JP2023028145A - エアゾール製品用の内袋 - Google Patents

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Ken Ogata
猛 市川
Takeshi Ichikawa
啓介 越塚
Keisuke Koshizuka
孝美 澤田
Takami Sawada
徹 川端
Toru Kawabata
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Abstract

【課題】簡単な構成で、マウンティングカップで内袋をエアゾール容器内に押し込むことがなく、内袋口部を大きく歪ませることがなく、高精度の位置決めの必要なく確実にマウンティングカップを内袋口部に挿入可能なエアゾール製品用の内袋を提供すること。【解決手段】二重容器に用いられるエアゾール製品用の内袋100であって、内袋100は、内袋底部110と、筒状の内袋壁部115と、内袋口部120とを有し、内袋口部120には、フランジ部121と、フランジ部121の内周縁から下方に延び内袋壁部115に接続する内袋首部124とが設けられ、内袋首部124の内径は、マウンティングカップ143の内袋首部124と嵌合する箇所の外径と略同一であること。【選択図】図1

Description

本発明は、エアゾール容器と、前記エアゾール容器から突出するステムおよび前記ステムが装着されたマウンティングカップを有するバルブユニットと、リング状の弾性部材とを有する二重容器に用いられるエアゾール製品用の内袋に関する。
従来、原液と噴射剤とを分離して充填する必要のあるエアゾール製品の構成として、可撓性の内袋をエアゾール容器内に配置して二重容器とし、内袋内に原液を充填し、内袋とエアゾール容器との間に噴射剤を充填するエアゾール製品が公知である。
例えば、特許文献1で公知の二重容器を用いたエアゾール製品は、エアゾール容器(容器本体11)と、エアゾール容器(容器本体11)から突出するステムおよびステムが装着されたマウンティングカップ(14)を有するバルブユニットと、リング状の弾性部材(パッキン36)と、内袋(12)とを有しているものである。
この特許文献1等で公知の二重容器は、エアゾール容器(容器本体11)内に内袋(12)を挿入し、さらにバルブユニットを被せてマウンティングカップ(14)のバルブ壁部を拡径側へ変形させてエアゾール容器(容器本体11)のビード部(24)の下方へ潜りこませることで、それぞれの位置を固定し、二重容器を密封するものである。
このとき、弾性部材(パッキン36)は内袋(12)のフランジ部(フランジ28)の下面に保持されており、マウンティングカップ(14)の変形の際にビード部(24)とマウンティングカップ(14)との間に挟まれ、隙間を埋めるように変形することで、マウンティングカップ(14)とビード部(24)との間から噴射剤が漏出することを防ぐものである。
また、内袋(12)はフランジ部(フランジ28)をマウンティングカップ(14)とビード部(24)との間に挟む形で固定されるため、内袋(24)内の原液と、内袋(24)とエアゾール容器(容器本体11)との間の噴射剤とが混ざることがない。
なお、噴射剤は後述するアンダーカップ充填により、固定する前のマウンティングカップ(14)とビード部(24)との間から充填されるものであり、弾性部材(パッキン36)は充填される噴射剤の勢いによって位置がずれないように内袋(12)のフランジ部(フランジ28)の下面側に貼着されているものである。
ここで、二重容器のアンダーカップ充填の一例について、図10および図11を用いて説明する。
なお、説明のため、図10および図11には弾性部材を図示していない。
まず、エアゾール容器250に内袋200を挿入し、内袋200の上にバルブユニット240を乗せる。
次に、アンダーカップ充填機UCの所定の位置にエアゾール容器250を移動させ、アンダーカップ充填機UCの充填ヘッドUHを下降させる。
充填ヘッドUHは、充填ヘッドUHの下部に設けられた容器シール部CSによってエアゾール容器250の肩部をシールした後、バルブホルダーVHによりバルブユニット240を持ち上げる。
バルブホルダーVHでバルブユニット240を持ち上げた後、充填ヘッドUHの側面に設けられた供給路Fが開き、噴射剤Nが充填され、エアゾール容器250内および内袋200内の両方に噴射剤Nが所定の圧力で充填される。
