JP2023049520A - 委託業務管理システム及び委託業務管理方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023049520000001
【課題】委託業務をより効率的に遂行することが可能となる委託業務管理システム及び委託業務管理方法を提供する。
【解決手段】委託業務管理システムにおいて、委託元企業がデータセンター等で運営するサーバ100は、委託元企業との契約に基づいて店舗において役務・商品の提供を行う役務・商品提供者が、店舗への出勤予定の登録を行い、登録された出勤予定に基づいて出勤予定データ151を作成する出勤予定処理部103と、出勤予定データ151に基づいて役務・商品を受ける利用者からの予約を受け付け、受け付けた予約に基づいて予約データ152を作成する予約処理部105と、予約データ152に基づいて役務・商品提供者から利用者に対して提供された役務・商品に対する支払いを記録した決済データ153を作成する決済処理部106と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、業務委託元との契約に基づいて、店舗において役務・商品の提供を行う役務・商品提供者の出勤、顧客である役務・商品利用者の予約、役務・商品提供者の売り上げの管理を行う委託業務管理システム及び委託業務管理方法に関する。
例えば、美容院においては、カットやパーマ、カラーリングといったメニューに従い、顧客に対してサービス(役務)が提供されるが、事前に顧客からの予約を受け付けておくのが一般的であり、この予約の際しては、来店日時の他に、メニューの指定や担当者の指名等がなされる。
このような美容院の予約は、一般的には、複数の処理を同時間帯に行う並行予約である。並行予約においては、同時間帯に複数の予約が重ならないように管理されるが、近年、これをコンピューター上で行い得るシステムが提案されている。
例えば、特許文献1(特許第4881612号公報)には、施術の予約を設定するための予約画面を表示することができる予約スケジュール最適化装置が開示されている。
特許第4881612号公報
美容院などにおいては、サービスを提供する美容師(施術者)が個人事業主、いわゆるフリーランスの形態で働くケースがある。この場合、個人事業主である施術者が提供した1ヶ月間のサービスの回数・内容等に応じて、施術者から美容室の経営者に対して請求書が発行され、これにより施術者に対する支払いがなされることが一般的である。
上記特許文献1記載の従来技術においては、美容院などにおける施術者が提供するサービスの予約の管理を行うことが可能である。しかしながら、予約の管理と共に、施術者が提供したサービスに対する支払いまでを一貫して管理するようなシステムは、これまで提案されておらず、問題であった。
この発明は、上記のような課題を解決するものであって、本発明に係る委託業務管理システムは、業務委託元との契約に基づいて店舗において役務・商品の提供を行う役務・商品提供者が、店舗への出勤予定の登録を行い、登録された出勤予定に基づいて出勤予定データを作成する出勤予定処理部と、前記出勤予定データに基づいて役務・商品を受ける利用者からの予約を受け付け、受け付けた予約に基づいて予約データを作成する予約処理部と、前記予約データに基づいて役務・商品提供者から利用者に対して提供された役務・商品に対する支払いを記録した決済データを作成する決済処理部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る委託業務管理システムは、前記出勤予定データに基づいて、店舗への出勤予定時間が所定時間未満である役務・商品提供者に対して、メールを送信するメール送信部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る委託業務管理システムは、前記決済データに基づいて、役務・商品提供者が業務委託元に提出する請求書データを作成する請求書データ作成部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る委託業務管理システムは、前記請求書データ作成部で作成された請求書データを、役務・商品提供者に対して提示する請求書データ提示部と、前記請求書データ提示部で提示された請求書データを、役務・商品提供者が業務委託元に提出する請求書データ提出部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る委託業務管理方法は、業務委託元との契約に基づいて店舗において役務・商品の提供を行う役務・商品提供者が、店舗への出勤予定の登録を行い、登録された出勤予定に基づいて出勤予定データを作成する出勤予定処理ステップと、前記出勤予定データに基づいて役務・商品を受ける利用者からの予約を受け付け、受け付けた予約に基づいて予約データを作成する予約処理ステップと、前記予約データに基づいて役務・商品提供者から利用者に対して提供された役務・商品に対する支払いを記録した決済データを作成する決済処理ステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係る委託業務管理システムは、業務委託元との契約に基づいて店舗において役務・商品の提供を行う役務・商品提供者が、店舗への出勤予定の登録を行い、登録された出勤予定に基づいて出勤予定データを作成する出勤予定処理部と、前記出勤予定データに基づいて役務・商品を受ける利用者からの予約を受け付け、受け付けた予約に基づいて予約データを作成する予約処理部と、前記予約データに基づいて役務・商品提供者から利用者に対して提供された役務・商品に対する支払いを記録した決済データを作成する決済処理部と、を有しており、このような本発明に係る委託業務管理システムによれば、役務・商品提供者(施術者等)の出勤・予約の管理から、役務・商品提供者(施術者等)が提供した役務・商品に対する支払いまでを一貫して管理することができ、委託業務をより効率的に遂行することが可能となる。
