JP2023057794A - 固定機構及び電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品の固定具の貫通孔及びナットのネジ孔の間に位置ずれが発生した場合に対応できる固定機構及び電気接続箱を提供する。【解決手段】ナットを備える台座30であって、前記ナットを挟持する少なくとも1つの挟持部対32,33を備えており、挟持部対32,33の各挟持部は、互いに対向配置され、対向方向に変形可能である。【選択図】図3

Description

本開示は、固定機構及び該固定機構を備える電気接続箱に関する。
従来、部品をネジ止めする固定機構について様々な工夫がされてきた。
特許文献1には、ヒューズの端子部に設けられた貫通孔にネジを通して前記ヒューズをネジ止めする場合、ネジを回す回転力がネジの頭部と当接する前記ヒューズの端子部に直接伝わり、前記端子部が変形することを防ぐ為に、前記端子部と前記ネジの頭部との間にバスバーを介在させる電気接続箱が開示されている。
特開2017-200276号公報
一方、固定機構の一つとして、ネジ及びナットを用いるネジ止めが広く採用されており、ネジ止めの場合、対象物に固定される被固定部品の固定具に形成された貫通孔にネジを通して、対象物に設けられたナットのネジ孔に螺合させる。
しかし、設計上の誤差又は公差が原因で、固定具の寸法が予想値から大きくずれる場合が生じ得る。この場合、固定具の貫通孔及びナットのネジ孔の間にも大きな位置ずれが発生するので、ネジ止めを適切に行うことが出来ない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部品の固定具の貫通孔及びナットのネジ孔の間に位置ずれが発生した場合でも、適切なネジ止めが可能である固定機構及び電気接続箱を提供することにある。
本開示の実施形態に係る固定機構は、ナットを備える固定機構であって、前記ナットを挟持する少なくとも1つの挟持部対を備えており、前記挟持部対の各挟持部は、互いに対向配置され、対向方向に変形可能である。
本開示の実施形態に係る電気接続箱は、筐体と、上述の固定機構と、前記固定機構によって前記筐体に固定された電子部品とを備える。
本開示によれば、部品の固定具の貫通孔及びナットのネジ孔の間に位置ずれが発生した場合でも、適切なネジ止めが可能である。
本実施形態に係る電気接続箱の部分的分解図である。 本実施形態の電気接続箱のアッパーケースに電子部品が取り付けられた状態を例示する例示図である。 ヒューズユニット及びネジを取り外した状態を示すアッパーケースの部分的斜視図である。 ヒューズユニット、ネジ及びナットを取り外した状態を示すアッパーケースの部分的底面図である。 本実施形態に係る電気接続箱の台座及び台座の近傍を拡大して示す拡大図である。 図5のVIA-VIA線及びVIB-VIB線による断面図である。 図5のVIIA-VIIA線及びVIIB-VIIB線による断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本開示の実施形態に係る固定機構は、ナットを備える固定機構であって、前記ナットを挟持する少なくとも1つの挟持部対を備えており、前記挟持部対の各挟持部は、互いに対向配置され、対向方向に変形可能である。
本実施形態にあっては、前記ナットが少なくとも1つの挟持部対に挟持され、前記挟持部対の各挟持部は対向方向にて変形可能である。よって、前記ナットにネジ止めされる対象の部品における設計上の誤差又は公差が原因で、該部品の固定具の貫通孔及び前記ナットのネジ孔の間に位置ずれが発生した場合、前記挟持部を変形させて、前記部品の固定具の貫通孔及び前記ナットのネジ孔の位置をあわせることができる。
(2)本開示の実施形態に係る固定機構は、前記ナットを収容する収容凹部を備え、前記収容凹部は、前記ナットの貫通孔の径方向の寸法が前記ナットよりも大きく、前記挟持部対は前記収容凹部の内側面よりも内側に設けられている。
本実施形態にあっては、前記収容凹部において前記ナットのネジ孔(貫通孔)の径方向の寸法が前記ナットよりも大きいので、前記ナットが前記収容凹部に収容された状態、即ち前記挟持部対によって挟持された状態で前記ネジ孔の径方向に前記ナットが移動可能である。よって、前記ナットにネジ止めされる対象の部品における設計上の誤差又は公差が原因で、上述したような位置ずれが発生した場合、前記ナットを移動させて、前記部品の固定具の貫通孔及び前記ナットのネジ孔の位置をあわせることができる。
