JP2023048569A - 作業機のブリーザ構造 - Google Patents

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Takuya Matsumoto
篤 諸井
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Abstract

【課題】ブリーザチューブを短くし、且つ凍結によるブリーザチューブの目詰まりを抑制する。【解決手段】作業機(1)は、機体3と、機体3に設けられた作業部(6、7)と、機体3の左右に設けられた走行部(4)と、作業部及び走行部を駆動するために機体3に設けられた駆動源(10、18)とを備える。駆動源を走行部に動力伝達可能に接続するギア43を収容するギア室42を画定する少なくとも1つのギアケース41が機体3に設けられる。駆動源は機体3の上部に搭載されたエンジン10を含む。ギア室42に連通する一端70a及び外部に開放される他端70bを有するブリーザチューブ70の他端70bが、機体3とエンジン10との間に形成される空間50に配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、作業機のブリーザ構造に関する。
一般に、車両のギアボックス(変速機等)を収納するギアケースには、その内部の空気が高温時に高圧にならないように、ブリーザ室を介して空気を外部に逃がすためのブリーザ装置が設けられている。また、電気自動車においては、電気モータを収納するモータケースにも、その内部の空気が高温時に高圧にならないように、別途ブリーザ装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-161363号公報
電気自動車においては、ギアボックスやモータケースは車体によって覆われる部分に配置される。近年では、作業機においても、作業部の駆動源としてのエンジンに加え、走行源としてモータを備えるハイブリッドタイプの作業機が開発されている。このような作業機においては、電気自動車のように走行源を上方から覆うような車体を備えていないことがある。その場合、ブリーザチューブの防水性及び防塵性が低下する。そこで従来では、ブリーザチューブは、ギアケースから例えば操作盤(入力装置)や操作盤近傍の制御装置まで引き延ばされ、それらの内部で他端が開放されるように配置されていた。
しかしながら、材料削減及び取り扱い容易化の観点から、ブリーザチューブはできるだけ短くすることが好ましい。また、作業機が寒冷地で使用される場合には、水分の凍結によってチューブが目詰まりする虞がある。そのため、ブリーザチューブは、できるだけ凍結し難い場合に配置することが好ましい。
本発明は、以上の背景に鑑み、ブリーザチューブを短くでき、且つ凍結によるブリーザチューブの目詰まりを抑制できる作業機のブリーザ構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、作業機(1)のブリーザ構造であって、機体(3)と、所定の作業を行うために前記機体に設けられた作業部(6、7)と、前記機体を走行させるために前記機体の左右に設けられた走行部(4)と、前記作業部及び前記走行部を駆動するために前記機体に設けられた駆動源(10、18)と、前記機体に設けられ、前記駆動源を前記走行部に動力伝達可能に接続するギア(43)を収容するギア室(42)を画定する少なくとも1つのギアケース(41)と、前記ギア室に連通する一端(70a)及び外部に開放される他端(70b)を有するブリーザチューブ(70)とを備え、前記駆動源が前記機体の上部に搭載されたエンジン(10)を含み、前記ブリーザチューブの前記他端が、前記機体と前記エンジンとの間に形成される空間(50)に配置される。
この態様によれば、ブリーザチューブの一端は、機体に設けられたギアケースのギア室に連通し、ブリーザチューブの他端は、機体とエンジンとの間に形成される空間に配置される。よって、従来のようにブリーザチューブをギアケースから例えば入力装置まで引き延ばす必要がなく、ブリーザチューブが短く済む。また、ブリーザチューブの他端が機体とエンジンとの間に形成される空間に配置されるため、ブリーザチューブがエンジンから受熱しやすい。よって凍結によるブリーザチューブの目詰まりが抑制される。
上記の態様において、前記機体の前記上部が、前記エンジンを支持するべく上方に突出する1対のエンジン支持部(46)を備え、前記空間が、前記機体の上面上に、左右から前記エンジン支持部により画定される。
この態様によれば、空間は、機体の上部に備えられた1対のエンジン支持部の間に、左右からエンジン支持部により覆われるように画定される。そのため、空間の防水性及び防塵性が向上する。
上記の態様において、前記エンジン支持部の一方が、貫通孔(47a)が設けられた支持壁(47)を含み、前記ブリーザチューブが前記貫通孔を通過するように配置される。
