JP2023048017A - 歩行補助具および歩行補助方法 - Google Patents

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Yoshinobu Okada
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Abstract

Figure 2023048017000001
【課題】視聴覚障がい者が歩行する際に進行する可能性がある周辺における安全に歩行可能な範囲を容易に確認可能にすること。
【解決手段】歩行補助具1は、周辺の空間の状態を検知するセンサ35と、センサ35が検知したセンサデータを基に周辺の空間に障害物が存在するか否かを判断する障害物判断部13と、障害物判断部13によって障害物が存在すると判断された場合、センサ35が検知したセンサデータから障害物の位置を検出する障害物位置検出部14と、障害物位置検出部14が検出した障害物の位置を基に歩行可能な範囲である歩行可能範囲を算出する算出部15と、算出部15が算出した歩行可能範囲を触覚によって確認可能に表示する触覚表示部50と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、歩行補助具および歩行補助方法に関する。
視聴覚障がい者への歩行補助具として、視聴覚障がい者の指先を治具に接触させて、障害物の存在を知らせる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、進行方向への移動の妨げになる障害の有無、または、その障害が存在する方向の少なくとも一方の情報を教示する。
特開2001-061916号公報
特許文献1に記載の技術では、視聴覚障がい者が歩行する際に進行する可能性がある周辺における安全に歩行可能な範囲を容易に確認することが難しい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、視聴覚障がい者が歩行する際に進行する可能性がある周辺における安全に歩行可能な範囲を容易に確認可能にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る歩行補助具は、周辺の空間の状態を検知するセンサと、前記センサが検知したセンサデータを基に前記周辺の空間に障害物が存在するか否かを判断する障害物判断部と、前記障害物判断部によって前記障害物が存在すると判断された場合、前記センサが検知したセンサデータから前記障害物の位置を検出する障害物位置検出部と、前記障害物位置検出部が検出した前記障害物の位置を基に歩行可能な範囲である歩行可能範囲を算出する算出部と、前記算出部が算出した前記歩行可能範囲を触覚によって確認可能に表示する触覚表示部と、を備える。
本発明に係る歩行補助方法は、周辺の空間の状態を検知するセンサが検知したセンサデータを基に前記周辺の空間に障害物が存在するか否かを判断する障害物判断ステップと、前記障害物判断ステップによって前記障害物が存在すると判断された場合、前記センサが検知したセンサデータから前記障害物の位置を検出する障害物位置検出ステップと、前記障害物位置検出ステップによって検出された前記障害物の位置を基に歩行可能な範囲である歩行可能範囲を算出する算出ステップと、前記算出ステップによって算出された前記歩行可能範囲を触覚によって確認可能に表示する触覚表示ステップと、を含む。
本発明によれば、視聴覚障がい者が歩行する際に進行する可能性がある周辺における安全に歩行可能な範囲を容易に確認可能にすることができるという効果を奏する。
図1は、第一実施形態に係る歩行補助具を示す概略図である。 図2は、第一実施形態に係る歩行補助具を示すブロック図である。 図3は、第一実施形態に係る歩行補助具を示す斜視図である。 図4は、触覚表示部を示す模式図である。 図5は、移動機構を示す図である。 図6は、移動機構の分解斜視図である。 図7は、弾性膜を示す平面図である。 図8は、歩行補助具の使用例を示す図である。 図9は、弾性膜による表示の一例を示す平面図である。 図10は、歩行補助具の使用例の他の例を示す図である。 図11は、弾性膜による表示の他の例を示す平面図である。 図12は、第一実施形態に係る歩行補助具における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、第二実施形態に係る歩行補助具を示す概略図である。 図14は、弾性膜を示す平面図である。 図15は、図14の弾性膜による表示の一例を示す平面図である。 図16は、弾性膜による表示の変形例を示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る歩行補助具および歩行補助方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
