JP2023025452A - 報知装置、報知方法及び報知プログラム - Google Patents

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哲 宮田
Satoru Miyata
真巳 中村
Masami Nakamura
義仁 木下
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真哉 三原
Shinya Mihara
昌幸 高田
Masayuki Takada
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Abstract

Figure 2023025452000001
【課題】自車両から他車両に対する危険と見做される運転を行ってしまうリスクを低減することが可能な報知装置を提供すること。
【解決手段】本開示にかかる報知装置100は、自車両1の周囲を撮像した画像を取得する画像取得部110と、画像から他車両2を画像認識する画像認識部120と、画像認識された他車両2に関する他車両情報D2を取得する他車両情報取得部130と、自車両1の走行情報を含む自車両情報D1を取得する自車両情報取得部140と、他車両情報D2と自車両情報D1とに基づいて、自車両1が他車両2に対して危険走行を行っているか否かを判定する危険走行判定部150と、危険走行判定部150における判定結果に基づいて報知を制御する報知制御部180と、を備える。
【選択図】図2

Description

本開示は、報知装置、報知方法及び報知プログラムに関する。
近年、煽り運転が社会的な問題となっている。この問題を解決するため、煽り運転を防止する技術が知られている。関連する技術として、例えば、特許文献1は、固有情報(ナンバープレート)ごとに運転傾向を記憶するサーバから、自車両の周囲を走行する他車両の運転傾向を受信し、受信した情報に基づいて自車両の運転支援を行う安全運転支援システムを開示する。このシステムでは、周囲の他車両が危険運転を行う可能性が高い危険車両である場合、自車両の運転者にその旨を通知する。
また、別の関連する技術として、特許文献2は、推定した運転者の感情と車両の状況とに基づいて、運転者に通知制御を行う車両制御装置を開示する。この車両制御装置は、運転者の心拍数や血圧などのバイタルデータ、ブレーキ操作量、及び車間距離に応じて、運転者の興奮レベルや恐怖レベルを判断する。また、運転者の運転が荒くなることを危険として予測し、予測結果に応じて、メッセージや音楽等により運転者にリラックスを促す通知を行う。
特開2018-195184号公報 特開2008-062852号公報
自車両が他車両から煽り運転を受ける場合、車両同士の衝突事故や、運転者同士のトラブルなどに発展するリスクが生じる。特許文献1で開示される技術のように、周囲の危険車両の存在を検知することで、このようなトラブルを回避し、自身の安全を確保することができる。一方、自身が他車両に対し危険と見做される運転を行ってしまう場合、他者に事故発生のリスクを与えるだけでなく、自身の社会的信用が失われるおそれもある。危険と見做される運転とは、例えば、自身は十分な車間距離を取っているつもりであったり、他車両へのやむを得ない急接近であったりした場合であっても、他車両からはそう見做されない場合がある、ことを含む。自身が他車両に対して危険と見做される運転を行ってしまう場合、自身がどのような車両に対して危険と見做される運転を行ってしまう傾向にあるのかを適切に把握し、運転方法の改善に繋げることが望ましい。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、自車両から他車両に対する危険と見做される運転を行ってしまうリスクを低減することが可能な報知装置、報知方法及び報知プログラムを提供することにある。
本開示にかかる報知装置は、
自車両の周囲を撮像した画像を取得する画像取得部と、
前記画像から他車両を画像認識する画像認識部と、
画像認識された前記他車両に関する他車両情報を取得する他車両情報取得部と、
前記自車両の走行情報を含む自車両情報を取得する自車両情報取得部と、
前記他車両情報と前記自車両情報とに基づいて、前記自車両が前記他車両に対して危険走行を行っているか否かを判定する危険走行判定部と、
前記危険走行判定部における判定結果に基づいて報知を制御する報知制御部と、を備える。
本開示にかかる報知方法は、
自車両の周囲を撮像した画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像から他車両を画像認識する画像認識ステップと、
画像認識された前記他車両に関する他車両情報を取得する他車両情報取得ステップと、
前記自車両の走行情報を含む自車両情報を取得する自車両情報取得ステップと、
前記他車両情報と前記自車両情報とに基づいて、前記自車両が前記他車両に対して危険走行を行っているか否かを判定する危険走行判定ステップと、
