JP2023045586A - 周囲監視装置、周囲監視方法、および周囲監視プログラム - Google Patents

周囲監視装置、周囲監視方法、および周囲監視プログラム Download PDF

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Atsuyuki Suzuki
直子 今井
Naoko Imai
洋人 小室
Hiroto Komuro
悠佑 小倉
Yusuke Ogura
博和 青山
Hirokazu Aoyama
頌哉 西村
Nobuya Nishimura
光貴 古谷田
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Abstract

【課題】車両の周囲監視装置において、運転者の運転操作によらず、ユーザが行う簡単な操作で車両周囲の物体の認識精度を向上し得るようにする。【解決手段】車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得部と、検知物体の画像に基づき検知物体の種類の判別を行う判別部と、判別結果に基づき検知物体の種類に応じたグラフィック表現を用いて検知物体の自車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示制御部と、タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力部と、上記判別に用いる処理パラメータを更新する更新部と、を備え、更新部は、タッチパネルにおいて検知物体の表示が押下されたとき、当該押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、検知物体の画像および指定種類に基づいて、上記判別に用いる処理パラメータを更新する。【選択図】図5

Description

本発明は、周囲監視装置、周囲監視方法、および周囲監視プログラムに関する。
従来、車載の障害物検知装置において、障害物の検知結果の正誤を運転者の操作に応じて判断することにより、障害物認識の認識精度を向上することが知られている(特許文献1)。この装置では、ブレーキ操作やアクセル操作などの運転者の操作に基づいて障害物が実際に存在するか否かを判断し、その判断結果に基づいて、障害物検知に用いるパターンマッチング処理の類似性比較の閾値が修正される。
特開2004-17876号公報
上記従来の障害物検知装置では、障害物の認識結果の正誤が運転者の操作に基づいて判断されるため、認識精度の向上が可能な対象物は、実際に運転者の運転操作に影響を与えた物体に限られる。このため、この障害物検知装置では、必ずしも運転操作に影響を与えない物体、例えば、自車両から離れた隣接レーンを走行する車両や道路標識等については、それらの存在を運転操作から判断できない場合があり、認識精度の向上対象とならないこととなり得る。
本発明の目的は、車両の周囲監視装置において、運転者の運転操作によらず、ユーザが行う簡単な操作で、車両周囲の物体の認識精度を向上し得るようにすることである。
上記の目的は、例えば車両運転における初心者や熟練者など、車両運転に際して車両周囲への注意力の程度が異なる様々な特性を持った人の運転行動の質を高めて道路交通事故の低減に寄与するものであり、持続可能な車社会の実現を通じてSDGsの達成に貢献し得る(SDGs 3.6)。
本発明の一の態様は、車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得部と、検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別部と、前記判別部の判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示制御部と、前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力部と、前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新部と、を備え、前記更新部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、周囲監視装置である。
本発明の他の態様によると、前記判別部は、少なくとも車両及び又は標識を前記判別の対象とする。
本発明の他の態様によると、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、前記表示制御部は、前記押下された検知物体についての前記種類の候補を、前記判別部から取得して前記タッチパネルに表示し、前記更新部は、前記候補の中からユーザが選択する前記種類を前記指定種類として取得する。
本発明の他の態様によると、前記表示制御部は、ユーザが前記候補の中から前記種類を選択するためのフリック入力表示を前記タッチパネルに表示する。
本発明の他の態様によると、前記更新部は、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下中に、前記車両に設けられたマイクロホンにより取得されるユーザの音声に基づき、前記指定種類を取得する。
