JP2023058036A - 計測装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】計測装置のメインフレーム内のモジュール間通信を高速に行えるようにする。【解決手段】設定変更可能な計測装置メインフレーム100は、プロセッサ102、計測モジュール120を受け入れる複数のスロットを有するシャーシ、スロットに挿入された全ての計測モジュール120に結合される通信バス、通信バスとは別の通信バックプレーンを有し、この通信バックプレーンは、スロットに挿入された計測モジュール120の任意のペア間のポイント・ツー・ポイント通信を可能にするように構成される。【選択図】図2

Description

本開示は、計測装置に関し、より詳しくは、別個のシステム・コントローラを使用せずに、計測装置内の計測モジュール間で通信を直接行うことができる計測装置と、その通信方法に関する。
複数の計測装置(又は試験測定装置)は、特に仮想的に単一の計測装置として動作する場合、複数のコンポーネント又は複数のモジュール間で、協調して動作するために、データを共有することがある。こうした状況では、これら計測装置をモジュールと呼ぶことがあり、例えば、1つの計測装置メインフレームに、複数のモジュールを組み込むことがある。この計測装置メインフレームでは、特定のモジュールを選択して計測装置メインフレームに追加することでカスタマイズできる。特定の動作条件又は試験条件に基づいて、これら計測装置(モジュール)間のトリガ処理を調整することは、計測装置間で順序立てて動作(シーケンス動作)する上で有益である。
複数の計測装置の動作を調整するための従来の解決手法の一例としては、PXIローカル・バスの利用がある。PXIローカル・バスは、デイジー・チェーン接続された複数のアナログ接続を提供する。PXIローカル・バスは、PXIシステム・アライアンスによって管理されるPXI仕様に準拠したバスである。PXI規格は、PCI(Peripheral Component Interconnect)の仕様を拡張したものであり、この拡張は、ユーザによる計測装置の開発・設計・製造や自動化等に関連している。PCIの仕様は、PCI規格に従って動作するためのハードウェア要件とソフトウェア要件を規定している。共通のハードウェア要件とソフトウェア要件により、様々なメーカーがPCI規格に従って相互に通信する製品を開発できる。
図1は、ある装置(図示せず)内の通信サブ・システム10のブロック図を示し、これには、PCIバスに加えてPXIローカル・バスがあり、PXIトリガ(スター・トリガ)をサポートしている。スター・トリガによって、メインフレーム内のすべてのモジュールを同期させることができる。PCIバスは、PCIバス上の複数の周辺機器モジュール間で共有され、バス通信の全体的な調整は、システム・コントローラによって管理される。システム・コントローラは、PCIバスと、PCIバスを有するメイン・ホスト(計測装置)との間の通信を管理する。
特表2010-505115号公報
「PCI eXtensions for Instrumentation (PXI)」の記事、Wikipedia(英語版)、[online]、[2022年10月10日検索]、インターネット<https://en.wikipedia.org/wiki/PCI_eXtensions_for_Instrumentation> 「PXIバックプレーンにあるスタートリガとは何ですか?」、National Instruments Corp.、サポートリソース、「スタートリガは、PXIシャーシ内のすべてのモジュールを同期させるのに利用できる高性能トリガラインです。」と解説、[2022年10月11日検索]、インターネット<https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA00Z000000kIswSAE&l=ja-JP> 「オシロスコープ」の紹介サイト、テクトロニクス、[online]、[2022年10月12日検索]、インターネット<https://www.tek.com/ja/products/oscilloscopes> 「ソース・メジャー・ユニット(SMU)」の紹介サイト、テクトロニクス/ケースレー、[online]、[2022年10月12日検索]、インターネット<https://www.tek.com/ja/products/keithley/source-measure-units> 「デジタル・マルチメータ」の紹介サイト、テクトロニクス/ケースレー、[online]、[2022年10月12日検索]、インターネット<https://www.tek.com/ja/products/keithley/benchtop-digital-multimeter> 「4225-PMU型超高速I-Vモジュール」の紹介サイト、テクトロニクス/ケースレー、パルス・メジャー・ユニット(PMU)の一例、[online]、[2022年10月12日検索]、インターネット<https://www.tek.com/ja/landing-page/model-4225-pmu-ultra-fast-i-v-module>
周辺機器の間で図1に示す通信システムを動作させることには、システム・コントローラによって管理される必要性から生じる動作上のオーバーヘッドを含む多くの欠点がある。PCIバスでは、特に周辺機器の1つが大量のデータを送信してPCIバスを縛っている場合、かなり長いレイテンシ時間が発生することがある。
