JP2021049566A - 溶接トーチ - Google Patents

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Abstract

【課題】インシュレータとノズルの間からシールドガスが漏れ出るのを防止するのに適した溶接トーチを提供する。【解決手段】溶接トーチA1は、チップボディに外嵌され、先端側に雄ねじ部321を有する筒状のインシュレータ3と、基端側に雄ねじ部321と螺合する雌ねじ部を有し、先端が開口する筒状のノズルと、インシュレータ3と上記ノズルとの間に介装され、雄ねじ部321および上記雌ねじ部の緩みを防止する緩み止め部材6と、を備える。緩み止め部材6は、雄ねじ部321および上記雌ねじ部の中心軸線Oxに沿う軸線方向Zにおいてインシュレータ3と上記ノズルとの間に挟まれ、かつ軸線方向Zにおいて略一定の厚さを有する、無端環状のリング部61と、リング部61から径方向内側に延び、かつ雄ねじ部321の山径よりも小径である小径部分を有し、雄ねじ部321の先端側から基端側への通過を許容する延出部62と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、溶接トーチに関する。
例えば消耗電極アーク溶接において使用される溶接トーチは、給電チップからの給電を受けて溶接ワイヤが送り出されるように構成される。溶接ワイヤは、給電チップが有するワイヤ挿通孔に通され、このワイヤ挿通孔の内面に接触することにより給電を受ける。溶接トーチは、たとえば特許文献1に記載されている。
溶接トーチは、一般にトーチボディ、チップボディ、インシュレータ(絶縁ブッシュ)、ノズル、および給電チップを備えている。トーチボディは筒状であり、チップボディはトーチボディの先端に取り付けられている。インシュレータはチップボディに外嵌されており、給電チップは、チップボディの先端に取り付けられている。ノズルは、チップボディないし給電チップの外側において、前方に開放する環状空間を形成する筒状部材である。ノズルの基端側には雌ねじ部が設けられており、当該雌ねじ部は、インシュレータの先端側に設けられた雄ねじ部に螺合される。インシュレータとノズルとの間には、緩み止め部材が介装される。緩み止め部材はたとえばスプリングワッシャであり、この緩み止め部材を具備することによって、インシュレータの雄ねじ部とノズルの雌ねじ部とがねじ連結された状態は適切に維持される。
溶接トーチはまた、先端のノズルから不活性ガスなどからなるシールドガスが噴出するように構成されている。溶接トーチにシールドガスが送られると、当該シールドガスは、チップボディの内部を通過し、たとえばチップボディの先端に取り付けられたオリフィス部材を介してノズルの内部空間に送られ、ノズルの先端から噴出させられる。
しかしながら、インシュレータとノズルとの間に介装される緩み止め部材(スプリングワッシャ)は、平ワッシャと異なり周方向の一部が切断されており、厚さ方向においてねじれた形状とされている。このような構成では、インシュレータとノズルの間を伝うシールドガスが、緩み止め部材(スプリングワッシャ)の切断部から漏れ出る場合がある。この場合、ノズルの先端より噴出するシールドガスの流量が減少してしまう。
特開2010−214412号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、インシュレータとノズルの間からシールドガスが漏れ出るのを防止するのに適した溶接トーチを提供することを主たる課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明によって提供される溶接トーチは、筒状のトーチボディと、上記トーチボディの先端に取り付けられるチップボディと、上記チップボディに外嵌され、先端側に雄ねじ部を有する筒状のインシュレータと、基端側に上記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を有し、先端が開口する筒状のノズルと、上記インシュレータと上記ノズルとの間に介装され、上記雄ねじ部および上記雌ねじ部の緩みを防止する緩み止め部材と、を備えた溶接トーチであって、上記緩み止め部材は、上記雄ねじ部および上記雌ねじ部の中心軸線に沿う軸線方向において上記インシュレータと上記ノズルとの間に挟まれ、かつ上記軸線方向において略一定の厚さを有する、無端環状のリング部と、上記リング部から径方向内側に延び、かつ上記雄ねじ部の山径よりも小径である小径部分を有し、上記雄ねじ部の先端側から基端側への通過を許容する延出部と、を含む。
好ましい実施の形態においては、上記リング部は、自然状態において当該リング部の厚さ方向において互いに偏倚する部位を含む。
好ましい実施の形態においては、上記リング部は、押圧によって変形可能であり、上記軸線方向において上記インシュレータと上記ノズルとの間に挟まれた状態で弾性復元性を有する。
好ましい実施の形態においては、上記雄ねじ部は、上記軸線方向に沿い、ねじ山が形成されていない切除部を有する。