本発明の実施形態に係る委託業務管理システム1の概要を模式的に説明する図である。 本発明の実施形態に係る委託業務管理システム1で用いられる情報処理端末装置の一例であるスマートフォン10のブロック図である。 店舗決済端末50やサーバー100を構成するコンピューター900の一例を示すハードウエア構成図である。 本発明に係る委託業務管理システム1の機能の一部をブロック化して示す図である。 本発明の実施形態に係る委託業務管理システム1における施術者アカウント作成処理のフロー例を示す図である。 スマートフォン10のタッチパネル部30に表示される画面例を示す図である。 アカウント作成時に施術者データベース150に登録されるデータ群の一例を示す図である。 出勤予定募集メール作成・送信部102によって作成・送信されるメール文面の一例を示す図である。 出勤予定データ151のデータ構造例を示す概念図である。 レコメンド処理部104における処理のフロー例を示す図である。 レコメンド処理部104において作成されるメール文面の一例を示す図である。 予約処理部105における処理のフロー例を示す図である。 予約処理部105で作成される予約データ152のデータ構造例を示す概念図である。 決済処理部106で作成される決済データ153のデータ構造例を示す概念図である。 本発明に係る委託業務管理システム1の機能の一部をブロック化して示す図である。 本発明の実施形態に係る委託業務管理システム1における請求書データ作成処理のフロー例を示す図である。 スマートフォン10のタッチパネル部30に表示される画面例を示す図である。 請求書データの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る委託業務管理システム1における振り込みデータ作成処理のフロー例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係る委託業務管理システム1の概要を模式的に説明する図である。
委託業務管理システム1は、委託元企業が管理等する店舗において、業務委託を行っている役務・商品提供者の店舗への出勤の管理、役務・商品提供者が提供する役務・商品に対する予約の管理、役務・商品提供者から利用者に対して提供された役務・商品に対する支払いの管理までを行うことが少なくとも想定されている。
なお、店舗は直接的に委託元企業が管理してもよいし、例えば、フランチャイズオーナーが管理するようなことがあってもよい。また、委託元企業は店舗B~店舗Xが管理等をすることもできる。
以下の実施形態の説明では、委託元企業が直接店舗Aを管理するケースに基づいて説明する。
本明細書では、「役務・商品提供者」とは、対価と引き換えに、店舗において役務及び商品の双方を利用者に提供する者、又は、役務若しくは商品を利用者に提供する者として定義する。以下の実施形態では「役務・商品提供者」の一例として、マッサージ、という役務を提供する「施術者」を例として説明を行う。この「施術者」は、マッサージ、という役務を提供する一方で、店舗Aにて健康グッズなどの商品を販売・提供する可能性もあり、「施術者」は店舗において役務及び商品の双方を利用者に提供する者であり得る。以下の実施形態では、簡単のために、一人の施術者のデータ管理を追って説明を行うが、本発明に係る委託業務管理システム1は複数の施術者のデータ管理を行うことが想定されている。また、本明細書においては「施術者」は「役務・商品提供者」に読み替えられるものとする。
図中(0)に示すように、業務委託契約に基づいて、委託元企業から施術者に対して業務委託が行われる。本例では、施術者は個人事業主として委託業務を遂行することとなる。施術者は店舗Aに出勤し、店舗Aにて利用者に対して施術を行い、その対価として、施術料が店舗Aにて支払われ、これが委託元企業の売り上げとして計上される。
施術者は、例えば1ヶ月間などのスパンで、施術者が利用者に対して提供した役務の回数・内容等に応じて、図中(1)に示すように、施術者から委託元企業に対して請求書を発行する。この請求書に基づいて、図中(2)に示すように、委託元企業は施術者に対して支払いを行う。
本発明に係る委託業務管理システム1は、以上のような委託業務の流れを、コンピューター・情報処理端末装置などによって一元的に管理するものである。
本発明に係る委託業務管理システム1は、委託元企業がデータセンター等において運営するサーバー100と、このサーバー100とデータ通信を行うことができる施術者・利用者が所有・携帯する情報処理端末装置とで構成される。サーバー100としては、データ演算を行う機能、インターネット等通信回線を介してデータ通信を行う機能、データ記憶を行う機能、ユーザーインターフェース機能などを備えた一般的なコンピューターを用いることができる。
サーバー100においは、施術者の登録データが記憶された施術者データベース150、顧客である利用者に関するデータが記憶された利用者データベース180と共に、後述する出勤予定データ151、予約データ152、決済データ153、請求書データ156、振り込みデータ157、銀行別フォーマットデータ159などが統合的に記憶・管理されている。
また、本発明に係る委託業務管理システム1においては、委託元企業が運営するサーバー100とデータ通信可能とされている店舗決済端末50が、店舗Aに配されている。この店舗決済端末50としては、一般的なパーソナルコンピューターを用いることができる。
この店舗決済端末50においては、主として、店舗において利用者から受領した施術料の記録管理に用いられるが、出勤予定データ151、予約データ152、決済データ153なども参照・変更可能とされている。