本発明の他の態様によると、前記車両の走行状態についての情報を取得する状態取得部を備え、前記更新部は、前記車両の状態が運転者の操作を要しない自律走行中または停車中であるときに、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下の検出を行う。
本発明の他の態様によると、前記検知情報には前記検知物体の色に関する情報が含まれ、前記表示制御部は、前記検知物体の前記グラフィック表現を、当該検知物体の色で表示する。
本発明の他の態様によると、前記更新部は、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の数が所定数を超えているときは、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下の検出を行わない。
本発明の他の態様によると、前記車両に備えられた投光装置を制御する投光制御部を備え、前記投光制御部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示の押下が検出されたとき、前記投光装置により、前記押下された検知物体に対応する前記周囲環境の物体を照明する。
本発明の他の態様によると、前記更新部は、前記処理パラメータを更新したときは、当該更新にかかる前記検知物体の画像と前記指定種類とを、前記車両と通信可能に接続されたサーバへ送信する。
本発明の他の態様は、コンピュータにより実行される周囲監視方法であって、車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得ステップと、検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別ステップと、前記判別ステップでの判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示ステップと、前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力ステップと、前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新ステップと、を有し、前記更新ステップでは、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、周囲監視方法である。
本発明のさらに他の態様は、周囲監視装置が備えるコンピュータを、車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得部、検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別部、前記判別部の判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示制御部、前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力部、および、前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新部、として機能させる周囲監視プログラムであって、前記更新部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、周囲監視プログラムである。
本発明によれば、車両の周囲監視装置において、運転者の運転操作によらず、ユーザが行う簡単な操作で、車両周囲の物体の認識精度を向上することができる。
本発明の実施形態に係る周囲監視装置を備えた車両の構成図である。 車室内におけるタッチパネルの配置の一例を示す図である。 周囲監視装置の構成を示す図である。 タッチパネルに表示される監視画面の一例を示す図である。 検知物体についての種類の候補を示す表示画面の一例を示す図である。 周囲監視装置における動作の手順の一例を示すフロー図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の周囲監視装置3を備えた車両1の構成図である。
周囲監視装置3は、プロセッサ4およびメモリ5を備える。メモリ5は、例えば、揮発性及び又は不揮発性の半導体メモリ、及び又はハードディスク装置等により構成される。プロセッサ4は、周囲監視装置3が備えるコンピュータであり、例えば、一つ又は複数のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)により構成される。
周囲監視装置3は、車載ネットワーク2を介して、タッチパネル8、通信ユニット9、AV装置10(AV:Audio Visual、オーディオビジュアル)、GNSS受信機11(GNSS、Global Navigation Satellite System)、ナビゲーション装置12、空調装置13、車両ECU14、および物体検知装置17等の、車両1の車載装置との間で通信を行う。
車載ネットワーク2は、単一の通信規格に準拠した通信を行う単一の通信ネットワークに限らず、上述した種々の車載装置の間で通信すべき情報量及び又は通信の頻度に応じて、CAN、Ethernet(登録商標)、USB等の様々な通信規格に準拠した通信を行う複数の通信ネットワークが独立に又はゲートウェイ装置等を介して互いに接続されて、構成され得る。
表示装置であるタッチパネル8は、ディスプレイ6と操作検出センサ7とを備える。ディスプレイ6は、LCD(Liquid Crystal Disply)等により構成される。操作検出センサ7は、ディスプレイ6の表面に設けられてユーザの操作を検知するタッチセンサである。