本開示による実施形態は、従来の通信システムのこれらの欠点のいくつかに対処する。
以下では、本願で開示される技術の理解に有益な実施例が提示される。この技術の実施形態は、以下で記述する実施例の1つ以上及び任意の組み合わせを含んでいても良い。
実施例1は、設定変更可能な(configurable:コンフィギュラブル)計測装置であって、メインフレームを具え、該メインフレームが、1つ以上のプロセッサと、1つ以上の計測モジュールを受け入れるスロットを有するシャーシと、上記スロットに挿入された全ての上記計測モジュールに結合される通信バスと、上記スロットに挿入された任意の1対の計測モジュール間のポイント・ツー・ポイント通信(point-to-point communication)を可能にするように構成された上記通信バスとは別個の通信バックプレーンとを有する。
実施例2は、実施例1による設定変更可能な計測装置であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信が1ペア(一対)の差動信号線で行われる。
実施例3は、上述の実施例のいずれかによる設定変更可能な計測装置であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信は、複数のペアの差動信号線で行われる。
実施例4は、上述の実施例のいずれかによる設定変更可能な計測装置であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信が、アナログ信号又はデジタル信号を伝送するように構成される。
実施例5は、上述の実施例のいずれかによる設定変更可能な計測装置であって、上記スロットに挿入された上記計測モジュールの夫々が、上記通信バックプレーンに接続するように構成された通信インタフェースを有する。
実施例6は、実施例5による設定変更可能な計測装置であって、上記スロットに挿入された上記計測モジュールの少なくとも1つの上記通信インタフェースが、4ペア又は8ペアの差動信号線を含む。
実施例7は、実施例5による設定変更可能な計測装置であって、上記スロットに挿入された上記計測モジュールの少なくとも1つの上記通信インタフェースは、上記通信バスを介して受信した信号を、上記ポイント・ツー・ポイント通信によって上記スロットに挿入された別の上記計測モジュールに送信するように構成されている。
実施例8は、上述の実施例のいずれかによる設定変更可能な計測装置であって、上記通信バックプレーンが、上記スロットに挿入された任意の一対の上記計測モジュール間の上記ポイント・ツー・ポイント通信を確立するモジュール・カプラを有する。
実施例9は、実施例8による設定変更可能な計測装置であって、上記通信バックプレーンの上記モジュール・カプラが、上記通信バックプレーン内の信号線の1組の差動ペアを介して、上記スロットに挿入された任意の1対の上記計測モジュール間の上記ポイント・ツー・ポイント通信を確立するように構成されている。
実施例10は、実施例8による設定変更可能な計測装置であって、上記通信バックプレーンの上記モジュール・カプラが、上記通信バックプレーン内の信号線の2組以上の差動ペアを介して、上記スロットに挿入された任意の1対の上記計測モジュール間の上記ポイント・ツー・ポイント通信を確立するように構成されている。
実施例11は、実施例8による設定変更可能な計測装置であって、上記通信バックプレーンの上記モジュール・カプラは、上記スロットに挿入された任意の1対の上記計測モジュール間で第1ポイント・ツー・ポイント通信を確立すると共に、上記スロットに挿入された任意の1対の上記計測モジュール間で第2ポイント・ツー・ポイント通信を確立するように構成されている。
実施例12は、上述の実施例のいずれかによる設定変更可能な計測装置であって、1つ以上の上記計測モジュールには、ソース・メジャー・ユニット(SMU)、電源、デジタル・マルチ・メータ(DMM)、パルス・メジャー・ユニット(PMU)、パルス発生装置、オシロスコープ又は電位計(Electrometer)が含まれる。
実施例13は、計測モジュールを受け入れるように夫々構成された複数のスロットを有するメインフレームを具える計測装置内で通信する方法であって、
メインフレームと、上記複数のスロットの中の第1スロット内にある第1計測モジュールとの間で、通信バス上に通信チャンネルを確立する処理と、
上記第1計測モジュールと、上記複数のスロットの中の第2スロット内にある第2計測モジュールとの間に、上記通信チャンネルとは別個にポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理と
を具える。
実施例14は、実施例方法13による通信方法であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理が、上記計測装置内の通信バックプレーンに対してリクエスト(request:要求)を送信する処理を含む。
実施例15は、上述の実施例のいずれかによる通信方法であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理が、上記第2計測モジュールに対してリクエストを行う処理を含む。
実施例16は、上述の実施例のいずれかによる通信方法であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理が、上記計測装置に収容された通信バックプレーンを介して上記第1計測モジュールと上記第2計測モジュールとを結合する処理を有する。
