JP2023023007A - Image formation apparatus, control method of image formation apparatus and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラムに関する。 The present invention relates to an image forming apparatus, an image forming apparatus control method, and a program.
画像形成装置においては、ユーザが意図しないシートに画像が形成されることを抑制することが望まれる。特許文献1には、ジョブで指定されているシートの属性と、当該ジョブで指定されているシート保持部に保持されているシートの属性とが一致しない場合に、シートの確認を促す画像を表示することが記載されている。 2. Description of the Related Art In an image forming apparatus, it is desired to prevent an image from being formed on a sheet unintended by a user. Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-200000 discloses that an image prompting confirmation of a sheet is displayed when the attribute of a sheet specified in a job and the attribute of a sheet held in a sheet holding unit specified in the job do not match. It is stated that
しかしながら、画像形成装置がシート保持部の使用を予約することができる機能を有している場合、特許文献1に記載の技術では、当該予約に基づくジョブが開始されなければ、使用の予約がなされたシート保持部の状態をユーザに認識させることができない。従って、シート保持部の使用を予約することができる機能を有している画像形成装置に対するユーザの利便性を高めることができない。 However, in the case where the image forming apparatus has a function of reserving the use of the sheet holding unit, the technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 2002-200003 does not reserve the use of the sheet holding unit unless the job based on the reservation is started. Therefore, the user cannot recognize the state of the sheet holding portion. Therefore, it is not possible to improve the user's convenience of the image forming apparatus having the function of reserving the use of the sheet holding portion.
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、シート保持部の使用を予約することができる機能を有する画像形成装置に対するユーザの利便性を向上させることを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to improve user convenience of an image forming apparatus having a function of reserving the use of a sheet holding portion.
本発明の画像形成装置は、画像の形成のために搬送されるシートが保持される少なくとも1つのシート保持部と、前記シート保持部のうち使用の予約がなされた前記シート保持部を特定する情報を取得する取得手段と、前記使用の予約がなされているシート保持部の状態が変化した場合と、前記使用の予約がなされていないシート保持部の状態が変化した場合と、で異なる表示情報を表示装置に表示させる制御を実行する表示制御手段と、を有することを特徴とする。 The image forming apparatus of the present invention includes at least one sheet holding unit that holds a sheet conveyed for image formation, and information specifying the sheet holding unit reserved for use among the sheet holding units. and different display information depending on whether the state of the sheet holding unit whose use is reserved changes or when the state of the sheet holding unit whose use is not reserved changes. and display control means for controlling display on a display device.
本発明によれば、シート保持部の使用を予約することができる機能を有する画像形成装置に対するユーザの利便性を向上させることができる。 According to the present invention, it is possible to improve the user's convenience of an image forming apparatus having a function of reserving the use of a sheet holding unit.
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。 An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. It should be noted that the following embodiments do not limit the present invention according to the claims, and not all combinations of features described in the embodiments are essential for the solution of the present invention. do not have.
また、以下の各実施形態では、画像形成装置が、プリンタ、複写機、およびファクシミリの機能を兼ね備えた複合機である場合を例示する。しかしながら、画像形成装置は、シートをシート保持部から給送して、当該シートに画像を形成する機能(印刷機能)を有する装置であれば、複合機に限定されない。画像形成装置は、例えば、プリンタまたは複写機であってもよい。また、以下の各実施形態では、図面を含め「用紙」または「給紙」等の語を使用する。しかしながら、シートは、画像形成装置により画像が印刷される記録媒体であれば、用紙に限定されない。例えば、シートは、用紙および封筒等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用シート等のプラスチックフィルム、または布であってもよい。このように、シートは、紙以外のシートを含むシート一般を指す。 Further, in each of the following embodiments, the image forming apparatus is a multi-function machine having the functions of a printer, a copier, and a facsimile machine. However, the image forming apparatus is not limited to a multifunction machine as long as it has a function (printing function) of feeding a sheet from a sheet holding unit and forming an image on the sheet. The image forming device may be, for example, a printer or copier. Also, in each of the following embodiments, terms such as "paper" and "feeding" are used including the drawings. However, the sheet is not limited to paper as long as it is a recording medium on which an image is printed by the image forming apparatus. For example, the sheet may be paper such as paper and envelopes, plastic film such as overhead projector (OHP) sheets, or cloth. Thus, sheets refer to sheets in general, including sheets other than paper.
