JP2023031973A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】環境負荷が小さく再封が可能な包装袋を提供する。【解決手段】包装袋101は、内容物Fを収容する収容空間9が紙部材1とフィルム部材2との間に形成されるようにヒートシールにより製袋されており、収容空間9を形成するヒートシール部5Aと、収容空間9に対して内容物Fを出し入れするための開口部8において再封を可能とする粘着シール部6と、を有している。ヒートシール部5Aは、紙部材1とフィルム部材2との間に設けられたヒートシール剤3Aの加熱により構成され、粘着シール部6は、紙部材1とフィルム部材2との間に設けられた感熱粘着剤4の加熱により再封可能に構成される。【選択図】図1
Description
本発明は包装袋に関するものであり、更に詳しくは、いったん開封しても再封(リクローズ)が可能な包装袋に関するものである。
再封機能を有する包装袋は、開口部を何度も再封して保存できるという利便性から、食品(飴,チョコレート等の菓子等),医薬品・サプリメント(錠剤等),文具・日用品(クリップ,画鋲,乾電池等),トイレタリー等の包装に広く用いられている。その包装形態は様々であり(三方シールタイプ,四方シールタイプ,ガセットタイプ,ピロータイプ,スタンディングタイプ等)、再封を可能にするための構成も様々である。
包装袋の再封を可能とする構成としては、プラスチック製のチャック部材(咬合具)が一般的である。しかし、チャック部材を包装袋の開口部に取り付けるには、加工工程や取り付け設備等の追加が必要となるため、コストアップや生産効率の低下が問題となる。また、包装袋の外面に再封テープを剥離可能に貼り付けるようにしたものが、特許文献1で提案されている。しかし、再封テープを使用すると再封・再開封の作業が煩雑になってしまい不便である。例えば、再封の際には、再封テープを剥離して開口部を折り曲げて貼り付けることが必要になり、再開封の際には、再封テープを剥離して開口部を再び伸ばすことが必要になる。さらに、再封テープを包装袋に取り付ける工程が必要となるため、製造工程が複雑化するという問題もある。
上記問題点を解決する技術として、基材層と熱接着性樹脂層とを有する積層体からなり熱接着部により形成された包装袋において、熱接着部の一部が積層体の熱接着性樹脂層の基材層側ないしは内面に感熱粘着剤層が形成された再接着可能熱接着部を備え、再接着可能熱接着部より開封及び再封を可能とする包装袋が、特許文献2で提案されている。
特許文献2に記載の包装袋では、再接着可能熱接着部を備えることにより、前述のコストアップや生産効率の低下の問題を解決することができ、また、再封・再開封の不便さ等も解消可能である。しかし、積層体の基材層として、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等のプラスチックフィルムが用いられているため、包装袋全体に占めるプラスチック使用量の削減が困難である。したがって、環境負荷が大きいという問題は避けられない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、環境負荷が小さく再封が可能な包装袋を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の包装袋は、内容物を収容する収容空間が紙部材とフィルム部材との間に形成されるようにヒートシールにより製袋された包装袋であって、
前記収容空間を形成するヒートシール部と、前記収容空間に対して内容物を出し入れするための開口部において再封を可能とする粘着シール部と、を有し、
前記ヒートシール部が、前記紙部材と前記フィルム部材との間に設けられたヒートシール剤又はヒートシールフィルムの加熱により構成され、
前記粘着シール部が、前記紙部材と前記フィルム部材との間に設けられた感熱粘着剤の加熱により再封可能に構成されることを特徴とする。
前記収容空間を形成するヒートシール部と、前記収容空間に対して内容物を出し入れするための開口部において再封を可能とする粘着シール部と、を有し、
前記ヒートシール部が、前記紙部材と前記フィルム部材との間に設けられたヒートシール剤又はヒートシールフィルムの加熱により構成され、
