JP2023043791A - Automatic door - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動ドアに関する。 The present invention relates to automatic doors.
特許文献1には、自動ドアが記載されている。この自動ドアは、横枠である上枠、下枠および無目と、縦枠である左右の方立および縦骨とを枠組みして構成される枠体と、下枠、無目、方立および縦骨によって形成される枠内に配置されるパネルと、上枠、無目および方立によって形成される枠内に配置されるパネルと、無目に取り付けられたエンジンユニットと、エンジンユニットに吊り下げられた開閉戸とを備えている。この自動ドアでは、開閉戸の戸先側の縦框は一方の方立の室内枠材に当接して閉鎖状態となる。他方の方立の側には、パネルの室外面に対向して押縁が配置され、この押縁には、パネルの室外面に当接するバックアップ材およびシール材が設けられている。
特許文献1に記載の自動ドアに例示されるように、従来のアルミ自動ドアの戸先框は、自動ドアの外枠における縦枠の、平面状の内側面に当接させる構造であった。そのため、見込み方向視において、スライドする障子の戸先框が視認できる状態となっていた。そのため、意匠性にも優れない問題があった。また、見込み方向における荷重に対する強度についても向上の余地があった。なお、自動ドアにおける袖部については、例えば袖ガラスなどの戸板が、外枠における縦枠の内側面に固定される固定部材(いわゆる、アタッチメント)を介して縦枠の内側面に固定されていた。そのため、障子と袖部との見付け方向における寸法が不統一となり、やはり意匠性に優れない問題があった。そのため、意匠性と強度とを両立した自動ドアの提供が望まれる。
As exemplified by the automatic door described in
本発明は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、意匠性と強度とを両立した自動ドアを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an automatic door that achieves both good design and strength.
上記目的を達成するための本発明に係る自動ドアは、
外枠と、
前記外枠内においてスライドする障子と、
前記外枠内に固定された袖部と、を備え、
前記障子は、第一戸板と框とを有し、
前記袖部は、第二戸板を有し、見込み方向視において、前記障子と見付け方向に隣接して配置され、
前記外枠は、前記框における戸先框が嵌り込んで収容される凹部を有する第一縦枠を有し、
前記戸先框が前記凹部に収容された状態では、見込み方向視において、前記戸先框と前記第一縦枠とが重複する。
An automatic door according to the present invention for achieving the above object,
an outer frame;
A shoji that slides within the outer frame;
a sleeve secured within the outer frame;
The shoji has a first door plate and a frame,
The sleeve portion has a second door plate, and is arranged adjacent to the shoji in the viewing direction when viewed in the prospective direction,
The outer frame has a first vertical frame having a recess in which the door frame of the frame is fitted and accommodated,
In a state in which the door frame is accommodated in the recess, the door frame and the first vertical frame overlap when viewed from the prospective direction.
本発明に係る自動ドアでは、更に、
前記戸先框が前記凹部に収容された状態では、見込み方向視において、前記戸先框が前記第一縦枠によって隠蔽されるとよい。
Further, in the automatic door according to the present invention,
In a state in which the door end frame is housed in the recess, the door end frame is preferably hidden by the first vertical frame when viewed from the prospective direction.
本発明に係る自動ドアでは、更に、
前記外枠は、前記袖部における見付け方向の側端部が嵌めこまれて固定される第二縦枠を有するとよい。
Further, in the automatic door according to the present invention,
It is preferable that the outer frame has a second vertical frame into which side ends of the sleeve portion in the facing direction are fitted and fixed.
本発明に係る自動ドアでは、更に、
前記外枠は、前記框の上框が嵌り込んで収容される凹部を有するとよい。
Further, in the automatic door according to the present invention,
Preferably, the outer frame has a recess in which an upper frame of the frames is fitted and accommodated.
本発明に係る自動ドアでは、更に、
見込み方向視において、前記第一戸板と前記第二戸板とが左右対称であるとよい。
Further, in the automatic door according to the present invention,
When viewed from the prospective direction, the first door plate and the second door plate are preferably bilaterally symmetrical.
意匠性と強度とを両立した自動ドアを提供することができる。 It is possible to provide an automatic door that achieves both designability and strength.
図面に基づいて、本発明の実施形態に係る自動ドアについて説明する。 An automatic door according to an embodiment of the present invention will be described based on the drawings.