前記危険走行判定ステップにおける判定結果に基づいて報知を制御する報知制御ステップと、を備える。
本開示にかかる報知プログラムは、
自車両の周囲を撮像した画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像から他車両を画像認識する画像認識ステップと、
画像認識された前記他車両に関する他車両情報を取得する他車両情報取得ステップと、
前記自車両の走行情報を含む自車両情報を取得する自車両情報取得ステップと、
前記他車両情報と前記自車両情報とに基づいて、前記自車両が前記他車両に対して危険走行を行っているか否かを判定する危険走行判定ステップと、
前記危険走行判定ステップにおける判定結果に基づいて報知を制御する報知制御ステップと、をコンピュータに実行させる。
本開示にかかる報知装置、報知方法及び報知プログラムは、自車両から他車両に対する危険と見做される運転を行ってしまうリスクを低減することを可能とする。
実施形態にかかる報知装置を搭載した自車両の上面図である。 実施形態にかかる報知装置の構成を示すブロック図である。 実施形態にかかる報知装置が危険走行履歴情報を取得するまでの処理を示すフローチャートである。 実施形態にかかる報知装置が行う報知制御処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。
まず、図1を用いて、本実施形態の概要を説明する。図1は、本実施形態にかかる報知装置100を搭載した自車両1の上面図である。自車両1は、報知装置100を含む報知システム1000を搭載している。報知システム1000は、主な構成として、報知装置100、表示部310、スピーカ320、及びカメラ200を備えている。報知装置100は、自車両1の任意の位置に設置され、報知システム1000の各構成を適宜制御する。表示部310及びスピーカ320は、後述する報知部300として機能する。
報知システム1000は、自車両1の周囲をカメラ200で撮像し、撮像画像に含まれる他車両2(不図示)を画像認識する。報知システム1000は、画像認識された他車両2に対して、自車両1が煽り運転等を行っているか否かを所定の処理により判定し、その判定結果に応じて報知を行うものである。
ここで、他車両2は、自車両1の周囲に存在する車両である。自車両1及び他車両2は、自動車、自動二輪車、原動機付自転車、及び自転車などの種々の車両を含み得る。自車両1及び他車両2は、例えば、バス、トラック、又はタクシーなどの事業用自動車であってもよいし、自家用自動車であってもよい。他車両2は、自車両1の周囲に複数存在してもよい。
続いて、図2を用いて、報知システム1000の各構成を説明する。図2は、本実施形態にかかる報知システム1000の構成を示すブロック図である。報知システム1000は、カメラ200、報知部300、及び報知装置100を備えている。
カメラ200は、報知システム1000の周囲を撮像して報知装置100に画像データを出力する。カメラ200は、例えば、報知システム1000の周囲を360度の画角で撮像可能な全天周カメラであってよい。また、カメラ200は、自車両1の前方又は後方を向いて設置される広角カメラなどであってもよい。カメラ200は、周囲を撮像可能な任意の場所に設置されてよい。
ここでは、カメラ200は自車両1の車室内に固定されているものとする。カメラ200は、たとえば全天周カメラであって、自車両1の前方、後方、及び左右方向を撮像する。したがって、カメラ200による得られる撮像画像には、自車両1の周囲に存在する他車両2が含まれ得る。
カメラ200は、自車両1の前方や後方を撮像するものであってもよい。カメラ200は、複数台設けられてもよい。カメラ200から得られる撮像画像は、静止画像であってもよいし、動画像であってもよい。カメラ200は、画像データを所定の時間間隔で報知装置100に出力してよい。カメラ200は、自車両1の外部だけでなく、自車両1の車室内を撮像可能であってもよい。
報知部300は、表示部310及びスピーカ320を備えている。表示部310は、ダッシュボードなどにおいて、運転者に情報を提示できるように設置された表示装置である。表示部310は、例えば液晶パネルまたは有機EL(Electro Luminescence)パネル、ランプなどであってよい。また、表示部310は、運転者や同乗者からの入力を受け付ける入力部の機能を備えていてもよい。ここでは、表示部310は、報知装置100に対する入力操作を行うことが可能なタッチパネルが一体となっているものとする。自車両1の運転者等は、表示部310を指などでタッチすることで、報知装置100への入力を行うことができる。スピーカ320は、運転者に対して音声により情報を出力する音声出力装置である。スピーカ320は、ブザーなど、音で運転者に報知する装置で代替されてもよい。
続いて、報知装置100の構成について詳細に説明する。
報知装置100は、画像取得部110、画像認識部120、他車両情報取得部130、自車両情報取得部140、危険走行判定部150、危険走行履歴管理部160、報知形態決定部170、及び報知制御部180を備えている。
