JP2023028240A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】温暖化係数の小さいことで注目されているR1234yfでは、従来の絞り制御では最適な運転を行えないという課題がある。
【解決手段】空気調和機100は、R1234yfを含む冷媒を使用し、圧縮機1と、凝縮器2と、絞り手段3と、蒸発器4と、空気温度検知手段5と、冷媒温度検知手段6と、制御手段7と、第一の送風手段8と、第二の送風手段9と、を備える。空気温度検知手段5は蒸発器4に送られる空気の温度を検知し、冷媒温度検知手段6は蒸発器4の出口における冷媒の温度を検知し、それぞれ制御手段7へ温度情報を伝える。制御手段7は、空気温度検知手段5の検知した空気温度と冷媒温度検知手段6が検知した冷媒温度に基づいて絞り手段3の開度を調整する。
【選択図】図1
【解決手段】空気調和機100は、R1234yfを含む冷媒を使用し、圧縮機1と、凝縮器2と、絞り手段3と、蒸発器4と、空気温度検知手段5と、冷媒温度検知手段6と、制御手段7と、第一の送風手段8と、第二の送風手段9と、を備える。空気温度検知手段5は蒸発器4に送られる空気の温度を検知し、冷媒温度検知手段6は蒸発器4の出口における冷媒の温度を検知し、それぞれ制御手段7へ温度情報を伝える。制御手段7は、空気温度検知手段5の検知した空気温度と冷媒温度検知手段6が検知した冷媒温度に基づいて絞り手段3の開度を調整する。
【選択図】図1
Description
本開示は、空気調和機に関する。
特許文献1は、電動膨張弁を有する空気調和機や冷凍機などの冷凍サイクルを制御する冷凍サイクル制御装置を開示する。この冷凍サイクル制御装置は、電動膨張弁と、電動膨張弁の開度制御手段と、コンプレッサ制御手段と、冷媒回路の異常検出手段とを備える。そして、実施例において、開度制御手段は蒸発器である室内熱交換器の入口の冷媒温度と圧縮機吸入口の冷媒温度の偏差に応じて電子膨張弁の開度を制御するとしている。
特許文献2は圧縮機と、圧縮機の冷媒吐出温度を検出する吐出温度センサと、凝縮器と、凝縮温度を検出する凝縮温度センサと、電動膨張弁と、蒸発器と、蒸発温度センサと、凝縮温度と蒸発温度から目標吐出温度を設定する目標吐出温度設定手段と、吐出温度を目標吐出温度に近づけるべく電動膨張弁の開度を制御する開度制御手段を備える。
従来のR22やR32を冷媒に用いる空気調和機においては、蒸発器出口において乾き度1.0で過熱度は小さくすると効率の良い運転を行うことができた。従って、凝縮温度と蒸発温度を検出し、圧縮機の吐出温度あるいは吸入温度が適切な温度となるよう絞りを制御していた。
しかしながら、温暖化係数の小さいことで注目されているR1234yfでは、従来の絞り制御では最適な運転を行えないという課題がある。
本開示は、R1234yfを含む冷媒を使用する装置において、電動膨張弁の開度を適切に制御し、運転効率に優れた空気調和機を提供する。
本開示における空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、第一の送風手段により送られた空気と熱交換して冷媒を凝縮させる凝縮器と、冷媒を減圧膨張させる絞り手段と、第二の送風手段により送られた空気と熱交換して冷媒を蒸発させる蒸発器とを接続して冷凍サイクルを構成し、冷媒はR1234yfを含み、蒸発器に送られる空気の温度を検知する空気温度検知手段と、蒸発器の出口における冷媒の温度を検知する冷媒温度検知手段と、絞り手段を調整する制御手段と、を備え、制御手段は、空気温度検知手段の検知した空気温度と冷媒温度検知手段が検知した冷媒温度に基づいて絞り手段を調整する。
本開示における空気調和機は、蒸発器に送られる空気の空気温度と、蒸発器出口の冷媒温度に基づいて絞り手段を調整することにより、R1234yfの特性に応じた絞り手段の開度を設定することができる。そのため、空気調和機の運転状況に適した絞り開度を実現し、効率に優れた運転を行うことができる。
(本開示の基礎となった知見等)
近年、地球温暖化が重要な問題となり、空気調和機などで使用する冷媒も温暖化係数の小さなものが選ばれるようになってきた。その代表的な冷媒の一つにR1234yfがあり、単一成分冷媒として、あるいは混合冷媒として使用されるようになってきた。
近年、地球温暖化が重要な問題となり、空気調和機などで使用する冷媒も温暖化係数の小さなものが選ばれるようになってきた。その代表的な冷媒の一つにR1234yfがあり、単一成分冷媒として、あるいは混合冷媒として使用されるようになってきた。
R1234yfは、分子量が114.0、沸点はー29.5℃、温暖化係数(100年評価)4と小さく、従来使用されてきたR22、R32、R410Aなどの冷媒に比べると動作圧力範囲は低く、圧力損失が大きいという特徴を持っている。