実施例17は、実施例16による通信方法であって、上記通信バックプレーンが1ペア以上の差動信号線を含む。
実施例18は、実施例17による通信方法であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理が、上記通信バックプレーン内の差動信号線のペアの中の1つのペアを介して上記第1計測モジュールと上記第2計測モジュールとを結合する処理を含む。
実施例19は、上述の実施例のいずれかによる通信方法であって、低電圧差動シグナリング(LVDS)規格を用いて上記第1計測モジュールと上記第2計測モジュールとの間で通信する処理を更に具える。
実施例20は、上述の実施例のいずれかによる通信方法であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルは、第1ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルであり、上記通信方法が、上記第1ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを動作させると共に、上記第1計測モジュールと上記複数のスロットの中の第3スロット内にある第3計測モジュールとの間で第2ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを動作させる処理を更に具える。
実施例21は、上述の実施例のいずれかによる通信方法であって、上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルが第1ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルであり、上記通信方法が、上記第1ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを動作させると共に、第3計測モジュールと第4計測モジュールとの間で第2ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを動作させる処理を更に具える。
図1は、従来の通信バス及びコントローラのブロック図である。 図2は、本開示技術の実施形態による、モジュール間通信システムによってリンクされた複数のモジュールを含む計測装置(メインフレーム)のブロック図である。 図3は、本開示技術の実施形態による、図2のメインフレーム上で動作するモジュール間通信システムを機能的に示すブロック図である。 図4は、本開示技術の実施形態によるモジュール間通信システムの更なる詳細を示すブロック図である。
図1の従来の通信システムとは対照的に、図2は、モジュール間通信システムによってリンクされた複数のモジュールを含む、本開示技術の実施形態による計測装置又はメインフレーム100の一例のブロック図を示す。概して、本開示では、計測装置をメインフレーム100と呼ぶことにする。メインフレーム100は、複数のモジュール120を有していても良く、これらは、メインフレームに挿入したり、メインフレームから取り外すことができる。様々なモジュール120は、異なる役割と機能を提供しても良い。個々のモジュール120のどれをメインフレーム100に含めるかを選択するかによって、ユーザは、メインフレームをカスタマイズし、所望の計測機能を実行するために必要なモジュールのみを選択できる。従って、メインフレーム100に含めるモジュール120を選択することで、メインフレーム及びそれに関連するモジュール120によって形成される計測装置の機能を決定できる。
メインフレーム100は、物理的に1つ以上のモジュール120を受け入れる複数の受入スロットを有するシャーシを物理的に有していても良い。図2では6つのスロットのみが図示されているが、メインフレーム100は、任意の数のモジュール・スロットを含んでもよい。メインフレーム100は、多くのタイプの計測装置に共通する機能を提供するための典型的な構成要素、例えば、1つ以上のプロセッサ102、命令又はデータを記憶するためのメモリ104、処理対象の1つ以上の信号(被試験信号など)を受信するための入力部106、外部の装置やデバイス(被試験デバイス(DUT)など)に1つ以上の信号を送信するための出力部108などを有していても良い。
いくつかの実施形態では、1つ以上のプロセッサ102は、様々なマイクロ・コントローラやFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)によって実現されるか、又は、様々なマイクロ・コントローラやFPGAに結合されていても良い。メインフレーム100に1つ以上のFPGAがあれば、迅速な開発が可能になると共に、FPGAをアップデートされたバージョンに再プログラミングすることによって、機能を向上させる処理が可能になる。
メインフレーム100には、ノブ、スイッチ、タッチスクリーン、表示画面、キーボード又はポインティング・デバイス(マウス)などといった様々な操作装置からなるユーザ・インタフェース110があり、これによって、ユーザは、メインフレームをインタラクティブに操作し、メインフレームから情報を受けることができる。メインフレーム100には、更にPCインタフェース112があっても良く、これによって、メインフレーム100は、プログラムによる制御を受けたり、リモート操作のためにリモート・コンピュータに結合したりできる。メインフレーム100には、1つ以上の電源118もあり、メインフレーム100自身に内部から電力を供給したり、モジュール120に電力を供給したりできる。