前記粘着シール部が、前記紙部材と前記フィルム部材との間に設けられた感熱粘着剤の加熱により再封可能に構成されることを特徴とする。
第2の発明の包装袋は、上記第1の発明において、前記紙部材の一部分のみを前記フィルム部材の全体が覆うことにより、前記紙部材に前記フィルム部材で覆われていない部分が存在することを特徴とする。
第3の発明の包装袋は、上記第2の発明において、前記紙部材において前記フィルム部材で覆われていない部分に、フック穴が形成されていることを特徴とする。
第4の発明の包装袋は、上記第1~第3のいずれか1つの発明において、前記フィルム部材が透明な積層フィルムからなることを特徴とする。
第5の発明の包装袋は、上記第1~第4のいずれか1つの発明において、前記開口部に非粘着領域が位置し、前記収容空間と前記非粘着領域との間に前記粘着シール部が位置することを特徴とする。
第6の発明の包装袋は、上記第1~第5のいずれか1つの発明において、前記ヒートシール部がコの字形状を有し、前記ヒートシール部と前記粘着シール部との組み合わせにより前記収容空間を取り囲むロの字形状を形成することを特徴とする。
第7の発明の包装袋は、上記第1~第6のいずれか1つの発明において、前記内容物が前記収容空間内に収容された状態で密封包装されていることを特徴とする。
本発明によれば、収容空間の形成に紙部材が用いられているため、包装袋全体に占めるプラスチック使用量を大幅に削減することができる。また、感熱粘着剤の加熱により粘着シール部が再封可能に構成されるため、簡単な構成で再封機能を容易に得ることができる。したがって、環境負荷が小さく再封が可能な包装袋を低コストで実現することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る包装袋,包装製品等を、図面を参照しつつ説明する。なお、各実施の形態や具体例等の相互で同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して重複説明を適宜省略する。
図1に、第1の実施の形態に係る包装袋101,包装製品201等の概略構造を模式的に示し、図2に、図1(C)のL1-L1’線断面等を示す。図1において、(A)はヒートシール剤3A及び感熱粘着剤4が塗布された紙部材1と、フィルム部材2と、を示す平面図であり、(B)は開口部8が未シール状態の包装袋101を示す正面図であり、(C)は包装袋101内に内容物Fが密封されてなる包装製品201(包装食品等)を示す正面図である。
図3に、第2の実施の形態に係る包装袋102,包装製品202等の概略構造を模式的に示し、図4に、図3(C)のL2-L2’線断面等を示す。図3において、(A)はヒートシール剤3A及び感熱粘着剤4が塗布された紙部材1と、フィルム部材2と、を示す平面図であり、(B)は開口部8が未シール状態の包装袋102を示す正面図であり、(C)は包装袋102内に内容物Fが密封されてなる包装製品202(包装食品等)を示す正面図である。
図5に、第3の実施の形態に係る包装袋103,包装製品203等の概略構造を模式的に示し、図6に、図5(C)のL3-L3’線断面等を示す。図5において、(A)はヒートシールフィルム3Bが貼付され感熱粘着剤4が塗布された紙部材1と、フィルム部材2と、を示す平面図であり、(B)は開口部8が未シール状態の包装袋103を示す正面図であり、(C)は包装袋103内に内容物Fが密封されてなる包装製品203(包装食品等)を示す正面図である。
包装袋101,102,103は、図1,図3,図5の(A)に示すように、紙部材1とフィルム部材2からなっている。紙部材1は柔軟性を有するシート状の紙からなっており、フィルム部材2は透明性を有するシート状の積層フィルムからなっている。紙部材1とフィルム部材2との左右方向のサイズは同じになっているが、フィルム部材2は紙部材1よりも上下方向に短くなっている。つまり、フィルム部材2の面積は紙部材1の面積よりも小さくなっている。したがって、包装袋101~103全体に占めるプラスチック使用量を大幅に削減することが可能となる。