この態様によれば、エンジン支持部の支持壁を迂回するようにブリーザチューブを設ける必要がない。よって、ブリーザチューブが短く済む。
上記の態様において、前記空間が、前記エンジン支持部の間にて前後方向の一方(後方)から前後壁(48)により画定され、前記エンジン支持部の間にて前記前後方向の他方(前方)に開放されており、前記ブリーザチューブの前記他端が前記前後壁に対して間隔をおいて対向している。
この態様によれば、空間の前後方向の一方から前後壁により画定されるため、空間の防水性及び防塵性が一層向上する。また、空間が前後方向の他方に開放されているため、空間に水が浸入しても、開放された部分から水が排出され得る。
上記の態様において、前記空間には前記機体の前記上部から延出する板材からなるチューブ保持板(60)が設けられ、前記ブリーザチューブの前記他端が前記チューブ保持板に固定されている。
この態様によれば、ブリーザチューブの他端をチューブ保持板によって強固に固定することができる。
上記の態様において、前記前後壁が後傾し、前記チューブ保持板が前記前後壁に対して略平行に傾斜している。
この態様によれば、チューブ保持板が前後壁と略平行に傾斜するため、ブリーザチューブの他端の保持角度を前後壁の傾斜に合わせて傾斜させることができる。
上記の態様において、前記ブリーザチューブの前記他端が、前記チューブ保持板の下面の側で前記空間に開放されている。
この態様によれば、ブリーザチューブの他端が上方からチューブ保持板により覆われた位置で開放される。よって、ブリーザチューブの他端から水分や塵埃がブリーザチューブ内に進入することが抑制される。
上記の態様において、前記前後壁と前記チューブ保持板との間に上向きに開放されたアクセス口(65)が形成され、前記ブリーザチューブの前記他端が前記チューブ保持板の下方に配置された固定部材(76)によって前記チューブ保持板に固定されている。
この態様によれば、作業者はアクセス口からチューブ保持板の下方に手を挿入して固定部材をチューブ保持板の下方の所定の位置に配置することができる。よって組立て作業が容易である。
上記の態様において、前記駆動源が少なくとも1つのモータ(18)を更に含み、前記空間の底面が少なくとも1つの前記モータに沿って上に凸に湾曲する底面湾曲部(61)を有し、前記ブリーザチューブの前記他端が前記底面湾曲部の上端よりも高い位置に配置されている。
この態様によれば、空間内に水が溜ったとしても、水は底面湾曲部の上端を超えて低い方へ流れる。ブリーザチューブの他端が底面湾曲部の上端よりも高い位置に配置されているため、水がブリーザチューブ内に進入することが抑制される。
上記の態様において、前記チューブ保持板は前記機体の前記上面上に取り付けられた基部(63)を有し、該基部には、前記機体の前記上面に設けられた孔(55)に整合する開口(62)が形成され、前記モータに接続されるワイヤハーネス(54)が前記孔及び前記開口を通過し、前記ワイヤハーネスを保持するシール部材(57)が前記開口に装着される。
この態様によれば、シール部材を装着するための板がチューブ保持板を兼ねることになる。よって、ブリーザチューブの他端を固定するために専用のチューブ保持板を用意する必要がなく、部品点数が削減される。
上記の態様において、前記ブリーザチューブが上に凸に湾曲するループ形状部(70c)を有する。
この態様によれば、ブリーザチューブの一端からギアケース内のオイルがブリーザチューブ内に流出しても、ループ形状部によってオイルの流出が阻止される。また、空間内の水がブリーザチューブ内に流入しても、ループ形状部によってギアケース内への水の流入が阻止される。
上記の態様において、少なくとも1つの前記ギアケースが、左右の前記走行部の間に幅方向に間隔を空けて配置された左ギアケース(41L)及び右ギアケース(41R)を含み、前記ブリーザチューブが、前記左ギアケースに接続された左チューブ(71)と、前記右ギアケースに接続された右チューブ(72)と、前記左チューブ及び前記右チューブにティース(73)を介して接続された共通チューブ(74)とを含み、前記共通チューブが前記ループ形状部を有する。
この態様によれば、ループ形状部の数を減らすことができる。また、チューブ保持板に他端が固定されるチューブの数を減らすことができる。
上記の態様において、当該ブリーザ構造は、前記機体に取り付けられ、前記ブリーザチューブの前記一端を外側から覆うガード部材(80)を更に備える。
この態様によれば、ブリーザチューブの一端が損傷することや、ブリーザチューブの一端から水が浸入すること等を抑制できる。
上記の態様において、少なくとも1つの前記モータの内部空間に連通する一端(53a)及び外部に開放される他端(53b)を有するモータブリーザチューブ(53)を更に備え、前記モータブリーザチューブの前記他端が、前記機体と前記エンジンとの間に形成される前記空間に配置される。