画像取得部110は、自車両1の周囲を撮像した画像をカメラ200から取得する。撮像画像は、自車両1の周囲に存在する他車両2を含み得る。1つの撮像画像に複数の他車両2が含まれていてもよい。他車両2は、自車両1の前方、後方、及び左右方向のいずれに存在するものであってもよい。
画像認識部120は、画像取得部110において取得された撮像画像から、他車両2を画像認識する。画像認識には、周知の画像認識技術が用いられてよい。1つの撮像画像に複数の他車両2が含まれている場合、画像認識部120は、複数の他車両2のそれぞれを抽出し、画像認識を行う。
画像認識部120は、画像認識により他車両2に関する他車両情報D2を生成し、他車両情報取得部130に出力する。ここで、他車両情報D2は、例えば、他車両2のナンバープレート情報と、他車両2の車両特徴情報と、を含み得る。他車両情報D2は、ナンバープレート情報及び車両特徴情報のいずれか一方を含んでもよいし、これら以外の情報を含んでもよい。
ナンバープレート情報は、他車両2のナンバープレートの画像から得られる情報である。ここで、ナンバープレートは、他車両2の登録番号を表示するものである。ナンバープレートは、例えば、自動車登録番号標、車両番号標、標識等であってよい。
ナンバープレート情報は、例えば日本国において、ナンバープレートに記載された登録地名、分類番号、かな文字及び一連指定番号等を含み得る。登録地名は、車両を登録した登録地の地名を示すものである。分類番号は、他車両2の種別及び用途による分類を示すものである。例えば、分類番号が「500」である場合、画像認識部120は、他車両2が小型乗用自動車であると認識することができる。かな文字は、事業用、自家用などの用途を示すものである一連指定番号は、車両ナンバーの一部であって、ナンバープレートの予め定められた位置において比較的目立つように記載された4桁等の番号である。画像認識部120は、OCR(Optical Character Recognition)等の画像認識処理を用いて、これらの文字情報を取得してよい。
また、ナンバープレート情報は、ナンバープレートの形状、大きさ、配色、及び図柄などの情報を含んでもよい。例えば、日本国においてナンバープレートが黄地に黒字であった場合、画像認識部120は、他車両2が自家用軽自動車であると認識することができる。ナンバープレート情報は、これらの特徴を示すテキストデータであってもよいし、これらの特徴を示す撮像画像であってもよい。
車両特徴情報は、他車両2の特徴を示す情報である。車両特徴情報は、他車両2の外観から得られる情報を含み得る。車両特徴情報は、例えば、他車両2の塗装色を示す色情報、車種を示す車種情報、及び車両メーカを示すメーカ情報などを含み得る。車種情報は、車両の車名(型式)を示してもよいし、車両のモデル名や車両種別(セダン、ワゴン、ミニバン、スポーツタイプ、トラック等)を示してもよい。車両特徴情報は、これらの特徴を示すテキストデータであってもよいし、上記の特徴を示す撮像画像であってもよい。
また、車両特徴情報は、他車両2のナンバープレートや車体に限らず、他車両2の運転者等の情報を含んでもよい。例えば、他車両2の運転者及び同乗者の顔認識の結果である乗車人数、運転者の性別や推定年齢などが車両特徴情報に含まれてもよい。また、二輪車等の場合には、運転者及び同乗者のヘルメットの色や図柄等が車両特徴情報に含まれてもよい。このようにすることで、より精度よく他車両2の車両特徴を特定でき、自車両1が危険走行を行いやすい車両や、その車両の運転者等の傾向をより細かく把握できる。
他車両情報取得部130は、画像認識部120で生成された他車両情報D2を取得する。他車両情報取得部130は、他車両情報D2を所定の情報と対応付けて、報知装置100が備える記憶部(不図示)に記憶する。所定の情報は、例えば、他車両2を識別する車両特徴情報、撮像日時、及び撮像方向などであってよい。
他車両情報取得部130は、他車両情報D2として、自車両1との車間距離情報を取得する。他車両情報取得部130は、例えば、他車両2と自車両1との車間距離を、画像認識部120で認識した他車両2のナンバープレートの大きさから推定してもよい。他車両情報取得部130は、距離センサ(LiDAR:Light Detection and Ranging)などのセンサ類から他車両2と自車両1との車間距離情報を取得してもよい。
また、他車両情報取得部130は、他車両情報D2として、自車両1との位置関係情報を取得してもよい。他車両2と自車両1との位置関係とは、例えば、他車両2が自車両1に対して前方を走行しているのか、後方を走行しているのかという情報である。他車両情報取得部130は、例えば、他車両2と自車両1との位置関係を、画像取得部110が取得した撮像画像のどの位置に他車両2が存在していたか、言い換えると、画像認識部120が他車両2を撮像画像のどの位置で認識したかに応じて、他車両2と自車両1との位置関係情報を取得する。