(第1実施形態)
まず、第1実施形態を説明する。
図1は、画像形成装置100の構成の一例を示す図である。図1(a)は、画像形成装置100の外観の一例を示す図である。図1(a)に示す画像形成装置100は、シートに画像を形成する複合機である。
画像形成装置100は、プリンタユニット101、複数の給紙カセット102~105、手差しトレイ106、排出トレイ107、およびスキャナユニット108等のデバイスを備える。図1に示す例では、複数の給紙カセット102~105および手差しトレイ106が、シート保持部の一例である。以降、給紙カセット102~105および手差しトレイ106をまとめて給紙段と呼ぶ。
(First embodiment)
First, the first embodiment will be described.
FIG. 1 is a diagram showing an example of the configuration of an
The
画像読取装置としてのスキャナユニット108は、原稿を光学的に走査して、CCD(電荷結合素子)方式等の光電変換素子により電子的な画像情報に変換する。プリンタユニット101は、プリンタエンジン109を有する。プリンタエンジン109は、スキャナユニット108または外部のホストコンピュータから入力された画像情報に基づいて、用紙に画像を形成する。各給紙カセット102~105は、用紙を収容する。手差しトレイ106は、トレイ上に収容された用紙を支持する。給紙カセット102~105および手差しトレイ106に保持された用紙は、不図示の給紙ユニットによって1枚ずつ分離されながらプリンタエンジン109に給紙される。給紙カセット102~105および手差しトレイ106は、いずれも、プリンタエンジン109に給紙(搬送)される用紙を保持する。
A
また、各給紙カセット102~105には、それぞれ開閉センサ110~113が設けられる。開閉センサ110~113は、給紙カセット102~105の状態が、オープン状態およびクローズ状態のいずれの状態であるのかを判別するための機構である。給紙カセット102~105がオープン状態であるとは、給紙カセット102~105に対する用紙の入れ替えおよび補充等のために、給紙カセット102~105がオープンされている状態であることをいう。給紙カセット102~105がオープン状態である場合、給紙カセット102~105は、給紙カセット102~105内に収容された用紙をプリンタエンジン109に給紙することができない状態である。給紙カセット102~105がクローズ状態であるとは、給紙カセット102~105がクローズされている状態であることをいう。給紙カセット102~105がクローズ状態である場合、給紙カセット102~105は、給紙カセット102~105内に収容された用紙をプリンタエンジン109に給紙することが可能な状態である。開閉センサ110~113による給紙カセット102~105の状態の判別の方法として、メカ機構を用いる方法や、ソフトウェアを用いる方法など、様々な方法がある。しかしながらが、その判別の方法自体は公知の技術で実現される。従って、その判別の方法の詳細な説明を省略する。尚、本実施形態では、給紙カセット102~105のオープンおよびクローズが、ユーザの操作に基づいて実行される場合を例示する。
Further, opening/
また、本実施形態では、画像形成装置100が、通常のオフィス文書の印刷と、内製化印刷との双方を実行する機能を有する場合を例示する。従って、給紙カセット102~105には、通常の印刷用の普通紙がセットされる場合と、内製化印刷用の特殊な用紙がセットされる場合とがあるものとする。
Further, in this embodiment, the
後述する制御部211を制御するソフトウェアでは、制御部211が、各給紙カセット102~105の状態を、開閉センサ110~113を通して認識するための処理が実行される。本実施形態では、制御部211が、開閉センサ110~113の信号を直接検知する場合を例示する。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、開閉センサ110~113の信号を、プリンタエンジン109等を制御するためのエンジン制御部(不図示)が検知してもよい。このようにする場合、エンジン制御部は、各給紙カセット102~105の状態を制御部211に報知する。
Software for controlling the control unit 211, which will be described later, executes processing for the control unit 211 to recognize the states of the paper feed cassettes 102 to 105 through the open/
図1(b)は、プリンタエンジン109の構成の一例を示す図である。図1(b)に示すように、プリンタエンジン109は、電子写真方式の画像形成ユニットPUを有する。画像形成ユニットPUは、ドラム状の感光体である感光ドラム1と、帯電装置2と、露光装置3と、現像装置4と、クリーニング装置6とを含む。プリンタエンジン109に対して画像形成動作の開始が要求されると、プリンタエンジン109は、例えば、以下のように動作する。帯電装置2は、感光ドラム1の表面を一様に帯電させる。露光装置3は、レーザー光によって感光ドラム1を走査し、感光ドラム1の表面に静電潜像を形成する。現像装置4は、帯電したトナーを感光ドラム1に供給して静電潜像をトナー像に現像する。転写装置5は、感光ドラム1に担持されたトナー像を、用紙に転写する。クリーニング装置6は、感光ドラム1の表面に残ったトナーを回収する。定着装置7は、用紙に転写されたトナー像を、例えば熱定着方式により用紙に定着させる。