〔第一実施形態〕
(概要の説明)
図1から図3には、本実施形態に係る自動ドア100を示している、自動ドア100は、外枠1と、外枠1内においてスライドする障子2と、外枠1内に固定された袖部3と、を備えている。
[First embodiment]
(Description of overview)
1 to 3 show an
自動ドア100では、障子2の開閉によって障子2が閉じた状態(図1,2参照)と、障子2が袖部3の側にスライドして開いた状態(図3参照)とに変化する。以下では、特に言及しない限り、障子2が閉じた状態を基準として自動ドア100の説明を行う。
In the
障子2は、第一戸板21と障子側框4(框の一例)とを有する。
The
袖部3は、第二戸板31を有し、見込み方向視において、障子2と見付け方向に隣接して配置されている。
The
外枠1は、図2に示すように、障子側框4における戸先框41が嵌り込んで収容される第一縦凹部11aを有する第一縦枠11を有する。戸先框41が第一縦凹部11aに収容された状態では、見込み方向視において、戸先框41と第一縦枠11とが重複する。
As shown in FIG. 2, the
このように、戸先框41と第一縦枠11とが重複し、その結果、戸先框41の少なくとも一部が第一縦枠11により隠蔽されることで、自動ドア100は、すっきりとした見た目となり、意匠性の高いものとなる。また、戸先框41と第一縦枠11とが重複するにあたり、戸先框41が第一縦凹部11aに収容されることで、戸先框41が第一縦枠11の第一縦凹部11aに支持される状態となり、見込み方向における荷重に対する障子2の強度が向上する。
In this way, the
(各部の説明)
図1から図3に示す自動ドア100は、例えば人感センサなどの開動作の開始タイミングを検知するセンサの検知結果などの、開動作開始のトリガーとなる指令や情報に基づいて、自動的に開状態となる扉としてのドア装置である。自動ドア100は、集合住宅、商業施設、オフィスなどの建物における、任意の出入り口に設置可能である。自動ドア100は、予め一部の部品をある程度の段階まで工場で組み立てて、設置場所である現場にてこれを施工するものであってもよいし、現場ですべての組み立てを行うものであってもよい。図1は、自動ドア100を、見込み方向において建物内(例えば、集合住宅の玄関ホール内、室内側)から見た場合の正面図である。図1では、自動ドア100が閉状態である場合を示している。図2は、図1における、II-II矢視断面図であり、いわゆる水平断面図である。図3は、自動ドア100がおよそ半分開いた場合の正面図である。
(Description of each part)
The
自動ドア100は、建物に固定される外枠1と、駆動部によって駆動され、外枠1内においてスライドする障子2と、外枠1内に固定された袖部3と、を備えている。本実施形態では、鉛直方向における上側を上、下側を下と称する。また、外枠1における、幅に対応する方向と同じ方向(図1から図3では、図の左右方向)を見付け方向と称する。また、外枠1における、奥行き方向と同じ方向を、見込み方向と称する。以下では、説明の便宜として、見付け方向における、袖部3から見て障子2の側の向き右、その逆向きを左と称する場合がある。また、見込み方向における、袖部3から見て障子2の側を手前、その逆を奥と称する場合がある。すなわち、袖部3は、障子2の左側に位置し、また、奥側に位置している。
An
外枠1は図1に示すよう、障子2と袖部3を支持するための矩形状の枠体であり、障子2がスライド開閉するための案内となる部材である。外枠1は、矩形状の上側に位置し、水平方向、本実施形態では見付け方向に沿って延在する上枠13と、矩形状の下側に位置し上枠13と平行に延在する下枠14と、障子2が閉状態である場合に、障子2の右側側面が当接し、上枠13と下枠14との間に掛け渡された第一縦枠11と、第一縦枠11と平行に延在し、上枠13と下枠14との間に掛け渡された第二縦枠12とを有する。下枠14は、その下部が床に埋め込まれてよい。
As shown in FIG. 1, the
第一縦枠11の左側側面には、上下方向に沿い延在する第一縦凹部11aが形成されている。第一縦凹部11aは、上枠13から下枠14に至るまでの範囲に延在している。
The left side surface of the first
第二縦枠12の右側側面には、上下方向に沿い延在する第二縦凹部12aが形成されている。第二縦凹部12aは、上枠13から下枠14に至るまでの範囲に延在している。本実施形態において、第二縦枠12は第一縦枠11と同じ形状である。すなわち、第一縦枠11と第二縦枠12とは相互に入れ替え可能であり、部品として共通化されている。これによりコストダウンできる。