また、他車両情報取得部130は、複数の撮像画像間に含まれる他車両2を、他車両情報D2に基づいて、対応付けて管理する。例えば、時刻t1の撮像画像と時刻t2の撮像画像の双方に、類似する他車両情報D2を有する車両が認識された場合、他車両情報取得部130は、これらの車両が同一の車両であると判定する。他車両情報D2が類似するか否かは、所定の閾値を設けて判定してよい。このようにすることで、異なる時刻で撮像された複数の画像間で他車両2を対応付けることができるので、自車両1に対する他車両2の位置変化を時系列に沿って把握することができる。
なお、複数画像間における他車両2の対応付けは、ナンバープレート情報及び車両特徴情報のいずれか一方を用いて行ってもよいし、双方を加味して行ってもよい。また、例えば、4桁の一連指定暗号が一致している場合には、他の要素(例えば、色情報)の類似度が低い場合でも、同一の車両であると認識するなど、適宜重み付けを行ってもよい。また、ナンバープレート及び車両特徴情報以外の情報を加味して対応付けを行ってもよい。
自車両情報取得部140は、自車両1に関する自車両情報D1を取得する。自車両情報D1は、例えば、自車両1の走行情報を含み得る。走行情報は、自車両1の走行状態に関する情報である。走行情報は、例えば、自車両1の速度、加速度、ハンドルの操作量、アクセルペダルの操作量、及びブレーキペダルの操作量などの情報などを含み得る。自車両情報取得部140は、CAN(Controller Area Network)等の通信バスを介して、自車両1が備える図示しないECU(Electronic Control Unit)等と通信可能に接続されている。自車両情報取得部140は、ECUからこれらの走行情報を取得してよい。
また、自車両情報取得部140は、加速度センサや距離センサなどのセンサ類から走行情報を取得してもよい。自車両情報取得部140は、撮像画像から走行情報を取得してもよい。例えば、撮像画像から他車両2との車間距離や左右方向の揺れを算出し、算出結果を走行情報として取得してもよい。また、撮像画像等から、自車両1が車線を逸脱したか否かを判定し、判定結果を走行情報として取得してもよい。これらに限らず、自車両情報取得部140は、公知の技術により取得可能な種々の情報を走行情報として取得してよい。
また、自車両情報D1は、自車両1の運転者のバイタルデータや音声情報を含んでもよい。バイタルデータは、例えば、運転者の体温、脈拍、脳波、表情、視線方向、又は血圧などである。音声情報は、自車両1内のマイクロフォン(不図示)から集音した運転者の音声である。これらを用いることで、運転者の感情の起伏を検出することができる。例えば、運転者の興奮状態などを検出することで、報知の判定に反映させることができる。
さらに、自車両情報D1は、自車両1の周囲の環境に関する情報を含んでもよい。例えば、自車両情報D1は、渋滞情報、天候情報、路面情報などを含んでよい。自車両情報取得部140は、これらの情報を適宜取得してよい。また、自車両情報D1は、自車両1が自動運転により走行しているか否かの情報を含んでもよい。
このように、自車両情報D1に走行情報以外の情報を含むことで、よりきめ細かく報知条件を決定することができる。例えば、自車両1の車体の大きさや、運転者の感情の起伏に応じて、危険走行の判定の条件を調整することができる。
危険走行判定部150は、他車両情報D2と自車両情報D1とに基づいて、自車両1が他車両2に対して危険走行を行っているか否かを判定する。ここで、危険走行は、道路上において他車両2に危険を生じさせるおそれのある走行をいう。危険走行は、いわゆる煽り運転に該当する走行方法を含み得る。危険走行は、例えば、自車両1から他車両2に対する急加速、急減速、蛇行運転、ヘッドライトやブレーキランプの明滅、及び走行中の異常な接近などである。これに限らず、危険走行は、他車両2の走行を妨害し得る種々の走行を含み得る。ここでは、このような急加速などの危険走行の種別を「危険種別」と称して説明を行う。
危険走行判定部150は、他車両情報D2及び自車両情報D1に基づいて、自車両1の他車両2に対する走行における危険種別を判定する。危険走行判定部150は、他車両情報D2に含まれる、自車両1と他車両2との車間距離、車間距離の変化量(例えば、急接近)、及び自車両情報D1に含まれる自車両1の走行速度、走行速度の変化量などに応じて、自車両1が他車両2に対して危険走行を行っているか否かを判定する。危険走行判定部150は、例えば、自車両1と他車両2との車間距離が急接近し、かつ、自車両1の走行速度が車間距離の変化と同様の変化を示す場合や、自車両1と他車両2との車間距離が所定距離以上に接近した状態であり、かつ、自車両1が蛇行運転していることを示す場合に、自車両1が他車両2に対して危険走行を行っていると判定する。危険走行判定部150は、自車両情報D1に依らず、他車両情報D2に基づいた危険走行の判定を行ってもよい。危険走行判定部150は、これらの複数の要素を組み合わせて判定を行ってもよい。危険走行判定部150は、例えば、自車両情報D1に含まれる運転者のバイタルデータ、音声情報、渋滞情報などを加味して、危険走行を行っているか否かを判定してよい。危険走行判定部150は、これらの情報を利用し、独自のアルゴリズムを用いて危険走行の有無を判定することができる。危険走行判定部150は、自車両1と他車両2との車間距離の急接近や自車両1の蛇行運転が繰り返された場合に、自車両1が他車両2に対して危険走行を行っていると判定してもよい。