通信ユニット9は、移動通信システムの通信規格に準拠する無線装置、及び、Bluetooth(登録商標)等の近距離の通信規格に準拠する短距離無線装置を含む。
AV装置10は、従来技術に従い、タッチパネル8のディスプレイ6およびスピーカ10aを用いて楽曲や動画の再生を行うほか、車両1の車室内に存在するスマートフォン等の携帯端末と通信し、携帯端末に電話の着信があったときに、スピーカ10aおよびマイクロホン10bによるハンズフリー通話機能を提供する。
GNSS受信機11は、車両1の位置を検出する。
ナビゲーション装置12は、タッチパネル8の操作により指定された目的地までの経路探索を実行し、例えばディスプレイ6に車両1の位置及び地図を表示して経路案内を行う。
空調装置13は、車両1の室内の温度及び又は湿度を調整する。
車両ECU14は、車両1の種々の動作を制御する電子制御装置(ECU、Eelectronic Control Unit)である。車両1は、複数のECUを備え得る。車両ECU14は、そのような複数のECUを模式的に示したものである。例えば、車両1が備えるECUには、モータ又はエンジン等の車両駆動装置15の動作を制御するECUが含まれる。また、車両1が備えるECUには、状態検出デバイス16からのセンサ情報に基づいて車両1の状態(例えば、速度等の運動状態、バッテリの充電状態、アクセルペダル等の操作状態)を検知して状態情報を出力するECU等が含まれる。
状態検出デバイス16は、車両1の走行動作に関わる車両状態を検出するセンサや、乗員の状態を検出するセンサが含まれる。走行動作に関わる車両状態を検出するセンサには、車速センサ、舵角センサ、アクセルペダルセンサ、ブレーキペダルセンサ、並びにバッテリに設けられた電圧センサおよび電流センサ、などが含まれ得る。乗員の状態を検出するセンサには、シートベルトスイッチ、着座センサ、車内カメラなどが含まれ得る。
物体検知装置17は、物体検知センサ171により車両1の周囲環境に存在する物体を検知し、検知した物体の位置および画像を含む検知情報を他の車載装置へ出力する。物体検知センサ171は、例えば、車外カメラ、レーダ、ライダ、及び又はソナーである。
図2は、車両1の車室内におけるタッチパネル8の配置の一例を示す図である。車両1は、本実施形態では、運転席20とハンドル21とが前方進行方向に向かって左側にある、いわゆる左ハンドル車である。運転席20に着座した運転者が前方を向いたときに視認可能な、インスツルメントパネル22上の図示左側の部分には、スピードメータ23を含む種々の計器類を表示する表示パネル24が配されている。インスツルメントパネル22の車幅方向の中央部、運転席20と助手席25との間には、タッチパネル8が配されている。
図3は、周囲監視装置3の機能的な構成を示す図である。周囲監視装置3は、車両1の周囲環境に存在する物体を認識して、その物体の種別と位置とをタッチパネル8に表示する。
プロセッサ4は、機能要素又は機能ユニットとして、検知情報取得部30と、判別部31と、状態取得部32と、入力部33と、表示制御部34と、更新部35と、投光制御部36と、を備える。プロセッサ4が備えるこれらの機能要素は、例えば、コンピュータであるプロセッサ4が、メモリ5に記憶されたコンピュータ・プログラムである周囲監視プログラム37を実行することにより実現される。これに代えて、プロセッサ4が備える上記機能要素の全部又は一部を、それぞれ一つ以上の電子回路部品を含むハードウェアにより構成することもできる。なお、周囲監視プログラム37は、光学ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリ等のコンピュータ読み取り可能な任意の記憶媒体に記憶させておくことができる。
検知情報取得部30は、物体検知センサ171により検知された、車両1の周囲環境に存在する物体の検知情報を物体検知装置17から取得する。以下、物体検知センサ171により検知された上記周囲環境の物体を検知物体という。上記検知情報には、検知物体の画像が含まれ得る。検知物体の画像は、例えばカラー画像であり得る。これにより、上記検知情報には、検知物体の色に関する情報が含まれることとなる。
判別部31は、検知情報取得部30が取得した検知情報が含む検知物体の画像に基づき、メモリ5に記憶された処理パラメータ38を用いて、検知物体の種類の判別を行う。例えば、判別部31は、従来技術に従い、例えばパターンマッチング処理や、ニューラルネットワークで構成される物体認識モデル等の人工知能(AI)を用いて、検知物体の種類の判別を行う。ここで、処理パラメータ38は、例えば、判別部31がパターンマッチングを用いて上記判別を行うときは、マッチング判定に用いる閾値を含む。また、処理パラメータ38は、例えば、判別部31が上記物体認識モデルを用いて上記判別を行うときは、物体認識モデルを構成するニューラルネットワークにおけるシナプス結合の重み等のパラメータを含む。
本実施形態では、判別部31は、少なくとも車両及び又は標識を、上記判別の対象とする。車両1の周囲環境に存在する車両および標識は、車両1の走行に影響を与え得るため、これらを判別することにより、周囲監視装置3は、運転者の運転行動を効果的に支援することができる。
