JP2023048916A - 着床式洋上架台の構築方法、着床式洋上架台、及び洋上風力発電装置 - Google Patents
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Abstract
Description
浮体式の架台システムを備える洋上風力発電装置は、所定の深さ以上、例えば100m以上の水深を有する海域で設置可能であり、海面に浮かせた状態で使用するため、風力発電装置を同じ規格として多量生産が可能である。ただ、浮体式の風力発電装置の場合、架台システム自体も大型化する必要があって、個々の製造単価が高くなるため、採算が悪くなる問題点があった。また、浮体式の風力発電装置の場合、水深100m以下の海域に設置することは難しい。
図1は実施形態1に係る着床式洋上架台9の上に風力発電機6を設置した洋上風力発電装置100の設置状態を示す一部断面概略正面図である。図2ないし図5は、図1に示す洋上風力発電装置100の着床式洋上架台9を示す図であって、図2は一部断面概略正面図を、図3及び図4は土台部1と支柱部2との連結構造を示す拡大断面図と拡大断面斜視図を、図5は土台部1の斜視図をそれぞれ示している。これらの図に示す着床式洋上架台9は、海底に配置される土台部1と、下端を土台部1に連結して、上端を洋上に突出させるように上下方向に延長されてなる支柱部2と、土台部1に積載される粒状錘5を収容するための収容部4とを備えている。
土台部1は、海底に設置される底板部11と、底板部11の中央部に固定されて、支柱部2の下端部2Bが挿入されて連結されるソケット筒部12と、ソケット筒部12の側面と底板部11の上面に固定されて、ソケット筒部12を底板部11に固定する複数の固定壁部13と、底板部11の外周に沿って立設されて、内側に収容部4を形成する周壁部14とを備えている。土台部1は、底板部11、ソケット筒部12、固定壁部13、及び周壁部14を鋼鉄製としている。具体的には、鋼鉄製の複数の板材を切断、接合することで所定の形状に形成している。このように、土台部1を鋼鉄製とする構造は、土台部の製造にコンクリートを使用する従来の構造に比較して、製造にかかる時間を大幅に短縮して、製造コストを低減できる特長がある。
支柱部2は、図1及び図2に示すように、上下方向に延長された柱状であって、下端を海底50に設置された土台部1に連結すると共に、上端を洋上に突出させる鉛直姿勢として海中に配置している。支柱部2は、円筒状の鋼管で形成されており、下端が海底に設置された土台部1に連結された状態で、上端が洋上に突出する全長を有している。図1と図2に示す支柱部2は、海中に配置される本体部2Aの下端部2Bを土台部1を連結し、海面上に突出する突出部2Cの上端に風力発電機6を固定している。支柱部2は、上端を海面から10m~15m突出させる姿勢で配置している。したがって、支柱部2の全長は、設置場所の水深よりも10m~15m長くなるようにしている。例えば、水深を80mとする海域に設置される着床式洋上架台9においては、支柱部2の全長を90m~95mとして、上端部を海面上に10m~15m突出させる。
以上のように、海底に設置された土台部1は、支柱部2の下端部がソケット筒部12に挿入されて連結されると共に、粒状錘5が積載されて定位置に保持される。土台部1は、周壁部14の内側に、粒状錘5を収容する収容部4を形成している。収容部4に充填される粒状錘5は、所定の大きさの粒状に形成された錘であって、例えば、砂利、砕石、鉱石、スラグ等が使用できる。粒状錘5は、好ましくは鉄鉱石またはスラグとする。粒状錘5を鉄鉱石とする場合、比重が約3.4と高いので容積を少なくしながら十分な重量を確保することができる。また、鉄鉱石から流出する鉄分が海藻の養分となるため、周囲における生物の生育環境を改善できる効果もある。また、粒状錘をスラグとする場合、廃棄物として多量に発生するスラグを有効利用しながら、製造コストを低減できる。
