JP2023032557A - マスク装着具 - Google Patents

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美由紀 鈴木
Miyuki Suzuki
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Abstract

【課題】マスクを付けた状態でも楽に呼吸することができ、呼気が籠らないようにし、吸い込む空気の多くについて確実に機能性手段の作用を受けさせるマスク装着具を提供する。【解決手段】マスクに装着されるマスク装着具1であって、空気Airに作用して所定の機能を発揮する機能性手段101を収納する収納部14と、収納部14とマスク100の外部を連通する第1通気孔12と、収納部14とマスク100の内部を連通する第2通気孔13と、を有する筒体10と、マスク100を固定する固定手段15と、を有し、筒体10は、マスク100の外部とマスク100の内部の間で空気Airを流し、空気Airに機能性手段101を作用させる、マスク装着具1を提供する。【選択図】図2

Description

本開示は、マスク装着具に関する。
一般的に使用されるマスクは、天然繊維、化学繊維の織編物又は不織布等を主な本体材料として、口と鼻を覆う形状で、花粉、ホコリなどの粒子が体内に侵入するのを抑制し、また、かぜなどの咳やクシャミの飛沫が体内外に侵入、飛散するのを抑制することを目的に使用されるものである。すなわち、一般的に使用されるマスクは、防寒対策、花粉症対策、風邪対策、ウイルス対策、防塵などを目的として使用される。
そして、マスクの形状は、平型マスク、プリーツ型マスク、立体型マスクなどがあり、顔に密着させ、フィルタ部以外からの侵入を防ぐか(隙間を無くすか)が機能的に重要であり、マスクを付けた場合には、息苦しさやマスクの中に呼気が籠ってしまうことによる臭気などにより、不快を感じる場合が多い。
特許文献1に、マスクに装着し、芳香性、防臭性などの性質を有する成分(機能性手段)を含むフィルタを備えたマスク装着具が開示されている。
特許第6808262号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、マスクを付けた場合に息苦しさが生じ、また、マスクの中に呼気が籠ってしまうという課題に対応することが困難であった。また、特許文献1のマスク装着具に備えた機能性手段を含むフィルタは、マスクの面の非常に狭い範囲に配置されており、使用者は機能性手段を含むフィルタを通さず、機能性手段の作用を受けない多くの空気を吸い込んでしまうという問題があった。
そこで、本開示は、マスクを付けた状態でも楽に呼吸することができ、呼気が籠らないようにし、吸い込む空気の多くについて確実に機能性手段の作用を受けさせるマスク装着具を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下によって把握される。
(1)本発明のマスク装着具は、マスクに装着されるマスク装着具であって、空気に作用して所定の機能を発揮する機能性手段を収納する収納部と、前記収納部と前記マスクの外部を連通する第1通気孔と、前記収納部と前記マスクの内部を連通する第2通気孔と、を有する筒体と、前記マスクを固定する固定手段と、を有し、前記筒体は、前記マスクの外部と前記マスクの内部の間で前記空気を流し、前記空気に前記機能性手段を作用させる。
(2)上記(1)において、前記第1通気孔と前記第2通気孔の間に前記機能性手段が配置され、前記第1通気孔と前記第2通気孔の一方を通った前記空気が前記機能性手段の作用を受けて他方を通るように構成されている。
(3)上記(1)又は(2)において、前記第1通気孔が、前記マスクの外部と連通して前記マスクの外部の前記空気を前記機能性手段が収納された前記収納部に流し、前記第2通気孔が、前記マスクの内部と連通して前記機能性手段の作用を受けた前記空気を前記マスクの内部に流す。
(4)上記(1)から(3)のいずれかにおいて、前記筒体は、外周に凸部又は凹部を有する。
(5)上記(1)から(4)のいずれかにおいて、前記筒体は、伸縮可能及び屈曲可能なように蛇腹状に構成された蛇腹部を有する。
(6)上記(1)から(5)のいずれかにおいて、前記筒体は、少なくとも一部が可塑性材料で形成されている。
(7)上記(1)から(6)のいずれかにおいて、前記第1通気孔は、前記機能性手段の一端側で少なくとも外周側の外部と連通し、前記第2通気孔は、前記機能性手段の他端側で少なくとも外周側の外部と連通する。
(8)上記(1)から(7)のいずれかにおいて、前記筒体は、前記筒体に接続可能及び着脱可能に構成される接続筒体を有し、前記接続筒体は、前記機能性手段を収納する接続収納部と、前記接続収納部と一方端側の外部を連通する接続第1通気孔と、前記接続収納部と他方端側の外部を連通する接続第2通気孔と、を有し、前記筒体は、前記収納部と前記接続筒体の側の外部を連通する前記第2通気孔を備える。
(9)上記(1)から(8)のいずれかにおいて、前記筒体は、形状変形可能なように前記筒体の外周面の少なくとも一部に弾性部材を備える。
(10)上記(1)から(9)のいずれかにおいて、前記固定手段が前記マスクを固定した状態で載置する載置部を有する。
(11)上記(1)から(10)のいずれかにおいて、前記固定手段が前記マスクを固定した状態で、吸着して取り付ける吸着手段又は装着する装着手段の少なくとも一方を有する。
(12)上記(1)から(11)のいずれかにおいて、前記筒体は、下端から上方に伸び、上方で屈曲して下方に伸び、前記筒体の上方に伸びた部分の外周と下方に伸びた部分の外周により溝部を形成し、前記固定手段は、前記溝部により前記マスクを固定する。
(13)上記(1)から(12)のいずれかにおいて、前記筒体は、孔を備えて多孔性で通気性のあるメッシュ状の材料で形成され、前記収納部と前記マスクの外部を連通する前記孔が前記第1通気孔を構成し、前記収納部と前記マスクの内部を連通する前記孔が前記第2通気孔を構成する。
(14)上記(13)において、前記固定手段は、前記メッシュ状の材料で形成された前記筒体を保持する保持手段を有する。
(15)上記(1)から(14)のいずれかにおいて、前記機能性手段は、液体又は液体と固体の中間体であり、前記収納部は、前記収納部を第1収納部と第2収納部に区画し、前記第1収納部と前記第2収納部を連通し気化した前記機能性手段が通過する貫通孔を備える区画部を有し、前記収納部の前記第1収納部に液体又は液体と固体の中間体である前記機能性手段を収納し、前記空気は、前記収納部の第2収納部において、気化した前記機能性手段と混合して前記機能性手段の作用を受け、前記第2通気孔は、前記収納部の前記第2収納部と前記マスクの内部を連通する。
(16)上記(1)から(14)のいずれかにおいて、前記機能性手段は、通気性を有する多孔性材料で形成され、少なくとも前記空気に触れる表面に前記空気に作用して前記所定の機能を発揮する機能性物質を備える。
(17)上記(1)から(14)のいずれかにおいて、前記機能性手段は、前記機能性手段に電力を供給する駆動用電源と、前記筒体の周辺の前記空気の状態を検出するセンサーと、を備え、前記駆動用電源から前記電力が供給されて動作し、前記センサーが検出した前記空気の状態に基づいて前記機能性手段のオンとオフを切り替える。
(18)上記(1)から(17)のいずれかにおいて、前記収納部の一方側を閉じ、前記第1通気孔を備える蓋体を有する。
(19)上記(18)において、前記蓋体は、前記筒体の周方向に回転可能に前記筒体に装着され、前記第1通気孔は、外部に連通する側に設けられた通気口を有し、前記通気口は、前記蓋体の回転軸から離れた位置に前記回転軸に対して略垂直方向に向いて設けられている。
(20)上記(1)から(19)のいずれかにおいて、電力を供給する電源と、前記電源から前記電力が供給されて動作するファンと、を有し、前記ファンは、前記第1通気孔に空気を送る。