(3)本開示の実施形態に係る固定機構は、前記挟持部同士の対向方向が互いに交差する2つの挟持部対を備え、各挟持部は前記ナットの厚み方向に延びる弾性変形部を有し、少なくとも1つの挟持部対は、前記弾性変形部の先端に、前記ナット側に突出した突出部を有する。
本実施形態にあっては、1つのナットが、挟持部同士の対向方向が互いに交差する2つの挟持部対によって挟持されているので、互いに交差する2方向に移動可能である。また、少なくとも1つの挟持部対の挟持部が先端に前記突出部を有しており、前記突出部によって、前記ナットが前記収容凹部から抜け落ちることを防止できる。
(4)本開示の実施形態に係る固定機構は、前記ナットは一面を露出して前記収容凹部に収容され、前記一面には前記突出部と係合する係合部が形成されている。
本実施形態にあっては、前記ナットの前記一面に前記係合部が形成されており、前記係合部が前記挟持部の前記突出部と係合する。よって、前記ナットが前記収容凹部から抜け落ちることを確実に防止できる。
(5)本開示の実施形態に係る固定機構は、前記ナットは矩形であり、前記ナットの対向する2つの辺縁部は1つの挟持部対によって挟持されている。
本実施形態にあっては、例えば、前記ナットが矩形であり、対向する2つの辺縁部が夫々1つの挟持部対によって挟持されている。よって、前記ナットが適宜挟持される。
(6)本開示の実施形態に係る固定機構は、前記収容凹部の側壁には各挟持部に対応する位置に切り欠きが形成されている。
本実施形態にあっては、前記収容凹部の側壁において各挟持部に対応する位置に切り欠きが形成されている。よって、前記挟持部対の各挟持部が変形する際、前記収容凹部の側壁に邪魔されず、変形の自由度が高まる。
(7)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、筐体と、上述のいずれかに記載の固定機構と、前記固定機構によって前記筐体に固定された電子部品とを備える。
本実施形態にあっては、前記電子部品が前記筐体に固定される際、前記固定機構にネジ止めされる。上述の如く、前記固定機構では、前記ナットの位置を移動させることが出来る。よって、前記ナットにネジ止めされる前記電子部品における設計上の誤差又は公差が原因で、上述したような位置ずれが発生した場合、前記ナットを移動させて、前記電子部品の固定具の貫通孔及び前記ナットのネジ孔の位置をあわせることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る固定機構及び電気接続箱を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下においては、ヒューズ等の電子部品が実装された車両用の電気接続箱を例として本実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る電気接続箱100の部分的分解図である。電気接続箱100は、電子部品が取り付けられた筐体50を備えている。
筐体50は、例えば樹脂からなり、ロウアーケース52と、ロウアーケース52を覆うアッパーケース51とからなる。筐体50は、ロウアーケース52の底板521が対象物と面するよう、該対象物に取り付けられる。より詳しくは、アッパーケース51には、四隅に、有底筒状の脚部511がそれぞれ設けられており、各脚部511の底には固定貫通孔512が形成されている。例えば、脚部511の固定貫通孔512にネジを挿通させて対象物に螺合させることによって、筐体50(電気接続箱100)を対象物に取り付けることができる。
アッパーケース51は一面が開放された扁平な筐体の形状をなしており、アッパーケース51の内側には、複数箇所にリブが形成され、台座が複数形成されている。前記台座にはバスバー、電子部品等が取り付けられている。
図2は、本実施形態の電気接続箱100のアッパーケース51に電子部品が取り付けられた状態を例示する例示図である。図2は、アッパーケース51の部分的底面図であって、ヒューズユニット10(電子部品)が取り付けられた状態を示している。