状態取得部32は、状態検出デバイス16により検出された車両1の走行状態についての情報を、車両ECU14から取得する。
入力部33は、タッチパネル8を介したユーザからの入力を取得する。入力部33は、また、車載のマイクロホン10bから取得されるユーザの音声入力から、ユーザ入力を取得してもよい。この場合において、入力部33は、ユーザの音声内容を認識するための音声認識機能を備えても良いし、AV装置10が音声認識を備えるものとして、入力部33がユーザ音声の音声認識結果をAV装置10から取得してもよい。
表示制御部34は、判別部31の判別結果に基づき、検知物体の種類に応じたグラフィック表現を用いて、その検知物体の車両1に対する相対位置を示した監視画面をタッチパネル8に表示する。その際、表示制御部34は、検知情報取得部30が取得した検知情報に基づき、上記検知物体のグラフィック表現を、当該検知物体の色を用いて表示してもよい。これにより、車両1の周囲環境に複数の物体が存在する場合でも、ユーザは、タッチパネル8上における複数の検知物体の表示が、それぞれ周囲環境のどの物体に対応するのかを、より正しく判断することが可能となる。
表示制御部34は、また、後述する更新部35の指示に基づき前記入力部33が、タッチパネル8において検知物体の表示が押下されたことを検知したときに、判別部31がその検知物体についての候補とする種類をタッチパネル8に表示する。上記候補とする種類は、例えば、判別部31において種類毎に算出される尤度(その種類が正しい種類である確率)に基づいて、当該尤度の高い順に抽出された所定数の種類であるものとすることができる。表示制御部34は、例えば、ユーザが上記候補の中からその検知物体の種類を選択するためのフリック入力表示を、タッチパネル8に表示する。
更新部35は、判別部31が検知物体の判別の際に用いる処理パラメータ38を更新する。本実施形態では、特に、更新部35は、入力部33に指示して、タッチパネル8において検知物体の表示が押下されたことを検知する。そして、更新部35は、タッチパネル8において検知物体の表示が押下されたとき、上記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を、入力部33を介して取得する。例えば、更新部35は、入力部33を介して、表示制御部34がタッチパネル8に表示した種類の候補の中からユーザが選択する種類を、指定種類として取得するものとすることができる。あるいは、更新部35は、タッチパネル8における検知物体の表示の押下中に、入力部33を介して、マイクロホン10bにより取得されるユーザの音声に基づき、上記指定種類を取得してもよい。
そして、更新部35は、検知情報取得部30が取得した検知情報に含まれる検知物体の画像、及びその検知物体について取得した上記指定種類に基づいて、メモリ5に記憶されている処理パラメータ38を更新する。例えば、更新部35は、判別部31において上記検知物体の画像から判別される種類が上記指定種類と同じとなるように、またはその確率が向上するように、処理パラメータ38を更新する。
なお、更新部35は、状態取得部32が取得した車両1の走行状態が、運転者の操作を要しない自律走行中または停車中であるときに、タッチパネル8における検知物体の表示の押下の検出を行うものとすることができる。これにより、運転者が車両1の操縦を行う必要のあるときには、タッチパネル8における検知物体の表示の指定を行えないものとして、車両運転の安全性を確保することができる。
また、タッチパネル8に多数の検知物体が表示されている場合には、ユーザは、タッチパネル8における検知物体の表示のそれぞれが、車両1の周囲環境にあるどの物体に対応するのかを認識することが困難となり、正しい指定種類を入力することが困難となる。したがって、更新部35は、タッチパネル8における検知物体の表示の数が所定数を超えているときは、タッチパネル8における検知物体の表示の押下の検出を行わないものとしてもよい。これにより、ユーザが検知物体に対して誤った指定種類を入力してしまうのを防止することができる。
さらに、更新部35は、処理パラメータ38を更新したときは、当該更新にかかる検知物体の画像と指定種類とを、通信ユニット9を介して車両1と通信可能に接続されたサーバへ送信するものとすることができる。これにより、サーバには、誤判定のあった検知物体についての情報が集積されるので、より判定確度の高い周囲監視装置3を実現する際の開発効率が向上する。これに代えて、更新部35は、処理パラメータ38を更新したときは、更新した処理パラメータ38を、上記サーバへ送信してもよい。これにより、サーバには、検知物体についてのより正しい種類判定を可能とする処理パラメータが集積されるので、サーバから他の車両1へそれらの更新済の処理パラメータを配信することで、他の車両1における検知物体の種類の判別精度が向上する。
投光制御部36は、更新部35からの指示に基づき入力部33によりタッチパネル8における検知物体の表示の押下が検出されたときに、投光装置18により、当該押下された検知物体に対応する周囲環境の物体を照明する。
図4は、表示制御部34がタッチパネル8に表示する監視画面の一例を示す図である。表示制御部34は、検知情報取得部30が取得した検知情報および判別部31における判別結果に基づき、それぞれの検知物体について判別された種類を表すグラフィック表現を用いて、車両1に対するそれぞれの検知物体の相対位置を示す監視画像を、タッチパネル8に表示する。以下、タッチパネル8に表示された検知物体の表現を、物体表現というものとする。
