JP2023059040A - 成形機システム、トルク導出システム、およびトルク導出方法、並びにプログラム - Google Patents

成形機システム、トルク導出システム、およびトルク導出方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】成形機にてトルク検出デバイスの取付けの寸法的な制約を緩和する。【解決手段】シリンダ2と、シリンダ2に内蔵される第1スクリュ31および第2スクリュ32と、第1スクリュ31および第2スクリュ32を回転駆動するモータ4aとを有する、成形機1と、成形機1の運転状態に係る特徴量の一例として、モータ4aのトルクを検出するトルク検出装置(10,84)と、第1スクリュ31の回転軸71に取り付けられており、第1スクリュ31のトルクを検出するトルク検出デバイス11と、トルク検出装置(10,84)により検出されたモータのトルクと、トルク検出デバイス11により検出された第1スクリュ31のトルクとに基づいて、第2スクリュ32のトルクを導出するトルク導出装置85と、を備える、成形機システム100を提供する。【選択図】図7

Description

本発明は、成形機システム、トルク導出システム、およびトルク導出方法、並びにそのためのプログラムに関する。
成形機は、シリンダ内でスクリュを回転させることにより、シリンダ内に導入された原料を、混練、輸送、および溶融する。
成形機では、使用中に何らかの異常でスクリュが破損することがある。スクリュが破損すると、スクリュの交換および製品製造の中断を余儀なくされる。このため、成形機の使用中にスクリュの状態、特にスクリュに生じるトルクを把握することは重要である。
上述した背景のもと、トルク検出デバイスをスクリュの軸に取り付けて、スクリュに生じるトルクを検出する技術が、特許文献1に記載されている。
国際公開第2021/074964号
成形機の中には、複数のスクリュを有するタイプがある。当該タイプの成形機に特許文献1の技術を適用する場合、各スクリュの軸にデバイスが取り付けられる。
しかしながら、スクリュごとにデバイスが取り付けられると、デバイスが占有する体積が増大し、デバイスの取付けに寸法的な制約が生じる。
一実施形態による成形機システムは、成形機と、特徴量特定装置と、トルク検出デバイスと、トルク導出装置とを有する。成形機は、シリンダに内蔵された第1スクリュおよび第2スクリュをモータで回転駆動するように構成されている。特徴量特定装置は、成形機の運転状態に係る特徴量、例えばモータのトルクを特定する。トルク検出デバイスは、第1スクリュの回転軸に取り付けられる。トルク導出装置は、特定された特徴量と、検出された第1スクリュのトルクとに基づいて、第2スクリュのトルクを導出する。
一実施形態によれば、複数のスクリュを有する成形機にて、トルク検出デバイスの取付けの寸法的な制約を緩和することができる。
実施形態1に係る成形機システムのハードウェア構成を示す図である。 成形機の側面図である。 成形機の上面図である。 成形機の一部拡大上面図である。 成形機の一部拡大断面図である。 制御監視装置のハードウェア構成を示す図である。 制御監視装置の機能ブロック構成を示す図である。 関数テーブルを模擬的に示した図である。 成形機システムの動作を示すフローチャートである。
実施形態について説明する。なお、以下で説明する各実施形態は、発明を実現するための一例であり、発明の技術範囲を限定するものではない。
また、以下の各実施形態では、同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、繰返しの説明は、特に必要な場合を除き省略する。
(実施形態1)
実施形態1に係る成形機システムについて説明する。なお、本実施形態に係る成形機は、2本のスクリュを有する成形機であり、樹脂成形を行う2軸押出機を想定する。成形機の他の例としては、例えば、射出成形機、造粒機、フィルム製造機、中空成形機等が考えられる。
〈成形機システムの概要〉
実施形態1に係る成形機システムは、シリンダと、シリンダに内蔵される2本のスクリュと、2本のスクリュを回転駆動するモータとを有する成形機を備えている。また、成形機システムは、成形機の運転状態に係る特徴量を特定する特徴量特定装置と、一方のスクリュの回転軸に取り付けられており、当該一方のスクリュのトルクを検出するトルク検出デバイスとを備えている。成形機システムは、さらに、特徴量特定装置により特定された特徴量と、トルク検出デバイスにより検出された上記一方のスクリュのトルクとに基づいて、他方のスクリュのトルクを導出するトルク導出装置と、を備えている。
〈成形機システムの構成〉
実施形態1に係る成形機システムのハードウェア構成について説明する。
図1は、実施形態1に係る成形機システムのハードウェア構成を示す図である。図1に示すように、成形機システム100は、成形機1と、制御監視システム90とを備えている。成形機1と制御監視システム90とは、制御信号およびデータの通信が可能となるように接続されている。接続は、有線であってもよいし、ワイヤレスであってもよい。
成形機1の構成について説明する。図1に示すように、成形機1は、支持台6の上に配置されている。成形機1は、シリンダ2と、スクリュ3と、回転駆動機構4と、ダイ(金型)5と、温度調整部13とを有している。
シリンダ2は、スクリュ3が内蔵されるように構成されている。シリンダ2の上面には、シリンダ2内へ原料の導入を可能とする開口部が形成されている。シリンダ2の外表面には、シリンダ2の温度を調整するための温度調整部13が設置されている。
スクリュ3は、シリンダ2内において、スクリュ3の長手方向に平行な回転軸を中心に回転可能となるように配置および支持されている。スクリュ3は、シリンダ2内で回転することにより、シリンダ2内に導入された原料を混練、輸送、溶融する。スクリュ3には回転駆動機構4が接続されている。
回転駆動機構4は、モータ4aと、変速機4bとを含んでいる。変速機4bは、モータ4aに接続されている。変速機4bは、モータ4aとスクリュ3との間に介在している。変速機4bは、モータ4aの回転速度を、スクリュ3に適した回転速度に変速する機能を有している。継手8は、変速機4bの出力軸7とスクリュ3とを連結する部材である。モータ4aと変速機4bとはモータ出力軸9により連結されており、変速機4bの出力軸7の先端部とスクリュ3の後端部とが継手8によって連結されている。