また、情報処理端末装置としては、例えば、現在広く普及しているスマートフォン10を用いることができる。しかしながら、本発明に係る委託業務管理システム1では、位置情報を取得することができる情報処理端末装置であれば、iPad(登録商標)などのタブレット型情報処理端末なども用いることができる。以下、本実施形態では、情報処理端末装置がスマートフォン10である場合を例に説明する。
施術者が所有・携帯するスマートフォン10からは、出勤予定の登録や請求書データの確認などに利用できるようにされている。また、顧客である利用者が所有・携帯するスマートフォン10からは、施術の予約などができるようにされる。
データセンター等で運営されるサーバー100には、本発明に係る委託業務管理システム1を処理するプログラムソフトウェアがインストールされている。また、店舗で運用される店舗決済端末50にも、本発明に係る委託業務管理システム1を処理するプログラムソフトウェアがインストールされている。また、施術者が所有・携帯するスマートフォン10にも、本発明に係る委託業務管理システム1を処理するアプリケーションプログラムソフトウェアがインストールされている。
なお、サーバー100、店舗決済端末50やスマートフォン10にインストールされている上記プログラムソフトウェアの発明、当該プログラムソフトウェアによって実行される委託業務管理の方法に関する発明なども、本発明の範疇に含まれるものである。
次に、本発明に係る委託業務管理システム1で用いるスマートフォン10などの情報処理端末装置や、サーバー100、店舗決済端末50などのコンピューターのハードウエア構成について説明する。
次に、本発明に係る委託業務管理システム1において、情報処理端末装置として用いるスマートフォン10の概略構成について説明する。図2は本発明の実施形態に係る委託業務管理システム1で用いられる情報処理端末装置の一例であるスマートフォン10のブロック図である。
制御部11は、演算処理装置(CPU(Central Processing Unit))や、この演算処理装置上で動作するオペレーティングシステムなどの基本プログラムに相当する構成である。また、記憶部15は、データを記憶しておく揮発性メモリ(DRAM、SRAM等)や不揮発性メモリ(ROM、フラッシュメモリ等)である。この記憶部15においては、制御部11が書き込んだデータを保持したり、書き込まれているデータが制御部11によって参照されたり、或いは、制御部11が不要となったデータを消去したりすることができるようになっている。
本発明に係る委託業務管理システム1は、このような記憶部15にインストールされたアプリケーションソフトウェアに基づいて、制御部11が各種処理を実行することで各種機能が実現されるようになっている。また、図において、制御部11と連結されたブロック構成(例えば、タッチパネル部30など)に対して各種制御指令を発したり、各種データを転送したり、また、当該ブロック構成で取得されたデータを受けたりすることができるようになっている。
また、本発明に係る委託業務管理システム1では、このような記憶部15において、委託業務管理システム1のアプリケーションソフトウェアで生成された各種データのログ等を記憶するようになっている。
通信部20は、無線通信によって外部の機器とデータ通信、音声通話を実現するものでる。通信部20は、制御部11の指令に基づいて、例えば、記憶部15に書き込まれたデータを外部機器に送信することなどができる。
GPS受信部23は、複数の衛星からのGPS(Global Positioning System )信号を受信することで、自らの緯度・経度を特定する構成である。GPS受信部23で特定された緯度・経度は制御部11に送信される。制御部11は、記憶部15に記憶されている地図データ・アプリケーション(不図示)と連携することで、地図上におけるスマートフォン10自身の存在位置、ひいては、スマートフォン10を携帯していることが想定されるユーザーの位置を割り出す。
撮像部25は、静止画像データや動画像データを取得する構成である。このような撮像部25で取得された静止画像データや動画像データは、必要に応じて記憶部15に保存される。記憶部15に保存された静止画像データや動画像データを、委託業務管理システム1で適宜利用するように構成することもできる。
スマートフォン10に設けられているタッチパネル部30は、ユーザーインターフェースとして利用される。タッチパネル部30は、ユーザーの指の接触を検知することで、ユーザーが情報を入力できる入力部31と共に、ユーザーに対して情報を表示する表示部32とが一体となったものである。タッチパネル部30において、表示部32と入力部31とは重ねられるように設けられると共に、入力部31は透明とされているので、ユーザーは表示部32の表示に対して指を接触させることで、表示に基づいた入力を行うことができるようになっている。このようなタッチパネル部30に基づいたユーザーによる入力操作については、従来周知の技術が本発明に適用される。
スマートフォン10におけるタッチパネル部30で一般的に知られている「タップ」、「ダブルタップ」、「ロングタップ」、「フリック」、「スワイプ」、「ピンチ」と称される各入力操作は、本発明に係る委託業務管理システム1においても採用されている。
加速度センサー41は、スマートフォン10に対して加えられる加速度を計測する慣性センサーであり、例えば、加速度の検出方式としてMEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を応用したMEMS加速度センサーを利用することができる。
地磁気センサー42は、磁場(磁界)の大きさ、方向を計測するセンサーである。地磁気センサー42としては、ホール素子のホール効果を利用したホール素子センサーや、磁気抵抗素子を用いたMRセンサーなどを用いることができる。