そして、圧縮機を用いて冷凍サイクルを構成した場合、様々な条件によって理論サイクルの効率がどのような特性を示すか、冷媒の熱物性を用いて検討を行った。その結果、図2に示すように、圧縮機吸入口の過熱度が大きいほうが高い効率を示すという点において、R1234yfは極めて特異な特性を示すことが分かった。さらに、R1234yfとR32の混合冷媒においても、R1234yfの重量比が70パーセントを超えると吸入口の過熱度が大きいほうが高い効率を示すことも分かった。
図2は、凝縮温度(液側)38℃、凝縮出口36℃、蒸発温度(ガス側)19℃とし、吸入温度26℃(SH7K)の時の理論COPを、吸入温度20℃(SH1K)の時の理論COPで除した値を理論COP比とし、REFPROP-V9.1を用いて各冷媒について計算した結果を示している。
これは、従来の冷媒においては、蒸発温度を基準として、蒸発器で冷媒の乾き度1.0になるまであるいは若干の過熱度が得られるよう膨張弁の開度を調整するのが望ましい。
一方、R1234yfでは、吸込み空気の温度を基準として、蒸発器において蒸発器出口の冷媒温度を、理論的限界である吸込み空気温度にできるだけ近づけるよう膨張弁の開度を調整するのが望ましい。
従って、膨張弁開度の調整においてR1234yfなどに対しては、吸込み空気温度が重要なパラメータと考え、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、R1234yfを含む冷媒を使用する装置において、蒸発器に送られる空気の空気温度と、蒸発器出口の冷媒温度に基づいて絞り手段を調整することにより電動膨張弁の開度を適切に制御し、運転効率に優れた空気調和機を提供する。
以下図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定する意図はない。
(実施の形態1)
以下、図1を用いて実施の形態1を説明する。
以下、図1を用いて実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
図1において、実施の形態1の空気調和機100は、圧縮機1と、凝縮器2と、第一の送風手段8である凝縮送風機と、絞り手段3である電動膨張弁と、蒸発器4と、第二の送風手段9である蒸発送風機と、空気温度検知手段5と、冷媒温度検知手段6と、制御手段7を備える。そして、使用する冷媒は、温暖化係数の小さなR1234yfである。
図1において、実施の形態1の空気調和機100は、圧縮機1と、凝縮器2と、第一の送風手段8である凝縮送風機と、絞り手段3である電動膨張弁と、蒸発器4と、第二の送風手段9である蒸発送風機と、空気温度検知手段5と、冷媒温度検知手段6と、制御手段7を備える。そして、使用する冷媒は、温暖化係数の小さなR1234yfである。
実施の形態1の空気調和機100は冷房専用機となっており、凝縮器2は室外に、蒸発器4は室内に設置される。凝縮器2には、第一の送風手段8によって凝縮側空気10が送られ、蒸発器4には、第二の送風手段9によって蒸発側空気11が送られる。そして、蒸発器4は放熱フィン、伝熱管を有する2列のフィンチューブ式熱交換器で構成されており、温度効率を高めるため冷媒は風下列から風上列へ流れるよう構成されている。空気温度検知手段5は、蒸発器4の風上側に取り付けられており、蒸発側空気11の温度を検知する。冷媒温度検知手段6は蒸発器4の出口配管に配置され蒸発器4を出た後の冷媒の温度を検知する。制御手段7は、空気温度検知手段5の検知した空気温度と、冷媒温度検知手段6の検知した蒸発出口冷媒温度をもとに絞り手段3の開度を設定する。
[1-2.動作]
以上のように構成された実施の形態1の空気調和機100について、以下その動作、作用を説明する。
以上のように構成された実施の形態1の空気調和機100について、以下その動作、作用を説明する。
まず、圧縮機1において冷媒R1234yfが圧縮され、高温高圧の過熱ガス冷媒となって吐出される。そして、過熱ガス冷媒は凝縮器2において、第一の送風手段8によって供給された凝縮側空気10によって冷却されて凝縮し、液冷媒となって絞り手段3において減圧膨張される。そして、蒸発器4で蒸発側空気11から熱を奪い蒸発して圧縮機1の冷媒吸入口へ戻る。
この時、制御手段7は、空気温度検知手段5、冷媒温度検知手段6の検知した温度情報を利用して、空気調和機100の運転効率が良好な状態となるよう絞り手段3の開度を調整する。
蒸発器において所定の冷却能力を発揮するためには、蒸発側空気の空気温度と冷媒の飽和温度の温度差が、冷却能力に応じた値になる必要がある。