以下の説明においては、歩行補助具1の中心を基準とした相対位置又は方向を示す、X方向、Y方向およびZ方向を用いて説明する。X方向、Y方向およびZ方向は3次元で直交する。Y方向は、上下方向である。X方向は、Y方向に直交する平面上の一方向である。Z方向は、Y方向に直交する平面上においてX方向と直交する。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る歩行補助具1を示す概略図である。図1に示すように、歩行補助具1は、視聴覚障がい者であるユーザMの歩行を補助する。歩行補助具1は、ユーザMが進行する可能性がある周辺の障害物を検出して、歩行可能範囲Q(図8参照)を触覚で確認可能にする。歩行補助具1は、触覚表示部50をユーザMの身体に密着させて使用する。ユーザMは、常に歩行補助具1によって歩行可能範囲Qを確認しながら歩行してもよい。ユーザMは、歩行時に必要な時のみ歩行補助具1によって歩行可能範囲Qを確認してもよい。
進行する可能性がある周辺は、進行方向前方および側方を含む範囲である。進行する可能性がある周辺は、例えば、ユーザMの周辺の1歩以上3歩以下程度の範囲である。
歩行補助具1にユーザMが把持するための図示しないグリップ部を設けておき、歩行補助具1の所定の向きが進行方向前方を向くようにされていてもよい。または、歩行補助具1の現在位置の変化からユーザMの進行方向を検出してもよい。
<歩行補助具>
図2は、第一実施形態に係る歩行補助具1を示すブロック図である。歩行補助具1は、操作部31と、GPS(Global Positioning System)受信機32と、カメラ33と、地図情報記憶部34と、センサ35と、触覚表示部50と、制御部10とを有する。歩行補助具1のこれらの各部材は、ケース2(図1参照)に収容されている。
図3は、第一実施形態に係る歩行補助具1を示す斜視図である。ケース2は、使用時、ユーザMによって把持しやすい大きさおよび形状である。ケース2は、例えば、直径が数cm、軸方向の長さが10cm程度の円筒状である。ケース2は、本体部21と、センサ収容部22と、カメラ収容部23と、触覚ピン収容部24とを有する。本体部21とセンサ収容部22とカメラ収容部23と触覚ピン収容部24とは、一体に形成されている。本体部21は、例えば、GPS受信機32と地図情報記憶部34と制御部10と触覚表示部50の移動機構52とを収容する。本体部21の外周面には、例えば、操作部31が設けられている。センサ収容部22は、センサ35を収容する。カメラ収容部23は、カメラ33を収容する。触覚ピン収容部24は、触覚表示部50の触覚ピン51(図4参照)を収容する。触覚ピン収容部24の上面は、触覚表示部50の弾性膜53で形成される。
図2に戻って、操作部31は、歩行補助具1に対する各種操作を受付可能である。例えば、操作部31は、歩行補助具1の電源の入り切り操作を受付可能である。例えば、操作部31は、周辺の確認処理の開始操作および終了操作を受付可能である。操作部31は、例えば、ケース2の本体部21の外周面に設けられている。操作部31は、操作情報を制御部20の操作情報取得部11に出力する。
GPS受信機32は、歩行補助具1の現在位置を検出する。GPS受信機32は、ケース2の本体部21に収容されている。GPS受信機32は、取得した現在位置情報を制御部10の位置情報取得部12へ出力する。
カメラ33は、歩行補助具1の周辺の映像を撮影する。カメラ33は、ユーザMの進行方向前方を含む映像を撮影可能である。本実施形態では、カメラ33は、360°の全天周を撮影可能なカメラ、または、360°を撮影可能に配置された複数のカメラである。カメラ33は、ケース2のカメラ収容部23に収容されている。カメラ33は、例えば、歩行補助具1が起動してから終了するまでの間、映像を常時撮影してもよい。カメラ33は、例えば、周辺の確認処理を実行する間に限って、映像を撮影してもよい。本実施形態では、カメラ33は、歩行補助具1の周辺の障害物が存在するか否かを判断可能な映像を撮影する。カメラ33は、撮影した映像データを制御部10の障害物判断部13へ出力する。カメラ33は、歩行補助具1の必須の構成ではなく、備えていなくてもよい。
