JP2023051464A - 庇 - Google Patents

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千顕 宮澤
Chiaki Miyazawa
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal

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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Abstract

【課題】日射熱を遮るという庇の本来の機能を担保しつつ、視認性および開放感を確保することのできる庇を提供する。【解決手段】建物の外壁102に設けられる庇10は、透光性を有する上側パネル11および下側パネル12と、上側パネル11と下側パネル12とによって挟み込まれた、可視光を透過するとともに日射熱を反射または吸収する日射熱制御膜13と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の外壁に設けられる庇に関する。
庇は、建物の開口部の上方に、外壁から突出するように設けられ、日よけや雨よけの役割を果たしている(例えば特許文献1参照)。
特開2008-223346号公報
従来の庇は光を通さないため、日射熱を遮ることができるものの、入射光が少なくなり暗くなるという課題がある。また、視界が狭くなるため、開放感が損なわれるという課題がある。
本開示は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、日射熱を遮るという庇の本来の機能を担保しつつ、視認性および開放感を確保することのできる庇を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の庇は、建物の外壁に設けられる庇であって、透光性を有する上側パネルおよび下側パネルと、上側パネルと下側パネルとによって挟み込まれた、可視光を透過するとともに日射熱を反射または吸収する日射熱制御膜と、を備える。
本発明の実施形態に係る庇を説明するための概略断面図である。 本発明の実施形態に係る庇の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る庇の作用を説明するための図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。また、本明細書において「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「内」、「外」等の方向を表す用語が用いられる場合、それらは庇が建物に設けられたときの姿勢における方向を意味する。
図1は、本発明の実施形態に係る庇10を説明するための概略断面図である。庇10は、窓ガラス101が配置された建物の開口部100の上方に、外壁102から横方向に突出するように設けられる。
図1に示すように、庇10は、透光性を有する上側パネル11および下側パネル12を備える。上側パネル11および下側パネル12は互いに平行に配置されている。上側パネル11および下側パネル12は、ガラス製のパネルであってもよいし、樹脂製(例えばポリカーボネート製やアクリル製)のパネルであってもよい。
図1では、上側パネル11および下側パネル12は水平方向に延在しているが、庇10の突出方向P(すなわち根元部20から先端部21に向かう方向)にかけて下り勾配となるように設置されてもよい。
図1に示すように、上側パネル11と下側パネル12の間には、日射熱制御膜13および飛散防止フィルム14が設けられている。日射熱制御膜13および飛散防止フィルム14は、上側パネル11と下側パネル12とにより挟み込まれている。図1に示すように、下から、下側パネル12、飛散防止フィルム14、日射熱制御膜13、上側パネル11の順で積層されている。本実施形態において、日射熱制御膜13および飛散防止フィルム14は、上側パネル11と下側パネル12の略全域にわたって一様に設けられている。
日射熱制御膜13は、日射熱を反射する日射熱反射膜であってもよいし、日射熱を吸収する日射熱吸収膜であってもよい。日射熱反射膜は、例えばチタン、ステンレス、すず、クロム等によって形成されてよい。日射熱吸収膜は、例えば鉄、ニッケル、コバルト等から形成されてよい。いずれの場合も、日射熱制御膜13は、日射熱の透過を防ぎつつ、常時可視光の透過は許容する。日射熱制御膜13の厚みは、10nm~15nm程度であってよい。
飛散防止フィルム14は、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)を用いたものであってよい。飛散防止フィルム14の厚みは、50μm~70μm程度であってよい。
図2は、本発明の実施形態に係る庇10の製造方法を説明するための図である。まず、上側パネル11の下面上に日射熱制御膜13を形成する。日射熱制御膜13の形成は、たとえばスパッタリング法を用いることができる。次に、上側パネル11の日射熱制御膜形成面と、下側パネル12の上面とで、飛散防止フィルム14を挟み込む。飛散防止フィルム14の接着には、紫外線硬化、酢酸系シリコン、溶融接着などを用いることができる。
上側パネル11の厚みと下側パネル12の厚みは同じであってもよいし、異なっていてもよい。例えば、上側パネル11と下側パネルの厚みを共に3mmとしてもよいし、上側パネルの厚みを3mm、下側パネルの厚みを2mmとしてもよい。
図3は、本発明の実施形態に係る庇10の作用を説明するための図である。図3には、太陽からの日射熱Hおよび可視光Lが図示されている。
本実施形態に係る庇10は、可視光に対して透過性を有する。従って、図3に示すように、太陽からの可視光Lは、庇10を透過して、室内に取り込むことができる。
一方、本実施形態に係る庇10は、上側パネル11と下側パネル12との間に日射熱制御膜13を備えているため、太陽からの日射熱Hを反射(または吸収)する。これにより、室内への日射熱を遮ることができる。
このように、本実施形態に係る庇10によれば、日射熱Hを遮るという庇の本来の機能を担保しつつ、可視光Lを室内に取り込むことができるので、視認性および開放感を確保することができる。
本実施形態に係る庇10では、上側パネル11と下側パネル12の略全域にわたって一様に日射熱制御膜13を設けている。例えば日射熱制御膜を縞状に設けた場合は、少なからず縞模様が視認され、また視界のゆがみが生じるおそれがある。本実施形態に係る庇10のように一様に日射熱制御膜13を設けることにより、縞模様や視界のゆがみのないデザイン性の高い庇を実現できる。また、日射熱制御膜を一様に設けた場合は、日射熱制御膜を縞状に設けた場合と比較して、約1/10のコストで製造することができる。
また、本実施形態に係る庇10は、飛散防止フィルム14を備えているため、上側パネル11、下側パネル12が割れた際の破片の飛散を低減し、安全性を高めることができる。飛散防止フィルム14は、特に上側パネル11、下側パネル12としてガラス製のパネルを用いている場合に重要である。
日射熱制御膜は、一般的に酸化に弱く、酸化により性能低下および変色のおそれがある。また、飛散防止フィルムも外気との接触により劣化が進むおそれがある。本実施形態に係る庇10では、日射熱制御膜13および飛散防止フィルム14は、上側パネル11および下側パネル12により挟み込まれており、日射熱制御膜13および飛散防止フィルム14が外気に触れない構造となっている。これにより、上記のような日射熱制御膜13の劣化および飛散防止フィルム14の劣化を防ぐことができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
10 庇、 11 上側パネル、 12 下側パネル、 13 日射熱制御膜、 14 飛散防止フィルム、 20 根元部、 21 先端部、 100 開口部、 101 窓ガラス、 102 外壁。

Claims (3)

  1. 建物の外壁に設けられる庇であって、
    透光性を有する上側パネルおよび下側パネルと、
    前記上側パネルと前記下側パネルとによって挟み込まれた、可視光を透過するとともに日射熱を反射または吸収する日射熱制御膜と、
    を備えることを特徴とする庇。
  2. 前記日射熱制御膜は、前記上側パネルと前記下側パネルの略全域にわたって一様に設けられることを特徴とする請求項1に記載の庇。
  3. 前記上側パネルと前記下側パネルとによって挟み込まれた飛散防止フィルムをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の庇。
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