また、ジャイロセンサー43は、スマートフォン10の回転角速度を計測する角速度センサーである。このようなジャイロセンサー43としては、MEMS技術を用いた振動式ジャイロセンサーを好適に用い得る。
本発明に係る委託業務管理システム1では、以上のような構成を有するスマートフォン10のタッチパネル部30における画面表示と、このタッチパネル部30からのユーザーによる入力操作とで、ユーザーインターフェースが構成されている。以下、タッチパネル部30におけるユーザーインターフェースのための画面表示例も交えながら、本実施形態の説明を進める。
図3は、店舗決済端末50やサーバー100を構成するコンピューター900の一例を示すハードウエア構成図である。 サーバー100は、汎用又は専用のコンピューター900により構成され得る。コンピューター900は、その主要な構成要素として、バス910、プロセッサ912、メモリ914、入力デバイス916、出力デバイス917、表示デバイス918、ストレージ装置920、通信I/F(インターフェース)部922、外部機器I/F部924、I/O(入出力)デバイスI/F部926、及び、メディア入出力部928を備える。なお、上記の構成要素は、コンピューター900が使用される用途に応じて適宜省略されてもよい。
プロセッサ912は、1つ又は複数の演算処理装置(CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-processing unit)、DSP(digital signal processor)、GPU(Graphics Processing Unit)等)で構成され、コンピューター900全体を統括する制御部として動作する。メモリ914は、各種のデータ及びプログラム930を記憶し、例えば、メインメモリとして機能する揮発性メモリ(DRAM、SRAM等)と、不揮発性メモリ(ROM、フラッシュメモリ等)とで構成される。
入力デバイス916は、例えば、キーボード、マウス、テンキー、電子ペン等で構成され、入力部として機能する。出力デバイス917は、例えば、音(音声)出力装置、バイブレーション装置等で構成され、出力部として機能する。表示デバイス918は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー、プロジェクタ等で構成され、出力部として機能する。入力デバイス916及び表示デバイス918は、タッチパネルディスプレイのように、一体的に構成されていてもよい。ストレージ装置920は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等で構成され、記憶部として機能する。ストレージ装置920は、オペレーティングシステムやプログラム930の実行に必要な各種のデータを記憶する。
通信I/F部922は、インターネットやイントラネット等のネットワーク940(図1のネットワーク7と同じでもよい)に有線又は無線により接続され、所定の通信規格に従って他のコンピューターとの間でデータの送受信を行う通信部として機能する。外部機器I/F部924は、カメラ、プリンタ、スキャナ、リーダライタ等の外部機器950に有線又は無線により接続され、所定の通信規格に従って外部機器950との間でデータの送受信を行う通信部として機能する。I/OデバイスI/F部926は、I/Oデバイス960に接続され、I/Oデバイス960との間で、例えば、制御信号等の各種の信号やデータの送受信を行う通信部として機能する。メディア入出力部928は、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ等のドライブ装置で構成され、DVD、CD等のメディア(非一時的な記憶媒体)970に対してデータの読み書きを行う。
上記構成を有するコンピューター900において、プロセッサ912は、ストレージ装置920に記憶されたプログラム930をメモリ914に呼び出して実行し、バス910を介してコンピューター900の各部を制御する。なお、プログラム930は、ストレージ装置920に代えて、メモリ914に記憶されていてもよい。プログラム930は、インストール可能なファイル形式又は実行可能なファイル形式でメディア970に記録され、メディア入出力部928を介してコンピューター900に提供されてもよい。プログラム930は、通信I/F部922を介してネットワーク940経由でダウンロードすることによりコンピューター900に提供されてもよい。また、コンピューター900は、プロセッサ912がプログラム930を実行することで実現する各種の機能を、例えば、FPGA(field-programmable gate array)、ASIC(application specific integrated circuit)等のハードウエアで実現するものでもよい。
コンピューター900は、例えば、据置型コンピューターや携帯型コンピューターで構成され、任意の形態の電子機器である。コンピューター900は、コンピューター900の使用用途に応じて、クライアント型コンピューターやエッジ型コンピューターで構成されてもよいし、サーバー型コンピューターやクラウド型コンピューターで構成されてもよい。
次に、以上のようなハードウエア構成を有するスマートフォン10やサーバー100による、本発明に係る委託業務管理システム1の処理について説明する。図4は本発明に係る委託業務管理システム1の機能の一部をブロック化して示す図である。
本発明に係る委託業務管理システム1においては、施術者アカウント作成部101は、施術者のスマートフォン10との間のデータ通信に基づいて、委託元企業と契約を結んでいる個々の施術者に関するアカウントを開設し、施術者に関する登録データを施術者データベース150に記憶する。
