JP2023033755A - 情報処理装置および情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ある通行人と接触した度合をより高い精度で算出する。【解決手段】複数のエリアの各々において設置された通信装置から特定の通行人の滞在時間に関する情報を取得する取得部と、前記特定の通行人が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、前記特定の通行人が他の通行人と接触した度合を示す指標を前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出する算出部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理システムに関する。
近年、ある通行人が他の通行人と接触したか否かに関する履歴を分析又は出力する技術が開発されている。例えば、特許文献1では、医療機関により管理される感染症患者の行動履歴、又、交通機関の運行履歴等の各種情報に基づき、感染症患者の行動履歴を視覚化する技術が開示されている。
特開2011-070248号公報
しかし、特許文献1に記載した技術では、感染症患者に対する聞き取り調査により収集された感染症患者の行動履歴に基づき感染症患者の行動履歴を分析するため、感染症患者の移動経路を正確かつ詳細に抽出することが困難であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ある通行人と接触した度合をより高い精度で算出することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置および情報処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数のエリアの各々において設置された通信装置から特定の通行人の滞在時間に関する情報を取得する取得部と、前記特定の通行人が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、前記特定の通行人が他の通行人と接触した度合を示す指標を前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出する算出部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記取得部は、前記特定の通行人の固有情報を取得した際に、前記複数のエリアの各々において設置された前記通信装置から前記特定の通行人の滞在時間に関する情報を取得してもよい。
前記算出部は、前記特定の通行人が通行したエリアのうち、前記特定の通行人の滞在時間が第1の所定値以上であったエリアに対して第1の指標を算出し、前記第1の所定値未満であったエリアに対して前記第1の指標と比較して前記特定の通行人が前記他の通行人と接触した度合が小さいことを示す第2の指標を算出してもよい。
前記算出部は、前記特定の通行人が通行したエリアのうち、前記特定の通行人の滞在時間が第1の所定値より小さい第2の所定値未満であったエリアに対して、前記第2の指標と比較して前記特定の通行人が前記他の通行人と接触した度合が小さいことを示す第3の指標を算出してもよい。
前記算出部は、前記特定の通行人が通行したエリアにおいて、前記特定の通行人が滞在した時間から所定の期間内に通行した他の通行人の人数に基づき、前記指標を前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出してもよい。
前記算出部は、前記特定の通行人が通行したエリアのうち、前記特定の通行人の滞在時間が前記第1の所定値未満であって、且つ、他の通行人が通行した人数が第3の所定値以上であったエリアに対して前記第1の指標を算出してもよい。
前記取得部は、前記複数のエリアの各々に設置された通信装置により取得された前記通行人に携帯される携帯端末の固有情報を取得した時間を示す前記滞在時間を前記複数のエリアの各々に設置された通信装置から取得してもよい。
前記算出部により算出された前記特定の通行人が通行したエリア毎の前記指標を保持する記憶部と、前記取得部により前記指標の閲覧を要求する要求人が所持する携帯端末の固有情報と前記エリア毎の指標の閲覧要求に係る情報が取得された際に、前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出された指標を出力する出力部と、を更に備えてもよい。
前記取得部は、前記指標の閲覧を要求する要求人が所持する携帯端末の固有情報と前記エリア毎の指標の閲覧要求に係る情報が取得された際に、前記要求人が通行したエリア毎の滞在時間に関する情報を取得し、前記出力部は、前記取得部により取得された前記要求人が通行したエリア毎の滞在時間と、前記特定の通行人が通行したエリア毎の滞在時間とが重複するエリアに接触情報を付与して出力してもよい。
前記所定の期間は、前記特定の通行人が滞在した時間が含まれる日と同日の期間を含んでもよい。