(21)本発明のマスク装着具は、マスクに装着されるマスク装着具であって、空気に作用して所定の機能を発揮する機能性手段を収納する収納部と、前記収納部と前記マスクの外部を連通する第1通気孔と、前記収納部と前記マスクの内部を連通する第2通気孔と、を有する2つの筒体と、2つの前記筒体を回動可能に支持し、2つの前記筒体を連結する連結手段と、前記マスクを固定する固定手段と、を有し、2つの前記筒体は、前記マスクの外部と前記マスクの内部の間で前記空気を流し、前記空気に前記機能性手段を作用させ、前記連結手段は、2つの前記筒体の一方の前記筒体を支持する第1連結部と、他方の前記筒体を支持する第2連結部と、を有し、前記第2連結部は、前記第1連結部にスライド可能に嵌合し、2つの前記筒体の距離を変化させる。
本開示によれば、マスクを付けた状態でも楽に呼吸することができ、呼気が籠らないようにし、吸い込む空気の多くについて確実に機能性手段の作用を受けさせるマスク装着具を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るマスク装着具を装着した状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の斜視図と断面図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図と断面図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図と断面図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の側面図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜面図と断面図である。 本発明の第1実施形態に係るマスク装着具の変形例の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るマスク装着具を装着した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るマスク装着具の上面図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1を装着した状態を示す図である。
図2は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の斜視図と断面図である。
図1、図2を用いて、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1について説明する。
図1に示すように、使用者の口と鼻を覆うようにマスク100が付けられており、マスク100の上側からマスク装着具1が鼻を挟んで鼻の両側に1つずつ装着されている。マスク装着具1には固定手段15が設けられており、この固定手段15によりマスク100を固定してマスク装着具1がマスク100に装着される。固定手段15は、例えば、マスク100を挟持して固定する挟持手段としてもよく、ピンで固定するようにしてもよい。固定手段15は、目立ちにくいようにマスク100と類似色又は透明でもよく、あるいは、あえてマスク100と異なる目立つ色とし、ファッション性を出してもよい。
マスク装着具1が固定手段15によってマスク100を固定して装着された状態で、マスク装着具1の筒体10がマスク100の顔面側に配置される。この状態で、筒体10の一端部18がマスク100の上面側に配置され、他端部11がマスク100の中において、鼻と口の間の近傍に配置される。
マスク装着具1が有する筒体10に設けられた収納部14は、一端部18に設けられた第1通気孔12によってマスク100の外部と連通して空気Airが流れ、他端部11に設けられた第2通気孔13によってマスク100の内部と連通して空気Airが流れる。このようにして、マスク装着具1の筒体10は、マスク100の外部とマスク100の内部の間で空気Airを流すように機能する。すなわち、マスク100の外部から吸入した空気Airは、筒体10を流れてマスク100の内部に流れて口や鼻に吸入され、口や鼻から吐き出された空気Airは、筒体10を流れてマスク100の外部に流れる。したがって、マスク装着具1を装着することで、マスク100の本体の面を通した空気Airの流れに比べ、筒体10を流れる空気Airは、よりスムーズな流れを形成することができる。
図2に示すように、マスク装着具1が有する筒体10は、空気に作用して所定の機能を発揮する機能性手段101を収納する収納部14と、収納部14と外部を連通する第1通気孔12と、収納部14とマスク100の内部を連通する第2通気孔13と、を有している。そして、筒体10は、マスク100の外部とマスク100の内部の間で空気Airを流し、空気Airに機能性手段101を作用させる。これによって、空気Airに機能性手段101が作用して、所定の機能を発揮する。なお、図2(a)は、一端部18に1つの第1通気孔12を有する場合を示し、図2(b)は、一端部18に多数の細かい第1通気孔12を有する場合を示し、基本的な機能は同様である。また、図2において、筒体10は、断面形状が丸い円筒形で示されているが、これに限定されるものではない。例えば、断面形状が三角形、四角形、六角形などの多角形や楕円形でもよく、側面から視た形状が、直線だけではなく曲線や、直線と曲線の組み合わせで構成されていてもよい。また、一端部18、他端部11が、平面だけでなく、曲面や、平面と曲面の組み合わせで構成されていてもよく、側面に垂直に限定されず、斜面にしてもよい。
そして、筒体10は、第1通気孔12と第2通気孔13の間に機能性手段101が配置され、第1通気孔12と第2通気孔13の一方を通った空気Airが収納部14に収納された機能性手段101の作用を受けて他方を通るように構成されている。そして、一端部18に設けられマスク100の外部と連通する第1通気孔12が、マスク100の外部の空気Airを機能性手段101が収納された収納部14に流し、他端部11に設けられマスク100の内部と連通する第2通気孔13が、機能性手段101の作用を受けた空気Airをマスク100の内部に流すように構成され、吸い込む空気Airの多くについて確実に機能性手段101の作用を受けさせることができる。また、吐き出す空気Airの多くについても確実に機能性手段101の作用を受けさせることができる。
図1、図2に示すように、筒体10の一端部18がマスク100の上面側に配置され、他端部11がマスク100の中において、鼻と口の間の近傍に配置され、マスク100の内部と外部の間において空気Airの流れを形成し、この空気Airの流れは機能性手段101の作用を受ける。このように、マスク100の外部と内部の間で空気Airをスムーズに流すことで、マスク100を付けた場合の空気不足などによる息苦しさやマスク100の中に呼気が籠ってしまうことによる臭気などによる不快感を無くすことができる。そして、空気Airに機能性手段101が作用して、機能性手段101が空気Airに対して殺菌、消臭などの所定の機能を発揮する。
このように、機能性手段101は、空気Airに作用して所定の機能を発揮するものである。発揮する所定の機能は、例えば、消毒機能、滅菌機能、殺菌機能、静菌作用、除菌作用などの衛生面に関する機能や脱臭機能、消臭機能、芳香機能などの臭いに関する機能などである。これらの機能により機能性手段101の作用を受ける空気Airは、消毒や滅菌や殺菌され、あるいは、脱臭、消臭され、更に、芳香が付与され、衛生面において安全、安心であり、臭いの面において快適な状態を提供することができる。
機能性手段101は、固体、液体、気体あるいはこれらの中間体の状態や混在した状態でもよい。例えば、液体と固体の中間体の状態は、ゼリー状やゲル状などがある。また、粉末状、粒状、通気性のあるスポンジ状や固形状などでもよい。例えば、固形状の場合には、空気Airを効率良く通過させるために、空気Airが通ることができる微細な孔が多数設けられた多孔性材料で構成してもよい。そして、機能性手段101は、複数の性状のものを組み合わせて使用してもよい。
