JP2023039762A - 電子決済システム、電子決済方法、およびプログラム - Google Patents

電子決済システム、電子決済方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】加盟者が販売する商品を利用者が購入する可能性をより高めることができる電子決済システム、電子決済方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者の商品またはサービスを、前記加盟者により提案された特典を利用して利用者が分割払いで購入した際、前記利用者の分割金利負担を免除して前記利用者から分割払いによる代金の支払いを受けるための処理を行う代金収受部と、前記購入された商品またはサービスの代金から、前記免除された分割金利負担分を差し引いた金額を前記商品またはサービスの売上金として前記加盟者に入金するための処理を行う売上金入金部と、を備える電子決済システム。【選択図】図5

Description

本発明は、電子決済システム、電子決済方法、およびプログラムに関する。
従来、加盟者の電子決済を支援する電子決済システムがある。例えば、特許文献1には、購入者の保有残高が購入対象の商品の代金未満である場合に、残高へのチャージ処理後に商品購入処理を行うシステムが提案されている。
特開2020-115278号公報
しかしながら、従来の電子決済システムは、電子決済そのものの利便性やセキュリティを高めることで電子決済の普及を図ること目的としたものが多く、加盟者の経済活動を必ずしも十分に促進できない場合があった。例えば、従来の電子決済システムは、加盟者が販売する商品を利用者が購入する可能性を必ずしも十分に高めることができなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、加盟者が販売する商品を利用者が購入する可能性をより高めることができる電子決済システム、電子決済方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者の商品またはサービスを、前記加盟者により提案された特典を利用して利用者が分割払いで購入した際、前記利用者の分割金利負担を免除して前記利用者から分割払いによる代金の支払いを受けるための処理を行う代金収受部と、前記購入された商品またはサービスの代金から、前記免除された分割金利負担分を差し引いた金額を前記商品またはサービスの売上金として前記加盟者に入金するための処理を行う売上金入金部と、を備える電子決済システムである。
本発明の一態様によれば、加盟者が販売する商品を利用者が購入する可能性をより高めることができる。
特定決済サービスの概略を示す図である。 実施形態の電子決済システムの構成例を示す図である。 加盟者端末装置の構成例を示す図である。 利用者端末装置の構成例を示す図である。 電子決済サーバの構成例を示す図である。 実施形態の電子決済システムにおいて、利用者の購入商品の代金が特定分割払いによって決済される場合の処理の流れの一例を示す図である。 加盟者が特典提供オファーを行う際に使用する設定登録画面の一例を示す図である。 特典紹介通知の一例を示す図である。 利用者情報の一例を示す図である。 履歴情報の一例を示す図である。 第1決済画面の一例を示す図である。 第2決済画面の一例を示す図である。 特定決済処理において利用者端末装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 特定決済処理において電子決済サーバが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の電子決済システム、電子決済方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
[概略]
本実施形態の電子決済システムは、通常の分割払いにおいて商品の購入者(以下「利用者」という。)が負担する金利手数料を商品の販売者(以下「加盟者」という。)が負担する形で商品を購入することができるという特典(以下「金利免除特典」という。)を、加盟者が、決済事業者を介して利用者に提供することができるようにするものである。ここで、加盟者は、利用者に販売する商品の代金を、決済事業者が提供する電子決済サービスを使用して決済することができる事業者である。加盟者は、加盟店を指すものであってもよいし、加盟店が構成するグループの運営者を指すものであってもよい。換言すれば、加盟者は、決済事業者が提供する電子決済サービスの利用者として決済事業者の事業に加盟する者ということができる。以下、その商品代金の決済手段として金利免除特典を適用した分割払い(以下、「特定分割払い」という。)によって購入商品の代金を決済するサービスを「特定決済サービス」という。
図1は、特定決済サービスの概略を示す図である。例えば、特定決済サービスは、加盟者と、EC事業者と、決済事業者と、金融機関との連携によって実現される。ここでの加盟者は、EC事業者が提供するECサービスを利用して商品を販売し、決済事業者が提供する決済サービスを利用して購入代金の決済を行う事業者である。具体的には、まず加盟者が、利用者に付与すべき金利免除特典の設定を決済事業者に登録する(S1:特典提供オファー)。加盟者は1つの金利免除特典について設定の登録を行ってもよいし、複数の金利免除特典について設定の登録を行ってもよい。例えば、加盟者は、金利免除特典の適用有無を商品ごとに設定してもよいし、利用者ごとに設定してもよい。また、加盟者は、金利免除特典の提供について商品ごとに異なる提供条件を設定してもよいし、利用者ごとに異なる提供条件を設定してもよい。
続いて、決済事業者が、加盟者により登録された提供条件に基づいて金利免除特典を提供可能な利用者を決定し、決定した利用者に対して提供可能な金利免除特典に関する情報(以下「特典情報」という。)を利用者の端末装置を介して通知する(S2:特典情報通知)。特典情報の通知を受けた利用者は、通知された金利免除特典を利用するか否かを決定し、利用する場合には、端末装置を用いて決済事業者に対する金利免除特典の利用申し込みを行う(S3:利用申し込み)。決済事業者は、金利免除特典の利用申し込みを受け付けると、その利用者に対して金利免除特典が利用可能となったことを通知する。
金利免除特典の利用申し込みが完了すると、利用者は、例えばEC事業者が運営するECサイトを介して購入商品を選択し(S4:購入商品選択)、選択した商品の決済手続きに進む。ここでECサイトを介した商品購入を挙げたのはあくまで一例であり、特定決済サービスは、加盟者の実店舗での購入についても同様に適用可能である。その場合、利用者が購入商品を選択する際に、実店舗に設置された端末装置(後述する加盟者端末)と利用者の端末装置との間でQRコード(登録商標、以下同様)等を介した電子決済が行われる。
利用者は、決済手続きにおいて、選択した商品の購入代金の支払いについて特定分割払いを利用することを決済事業者に通知する(S5:特定決済要求)。特定決済要求を受け付けた決済事業者は、その利用者について与信可否を確認し(S6:与信確認)、与信可能であると判断した場合には、商品の購入代金を特定分割払いで決済することを確定し、利用者に通知する(S7:決済確定)。なお、図1の例では、決済事業者が利用者に対する与信の可否を外部の与信機関に確認する場合について図示しているが、これは一例であり、決済事業者は、外部機関に依存せず、独自の基準で与信判断を行ってもよい。また、決済サービス事業者は、決済処理に必要な購入情報をECサービス事業者から取得してもよい(購入情報連携)。