そして、本開示の基礎となった知見等で述べたように、R22、R410A、R32などの従来の冷媒であれば、蒸発器において蒸発しきるぐらいの状態が望ましく、その時の圧縮機が吸入する冷媒の過熱度は自動的に決まってくる。そのため、電動膨張弁の開度制御において重要な温度情報は、蒸発器における冷媒の飽和温度と、圧縮機吸入口における冷媒温度となる。圧縮機吸入口における冷媒温度の代わりに、凝縮器における冷媒の飽和温度と圧縮機吐出口における冷媒温度を用いれば、吸入冷媒のわずかな温度変化が吐出冷媒の大きな温度変化になって検出でき、さらに精度の高い制御を行うことができる。
しかし、実施の形態1の空気調和機100のように、冷媒としてR1234yfを用いた場合、蒸発器において蒸発しきるぐらいの状態が良好ではなく、蒸発器4の出口の冷媒温度が、できるだけ蒸発側空気11の空気温度に近いほうが良好な運転効率を得ることができる。
つまり、空気調和機100においては、空気温度検知手段5の検知した空気温度と、冷媒温度検知手段6の検知した蒸発出口冷媒温度が、重要な温度情報である。そして、この温度情報に基づいて制御手段7が絞り手段3の開度制御を行うことで、R1234yfを冷媒として使用する空気調和機100は、運転状況に適した絞り手段3の開度を調整し、運転効率に優れた装置を提供することができる。
さらに、蒸発器4の出口冷媒温度は、空気温度検知手段5の検知した空気温度が上限であり、実際の装置においては様々な条件に応じて空気温度よりも低めの温度が適した温度となる。従って、空気温度検知手段5の検知した空気温度と、冷媒温度検知手段6の検知した蒸発出口冷媒温度の温度差が所定の値となるよう制御を行うと、1つ変数が減じ、容易に絞り手段3の開度を調整することができる。
そして、空気温度検知手段5の検知した空気温度と、冷媒温度検知手段6の検知した蒸発出口冷媒温度の温度差の所定の値は、蒸発器4の性能や、冷却能力の指標となる圧縮機1の回転数や、第二の送風手段9の出力(回転数)に基づいて決定すると、空気調和機100の運転状況に適した目標設定ができる。従って、空気調和機100の運転状況に適した絞り手段3の開度調整ができる。
空気温度検知手段5の検知した空気温度と、冷媒温度検知手段6の検知した蒸発出口冷媒温度の温度差の所定の値は、たとえば、冷媒としてR454Cを使用し、凝縮器側空気の乾球温度35℃、湿球温度24℃、蒸発器側空気の乾球温度27℃、湿球温度19℃の条件において、高い性能の熱交換器を使用したCOPの高い装置であれば能力に応じて1℃~10℃空気温度検知手段5の検知した空気温度が高く、それほどCOPの高くない装置であれば、8℃~18℃空気温度検知手段5の検知した空気温度が高くなり、従来の構成のままで絞り手段を調整した場合に比べ同等条件にて最大5℃程度小さくなっている。
また、蒸発器4は2列のフィンチューブ式熱交換器で構成されており、冷媒は風下列から風上列へ流れるよう構成されている。実施の形態1ではR1234yfを冷媒として使用しており、過熱度が取れるほど性能が良くなる特性に適合し、蒸発器4の出口冷媒温度を空気温度に近づけることができる。従って、熱交換効率に優れた蒸発器4が得られる。
さらに、実施の形態1ではR1234yfを冷媒として使用しているが、R1234yfを含む混合冷媒であってもよい。混合する冷媒は、温暖化係数が675(100年影響)と小さく、冷凍サイクルの性能に優れるR32がよい。そして、図2に示したように、R1234yfとR32の混合冷媒においてR1234yfの重量比が70%を超えると、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。従って、環境影響が小さく、運転効率に優れる空気調和機が提供できる。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、空気調和機100は、R1234yfを含む冷媒を使用し、圧縮機1と、凝縮器2と、絞り手段3と、蒸発器4と、空気温度検知手段5と、冷媒温度検知手段6と、制御手段7と、第一の送風手段8と、第二の送風手段9と、を備える。空気温度検知手段5は蒸発器4に送られる空気の温度を検知し、冷媒温度検知手段6は蒸発器4の出口における冷媒の温度を検知し、それぞれ制御手段7へ温度情報を伝える。制御手段7は、空気温度検知手段5の検知した空気温度と冷媒温度検知手段6が検知した冷媒温度に基づいて絞り手段3の開度を調整する。
以上のように、本実施の形態において、空気調和機100は、R1234yfを含む冷媒を使用し、圧縮機1と、凝縮器2と、絞り手段3と、蒸発器4と、空気温度検知手段5と、冷媒温度検知手段6と、制御手段7と、第一の送風手段8と、第二の送風手段9と、を備える。空気温度検知手段5は蒸発器4に送られる空気の温度を検知し、冷媒温度検知手段6は蒸発器4の出口における冷媒の温度を検知し、それぞれ制御手段7へ温度情報を伝える。制御手段7は、空気温度検知手段5の検知した空気温度と冷媒温度検知手段6が検知した冷媒温度に基づいて絞り手段3の開度を調整する。
これにより、R1234yfを含む冷媒の特性に適した絞り手段3の開度調整を容易に行うことができる。そのため、運転効率に優れた空気調和機を提供することができる。