前記通信装置は、メッシュ状で複数のエリアに配置されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数のエリアに設置された通信装置と、情報処理装置と、を有するシステムであって、前記通信装置は、当該通信装置が設置されたエリアにおいて通行人が所持する携帯端末から前記携帯端末の固有情報を受信する通信部と、前記携帯端末の固有情報と前記固有情報を取得した時間を示す滞在時間とを対応付けて保持する記憶部と、を備え、前記情報処理装置は、前記複数のエリアに設置された前記通信装置の各々から特定の通行人が所持する携帯端末の固有情報に対応付けられて保持される前記滞在時間を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記特定の通行人のエリア毎の前記滞在時間に基づき、前記特定の通行人が他の通行人と接触した度合を示す指標を前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出する算出部と、を備える、情報処理システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ある通行人と接触した度合をより高い精度で算出することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置および情報処理システムを提供することにある。
本実施形態に係る情報処理システムの概要を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムの機能構成の具体例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信装置が通行人に携帯される携帯端末の固有情報を取得する一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る感染リスクの算出に係る動作処理の一例を説明するための説明図である。 感染者が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する具体例を説明するための説明図である。 感染者が通行したエリア毎の他の通行人の人数に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する具体例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る感染リスクマップの出力に係る動作処理の一例を説明するための説明図である。 接触情報が付与された感染リスクマップの一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係るサーバのハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<1.情報処理システムの概要>>
<1.1.概要>
本発明の一実施形態は、ある通行人と接触した度合をより高い精度で算出することを可能とする情報処理システムに関する。以下、図1を参照し、本実施形態に係る情報処理システムの概要を説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの概要を説明するための説明図である。本実施形態に係る情報処理システムは、ネットワーク1と、通信装置10と、携帯端末20と、サーバ30とを有する。
ネットワーク1は、任意の通信方式により通信装置10およびサーバ30と、携帯端末20およびサーバ30とで相互にデータを送受信することを可能とする。ネットワーク1は、インターネット、衛星通信網、移動通信網、LAN(Local Area Network)、又はWAN(Wide Area Network)などであってもよい。通信装置10およびサーバ30と、携帯端末20およびサーバ30との間の通信方式は、同じ通信方式であってもよいし、異なる通信方式であってもよい。
通信装置10は、複数のエリアの各々に設置された装置である。例えば、通信装置10は、通信装置10が設置されたエリアを通行する通行人により所持される携帯端末20から、当該携帯端末20の固有情報を受信する。そして、通信装置10は、携帯端末20の固有情報と、固有情報を受信した時間を対応付けて保持する。なお、本実施形態に係る固有情報は、例えば、MACアドレス、携帯電話番号、携帯会社との契約番号、SIM番号、または携帯端末20の製造番号等の携帯端末20に固有の各種情報であってもよい。
携帯端末20は、通行人により所持される端末である。携帯端末20は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等のように携帯することが可能な各種端末であってもよい。また、携帯端末20は、例えば、モバイル通信をONにした場合、当該携帯端末20の固有情報を常時送信する。
サーバ30は、情報処理装置の一例であり、複数のエリアの各々に設置された通信装置10から、各エリアにおける特定の通行人の滞在時間に関する情報を取得し、特定の通行人が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、当該特定の通行人が他の通行人と接触した度合を示す指標を、特定の通行人が通行したエリア毎に算出する。
以上、本実施形態に係る情報処理システムの概要を説明した。続いて、図2を参照し、本実施形態に係る情報処理システムの機能構成に係る具体例を説明する。
<1.2.機能構成例>
図2は、本実施形態に係る情報処理システムの機能構成の具体例を説明するための説明図である。