特定分割払いでの決済が確定すると、決済事業者は、購入商品の代金を利用者から分割払いにより収受する(S8:代金収受)。より具体的には、決済事業者は、決済時に確定した月々の支払い金額を、指定された金融機関の口座から引き落とすことにより、金利免除特典が適用された商品代金を利用者から収受する。続いて、商品代金の収受が完了すると、決済事業者は、利用者から収受した商品代金をもとに、商品販売者が得るべき売上金を加盟者に対して入金する(S9:売上金入金)。より具体的には、決済事業者は、利用者から収受した商品代金から、特定決済サービスの利用料を差し引いた金額を当該商品の売上金として加盟者に入金する。このとき、決済事業者は、商品代金から特定分割払いの金利負担相当額を差し引いた金額を売上金とすることにより、金利負担相当額をサービス利用料として相殺する。なお、ステップS9では、決済事業者は、商品代金の全額の収受が完了するのを待たずに、売上金の入金を行ってもよい。例えば、月々の支払いが残っている状況において、決済事業者は、その時点での未収受分を一時的に負担する形で商品販売者に売上金の全額を入金してもよい。
このような決済手段によれば、利用者は、分割金利を負担することなく分割払いで商品を購入することが可能となる。また、このような決済手段によれば、加盟者は、分割金利を利用者に代わって負担することで、利用者が商品を購入する可能性を高めることができる。また、このような決済手段によれば、決済事業者は、加盟者に対して特定決済サービスを提供することにより、加盟者の経済活動を促進することができる。
以下、このような効果を奏する実施形態の電子決済システムの構成について詳細に説明する。
[システム構成]
図2は、実施形態の電子決済システム1の構成例を示す図である。電子決済システム1は、一以上のプロセッサにより実現される。電子決済システム1は、例えば、少なくとも電子決済サーバ100を含む。電子決済サーバ100は、更に、1つ以上の加盟者端末装置200と、1つ以上の利用者端末装置300とを含んでもよい。電子決済サーバ100、加盟者端末装置200、および利用者端末装置300は、ネットワークNWを介して通信可能である。また、電子決済サーバ100は、ネットワークNWを介して外部の金融機関システム400、与信機関システム500、ECサーバ600などと通信可能である。ネットワークNWは、インターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、セルラー網などを含む。
加盟者端末装置200は、加盟者が使用する端末装置である。加盟者端末装置200は、例えば、パーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレット端末等である。加盟者は、利用者に対して商品を販売する事業者である。本実施形態では、加盟者は、EC(Electronic Commerce)事業者が運営するECサイトを利用して商品を販売する場合を想定する。図2に図示するECサーバ600は、利用者に対してECサイトを提供するサーバ装置であり、EC事業者により運営される。例えば、加盟者端末装置200は、加盟者が電子決済サーバ100に対して金利免除特典に関する設定を登録したり、ECサーバ600に対して商品販売に関する設定を登録したりするための操作の入力を受け付け、入力操作に応じた情報を電子決済サーバ100に送信したり、電子決済サーバ100から各種情報を受信し、受信した情報に応じた画面を表示したりする。
利用者端末装置300は、利用者が利用する端末装置である。ここで「利用する」とは、利用者がその端末装置を所有していることに限らず、ネットカフェの端末装置や友人から借りた端末装置を利用することを含む。利用者端末装置300は、例えば、パーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレット端末等である。利用者は、加盟者から商品を購入する者である。
電子決済サーバ100は、決済事業者が運営するサーバ装置である。電子決済サーバ100は、決済事業者が利用者または加盟者に対して決済サービスを提供するための処理を実行する。決済事業者が提供する決済サービスには、各種決済手段によるサービスに加え、上述の特定決済サービスが含まれる。例えば、各種決済手段とは、ECサイトや実店舗におけるQRコードを利用した電子決済などを目的とした決済手段であり、クレジット払いやポイントでの支払い、電子マネーによる支払い、銀行振込、代金引換、コンビニエンスストアでの支払い等の決済手段である。
なお、商品代金の決済においては、決済事業者は支払先の加盟者を特定できる必要があるが、これは例えば以下のような仕組みによって実現される。例えば、ECサイトにおける電子決済の場合、ECサーバ600は、商品と、その商品を販売する加盟者とを対応付けて管理している。ECサーバ600は、商品等が購入され、電子決済サーバ100の機能を用いて決済される場合、その購入に関する購入情報を電子決済サーバ100に提供する。この際に、ECサーバ600と電子決済サーバ100の利用者IDは共通化されていてもよいし、そうでない場合は何らかの手法で利用者IDの対応付けが把握されてよい。
また、実店舗における電子決済の場合、利用者端末装置300が店舗で表示されているQRコード等から店舗すなわち加盟者の情報を読み取り、利用者IDや購買情報と共に電子決済サーバ100に送信する。或いは、店舗端末が利用者端末装置300の表示するQRコード等を読み取り、自身の情報(すなわち加盟者の情報)を、利用者IDや購買情報と共に電子決済サーバ100に送信する。なお、QRコードは、実店舗において加盟者端末装置200に表示されてもよいし、店舗内に設置された紙やシール等の物理媒体に印字されたものであってもよい。
電子決済サーバ100は、特定分割払いによる決済の要求を受け付けた場合、外部の与信機関システム500に利用者への与信可否の判断を依頼し、与信可能と判断された利用者に対して特定分割払いによる決済を許可する。また、電子決済サーバ100は、外部の金融機関システム400と連携することにより、特定分割払いによる決済を確定した利用者から商品代金を収受するとともに、加盟者に対して売上金を入金する。
続いて、電子決済サーバ100、加盟者端末装置200、および利用者端末装置300の構成についてより詳細に説明する。ここでは、まず、加盟者端末装置200および利用者端末装置300の構成について説明した後、電子決済サーバ100の構成を説明する。
[加盟者端末装置]
図3は、加盟者端末装置200の構成例を示す図である。上述のとおり、加盟者端末装置200は、加盟者が電子決済サーバ100に対して金利免除特典に関する設定を登録するための端末装置である。加盟者端末装置200は、例えば、通信部210と、表示部220と、入力部230と、加盟者アプリ実行部240と、記憶部250とを備える。加盟者アプリ実行部240は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶装置にプログラムを実行することにより実現される。プログラムは、ブラウザであってもよいし、ブラウザに対して各種拡張機能が追加されたアプリケーションプログラムであってもよい。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