図5及び図6を参照して、施術者アカウント作成部101による処理の詳細について説明する。図5は本発明の実施形態に係る委託業務管理システム1における作成処理のフロー例を示す図である。図5のフローで示す処理において、左側は施術者アカウントを作成しようとするユーザーのスマートフォン10による処理を示しており、右側がサーバー100による処理を示しいている。また、それらの間の処理は通信を伴うものである。また、本明細書においては、スマートフォン10における処理では、ユーザーの意思・判断に基づく処理がフローに含まれることがあるが、これは、あくまで本発明に係る委託業務管理システム1における基本的な処理の流れを理解しやすくするために含めたものである。
図5においては、まず、サーバー100側で、ステップS121で初期登録用画面を作成して、これをスマートフォン10に送信する。スマートフォン10側では、このような画面をスマートフォン10のタッチパネル部30に表示する。
図6はスマートフォン10のタッチパネル部30に表示される画面例を示す図である。図6(A)は初期に表示される画面例であり、スタッフ用のサイトである旨の表示や、「これから、業務委託スタッフ情報の登録を行います。・・・・」などのメッセージが表示される。
図6(B)は図6(A)の「次に進む」のボタンをタップしたときの表示画面例を示している。図6(B)に示すように、施術者が所属する店舗に関するデータが選択的に入力できるようになっている。また、漢字氏名、ふりがな氏名、性別、・・・・などの当該施術者に関する登録データを入力可能なフォームが表示され、これらに基づいて、施術者が自らの登録データを入力できるようになっている。なお、このようなアカウント作成に関する入力フォームは一般的な技術を用いることができる。さて、スマートフォン10側では、ステップS111で、このようなフォームに基づいて初期登録情報を入力して、サーバー100側に送信する。
サーバー100側がこれを受信すると、ステップS122で、施術者データベース150に新たなアカウントを作成し、ステップS123で、当該施術者によって入力された初期登録情報を、施術者データベース150に保存する。図7は、このようなアカウント作成時に施術者データベース150に登録されるデータ群の一例を示す図である。
施術者データベース150におけるアカウント毎のデータセットには、一例であるがデータとして、施術者のハンドルネームなどの「ID」に係るデータ、施術者の「メールアドレス」に係るデータ、施術者が設定した「パスワード」に係るデータ、施術者が勤務・出勤する「所属店舗」に係るデータ、施術者の「氏名(漢字)」に係るデータ、施術者の「氏名ふりがな」に係るデータ、施術者の「性別」に係るデータ、施術者の「生年月日」に係るデータ、施術者の「住所」に係るデータ、施術者の「電話番号」に係るデータ、施術者が振込先として指定する口座がある「振込先銀行名」に係るデータ、振込先銀行の「支店名」に係るデータ、振込先銀行の「口座番号」に係るデータ、口座の「名義」に係るデータ、施術者の技量・顧客の信頼度に応じた「歩合(施術売り上げ請求割合)」に係るデータなどのデータを含めることができる。
本発明に係る委託業務管理システム1においては、特に、施術者データベース150が「振込先銀行名」、「支店名」、「口座番号」、「名義」、「歩合(施術売り上げ請求割合)」などのデータを記憶しているため、施術者が提供したサービスに対する支払いまでを一貫して管理することが可能となる。
図5に戻り、ステップS124でサーバー側からスマートフォン10に対して、登録完了の通知が送信され、スマートフォン10側にて当該通知が表示されることで、施術者アカウント作成処理のフローが終了する。
図4に戻り、出勤予定募集メール作成・送信部102について説明する。出勤予定募集メール作成・送信部102は、コンピューターが一般的に備えるカレンダー機能と、施術者データベース150とに基づいて、出勤予定を募集する旨のメールを作成して、各施術者のスマートフォン10に対して、これを送信する機能を有する。このような出勤予定募集メール作成・送信部102は、例えば、隔週で処理を実行したり、或いは、1月に1回で処理を実行したり、というように適宜設定される。
図8は出勤予定募集メール作成・送信部102によって作成・送信されるメール文面の一例を示す図である。なお、本明細書では「シフト」と「出勤予定」を同義的に用いることとする。文面に示すように、このようなメールには、出勤予定を募集する旨と共に、申請期限や、申請を行うための画面のURLに係る情報が含まれている。
このようなメールを受信した先のURLをタップして、申請を行うための画面にアクセスする。このURLに設定されているのが、出勤予定処理部103である。出勤予定処理部103では、出勤予定日と、出勤予定の時間枠を登録することができるユーザーインターフェース(不図示)を備えており、施術者は自らのスマートフォン10を操作することで、出勤予定日・出勤予定の時間枠を設定する。
出勤予定処理部103で施術者によって設定された出勤予定日・出勤予定時間枠に係るデータは、出勤予定データ151として記憶される。図9は出勤予定データ151のデータ構造例を示す概念図である。図9の例では8月30日(月)、8月31日(火)、9月2日(木)が出勤予定日であり、それぞれの日において斜線で示される時間帯が出勤予定時間枠である。
本発明に係る委託業務管理システム1においては、機会損失を抑制するために、施術者に対して出勤予定を増やすよう促す仕組みが設けられている。この仕組みは、出勤予定が少ない施術者に対しては、出勤予定日を増やすことで収入を増やすよう勧める、という意味で、本明細書では「レコメンド処理」と称している。レコメンド処理部104は、このようなレコメンド処理を実行する機能を有している。
上記のようなレコメンド処理部104における処理のフロー例を、図10を参照して説明する。なお、以下のフローは着目する一人の施術者に対応するフローである。図10のフローは全ての施術者を対象として実行される。
