JP2023051112A - ユーザ装置、ネットワーク装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023051112000001
【課題】ユーザ装置がDL-PRSの受信を適切に開始するユーザ装置、ネットワーク装置及び通信方法を提供する。
【解決手段】ユーザ装置(UE)102は、測位用の下りリンク参照信号(DL-PRS)に関わる要求メッセージを位置管理装置400に送信しS108、要求に基づくDL-PRSに関わるオンデマンド設定情報(LPP)を含むメッセージを、位置管理装置から受信するS110。UEは、受信したメッセージに基づいて、LPPに基づくDL-PRSの送信が、既に開始されているか否かを判定しS111、既に開始されていると判断した場合、DL-PRSの受信を行うS112。
【選択図】図7

Description

本発明は、ユーザ装置、ネットワーク装置及び通信方法に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)の技術仕様に準拠する移動通信システムにおいて、LTE(Long Term Evolution)よりも正確な測位を可能とするために、新たな参照信号として、測位(ポジショニング)用の下りリンク参照信号(DL-PRS:Downlink Positioning Reference Signal)が導入されている(非特許文献1参照)。ユーザ装置は、測位用の下りリンク参照信号(以下、DL-PRSと称する)に関わる設定情報を、ネットワークから受信する。ユーザ装置は、受信した設定情報に基づいて、基地局(セル)からDL-PRSを受信する。ユーザ装置は、受信したDL-PRSに基づいて、ユーザ装置の位置推定が行われる。
DL-PRSは、基地局からユーザ装置へ常に送信されている。このため、要求に応じてDL-PRSを送信する仕組み(オンデマンドDL-PRS送信)について検討されている(非特許文献2参照)。オンデマンドDL-PRS送信により、位置推定が行われない場合にDL-PRS送信の省略が可能となり、不要なオーバーヘッド及びエネルギー消費を避けることができる。
要求に基づくDL-PRSに関わる設定情報(以下、オンデマンド設定情報と称する)をネットワークからユーザ装置へ通知する方式として、2種類の通知方式をサポートすることが提案されている。第1の通知方式は、位置管理装置からユーザ装置に個別に送信される個別メッセージ(具体的には、LPP(LTE Positioning Protocol) AssistanceData message)によりオンデマンド設定情報を通知する個別通知方式である。第2の通知方式は、セル(基地局)がブロードキャストする測位用システム情報(具体的には、posSIB(Positioning System information block))によりオンデマンド設定情報を通知するブロードキャスト通知方式である。
また、非特許文献2では、ネットワークが、オンデマンド設定情報だけでなく、オンデマンド設定情報に関する開始時刻を示す開始情報も、ユーザ装置へ通知することが提案されている。
3GPP技術仕様書:TS38.305(V16.6.0) 3GPP寄書:R2-2108384
非特許文献2に記載の技術では、例えば、あるユーザ装置がオンデマンド設定情報を要求した時点で、オンデマンド設定情報が他のユーザ装置に対して既に送信されているようなケースが考慮されていない。
このようなケースにおいては、あるユーザ装置がオンデマンド設定情報を受信した時点で、当該オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が開始されている場合があり得る。しかしながら、非特許文献2に記載の技術では、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かをユーザ装置が判定する方法が実現されておらず、ユーザ装置が当該DL-PRSの受信を適切に開始できない懸念がある。
そこで、本発明は、DL-PRSの受信を適切に開始することを可能とするユーザ装置、ネットワーク装置及び通信方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係るユーザ装置は、測位用の下りリンク参照信号に関わる要求をネットワーク(10)に送信する送信部(111)と、前記要求に基づく前記下りリンク参照信号に関わるオンデマンド設定情報を含むメッセージを、前記ネットワーク(10)から受信する受信部(112)と、前記メッセージに基づいて、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されているか否かを判定する制御部(120)と、を備える。
第2の態様に係るネットワーク装置は、移動通信システムのネットワーク(10)に含まれるネットワーク装置(200、400)である。当該ネットワーク装置は、測位用の下りリンク参照信号に関わる要求をユーザ装置(100、102)から受信する受信部(212、422)と、前記要求に基づく前記下りリンク参照信号に関わるオンデマンド設定情報を含むメッセージであって、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されているか否かを前記ユーザ装置(100、102)が判定するために用いられるメッセージを生成する制御部(230、430)と、前記メッセージを前記ユーザ装置(100、102)に送信する送信部(211、421)と、を備える。
第3の態様に係る通信方法は、ユーザ装置(100、102)が実行する通信方法である。当該通信方法は、測位用の下りリンク参照信号に関わる要求をネットワーク(10)に送信するステップと、前記要求に基づく前記下りリンク参照信号に関わるオンデマンド設定情報を含むメッセージを、前記ネットワーク(10)から受信するステップと、前記メッセージに基づいて、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されているか否かを判定するステップと、を備える。
本発明の一態様によれば、DL-PRSの受信を適切に開始することを可能とするユーザ装置、ネットワーク装置及び通信方法を提供できる。
実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタックの構成例を示す図である。 要求に基づく測位用の下りリンク参照信号に関わる設定情報を要求するUE100の動作例を示す。 実施形態に係るUEの構成を示す図である。 実施形態に係る基地局の構成を示す図である。 実施形態に係る位置管理装置の構成を示す図である。 一実施形態に係る第1動作例を説明するためのシーケンス図である。 一実施形態に係る第2動作例を説明するためのシーケンス図である。 一実施形態に係る第3動作例を説明するためのシーケンス図である。 一実施形態に係る第4動作例を説明するためのシーケンス図である。
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(移動通信システムの構成)
図1を参照して、実施形態に係る移動通信システム1の構成について説明する。移動通信システム1は、例えば、3GPPの技術仕様(Technical Specification:TS)に準拠したシステムである。以下において、移動通信システム1として、3GPP規格の第5世代システム(5th Generation System:5GS)、すなわち、NR(New Radio)に基づく移動通信システムを例に挙げて説明する。
移動通信システム1は、ネットワーク10と、ネットワーク10と通信するユーザ装置(User Equipment:UE)100とを有する。ネットワーク10は、5Gの無線アクセスネットワークであるNG-RAN(Next Generation Radio Access Network)20と、5Gのコアネットワークである5GC(5G Core Network)30とを含む。
UE100は、ユーザにより利用される装置である。UE100は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話端末、タブレット端末、ノートPC、通信モジュール、又は通信カードなどの移動可能な装置である。UE100は、車両(例えば、車、電車など)又はこれに設けられる装置であってよい。UE100は、車両以外の輸送機体(例えば、船、飛行機など)又はこれに設けられる装置であってよい。UE100は、センサ又はこれに設けられる装置であってよい。なお、UE100は、移動局、移動端末、移動装置、移動ユニット、加入者局、加入者端末、加入者装置、加入者ユニット、ワイヤレス局、ワイヤレス端末、ワイヤレス装置、ワイヤレスユニット、リモート局、リモート端末、リモート装置、又はリモートユニット等の別の名称で呼ばれてもよい。
NG-RAN20は、複数の基地局200を含む。各基地局200は、少なくとも1つのセルを管理する。セルは、通信エリアの最小単位を構成する。例えば、1つのセルは、1つの周波数(キャリア周波数)に属し、1つのコンポーネントキャリアにより構成される。用語「セル」は、無線通信リソースを表すことがあり、UE100の通信対象を表すこともある。各基地局200は、自セルに在圏するUE100との無線通信を行うことができる。基地局200は、RANのプロトコルスタックを使用してUE100と通信する。基地局200は、UE100へ向けたNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し、NGインターフェイスを介して5GC30に接続される。このようなNRの基地局200は、gNodeB(gNB)と称されることがある。
5GC30は、コアネットワーク装置300を含む。コアネットワーク装置300は、例えば、AMF(Access and Mobility Management Function)及び/又はUPF(User Plane Function)を含む。AMFは、UE100のモビリティ管理を行う。UPFは、ユーザプレーン処理に特化した機能を提供する。AMF及びUPFは、NGインターフェイスを介して基地局200と接続される。