通信部210は、イーサネット(登録商標、以下同様)や無線LAN、セルラー網に接続するための通信インターフェースである。通信部210は、ネットワークNWを介して電子決済サーバ100と通信する。
表示部220は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置により実現される。例えば、表示部220には、金利免除特典に関する設定を電子決済サーバ100に登録するための画面(以下「設定登録画面」という。)が表示される。
入力部230は、マウスやキーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、タッチパネル等の入力装置を備える。例えば、入力部230は、表示部220に表示された設定登録画面に対する操作の入力を受け付ける。なお、入力部230は、マイク等の音声入力装置を備え、入力される音声によって操作の入力を受け付けてもよい。また、表示部220がタッチパネルを備える場合、入力部230は、表示部220と一体に構成されてもよい。また、入力部230は、例えば、加盟者端末装置200とは別体に構成された外部の装置から加盟者端末装置200に対する操作を示す電気信号を入力する入力インターフェースであってもよい。
加盟者アプリ実行部240は、加盟者端末装置200にインストールされたアプリケーションプログラム(以下「加盟者アプリ」という。)がプロセッサによって実行されることにより実現される。加盟者アプリAP1は、加盟者の入力操作に基づき、電子決済サーバ100に対して、金利免除特典に関する設定情報を登録する機能を有するアプリケーションプログラムである。具体的には、加盟者アプリAP1は、設定登録画面を表示部220に表示させるとともに、入力部230を介して設定登録画面に対する設定情報の入力操作を受け付け、入力された設定情報を電子決済サーバ100に送信する。
記憶部250は、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置により実現される。記憶部250は、加盟者端末装置200の動作に関する各種情報を記憶する。例えば、記憶部250は、加盟者アプリAP1を記憶する。
[利用者端末装置]
図4は、利用者端末装置300の構成例を示す図である。上述のとおり、利用者端末装置300は、利用者がECサーバ600に対して商品の注文をするための端末装置である。利用者端末装置300は、例えば、通信部310と、表示部320と、入力部330と、利用者アプリ実行部340と、記憶部350とを備える。利用者アプリ実行部340は、例えば、CPUなどのプロセッサが記憶装置にプログラムを実行することにより実現される。プログラムは、ブラウザであってもよいし、ブラウザに対して各種拡張機能が追加されたアプリケーションプログラムであってもよい。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
通信部310は、イーサネットや無線LAN、セルラー網に接続するための通信インターフェースである。通信部310は、ネットワークNWを介して電子決済サーバ100およびECサーバ600と通信する。
表示部320は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示装置により実現される。例えば、表示部320には、ECサーバ600において取り扱われる各種商品に関する情報をコンテンツとして提供する画面(以下「商品画面」という。)や、選択された商品の注文を確定するため商品代金の決済手段を入力させる画面(以下「決済画面」という。)などが表示される。
入力部330は、マウスやキーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、タッチパネル等の入力装置を備える。例えば、入力部330は、商品画面において商品を選択する操作や、決済画面において決済手段を選択する操作などの入力を受け付ける。なお、入力部330は、マイク等の音声入力装置を備え、入力される音声によって操作の入力を受け付けるように構成されてもよい。また、表示部320がタッチパネルを備える場合、入力部330は、表示部320と一体に構成されてもよい。また、入力部330は、例えば、利用者端末装置300とは別体に構成された外部の装置から利用者端末装置300に対する操作を示す電気信号を入力する入力インターフェースであってもよい。
利用者アプリ実行部340は、利用者端末装置300にインストールされたアプリケーションプログラム(以下「利用者アプリ」という。)がプロセッサによって実行されることにより実現される。利用者アプリAP2は、利用者が加盟者から商品を購入するために使用するアプリケーションプログラムである。例えば、利用者アプリAP2は、ECサーバ600と連携することによって商品画面や決済画面を表示部320に表示させる。また、利用者アプリAP2は、電子決済サーバ100と連携することによって決済画面を表示部320に表示させる。利用者は、利用者アプリAP2を使用して商品画面や決済画面、決済画面に操作を入力することにより、指定した決済手段を用いて加盟者から商品を購入することができる。
記憶部350は、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置により実現される。記憶部350は利用者端末装置300の動作に関する各種情報を記憶する。例えば、記憶部350は、利用者アプリAP2を記憶する。また、記憶部350は、分割払いの利用によって提供される特典に関して電子決済サーバ100から取得される各種の配信情報を記憶する。
[電子決済サーバ]
図5は、電子決済サーバ100の構成例を示す図である。電子決済サーバ100は、1つの装置で構成されてもよいし、複数の装置に分散された機能をネットワークで統合することによって構成されてもよい。電子決済サーバ100は、例えば、記憶部110と、通信部120と、取得部130と、通知部140と、通常決済処理部150と、特定決済処理部160とを備える。これらの機能のうち、取得部130、通知部140、通常決済処理部150、および特定決済処理部160は、例えば、CPUなどのプロセッサが記憶装置にプログラムを実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
記憶部110は、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置により実現される。例えば、記憶部110には、加盟者が金利免除特典に関して登録した設定情報IF1や、利用者の購入履歴を示す履歴情報IF2、利用者に関する利用者情報IF3などが記憶される。このほか、記憶部110には、電子決済処理に関する任意の情報が記憶されてよい。
通信部120は、ネットワークNWを介して加盟者端末装置200、利用者端末装置300、金融機関システム400、与信機関システム500、およびECサーバ600と通信するための通信インターフェースである。