所定量の噴射剤Nが充填された後、充填ヘッドUHの内部を下降させバルブユニット240を内袋200へ挿入し、さらにエアゾール容器250のビード部を押圧するようにバルブユニット240を被せる。
この状態を維持しながら、放射状に設けられた割爪型のコレット爪Cを展開させることで、バルブユニット240のバルブ壁部を拡径側へ変形させてエアゾール容器250のビード部の下方へ潜り込ませ、二重容器は密封される。
このとき、内袋200内にも噴射剤Nが充填されているが、後工程で原液を内袋200に充填する前にバルブユニット240のステム241を作動させると、内袋内の噴射剤Nはステム241から容器外へ放出され、内袋200とエアゾール容器250との間の噴射剤Nの圧力によって内袋は潰れる。
なお、図示しないが、噴射剤Nを充填する際、バルブユニット240を内袋200に嵌合させたまま持ち上げる方式のアンダーカップ充填も広く一般的に実施されており、噴射剤Nの充填時の勢いで内袋200内に噴射剤が混入するのを防ぐ目的で、内袋200とバルブユニット240との嵌め合いがきつくなるように設計するのが一般的である。
特開2002-264976号公報
しかしながら、特許文献1等で公知の二重容器の内袋には、未だ改善の余地があった。
すなわち、特許文献1等で公知の二重容器の内袋は、内袋口部にバルブユニットを挿入する際、マウンティングカップと内袋との中心軸がずれてしまうと、マウンティングカップが内袋口部をエアゾール容器内に押し込んでしまい、内袋のフランジをマウンティングカップとビード部との間に挟むことができずに原液と噴射剤とが混ざってしまう虞や、二重容器の密封が不完全となる虞があった。
また、内袋口部にバルブユニットを挿入する際、内袋口部を大きく歪ませてしまうと、弾性部材が歪んだ内袋に押されてマウンティングカップのカール部の外側にはみだしたり、フランジ部の上部へめくれたりすることで、二重容器の密封が不完全となる虞や、エアゾール容器と内袋との隙間に形成される噴射剤の充填経路を塞いでしまうことで、エアゾール容器内に噴射剤が充填されず、内袋内のみに過剰に噴射剤が充填され、内袋が破裂する虞があった。
また、内袋とバルブユニットとの嵌め合いをきつくなるように設計されていると、バルブユニットのみをバルブホルダーで持ち上げる方式の場合、内袋がバルブユニットから外れずに持ち上がってしまう虞があった。
さらに、バルブユニットのみをバルブホルダーで持ち上げる場合、内袋にバルブユニットを挿入する機会が2回となるため、上記のようなマウンティングカップの内袋への挿入不良の発生を抑制するために、マウンティングカップと内袋との中心軸を揃える精度をより厳密に管理する必要が発生し、製造コストが増加してしまう虞があった。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡単な構成で、マウンティングカップで内袋をエアゾール容器内に押し込むことがなく、内袋口部を大きく歪ませることがなく、高精度の位置決めの必要なく確実にマウンティングカップを内袋口部に挿入可能なエアゾール製品用の内袋を提供することを目的とするものである。
本発明のエアゾール製品用の内袋は、エアゾール容器と、前記エアゾール容器から突出するステムおよび前記ステムが装着されたマウンティングカップを有するバルブユニットと、リング状の弾性部材とを有する二重容器に用いられるエアゾール製品用の内袋であって、前記内袋は、内袋底部と、前記内袋底部の外周縁から上方へ延びる筒状の内袋壁部と、前記内袋壁部の上方に形成された内袋口部とを有し、前記内袋口部には、前記内袋口部の上端から半径方向外方へ延びるフランジ部と、前記フランジ部の内周縁から下方に延び前記内袋壁部に接続する内袋首部とが設けられ、前記内袋首部の内径は、前記マウンティングカップの前記内袋首部と嵌合する箇所の外径と略同一であることにより、前記課題を解決するものである。
請求項1に係る発明のエアゾール製品用の内袋は、内袋首部の全部または一部の内径は、マウンティングカップの内袋首部と嵌合する箇所の外径と略同一であるため、アンダーカップ充填時にバルブホルダーでマウンティングカップを持ち上げる際、マウンティングカップが内袋から離脱しやすくなり、内袋をマウンティングカップごと持ち上げてしまうような不具合を防止できる。
また、内袋首部とマウンティングカップとの嵌め合いをきつく設計している場合に比べて、マウンティングカップと内袋との中心軸を揃える精度を厳密に管理する必要がなく、製造コストの増加を抑制でき、バルブユニットの内袋への挿入不良に伴う内袋口部の容器口部内への押し込みや、弾性部材の位置ずれに伴う二重容器の密封不良等の発生を防止できる。