モータ4aの回転運動は、モータ4aのモータ出力軸9、変速機4b、変速機4bの出力軸7を介してスクリュ3に伝達され、スクリュ3が回転される。すなわち、モータ4aの回転運動が変速機4bに伝達されると、変速機4bの出力軸7が、モータ4aの回転速度と同一または異なる回転速度で回転し、出力軸7に連結されたスクリュ3は、出力軸7と同じ回転速度で回転する。
ダイ5は、シリンダ2の先端、すなわち回転駆動機構4からスクリュ3に向かう方向の先に取り付けられている。ダイ5は、シリンダ2から押し出されてくる溶融樹脂を、所定の断面形状に成形して吐出するように機能する。本実施形態では、ダイ5は、押出成形用の金型である。
温度調整部13は、シリンダ2の外表面に配置されている。温度調整部13は、シリンダ2の温度を調整する機能を有している。温度調整部13は、例えば、ヒータを含んでいる。
なお、成形機1には、制御監視システム90の構成要素として、モータトルク計(特徴量特定装置の一例)10、テレメータ(トルク検出デバイスの一例)11、およびベース部12が設けられている。モータトルク計10、テレメータ11、およびベース部12の詳細については後述する。
図2は、成形機の側面図であり、図3は、成形機の上面図である。図2および図3に示すように、スクリュ3は、スクリュ(第1スクリュの一例)31と、スクリュ(第2スクリュの一例)32とを含んでいる。また、変速機4bの出力軸7は、出力軸71と、出力軸72とを含んでいる。ここでは、スクリュ31を左側スクリュといい、スクリュ32を右側スクリュということにする。また、出力軸71を左側出力軸といい、出力軸72を右側出力軸ということにする。左側スクリュ31と右側スクリュ32とは、シリンダ2内において、互いに噛み合うように配置されている。左側スクリュ31は、左側スクリュ31の回転軸を中心に回転し、右側スクリュ32は、右側スクリュ32の回転軸を中心に回転する。
左側スクリュ31および右側スクリュ32は、シリンダ2に内蔵されているが、左側スクリュ31および右側スクリュ32の一部は、シリンダ2の上流側端部から突出している。左側スクリュ31におけるシリンダ2から突出している部分に、継手8を介して変速機4bの左側出力軸71が連結されている。また、右側スクリュ32におけるシリンダ2から突出している部分に、継手8を介して変速機4bの右側出力軸72が連結されている。なお、左側スクリュ31におけるシリンダ2から突出している部分、継手8、および変速機4bの左側出力軸71は、本発明における第1スクリュの回転軸の一例である。
〈制御監視システムの構成〉
次に、制御監視システム90の構成について説明する。図1に示すように、制御監視システム90は、モータトルク計10と、テレメータ11と、ベース部12と、制御監視装置80とを有している。
モータトルク計10は、モータ4aと接続されており、モータ4aのモータ出力軸9に生じるトルクであるモータトルク(モータのトルクの一例)MTを計測する。具体例としては、モータ4aのモータ出力軸9に歪みを検出するセンサが取り付けられる。そして、当該センサによりモータ出力軸9の歪が検出され、歪みの程度に基づきモータトルクMTが測定される。モータトルク計10は、モータトルクMTを、所定の時間間隔、例えば、0.1ミリ秒~10ミリ秒程度の間隔をおいて連続的に計測する。なお、本実施例では、モータトルク計10は、モータトルクMTを1ミリ秒間隔で計測する。モータトルク計10は、制御監視装置80と接続されている。モータトルク計10は、計測されたモータトルクMTのデータを制御監視装置80に逐次出力する。
図4は、成形機の一部拡大上面図である。図4は、変速機4bからシリンダ2までの間を含む部分1aを上から見た図を示している。また、図5は、成形機の一部拡大断面図である。図5は、図4のA-A線の位置での断面図を示している。
図4に示すように、テレメータ11は、変速機4bの左側出力軸71に取り付けられている。左側出力軸71は、継手8により、左側スクリュ31と連結されており、テレメータ11は、左側スクリュ31の変動あるいは変形に関連した状態を検出あるいは検知する。
テレメータ11としては、例えば、特許文献である国際公開第2021/074964号に開示されているテレメータを用いることができる。テレメータ11は、例えば、物体の変形あるいは歪の程度に応じた信号を出力するセンサを有している。センサは、例えば、物体の変形あるいは歪により電気抵抗値が変化する素子を含む。
左側スクリュ31が回転し、左側スクリュ31にトルクが掛かると、左側スクリュ31自体が僅かに変形する。スクリュの変形に伴って上記素子も変形し、素子の電気抵抗値が変化する。当該素子の電気抵抗値を読み取ることにより、変形の程度および変形の時間変化を知ることができる。当該原理を利用して、どの方向にどの程度の変形が生じたかを知ることにより、スクリュの状態を検知することができる。
テレメータ11は、左側スクリュ31の状態として、ねじり歪、曲げ歪、熱歪、トルク、曲がり、変形の度合い、変形のモード、振動、振動の度合い、振動モード、またはそれらの蓄積による疲労、疲労の度合い、などを検出することができる。
本実施形態では、テレメータ11は、少なくとも、左側スクリュ31に生じている左側スクリュトルク(第1スクリュのトルクの一例)T1を検出する。テレメータ11は、左側スクリュトルクT1を、所定の時間間隔、例えば、0.1ミリ秒~10ミリ秒程度の間隔をおいて連続的に検出する。なお、本実施例では、テレメータ11は、左側スクリュトルクT1を1ミリ秒間隔で検出する。
なお、テレメータ11の取付け位置は、上記の位置に限定されない。テレメータ11の取付け位置は、例えば、左側スクリュ31のシリンダ2から突出している部分であってもよいし、左側出力軸71と左側スクリュ31とを連結させている継手8の部分であってもよい。あるいは、テレメータ11は、継手8に内蔵されていてもよい。
図5に示すように、ベース部12は、支持台6の上に配置されている。ベース部12は、左側スクリュ31に取り付けられたテレメータ11と対向する位置に所定の空間間隔をあけて配置される。テレメータ11は、左側スクリュ31および右側スクリュ32が回転すると、左側スクリュ31と一緒に回転する。