A second
その他、上枠13及び下枠14には、障子2の開閉移動を案内したり、袖部3を固定支持するためのガイド構造や溝状の構造が形成されているが、これらについての詳細は後述する。
In addition, the
障子2は、自動ドア100において自動で開閉する扉部分である。障子2は、例えばけんどん式で外枠1に嵌め込み可能とされてよい。障子2は、例えば上枠13の枠の内側に収容されたエンジンユニットにより駆動されて開閉する。図1,2には、自動ドア100において障子2が閉じた状態を示している。図3には、自動ドア100において、障子2が閉じた状態(図1,2参照)から開いていく途中の状態(半開状態)を示している。
The
障子2は、図1に示すように、矩形状の障子側框4と、障子側框4の矩形の環内に嵌めこまれて固定されている矩形状の第一戸板21とを有する。第一戸板21は、例えば金属製の板材、ガラス板などである。以下では、第一戸板21が、ガラス板である場合を例示して説明する。
As shown in FIG. 1, the
障子側框4は、第一戸板21の外周部に取り付けられる框である。障子側框4は、外枠1に支持されており、第一戸板21は、障子側框4を介して外枠1に支持されている。
The shoji-
自動ドア100では、障子2が障子側框4を有し、第一戸板21が障子側框4に嵌め込まれて障子2をひとまとまりの部材として取り扱うことができるため、例えば第一戸板21がガラス板のように壊れやすいものであっても、取り扱い性の良いものとなっている。これにより、障子2の組付けを要する自動ドア100の組み立てや設置現場における設置の作業性が高くなる。例えば、障子2をあらかじめ工場で組み立てて、設置現場に輸送して組み付けるような作業も容易に行えるようになる。
In the
障子側框4は、図2に示すように、障子2が閉状態である場合に、外枠1の第一縦枠11の見付け方向の内側面、すなわち左側面に当接する戸先框41と、袖部3と見込み方向視で重複する第一召し合わせ框42と、図4に示すように、障子2が開閉する際に上枠13に案内される第一上框43と、障子2が開閉する際に下枠14に案内される第一下框44とを有する。戸先框41、第一召し合わせ框42、第一上框43及び第一下框44は直線状の枠体である。第一戸板21は、例えば障子側框4の矩形の環の内面に形成された溝に嵌めこまれて障子側框4に固定されてよい。なお、図4は、図3におけるIV-IV矢視断面図を示しており、いわゆる垂直断面図である。
As shown in FIG. 2, when the
戸先框41は、上下方向に沿い延在する枠体である。戸先框41は、障子2が閉状態である場合、見込み方向視において、外枠1の第一縦枠11によって隠蔽されるようになっている。本実施形態では、障子2が閉状態である場合、戸先框41は、第一縦凹部11aに嵌り込んで収容されることで、見込み方向視において、手前側(室内側)から見ても奥側(室外側、建物の外側)から見ても、第一縦枠11と重複し、第一縦枠11によって隠蔽される。これにより、戸先框41が第一縦枠11の第一縦凹部11aに支持される状態となり、見込み方向における荷重に対する障子2の強度が向上する。また、戸先框41が第一縦枠11に隠蔽されることによって、自動ドア100はすっきりとした見た目となり、意匠性が向上する。なお、障子2は自動で開閉するものであるから、戸先框41に人が開閉するための取っ手を設ける必要は特になく、戸先框41が第一縦枠11によって隠蔽されることや戸先框41が第一縦凹部11aに嵌り込んで収容されることは、自動ドア100の使用においてなんら障害とならない。
The
戸先框41は、完全に第一縦凹部11aに嵌り込み、外枠1の第一縦枠11に完全に隠蔽されてもよいし、一部が第一縦凹部11aに嵌り込み、その嵌り込んだ一部を第一縦枠11に隠蔽されてもよい。戸先框41が完全に第一縦凹部11aに嵌り込み、外枠1の第一縦枠11に完全に隠蔽される場合にあっては、第一縦凹部11aの見付け方向における深さは、戸先框41の見付け方向における幅と少なくとも同一、好ましくはそれを超える深さとするとよい。第一縦凹部11aの見付け方向における深さが戸先框41の見付け方向における幅を超える深さであれば、戸先框41の戸当たり面にゴムなどのクッション材料が装着されている場合であっても、戸先框41を完全に隠蔽させることができる。また、戸先框41の戸当たり面にゴムなどのクッション材料が装着されていない場合であっても、第一縦凹部11aの見付け方向における深さが戸先框41の見付け方向における幅を超える深さであれば、障子2を閉じた状態で、戸先框41を完全に隠蔽し、且つ、戸先框41の戸当たり面と第一縦凹部11aの底面とを離間させることができる。これにより、例えば、障子2を閉じる際の衝突音の発生を防止できる。