請求項2に記載の構成によれば、内袋首部の下部に、内袋首部の他の箇所よりも内径が小さく形成された内袋縮径部が設けられていることから、アンダーカップ充填前にバルブユニットを内袋内へ挿入する際、内袋深くまで挿入する必要がないため、バルブユニットの極端な傾きを防止でき、より一層マウンティングカップを内袋に挿入しやすく、マウンティングカップで内袋口部をエアゾール容器内に押し込んで潰してしまうことがない。
また、内袋縮径部の内径をマウンティングカップの外径よりも小さく形成することで、内袋縮径部の外周面とエアゾール容器との隙間を十分に確保できるため、アンダーカップ充填時により迅速且つ確実に噴射剤を内袋とエアゾール容器との間に充填することができる。
また、バルブクリンチ時に内袋にシワが入るような余剰部分が内袋縮径部に発生しないため、二重容器を噴射剤の漏れるような流路の発生をより確実に防ぎ密封することができる。
また、アンダーカップ充填をする際に、バルブユニットのみを持ち上げる工程がある場合、内袋縮径部にマウンティングカップが進入しない程度にバルブユニットを内袋首部に挿入することで、内袋口部からバルブユニットを確実に離脱させることができ、内袋を持ち上げてしまうことがない。
請求項3に記載の構成によれば、内袋壁部には、上下方向に延びる縦リブが形成されているため、例えば、縦リブを内袋の中心軸からみて内袋壁部に放射状に配置することで、マウンティングカップを内袋口部に挿入する際に内袋が上方から押し込まれる力を受けても、内袋壁部全体が周方向均一に変形することで、内袋の局所的な変形を防ぎ、内袋口部が局所的に落ち込むことを防止でき、内袋口部の極端な位置ずれを防ぎ、確実にマウンティングカップを内袋口部に挿入することができる。
請求項4に記載の構成によれば、縦リブの全部または一部は、内袋肩部内のみを上下方向に延びる肩部縦リブであるため、例えば、肩部縦リブを内袋の中心軸からみて内袋肩部に放射状に配置することで、内袋肩部および内袋口部の局所的な変形を防ぎ、より確実にマウンティングカップを内袋口部に挿入することができる。
請求項5に記載の構成によれば、縦リブの全部または一部は、内袋壁部の内袋肩部を除く箇所内のみを上下方向に延びている壁部縦リブであるため、例えば、壁部縦リブを内袋の中心軸からみて内袋壁部に放射状に配置することで、内袋肩部を除く内袋壁部の局所的な変形を防ぎ、エアゾール容器に内袋を挿入した際の内袋の中心軸のずれを抑制できる。
また、肩部縦リブと壁部縦リブ以外の縦リブを形成しない場合、肩部縦リブと壁部縦リブとが互いに接続していなければ、内袋肩部と内袋壁部のそれぞれにかかる力に、肩部縦リブと壁部縦リブのそれぞれが個別に対応するため、内袋の肩部と内袋壁部のそれぞれの撓みが安定し、より一層内袋の局所的な変形を抑制できる。
請求項6に記載の構成によれば、内袋底部には、下方に向かって突出形成された底部リブが形成されているため、例えば、内袋のパーティングライン上に底部リブが配置されるようにブロー成形することで、パーティングラインの強度を向上することができ、内袋の破損を防ぐことができる。
請求項7に記載の構成によれば、内袋底部には、下方に開放した凹溝が設けられ、底部リブは、凹溝内から突出形成され、底部リブの上下方向の長さは、凹溝の深さ以下であるため、内袋の底部をフラットに成形することができ、搬送時に内袋が倒れることなく簡単に整列させることができる。
また、エアゾール容器の底部に内袋底部が直接接触する位置まで内袋をエアゾール容器内に挿入できるため、内袋の内容積を大きくすることができる。
請求項8に記載の構成によれば、内袋は、内袋首部から半径方向外方に突出形成された係止リングを有しているため、フランジ部と係止リングとの間に弾性部材を挟むことで、弾性部材を内袋で保持することができ、アンダーカップ充填時や二重容器の密封時に弾性部材の位置ずれを防止できる。
請求項9に記載の構成によれば、係止リングの外径は、ビード部の内径よりも大きく、ビード部の最上部の径以下であるため、内袋をエアゾール容器に挿入した際に係止リングがビード部に干渉する位置で止まり、二重容器の密封前に内袋がエアゾール容器内へ過度に押し込まれることを防止できる。
また、アンダーカップ充填時に内袋とエアゾール容器の口部との密着を防ぐこともでき、より迅速且つ確実に噴射剤を内袋とエアゾール容器との間に充填することができる。