ベース部12は、コイルを用いたワイヤレス送電により、テレメータ11への給電が可能である。また、テレメータ11とベース部12とには、ワイヤレス通信装置が内蔵されている。ベース部12は、テレメータ11とワイヤレス通信接続されており、互いにデータの送受信が可能である。ベース部12は、テレメータ11が検出した左側スクリュトルクT1を逐次受信する。ベース部12は、図1あるいは図4に示すように、制御監視装置80と接続されている。ベース部12は、テレメータ11で検出された左側スクリュトルクT1のデータを、制御監視装置80に逐次出力する。
〈制御監視装置のハードウェア構成〉
図6は、制御監視装置のハードウェア構成を示す図である。
図6に示すように、制御監視装置80は、ストレージ80aと、メモリ80bと、プロセッサ80cと、ディスプレイ80dと、操作部80eと、インタフェース80fとを有している。ストレージ80a~インタフェース80fは、データの伝送路であるバス80gに接続されており、互いに信号あるいはデータの送受信が可能である。制御監視装置80は、例えば、コンピュータ、あるいは、コンピュータおよびコンピュータに接続される周辺機器により構成されている。
ストレージ80aは、各種プログラムおよび各種データを記憶している。各種プログラムは、例えば、オペレーティングシステム、デバイスドライバ、制御監視プログラムなどを含む。各種データは、例えば、制御監視プログラムを実行する際に用いるデータを含む。ストレージ80aは、例えば、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)、eMMC(embedded Multi Media Card)・UFS(Universal Flash Storage)、SD(Secure Digital)カード、USB(Universal Serial Bus)フラッシュドライブ、光学ディスクなどにより構成されている。
メモリ80bは、プロセッサ80cが処理するデータを一時的に記憶する。メモリ80bは、例えば、RAM(Random Access Memory)に代表される半導体メモリなどにより構成されている。
プロセッサ80cは、各種演算処理あるいは各種データ処理を行う。ストレージ80aに記憶されているプログラムを、メモリ80bなどを用いて実行することにより、種々の機能ブロックとして機能する。プロセッサ80cは、例えば、MPU(Micro-Processing Unit)、CPU(Central Proseccing Unit)などにより構成されている。
ディスプレイ80dは、画面に画像あるいはテキスト情報などを表示する。ディスプレイ80dは、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ、タッチパネル付きディスプレイなどにより構成されている。
操作部80eは、ユーザによる各種操作を受け付ける。操作部80eは、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどにより構成されている。
インタフェース80fは、外部機器と接続され、データの送受信を行う。本実施形態では、インタフェース80fは、ベース部12およびモータトルク計10と接続されている。インタフェース80fは、ベース部12が取得した、テレメータ11により検出された左側スクリュトルクT1に対応するデータを受信する。また、インタフェース80fは、モータトルク計10により計測されたモータトルクMTに対応するデータを受信する。インタフェース80fは、受信されたデータを、メモリ80bに記憶させたり、あるいは、ストレージ80aに格納したりする。
〈制御監視装置の機能ブロック構成〉
図7は、制御監視装置の機能ブロック構成を示す図である。
図7に示すように、制御監視装置80は、運転条件設定部81と、運転制御部82と、モータトルク取得部(特徴量特定装置の一例)83と、左側スクリュトルク取得部(第1スクリュトルク取得装置の一例)84と、右側スクリュトルク導出部(トルク導出装置,第2スクリュトルク導出装置の一例)85と、トルク表示部(表示部の一例)86、アラート報知部(報知部の一例)87と、を有している。制御監視装置80を構成する各部は、プロセッサ80cが、ストレージ80aに記憶されている制御監視プログラムを実行することにより、実現される。
運転条件設定部81は、ユーザからの入力操作に基づいて、成形機1の運転条件を設定する。運転条件は、例えば、成形機1に導入される原材料(メイン材料、メイン添加物など)、原材料を構成する材料の配合比、シリンダ径、シリンダ長、シリンダ温度、スクリュ回転速度、単位時間当たりの処理量、変速機の変速比、スクリュ構成、などが考えられる。
運転制御部82は、設定された運転条件に基づいて、モータ4a、変速機4b、および温度調整部13を制御する。運転制御部82は、ユーザによる操作に応じて、モータ4aの駆動のオンオフなども制御する。運転制御部82は、例えば、変速機4bの出力軸7の回転速度が、設定されたスクリュ回転速度となるように、モータ4aに供給する電流の設定、あるいは、変速機4bの変速比の設定を行う。また例えば、シリンダ2の温度が、設定されたシリンダ温度となるように、温度調整部13を制御する。なお、運転制御部82は、後述するアラート信号の受信に応答して、回転駆動をオフするようにモータ4aを制御してもよい。
モータトルク取得部83は、モータ4aのモータ出力軸9に生じるトルクであるモータトルクMTを取得する。本実施形態では、モータ4aのモータ出力軸9に設けられたモータトルク計10により測定されたトルクを、モータトルクMTとして取得する。モータトルク計10は、モータトルクMTを、上述の通り、例えば、1ミリ秒間隔で測定し、測定結果を表す信号を逐次出力する。モータトルク取得部83は、モータトルク計10から出力される信号を逐次受信し、測定値であるモータ4aのモータトルクMTを取得する。
なお、モータトルク取得部83は、モータ4aに供給されるモータ電流に基づいて推定したトルクを、モータトルクMTとして取得してもよい。モータのトルクは、一般的に、モータに供給されるモータ電流とほぼ比例関係にあることが知られている。よって、モータ電流に所定の係数を乗算することにより、モータトルクMTを推定することができる。モータ電流からモータのトルクを推定する場合、モータ4aにモータトルク計10を取り付ける必要がないため、省スペース化、取付けコストおよび維持コストの低減が可能になる。
