JP2023043245A - マッチングシステムおよびマッチング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被支援者を支援するのに相応しい支援者の選択を適切に行うマッチングシステムを提供する。【解決手段】複数の支援機関において、複数の支援者端末と支援機関サーバとが、第1通信ネットワークを介して接続され、複数の支援機関と外部サーバとマッチング装置とが、第2通信ネットワークを介して接続されているマッチングシステムにおいて、マッチング装置100は、被支援者情報211と支援機関の夫々の支援機関情報311とに基づき被支援者と支援機関の夫々との類似度である機関類似度を求め、機関類似度に基づき所定数の支援機関を支援機関候補として選出する支援機関候補選出部130と、被支援者の被支援者情報と、支援機関候補に所属する支援者の支援者情報312とに基づき被支援者と支援者の類似度である支援者類似度を求め、機関類似度と支援者類似度とに基づき所定数の支援者を支援者候補として選出する支援者候補選出部140と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、マッチングシステムおよびマッチング方法に関する。
特許文献1には、計算量を抑えて適切な応募対象への割り当てを求めることを可能にすることを目的として構成されたマッチングプログラムについて記載されている。マッチングプログラムは、マッチングを行う処理と、決定する処理とをコンピュータに実行させる。上記のマッチングを行う処理は、マッチングに対応した展開型ゲームであり、複数の応募者それぞれの選好に対応した利得を有する独立した複数のプレイヤーに関し、優先順位をプレイの順番と対応づけられ、かつ、複数のプレイヤーそれぞれは複数のプレイヤーすべての利得を知っている展開型ゲームの部分ゲーム完全均衡の結果に基づくマッチングを行う。上記の決定する処理は、展開型ゲームの部分ゲームに対応したゲーム木の選択肢について、カップリング要求応募者に対応するプレイヤーの手番における選択肢の枝刈り有無をカップリング要求応募者のカップリング要求内容を参照して決定する。
特開2018-133053号公報
地域包括支援センター等の支援機関は、地域住民の医療/保健の向上や福祉の増進等を目的として、要介護者等の被支援者に対して必要な支援を行うための各種窓口業務を行っている。上記窓口業務の一つとして、相談者から被支援者に関する相談を受け付け、被支援者の支援を行うのに相応しい支援者を選出する業務がある。しかし当該業務は主に人の経験に基づき行われているため、窓口の応対者は、上記選択に必要となる被支援者や支援者の情報収集のために煩雑な作業を強いられ、現場の負担が大きいという課題がある。また、苦労して支援者を選んだとしても、被支援者と支援者のとの能力や相性が必ずしも適合せず、支援者の交代が必要となることもある。
こうした被支援者に相応しい支援者の探索(以下、「マッチング」とも称する。)に係る業務を効率化する方法として、例えば、特許文献1に記載のマッチングシステムのような情報処理システムを利用することが考えられる。しかし、特許文献1に記載された技術では、マッチングの条件が増えると計算量が爆発的に増えてしまい、有限時間内での処理が難しくなるという課題がある。
また昨今、地域住民が抱える複雑かつ複合化した課題に対応すべく、社会福祉法改正による重層的支援体制整備事業が開始されている。これに伴い、支援機関においては、子ども、障がい、高齢、生活困窮といった分野別ではなく、包括的な支援体制を構築する必要があり、早急な対策が求められている。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、被支援者を支援するのに相応しい支援者の選択を効率よく適切に行うことが可能な、マッチングシステムおよびマッチング方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一つは、マッチングシステムであって、プロセッサ
および記憶装置を有する情報処理装置を用いて構成され、支援の対象となる被支援者に関する情報である被支援者情報、前記被支援者を支援する支援機関に関する情報である支援機関情報、および、前記支援機関の夫々に所属する支援者に関する情報である支援者情報、を記憶し、前記被支援者情報と前記支援機関の夫々の前記支援機関情報とに基づき、前記被支援者と前記支援機関の夫々との類似度である機関類似度を求め、前記支援機関の夫々の前記機関類似度に基づき、所定数の前記支援機関を支援機関候補として選出する、支援機関候補選出処理を実行し、前記被支援者の前記被支援者情報と、前記支援機関候補に所属する前記支援者の夫々の前記支援者情報とに基づき、前記被支援者と前記支援者の類似度である支援者類似度を求め、前記機関類似度と前記支援者類似度とに基づき、所定数の前記支援者を前記被支援者についての支援者候補として選出する、支援者候補選出処理を実行し、選出した前記支援者候補を出力する。
尚、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
本発明によれば、被支援者を支援するのに相応しい支援者の選択を効率よく適切に行うことができる。
第1実施形態のマッチングシステムの概略的な構成を示す図である。 第1実施形態のマッチング装置が備える主な機能を説明するブロック図である。 第1実施形態の支援者端末が備える主な機能を説明するブロック図である。 第1実施形態の支援機関サーバが備える主な機能を説明するブロック図である。 支援機関情報の一例である。 支援者情報の一例である。 被支援者情報の一例である。 被支援者情報(外部)の一例である。 マッチングシステムの構成に用いる情報処理装置の一例を示すブロック図である。 マッチング処理を説明するシーケンス図である。 被支援者情報入力画面の一例である。 図7における支援者候補選出処理を説明するフローチャートである。 図7における支援者候補選出処理を説明するフローチャートである。 支援者選択画面の一例である。 支援者選択通知画面の一例である。 第2実施形態のマッチングシステムの概略的な構成を示す図である。 第2実施形態のマッチング装置が備える主な機能を説明するブロック図である。 第2実施形態の被支援者情報の一例である。 第2実施形態のマッチング処理を説明するシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。とくに限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
以下の説明において、同一の又は類似する構成について同一の符号を付して重複した説明を省略することがある。また、同一の又は類似する複数の構成について、個々を識別するため、上記の同一の符号に括弧書き等で添え字を付して個を区別することがある。以下の説明において、符号の前に付した「S」の文字は処理ステップを意味する。以下の説明において、「第1」、「第2」等の表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数又は順序を限定するものではない。以下の説明において、「テーブル」、「情報」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、情報はこれら以外のデータ構造で表現してもよい。
[第1実施形態]
図1に、第1実施形態として説明する情報処理システム(以下、「マッチングシステム1」と称する。)の概略的な構成を示している。例示するマッチングシステム1は、相談者から介護等の支援の対象となる者(以下、「被支援者2」と称する。)の支援について相談を受けた際、当該被支援者2を支援するのに相応しい適切な支援者4を探索(以下、「マッチング」とも称する。)し、それにより取得される各種の情報(以下、「マッチング情報」と称する。)を提供する。尚、相談者は、被支援者2自身であってもよく、相談者は、被支援者2の家族や世話人等、被支援者2と何らかの関係を有するものであればよい。
