JP2023046497A - 溶接トーチ - Google Patents
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Abstract
【課題】シールドガスの偏流を抑制する。
【解決手段】溶接トーチは、筒状のチップボディ100と、オリフィス120と、ノズル150とを備える。筒状のチップボディ100は、軸方向に延在する。オリフィス120は、チップボディ100の径方向外側に配置され、チップボディ100との間に環状の第1空間11が形成されている。ノズル150は、オリフィス120の径方向外側に配置され、かつオリフィス120との間に環状の第2空間12が形成されている。チップボディ100には、チップボディ100の内側空間10と第1空間11とを連通させる複数の第1貫通孔101が設けられている。オリフィス120には、第1空間11と第2空間12とを連通させる複数の第2貫通孔132がオリフィス120の周方向に間隔をあけて並んで設けられている。複数の第2貫通孔132は、周方向に沿って延在する長孔形状を有する。
【選択図】図1
【解決手段】溶接トーチは、筒状のチップボディ100と、オリフィス120と、ノズル150とを備える。筒状のチップボディ100は、軸方向に延在する。オリフィス120は、チップボディ100の径方向外側に配置され、チップボディ100との間に環状の第1空間11が形成されている。ノズル150は、オリフィス120の径方向外側に配置され、かつオリフィス120との間に環状の第2空間12が形成されている。チップボディ100には、チップボディ100の内側空間10と第1空間11とを連通させる複数の第1貫通孔101が設けられている。オリフィス120には、第1空間11と第2空間12とを連通させる複数の第2貫通孔132がオリフィス120の周方向に間隔をあけて並んで設けられている。複数の第2貫通孔132は、周方向に沿って延在する長孔形状を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、溶接トーチに関する。
溶接トーチ用オリフィスを開示した先行技術文献として、実願平01-134928号(実開平03-076666号)のマイクロフィルム(特許文献1)がある。特許文献1に記載された溶接トーチ用オリフィスにおいては、ガスディフューザからのガスをノズル内に放出する多数の孔が、オリフィスの周面において軸方向に千鳥状に穿設されている。
特許文献1に記載された溶接トーチ用オリフィスにおいては、オリフィスの多数の孔のうちノズル先端に近い孔から多くのシールドガスが出るため、オリフィスの周方向におけるシールドガスの流速分布にムラができ、オリフィスからノズルの先端へ通流するシールドガスが偏流した状態になる。また、オリフィスに形成される貫通孔を真円形状にした場合、シールドガスが貫通孔を通過する際の圧力損失が大きくなり、オリフィスによるシールドガスの整流特性が低下し、これによってもシールドガスが偏流した状態になりやすくなる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、シールドガスの偏流を抑制することができる、溶接トーチを提供することを目的とする。
本発明に基づく溶接トーチは、筒状のチップボディと、オリフィスと、ノズルとを備える。チップボディは、軸方向に延在する。オリフィスは、チップボディの径方向外側に配置され、チップボディとの間に環状の第1空間が形成されている。ノズルは、オリフィスの径方向外側に配置され、かつオリフィスとの間に環状の第2空間が形成されている。チップボディには、チップボディの内側空間と第1空間とを連通させる複数の第1貫通孔が設けられている。オリフィスには、第1空間と第2空間とを連通させる複数の第2貫通孔がオリフィスの周方向に間隔をあけて並んで設けられている。複数の第2貫通孔は、上記周方向に沿って延在する長孔形状を有する。
オリフィスに周方向に沿って延在する長孔形状を有する複数の第2貫通孔が設けられていることによって、第2貫通孔を通過する際のシールドガスの圧力損失を低減しつつオリフィスの周方向におけるシールドガスの流速分布のムラを低減し、オリフィスからノズル先端へ流れるシールドガスの偏流を抑制することができる。
本発明の一形態においては、複数の第2貫通孔の開口面積の合計値は、複数の第1貫通孔の開口面積の合計値以上である。