左側スクリュトルク取得部84は、ベース部12と接続されている。左側スクリュトルク取得部84は、テレメータ11により検出された左側スクリュ31に生じる左側スクリュトルクT1を、ベース部12を介して取得する。テレメータ11は、上述の通り、例えば、1ミリ秒間隔で左側スクリュトルクT1を測定し、測定結果を表す信号を逐次出力する。ベース部12は、テレメータ11から出力された左側スクリュトルクT1を逐次取得し、左側スクリュトルク取得部84に出力する。左側スクリュトルク取得部84は、ベース部12から出力された左側スクリュトルクT1を逐次取得する。
右側スクリュトルク導出部85は、取得されたモータトルクMT、左側スクリュトルクT1、および、設定された運転条件に応じて決定される関数に基づいて、右側スクリュ32に生じるトルクである右側スクリュトルク(第2スクリュのトルクの一例)T2を導出する。右側スクリュトルクT2の導出は、モータトルクMTおよび左側スクリュトルクT1が取得される都度行われる。右側スクリュトルク導出部85は、右側スクリュトルクT2の導出に用いる関数を記憶している。関数は、成形機1の運転条件と、当該運転条件にて成形機1が運転される場合に用いるべき関数とを対応付けて得られるテーブルとして記憶されている。関数は、それぞれの運転条件ごとに、実際に行われた試験の結果、シミュレーションの結果等に基づいて、事前に求められる。なお、右側スクリュトルクT2の導出方法の詳細については後述する。
トルク表示部86は、モータトルクMT、左側スクリュトルクT1、および右側スクリュトルクT2を、ほぼリアルタイムで表示する機能を有する。また、トルク表示部86は、左側スクリュトルクT1および右側スクリュトルクT2のトルクの時間変化が同一時間軸上に表されたグラフを表示する機能を有する。トルク表示部86は、ユーザによる操作に応じて、上記の各機能を独立にオンオフ制御することができる。上記の各機能がオンの場合、トルク表示部86は、各トルク値あるいはグラフを、定められた時間間隔で表示する。
本実施形態では、トルク表示部86は、各トルク値あるいはトルクの時間変化を表すグラフを、制御監視装置80のディスプレイ80dに表示する。他の例としては、例えば、成形機1が設けられた製造室とは異なる別室に設けられた監視システムに各トルク値あるいはグラフ情報を送信し、監視システムのディスプレイに表示させるようにしてもよい。また例えば、遠隔地にある管理センタに設置されている管理システムに各トルク値あるいはグラフ情報を、サーバを介して送信し、管理システムのディスプレイに表示させるようにしてもよい。
アラート報知部87は、モータトルクMT、左側スクリュトルクT1、および右側スクリュトルクT2の少なくとも1つが、決められた条件、例えば異常と認められる条件を満たす場合に、アラートを出力する。アラート報知部87は、アラートを出力する際に、モータ4aの駆動をオフにするためのアラート信号を、運転制御部82に出力してもよい。
アラート報知部87は、例えば、モータトルクMTの単位時間当たりの平均値あるいはピーク値がしきい値THmを超えた場合に、アラートを出力する。アラート報知部87は、また例えば、左側スクリュトルクT1の単位時間当たりの平均値あるいはピーク値がしきい値TH1を超えた場合に、アラートを出力する。アラート報知部87は、また例えば、右側スクリュトルクT2の単位時間当たりの平均値あるいはピーク値がしきい値TH2を超えた場合に、アラートを出力する。
アラート報知部87は、アラートを出力する際に、制御監視装置80のディスプレイ80dにアラート情報を表示させる。なお、制御監視装置80がスピーカを備えている場合には、スピーカにアラート音を出力させてもよい。他の例としては、例えば、成形機1が設けられた製造室とは異なる別室に設けられた監視システムにアラート信号を送信し、監視システムのディスプレイあるいはスピーカにアラートを出力させるようにしてもよい。また例えば、遠隔地にある管理センタに設置されている管理システムにアラート信号を送信し、管理システムのディスプレイあるいはスピーカにアラートを出力させるようにしてもよい。
〈右側スクリュトルクの導出方法〉
ここで、右側スクリュトルクT2の導出方法について詳述する。
本出願人は、成形機1の実機での計測結果に基づき、モータトルクMT、左側スクリュトルクT1、および右側スクリュトルクT2の間に相関があることを見出した。見出された相関は、下記の数式1により表される。
T2=f(MT,T1) …(数式1)
ここで、f(MT,T1)は、モータトルクMTと左側スクリュトルクT1を入力パラメータとし、右側スクリュトルクT2を出力する関数である。関数fは、線形な関数であってもよいし、非線形な関数であってもよい。すなわち、一次関数であってもよいし、二次以上の関数であってもよい。
関数fは、単純な形式の具体例として、例えば、下記の数式2のように表すことができる。
T2=f(MT,T1)=MT×k-T1+t …(数式2)
ここで、kはモータトルクMTに乗算する係数、tは左側スクリュトルクT1を含む項に加算する定数である。
右側スクリュトルクT2の算出に適した関数fは、常に同じではなく、成形機1の構成あるいは導入する原材料を含めた運転条件によって異なることが分かっている。そこで、実際には、運転条件を変えた種々の実機計測の結果に基づいて、運転条件ごとに用いるべき関数fを求めることになる。
例えば、運転条件ごとに用いるべき関数fを求めた後、運転条件と、当該運転条件にて成形機1が運転される場合に用いるべき関数fとを、運転条件ごとに対応付けて得られるテーブル(以下、関数テーブルという)を予め作成する。そして、作成された関数テーブルを、右側スクリュトルク導出部85に記憶させておく。
図8は、関数テーブルを模擬的に示した図である。図8に示すように、運転条件と、当該運転条件にて成形機1が運転される場合に用いるべき関数fとを、運転条件ごとに対応付けて、関数テーブルを作成する。図8に示す関数テーブルでは、例えば、運転条件C1と関数f1とが対応付けされており、運転条件C2と関数f2とが対応付けされている。つまり、運転条件C1が設定された場合には、トルク導出関数として関数f1が用いられ、運転条件C2が設定された場合には、トルク導出関数として関数f2が用いられる。
右側スクリュトルク導出部85は、運転条件設定部81により運転条件が設定されると、設定された運転条件に対応した関数fを、関数テーブルを参照して読み出す。読み出された関数fは、トルク導出関数として決定される。そして、決定されたトルク導出関数に、取得された左側スクリュトルクT1およびモータトルクMTをパラメータとして入力し、右側スクリュトルクT2を出力導出する。