本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100の半断面図およびA部拡大図およびB部拡大図。 本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100に嵌合するバルブユニット140の断面図。 本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100を挿入するエアゾール容器150の断面図。 本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100を挿入したエアゾール容器150の断面図。 本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100を用いた、アンダーカップ充填の工程1を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100を用いた、アンダーカップ充填の工程2を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100を用いた、アンダーカップ充填の工程3を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100を用いた、アンダーカップ充填の工程4を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100を用いた、アンダーカップ充填の工程5を示す断面図。 一般的なアンダーカップ充填の工程1乃至工程3を示す概略図。 一般的なアンダーカップ充填の工程4および工程5を示す概略図。
以下に、本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100について、図面に基づいて説明する。
なお、説明のため、図5乃至図8ではアンダーカップ充填機は図示しない。
本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100は可撓性を有し、後述するエアゾール容器150と、バルブユニット140と、リング状の弾性部材160とを有する二重容器Pに用いられ、図1に示すように、内袋底部110と、内袋底部110の外周縁から上方へ延びる筒状の内袋壁部115と、内袋壁部115の上方に形成された内袋口部120とを有し、内袋口部120には、内袋口部120の上端から半径方向外方へ延びるフランジ部121と、フランジ部121の内周縁から下方に延び内袋壁部115に接続する内袋首部124が設けられている。
内袋首部124の下部は、内袋首部124の他の箇所の内径よりも内径が小さく形成された内袋縮径部122が設けられており、内袋首部124の内袋縮径部122よりも上部には、半径方向外方に突出形成された係止リング123が設けられている。
内袋壁部115の上部には、内袋首部124と接続する内袋肩部116が設けられ、内袋肩部116は、上方から下方に向かうに従って徐々に半径方向外方へ拡径するように形成されている。
また、内袋肩部116から内袋壁部115の下部までには、上下方向に延び半径方向内方に凸の縦リブ130が、内袋100の中心軸からみて放射状に配置されている。
内袋底部110には、下方に開放した凹溝111が設けられ、凹溝111内には、下方に向かって突出形成された底部リブ131が設けられている。
なお、内袋100をブロー成形等で成形する場合、金型の合わせ目に沿ってパーティングラインが形成され、内袋底部110に形成されるパーティングラインは、内袋100が局所的に薄肉化されたり、密着性が悪くなり、強度低下の原因となることがあるが、底部リブ131をパーティングラインに沿って形成することで、パーティングライン部分の肉厚が厚くなり密着性を向上でき、内袋底部110の強度の低下を防止できる。
また、底部リブ131の上下方向の長さを、凹溝111の深さ以下にすることで、内袋底部110をフラットに成形でき、内袋100を倒すことなく簡単に整列搬送できる。
また、内袋の厚みは、外部から圧力を受けることによって内容物を押し出せる程度の可撓性を有する程度に設計されていればよく、内袋の厚みは0.3mm以上1.5mm以下の範囲に設計されていれば好適であり、0.5mm以上1.0mm以下の範囲に設計されていればより好適である。
