JP2023027553A - タッチセンサ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを抑制することができるタッチセンサ装置を提供する。【解決手段】タッチセンサ装置1は、電磁波を出力する出力部としての発光部2と、入射面300から入射して内部を伝播する電磁波の進行方向を第1の方向に変換し、さらに内部を伝播する電磁波を第1の方向と異なる第2の方向に平行に進む複数の電磁波に変換して出射面35から出射させ、複数の電磁波からなる検出領域12を生成するライトガイド3と、出射面35に対向して配置され、入射面40から入射する複数の電磁波を第2の方向と異なる第3の方向に変換して出射面41から出射させるプリズム4と、出射面41と対向して配置され、検出対象が検出領域12と交差することによる電磁波の変化を検出する検出部としての受光部5と、を備えて概略構成されている。【選択図】図2
Description
本発明は、タッチセンサ装置に関する。
従来の技術として、発光側装置と、この発光側装置から離隔させて平行に配置され発光側装置から出射されたセンサ光を受光する受光側装置と、を備えた光センサが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
発光側装置は、センサ光の発光を行う発光部と、この発光部からセンサ光が入射する透明の棒状導光体と、を有している。発光側装置の棒状導光体は、長手方向の一つの側面に対して傾斜する反射面を有するドット状反射部が複数設けられている。
受光側装置は、センサ光の受光を行う光検出部と、透明の棒状導光体と、を有している。受光側装置の棒状導光体は、長手方向の一つの側面に対して傾斜する反射面を有するドット状反射部が複数設けられている。光センサは、発光側装置のドット状反射部と、受光側装置のドット状反射部と、が対向するように配置される。
従来の光センサは、発光側装置と受光側装置のドット状反射部が対向しない場合、受光側装置に入射した光が反射を繰り返してその一部が外に出射して光検出部に到達しない可能性があるので、位置合わせの精度を高くする必要があり、製造コストが増加する。
従って本発明の目的は、製造コストを抑制することができるタッチセンサ装置を提供することにある。
本発明の一態様は、電磁波を出力する出力部と、第1の入射面から入射して内部を伝播する電磁波の進行方向を第1の方向に変換し、さらに内部を伝播する電磁波を第1の方向と異なる第2の方向に平行に進む複数の電磁波に変換して第1の出射面から出射させ、複数の電磁波からなる検出領域を生成するガイド部と、第1の出射面に対向して配置され、第2の入射面から入射する複数の電磁波を第2の方向と異なる第3の方向に変換して第2の出射面から出射させる変換出射部と、第2の出射面と対向して配置され、検出対象が検出領域と交差することによる電磁波の変化を検出する検出部と、を備えたタッチセンサ装置を提供する。
本発明によれば、製造コストを抑制することができる。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係るタッチセンサ装置は、電磁波を出力する出力部と、第1の入射面から入射して内部を伝播する電磁波の進行方向を第1の方向に変換し、さらに内部を伝播する電磁波を第1の方向と異なる第2の方向に平行に進む複数の電磁波に変換して第1の出射面から出射させ、複数の電磁波からなる検出領域を生成するガイド部と、第1の出射面に対向して配置され、第2の入射面から入射する複数の電磁波を第2の方向と異なる第3の方向に変換して第2の出射面から出射させる変換出射部と、第2の出射面と対向して配置され、検出対象が検出領域と交差することによる電磁波の変化を検出する検出部と、を備えて概略構成されている。
実施の形態に係るタッチセンサ装置は、電磁波を出力する出力部と、第1の入射面から入射して内部を伝播する電磁波の進行方向を第1の方向に変換し、さらに内部を伝播する電磁波を第1の方向と異なる第2の方向に平行に進む複数の電磁波に変換して第1の出射面から出射させ、複数の電磁波からなる検出領域を生成するガイド部と、第1の出射面に対向して配置され、第2の入射面から入射する複数の電磁波を第2の方向と異なる第3の方向に変換して第2の出射面から出射させる変換出射部と、第2の出射面と対向して配置され、検出対象が検出領域と交差することによる電磁波の変化を検出する検出部と、を備えて概略構成されている。
このタッチセンサ装置は、第1の出射面と第2の入射面が対向するようにガイド部と変換出射部とを配置すれば良いので、位置合わせの精度を高くする必要がある場合と比べて、製造コストが抑制される。
[実施の形態]