(通信装置10)
通信装置10は、図2に示すように、制御部110と、通信部120と、記憶部130と、を備える。
制御部110は、通信装置10の動作全般を制御する。制御部110は、図2に示すように通行人判定部111を備える。
通行人判定部111は、通信装置10が設置されたエリアの特定の通行人の有無や他の通行人の人数を判定する。例えば、通行人判定部111は、通信部120により受信された携帯端末20の固有情報に基づき、通信装置10が設置されたエリアにおいて当該携帯端末20を携帯する特定の通行人が通行したか否か、又、通行していた場合は当該エリアにおける特定の通行人の滞在時間を判定する。また、通行人判定部111は、特定の通行人が通行していたと判定した場合、特定の通行人が滞在した時間から所定の期間内に他の通行人が通行した人数を判定する。ここで、所定の期間とは、ユーザにより指定される期間であってもよい。例えば、所定の期間は、特定の通行人が含まれる日と同日の期間であってもよいし、特定の通行人が通行した時刻から数時間後までの期間であってもよい。
通信部120は、サーバ30が備える通信部320との間で各種通信を行う。例えば、通信部120は、ある特定の通行人に携帯される携帯端末20の固有情報を通信部320から受信する。また、通信部120は、通行人判定部111により判定された特定の通行人が通行したか否かに関する情報と、特定の通行人が滞在した時間を通信部320に送信する。また、通行人判定部111により特定の通行人が通行したと判定された際に、通信部120は、特定の通行人が滞在した時間から所定の期間内に他の通行人が通行した人数を通信部320に送信してもよい。
また、通信部120は、携帯端末20から送信された当該携帯端末20の固有情報を受信する。そして、通信部120は、受信した携帯端末20の固有情報、または、当該固有情報をハッシュ化して記憶部130に出力する。
記憶部130は、ソフトウェアおよび各種データを保持する。記憶部130は、例えば、通信部120により受信された携帯端末20の固有情報と、固有情報を受信した時間とを対応付けて保持する。または、記憶部130は、通信部120により受信した携帯端末20の固有情報をハッシュ化した固有情報と、固有情報を受信した時間とを対応付けて保持してもよい。ここで、図3を参照し、通信装置10が通行人に携帯される携帯端末20の固有情報を取得する一例を説明する。
図3は、本実施形態に係る通信装置10が通行人U1に携帯される携帯端末20の固有情報を取得する一例を説明するための説明図である。図3に示す例では、通信装置10は、「未配置」と記載されているエリア以外の全てのエリアに配置されている。また、図3において、例えば、通信装置10は、メッシュ状で複数のエリアに配置される。ただし、通信装置10の配置は、係る例に限定されない。
例えば、通行人U1が図3に示す矢印の経路で各エリアを通行した場合、矢印の経路を含むエリアに設置された通信装置10の各々は、通行人U1が携帯する携帯端末20から固有情報を受信する。この際に、記憶部130は、通信装置10が受信した携帯端末20の固有情報と、受信した固有情報を受信した時間(即ち、通行人U1の滞在時間)とを対応付けて保持する。
図3に示す例では、説明の便宜上、通行人U1が1人である一例を説明したが、通信装置10は、設置されたエリアを通行する複数の通行人の各々が携帯する携帯端末20から各携帯端末20の固有情報を受信する。
以上、本実施形態に係る通信装置10が通行人に携帯される携帯端末20の固有情報を取得する一例を説明した。再び、図2を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの機能構成の具体例の説明に戻る。
(携帯端末20)
携帯端末20は、図2に示すように、制御部210と、通信部220と、操作表示部230とを備える。
制御部210は、携帯端末20の動作全般を制御する。制御部210は、例えば、操作表示部230による入力操作に基づき、後述するエリア毎の指標の閲覧要求に係る情報を通信部220に送信させる。
通信部220は、サーバ30が備える通信部320との間で各種通信を行う。例えば、操作表示部230により入力された携帯端末20の固有情報をサーバ30が備える通信部320に送信する。
また、通信部220は、携帯端末20の固有情報を送信する。例えば、携帯端末20のモバイル通信がONである場合に、通信部220は、携帯端末20の固有情報を常時送信する。なお、携帯端末20の固有情報とは、例えば、携帯端末20毎に一意に付与されている情報であってもよい。
操作表示部230は、携帯端末20の固有情報などを入力する操作部としての機能を有する。また、操作表示部230は、エリア毎に算出された指標などを表示する表示部としての機能を有する。例えば、表示部としての機能は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現され得る。また、操作部としての機能は例えば、タッチパネルにより実現され得る。なお、表示部としての機能および操作部としての機能は分離して構成されてもよい。
(サーバ30)
サーバ30は、図2に示すように、制御部310と、通信部320と、記憶部330と、を備える。
制御部310は、サーバ30の動作全般を制御する。制御部310は、図2に示すように、指標算出部311を備える。