図10において、ステップS200でレコメンド処理が開始されると、続いて、ステップS201に進み、着目している施術者の出勤予定データ151を取得する。
次に、ステップS202において、当該施術者の勤予定データ151から、当該施術者の総出勤予定時間を計算し、ステップS203で、当該施術者の総出勤予定時間が、基準となる出勤予定時間未満であるか否かが判定される。この判定の結果がNOであれば、ステップS207に進み、レコメンド処理を終了する。一方、この判定の結果がYESであれば、ステップS204に進む。
ステップS204では、(基準出勤予定時間)-(総出勤予定時間)=(差分時間)を計算し、この(差分時間)に基づいて、期待できる収入を計算する。なお、このような期待できる収入の計算方法は、他の方法も用いることができる。例えば、期待できる収入を計算するとき、曜日による重み付けを加味し、より精度の高い期待可能な収入を計算するようにしてもよい。
ステップS205においては、レコメンドメールを作成する処理を実施する。図11はレコメンド処理部104において作成されるメール文面の一例を示す図である。文面に示すように、レコメンドメールには、出勤予定を再募集する旨が記載されている。
また、本例では、先の(差分時間)である7時間の出勤予定時間を増やすことで、期待できる収入がXXXX円(ステップS204の計算に基づく)である旨の記載がなされる。さらに、文面には、申請を行うための画面のURLに係る情報が含まれている。
ステップS206では、上記のように作成されたレコメンドメールを該当する施術者のスマートフォン10に送信し、ステップS207でレコメンド処理を終了する。
このように本発明に係る委託業務管理システム1においては、出勤予定日を増やすことで収入を増やすよう施術者に対してレコメンドするレコメンド処理というアルゴリズムを有するものであり、このような本発明に係る委託業務管理システム1によれば、機会損失を低減することが可能となる。
これまでの処理により、施術者の出勤予定が設定されることになるで、続いて、利用者からの予約を受け付けるプロセスに進んでいく。図4における予約処理部105は、出勤予定データ151に基づいてマッサージの施術を受ける利用者からの予約を受け付け、受け付けた予約に基づいて予約データ152を作成する処理を実行する機能を有する。
図12は予約処理部105における処理のフロー例を示す図である。図12に示すフローは、サーバー100と、施術者からの役務を利用する予定の利用者のスマートフォン10との間の処理を示している。
図12において、サーバー100側のステップS300で、予約処理が開始されると続いて、ステップS301において、予約の人数の入力を、スマートフォン10を所有する利用者に対して要求する。
スマートフォン10側では、ステップS01で予約の人数の入力が実行され、当該入力データがサーバー100側に対して送信される。ステップS302において、予約の人数が1人であるか否かについての判定がなされる。この判定の結果がYESであれば、ステップS304へと進む。一方、この判定の結果がNOであれば、ステップS303へと進む。
複数人の予約が入ったステップS303においては、サーバー100側では、許容する時間差の入力を利用者に対して要求する。複数人で店舗に来店した際、それぞれの利用者が同時に施術を受けることができるかは分からない。そこで、本発明に係る委託業務管理システム1においては、同時に施術を受けられない場合には、どの程度の時間差(例えば、10分、20分、30分などの時間差)であれば、許容するのかをあらかじめ利用者に問い合わせておき、これに応じて、予約可能な時間枠などを提案するようにしている。スマートフォン10側では、ステップS02で許容する時間差の入力が実行され、当該入力データがサーバー100側に対して送信される。
ステップS304においては、店舗Aに出勤する全施術者の出勤予定データ151を参照し、予約可能な施術者、予約可能時間枠を提示し、利用者に対して入力を要求する。スマートフォン10側では、ステップS03で施術者、予約可能時間枠の入力が実行され、当該入力データがサーバー100側に対して送信される。
ステップS305においては、選択可能なマッサージのコースを提示して、利用者に対して入力を要求する。スマートフォン10側では、ステップS04でマッサージのコースの入力が実行され、当該入力データがサーバー100側に対して送信される。
ステップS306においては、これまで、スマートフォン10側により入力された情報に基づいて、最終確認画面を提示し、予約を確定するか否かの入力を要求する。スマートフォン10側では、ステップS04では、確定(或いは、非確定)の入力が実行され、当該入力データがサーバー100側に対して送信される。
予約が確定した場合には、ステップS307においては、確定した予約に併せて予約データ152を更新し、ステップS308で予約処理を終了する。図13は予約処理部105で作成される予約データ152のデータ構造例を示す概念図である。図13の例では、8月30日(月)、8月31日(火)、9月1日(水)が出勤予定日の斜線で示される出勤予定時間枠において予約がされたことが示されている。この予約データ152においては、8月30日(月)には14:00から「マッサージ60分コース」の予約が、また、8月31日(火)には12:00と16:00から「疲労回復60分コース」の予約が、9月1日(水)には18:00から「マッサージ60分コース」の予約がなされたデータとなっている。
以上のような予約データ152に基づいて、利用者は店舗Aに来店して、施術者からマッサージの役務を受けることとなる。利用者はマッサージの役務に対する支払いを行うが、この支払いの記録は、図4に示す店舗決済端末50にて保存されると共に、当該記録がサーバー100に送信される。サーバー100において、決済処理部106は支払いの記録を受信すると共に、決済データ153を作成する。