同図に示すように、マッチングシステム1は、相談者から支援についての相談を受け付ける複数の支援機関3の夫々に存在する、一つ以上の支援者端末200および支援機関サーバ300と、マッチング情報を提供する機関又は者(以下、「マッチング情報提供者6」と称する。)によって運用されるマッチング装置100と、被支援者2に関する情報を提供する機関又は者(例えば、被支援者2の通院履歴のある医療機関や医療従事者。以下、「被支援者情報提供者7」と称する。)によって運用される外部サーバ400と、を含む。支援者端末200、支援機関サーバ300、マッチング装置100、および外部サーバ400は、いずれも情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成されている。
支援機関3の夫々において、支援者端末200と支援機関サーバ300は、第1通信ネットワーク51を介して通信可能に接続されている。また、外部サーバ400とマッチング装置100は、第2通信ネットワーク52を介して通信可能に接続されている。尚、第1通信ネットワーク51と第2通信ネットワーク52は通信可能に接続されており、それにより、各支援機関3の支援者端末200と支援機関サーバ300、マッチング装置100、および外部サーバ400は互いに通信可能に接続されている。
第1通信ネットワーク51および第2通信ネットワーク52は、無線方式又は有線方式の通信ネットワークであり、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、専用線、各種公衆通信網(携帯電話網、データ通信網等
)である。
支援機関3は、例えば、地域包括支援センター、各種介護サービス(訪問介護、訪問看護、通所介護、生活介護、療養介護、生活介護等)を行う機関(訪問介護事象者、デイサービス事業者、老人ホーム等)等である。また、支援者4は、例えば、支援機関3に所属する、ケアマネージャ、介護士、社会福祉士、保健師等である。
図2は、マッチング装置100が備える主な機能を説明するブロック図である。同図に示すように、マッチング装置100は、記憶部110、マッチング要求受信部120、情報取得管理部125、支援機関候補選出部130、支援者候補選出部135、支援者候補送信部140、支援者候補選択結果受信部145、およびマッチング情報送信部150の各機能を備える。
上記機能のうち、記憶部110は、被支援者情報211、支援機関情報311、支援者情報312、および被支援者情報(外部)114の各情報(データ)を記憶する。このうち被支援者情報211は、被支援者2に関する情報(以下、「被支援者情報」と称する。)を含む。支援機関情報311は、支援機関3に関する情報(以下、「支援機関情報」と称する。)を含む。支援者情報312は、支援者4に関する情報(以下、「支援者情報」と称する。)を含む。被支援者情報(外部)114は、外部サーバ400から提供される被支援者2に関する情報(以下、「被支援者情報(外部)」と称する。)を含む。尚、被支援者情報(外部)は、被支援者情報を補足する情報であり、例えば、支援機関3が相談者とのやりとりのみからでは取得することが難しい情報(被支援者2についての医師の診断書等)である。被支援者情報(外部)は、被支援者2と支援者4とのマッチングの精度向上を図るために利用される。被支援者情報(外部)は、後述するマッチング処理S700において必要となった場合に外部サーバ400からマッチング装置100に随時提供される。
マッチング要求受信部120は、支援機関サーバ300から、被支援者情報と、マッチング情報を生成する処理(後述するマッチング処理S700)の実行要求(以下、「マッチング要求」と称する。)を受信する。記憶部110は、マッチング要求受信部120が受信した被支援者情報を、被支援者情報211として記憶する。
情報取得管理部125は、支援機関情報、支援者情報、および被支援者情報を、支援機関サーバ300から取得する。また、情報取得管理部125は、被支援者情報(外部)を、外部サーバ400から取得する。記憶部110は、情報取得管理部125が取得したこれらの情報を、夫々、支援機関情報311、支援者情報312、被支援者情報211、および被支援者情報(外部)114として記憶する。
支援機関候補選出部130は、被支援者情報、被支援者情報(外部)、および支援機関情報に基づき、被支援者2の支援を行う支援機関3の候補(以下、「支援機関候補」と称する。)を選出する。
支援者候補選出部135は、被支援者情報、被支援者情報(外部)、および支援機関候補選出部130によって選出された支援機関候補に所属する支援者4の支援者情報に基づき、被支援者2の支援を行う支援者4の候補(以下、「支援者候補」と称する。)を選出する。
支援者候補送信部140は、支援者候補選出部135によって選出された一人以上の支援者候補に関する情報(以下、「支援者候補情報」と称する。)を、支援機関サーバ300に送信する。
支援者候補選択結果受信部145は、支援機関サーバ300から送られてくる、支援者候補の選択結果(支援者候補送信部140が支援機関サーバ300に送信した一人以上の支援者候補から相談者、支援者4等のユーザが選択した支援者候補を指定する情報。以下、「支援者候補選択結果」と称する。)を受信する。
マッチング情報送信部150は、支援者候補選択結果受信部145が受信した支援者候補選択結果に基づく情報を、当該支援者候補が所属する支援機関3の支援機関サーバ300に送信する。
図3は、支援者端末200が備える主な機能を説明するブロック図である。同図に示すように、支援者端末200は、記憶部210、被支援者情報受付部220、被支援者情報
送信部225、支援者候補情報受信部230、支援者候補選択受付部235、支援者候補選択結果送信部240、支援者選択通知受信部245、および支援者選択通知提示部250の各機能を備える。
上記機能のうち、記憶部210は、被支援者情報211、支援者候補情報212、および支援者候補選択結果113を記憶する。このうち被支援者情報211は、相談者から受け付けた被支援者情報を含む。支援者候補情報212は、支援機関サーバ300から送られてくる支援者候補情報を含む。支援者候補選択結果213は、支援者候補情報を提示しつつユーザから受け付けた支援者候補選択結果を含む。
被支援者情報受付部220は、相談者から被支援者情報を受け付ける。被支援者情報受付部220が受け付けた被支援者情報は、記憶部210が被支援者情報211として記憶する。
被支援者情報送信部225は、被支援者情報受付部220が相談者から受け付けた被支援者情報を支援機関サーバ300に送信する。
支援者候補情報受信部230は、支援機関サーバ300から送られてくる支援者候補情報を受信する。支援者候補情報受信部230が受信した支援者候補情報は、記憶部210が支援者候補情報212として記憶する。
支援者候補選択受付部235は、支援者候補情報受信部230が支援機関サーバ300から受信した支援者候補情報の内容(支援者候補の一覧)を提示しつつ、支援者候補の選択を受け付ける。支援者候補選択受付部235が受け付けた支援者候補の選択結果(支援者候補選択結果)は、記憶部210が支援者候補選択結果213として記憶する。
支援者候補選択結果送信部240は、支援者候補選択受付部235が受け付けた支援者候補選択結果を支援機関サーバ300に送信する。
支援者選択通知受信部245は、支援機関サーバ300から送られてくる支援者選択通知を受信する。
支援者選択通知提示部250は、支援者選択通知受信部245が受信した支援者選択通知の内容をユーザに提示する。上記の内容は、例えば、選択された支援者4が当該被支援者2の支援について対応可能か否かを問い合わせる内容である。当該支援者4は、上記内容を参照し、例えば、当該支援についてのオファーを受けるか否かの意思決定を行い、結果を自身が所属する支援機関3に通知する。