メインフレーム100には、モジュール120を夫々受け入れるための少なくとも1つ、典型的には2つ以上のスロットがある。上述のように、各モジュール120は、メインフレーム100に、多種多様な機能を提供しても良い。各スロットには、1つ以上のモジュール・インタフェースがあっても良く、これは、各モジュールを物理的にサポートするための物理的接続部と、各モジュールと電気的に通信するための電気的接続部とを有していても良い。
いくつかの実施形態では、モジュール120のモジュール・インタフェースは、メインフレーム100とモジュール120との間の通信及び電力線を物理的に結合するエッジ・カード・コネクタを含む。モジュール・インタフェースは、また、以下で更に詳細に説明するように、これらモジュール120が互いに直接通信することを可能にする。いくつかのモジュール120は、これらモジュールに結合されたデバイスと相互作用するために、別々の複数の入力又は出力チャンネルを有していても良い。
いくつかの実施形態では、モジュール120はホット・スワップが可能である。即ち、メインフレームに電源が供給され、動作している間に、モジュールをメインフレーム100に挿入したり、メインフレームから取り外すことができる。また、いくつかの実施形態では、メインフレーム100内のライザー・ボード(riser board)又はメザニン・ボード(mezzanine board)が、1つ以上のモジュール120をメインフレームのスロットに電気的に結合するために使用されても良い。各モジュール120には、そのインタフェース内の電源接続部を介して電源118によって給電されても良いし、更に、外部電源用の接続部を有していてもよい。
メインフレーム100において使用されても良い特定のモジュール120の例としては、ソース・メジャー・ユニット(SMU)、電源、デジタル・マルチ・メータ(DMM)、パルス・メジャー・ユニット(PMU)、パルス発生装置、オシロスコープ、電位計(Electrometer)又は任意の他のタイプの装置がある。また、モジュール120は、それ自身が被試験デバイスと結合するために、典型的には、モジュール120自身の出力部若しくは入力部、又は、これら出力部及び入力部の両方を有していても良い。このとき、この被試験デバイスは、その信号をメインフレーム100へ送信したり、メインフレーム100から1つ以上の信号を受けることによって測定が行われる。
図3は、本開示技術の実施形態による、図2のメインフレーム上で動作するモジュール間通信システムを機能的に示すブロック図である。メインフレーム200は、図2のメインフレーム100の一例であっても良い。図3に示すように、メインフレーム200には、モジュール間通信バックプレーン218があり、これは、メインフレーム200自体に別個の通信コントローラを何ら設ける必要なく、こうした通信コントローラを使用する必要なしに、2つのモジュール220が互いに直接通信することを容易にする。図3の各モジュール220(ここでは、モジュールA及びモジュールB)は、図2を参照して説明した任意のモジュール120の例であっても良い。また、図3では、簡潔にするために、2つのモジュール220のみが図示されているが、モジュール間通信バックプレーン218は、メインフレーム200内の複数のスロットに挿入されている任意の2つの特定のモジュール間で機能する。
モジュール間通信バックプレーン218内の通信回線(Communication lines)は、概して、通信を処理するためにシステム・コントローラを必要としない側波帯チャンネル(side-band channel)によって設定又は仕様を変更可能な(configurable:コンフィギュラブル)通信回線を提供する。通信システムは、モジュール間通信バックプレーン218(側波帯チャンネルと呼ぶこともある)によって、モジュール(計測装置)同士を直接接続するためのルーティング(通信パスの決定)リソースを提供する。通信バックプレーン218のチャンネルは、以下に説明する複数の別々のリンクを含んでいても良く、これらは、通信帯域幅を増加させたり、同期を行うため(例えば、トリガ処理するため)に、グループ化できる。
図3を参照すると、いくつかの実施形態では、各モジュール220は、PCIe(Peripheral Component Interconnect express)コンポーネント221と、トリガ・コンポーネント222とを含む。これらのコンポーネント221、222は、各モジュール220が、従来の方法で、PCIeバス及び潜在的にはPXIバスを使用してメインフレーム200と通信することを可能にする。メインフレーム200には、PCIeスイッチ210及びトリガ・マルチプレクサ(MUX)212があり、これらは、各モジュールのPCIeコンポーネント221及びトリガ・コンポーネント222によって、モジュール220の夫々とメインフレーム200との間のこの従来型の通信を容易に行えるようにする。
これらの従来のコンポーネントに加えて、各モジュール220には、ローカルのモジュール間通信装置228があり、これは、メインフレーム200のモジュール間通信バックプレーン218と連携して動作することで、どのモジュールでも、あるモジュールから別のモジュールへ(例えば、モジュールAからモジュールBへ)、データ、コマンド、トリガ又はその他の情報を直接送信することを可能にする。このモジュール間通信は、メインフレーム200のPCIeスイッチ210及びトリガ・マルチプレクサ(MUX)212を通した何らかのデータ通信とは、完全に別個であることに注意されたい。いくつかの実施形態では、モジュール間通信バックプレーン218と、各モジュール220のモジュール間通信装置228は、FPGAによって実現され、これにより、これらは、容易に再度設定変更することができる。