指標算出部311は、算出部の一例であり、特定の通行人が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、当該特定の通行人と接触した度合を示す指標を、当該特定の通行人が通行したエリア毎に算出する。
また、指標算出部311は、特定の通行人が通行したエリアにおいて、特定の通行人が滞在した時間から所定の期間内に通行した他の通行人の人数に基づき、特定の通行人と接触した度合を示す指標を、当該特定の通行人が通行したエリア毎に算出してもよい。
通信部320は、通信装置10が備える通信部120及び携帯端末20が備える通信部220の間で各種通信を行う。例えば、通信部320は、取得部の一例であり、複数のエリアの各々において設置された通信装置10から特定の通行人のエリア毎の滞在時間を受信する。また、通信部320は、出力部の一例であり、特定の通行人が通行したエリア毎に算出された指標を携帯端末20に送信する。
記憶部330は、ソフトウェアおよび各種データを保持する。記憶部330は、例えば、指標算出部311により算出された特定の通行人が通行したエリア毎の指標を保持する。
以上、本実施形態に係る情報処理システムの機能構成に係る具体例を説明した。続いて、本実施形態に係る情報処理システムの動作処理に係る具体例を説明する。なお、以下の説明では、本実施形態に係る情報処理システムを、感染症に感染した感染者との接触判定に用いる一例を主に説明する。そして、特定の通行人を、感染者と表現する場合がある。また、特定の通行人と接触した度合を示す指標を、感染リスクと表現する場合がある。なお、本実施形態に係る情報処理システムは、感染症に感染した感染者との接触判定と異なる用途にも用いることが可能である。例えば、本実施形態に係る情報処理システムは、ある特定の通行人が他の通行人とコミュニケーションを図れているか否かの判定にも用いることが可能になり得る。
<<2.動作処理例>>
<2.1.感染リスクの算出に係る動作処理例>
図4は、本実施形態に係る感染リスクの算出に係る動作処理の一例を説明するための説明図である。まず、サーバ30が備える通信部320は、感染者発生のトリガ信号及び感染者に携帯される携帯端末20の固有情報を任意の装置から受信する(S101)。ここで、任意の装置とは、例えば、医師が利用する装置(例えば、PC等)であってもよい。例えば、医師は、感染が認められた感染者に対し、感染者が携帯している携帯端末20の固有情報を確認する。そして、医師が利用する装置は、医師の入力操作に基づき、感染者発生のトリガ信号および感染者が携帯する携帯端末20の固有情報をサーバ30に送信してもよい。
続いて、サーバ30が備える通信部320は、感染者が携帯する携帯端末20の固有情報を、複数のエリアに設置された全ての通信装置10に送信し、感染者のエリア毎の滞在時間を要求する(S105)。
感染者が携帯する携帯端末20の固有情報を受信した通信装置10は、記憶部130に保持される固有情報(又はハッシュ化された固有情報)に受信した固有情報があるか否かを検索する。感染者が携帯する携帯端末20の固有情報が記憶部130に保持されていた場合、通信部120は、感染者が携帯する携帯端末20の固有情報と対応付けて保持される固有情報を受信した時間を感染者の滞在時間としてサーバ30に送信する(S109)。
なお、感染者が携帯する携帯端末20の固有情報が記憶部130に保持されていなかった場合、通信部120は、感染者が通行していないことを含む情報をサーバ30に送信してもよい。また、感染者が携帯する携帯端末20の固有情報が記憶部130に保持されていなかった場合、通信部120は、サーバ30にいずれの情報も送信しなくてもよい。この場合、サーバ30は、情報が送信されなかった通信装置10が配置されるエリアでは、感染者が通行されなかったと見なしてもよい。
そして、サーバ30が備える指標算出部311は、感染者が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する(S113)。以下、図5を参照し、感染者が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する具体例を説明する。
図5は、感染者が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する具体例を説明するための説明図である。図5に示す例では、図3を参照して説明した通行人U1が感染症に感染し、感染者として認定された場合について説明する。また、本実施形態に係る指標算出部311は、通信装置10が配置されているエリアに対して感染リスクを算出するため、通信装置10が未配置であったエリアに対しては「不明」として図示している。
まず、通信部320は、感染者が通行したエリアに配置される通信装置10から、感染者のエリア毎の滞在時間を受信する。そして、指標算出部311は、感染者のエリア毎の滞在時間に基づき、感染リスクを算出する。
指標算出部311は、例えば、感染者が通行したエリアのうち、感染者の滞在時間が第1の所定値以上であったエリアに対して第1の指標を算出してもよい。また、指標算出部311は、感染者が通行したエリアのうち、感染者の滞在時間が第1の所定値未満であったエリアに対して、第1の指標と比較して、感染者が他の通行人と接触した度合が小さいことを示す第2の指標を算出してもよい。図5に示す一例は、例えば、第1の所定値が「30分」であり、第1の指標が「危険」であり、第2の指標が「注意」である例を示す。