カメラ33は、ケース2のカメラ収容部23に収容されている。ケース2が傾けられると、カメラ33が向いている方向が変化して撮影範囲が変化する。例えば、ケース2の上部をユーザMが身体側に近づけるように傾けると、カメラ33は進行方向前方のより広い範囲が撮影範囲になる。
地図情報記憶部34は、地図情報を記憶している。地図情報は、例えば、駅および建物などの施設情報を含む地図である。施設情報は、階段など段差が存在する施設である。地図情報記憶部34は、記憶している地図情報を制御部10の障害物判断部13へ出力する。地図情報記憶部34は、ケース2の本体部21に収容されている。地図情報記憶部34は、通信機能を介して地図情報を取得する外部サーバ等の記憶装置であってもよい。
センサ35は、周辺の空間の状態を検知する。より詳しくは、センサ35は、ユーザMが歩行する際に通過する可能性がある、進行方向前方を含む空間の状態を検知する。センサ35は、例えば、進行方向前方を含む半径数mかつ高さ2m程度以下の柱状の範囲の状態を検知する。センサ35は、例えば、LiDAR(Light Detecting and Ranging)、ミリ波レーダー、赤外線センサ等である。センサ35は、ケース2のセンサ収容部22に収容されている。本実施形態では、センサ35は、歩行補助具1の周辺の障害物の有無および歩行補助具1の周辺の障害物までの距離の少なくともどちらかを検出可能なセンサデータを取得する。センサ35は、センサデータを制御部10の障害物判断部13および障害物位置検出部14へ出力する。
センサ35は、ケース2のセンサ収容部22に収容されている。ケース2が傾けられると、センサ35が向いている方向が変化してセンサ35の検出範囲が変化する。例えば、ケース2の上部をユーザMが身体側に近づけるように傾けると、センサ35は進行方向前方のより広い範囲が検出範囲になる。
警報部39は、音声、光または振動で警報を出力する。警報部39は、例えば、スピーカ、ブザー、警告灯、または、振動部などである。本実施形態では、警報部39は、ユーザMが進行する可能性がある周辺に障害物があることが検出された場合に警報を出力する。警報部39は、例えば、ケース2の本体部21の外周面に設けられている。警報部39は、警報制御部19からの制御信号によって警報を出力する。
<触覚表示部>
図4は、触覚表示部50を示す模式図である。図5は、移動機構52を示す図である。図6は、移動機構52の分解斜視図である。触覚表示部50は、触覚によってユーザMに情報を確認可能に表示する。触覚表示部50は、制御部10の算出部15が算出した歩行可能範囲Qを触覚によって確認可能に表示する。触覚表示部50は、触覚ピン51と、移動機構52と、弾性膜53とを有する。触覚表示部50は、弾性膜53の表面の凹凸により歩行可能範囲Qを表示する。より詳しくは、触覚表示部50は、触覚ピン51を移動させて弾性膜53を変形させることによって歩行可能範囲Qを表示する。触覚表示部50は、算出部15が算出した歩行可能範囲Qの外周の情報を、触覚ピン51を動かして弾性膜53を変形させることにより、ユーザMの触覚を刺激して確認可能に表示する。
触覚ピン51は、先端部511が尖ったピン状に形成されている。本実施形態では、触覚ピン51は、1本である。触覚ピン51は、弾性膜53に対して移動可能に配置されている。触覚ピン51は、ケース2の触覚ピン収容部24内であって、弾性膜53の裏面側に配置されている。触覚ピン51は、移動機構52のガイド板522の先端部に連結されている。触覚ピン51は、移動機構52によってガイド板522とともにX方向およびZ方向に移動する。触覚ピン51は、上下動ソレノイド51Sによってガイド板522の先端部に対してY方向に移動する。触覚ピン51は、通常は先端部511が弾性膜53から離間している。触覚ピン51は、上下動ソレノイド51Sによってガイド板522の先端部に対してY方向の上側に移動すると、先端部511が弾性膜53に接触して弾性膜53を押し上げる。上下動ソレノイド51Sは、制御部10の表示制御部16からの制御信号によって駆動および停止が制御される。
移動機構52は、ガイド板522とともに触覚ピン51をX方向およびZ方向に移動させる。移動機構52は、ケース2の本体部21内であって、触覚ピン51の下側に配置されている。移動機構52は、触覚ピン51の下側に連結されている。移動機構52は、ガイド板521と、ガイド板522と、ギア523と、ギア524と、回転テーブル525と、ギア526と、ギア527と、ギア528とを有する。