The
第一召し合わせ框42は、上下方向に沿い延在する枠材である。第一召し合わせ框42は、障子2が開くと、外枠1の第二縦枠12に近接する。本実施形態では、障子2が全開となった場合において、第一召し合わせ框42と第二縦枠12との間には所定の隙間が確保されている。これにより、指を詰めるような事故は起きない。
The
図4に示すように、第一上框43は、見付け方向に沿い延在する枠材である。第一上框43は、外枠1の上枠13に形成された溝状のガイド構造に案内されて、障子2のスライド開閉を実現している。本実施形態では、図4に示すように、上枠13における、手前側の下面部が上方に向けて折り込まれた案内枠13Gが形成されており、この案内枠13Gによって形成される溝状で、ガイドレール状の凹部に第一上框43が嵌り込むようになっている。第一上框43は、案内枠13Gによって形成されるガイドレール状の凹部に案内されることによって、障子2のスライド開閉を実現している。本実施形態において第一上框43は、案内枠13Gによって形成されるガイドレール状の凹部に嵌り込み収容された状態となって、見込み方向視において、上枠13と重複し、上枠13によって隠蔽されている。これにより、第一上框43が上枠13に支持される状態となり、見込み方向における荷重に対する障子2の強度が向上する。また、第一上框43が上枠13に隠蔽されることによって、自動ドア100はすっきりとした見た目となり、意匠性が向上する。
As shown in FIG. 4, the first
なお、第一上框43は、外枠1の上枠13に完全に隠蔽されてもよいし、一部が上枠13に隠蔽されてもよい。
The first
第一下框44は、見付け方向に沿い延在する枠材である。第一下框44は、外枠1の下枠14に形成された溝状のガイド構造を有するレール部14Lに案内されて、障子2のスライド開閉を実現している。レール部14Lの上面部には例えば見付け方向に沿い延在する溝14aが形成されてよい。第一下框44の下面部に障子2の戸車が配置されている場合は、この戸車が溝14aに沿って走行することで、開閉時に障子2が下枠14にガイドされる。なお、第一下框44は、見込み方向視で露出しており視認可能である。
The first
袖部3は、図1に示すように、矩形状の袖部側框6と、袖部側框6の矩形の環内に嵌めこまれて固定されている矩形状の第二戸板31とを有する。袖部3は、外枠1に対して固定されている。袖部3は、いわゆるFIXであるとかFIX部と称されものである。袖部3は、例えばけんどん式で外枠1に嵌め込んだ後に、外枠1に固定されたものであってよい。袖部3は、後述するように、見付け方向における左側側端部が外枠1の第二縦枠12の第二縦凹部12aに嵌めこまれて固定されている。
As shown in FIG. 1, the
第二戸板31は、例えば金属製の板材、ガラス板などである。以下では、第二戸板31が、ガラス板、すなわち袖ガラスである場合を例示して説明する。見込み方向視において、障子2の第一戸板21と第二戸板31とは左右対称である。すなわち、見込み方向視において視認可能な第二戸板31の形状は、見込み方向視において視認可能な第一戸板21の形状と同じである。第二戸板31は第一戸板21と同じ寸法、同じ規格のものを用いてよい。これにより自動ドア100の部品を共通化してコストダウンできる。
The
袖部側框6は、第二戸板31の外周部に取り付けられる框である。袖部側框6は、外枠1に固定されており、第二戸板31は、障子側框4を介して外枠1に支持されている。
The
自動ドア100では、上記のように袖部3が袖部側框6を有し、第二戸板31が袖部側框6に嵌め込まれて袖部3をひとまとまりの部材として取り扱うことができるため、例えば第二戸板31がガラス板のように壊れやすいものであっても、取り扱い性の良いものとなっている。これにより、袖部3の組付けを要する自動ドア100の組み立てや設置現場における設置の作業性が高くなる。例えば、袖部3をあらかじめ工場で組み立てて、設置現場に輸送して組み付けるような作業も容易に行えるようになる。すなわち、袖部3も障子2と同様に取り扱い性の良いものとなる。
In the