図4は、支援機関サーバ300が備える主な機能を説明するブロック図である。同図に示すように、支援機関サーバ300は、記憶部310、情報管理提供部320、マッチング要求送信部325、支援者候補情報受信部330、支援者候補情報送信部335、支援者候補選択結果受信部340、支援者候補選択結果送信部345、支援者選択通知受信部350、および支援者選択通知送信部355の各機能を備える。
上記機能のうち、記憶部310は、被支援者情報211、支援機関情報311、支援者情報312、支援者候補情報313、支援者候補情報313、支援者候補選択結果314、および支援者選択通知315の各情報(データ)を記憶する。このうち被支援者情報211は、支援者端末200から受信した被支援者情報を含む。支援機関情報311は、支援機関情報を含む。支援者情報312は、支援者情報を含む。支援者候補情報313は、マッチング装置100から受信した支援者候補情報を含む。支援者候補選択結果314は
、支援者端末200から受信した支援者候補選択結果を含む。支援者選択通知315は、マッチング装置100から受信した、選択された支援者4に関する情報を通知する情報である支援者選択通知を含む。
情報管理提供部320は、支援機関情報311および支援者情報312を管理するとともに、これらの情報をマッチング装置100に随時提供する。
マッチング要求送信部325は、被支援者情報211とともにマッチング要求をマッチング装置100に送信する。
支援者候補情報受信部330は、支援者候補情報をマッチング装置から受信する。支援者候補情報受信部330が受信した支援者候補情報は、記憶部310が支援者候補情報313として記憶する。
支援者候補情報送信部335は、支援者候補情報受信部330が受信した支援者候補情報を支援者端末200に送信する。
支援者候補選択結果受信部340は、支援者端末200から支援者候補選択結果を受信する。支援者候補選択結果受信部340が受信した支援者候補選択結果は、記憶部310が支援者候補選択結果314として記憶する。
支援者候補選択結果送信部345は、支援者端末200から受信した支援者候補選択結果をマッチング装置100に送信する。
支援者選択通知受信部350は、マッチング装置100から送られてくる支援者選択通知を受信する。
支援者選択通知送信部355は、支援者選択通知受信部350が受信した支援者選択通知の内容を、第2通信ネットワーク52を介して支援者端末200に送信する。
図5Aは、支援機関情報311の一例である。同図に示すように、例示する支援機関情報311は、夫々の支援機関3に関する情報を、支援機関分類3111、住所3112、対応可能介護度3113、サービス形式3114等の項目別に記載した内容を含む。支援機関情報311の内容は、例えば、支援機関サーバ300や支援者端末200が提供するユーザインタフェースを介してユーザが設定する。
上記項目のうち、支援機関分類3111には、支援機関3が提供するサービスの分類を示す情報(総合相談、介護、生活困窮、子ども等)が格納される。住所3112には、当該支援機関3の住所が格納される。対応可能介護度3113には、当該支援機関3が対応可能な介護度を示す情報が格納される。サービス形式3114には、当該支援機関3が提供するサービスの形式を示す情報(訪問形式、在宅形式等)が格納される。本例では、支援機関分類3111として「介護」が、住所3112として「○県×市△-□」が、対応
可能介護度3113として「要介護4まで」が、サービス形式3114として「訪問形式」が夫々格納されている。
図5Bは、支援者情報312の一例である。同図に示すように、例示する支援者情報312は、氏名3121、対応可能介護度3122、対応可能日時3123、介護経歴3124、性格3125等の項目を有する一つ以上のレコード(エントリ)で構成される。支援者情報312の内容は、例えば、支援機関サーバ300や支援者端末200が提供するユーザインタフェースを介してユーザが設定する。支援者情報312の一つのレコードは
支援者4の一人に対応する。
上記項目のうち、氏名3121には、支援者4の氏名が格納される。対応可能介護度3122には、当該支援者4が対応可能な介護度が格納される。対応可能日時3123には、当該支援者4による対応が可能な日時が格納される。介護経歴3124には、当該支援者4の介護業務の経歴(当該支援者4がこれまでに対応(経験)してきた被支援者2の介護度等)が格納される。性格3125には、当該支援者4の性格を示す情報(本例では、当該支援者4の外向性、協調性、誠実性を数値で定量化した情報(例えば、ビッグファイブ理論で定量化した値等))が格納される。尚、このように支援者情報312は、支援者4の個人情報に相当する内容を含む。本実施形態では、個人情報提供の規約に同意しているものとする。
図5Cは、被支援者情報211の一例である。同図に示すように、例示する被支援者情報211は、氏名2111、相談分類2112、住所2113、介護度2114、要支援項目2115、性格2116等の項目を有する一つ以上のレコード(エントリ)で構成される。被支援者情報211の内容は、例えば、支援機関3が相談者から支援についての相談を受け付けた際、支援機関サーバ300や支援者端末200が提供するユーザインタフェースを介してユーザが設定する。被支援者情報211の一つのレコードは被支援者2の一人に対応する。
上記項目のうち、氏名2111には、被支援者2の氏名が格納される。相談分類2112には、当該被支援者2について受け付けた相談の分類を示す情報(総合相談、介護、生活困窮、子ども等)が格納される。住所2113には、当該被支援者2の住所が格納される。介護度2114には、当該被支援者2の介護度が格納される。要支援項目2115には、当該被支援者2について必要な支援項目(もしくは、特に支援が必要な項目)が格納される。性格2116には、当該被支援者2の性格を示す情報(本例では、当該被支援者2の外向性、協調性、誠実性を数値で表した情報(例えば、ビッグファイブ理論で定量化した値等))が格納される。このように、被支援者情報211は、被支援者2の個人情報に相当する内容を含む。
図5Dは、被支援者情報提供者7の外部サーバ400において管理され、マッチング装置100に提供される情報である被支援者情報(外部)114の一例である。同図に示すように、例示する被支援者情報(外部)114は、書類名1141と実データ1142の各項目を有する一つ以上のレコード(エントリ)で構成される。尚、本例では、被支援者情報(外部)114が、被支援者2の診断書等の書類を単位として提供される場合を示すが、被支援者情報(外部)114の種類は必ずしも限定されない。上記書類は、当該書類がいずれの被支援者2についてのものであるかを特定する情報(被支援者2の識別子)を含む。被支援者情報(外部)114のレコードの一つは書類の一つに対応する。
上記項目のうち、書類名1141には、当該書類の書類名が格納される。実データ1142には、当該書類の実体もしくは当該書類の所在(ファイル名、パス名等)を示す情報が格納される。尚、外部サーバ400は、例えば、実データ1142に格納されている書類の実体もしくは、実データ1142に格納されている所在を示す情報から書類の実体を取得してマッチング装置100に提供する。
尚、図5A~図5Dに示した情報(テーブル)は、いずれも一例に過ぎず、上記した以外の項目および内容を有していてもよい。
図6は、マッチングシステム1の構成要素(支援者端末200、支援機関サーバ300、マッチング装置100、外部サーバ400)の実現に用いる情報処理装置(コンピュー
タ)のハードウェア構成の一例である。
例示する情報処理装置10は、プロセッサ11、主記憶装置12(メモリ)、補助記憶装置13(外部記憶装置)、入力装置14、出力装置15、および通信装置16を備える。これらはバスや通信ケーブル等を介して通信可能に接続されている。情報処理装置10の例として、パーソナルコンピュータ、サーバ装置、スマートフォン、タブレット、オフィスコンピュータ、汎用機(メインフレーム)等がある。