ガイド板521は、Y方向と平行な平面状の板材である。ガイド板521は、Y方向の中間部に、水平方向に沿って形成されたガイド溝521Sを有する。ガイド板521は、回転テーブル525に固定されている。ガイド板521は、回転テーブル525とともにXZ平面内で回転する。
ガイド板522は、Y方向と平行な平面状の板材である。ガイド板522は、ガイド板521と平行に配置されている。ガイド板522は、Y方向の上部にガイド溝522Sを、下部にガイド溝522Tを有する。ガイド溝522Sとガイド溝522Tは、Y方向に沿って形成される。ガイド溝522Sには、ギア528のガイドピン528Pが摺動可能に係合する。ガイド溝522Tには、ギア527のガイドピン527Pが摺動可能に係合する。ガイド板522のガイド板521と向かい合う面であって、ガイド溝522Sとガイド溝522Tとの中間部にガイドピン522Pが立設されている。ガイドピン522Pは、ガイド板521のガイド溝521Sに摺動可能に係合する。ガイド板522は、ガイド板521に沿って摺動する。ガイド板522は、回転テーブル525およびガイド板521とともにXZ平面内で回転する。ガイド板522の先端部に触覚ピン51が配置される。
ギア523、ギア524および回転テーブル525は、ガイド板521の下部に配置されている。ギア523、ギア524および回転テーブル525は、XZ平面内で回転する。ギア523は、Z方向モータ523Mの出力軸523AXに連結されている。ギア523には、ギア524が噛み合っている。ギア524には、回転テーブル525が連結されている。これらにより、Z方向モータ523Mが回転すると、ギア523およびギア524を介して回転テーブル525が回転する。Z方向モータ523Mは、制御部10の表示制御部16からの制御信号によって回転および停止が制御される。
ギア526、ギア527およびギア528は、Y方向に並んでいる。ギア526、ギア527およびギア528は、Y方向と平行な平面内で回転する。X方向モータ526Mは、回転テーブル525に固定されている。X方向モータ526Mは、制御部10の表示制御部16からの制御信号によって回転および停止が制御される。ギア526は、X方向モータ526Mの出力軸526AXに連結されている。ギア526には、ギア527が噛み合っている。ギア527のガイド板522と向かい合う面にガイドピン527Pが立設されている。ガイドピン527Pは、ギア527の周縁部に設けられている。ガイドピン527Pは、ガイド板522のガイド溝522Tに摺動可能に係合する。ギア527には、ギア528が噛み合っている。ギア528のガイド板522と向かい合う面にガイドピン528Pが立設されている。ガイドピン528Pは、ギア528の周縁部に設けられている。ガイドピン528Pは、ガイド板522のガイド溝522Sに摺動可能に係合する。これらにより、X方向モータ526Mが回転すると、ギア526、ギア527およびギア528が回転する。ガイドピン527Pは、ガイド溝522Sを摺動する。ガイドピン528Pは、ガイド溝522Tを摺動する。
図7は、弾性膜53を示す平面図である。図4、図7に示すように、弾性膜53は、ケース2の触覚ピン収容部24の上面である。弾性膜53は、弾性変形可能な膜である。弾性膜53は、表面の凹凸によってユーザMの歩行可能範囲Qを確認させる。より詳しくは、弾性膜53は、触覚ピン51が接触していない状態では平坦な形状である。弾性膜53は、触覚ピン51によって押し上げられて変形する。弾性膜53は、触覚ピン51が接触した状態から離間すると平坦な形状に復帰する。弾性膜53には、歩行補助具1の使用時、ユーザMが親指の腹を接触させる。
弾性膜53は、触覚ピン51によって変形された状態を保持可能であってもよい。本実施形態では、弾性膜53は、触覚ピン51によって押し上げられた状態を保持可能であってもよい。弾性膜53は、例えば、形状記憶樹脂で形成される。触覚ピン51の先端部511にはピン用のヒータが設けられる。ピン用のヒータによって加熱された触覚ピン51の先端部511によって弾性膜53を押し上げることにより、弾性膜53は押し上げられた状態を保って変形する。弾性膜53の全面を加熱可能なリセット用のヒータで加熱されることによって、形状を記憶した弾性膜53が平坦に戻る。
弾性膜53は、例えば、歩行可能範囲Qの軌跡53Q(図9参照)を連続した線状に凸状に変形させる。弾性膜53は、例えば、歩行可能範囲Qのうち段差が存在する部分を、触覚で区別可能なように、他の部分とは異なる態様で変形させてもよい。弾性膜53は、例えば、段差が存在する部分を直線状、不連続な線状または波線状などに凸状に変形してもよい。