この態様によれば、モータブリーザチューブの一端は、機体に設けられたモータの内部空間に連通し、モータブリーザチューブの他端は、機体とエンジンとの間に形成される空間に配置される。よって、モータブリーザチューブをモータから例えば入力装置まで引き延ばす必要がなく、モータブリーザチューブが短く済む。また、モータブリーザチューブの他端が機体とエンジンとの間に形成される空間に配置されるため、モータブリーザチューブがエンジンから受熱しやすい。よって凍結によるモータブリーザチューブの目詰まりが抑制される。
上記の態様において、前記モータブリーザチューブの前記他端が前記チューブ保持板に固定されている。
この態様によれば、モータブリーザチューブの他端をチューブ保持板によって強固に固定することができる。また、モータブリーザチューブの他端及びブリーザチューブの他端が共にチューブ保持板に固定されることにより、両チューブの他端を近接配置すると共に、チューブ保持板の数を低減することができる。
上記の態様において、前記モータブリーザチューブが上に凸に湾曲している。
この態様によれば、空間内の水がモータブリーザチューブ内に流入しても、上に凸の湾曲部によってモータ内への水の流入が阻止される。
上記の態様において、少なくとも1つの前記モータは、ハーネス挿通孔(55)が上面に設けられたモータケース(36)を含み、前記モータブリーザチューブが前記モータケースの前記ハーネス挿通孔の上方で上に凸に湾曲している。
この態様によれば、モータブリーザチューブの下方の空間を利用してワイヤハーネスが配置される。よって、スペースの有効活用が可能である。
以上の態様によれば、ブリーザチューブを短くでき、且つ凍結によるブリーザチューブの目詰まりを抑制できる作業機のブリーザ構造を提供することができる。
実施形態に係る除雪機の側面図 図1に示す除雪機の要部側面図 図2に示す機体の平面図 図3中のIV-IV断面線に沿って示す機体の断面図 機体上部を左後方から見た斜視図 一部破断して機体上部を左後方から見た斜視図 機体左側部を左後方から見た斜視図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、本発明が除雪機1に適用されている。以下、前後、左右、上下等の方向を示す用語は、除雪機1を操作する作業者から見た方向を基準として用いる。図中、「Fr」で示す矢印は前方を指し、図3及び図4中、「L」で示す矢印は左方を、「R」で示す矢印は右方をそれぞれ指す。
図1は実施形態に係る除雪機1の側面図である。最初に、図1を参照しつつ、除雪機1の全体の構成について説明する。
図1に示すように、除雪機1は、その後方で作業者が歩行しながら除雪作業を行う歩行型除雪機である。除雪機1は、その骨格を構成する機体3と、機体3の左右両側に設けられた一対の走行装置4と、機体3の後方に設けられたハンドル装置5と、機体3の前方に設けられたブロア装置6と、ブロア装置6の前方に設けられたオーガ装置7とを有する。図1では、走行装置4のうち機体3の左側に設けられたもののみが表示されている。ブロア装置6及びオーガ装置7は、除雪作業を行うための除雪機1の作業部を構成する。
機体3の上部には、駆動源としての内燃機関(以下、「エンジン10」と称する)が支持されている。エンジン10は、前後方向に延びる軸線回りに回転可能なクランク軸11(図1ではその前端部のみを表示)を有する。なお、他の実施形態では、クランク軸11は、上下方向に延びる軸線回りに回転可能であっても良い。
機体3の下部前方には、前後方向に延びる軸線回りに回転可能な伝達軸12が設けられている。伝達軸12は、クランク軸11よりも低い位置に配置されており、減速機構13を介してクランク軸11に接続されている。減速機構13はクランク軸11に結合された小径の駆動プーリ13aと、伝達軸12に結合された大径の従動プーリ13bと、両プーリに巻き掛けられたベルト13cと、図示しないテンショナとを有する。
各走行装置4は、駆動輪15と、駆動輪15の後方に設けられた従動輪16と、駆動輪15及び従動輪16に巻き掛けられたクローラベルト17とを有する無限軌道である。なお、他の実施形態では、従動輪16が駆動輪15の前方に設けられていても良く、走行装置4が無限軌道でなくても良い。各走行装置4は、機体3を走行させるための除雪機1の走行部を構成する。機体3は1対の走行装置4の間に位置する。両走行装置4の駆動輪15には、駆動力を伝達するための駆動軸19を介して、走行用モータ18が駆動源として接続される。走行用モータ18は少なくとも1つ設けられれば良く、本実施形態では左右に配置された2つの走行用モータ18(図1では左の走行用モータ18のみを表示)が設けられる。