紙部材1の下部をフィルム部材2で覆うと、紙部材1の上部にはフィルム部材2で覆われていない部分が生じる。その紙部材1の上部には、包装製品201,202,203を吊り下げ状態で陳列するためのフック穴1aが設けられている。また、紙部材1の上部や下部には、絵柄等の印刷も必要に応じて施される。したがって、フィルム部材2の透明性により、内容物Fの視認だけでなく、紙部材1の下部に印刷されている絵柄等の視認も可能となる(包装袋内の視認性の確保)。
包装袋101,102に用いられている紙部材1の片面の一部には(図1,図3の(A))、ヒートシール剤3Aと感熱粘着剤(感熱インキ)4が塗布されている。包装袋101,102の紙部材1では、ヒートシール剤3Aと感熱粘着剤4との塗布領域の組み合わせによってロの字形状をなすように、ヒートシール剤3Aの塗布領域形状がコの字形状になっており、感熱粘着剤4の塗布領域形状が直線形状になっている(図1,図3の(B))。なお、ヒートシール剤3Aの塗布領域と感熱粘着剤4の塗布領域とは、部分的に重なっていてもよく、離間していてもよい。
包装袋103に用いられている紙部材1の片面には(図5(A))、ヒートシールフィルム3Bが全面に貼り付けられており、そのヒートシールフィルム3Bを介して感熱粘着剤4が一部に塗布されている。包装袋103の紙部材1では、ヒートシールフィルム3Bの加熱領域と感熱粘着剤4との塗布領域の組み合わせによってロの字形状をなすように、ヒートシールフィルム3Bの加熱領域形状がコの字形状になっており、感熱粘着剤4の塗布領域形状が直線形状になっている(図5(B))。なお、ヒートシールフィルム3Bの加熱領域と感熱粘着剤4の塗布領域とは、部分的に重なっていてもよく、離間していてもよい。
紙部材1とヒートシール剤3Aとの組み合わせとしては、紙(30g/m2~150g/m2)/ヒートシール剤3Aが挙げられ、紙部材1とヒートシールフィルム3Bとの組み合わせとしては、紙(30g/m2~150g/m2)/PE(ポリエチレン)30μmが挙げられる。また、フィルム部材2としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)12μm/接着剤/ポリエチレンフィルム30μm,PET12μm/アンカーコート剤/押出PE等が挙げられる。なお、紙部材1の全面にヒートシールフィルム3Bを貼り付ける代わりに、紙部材1の全面にヒートシール剤3Aを塗布してもよい。その場合でも、図5(A)に示すものと同様の機能を有する2層構造を得ることができる。
包装袋101,103の紙部材1の場合、紙部材1の下端に感熱粘着剤4が塗布され、その塗布領域の外縁中央には非粘着領域1bが設けられている。包装袋102の紙部材1の場合、フィルム部材2上端と対向する部分に非粘着領域1bが設けられており、その下方に感熱粘着剤4が紙部材1に塗布されている。これらの非粘着領域1bにより、後述する紙部材1とフィルム部材2との引き剥がしを容易に行うことが可能となる。
ヒートシール剤3Aや感熱粘着剤4の塗布は、紙部材1の一方の面に対する印刷作業により行われるが、紙部材1の他方の面(感熱粘着剤4等が印刷される面の反対側面)にも、絵柄等が必要に応じて印刷される。したがって紙部材1には、内容物Fを保護する強度、印刷作業の負荷に耐えうる強度、開封時のフィルム部材2の引き剥がし易さ等が要求されるため、機械的・物理的・化学的に優れた性質を有する紙を紙部材1としてを用いることが好ましい。
紙部材1の代わりにプラスチック部材を用いた場合、その片面に対して感熱粘着剤4やヒートシール剤3Aを塗布する前に絵柄を印刷することが必要になる。そのため、開封時に絵柄の印刷に剥がれ等が生じるおそれがある。それに対し、紙部材1を用いた場合、紙部材1の一方の面に対する感熱粘着剤4等の印刷と、紙部材1の他方の面に対する絵柄の印刷と、を同時に行うことができるので、効率的で容易な製造が可能になると共に、開封時の絵柄印刷の剥がれも防止することができる。また、紙部材1に直接絵柄を印刷したり感熱粘着剤4等を塗布したりすると、紙部材1を溶かしてばらばらにすることができるので、リサイクルを有利に行うことが可能になる。