5GC30は、位置管理装置400を含む。位置管理装置400は、UE(ターゲットUE)100の位置サービスのサポートを管理してよい。位置管理装置400は、UE100の位置に関して必要なリソースの全体的な調整及びスケジューリングを管理してよい。位置管理装置400は、LMF(Location Management Function)と称されることがある。LMFは、NL1インターフェイスを介してAMFと接続される。NL1インターフェイスは、LTEポジショニングプロトコル(LPP)及びNRポジショニングプロトコルA(NRPPa)用のトランスポートリンクとしてのみ使用される。
図2を参照して、実施形態に係る移動通信システム1におけるプロトコルスタックの構成例について説明する。
UE100と基地局200との間の無線区間のプロトコルは、物理(PHY)レイヤと、MAC(Medium Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、RRC(Radio Resource Control)レイヤと、LPP(LTE Positioning Protocol)レイヤと、を有する。
PHYレイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100のPHYレイヤと基地局200のPHYレイヤとの間では、物理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
物理チャネルは、時間領域における複数のOFDMシンボルと周波数領域における複数のサブキャリアとで構成される。1つのサブフレームは、時間領域で複数のOFDMシンボルで構成される。リソースブロックは、リソース割当単位であり、複数のOFDMシンボルと複数のサブキャリアとで構成される。フレームは、10msで構成されることができ、1msで構成された10個のサブフレームを含むことができる。サブフレーム内には、サブキャリア間隔に応じた数のスロットが含まれることができる。
物理チャネルの中で、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)は、例えば、下りリンクスケジューリング割り当て、上りリンクスケジューリンググラント、及び送信電力制御等の目的で中心的な役割を果たす。
NRでは、UE100は、システム帯域幅(すなわち、セルの帯域幅)よりも狭い帯域幅を使用できる。基地局200は、連続するPRBからなる帯域幅部分(BWP)をUE100に設定する。UE100は、アクティブなBWPにおいてデータ及び制御信号を送受信する。UE100には、例えば、最大4つのBWPが設定可能である。各BWPは、異なるサブキャリア間隔を有していてもよいし、周波数が相互に重複していてもよい。UE100に対して複数のBWPが設定されている場合、基地局200は、ダウンリンクにおける制御によって、どのBWPをアクティブ化するかを指定できる。これにより、基地局200は、UE100のデータトラフィックの量等に応じてUE帯域幅を動的に調整でき、UE電力消費を減少させ得る。
基地局200は、例えば、サービングセル上の最大4つのBWPのそれぞれに最大3つの制御リソースセット(CORESET:control resource set)を設定できる。CORESETは、UE100が受信すべき制御情報のための無線リソースである。UE100には、サービングセル上で最大12個のCORESETが設定され得る。各CORESETは、0乃至11のインデックスを有する。例えば、CORESETは、6つのリソースブロック(PRB)と、時間領域内の1つ、2つ、又は3つの連続するOFDMシンボルとにより構成される。
MACレイヤは、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセスプロシージャ等を行う。UE100のMACレイヤと基地局200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。基地局200のMACレイヤはスケジューラを含む。スケジューラは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースを決定する。
RLCレイヤは、MACレイヤ及びPHYレイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤと基地局200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
PDCPレイヤの上位レイヤとしてSDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤが設けられていてもよい。SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤは、コアネットワークがQoS制御を行う単位であるIPフローとAS(Access Stratum)がQoS制御を行う単位である無線ベアラとのマッピングを行う。
RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCレイヤと基地局200のRRCレイヤとの間では、各種設定のためのRRCシグナリングが伝送される。UE100のRRCと基地局200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態にある。UE100のRRCと基地局200のRRCとの間にRRC接続がない場合、UE100はRRCアイドル状態にある。UE100のRRCと基地局200のRRCとの間のRRC接続がサスペンドされている場合、UE100はRRCインアクティブ状態にある。
RRCレイヤの上位に位置するNASレイヤは、UE100のセッション管理及びモビリティ管理を行う。UE100のNASレイヤとコアネットワーク装置300(AMF)のNASレイヤとの間では、NASシグナリングが伝送される。
RRCレイヤの上位に位置するLPPレイヤは、ポジショニング能力の交換、補助データ(assistance data)の伝送、ロケーション情報の伝送、ポジショニング測定(ポジショニング参照信号の測定結果)の伝送、及び/又は位置推定(位置推定結果)の伝送、エラー処理(Error handling)、及び/又は中断(Abort)などを行う。UE100のLPPレイヤと位置管理装置400(LMF)のLPPレイヤとの間ではLPPシグナリング(LPPメッセージ)が伝送される。
なお、UE100は、無線インターフェイスのプロトコル以外にアプリケーションレイヤ等を有する。
(想定シナリオ)
図3を参照して、実施形態に係る移動通信システム1における想定シナリオについて説明する。図3に、測位用の下りリンク参照信号(以下、DL-PRSと称する)を受信するための設定情報を要求するUE100の動作例を示す。UE100は、基地局200が管理するセルCに在圏している。UE100は、基地局200(セルC)とRRC接続を確立しており、RRCコネクティッド状態である。UE100にとって、基地局200はサービング基地局であり、セルCはサービングセルである。
図3に示すように、ステップS11において、UE100は、要求に基づくDL-PRSに関する設定情報(以下、オンデマンド設定情報)を要求する要求メッセージを、セルC(基地局200)を介して位置管理装置400に送信する。位置管理装置400は、要求メッセージをUE100から受信する。
ステップS12において、位置管理装置400は、UE100からのオンデマンド設定情報の要求に応じて、オンデマンド設定情報を決定する。
ステップS13において、位置管理装置400は、決定したオンデマンド設定情報を基地局200に送信する。基地局200は、オンデマンド設定情報に基づいてDL-PRSの送信方式を更新してよい。
ステップS14において、基地局200は、ステップS13に対する応答を位置管理装置400に送信する。
ステップS15において、位置管理装置400は、UE100からの要求メッセージに応じて、オンデマンド設定情報をUE100へ通知する。オンデマンド設定情報を位置管理装置400からUE100へ通知する方式として、個別通知方式とブロードキャスト通知方式との少なくとも一方がサポートされている。
個別通知方式は、位置管理装置400からUE100に個別に送信される個別メッセージによりオンデマンド設定情報を通知する個別通知方式である。位置管理装置400は、オンデマンド設定情報を含む個別メッセージとしてLPP(LTE Positioning Protocol)補助データメッセージをUE100に送信する。UE100は、セルC(基地局200)を介して位置管理装置400からオンデマンド設定情報を受信する。
ブロードキャスト通知方式は、セルC(基地局200)がブロードキャストする測位用システム情報によりオンデマンド設定情報を通知するブロードキャスト通知方式である。基地局200(セルC)は、オンデマンド設定情報を含む測位用システム情報としてposSIB(Positioning System information block)をUE100に送信する。オンデマンド設定情報は、ステップS13において位置管理装置400から受信したオンデマンド設定情報であってよい。これにより、UE100は、セルC(基地局200)を介して位置管理装置400からオンデマンド設定情報を受信する。
ステップS16において、基地局200(セルC)は、オンデマンド設定情報に基づいてDL-PRS送信を行う。UE100は、位置管理装置400から受信したオンデマンド設定情報に基づいて、DL-PRSの受信を行う。