バルブユニット140は、図2に示すように、ステム141と、ステム141の下部を囲むハウジング142と、ハウジング142ごとステム141を囲むマウンティングカップ143と、ステム141の流路をシールするステムガスケット148とを有している。
マウンティングカップ143は、バルブ底部144と、バルブ底部144の外周縁から上方へ延びるバルブ壁部145と、バルブ壁部145の上端から半径方向外方に向かう弧状に形成されたカール部146と、カール部146の外側下端から下方に延びるスカート壁147とを有している。
なお、バルブユニット140として一般的なエアゾール製品に使用されるエアゾールバルブを使用してもよい。
エアゾール容器150は、図3および図4に示すように、容器底部151と、容器底部151の外周縁から上方へ延びる筒状の容器壁部152と、容器壁部152の上端から上方へ延びる容器肩部153と、容器肩部153の上部に形成された容器口部155および容器口部155に形成されたビード部154とを有している。
なお、内袋100の内袋壁部115の外径はエアゾール容器150のビード部154の内径よりも大きく形成されているが、内袋100は可撓性を有しているため、内袋壁部115を縮径する方向へ一時的に変形させながら容器口部155を通過させることができ、内袋100をエアゾール容器150内へ容易に挿入できる。
なお、エアゾール容器150は一般的なエアゾール製品に使用される金属製や樹脂製のエアゾール容器を使用してもよい。
このとき、内袋壁部115には縦リブ130が設けられているため、周方向均一に内袋壁部115を縮径方向に容易に変形させることができるとともに、エアゾール容器150内に内袋100を挿入した後も、内袋壁部115を容易に縮径前の状態に復元できる。
また、内袋肩部116内のみに上下方向に延びる肩部縦リブや内袋壁部115の内袋肩部116以外の箇所に上下方向に延びる壁部縦リブを設けてもよく、それぞれ内袋肩部116や内袋壁部115の局所的な変形を重点的に防ぐことができる。
また、挿入した内袋100の内袋底部110がエアゾール容器150の容器底部151まで到達する場合、底部リブ131が内袋底部110から下方に突出して形成されていると、内袋100が傾き、正しい位置でセットできなくなる虞があるが、底部リブ131は凹溝111内に形成されており、底部リブ131の上下方向の長さを、凹溝111の深さ以下にすることで、内袋100は内袋底部110の平面部全体でエアゾール容器150の容器底部151に接することができ、エアゾール容器150内での内袋100のセット位置を安定させることができる。
次に、本発明の一実施形態に係るエアゾール製品用の内袋100を用いた、アンダーカップ充填の手順について、図5乃至図8を用いて説明する。
まず、図5に示すように、内袋100のフランジ部121と係止リング123との間に弾性部材160を装着する。
このとき、弾性部材160の内径よりも係止リング123の外径を大きくすることで、弾性部材160をフランジ部121と係止リング123との間で挟むことができ、弾性部材160の内袋100からの落下を防ぎ、簡単に位置を固定できる。
次に、内袋100を容器150に挿入した後、バルブユニット140を内袋に乗せる。
このとき、係止リング123の外径をビード部154の内径よりも大きく形成することで、内袋100がエアゾール容器150内に過度に押し込まれることを防止できる。
また、底部リブ131の上下方向の長さを、凹溝111の深さ以下にすることで、容器底部151に内袋底部110が直接接触する位置まで内袋100をエアゾール容器150内に挿入できるため、内袋100の内容積を大きくすることができる。
また、内袋首部124の上部の内径をマウンティングカップ143の外径であるバルブ壁部145の外径とほぼ同じ寸法、すなわち、略同一に形成することで、バルブユニット140と内袋100との位置決めを高精度にしなくても、バルブ壁部145が内袋口部120内に案内されやすくなり、マウンティングカップ143で内袋口部120をエアゾール容器150内に過度に押し込んで潰したり、内袋口部を大きく歪ませてしまうことがない。
また、内袋首部124の肉厚を均一に形成した場合、内袋首部124の上部以外の内径、すなわち、内袋縮径部122の内径をバルブ壁部145の外径よりも若干小さく形成することで、アンダーカップ充填時に内袋100と容器口部155との密着を防ぐこともでき、より迅速且つ確実に噴射剤Nを内袋100とエアゾール容器150との間に充填することが出来る。