ハンドル装置5は、機体3の下部から後上方へ延びる左右のアーム20(図1では左のアーム20のみを表示)と、左右のアーム20の上端部に取り付けられた入力装置21とを有する。各アーム20の上端部には、作業者が把持するグリップ20aが設けられている。入力装置21は、作業者による入力操作を受け付ける装置である。入力装置21は、例えば、除雪機1の走行操作を受け付ける走行レバー22と、ブロア装置6及びオーガ装置7の稼働操作を受け付ける除雪スイッチ23と、グリップ20aに近接して配置されたデッドマンクラッチ24とを有する。
ブロア装置6は、機体3の前部に固定されたブロアハウジング26と、ブロアハウジング26に収容されたブロア27と、ブロアハウジング26の上端から上方に延びるシュータ28とを有する。ブロア27は、伝達軸12の後部に固定されている。
オーガ装置7は、ブロアハウジング26の前部に固定されたオーガハウジング31と、オーガハウジング31に回転可能に支持され、トランスミッション32を介して伝達軸12に接続されたオーガ軸33と、オーガ軸33に固定されたオーガ爪34とを有する。
次に、除雪機1の全体の動作について説明する。
作業者が入力装置21の走行レバー22に対して除雪機1の走行操作を行うと、各走行装置4の走行用モータ18が回転する。走行用モータ18の回転は、駆動軸19を介して駆動輪15に伝達される。これにより、クローラベルト17が周回し、除雪機1が走行する。
また、作業者が入力装置21の除雪スイッチ23に対してブロア装置6及びオーガ装置7の稼働操作を行うと、エンジン10のクランク軸11が回転する。クランク軸11の回転は、減速機構13を介して伝達軸12に伝達され、伝達軸12とブロア27が一体的に回転する。伝達軸12の回転は、トランスミッション32を介してオーガ軸33に伝達され、オーガ軸33とオーガ爪34が一体的に回転する。オーガ爪34が回転すると、除雪機1の前方の雪がオーガ爪34によって破砕され、オーガハウジング31の左右方向中央に集められる。この集められた雪は、ブロアハウジング26に導入され、ブロア27によってシュータ28を介して所望の方向に投射される。
次に、除雪機1のブリーザ構造の構成について詳細に説明する。
図2は図1に示す除雪機1の要部側面図である。図2に示すように、エンジン10と減速機構13の駆動プーリ13aとの間におけるクランク軸11上には電磁クラッチ37が設けられている。図3は図2に示す機体3の平面図であり、図4は図3中のIV-IV断面線に沿って示す機体3の断面図である。図2~図4に示すように、機体3は、減速機構13の下部(従動プーリ13b)を受容する前部と、走行用モータ18のモータケース36を構成する下部と、エンジン10を搭載するためのエンジンベッドを構成する上部とを有する。
図4に示すように、本実施形態では、2つの走行用モータ18は横方向に並んで同軸上に配置されている。2つの走行用モータ18のモータケース36は機体3により一体に構成されている。また、両モータケース36の内部空間は互いに連通している。各走行用モータ18は、モータケース36に収容された電磁石を備えたステータ38と、ステータ38の内側に回転可能に配置された永久磁石を備えたロータ39とを有する。
機体3の下部両側部には1対のギアケース41(左ギアケース41L、右ギアケース41R)が設けられている。各ギアケース41は、機体3の下部(モータケース36)と協働して機体3との間にギア室42を画定する。各ギア室42には、対応する走行用モータ18を対応する走行装置4に動力伝達可能に接続するギア43が収容されている。
図3及び図4に示すように、エンジン10を搭載するためのエンジンベッドは、エンジン10を支持するべくモータケース36の両側部から上方に突出する1対のエンジン支持部46によって構成される。各エンジン支持部46は、前後方向及び上下方向に延在する支持壁47を含んでいる。支持壁47の後部は、後壁48によって互いに連結されている。すなわち、機体3の上部、より詳細には、機体3の下部に設けられたモータケース36の上面上の、機体3とエンジン10との間には、左右から支持壁47によって画定され、後方から後壁48によって画定される空間50が形成される。
従動プーリ13bを受容する機体3の前部は、空間50の前方にそれよりも深いプーリ受容空間51を形成しており、プーリ受容空間51は前方に向けて開放されている。すなわち、機体3とエンジン10との間に形成される空間50は、プーリ受容空間51(図3)を介して前方に開放されている。
図5は機体上部を左後方から見た斜視図である。図6は一部破断して機体上部を左後方から見た斜視図である。図3~図6に示すように、モータケース36の上壁には、走行用モータ18の駆動によって高温になったモータケース36内の空気を外部に逃がすためにモータブリーザチューブ53が接続されている。モータブリーザチューブ53の一端53aはモータケース36の内部空間に連通し、モータブリーザチューブ53の他端53bは機体3とエンジン10との間の空間50に開放されている。