本発明に係る溶接トーチによれば、緩み止め部材の周方向の一部が切断された構成(たとえばスプリングワッシャ)と異なり、リング部によってインシュレータとノズルとの間が適切に塞がれる。したがって、インシュレータとノズルの間からシールドガスが漏れ出るのを防止することが可能であり、ノズルの先端より噴出するシールドガスの流量減少を阻止することができる。
緩み止め部材の延出部は、リング部から径方向内側に延びており、インシュレータの雄ねじ部の山径よりも小径とされた小径部分を有するとともに、雄ねじ部の先端側から基端側へ通過することが可能である。このような構成によれば、リング部を雄ねじ部の基端側へ通過させると、緩み止め部材はインシュレータに遊嵌された状態となる。したがって、たとえばノズルの交換時に当該ノズルをインシュレータから取り外す際、緩み止め部材が不用意に脱落することは防止される。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る溶接トーチの一例を示す要部縦断面図である。 分解した状態のインシュレータおよび緩み止め部材の一例を示す斜視図である。 図2に示すインシュレータの平面図である。 図2に示す緩み止め部材の側面図である。 図2に示す緩み止め部材の正面図である。 図3のVI−VI線に沿う断面図である。 緩み止め部材の延出部をインシュレータの雄ねじ部の先端側から基端側へ通過させる手順を説明するための図である。 緩み止め部材の他の例を示す正面図である。 図8に示した緩み止め部材の側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態につき、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る溶接トーチを示す。本実施形態の溶接トーチA1は、トーチボディ1と、チップボディ2と、インシュレータ3と、オリフィス部材4と、ノズル5と、緩み止め部材6と、給電チップ7と、を含んで構成される。
トーチボディ1は筒状であり、トーチボディ1の先端にはチップボディ2が取り付けられている。チップボディ2は、軸線方向に貫通する中心孔21を有する。このチップボディ2は、トーチボディ1の先端に対し、ねじ手段22によって取り付けられている。チップボディ2はまた、導電性金属で形成されており、トーチボディ1から溶接電流の給電を受ける。
インシュレータ3は、筒状とされており、チップボディ2の長手方向中間部外面に外嵌されている。本実施形態において、インシュレータ3は、絶縁ブッシュ31および口金32を備える。絶縁ブッシュ31は、たとえば、耐熱性の硬質樹脂などの絶縁部材によって形成され、チップボディ2に対してねじ手段311によって連結されている。
図1、図6に示すように、口金32は、絶縁ブッシュ31の基端側から先端側にかけて当該絶縁ブッシュ31に外嵌固定されている。口金32は、たとえば真鍮などの金属からなる。口金32の先端側の外周部には、雄ねじ部321が形成されている。雄ねじ部321は、たとえば台形ねじとして構成される。
図1に示すように、オリフィス部材4は、チップボディ2の長手方向先端部外面に外嵌されている。オリフィス部材4は、チップボディ2の長手方向においてインシュレータ3と隣接するように配置されている。このオリフィス部材4については、さらに後述する。
給電チップ7は、チップボディ2の先端に取り付けられている。給電チップ7は、その基端部がチップボディ2に対してねじ手段71によって取り付けられている。給電チップ7には、ワイヤを通すためのワイヤ挿通孔72が基端から先端まで貫通状に形成されている。給電チップ7の基端部において、ワイヤ挿通孔72はテーパ状であり、溶接トーチA1に送給される溶接ワイヤ(図示略)は、当該テーパ状部分で芯出し案内されながら給電チップ7の先端側に送られる。
ノズル5は、チップボディ2ないし給電チップ7の外側において、前方に開放する環状空間を形成する筒状部材である。ノズル5の基端側の内周部には、雌ねじ部51が形成されている、雌ねじ部51は、インシュレータ3(口金32)の雄ねじ部321に螺合可能であり、当該雄ねじ部321と螺合させられるとこによって、ノズル5がインシュレータ3(口金32)に取り付けられる。
図2、図3に示すように、本実施形態において、インシュレータ3(口金32)の雄ねじ部321には、切除部322が形成されている。切除部322は、雄ねじ部321においてねじ山が形成されていない部位である。切除部322は、雄ねじ部321の中心軸線Oxの軸線方向Zに沿って形成されている。図6に示すように、切除部322は、中心軸線Oxを挟んで対をなすように設けられている。
緩み止め部材6は、インシュレータ3とノズル5との間に介装されており、インシュレータ3の雄ねじ部321およびノズル5の雌ねじ部51の緩みを防止するものである。緩み止め部材6は、リング部61および延出部62を含む。
リング部61は、雄ねじ部321および雌ねじ部51の中心軸線Oxに沿った軸線方向Zにおいて、インシュレータ3(本実施形態では絶縁ブッシュ31)とノズル5の基端との間に挟まれている。また、図1、図2に示すように、リング部61は、無端環状とされており、軸線方向Zにおいて略一定の厚さを有する。