図4の例では、自車両である車両1のグラフィック表現が、自車表現40として表示されている。また、車両1が走行する自車レーン41の前方には、判別部31によりその種類が「乗用車」として判別された検知物体の物体表現42が表示されている。同様に、自車レーン41の右側の隣接レーン43上の、自車表現40の右斜め前方には、「乗用車」として判別された物体表現44が表示されている。また、隣接レーン43上の、物体表現44の前方および後方には、それぞれ、判別部31がその種類を「不定」と判別した検知物体の物体表現45および46が表示されている。
図4の例では、種類が「乗用車」と判別された検知物体の物体表現42および44には、乗用車のグラフィック表現が用いられている。また、種類が「不定」と判別された検知物体の物体表現45および46には、疑問符を矩形の枠線で囲ったグラフィック表現(いわゆる、アイコン)が用いられている。ここで、表示制御部34は、検知情報取得部30が取得した検知情報が示す、それぞれの検知物体の色を用いて、対応する物体表現42、44、45、及び46をタッチパネル8上に表示する。
図4に示す表示画面において、種類「不定」と判別された検知物体の物体表現の一つを押下すると、投光制御部36は、投光装置18により、押下された物体表現に対応する、車両1の周囲環境内の検知物体を照明する。また、上記物体表現の押下に応じて、更新部35は、その検知物体についての種類の候補をタッチパネル8に表示する。
図5は、タッチパネル8における、検知物体についての種類の候補を示す表示画面の例である。図5の例は、例えば、図4に示す表示画面において、種類「乗用車」と判別された検知物体の物体表現44を押下したときの、タッチパネル8の表示画面を示している。図5の例では、押下された物体表現44の位置に、物体表現44についての3つの種類候補である二輪車、人、及びトラックのそれぞれを示す候補アイコン50a、50b、50cを表示したフリック入力表示51が表示されている。また、このフリック入力表示51には、種類「不定」を選択するための候補アイコン52も表示されている。
ユーザは、フリック入力表示51に対するフリック操作により、候補アイコン50a、50b、50c、及び52のいずれかを指定して、物体表現44に対応する検知物体の種類を、「二輪車」、「人」、「トラック」、又は「不定」に選択することができる。更新部35は、上記フリック操作によりユーザが選択した種類を、指定種類として取得する。
上記の構成を有する周囲監視装置3では、判別部31が車両1の周囲環境における検知物体の種類を判別し、表示制御部34が、それぞれの検知物体を、その検知物体について判別された種類に応じたグラフィック表示により、タッチパネル8に表示する。そして、周囲監視装置3では、タッチパネル8に表示されたグラフィック表示をユーザが押下すると、表示制御部34は、そのグラフィック表示に対応する検知物体についての種類の候補を表示し、ユーザから、検知物体についての種類の指定、すなわち指定種類を取得する。また、周囲監視装置3では、更新部35が、ユーザから取得した上記指定種類に基づいて、判別部31が検知物体の種類の判別の際に用いる処理パラメータ38を更新する。
これにより、周囲監視装置3では、運転者の運転操作によらず、ユーザが行う簡単な操作で、車両周囲の物体の認識精度を向上することができる。
次に、周囲監視装置3における動作の手順について説明する。図6は、周囲監視装置3における動作の手順の一例を示すフロー図である。図6の処理は、周囲監視装置3の電源がオンされたときに開始し、オフされたときに終了する。
処理を開始すると、周囲監視装置3の検知情報取得部30は、車両1の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する(S100)。判別部31は、上記取得した検知情報に、少なくとも一つの新たに検知された検知物体があるか否かを判断する(S102)。そして、新たに検知された検知物体があるときは(S102、YES)、判別部31は、新たに検知された検知物体の画像に基づき、その検知物体の種類の判別を行う(S104)。
表示制御部34は、判別部31の判別結果に基づき、検知物体の種類に応じたグラフィック表現である物体表現を用いて、その検知物体の車両1に対する相対位置を表す監視画面をタッチパネル8に表示する(S106)。また、表示制御部34は、監視画面に既に検知された検知物体の物体表現があれば、上記取得した検知情報に基づき、監視画面における物体表現の位置を更新する(S108)。
次に、更新部35は、入力部33に指示して、タッチパネル8においていずれかの検知物体の物体表示が押下されたか否かを判断する(S110)。そして、いずれかの物体表示が押下されたときは(S110、YES)、更新部35は、押下された物体表現に対応する検知物体についての種類の候補の表示を表示制御部34に指示する。このとき、投光制御部36は、投光装置18によりその検知物体を照明するものとすることができる。
表示制御部34は、更新部35からの上記種類の候補の表示についての指示に応じて、上記種類の候補を、判別部31から取得して、タッチパネル8に表示する(S112)。この種類の候補の表示は、上述したように、フリック入力表示であり得る。