図5及び図6に示すように、2つのモータケース36の上面、すなわち空間50の底面には、対応する走行用モータ18の電磁石に電極を供給するためのワイヤハーネス54が挿通されるハーネス挿通孔55(図6)が設けられている。2つのハーネス挿通孔55は左右に離間した位置に配置されている。各ハーネス挿通孔55の入り口は、モータケース36の上面に突出形成された筒部56(図6)によって周辺よりも高い位置に配置されている。各筒部56の上面には、ワイヤハーネス54を液密に保持するシール部材57(図5)を装着するための板部材60がボルトによって締結されている。
図6に示すように、空間50の底面は、走行用モータ18に沿って上に凸に湾曲する底面湾曲部61を後部に有している。底面湾曲部61は、走行用モータ18の回転軸を中心とする円弧形状をしている。後壁48は、底面湾曲部61の後端から後方に向けて傾斜(すなわち、後傾)している。ハーネス挿通孔55及び筒部56は、底面湾曲部61の最も高い位置近傍に配置されている。したがって、両板部材60は、底面湾曲部61の上端よりも高い位置に配置されている。
左に配置された板部材60は、ハーネス挿通孔55に整合する開口62が形成された平坦形状をしており、筒部56上を概ね水平に延在している。右に配置された板部材60は、ハーネス挿通孔55に整合する開口62が形成された平坦形状をなし、筒部56上を概ね水平に延在する基部63と、基部63の後端から上方斜め後方へ延出する延出部64とを有する。この延出部64は、機体3の上部に設けられた筒部56から延出しており、モータブリーザチューブ53の他端53bを支持する。つまり、板部材60の他方はチューブ保持板として機能する。延出部64は後壁48と略平行に後方へ傾斜しており、上端にて後壁48との間に上方に開放されたアクセス口65を形成している。
モータブリーザチューブ53の一端53aは右側のハーネス挿通孔55の前方に配置されている。モータブリーザチューブ53は、一端53aから上方へ延出し、後方に向けて上に凸に湾曲し、右側のハーネス挿通孔55の上方を通過してハーネス挿通孔55の後方に至る。モータブリーザチューブ53の他端53bは、右の板部材60の延出部64の上面に当接し、延出部64の下面側から挿入された管状の第1固定部材66によって延出部64に固定されている。これにより、モータブリーザチューブ53の他端53bは、後壁48に対して間隔をおいて対向しており、第1固定部材66を介して板部材60の下面側にて空間50に開放されている。第1固定部材66を用いたモータブリーザチューブ53の他端53bの固定作業は、アクセス口65を介して行うことができる。
図4に示すように、各ギアケース41(41L、41R)の上壁には、ギア室42の空気が高温時に高圧にならないように、ブリーザ室を介して空気を外部に逃がすためにブリーザチューブ70が接続されている。ブリーザチューブ70は2股形状とされており、ブリーザチューブ70の2つの一端70aは1対のギア室42に連通し、ブリーザチューブ70の1つの他端70bは機体3とエンジン10との間の空間50に開放されている。以下、ブリーザチューブ70の具体的構成について説明する。
ブリーザチューブ70は、左ギアケース41Lに接続された左チューブ71と、右ギアケース41Rに接続された右チューブ72と、左チューブ71及び右チューブ72にティース73を介して接続された共通チューブ74とを含むことで、2股形状に構成されている。
図5及び図6に示すように、左右の支持壁47には厚さ方向に貫通する貫通孔47aが設けられている。図5及び図6には右側の貫通孔47aのみが示される。各貫通孔47aには弾性材からなるグロメット75が装着されている。図5及び図6では、グロメット75の孔に、貫通孔47aの引き出し線が付されている。図4に併せて示すように、右チューブ72は、右ギアケース41Rに接続された一端70aから、右の支持壁47に装着されたグロメット75の貫通孔47aを通過して空間50に進入している。左チューブ71は、左ギアケース41Lに接続された一端70aから、左の支持壁47に装着されたグロメット75の貫通孔47aを通過して空間50に進入している。
ティース73は、右の板部材60の延出部64の下方にて、左チューブ71及び右チューブ72を直線状に連結している。ティース73の3つ目の接続管部は、延出部64に形成された孔に下方から挿入されている。共通チューブ74は、上面側から板部材60の延出部64に当接させた端部に、ティース73の3つ目の接続管部が挿入されることにより、延出部64に固定されている。共通チューブ74の他方の端部はブリーザチューブ70の他端70bをなす。