これにより、複数の第2貫通孔から出るシールドガスが過度に高圧になることを抑制し、オリフィスの周方向におけるシールドガスの流速分布のムラを低減できるため、オリフィスからノズル先端へ流れるシールドガスの偏流を抑制することができる。
本発明の一形態においては、複数の第2貫通孔の開口面積の合計値は、複数の第1貫通孔の開口面積の合計値に対して、1.3倍以下である。
これにより、チップボディとオリフィスとの間の第1空間が過度に低圧になることを抑制し、オリフィスによるシールドガスの整流特性を高く維持できるため、オリフィスからノズル先端へ流れるシールドガスの偏流を抑制することができる。
本発明の一形態においては、オリフィスは、樹脂製の第1部材と、金属製の第2部材とを含む。第1部材は、第1空間の外側に位置する。第2部材は、上記軸方向において第1部材に接続され、第1部材よりノズルの先端側に位置する。
これにより、スパッタの付着による熱影響に起因するオリフィスにおける第1部材の溶融を防止して、チップボディと第1部材との間に隙間が生じることにより発生するガス漏れを抑制しつつ、第2部材によってチップボディとノズルとを電気的に絶縁することができる。
本発明の一形態においては、第1部材と第2部材とは、上記周方向に沿って嵌合することにより互いに接続されている。
これにより、オリフィスの径方向の厚みを薄くすることができるため、オリフィスを小型化することができる。
本発明によれば、シールドガスの偏流を抑制することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る溶接トーチについて図面を参照して説明する。以下の実施の形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
図1は、本発明の一実施の形態に係る溶接トーチの構成を示す断面図である。図2は、図1の溶接トーチをII-II線矢印方向から見た断面図である。図3は、図1の溶接トーチをIII-III線矢印方向から見た断面図である。図4は、本発明の一実施の形態に係る溶接トーチが備えるオリフィスにおける第1部材の構成を示す斜視図である。
図1~図4に示すように、本発明の一実施の形態に係る溶接トーチ1は、チップボディ100と、オリフィス120と、ノズル150とを備える。本実施の形態における溶接トーチ1は、ライナ部材110と、絶縁部材160と、チップ170とをさらに備える。溶接トーチ1は、たとえば、レーザ・アークハイブリッド溶接などの高速の溶接に適用される。
図1~図3に示すように、チップボディ100は、筒状である。チップボディ100は、軸方向(DR1方向)に延在している。チップボディ100は、溶接トーチ1における後端においてライナ部材110に接続されている。
チップボディ100は、金属製である。チップボディ100は、たとえば、銅によって構成されている。なお、チップボディ100は、金属材料から構成されていればよく、銅に限定されない。チップボディ100は、図示しないトーチボディから給電される。
図1および図2に示すように、チップボディ100には、複数の第1貫通孔101が設けられている。本実施の形態における複数の第1貫通孔101の各々は、軸方向の周方向において等間隔に並んで配置されている。なお、複数の第1貫通孔101の各々は、軸方向の位置が互いにずれていてもよい。
ライナ部材110は、図示しないワイヤをチップ170へ供給する通路を形成する部材である。ライナ部材110は、ライナ111と、接続部材112とを含む。
ライナ111は、チップボディ100を軸方向に挿通している。これにより、チップボディ100には、ライナ111との間に環状の内側空間10が形成されている。
接続部材112は、ライナ111の後端側に接続されている。接続部材112は、ライナ111とは反対側の端部において、図示しないトーチボディと接続されている。
図1~図3に示すように、オリフィス120は、筒状である。オリフィス120は、チップボディ100の径方向外側に配置されている。オリフィス120とチップボディ100との間に、環状の第1空間11が形成されている。
チップボディ100における複数の第1貫通孔101の各々は、チップボディ100の内側空間10と第1空間11とを連通させている。