取得部130は、利用者による電子決済サービスの利用履歴を示す履歴情報IF2を取得して通知部140に供給する。例えば、取得部130は、全ての利用者について電子決済サービスの利用状況を監視し、電子決済サービスの利用が発生した場合に、その利用情報を履歴情報IF2の一部として記憶部110に記録する。
通知部140は、加盟者が電子決済サーバ100に対して金利免除特典に関する設定を登録した場合に、当該特典を利用可能な利用者に対し、金利免除特典が利用可能である旨を通知する。具体的には、通知部140は、加盟者が金利免除特典に関して登録した設定情報IF1に基づき、当該特典を利用可能な利用者を特定し、特定した利用者の利用者端末装置300に対して、金利免除特典を紹介するための特典情報を配信する。
通常決済処理部150は、特定分割払い以外の方法で商品代金を決済するための処理(以下「通常決済処理」という。)を実行する。通常決済処理における決済手段には、上述の各種決済手段に含まれる任意の決済手段が用いられてよい。
特定決済処理部160は、特定分割払いで商品代金を決済するための処理(以下「特定決済処理」を実行する。具体的には、特定決済処理部160は、特典登録部161と、決済確定部162と、代金収受部163と、売上金入金部164とを備える。特定決済処理部160は、特典登録部161により金利免除特典の利用申し込みを受け付け、決済確定部162により特定分割払いでの決済を確定させ、代金収受部163により実際の代金収受を行い、売上金入金部164により加盟者に売上金を入金するものである。
特典登録部161は、利用者端末装置300から金利免除特典の利用申し込みを受け付ける。特典登録部161は、金利免除特典を利用可能な利用者から利用申し込みを受け付けた場合、その利用者に対して金利免除特典が付与されたことを示すチケット(以下「特典チケット」という。)を発行する。具体的には、特典登録部161は、その利用者について特典チケットを発行したことを記録するとともに、発行した特典チケットを示すチケットデータを利用者端末装置300に配信する。
決済確定部162は、金利免除特典を利用可能な利用者の商品購入に際して、所定の利用条件が満たされた場合に特定分割払いを購入代金の決済手段として確定させるための処理を行う。具体的には、決済確定部162は、以下の第1~第4の利用条件が満たされた場合に特定分割払いによる決済を確定させる。
(第1の利用条件)
第1の利用条件は、利用者が金利免除特典の利用を希望していることである。決済確定部162は、例えば、利用者が決済画面に対し、決済手段として特定分割払いを選択する操作を行ったか否かを判定することにより、第1の利用条件が満たされたか否かを判定することができる。
(第2の利用条件)
第2の利用条件は、金利免除特典の適用により加盟者が負担する金利相当額の総額が所定閾値額未満であることである。ここで、金利相当額の総額は、適用される金利免除特典ごとに管理されるものであり、その閾値額は金利免除特典ごとに設定される。決済確定部162は、金利免除特典を適用するごとに、免除した金利負担相当額の総額を累積的に更新していき、金利免除特典の適用に際して、その時点の総額と閾値額とを比較することにより、第2の利用条件が満たされたか否かを判定することができる。すなわち、第2の利用条件は、閾値額を上限として、金利免除特典の利用枠(総額)に空きがあること、ということができる。
(第3の利用条件)
第3の利用条件は、金利免除特典について加盟者が予め設定した有効期間が満了していないことである。決済確定部162は、例えば、記憶部110に登録された設定情報IF1を参照し、予め設定された有効期間と現在の日時とを比較することにより第3の利用条件が満たされたか否かを判定することができる。
(第4の利用条件)
第4の利用条件は、分割払いについて、利用者への与信が決裁されたことである。例えば、決済確定部162は、外部の与信機関システム500と連携することによって利用者への与信可否を判定することができる。
代金収受部163は、決済確定部162による決済の確定を受けて、商品の購入代金を特定分割払いで利用者から収受するための処理を行う。上述のとおり、ここで特定分割払いにより利用者から収受される購入代金の金額は、商品の販売額から分割に係る金利相当額を差し引いた金額である。
売上金入金部164は、代金収受部163により利用者から収受した商品代金から特定決済サービスの利用料を差し引いた金額を当該商品の売上金として加盟者に入金するための処理を行う。より具体的には、決済事業者は、利用者から免除した分割金利負担相当額を商品代金から差し引いて加盟者に入金することにより、特定決済サービスの利用料を分割金利負担相当額で相殺する。この処理により、一旦は決済事業者に転嫁された分割金利負担が最終的に当該商品を販売した加盟者に転嫁されることになる。すなわち、本実施形態において、決済事業者は、加盟者が利用者に代わって分割金利を負担することを条件として特定決済サービスを加盟者に提供するものである。
[処理の流れ]
図6は、実施形態の電子決済システム1において、利用者の購入商品の代金が特定分割払いによって決済される場合の処理の流れの一例を示す図である。ここでは、一連の処理を、加盟者が決済事業者に対して金利免除特典を登録する事前登録フェーズと、利用者の商品購入時において購入代金の決済を確定する特定決済フェーズと、実際に利用者から商品代金を収受する代金収受フェーズとに分けて説明する。
(事前登録フェーズ)
事前登録フェーズでは、まず、加盟者端末装置200において、加盟者アプリ実行部240が金利免除特典に関する設定情報IF1の入力を受け付け、入力された設定情報IF1を電子決済サーバ100に登録する(S101)。
続いて、電子決済サーバ100では、通知部140が、加盟者端末装置200により登録された設定情報IF1や利用者の購入履歴を示す履歴情報IF2などに基づいて金利免除特典を適用可能な利用者を特定し、特定した利用者の利用者端末装置300に対して特典情報を通知する(S102)。通知部140は、金利免除特典を適用可能として特定した利用者の情報を利用者情報IF3に記録する。
続いて、利用者端末装置300では、利用者アプリ実行部340が金利免除特典の利用を申し込む操作の入力を受け付け、電子決済サーバ100に金利免除特典の利用を申し込む(S103)。
続いて、電子決済サーバ100では、特典登録部161が利用者端末装置300から金利免除特典の利用申し込みを受け付けて特典チケットを発行し、発行した特典チケットのチケットデータを利用者端末装置300に配信する(S104)。配信されたチケットデータは利用者端末装置300の記憶部350に保存される。
このように、事前登録フェーズにおいて利用者端末装置300にチケットデータが記録されることにより、利用者は、そのチケットデータに関する金利免除特典を提供する加盟者から商品を購入する際に、購入代金の決済手段として特定分割払いを選択することが可能となる。