例えば、指標算出部311は、感染者が通行したエリアのうち、感染者の滞在時間が30分以上であったエリアに対して、感染リスクを「危険」として算出する。また、指標算出部311は、感染者が通行したエリアのうち、感染者の滞在時間が30分未満であったエリアに対して、感染リスクを「注意」として算出する。
このように、指標算出部311は、感染者のエリア毎の滞在時間に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する。そして、エリア毎の感染リスクを感染リスクマップMとして記憶部330に出力してもよい。
また、指標算出部311は、感染者が通行したエリアのうち、感染者の滞在時間が第1の所定値より小さい第2の所定値未満であったエリアに対して、上述した第2の指標と比較して感染者が他の通行人と接触した度合が小さいことを示す第3の指標を算出してもよい。例えば、指標算出部311は、感染者の滞在時間が「5分」未満であったエリアに対して、感染リスクを「リスク低」として算出してもよい。
また、指標算出部311は、感染リスクを連続値として算出してもよい。例えば、指標算出部311は、感染者のエリア後の滞在時間に基づき、エリア毎の感染リスクを0~100の間で算出してもよい。
以上、感染者が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する具体例を説明した。再び、図4を参照して、本実施形態に係る感染リスクの算出に係る動作処理の一例の続きを説明する。
通信装置10は、感染者が通行していた場合、他の通行人の人数をサーバ30に送信する(S117)。
そして、感染者が通行していたエリアに設置されていた通信装置10の各々からサーバ30が備える通信部320が他の通行人の人数を受信し、指標算出部311は、感染者が通行したエリア毎の他の通行人の人数に基づき、エリア毎の感染リスクを更新する(S121)。
そして、記憶部330は、エリア毎の感染リスクを感染リスクマップとして記憶し(S125)、本実施形態に係る情報処理システムは、感染リスクの算出に係る処理を終了する。以下、図6を参照し、感染者が通行したエリア毎の他の通行人の人数に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する具体例を説明する。
図6は、感染者が通行したエリア毎の他の通行人の人数に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する具体例を説明するための説明図である。上述したように、指標算出部311は、感染者が通行したエリアにおいて、感染者が滞在した時間から所定の期間内に通行した他の通行人の人数に基づき、感染リスクを感染者が通行したエリア毎に算出してもよい。なお、図6に示す例では、所定の期間を、感染者が滞在した時間が含まれる日と同日の期間を含む例を説明する。また、図6では、図5において算出された感染リスクマップMに対し、更に指標算出部311が他の通行人に基づき、エリア毎の感染リスクを更新する具体例を説明する。
例えば、図6に示す例では、感染者は「4/20」に各エリアを通行していたとする。この場合、例えば、通信部320は、感染者が通行していたエリアに設置される通信装置10から4/20に通行した他の通行人の人数を受信する。
そして、指標算出部311は、感染者が通行したエリアのうち、感染者の滞在時間が第1の所定値(例えば、30分)未満であって、且つ、他の通行人が通行した人数が第3の所定値以上であったエリアA1に対して、第1の指標(例えば、「危険」)を算出する。即ち、感染者の滞在時間が第1の所定値未満であったエリアに対し、指標算出部311は、第2の指標(例えば、「注意」)を算出する。更に、指標算出部311は、他の通行人が通行した人数が第3の所定値以上であった場合、第2の指標を第1の指標(例えば、「危険」)に更新する。なお、図6に示す一例は、第3の所定値が「100人」である例を示す。
以上、感染者が通行したエリア毎の他の通行人の人数に基づき、エリア毎の感染リスクを算出する具体例を説明した。なお、指標算出部311が感染リスクを算出する方法として、感染者が通行したエリア毎の滞在時間に基づく方法と、感染者が通行したエリア毎の他の通行人の人数に基づく方法と、を組み合わせた一例を説明したが、指標算出部311は、いずれか一方の方法を用いて、感染リスクを算出してもよい。
以上、本実施形態に係る感染リスクの算出に係る動作処理例を説明した。続いて、図7及び図8を参照し、感染リスクマップの出力に係る動作処理例を説明する。
<2.2.感染リスクマップの出力に係る動作処理例>
図7は、本実施形態に係る感染リスクマップの出力に係る動作処理の一例を説明するための説明図である。まず、感染リスクマップの閲覧を要求する要求人の入力操作に基づき、要求人が携帯する携帯端末20は、当該携帯端末20の固有情報と、感染リスクマップの閲覧要求に係る情報をサーバ30に送信する(S201)。
そして、サーバ30は、感染者が通行したエリアに設置された通信装置10に対し、要求人が携帯する携帯端末20の固有情報を送信する(S205)。この際に、サーバ30は、複数のエリアに設置された全ての通信装置10に対し、要求人が携帯する携帯端末20の固有情報を送信してもよい。