プラットホーム24は、風力発電機6を洋上の所定の位置に配置するための設置台であって、上端部を洋上に突出させるように配置された支柱部2の上端に水平な姿勢で固定されている。水平姿勢で配置されるプラットホーム24は、上面に風力発電機6が設置される。さらに、プラットホーム24は、風力発電機6に加えて、各種監視装置や各種観測装置を設置することもできる。このような装置として、例えば、バードレーダーや監視カメラ、気象観測用の気象レーダ、あるいは風向計、風量計、風力計等の風況観測機が挙げられる。
風力発電機6は、図1に示すように、風力を受けて回転する風車60と、回転する風車60の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機(図示せず)と、発電機を収納しているナセル63と、ナセル63を所定の高さに配置するためのタワー64とを備えている。風車60は、複数のブレード61を備えており、中心に設けたハブ62に複数のブレード61を等間隔で固定している。風力発電機6は、タワー64の基部が支柱部2の上端に固定されて、着床式洋上架台9の上に所定の姿勢で設置される。図に示す洋上風力発電装置100は、タワー64の基部であって、支柱部2の上端の外周に沿って作業用のプラットホーム部23を設けている。
[準備工程]
この工程では、海底に配置される鋼鉄製の土台部1と、円筒状の鋼管で形成されて、下端を土台部1に連結した状態で上端を洋上に突出させる全長を有する支柱部2と、収容部4に積載される所定量の粒状錘5とを準備する。鋼鉄製の土台部1は、図3~図5に示すように、海底に設置される底板部11と、底板部11の中央部に固定されて、支柱部2の下端部が挿入されて連結されるソケット筒部12と、ソケット筒部12の側面と底板部11の上面に固定されて、ソケット筒部12を底板部11に固定する複数の固定壁部13と、底板部11の外周に沿って立設されて、内側に収容部4を形成する周壁部14とを備える構造に製造される。粒状錘5は、収容部4に積載される所定量であって、収容部4に充填された状態で、土台部1及び支柱部2を定位置に保持できる重量となる量を準備する。粒状錘5には、例えば、所定の大きさに粉砕された鉄鉱石を使用する。以上の準備工程では、土台部1及び支柱部2は、工場にて製造される。
準備工程で準備された土台部1と支柱部2と粒状錘5とを着床式洋上架台9が構築される構築領域の洋上に運搬する。このとき、準備工程で製造された土台部1であって、底板部11の外周に沿って立設される周壁部14を底板部11に水密に連結して、全体を上方開口の箱形に形成してなる土台部1は、運搬工程において、土台部1を海面上に浮かせた状態で曳航して構築領域の洋上まで運搬することができる。さらに、鉄鉱石である粒状錘5は、砕石運搬船で運搬する。
図9の(A)で示すように、着床式洋上架台9を構築する領域の海底において、土台部1を設置するための基礎部3を形成する。基礎部3は、土台部1が設置される海底の表面状態を良好にして、その上面に土台部1を安定して載置するために海底面50に形成される。基礎部3は、例えば、基礎捨石層31の外形を、土台部1の外形よりも1~10m、好ましくは3~5m大きくなるように形成する。基礎部3は、土台部1を水平姿勢で載置できるように、上面を水平面状に整地する。基礎部3は、図2及び図3に示すように、土台部1が設置される領域全体を海底面50に対して所定の深さに掘削し、一段低く形成された掘削部30に捨石32を敷設して設けた基礎捨石層31と、基礎捨石層31の上面に配置された被覆部材33とを備えている。基礎捨石層31は、掘削部30に敷設される多数の捨石32を所定の厚さとなるように積層すると共に、上面を均して平面状としている。平面状に均された基礎捨石層31の上面には、被覆部材33を敷設している。被覆部材33は、津波による押し波や引き波で基礎捨石層31を構成する捨石32や砂、土砂が流出しないように、基礎捨石層31を上から押圧する重量を有する板状ないしシート状の部材であって、基礎捨石層31の上面全体を被覆している。このような被覆部材33として、アスファルトマット33Aが使用できる。アスファルトマット33Aは、アスファルトを所定の厚さのマット状に成形したものであって、激しい潮流によっても流されない比重と、基礎捨石層31の表面に沿って変形可能な柔軟性とを備えている。アスファルトマット33Aからなる被覆部材33は、基礎捨石層31の上面に密着状態で敷設されて、その自重で基礎捨石層31を上面から押圧する。これにより、基礎捨石層31を構成する多量の捨石32が激しい潮流や津波により流出して基礎部3が変形するのを有効に防止している。ただ、被覆部材は、高炉徐冷スラグを所定の厚さになるように敷設した被覆層とすることもできる。