共通チューブ74はティース73側の端部から前方斜め上方へ延出し、左方に向けて上に凸に湾曲し、他端70bを板部材60の延出部64の上面に当接させている。すなわち、共通チューブ74は、上に凸に湾曲するブリーザチューブ70のループ形状部70cを構成する。共通チューブ74の他端70bは、延出部64の下面側から挿入された管状の第2固定部材76によって延出部64に固定されている。これにより、ブリーザチューブ70の他端70bは、後壁48に対して間隔をおいて対向し、第2固定部材76を介して板部材60の下面側にて空間50に開放されている。第2固定部材76を用いたブリーザチューブ70の他端70bの固定作業も、アクセス口65を介して行うことができる。また、左チューブ71、右チューブ72及び共通チューブ74のティース73を用いた固定作業も、アクセス口65を介して行うことができる。
図7は、機体3左側部を左後方から見た斜視図である。図3及び図7に示すように、左チューブ71の一端70a及び右チューブ72の一端70aを外側から覆うように1対のガード部材80が機体3に取り付けられている。これにより、ブリーザチューブ70の一端70aが損傷することや、ブリーザチューブ70の一端70aから水が浸入すること等が抑制されている。
除雪機1のブリーザ構造は以上のように構成されている。次に、このように構成されたブリーザ構造の効果について説明する。
図3~図6に示すように、ギア室42に連通する一端70aを有するブリーザチューブ70の他端70bは、機体3とエンジン10との間に形成される空間50に配置されている。これにより、従来のようにブリーザチューブ70をギアケース41から例えば入力装置21まで引き延ばす必要がなく、ブリーザチューブ70が短く済む。また、ブリーザチューブ70の他端70bが機体3とエンジン10との間に形成される空間50に配置されるため、ブリーザチューブ70がエンジン10から受熱しやすい。よって凍結によるブリーザチューブ70の目詰まりが抑制される。
図3及び図4に示すように、機体3の上部は、エンジン10を支持するべく上方に突出する1対のエンジン支持部46を備え、空間50は、機体3の上面上に、左右からエンジン支持部46により画定される。これにより、空間50は、機体3の上部に備えられた1対のエンジン支持部46の間に、左右からエンジン支持部46により覆われるように画定される。そのため、空間50の防水性及び防塵性が向上する。
図5及び図6に示すように、エンジン支持部46は、貫通孔47aが設けられた支持壁47を含み、ブリーザチューブ70は貫通孔47aを通過するように配置される。これにより、エンジン支持部46の支持壁47を迂回するようにブリーザチューブ70を設ける必要がない。よって、ブリーザチューブ70が短く済む。
図3及び図4に示すように、空間50は、エンジン支持部46の間にて後方、すなわち前後方向の一方から後壁48により画定され、エンジン支持部46の間にて前後方向の他方、すなわち前方に開放されている。また、図5及び図6に示すように、ブリーザチューブ70の他端70bは、後壁48に対して間隔をおいて対向している。これにより、空間50の後方から後壁48により画定されるため、空間50の防水性及び防塵性が一層向上する。また、空間50が前方に開放されているため、空間50に水が浸入しても、開放された部分から水が排出され得る。他の実施形態では、後壁48が設けられる代わりに、空間50がエンジン支持部46の間にて前方から前後壁により画定され、後方に開放されても良い。
空間50には、機体3の上部から延出してチューブ保持板を構成する板部材60が設けられ、ブリーザチューブ70の他端70bは板部材60に固定されている。これにより、ブリーザチューブ70の他端70bが板部材60によって強固に固定される。
後壁48は後傾し、板部材60は後壁48に対して略平行に傾斜している。これにより、板部材60は後壁48と略平行に傾斜するため、ブリーザチューブ70の他端70bの保持角度を後壁48の傾斜に合わせて傾斜させることができる。
ブリーザチューブ70の他端70bは、板部材60の下面の側で空間50に開放されている。これにより、ブリーザチューブ70の他端70bは上方から板部材60により覆われた位置で開放される。よって、ブリーザチューブ70の他端70bから水分や塵埃がブリーザチューブ70内に進入することが抑制される。
後壁48と板部材60との間には、上向きに開放されたアクセス口65が形成され、ブリーザチューブ70の他端70bは板部材60の下方に配置された第2固定部材76によって板部材60に固定されている。これにより、作業者はアクセス口65から板部材60の下方に手を挿入して第2固定部材76を板部材60の下方の所定の位置に配置することができる。よって組立て作業が容易である。
空間50の底面は走行用モータ18に沿って上に凸に湾曲する底面湾曲部61を有し、ブリーザチューブ70の他端70bは底面湾曲部61の上端よりも高い位置に配置されている。これにより、空間50内に水が溜ったとしても、水は底面湾曲部61の上端を超えて低い方へ流れる。ブリーザチューブ70の他端70bが底面湾曲部61の上端よりも高い位置に配置されているため、水がブリーザチューブ70内に進入することが抑制される。