(タッチセンサ装置1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係るタッチセンサ装置が配置された車両内部の一例を示す図であり、図1(b)は、タッチセンサ装置のブロック図の一例である。図2(a)は、実施の形態に係るタッチセンサ装置の一例を示す上面図であり、図2(b)は、タッチセンサ装置の構成の一例を説明するための図であり、図2(c)は、タッチセンサ装置の平行光の一例を説明するための図である。
(タッチセンサ装置1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係るタッチセンサ装置が配置された車両内部の一例を示す図であり、図1(b)は、タッチセンサ装置のブロック図の一例である。図2(a)は、実施の形態に係るタッチセンサ装置の一例を示す上面図であり、図2(b)は、タッチセンサ装置の構成の一例を説明するための図であり、図2(c)は、タッチセンサ装置の平行光の一例を説明するための図である。
なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率や形状は、実際の比率や形状とは異なる場合がある。また図1(b)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
本実施の形態のタッチセンサ装置1は、一例として、図1(a)に示すように、車両8の天井80に配置されたルームライト81の点灯と消灯用のタッチスイッチとして用いられているがこれに限定されず、他の電子機器のタッチスイッチとして用いられても良い。ユーザは、タッチセンサ装置1の後述する検出領域12にタッチ操作することによってルームライト81の点灯と消灯を行うことができる。
このタッチセンサ装置1は、図1(b)~図2(c)に示すように、電磁波を出力する出力部としての発光部2と、第1の入射面としての入射面300から入射して内部を伝播する電磁波の進行方向を第1の方向(矢印B方向)に変換し、さらに内部を伝播する電磁波を第1の方向(矢印B方向)と異なる第2の方向(矢印C方向)に平行に進む複数の電磁波に変換して第1の出射面としての出射面35から出射させ、複数の電磁波からなる検出領域12を生成するガイド部としてのライトガイド3と、出射面35に対向して配置され、第2の入射面としての入射面40から入射する複数の電磁波を第2の方向(矢印C方向)と異なる第3の方向(矢印D方向)に変換して第2の出射面としての出射面41から出射させる変換出射部としてのプリズム4と、出射面41と対向して配置され、検出対象が検出領域12と交差することによる電磁波の変化を検出する検出部としての受光部5と、を備えて概略構成されている。
本実施の形態の検出対象は、ユーザの手や指であるが光を遮断するものであればこれら以外のもので良い。
またタッチセンサ装置1は、図2(a)及び図2(b)に示すように、検出領域12を照明する光源としての照明用光源6と、受光部5が検出した電磁波の変化に基づいて照明用光源6をオン、オフさせる制御部7と、を備えている。
さらにタッチセンサ装置1は、図2(b)に示すように、発光部2、受光部5及び照明用光源6が同じ基板13に配置されている。本実施の形態のタッチセンサ装置1は、発光部2、受光部5、照明用光源6及び制御部7が同じ基板13に配置されている。
(発光部2の構成)
本実施の形態の電磁波は、一例として、不可視光線であるがこれに限定されず、可視光線であっても良い。プリズム4は、第2の方向(矢印C方向)に平行に進む複数の不可視光線を受光部5に集光するように構成されている。不可視光線は、一例として、赤外線であるがこれに限定されない。
本実施の形態の電磁波は、一例として、不可視光線であるがこれに限定されず、可視光線であっても良い。プリズム4は、第2の方向(矢印C方向)に平行に進む複数の不可視光線を受光部5に集光するように構成されている。不可視光線は、一例として、赤外線であるがこれに限定されない。
発光部2は、赤外線を出力する、表面実装型の発光ダイオードである。発光部2は、制御部7と電気的に接続され、制御部7から出力される駆動信号S1に基づいて発光及び消灯する。発光部2は、光21を出力する発光面20がライトガイド3の入射面300と対向している。
発光部2は、光21の拡散を抑制するため、発光面20の法線方向に指向性が強い発光ダイオードが使用される。光21は、法線方向に指向性が高いので、ライトガイド3の第1のガイド部30に沿って伝播し易くなると共に第1の変換部31によって全反射し易くなり、光21を効率良く第2の変換部32に導くことができる。なお発光部2の指向性は、一例として、法線方向を基準として±15°が好ましく、±10°がより好ましい。
(ライトガイド3の構成)
図3(a)は、実施の形態に係るタッチセンサ装置のライトガイドの一例を示す上面図であり、図3(b)は、ライトガイドの一例を示す側面図であり、図3(c)は、ライトガイドの反射部の一例を示す図である。