ステップS17において、基地局200(セルC)から受信したDL-PRSに基づいて、UE100の位置推定が行われる。例えば、マルチRTT(Multi-Round Trip Time)ポジショニング方法では、UE100で測定されたDL-PRSと複数の送受信ポイント(基地局200)で測定されたUL-SRS(Sounding Reference Signal)との送受信時間差(Rx-Tx time difference)に基づいて、UE100の位置が推定される。また、DL-AoD(Downlink Angle-of-Departure)ポジショニング方法では、複数の送受信ポイント(基地局200)からのDL-PRSの受信電力(具体的には、RSRP(Reference Signal Received Power))の測定値と、DL-PRS(下りリンク無線信号)の空間情報及び複数の送受信ポイント地理座標の知識とに基づいて、UE100の位置が推定される。
ところで、現状、例えば、あるUE100がオンデマンド設定情報を要求した時点で、オンデマンド設定情報が他のUE100に対して既に送信されているようなケースが考慮されていない。
このようなケースにおいては、あるユーザ装置がオンデマンド設定情報を受信した時点で、当該オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が開始されている場合があり得る。しかしながら、現状の技術では、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かをUE100が判定する方法が実現されておらず、ユーザ装置が当該DL-PRSの受信を適切に開始できない懸念がある。後述の一実施形態において、UE100がDL-PRSの受信を適切に開始することを可能とするための動作について説明する。
(ユーザ装置の構成)
図4を参照して、実施形態に係るUE100の構成について説明する。UE100は、通信部110及び制御部120を備える。
通信部110は、無線信号を基地局200と送受信することによって基地局200との無線通信を行う。通信部110は、少なくとも1つの送信部111及び少なくとも1つの受信部112を有する。送信部111及び受信部112は、複数のアンテナ及びRF回路を含んで構成されてもよい。アンテナは、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナは、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。RF回路は、アンテナを介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
制御部120は、UE100における各種の制御を行う。制御部120は、通信部110を介した基地局200との通信を制御する。上述及び後述のUE100の動作は、制御部120の制御による動作であってよい。制御部120は、プログラムを実行可能な少なくとも1つのプロセッサ及びプログラムを記憶するメモリを含んでよい。プロセッサは、プログラムを実行して、制御部120の動作を行ってもよい。制御部120は、アンテナ及びRF回路を介して送受信される信号のデジタル処理を行うデジタル信号プロセッサを含んでもよい。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。なお、メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリは、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリの全部又は一部は、プロセッサ内に含まれていてよい。
このように構成されたUE100において、送信部111は、DL-PRSに関わる要求をネットワーク10に送信する。受信部112は、要求に基づくDL-PRSに関わるオンデマンド設定情報を含むメッセージをネットワーク10から受信する。制御部120は、メッセージに基づいて、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かを判定する。これにより、UE100は、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かを判定できるため、UE100が当該DL-PRSの受信を適切に開始できる。
なお、以下において、UE100が備える機能部(具体的には、通信部110及び制御部120の少なくともいずれか)の動作を、UE100の動作として説明することがある。
(基地局の構成)
図5を参照して、実施形態に係る基地局200の構成について説明する。基地局200は、通信部210と、ネットワークインターフェイス220と、制御部230とを有する。
通信部210は、例えば、UE100からの無線信号を受信し、UE100への無線信号を送信する。通信部210は、少なくとも1つの送信部211及び少なくとも1つの受信部212を有する。送信部211及び受信部212は、RF回路を含んで構成されてもよい。RF回路は、アンテナを介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
ネットワークインターフェイス220は、信号をネットワークと送受信する。ネットワークインターフェイス220は、例えば、基地局間インターフェイスであるXnインターフェイスを介して接続された隣接基地局から信号を受信し、隣接基地局へ信号を送信する。また、ネットワークインターフェイス220は、例えば、NGインターフェイスを介して接続されたコアネットワーク装置300から信号を受信し、コアネットワーク装置300へ信号を送信する。ネットワークインターフェイス220は、信号を送信する送信部221と、信号を受信する受信部222と、を有してよい。
制御部230は、基地局200における各種の制御を行う。制御部230は、例えば、通信部210を介したUE100との通信を制御する。また、制御部230は、例えば、ネットワークインターフェイス220を介したノード(例えば、隣接基地局、コアネットワーク装置300、位置管理装置400など)との通信を制御する。上述及び後述の基地局200の動作は、制御部230の制御による動作であってよい。制御部230は、プログラムを実行可能な少なくとも1つのプロセッサ及びプログラムを記憶するメモリを含んでよい。プロセッサは、プログラムを実行して、制御部230の動作を行ってもよい。制御部230は、アンテナ及びRF回路を介して送受信される信号のデジタル処理を行うデジタル信号プロセッサを含んでもよい。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。なお、メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリの全部又は一部は、プロセッサ内に含まれていてよい。
このように構成された基地局200において、受信部212は、DL-PRSに関わる要求をUE100から受信する。制御部230は、オンデマンド設定情報を含むメッセージであって、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かをUE100が判定するために用いられるメッセージを生成する。送信部211は、当該メッセージをUE100へ送信する。これにより、UE100は、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かを判定できるため、UE100が当該DL-PRSの受信を適切に開始できる。なお、基地局200は、ネットワーク装置と称されてよい。
なお、以下において、基地局200が備える機能部(具体的には、送信部211、受信部212、ネットワークインターフェイス220及び制御部230の少なくともいずれか)の動作を、基地局200の動作として説明することがある。
(位置管理装置の構成)
図6を参照して、実施形態に係る位置管理装置400の構成について説明する。位置管理装置400は、ネットワークインターフェイス420と、制御部430とを有する。
ネットワークインターフェイス420は、信号をネットワークと送受信する。ネットワークインターフェイス420は、例えば、AMF-位置管理装置間インターフェイスであるNL1インターフェイスを介して接続されたAMFから信号を受信し、AMFへ信号を送信する。ネットワークインターフェイス420は、信号を送信する送信部421と、信号を受信する受信部422と、を有してよい。
制御部430は、位置管理装置400における各種の制御を行う。制御部430は、例えば、ネットワークインターフェイス420を介したノード(例えば、AMF)との通信を制御する。上述及び後述の位置管理装置400の動作は、制御部430の制御による動作であってよい。制御部430は、プログラムを実行可能な少なくとも1つのプロセッサ及びプログラムを記憶するメモリを含んでよい。プロセッサは、プログラムを実行して、制御部430の動作を行ってもよい。なお、メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリの全部又は一部は、プロセッサ内に含まれていてよい。
このように構成された位置管理装置400において、受信部422は、DL-PRSに関わる要求をUE100から受信する。制御部430は、オンデマンド設定情報を含むメッセージであって、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かをUE100が判定するために用いられるメッセージを生成する。送信部421は、当該メッセージをUE100へ送信する。これにより、UE100は、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かを判定できるため、UE100が当該DL-PRSの受信を適切に開始できる。なお、位置管理装置400は、ネットワーク装置と称されてよい。
なお、以下において、位置管理装置400が備える機能部(具体的には、ネットワークインターフェイス420(送信部421及び受信部422)及び制御部430の少なくともいずれか)の動作を、位置管理装置400の動作として説明することがある。
(移動通信システムの動作)
(1)第1動作例
図7を参照して、移動通信システム1の第1動作例について説明する。UE101及びUE102は、基地局200(セルC)とRRC接続を確立しており、RRCコネクティッド状態であってよい。