図7は、加盟者が特典提供オファーを行う際に使用する設定登録画面G1の一例を示す図である。例えば、設定登録画面G1は、設定情報IF1を入力するための各種の入力インターフェースG11~G17を有する。入力インターフェースG11は、登録する金利免除特典の名称を設定するための入力インターフェースである。入力インターフェースG12は、金利免除特典の利用枠の限度額を設定するための入力インターフェースである。入力インターフェースG13は、登録する金利免除特典の有効期間を設定するための入力インターフェースである。入力インターフェースG14は、金利免除特典を適用した特定分割払いにおいて選択可能な支払い回数を設定するための入力インターフェースである。入力インターフェースG15は、金利免除特典を適用可能な商品種別を設定するための入力インターフェースである。入力インターフェースG16は、金利免除特典を利用可能な利用者の条件を設定するための入力インターフェースである。入力インターフェースG17は、特定分割払いにおいて支払い手段に「毎月定額払い」を使用可能とするか否かを設定するための入力インターフェースである。毎月定額払いは、利用金額や利用件数に関わらず、毎月の支払い金額をほぼ一定にする、いわゆるリボ払いと同様の支払い方法である。毎月定額払いによれば、利用者は分割金利負担の免除特典を享受しつつ、毎月の支払額を一定にすることができる。
図8は、特典紹介画面G2の一例を示す図である。例えば、特典紹介画面G2は、例えば、金利免除特典の内容を示すコンテンツの表示領域G21と、特典チケットの発行を電子決済サーバ100に要求するための申し込みボタンG22とを含む。例えば、コンテンツの表示領域G21には、金利免除特典について、提供元の加盟者を示す情報(例えば図8の例では画像IMG1)や、商品の購入代金を分割払いで支払うことができること、利用者は分割金利を負担しないでよいこと、有効期間は利用枠(例えば図8の例では総額50万円分)に空きがなくなった時点で終了すること、などが表示される。特典紹介通知を受けた利用者は、特典の内容を確認して利用を希望する場合、申し込みボタンG22を操作することによりチケットデータを利用者端末装置300に取得することができる。なお、通知部140によって、利用者端末装置300に特典紹介画面G2が表示されることが「特典紹介通知」の一例である。
図9は、利用者情報IF3の一例を示す図である。利用者情報IF3は、例えば、利用者ID、特典ID、通知有無、申し込み有無などの情報が互いに対応付けられた情報である。『利用者ID』は、各利用者の識別情報である。『特典ID』は、加盟者が設定した金利免除特典の識別情報である。『通知有無』は、利用者に対して対応する特典情報の通知が行われたか否かを表すものである。『申し込み有無』は、特典情報の通知に対して利用者が特典利用のための申し込みを行ったか否かを表す。
図10は、履歴情報IF2の一例を示す図である。履歴情報IF2は、例えば、利用者ID、商品ID、購入日時、決済手段、クーポン/キャンペーン、遅延有無などの情報が互いに対応付けられた情報である。『利用者ID』は、履歴情報IF2の利用者IDと同様である。『商品ID』は、利用者が購入した商品の識別情報である。『購入日時』は、利用者が商品を購入した日時を表す。『決済手段』は、利用者が購入した商品の代金の支払いに使用した決済手段を表す。『クーポン/キャンペーン』は、利用者が商品の購入に使用したクーポンやキャンペーンを表す情報である。『遅延有無』は、商品代金の支払いにおいて遅延が生じたか否かを表す情報である。
通知部140は、例えば、履歴情報IF2を参照し、所定期間における商品購入金額の総額が設定情報IF1の適用条件を満たしている利用者を特典情報の通知対象に決定してもよい。また、例えば、通知部140は、履歴情報IF2を参照して利用者の嗜好を分析して利用者が好む商品の種別を特定し、当該種別が設定情報IF1の適用可能商品に含まれる場合に、その利用者を特典情報の通知対象に決定してもよい。一方で、通知部140は、履歴情報IF2や利用者情報IF3に基づいて識別される特定の利用者を金利免除特典の提供対象から除外してもよい。例えば、通知部140は、過去の商品購入において支払いに遅延が生じた利用者を通知対象から除外してもよい。
また、通知部140は、一人の利用者が複数の金利免除特典を利用可能である場合、複数の金利免除特典の全ての特典情報を利用者に通知してもよいし、複数の金利免除特典の中から利用者におすすめの特典を選択して利用者に通知してもよい。例えば、通知部140は、ある利用者が利用可能な金利免除特典を複数の加盟者が登録している場合、利用者の履歴情報IF2に基づいて複数の加盟者に順位付けを行い、上位の加盟者のみを利用者に通知してもよい。例えば、通知部140は、これまで利用者に商品を販売した加盟者のうち販売総額が最も高い加盟者の金利免除特典を利用者に通知してもよいし、販売した商品点数が最も多い加盟者の金利免除特典を利用者に通知してもよい。
また、通知部140は、利用枠の大きい加盟者の特典情報を優先的に利用者端末装置300に通知してもよい。また、通知部140は、利用枠の空きが大きい特典について優先的に特典情報を通知してもよい。また、通知部140は、複数の金利免除特典を加盟者の属性等によって分類し、分類ごとに上記の順位づけを行い、分類ごとに上位のものを分類ごとのおすすめの特典情報として利用者端末装置300に通知してもよい。
上記説明した事前登録フェーズの処理によれば、加盟者は、加盟者端末装置200を使用して、電子決済サーバ100に金利免除特典を登録することができる。また、決済サービス事業者は、電子決済サーバ100により、加盟者からの金利免除特典の登録を受け付け、適用条件を満たす利用者を抽出して特典情報を通知するとともに、特典チケットを発行することにより、利用申し込みを行った利用者に対して金利免除特典を付与することができる。
(特定決済フェーズ)
図6の説明に戻る。次に、決済フェーズでは、まず、利用者端末装置300において、利用者アプリ実行部340が購入商品の代金の支払先となる加盟者(すなわち商品を販売する加盟者)を特定する操作の入力を受け付ける(S201)。例えば、ECサイトでは、出品されている商品に販売者(すなわち加盟者)が対応づけられているので、購入対象の商品を選択する操作が同時に支払先の加盟者を選択する操作となる。そこで、本実施形態では、利用者アプリ実行部340は、商品画面において購入対象の商品を選択する操作の入力を受け付けることによって支払先の加盟者を特定して電子決済サーバ100に通知することにより、電子決済サーバ100に商品の購入代金の決済を依頼するものとする(S202)。
なお、支払先の加盟者を特定する方法には、上述のECサイトを利用する方法のほか、商品の取引形態に応じて他の方法が用いられてよい。例えば、バーコードなどの二次元コードを用いた決済の一形態では、実店舗またはECサイトにおいて、店舗側から、支払先の情報を示す二次元コードが提示される場合がある。このような場合、利用者アプリ実行部340は、カメラを用いて二次元コードを読み取る操作の入力を受け付けるとともに、二次元コードから読み取った情報を電子決済サーバ100に供給することで、電子決済サーバ100に対して支払先の加盟者を通知するように構成されてもよい。
続いて、利用者アプリ実行部340は、利用者に商品代金の支払いに使用する決済手段を選択させるための画面(以下「第1決済画面」という。)を利用者端末装置300に表示させる(S203)。具体的には、利用者アプリ実行部340は、記憶部350を参照してチケットデータの有無を確認し、チケットデータ有りの場合には、使用可能な決済手段の選択肢に特定分割払いを含む第1決済画面を表示させる。利用者アプリ実行部340は、決済画面において選択された決済手段を電子決済サーバ100に通知する(S204)。以下では、決済手段として特定分割払いが選択された場合について説明する。