なお、車間距離が所定距離以上に近い場合や車間距離の急接近などは、自車両1が危険な運転を行っている場合に限らず、他車両2の運転行動に依るものであるケースもある。本願では自車両1が他車両2に対して危険走行を行っているか否かを判定するが、他車両2が自車両1に対して危険走行を行っているケースとの判別については公知の技術を用いるものとする。
また、危険走行判定部150は、危険走行であるか否かを判定するだけでなく、自車両1の走行の危険レベルを判定してもよい。危険走行判定部150は、例えば「車間距離が比較的近い」などの表現を用いて危険レベルを判定してもよいし、危険種別ごとに対応付けられた数値を用いて危険レベルを判定してもよい。
例えば、「急ブレーキは2点」、「車間距離が近い場合は1点」、などのように数値を対応付けることで、危険種別ごとに危険さを数値化することができる。また、例えば、車間距離が近くなるほどに数値が大きくなるように数値を設定してもよい。危険レベルは、自車両情報D1及び他車両情報D2のいずれか又は双方を考慮して判定されてもよい。例えば、同じ「車間距離が近い」場合であっても、他車両2が二輪車である場合には、他車両2が普通自動車の場合よりも危険レベルが高くなるようにしてもよい。
このように、危険レベルを判定することで、一般的には煽り運転と認識されるレベルには至らないものの、他車両2の交通上の危険が高まる場合や、他車両2の運転者に心理的負担を与えるような場合についても、自車両1の走行状態を適切に把握して対応に繋げることができる。
危険走行履歴管理部160は、危険走行を行っているか否かの判定結果及び危険レベルの判定結果を、危険走行履歴情報として記憶部に記憶する。危険走行履歴情報は、例えば、自車両1が危険走行を行っていると判定した場合の、対象車両である他車両2の車両特徴情報、走行日時、危険種別、及び危険レベルなどが対応付けられたものであってよい。これに限らず、運転者のバイタルデータや感情の起伏を示す情報がさらに対応付けられていてもよい。このようにすることで、自車両1の危険走行の履歴を、車両特徴情報ごとに、時系列で管理することができる。
また、危険走行履歴管理部160は、危険走行履歴情報を管理する。例えば、危険走行履歴管理部160は、所定期間(例えば6か月)以前の危険走行履歴情報を削除するなどしてよい。
報知制御部180は、危険走行判定部150が判定した危険走行を行っているか否かの判定結果及び危険レベルの判定結果に基づいて報知を行うか否かを決定する。報知制御部180は、報知条件が満たされた場合に報知を行うと決定し、そうでない場合は報知を行わないと決定する。報知条件は、自車両1の危険走行の有無、危険種別、及び危険レベルなどによって、任意に設定されてよい。例えば、報知制御部180は、危険走行判定部150において自車両1が他車両2に対して危険走行を行ったと判定された場合、報知を行うことをただちに決定する。
また、報知制御部180は、危険走行履歴管理部160が管理する所定期間内における危険走行履歴情報を参照して、当該期間内の走行履歴に基づいて、報知を行うか否かを決定してもよい。例えば、自車両1の走行開始時から現在時刻まで、又は、高速道路での走行を開始してから現在時刻まで、などというように、特定期間における危険走行履歴情報に基づいて、報知を行うか否かを決定してよい。
また、報知制御部180は、危険レベルが閾値以上となる場合に報知を行うと決定してもよい。報知制御部180は、所定期間内で危険レベルを合計し、合計値と所定の閾値とを比較してもよい。所定期間内に危険レベルの合計値が閾値以上となった場合に、報知を行うことを決定してよい。
報知制御部180は、報知を行うと決定した場合、報知部300、通信端末330、及び管理者用通信端末340等に対する報知を制御する。または、その旨を報知形態決定部170に出力する。
報知形態決定部170は、報知制御部180において報知を行うと決定された場合、報知形態を決定する。報知形態は、報知対象、報知方法、及び報知内容などの組み合わせであってよい。
報知対象は、例えば、自車両1の報知部300、自車両1の運転者が所有する通信端末330(不図示)、及び自車両1の運転者が所属する法人等の管理者用通信端末340(不図示)などであってよい。通信端末330及び管理者用通信端末340は、例えば、スマートフォン、携帯電話、又はタブレット端末、PC(Personal Computer)などであってよい。通信端末330及び管理者用通信端末340は、それぞれ報知装置100と有線又は無線により接続し、それぞれの端末が備える表示部に報知内容を表示させるなどしてもよい。