なお、運転条件は、多数の項目により構成される。運転条件を構成するすべての項目の組合せごとに関数fを決定してもよいが、この場合、運転条件ごとの関数fの決定、すなわち、関数テーブルの作成に相当な時間を要することになる。
そこで、実際には、運転条件を構成する項目のうち、関数fの決定(構成)に対し相対的に大きく寄与するものを特定し、特定された項目の組合せごとに、適した関数fを求めるのがよい。あくまでも一例であるが、例えば、「シリンダ径」、「シリンダ長」、および「スクリュ回転速度」の組合せごとに、適した関数fを求めるようにしてもよい。
なお、トルク導出関数は、運転条件を構成する要素に基づいた演算式により、関数を構成する係数あるいは定数を求めることにより、決定してもよい。
〈成形機システムの動作の流れ〉
成形機システム100の動作について説明する。
図9は、成形機システムの動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、ステップS1では、運転条件の設定処理が実行される。具体的には、運転条件設定部81が、ユーザによる操作に応じて、成形機1の運転条件を設定する処理を実行する。運転条件としては、上述したように、例えば、成形機1に導入される原材料(メイン材料、メイン添加物など)、原材料を構成する材料の配合比、シリンダ径、シリンダ長、シリンダ温度、スクリュ回転速度、単位時間当たりの処理量、変速機の変速比、スクリュ構成、などの項目が設定される。
ステップS2では、関数の読出し処理が実行される。具体的には、右側スクリュトルク導出部85が、設定された運転条件に基づき、右側スクリュトルクT2の導出に用いる関数を読み出して決定する処理を実行する。ここでは、関数テーブルを参照して、設定された運転条件に対応した関数を読み出し、読み出された関数をトルク導出関数として決定する。
ステップS3では、運転準備指令の有無判定処理が実行される。具体的には、運転制御部82が、ユーザにより運転準備の指令が入力されたか否かを判定する処理を実行する。ここで、運転準備の指令が入力されたと判定された場合(S3:Yes)には、ステップS4に進む。運転準備の指令が入力されていないと判定された場合(S3:No)には、ステップS3に戻る。
ステップS4では、運転準備処理が実行される。具体的には、運転制御部82が、成形機1の運転準備のための各種処理を実行する。例えば、スクリュ3が設定されたスクリュ回転速度で回転するように、変速機4bの変速比を設定する。また例えば、シリンダ2が設定された温度になるように、温度調整部13の制御を開始する。
ステップS5では、運転開始指令の有無判定処理が実行される。具体的には、運転制御部82が、ユーザにより運転開始の指令が入力されたか否かを判定する処理を実行する。ここで、運転開始の指令が入力されたと判定された場合(S5:Yes)には、ステップS6に進む。運転開始の指令が入力されていないと判定された場合(S5:No)には、ステップS5に戻る。
ステップS6では、運転処理が実行される。具体的には、運転制御部82が、成形機1を運転するための各種処理を実行する。例えば、モータ4aに電流の供給を開始し、モータ4aを駆動する。
ステップS7では、モータトルク・左側スクリュトルクの取得処理が実行される。具体的には、モータトルク取得部83が、モータトルク計10により計測されたモータトルクMTを逐次取得する処理を実行する。また、左側スクリュトルク取得部84が、テレメータ11により検出された左側スクリュトルクT1を逐次取得する処理を実行する。
ステップS8では、右側スクリュトルク導出処理が実行される。具体的には、右側スクリュトルク導出部85が、ステップS2で決定されたトルク導出関数に、モータトルクMTおよび左側スクリュトルクT1を入力して、右側スクリュトルクT2を逐次算出する処理を実行する。
ステップS9では、トルク表示処理が実行される。具体的には、トルク表示部86が、左側スクリュトルクT1または左側スクリュトルクT1に基づく数値と、右側スクリュトルクT2、または右側スクリュトルクT2に基づく数値とを、ディスプレイ80dの画面に逐次更新して表示する処理を実行する。また、トルク表示部86は、左側スクリュトルクT1または左側スクリュトルクT1に基づく数値と、右側スクリュトルクT2または右側スクリュトルクT2に基づく数値との時間変化を同一時間軸で表したグラフを、同画面に一定の時間間隔をおいて更新し表示する処理を実行する。トルク表示部86は、さらに、モータトルクMTまたはモータトルクMTに基づく数値、あるいは、モータトルクMTまたはモータトルクMTに基づく数値の時間変化を表示する処理を実行してもよい。
ステップS10では、トルクのしきい値判定処理が実行される。具体的には、アラート報知部87が、モータトルクMT、左側スクリュトルクT1、および右側スクリュトルクT2の各々について、一定時間内の平均値が、それぞれに設定されたしきい値を超えているか否かを判定する処理を実行する。いずれかのトルクがしきい値を超えていると判定された場合(S10:Yes)には、ステップS11に進む。いずれのトルクもしきい値を超えていないと判定された場合(S10:No)には、ステップS12に進む。
ステップS11では、アラート出力処理が実行される。具体的には、アラート報知部87が、ディスプレイ80dの画面にアラート情報を表示する処理を実行する。また、ここでは、アラート報知部87は、アラート信号を、運転制御部82に出力する処理を実行する。
ステップS12では、運転停止の判定処理が実行される。具体的には、運転制御部82が、運転停止するべきか否かを判定する処理を実行する。例えば、ユーザにより運転停止の指令が入力されているかを判定したり、アラート信号が受信されていないかを判定したりする。運転停止の指令が入力されている場合、あるいは、アラート信号が受信されている場合には、運転停止すべきと判定される。ここで、運転停止すべきと判定された場合(S12:Yes)には、ステップS13に進む。運転停止すべきでないと判定された場合(S12:No)には、ステップS7に戻り、運転動作は継続される。
ステップS13では、運転停止処理が実行される。具体的には、運転制御部82が、運転を停止するための各種処理を実行する。例えば、運転制御部82は、モータ4aへの電流の供給を停止する。また例えば、運転制御部82は、アラート信号を受信している時には、温度調整部13への電流の供給も停止する。
なお、上記の各ステップにおける処理は、成形機1の運転および監視に支障の無い範囲内で、順序を入れ替えてもよい。