図2、図4、図5に示すように、本実施形態において、リング部61は、第1部分611および第2部分612を含む。第1部分611および第2部分612は、自然状態においてリング部61の厚さ方向(図4における図中左右方向)において互いに偏倚する部位である。本実施形態で図示した例では、リング部61の周方向において、3つずつの第1部分611および第2部分612が交互に設けられている。
延出部62は、リング部61から径方向内側に延びている。本実施形態において、図5に示した延出部62の内径d2は、図3に示した雄ねじ部321の山径d1よりも小さい。このようなことから理解されるように、延出部62は、雄ねじ部321の山径d1よりも小径とされた部分を有する。
本実施形態において、延出部62は、リング部61における2つの第1部分611に対応する部位から延びている。その一方、これら延出部62の間には切欠き63が形成されている。この切欠き63が形成された部位におけるリング部61の内径d3は、雄ねじ部321の山径d1よりも大きい。
図4、図5、図7から理解されるように、リング部61のうち厚さ方向における一方側(図中右側)に偏倚する部位(2つの第1部分611)においては、径方向内側に延出部62が延びている。リング部61において延出部62がつながっていない部位(3つの第2部分612と1つの第1部分611)においては、径方向内側に切欠き63が形成されている。
このような構成の緩み止め部材6は、たとえば金属製の波ワッシャの内径側の所定部位(切欠き63に相当する部位)を打ち抜くことによって形成される。
図4、図5、図7から理解されるように、2つの延出部62は、雄ねじ部321のねじ溝部分に沿ってねじ巻き方向に回して通すことが可能である(図7において図中左側に仮想線で表した緩み止め部材6を参照)。これにより、延出部62(緩み止め部材6)は、雄ねじ部321の先端側から基端側へ通過することが可能である。そして、緩み止め部材6は、雄ねじ部321の基端側においてインシュレータ3(口金32)に遊嵌される(図7において図中右側に仮想線で表した緩み止め部材6を参照)。
このような構成のリング部61は、押圧によって変形可能である。リング部61は、図1に示されるように軸線方向Zにおいてインシュレータ3とノズル5との間に挟まれた状態にて、弾性復元性を有する。
図1に示したトーチボディ1およびチップボディ2の内部には、たとえばワイヤガイドライナ(図示略)が収容されている。溶接ワイヤ(図示略)は、上記ワイヤガイドライナ内を通って溶接トーチA1に送給される。この送給された溶接ワイヤは、トーチボディ1の内部、チップボディ2の内部、給電チップ7のワイヤ挿通孔72を通って、給電チップ7の先端から導出される。
溶接トーチA1はまた、先端のノズル5から不活性ガスなどからなるシールドガスが噴出するように構成されている。具体的には、オリフィス部材4の内周に環状溝41を形成してチップボディ2の外面との間に環状空間42を形成するとともに、この環状空間42とノズル5内空間をオリフィス孔43により連通させる。また、チップボディ2にその中心孔21と上記環状空間42を連通させる通気孔23を形成している。これにより、溶接トーチA1に送られてきたシールドガスは、チップボディ2の中心孔21内に導入され、通気孔23、オリフィス部材4の環状空間42、ないしオリフィス孔43からノズル5の内部空間に送られ、最終的にノズル5の先端から噴出させられる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態において、緩み止め部材6は、インシュレータ3とノズル5との間に介装されており、リング部61および延出部62を含む。図1に示すように、インシュレータ3(口金32)の雄ねじ部321とノズル5の雌ねじ部51とを連結した際、リング部61は、軸線方向Zにおいてインシュレータ3(口金32)とノズル5の先端との間に挟まれる。リング部61は、無端環状とされており、軸線方向Zにおいて略一定の厚さを有する。このようなリング部61を有する構成によれば、緩み止め部材の周方向の一部が切断された構成(たとえばスプリングワッシャ)と異なり、リング部61によってインシュレータ3(口金32)とノズル5の先端との間が適切に塞がれる。したがって、インシュレータ3とノズル5の間からシールドガスが漏れ出るのを防止することが可能であり、ノズル5の先端より噴出するシールドガスの流量減少を阻止することができる。
緩み止め部材6の延出部62は、リング部61から径方向内側に延びている。延出部62は、雄ねじ部321の山径d1よりも小径とされた小径部分を有するとともに、雄ねじ部321の先端側から基端側へ通過することが可能である。このような構成によれば、リング部61を雄ねじ部321の基端側へ通過させると、緩み止め部材6はインシュレータ3(口金32)に遊嵌された状態となる。したがって、たとえばノズル5の交換時に当該ノズル5をインシュレータ3から取り外す際、緩み止め部材6が不用意に脱落することは防止される。
リング部61は、自然状態において当該リング部61の厚さ方向において互いに偏倚する部位(第1部分611および第2部分612)を含む。また、リング部61は、押圧によって変形可能であり、軸線方向Zにおいてインシュレータ3とノズル5との間に挟まれた状態にて、弾性復元性を有する。このような構成によれば、インシュレータ3(口金32の)雄ねじ部321とノズル5の雌ねじ部51とが緩むのを防止し、インシュレータ3とノズル5のねじ連結状態が適切に維持される。