報知方法は、報知対象に報知する方法である。報知方法は、例えば、画像、音声、及びテキストなどの出力による方法を含み得る。報知形態決定部170は、例えば、表示部310への警告表示や、スピーカ320への音声やブザー音の出力など、報知対象に適した報知方法を決定する。
報知内容は、報知対象に報知する内容である。報知形態決定部170は、他車両情報D2などに基づいて、報知内容を決定してよい。報知形態決定部170は、例えば、他車両2のナンバープレート情報に基づいて報知内容を決定する。例えば、自車両1が特定のナンバープレートの他車両2に接近する傾向がある場合、特定の他車両2を運転する運転者のブレーキをかける頻度や走行速度などの運転傾向と、自車両1の運転者の運転傾向が異なるなどの理由により、車間距離を一定に保つことが難しいケースが想定される。このとき、「ナンバー○○○○の車両との車間距離が近くなっています。」などと表示するように報知内容を決定してよい。さらに、「車線を変更するか、間に他の車を1台入れてください。」などと提案するように表示するように報知内容を決定してもよい。
また、報知形態決定部170は、他車両2の車両特徴情報に基づいて報知内容を決定してもよい。例えば、自車両1が軽自動車などの特定の車両種別の他車両2に接近する傾向がある場合、特定種別の他車両2の車体が小さいために車間距離を過大に認識してしまうケースや、大型トラックや路線バスなどの加速・減速特性と自車両1の加速・減速特性が異なるなどの理由により、車間距離を一定に保つことが難しいケースなどが想定される。このとき、「軽自動車(または大型トラック・路線バス)に対する急接近が増えています。十分な車間距離をとるよう注意してください。」などと表示するように報知内容を決定してよい。
さらに、報知形態決定部170は、危険種別及び危険レベルのいずれか又は双方に基づいて、報知形態を決定してもよい。例えば、危険レベルの大きさに応じて、音量を大きくする、表示画面の色を変える、表示を点滅させる、などというように報知形態を決定してよい。また、通常は表示部310にのみ報知を行い、危険レベルが所定値以上となった場合には、管理者用通信端末340へも併せて報知を行う、というように決定してもよい。また、その旨を表示部310に表示させて、運転者に注意を促してもよい。また、例えばバイタルデータから運転者の急病が疑われるような場合には、その旨を管理者用通信端末340に報知するようにしてもよい。
また、報知形態決定部170は、運転中以外のタイミングで報知を行うよう、報知形態を決定してもよい。例えば、運転終了時に「今日は、危険な運転はありませんでした。」などの表示や音声が自動で報知されるようにしてもよい。または、「警告があります。軽自動車に対して煽り運転と認定されかねない運転を行っている可能性があります。十分な車間距離を保ちましょう。」などの警告を報知してもよい。これらの警告は、運転中の所定のタイミングで報知されてもよい。
また、報知形態決定部170は、所定の期間における危険走行履歴情報を運転者や法人等の管理者が閲覧可能となるように、報知形態を決定してもよい。例えば、年単位、月単位、週単位、又は1日単位などの期間ごとの危険走行履歴情報をレポートとして、表示部310、通信端末330、及び管理者用通信端末340に出力するようにしてもよい。報知形態決定部170は、ナンバープレート情報、車両特徴情報、危険種別、及び危険レベルなどを項目別にして、運転者の運転傾向を容易に把握できるように、表形式やグラフ形式にしてレポートを出力するようにしてもよい。また、報知形態決定部170は、例えば曜日や時間帯なども加味して、運転者の運転傾向を分析し、レポートに反映してもよい。
また、例えば、「軽自動車との車間距離が十分とれていない傾向があります。車体が小さいため、車間距離を測れていない可能性があります。」、「前方にバスやトラックがいる場合、車線を逸脱することがあります。前の道路状況を見ようとし過ぎていませんか?」、「青色や黒色の車両との車間距離が近い傾向があります。少し広めに車間距離をとってください。」などの提案を含むようにレポートを出力してもよい。
報知形態決定部170は、走行情報を含む自車両情報D1を、これらの情報と併せて出力してもよい。また、天候や路面の状況等を取得して、これらと併せて分析し、その結果を出力してもよい。このように、より詳細な状況を分析して出力することで、運転者が認識していない傾向についても容易に把握することができる。これらのレポートは、表示部310、通信端末330、又は管理者用通信端末340において、任意のタイミングで閲覧可能であってよい。
このように、走行状況に応じた報知を行うことで、運転者は自身の行動を客観的に見直すことができる。また、管理者は運転者の走行状況を適切に管理することができる。
報知制御部180は、報知形態決定部170において決定された報知形態に従い、報知部300、通信端末330、及び管理者用通信端末340等に対する報知を制御する。報知制御部180は、報知に必要な報知情報を生成し、これらの報知対象に報知情報を送信することで、報知対象への報知を実行させる。