アッパーケース51の天井板513の内側面(以下、底と称する)にはヒューズユニット10の一部を収容する凹部20が形成されており、凹部20に隣り合うように、ヒューズユニット10を固定する為の台座30,40が突設されている。ヒューズユニット10は、過電流が流れることを防止する。
ヒューズユニット10は円筒状のヒューズ12を有する。ヒューズ12は、例えばガラス又はセラミックからなり、内側にはヒューズエレメント(図示せず)が配置されている。ヒューズ12の両端側には、導電性金属からなるキャップ(図示せず)がそれぞれ取り付けられている。
また、ヒューズユニット10は、台座30,40にネジ止めされる一対の固定脚11を有している。一対の固定脚11は互いに平行である。各固定脚11は略角丸長方形形状の金属片からなる。例えば、固定脚11は前記キャップと同じ材料で製造されている。各固定脚11一端部には、固定脚11を厚み方向に貫通するネジ貫通孔(図示せず)が形成されている。
各固定脚11は連結板111を介して前記キャップに連結されている。連結板111は、固定脚11と同じ材料の金属片からなる。連結板111は、一端が固定脚11の長辺の他端寄りに連設されており、固定脚11の厚み方向に延びる。また、連結板111の他端は前記キャップの外周面と連結されている。
例えば、固定脚11及び連結板111が一体形成されても良く、固定脚11、連結板111及び前記キャップが一体形成されても良い。
図3は、ヒューズユニット10、ネジ60及びナット80を取り外した状態を示すアッパーケース51の部分的斜視図であり、図4は、ヒューズユニット10、ネジ60及びナット80を取り外した状態を示すアッパーケース51の部分的底面図である。上述の如く、アッパーケース51の底には凹部20が形成されており、ヒューズユニット10が部分的に収容される。
凹部20は、底面視略長方形であり、一長辺側が開放されており、凹部20の前記一長辺に相当する位置には、台座30,40が所定間隔を隔てて突設されている。即ち、凹部20は、他長辺側の長辺側壁21と、両短辺側の短辺側壁23,24と、台座30の側壁35及び台座40の側壁41とに囲まれて構成されている。長辺側壁21及び短辺側壁23,24はアッパーケース51の底に立設されている。ヒューズユニット10をアッパーケース51に取り付けた場合、ヒューズユニット10の固定脚11を除く一部分が凹部20に収容される。長辺側壁21は長手方向の中央部に切り欠き211が形成されている。
凹部20には、長辺側壁21及び短辺側壁24からなる角27に、位置決め部25が設けられている。位置決め部25は、ヒューズユニット10をアッパーケース51に取り付ける際に、ヒューズユニット10の位置決めを行う。
位置決め部25は、湾曲しており、短辺側壁24から、長辺側壁21の短辺側壁24側端部に亘って設けられている。また、位置決め部25は、長辺側壁21及び短辺側壁24の高さ方向に沿って、長辺側壁21及び短辺側壁24の端よりも突出している。位置決め部25は、長辺側壁21及び短辺側壁24と一体形成されても良い。
凹部20は、凹部20に収容されたヒューズユニット10の前記一部分を位置決め部25側に押し付ける第1ばね部28及び第2ばね部29を有している。以下、第1ばね部28及び第2ばね部29を略してばね部28,29ともいう。
ばね部28,29は凹部20の内側に設けられている。第1ばね部28は、ヒューズユニット10の前記一部分を短辺側壁24側に押し付け、第2ばね部29は、ヒューズユニット10の前記一部分を長辺側壁21側に押し付ける。
第1ばね部28は、樹脂からなり、位置決め部25が設けられている短辺側壁24と対向する短辺側壁23に設けられている。短辺側壁23の中央部には、短辺側壁23の高さ方向に沿って切り欠き231が形成されており、第1ばね部28は、切り欠き231に設けられている。
第1ばね部28は、短辺側壁23よりも凹部20の内側に突出している弾性板281を有する。弾性板281は長方形であり、凹部20の底に近づくにつれて、短辺側壁23から遠ざかるように設けられている。即ち、凹部20の底に近づくにつれて、短辺側壁23と、弾性板281との間隔が広くなる。弾性板281は弾性を有しており、前記間隔を伸び縮み方向に弾性変形可能である。