紙部材1とフィルム部材2とを、それらの下端が合うように重ね合わせる。そして、包装袋101,102の紙部材1の場合、ヒートシール剤3Aのコの字形状の塗布領域に対する加熱によりヒートシール(熱接着)を行うと、ヒートシール部5Aが形成されて(図1,図3の(B))、内容物F(図1,図3の(C))を収容する収容空間9が内側に形成された包装袋101,102が得られる。包装袋103の紙部材1の場合、ヒートシールフィルム3Bに対するコの字形状の加熱により、ヒートシール(熱接着)を行うと、ヒートシール部5Bが形成されて(図5(B))、内容物F(図5(C))を収容する収容空間9が内側に形成された包装袋103が得られる。
包装袋101,103では、収容空間9の下方部分(図1,図5の(B))が未シール状態の開口部8になっており、包装袋102では、収容空間9の上方部分(図3(B))が未シール状態の開口部8になっている。開口部8は、収容空間9に対して内容物F(食品,医薬品・サプリメント,文具・日用品,化粧品,洗剤,トイレタリー等;形態:固形状,粉末状,ゲル状,液状等)を出し入れするために用いられる。
包装袋101,102,103の収容空間9内に、開口部8から内容物Fを充填した後、感熱粘着剤4の直線形状の塗布領域に対する加熱により粘着シール部6を形成すると、内容物Fが収容空間9内に収容された状態で密封包装された包装製品201,202,203が得られる(図1,図3,図5の(C);図2,図4,図6)。感熱粘着剤4の塗布により構成された粘着層は、加熱により粘着性を発現させる性質を有しているため、加熱により構成された粘着シール部6によって再封機能(リクローズ性)を得ることができる。なお、フィルム部材2の透明性により、内容物F等に対する視認性を得ることが可能となり、フィルム部材2の柔軟性により、内容物Fの多様な形状,サイズ等に対応することが可能となる。
包装袋101,102,103は、前述したように、収容空間9を形成するヒートシール部5A又はヒートシール部5Bを有しており、また、開口部8において再封を可能とする粘着シール部6を有している。ヒートシール部5Aはヒートシール剤3Aの加熱により構成され、ヒートシール部5Bはヒートシールフィルム3Bの加熱により構成され、粘着シール部6は感熱粘着剤4の加熱により構成される。包装袋103では、粘着シール部6がヒートシールフィルム3B上に構成されるが(図6)、感熱粘着剤4に対する加熱とともに、その塗布領域にあるヒートシールフィルム3Bも加熱することが可能であるため、粘着シール部6と共にその紙部材1側にヒートシール部5Bを構成してもよい。
ヒートシール剤3Aとしては、アクリル系ヒートシール剤,ポリオレフィン系ヒートシール剤等が挙げられ、その具体例としては、大日精化工業(株)製,商品名:セイカダイン;三井化学(株)製,商品名:ケミパールが挙げられる。また、ヒートシールフィルム3Bとしては、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルム,低密度ポリエチレン(LDPE)フィルム等のポリエチレン系フィルム、無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルム等のポリプロピレン系フィルム等が挙げられる。
感熱粘着剤4としては、非フタル酸エステル系粘着性持続型の感熱接着剤(ディレードタック接着剤)等が挙げられ、その具体例としては、DIC(株)製,商品名:ディックシールED-965KZ-2が挙げられる。このような感熱粘着剤4を用いることにより、加熱により粘着性を発現させた粘着シール部6を構成することができる。感熱粘着剤4の塗布は紙部材1等に対する印刷作業により行うことができるので、感熱粘着剤4の塗布量や網点密度等で、粘着シール部6の粘着強度をコントロールすることができる。
開口部8には、粘着シール部6と共に非粘着領域1bが設けられており、その非粘着領域1bと収容空間9との間に粘着シール部6が位置している(図2,図4,図6等)。例えば初期開封時に、包装製品201,202,203の消費者が、非粘着領域1bに位置するフィルム部材2を摘んで引き剥がすと、粘着シール部6とフィルム部材2との間の層間剥離、粘着シール部6とヒートシールフィルム3Bとの間の層間剥離、又は粘着シール部6の内部での凝集剥離が生じる。いずれの場合も、粘着シール部6が露出するため、その粘着性により再封が可能となる。このように非粘着領域1bが粘着シール部6と隣り合って位置する構成では、非粘着領域1bからフィルム部材2を摘んで剥離することにより、包装袋101,102,103を容易に開封・再封・再開封することが可能になる。