本実施の形態のように、空気温度検知手段5の検知した空気温度と、冷媒温度検知手段6の検知した蒸発出口冷媒温度に基づいて絞り手段3の開度調整を行う際、空気温度と蒸発出口冷媒温度が所定の温度差となるよう制御を行ってもよい。
これにより、制御の際に扱う変数が1つ減じ、容易に絞り手段3の開度を調整することができる。そのため、制御性に優れた空気調和機100を提供することができる。
また本実施の形態のように、空気温度検知手段5の検知した空気温度と、冷媒温度検知手段6の検知した蒸発出口冷媒温度の温度差の所定の値は、蒸発器4の性能や、冷却能力の指標となる圧縮機1の回転数や、第二の送風手段9の出力(回転数)に基づいて決定するとよい。
これにより、空気調和機100の運転状況に応じ、空気温度検知手段5の検知した空気温度と、冷媒温度検知手段6の検知した蒸発出口冷媒温度の温度差の所定の値を設定することができ、運転条件が変化しても運転効率に優れた空気調和機100を提供することができる。
また、蒸発器4は放熱フィンを有する複数の伝熱管で構成し、冷媒が蒸発器4の最も風上側の伝熱管から流れ出るよう伝熱管の経路を構成すると良い。
これにより、蒸発器4を出る冷媒の温度が、蒸発側空気11の温度に最も近くなり、膨張弁制御の結果をより正しく検出することが可能となり、運転効率に優れた空気調和機100を提供することができる。
また、冷媒が温暖化係数の小さなR1234yfと、温暖化係数が比較的小さいうえに冷媒性能に優れたR32の混合冷媒とし、R1234yfも重量比を70%以上とすると良い。
これにより、蒸発器4出口の冷媒温度を最も蒸発側空気温度に近づけることで優れた運転効率の良いができ、温暖化係数が小さく優れた性能を示す空気調和機100を提供することができる。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するための物であるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、R1234yfを含む冷媒を使用する空気調和機に適用可能である。具体的には、ルームエアコンや、自動販売機やショーケースなどにも広く適用可能である。
1 圧縮機
2 凝縮器
3 絞り手段
4 蒸発器
5 空気温度検知手段
6 冷媒温度検知手段
7 制御手段
8 第一の送風手段
9 第二の送風手段
10 凝縮側空気
11 蒸発側空気
2 凝縮器
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7 制御手段
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9 第二の送風手段
10 凝縮側空気
11 蒸発側空気
Claims (5)
- 冷媒を圧縮する圧縮機と、第一の送風手段により送られた空気と熱交換して前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記冷媒を減圧膨張させる絞り手段と、第二の送風手段により送られた空気と熱交換して前記冷媒を蒸発させる蒸発器とを接続して冷凍サイクルを構成し、前記冷媒はR1234yfを含み、前記蒸発器に送られる空気の温度を検知する空気温度検知手段と、前記蒸発器の出口における前記冷媒の温度を検知する冷媒温度検知手段と、前記絞り手段を調整する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記空気温度検知手段の検知した空気温度と前記冷媒温度検知手段が検知した冷媒温度に基づいて前記絞り手段を調整することを特徴とする空気調和機。 - 前記制御手段が、前記空気温度検知手段の検知した空気温度と前記冷媒温度検知手段が検知した冷媒温度の温度差が所定の値となるよう前記絞り手段を調整することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記所定の値が、前記蒸発器の性能や、前記圧縮機の回転数や、前記第二の送風手段の出力に基づいて決定されることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
- 前記蒸発器は放熱フィンを有する複数の伝熱管からなり、前記冷媒が前記蒸発器の最も風上側の前記伝熱管から流れ出るよう前記伝熱管の経路が構成されたことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 前記冷媒がR1234yfとR32の混合冷媒であって、R1234yfが重量比で70%以上であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の空気調和機。
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