第2ばね部29は、樹脂からなり、図4に示しているように、位置決め部25が設けられている長辺側壁21と対向する台座40の側壁41に設けられている。即ち、第2ばね部29は、長辺側壁21に設けられた位置決め部25の部分と略対向するように設けられている。第2ばね部29は、凹部20の内側に突出している弾性板291を有する。弾性板291の形状は弾性板281と同様であり、詳しい説明を省略する。弾性板291は弾性を有しており、側壁41との間隔を伸び縮み方向に弾性変形可能である。
凹部20の長辺側壁21の外側には、回転防止棒70が突設されている。回転防止棒70は、ネジ止めによってヒューズユニット10をアッパーケース51(台座30,40)に取り付ける際に、ヒューズユニット10が回転することを防止する。
回転防止棒70は、丸棒形状であり、先端部にて縮径している。回転防止棒70は、長辺側壁21における短辺側壁23寄りの端部付近に設けられている。回転防止棒70の周面は長辺側壁21の外側面と接している。回転防止棒70の高さは、長辺側壁21の高さよりも高い。回転防止棒70は、ヒューズユニット10の取り付けの際に、固定脚11と接してヒューズユニット10の回転を防止する(図2参照)。なお、回転防止棒70は長辺側壁21と一体形成されても良い。
ヒューズユニット10は、各固定脚11の前記ネジ貫通孔にネジ60を挿通させて、台座30,40のナット80と夫々螺合させることによって、アッパーケース51にネジ止めすることができる(図2参照)。
図5は、本実施形態に係る電気接続箱100の台座30及び台座30の近傍を拡大して示す拡大図であり、図6は、図5のVIA-VIA線及びVIB-VIB線による断面図であり、図7は、図5のVIIA-VIIA線及びVIIB-VIIB線による断面図である。図5では、便宜上、ナット80を二点鎖線にて示している。
台座30(固定機構)は、一面が開放された筐体形状の収容凹部31と、収容凹部31に収容されたナット80とを有している。ナット80は矩形であり、収容凹部31も底面視で矩形である。
ナット80は、導電性の金属板からなり、中央部にネジ孔81(貫通孔)が形成されている。ナット80は、一主面が露出した状態にて、収容凹部31に収容されている。ナット80の前記一主面には、後述する挟持部32a,32bの突出部322a,322bと夫々係合する係合部82,83が形成されている(図7参照)。係合部82,83は、ナット80の4辺のうち対向する2辺の辺縁部を矩形状に切り欠いて形成されている。また、ナット80の他主面において、係合部82,83と対応する位置には面取り処理が施されている。
収容凹部31は、4つの側壁34,35,36,37によって構成されている。4つの側壁34,35,36,37は、アッパーケース51の底に立設されており、側壁34と側壁36とが対向しており、側壁35と側壁37とが対向している。側壁34及び側壁36がナット80の両長辺と夫々対向しており、側壁35及び側壁37がナット80の両短辺と対向している。側壁35と側壁37と間の寸法はナット80の長さよりも長く、側壁34と側壁36と間の寸法はナット80の幅よりも長い。換言すれば、ナット80が収容凹部31に収容された場合、ネジ孔81の径方向における収容凹部31の寸法は、ナット80よりも大きい。
また、台座30は、ナット80を挟持する2つの挟持部対を有している。2つの挟持部対は、2つの挟持部32a,32bからなる第1挟持部対32と、2つの挟持部33a,33bからなる第2挟持部対33を含む。挟持部32a,32bはた互いに対向しており、挟持部33a,33bも互いに対向している。挟持部32a,32b同士間の対向方向は、挟持部33a,33b同士間の対向方向と直交している。第1挟持部対32及び第2挟持部対33は収容凹部31の内側に設けられており、第1挟持部対32はナット80の短辺側を挟持し、第2挟持部対33はナット80の長辺側を挟持する。第1挟持部対32及び第2挟持部対33は互いに異なる形状を有する。
第1挟持部対32の挟持部32a,32bは、夫々側壁35及び側壁37の近傍に設けられている。
側壁35の中央部には、側壁35の高さ方向に沿って長方形の切り欠き351が形成されており、挟持部32bが切り欠き351に設けられている。挟持部32bは、側壁35の内側面よりも収容凹部31の内側に突出するように設けられている。