上記構成による実施形態1によれば、すべてのスクリュにトルク検出デバイスを取り付ける必要がない。故に、複数のスクリュを有する成形機にて、トルク検出デバイスの取付けの寸法的な制約を緩和することができる。例えば、2本のスクリュの軸間距離が短く、各スクリュにトルク検出デバイスを取る付けることが難しい場合であっても、一方のスクリュにデバイスを取り付ければよいので、デバイス取付けの寸法的な制約は緩和される。また、トルク検出デバイスおよびその維持コストを低減することができる。
さらに、実施形態1では、すべてのスクリュにトルク検出デバイスを取り付けなくても、すべてのスクリュに生じるトルクを把握し、適切に管理・監視することができる。例えば、成形機では、使用中に何らかの異常でスクリュの摩耗や破損などが発生することがある。これらは軽微であれば運転を続けることはできるが、成形品の品質異常が発生するリスクが高まる場合がある。異常の程度が高まれば、スクリュの交換などが必要となり、製品製造の中断を余儀なくされる。このため、成形機の使用中にスクリュの状態、特にスクリュに生じるトルクを把握することで、適切に成形機あるいは成形品の状態を管理することができる。
また、実施形態1では、上記のようなトルク表示部86を備えているので、ユーザは、モータあるいはスクリュの軸に生じているトルクを目視で確認し、異常が無いかを直感的に把握することができる。
また、実施形態1では、上記のようなアラート報知部87を備えているので、モータあるいはスクリュのトルクに異常が認められた場合に、アラートが発報される。そのため、ユーザは、トルクの異常を早期に知り、被害または危機の程度を抑えるための対応を即座にとることができる。また、モータあるいはスクリュのトルクに異常が認められた場合に、成形機の運転を自動で停止させることも可能である。そのため、ユーザが成形機の近くにいない場合であっても、被害または危機の程度を最小限に抑えることができる。
(実施形態2)
実施形態1では、右側スクリュトルクT2を、関数を用いて導出しているが、実施形態2では、機械学習により作成されたモデルを用いて右側スクリュトルクT2を求める。
右側スクリュトルク導出部85は、機械学習により生成系モデルを用いて作成されたモデルを使用して、右側スクリュトルクT2を求める。具体的には、運転条件と、モータトルクMTと、左側スクリュトルクT1とを入力とし、右側スクリュトルクT2を出力とするモデルを、機械学習により作成しておく。機械学習では、学習用データとして、運転条件を種々変化させて実機計測により得られた、運転条件およびトルク等のデータを用いる。そして、作成されたモデルに、設定された運転条件、計測されたモータトルクMT、および取得された左側スクリュトルクT1を入力することにより、右側スクリュトルクT2を出力として得る。
上記のような実施形態2であっても、右側スクリュトルクT2を導出することができ、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施形態3)
実施形態1では、成形機1として、2本のスクリュがシリンダに内蔵される2軸押出機を想定している。実施形態3では、成形機1として、3本以上のスクリュがシリンダに内蔵される多軸押出機を想定する。
本実施形態では、N本のスクリュのうち(N-1)本のスクリュにトルク検出デバイスを取り付ける。そして、検出された(N-1)本のスクリュに生じるトルクと、モータトルクMTとに基づいて、トルク検出デバイスが取り付けられていないスクリュに生じるトルクを導出する。導出には、実機計測により求めた関数、あるいは、機械学習により作成したモデルを用いることができる。
上記のような実施形態3であっても、すべてのスクリュにトルク検出デバイスを取り付ける必要がないため、成形機にてトルク検出デバイスの取付け箇所の寸法的な制約を緩和することができる。また、トルク検出デバイスおよびその維持コストを低減することができる。
なお、上記の各実施形態では、成形機の運動状態に係る特徴量として、モータトルクを特定しているが、特徴量はこれに限定されない。例えば、特徴量は、押出量、モータもしくはスクリュの回転数などであってもよい。また、押出量、モータもしくはスクリュの回転数などに基づいて、モータトルクを推定してもよい。
また、上記の各実施形態では、右側スクリュトルクの導出方法として、運転情報に基づきモータトルクを求め、モータトルクおよびデバイスにより得られた左側スクリュトルクに基づき右側スクリュトルクを求めている。しかしながら、別の導出方法として、運転情報およびデバイスにより得られた左側スクリュトルクに基づき、右側スクリュトルクを直接的に推定する方法も考えられる。
(実施形態4)
コンピュータに実行させるプログラムであって、成形機を構成するスクリュのトルクを導出するプログラム、あるいは、当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体もまた、実施形態の一例である。
上記プログラムは、特徴量取得ステップと、左側スクリュトルク取得ステップと、右側スクリュトルク導出ステップと、をコンピュータに実行させる。成形機は、シリンダと、シリンダに内蔵される左側スクリュおよび右側スクリュと、左側スクリュおよび右側スクリュを回転駆動するモータと、を有している。特徴量取得ステップは、成形機の運転状態に係る特徴量を特定する特徴量特定装置により特定された特徴量を取得するステップである。左側スクリュトルク取得ステップは、左側スクリュの回転軸に取り付けられたトルク検出デバイスにより検出された左側スクリュのトルクを取得するステップである。右側スクリュトルク導出ステップは、取得された特徴量および左側スクリュのトルクに基づいて、右側スクリュのトルクを導出するステップである。
ここで、左側スクリュトルク導出ステップは、特徴量と右側スクリュのトルクとが入力されると右側スクリュのトルクが出力されるトルク導出関数を用いて、右側スクリュのトルクを導出するステップであってもよい。
さらに、右側スクリュトルク導出ステップは、成形機の運転条件に応じてトルク導出関数を決定するステップであってもよい。
さらに、右側スクリュトルク導出ステップは、運転条件と、当該運転条件にて成形機が運転される場合に用いるべき関数とが、運転条件ごとに対応付けられたテーブルを参照して、設定された運転条件に対応した関数を特定し、特定された関数をトルク導出関数として決定するステップであってもよい。