次に、更新部35は、入力部33を介して、上記押下された物体表現に対応する検知物体の種類についての、ユーザが指定する指定種類を取得する(S114)。そして、更新部35は、その検知物体の画像および上記取得した指定種類に基づいて、判別部31が検知物体の種類の判別に用いる処理パラメータ38を更新したのち(S116)、ステップS100に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS102において新たに検知された検知物体がないときは(S102、NO)、判別部31は、処理をステップS108に移す。また一方、ステップS110においていずれの物体表示も押下されないときは(S110、NO)、更新部35は、ステップS100に戻って処理を繰り返す。
なお、本発明は上記の実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
上記実施形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得部と、検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別部と、前記判別部の判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示制御部と、前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力部と、前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新部と、を備え、前記更新部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、周囲監視装置。
構成1の周囲監視装置によれば、運転者の運転操作によらず、ユーザが行う簡単な操作で、車両周囲の物体の認識精度を向上することができる。
(構成2)前記判別部は、少なくとも車両及び又は標識を前記判別の対象とする、構成1に記載の周囲監視装置。
構成2の周囲監視装置によれば、自車両の走行に影響を与え得る車両及び又は標識の種類を判別するので、運転者の運転行動を効果的に支援することができる。
(構成3)前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、前記表示制御部は、前記押下された検知物体についての前記種類の候補を、前記判別部から取得して前記タッチパネルに表示し、前記更新部は、前記候補の中からユーザが選択する前記種類を前記指定種類として取得する、構成1または2に記載の周囲監視装置。
構成3の周囲監視装置によれば、検知物体についての種類の候補を判別部から取得して表示するので、ユーザは、限られた数のそれらの候補の中から、検知物体の正しい種類を容易に選択して指定することができる。
(構成4)前記表示制御部は、ユーザが前記候補の中から前記種類を選択するためのフリック入力表示を前記タッチパネルに表示する、構成3に記載の周囲監視装置。
構成4の周囲監視装置によれば、ユーザは、フリック操作により、検知物体の正しい種類を更に容易に指定することができる。
(構成5)前記更新部は、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下中に、前記車両に設けられたマイクロホンにより取得されるユーザの音声に基づき、前記指定種類を取得する、構成3に記載の周囲監視装置。
構成5の周囲監視装置によれば、ユーザは、音声指示により、検知物体の正しい種類を更に容易に指定することができる。
(構成6)前記車両の走行状態についての情報を取得する状態取得部を備え、前記更新部は、前記車両の状態が運転者の操作を要しない自律走行中または停車中であるときに、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下の検出を行う、構成1ないし5のいずれかに記載の周囲監視装置。
構成6の周囲監視装置によれば、運転者が自車両の操縦を行う必要のあるときにはタッチパネル8における検知物体の表示の指定を行えないものとして、車両運転の安全性を確保することができる。
(構成7)前記検知情報には前記検知物体の色に関する情報が含まれ、前記表示制御部は、前記検知物体の前記グラフィック表現を、当該検知物体の色で表示する、構成1ないし6のいずれか一項に記載の周囲監視装置。
構成7の周囲監視装置によれば、自車両の周囲環境に複数の物体が存在する場合でも、ユーザは、タッチパネル上における複数の検知物体の表示が、それぞれ周囲環境のどの物体に対応するのかを、より正しく判断することができる。
(構成8)前記更新部は、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の数が所定数を超えているときは、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下の検出を行わない、構成1ないし7のいずれかに記載の周囲監視装置。
構成8の周囲監視装置によれば、タッチパネルにおける検知物体の表示が多いことに起因してユーザが検知物体に対して誤った種類を入力してしまうのを防止することができる。