板部材60は機体3の上面上に取り付けられた基部63を有し、基部63には、機体3の上面に設けられたハーネス挿通孔55に整合する開口62が形成されている。走行用モータ18に接続されるワイヤハーネス54は、ハーネス挿通孔55及び開口62を通過し、ワイヤハーネス54を保持するシール部材57が開口62に装着される。これにより、シール部材57を装着するための板部材60がチューブ保持板を兼ねることになる。よって、ブリーザチューブ70の他端70bを固定するために専用の板部材60を用意する必要がなく、部品点数が削減される。
ブリーザチューブ70は上に凸に湾曲するループ形状部70cを有する。これにより、ブリーザチューブ70の一端70aからギアケース41内のオイルがブリーザチューブ70内に流出しても、ループ形状部70cによってオイルの流出が阻止される。また、空間50内の水がブリーザチューブ70内に流入しても、ループ形状部70cによってギアケース41内への水の流入が阻止される。
ギアケース41は、左右の走行装置4の間に幅方向に間隔を空けて配置された左ギアケース41L及び右ギアケース41Rを含む。ブリーザチューブ70は、左ギアケース41Lに接続された左チューブ71と、右ギアケース41Rに接続された右チューブ72と、左チューブ71及び右チューブ72にティース73を介して接続された共通チューブ74とを含む。そして、共通チューブ74がループ形状部70cを有する。これにより、ループ形状部70cの数を減らすことができる。また、板部材60に他端70bが固定されるチューブの数を減らすことができる。
図3~図6に示すように、走行用モータ18の内部空間に連通する一端53aを有するモータブリーザチューブ53の他端53bは、機体3とエンジン10との間に形成される空間50に配置される。これにより、モータブリーザチューブ53を例えば入力装置21まで引き延ばす必要がなく、モータブリーザチューブ53が短く済む。また、モータブリーザチューブ53の他端53bが機体3とエンジン10との間に形成される空間50に配置されるため、モータブリーザチューブ53がエンジン10から受熱しやすい。よって凍結によるモータブリーザチューブ53の目詰まりが抑制される。
図5及び図6に示すように、モータブリーザチューブ53の他端53bは板部材60に固定されている。これにより、モータブリーザチューブ53の他端53bが板部材60によって強固に固定される。また、モータブリーザチューブ53の他端53b及びブリーザチューブ70の他端70bが共に板部材60に固定されることにより、これらの他端53b、70bを近接配置すると共に、板部材60の数を低減することができる。
モータブリーザチューブ53は上に凸に湾曲している。これにより、空間50内の水がモータブリーザチューブ53内に流入しても、上に凸の湾曲部によって走行用モータ18内への水の流入が阻止される。
走行用モータ18は、ハーネス挿通孔55が上面に設けられたモータケース36を含み、モータブリーザチューブ53は、モータケース36のハーネス挿通孔55の上方で上に凸に湾曲している。これにより、モータブリーザチューブ53の下方の空間50を利用してワイヤハーネス54が配置される。よって、スペースの有効活用が可能である。
以上で具体的な実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態や変形例に限定されることなく、幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では、本発明が除雪機1に適用されているが、耕耘機や芝刈機、草刈機等、除雪機以外の作業機に本発明が適用されてもよい。耕耘機に本発明が適用される場合は、除雪作業部を構成するブロア装置6及びオーガ装置7の代わりに、耕耘に適した耕耘装置が作業部として設けられるとよい。芝刈機や草刈機に本発明が適用される場合は、除雪作業部の代わりに、ブレードを備えた芝刈装置或いは草刈装置が作業部として機体3の下部に設けられるとよい。
1 :除雪機(作業機の一例)
3 :機体
4 :走行装置(走行部)
6 :ブロア装置(作業部)
7 :オーガ装置(作業部)
10 :エンジン
18 :走行用モータ
36 :モータケース
41 :ギアケース
41L :左ギアケース
41R :右ギアケース
42 :ギア室
43 :ギア
46 :エンジン支持部
47 :支持壁
47a :貫通孔
48 :後壁(前後壁)
50 :空間
53 :モータブリーザチューブ
53a :一端
53b :他端
54 :ワイヤハーネス
55 :ハーネス挿通孔
57 :シール部材
60 :板部材(チューブ保持板)
61 :底面湾曲部
62 :開口
63 :基部
65 :アクセス口
70 :ブリーザチューブ
70a :一端
70b :他端
70c :ループ形状部
71 :左チューブ
72 :右チューブ
73 :ティース
74 :共通チューブ
76 :第2固定部材