オリフィス120は、第1部材130と、第2部材140とを含む。本実施の形態においては、オリフィス120は、二部材で構成されているが、これに限られず、一部材で構成されていてもよい。第1部材130は、第1空間11の外側に位置している。
第1部材130は、樹脂製である。第1部材130は、たとえば、フェノール樹脂である。なお、第1部材130は、フェノール樹脂に限定されず、ポリアセタールなどの樹脂またはセラミックであってもよい。チップボディ100とノズル150との間に第1部材130が配置されることによって、チップボディ100とノズル150とが電気的に絶縁されている。
図1および図4に示すように、第1部材130は、鍔部131を有している。鍔部131は、溶接トーチ1の後端側に配置されている。鍔部131は、ノズル150の内周面に接触している。
図1、図3および図4に示すように、オリフィス120における第1部材130には、第1空間11と第2空間12とを連通させる複数の第2貫通孔132がオリフィス120の周方向に間隔をあけて並んで設けられている。複数の第2貫通孔132は、複数の第1貫通孔101に対して、溶接トーチ1の後端側に位置している。本実施の形態における複数の第2貫通孔132の各々は、第1部材130において、鍔部131側に設けられている。
図3および図4に示すように、複数の第2貫通孔132は、オリフィス120の周方向に沿って延在する長孔形状を有している。本実施の形態における複数の第2貫通孔132は、オリフィス120の周方向に6個設けられている。複数の第2貫通孔132の長孔形状における軸方向(DR1方向)の孔径は、たとえば、1.5mmである。
オリフィス120の周方向における、第1部材130の全長に対する、複数の第2貫通孔132の合計長さの割合は、たとえば、60~80%である。これにより、シールドガスが複数の第2貫通孔132から過度に高圧で噴出されることが抑制されている。
複数の第2貫通孔132の各々を長孔形状にすることにより、複数の第2貫通孔の各々が当該長孔形状の短径と同一寸法の直径を有する真円形状である場合と比較して、複数の第2貫通孔132を通過する際のシールドガスの圧力損失を低減することができる。また、複数の第2貫通孔132の各々を長孔形状にすることによって、開口面積を確保するのに必要な貫通孔の数量を減らすことができるため、穿設に要する製造コストを削減することができる。
図1に示すように、第2部材140は、軸方向(DR1方向)において第1部材130に接続され、第1部材130よりノズル150の先端側に位置している。
第2部材140は、金属製である。第2部材140は、たとえば、銅によって構成されている。なお、第2部材140は、比較的融点の高い金属材料から構成されていればよく、銅に限定されない。
第1部材130と第2部材140とは、オリフィス120の周方向に沿って嵌合することにより互いに接続されている。本実施の形態においては、第1部材130の内周部と第2部材140の外周部とが嵌合部121において嵌合されることによって、互いに接続されている。これにより、オリフィス120の径方向における厚みを、第1部材130と第2部材140とに形成された雌ねじと雄ねじとを螺合させて締結する場合などと比較して薄くすることができる。
図1~図3に示すように、ノズル150は、筒状である。ノズル150は、オリフィス120の径方向外側に配置されている。ノズル150とオリフィス120との間に、環状の第2空間12が形成されている。ノズル150の先端側は、外部に開放されている。ノズル150は、金属材料から構成されている。
絶縁部材160は、第1部材130とともにチップボディ100とノズル150とを絶縁する部材である。絶縁部材160は、第1絶縁部材161と、第2絶縁部材162とを含む。
第1絶縁部材161は、チップボディ100の径方向外側に設けられている。第2絶縁部材162は、第1絶縁部材161に一部が嵌合されて接続されている。第2絶縁部材162の径方向外側には、ノズル150が嵌合されている。
チップ170は、チップボディ100の先端に接続されている。チップ170には、軸方向(DR1方向)に延在する貫通孔が設けられている。貫通孔には、図示しないワイヤが挿通可能である。チップ170にワイヤを挿通させつつ、チップボディ100を通じてチップ170が給電されることによって、ワイヤと図示しない被溶接部材との間でアーク放電が発生する。