情報処理装置10は、その全部又は一部が、例えば、クラウドシステムによって提供される仮想サーバのように、仮想化技術やプロセス空間分離技術等を用いて提供される仮想的な情報処理資源を用いて実現されるものであってもよい。また、情報処理装置10によって提供される機能の全部又は一部は、例えば、クラウドシステムがAPI(Application Programming Interface)等を介して提供するサービスによって実現してもよい。また
、情報処理装置10によって提供される機能の全部又は一部は、例えば、SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、IaaS(Infrastructure
as a Service)等を利用して実現されるものであってもよい。
プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable
Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、AI(Artificial Intelligence)チップ等を用いて構成されている。
主記憶装置12は、プロセッサ11がプログラムを実行する際に利用する装置であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ(NVRAM(Non Volatile RAM))等である。マッチングシステム1の構成要素(支援者端末200、支援機関サーバ300、マッチング装置100、外部サーバ400)において実現される各種の機能は、プロセッサ11が、補助記憶装置13に格納(記憶)されているプログラムやデータを主記憶装置12に読み出して実行することにより実現される。
補助記憶装置13は、プログラムやデータを記憶する装置であり、例えば、SSD(Solid State Drive)、ハードディスクドライブ、光学式記憶装置(CD(Compact Disc)
、DVD(Digital Versatile Disc)等)、ストレージシステム、ICカード、SDカードや光学式記録媒体等の非一時的な記録媒体の読取/書込装置、クラウドサーバの非一時的な記憶領域等で構成することができる。補助記憶装置13には、記録媒体の読取装置や通信装置16を介して、非一時的な記録媒体や非一時的な記憶装置を備えた他の情報処理装置からプログラムやデータを読み込むことができる。補助記憶装置13に格納(記憶)されているプログラムやデータは主記憶装置12に随時読み込まれる。
入力装置14は、外部からの情報の入力を受け付けるインタフェースであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、カードリーダ、ペン入力方式のタブレット、音声入力装置等である。
出力装置15は、処理経過や処理結果等の各種情報を外部に出力するインタフェースである。出力装置15は、例えば、上記の各種情報を可視化する表示装置(液晶モニタ、LCD(Liquid Crystal Display)、グラフィックカード等)、上記の各種情報を音声化する装置(音声出力装置(スピーカ等))、上記の各種情報を文字化する装置(印字装置等)である。尚、例えば、情報処理装置10が通信装置16を介して他の装置との間で情報の入力や出力を行う構成としてもよい。
入力装置14と出力装置15は、ユーザとの間での対話処理(情報の受け付け、情報の提供等)を実現するユーザインタフェースを構成する。
通信装置16は、他の装置との間の通信を実現する装置である。通信装置16は、通信媒体5を介して他の装置との間の通信を実現する、有線方式又は無線方式の通信インタフェースであり、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線通信モジュール、USBモジュール等である。
情報処理装置10には、例えば、オペレーティングシステム、ファイルシステム、DBMS(DataBase Management System)(リレーショナルデータベース、NoSQL等)、KVS(Key-Value Store)等が導入されていてもよい。
続いて、マッチングシステム1において行われる処理について説明する。マッチングシステム1は、ある支援機関3が相談者から被支援者2の支援について相談を受け付けた際、当該被支援者2を支援するのに相応しい適切な支援者4を探索し、探索した結果に基づくマッチング情報を生成する処理(以下、「マッチング処理S700」と称する。)を行う。
図7は、マッチング処理S700の概略を説明するシーケンス図である。以下、同図とともにマッチング処理S700について説明する。尚、マッチング処理S700の開始時において、支援機関サーバ300の支援機関情報311および支援者情報312には、マッチング処理S700において必要な内容が予め設定されているものとする。
同図に示すように、まず、支援機関3(1)が相談者から被支援者2の支援についての相談を受け付けると、支援機関3(1)のユーザ(相談受付業務を行う者。支援者4等)が、当該被支援者2の被支援者情報を支援者端末200(1)に入力する(S701)。
図8は、S701において相談者から被支援者情報を受け付ける際に支援者端末200(1)がユーザに提示する画面(以下、「被支援者情報入力画面800」と称する。)の一例である。被支援者情報入力画面800は、例えば、Webブラウザによって表示されるWebページ形式の画面である。
同図に示すように、例示する被支援者情報入力画面800は、支援者候補を選択する際の条件(以下、「支援者候補選出条件」と称する。)を設定するための項目群(相談分類812、分類に応じたメニュー813(氏名8131、住所8132、介護度8133、要支援項目8134、性格検査結果8135等))と、上記項目群の各項目を、支援者候補の選出に際し必ず考慮する条件(以下、「必須条件」と称する。)とするか否かを指定する欄850を含む。また、被支援者情報入力画面800は、ユーザが個人情報の利用規約に同意するか否かの意思表示をするための入力欄818と、支援者候補の選出をユーザが指示するための実行ボタン820を含む。
上記項目のうち、相談分類812には、相談の分類を指定する。本例では相談分類812はプルダウンメニュー形式になっており、ユーザはプルダウンメニューに表示される分類(総合相談、介護、生活困窮、子ども等)の一つを選択する。本例はプルダウンメニューによって「介護」が選択されている場合であり、それによりメニュー813には、「介護向けマッチングメニュー」が表示されている。
上記項目のうち、氏名8131には、ユーザが、被支援者2の氏名を設定する。また、住所8132には、ユーザが、被支援者2の住所を設定する。また、ユーザは、介護度8133に、被支援者2の介護度を、プルダウンメニューを利用して設定する。また、ユー
ザは、要支援項目8134において、被支援者2について必要とされる支援項目を選択(本例ではチェックボックスを選択)する。性格検査結果8135には、被支援者2について行われた性格検査の結果が表示される。
各項目について設けられているチェックボックスである必須条件850の夫々には、各項目を必須条件とするか否かを指定する。本例では、ユーザは、必須条件とする項目のチェックボックスを選択する。尚、必須条件850を、チェックボックスではなく、例えば、必須条件の優先度(必須の度合い)を連続的に設定可能な部品(スライドバー等)により構成してもよい。その場合、例えば、後述する支援機関候補選出処理S708や支援者候補選出処理S711において、上記優先度を考慮しつつ支援機関候補や支援者候補を選出することが可能になる。
ユーザが、上記項目群と必須条件811のチェックボックスを操作し、個人情報の利用規約に同意するか否かの意思表示のための入力欄818を設定した後、実行ボタン820を操作すると、支援者端末200は、被支援者情報入力画面800に設定された内容に基づき被支援者情報を生成し、生成した被支援者情報を支援機関サーバ300に送信する。
図7に戻り、続いて、支援者端末200(1)は、入力された被支援者情報を、第1通信ネットワーク51を介して当該支援機関3(1)の支援機関サーバ300(1)に送信する。支援機関サーバ300(1)は、支援者端末200(1)から送られてきた被支援者情報を受信する(S702)。