プリンタエンジン109によって画像を形成された用紙は、排出トレイ107に排出される。
FIG. 1B is a diagram showing an example of the configuration of the
A sheet on which an image has been formed by the
図2は、画像形成装置100を含む画像形成システムの構成の一例を示す図である。尚、画像形成システムの構成は、図2に示す構成に限定されない。画像形成システムは、図2に示す構成以外に、公知の画像形成装置および公知のパーソナルコンピュータ(PC)が有する構成を備えていてもよい。
画像形成装置100は、通信インターフェース(I/F)217を介して有線または無線のネットワーク230に接続され、パーソナルコンピュータ(PC)200等の情報処理装置と通信する。
FIG. 2 is a diagram showing an example of the configuration of an image forming system including the
The
PC200は、制御部201、記憶部202、通信部203、通信インターフェース(I/F)204、操作部205、および表示部206を有する。PC200にはプリンタドライバ207がインストールされている。図2では、プリンタドライバ207が記憶部202に記憶されている場合を例示する。プリンタドライバ207は、画像形成装置100に対して画像の形成を指令するジョブ(以下、印刷ジョブと呼ぶ)を生成するドライバソフトウェアである。制御部201は、プリンタドライバ207を構成するプログラムを実行することにより、印刷ジョブを生成する。
制御部201は、例えば、記憶部202に記憶されている文書作成アプリケーション208を用いて、ドキュメントデータを作成する。この場合、制御部201は、ドキュメントデータに基づいて、PDLによって記述された印刷ジョブを、プリンタドライバ207を構成するプログラムを実行することにより生成する。PDLとは、PS、PCL、LIPS(登録商標)を例とするページ記述言語(Page Description Language)の略称である。
The control unit 201 creates document data using, for example, a
通信部203は、画像形成装置100等の外部装置との通信処理を実行する。例えば、通信部203は、通信インターフェース(I/F)204およびネットワーク230を介して印刷ジョブを画像形成装置100に送信する。操作部205は、ユーザインターフェースとして機能する。表示部206は、各種の情報を表示する。PC200のハードウェアは、例えば、CPU(中央処理装置)等の制御装置と、ROM(読出し専用メモリ)、RAM(書換え可能メモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)等の記憶装置と、各種のインターフェースとを用いることにより実現される。
A
画像形成装置100は、特定の機能を実現する制御回路(例えば、通信部212、インタプリタ213、レンダラー214)と、制御部211と、を有する。制御部211は、特定の機能を実現する制御回路を含む画像形成装置100の各部を統括制御する。また、画像形成装置100は、データを一時的または恒久的に記憶可能な記憶装置(例えば、記憶部215、イメージデータ記憶部216)と、各種のインターフェース(例えば、通信インターフェース(I/F)217、UIパネル218)と、を有する。また、画像形成装置100は、プリンタエンジン109と、給紙段の用紙をプリンタエンジン109に搬送(給紙)するための装置(例えば、給送部219)と、を有する。図2では図示を省略するが、画像形成装置100は、図1を参照しながら説明した開閉センサ110~113等を有する。
The
詳しくは後述するように、PC200から送信された印刷ジョブに含まれる画像データは、前記制御回路によってラスター形式のイメージデータへと変換されて保存される。また、スキャナユニット108によって原稿から読み取られた画像情報も、前記制御回路によってイメージデータとして保存される。これらのイメージデータは、ビデオデータとしてプリンタエンジン109に送信され、プリンタエンジン109による画像形成動作に用いられる。
As will be described later in detail, the image data included in the print job transmitted from the
制御部211は、画像形成装置100を統括制御するCPU等を用いて構成される。制御部211は、記憶部215に記憶された制御プログラムを読み出して実行する。以下の説明において、特に断らない限り、画像形成装置100の制御プロセスの各ステップは制御部211によって実行されるものとする。記憶部215は、例えば、ROM、RAM、HDD等を用いて構成される。記憶部215は、画像形成装置100の制御プログラムおよび設定情報を、一時的または恒久的に記憶する。記憶部215は、制御部211が制御プログラムを実行する際の作業メモリとしても使用される。
The control unit 211 is configured using a CPU or the like that controls the