この工程では、図9の(B)で示すように、運搬工程で構築領域の洋上まで運搬された土台部1を海底に沈めて基礎部3の上に設置する。土台部1を沈める際には、例えば、クレーン等で土台部1を吊り下げた状態で自重により海底に沈降させる。このとき、水中カメラ等で設置位置を確認しながらクレーンを操作することで、土台部1を基礎部3の正確な位置に設置することができる。
この工程では、図9の(C)で示すように、運搬工程で構築領域の洋上まで運搬された支柱部2を垂直姿勢で海中に沈めて、海底に設置された土台部1に下端を連結する。支柱部2は、図9の(C)に示すように、垂直姿勢として海水中に沈める状態で、円筒状の鋼管の内部に海水を浸入させながら沈降するので、構築海域の水深に関係なく、支柱部2の自重により、支柱部2をスムーズに海水中に沈降させることができる。海底まで沈降する支柱部2は、図3と図4に示すように、下端部2Bが、土台部1に設けたソケット筒部12に挿入されて定位置に連結される。この工程においても、水中カメラ等で支柱部2の下端部2Bの位置を確認しながら、支柱部2をソケット筒部12に対して正確に挿入することができる。
この工程では、図9の(D)で示すように、ソケット筒部12に挿入された支柱部2の下端部2Bの内部に水中コンクリート20を充填して、土台部1と支柱部2とを固定する。水中コンクリート20は、例えば、洋上からパイプを介して圧送して、支柱部2の下端部2Bの内部に充填する。支柱部2の下端部2Bに充填される水中コンクリート20は、図3に示すように、土台部1に設けた第1のアンカー部21と支柱部2に設けた第2のアンカー部22とを埋設する状態で充填される。これにより、水中コンクリート20が硬化した状態では、埋設される第1のアンカー部21と第2のアンカー部22とを介して土台部1と支柱部2とが強固に固定される。
この工程では、土台部1の収容部4に所定量の粒状錘5を積載して充填する。図9の(E)では、底面が開閉可能な収納容器51を使用して定量の粒状錘5を海底まで吊り下げ、収容部4の上方において収納容器51の底を開いて粒状錘5を沈降させて収容部4に充填する例を示している。この方法は、簡単かつ確実に粒状錘5を収容部4の所定の位置に積載することができる。ただ、粒状錘5は、海面から散布して沈降させることもできる。
以上のようにして構築された着床式洋上架台9の支柱部2の上端に、図1に示すように風力発電機4を設置して洋上風力発電装置100が構築される。
1…土台部
2…支柱部
2A…本体部
2B…下端部
2C…突出部
3…基礎部
4…収容部
5…粒状錘
6…風力発電機
9…着床式洋上架台
11…底板部
12…ソケット筒部
12A…周壁
13…固定壁部
14…周壁部
14A…鋼板
15…フランジ部
16…固定リブ
17…固定プレート
18…連結プレート
19…蓋体
20…水中コンクリート
21…第1のアンカー部
22…第2のアンカー部
23…中空部
24…プラットホーム
30…掘削部
31…基礎捨石層
32…捨石
33…被覆部材
33A…アスファルトマット
50…海底面
51…収納容器
52…砕石運搬船
55…錘体
60…風車
61…ブレード
62…ハブ
63…ナセル
64…タワー
浮体式の架台システムを備える洋上風力発電装置は、所定の深さ以上、例えば100m以上の水深を有する海域で設置可能であり、海面に浮かせた状態で使用するため、風力発電装置を同じ規格として多量生産が可能である。ただ、浮体式の風力発電装置の場合、架台システム自体も大型化する必要があって、個々の製造単価が高くなるため、採算が悪くなる問題点があった。また、浮体式の風力発電装置の場合、水深100m以下の海域に設置することは難しい。