続いて、支援機関サーバ300(1)が、第2通信ネットワーク52を介して、支援者端末200(1)から受信した被支援者情報とともにマッチング要求をマッチング装置100に送信する(S703)。
マッチング装置100は、支援機関サーバ300(1)から被支援者情報とマッチング要求を受信すると、当該被支援者についての被支援者情報(外部)を外部サーバ400に要求する(S704)。尚、当該要求には、当該被支援者を特定する情報が含まれる。
外部サーバ400は、マッチング装置100から上記要求を受信すると、当該被支援者の被支援者情報(外部)を検索し、検索された被支援者情報(外部)をマッチング装置100に送信する(S705)。
続いて、マッチング装置100は、第2通信ネットワーク52を介して、各支援機関3(1)~(n)の支援機関サーバ300(1)~(n)に支援機関情報を要求する(S706)。各支援機関3(1)~(n)の支援機関サーバ300(1)~(n)は、上記要求を受信すると、夫々において管理されている支援機関情報をマッチング装置100に送信する(S707)。
マッチング装置100は、各支援機関3(1)~(n)の支援機関サーバ300(1)~(n)から支援機関情報を受信すると、続いて、支援機関候補を選出する処理(以下、「支援機関候補選出処理S708」と称する。)を実行し、支援機関候補を選出する。
図9は、図7における支援機関候補選出処理S708の詳細を説明するフローチャートである。以下、同図とともに支援機関候補選出処理S708について説明する。
まず、マッチング装置100は、支援機関サーバ300から受信した被支援者情報の支援者候補選出条件のうち、必須条件と支援機関情報311とを対照することにより支援機関候補を選出する(S901)。例えば、図8の被支援者情報入力画面800では、住所
814と介護度815が必須条件とされているので、マッチング装置100は、住所814に設定された住所が支援機関3の近く(例えば、予め設定された距離以内)であり、かつ介護度815に設定された介護度に対応可能な支援機関3を支援機関候補として選出する。
S901において、支援機関候補が選出されなかった場合(S902:NO)、処理はS905に進み、マッチング装置100は、エラー情報(該当する支援機関3無し)を出力してマッチング処理S700を終了する。一方、支援機関候補が選出された場合(S902:YES)、処理はS903に進む。
尚、支援機関候補が選出されなかった場合(S902:NO)、ユーザが柔軟に対応することができるように、例えば、マッチングシステム1が被支援者2の条件(被支援者情報)を変更(緩和等)するためのユーザインタフェースを提供し、変更された条件に基づき支援機関候補選出処理S708を再度実行するようにしてもよい。また、支援機関候補が選出されなかった場合(S902:NO)、マッチングシステム1が、支援機関3や相談者に支援者4の選出が難しい旨や選出の中止を促す情報を提示するようにしてもよい。
S903では、マッチング装置100は、支援者候補選出条件のうち必須条件以外の条件に基づき、被支援者情報と支援機関情報の類似度(支援機関3の属性がどの程度、被支援者2を支援するのに相応しいかを示す指標。以下、「支援機関類似度」と称する。)を求める。例えば、図8の例では、マッチング装置100は、要支援項目816において選択されている「歩行」に対応可能な支援機関3については支援機関類似度を高くする。尚、支援機関類似度の算出方法は必ずしも限定されず、例えば、被支援者情報と支援機関情報の対応する各項目の内容の適合度合いをコサイン類似度等により求めてもよい。
続いて、マッチング装置100は、支援機関類似度の高い支援機関3から順に所定数の支援機関3を支援機関候補として選出する(S904)。尚、現場の個別のニーズに対応可能とするために、例えば、上記所定数を設定するためのユーザインタフェースをマッチングシステム1の構成要素のいずれかに設けてもよい。
図7に戻り、続いて、マッチング装置100は、第2通信ネットワーク52を介して、支援機関候補選出処理S708で選出した支援機関候補の支援機関サーバ300に支援者情報を要求する(S709)。支援機関サーバ300は、上記要求を受信すると、支援者情報をマッチング装置100に送信する(S710)。
このように、マッチング装置100は、S703で受信した被支援者情報における被支援者に支援者候補を選出するに際して事前に支援機関候補を選出し、選出した支援機関候補のみに対して支援者情報を要求する。そのため、支援機関3からマッチング情報提供者6に対して不必要に多くの支援者情報(個人情報を含む)が送信されてしまうのを防ぐことができる。
マッチング装置100は、支援機関候補の支援機関サーバ300から支援機関情報を受信すると、支援者候補を選出する処理(以下、「支援者候補選出処理S711」と称する。)を実行し、支援者候補を選出する。
図10は、図7における支援者候補選出処理S711の詳細を説明するフローチャートである。以下、同図とともに支援者候補選出処理S711について説明する。
まず、マッチング装置100は、支援機関サーバ300から受信した被支援者情報の支援者候補選出条件のうち必須条件と支援者情報312とを対照することにより支援者候補
を選出する(S1011)。例えば、図8の例では、介護度815が必須条件とされているので、マッチング装置100は、介護度815に設定された介護度に対応可能な支援者4を支援者候補として選出する。
S1011において、支援者候補が選出されなかった場合(S1012:NO)、処理はS1012に進み、マッチング装置100は、エラー情報(該当する支援者4無し)を出力してマッチング処理S700を終了する。一方、支援者候補が選出された場合(S1012:YES)、処理はS1013に進む。
尚、支援者候補が選出されなかった場合(S1012:NO)に、ユーザが柔軟に対応することができるように、例えば、マッチングシステム1が被支援者2の条件(被支援者情報)を変更(緩和等)するためのユーザインタフェースを提供し、変更された条件に基づき支援機関候補選出処理S708を再度実行するようにしてもよい。また、支援機関候補が選出されなかった場合(S902:NO)、マッチングシステム1が、支援機関3や相談者に支援者4の選出が難しい旨や選出の中止を促す情報を提示するようにしてもよい。
S1013では、マッチング装置100は、支援者候補選出条件のうち必須条件以外の条件に基づき、被支援者情報と支援者情報の類似度(支援者4の属性がどの程度、被支援者2を支援するのに相応しいかを示す指標。以下、「支援者類似度」と称する。)を求める。例えば、図8の例では、マッチング装置100は、性格検査結果817の「外向性」、「協調性」、「誠実性」の各項目の数値と、支援者情報312の性格3125に格納されている数値との類似度を支援者類似度として求める。尚、支援機関類似度の算出方法は必ずしも限定されず、例えば、被支援者情報と支援者情報の対応する各項目の内容の適合度合いをコサイン類似度等により求めてもよい。
続いて、マッチング装置100は、支援機関類似度と支援者類似度を総合的に評価することにより支援者候補を選出する(S1014)。例えば、マッチング装置100は、支援機関類似度と支援者類似度の合計値が高いものから順に所定数(一人以上)の支援者4を支援者候補として選出する。尚、例えば、上記所定数を設定するためのユーザインタフェースをマッチングシステム1の構成要素のいずれかに設けてもよい。
図7に戻り、続いて、マッチング装置100は、支援者候補選出処理S711で選出した支援者候補(選出した支援者候補に関する情報)を支援機関サーバ300(1)に送信する(S712)。
支援機関サーバ300(1)は、マッチング装置100から支援者候補を受信すると、受信した支援者候補を、第1通信ネットワーク51を介して支援者端末200(1)に送信する(S713)。