図1には、マスク装着具1をマスク100の上から挿入して、マスク100の上部近傍に一端部18があり、マスク100の内部で鼻と口の近傍に他端部11が配置されて装着した場合を示しているが、マスク装着具1の装着位置、装着方向はこれに限定されるものではない。例えば、マスク100の下から挿入して、マスク100の下部近傍に一端部18があるように装着してもよく、マスク100の横側から挿入して、マスク100の側部近傍に一端部18があるように装着してもよい。すなわち、マスク装着具1をマスク100の外周のいずれの位置に装着してもよい。いずれの場合も、一端部18はマスク100の外周の近傍に配置し、他端部11はマスク100の内部で鼻と口の近傍に配置することが望ましい。これにより、マスク装着具1は、マスク100の外部と内部の間で空気Airを流して使用者の呼吸を楽にし、呼気が籠らないようにする。また、マスク装着具1は1つでもよく、2つ、3つ、4つなど、複数使用してもよい。2つ以上使用する場合には、例えば、上下左右などの同じ方向に装着してもよく、マスク100の上からと下からのように、上下左右などの別の方向に装着してもよい。
図3は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図3を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図3に示すように、筒体10の外周面16に凸部17を設けてもよい。この凸部17によりマスク100にしわが生じる等してマスク100が顔面に対してずれるのを防止することができる。また、マスク装着具1が顔面に対してずれるのを防止し、これによってマスク100が顔面に対してずれるのを防止するようにも機能する。
凸部17は、筒体10と同じ材料で一体的に形成してもよいが、これに限定されものではない。例えば、筒体10に周方向の溝を設けて、これにゴム等の弾性体のリングを嵌め込んでもよい。弾性体の摩擦係数を高くすれば、マスク100のずれ防止性を更に良好にすることができる。
図3では、筒体10の外周面16に凸部17を設けているが、これに限定されず、筒体10は、外周に凸部17又は凹部を有するようにしてもよい。
図4は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図4を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図4に示すように、筒体10は、伸縮可能及び屈曲可能なように蛇腹状に構成された蛇腹部19を有するようにしてもよい。蛇腹部19を設けることで、筒体10は、伸縮可能及び屈曲可能となり、マスク100にマスク装着具1を装着した状態で、筒体10の一端部18や他端部11を最適な位置にして、鼻や口への空気Airの流れを良好にすることができる。また、顔面の形状に筒体10が沿うようにすることができ、装着感が向上する。更に、他端部11を顔面から離れた配置にすることでマスク100と顔面の空間の広さを任意に調節でき、大きく息を吸い込んだ際、マスク100が口又は鼻に密着することを防ぎ、息苦しさを解消することができる。
図5は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図5を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図5に示すように、筒体10は、少なくとも一部が可塑性材料で形成されているようにしてもよい。可塑性材料は、外力を加えて変形させ、力を取り去っても元に戻らない性質を有する材料をいう。図5において、棒状の可塑性部27が筒体10の長手方向に筒体10の形状に沿って配置されている。このようにすることで、筒体10を所望の形状に変形させた場合に、可塑性部27が変形した状態を維持するように機能し、筒体10を所望の形状にした状態でマスク装着具1をマスク100に装着することができる。すなわち、使用者の顔面の形状に最適な形状にして、マスク装着具1を使用することができる。また、他端部11を顔面から離れた配置にすることでマスク100と顔面の空間の広さを任意に調節でき、大きく息を吸い込んだ際、マスク100が口又は鼻に密着することを防ぎ、息苦しさを解消することができる。
図5では、筒体10の一部が可塑性材料で形成された場合を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、筒体10の全体を可塑性材料で形成するようにしてもよい。
可塑性材料は、例えば、純粋な銅や鉄のような金属材料や樹脂材料などがある。熱可塑性樹脂は、所定の温度で明確な可塑性を発現する樹脂材料である。熱可塑性樹脂の場合、所定の温度まで温めて所望する形状に変形させ、その形状のまま冷脚して変形した形状を維持するようにしてもよい。また、可塑性材料として、形状記憶合金や形状記憶樹脂などの形状記憶効果を有する材料にしてもよい。形状記憶効果は、所定温度以下で変形しても、所定温度以上に加熱すると、元の形状に回復する性質をいう。
図6は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図6を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図6に示すように、筒体10において、第1通気孔12は、機能性手段101の一端側で少なくとも外周側の外部と連通し、第2通気孔13は、機能性手段101の他端側で少なくとも外周側の外部と連通するように形成してもよい。
図2(b)に示す筒体10は、一端部18に第1通気孔12が設けられ、他端部11に第2通気孔13が設けられるように示されているが、これに限定されるものではない。すなわち、図6に示すように、筒体10の外周側において外部と連通するように第1通気孔12及び第2通気孔13を設けることで、空気Airの流れる量が増加し、よりスムーズな呼吸ができるようになる。
図1に示す場合において、第1通気孔12はマスク100の外部と連通し、マスク100の外部の空気Airに機能性手段101の作用を受けさせて除菌等を行い、第2通気孔13は、機能性手段101の作用を受けた空気Airをマスク100の内部に流すものである。
このように、第1通気孔12を流れる空気Airと第2通気孔13を流れる空気Airは、機能性手段101の作用を受ける前後の空気Airであり、これらの空気Airが混合しないようにする必要がある。このため、筒体10の外周側において外部と連通する第1通気孔12及び第2通気孔13は離して設けるのが好ましく、第1通気孔12は、機能性手段101の一端側に設け、第2通気孔13は、機能性手段101の他端側に設けるようにしてもよい。
なお、図6に示すように、筒体10の外周側において外部と連通する第1通気孔12及び第2通気孔13を設ける場合に、一端部18にも第1通気孔12を設け、他端部11にも第2通気孔13を設けるようにしてもよい。
図7は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図と断面図である。
図7を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図7に示すように、筒体10は、筒体10に接続可能及び着脱可能に構成される接続筒体40を有し、接続筒体40は、機能性手段101を収納する接続収納部44と、接続収納部44と一方端側の外部を連通する接続第1通気孔42と、接続収納部44と他方端側の外部を連通する接続第2通気孔43と、を有し、筒体10は、収納部14と接続筒体40の側の外部を連通する第2通気孔13を備えるようにしてもよい。
図7のB-B断面図に示すように、筒体10の下端には雌ねじ28が設けられている。図7の断面C-Cに示すように、接続筒体40の上端には雄ねじ46が設けられ、下端には雌ねじ48が設けられている。筒体10の雌ねじ28には接続筒体40の雄ねじ46が螺合し、接続筒体40の雌ねじ48には接続筒体40の雄ねじ46が螺合するようになっている。筒体10、接続筒体40の接続方法は螺合に限定されるものではない。例えば、はめ込み式にすることでもよい。