図4は、メインフレームに存在するモジュール間通信バックプレーン318を通した複数のモジュール夫々の間の通信の詳細を示す。なお、図4に示すモジュール間通信バックプレーン318は、図3のモジュール間通信バックプレーン218の一例であっても良い。図示の実施形態では、モジュール間通信バックプレーン318は、8組の差動ペアからなる通信回線を含むが、他の実施形態では任意の個数の通信回線が存在しても良い。
いくつかの実施形態では、各モジュールの各モジュール間通信装置328は、4つの通信回線の1セット又は2セットを含む。ある実施形態では、通信回線の夫々が、2本の信号線を1対(ペア)として差動動作する差動ペアから構成されており、これは、各通信回線の情報が、この一対(1ペア)の信号線によって伝送されることを意味する。4つの通信回線を1セットとし、これを1セットを含む実施形態では、8本の信号線が、差動ペアの形式でペア(対)を夫々形成し、モジュール間通信装置328からモジュール間通信バックプレーン318にリンクを形成している。同様に、4つの通信回線を1セットとし、これを2セットを含む実施形態の場合では、16本の信号線が、モジュール間通信装置328からモジュール間通信バックプレーン318にリンクを形成する。
通信回線は、ディスクリートのワイヤ又は結合されたワイヤ、プリント回路基板(PCB)のトレース、電気コネクタ又はその他の電気通信媒体などの任意の電気的接続によって実現されても良い。以下では、簡潔にするため、通信回線を通信ワイヤとも呼ぶが、実際には、実装に適した任意の電気的接続形態を実施形態で使用できる。モジュール間通信バックプレーン318には、更に、モジュール・カプラ(module coupler:モジュール結合器)319があり、これは、以下で更に説明するように、通信ワイヤの差動ペアの1組以上を通して、任意の2個のモジュール間の通信を確立するように機能する。一実施形態では、このモジュール・カプラ319は、プログラムされたFPGAで実現されるか、又は、プログラムされたFPGAの1機能として実現される。
メインフレームの全てのモジュール・スロットをいっぱいにする必要があるわけではなく、各モジュールには、4つの通信回線が1セット又は2セットあっても良いことを思い出してください。図4を参照すると、モジュールDとモジュールEは、メインフレーム内に存在しないことを示すために、破線で示されており、例えば、メインフレームから遠隔に配置されて、周知の有線又は無線接続によって結合されても良い。更に、モジュールA、B及びFの夫々は、4つの通信回線を2セット有しているが、モジュールCは、1個のセットしかない。メインフレームに対して、それぞれが異なる機能とリソースを持つ特定のモジュールを選択してマッチングさせる機能により、他の計測装置にはない、柔軟性と、ある程度のカスタマイズが可能になる。
いくつかの実施形態では、データ通信の各チャンネルは、高速トランシーバ・ロジック(HSTL:High Speed Transceiver Logic)、クラスII、1.8V電気シグナリング規格による低電圧差動信号(LVDS)ペアを使用し、通信バックプレーン318を介して、モジュール間でデータ通信を行っても良いが、他の通信規格が使用されても良い。LVDS規格は、デジタル信号の送受信専用であるが、他の規格では、通信回線でアナログ信号を伝送できる。
メインフレームは、起動時に、接続されたモジュール夫々の各モジュール間通信装置328に加えて、モジュール間通信バックプレーン318を初期化しても良く、これは、例えば、モジュール間通信装置328及びモジュール間通信バックプレーン318夫々のFPGAと通信することによって行われても良い。このような初期化は、モジュール自身のアドレスと、他の各モジュールのアドレスとを与える。
通信回線を介したモジュール間の通信は、ポイント・ツー・ポイント通信である。つまり、互いに通信している2つのモジュールのみが通信に参加し、これらモジュールは、当事者ではない通信は無視する。通信チャンネルを動作させるための様々な予め定められたコマンドがある。チャンネルは、データ通信チャンネルを開いて環境設定することによってセットアップされてもよく、これは、上述のように、単一の送信装置と単一の受信装置との間のチャンネルを開くことになる。
モジュールは、任意のオープン・チャンネルを開くことができ、これは、チャンネルを一定期間監視して、チャンネルに何らかの通信トラフィックが既に存在するかどうかを決定することによって判断される。このような通信トラフィックは、特定のチャンネルが、1対のモジュールによって既に使用されていることを示す。チャンネルが現在使用されていないと判断された後に、送信側のモジュールは、通信チャンネルを確立するためのリクエスト(要求:request)を別のモジュールに送信しても良い。受信側のモジュールが受信の準備ができていることを示した場合には、通信チャンネルが開かれ、これらモジュールが相互に通信できるようになる。通信が終了したら、チャンネルが閉じられても良く、これによって、後続の通信プロセスのために、その特定のチャンネルのリソースが解放されることになる。