ここで、本発明の一実施の形態における溶接トーチ1におけるシールドガスの流れについて説明する。図5は、図1におけるV部を拡大して溶接トーチにおけるシールドガスの流れを示す断面図である。
溶接トーチ1においては、ノズル150の先端側から不活性ガスなどにより構成されるシールドガスが噴出する。溶接トーチ1の内部におけるシールドガスの流れとしては、図5に示すように、まず、図示しないトーチボディから接続部材112の内部を通流したシールドガスが内側空間10を通流する。次に、シールドガスは、内側空間10から複数の第1貫通孔101を通過して第1空間11に流入する。次に、シールドガスは、第1空間11から複数の第2貫通孔132を通過して第2空間12に流入する。その後、シールドガスは、第2空間12を通流してノズル150の先端から外部へ噴出される。
上述したシールドガスの流れにおいて、複数の第2貫通孔132の開口面積の合計値は、複数の第1貫通孔101の開口面積の合計値以上である。これにより、複数の第2貫通孔132から噴出するシールドガスが過度に高圧になることを抑制し、オリフィス120の周方向におけるシールドガスの流速分布のムラを低減することができる。
また、複数の第2貫通孔132の開口面積の合計値は、複数の第1貫通孔101の開口面積の合計値に対して、1.3倍以下である。これにより、第1空間11内が過度に低圧になることを抑制し、オリフィス120によるシールドガスの整流特性を高く維持できるため、シールドガスの偏流を抑制することができる。
さらに、内側空間10および第2空間12の各々におけるシールドガスの通流方向と、第1空間11におけるシールドガスの通流方向とが、軸方向(DR1方向)において互いに反対向きであることによって、シールドガスが溶接トーチ1の内部の通流する距離を長くしてシールドガスの整流区間を確保し、シールドガスの偏流を抑制することができる。
ここで、本実施の形態に係る溶接トーチと比較例に係る溶接トーチとにおける、シールドガスの流速分布のシミュレーション解析結果について説明する。比較例に係る溶接トーチは、複数の第2貫通孔の形状のみ、本発明の一実施の形態に係る溶接トーチ1と異なる。比較例に係る溶接トーチの複数の第2貫通孔の各々は、真円形状を有している。比較例における複数の第2貫通孔は、オリフィスの周方向に等間隔に8個設けられている。
図6は、比較例に係る溶接トーチの先端部の内部におけるシールドガスの流速の分布を示す断面図である。
図6に示すように、比較例に係る溶接トーチ9においては、溶接トーチ9の先端部における第2空間92内のチップ970の周囲におけるシールドガスの流速分布に大きなムラがある。具体的には、たとえば、図6に示す位置P9のように、シールドガスの流速が局所的に大きくなっている箇所とシールドガスがほとんど流れていない箇所が発生していた。
この、ノズル950の先端部の内部におけるシールドガスの流速分布の大きなムラは、真円形状の複数の第2貫通孔からシールドガスが過度に高圧で噴出されることによって生ずる。真円形状の複数の第2貫通孔から過度に高圧で噴出したシールドガスは、ノズル950の周方向において偏流した状態のまま第2空間92を通流する。その結果、ノズル950から外部に噴出されるシールドガスは、ノズル950の周方向に偏流しているためガスシールド性を確保することができない。
図7は、本発明の一実施の形態に係る溶接トーチの先端部の内部におけるシールドガスの流速の分布を示す断面図である。
図7に示すように、本実施の形態に係る溶接トーチ1においては、溶接トーチ1の先端部における第2空間12内のチップ170の周囲におけるシールドガスの流速分布のムラが低減していた。具体的には、たとえば、図7に示す位置P1のように、シールドガスの流速が平準化され、シールドガスがほとんど流れていない箇所が発生しなかった。このように、第2貫通孔を長孔形状とすることによって、シールドガスの偏流を抑制してガスシールド性を確保できることが確認できた。
本発明の一実施の形態に係る溶接トーチ1においては、オリフィス120における第1部材130に周方向に沿って延在する長孔形状を有する複数の第2貫通孔132が設けられていることによって、第2貫通孔132を通過する際のシールドガスの圧力損失を低減しつつオリフィス120の周方向におけるシールドガスの流速分布のムラを低減し、オリフィス120からノズル150の先端へ流れるシールドガスの偏流を抑制することができる。