そして、筒体10には接続筒体40が接続可能及び着脱可能であり、同様に、接続筒体40に接続筒体40を接続可能及び着脱可能にして、筒体10には、必要に応じて、1つ又は複数の接続筒体40を接続可能にしてもよい。図7の左の図のように、筒体10に接続筒体40を接続して一体化して、マスク装着具1として機能し、右の図のように、個別にばらして機能性手段101の詰め替えなどをしてもよい。
図7のB-B断面図に示すように、筒体10は、一端部18において収納部14と外部を連通する第1通気孔12と、他端部11の側において収納部14と接続筒体40の側の外部を連通する第2通気孔13と、を有している。
図7の断面C-Cに示すように、接続筒体40は、接続収納部44と一方端側の外部を連通する接続第1通気孔42と、接続収納部44と他方端側の外部を連通する接続第2通気孔43と、を有している。
したがって、図7の左の図のように、筒体10に接続筒体40を接続し、一体化して、マスク装着具1とした場合には、一端側の筒体10の第1通気孔12と他端側の接続筒体40の接続第2通気孔43との間で空気Airが流れ、この空気Airは、それぞれに収納された機能性手段101の作用を受けるように構成されている。
図7に示す場合は、筒体10に接続筒体40が2つ接続された場合が示されている。筒体10の収納部14には機能性手段101aが収納され、1つ目の接続筒体40の接続収納部44には機能性手段101bが収納され、2つ目の接続筒体40の接続収納部44には機能性手段101cが収納されている。
このように、図7に示すマスク装着具1は、複数種類の機能性手段101を混合せずに収納することができる。例えば、機能性手段101aは殺菌機能を有し、機能性手段101bは消臭機能を有し、機能性手段101cは芳香機能を有するなど、必要に応じて機能の異なる機能性手段101を組み合わせて使用することができる。なお、筒体10が複数の収納部14を有するようにしてもよく、接続筒体40が複数の接続収納部44を有するようにしてもよい。このようにすることで、同様に、複数種類の機能性手段101を混合せずに収納することができる。
図8は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図と断面図である。
図8を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図8に示すように、機能性手段101は、液体又は液体と固体の中間体であり、収納部14は、収納部14を第1収納部14aと第2収納部14bに区画し、第1収納部14aと第2収納部14bを連通し気化した機能性手段101が通過する貫通孔14cを有する区画部14dを有し、収納部14の第1収納部14aに液体又は液体と固体の中間体である機能性手段101を収納し、空気Airは、収納部14の第2収納部14bにおいて気化した機能性手段101と混合してその作用を受け、第2通気孔13は、収納部14の第2収納部14bとマスク100の内部を連通するようにしてもよい。
図8のD-D断面図に示すように、筒体10の収納部14は、区画部14dによって第1収納部14aと第2収納部14bに区画されている。そして、区画部14dの一方側の第1収納部14aには、液体又は液体と固体の中間体である機能性手段101が収納されている。
液体又は液体と固体の中間体である機能性手段101は、例えば、アルコールのように揮発性を有し、消毒機能、滅菌機能、殺菌機能などの衛生面に関する機能を有する物質で構成されていてもよい。あるいは、揮発性を有する芳香剤などでもよい。液体と固体の中間体は、ゼリー状やゲル状であってもよい。区画部14dの一方側の第1収納部14aに収納された機能性手段101は気化して上昇する。区画部14dには、気化した機能性手段101が通過する貫通孔14cを有しており、気化した機能性手段101Aは、貫通孔14cを通って区画部14dの他方側の第2収納部14bに移動する。
一方、一端部18に設けられた第1通気孔12から第2収納部14bの中に流れた空気Airは、第2収納部14bにおいて気化した機能性手段101Aと混合する。この混合により、気化した機能性手段101Aは、空気Airに作用して所定の機能、例えば、消毒機能、殺菌機能、消臭機能、芳香機能などを発揮する。
気化した機能性手段101Aの作用を受けた空気Airは、収納部14の第2収納部14bとマスク100の内部を連通する第2通気孔13を通ってマスク100の内部に流れる。なお、図8において、第2通気孔13は、第2収納部14bと筒体10の外周側(側面側)の外部を連通しているが、これに限定されるものではない。例えば、図8のD-D断面図において、第1収納部14aの横幅を小さくして、第2通気孔13が第1収納部14aの横を通り他端部11を貫通するように設けてもよい。あるいは、第2通気孔13は、筒体10の外周側の外部と連通するものと、他端部11を貫通するものの両方を有するようにしてもよい。
このように、第1実施形態に係るマスク装着具1は、機能性手段101が固体であることに限定されず、液体、気体又は液体と固体の中間体のゼリー状やゲル状、あるいは、これらが混在したものであっても機能する。
図9は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図9を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図9に示すように、筒体10は、形状変形可能なように筒体10の外周面の少なくとも一部に弾性部材52を備えるようにしてもよい。
マスク装着具1は、マスク100に装着してマスク100の顔側に配置されるため、顔と接触することがある。筒体10の外周面において、少なくとも使用者の顔面に接触する部分に形状変形可能なように弾性部材52を備えることで、使用者の顔面の形状に沿った形状にすることができる。図9においては、筒体10の外周面の全体に弾性部材52を備えるように示しているが、これに限定されるものではない。
弾性部材52の材質は、柔らかいゴムなどが好適であり、例えば、シリコンゴムなどのように化学的に安定性の高い材料が望ましい。また、弾性部材52は、タイヤのように、外形を薄いゴムや樹脂などでチューブ状に形成して、内部に気体を注入するようにしてもよい。なお、弾性部材52の摩擦係数が大きい場合には、マスク100のずれ防止としても機能することができる。
図10は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の側面図である。
図10を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図10に示すように、筒体10は、下端から上方に伸び、上方で屈曲して下方に伸び、筒体10の上方に伸びた部分の外周と下方に伸びた部分の外周により溝部54を形成し、固定手段15は、溝部54によりマスク100を固定するようにしてもよい。また、固定手段15は、溝部54によりマスク100を挟持して固定してもよい。
筒体10の一端部18は、マスク100の外側100bの方に配置され、筒体10の他端部11は、マスク100の内側100aの方に配置されている。一端部18には第1通気孔12が設けられ、他端部11には第2通気孔13が設けられている。これにより、筒体10は、マスク100の外部と内部の間で空気Airを流し、空気Airは収納部14に収納された機能性手段101の作用を受けるようになっている。
なお、筒体10は、弾性を有するようにしてもよい。この場合、溝部54の幅は通常はマスク100の厚さより小さくなっており、弾性により溝部54の幅を指で拡げることができるようになっている。溝部54の幅を拡げてマスク100を挟み込み、拡げている指を離せば溝部54の幅が元の小さい状態に戻り、クリップのように、溝部54により確実にマスク100を挟持して固定することができる。