また、UIパネル218は、情報を表示可能な表示装置の一例である。UIパネル218は、ユーザインターフェースとしての機能を有する。UIパネル218は、表示部と、操作部とを有する。表示部は、例えば、ソフトキーの機能を搭載したタッチパネル等のディスプレイを有する。操作部は、例えば、テンキーおよび印刷開始ボタン等のハードキーを有する。
Also, the
(画像形成時の処理の概要)
図3は、画像形成時の処理の一例を説明するフローチャートである。図3を参照しながら、本実施形態における画像形成時の処理の流れの一例について説明する。図3に示すように、画像形成装置100は、画像の形成の実行前に、給紙段の予約処理(S301)を実行する。給紙段の予約処理とは、画像の形成に使用される用紙がセットされた各給紙カセット102~105および手差しトレイ106を使用することが可能なユーザを設定するための処理である。給紙段の予約処理の詳しい内容については後述する。その後、PC200は、プリンタドライバ処理(S302)によって印刷ジョブを生成し、画像形成装置100に出力する。画像形成装置100に印刷ジョブが入力されると、画像形成装置100は、プリンタ処理(S303)を実行して印刷ジョブを処理する。
(Outline of processing during image formation)
FIG. 3 is a flowchart illustrating an example of processing during image formation. An example of the flow of processing during image formation in this embodiment will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 3, the
(プリンタドライバ処理)
図4は、プリンタドライバ処理(S302)の一例を説明するフローチャートである。図4のフローチャートに沿ってプリンタドライバ処理の一例を説明する。尚、図4のフローチャートの各工程は、例えば、PC200の制御部201が、記憶部202に記憶されている制御プログラムを実行することで実現される。記憶部202に記憶されている制御プログラムは、例えば、プリンタドライバ207を構成するプログラムおよび文書作成アプリケーション208を構成するプログラムである。
(printer driver processing)
FIG. 4 is a flowchart illustrating an example of printer driver processing (S302). An example of printer driver processing will be described with reference to the flowchart of FIG. Each step in the flowchart of FIG. 4 is implemented by, for example, the control unit 201 of the
制御部201は、ユーザによる操作部205の操作に従って、文書作成アプリケーション208等を用いて、印刷すべき内容(文書・図等)を示すドキュメントデータを生成する(S401)。PC200のユーザは、操作部205を用いて、例えば文書作成アプリケーション208に対して印刷の開始を指示するための操作を行う。そうすると、S402以降の処理が実行される。
The control unit 201 uses the
PC200に対するユーザの操作内容を示す操作信号に基づいて、印刷ジョブの属性情報を設定するための設定処理が行われる(S402~S404)。図5は、印刷設定画面501の一例を示す図である。印刷設定画面501は、ユーザが印刷条件を設定するための画面である。図5に示すように、制御部201は、印刷の開始を指示するための操作が実行されると、PC200の表示部206(ディスプレイ)に、印刷条件を設定する印刷設定画面501を表示する。このとき、印刷設定画面501は、ユーザの操作を受け付けることが可能な状態である。タブ502には印刷設定を行う画面であることが表示される。用紙サイズ設定欄503には、用紙のサイズの設定値が表示される。用紙タイプ設定欄504には、用紙の種類の設定値が表示される。給紙段設定欄505には、用紙の供給元として指定する給紙段が表示される。
Setting processing for setting attribute information of the print job is performed based on the operation signal indicating the content of the user's operation on the PC 200 (S402 to S404). FIG. 5 is a diagram showing an example of the
ユーザは、用紙のサイズとして、例えば、ドキュメントデータと同じサイズを指定する「原稿サイズ」の他、「A4」等の定形サイズや、ユーザ定義サイズ等を選択することが可能である。ユーザ定義サイズとは、ユーザが操作部205を操作することによって用紙のサイズとしてPC200に入力される数値に基づくサイズである。用紙の種類として、例えば、「普通紙1」の他、「普通紙1」よりも坪量の大きい「普通紙2」、および「コート紙」等の設定値がユーザによって選択される。また、給紙段として、例えば、給紙カセット102~105および手差しトレイ106のいずれか1つがユーザによって選択される。尚、図5において、カセット1は、給紙カセット102に対応することを示す。また、用紙の種類および給紙段のそれぞれについて、画像形成装置100に選択を委ねる「自動選択」等の選択肢が設けられる場合がある。制御部201は、印刷設定画面501に対するユーザの操作内容を示す操作信号に基づいて、用紙のサイズおよび種類と、用紙の給紙元となる給紙段と、を指定する情報を設定する。