袖部側框6は、図2に示すように、第二縦枠12に固定された袖部縦框61と、第一召し合わせ框42と見込み方向視で重複する第二召し合わせ框62と、図4に示すように、上枠13に固定された第二上框63と、下枠14に固定された第二下框64とを有する。袖部縦框61、第二召し合わせ框62、第二上框63及び第二下框64は直線状の枠体である。第二戸板31は、例えば袖部側框6の矩形の環の内面に形成された溝に嵌めこまれて袖部側框6に固定されてよい。このように、障子2が障子側框4と第一戸板21とを有するのと同様に、袖部3が、袖部側框6と第二戸板31とを有することで、障子2と袖部3との外観が統一され、自動ドア100の外観に統一感が醸し出されて意匠性の高いものとなる。
As shown in FIG. 2, the
袖部側框6は、見込み方向視において、障子2の障子側框4と同じ形状(外観)にされるとよい。これにより、障子2と袖部3とが、見込み方向視において左右対称となる。これにより、自動ドア100はすっきりとした見た目となり、意匠性が向上する。なお、袖部側框6は障子側框4と同じ寸法、同じ規格のものを用いてよい。これにより自動ドア100の部品を共通化してコストダウンできる。
The sleeve-
袖部縦框61は、見込み方向視において、外枠1の第二縦枠12によって隠蔽されるようになっている。本実施形態では、袖部縦框61は、第二縦凹部12aに嵌り込んで収容された状態で固定されている。すなわち、袖部3における見付け方向の側端部である袖部縦框61は、外枠1の第二縦枠12に嵌めこまれて固定されている。これにより、見込み方向視において、袖部3における見付け方向の側端部としての袖部縦框61は、第二縦枠12と重複し、第二縦枠12によって隠蔽される。袖部3における見付け方向の側端部としての袖部縦框61が第二縦枠12に隠蔽されることによって、自動ドア100はすっきりとした見た目となり、意匠性が向上する。
The sleeve
なお、袖部縦框61は、完全に第二縦凹部12aに嵌り込み、外枠1の第二縦枠12に完全に隠蔽されてもよいし、一部が第二縦凹部12aに嵌り込み、その嵌り込んだ一部を第二縦枠12に隠蔽されてもよい。袖部縦框61が完全に第二縦凹部12aに嵌り込み、外枠1の第二縦枠12に完全に隠蔽される場合にあっては、第二縦凹部12aの、見付け方向における深さと、袖部縦框61の、見付け方向における幅とを同一以上にするとよい。
The sleeve
第二召し合わせ框62は、障子2の閉状態において、見込み方向視において第一召し合わせ框42と重複している。これにより、第一召し合わせ框42と第二召し合わせ框62とが見込み方向において相互に隠蔽する。これにより自動ドア100はすっきりとした見た目となり、意匠性が向上する。
The
図4に示すように、第二上框63は、外枠1の上枠13に形成された凹部に嵌めこまれた状態で固定されている。上枠13は、角張ったU字形状に形成されており、そのU字形状の内側部分である凹部が下方を向く状態となっている。第二上框63は、この上枠13の凹部に嵌めこまれることで、見込み方向視において、上枠13によって隠蔽されている。すなわち、袖部3における上端部としての第二上框63が上枠13によって隠蔽されている。これにより、自動ドア100はすっきりとした見た目となり、意匠性が向上する。
As shown in FIG. 4 , the second
なお、第二上框63は、外枠1の上枠13に完全に隠蔽されてもよいし、一部が上枠13に隠蔽されてもよい。
The second
第二下框64は、外枠1の下枠14の上面に形成された平面部14b上に載置されている。第二下框64は、平面部14bに固定されてよい。すなわち、袖部3の下端部は、下枠14に固定されてよい。第二下框64は、見込み方向視で露出しており視認可能である。
The second
本実施形態における自動ドア100の設置は、例えば以下のように行える。
Installation of the
障子2、袖部3はあらかじめ工場で組み立ておくとよい。外枠1もあらかじめ工場で組み立てておいてよいが、輸送の手軽さを考慮して、現場で組み立ててもよい。
It is preferable to assemble the
図1に示すように、建物に自動ドア100を設置する場合は、まず、建物の躯体に外枠1を固定する外枠固定工程を行う。
As shown in FIG. 1, when installing an
次に、障子2を外枠1内に嵌めこむ障子嵌め込み工程を行う。また、外枠1内に袖部3を嵌め込んで固定する袖部嵌め込み工程を行う。本実施形態では、障子2及び袖部3の外枠1への嵌め込みはけんどん式によって行える。
Next, a shoji fitting process for fitting the
障子嵌め込み工程では、障子2の戸先框41を外枠1の第一縦枠11に収容し、見込み方向視において、戸先框41と第一縦枠11とを重複させる。