図7に示すように、ステップS101において、移動通信システム1に含まれるネットワーク10は、各UE100が利用可能なオンデマンド設定情報の候補を示す候補情報をUE101及びUE102へ送信する。具体的には、位置管理装置400(送信部421)は、候補情報をセルC(基地局200)を介して、UE101及びUE102へ送信してよい。基地局200(送信部211)は、候補情報をUE101及びUE102へ送信してよい。UE101及びUE102(受信部112)は、ネットワーク10から候補情報を受信する。具体的には、UE101及びUE102(受信部112)は、ネットワーク10から候補情報を受信する。
候補情報は、個別メッセージに含まれてよい。個別メッセージは、LPPレイヤで伝送されるLPPメッセージ(LPP provide assistance data messageなど)であってよい。また、候補情報は、ブロードキャストメッセージに含まれてよい。ブロードキャストメッセージは、例えば、システム情報ブロック(SIB)メッセージであってよい。候補情報は、例えば、SIBメッセージに含まれる測位用システム情報に含まれてよい。測位用システム情報は、posSIBであってよい。基地局200は、位置管理装置400から受信した候補情報をSIBメッセージに含めてもよい。UE101及びUE102(受信部112)は、候補情報を含むLPPメッセージをセルC(基地局200)を介して位置管理装置400から受信してもよいし、候補情報を含むSIBメッセージをセルC(基地局200)から受信してもよい。
なお、UE100と位置管理装置400とは、基地局200(セルC)及びAMFを介して通信(送信及び/又は受信)を行うが、以下において、UE100と位置管理装置400との通信が基地局200(セルC)及びAMFを介した通信であるとの説明を省略することがある。
オンデマンド設定情報は、要求に基づくDL-PRSに関する設定情報である。要求は、UE100から開始された要求であってもよい。また、オンデマンド設定情報は、ネットワーク(例えば、位置管理装置400)から開始された要求であってもよい。オンデマンド設定情報は、例えば、要求に応じて送信されるDL-PRSをUE100が受信するための設定を示す情報であってよい。また、オンデマンド設定情報は、要求に応じてDL-PRSをネットワークが送信するための設定を示す情報であってよい。オンデマンド設定情報は、DL-PRS設定を規定する情報(例えば、NR-DL-PRS-Info)を含んでよい。オンデマンド設定情報は、NR-DL-PRS-Infoであってもよい。オンデマンド設定情報は、DL-PRSリソースセットのリストを含んでもよい。DL-PRSリソースセットは、例えば、リソースセットを識別するために用いられるリソースセット識別子(例えば、nr-DL-PRS-ResourceSetID)、DL-PRSが送信される時間・周波数位置を示すリソース情報(例えば、dl-PRS-Periodicity-and-ResourceSetSlotOffset、dl-PRS-ResourceRepetitionFactor、dl-PRS-ResourceTimeGap、dl-PRS-NumSymbols、dl-PRS-CombSizeN-AndReOffsetなど)などを含んでよい。
候補情報は、1以上の複数のオンデマンド設定情報の候補を示してよい。UE100(制御部120)は、候補情報によって示される1以上の複数のオンデマンド設定情報と異なるオンデマンド設定情報を使用したい場合に、以下の動作を実行してもよい。或いは、UE100(制御部120)は、候補情報によって示される1以上の複数のオンデマンド設定情報の候補の中から、オンデマンド設定情報(例えば、DL-PRSリソースセット)を選択してよい。UE100(制御部120)は、選択したオンデマンド設定情報(例えば、DL-PRSリソースセット)を示す識別子(例えば、リソースセット識別子)を以下の要求メッセージに含めてもよい。
オンデマンド設定情報の候補は、後述(ステップS106参照)のオンデマンド設定情報の一部の情報であってもよいし、後述のオンデマンド設定情報と同じの情報であってもよい。
なお、UE100(制御部120)は、候補情報が個別メッセージ及びブロードキャストメッセージの両方に含まれる場合、ブロードキャストメッセージに含まれる候補情報ではなく、個別メッセージに含まれる候補情報に基づく候補の中から、要求メッセージに含めるオンデマンド設定情報(を示す識別子)を選択してもよい。
ステップS102において、UE101(送信部111)は、DL-PRSに関わる要求をネットワーク10に送信する。UE101(送信部111)は、オンデマンド設定情報を要求する要求メッセージを、セルC(基地局200)を介して位置管理装置400に送信してよい。基地局200(受信部212)は、DL-PRSに関わる要求をUE101から受信する。基地局200(送信部221)は、DL-PRSに関わる要求を位置管理装置400へ送信する。位置管理装置400(受信部422)は、DL-PRSに関わる要求を基地局200から受信する。これにより、位置管理装置400(受信部422)は、DL-PRSに関わる要求を、セルCを介してUE101から受信する。
要求メッセージは、例えば、LPPメッセージ(LPP provide assistance data messageなど)であってよい。
ステップS103において、位置管理装置400(制御部430)は、UE101からのオンデマンド設定情報の要求に応じて、UE101に設定すべきオンデマンド設定情報を決定する。位置管理装置400(制御部430)は、新規のオンデマンド設定情報の必要性を決定してもよい。位置管理装置400(制御部430)は、新規のオンデマンド設定情報の必要である場合、新規のオンデマンド設定情報を生成してもよい。
或いは、位置管理装置400(制御部430)は、要求メッセージに含まれる識別子が示すオンデマンド設定情報を、UE101に設定すべきオンデマンド設定情報として決定してもよい。
また、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報の通知方式を決定してもよい。すなわち、位置管理装置400(制御部430)は、個別通知方式とブロードキャスト通知方式とのいずれでオンデマンド設定情報を通知するかを決定してもよい。
ステップS104において、位置管理装置400(送信部421)は、UE101に設定すべきオンデマンド設定情報を基地局200に送信する。基地局200は、オンデマンド設定情報を位置管理装置400から受信する。位置管理装置400(送信部421)は、新規のオンデマンド設定を基地局200に要求するメッセージを基地局200に送信してもよい。基地局200は、当該メッセージを位置管理装置400から受信してもよい。なお、基地局200と位置管理装置400とは、AMFを介して通信(送信及び/又は受信)を行うが、以下において、基地局200と位置管理装置400との通信がAMFを介した通信であるとの説明を省略することがある。
なお、位置管理装置400(送信部421)は、オンデマンド設定情報を複数の基地局200に送信してもよい。複数の基地局200は、サービングセルを管理するサービング基地局に加えて、UE100のサービングセルを管理しない非サービング基地局を含んでよい。また、複数の基地局200は、複数の送信ポイント(TP)であってよい。送信ポイントは、1又は複数のセルに対応してもよい。
基地局200と位置管理装置400との間で情報(例えば、オンデマンド設定情報)は、例えば、NR Positioning Protocol A(NRPPa)メッセージを介して伝送されてよい。
基地局200は、位置管理装置400からのオンデマンド設定情報を許可するか否かを判定してもよい。また、基地局200は、位置管理装置400からのオンデマンド設定情報に基づくDL-PRS送信を許可するか否かを判定してもよい。
また、基地局200は、オンデマンド設定情報に基づいて、DL-PRSの送信方式を更新してよい。基地局200は、例えば、新規のオンデマンド設定情報に含まれるリソース情報に基づいて、DL-PRSを送信するために使用する時間・周波数リソースを更新してよい。
また、位置管理装置400(送信部421)は、個別通知方式とブロードキャスト通知方式との少なくともどちらでセルにおいてオンデマンド設定情報が通知されるかを示す識別情報を基地局200に送信してもよい。基地局200は、識別情報を位置管理装置400から受信してもよい。基地局200は、以下において、識別情報により示される通信方式でオンデマンド設定情報をUE100へ送信する制御を行ってよい。なお、基地局200は、自局(又は自セル)においてサポートする通信方式を(事前に)位置管理装置400へ知らせていてもよい。位置管理装置400(制御部430)は、基地局200から通知された通信方式に基づいて、通信方式を決定してもよい。
ステップS105において、基地局200(ネットワークインターフェイス220)は、ステップS103に対する応答(応答メッセージ)を位置管理装置400に送信する。位置管理装置400(受信部422)は、応答を基地局200から受信する。
応答メッセージは、NRPPaメッセージによる応答(例えば、NRPPa response message)であってよい。応答メッセージは、位置管理装置400からのオンデマンド設定情報を許可又は拒否することを示す情報を含んでもよい。応答メッセージは、位置管理装置400からのオンデマンド設定情報に基づくDL-PRS送信を許可又は拒否すること示す情報を含んでもよい。応答メッセージは、基地局200が提供可能なDL-PRSの設定(例えば、DL-PRSを送信する帯域幅及び/又はDL-PRSを送信する周期に関する設定)を示す情報を含んでよい。
位置管理装置400(制御部430)は、応答メッセージが許可を示す情報を含む場合に、以下の処理を実行してもよい。(制御部430)位置管理装置400は、応答メッセージが拒否を示す情報を含む場合、ステップS104において送信したオンデマンド設定情報を変更してもよい。位置管理装置400(制御部430)は、変更したオンデマンド設定情報を用いて、ステップS104の処理を実行してもよい。位置管理装置400(制御部430)は、応答メッセージが、基地局200が提供可能なDL-PRSの設定を示す情報を含む場合、当該情報に基づいて、UE101に設定すべきオンデマンド設定情報を更新してもよい。