As the paper size, the user can select, for example, "original size" specifying the same size as the document data, standard size such as "A4", user-defined size, and the like. A user-defined size is a size based on a numerical value input to
続いて、制御部201は、印刷ジョブのオーナー名とドキュメント名を設定する(S405、S406)。オーナー名とは、印刷ジョブを作成したユーザを識別するための情報である。本実施形態では、PC200に現在ログインしているユーザのIDがオーナー名である場合を例示する。ドキュメント名とは、印刷すべき文書または図面等のデータファイルを識別するための情報である。制御部201は、例えば、ドキュメントデータを生成する際に用いた文書作成アプリケーション208を構成するプログラムの実行過程で得られるドキュメント名を取得する。
Subsequently, the control unit 201 sets the owner name and document name of the print job (S405, S406). The owner name is information for identifying the user who created the print job. In this embodiment, the case where the ID of the user currently logged in to the
そして、制御部201は、ドキュメントデータおよび各種の設定情報に基づいて、PDLのフォーマットに従うPDLデータを生成する(S407)。PDLデータには、各ページの描画内容を表すページデータと、印刷ジョブの設定情報とが含まれる。印刷ジョブの設定情報には、用紙のサイズ、用紙の種類、給紙段、オーナー名、およびドキュメント名等が含まれる。ページデータとは、制御部201により、ドキュメントデータからPDLのフォーマットに従って生成された画像情報である。通信部203は、制御部201によって生成されたPDLデータを、印刷ジョブとして、通信インターフェース(I/F)204およびネットワーク230を介して画像形成装置100に送信する(S408)。S408の処理が終了すると、図4のプリンタドライバ処理は終了し、図3のS303の処理が実行される。
Then, the control unit 201 generates PDL data conforming to the PDL format based on the document data and various setting information (S407). The PDL data includes page data representing the drawing content of each page and print job setting information. The print job setting information includes paper size, paper type, paper source, owner name, document name, and the like. Page data is image information generated by the control unit 201 from document data according to the PDL format. The
(プリンタ処理)
PDLデータを表す信号が画像形成装置100に到達すると、画像形成装置100の制御部211は、プリンタ処理を開始する(S303)。図6は、プリンタ処理の一例を説明するフローチャートである。図6に示すように、プリンタ処理は、大まかに、ページ生成処理(S601)と、印刷処理(S602)とを含む。ページ生成処理は、ページ毎のイメージデータを生成するための処理である。印刷処理は、イメージデータに基づいてシートに画像を形成するための処理である。尚、図6のフローチャートの各工程は、例えば、画像形成装置100の制御部211が、記憶部215に記憶されている制御プログラムを実行することで実現される。
(printer processing)
When the signal representing the PDL data reaches the
図7は、ページ生成処理(S601)の一例を説明するフローチャートである。図7のフローチャートに沿ってページ生成処理の一例を説明する。
通信部212は、PC200から送信された印刷ジョブを受信して一時的に保存する(S701)。通信部212に格納された印刷ジョブには、PDLのフォーマットに従う画像情報としてページデータが含まれている。インタプリタ213は、このページデータを解析し(S702)、中間データに変換する(S703)。
FIG. 7 is a flowchart illustrating an example of page generation processing (S601). An example of page generation processing will be described with reference to the flowchart of FIG.
