表示される登録画面において、タグ名称“イートイン対象”のタグTGaが付された購買商品が客により選択操作されると、タッチパネル44の画面がイートイン設定画面に遷移する。ここで、客が、スイッチSWaを「イートインを利用しない」から「イートインを利用する」に切り替えると、登録支援サーバ11に対し、第2変更通知コマンド又は第3変更通知コマンドが出力される。そして、登録支援サーバ11においては、購買商品に課せられる税の税率が軽減税率の8%から通常税率の10%に変更されて処理される。したがって、情報端末40によれば、店員による意思確認無しに購買商品に課せられる税の税率変更に容易に対応することができる。
その上、登録画面においては、税率変更指示を受け付けた購買商品については変更後の税率を含む商品明細データが表示される。したがって、客は、税率変更が確実に指示されたことを認識することができる。
また、登録画面においては、税率変更指示を受け付けた購買商品の商品明細データと、税率変更指示を受け付けていない購買商品の商品明細データとが識別可能に表示されている。例えば、税率変更指示を受け付けた購買商品の商品明細データに対しては、タグ名称“イートイン”のタグTGbが表示される。税率変更指示を受け付けていない購買商品の商品明細データに対しては、タグTGbは表示されない。したがって客は、税率変更指示を行った購買商品と税率変更指示を行っていない購買商品とを容易に見分けることができる。
また、登録画面においては、税率変更指示を受付可能な購買商品の商品明細データと、税率変更指示を受付不可能な購買商品の商品明細データとが識別可能に表示されている。例えば、税率変更指示を受付可能な購買商品の商品明細データに対しては、タグ名称“イートイン対象”のタグTGaが表示される。税率変更指示を受付不可能な購買商品の商品明細データに対しては、タグTGaは表示されない。したがって、客は、税率変更を指示できる購買商品と指示できない購買商品とを容易に見分けることむできる。
さらに、登録画面においては、税率変更指示の取消を受け付けた購買商品の商品明細データが識別可能に表示される。例えば、税率変更指示の取消を受け付けた購買商品の商品明細データに対しては、タグ名称“イートイン取消”のタグTGcが表示される。また、商品名等に取消線が重ねて表示される。したがって客は、税率変更指示を取り消した購買商品を容易に特定することができる。
しかも、タグTGa、タグTGb又はタグTGcを表示するためのスペースが登録画面上にあればよい。したがって、携帯型の情報端末40であって、タッチパネル44の画面サイズに制約がある場合でも、容易に実施することができる。
[変形例]
前記実施形態では、情報端末40としてスマートフォンを想定した。情報端末40は、例えばショッピングカートに取り付けられるタブレット端末、あるいは店舗が客に貸し出す携帯端末であってもよい。
また、商品登録装置は情報端末40に限定されない。例えば、購買商品の登録操作と会計操作とを客自身が行うセルフ方式のPOS端末を商品登録装置の一態様としてもよい。
前記実施形態では、商品明細データの商品名、価格、税率等とともにタグTGa、タグTGb又はタグTGcを表示することで、タグが表示されない他の商品明細データと識別することを可能とした。この点に関しては、タグ以外の情報、例えばマーク等を利用して、商品明細データを識別可能としてもよい。また、前記実施形態では、タグTGa、タグTGb及びタグTGcの文字色を変更した。この点に関しては、必ずしも文字色を変更しなくてもよい。あるいは、タグTGa、タグTGb及びタグTGcの背景色を異ならせることで、タグTGa、タグTGb及びタグTGcの識別を容易にしてもよい。
前記実施形態において、取消処理は、商品名および税込み価格に対して取消線が重ねて表示されるようにするための処理とした。この点に関しては、例えば商品名および税込み価格の文字を薄いグレーで表示することで、取消済であることを示すようにしてもよい。
前記実施形態では、商品マスタ14に設定される価格を、税額を含まない外税の価格とした。この点に関しては、税額を含む内税の価格としてもよい。
また、前記実施形態では、低い税率(軽減税率)を高い税率(通常税率)に変更する指示を受け付ける場合を例示した。この点に関しては、高い税率を低い税率に変更する指示を受け付けてもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…サーバシステム、11…登録支援サーバ、14…商品マスタ、15…税率テーブル、20…POSシステム、21…店舗サーバ、22…監視端末、23…POS端末、24…専用会計機、30…ネットワーク、40…情報端末、41…プロセッサ、42…内蔵メモリ、43…外部メモリ、44…タッチパネル、45…カメラ、46…無線ユニット、50…取引ファイル、60…セルフ登録プログラム、61…リストメモリ、62…合計メモリ、63…タグテーブル、111…プロセッサ、112…メインメモリ、113…補助記憶デバイス、114…時計、115…通信インターフェース、SCa…チェックイン画面、SCb,SCd,SCe,SCg,SCk,SCl,SCo…登録画面、SCc…スキャン画面、SCf…点数変更画面、SCh,SCi,SCj…イートイン設定画面、SCm,SCn…イートイン取消画面、SCp…会計画面。

Claims (6)

  1. 取引対象商品の特定に使用される商品データを入力する入力部と、
    前記入力部を介して入力された前記商品データで特定される前記取引対象商品に課せられる税の税率を含む商品明細データを表示する表示部と、
    前記表示部に商品明細データが表示された前記取引対象商品に課せられる税の税率変更指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部で税率変更指示を受け付けた前記取引対象商品の特定に使用される前記商品データを出力する出力部と、
    を具備する商品登録装置。
  2. 前記表示部は、前記受付部で税率変更指示を受け付けた前記取引対象商品については、変更後の税率を含む商品明細データを表示する、請求項1記載の商品登録装置。
  3. 前記表示部は、前記受付部で税率変更指示を受け付けた第1の取引対象商品の商品明細データを、税率変更指示を受け付けていない第2の取引対象商品の商品明細データと識別可能に表示する、請求項1又は2記載の商品登録装置。
  4. 前記表示部は、税率変更指示を受付可能な第3の取引対象商品の商品明細データを、税率変更指示を受付不可能な第4の取引対象商品の商品明細データと識別可能に表示する、請求項3記載の商品登録装置。
  5. 前記受付部は、税率変更指示の取消を受け付け、
    前記出力部は、税率変更指示の取消を受け付けた前記取引対象商品の特定に使用される前記商品データを出力し、
    前記表示部は、前記受付部で税率変更指示の取消を受け付けた前記取引対象商品の商品明細データを識別可能に表示する、請求項1乃至4のうちいずれか一に記載の商品登録装置。
  6. 取引対象商品の特定に使用される商品データを入力する入力部、を備えた商品登録装置のコンピュータを、
    前記入力部を介して入力された前記商品データで特定される前記取引対象商品に課せられる税の税率を含む商品明細データを表示部に表示させる表示手段、
    前記表示部に商品明細データが表示された前記取引対象商品に課せられる税の税率変更指示を受け付ける受付手段、及び、
    前記税率変更指示を受け付けた前記取引対象商品の特定に使用される前記商品データを出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
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