図11は、第1決済画面の一例を示す図である。例えば、図11に示す決済画面G3は、購入対象の商品に関する情報の表示領域G31と、商品代金の支払いに使用する決済手段を選択させるためのユーザインタフェースの表示領域G32とを含む。例えば、商品情報の表示領域G31には、利用者が購入しようとしている商品の名称や値段などの情報が表示される。また、利用者が複数の商品を購入しようとしている場合、表示領域G31には、購入対象の商品群の値段の総額が表示されてもよい。また、図11は、決済手段の選択肢として、プリペイド残高からの支払いを選択させるためのボタンG321と、金利免除特典を使用した分割払い(すなわち特定分割払い)を選択させるためのボタンG322とが表示領域G32に表示された場合の例である。この場合、利用者は、特定分割払いを希望する場合、ボタンG322を操作することにより金利免除特典の利用を電子決済サーバ100に申し込むことができる。
図6の説明に戻る。続いて、電子決済サーバ100では、利用者端末装置300から決済手段として特定分割払いが通知されたことを受けて、決済確定部162が、その時点で金利免除特典の利用枠に空きがあるか否かを確認する(S205)とともに、当該利用者について与信可否を判定する(S206)。ここで、決済確定部162は、金利免除特典の利用枠に空きがあり、且つ、当該利用者について与信可能と判定した場合、その旨を利用者端末装置300に通知する。この通知により、利用者端末装置300では、利用者アプリ実行部340が、特定分割払いが利用可能であることを認識し、次に、利用者に支払い回数を選択させるための画面(第2決済画面)を利用者端末装置300に表示させる(S207)。
図12は、第2決済画面の一例を示す図である。例えば、図12に示す決済画面G4は、金利免除特典を適用した場合の支払いに関する情報の表示領域G41と、利用者に支払い回数を選択させるためのユーザインタフェースの表示領域G42と、利用者に選択した支払い回数で決済を確定させるためのボタンG43とを含む。例えば、表示領域G41には、金利免除特典を適用した場合における月々の支払額と、支払い総額とが表示される。また、図12は、分割払いの支払い回数の選択肢として『2回』を選択させるためのボタンG44と、『3回』を選択させるためのボタンG45と、『毎月定額払い』を選択させるためのボタンG46と、その他の支払い回数を指定させるためのボタンG46とが表示領域G42に表示された場合の例である。この場合、利用者は、3回払いを希望する場合、ボタンG45を選択した後、ボタンG43を操作することにより3回払いの特定分割払いによる決済の確定を電子決済サーバ100に申し込むことができる。
図6の説明に戻る。続いて、利用者アプリ実行部340は、選択された支払い回数を電子決済サーバ100に通知することにより、決済事業者に対して特定分割払いによる決済の申し込みを行う(S208)。この申し込みを受けて、電子決済サーバ100では、決済確定部162が、通知された支払い回数での特定分割払いにより商品代金の決済を確定させる(S209)。
なお、ここでいう決済の確定とは、利用者と決済事業者とが特定分割払いで商品代金を決済することについて合意したこと(すなわち契約の締結)を意味するものであり、商品代金を実際に収受することまでを含むものではない。このような取引の形態では、加盟者は決済の確定をもって支払いが完了したとみなされるのが一般的である。このため、図6の例では、決済の確定(S209)をもって、商品の配送が行われている(S210およびS211)。
また、図6には図示していないが、S206において、決済確定部162が当該利用者について与信不可と判定した場合、利用者アプリ実行部340は、その商品代金の支払いに特定分割払いを適用できない旨を表示して、金利免除特典の利用の要求を謝絶する。
以上説明した特定決済フェーズの処理によれば、利用者端末装置300に第1決済画面を表示することで、商品購入時の決済手段の選択肢の一つとして特定分割払いを利用者に提示することができる。また、特定分割払いが決済手段として選択された場合に、電子決済サーバ100が利用枠の確認を行うことにより、利用枠に空きがある期間内で有効となる金利免除特典を実現することができる。また、特定分割払いが決済手段として選択された場合に、電子決済サーバ100が利用者について与信確認を行うことにより、購入代金の決済がより安全に行われるようにすることができる。
(代金収受フェーズ)
次に、代金収受フェーズでは、決済フェーズにおいて決済手段として確定された特定分割払いにより、代金収受部163が利用者から商品代金を収受する(S301)。代金収受部163は、利用者から収受すべき商品代金の全額を収受すると、その旨を売上金入金部164に通知する。
続いて、売上金入金部164が、代金収受部163から商品代金の収受完了が通知されたことを受けて、利用者から収受した商品代金をもとに、利用者に商品を販売した加盟者に対して売上金を入金するための処理を行う。具体的には、売上金入金部164は、代金収受部163によって利用者から収受された商品代金から、分割金利負担相当額を特定決済サービスの利用料として差し引いた金額を当該商品の売上金額として計算し(S302)、計算した売上金額を加盟者に入金するための処理を実行する(S303)。
以上説明した代金収受フェーズの処理によれば、電子決済サーバ100が、利用者から収受した商品代金から分割金利負担相当額を差し引いた金額を、販売した商品の売上金として加盟者に入金することにより、決済事業者は、分割金利負担相当額をサービス利用料として加盟者から収受する代わりに、加盟者に対して特定決済サービスを提供することができる。このような決済手段によれば、決済事業者は、加盟者に対して特定決済サービスを提供することにより、加盟者の経済活動を促進することができる。また、このような決済手段によれば、利用者は、分割金利を負担することなく分割払いで商品を購入することが可能となる。また、このような決済手段によれば、加盟者は、分割金利を利用者に代わって負担することで、利用者が商品を購入する可能性を高めることができる。
(利用者端末装置の処理)
図13は、特定分割払いにより決済を確定する処理(以下「特定決済処理」という。)において利用者端末装置300が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、図13のフローは、利用者が商品画面において購入対象の商品を選択した後、商品代金の支払いを行うための操作を行ったことを契機として開始される。この場合、まず、利用者アプリ実行部340は、利用者端末装置300に第1決済画面を表示させるために、利用者が特典チケットを取得済みであるか否かを判定する(S401)。具体的には、利用者アプリ実行部340は、記憶部250にチケットデータが記憶されている場合に特典チケットが取得済みであると判定し、記憶部250にチケットデータが記憶されていない場合には特典チケットが未取得であると判定する。