図1は実施形態1に係る着床式洋上架台9の上に風力発電機6を設置した洋上風力発電装置100の設置状態を示す一部断面概略正面図である。図2ないし図5は、図1に示す洋上風力発電装置100の着床式洋上架台9を示す図であって、図2は一部断面概略正面図を、図3及び図4は土台部1と支柱部2との連結構造を示す拡大断面図と拡大断面斜視図を、図5は土台部1の斜視図をそれぞれ示している。これらの図に示す着床式洋上架台9は、海底に配置される土台部1と、下端を土台部1に連結して、上端を洋上に突出させるように上下方向に延長されてなる支柱部2と、土台部1に積載される粒状錘5を収容するための収容部4とを備えている。
土台部1は、海底に設置される底板部11と、底板部11の中央部に固定されて、支柱部2の下端部2Bが挿入されて連結されるソケット筒部12と、ソケット筒部12の側面と底板部11の上面に固定されて、ソケット筒部12を底板部11に固定する複数の固定壁部13と、底板部11の外周に沿って立設されて、内側に収容部4を形成する周壁部14とを備えている。土台部1は、底板部11、ソケット筒部12、固定壁部13、及び周壁部14を鋼鉄製としている。具体的には、鋼鉄製の複数の板材を切断、接合することで所定の形状に形成している。このように、土台部1を鋼鉄製とする構造は、土台部の製造にコンクリートを使用する従来の構造に比較して、製造にかかる時間を大幅に短縮して、製造コストを低減できる特長がある。
支柱部2は、図1及び図2に示すように、上下方向に延長された柱状であって、下端を海底50に設置された土台部1に連結すると共に、上端を洋上に突出させる鉛直姿勢として海中に配置している。支柱部2は、円筒状の鋼管で形成されており、下端が海底に設置された土台部1に連結された状態で、上端が洋上に突出する全長を有している。図1と図2に示す支柱部2は、海中に配置される本体部2Aの下端部2Bを土台部1を連結し、海面上に突出する突出部2Cの上端に風力発電機6を固定している。支柱部2は、上端を海面から10m~15m突出させる姿勢で配置している。したがって、支柱部2の全長は、設置場所の水深よりも10m~15m長くなるようにしている。例えば、水深を80mとする海域に設置される着床式洋上架台9においては、支柱部2の全長を90m~95mとして、上端部を海面上に10m~15m突出させる。
以上のように、海底に設置された土台部1は、支柱部2の下端部がソケット筒部12に挿入されて連結されると共に、粒状錘5が積載されて定位置に保持される。土台部1は、周壁部14の内側に、粒状錘5を収容する収容部4を形成している。収容部4に充填される粒状錘5は、所定の大きさの粒状に形成された錘であって、例えば、砂利、砕石、鉱石、スラグ等が使用できる。粒状錘5は、好ましくは鉄鉱石またはスラグとする。粒状錘5を鉄鉱石とする場合、比重が約3.4と高いので容積を少なくしながら十分な重量を確保することができる。また、鉄鉱石から流出する鉄分が海藻の養分となるため、周囲における生物の生育環境を改善できる効果もある。また、粒状錘をスラグとする場合、廃棄物として多量に発生するスラグを有効利用しながら、製造コストを低減できる。
プラットホーム24は、風力発電機6を洋上の所定の位置に配置するための設置台であって、上端部を洋上に突出させるように配置された支柱部2の上端に水平な姿勢で固定されている。水平姿勢で配置されるプラットホーム24は、上面に風力発電機6が設置される。さらに、プラットホーム24は、風力発電機6に加えて、各種監視装置や各種観測装置を設置することもできる。このような装置として、例えば、バードレーダーや監視カメラ、気象観測用の気象レーダ、あるいは風向計、風量計、風力計等の風況観測機が挙げられる。
風力発電機6は、図1に示すように、風力を受けて回転する風車60と、回転する風車60の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機(図示せず)と、発電機を収納しているナセル63と、ナセル63を所定の高さに配置するためのタワー64とを備えている。風車60は、複数のブレード61を備えており、中心に設けたハブ62に複数のブレード61を等間隔で固定している。風力発電機6は、タワー64の基部が支柱部2の上端に固定されて、着床式洋上架台9の上に所定の姿勢で設置される。図に示す洋上風力発電装置100は、タワー64の基部であって、支柱部2の上端の外周に沿って作業用のプラットホーム部23を設けている。