さらに、テーブルは、成形機に導入される原材料、原材料を構成する材料の配合比、シリンダの径、シリンダの長さ、シリンダの温度、左側スクリュおよび右側スクリュの回転速度、単位時間当たりの処理量、モータと左側スクリュおよび右側スクリュとの間に介在する変速機の変速比、および前記左側スクリュおよび右側スクリュの構成、のうち複数の項目の組合せと、当該組合せに対応した関数とが、組合せごとに対応付けられたものであてもよい。
また、右側スクリュトルク導出ステップは、機械学習により生成されたモデルを用いて、右側スクリュのトルクを導出するステップであってもよい。また、特徴量は、モータトルクであってもよい。
このような実施形態4にて説明したプログラムをコンピュータに実行させることにより、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、実施形態1~4では、成形機の運転状態に係る特徴量、例えば、モータトルクと、左側スクリュに取り付けられたデバイスにより得られる左側スクリュトルクと、に基づいて、右側スクリュトルクを導出している。しかしながら、もちろん、成形機の運転状態に係る特徴量、例えば、モータトルクと、右側スクリュに取り付けられたデバイスにより得られる右側スクリュトルクと、に基づいて、左側スクリュトルクを導出してもよい。
以上、本発明の各種実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに文中や図中に含まれる数値やメッセージ等もあくまで一例であり、異なるものを用いても本発明の効果を損なうものではない。
また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、MPU、CPU等のプロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。また、ソフトウェアにより実現される機能の範囲は限定されるものでなく、ハードウェアとソフトウェアを併用してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
1…成形機、2…シリンダ、3…スクリュ、31…左側スクリュ、32…右側スクリュ、4…回転駆動機構、4a…モータ、4b…変速機、5…ダイ、6…支持台、7…出力軸、71…左側出力軸、72…右側出力軸、8…継手、9…モータ出力軸、10…モータトルク計、11…テレメータ、12…ベース部、13…温度調整部、80…制御監視装置、81…運転条件設定部、82…運転制御部、83…モータトルク取得部、84…左側スクリュトルク取得部、85…右側スクリュトルク導出部、86…トルク表示部、87…アラート報知部、90…制御監視システム、100…成形機システム

Claims (25)

  1. シリンダと、前記シリンダに内蔵される第1スクリュおよび第2スクリュと、前記第1スクリュおよび第2スクリュを回転駆動するモータとを有する、成形機と、
    前記成形機の運転状態に係る特徴量を特定する特徴量特定装置と、
    前記第1スクリュの回転軸に取り付けられており、前記第1スクリュのトルクを検出するトルク検出デバイスと、
    前記特徴量特定装置により特定された特徴量と、前記トルク検出デバイスにより検出された前記第1スクリュのトルクとに基づいて、前記第2スクリュのトルクを導出するトルク導出装置と、
    を備える、成形機システム。
  2. 請求項1に記載の成形機システムにおいて、
    前記トルク導出装置は、前記特徴量と前記第1スクリュのトルクとが入力されると前記第2スクリュのトルクが出力されるトルク導出関数を用いて、前記第2スクリュのトルクを導出する、成形機システム。
  3. 請求項2に記載の成形機システムにおいて、
    前記トルク導出装置は、前記成形機の運転条件に応じて前記トルク導出関数を決定する、成形機システム。
  4. 請求項3に記載の成形機システムにおいて、
    前記トルク導出装置は、前記運転条件と、該運転条件にて前記成形機が運転される場合に用いるべき関数とが、前記運転条件ごとに対応付けられたテーブルを記憶しており、前記テーブルを参照して、設定された運転条件に対応した関数を特定し、特定された関数を前記トルク導出関数として決定する、成形機システム。
  5. 請求項4に記載の成形機システムにおいて、
    前記テーブルは、導入する原材料、前記原材料への添加物、前記原材料を構成する材料の配合比、前記シリンダの径、前記シリンダの長さ、前記シリンダの温度、前記第1スクリュおよび前記第2スクリュの回転速度、単位時間当たりの処理量、前記モータと前記第1スクリュおよび前記第2スクリュとの間に介在する変速機の変速比、および前記第1スクリュおよび前記第2スクリュの構成、のうち複数の項目の組合せと、該組合せに対応した関数とが、前記組合せごとに対応付けられたものである、成形機システム。
  6. 請求項1に記載の成形機システムにおいて、
    前記トルク導出装置は、機械学習により生成されたモデルを用いて、前記第2スクリュのトルクを導出する、成形機システム。
  7. 請求項1に記載の成形機システムにおいて、
    前記第1スクリュのトルクまたは前記第1スクリュのトルクに基づく数値と、前記第2スクリュのトルクまたは前記第2スクリュのトルクに基づく数値とを表示する表示部を備える、成形機システム。
  8. 請求項1に記載の成形機システムにおいて、
    前記第1スクリュのトルクまたは前記第2スクリュのトルクが、決められた条件を満たす場合に、アラートを出力する報知部を備える、成形機システム。
  9. 請求項1に記載の成形機システムにおいて、
    前記特徴量特定装置は、前記モータに接続されたトルク計であり、前記モータのトルクを前記特徴量として検出する、成形機システム。
  10. 請求項1に記載の成形機システムにおいて、
    前記特徴量特定装置は、前記成形機の運転状態を表す計測値、または、前記モータに供給される電流に基づいて、前記モータのトルクを前記特徴量として推定する、成形機システム。
  11. 成形機を構成するスクリュのトルクを導出するトルク導出システムであって、
    特徴量特定装置と、
    第1スクリュトルク取得装置と、
    第2スクリュトルク導出装置と、を備え、
    前記成形機は、シリンダと、前記シリンダに内蔵される第1スクリュおよび第2スクリュと、前記第1スクリュおよび第2スクリュを回転駆動するモータと、を有し、