ステップS106において、位置管理装置400(送信部421)は、個別メッセージとしてLPPメッセージによりオンデマンド設定情報を、セルCを介してUE101へ送信してよい。具体的には、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報を含むLPPメッセージを生成する。位置管理装置400(送信部421)は、生成したLPPメッセージを、セルCを介してUE101へ送信する。UE101(受信部112)は、要求メッセージに応じて通知されるオンデマンド設定情報を、セルCを介して位置管理装置400から受信する。これにより、位置管理装置400(送信部421)は、UE101へオンデマンド設定情報を通知する。
オンデマンド設定情報を含むメッセージ(本動作例では、LPPメッセージ)は、オンデマンド設定情報に関する開始時刻を示す開始情報及びオンデマンド設定情報に関する継続期間(duration)を示す継続期間情報を含んでよい。開始情報及び継続期間情報は、オンデマンド設定情報に対応付けられいてもよいし、オンデマンド設定情報に含まれていてもよい。また、メッセージは、オンデマンド設定情報に関する終了時刻を示す終了情報を含んでもよい。終了情報は、オンデマンド設定情報に対応付けられいてもよいし、オンデマンド設定情報に含まれていてもよい。また、開始情報、継続期間情報及び/又は終了情報は、DL-PRSリソースセットのリストに対応付けられていてもよいし、DL-PRSリソースセット(又はリソースセット識別子)に対応付けられていてもよい。
開始情報は、例えば、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信開始時刻を示してもよい。開始情報は、例えば、オンデマンド設定情報の適用開始時刻を示してもよい。開始情報は、開始時刻を絶対時刻(例えば、「X時Y分Z秒」、「A年B月C日X時Y分Z秒」など)によって示してもよい。開始情報は、開始時刻を、例えば、UE101におけるステップS106のメッセージ(本動作例では、LPPメッセージ)の受信時刻を基準とする相対時刻によって示してもよい。基準は、当該メッセージの送信時刻を基準であってもよい。
継続期間情報は、例えば、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信期間を示してもよい。継続期間情報は、例えば、オンデマンド設定情報の適用継続期間を示してもよい。継続期間情報は、継続期間を絶対時刻によって示してもよい。継続期間情報は、継続期間を、例えば、開始情報によって示される開始時刻を基準とする相対時刻によって示してもよい。
終了情報は、例えば、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信終了時刻を示してもよい。終了情報は、例えば、オンデマンド設定情報の適用終了時刻を示してもよい。終了情報は、終了時刻を絶対時刻によって示してもよい。終了情報は、終了時刻を、例えば、UE101におけるステップS106のメッセージの受信時刻を基準とする相対時刻によって示してもよい。基準は、当該メッセージの送信時刻を基準であってもよい。
ステップS107において、基地局200は、オンデマンド設定情報に基づいてDL-PRS送信を行う。基地局200は、例えば、複数の送受信ポイントにおいてDL-PRS送信を行ってよい。基地局200は、DL-PRSの送信を周期的又は非周期的に複数回行ってよい。基地局200は、オンデマンド設定情報に基づいてDL-PRSの送信頻度は、要求に基づかないDL-PRSの送信頻度よりも多くなるように、DL-PRS送信を行ってもよい。基地局200は、要求に基づくDL-PRSの送信とは別に、UE100からの要求なくDL-PRSを送信していてもよい。
UE101(受信部112)は、オンデマンド設定情報に基づいて、DL-PRSの受信を行う。ステップS17と同様に、UE101の位置は、基地局200(セルC)から受信したDL-PRSの測定値に基づいて推定される。
ステップS108において、UE102(送信部111)は、ステップS102と同様に、DL-PRSに関わる要求をネットワーク10に送信する。位置管理装置400(受信部422)は、DL-PRSに関わる要求を基地局200を介してUE102から受信する。なお、ステップS108は、ステップS107よりも前に実行されてもよい。
DL-PRSに関わる要求(要求メッセージ)は、例えば、位置推定の精度、SL-PRSの測定精度、位置サービス(LCS)についての品質(QoS:Quality of Service)を示す情報等の少なくともいずれかを含んでいてよい。
ステップS109において、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか判定する。位置管理装置400(制御部430)は、UE102が要求するオンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか判定してよい。また、位置管理装置400(制御部430)は、UE102からの要求メッセージに関係なく、基地局200が複数のオンデマンド設定情報のそれぞれに基づくDL-PRSの送信を行う場合、オンデマンド設定情報毎に、DL-PRSの送信が既に開始されているか判定してもよい。
なお、位置管理装置400(制御部430)は、当該判定時点ではなく、S110のメッセージの送信時点、UE102がS110のメッセージを受信する時点、又はUE102がオンデマンド設定情報を適用した時点で、DL-PRSの送信が既に開始されているか判定してもよい。
位置管理装置400(制御部430)は、判定結果に基づいて、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かをUE102が判定するために用いられるメッセージを生成する。位置管理装置400(制御部430)は、少なくとも以下のいずれかの方法を用いて、メッセージを生成してよい。
第1の方法では、位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が既に開始されている場合、DL-PRSの送信が既に開始されていることを示す情報要素をメッセージに含める。情報要素は、例えば、DL-PRSの送信が既に開始されているか否かを示す1ビットのフラグ(すなわち、「0」及び「1」)により構成されてよい。或いは、位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が既に開始されている場合、DL-PRSの送信が既に開始されていることを示す情報要素をメッセージに含めてもよい。位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が未だ開始されていない場合、当該情報要素をメッセージに含めないように制御してよい。
第2の方法では、位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が未だ開始されていない場合、メッセージに開始情報を含めてよい。一方で、位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が既に開始されている場合、メッセージに開始情報を含めないように制御してよい。
第3の方法では、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報に関する開始時刻を絶対時刻によって示す開始情報をメッセージに含めてよい。
第4の方法では、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報に関する開始時刻をメッセージの受信時刻を基準とする相対時刻によって示す開始情報をメッセージに含めてよい。位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が未だ開始されていない場合、例えば、開始時刻を正の相対時刻によって示す開始情報を生成してよい。一方で、位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が既に開始されている場合、例えば、開始時刻を負の相対時刻によって示す開始情報を生成してよい。
なお、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報に関する継続期間及び/又はオンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信終了時刻に基づいて、メッセージを生成してもよい。位置管理装置400(制御部430)は、例えば、所定の基準(例えば、判定時点(現時点)、ステップS110のメッセージの送信時点、UE102がステップS110のメッセージを受信する時点、又はUE102がオンデマンド設定情報を適用した時点など)からDL-PRSの送信終了までの残りの送信時間が閾値よりも大きい場合に、上記メッセージを生成してもよい。位置管理装置400(制御部430)は、残りの送信時間が閾値よりも小さい場合、DL-PRSの送信が未だ開始されていないオンデマンド設定情報を含むメッセージを生成してもよい。
なお、位置管理装置400(制御部430)は、例えば、UE102からの要求メッセージに含まれる情報に基づいて上記閾値を決定してよい。位置管理装置400(制御部430)は、例えば、位置推定の精度、SL-PRSの測定精度、及び位置サービス(LCS)についての品質のいずれかに応じた閾値を決定してよい。
ステップS110において、位置管理装置400(送信部421)は、ステップS106と同様に、ステップS109において生成したメッセージをセルCを介してUE102へ送信してよい。UE102(受信部112)は、オンデマンド設定情報を含むメッセージを位置管理装置400(ネットワーク10)から受信する。