別の実施形態では、通信チャンネルの管理は、モジュール・カプラ319(図4)と協力して、通信バックプレーン318が実行しても良い。このような実施形態では、モジュール間通信装置328が、新しい通信チャンネルを開くためのリクエスト(要求)を通信バックプレーン318に送信することによって、通信チャンネルを開いても良い。これに応答して、通信バックプレーン318は、1組以上の差動ペアをリソースとして割り当て、関係するモジュールをこれら選択された差動ペアに結合し、受信側モジュールにメッセージを送信して、送信側モジュールと通信を行うために、その特定のチャンネルの1つを開くようにする。次いで、通信チャンネルが開かれた後に、それらの間で開かれるポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを介して、データ及び情報が、2つのモジュール間で送信されても良い。通信の必要性が完了すると、これらモジュールの1つが、通信バックプレーン318にメッセージを送信してチャンネルを閉じて、そのリソースを再び利用可能にする。
もちろん、通信バックプレーン318を介して様々なモジュールを互いに結合する手法の細部は、実装の形態に応じて変更されて良いし、異なる方法で実行されても良い。上記の例では、2つのモジュール間のポイント・ツー・ポイント通信(point to point communication)を説明しているが、モジュール間通信バックプレーン318は、複数のモジュール間を接続するための複数の通信パスを有することを思い出してください。そのため、例えば、モジュールAは、モジュールCへの通信パスを開くと共に、モジュールBは、モジュールDとの通信パスを持つことができる。又は、モジュールAは、モジュールBとモジュールFの両方との接続を確立し、並行して通信パスを開くことができる。モジュール間通信バックプレーン318を介したモジュール間の同時接続の数は、モジュール間通信バックプレーン318内の通信回線の物理的な数及び各モジュールとバックプレーン318との間の通信回線の個数によってのみ制限される。
実際には、モジュールは、様々な目的のために通信チャンネルを開くことができる。一部のチャンネルは、割り込み信号又はトリガ信号を別のモジュールに送信するために開かれる場合がある。図3に戻って参照すると、トリガ信号が、メインフレーム200のトリガ・マルチプレクサ212によって生成され、モジュールAなどのモジュール220に送られても良い。次いで、モジュールAは、メインフレーム200からトリガ信号を受信したときに、最初にモジュールBとの通信チャンネルを確立することによって、モジュールAは、このトリガ信号を受けると、このトリガ信号をモジュールBに送信するという通信を行う。別の動作では、モジュール220は、第1モジュールによって収集されたデータを第2モジュールに送信しても良い。
様々なモジュール220間で通信チャンネルを確立可能にすることによって、これらモジュールは、互いに協力して動作し、単一のモジュールでは実行できない複数の特定の機能を実行したり、複数の結合されたモジュールの使用を通じてメインフレームが利用可能なリソースを拡大できる。
概して、2つのモジュール間の通信チャンネルで送信されるデータはシリアル・データである。しかし、いくつかの実施形態では、複数の通信チャンネルが、2つのモジュール220間で同時に開かれてもよく、データを並列に送信できても良い。データを並列に送信すると、モジュール間の通信の帯域幅が増加することになる。又は、いくつかの実施形態では、データによっては、シリアルに送信するよりも、並列に送信する方が簡単なことがある。
上述のように、通信チャンネルを介して送信されるデータとしては、例えば、ロー(raw:生)データ、測定データ、被測定デバイスから受信されたデータ、被試験デバイスに送信されるデータのコピー、コマンド・データ、デジタル・データ、シーケンス信号、同期データ及びトリガ信号などの任意のタイプのデータが含まれても良い。概して、計測装置として構成されたメインフレームの2つのモジュール間の連携に役立つあらゆる種類のデータは、ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを介して通信して良い。
上述のように、モジュール間のポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを介して送信されるデータ通信は、1つ以上の特定の通信プロトコルに準拠しても良い。概して、そのような通信のために選択される通信プロトコルは、例えば、データ交換、アドレス指定、伝送エラーの検出及び確認(acknowledgement)のための事前に定義されたフォーマットを有するであろう。また、概して、各モジュール間通信装置228、328は、メモリ・バッファを有し、送信側モジュールの場合では、通信回線を通して送信されるデータが、送信のためにメモリ・バッファ内のキュー(queue:待ち行列)に入れられ、また、受信側モジュールの場合では、通信回線から受信したデータが、受信後にメモリ・バッファに格納されても良い。
上記のようなモジュール間通信システムを組み込んだシステムの利点としては、データ、コマンド又はトリガ信号を伝送するために、設定又は仕様を変更可能(configurable)な方法で、計測装置モジュール間のポイント・ツー・ポイント接続を確立できることがある。モジュール間通信バックプレーン318内のルーティング(routing:通信パスの決定)リソースは、環境設定(configuration)インタフェースを介して、計測装置の側波帯チャンネル間の直接接続を形成する。通信パスが確立されると、計測装置の通信においては、システム・コントローラの処理リソースや通信リソースを消費しない。