    前記特徴量特定装置は、前記成形機の運転状態に係る特徴量を特定し、
    前記第1スクリュトルク取得装置は、前記第1スクリュの回転軸に取り付けられたトルク検出デバイスにより検出された前記第1スクリュのトルクを取得し、
    前記第2スクリュトルク導出装置は、取得された前記モータのトルクおよび前記第1スクリュのトルクに基づいて、前記第2スクリュのトルクを導出する、トルク導出システム。
  12. 請求項11に記載のトルク導出システムにおいて、
    前記第2スクリュトルク導出装置は、前記特徴量と前記第1スクリュのトルクとが入力されると前記第2スクリュのトルクが出力されるトルク導出関数を用いて、前記第2スクリュのトルクを導出する、トルク導出システム。
  13. 請求項12に記載のトルク導出システムにおいて、
    前記第2スクリュトルク導出装置は、前記成形機の運転条件に応じて前記トルク導出関数を決定する、トルク導出システム。
  14. 請求項13に記載のトルク導出システムにおいて、
    前記第2スクリュトルク導出装置は、前記運転条件と、該運転条件にて前記成形機が運転される場合に用いるべき関数とが、前記運転条件の種類ごとに対応付けられたテーブルを記憶しており、前記テーブルを参照して、設定された運転条件に対応した関数を特定し、特定された関数を前記トルク導出関数として決定する、トルク導出システム。
  15. 請求項14に記載のトルク導出システムにおいて、
    前記テーブルは、前記成形機に導入される原材料、前記原材料を構成する材料の配合比、前記シリンダの径、前記シリンダの長さ、前記シリンダの温度、前記第1スクリュおよび前記第2スクリュの回転速度、単位時間当たりの処理量、前記モータと前記第1スクリュおよび前記第2スクリュとの間に介在する変速機の変速比、および前記第1スクリュおよび前記第2スクリュの構成、のうち複数の項目の組合せと、該組合せに対応した関数とが、前記組合せごとに対応付けられたものである、トルク導出システム。
  16. 請求項11に記載のトルク導出システムにおいて、
    前記第2スクリュトルク導出装置は、機械学習により生成されたモデルを用いて、前記第2スクリュのトルクを導出する、トルク導出システム。
  17. 請求項11に記載のトルク導出システムにおいて、
    前記特徴量は、前記モータのトルクである、トルク導出システム。
  18. 成形機を構成するスクリュのトルクを導出するトルク導出方法であって、
    特徴量取得ステップと、
    第1スクリュトルク取得ステップと、
    第2スクリュトルク導出ステップと、を備え、
    前記成形機は、シリンダと、前記シリンダに内蔵される第1スクリュおよび第2スクリュと、前記第1スクリュおよび第2スクリュを回転駆動するモータと、を有し、
    前記特徴量取得ステップでは、前記成形機の運転状態に係る特徴量を特定する特徴量特定装置により特定された前記特徴量を取得する処理を実行し、
    前記第1スクリュトルク取得ステップでは、前記第1スクリュの回転軸に取り付けられたトルク検出デバイスにより検出された前記第1スクリュのトルクを取得する処理を実行し、
    前記第2スクリュトルク導出ステップでは、取得された前記特徴量および第1スクリュのトルクに基づいて、前記第2スクリュのトルクを導出する処理を実行する、トルク導出方法。
  19. 請求項18に記載のトルク導出方法において、
    前記第2スクリュトルク導出ステップでは、前記特徴量と前記第1スクリュのトルクとが入力されると前記第2スクリュのトルクが出力されるトルク導出関数を用いて、前記第2スクリュのトルクを導出する、トルク導出方法。
  20. 請求項19に記載のトルク導出方法において、
    前記第2スクリュトルク導出ステップでは、前記成形機の運転条件に応じて前記トルク導出関数を決定する、トルク導出方法。
  21. 請求項20に記載のトルク導出方法において、
    前記第2スクリュトルク導出ステップでは、前記運転条件と、該運転条件にて前記成形機が運転される場合に用いるべき関数とが、前記運転条件ごとに対応付けられたテーブルを参照して、設定された運転条件に対応した関数を特定し、特定された関数を前記トルク導出関数として決定する、トルク導出方法。
  22. 請求項21に記載のトルク導出方法において、
    前記テーブルは、前記成形機に導入される原材料、前記原材料を構成する材料の配合比、前記シリンダの径、前記シリンダの長さ、前記シリンダの温度、前記第1スクリュおよび前記第2スクリュの回転速度、単位時間当たりの処理量、前記モータと前記第1スクリュおよび前記第2スクリュとの間に介在する変速機の変速比、および前記第1スクリュおよび前記第2スクリュの構成、のうち複数の項目の組合せと、該組合せに対応した関数とが、前記組合せごとに対応付けられたものである、トルク導出方法。
  23. 請求項18に記載のトルク導出方法において、
    前記第2スクリュトルク導出ステップでは、機械学習により生成されたモデルを用いて、前記第2スクリュのトルクを導出する、トルク導出方法。
  24. 請求項18に記載のトルク導出方法において、
    前記特徴量は、前記モータのトルクである、トルク導出方法。
  25. 成形機を構成するスクリュのトルクを導出するプログラムであって、
    特徴量取得ステップと、
    第1スクリュトルク取得ステップと、
    第2スクリュトルク導出ステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記成形機は、シリンダと、前記シリンダに内蔵される第1スクリュおよび第2スクリュと、前記第1スクリュおよび第2スクリュを回転駆動するモータと、を有し、
    前記特徴量取得ステップは、前記成形機の運転状態に係る特徴量を特定する特徴量特定装置により特定された前記特徴量を取得するステップであり、
    前記第1スクリュトルク取得ステップは、前記第1スクリュの回転軸に取り付けられたトルク検出デバイスにより検出された前記第1スクリュのトルクを取得するステップであり、
    前記第2スクリュトルク導出ステップは、取得された前記特徴量および第1スクリュのトルクに基づいて、前記第2スクリュのトルクを導出するステップである、プログラム。
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