(構成9)前記車両に備えられた投光装置を制御する投光制御部を備え、前記投光制御部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示の押下が検出されたとき、前記投光装置により、前記押下された検知物体に対応する前記周囲環境の物体を照明する、構成1ないし8のいずれかに記載の周囲監視装置。
構成9の周囲監視装置によれば、自車両の周囲環境に複数の物体が存在する場合でも、ユーザは、タッチパネル上における複数の検知物体の表示が、それぞれ周囲環境のどの物体に対応するのかを正しく判断することができる。
(構成10)前記更新部は、前記処理パラメータを更新したときは、当該更新にかかる前記検知物体の画像と前記指定種類とを、前記車両と通信可能に接続されたサーバへ送信する、構成1ないし9のいずれか一項に記載の周囲監視装置。
構成10の周囲監視装置によれば、誤判定のあった検知物体についての情報がサーバに集積されるので、当該集積された情報を用いることで、判定確度のより高い周囲監視装置を実現する際の開発効率が向上する。
(構成11)コンピュータにより実行される周囲監視方法であって、車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得ステップと、検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別ステップと、前記判別ステップでの判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示ステップと、前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力ステップと、前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新ステップと、を有し、前記更新ステップでは、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、周囲監視方法。
構成11の周囲監視方法によれば、運転者の運転操作によらず、ユーザが行う簡単な操作で、車両周囲の物体の認識精度を向上することができる。
(構成12)周囲監視装置が備えるコンピュータを、車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得部、検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別部、前記判別部の判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示制御部、前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力部、および、前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新部、として機能させる周囲監視プログラムであって、前記更新部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、周囲監視プログラム。
構成12の周囲監視プログラムによれば、周囲監視装置が備えるコンピュータは、運転者の運転操作によらず、ユーザが行う簡単な操作で、車両周囲の物体の認識精度を向上することができる。
1…車両、2…車載ネットワーク、3…周囲監視装置、4…プロセッサ、5…メモリ、6…ディスプレイ、7…操作検出センサ、8…タッチパネル、8a…下辺、8b…上辺、9…通信ユニット、10…AV装置、10a…スピーカ、10b…マイクロホン、11…GNSS受信機、12…ナビゲーション装置、13…空調装置、14…車両ECU、15…車両駆動装置、16…状態検出デバイス、17…物体検知装置、171…物体検知センサ、18…投光装置、20…運転席、21…ハンドル、22…インスツルメントパネル、23…スピードメータ、24…表示パネル、25…助手席、30…検知情報取得部、31…判別部、32…状態取得部、33…入力部、34…表示制御部、35…更新部、36…投光制御部、37…周囲監視プログラム、38…処理パラメータ、40…自車表現、41…自車レーン、42、44、45、46…物体表現、43…隣接レーン、50a、50b、50c、52…候補アイコン、51…フリック入力表示。

Claims (12)

  1. 車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得部と、
    検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別部と、
    前記判別部の判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示制御部と、
    前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力部と、
    前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新部と、
    を備え、
    前記更新部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、
    前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、
    前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、