なお、内袋首部124の内径は、バルブ壁部145の外径と略同一、すなわち、製造時の寸法誤差(0.05mm程度)を考慮した場合にバルブユニット140を大きな抵抗なく内袋首部124内に挿入可能な内径以上であり、且つ、バルブユニット140をエアゾール容器150に固定する際に内袋120にシワが発生する内径より小さければよく、好適には、内袋首部124の内径とバルブ壁部145の外径のクリアランスが±0.2mmの範囲であるように設計されていればよく、より好適には±0.1mmの範囲であればよい。
具体的な寸法としては、バルブ壁部145の外径が25.15mm以上25.25mm以下である場合、内袋首部124の内径が24.9mm以上25.3mm以下であれば好適であり、25.0mm以上25.2mm以下であればより一層好適である。
次に、図6に示すように、アンダーカップ充填機(図示しない)の所定の位置にエアゾール容器150を移動させ、アンダーカップ充填機(図示しない)の充填ヘッド(図示しない)を下降させ、エアゾール容器150の容器肩部153をシールした後、吸引口(図示しない)を開放し、エアゾール容器150内の空気の吸引を開始する。
この吸引口(図示しない)の吸引の勢いでバルブユニット140は吸い上げられて内袋口部120から離脱する。
これによって、内袋100内の空気も吸引され、内袋100内およびエアゾール容器150と内袋100との間の空間は負圧状態(状態∨とする)となる。
また、吸い上げられたバルブユニット140はバルブホルダー(図示しない)と密着することで、吸引口(図示しない)とエアゾール容器150との連通を遮断する。
吸引口(図示しない)からの吸引を終了した後、図7に示すように、供給路(図示しない)から噴射剤Nを充填する。
このとき、バルブユニット140はバルブホルダー(図示しない)と密着しているため、エアゾール容器150内および内袋100の両方に噴射剤Nが所定の圧力で充填される。
また、弾性部材160はフランジ部121と係止リング123とで挟まれているため、噴射剤Nが勢いよく充填されても、弾性部材160が内袋100の下方へずれ落ちたり、フランジ部121の上方へめくれあがったりすることがなく、適正な位置に留まることができる。
所定量の噴射剤Nがエアゾール容器150および内袋100に充填された後、図8に示すように、充填ヘッド(図示しない)の内部を下降させてバルブユニット140を内袋100へ挿入する。
このとき、内袋首部124の内径がバルブ壁部145の外径と同じ寸法に形成されているため、バルブユニット140を内袋口部120内に確実に挿入でき、フランジ部121を容器口部155内に押し込んでしまうことがない。
また、内袋壁部115には、上下方向に延びる縦リブ130が放射状に配置されているため、バルブユニット140を内袋口部120に挿入する際に内袋100が上方から押し込まれる力を受けても、内袋口部120が局所的に落ち込むことを防止でき、内袋口部120の極端な位置ずれを防ぎ、より確実にマウンティングカップ143を内袋口部120に挿入することができる。
さらにバルブユニット140を押し込むと、バルブユニット140は内袋首部124を越えて内袋縮径部122内の深い位置まで進入するとともに、内袋100はフランジ部121とビード部154とで弾性部材160を挟みこむ位置関係となり、図9に示すように、バルブユニット140を押し込んだままコレット爪(図示しない)でバルブ壁部145を拡径側へ変形させてエアゾール容器150のビード部154の下方へ潜り込ませる。
これによって、バルブユニット140をエアゾール容器150に固定することができ、二重容器Pの密封が完了する。
また、弾性部材160によるビード部154とマウンティングカップ143(カール部146およびスカート壁147)との間のシールおよびビード部154と内袋口部120(フランジ部121)とのシールを確実に実施でき、二重容器Pの不良品の発生を抑制できる。
以下に、本発明に使用可能な各部の材質の一例を記載する。
なお、具体的な材質の例を記載しているが、使用可能な材質はこれらのみに限定されるものではない。
本発明に使用可能なマウンティングカップの材質は、一般的なエアゾール製品に使用されている従来既知のものを適宜選択可能であり、例えば、アルミニウム、ブリキ、SUS等の金属を使用できる。
また、本発明に使用可能なエアゾール容器の材質は、一般的なエアゾール製品に使用されている従来既知のものを適宜選択可能であり、例えば、アルミニウム、ブリキ等の金属や、プラスチックの樹脂等を使用できる。