図3(a)は、実施の形態に係るタッチセンサ装置のライトガイドの一例を示す上面図であり、図3(b)は、ライトガイドの一例を示す側面図であり、図3(c)は、ライトガイドの反射部の一例を示す図である。
ライトガイド3は、入射面300を端部301に有する第1のガイド部30、第1のガイド部30にガイドされた光21を矢印B方向に変換する第1の変換部31、及び矢印B方向の光21を矢印C方向に平行に進む複数の光21としての平行光22に変換する複数の反射部34を有する第2の変換部32を備えている。検出領域12は、図2(a)~図2(c)に示すように、複数の平行光22によって形成された領域である。
第2の変換部32は、図3(a)及び図3(b)に示すように、出射面35と対向する側面33に複数の反射部34を有している。また側面33は、図3(a)に示すように、出射面35の先端部36に向けて先細る形状を有している。出射面35は、図2(c)に示すように、プリズム4の入射面40に対して先端部36側の方が近くなるように角度を付けて配置されている。
ライトガイド3は、一例として、ポリカーボネートやアクリルなどの透明な樹脂材料を用いて形成されている。ライトガイド3は、筐体10の開口11から見えないように開口11の外側に配置されている。
ライトガイド3は、図2(c)に一点鎖線で示すように、プリズム4と平行となる位置からプリズム4の方向に角度θ1傾いて配置される。この角度θ1は、一例として、5°<θ1<60°の範囲であることが好ましく、15°<θ1<30°範囲であることがより好ましい。この角度θ1は、主に、後述する反射部34の角度θ5及び角度θ6に基づいて定められる。
第1のガイド部30は、四角柱形状を有している。第1のガイド部30は、発光部2から出力された矢印A方向に進む光21を第1の変換部31に導くように伝播させる。矢印A方向は、発光部2の発光面20の法線方向であり、また基板13の配置面130の法線方向でもある。
図3(b)に示す第1のガイド部30と第2の変換部32のなす角度は、一例として、90°であるがこれに限定されない。第1の変換部31は、第1のガイド部30と第2の変換部32の中間に位置して矢印A方向の進む光21を矢印B方向に反射するミラーとして形成されている。矢印A方向と矢印B方向は、一例として、図3(b)に示すように、なす角度が90°である。つまり第1の変換部31は、矢印A方向に進む光21を直角に反射するように構成されている。従って第1の変換部31のミラーの角度θ3は、第1のガイド部30に対して45°傾いた形状となっている。なお第1の変換部31は、光21が全反射し易いように外側に金属膜が設けられても良い。
第2の変換部32は、一例として、図3(a)に示すように、側面33を延長した線に対する角度θ2の線に沿って複数の反射部34が設けられている。この角度θ2は、一例として、0°<θ2<10°の範囲の角度である。従って第2の変換部32は、先端部36に向かって先細る形状を有している。
複数の反射部34は、図2(b)及び図2(c)に示すように、第2の変換部32に入射した光21を複数の平行光22に変換するものである。反射部34は、図3(c)に示すように、反射面340と側面341とを有している。
反射面340は、図3(c)に示すように、第2の変換部32の内部を伝播する光21を反射させ、出射面35から平行光22として出射させる。反射面340の角度θ5は、側面33からの角度である。角度θ5は、角度が小さくても大きくても光21をプリズム4の方向に効率良く反射することが困難となる。また後述するように、光21を全反射し易くするため、ライトガイド3は、角度θ1傾けて配置される。そのため、角度θ5は、一例として、20°<θ5<40°の範囲であることが好ましい。
また反射部34は、一例として、図3(c)に示すように、隣接する反射部34の間の側面341と側面33とのなす角度θ4が90°である。側面341は、出射面35の方向の反射を抑えるため、90°とされるがこれに限定されない。
反射部34を反射した光21は、図3(c)に示すように、ライトガイド3と空気との屈折率の差から角度θ6ずれて出射する。従ってライトガイド3の角度θ1は、上述したように、主に角度θ5及び角度θ6を考慮して定められている。
(プリズム4の構成)
プリズム4は、一例として、入射面40が平行光22を集光するフレネルレンズとして構成されている。このプリズム4は、平行光22を集光し、さらに集光した光21を反射面42で反射させて90°光路を変換して出射面41から出射させ、受光部5に導くように構成されている。なおプリズム4は、複数のレンズを組み合わせて構成されても良い。プリズム4は、筐体10の開口11から見えないように開口11の外側に配置されている。