[準備工程]
この工程では、海底に配置される鋼鉄製の土台部1と、円筒状の鋼管で形成されて、下端を土台部1に連結した状態で上端を洋上に突出させる全長を有する支柱部2と、収容部4に積載される所定量の粒状錘5とを準備する。鋼鉄製の土台部1は、図3~図5に示すように、海底に設置される底板部11と、底板部11の中央部に固定されて、支柱部2の下端部が挿入されて連結されるソケット筒部12と、ソケット筒部12の側面と底板部11の上面に固定されて、ソケット筒部12を底板部11に固定する複数の固定壁部13と、底板部11の外周に沿って立設されて、内側に収容部4を形成する周壁部14とを備える構造に製造される。粒状錘5は、収容部4に積載される所定量であって、収容部4に充填された状態で、土台部1及び支柱部2を定位置に保持できる重量となる量を準備する。粒状錘5には、例えば、所定の大きさに粉砕された鉄鉱石を使用する。以上の準備工程では、土台部1及び支柱部2は、工場にて製造される。
準備工程で準備された土台部1と支柱部2と粒状錘5とを着床式洋上架台9が構築される構築領域の洋上に運搬する。このとき、準備工程で製造された土台部1であって、底板部11の外周に沿って立設される周壁部14を底板部11に水密に連結して、全体を上方開口の箱形に形成してなる土台部1は、運搬工程において、土台部1を海面上に浮かせた状態で曳航して構築領域の洋上まで運搬することができる。さらに、鉄鉱石である粒状錘5は、砕石運搬船で運搬する。
図9の(A)で示すように、着床式洋上架台9を構築する領域の海底において、土台部1を設置するための基礎部3を形成する。基礎部3は、土台部1が設置される海底の表面状態を良好にして、その上面に土台部1を安定して載置するために海底面50に形成される。基礎部3は、例えば、基礎捨石層31の外形を、土台部1の外形よりも1~10m、好ましくは3~5m大きくなるように形成する。基礎部3は、土台部1を水平姿勢で載置できるように、上面を水平面状に整地する。基礎部3は、図2及び図3に示すように、土台部1が設置される領域全体を海底面50に対して所定の深さに掘削し、一段低く形成された掘削部30に捨石32を敷設して設けた基礎捨石層31と、基礎捨石層31の上面に配置された被覆部材33とを備えている。基礎捨石層31は、掘削部30に敷設される多数の捨石32を所定の厚さとなるように積層すると共に、上面を均して平面状としている。平面状に均された基礎捨石層31の上面には、被覆部材33を敷設している。被覆部材33は、津波による押し波や引き波で基礎捨石層31を構成する捨石32や砂、土砂が流出しないように、基礎捨石層31を上から押圧する重量を有する板状ないしシート状の部材であって、基礎捨石層31の上面全体を被覆している。このような被覆部材33として、アスファルトマット33Aが使用できる。アスファルトマット33Aは、アスファルトを所定の厚さのマット状に成形したものであって、激しい潮流によっても流されない比重と、基礎捨石層31の表面に沿って変形可能な柔軟性とを備えている。アスファルトマット33Aからなる被覆部材33は、基礎捨石層31の上面に密着状態で敷設されて、その自重で基礎捨石層31を上面から押圧する。これにより、基礎捨石層31を構成する多量の捨石32が激しい潮流や津波により流出して基礎部3が変形するのを有効に防止している。ただ、被覆部材は、高炉徐冷スラグを所定の厚さになるように敷設した被覆層とすることもできる。
この工程では、図9の(B)で示すように、運搬工程で構築領域の洋上まで運搬された土台部1を海底に沈めて基礎部3の上に設置する。土台部1を沈める際には、例えば、クレーン等で土台部1を吊り下げた状態で自重により海底に沈降させる。このとき、水中カメラ等で設置位置を確認しながらクレーンを操作することで、土台部1を基礎部3の正確な位置に設置することができる。