側壁37の中央部には、側壁37の高さ方向に沿って長方形の切り欠き371が形成されており、挟持部32aが切り欠き371に設けられている。挟持部32aは、側壁37の内側面よりも収容凹部31の内側に突出するように設けられている。
第2挟持部対33の挟持部33a,33bは、夫々側壁34及び側壁36の近傍に設けられている。
側壁34の中央部には、側壁34の高さ方向に沿って長方形の切り欠き341が形成されており、挟持部33aが切り欠き341に設けられている。挟持部33aは、側壁34の内側面よりも収容凹部31の内側に突出するように設けられている。
側壁36の中央部には、側壁36の高さ方向に沿って長方形の切り欠き361が形成されており、挟持部33bが切り欠き361に設けられている。挟持部33bは、側壁36の内側面よりも収容凹部31の内側に突出するように設けられている。
切り欠き341によって、側壁34が2分されており、切り欠き361によって、側壁36が2分されている。
収容凹部31の底には、ナット80の他主面を支えるブロック形状の支え台38が2つ設けられている。2つの支え台38のうち、支え台38aは挟持部32a側に設けられ、支え台38bは挟持部32b側に設けられている。支え台38a及び支え台38bは、切り欠き341又は切り欠き361の幅だけ隔てて設けられている。
即ち、支え台38aは、2分された側壁34の一部から、2分された側壁36の一部まで延びている。また、支え台38bは、2分された側壁34の他部から、2分された側壁36の他部まで延びている。
支え台38aは、ネジ60の柱部を通すために、支え台38bとの対向面の中央部が底面視円弧状に切り欠かれている。また、支え台38aは、前記対向面と反対側面に、底面視長方形の切り欠き381aが形成されている。即ち、支え台38aは、底面視で挟持部32a側が開放されたC字形状をなしている。挟持部32aと支え台38aとの間には所定の間隔が形成されている。
支え台38bにも、支え台38aとの対向面の中央部が底面視円弧状に切り欠かれており、前記対向面と反対側面に、底面視長方形の切り欠き381bが形成されている。支え台38bは、底面視で挟持部32b側が開放されたC字形状をなしている。挟持部32bと支え台38bとの間には所定の間隔が形成されている。
第2挟持部対33の挟持部33aは、アッパーケース51の底に突設された短冊形状の弾性変形部331aを有する。弾性変形部331aは樹脂製であり、ナット80の厚み方向、即ち側壁34の高さ方向に沿って延びている(図6参照)。弾性変形部331aの幅は側壁34の切り欠き341の幅よりも狭く、弾性変形部331aの高さは側壁34の高さと略等しい。弾性変形部331aは、先端部の内側縁部に面取り処理が施されている。
挟持部33bも、挟持部33aの弾性変形部331aに対応する、弾性変形部331bを有する。挟持部33a,33bは互いに同じ形状であるので、挟持部33bについての説明は省略する。
ナット80が収容凹部31に収容された場合、上述の如く、第2挟持部対33がナット80の両長辺側の側面を挟持する。挟持部33aの弾性変形部331aがナット80の一側面と弾接し、挟持部33bの弾性変形部331bがナット80の他側面と弾接する。
弾性変形部331a及び弾性変形部331bは厚み方向、即ち対向方向への変形が可能である。
上述の如く、挟持部33aは、側壁34の切り欠き341に、側壁34よりも収容凹部31の内側に設けられている。よって、挟持部33aは切り欠き341を通して収容凹部31外側への反りが可能である。また、挟持部33a及び挟持部33bの間は開放されており、挟持部33aは収容凹部31内側への反りも可能である。
また、挟持部33bは、側壁36の切り欠き361に、側壁36よりも収容凹部31の内側に設けられている。よって、挟持部33bは切り欠き361を通して収容凹部31外側への反りが可能である。また、挟持部33a及び挟持部33bの間が開放されており、挟持部33bは収容凹部31内側への反りも可能である。
よって、挟持部33a,33bは、台座30を挟持した状態で、挟持部33a,33bの対向方向に変形可能である。