図11は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図11を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図11に示すように、マスク装着具1は、固定手段15がマスク100を固定した状態で載置する載置部35を有するようにしてもよい。
付けていたマスク100を外す必要が生じる場合があるが、外したマスク100を置く場所に困ることが多い。マスク100は衛生を確保した状態で置いておきたいが、机の上などに直接置くのでは不衛生である。また、袋などに収納してポケットやカバンに収納するのは、常に袋などを持ち歩かねばならず煩雑である。
図11に示すマスク装着具1は、固定手段15がマスク100を固定した状態で載置する載置部35を有するものである。マスク装着具1をマスク100に装着した状態でマスク100を外し、図11に示す場合には、載置部35である一端部18を下にして置台102などの載置面に載置することができる。マスク100は衛生のため、顔面側を内側にして折り畳んだ状態で固定手段15が固定できるようにしてもよい。これは、図11に示すマスク装着具1の変形例だけでなく、全体を通して共通である。
載置部35は平面状に形成してもよく、あるいは、3つから4つ程度の小さな凸部を設け、この凸部を載置部35として置台102などに載置するようにしてもよい。また、一端部18の外周を少し出っ張るようにして、この外周の出っ張り部分を載置部35として置台102などの載置面に載置するようにしてもよい。
載置部35により安定して載置するために、固定手段15がマスク100を固定した状態で載置した場合に、全体の重心が載置部35の中心付近を通るようにしてもよい。
図12は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図12を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図12に示すように、マスク装着具1は、固定手段15がマスク100を固定した状態で、吸着して取り付ける吸着手段56を有するようにしてもよい。
吸着手段56は、マグネットや吸盤などであってもよい。外したマスク100を固定手段15が固定した状態で、例えば、マグネットにより冷蔵庫などの磁性材料で形成された箇所に吸着させて保管することができる。同様に、吸盤により平滑面で構成された箇所に吸着させて保管することができる。なお、図12において、吸着手段56は固定手段15に設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、吸着手段56を、筒体10や後述する図17に示す蓋体20、図20に示す連結手段80や固定手段90に設けてもよい。
図13は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図13を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図13に示すように、マスク装着具1は、固定手段15がマスク100を固定した状態で、装着する装着手段58を有するようにしてもよい。
図13において、外したマスク100を固定手段15が固定した状態で、筒体10の一端部18を下側にした向きで、衣類105のポケット105aに装着手段58が挟持して取り付けている。装着手段58によるマスク100の取り付け方向はこれに限定されるものではない。例えば、筒体10の一端部18を上側にした向きや筒体10を横向きにして取り付けてもよい。そして、マスク100も、上向き、下向き、横向きなど、様々な向きにしてもよい。このように、装着手段58は、装着する相手の物を挟持して装着するようにしてもよいが、これに限定されるものではない。なお、図13において、装着手段58は固定手段15に設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、装着手段58を、筒体10や後述する図17に示す蓋体20、図20に示す連結手段80や固定手段90に設けてもよい。また、装着手段58は、目立ちにくいようにマスク100と類似した色又は透明でもよく、あるいは、あえてマスク100と異なる目立つ色とし、ファッション性を出してもよい。
図14は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図14を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図14に示すように、筒体10は、多数の孔を備えて多孔性で通気性のあるメッシュ状の材料で形成し、一方端側で、筒体10の内側の収納部14とマスク100の外部を連通する孔が第1通気孔12を構成し、他方端側で、筒体10の内側の収納部14とマスク100の内部を連通する孔が第2通気孔13を構成するようにしてもよい。また、固定手段15は、メッシュ状の材料で形成された筒体10を保持する保持手段60を有するようにしてもよい。メッシュ状の材料で形成した筒体10の内側の空間は収納部14であり、したがって、この内側の空間には機能性手段101が収納されている。
メッシュ状の材料には多数の孔が設けられて多孔性であり、この多数の孔が空気Airを通すため優れた通気性があり、マスク100を付けた際の息苦しさを改善することができる。そして、マスク装着具1をマスク100に装着した際に、一方端側で、収納部14とマスク100の外部を連通する孔が第1通気孔12を構成し、他方端側で、収納部14とマスク100の内部を連通する孔が第2通気孔13を構成する。メッシュ状の材料で形成された筒体10の内側の収納部14には機能性手段101が収納され、第1通気孔12と第2通気孔13の間を流れる空気Airが機能性手段101の作用を受けるようになっている。また、図14に示すように、筒体10を袋状に形成してもよい。
図14に示すように、マスク装着具1は、筒体10を保持する保持手段60を有していていてもよい。保持手段60は、例えば、保持孔60aを備えており、この保持孔60aにメッシュ状の材料で形成された筒体10を挿入して保持するようにしてもよいが、これに限定されるものではない。例えば、保持手段60が、筒体10を挟持して保持するようにしてもよい。
図15は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図15を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図15に示すように、機能性手段101は、通気性を有する多孔性材料で形成され、少なくとも空気Airに触れる表面に空気Airに作用して所定の機能を発揮する機能性物質を備えるようにしてもよい。
多孔性材料は、例えば、ポーラス状の多孔性材料、ハニカム状に孔が設けられた多孔性材料などであってもよい。ポーラス状の多孔性材料は、通気性を有するスポンジ、木炭、ゼオライトなどがある。
そして、通気性を有する多孔性材料で形成された機能性手段101において、多数の孔の周面を含め、少なくとも空気Airに触れる表面に所定の機能を発揮する機能性物質を塗布や表面処理により設けてもよい。この機能性物質が、空気Airに触れることで作用して所定の機能を発揮する。発揮する所定の機能は、例えば、消毒機能、滅菌機能、殺菌機能などの衛生面に関する機能や脱臭機能、消臭機能、芳香機能などの臭いに関する機能などである。
図15においては、機能性手段101を、多孔性材料で形成された多孔性部材62により格子状の構造物とした場合を示している。この多孔性部材62による格子状の構造物である機能性手段101は、筒体10の収納部14に設けられている。そして、機能性手段101を筒体10の収納部14と一体化して形成するようにしてもよい。このように、機能性手段101は、粒状である場合のように、筒体10の中に充填するものに限定されるものではない。