このように構成された触覚表示部50は、触覚ピン51は、移動機構52によって、X方向およびZ方向に移動する。また、触覚ピン51は、上下動ソレノイド51Sによってガイド板522の先端部に対してY方向の上側に移動して、先端部511が弾性膜53に接触して弾性膜53を押し上げる。
<制御部>
制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置である。制御部10は、ケース2の本体部21に収容されている。制御部10は、ユーザMが進行する可能性がある周辺の障害物を検出して、歩行可能範囲Qを触覚で確認可能に表示するよう制御する。制御部10は、操作情報取得部11と、位置情報取得部12と、障害物判断部13と、障害物位置検出部14と、算出部15と、表示制御部16と、警報制御部19とを含む。制御部10は、図示しない記憶部に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。制御部10には図示しない内部メモリが含まれ、内部メモリは制御部10におけるデータの一時記憶などに用いられる。
操作情報取得部11は、操作部31が受け付けた操作の操作情報を取得する。操作情報取得部11は、例えば、電源の入り切り操作を示す操作情報を取得して制御信号を出力する。操作情報取得部11は、例えば、周辺の確認処理の開始操作および終了操作を示す操作情報を取得して制御信号を出力する。
位置情報取得部12は、GPS受信機32が受信した電波に基づいて、歩行補助具1の現在位置、言い換えると、ユーザMの現在位置の位置情報を公知の方法によって算出する。
障害物判断部13は、センサ35が検知したセンサデータを基に周辺の空間に障害物が存在するか否かを判断する。本実施形態では、障害物判断部13は、センサ35が検知したセンサデータを基に、ユーザMが歩行する際に通過する可能性がある、進行方向前方を含む空間に障害物が存在するか否かを判断する。センサデータから周辺に障害物が存在するか否かを判断する方法は、公知の方法を使用可能である。
障害物判断部13は、障害物が段差であるか否かを判断してもよい。より詳しくは、障害物判断部13は、位置情報取得部12が取得した位置情報と、地図情報記憶部34の地図情報に基づいて、例えば、ユーザMの現在位置が駅のプラットホーム、施設の階段付近、または、歩道などの段差であることを示す場合、障害物が段差であると判断してもよい。障害物判断部13は、例えば、カメラ33が撮影した映像に画像処理を行って、プラットホーム、階段、または、歩道などの段差を認識してもよい。
障害物位置検出部14は、障害物判断部13によって障害物が存在すると判断された場合、障害物の位置をセンサ35が検知したセンサデータから検出する。センサデータから周辺に存在する障害物までの距離を検出する方法は、公知の方法を使用可能である。
算出部15は、障害物位置検出部14が検出した障害物の位置情報を基に歩行可能範囲Qを算出する。
歩行可能範囲Qとは、ユーザMが歩行可能範囲である。歩行可能範囲Qとは、障害物が存在していない範囲である。歩行可能範囲Qは、ユーザMの周辺の所定距離の範囲において、障害物が存在する範囲を除いた範囲である。歩行可能範囲Qは、例えば、進行方向前方を含む半径数mかつ高さ2m程度以下の円柱状の範囲において、障害物が存在する範囲を除いた範囲である。
表示制御部16は、算出部15が算出した歩行可能範囲Qを触覚表示部50に表示させる制御を行う。本実施形態では、表示制御部16は、歩行可能範囲Qの軌跡53Qを弾性膜53の表面に浮き出させるように制御する。より詳しくは、表示制御部16は、歩行可能範囲Qの軌跡53Qを描いて触覚ピン51を移動させるように移動機構52を動作させる制御信号を出力する。表示制御部16は、歩行可能範囲Qの軌跡53Qを描いて触覚ピン51を移動させるように上下動ソレノイド51S、X方向モータ526MおよびZ方向モータ523Mに対して制御信号を出力する。
表示制御部16は、触覚で区別が可能なように、例えば、歩行可能範囲Qの軌跡53Qを連続した線状に浮き出させる。表示制御部16は、例えば、歩行可能範囲Qのうち段差が存在する部分を、触覚で区別可能なように、他の部分とは異なる態様で表示してもよい。表示制御部16は、例えば、段差が存在する部分を直線、不連続な線状または波線状などで表示してもよい。
表示制御部16は、障害物判断部13によって、進行する可能性がある周辺の空間に障害物が存在すると判断されない場合、その旨を触覚表示部50に表示させる制御を行ってもよい。表示制御部16は、例えば、弾性膜53の周縁部に沿った円を表示させてもよい。