続いて、図3及び図4のフローチャートを用いて、本実施形態にかかる報知装置100が行う処理を説明する。図3は、報知装置100が危険走行履歴情報を取得するまでの流れを示すフローチャートである。
まず、画像取得部110は、自車両1の周囲の撮像画像をカメラ200から取得する(S101)。次に、画像認識部120は、撮像画像において他車両2を画像認識する(S103)。画像認識には、任意の画像認識技術が用いられてよい。複数の他車両2が撮像画像に含まれる場合は、それぞれの他車両2について画像認識を行ってよい。
他車両情報取得部130は、画像認識された他車両2について、他車両情報D2を取得する(S105)。他車両情報D2は、他車両2のナンバープレート情報、色情報、車種情報などの他車両2の車両特徴情報とを含み得る。他車両情報取得部130は、ナンバープレート情報から、他車両2の4桁の一連指定番号等の情報を取得することができる。
自車両情報取得部140は、自車両情報D1を取得する(S107)。自車両情報D1は、自車両1の走行情報を含み得る。自車両情報取得部140は、走行情報から、自車両1の速度、加速度、及びハンドルの操作量等を取得することができる。走行情報は、CAN等を介してECUから取得してよい。また、自車両情報D1は、走行情報以外の情報(例えば、車種など)の情報を含んでもよい。なお、ステップS105及びS107は、順序が逆であってもよい。
続いて、危険走行判定部150は、他車両情報D2と自車両情報D1とに基づいて、他車両2に対する自車両1の危険走行レベルを判定する(S109)。危険走行判定部150は、判定の結果を、危険走行履歴情報として記憶部に記憶する(S111)。危険走行履歴情報は、車両特徴情報、走行日時、危険種別、及び危険レベルなどと対応付けられてよい。危険走行判定部150は、自車両1が走行中か否かを判定する(S113)。自車両1が走行中である場合(S113のYES)、ステップS101の処理に戻り、移行の処理を繰り返す。これにより、自車両1の走行中における危険走行履歴情報を蓄積することができる。自車両1が走行中でない場合(S113のNO)、処理を終了する。
続いて、図4を用いて、蓄積された危険走行履歴情報に基づいて、報知装置100が報知を行うまでの報知制御処理を説明する。図4は、報知装置100が行う報知制御処理を示すフローチャートである。
報知制御部180は、危険走行履歴情報を参照し、所定の報知条件に基づいて、報知を行うか否かを判定する(S201)。報知条件は、自車両1の危険走行の有無、危険種別、及び危険レベルなどによって、任意に設定されてよい。報知制御部180は、自車両1の走行状況に応じて、ただちに報知を行うと決定してもよいし、所定期間内の走行状況に応じて、報知を行うか否かを決定してもよい。例えば、報知制御部180は、高速道路での走行を開始してから現在時刻までの危険走行履歴情報を参照し、危険レベルが閾値以上となる場合に報知を行うと決定するなどしてよい。
ステップS201で報知を行うと判定されなかった場合(S201のNO)は、ステップS207の処理に進む。ステップS201で報知を行うと判定された場合(S201のYES)、報知形態決定部170は、報知形態を決定する(S203)。報知形態は、報知対象、報知方法、及び報知内容などの組み合わせであってよい。報知対象は、自車両1の報知部300、運転者の通信端末330、及び管理者用通信端末340などであってよい。報知方法は、画像や音声など、任意の方法であってよい。報知内容は、報知する画像や音声の内容などであってよい。報知形態決定部170は、ナンバープレート情報、車両特徴情報、危険種別、及び危険レベルの一部又は全部を用いて、報知形態を決定してよい。なお報知形態を決定するステップS203は必須の構成ではなく、予め定められた報知形態によって報知を行ってもよい。
報知制御部180は、決定された報知形態に従い、報知を行うように報知装置100を制御する(S205)。報知制御部180は、報知に必要な報知情報を生成し、報知対象に報知情報を送信することで、報知対象への報知を実行させる。報知制御部180は、自車両1が走行中であるか否かを判定する(S207)。自車両1が走行中の場合(S207のYES)、ステップS201の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。自車両1が走行中でない場合(S207のNO)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態にかかる報知装置100は、自車両1の周囲の撮像画像から他車両2を画像認識し、他車両2に関する他車両情報D2を取得する。他車両情報D2には、例えば、他車両2のナンバープレート情報と、他車両2の車両特徴情報とを含み得る。また、報知装置100は、自車両1の走行情報を含む自車両情報D1を取得する。報知装置100は、取得された他車両情報D2と自車両情報D1とに基づいて、自車両1が他車両2に対して危険走行を行っているか否かを判定する。また、報知装置100は、危険走行と判定されるまでには至らない走行を含めて、自車両1の走行に関する危険種別及び危険レベルを判定することができる。