支援者端末200(1)は、支援機関サーバ300(1)から支援者候補を受信すると、受信した支援者候補の中から支援者4の選択を促す画面(以下、「支援者選択画面1100」と称する。)を表示し、ユーザから支援者4の選択を受け付ける(S714)。
図11は、図7のS714において支援者端末200(1)が表示する支援者選択画面1100の一例である。支援者選択画面1100は、例えば、Webブラウザによって表示されるWebページ形式の画面である。
同図に示すように、例示する支援者選択画面1100は、支援者候補選出条件の表示欄1110と支援者候補の表示欄1120を有する。また、支援者選択画面1100には、
選択結果送信ボタン1130が設けられている。
尚、図9の支援機関候補選出処理S708のS901において支援機関候補が選出されなかった場合(S902:NO)や、図10のS1011において支援者候補が選出されなかった場合(S1012:NO)、支援者候補の表示欄1120には、例えば、エラー情報(該当する支援機関3や支援者4無し)、支援者4の選出が難しい旨や選出の中止を促す情報が表示される。
支援者候補選出条件の表示欄1110には、S708の支援機関候補および支援者候補の選出に用いた支援者候補選出条件の内容が表示される。より詳細には、項目1111の列には、支援者候補選出条件の項目名が、内容1112の列には、項目1111の夫々に対応する内容が、必須条件1113の列には、項目1111の夫々が必須条件か否かを示す情報(本例では、必須条件であれば「YES」、必須条件でなければ「NO」)が、夫々表示される。
ユーザ(相談者や支援機関3の相談受付者(支援者4等))は、支援者候補選出条件の表示欄1110の内容を確認しつつ、支援者候補の表示欄1120において支援者4を選択する。例示する支援者候補の表示欄1120には、支援者候補選出処理S711で選出された支援者4の情報が、評価(例えば、支援機関類似度と支援者類似度を総合的に判定することにより得られる評価)の高い順に表示される。ユーザは、支援者候補の選択欄1121を操作(チェックボタンをチェック)することにより、相応しい支援者候補を選択する。支援者候補の表示欄1120の優先順位の列1122には、上記評価の優先順位が表示される。支援機関名1123には、当該支援者4が所属する支援機関3の名称が表示される。支援者1124には、当該支援者の氏名が表示される。
ユーザが、支援者候補を選択した後、選択結果送信ボタン1130を操作すると、支援者選択結果が送信される。
図7に戻り、続いて、支援者端末200(1)は、ユーザが選択した支援者を示す情報(以下、「支援者選択結果」と称する。)を支援機関サーバ300(1)に送信する(S715)。
支援機関サーバ300(1)は、支援者端末200(1)から支援者選択結果を受信すると、第2通信ネットワーク52を介して、受信した支援者選択結果をマッチング装置100に送信する(S716)。
マッチング装置100は、支援機関サーバ300(1)から支援者選択結果を受信すると、支援者選択結果に指定されている支援者4が所属する支援機関3(x)を特定し、特定した支援機関3(x)の支援機関サーバ300(x)に、当該支援者4が選択されたことを示す情報、即ち支援者選択通知を、第2通信ネットワーク52を介して、送信する(S717)。
支援機関サーバ300(x)は、マッチング装置100から支援者選択通知を受信すると、当該情報から特定される支援者4の支援者端末200(x)に支援者選択通知の内容を送信する(S718)。
支援者端末200(x)は、支援機関サーバ300(x)から支援者選択通知の内容を受信すると、受信した支援者選択通知の内容をユーザに提示(例えば表示)する。該当する支援者4は、支援者端末200(x)を介して上記情報を参照し、被支援者2を支援することについての対応可否を、例えば、自身が所属する支援機関3を通じて被支援者2に
ついての相談を受け付けた支援機関3に通知する。
図12に、上記提示に際し支援者端末200(x)が表示する画面(以下、「支援者選択通知画面1200」と称する。)の一例を示す。支援者選択通知画面1200は、例えば、Webブラウザによって表示されるWebページ形式の画面である。
同図に示すように、支援者選択通知画面1200は、被支援者に関する情報の表示欄1210、対応可能ボタン1230、および対応不可ボタン1240を有する。被支援者に関する情報の表示欄1210には、対象となる被支援者2の情報が表示される。本例では、被支援者2の個人を特定可能な情報(氏名、住所の全体等)を省略して表示している。支援者4は、対応可能である場合は対応可能ボタン1230を操作し、対応不可である場合は対応不可ボタン1240を操作する。支援者4が行った操作の内容は、例えば、第1通信ネットワーク51および第2通信ネットワーク52を介して当該被支援者2についての相談を受け付けた支援機関3に通知される。
以上詳細に説明したように、本実施形態のマッチングシステム1によれば、被支援者2の支援を行うのに相応しい適切な支援者4の候補が自動的に選出される。そのため、支援機関3においては、従来、経験に基づき行われていた支援者4の選択業務の効率化を図ることができる。また、マッチングシステム1は、第1段階として、被支援者情報と支援機関情報とに基づき支援機関候補をまず選出して対象となる支援機関3を絞り込み、続いて、第2段階として、選出した支援機関候補の支援者情報のみをマッチング装置100に送信するので、第1段階で除外した支援機関3についての計算量が削減され、効率よく支援者候補を選出することができる。また、マッチングシステム1は、選出した支援機関候補のみに対して支援者情報を要求するので、支援機関3からマッチング情報提供者6に対して不必要に個人情報が送信されてしまうのを防ぐことができる。
[第2実施形態]
第1実施形態のマッチングシステム1では、相談者から相談を受け付けた支援機関3が被支援者情報を支援者端末200に入力し、入力された内容をマッチング装置100に提供していた(支援機関3の相談窓口の支援者4を介する構成)。これに対し、第2実施形態のマッチングシステム1では、相談者が、例えば、自身が所有する情報処理装置(パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等。以下、「相談者端末600」と称する。)を操作して被支援者情報を入力し、相談者端末600からインターネット等の第2通信ネットワーク52を介して被支援者情報をマッチング装置100に提供する。
第2実施形態のマッチングシステム1によれば、相談者は、支援機関3に出向くことなく自宅から被支援者2に関する情報を提供し、被支援者2についての支援を行うのに相応しい適切な支援者4を選択を効率よく選択することができる。尚、相談者が被支援者情報を入力するための画面は、例えば、マッチング情報提供者6や支援機関3等が運用するWebサーバにより提供するようにしてもよい。
第2実施形態のマッチングシステム1の基本的な構成は第1実施形態と共通する。以下、第1実施形態との相違点を中心として第2実施形態のマッチングシステム1について説明する。
図13は、第2実施形態のマッチングシステム1の概略的な構成を示す図である。同図に示すように、第2実施形態のマッチングシステム1は、第2通信ネットワーク52に通信可能に接続する一つ以上の相談者端末600を含む。
図14は、相談者端末600が備える主な機能を説明するブロック図である。同図に示
すように、相談者端末600は、記憶部610、被支援者情報受付部620、および被支援者情報送信部625の各機能を備える。
記憶部210は、被支援者情報611を記憶する。このうち被支援者情報611は、相談者から受け付けた被支援者情報を含む。
被支援者情報受付部620は、相談者から被支援者情報を受け付ける。被支援者情報受付部620が受け付けた被支援者情報は、記憶部610が被支援者情報611として記憶する。
被支援者情報送信部625は、被支援者情報受付部620が相談者から受け付けた被支援者情報を、第2通信ネットワーク52を介してマッチング装置100に送信する。