本開示技術の態様は、特別に作成されたハードウェア、ファームウェア、デジタル・シグナル・プロセッサ又はプログラムされた命令に従って動作するプロセッサを含む特別にプログラムされた汎用コンピュータ上で動作できる。本願における「コントローラ」又は「プロセッサ」という用語は、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、ASIC及び専用ハードウェア・コントローラ等を意図する。本開示技術の態様は、1つ又は複数のコンピュータ(モニタリング・モジュールを含む)その他のデバイスによって実行される、1つ又は複数のプログラム・モジュールなどのコンピュータ利用可能なデータ及びコンピュータ実行可能な命令で実現できる。概して、プログラム・モジュールとしては、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含み、これらは、コンピュータその他のデバイス内のプロセッサによって実行されると、特定のタスクを実行するか、又は、特定の抽象データ形式を実現する。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブル記憶媒体、ソリッド・ステート・メモリ、RAMなどのコンピュータ可読記憶媒体に記憶しても良い。当業者には理解されるように、プログラム・モジュールの機能は、様々な実施例において必要に応じて組み合わせられるか又は分散されても良い。更に、こうした機能は、集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などのようなファームウェア又はハードウェア同等物において全体又は一部を具体化できる。特定のデータ構造を使用して、本開示技術の1つ以上の態様をより効果的に実施することができ、そのようなデータ構造は、本願に記載されたコンピュータ実行可能命令及びコンピュータ使用可能データの範囲内と考えられる。
開示された態様は、場合によっては、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらの任意の組み合わせで実現されても良い。開示された態様は、1つ以上のプロセッサによって読み取られ、実行され得る1つ又は複数のコンピュータ可読媒体によって運搬されるか又は記憶される命令として実現されても良い。そのような命令は、コンピュータ・プログラム・プロダクトと呼ぶことができる。本願で説明するコンピュータ可読媒体は、コンピューティング装置によってアクセス可能な任意の媒体を意味する。限定するものではないが、一例としては、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含んでいても良い。
コンピュータ記憶媒体とは、コンピュータ読み取り可能な情報を記憶するために使用することができる任意の媒体を意味する。限定するものではないが、例としては、コンピュータ記憶媒体としては、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリやその他のメモリ技術、コンパクト・ディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、DVD(Digital Video Disc)やその他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置やその他の磁気記憶装置、及び任意の技術で実装された任意の他の揮発性又は不揮発性の取り外し可能又は取り外し不能の媒体を含んでいても良い。コンピュータ記憶媒体としては、信号そのもの及び信号伝送の一時的な形態は除外される。
通信媒体とは、コンピュータ可読情報の通信に利用できる任意の媒体を意味する。限定するものではないが、例としては、通信媒体には、電気、光、無線周波数(RF)、赤外線、音又はその他の形式の信号の通信に適した同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、空気又は任意の他の媒体を含んでも良い。
開示された主題の上述のバージョンは、記述したか又は当業者には明らかであろう多くの効果を有する。それでも、開示された装置、システム又は方法のすべてのバージョンにおいて、これらの効果又は特徴のすべてが要求されるわけではない。
加えて、本願の説明は、特定の特徴に言及している。本明細書における開示には、これらの特定の特徴の全ての可能な組み合わせが含まれると理解すべきである。ある特定の特徴が特定の態様又は実施例に関連して開示される場合、その特徴は、可能である限り、他の態様及び実施例との関連においても利用できる。
また、本願において、2つ以上の定義されたステップ又は工程を有する方法に言及する場合、これら定義されたステップ又は工程は、状況的にそれらの可能性を排除しない限り、任意の順序で又は同時に実行しても良い。
説明の都合上、本発明の具体的な実施例を図示し、説明してきたが、本発明の要旨と範囲から離れることなく、種々の変更が可能なことが理解できよう。従って、本発明は、添付の請求項以外では、限定されるべきではない。
100 メインフレーム(計測装置)
102 プロセッサ(又はFPGAなど)
104 メモリ
106 入力部
108 出力部
110 ユーザ・インタフェース
112 PCインタフェース
118 電源
120 計測モジュール
200 メインフレーム(計測装置)
210 PCIeスイッチ
212 トリガ・マルチプレクサ