80 :ガード部材

Claims (17)

  1. 作業機のブリーザ構造であって、
    機体と、
    所定の作業を行うために前記機体に設けられた作業部と、
    前記機体を走行させるために前記機体の左右に設けられた走行部と、
    前記作業部及び前記走行部を駆動するために前記機体に設けられた駆動源と、
    前記機体に設けられ、前記駆動源を前記走行部に動力伝達可能に接続するギアを収容するギア室を画定する少なくとも1つのギアケースと、
    前記ギア室に連通する一端及び外部に開放される他端を有するブリーザチューブとを備え、
    前記駆動源が前記機体の上部に搭載されたエンジンを含み、
    前記ブリーザチューブの前記他端が、前記機体と前記エンジンとの間に形成される空間に配置された作業機のブリーザ構造。
  2. 前記機体の前記上部が、前記エンジンを支持するべく上方に突出する1対のエンジン支持部を備え、前記空間が、前記機体の上面上に、左右から前記エンジン支持部により画定される請求項1に記載の作業機のブリーザ構造。
  3. 前記エンジン支持部の一方が、貫通孔が設けられた支持壁を含み、前記ブリーザチューブが前記貫通孔を通過するように配置される請求項2に記載の作業機のブリーザ構造。
  4. 前記空間が、前記エンジン支持部の間にて前後方向の一方から前後壁により画定され、前記エンジン支持部の間にて前記前後方向の他方に開放されており、前記ブリーザチューブの前記他端が前記前後壁に対して間隔をおいて対向している請求項2又は3に記載の作業機のブリーザ構造。
  5. 前記空間には前記機体の前記上部から延出する板材からなるチューブ保持板が設けられ、前記ブリーザチューブの前記他端が前記チューブ保持板に固定されている請求項4に記載の作業機のブリーザ構造。
  6. 前記前後壁が後傾し、前記チューブ保持板が前記前後壁に対して略平行に傾斜している請求項5に記載の作業機のブリーザ構造。
  7. 前記ブリーザチューブの前記他端が、前記チューブ保持板の下面の側で前記空間に開放されている請求項6に記載の作業機のブリーザ構造。
  8. 前記前後壁と前記チューブ保持板との間に上向きに開放されたアクセス口が形成され、前記ブリーザチューブの前記他端が前記チューブ保持板の下方に配置された固定部材によって前記チューブ保持板に固定されている請求項7に記載の作業機のブリーザ構造。
  9. 前記駆動源が少なくとも1つのモータを更に含み、
    前記空間の底面が少なくとも1つの前記モータに沿って上に凸に湾曲する底面湾曲部を有し、前記ブリーザチューブの前記他端が前記底面湾曲部の上端よりも高い位置に配置されている請求項5~8のいずれか1項に記載の作業機のブリーザ構造。
  10. 前記チューブ保持板は前記機体の前記上面上に取り付けられた基部を有し、該基部には、前記機体の前記上面に設けられた孔に整合する開口が形成され、前記モータに接続されるワイヤハーネスが前記孔及び前記開口を通過し、前記ワイヤハーネスを保持するシール部材が前記開口に装着される請求項9に記載の作業機のブリーザ構造。
  11. 前記ブリーザチューブが上に凸に湾曲するループ形状部を有する請求項1~10のいずれか1項に記載の作業機のブリーザ構造。
  12. 少なくとも1つの前記ギアケースが、左右の前記走行部の間に幅方向に間隔を空けて配置された左ギアケース及び右ギアケースを含み、
    前記ブリーザチューブが、前記左ギアケースに接続された左チューブと、前記右ギアケースに接続された右チューブと、前記左チューブ及び前記右チューブにティースを介して接続された共通チューブとを含み、前記共通チューブが前記ループ形状部を有する請求項11に記載の作業機のブリーザ構造。
  13. 前記機体に取り付けられ、前記ブリーザチューブの前記一端を外側から覆うガード部材を更に備える請求項1~12のいずれか1項に記載の作業機のブリーザ構造。
  14. 少なくとも1つの前記モータの内部空間に連通する一端及び外部に開放される他端を有するモータブリーザチューブを更に備え、前記モータブリーザチューブの前記他端が、前記機体と前記エンジンとの間に形成される前記空間に配置された請求項9又は10に記載の作業機のブリーザ構造。
  15. 前記モータブリーザチューブの前記他端が前記チューブ保持板に固定されている請求項14に記載の作業機のブリーザ構造。
  16. 前記モータブリーザチューブが上に凸に湾曲している請求項14又は15に記載の作業機のブリーザ構造。
  17. 少なくとも1つの前記モータは、ハーネス挿通孔が上壁に形成されたモータケースを含み、前記モータブリーザチューブが前記モータケースの前記ハーネス挿通孔の上方で上に凸に湾曲している請求項14~16のいずれか1項に記載の作業機のブリーザ構造。
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