また、本発明に使用可能な内袋の材質は、一般的なエアゾール製品に使用されている従来既知のものを適宜選択可能であり、例えば、ポリエチレン等の樹脂を使用でき、単層や多層等層構成も特に限定されず、フィルム剤を貼り合わせたパウチ状に形成したものを使用してもよい。
また、本発明に使用可能なステムガスケットや弾性部材の材質は、一般的なエアゾール製品に使用されている従来既知のものを適宜選択可能であり、例えば、ブチルゴム、NBR、フッ素ゴム等の弾性物質を使用できる。
また、本発明に使用可能な噴射剤は、一般的なエアゾール製品に使用されている従来既知の圧縮ガスや液化ガスを適宜選択可能であり、例えば、窒素、炭酸ガス、圧縮空気等の圧縮ガスや、LPG、DME、ハイドロフルオロオレフィン等の液化ガスを使用できる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
なお、上述した実施形態では、内袋壁部には、上下方向に延びる縦リブが形成されているものとして説明したが、内袋壁部の構成はこれに限定されず、例えば、内袋肩部にのみ肩部縦リブが形成されていてもよく、肩部縦リブと壁部縦リブとが互いに接続されていない状態で形成されていてもよく、縦リブがなくてもよい。
また、上述した実施形態では、半径方向内方に凸の縦リブが形成されているものとして説明したが、縦リブの形状はこれに限定されず、例えば半径方向外方に凸の縦リブが形成されていても良い。
また、上述した実施形態では、内袋底部には、下方に向かって突出形成された底部リブが形成されているものとして説明したが、内袋底部の構成はこれに限定されず、例えば、底部リブが内袋底部から上方に突出形成されていてもよく、底部リブがなくてもよい。
また、上述した実施形態では、内袋底部には、下方に開放した凹溝が設けられ、底部リブは凹溝内から突出形成され、底部リブの上下方向の長さは、凹溝の深さ以下であるものとして説明したが、内袋底部の構成はこれに限定されず、例えば、凹溝がなくてもよく、底部リブの上下方向の長さが凹溝の深さよりも長くてもよい。
また、上述した実施形態では、内袋は、内袋首部から半径方向外方に突出形成された係止リングを有しているものとして説明したが、内袋の構成はこれに限定されず、例えば、係止リングが間欠的に半径方向外方に突出形成された凸部が内袋首部の周方向に並んで配置されるように形成されていてもよく、係止リングがなくてもよい。
また、上述した実施形態では、弾性部材は内袋のフランジ部と係止リングとの間に配置するものとして説明したが、弾性部材の配置はこれに限定されず、例えば、フランジ部の上部とマウンティングカップのカール部との間に配置してもよい。
100 ・・・ 内袋
110 ・・・ 内袋底部
111 ・・・ 凹溝
115 ・・・ 内袋壁部
116 ・・・ 内袋肩部
120 ・・・ 内袋口部
121 ・・・ フランジ部
122 ・・・ 内袋縮径部
123 ・・・ 係止リング
124 ・・・ 内袋首部
130 ・・・ 縦リブ
131 ・・・ 底部リブ
140 ・・・ バルブユニット
141 ・・・ ステム
142 ・・・ ハウジング
143 ・・・ マウンティングカップ
144 ・・・ バルブ底部
145 ・・・ バルブ壁部
146 ・・・ カール部
147 ・・・ スカート壁
148 ・・・ ステムガスケット
150 ・・・ エアゾール容器
151 ・・・ 容器底部
152 ・・・ 容器壁部
153 ・・・ 容器肩部
154 ・・・ ビード部
155 ・・・ 容器口部
160 ・・・ 弾性部材
P ・・・ 二重容器
UC ・・・ アンダーカップ充填機
UH ・・・ 充填ヘッド
CS ・・・ 容器シール部
C ・・・ コレット爪
VH ・・・ バルブホルダー
F ・・・ 供給路
N ・・・ 噴射剤
V ・・・ 負圧状態(状態∨)

Claims (10)

  1. エアゾール容器と、前記エアゾール容器から突出するステムおよび前記ステムが装着されたマウンティングカップを有するバルブユニットと、リング状の弾性部材とを有する二重容器に用いられるエアゾール製品用の内袋であって、
    前記内袋は、内袋底部と、前記内袋底部の外周縁から上方へ延びる筒状の内袋壁部と、前記内袋壁部の上方に形成された内袋口部とを有し、
    前記内袋口部には、前記内袋口部の上端から半径方向外方へ延びるフランジ部と、前記フランジ部の内周縁から下方に延び前記内袋壁部に接続する内袋首部とが設けられ、