    周囲監視装置。
  2. 前記判別部は、少なくとも車両及び又は標識を前記判別の対象とする、
    請求項1に記載の周囲監視装置。
  3. 前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、
    前記表示制御部は、前記押下された検知物体についての前記種類の候補を、前記判別部から取得して前記タッチパネルに表示し、
    前記更新部は、前記候補の中からユーザが選択する前記種類を前記指定種類として取得する、
    請求項1または2に記載の周囲監視装置。
  4. 前記表示制御部は、ユーザが前記候補の中から前記種類を選択するためのフリック入力表示を前記タッチパネルに表示する、
    請求項3に記載の周囲監視装置。
  5. 前記更新部は、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下中に、前記車両に設けられたマイクロホンにより取得されるユーザの音声に基づき、前記指定種類を取得する、
    請求項3に記載の周囲監視装置。
  6. 前記車両の走行状態についての情報を取得する状態取得部を備え、
    前記更新部は、前記車両の状態が運転者の操作を要しない自律走行中または停車中であるときに、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下の検出を行う、
    請求項1ないし5のいずれか一項に記載の周囲監視装置。
  7. 前記検知情報には前記検知物体の色に関する情報が含まれ、
    前記表示制御部は、前記検知物体の前記グラフィック表現を、当該検知物体の色で表示する、
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載の周囲監視装置。
  8. 前記更新部は、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の数が所定数を超えているときは、前記タッチパネルにおける前記検知物体の表示の押下の検出を行わない、
    請求項1ないし7のいずれか一項に記載の周囲監視装置。
  9. 前記車両に備えられた投光装置を制御する投光制御部を備え、
    前記投光制御部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示の押下が検出されたとき、前記投光装置により、前記押下された検知物体に対応する前記周囲環境の物体を照明する、
    請求項1ないし8のいずれか一項に記載の周囲監視装置。
  10. 前記更新部は、前記処理パラメータを更新したときは、当該更新にかかる前記検知物体の画像と前記指定種類とを、前記車両と通信可能に接続されたサーバへ送信する、
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載の周囲監視装置。
  11. コンピュータにより実行される周囲監視方法であって、
    車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得ステップと、
    検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別ステップと、
    前記判別ステップでの判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示ステップと、
    前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力ステップと、
    前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新ステップと、
    を有し、
    前記更新ステップでは、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、
    前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、
    前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、
    周囲監視方法。
  12. 周囲監視装置が備えるコンピュータを、
    車両の周囲環境に存在する物体の検知情報を取得する取得部、
    検知された物体である検知物体の画像に基づき、前記検知物体の種類の判別を行う判別部、
    前記判別部の判別結果に基づき、前記検知物体の前記種類に応じたグラフィック表現を用いて、前記検知物体の前記車両に対する相対位置をタッチパネルに表示する表示制御部、
    前記タッチパネルを介したユーザ入力を取得する入力部、および、
    前記判別に用いる処理パラメータを更新する更新部、
    として機能させる周囲監視プログラムであって、
    前記更新部は、前記タッチパネルにおいて前記検知物体の表示が押下されたとき、
    前記押下された検知物体の種類についてユーザが指定する指定種類を取得し、
    前記検知物体の画像および前記指定種類に基づいて、前記判別に用いる前記処理パラメータを更新する、
    周囲監視プログラム。
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