報知装置100は、判定の結果を記憶部に記録し、所定の報知条件を満たした場合に、報知を行う。報知条件は、自車両1の危険走行の有無、危険種別、及び危険レベルなどによって、任意に設定することができる。また、報知装置100は、危険種別や危険レベルに応じた報知形態を決定し、画像、音声、及びテキスト等により、効果的に報知を行うことができる。
このような構成により、本開示にかかる報知装置100によれば、特定の他車両2への危険と見做される運転を運転者自身が把握することができるので、他車両2に対する危険と見做される運転を未然に防ぎ、相互の安全安心に貢献することができる。また、法人等においては、所属する運転者の運転傾向を把握することで、危険と見做される運転や交通事故により生じる社会的信用の損失を未然に防ぐことができる。
<ハードウエアの構成例>
報知装置100の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。例えば、本開示は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、図2に示すカメラ200及び報知部300は、これらの一部又は全てが報知装置100に含まれている構成であってもよい。また、報知装置100が備える機能部の一部は、別の装置に設けられていてもよい。例えば、所定のサーバが報知装置100から撮像画像等を受信し、所定の処理を行い、自車両1に報知するための報知情報を自車両1に対して送信するようにしてもよい。
1 自車両
2 他車両
100 報知装置
110 画像取得部
120 画像認識部
130 他車両情報取得部
140 自車両情報取得部
150 危険走行判定部
160 危険走行履歴管理部
170 報知形態決定部
180 報知制御部
200 カメラ
300 報知部
310 表示部
320 スピーカ
330 通信端末
340 管理者用通信端末
1000 報知システム
D1 自車両情報
D2 他車両情報

Claims (5)

  1. 自車両の周囲を撮像した画像を取得する画像取得部と、
    前記画像から他車両を画像認識する画像認識部と、
    画像認識された前記他車両に関する他車両情報を取得する他車両情報取得部と、
    前記自車両の走行情報を含む自車両情報を取得する自車両情報取得部と、
    前記他車両情報と前記自車両情報とに基づいて、前記自車両が前記他車両に対して危険走行を行っているか否かを判定する危険走行判定部と、
    前記危険走行判定部における判定結果に基づいて報知を制御する報知制御部と、を備える
    報知装置。
  2. 前記他車両情報に基づいて前記報知の形態を決定する報知形態決定部をさらに備え、
    前記他車両情報は、前記他車両のナンバープレート情報及び前記他車両の車両特徴情報の少なくとも一方を含む
    請求項1に記載の報知装置。
  3. 前記危険走行判定部は、前記自車両の前記他車両に対する走行における危険種別及び危険レベルの少なくとも一方をさらに判定し、
    前記報知形態決定部は、判定された前記危険種別及び前記危険レベルの少なくとも一方に基づいて、前記報知の形態を決定する
    請求項2に記載の報知装置。
  4. 自車両の周囲を撮像した画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像から他車両を画像認識する画像認識ステップと、
    画像認識された前記他車両に関する他車両情報を取得する他車両情報取得ステップと、
    前記自車両の走行情報を含む自車両情報を取得する自車両情報取得ステップと、
    前記他車両情報と前記自車両情報とに基づいて、前記自車両が前記他車両に対して危険走行を行っているか否かを判定する危険走行判定ステップと、
    前記危険走行判定ステップにおける判定結果に基づいて報知を制御する報知制御ステップと、を備える
    報知方法。
  5. 自車両の周囲を撮像した画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像から他車両を画像認識する画像認識ステップと、
    画像認識された前記他車両に関する他車両情報を取得する他車両情報取得ステップと、
    前記自車両の走行情報を含む自車両情報を取得する自車両情報取得ステップと、
    前記他車両情報と前記自車両情報とに基づいて、前記自車両が前記他車両に対して危険走行を行っているか否かを判定する危険走行判定ステップと、
    前記危険走行判定ステップにおける判定結果に基づいて報知を制御する報知制御ステップと、をコンピュータに実行させる
    報知プログラム。
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