ステップS111において、UE102(制御部120)は、メッセージに基づいて、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かを判定する。UE102(制御部120)は、少なくとも以下のいずれかの方法を用いて、判定してよい。
第1の方法では、UE102(制御部120)は、DL-PRSの送信が既に開始されていることを示す情報要素がメッセージに含まれる場合、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定する。一方で、UE102(制御部120)は、当該情報要素がメッセージに含まれない場合、DL-PRSの送信が未だ開始されていないと判定する。
第2の方法では、UE102(制御部120)は、メッセージが開始情報を含む場合、DL-PRSの送信が未だ開始されていないと判定する。一方で、UE102(制御部120)は、メッセージが開始情報を含まない場合、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定する。
第3の方法では、UE102(制御部120)は、メッセージに含まれる開始情報が示す開始時刻が現時刻よりも前である場合、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定する。UE102(制御部120)は、メッセージに含まれる開始情報が示す開始時刻が現時刻よりも後である場合、DL-PRSの送信が未だ開始されていないと判定する。
UE102(制御部120)は、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定した場合、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSを受信する制御を開始する。一方で、UE102(制御部120)は、DL-PRSの送信が未だ開始されていないと判定した場合、DL-PRSの送信開始時刻まで待機してよい。
ステップS112において、基地局200は、ステップS107と同様に、オンデマンド設定情報に基づいてDL-PRS送信を行う。UE101(受信部112)は、オンデマンド設定情報に基づいて、DL-PRSの受信を行う。
ステップS113は、ステップS17と同様である。UE102の位置が、基地局200(セルC)から受信したDL-PRSの測定値に基づいて推定される。
以上によれば、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報を含むメッセージであって、当該オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かをUE102が判定するために用いられるメッセージを生成する。位置管理装置400(送信部421)は、当該メッセージをUE102へ送信する。UE102(受信部112)は、オンデマンド設定情報を含むメッセージをネットワーク10から受信する。UE102(制御部120)は、メッセージに基づいて、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かを判定する。これにより、UE102は、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かを判定できるため、UE102が当該DL-PRSの受信を適切に開始できる。
また、UE102(制御部120)は、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定した場合、DL-PRSを受信する制御を開始してよい。これにより、UE102は、当該DL-PRSの受信を適切に開始できる。
また、位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が既に開始されている場合、DL-PRSの送信が既に開始されていることを示す情報要素をメッセージに含めてよい。UE102(制御部120)は、メッセージに情報要素が含まれる場合、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定してよい。これにより、UE102は、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かを判定できるため、当該DL-PRSの受信を適切に開始できる。
また、位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が未だ開始されていない場合、メッセージに開始情報を含めてよい。一方で、位置管理装置400(制御部430)は、DL-PRSの送信が既に開始されている場合、メッセージに開始情報を含めないように制御してよい。UE102(制御部120)は、メッセージが開始情報を含む場合、DL-PRSの送信が未だ開始されていないと判定してよい。一方で、UE102(制御部120)は、メッセージが開始情報を含まない場合、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定してよい。これにより、UE102は、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かを判定できるため、当該DL-PRSの受信を適切に開始できる。
また、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報に関する開始時刻を絶対時刻によって示す開始情報をメッセージに含めてよい。また、位置管理装置400(制御部430)は、オンデマンド設定情報に関する開始時刻をメッセージの受信時刻を基準とする相対時刻によって示す開始情報をメッセージに含めてよい。UE102(制御部120)は、メッセージに含まれる開始情報が示す開始時刻が現時刻よりも前である場合、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定してよい。これにより、UE102は、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSが既に送信開始されているか否かを判定できるため、当該DL-PRSの受信を適切に開始できる。
また、UE102(受信部112)は、メッセージとして、ネットワーク10に含まれる位置管理装置400から送信される個別メッセージを受信してよい。これにより、位置管理装置400は、UE100毎に個別にメッセージを送信できるため、柔軟な制御が可能となる。
(2)第2動作例
図8を参照して、第2動作例について、上述の動作例との相違点を主として説明する。第2動作例では、UE102は、SIBメッセージに基づいて、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かを判定する。
図8に示すように、ステップS201からステップS209は、ステップS101からステップS109と同様である。
ステップS210において、位置管理装置400(送信部421)は、ステップS209における判定結果を基地局200へ送信する。基地局200(受信部222)は、判定結果を位置管理装置400から受信する。
位置管理装置400(制御部430)は、判定結果として、SIBメッセージに含める情報、すなわち、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かをUE102が判定するために用いられる情報を基地局200へ送信してもよい。
基地局200(制御部230)は、ステップS109の位置管理装置400と同様に、判定結果に基づいて、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かをUE102が判定するために用いられるメッセージを生成してよい。基地局200(制御部230)は、位置管理装置400から受信した情報をSIBメッセージに含めることで、当該メッセージを生成してもよい。
ステップS211において、基地局200(送信部211)は、ステップS210において生成したメッセージをブロードキャストメッセージとして、セルCを介してUE102へ送信してよい。具体的には、基地局200(送信部211)は、オンデマンド設定情報を含むSIBメッセージをブロードキャストにより送信してよい。UE102(受信部112)は、当該メッセージを基地局200から位置管理装置400(ネットワーク10)から受信してよい。
なお、SIBメッセージは、オンデマンド設定情報を含むposSIBを含んでよい。また、ステップS110と同様に、SIBメッセージは、オンデマンド設定情報に対応付けられた開始情報、継続期間情報、終了情報の少なくともいずれかを含んでよい。
ステップS212からステップS214は、ステップS111からステップS113と同様である。
以上によれば、UE102(受信部112)は、メッセージとして、ネットワーク10に含まれる基地局200から送信されるブロードキャストメッセージを受信してよい。これにより、UE102だけでなく、基地局200が管理するセルCに属する他のUE100も、当該メッセージを受信できる。各UE100が、メッセージに基づいて、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かを判定することが可能となる。また、位置管理装置400がUE100毎に個別にメッセージの送信することを省略でき、無線リソースを有効活用できる。
(3)第3動作例
図9を参照して、第3動作例について、上述の動作例との相違点を主として説明する。第3動作例では、基地局200が、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか判定する。
図9に示すように、ステップS301からステップS308は、ステップS101からステップS108と同様である。