218 モジュール間通信バックプレーン
220 計測モジュール
221 PCIeコンポーネント
222 トリガ・コンポーネント
228 モジュール間通信装置
318 モジュール間通信バックプレーン
319 モジュール・カプラ
328 モジュール間通信装置

Claims (14)

  1. 設定変更可能な計測装置であって、
    メインフレームを具え、該メインフレームが、
    1つ以上のプロセッサと、
    1つ以上の計測モジュールを受け入れるスロットを有するシャーシと、
    上記スロットに挿入された全ての上記計測モジュールに結合される通信バスと、
    上記スロットに挿入された任意の1対の計測モジュール間のポイント・ツー・ポイント通信を可能にするように構成された、上記通信バスとは別個の通信バックプレーンと
    を有する計測装置。
  2. 上記ポイント・ツー・ポイント通信が、信号線の差動ペアで行われる請求項1の計測装置。
  3. 上記スロットに挿入された上記計測モジュールの夫々が、上記通信バックプレーンに接続するように構成された通信インタフェースを有する請求項1の計測装置。
  4. 上記スロットに挿入された上記計測モジュールの少なくとも1つの上記通信インタフェースは、上記通信バスを介して受信した信号を、上記ポイント・ツー・ポイント通信によって上記スロットに挿入された別の上記計測モジュールに送信するように構成される請求項3の計測装置。
  5. 上記通信バックプレーンが、上記スロットに挿入された任意の一対の上記計測モジュール間の上記ポイント・ツー・ポイント通信を確立するためのモジュール・カプラを有する請求項1の計測装置。
  6. 上記通信バックプレーンの上記モジュール・カプラが、上記通信バックプレーン内の信号線の1組以上の差動ペアを介して、上記スロットに挿入された任意の1対の上記計測モジュール間の上記ポイント・ツー・ポイント通信を確立するように構成される請求項5の計測装置。
  7. 上記通信バックプレーンの上記モジュール・カプラが、上記スロットに挿入された任意の1対の上記計測モジュール間で第1ポイント・ツー・ポイント通信を確立すると共に、上記スロットに挿入された任意の1対の上記計測モジュール間で第2ポイント・ツー・ポイント通信を確立するように構成される請求項5の計測装置。
  8. 計測モジュールを受け入れるように夫々構成された複数のスロットを有するメインフレームを具える計測装置内で通信する方法であって、
    上記メインフレームと、上記複数のスロットの中の第1スロット内にある第1計測モジュールとの間で、通信バス上に通信チャンネルを確立する処理と、
    上記第1計測モジュールと、上記複数のスロットの中の第2スロット内にある第2計測モジュールとの間にポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理と
    を具える通信方法。
  9. 上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理が、上記計測装置内の通信バックプレーンに対してリクエストを行う処理を含む請求項8の通信方法。
  10. 上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理が、上記第2計測モジュールに対してリクエストを行う処理を含む請求項8の通信方法。
  11. 上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理が、上記計測装置に収容された通信バックプレーンを介して上記第1計測モジュールと上記第2計測モジュールとを結合する処理を有する請求項8の通信方法。
  12. 上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを確立する処理が、上記通信バックプレーン内の差動信号線のペアの中の1つのペアを介して上記第1計測モジュールと上記第2計測モジュールとを結合する処理を含む請求項11の通信方法。
  13. 上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルは、第1ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルであり、上記通信方法が、上記第1ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを動作させると共に、上記第1計測モジュールと上記複数のスロットの中の第3スロット内にある第3計測モジュールとの間で第2ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを動作させる処理を更に具える請求項8の通信方法。
  14. 上記ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルが第1ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルであり、上記通信方法が、上記第1ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを動作させると共に、第3計測モジュールと第4計測モジュールとの間で第2ポイント・ツー・ポイント通信チャンネルを動作させる処理を更に具える請求項8の通信方法。
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