続いて、感染者が通行したエリアに設置された通信装置10は、感染者が滞在した時間に、要求人が携帯する携帯端末20の固有情報を受信したか否かを記憶部130に保持される記録から確認する(S209)。
そして、感染者が滞在した時間に要求人が携帯する携帯端末20の固有情報を受信していた記録が保持されていた場合、当該通信装置10は、要求人が感染者に接触していた旨を示す接触情報をサーバ30に送信する(S213)。
サーバ30は、感染者が通行したエリアに設置された通信装置10の各々から受信した接触情報を感染リスクマップに付与して要求人が携帯する携帯端末20に送信する(S217)。
そして、携帯端末20が備える操作表示部230は、サーバ30から受信した接触情報を含む感染リスクマップを表示し(S221)、本実施形態に係る情報処理システムは、感染リスクマップの出力に係る処理を終了する。
図8は、接触情報が付与された感染リスクマップの一例を説明するための説明図である。例えば、サーバ30は、感染者が滞在した時間に、要求人が携帯する携帯端末20の固有情報を受信していたエリアA2に対し、図8に示すような接触したことを強調する情報を接触情報として付与してもよい。
また、サーバ30は、感染者が滞在した時間に、要求人が携帯する携帯端末20の固有情報を受信していたエリアA2に対し、感染者と要求人が接触していた時間を接触情報として付与してもよい。以上、接触情報が付与された感染リスクマップの具体例を説明した。
以上、本実施形態に係る情報処理システムの動作処理例を説明した。続いて、本実施形態の作用効果を説明する。
<<3.本実施形態の作用効果>>
以上説明した本実施形態によれば、多様な作用効果が得られる。例えば、本実施形態に係るサーバ30によれば、複数のエリアの各々に設置された通信装置10から感染者の滞在時間を取得する。これによりサーバ30は、感染リスクなどの指標をエリア毎に算出し、他の通行人とのエリア毎の接触有無を把握することが可能になり得る。
また、指標算出部311は、感染者が通行したエリアにおいて、感染者が滞在した時間から所定の期間内に通行した他の通行人数に基づき、感染リスクなどの指標を感染者が通行したエリア毎に算出する。これにより、指標算出部311は、人流が多いエリアに対して、より高い精度でエリア毎の感染リスクを算出し得る。
また、感染リスクマップの閲覧を要求する要求人が携帯する携帯端末20の固有情報と、感染リスクマップの閲覧要求に係る情報が取得された際に、サーバ30は、感染リスクマップに要求人と感染者との接触情報を付与して出力する。これにより、要求人は、感染者と接触した可能性のあるエリアをより直感的に把握し得る。
また、本実施形態に係るサーバ30、携帯端末20の固有情報から通行人がエリアを通行したか否かを判定する。これにより、通行人は独自のアプリケーションを導入する手順や、ブラウザ上での同意する手順を要さず、システムの煩雑性を抑制し得る。
<<4.本実施形態に係るサーバ30のハードウェア構成>>
以上説明した情報処理は、ソフトウェアと以下に説明するサーバ30のハードウェアとの協働により実現される。なお、以下に説明するハードウェア構成は通信装置10および携帯端末20にも適用可能である。
図9は、本実施形態に係るサーバ30のハードウェア構成を示したブロック図である。サーバ30は、CPU(Central Processing Unit)3002と、ROM(Read Only Memory)3004と、RAM(Randome Access Memory)3006と、内部バス3008と、入出力インターフェース3010と、表示部3012と、入力部3013と、音声出力部3014と、記憶部3015と、ドライブ3016と、ネットワークインターフェース3017と、外部インターフェース3018と、を備えることができる。
CPU3002は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従ってサーバ30内の動作全般を制御する。CPU3002が後述するROM3004、RAM3006及びソフトウェアと協働することにより、例えば、指標算出部311などの機能が実現され得る。
ROM3004は、CPU3002が使用するプログラムおよび演算パラメータ等を記憶する。RAM3006は、CPU3002の実行において使用するプログラム、およびその実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
CPU3002、ROM3004、RAM3006は、内部バス3008によって相互に接続され、さらに入出力インターフェース3010を介して後述する表示部3012、入力部3013、音声出力部3014、記憶部3015、ドライブ3016、ネットワークインターフェース3017、外部インターフェース3018と接続される。