第1挟持部対32の挟持部32aは、アッパーケース51の底に突設された短冊形状の弾性変形部321aを有する。弾性変形部321aは樹脂製であり、ナット80の厚み方向、即ち側壁37の高さ方向に沿って延びている(図7参照)。弾性変形部321aの幅は側壁37の切り欠き371の幅よりも狭く、弾性変形部321aの高さは側壁37の高さと略等しい。
また、弾性変形部321aの先端には、ナット80側、即ち収容凹部31の中心に向けて突出部322aが突設されている。突出部322aは、弾性変形部331aとの直交方向に延びている。換言すれば、挟持部32aは先端部がフック形状に屈曲している。
挟持部32bも、挟持部32aの弾性変形部321a及び突出部322aに対応する、弾性変形部321b及び突出部322bを有する。挟持部32a,32bは互いに同じ形状であるので、挟持部32bについての説明は省略する。
ナット80が収容凹部31に収容された場合、上述の如く、第1挟持部対32がナット80の両短辺側の側面を挟持する。挟持部32aの弾性変形部321aがナット80の一側面と弾接し、挟持部32bの弾性変形部321bがナット80の他側面と弾接する。この際、挟持部32aの突出部322aがナット80の係合部83と係合し、挟持部32bの突出部322bがナット80の係合部82と係合する(図7参照)。
弾性変形部321a及び弾性変形部321bは厚み方向、即ち対向方向への変形が可能である。
上述の如く、挟持部32aは、側壁37の切り欠き371に、側壁37よりも収容凹部31の内側に設けられている。よって、挟持部32aは切り欠き371を通して収容凹部31外側への反りが可能である。また、支え台38aは挟持部32a側に切り欠き381aを有しており、挟持部32aと支え台38aとの間には所定の間隔が形成されているので、挟持部32aは収容凹部31内側への反りも可能である。
また、挟持部32bは、側壁35の切り欠き351に、側壁35よりも収容凹部31の内側に設けられている。よって、挟持部32bは切り欠き351を通して収容凹部31外側への反りが可能である。また、支え台38bは挟持部32b側に切り欠き381bを有しており、挟持部32bと支え台38bとの間には所定の間隔が形成されているので、挟持部32bは収容凹部31内側への反りも可能である。
よって、挟持部32a,32bは、台座30を挟持した状態で、挟持部32a,32bの対向方向に変形可能である。
一方、設計上の誤差又は公差が原因で、ヒューズユニット10において固定脚11同士間の距離が予想値から大きくずれる場合、又は、固定脚11の長手方向の寸法が予想値から大きくずれる場合が生じ得る。この場合、各固定脚11の前記ネジ貫通孔及びナット80のネジ孔81の間にも大きな位置ずれが発生するので、ネジ60によるネジ止めを適切に行うことが出来ない。また、ネジ60を無理やりネジ孔81に螺合させようとした場合は、固定脚11に負担がかかって固定脚11が変形するか、又は、ヒューズユニット10が破損するおそれもある。
これに対して、本実施形態に係る電気接続箱100においては、台座30(固定機構)を用いて斯かる問題を解決できる。以下、詳しく説明する。
上述の如く、台座30を挟持した状態で、挟持部33a,33bが挟持部33a,33b同士の対向方向に変形可能であり、挟持部32a,32bが挟持部32a,32b同士の対向方向に変形可能である。且つ、ネジ孔81の径方向における収容凹部31の寸法は、ナット80よりも大きい。従って、収容凹部31に収容された場合、ナット80は、第1挟持部対32及び第2挟持部対33に挟持された状態で、収容凹部31内おいて位置を変更することが出来る。
よって、各固定脚11の前記ネジ貫通孔及びナット80のネジ孔81の間に大きな位置ずれが発生した場合でも、ナット80のネジ孔81を固定脚11の前記ネジ貫通孔にあわせて移動させることが出来、ネジ60によるネジ止めを適切に行うことができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱100においては、ナット80が収容凹部31に収容された場合、ナット80の係合部82,83が第1挟持部対32(挟持部32a,32b)の突出部322a,322bと係合するので、ナット80が収容凹部31から抜け落ちることを防止できる。