In the shoji fitting step, the
袖部嵌め込み工程では、袖部3の袖部縦框61を外枠1の第二縦枠12に収容し、見込み方向視において、袖部縦框61と第二縦枠12とを重複させる。更に、第二縦枠12に袖部縦框61を固定する。
In the sleeve fitting step, the
このようにして、自動ドア100を提供し、また、自動ドア100を建物などに設置する施工を行える。
In this way, the
〔第二実施形態〕
第二実施形態における自動ドア100は、袖部3が袖部側框6を有さず、また、袖部3を外枠1に固定するための各部の構造が異なり、その他は第一実施形態における自動ドア100と同じである。以下では、主に第一実施形態との相違点について説明し、共通部分の説明は逐次省略する。
[Second embodiment]
In the
図5には、第二実施形態における自動ドア100の水平断面図を示している。図5は、第一実施形態において図2で示した自動ドア100の水平断面図に対応する断面図であり、上方から下方を見た断面図である。図6は、第二実施形態における自動ドア100の垂直断面図を示している。図6は、第一実施形態において図4で示した半開状態の自動ドア100の垂直断面図に対応する断面図であり、左側から右方向を見た断面図である。
FIG. 5 shows a horizontal sectional view of the
本実施形態における袖部3は、図5示すように、矩形状の第二戸板31と、第二戸板31の右側側端部を支持する袖部縦枠60とを有する。袖部3は、第二戸板31の一部が外枠1に対して直接固定されている。なお、第二戸板31が外枠1に対して直接固定されている、とは、第二戸板31が、第二戸板31及び外枠1とは別体のアタッチメントとなる部材を介さずに第二戸板31が外枠1に固定されていることをいう。
As shown in FIG. 5 , the
本実施形態における外枠1では、上枠13が、袖部3の第二戸板31の上端部を固定する溝部を下面部に形成された上端固定部13Kを有し、下枠14が、袖部3の第二戸板31の下端部を固定する溝部を上面部に形成された下端固定部14Kを有する。上端固定部13Kは、上枠13の一部である。同様に、下端固定部14Kも下枠14の一部である。
In the
袖部縦枠60は、上下方向に沿い延在し、外枠1の上枠13と下枠14との間に掛け渡された枠材である。袖部縦枠60の上下端は上枠13と下枠14とに固定されてよい。袖部縦枠60は、障子2が閉状態である場合に、障子2の第一召し合わせ框42と見込み方向視で重複する。
The sleeve
第二戸板31の左側側端部は、外枠1の第二縦枠12の第二縦凹部12aに嵌めこまれて直接固定されている。第二戸板31と第二縦凹部12aの凹面との間には、ガスケットの挟み込み、又は、シーリングを行って固定してもよく、この場合も外枠1に対して直接固定する場合に含む。なお、本実施形態において、第二縦枠12は第一縦枠11と異なる形状である。
The left side end of the
第二戸板31の右側側端部は、袖部縦枠60に固定されている。第二戸板31は、例えば袖部縦枠60の左側側面に形成された溝などに嵌めこまれて袖部縦枠60に固定されてよい。
The right side edge of the
図6に示すように、第二戸板31の上端部は、外枠1の上枠13に形成された上端固定部13Kに固定されている。第二戸板31の下端部は、外枠1の下枠14に形成された下端固定部14Kに固定されている。第二戸板31の上端部及び下端部は、例えば、上端固定部13Kの下面に形成された溝部及び下端固定部14Kの上面に形成された溝部に嵌めこまれて固定されてよい。
As shown in FIG. 6 , the upper end portion of the
なお、下端固定部14Kの上面部の高さは、障子2における障子側框4の第一下框44の上面部の高さと同じとするとよい。これにより、本実施形態においても、障子2と袖部3とが、見込み方向視において左右対称となる。これにより、自動ドア100はすっきりとした見た目となり、意匠性が向上する。
In addition, the height of the upper surface portion of the lower
以上のようにして、意匠性と強度とを両立した自動ドアを提供することができる。 As described above, it is possible to provide an automatic door that achieves both designability and strength.