前述したように、収容空間9の形成に紙部材1が用いられているため、包装袋101,102,103全体に占めるプラスチック使用量を大幅に削減することができる。また、感熱粘着剤4の加熱により粘着シール部6が再封可能に構成されるため、簡単な構成で再封機能を容易に得ることができる。例えば、チャック部材や再封テープを使用しないため、部材取り付け工程が不要であり、比較的容易な製造が可能となる。したがって、環境負荷が小さく再封が可能な包装袋101,102,103を低コストで実現することができる。
前述した包装袋101,102,103及び包装製品201,202,203の製造方法は、包装形態(三方シールタイプ,四方シールタイプ,ガセットタイプ,ピロータイプ,スタンディングタイプ等)にかかわらず採用可能である。つまり、その包装形態に応じた一般的な製袋機を使用することにより製造が可能であり、そのヒートシールは、実製品を製造する連続製袋機での製袋時に、製品としての性状及び機能を損なわない範囲のシール温度条件で行うことができる。包装袋101,102,103が優れた製造性を有し、開封後の再封性・再開封性等にも優れた特性を有することから、低コストでありながら高い使用性等を実現することができる。
1 紙部材
1a フック穴
1b 非粘着領域
2 フィルム部材
3A ヒートシール剤
3B ヒートシールフィルム
4 感熱粘着剤
5A ヒートシール部
5B ヒートシール部
6 粘着シール部
8 開口部
9 収容空間
101,102,103 包装袋
201,202,203 包装製品
F 内容物
1a フック穴
1b 非粘着領域
2 フィルム部材
3A ヒートシール剤
3B ヒートシールフィルム
4 感熱粘着剤
5A ヒートシール部
5B ヒートシール部
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9 収容空間
101,102,103 包装袋
201,202,203 包装製品
F 内容物
Claims (7)
- 内容物を収容する収容空間が紙部材とフィルム部材との間に形成されるようにヒートシールにより製袋された包装袋であって、
前記収容空間を形成するヒートシール部と、前記収容空間に対して内容物を出し入れするための開口部において再封を可能とする粘着シール部と、を有し、
前記ヒートシール部が、前記紙部材と前記フィルム部材との間に設けられたヒートシール剤又はヒートシールフィルムの加熱により構成され、
前記粘着シール部が、前記紙部材と前記フィルム部材との間に設けられた感熱粘着剤の加熱により再封可能に構成されることを特徴とする包装袋。 - 前記紙部材の一部分のみを前記フィルム部材の全体が覆うことにより、前記紙部材に前記フィルム部材で覆われていない部分が存在することを特徴とする請求項1記載の包装袋。
- 前記紙部材において前記フィルム部材で覆われていない部分に、フック穴が形成されていることを特徴とする請求項2記載の包装袋。
- 前記フィルム部材が透明な積層フィルムからなることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の包装袋。
- 前記開口部に非粘着領域が位置し、前記収容空間と前記非粘着領域との間に前記粘着シール部が位置することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の包装袋。
- 前記ヒートシール部がコの字形状を有し、前記ヒートシール部と前記粘着シール部との組み合わせにより前記収容空間を取り囲むロの字形状を形成することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の包装袋。
- 前記内容物が前記収容空間内に収容された状態で密封包装されていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の包装袋。
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