プリズム4は、一例として、入射面40が平行光22を集光するフレネルレンズとして構成されている。このプリズム4は、平行光22を集光し、さらに集光した光21を反射面42で反射させて90°光路を変換して出射面41から出射させ、受光部5に導くように構成されている。なおプリズム4は、複数のレンズを組み合わせて構成されても良い。プリズム4は、筐体10の開口11から見えないように開口11の外側に配置されている。
反射面42は、ライトガイド3の第1の変換部31と同様に角度が45°のミラーとして構成されている。
(受光部5の構成)
受光部5は、一例として、フォトダイオードである。受光部5は、制御部7と電気的に接続されている。受光部5は、プリズム4から出射される矢印D方向の光21を受光し、受光した光21の強さを示す受光情報S2を制御部7に出力する。
受光部5は、一例として、フォトダイオードである。受光部5は、制御部7と電気的に接続されている。受光部5は、プリズム4から出射される矢印D方向の光21を受光し、受光した光21の強さを示す受光情報S2を制御部7に出力する。
(照明用光源6の構成)
照明用光源6は、一例として、可視光線である照明光60を出力する発光ダイオードである。照明用光源6は、制御部7と電気的に接続されている。照明用光源6は、制御部7から出力される照明信号S3に基づいて点灯及び消灯を行う。
照明用光源6は、一例として、可視光線である照明光60を出力する発光ダイオードである。照明用光源6は、制御部7と電気的に接続されている。照明用光源6は、制御部7から出力される照明信号S3に基づいて点灯及び消灯を行う。
照明用光源6は、図2(a)及び図2(b)に示すように、基板13の配置面130であって、上面視において検出領域12の中央となる位置に配置されている。照明用光源6は、発光によって筐体10の開口11、つまり検出領域12を照明する。
(制御部7の構成)
図4(a)は、実施の形態に係るタッチセンサ装置の検出領域に操作指が侵入した一例を示す上面図であり、図4(b)は、検出領域に操作指が侵入した一例を示す側面図である。
図4(a)は、実施の形態に係るタッチセンサ装置の検出領域に操作指が侵入した一例を示す上面図であり、図4(b)は、検出領域に操作指が侵入した一例を示す側面図である。
制御部7は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部7が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部7は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
制御部7は、照明用光源6を制御するためのしきい値70を有している。制御部7は、受光部5から取得した受光情報S2に基づいて光21の強さがしきい値70以下である場合、ユーザの操作指9などが検出領域12に侵入、つまり検出領域12にタッチ操作がなされたと判定して、照明用光源6のオン、オフを制御する。
具体的には、ユーザがルームライト81を点灯させるため、図4(a)及び図4(b)に示すように、検出領域12に対してタッチ操作を行うと、操作指9によって平行光22の一部が遮られる。プリズム4を介して集光される光21は、操作指9で遮られることにより、光21の強さが弱くなる。制御部7は、光21の強さがしきい値70以下である場合、タッチ操作がなされたと判定し、照明用光源6のオン、オフを制御する制御信号S4を照明用光源6に出力する。
以下に、本実施の形態のタッチセンサ装置1の動作の一例について図5のフローチャートに従って説明する。
(動作)
タッチセンサ装置1の制御部7は、駆動信号S1によって発光部2を発光させると共に受光部5から受光情報S2を取得する(Step1)。制御部7は、受光情報S2に基づいて光21の強さがしきい値70以下となるか監視する。
タッチセンサ装置1の制御部7は、駆動信号S1によって発光部2を発光させると共に受光部5から受光情報S2を取得する(Step1)。制御部7は、受光情報S2に基づいて光21の強さがしきい値70以下となるか監視する。
制御部7は、光21の強さがしきい値70以下となった場合(Step2:Yes)、タッチ操作がなされたと判定して照明用光源6を制御する(Step3)。制御部7は、タッチ操作がなされたと判定すると、照明用光源6が消灯している場合、照明用光源6を点灯する制御信号S4を出力し、照明用光源6が点灯している場合、消灯する制御信号S4を出力する。