表示部3012は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)、OLED装置などの表示装置であり、映像データを映像に変換して出力する。また、入力部3013は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、センサ、スイッチ及びレバーなどメンバーが情報を入力するための入力手段と、メンバーによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU3002に出力する入力制御回路などから構成され得る。また、音声出力部3014は、スピーカ及びヘッドホンなどの音声出力装置であり、音声データなどを音声に変換して出力する。
記憶部3015は、本実施形態にかかる記憶部330の一例として構成されたデータ記憶用の装置である。記憶部3015は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置及び記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。記憶部3015は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid Strage Drive)、あるいは同等の機能を有するメモリ等で構成される。この記憶部3015は、ストレージを駆動し、CPU3002が実行するプログラムや各種データを記憶する。
ドライブ3016は、記憶媒体用リーダライタであり、サーバ30に内蔵、または外付けされる。ドライブ3016は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記憶媒体に記憶されている情報を読み出して、RAM3006に出力する。また、ドライブ3016は、リムーバブル記憶媒体に情報を書き込むことも可能である。
ネットワークインターフェース3017は、例えば、インターネットなどの通信網に接続するためのデバイス等で構成された通信インターフェースである。また、ネットワークインターフェース3017は、有線LAN(Local Area Network)または無線LAN対応通信装置であってもよいし、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
外部インターフェース3018は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS-232Cポートまたは光オーディオ端子などのような外部接続機器を接続するための接続ポートで構成された接続インターフェースである。
<<5.補足>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態に係る情報処理システムの動作の処理におけるステップは、必ずしも説明図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、情報処理システムの動作の処理における各ステップは、説明図として記載した順序と異なる順序で処理されてもよく、並列的に処理されてもよい。
また、通信装置10、携帯端末20およびサーバ30に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した通信装置10、携帯端末20およびサーバ30の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。
また、通信装置10は、通行人が携帯する携帯端末20の固有情報を取得することで、
当該通行人の通行有無や、滞在時間を取得する一例を説明したが、例えば、通信装置10は、カメラを備えていてもよい。例えば、通信装置10は、カメラにより得られた映像に顔認識を用いることで、感染者の通行有無と滞在時間を判断してもよい。また、通信装置10は、カメラにより得られた映像により、通行人の人数を判断してもよい。
また、サーバ30は、GNSS(Global Navigaiton Satellite System)などの測位情報に基づき、エリア毎の通行人の通行有無や滞在時間を取得してもよい。これにより、例えば、サーバ30は、通信装置10が設置されていないエリアに対しても感染リスクなどの指標を算出し得る。
また、サーバ30は、地域を限定して通信装置10と各種通信を行ってもよい。サーバ30は、例えば、複数のエリアのうち、一部のエリア設置された通信装置10に対して要求人が携帯する携帯端末20の固有情報を送信してもよい。ここでの一部のエリアとは、例えば、要求人の居住地や通勤経路に対応するエリアであってもよい。これにより、通信装置10の負荷を低減し得る。
また、感染者が生じた際、又は要求人が要求した際に、サーバ30は、複数のエリアに設置された通信装置10から通行有無や通行人の人数を都度取得する例を説明したが、前回取得した情報が新しい際には改めて通行有無や通行人の人数を取得しなくてもよい。これにより、通信装置10の負担を低減し得る。
1 ネットワーク
10 通信装置
110 制御部
111 通行人判定部
120 通信部
130 記憶部
20 携帯端末
210 制御部
220 通信部
230 操作表示部
30 サーバ
310 制御部
311 指標算出部
320 通信部
330 記憶部

Claims (12)

  1. 複数のエリアの各々において設置された通信装置から特定の通行人の滞在時間に関する情報を取得する取得部と、
    前記特定の通行人が通行したエリア毎の滞在時間に基づき、前記特定の通行人が他の通行人と接触した度合を示す指標を前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出する算出部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記取得部は、