    前記内袋首部の内径は、前記マウンティングカップの前記内袋首部と嵌合する箇所の外径と略同一であることを特徴とするエアゾール製品用の内袋。
  2. 前記内袋首部の下部には、前記内袋首部の他の箇所の内径よりも内径が小さく形成された内袋縮径部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール製品用の内袋。
  3. 前記内袋壁部には、上下方向に延びる縦リブが形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエアゾール製品用の内袋。
  4. 前記内袋壁部は、前記内袋首部に接続する内袋肩部をさらに有し、
    前記内袋壁部の外径は、前記内袋首部の外径よりも大きく形成され、
    前記内袋肩部は、上方から下方に向かうに従って徐々に半径方向外方へ拡径するように形成され、
    前記縦リブの全部または一部は、前記内袋肩部内のみを上下方向に延びる肩部縦リブであることを特徴とする請求項3に記載のエアゾール製品用の内袋。
  5. 前記内袋壁部は、前記内袋首部に接続する内袋肩部をさらに有し、
    前記内袋壁部の外径は、前記内袋首部の外径よりも大きく形成され、
    前記内袋肩部は、上方から下方に向かうに従って徐々に半径方向外方へ拡径するように形成され、
    前記縦リブの全部または一部は、前記内袋壁部の前記内袋肩部を除く箇所内のみを上下方向に延びる壁部縦リブであることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のエアゾール製品用の内袋。
  6. 前記内袋底部には、下方に向かって突出形成された底部リブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のエアゾール製品用の内袋。
  7. 前記内袋底部には、下方に開放した凹溝が設けられ、
    前記底部リブは、前記凹溝内から突出形成され、
    前記底部リブの上下方向の長さは、前記凹溝の深さ以下であることを特徴とする請求項6に記載のエアゾール製品用の内袋。
  8. 前記内袋は、前記内袋首部から半径方向外方に突出形成された係止リングをさらに有していることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のエアゾール製品用の内袋。
  9. 前記係止リングの外径は、前記エアゾール容器の口部に設けられたビード部の内径よりも大きく、前記ビード部の最上部の径以下であることを特徴とする請求項8に記載のエアゾール製品用の内袋。
  10. エアゾール容器と、前記エアゾール容器から突出するステムおよび前記ステムが装着されたマウンティングカップを有するバルブユニットと、リング状の弾性部材と、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のエアゾール製品用の内袋とを有する二重容器であって、
    前記エアゾール容器は、容器底部と、前記容器底部の外周縁から上方へ延びる筒状の容器壁部と、前記容器壁部の上端から上方へ延びる容器肩部と、前記容器肩部の上部に形成された容器口部と、前記容器口部に設けられたビード部とを有し、
    前記マウンティングカップは、バルブ底部と、前記バルブ底部の外周縁から上方へ延びるバルブ壁部と、前記バルブ壁部の上端から半径方向外方に向かう弧状に形成されたカール部と、前記カール部の下端から下方に延びるスカート壁とを有し、
    前記内袋は、内袋底部と、前記内袋底部の外周縁から上方へ延びる筒状の内袋壁部と、前記内袋壁部の上方に形成された内袋口部とを有し、
    前記内袋口部には、前記内袋口部の上端から半径方向外方へ延びるフランジ部と、前記フランジ部の内周縁から下方に延び前記内袋壁部に接続される内袋首部とが設けられ、
    前記バルブ壁部の外径は、前記ビード部の内径よりも小さく形成され、
    前記スカート壁の内径は、前記ビード部の外径よりも大きく形成され、
    前記フランジ部の外径は、前記ビード部の内径よりも大きく形成され、
    前記内袋口部の外径は、前記ビード部の内径よりも小さく形成されていることを特徴とする二重容器。

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