この工程では、図9の(C)で示すように、運搬工程で構築領域の洋上まで運搬された支柱部2を垂直姿勢で海中に沈めて、海底に設置された土台部1に下端を連結する。支柱部2は、図9の(C)に示すように、垂直姿勢として海水中に沈める状態で、円筒状の鋼管の内部に海水を浸入させながら沈降するので、構築海域の水深に関係なく、支柱部2の自重により、支柱部2をスムーズに海水中に沈降させることができる。海底まで沈降する支柱部2は、図3と図4に示すように、下端部2Bが、土台部1に設けたソケット筒部12に挿入されて定位置に連結される。この工程においても、水中カメラ等で支柱部2の下端部2Bの位置を確認しながら、支柱部2をソケット筒部12に対して正確に挿入することができる。
この工程では、図9の(D)で示すように、ソケット筒部12に挿入された支柱部2の下端部2Bの内部に水中コンクリート20を充填して、土台部1と支柱部2とを固定する。水中コンクリート20は、例えば、洋上からパイプを介して圧送して、支柱部2の下端部2Bの内部に充填する。支柱部2の下端部2Bに充填される水中コンクリート20は、図3に示すように、土台部1に設けた第1のアンカー部21と支柱部2に設けた第2のアンカー部22とを埋設する状態で充填される。これにより、水中コンクリート20が硬化した状態では、埋設される第1のアンカー部21と第2のアンカー部22とを介して土台部1と支柱部2とが強固に固定される。
この工程では、土台部1の収容部4に所定量の粒状錘5を積載して充填する。図9の(E)では、底面が開閉可能な収納容器51を使用して定量の粒状錘5を海底まで吊り下げ、収容部4の上方において収納容器51の底を開いて粒状錘5を沈降させて収容部4に充填する例を示している。この方法は、簡単かつ確実に粒状錘5を収容部4の所定の位置に積載することができる。ただ、粒状錘5は、海面から散布して沈降させることもできる。
以上のようにして構築された着床式洋上架台9の支柱部2の上端に、図1に示すように風力発電機4を設置して洋上風力発電装置100が構築される。
1…土台部
2…支柱部
2A…本体部
2B…下端部
2C…突出部
3…基礎部
4…収容部
5…粒状錘
6…風力発電機
9…着床式洋上架台
11…底板部
12…ソケット筒部
12A…周壁
13…固定壁部
14…周壁部
14A…鋼板
15…フランジ部
16…固定リブ
17…固定プレート
18…連結プレート
19…蓋体
20…水中コンクリート
21…第1のアンカー部
22…第2のアンカー部
23…中空部
24…プラットホーム
30…掘削部
31…基礎捨石層
32…捨石
33…被覆部材
33A…アスファルトマット
50…海底面
51…収納容器
52…砕石運搬船
55…錘体
60…風車
61…ブレード
62…ハブ
63…ナセル
64…タワー
Claims (15)
- 風力発電機を洋上に設置するための着床式洋上架台の構築方法であって、
海底に設置されて粒状錘が積載される鋼鉄製の土台部であって、
海底に設置される底板部と、
前記底板部の中央部に固定されて、支柱部の下端部が挿入されて連結されるソケット筒部と、
前記ソケット筒部の側面と前記底板部の上面に固定されて、前記ソケット筒部を前記底板部に固定する複数の固定壁部と、
前記底板部の外周に沿って立設されて、内側に前記粒状錘の収容部を形成する周壁部と、
を備える土台部と、
円筒状の鋼管で形成されて、海底に設置された前記土台部に下端を連結した状態で上端を洋上に突出させる全長を有する支柱部と、
前記収容部に積載される所定量の粒状錘と、
を準備する準備工程と、
前記土台部と前記支柱部と前記粒状錘とを着床式洋上架台の構築領域の洋上に運搬する運搬工程と、
構築領域の海底面に、上面が水平面状に整地された基礎部を形成する基礎部形成工程と、
前記土台部を海底に沈めて前記基礎部の上に設置する土台部設置工程と、
前記支柱部を垂直姿勢で海中に沈めて、海底に設置された前記土台部の前記ソケット筒部に前記支柱部の下端部を挿入して連結する支柱部設置工程と、
前記土台部の前記収容部に前記粒状錘を積載する積載工程と、
を含む着床式洋上架台の構築方法。 - 請求項1に記載される着床式洋上架台の構築方法であって、