図15に、被支援者情報611の一例を示す。同図に示すように、例示する被支援者情報611は、氏名6111、相談分類6112、住所6113、介護度6114、要支援項目6115、性格6116等の各項目を有する一つのレコード(エントリ)で構成される。これら各項目は図5Cに示した被支援者情報211の各項目と同様である。
図16は、第2実施形態のマッチングシステム1が、相談者端末600から被支援者情報を受け付けた際、当該被支援者2を支援するのに相応しい適切な支援者4を探索し、探索した結果に基づくマッチング情報を生成する処理(以下、「マッチング処理S1600」と称する。)を説明するシーケンス図である。以下、同図とともにマッチング処理S1600について説明する。
同図に示すように、まず相談者端末600(1)が相談者から被支援者2の被支援者情報の入力を受け付ける(S1601)。
続いて、相談者端末600(1)が、第2通信ネットワーク52を介して、相談者から受け付けた被支援者情報とともにマッチング要求をマッチング装置100に送信し、マッチング装置100が被支援者情報とともにマッチング要求を受信する(S1603)。
続いて、マッチング装置100が、受信した被支援者情報に基づき、図7に示した第1実施形態のマッチング処理S700と同様に、外部サーバ400からの被支援者情報(外部)の取得(S704~S705)、支援機関候補の選出(S706~S708)、および支援者候補の選出(S709~S711)の各処理を行う。
続いて、マッチング装置100が、選出した支援者候補に関する情報を、第2通信ネットワーク52を介して相談者端末600(1)に送信する(S1612)。
相談者端末600(1)は、支援機関サーバ300(1)から支援者候補を受信すると、受信した支援者候補からの支援者4の選択を相談者に促す画面(例えば、図11に示した「支援者選択画面1100」)を表示し、相談者から支援者4の選択を受け付ける(S1614)。尚、支援者4の個人情報の必要以上の開示を防ぐため、支援者選択画面1100には支援者4の個人を特定可能な情報(氏名、住所の全体等)を記載しないようにする。
続いて、相談者端末600(1)は、相談者が選択した支援者4を示す情報(支援者選択結果)を、第2通信ネットワーク52を介してマッチング装置100に送信する(S1616)。
尚、以上の例では、支援者候補からの支援者4の選択を相談者が行うようにしているが、第1実施形態と同様に、支援者候補からの支援者4の選択を支援機関3が行うようにしてもよい。
続いて、マッチング装置100が、受信した支援者選択結果に基づき、図7に示した第1実施形態のマッチング処理S700と同様、支援者選択通知の支援機関(x)に通知する処理(S717~S718)を行う。
以上に説明したように、第2実施形態のマッチングシステム1は、被支援者情報を相談者サイドで入力するので、相談者は、支援機関3の相談窓口の応対者(支援者4等)を介すことなく、また、支援機関3に出向くことなく、自宅から被支援者2に関する情報を提供することができる。また、支援機関3においては相談受付業務の負荷軽減を図ることができる。また、第2実施形態のマッチングシステム1によれば、支援者候補からの支援者4の選択を相談者サイドで行う仕組みを提供することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれ、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることや、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
1 マッチングシステム、2 被支援者、3 支援機関、4 支援者、6 マッチング情報提供者、7 被支援者情報提供者、51 第1通信ネットワーク、52 第2通信ネットワーク、100 マッチング装置、110 記憶部、114 被支援者情報(外部)、120 マッチング要求受信部、125 情報取得管理部、130 支援機関候補選出部、135 支援者候補選出部、140 支援者候補送信部、145 支援者候補選択結果受信部、150 マッチング情報送信部、200 支援者端末、210 記憶部、211
被支援者情報、212 支援者候補情報、213 支援者候補選択結果、220 被支援者情報受付部、225 被支援者情報送信部、230 支援者候補情報受信部、235
支援者候補選択受付部、240 支援者候補選択結果送信部、245 支援者選択通知受信部、250 支援者選択通知提示部、300 支援機関サーバ、310 記憶部、311 支援機関情報、312 支援者情報、313 支援者候補情報、314 支援者候補選択結果、315 支援者選択通知、320 情報管理提供部、325 マッチング要求送信部、330 支援者候補情報受信部、335 支援者候補情報送信部、340 支援者候補選択結果受信部、345 支援者候補選択結果送信部、350 支援者選択通知受信部、355 支援者選択通知送信部、600 相談者端末、S700 マッチング処理、S708 支援機関候補選出処理、S711 支援者候補選出処理、800 被支援者情報入力画面、1100 支援者選択画面、1200 支援者選択通知画面

Claims (15)

  1. プロセッサおよび記憶装置を有する情報処理装置を用いて構成され、
    支援の対象となる被支援者に関する情報である被支援者情報、
    前記被支援者を支援する支援機関に関する情報である支援機関情報、および、
    前記支援機関の夫々に所属する支援者に関する情報である支援者情報、
    を記憶し、
    前記被支援者情報と前記支援機関の夫々の前記支援機関情報とに基づき、前記被支援者と前記支援機関の夫々との類似度である機関類似度を求め、前記支援機関の夫々の前記機関類似度に基づき、所定数の前記支援機関を支援機関候補として選出する、支援機関候補選出処理を実行し、
    前記被支援者の前記被支援者情報と、前記支援機関候補に所属する前記支援者の夫々の前記支援者情報とに基づき、前記被支援者と前記支援者の類似度である支援者類似度を求め、前記機関類似度と前記支援者類似度とに基づき、所定数の前記支援者を前記被支援者についての支援者候補として選出する、支援者候補選出処理を実行し、
    選出した前記支援者候補を出力する、
    マッチングシステム。
  2. 請求項1に記載のマッチングシステムであって、
    前記支援機関の夫々における情報処理装置である支援機関サーバと、
    前記支援機関サーバの夫々と通信可能に接続するマッチング装置と、
    を含み、
    前記支援機関サーバは、夫々が所属する前記支援機関の前記支援機関情報を記憶し、
    前記マッチング装置は、
    前記支援機関サーバのうちの一つから、当該支援機関サーバが所属する前記支援機関が受け付けた前記被支援者の前記被支援者情報を受信し、
    前記支援機関サーバの夫々から、夫々が所属する前記支援機関の前記支援機関情報を受信し、
    前記被支援者情報と前記支援機関情報とに基づき前記支援機関候補選出処理を実行することにより前記支援機関候補を選出し、
    前記支援機関候補が所属する前記支援機関から前記支援者情報を受信し、
    前記被支援者情報と受信した前記支援者情報とに基づき前記支援者候補選出処理を実行することにより前記支援者候補を選出し、
    選出した前記支援者候補を、前記被支援者情報を送信してきた前記支援機関サーバに送信し、
    前記支援機関サーバは、前記支援者候補を受信して出力する、
    マッチングシステム。
  3. 請求項2に記載のマッチングシステムであって、
    前記被支援者情報を送信してきた前記支援機関サーバは、前記支援者候補の中からユーザが選択した前記支援者を示す情報を前記マッチング装置に送信する、
    マッチングシステム。
  4. 請求項2に記載のマッチングシステムであって、
    前記マッチング装置は、
    前記被支援者に関する情報である被支援者情報(外部)を提供する情報処理装置である外部サーバと通信可能に接続し、