多孔性部材62には、多数の気孔63が一定方向に並んで設けられている。また、収納部14において多孔性部材62は収納部14の軸方向に多層に層状に設けられている。そして、隣接する多孔性部材62は相互に異なる方向に気孔63が並ぶように筒体10の周方向に回転させて配置されている。このようにすることで、筒体10の中を空気Airがスムーズに流れ、また、機能性物質を有する多孔性部材62の表面により多く接触しながら空気Airがスムーズに流れるため、機能性物質の機能が効率良く発揮される。
図16本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図16を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図16に示すように、機能性手段101は、機能性手段101に電力を供給する駆動用電源67と、筒体10の周辺の空気Airの状態を検出するセンサーと、を備え、駆動用電源67から電力が供給されて動作し、センサーが検出した空気Airの状態に基づいて、機能性手段101のオンとオフを切り替えるようにしてもよい。
図16において、駆動用電源67は駆動用電源ユニット66に設置されているようにしてもよい。駆動用電源67から電力の供給を受けて動作する機能性手段101は、例えば、紫外線(UV:Ultraviolet)を含んだ殺菌機能などを有する光を発光するUVライト65、除菌機能、消臭機能、脱臭機能などを有するオゾンを発生するオゾン発生装置、花粉や埃などを吸着する機能を有する静電気を発生する静電気発生装置、空気清浄機能、除菌機能などを有するマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置などであってもよく、その他、様々な機能を有する装置であってもよい。
駆動用電源67は、ボタン電池のような小型の電池や備え付けバッテリーでもよく、外部からの電源、例えばモバイルバッテリーやスマートフォンやPCなど、からケーブルなどで電力を供給してもよく、あるいは、ソーラーパネルのように光を電力に変換する部材でもよく、これらを組み合わせてもよい。
駆動用電源ユニット66や筒体10などに、筒体10の周辺の空気Airの状態を検出する図示しないセンサーを配置してもよい。センサーは、例えば、花粉や埃などの異物の飛散状況などを検出するようにしてもよい。そして、機能性手段101は、このセンサーが検出した空気Airの状態に基づいて、機能性手段101のオン(動作)とオフ(停止)を切り替えるようにしてもよい。機能性手段101のオンとオフの切り替えは、例えば、駆動用電源67から機能性手段101への電力の供給のオンとオフを切り替えるようにしてもよい。
例えば、駆動用電源67がオフの状態で、センサーが周辺の空気Airに所定値以上の異物を検出した場合には、駆動用電源67をオフからオンに自動で切り替えて、機能性手段101を動作させるようにしてもよい。駆動用電源67がオンの状態で、センサーが周辺の空気Airの異物の量が所定値未満であることを検出し場合には、駆動用電源67をオンからオフに自動で切り替えて、機能性手段101を停止させるようにしてもよい。
センサーが周辺の空気Airに所定値以上の埃や花粉などの異物を検出した場合に、ブサーによる音やランプの光などの報知手段により報知し、使用者がその報知を受けて手動で駆動用電源67をオフからオンに切り替えて、機能性手段101を動作させるようにしてもよい。報知手段は、センサーが所定値未満であることを検出した場合と、所定値以上である場合に、例えば、ランプの光の色を変更するようにしてもよい。そして、この報知手段による報知内容に基づいて、使用者が手動で、機能性手段101のオンとオフを切り替えるようにしてもよい。このために、機能性手段101は、機能性手段101のオンとオフを切り替えるためのスイッチを備えるようにしてもよい。
また、使用者が、センサーの検出結果によらず、任意に、手動で機能性手段101のオンとオフを切り替えるようにしてもよい。この際、機能性手段101のオンとオフを切り替えるためのスイッチを使用するようにしてもよい。
図16は、機能性手段101がUVライト65の場合を示している。UVライト65は、紫外線を含んだ光を発光して空気Airに照射して作用し、空気Airを殺菌するように機能する。UVライト65は、LEDなどのUV光源とUV光源に電力を供給する駆動用電源67を備えていてもよい。
図16において、収納部14に機能性手段101であるUVライト65が設けられ、UVライト65により周囲の空間に向けて紫外線を含んだ光を発光し、空気Airにこの光を照射して作用し、空気Airを殺菌等する。そして、第1通気孔12と第2通気孔13の一方を通った空気Airが機能性手段101であるUVライト65の発光する光の作用を受けて他方を通って流れるようになっている。
図16に示すように、収納部14の中に螺旋状の空気ガイド68を設けて、空気Airが螺旋状に流れるようにしてもよい。このようにすることで、収納部14における空気Airの流路が長くなり、より長い時間、空気Airが紫外線を含んだ光の照射を受けるため、殺菌等の効果をより良く発揮することができる。この観点で、空気ガイド68の形状は、収納部14において空気Airの流れる流路を長くし、より長い時間光の照射を受けるように構成されていることが望ましく、螺旋状に限定されるものではない。また、空気ガイド68は、機能性手段101がUVライト65の場合に限定されず、機能性手段101がオゾン発生装置などの他の装置であっても、同様に配置するようにしてもよい。
図16に示すように、筒体10は、マスク100の側の面10Aを透明にし、その反対側の面10Bを不透明にしてもよい。マスク100の側の面10Aは透明でUVライト65が発光する紫外線を含んだ光を透過させるため、マスク100にもこの光が照射されてマスク100を殺菌等することができる。一方、マスク100の反対側の面10Bは不透明でUVライト65が発光する紫外線を含んだ光を透過させないため、こちら側において使用者の顔に、有害な紫外線を照射するのを防止することができる。
図17は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図18は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図及び断面図である。
図17、図18を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図17に示すように、マスク装着具1は、筒体10において、収納部14の一方側を閉じ、第1通気孔12を備える蓋体20を有するようにしてもよい。
図18に示すように、蓋体20は、筒体10の周方向に回転可能に筒体10に装着され、第1通気孔12は、外部に連通する側に設けられた通気口25を有し、通気口25は、蓋体20の回転軸から離れた位置に回転軸に対して略垂直方向に向いて設けられているようにしてもよい。
図17に示すように、蓋体20の嵌合部22が収納部14に嵌合して、収納部14の一方側を閉じ、第1通気孔12を備える蓋体20を有するようにしてもよい。また、この蓋体20は、筒体10に着脱可能に設けてもよい。このようにすることで、収納部14に収納された機能性手段101を交換したり、補充したりすることができる。
なお、蓋体20は、嵌合部22が収納部14に嵌合して取り付けるものに限定されるものではない。例えば、蓋体20を筒体10の端部の外周側に嵌め込むようにしてもよく、磁石等で吸着するようにしてもよい。また、蓋体20がスライドして収納部14を開閉するようにしてもよい。
図18に示すように、蓋体20は、筒体10の周方向、すなわち、矢印L方向に回転可能に筒体10に装着されるようにしてもよい。そして、K-K断面図に示すように、第1通気孔12は、外部に連通する側に設けられた通気口25を有し、通気口25は、蓋体20の回転軸から離れた位置に回転軸に対して略垂直方向に向いて設けられているようにしてもよい。