The
中間データは、描画オブジェクトおよび背景パターンと、それらからラスター形式のイメージを描画するための描画論理との総称を指すものとする。描画オブジェクトおよび背景パターンには、例えば、ビットマップ、ランレングス、台形、ボックス、および高速境界符号化されたビットマップ等が含まれる。また、PDLデータに含まれている印刷ジョブの設定情報(用紙のサイズ等)は、インタプリタ213による解析によって抽出され、制御部211によって記憶部215に記憶される。 Intermediate data collectively refers to drawing objects, background patterns, and drawing logic for drawing raster format images from them. Drawing objects and background patterns include, for example, bitmaps, run lengths, trapezoids, boxes, and fast boundary coded bitmaps. The print job setting information (paper size, etc.) included in the PDL data is extracted by analysis by the interpreter 213 and stored in the storage unit 215 by the control unit 211 .
レンダラー214は、中間データをRIP処理することによりイメージデータを生成し、イメージデータをイメージデータ記憶部216に記憶する(S704)。RIPとは、Raster Image Processingの略称であり、ベクター画像等の画像データからラスター形式のイメージデータを生成する処理を指すものとする。 The renderer 214 generates image data by performing RIP processing on the intermediate data, and stores the image data in the image data storage unit 216 (S704). RIP is an abbreviation for Raster Image Processing, and refers to processing for generating raster format image data from image data such as vector images.
図8は、印刷処理(S602)の一例を説明するフローチャートである。図8のフローチャートに沿って印刷処理の一例を説明する。印刷処理が開始すると、制御部211は処理中のページ(現在印刷処理中の用紙)を示すパラメータPを初期化する(S801)。パラメータPは、P≧1を満たす整数値とする。制御部211は、パラメータPが総ページ数(印刷ジョブで指定される用紙の枚数)を示す変数Pmaxを超えているかどうか判定する(S802)。この判定の結果、P≦Pmaxである場合(S802でYESの場合)、以下の処理(S803~S808)が繰り返し実行される。変数Pmaxは、印刷ジョブ(PDLデータ)の解析によって抽出され、記憶部215に格納されているものとする。 FIG. 8 is a flowchart illustrating an example of print processing (S602). An example of print processing will be described with reference to the flowchart of FIG. When the printing process starts, the control unit 211 initializes a parameter P indicating the page being processed (the paper currently being printed) (S801). A parameter P is an integer value that satisfies P≧1. The control unit 211 determines whether the parameter P exceeds the variable Pmax indicating the total number of pages (the number of sheets specified in the print job) (S802). As a result of this determination, if P≤Pmax (YES in S802), the following processes (S803 to S808) are repeatedly executed. It is assumed that the variable Pmax is extracted by analyzing the print job (PDL data) and stored in the storage unit 215 .
まず、制御部211は、記憶部215から、印刷ジョブの設定情報に含まれる給紙段の情報を取得する。給紙段の設定は、前述した図4のS404で実行される。制御部211は、給紙判定処理を実行する(S803)。給紙判定処理は、給紙段の情報から特定される給紙段から用紙を給紙することが可能であるか否かを判定するための処理である。給紙判定処理の一例については、後で詳しく説明する。給紙判定処理によって、給紙段の情報から特定される給紙段から用紙を給紙することが可能と判定されると、給送部219は、1枚の用紙をプリンタエンジン109に給紙する(S804)。また、制御部211は、処理中の用紙に画像を形成するためのイメージデータをイメージデータ記憶部216から読み出す(S805)。制御部211は、イメージデータをビデオデータに変換してプリンタエンジン109に転送する(S806)。そして、プリンタエンジン109は、ビデオデータに基づいて用紙に対する印刷処理(画像形成工程)を実行する(S807)。そして、制御部211はパラメータPをインクリメントする(S808)。総ページ数(Pmax)のシートに対する画像の形成が終了すると、S802の処理でP≦Pmaxでないと判定され(S802でNOと判定され)、印刷処理が終了する。本実施形態では、制御部211は、印刷処理を終了するに際し、印刷処理で使用した給紙段が使用の予約がなされている給紙段であるか否かを判定する。印刷処理で使用した給紙段が使用の予約がなされている給紙段である場合、制御部211は、当該予約を削除する。また、印刷ジョブで指定されている給紙段が使用の予約がなされている給紙段である場合であって、当該印刷ジョブの実行が中止された場合にも、制御部211は、当該予約を削除する。本実施形態では、制御部211は、図14に示す給紙段情報1400の予約者1405の情報のうち、当該給紙段に対応する情報をクリアすることにより、当該給紙段の使用の予約を自動的に削除する。給紙段情報1400については後で詳しく説明する。