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、障子2と袖部3とが見込み方向視において左右対称である場合を説明したが、左右対称であることは本実施形態における自動ドア100の必須の要件ではない。
[Another embodiment]
(1) In the above embodiment, the case where the
(2)上記実施形態では、障子2が閉状態である場合、戸先框41は、第一縦凹部11aに嵌り込み、見込み方向視において、戸先框41と第一縦枠11とが重複し、戸先框41が第一縦枠11によって隠蔽される場合を説明した。また、第一上框43は、案内枠13Gによって形成されるガイドレール状の凹部に嵌り込み収容された状態となって、見込み方向視において、上枠13と重複し、上枠13によって隠蔽されている場合を説明した。しかし、戸先框41と第一上框43との両方が隠蔽されることは必須ではなく、少なくとも戸先框41が第一縦枠11と重複すればよい。
(2) In the above embodiment, when the
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。 It should be noted that the configurations disclosed in the above embodiments (including other embodiments, the same shall apply hereinafter) can be applied in combination with configurations disclosed in other embodiments as long as there is no contradiction. The embodiments disclosed in this specification are exemplifications, and the embodiments of the present invention are not limited thereto, and can be modified as appropriate without departing from the object of the present invention.
本発明は、自動ドアに適用できる。 The present invention can be applied to automatic doors.
1 外枠
100 自動ドア
11 第一縦枠
11a 第一縦凹部
12 第二縦枠
12a 第二縦凹部
13 上枠
13G 案内枠
13K 上端固定部
14 下枠
14K 下端固定部
14L レール部
14a 溝
14b 平面部
2 障子
21 第一戸板
3 袖部
31 第二戸板
4 障子側框(框)
41 戸先框
42 第一召し合わせ框
43 第一上框
44 第一下框
6 袖部側框
60 袖部縦枠
61 袖部縦框
62 第二召し合わせ框
63 第二上框
64 第二下框
1
41
Claims (5)
前記外枠内においてスライドする障子と、
前記外枠内に固定された袖部と、を備え、
前記障子は、第一戸板と框とを有し、
前記袖部は、第二戸板を有し、見込み方向視において、前記障子と見付け方向に隣接して配置され、
前記外枠は、前記框における戸先框が嵌り込んで収容される凹部を有する第一縦枠を有し、
前記戸先框が前記凹部に収容された状態では、見込み方向視において、前記戸先框と前記第一縦枠とが重複する自動ドア。 an outer frame;
A shoji that slides within the outer frame;
a sleeve secured within the outer frame;
The shoji has a first door plate and a frame,
The sleeve portion has a second door plate, and is arranged adjacent to the shoji in the facing direction when viewed in the prospective direction,
The outer frame has a first vertical frame having a recess in which the door frame of the frame is fitted and accommodated,
An automatic door in which the door end frame and the first vertical frame overlap when the door end frame is housed in the recess when viewed in a prospective direction.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021151595A JP2023043791A (en) | 2021-09-16 | 2021-09-16 | Automatic door |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2021151595A JP2023043791A (en) | 2021-09-16 | 2021-09-16 | Automatic door |
Publications (1)
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JP2023043791A true JP2023043791A (en) | 2023-03-29 |
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Family Applications (1)
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JP2021151595A Pending JP2023043791A (en) | 2021-09-16 | 2021-09-16 | Automatic door |
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Country | Link |
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-
2021
- 2021-09-16 JP JP2021151595A patent/JP2023043791A/en active Pending
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