    前記特定の通行人の固有情報を取得した際に、前記複数のエリアの各々において設置された前記通信装置から前記特定の通行人の滞在時間に関する情報を取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記算出部は、
    前記特定の通行人が通行したエリアのうち、前記特定の通行人の滞在時間が第1の所定値以上であったエリアに対して第1の指標を算出し、前記第1の所定値未満であったエリアに対して前記第1の指標と比較して前記特定の通行人が前記他の通行人と接触した度合が小さいことを示す第2の指標を算出する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記算出部は、
    前記特定の通行人が通行したエリアのうち、前記特定の通行人の滞在時間が第1の所定値より小さい第2の所定値未満であったエリアに対して、前記第2の指標と比較して前記特定の通行人が前記他の通行人と接触した度合が小さいことを示す第3の指標を算出する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記算出部は、
    前記特定の通行人が通行したエリアにおいて、前記特定の通行人が滞在した時間から所定の期間内に通行した他の通行人の人数に基づき、前記指標を前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出する、
    請求項3又は請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記算出部は、
    前記特定の通行人が通行したエリアのうち、前記特定の通行人の滞在時間が前記第1の所定値未満であって、且つ、他の通行人が通行した人数が第3の所定値以上であったエリアに対して前記第1の指標を算出する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、
    前記複数のエリアの各々に設置された通信装置により取得された前記通行人に携帯される携帯端末の固有情報を取得した時間を示す前記滞在時間を前記複数のエリアの各々に設置された通信装置から取得する、
    請求項3から請求項6までのうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記算出部により算出された前記特定の通行人が通行したエリア毎の前記指標を保持する記憶部と、
    前記取得部により前記指標の閲覧を要求する要求人が所持する携帯端末の固有情報と前記エリア毎の指標の閲覧要求に係る情報が取得された際に、前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出された指標を出力する出力部と、
    を更に備える、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得部は、
    前記指標の閲覧を要求する要求人が所持する携帯端末の固有情報と前記エリア毎の指標の閲覧要求に係る情報が取得された際に、前記要求人が通行したエリア毎の滞在時間に関する情報を取得し、
    前記出力部は、
    前記取得部により取得された前記要求人が通行したエリア毎の滞在時間と、前記特定の通行人が通行したエリア毎の滞在時間とが重複するエリアに接触情報を付与して出力する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記所定の期間は、前記特定の通行人が滞在した時間が含まれる日と同日の期間を含む、
    請求項3から請求項9までのうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記通信装置は、メッシュ状で複数のエリアに配置される、
    請求項1から請求項10までのうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 複数のエリアに設置された通信装置と、情報処理装置と、
    を有するシステムであって、
    前記通信装置は、
    当該通信装置が設置されたエリアにおいて通行人が所持する携帯端末から前記携帯端末の固有情報を受信する通信部と、
    前記携帯端末の固有情報と前記固有情報を取得した時間を示す滞在時間とを対応付けて保持する記憶部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記複数のエリアに設置された前記通信装置の各々から特定の通行人が所持する携帯端末の固有情報に対応付けられて保持される前記滞在時間を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記特定の通行人のエリア毎の前記滞在時間に基づき、前記特定の通行人が他の通行人と接触した度合を示す指標を前記特定の通行人が通行したエリア毎に算出する算出部と、
    を備える、
    情報処理システム。

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