本実施形態において、雄ねじ部321は、軸線方向Zに沿ってねじ山が形成されていない切除部322を有する。このような切除部322が形成されることによって、溶接時に発生するスパッタ等の塵埃がインシュレータ3(口金32)およびノズル5の間に噛み込むのを抑制することができる。また、チップボディ2の内部からノズル5の内部空間に流れ出たシールドガスは切除部322を通じてノズル5の基端側に到達しやすくなるが、上記のように、緩み止め部材6が介在することにより、インシュレータ3とノズル5の間からシールドガスが漏れ出るのを防止することができる。
図8、図9は、溶接トーチA1を構成する緩み止め部材の他の例を示している。同図に示した緩み止め部材6’は、上述の緩み止め部材6と同様に、リング部61および延出部62を含む。リング部61は、主板部613と、複数の突起614とを有する。
主板部613は、略円環状とされており、略一定の厚さを有する。複数(本実施形態では3つ)の突起614は主板部613の周方向において略均等に設けられている。これら突起614は、主板部613の厚さ方向における一方側に突出している。主板部613および突起614は、自然状態においてリング部61の厚さ方向(図9における図中左右方向)において互いに偏倚する部位である。
延出部62は、リング部61(主板部613)から径方向内側に延びている。本実施形態では周方向において互いに分離する6つの板状の延出部62が放射状に設けられている。隣接する延出部62の間には、スリット64が形成されている。延出部62は、主板部613の厚さ方向一方側に傾斜しており、当該傾斜方向へ比較的容易に撓み変化可能である。
本実施形態において、図8に示した延出部62の内径d2は、図3に示した雄ねじ部321の山径d1よりも小さい。これにより、延出部62は、雄ねじ部321の山径d1よりも小径とされた部分を有する。一方、リング部61(主板部613)の内径d3は、雄ねじ部321の山径d1よりも大きい。
このような構成の緩み止め部材6’は、たとえば金属製のプッシュナットの所定部位(突起614に相当する部位)をプレス加工により隆起させることによって形成される。
緩み止め部材6’は、雄ねじ部321の先端側から基端側に向けて押し込むことによって複数の延出部62が撓み変形し、雄ねじ部321の先端側から基端側へ通過することが可能である。
このような構成のリング部61(複数の突起614)は、押圧によって変形可能である。リング部61(複数の突起614)は、図1に示した軸線方向Zにおいてインシュレータ3とノズル5との間に挟まれた状態にて、弾性復元性を有する。
このような緩み止め部材6'を備えた溶接トーチA1においても、上記の緩み止め部材6を具備する溶接トーチA1について述べたのと同様の作用効果を奏する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は上記した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した事項の範囲内でのあらゆる変更は、すべて本発明の範囲に包摂される。
A1:溶接トーチ、1:トーチボディ、2:チップボディ、3:インシュレータ、321:雄ねじ部、322:切除部、5:ノズル、51:雌ねじ部、6,6’:緩み止め部材、61:リング部、62:延出部、Ox:中心軸線、d1:(雄ねじ部の)山径、Z:軸線方向

Claims (4)

  1. 筒状のトーチボディと、
    上記トーチボディの先端に取り付けられるチップボディと、
    上記チップボディに外嵌され、先端側に雄ねじ部を有する筒状のインシュレータと、
    基端側に上記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を有し、先端が開口する筒状のノズルと、
    上記インシュレータと上記ノズルとの間に介装され、上記雄ねじ部および上記雌ねじ部の緩みを防止する緩み止め部材と、を備えた溶接トーチであって、
    上記緩み止め部材は、上記雄ねじ部および上記雌ねじ部の中心軸線に沿う軸線方向において上記インシュレータと上記ノズルとの間に挟まれ、かつ上記軸線方向において略一定の厚さを有する、無端環状のリング部と、
    上記リング部から径方向内側に延び、かつ上記雄ねじ部の山径よりも小径である小径部分を有し、上記雄ねじ部の先端側から基端側への通過を許容する延出部と、を含む、溶接トーチ。
  2. 上記リング部は、自然状態において当該リング部の厚さ方向において互いに偏倚する部位を含む、請求項1に記載の溶接トーチ。
  3. 上記リング部は、押圧によって変形可能であり、上記軸線方向において上記インシュレータと上記ノズルとの間に挟まれた状態で弾性復元性を有する、請求項2に記載の溶接トーチ。
  4. 上記雄ねじ部は、上記軸線方向に沿い、ねじ山が形成されていない切除部を有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の溶接トーチ。
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