ここで、利用者が特典チケットを未取得であると判定した場合、利用者アプリ実行部340は、通常決済処理に制御を移し(S402)、特定決済処理を終了する。一方、S401において、利用者が特典チケットを取得済みであると判定した場合、続いて、利用者アプリ実行部340は、利用者が取得済みの特典チケットが有効期間内であるか否かを判定する(S403)。具体的には、利用者アプリ実行部340は、チケットデータに含まれる有効期間情報と現在時刻とを比較することにより特典チケットが有効期間内であるか否かを判定することができる。
ここで、特典チケットが有効期間外であると判定した場合、利用者アプリ実行部340は、通常決済処理に制御を移し(S402)、特定決済処理を終了する。一方、S403において、特典チケットが有効期間内であると判定した場合、続いて、利用者アプリ実行部340は、その特典チケットに対応する金利免除特典を適用した特定分割払いを含む決済手段の選択肢を第1決済画面に表示させ(S404)、決済手段の選択操作の入力を受け付ける。
続いて、利用者アプリ実行部340は、利用者が選択した決済手段が特定分割払いであるか否かを判定する(S405)。ここで利用者が選択した決済手段が特定分割払いでないと判定した場合、利用者アプリ実行部340は、通常決済処理に制御を移し(S402)、特定決済処理を終了する。一方、S405におおいて、利用者が選択した決済手段が特定分割払いであると判定した場合、利用者アプリ実行部340は、利用者が特定分割払いによる支払いを希望している旨を電子決済サーバ100に通知する(S406)。
続いて、利用者アプリ実行部340は、S406の通知に対して電子決済サーバ100から特定分割払いの利用可否の通知を受け、特定分割払いが利用可能か否かを判定する(S407)。ここで特定分割払いが利用不可であると判定した場合、利用者アプリ実行部340は、通常決済処理に制御を移し(S402)、特定決済処理を終了する。一方、S407において、特定分割払いが利用可能であると判定した場合、利用者アプリ実行部340は、第2決済画面を表示させ(S408)、支払い回数を選択する操作の入力を受け付ける。利用者アプリ実行部340は、第2決済画面において支払い回数の選択の入力を受け付けると、選択された支払い回数を電子決済サーバ100に通知する(S409)ことにより、特定分割払いでの決済を確定させる。
(電子決済サーバの処理)
図14は、特定決済処理において電子決済サーバ100が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、図14のフローは、利用者端末装置300から特定分割払いでの決済要求が受信されたこと(例えば、図13のS406)を契機として開始される。まず、電子決済サーバ100において、利用者端末装置300から特定分割払いでの決済要求が受信されると、決済確定部162は、その時点において、要求された金利免除特典の利用枠に空きがあるか否かを判定する(S501)。例えば、決済確定部162は、全利用者の履歴情報IF2を参照して同じ金利免除特典を適用した特定分割払いの利用実績を抽出し、各利用実績の金利負担相当額の総額と利用枠の上限を比較することにより、利用枠に空きがあるか否かを判定することができる。
ここで、利用枠に空きがないと判定した場合、決済確定部162は、指定された金利免除特典の利用を謝絶する旨を利用者端末装置300に通知する(S502)。一方、S501において、利用枠に空きがあると判定した場合、決済確定部162は、利用者についての与信確認を行い(S503)、与信確認の結果に基づいて利用者に特定分割払いを利用させるか否かを判定する(S504)。
ここで、利用者に特定分割払いを利用させないと判定した場合、決済確定部162は、特定分割払いの利用申し込みを謝絶する旨を利用者端末装置300に通知する(S502)。一方、S504において、利用者に特定分割払いを利用させると判定した場合、決済確定部162は、その旨を利用者端末装置300に通知する(S505)とともに、利用者端末装置300から支払い回数の選択結果を取得する(S506)。決済確定部162は、取得された支払い回数での特定分割払いで決済を確定させる(S507)。
なお、ここでは、利用者端末装置300から特定分割払いでの決済要求が受信されたこと(例えば、図13のS406)に応じて、電子決済サーバ100が利用枠に空きがあるか否かを判定する(S501)場合について説明したが、電子決済サーバ100は、利用者端末装置300の要求を受けて利用枠に空きがあるか否かを判定し、その判定結果を利用者端末装置300に応答するように構成されてもよい。この場合、例えば、利用者端末装置300は、S403のステップ(図13)において、利用者アプリ実行部340が、電子決済サーバ100から応答された判定結果に基づいて、チケットが有効期間内であり、且つ利用枠に空きがあるか否かを判定するように構成されてもよい。
以上説明した実施形態によれば、電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者が使用する加盟者端末装置から、分割払いの金利負担に関し少なくとも総負担額が定められた特典の提供を要求する特典提供オファーを受け付ける受付部と、前記加盟者の商品またはサービスを購入する利用者が使用する利用者端末装置に、前記特典提供オファーに基づく特典が利用可能であることを通知する通知部と、前記利用者が前記加盟者の商品またはサービスを分割払いで購入する際、前記利用者が前記特典を利用することを選択し且つ所定条件が満たされる場合に、前記利用者の分割金利負担を免除して前記加盟者に負担させるための処理を行う決済処理部と、を備え、前記所定条件は、前記特典提供オファーに応じた利用者全体の分割金利負担の免除額が前記総負担額以下であることを含むことにより、利用者の分割金利負担を免除して利用者が商品購入に至る可能性を高めることができる。
また、以上説明した実施形態によれば、電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者の商品またはサービスを、前記加盟者により提案された特典を利用して利用者が分割払いで購入した際、前記利用者の分割金利負担を免除して前記利用者から分割払いによる代金の支払いを受けるための処理を行う代金収受部と、前記購入された商品またはサービスの代金から、前記免除された分割金利負担分を差し引いた金額を前記商品またはサービスの売上金として前記加盟者に入金するための処理を行う売上金入金部と、を備えることにより、加盟者は利用者の分割金利を負担する代わりに特定決済サービスを利用することで、利用者が商品購入に至る可能性を高めることができる。
また、以上説明した実施形態によれば、電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者の商品またはサービスを購入するために利用者が使用する利用者端末装置と、前記利用者端末装置から通知された情報に基づいて前記商品またはサービスの購入代金を決済するための処理を行う電子決済サーバと、を備え、前記利用者端末装置は、利用者が分割払いで前記商品又はサービスを購入する際に、前記分割払いの支払い回数に関する複数の選択肢を表示部に表示させる表示制御部を備え、前記電子決済サーバは、前記利用者端末装置においていずれかの選択肢が選択された場合に、前記商品又はサービスの購入代金について、選択された支払い回数による分割払いで決済することを確定する決済処理部を備えることにより、利用者は商品またはサービスの購入ごとに支払い回数や毎月定額払いを選択することが可能となるため、商品購入の利便性を向上させることができる。