図8は、歩行補助具1の使用例を示す図である。図9は、弾性膜53による表示の一例を示す平面図である。図9に示す弾性膜53の外周が、図8に示すユーザMの周囲の所定距離の範囲となり破線で示す。ユーザMの真後ろは、ユーザMの身体の陰になるためセンサ35による検出対象外である。図8に示す例では、ユーザMの周辺に人物X1、物体X2および物体X3の3つの障害物が存在する。歩行可能範囲Qは、障害物が存在する場所を除外した図示の線になる。図9に示すように、弾性膜53には、図8に示す歩行可能範囲Qの外形と同じ形状に沿って描かれた軌跡53Qが表面に対して浮き出て表示されている。
図10は、歩行補助具1の使用例の他の例を示す図である。図11は、弾性膜53による表示の他の例を示す平面図である。図10において、ユーザMの周囲の所定距離の範囲を筒状の範囲を最も外側の円形の破線で示す。図10に示す例では、ユーザMの周辺に物体X3、および、目印X4より外側に位置する段差が障害物として存在する。歩行可能範囲Qは、障害物が存在する場所を除外した図示の破線になる。図11に示すように、弾性膜53には、図10に示す歩行可能範囲Qの外形と同じ形状に沿って描かれた軌跡53Qが表面に対して浮き出て表示されている。軌跡53Qのうち段差が存在する部分53R(図11参照)は、段差の形状に沿った直線および曲線で示されている。
警報制御部19は、警報を制御する。より詳しくは、警報制御部19は、警報を出力させる制御信号または警報の出力を停止させる制御信号を出力する。警報制御部19は、障害物判断部13によって障害物があると判断された場合、警報を出力する制御信号を出力する。警報制御部19は、障害物判断部13によって障害物があると判断された後に、障害物が検出されなくなった場合、警報を停止する制御信号を出力する。
<制御部における処理>
次に、図12を用いて、制御部10による処理の流れについて説明する。図12は、第一実施形態に係る歩行補助具1における処理の流れの一例を示すフローチャートである。制御部10の操作情報取得部11によって、周辺の確認処理の開始操作を示す操作情報が検出されると、図12に示すフローチャートの処理が実行される。ユーザMは、図1で示すように歩行補助具1を手で把持する。ユーザMは、親指の腹を弾性膜53上に接触する。
制御部10は、位置情報取得部12によって、歩行補助具1の現在位置の位置情報を取得する(ステップS101)。制御部10は、ステップS102へ進む。
制御部10は、周辺に障害物があるか否かを判断する(ステップS102)。より詳しくは、制御部10は、障害物判断部13によって、センサ35が検知したセンサデータを基に、ユーザMが進行する可能性がある周辺の空間に障害物が存在するか否かを判断する。制御部10は、障害物判断部13によって、周辺に障害物があると判断する場合(ステップS102でYes)、ステップS103へ進む。制御部10は、障害物判断部13によって、周辺に障害物があると判断しない場合(ステップS102でNo)、ステップS101の処理を再度実行する。
周辺に障害物があると判断する場合(ステップS102でYes)、制御部10は、障害物の位置を検出する(ステップS103)。より詳しくは、制御部10は、障害物位置検出部14によって、障害物の位置をセンサ35が検知したセンサデータから検出する。制御部10は、ステップS104へ進む。
制御部10は、歩行可能範囲Qを算出する(ステップS104)。より詳しくは、制御部10は、算出部15によって、障害物位置検出部14が検出した障害物の位置情報を基に歩行可能範囲Qを算出する。制御部10は、ステップS105へ進む。
制御部10は、歩行可能範囲Qを表示する(ステップS105)。より詳しくは、制御部10は、表示制御部16によって、歩行可能範囲Qの軌跡53Qを描いて触覚ピン51を移動させるように移動機構52を動作させる制御信号を出力する。制御部10は、表示制御部16によって、歩行可能範囲Qの軌跡53Qを描いて触覚ピン51を移動させるように上下動ソレノイド51S、X方向モータ526MおよびZ方向モータ523Mに対して制御信号を出力する。制御部10は、ステップS106へ進む。
制御部10は、警報を出力する(ステップS106)。より詳しくは、制御部10は、警報制御部19によって、警報を出力する制御信号を出力する。制御部10は、ステップS107へ進む。
制御部10は、処理を終了するか否かを判断する(ステップS107)。より詳しくは、制御部10は、例えば、電源の切り操作が検出された場合、または、周辺の確認処理の終了操作が検出された場合、処理を終了すると判断して(ステップS107でYes)、処理を終了する。制御部10は、例えば、電源の切り操作が検出されない場合、かつ、周辺の確認処理の終了操作が検出されない場合、処理を終了しないと判断して(ステップS107でNo)、ステップS101の処理を再度実行する。