図14は決済処理部106で作成される決済データ153のデータ構造例を示す概念図である。
この決済データ153の例においては、8月30日(月)の14:00からの「マッサージ60分コース」に対する支払いが済んでいることと、施術料が3,500円であった支払い記録が、また、8月31日(火)の12:00からの「疲労回復60分コース」に対する支払いが済んでいることと、施術料が4,500円であった支払い記録が、8月31日(火)の12:0016:00からの「疲労回復60分コース」に対する予約はキャンセルされ、支払いがなかった記録が、9月1日(水)の18:00からの「マッサージ60分コース」に対する支払いが済んでいることと、施術料が3,500円であった支払い記録が、データとなっている。
以上のように、本発明に係る委託業務管理システム1は、業務委託元との契約に基づいて店舗において役務・商品の提供を行う役務・商品提供者が、店舗への出勤予定の登録を行い、登録された出勤予定に基づいて出勤予定データ151を作成する出勤予定処理部103と、前記出勤予定データ151に基づいて役務・商品を受ける利用者からの予約を受け付け、受け付けた予約に基づいて予約データ152を作成する予約処理部105と、前記予約データ152に基づいて役務・商品提供者から利用者に対して提供された役務・商品に対する支払いを記録した決済データ153を作成する決済処理部106と、を有しており、このような本発明に係る委託業務管理システム1によれば、役務・商品提供者(施術者等)の出勤・予約の管理から、役務・商品提供者(施術者等)が提供した役務・商品に対する支払いまでを一貫して管理することができ、委託業務をより効率的に遂行することが可能となる。
本発明に係る委託業務管理システム1は、上記のように施術者毎に決済データ153が作成されている。このような決済データ153に基づけば、施術者が業務委託元に提出する請求書データを作成することも可能となる。一般論ではあるが、役務・商品提供者はフリーランスとは言え、請求書などの作成に長けている訳ではない。そこで、本発明に係る委託業務管理システム1においては、役務・商品提供者(施術者等)毎に作成された決済データ153を積極的に活用し、請求書データの作成までを実行するようにしている。
図15はこのような請求書データを作成する機能などをブロック化して示す図である。請求書データ作成部111は、決済データ153に基づいて、施術者が業務委託元に提出する請求書データ156を作成する機能を有している。
請求書データ作成部111で実行される処理について説明する。図16は請求書データ作成部111で実行される請求書データ作成処理のフロー例を示す図である。図16において、ステップS400で、請求書データ作成処理が開始されると、続いてステップS401において、施術者の所定期間(例えば、1ヶ月間)の決済データ153を取得する。
次に、ステップS402では、施術者データベース150に登録されている歩合(施術売り上げ請求割合)を取得する。ステップS403では、決済データ153と、歩合(施術売り上げ請求割合)とから請求書データ156を作成する。
例えば、歩合(施術売り上げ請求割合)を60%とすると、図14に示す例に基づけば、ステップS403の処理では、8月30日(月)の14:00からの「マッサージ60分コース」に対する施術料3,500円に歩合(施術売り上げ請求割合)60%を乗じて業務委託元に対する請求額2,100円を算出し、8月31日(火)の12:00からの「疲労回復60分コース」施術料4,500円に歩合(施術売り上げ請求割合)60%を乗じて業務委託元に対する請求額請求額2,700円を算出し、9月1日(水)の18:00からの「マッサージ60分コース」に対する施術料3,500円に歩合(施術売り上げ請求割合)60%を乗じて業務委託元に対する請求額請求額2,100円を算出し、といような処理が1ヶ月間分積み上げられて、請求書データが作成されていく。 ステップS404で、請求書データ作成処理が終了する。
上記のようにして作成された請求書データは、施術者に対して提示して、そして、当該請求書データでの会計処理で適切か否かを、施術者に確認してもらうような仕組みが本発明に係る委託業務管理システム1に設けられている。
図17は施術者が所有するスマートフォン10のタッチパネル部30に表示される画面例を示す図である。タッチパネル部30のユーザーインターフェースにおいて、店舗A、及び、対象年月日2021年08月分を指定して、「確認する」をタップすることで、スマートフォン10はサーバー100の請求書データ提示部112にアクセスする。請求書データ提示部112は、施術者が所有するスマートフォン10で、指定された当該施術者の請求書データを請求書データ156から取得して、当該施術者のスマートフォン10に対して送信する。
図18は施術者のスマートフォン10に対して送信される請求書データの一例を示している。図18の例では、施術者である「小川由美」が、業務委託元である「株式会社ABCカンパニー」に対する請求書データとなっている。請求額としては、売上額274,000円に対して、施術請求割合60%を乗じた164,400円である。また、請求書データには、2021年08月1日~8月31日の1月分の施術の内訳が記述されている。
なお、本発明に係る委託業務管理システム1においては、施術者に対する1月から12月までの請求書データ156を積算することで、支払い調書データを作成する処理を実行する機能を備えるようにすることもできる。この場合、当該機能によって作成された支払い調書データを該当する施術者のスマートフォン10に対して送信する機能も設けるようにすることが好ましい。