また、以上説明した実施形態によれば、電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者が利用者に提供する特典であって、分割払いにおける分割金利負担が免除される特典に関する特典情報を前記利用者の利用者端末装置に通知する通知部と、前記利用者による前記電子決済サービスの利用履歴を取得する取得部と、を備え、前記通知部が、前記利用履歴に基づいて前記利用者端末装置への前記特典情報の通知を制御することにより、適切な利用者に対して適切な特典情報を提供することができる。
<変形例>
以上、利用者が加盟者の販売する商品(またはサービス)を、ECサイトを介して購入する場合について説明したが、金利免除特典を適用した購入代金の決済方法は、利用者が、実店舗で商品を販売する加盟者から商品を購入する際にも適用可能である。ここでは、いわゆるバーコード決済に適用した場合について説明する。一般に、バーコード決済には、加盟者が提示するバーコードを利用者側が読み取る第1の形態と、利用者が提示するバーコードを加盟者側が読み取る第2の形態とがある。
例えば、第1の形態の場合、電子決済システム1は、利用者端末装置300が加盟者の情報をバーコードから読み取って電子決済サーバ100に送信し、電子決済サーバ100が利用者端末装置300から受信された加盟者の情報に基づいて当該実店舗を購入代金の支払先として認識するとともに、利用者が当該実店舗での商品購入において購入代金の支払いに金利免除特典を利用することを選択した旨が利用者端末装置300から通知された場合に特定決済処理を行うように構成されてもよい。
また、例えば、第2の形態の場合、電子決済システム1は、加盟者の実店舗に設置された加盟者端末装置200が利用者の情報を利用者端末装置300に表示されたバーコードから読み取って電子決済サーバ100に送信し、電子決済サーバ100が当該実店舗で商品を購入する利用者を特定するとともに、特定した利用者がその購入代金の支払いに金利免除特典を利用することを選択した旨が利用者端末装置300から通知された場合に特定決済処理を行うように構成されてもよい。
このように、本実施形態の電子決済システム1によれば、加盟者の経済活動をより一層促進することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…電子決済システム、100…電子決済サーバ、110…記憶部、120…通信部、130…取得部、140…通知部、150…通常決済処理部、160…特定決済処理部、161…特典登録部、162…決済確定部、163…代金収受部、164…売上金入金部、200…加盟者端末装置、210…通信部、220…表示部、230…入力部、240…加盟者アプリ実行部、250…記憶部、300…利用者端末装置、310…通信部、320…表示部、330…入力部、340…利用者アプリ実行部、350…記憶部、400…金融機関システム、500…与信機関システム、600…EC(Electronic Commerce)サーバ

Claims (7)

  1. 電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者の商品またはサービスを、前記加盟者により提案された特典を利用して利用者が分割払いで購入した際、前記利用者の分割金利負担を免除して前記利用者から分割払いによる代金の支払いを受けるための処理を行う代金収受部と、
    前記購入された商品またはサービスの代金から、前記免除された分割金利負担分を差し引いた金額を前記商品またはサービスの売上金として前記加盟者に入金するための処理を行う売上金入金部と、
    を備える電子決済システム。
  2. 前記売上金入金部は、前記免除された分割金利負担の相当額を、前記電子決済サービスにおいて加盟者が前記特典を利用者に提供することを可能にするサービスの利用料とすることにより、前記分割金利負担と前記サービスの利用料とを相殺して前記売上金を前記加盟者に入金する、
    請求項1に記載の電子決済システム。
  3. 前記特典は、分割払いの金利負担を予め定められた総負担額の範囲内で前記利用者に代わり前記加盟者が負担する特典である、
    請求項1または2に記載の電子決済システム。
  4. 前記加盟者は、実店舗で前記商品またはサービスを販売するものであり、
    前記加盟者の商品またはサービスを購入する利用者が使用する利用者端末装置が、前記加盟者の実店舗において提供される加盟者情報を取得して前記電子決済システムに送信し、
    前記利用者端末装置から受信された前記加盟者情報に基づいて、前記実店舗を、前記利用者が購入する前記商品またはサービスの購入代金の支払先として認識するとともに、前記利用者端末装置から前記利用者が前記購入代金の支払いに前記特典を利用することを選択した旨が通知された場合に前記特定決済処理を行う決済処理部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電子決済システム。
  5. 前記加盟者は、実店舗で前記商品またはサービスを販売するものであり、
    前記加盟者の実店舗に設置された第2の加盟者端末装置が、前記加盟者の商品またはサービスを購入する利用者が使用する利用者端末装置により提供される利用者識別情報を取得して前記電子決済システムに送信し、
    前記第2の加盟者端末装置から取得された前記利用者識別情報に基づいて前記実店舗で前記商品またはサービスを購入する利用者を特定するとともに、特定した前記利用者が前記商品またはサービスの購入代金の支払いに前記特典を利用することを選択した旨が前記利用者端末装置から通知された場合に前記特定決済処理を行う決済処理部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電子決済システム。
  6. コンピュータが、
    電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者の商品またはサービスを、前記加盟者により提案された特典を利用して利用者が分割払いで購入した際、前記利用者の分割金利負担を免除して前記利用者から分割払いによる代金の支払いを受けるための処理を行い、
    前記購入された商品またはサービスの代金から、前記免除された分割金利負担を差し引いた金額を前記商品またはサービスの売上金として前記加盟者に入金するための処理を行う、
    電子決済方法。
  7. コンピュータに、
    電子決済サービスに加盟し、電子決済により商品またはサービスを販売する加盟者の商品またはサービスを、前記加盟者により提案された特典を利用して利用者が分割払いで購入した際、前記利用者の分割金利負担を免除して前記利用者から分割払いによる代金の支払いを受けるための処理を行わせ、
    前記購入された商品またはサービスの代金から、前記免除された分割金利負担を差し引いた金額を前記商品またはサービスの売上金として前記加盟者に入金するための処理を行わせる、
    プログラム。
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