このようにすることで、蓋体20を回転させて呼気を排出したい方向を調整することができる。例えば、メガネを装着している場合には、メガネのレンズに呼気がかからないようにして、レンズが曇るのを防止することができる。また、話をしている相手に呼気がかからないようにすることができる。
図19は、本発明の第1実施形態に係るマスク装着具1の変形例の斜視図である。
図19を用いて、マスク装着具1の変形例につい説明する。
図19に示すように、マスク装着具1は、電力を供給する電源32と、電源32から電力が供給されて動作するファン31と、を有し、ファン31は、第1通気孔12に空気Airを送るようにしてもよい。使用者が意識して空気Airを吸い込まなくても、ファン31により筒体10の中に自然に空気Airが送り込まれ、使用者が楽に呼吸をすることができる。また、ファン31によりマスク100の中に空気Airを送り込むことで、夏場などの暑い状況などにおいてマスク100の中で汗をかいた場合に、汗に作用してこれを気化させて、冷感効果が得られる。なお、図19に示すファン31と電源32を有するマスク装着具1とファン31と電源32の無いその他のマスク装着具1を組み合わせて使用してもよい。一方から空気Airを送り、他方に空気Airが抜けていくため、マスク100の中の換気が促進されて呼気の籠りが軽減され、楽に呼吸することができるようになる。
ファン31と電源32はファンユニット30にユニット化して筒体10に着脱可能に装着するようにしてもよい。このようにすることで、機能性手段101の交換や補充などを容易に行うことができる。電源32は、電力を供給する様々なものが使用され、例えば、ボタン電池のような小型の電池や備え付けバッテリーでもよく、外部からの電源、例えばモバイルバッテリーやスマートフォンやPCなど、からケーブルなどで電力を供給してもよく、あるいは、ソーラーパネルのように光を電力に変換する部材でもよく、これらを組み合わせてもよい。
また、ファンユニット30に、電源32のON-OFFのスイッチを設けることで、ファン31による空気Airの送り込みが不要な場合には、ファン31の動作を簡単に停止することができる。更に、ファンユニット30に、ファン31が送る空気Airの風量を調整する調整手段を設けてもよい。このようにすることで、使用者が好みの風量にすることができる。
(第2実施形態)
図20は、本発明の第2実施形態に係るマスク装着具70を装着した状態を示す図である。
図21は、本発明の第2実施形態に係るマスク装着具70の上面図である。
図20、図21を用いて、本発明の第2実施形態に係るマスク装着具70につい説明する。
図20に示すように、マスク装着具70は、空気Airに作用して所定の機能を発揮する機能性手段101を収納する収納部72と、収納部72とマスク100の外部を連通する第1通気孔73と、収納部72とマスク100の内部を連通する第2通気孔74と、を有する2つの筒体71と、2つの筒体71を回動可能に支持し、2つの筒体71を連結する連結手段80と、マスク100を固定する固定手段90と、を有し、2つの筒体71は、マスク100の外部とマスク100の内部の間で空気Airを流し、空気Airに機能性手段101を作用させ、連結手段80は、2つの筒体71の一方の筒体71を支持する第1連結部81と、他方の筒体71を支持する第2連結部85と、を有し、第2連結部85は、第1連結部81にスライド可能に嵌合し、2つの筒体71の距離を変化させるようにしてもよい。
第2実施形態に係るマスク装着具70は、空気Airの流れや機能性手段101が空気Airに作用して発揮する機能、筒体71の構成や態様などは、第1実施形態に係るマスク装着具1と同様であるので、これらの説明は省略する。以下では、主に第1実施形態に係るマスク装着具1と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する場合がある。
第2実施形態に係るマスク装着具70は、連結手段80が、2つの筒体71を回動可能に支持し、2つの筒体71を連結するように構成されている。2つの筒体71は、それぞれ支持部76において、連結手段80によって回動可能に支持されて、連結されている。すなわち、2つの筒体71は、それぞれ矢印F、矢印Gの方向に回動可能になっており、使用者の鼻を2つの筒体71で挟み込むように接触させることで、マスク100がずり落ちたり、ずれたりするのを防止することができる。図20において、2つの筒体71はハの字になるように回動して、鼻を挟み込むように接触している。
図20、図21に示すように、筒体71の支持部76に連結手段80の端部に設けられた支持孔86が嵌合して、筒体71を回動可能に支持するようにしてもよい。また、図20のH拡大図、図21に示すように、支持孔86に切欠き部86aを設けて、同様に、支持孔82に切欠き部82aを設け、支持孔82、支持孔86に支持部76を嵌め込むようにしてもよい。
図21に示すように、連結手段80は、2つの筒体71の一方の筒体71を支持する第1連結部81と、他方の筒体71を支持する第2連結部85と、を有している。そして、第2連結部85のスライド部87が、第1連結部81のスライド穴83にスライド可能に嵌合し、矢印Jの方向にスライドすることで、2つの筒体71の距離を変化させるようにしてもよい。このようにすることで、マスク装着具70を使用者の顔面により適合した状態で装着することができ、また、マスク100がずれることを防止できる。
図21に示すように、連結手段80は、図21において下側に湾曲するように形成されている。これは、使用者の鼻などに連結手段80が接触しないようにしたものであり、形状などは図21に示すものに限定されるものではない。
なお、図20、図21において、固定手段90は連結手段80に設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、第1実施形態で示すように、筒体71に設けるようにしてもよい。固定手段90は、例えば、マスク100を挟持して固定する挟持手段としてもよく、ピンで固定するようにしてもよい。
以上説明したように、第1実施形態に係るマスク装着具1及び第2実施形態に係るマスク装着具70によれば、マスク100を付けた状態でも楽に呼吸することができ、呼気が籠らないようにし、吸い込む空気Airの多くについて確実に機能性手段101の作用を受けさせるマスク装着具1及びマスク装着具70を提供することができる。
なお、様々な態様のマスク装着具1及びマスク装着具70について説明したが、複数のマスク装着具1などを使用する場合に、態様の異なるマスク装着具1などを組み合わせて使用してもよい。
以上、具体的な実施形態に基づいて本発明を説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を実施しても良い。
このように、本発明は、具体的な実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を施したものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 マスク装着具
10 筒体
11 他端部
12 第1通気孔
13 第2通気孔
14 収納部
14a 第1収納部
14b 第2収納部
14c 貫通孔
14d 区画部
15 固定手段
16 外周面
17 凸部
18 一端部
19 蛇腹部
20 蓋体
22 嵌合部
24 回転軸
25 通気口
27 可塑性部
28 雌ねじ
30 ファンユニット
31 ファン
32 電源
35 載置部
40 接続筒体
42 接続第1通気孔
43 接続第2通気孔
44 接続収納部
45 底面
46 雄ねじ
48 雌ねじ
50 液体収納部
52 弾性部材
54 溝部
56 吸着手段
58 装着手段
60 保持手段
60a 保持孔
62 多孔性部材
63 気孔
65 UVライト
66 駆動用電源ユニット
67 駆動用電源
68 空気ガイド
70 マスク装着具
71 筒体
72 収納部
73 第1通気孔