図18に示す請求書データが適切であるものと、当該施術者が判断すると、スマートフォン10側のユーザーインターフェースにおいて、「提出する」をタップする。これに伴い、業務委託元が運営するサーバー100側の施術者確認受信部113に対して、請求書データを施術者が確認・了承した旨のデータが送信される。施術者確認受信部113は、このようなデータを受信すると、請求書データ156にアクセスして、該当する請求書データが、施術者により確認・了承された旨のデータを付加する。
上記のような一連の流れで請求書データが確定すると、本発明に係る委託業務管理システム1においては、振り込みデータ作成部114が施術者への支払いのための振り込みデータを作成する。図19は振り込みデータ作成部114による振り込みデータ作成処理のフロー例を示す図である。
図19において、ステップS500で振り込みデータ作成処理が開始されると、続くステップS501では、該当する請求書データ156における請求金額を取得する。
次にステップS502では、施術者データベース150から、振込先銀行名、支店名、口座番号、名義の各データを取得する。
現在、ATMや窓口などを利用しないネットバンキングが主流となっているが、銀行によって異なるシステムが採用・構築されているために、銀行別フォーマットデータ159に振り込み先の銀行に応じた、振り込む際のフォーマットに係るデータが保存されている。ステップS503では、このような銀行別フォーマットデータ159から、指定された振込先銀行に対応するフォーマットデータを取得する。
続く、ステップS504では、取得されたフォーマットデータに、請求金額、支店名、口座番号、名義を入力して、振り込みデータ157に保存する。ステップS505で、振り込みデータ作成処理を終了する。
以上のように作成された振り込みデータ157は、指定された日に振り込みデータ送信部115により、各銀行に送信されて施術者の銀行への振り込み処理が完了する。
以上のように、本発明に係る委託業務管理システム1は、施術者が業務委託元に提出する請求書データの作成処理・施術者による請求書データの確認処理・業務委託元から施術者に対する振り込み処理などの一連の会計処理を行うことが可能となり、人手をかけずに、委託業務を効率的に管理・遂行することができる。
1・・・委託業務管理システム
10・・・スマートフォン(情報処理端末装置)
11・・・制御部
15・・・記憶部
20・・・通信部
23・・・GPS受信部
25・・・撮像部
30・・・タッチパネル部
31・・・入力部
32・・・表示部
41・・・加速度センサー
42・・・地磁気センサー
43・・・ジャイロセンサー
50・・・店舗決済端末(コンピューター)
100・・・サーバー(コンピューター)
101・・・施術者アカウント作成部
102・・・出勤予定募集メール作成・送信部
103・・・出勤予定処理部
104・・・レコメンド処理部
105・・・予約処理部
106・・・決済処理部
111・・・請求書データ作成部
112・・・請求書データ提示部
113・・・施術者確認受信部
114・・・振り込みデータ作成部
115・・・振り込みデータ送信部
150・・・施術者データベース
151・・・出勤予定データ
152・・・予約データ
153・・・決済データ
156・・・請求書データ
157・・・振り込みデータ
159・・・銀行別フォーマットデータ
180・・・利用者データベース
900・・・コンピューター
910・・・バス、
912・・・プロセッサ、
914・・・メモリ、
916・・・入力デバイス、
917・・・出力デバイス、
918・・・表示デバイス、
920・・・ストレージ装置、
922・・・通信I/F(インターフェース)部、
924・・・外部機器I/F部、
926・・・I/O(入出力)デバイスI/F部、
928・・・メディア入出力部

Claims (5)

  1. 業務委託元との契約に基づいて店舗において役務・商品の提供を行う役務・商品提供者が、店舗への出勤予定の登録を行い、登録された出勤予定に基づいて出勤予定データを作成する出勤予定処理部と、
    前記出勤予定データに基づいて役務・商品を受ける利用者からの予約を受け付け、受け付けた予約に基づいて予約データを作成する予約処理部と、
    前記予約データに基づいて役務・商品提供者から利用者に対して提供された役務・商品に対する支払いを記録した決済データを作成する決済処理部と、を有することを特徴とする委託業務管理システム。
  2. 前記出勤予定データに基づいて、店舗への出勤予定時間が所定時間未満である役務・商品提供者に対して、メールを送信するメール送信部を有することを特徴とする請求項1に記載の委託業務管理システム。
  3. 前記決済データに基づいて、役務・商品提供者が業務委託元に提出する請求書データを作成する請求書データ作成部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の委託業務管理システム。
  4. 前記請求書データ作成部で作成された請求書データを、役務・商品提供者に対して提示する請求書データ提示部と、
    前記請求書データ提示部で提示された請求書データを、役務・商品提供者が業務委託元に提出する請求書データ提出部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の委託業務管理システム。
  5. 業務委託元との契約に基づいて店舗において役務・商品の提供を行う役務・商品提供者が、店舗への出勤予定の登録を行い、登録された出勤予定に基づいて出勤予定データを作成する出勤予定処理ステップと、
    前記出勤予定データに基づいて役務・商品を受ける利用者からの予約を受け付け、受け付けた予約に基づいて予約データを作成する予約処理ステップと、
    前記予約データに基づいて役務・商品提供者から利用者に対して提供された役務・商品に対する支払いを記録した決済データを作成する決済処理ステップと、を有することを特徴とする委託業務管理方法。
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