本発明の一実施の形態に係る溶接トーチ1においては、複数の第2貫通孔132の開口面積の合計値が複数の第1貫通孔101の開口面積の合計値以上であることにより、複数の第2貫通孔132から出るシールドガスが過度に高圧になることを抑制し、オリフィス120の周方向におけるシールドガスの流速分布のムラを低減できるため、オリフィス120からノズル150の先端へ流れるシールドガスの偏流を抑制することができる。
本発明の一実施の形態に係る溶接トーチ1においては、複数の第2貫通孔132の開口面積の合計値が複数の第1貫通孔101の開口面積の合計値に対して1.3倍以下であることによって、複数の第2貫通孔132から出るシールドガスが過度に低圧になることを抑制し、オリフィス120によるシールドガスの整流特性を高く維持できるため、オリフィス120からノズル150の先端へ流れるシールドガスの偏流を抑制することができる。
本発明の一実施の形態に係る溶接トーチ1においては、オリフィス120が樹脂製の第1部材130と第1部材130の先端側に位置する金属製の第2部材140とを含むことによって、スパッタの付着による熱影響に起因するオリフィス120における第1部材130の溶融を防止して、チップボディ100と第1部材130との間に隙間が生じることにより発生するガス漏れを抑制しつつ、第2部材140によってチップボディ100とノズル150とを電気的に絶縁することができる。
本発明の一実施の形態に係る溶接トーチ1においては、第1部材130と第2部材140とがオリフィス120の周方向に沿って嵌合することにより互いに接続されていることによって、オリフィス120の径方向の厚みを薄くすることができるため、第1部材130と第2部材140とに形成された雌ねじと雄ねじとを螺合させて締結する場合と比較して、オリフィス120を小型化することができる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本開示の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではない。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。上述した実施の形態の説明において、組み合わせ可能な構成を相互に組み合わせてもよい。
1,9 溶接トーチ、10 内側空間、11 第1空間、12,92 第2空間、100 チップボディ、101 第1貫通孔、120 オリフィス、130 第1部材、132 第2貫通孔、140 第2部材、150,950 ノズル。
Claims (5)
- 軸方向に延在する筒状のチップボディと、
前記チップボディの径方向外側に配置され、前記チップボディとの間に環状の第1空間が形成されたオリフィスと、
前記オリフィスの径方向外側に配置され、かつ前記オリフィスとの間に環状の第2空間が形成されたノズルとを備え、
前記チップボディには、該チップボディの内側空間と前記第1空間とを連通させる複数の第1貫通孔が設けられており、
前記オリフィスには、前記第1空間と前記第2空間とを連通させる複数の第2貫通孔が前記オリフィスの周方向に間隔をあけて並んで設けられており、
前記複数の第2貫通孔は、前記周方向に沿って延在する長孔形状を有する、溶接トーチ。 - 前記複数の第2貫通孔の開口面積の合計値は、前記複数の第1貫通孔の開口面積の合計値以上である、請求項1に記載の溶接トーチ。
- 前記複数の第2貫通孔の開口面積の合計値は、前記複数の第1貫通孔の開口面積の合計値に対して、1.3倍以下である、請求項2に記載の溶接トーチ。
- 前記オリフィスは、
前記第1空間の外側に位置する樹脂製の第1部材と、
前記軸方向において前記第1部材に接続され、前記第1部材より前記ノズルの先端側に位置する金属製の第2部材とを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の溶接トーチ。 - 前記第1部材と前記第2部材とは、前記周方向に沿って嵌合することにより互いに接続されている、請求項4に記載の溶接トーチ。
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