一方、台座40は、ナット80が収容される、底面視矩形の凹部42を有している(図3及び図4参照)。凹部42は側壁41を含む側壁によって構成されており、凹部42の内側には、ナット80を支える支え台43が設けられている。支え台43は、四角筒形状をなしており、凹部42に内嵌している。また、凹部42の側壁において、側壁41と対向する側壁には、ナット80を保持する保持部材44が設けられている。保持部材44の形状は、台座30の挟持部32a,32bと同じであり、詳しい説明を省略する。
本実施形態においては、台座40が台座30と異なる構成を有する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、台座40の構成を台座30と同じ構成にしても良い。
また、本実施形態においては、第2挟持部対33の形状が第1挟持部対32の形状と異なる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、第2挟持部対33の形状を第1挟持部対32と同じ形状にしても良い。
また、本実施形態においては、ナット80の短辺側にのみ係合部82,83が形成されている場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、ナット80の長辺側にも係合部82,83を形成しても良い。
また、以上においては、回転防止棒70が凹部20の長辺側壁21の外側に設けられた場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。回転防止棒70は、短辺側壁23,24の外側に設けられても良い。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ヒューズユニット
11 固定脚
12 ヒューズ
20 凹部
21 長辺側壁
23 短辺側壁
24 短辺側壁
25 位置決め部
27 角
28 第1ばね部
29 第2ばね部
30 台座
31 収容凹部
32 第1挟持部対
32a,32b 挟持部
33 第2挟持部対
33a,33b 挟持部
38,38a,38b 支え台
40 台座
50 筐体
51 アッパーケース
52 ロウアーケース
60 ネジ
70 回転防止棒
80 ナット
81 ネジ孔(貫通孔)
82,83 係合部
100 電気接続箱
211 切り欠き
231 切り欠き
281 弾性板
291 弾性板
321a,321b 弾性変形部
322a,322b 突出部
331a,331b 弾性変形部
332a,332b 突出部
341,351,361,371 切り欠き
511 脚部
512 固定貫通孔

Claims (7)

  1. ナットを備える固定機構であって、
    前記ナットを挟持する少なくとも1つの挟持部対を備えており、
    前記挟持部対の各挟持部は、互いに対向配置され、対向方向に変形可能である固定機構。
  2. 前記ナットを収容する収容凹部を備え、
    前記収容凹部は、前記ナットの貫通孔の径方向の寸法が前記ナットよりも大きく、
    前記挟持部対は前記収容凹部の内側面よりも内側に設けられている請求項1に記載の固定機構。
  3. 前記挟持部同士の対向方向が互いに交差する2つの挟持部対を備え、
    各挟持部は前記ナットの厚み方向に延びる弾性変形部を有し、
    少なくとも1つの挟持部対は、前記弾性変形部の先端に、前記ナット側に突出した突出部を有する請求項2に記載の固定機構。
  4. 前記ナットは一面を露出して前記収容凹部に収容され、
    前記一面には前記突出部と係合する係合部が形成されている請求項3に記載の固定機構。
  5. 前記ナットは矩形であり、
    前記ナットの対向する2つの辺縁部は1つの挟持部対によって挟持されている請求項2から4のいずれか一項に記載の固定機構。
  6. 前記収容凹部の側壁には各挟持部に対応する位置に切り欠きが形成されている請求項2から5のいずれか一項に記載の固定機構。
  7. 筐体と、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の固定機構と、
    前記固定機構によって前記筐体に固定された電子部品とを備える電気接続箱。
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