ステップS309において、位置管理装置400(送信部421)は、UE102からの要求メッセージの受信に応じて、ステップS310における判定の指示を基地局200へ送信してもよい。基地局200(受信部212)は、判定の指示を位置管理装置400から受信してもよい。
指示は、UE102が要求したオンデマンド設定情報(を示す識別子)を示す情報を含んでいてもよい。指示は、UE102からの要求メッセージに含まれる情報(例えば、UE102が要求したオンデマンド設定情報(を示す識別子))を含んでいてもよい。
なお、ステップS309は、省略されてもよい。位置管理装置400は、例えば、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が未だ開始されていない場合、ステップS309を省略してもよい。また、位置管理装置400は、基地局200が下記判定を行って、オンデマンド設定情報を送信する場合は、ステップS309を省略してもよい。
ステップS310において、基地局200(制御部230)は、ステップS109の位置管理装置400と同様に、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか判定する。
基地局200(制御部230)は、例えば、ステップS309の指示の受信に応じて判定してもよい。基地局200(制御部230)は、ステップS305の応答に応じて、判定を開始してもよい。基地局200(制御部230)は、オンデマンド設定情報毎に判定してもよいし、DL-PRSリソースセットのリスト毎に判定してもよいし、DL-PRSリソースセット毎に判定してもよい。
基地局200(制御部230)は、判定結果に基づいて、オンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かをUE102が判定するために用いられるメッセージを生成する。
ステップS311からステップS314は、ステップS211からステップS214と同様である。
(4)第4動作例
図10を参照して、第4動作例について、上述の動作例との相違点を主として説明する。第4動作例では、UE102が、オンデマンド設定情報の候補を示す候補情報を含むメッセージに基づいて、DL-PRSの送信が既に開始されているか判定する。
ステップS401は、ステップS101と同様である。位置管理装置400(制御部430)及び/又は基地局200(制御部430)は、候補情報を含むメッセージであって、候補情報により示される設定に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かをUE102が判定するために用いられるメッセージを生成して、当該メッセージを送信してよい。
位置管理装置400(制御部430)及び/又は基地局200(制御部430)は、候補情報により示される設定に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かに応じて、ステップS109と同様に、メッセージを生成してよい。
なお、メッセージは、候補情報に関する開始時刻を示す開始情報及び/又は候補情報に関する継続期間を示す継続期間情報、候補情報に関する終了時刻を示す終了情報を含んでよい。開始情報、継続期間情報及び/又は終了情報は、候補情報に対応付けられいてもよいし、候補情報に含まれていてもよい。開始情報、継続期間情報及び/又は終了情報は、候補情報に含まれるDL-PRSリソースセットのリストに対応付けられていてもよいし、DL-PRSリソースセット(又はリソースセット識別子)に対応付けられていてもよい。
ステップS402において、UE102(制御部120)は、候補情報を含むメッセージに基づいて、候補情報により示される設定に基づくDL-PRSの送信が既に開始されているか否かを判定してよい。UE102(制御部120)は、候補情報毎に判定してもよいし、DL-PRSリソースセットのリスト毎に判定してもよいし、DL-PRSリソースセット毎に判定してもよい。UE102(制御部120)は、例えば、DL-PRSの送信が既に開始されている場合、以下の処理を実行してよい。
(a)UE102(制御部120)は、候補情報がDL-PRSを受信に必要な情報の一部を含む場合、例えば、ステップS403の処理を実行してよい。UE102(制御部120)は、例えば、SIBメッセージによりオンデマンド設定情報が送信される場合、ステップS403の処理を実行してよい。候補情報を含むメッセージは、SIBメッセージ(例えば、posSIB)によりオンデマンド設定情報が送信されるか否かを示す情報を含んでよい。UE102は、当該情報に基づいて、SIBメッセージによりオンデマンド設定情報が送信されるか否かを判定してよい。
(b)UE102(制御部120)は、候補情報がDL-PRSを受信に必要な情報を全て含む場合、ステップS404の処理を実行してよい。
(c)UE102(制御部120)は、ステップS102と同様に、DL-PRSに関わる要求をネットワーク10に送信してよい(不図示)。UE102(制御部120)は、例えば、位置推定の実行の開始を急いでいる場合、すなわち、所定時間内に位置推定を実行する必要がある場合、DL-PRSの送信が既に開始されている設定を示す情報を要求メッセージに含めてもよい。
一方で、UE102(制御部120)は、例えば、UE102が要求したい設定に基づくDL-PRSの送信が未だ開始されていない場合、ステップS102と同様に、DL-PRSに関わる要求をネットワーク10に送信してよい。
なお、UE102(制御部120)は、DL-PRSの送信が既に開始されていると判定した場合、候補情報により示される設定に基づくDL-PRSの送信の終了時刻に基づいて、ステップS403又はS404の処理を行うかを判定してもよい。UE102(制御部120)は、例えば、オンデマンド設定情報に関する継続期間及び/又はオンデマンド設定情報に基づくDL-PRSの送信終了時刻に基づいて、ステップS403又はS404の処理を行うかを判定してもよい。
UE102(制御部120)は、例えば、DL-PRSの送信終了までの時間が長い場合、ステップS403又はS404の処理を行うと判定してもよい。具体的には、UE102(制御部120)は、例えば、所定の基準(例えば、判定時点(現時点)、ステップS401のメッセージの送信時点、ステップS401のメッセージの受信時点、又はUE102がオンデマンド設定情報を適用した時点、UE102がDL-PRSの受信開始時点など)からDL-PRSの送信終了までの残りの送信時間が閾値よりも大きい場合に、ステップS403又はS404の処理を行うと判定してもよい。UE102(制御部120)は、残りの送信時間が閾値よりも小さい場合、ステップS102と同様に、DL-PRSに関わる要求をネットワーク10に送信してよい。
なお、UE102(制御部120)は、例えば、位置推定の精度、SL-PRSの測定精度、及び位置サービス(LCS)についての品質の少なくともいずれかに応じて、上記閾値を決定してもよい。UE102(制御部120)は、高精度及び/又は高品質であることが要求される場合、所定値よりも小さい閾値を、判定に用いる閾値に決定してよい。一方で、UE102(制御部120)は、高精度及び/又は高品質であることが要求されない場合、所定値よりも大きい閾値を、判定に用いる閾値に決定してよい。
ステップS403は、ステップS211と同様である。UE102(受信部112)は、他のUE102の要求に基づいて送信されるSIBメッセージ(posSIB)を受信してもよい。
ステップS404は、ステップS112と同様である。UE101(受信部112)は、候補情報又はオンデマンド設定情報に基づいて、DL-PRSの受信を行う。
ステップS405は、ステップS113と同様である。
以上によれば、UE102(制御部120)は、UE102(送信部111)が要求をネットワーク10に送信するよりも前に、候補情報を含むメッセージをネットワーク10から受信してよい。UE102(制御部120)は、候補情報を含むメッセージに基づいて、候補情報により示される設定に基づくDL-PRSの送信が既に送信されているか否かを判定してよい。これにより、UE102(制御部230)は、要求を送信する前に、DL-PRSの送信が既に送信されているか否かを判定できる。UE102(制御部230)は、例えば、要求の送信を省略することも可能となり、DL-PRSの受信を適切に開始できる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態において、位置管理装置400は、LMFを例に挙げて説明したが、これに限られない。位置管理装置400の名称は、LMFと異なる名称であってもよい。位置管理装置400は、5GC30に含まれない装置であってもよい。また、UE100と位置管理装置400との間でのメッセージのやり取りは、LPPレイヤにおいて行われていたが、他のレイヤにおいて行われていてもよい。
上述の実施形態における動作シーケンス(及び動作フロー)は、必ずしもフロー図又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、動作におけるステップは、フロー図又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、動作におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。また、上述の実施形態における動作シーケンス(及び動作フロー)は、別個独立に実施してもよいし、2以上の動作シーケンス(及び動作フロー)を組み合わせて実施してもよい。例えば、1つの動作フローの一部のステップを他の動作フローに追加してもよいし、1つの動作フローの一部のステップを他の動作フローの一部のステップと置換してもよい。
上述の実施形態において、移動通信システム1としてNRに基づく移動通信システムを例に挙げて説明した。しかしながら、移動通信システム1は、この例に限定されない。移動通信システム1は、LTE又は3GPP規格の他の世代システム(例えば、第6世代)のいずれかのTSに準拠したシステムであってよい。基地局200は、LTEにおいてUE100へ向けたE-UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供するeNBであってよい。移動通信システム1は、3GPP規格以外の規格のTSに準拠したシステムであってよい。基地局200は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ドナー又はIABノードであってよい。