ここでステップ2において制御部7は、光21の強さがしきい値70より大きい場合(Step2:No)、ステップ1に処理を進める。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係るタッチセンサ装置1は、製造コストを抑制することができる。具体的には、タッチセンサ装置1は、ライトガイド3とプリズム4を組み合わせて用いることにより、基板13の配置面130の法線方向に出力された光21を再び配置面130に導くので、発光部2及び受光部5を同じ基板13に配置することができる。従ってタッチセンサ装置1は、発光部と受光部とが別々の基板に配置される場合と比べて、製造コストを抑制することができる。
本実施の形態に係るタッチセンサ装置1は、製造コストを抑制することができる。具体的には、タッチセンサ装置1は、ライトガイド3とプリズム4を組み合わせて用いることにより、基板13の配置面130の法線方向に出力された光21を再び配置面130に導くので、発光部2及び受光部5を同じ基板13に配置することができる。従ってタッチセンサ装置1は、発光部と受光部とが別々の基板に配置される場合と比べて、製造コストを抑制することができる。
タッチセンサ装置1は、発光部2として1つの発光ダイオードと受光部5として1つのフォトダイオードを用いて検出領域12に対するタッチ操作を検出することができるので、検出領域に対するタッチ操作を複数の発光素子や複数の受光素子で検出する場合と比べて、これらの数を削減して製造コストを抑制することができる。
タッチセンサ装置1は、プリズム4に対してライトガイド3の第2の変換部32を傾けて配置するので、平行に配置する場合と比べて、ライトガイド3を伝播する光21を内部で全反射し易くして反射による光21の強さの低下を抑制することができる。
このタッチセンサ装置1は、出射面35と入射面40が対向するようにライトガイド3とプリズム4とを配置すれば良いので、位置合わせの精度を高くする必要がある場合と比べて、製造コストが抑制される。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…タッチセンサ装置、2…発光部、3…ライトガイド、4…プリズム、5…受光部、6…照明用光源、7…制御部、12…検出領域、13…基板、20…発光面、21…光、22…平行光、30…第1のガイド部、31…第1の変換部、32…第2の変換部、34…反射部、35…出射面、40…入射面、41…出射面、60…照明光、300…入射面、301…端部、340…反射面、341…側面
Claims (6)
- 電磁波を出力する出力部と、
第1の入射面から入射して内部を伝播する前記電磁波の進行方向を第1の方向に変換し、さらに内部を伝播する前記電磁波を前記第1の方向と異なる第2の方向に平行に進む複数の前記電磁波に変換して第1の出射面から出射させ、複数の前記電磁波からなる検出領域を生成するガイド部と、
前記第1の出射面に対向して配置され、第2の入射面から入射する複数の前記電磁波を前記第2の方向と異なる第3の方向に変換して第2の出射面から出射させる変換出射部と、
前記第2の出射面と対向して配置され、検出対象が前記検出領域と交差することによる前記電磁波の変化を検出する検出部と、
を備えたタッチセンサ装置。 - 前記検出領域を照明する光源と、
前記検出部が検出した前記電磁波の変化に基づいて前記光源をオン、オフさせる制御部と、
を備えた、
請求項1に記載のタッチセンサ装置。 - 前記出力部、前記検出部及び前記光源が同じ基板に配置された、
請求項2に記載のタッチセンサ装置。 - 前記ガイド部は、前記第1の入射面を端部に有する第1のガイド部、前記第1のガイド部にガイドされた前記電磁波を前記第1の方向に変換する第1の変換部、及び前記第1の方向の前記電磁波を前記第2の方向に平行に進む複数の前記電磁波に変換する複数の反射部を有する第2の変換部を備えた、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のタッチセンサ装置。 - 前記第2の変換部は、前記第1の出射面と対向する側面に前記複数の反射部を有し、
前記側面は、前記第1の出射面の先端部に向けて先細る形状を有し、
前記第1の出射面は、前記変換出射部の前記第2の入射面に対して先端部側の方が近くなるように角度を付けて配置される、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のタッチセンサ装置。 - 前記電磁波は、不可視光線であり、
前記変換出射部は、前記第2の方向に平行に進む複数の前記不可視光線を前記検出部に集光する、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のタッチセンサ装置。
Priority Applications (1)
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2021
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