このようにして、ユーザMが進行する可能性がある周辺に障害物が存在する場合、歩行可能範囲Qを示す軌跡53Qが、弾性膜53に浮き出て表示される。ユーザMは、親指の腹で弾性膜53の凸状の軌跡53Qをなぞって、歩行可能範囲Qを確認する。
<効果>
上述したように、本実施形態では、ユーザMが進行する可能性がある周辺の障害物を検出して、歩行可能範囲Qを触覚で確認可能に表示することができる。本実施形態は、障害物の有無または障害物の方向だけではなく、歩行可能範囲Qの二次元的な広がりを確認できる。本実施形態は、ユーザMは、周辺の歩行可能範囲Qが広く安全な場所であること、または、周辺の歩行可能範囲Qが狭くより注意が必要な場所であることを直感的に把握できる。本実施形態によれば、視聴覚障がい者が歩行する際に進行する可能性がある周辺における安全に歩行可能な範囲を容易に確認可能にすることができる。
本実施形態では、歩行可能範囲Qの外周の情報を、触覚ピン51を動かして弾性膜53を変形させることにより、ユーザMの触覚を刺激して確認可能に表示することできる。本実施形態によれば、歩行可能範囲Qの外周をユーザMが確認できるので、歩行可能範囲Qと障害物がある範囲とを直感的に認識することができる。
このように、本実施形態によれば、ユーザMが進行する可能性がある周辺の歩行可能範囲Qを触覚によって確認することにより、ユーザMは周辺の空間の状態を直感的に認識できる。
本実施形態では、弾性膜53は、触覚ピン51によって変形された状態を保持可能である。本実施形態によれば、歩行可能範囲QをユーザMが容易に確認できる。
本実施形態では、歩行可能範囲Qのうち段差が存在する部分を、触覚で区別可能なように他の部分とは異なる態様で表示することができる。本実施形態によれば、歩行可能範囲Qのうち段差が存在する部分をユーザMが確認できる。本実施形態は、歩行可能範囲Qをより適切に表示することができる。
[第二実施形態]
図13ないし図15を参照しながら、本実施形態に係る歩行補助具1Aについて説明する。図13は、第二実施形態に係る歩行補助具1Aを示す概略図である。図14は、弾性膜53を示す平面図である。図15は、図14の弾性膜53による表示の一例を示す平面図である。歩行補助具1Aは、基本的な構成は第一実施形態の歩行補助具1と同様である。以下の説明においては、歩行補助具1と同様の構成要素は、その詳細な説明を省略する。歩行補助具1Aは、触覚表示部50Aの構成が、第一実施形態と異なる。
触覚表示部50Aは、複数の触覚ピン51Aを有する。触覚ピン51Aは、弾性膜53の表面に、隣同士の間隔を狭くして多数が配置されている。各触覚ピン51Aは、それぞれ上下動ソレノイド51ASを有する。各触覚ピン51Aは、それぞれが独立して上下動する。各触覚ピン51Aが上下動することにより、弾性膜53の表面に歩行可能範囲Qの軌跡53Qを浮き出させる。
例えば、図15に示すように、検出された障害物の方向および位置に対応する触覚ピン51Aのみ、弾性膜53を押し上げるように上方に移動させてもよい。言い換えると、歩行可能範囲Qの軌跡53Qより外側の触覚ピン51Aのみ、弾性膜53を押し上げるように上方に移動させてもよい。
例えば、歩行可能範囲Qの軌跡53Q上に位置する触覚ピン51Aのみ、弾性膜53を押し上げるように上方に移動させてもよい。図15では、軌跡53Q上に位置する触覚ピン51Aのみ、弾性膜53を押し上げるように上方に移動させる。
例えば、歩行可能範囲Qのうち段差が存在する部分を、触覚で区別可能なように、複数の触覚ピン51Aの上方への移動を互い違いにして弾性膜53を押し上げて、他の部分とは異なる態様で変形させてもよい。
上述したように、本実施形態では、それぞれ上下動ソレノイド51ASを有する触覚ピン51Aを複数有する。本実施形態では、弾性膜53に軌跡53Qを浮き上がらせるために、第一実施形態の移動機構52のような複雑な構成を備えなくてよい。本実施形態は、簡単な構成で実装することができる。
図示した歩行補助具の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
歩行補助具の制御部の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記に記載した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