支柱部設置工程の後工程として、前記ソケット筒部に挿入された前記支柱部の下端部の内部に水中コンクリートを充填するコンクリート充填工程を含む着床式洋上架台の構築方法。 - 請求項1または2に記載される風力発電機を洋上に設置するための着床式洋上架台の構築方法であって、
前記積載工程が、
前記土台部設置工程の前工程として、または前記土台部設置工程において、前記収容部に前記粒状錘を積載する第1積載工程と、
前記土台部設置工程の後工程として、前記収容部に前記粒状錘を積載する第2積載工程とを含む着床式洋上架台の構築方法。 - 請求項1ないし3のいずれか一項に記載される風力発電機を洋上に設置するための着床式洋上架台の構築方法であって、
前記準備工程において、前記土台部の前記底板部の外周に沿って立設される前記周壁部を前記底板部に水密に連結して、前記土台部全体を上方開口の箱形に形成し、
前記運搬工程において、前記土台部を海面上に浮かせた状態で曳航して構築領域の洋上まで運搬する着床式洋上架台の構築方法。 - 風力発電機を洋上に設置するための着床式洋上架台であって、
海底に配置される鋼鉄製の土台部と、
下端を前記土台部に連結して、上端を洋上に突出させるように上下方向に延長されてなる円筒状の鋼管で形成された支柱部と、
前記土台部に積載される粒状錘を収容するための収容部と、
を備え、
前記土台部は、
海底に設置される底板部と、
前記底板部の中央部に固定されて、前記支柱部の下端部が挿入されて連結されるソケット筒部と、
前記ソケット筒部の側面と前記底板部の上面に固定されて、前記ソケット筒部を前記底板部に固定する複数の固定壁部と、
前記底板部の外周に沿って立設されて、内側に前記収容部を形成する周壁部と、
を備え、
前記土台部は、前記収容部に積載される粒状錘によって定位置に保持されると共に、前記ソケット筒部に連結された前記支柱部を鉛直姿勢に保持するよう構成してなる着床式洋上架台。 - 請求項5に記載される着床式洋上架台であって、
前記土台部の前記ソケット筒部が、上方に向かって内形が次第に大きくなるテーパー形状であって、
前記支柱部の下端部が、下端に向かって外形が次第に小さくなるテーパー形状である着床式洋上架台。 - 請求項5または6に記載される着床式洋上架台であって、
前記土台部が海底に設置された状態で、前記ソケット筒部に挿入される前記支柱部の下端部の内部に水中コンクリートが充填されてなる着床式洋上架台。 - 請求項7に記載される着床式洋上架台であって、
前記土台部は、前記ソケット筒部の中央部に前記水中コンクリートに埋設される第1のアンカー部を設けており、
前記支柱部が、下端部の内側に前記水中コンクリートに埋設される第2のアンカー部を設けてなる着床式洋上架台。 - 請求項5から8のいずれか一項に記載される着床式洋上架台であって、
前記周壁部が、前記底板部と分離可能な筒体であって、前記底板部の上面に載置されて定位置に配置されてなる着床式洋上架台。 - 請求項5から9のいずれか一項に記載される着床式洋上架台であって、
前記土台部の前記周壁部の平面視における外形が、多角形状または方形状である着床式洋上架台。 - 請求項5から9のいずれか一項に記載される着床式洋上架台であって、
前記土台部の前記周壁部の平面視における外形が、円形状である着床式洋上架台。 - 請求項5から11のいずれか一項に記載される着床式洋上架台であって、
前記収容部に積載される粒状錘が、砂利、砕石、鉱石、スラグのいずれかである着床式洋上架台。 - 請求項5ないし12のいずれか一項に記載される着床式洋上架台であって、
前記土台部の外径が20m以上で、前記支柱部の全長が50m以上である着床式洋上架台。 - 請求項5ないし13のいずれか一項に記載される着床式洋上架台であって、
前記土台部が、水深40m~120mの海底に設置される着床式洋上架台。 - 着床式洋上架台を備える洋上風力発電装置であって、
請求項5ないし14のいずれかに記載する前記着床式洋上架台と、
前記支柱部の上端に設置された風力発電機と、
を備える洋上風力発電装置。
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