    前記外部サーバから、前記被支援者の前記被支援者情報(外部)を受信し、受信した被支援者情報(外部)を、前記支援機関候補選出処理又は前記支援者候補選出処理において前記被支援者情報として利用する、
    マッチングシステム。
  5. 請求項1に記載のマッチングシステムであって、
    前記支援機関の夫々における情報処理装置である支援機関サーバと、
    前記支援機関サーバの夫々と通信可能に接続するマッチング装置と、
    を含み、
    前記支援機関サーバは、夫々が所属する前記支援機関の前記支援機関情報を記憶し、
    前記マッチング装置は、
    前記通信可能に接続する、相談者が操作する情報処理装置である相談者端末から、前記被支援者の前記被支援者情報を受信し、
    前記支援機関サーバの夫々から、夫々が所属する前記支援機関の前記支援機関情報を受信し、
    前記被支援者情報と前記支援機関情報とに基づき前記支援機関候補選出処理を実行することにより前記支援機関候補を選出し、
    前記支援機関候補が所属する前記支援機関から前記支援者情報を受信し、
    前記被支援者情報と受信した前記支援者情報とに基づき前記支援者候補選出処理を実行することにより前記支援者候補を選出し、
    選出した前記支援者候補を、前記相談者端末に送信し、
    前記相談者端末は、前記支援者候補を受信して出力する、
    マッチングシステム。
  6. 請求項5に記載のマッチングシステムであって、
    前記相談者端末は、前記支援者候補の中からユーザが選択した前記支援者を示す情報を前記マッチング装置に送信する、
    マッチングシステム。
  7. 請求項5に記載のマッチングシステムであって、
    前記マッチング装置は、
    前記被支援者に関する情報である被支援者情報(外部)を提供する情報処理装置である外部サーバと通信可能に接続し、
    前記外部サーバから、前記被支援者の前記被支援者情報(外部)を受信し、受信した被支援者情報(外部)を、前記支援機関候補選出処理又は前記支援者候補選出処理において前記被支援者情報として利用する、
    マッチングシステム。
  8. 請求項1に記載のマッチングシステムであって、
    前記被支援者情報を受け付ける画面をユーザに提示して前記被支援者情報を取得し、
    前記画面は、前記機関類似度又は前記支援者類似度を求める際に考慮すべき情報の設定欄と、前記情報の夫々の優先度の設定欄とを有し、
    前記情報の夫々について設定された優先度を考慮して、前記機関類似度又は前記支援者類似度を求める、
    マッチングシステム。
  9. 請求項1に記載のマッチングシステムであって、
    前記支援機関候補を生成することができない場合に、前記被支援者情報の内容を変更するためのユーザインタフェースを提供し、
    前記ユーザインタフェースにより変更された前記被支援者情報に基づき、前記支援機関候補選出処理を再度実行する、
    マッチングシステム。
  10. 請求項1に記載のマッチングシステムであって、
    前記支援者候補を生成することができない場合に、前記被支援者情報の内容を変更するためのユーザインタフェースを提供し、
    前記ユーザインタフェースにより変更された前記被支援者情報に基づき、前記支援者候補選出処理を再度実行する、
    マッチングシステム。
  11. プロセッサおよび記憶装置を有する情報処理装置を用いて構成されるマッチングシステムが、
    支援の対象となる被支援者に関する情報である被支援者情報、
    前記被支援者を支援する支援機関に関する情報である支援機関情報、および、
    前記支援機関の夫々に所属する支援者に関する情報である支援者情報、
    を記憶するステップと、
    前記被支援者情報と前記支援機関の夫々の前記支援機関情報とに基づき、前記被支援者と前記支援機関の夫々との類似度である機関類似度を求め、前記支援機関の夫々の前記機関類似度に基づき、所定数の前記支援機関を支援機関候補として選出する、支援機関候補選出処理を実行するステップと、
    前記被支援者の前記被支援者情報と、前記支援機関候補に所属する前記支援者の夫々の前記支援者情報とに基づき、前記被支援者と前記支援者の類似度である支援者類似度を求め、前記機関類似度と前記支援者類似度とに基づき、所定数の前記支援者を前記被支援者についての支援者候補として選出する、支援者候補選出処理を実行するステップと、
    選出した前記支援者候補を出力するステップと、
    を実行する、マッチング方法。
  12. 請求項11に記載のマッチング方法であって、
    前記マッチングシステムは、
    前記支援機関の夫々における情報処理装置である支援機関サーバと、
    前記支援機関サーバの夫々と通信可能に接続するマッチング装置と、
    を含み、
    前記支援機関サーバが、夫々が所属する前記支援機関の前記支援機関情報を記憶するステップと、
    前記マッチング装置が、
    前記支援機関サーバのうちの一つから、当該支援機関サーバが所属する前記支援機関が受け付けた前記被支援者の前記被支援者情報を受信し、
    前記支援機関サーバの夫々から、夫々が所属する前記支援機関の前記支援機関情報を受信し、
    前記被支援者情報と前記支援機関情報とに基づき前記支援機関候補選出処理を実行することにより前記支援機関候補を選出し、
    前記支援機関候補が所属する前記支援機関から前記支援者情報を受信し、
    前記被支援者情報と受信した前記支援者情報とに基づき前記支援者候補選出処理を実行することにより前記支援者候補を選出し、
    選出した前記支援者候補を、前記被支援者情報を送信してきた前記支援機関サーバに送信するステップと、
    前記支援機関サーバが、前記支援者候補を受信して出力するステップと、
    を含む、マッチング方法。
  13. 請求項12に記載のマッチング方法であって、
    前記被支援者情報を送信してきた前記支援機関サーバが、前記支援者候補の中からユーザが選択した前記支援者を示す情報を前記マッチング装置に送信するステップ
    を更に実行する、マッチング方法。
  14. 請求項12に記載のマッチング方法であって、
    前記マッチング装置は、前記被支援者に関する情報である被支援者情報(外部)を提供する情報処理装置である外部サーバと通信可能に接続し、
    前記マッチング装置が、前記外部サーバから、前記被支援者の前記被支援者情報(外部)を受信し、受信した被支援者情報(外部)を、前記支援機関候補選出処理又は前記支援者候補選出処理において前記被支援者情報として利用するステップ
    を更に実行する、マッチング方法。
  15. 請求項11に記載のマッチング方法であって、
    前記マッチングシステムは、
    前記支援機関の夫々における情報処理装置である支援機関サーバと、
    前記支援機関サーバの夫々と通信可能に接続するマッチング装置と、
    を含み、
    前記支援機関サーバが、夫々が所属する前記支援機関の前記支援機関情報を記憶するステップと、
    前記マッチング装置が、
    前記通信可能に接続する、相談者が操作する情報処理装置である相談者端末から、前記被支援者の前記被支援者情報を受信し、
    前記支援機関サーバの夫々から、夫々が所属する前記支援機関の前記支援機関情報を受信し、
    前記被支援者情報と前記支援機関情報とに基づき前記支援機関候補選出処理を実行することにより前記支援機関候補を選出し、
    前記支援機関候補が所属する前記支援機関から前記支援者情報を受信し、
    前記被支援者情報と受信した前記支援者情報とに基づき前記支援者候補選出処理を実行することにより前記支援者候補を選出し、
    選出した前記支援者候補を、前記相談者端末に送信するステップと、
    前記相談者端末が、前記支援者候補を受信して出力するステップと、
    を含む、マッチング方法。
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