図16は、弾性膜53による表示の変形例を示す平面図である。上記では、ユーザMの位置を弾性膜53の周縁部より内側として軌跡53Qを表示したが、ユーザMの位置は、これに限定されない。図16に示すように、弾性膜53の周縁部、具体的にはユーザMの身体に最も近い位置としてもよい。
上記では、ユーザMが親指の腹を弾性膜53に接触させるものして説明したがこれに限定されない。例えば、ユーザMの手のひら、腹部、または、頭部など、身体の他の部位を接触させてもよい。
歩行補助具1は、視聴覚障がい者が歩行時に使用する白杖の上部に取り付けて使用してもよい。
歩行補助具1は、電動車椅子の操作レバー(ジョイスティックレバー)に組み込んで使用してもよい。本発明を電動車椅子に適用すれば、電動車椅子の上限速度を制御して走行速度を制限することにより、視力の弱い方でも電動車椅子を使用できるようになることが期待できる。なお、本発明における歩行の概念には、車椅子での移動も含まれる。
本開示は、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の「すべての人に健康と福祉を」の実現に貢献し、ヘルスケア製品・サービスによる価値創出に寄与する事項を含む。
1 歩行補助具
2 ケース
10 制御部
11 操作情報取得部
12 位置情報取得部
13 障害物判断部
14 障害物位置検出部
15 算出部
16 表示制御部
19 警報制御部
21 本体部
22 センサ収容部
23 カメラ収容部
24 触覚ピン収容部
31 操作部
32 GPS受信機
33 カメラ
34 地図情報記憶部
35 センサ
39 警報部
50 触覚表示部
51 触覚ピン
511 先端部
51S 上下動ソレノイド
52 移動機構
521 ガイド板
521S ガイド溝
522 ガイド板
522S ガイド溝
522T ガイド溝
522P ガイドピン
523 ギア
523M Z方向モータ
524 ギア
525 回転テーブル
526 ギア
526M X方向モータ
527 ギア
527P ガイドピン
528 ギア
528P ガイドピン
53 弾性膜
M ユーザ
Q 歩行可能範囲

Claims (5)

  1. 周辺の空間の状態を検知するセンサと、
    前記センサが検知したセンサデータを基に前記周辺の空間に障害物が存在するか否かを判断する障害物判断部と、
    前記障害物判断部によって前記障害物が存在すると判断された場合、前記センサが検知したセンサデータから前記障害物の位置を検出する障害物位置検出部と、
    前記障害物位置検出部が検出した前記障害物の位置を基に歩行可能な範囲である歩行可能範囲を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した前記歩行可能範囲を触覚によって確認可能に表示する触覚表示部と、
    を備える歩行補助具。
  2. 前記触覚表示部は、触覚ピンと、前記触覚ピンによって変形する弾性膜とを有し、前記算出部が算出した前記歩行可能範囲の外周の情報を、前記触覚ピンを動かして前記弾性膜を変形させることにより、ユーザの触覚を刺激して確認可能に表示する、
    請求項1に記載の歩行補助具。
  3. 前記触覚表示部は、前記触覚ピンによって変形された状態を保持可能である、
    請求項2に記載の歩行補助具。
  4. 前記障害物判断部は、前記障害物が段差であるか否かを判断し、
    前記触覚表示部は、前記歩行可能範囲のうち段差が存在する部分を、触覚で区別可能なように他の部分とは異なる態様で表示する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の歩行補助具。
  5. 周辺の空間の状態を検知するセンサが検知したセンサデータを基に前記周辺の空間に障害物が存在するか否かを判断する障害物判断ステップと、
    前記障害物判断ステップによって前記障害物が存在すると判断された場合、前記センサが検知したセンサデータから前記障害物の位置を検出する障害物位置検出ステップと、
    前記障害物位置検出ステップによって検出された前記障害物の位置を基に歩行可能な範囲である歩行可能範囲を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップによって算出された前記歩行可能範囲を触覚によって確認可能に表示する触覚表示ステップと、
    を含む歩行補助方法。
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