74 第2通気孔
76 支持部
78 一端部
79 他端部
80 連結手段
81 第1連結部
82 支持孔
82a 切欠き部
83 スライド穴
85 第2連結部
86 支持孔
86a 切欠き部
87 スライド部
90 固定手段
100 マスク
101 機能性手段
102 置台
105 衣類
105a ポケット
Air 空気

Claims (21)

  1. マスクに装着されるマスク装着具であって、
    空気に作用して所定の機能を発揮する機能性手段を収納する収納部と、前記収納部と前記マスクの外部を連通する第1通気孔と、前記収納部と前記マスクの内部を連通する第2通気孔と、を有する筒体と、
    前記マスクを固定する固定手段と、を有し、
    前記筒体は、前記マスクの外部と前記マスクの内部の間で前記空気を流し、前記空気に前記機能性手段を作用させる、マスク装着具。
  2. 前記第1通気孔と前記第2通気孔の間に前記機能性手段が配置され、
    前記第1通気孔と前記第2通気孔の一方を通った前記空気が前記機能性手段の作用を受けて他方を通るように構成されている、
    請求項1に記載のマスク装着具。
  3. 前記第1通気孔が、前記マスクの外部と連通して前記マスクの外部の前記空気を前記機能性手段が収納された前記収納部に流し、
    前記第2通気孔が、前記マスクの内部と連通して前記機能性手段の作用を受けた前記空気を前記マスクの内部に流す、
    請求項1又は請求項2に記載のマスク装着具。
  4. 前記筒体は、外周に凸部又は凹部を有する、
    請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  5. 前記筒体は、伸縮可能及び屈曲可能なように蛇腹状に構成された蛇腹部を有する、
    請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  6. 前記筒体は、少なくとも一部が可塑性材料で形成されている、
    請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  7. 前記第1通気孔は、前記機能性手段の一端側で少なくとも外周側の外部と連通し、
    前記第2通気孔は、前記機能性手段の他端側で少なくとも外周側の外部と連通する、
    請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  8. 前記筒体は、前記筒体に接続可能及び着脱可能に構成される接続筒体を有し、
    前記接続筒体は、前記機能性手段を収納する接続収納部と、前記接続収納部と一方端側の外部を連通する接続第1通気孔と、前記接続収納部と他方端側の外部を連通する接続第2通気孔と、を有し、
    前記筒体は、前記収納部と前記接続筒体の側の外部を連通する前記第2通気孔を備える、
    請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  9. 前記筒体は、形状変形可能なように前記筒体の外周面の少なくとも一部に弾性部材を備える、
    請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  10. 前記固定手段が前記マスクを固定した状態で載置する載置部を有する、
    請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  11. 前記固定手段が前記マスクを固定した状態で、吸着して取り付ける吸着手段又は装着する装着手段の少なくとも一方を有する、
    請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  12. 前記筒体は、下端から上方に伸び、上方で屈曲して下方に伸び、
    前記筒体の上方に伸びた部分の外周と下方に伸びた部分の外周により溝部を形成し、
    前記固定手段は、前記溝部により前記マスクを固定する、
    請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  13. 前記筒体は、孔を備えて多孔性で通気性のあるメッシュ状の材料で形成され、
    前記収納部と前記マスクの外部を連通する前記孔が前記第1通気孔を構成し、
    前記収納部と前記マスクの内部を連通する前記孔が前記第2通気孔を構成する、
    請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  14. 前記固定手段は、前記メッシュ状の材料で形成された前記筒体を保持する保持手段を有する、
    請求項13に記載のマスク装着具。
  15. 前記機能性手段は、液体又は液体と固体の中間体であり、
    前記収納部は、前記収納部を第1収納部と第2収納部に区画し、前記第1収納部と前記第2収納部を連通し気化した前記機能性手段が通過する貫通孔を備える区画部を有し、
    前記収納部の前記第1収納部に液体又は液体と固体の中間体である前記機能性手段を収納し、
    前記空気は、前記収納部の前記第2収納部において、気化した前記機能性手段と混合して前記機能性手段の作用を受け、
    前記第2通気孔は、前記収納部の前記第2収納部と前記マスクの内部を連通する、
    請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  16. 前記機能性手段は、通気性を有する多孔性材料で形成され、少なくとも前記空気に触れる表面に前記空気に作用して前記所定の機能を発揮する機能性物質を備える、
    請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  17. 前記機能性手段は、前記機能性手段に電力を供給する駆動用電源と、前記筒体の周辺の前記空気の状態を検出するセンサーと、を備え、前記駆動用電源から前記電力が供給されて動作し、前記センサーが検出した前記空気の状態に基づいて前記機能性手段のオンとオフを切り替える、
    請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  18. 前記収納部の一方側を閉じ、前記第1通気孔を備える蓋体を有する、
    請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  19. 前記蓋体は、前記筒体の周方向に回転可能に前記筒体に装着され、
    前記第1通気孔は、外部に連通する側に設けられた通気口を有し、
    前記通気口は、前記蓋体の回転軸から離れた位置に前記回転軸に対して略垂直方向に向いて設けられている、
    請求項18に記載のマスク装着具。
  20. 電力を供給する電源と、
    前記電源から前記電力が供給されて動作するファンと、を有し、
    前記ファンは、前記第1通気孔に空気を送る、
    請求項1から請求項19までのいずれか1項に記載のマスク装着具。
  21. マスクに装着されるマスク装着具であって、
    空気に作用して所定の機能を発揮する機能性手段を収納する収納部と、前記収納部と前記マスクの外部を連通する第1通気孔と、前記収納部と前記マスクの内部を連通する第2通気孔と、を有する2つの筒体と、
    2つの前記筒体を回動可能に支持し、2つの前記筒体を連結する連結手段と、
    前記マスクを固定する固定手段と、を有し、
    2つの前記筒体は、前記マスクの外部と前記マスクの内部の間で前記空気を流し、前記空気に前記機能性手段を作用させ、
    前記連結手段は、2つの前記筒体の一方の前記筒体を支持する第1連結部と、他方の前記筒体を支持する第2連結部と、を有し、
    前記第2連結部は、前記第1連結部にスライド可能に嵌合し、2つの前記筒体の距離を変化させる、マスク装着具。
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