UE100又は基地局200が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。
コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。また、UE100又は基地局200が行う各処理を実行する回路を集積化し、UE100又は基地局200の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC)として構成してもよい。
上述の実施形態において、「送信する(transmit)」は、送信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に送信することを意味してもよい。或いは、「送信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に送信することとの組合せを意味してもよい。同様に、「受信する(receive)」は、受信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に受信することを意味してもよい。或いは、「受信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に受信することとの組合せを意味してもよい。同様に、「取得する(obtain/acquire)」は、記憶されている情報の中から情報を取得することを意味してもよく、他のノードから受信した情報の中から情報を取得することを意味してもよく、又は、情報を生成することにより当該情報を取得することを意味してもよい。同様に、「~を含む(include)」及び「~を備える(comprise)」は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。同様に、本開示において、「又は(or)」は、排他的論理和を意味せず、論理和を意味する。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1 :移動通信システム
10 :ネットワーク
100 :ユーザ装置(UE)
110 :通信部
111 :送信部
112 :受信部
120 :制御部
200 :基地局(ネットワーク装置)
210 :通信部
211 :送信部
212 :受信部
220 :ネットワークインターフェイス
230 :制御部
300 :コアネットワーク装置
400 :位置管理装置(ネットワーク装置)

Claims (15)

  1. ユーザ装置(100、102)であって、
    測位用の下りリンク参照信号に関わる要求をネットワーク(10)に送信する送信部(111)と、
    前記要求に基づく前記下りリンク参照信号に関わるオンデマンド設定情報を含むメッセージを、前記ネットワーク(10)から受信する受信部(112)と、
    前記メッセージに基づいて、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されているか否かを判定する制御部(120)と、を備える
    ユーザ装置(100、102)。
  2. 前記制御部(120)は、前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されていると判定した場合、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号を受信する制御を開始する
    請求項1に記載のユーザ装置(100、102)。
  3. 前記メッセージは、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されていることを示す情報要素を含み、
    前記制御部(120)は、前記メッセージに前記情報要素が含まれる場合、前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されていると判定する
    請求項1又は2に記載のユーザ装置(100、102)。
  4. 前記制御部(120)は、
    前記メッセージが前記オンデマンド設定情報に関する開始時刻を示す開始情報を含む場合、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が未だ開始されていないと判定し、
    前記メッセージが前記開始情報を含まない場合、前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されていると判定する
    請求項1又は2に記載のユーザ装置(100、102)。
  5. 前記メッセージは、前記オンデマンド設定情報に関する開始時刻を絶対時刻によって示す開始情報を含み、
    前記制御部(120)は、前記開始情報が示す前記開始時刻が現時刻よりも前である場合、前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されていると判定する
    請求項1又は2に記載のユーザ装置(100、102)。
  6. 前記メッセージは、前記オンデマンド設定情報に関する開始時刻を前記メッセージの受信時刻を基準とする相対時刻によって示す開始情報を含み、
    前記制御部(120)は、前記開始情報が示す前記開始時刻が現時刻よりも前である場合、前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されていると判定する
    請求項1又は2に記載のユーザ装置(100、102)。
  7. 前記受信部(112)は、前記メッセージとして、前記ネットワーク(10)に含まれる位置管理装置から送信される個別メッセージを受信する
    請求項1から6のいずれか1項に記載のユーザ装置(100、102)。
  8. 前記受信部(112)は、前記メッセージとして、前記ネットワーク(10)に含まれる基地局から送信されるブロードキャストメッセージを受信する
    請求項1から6のいずれか1項に記載のユーザ装置(100、102)。
  9. 前記受信部(112)は、前記送信部(111)が前記要求を前記ネットワーク(10)に送信するよりも前に、前記下りリンク参照信号の設定の候補を示す候補情報を含むメッセージを前記ネットワーク(10)から受信し、
    前記制御部(120)は、前記候補情報を含む前記メッセージに基づいて、前記候補情報により示される前記設定に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されているか否かを判定する
    請求項1から8のいずれか1項に記載のユーザ装置(100、102)。
  10. 移動通信システムのネットワーク(10)に含まれるネットワーク装置(200、400)であって、
    測位用の下りリンク参照信号に関わる要求をユーザ装置(100、102)から受信する受信部(212、422)と、
    前記要求に基づく前記下りリンク参照信号に関わるオンデマンド設定情報を含むメッセージであって、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されているか否かを前記ユーザ装置(100、102)が判定するために用いられるメッセージを生成する制御部(230、430)と、
    前記メッセージを前記ユーザ装置(100、102)に送信する送信部(211、421)と、を備える
    ネットワーク装置(200、400)。
  11. 前記制御部(230、430)は、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されている場合、前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されていることを示す情報要素を前記メッセージに含める
    請求項10に記載のネットワーク装置(200、400)。
  12. 前記制御部(230、430)は、
    前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が未だ開始されていない場合、前記メッセージに前記オンデマンド設定情報に関する開始時刻を示す開始情報を含め、
    前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されている場合、前記メッセージに前記開始情報を含めないように制御する
    請求項10に記載のネットワーク装置(200、400)。
  13. 前記制御部(230、430)は、前記オンデマンド設定情報に関する開始時刻を絶対時刻によって示す開始情報を前記メッセージに含める
    請求項10に記載のネットワーク装置(200、400)。
  14. 前記制御部(230、430)は、前記オンデマンド設定情報に関する開始時刻を前記メッセージの受信時刻を基準とする相対時刻によって示す開始情報を前記メッセージに含めるよう制御する
    請求項10に記載のネットワーク装置(200、400)。
  15. ユーザ装置(100、102)が実行する通信方法であって、
    測位用の下りリンク参照信号に関わる要求をネットワーク(10)に送信するステップと、
    前記要求に基づく前記下りリンク参照信号に関わるオンデマンド設定情報を含むメッセージを、前記ネットワーク(10)から受信するステップと、
    前記メッセージに基づいて、前記オンデマンド設定情報に基づく前記下りリンク参照信号の送信が既に開始されているか否かを判定するステップと、を備える
    通信方法。
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