First, the control unit 211 acquires the information of the paper feed stage included in the setting information of the print job from the storage unit 215 . The setting of the paper feed stage is executed in S404 of FIG. 4 described above. The control unit 211 executes sheet feeding determination processing (S803). The paper feed determination process is a process for determining whether or not the paper can be fed from the paper feed tray specified from the paper feed tray information. An example of the paper feed determination process will be described later in detail. When it is determined by the paper feed determination process that the paper can be fed from the paper feed tray specified from the paper feed tray information, the paper feed unit 219 feeds one sheet of paper to the
(給紙段の予約)
図9は、給紙段の予約処理(S301)の一例を説明するフローチャートである。図9のフローチャートに沿って給紙段の予約処理の一例を説明する。ここでは、ユーザ(ユーザー名:user1)が、以下の特別な用紙を給紙カセット102にセットし、給紙カセット102の使用を予約するための操作を実行する場合を具体例として挙げて説明を行う。
・用紙のサイズ:A4
・用紙の種類:コート紙
(Paper tray reservation)
FIG. 9 is a flowchart for explaining an example of the paper feed stage reservation process (S301). An example of the paper feed tray reservation process will be described with reference to the flowchart of FIG. 9 . Here, as a specific example, a case where a user (user name: user1) sets the following special paper in the paper feed cassette 102 and executes an operation for reserving the use of the paper feed cassette 102 will be described. conduct.
・Paper size: A4
・Paper type: Coated paper
まず、user1は、給紙カセット102に特別な用紙をセットする。続けて、user1は、給紙カセット102にセットした用紙のサイズと種類を設定するために、画像形成装置100のUIパネル218に対して所定の操作を実行する。
そうすると、画像形成装置100の制御部211は、図10に示すログイン画面1001をUIパネル218に表示させ、ユーザによるログイン操作を受け付ける(S901)。ログイン画面1001には、ユーザによって入力されるユーザ名を受け付けるための入力欄1002と、ユーザによって入力されるパスワードを受け付けるための入力欄1003と、が表示される。また、ログイン画面1001には、ユーザによって選択されるログイン先を受け付けるための選択欄1004が表示される。また、ログイン画面1001には、ログイン画面1001に対する入力を決定し、認証処理を開始することを指示する際にユーザによって押下されるログインボタン1005が表示される。本実施形態では、例えば、S901の処理によって、操作情報取得処理の一例が実現される。制御部211は、ログインボタン1005の押下を検知すると、ログイン画面1001に対して入力された情報に基づいて認証処理を実行する。制御部211は、ログイン画面1001に入力されたユーザ名、パスワード、およびログイン先が、画像形成装置100に対して予め登録されている情報と一致するか否かを判定することにより、ユーザ認証に成功したか否かを判定する(S902)。この判定の結果、ユーザ認証に成功した場合、S903の処理が実行される。そして、制御部211は、図11に示すホーム画面1101をUIパネル218に表示させる(S903)。一方、ユーザ認証に失敗した場合、S901の処理が再び実行される。
First,
Then, the control unit 211 of the
尚、ここでは、ログイン画面1001に対するユーザの入力操作の内容に基づいて、認証処理が実行される場合を例示した。しかしながら、認証処理の方法は、このような方法に限定されない。例えば、画像形成装置100は、非接触型のICカードに記憶されたユーザに関する情報を読み取り、読み取った情報を用いて、認証処理を実行してもよい。また、本実施形態では、制御部211が認証処理を実行する場合を例示した。しかしながら、必ずしも制御部211が認証処理を実行する必要はない。例えば、画像形成装置100がユーザ認証を実行するための専用の回路を有し、当該回路が認証処理を実行してもよい。以下の説明では、認証に成功したユーザを、必要に応じてログインユーザと呼ぶ。
Here, the case where the authentication process is executed based on the details of the user's input operation on the
図11において、ホーム画面1101には、ボタン1102~1106が表示される。ボタン1102は、コピー機能を使用する場合にユーザが押下するボタンである。ボタン1103は、送信機能を使用する場合にユーザが押下するボタンである。ボタン1104は、ボックス機能を使用する場合にユーザが押下するボタンである。ボタン1105は、画像形成装置100の各種設定を行うためにユーザが押下するボタンである。ボタン1105が押下されると、画像形成装置100は、ユーザ(user1)がセットした用紙のサイズおよび種類を設定する。また、ユーザ(user1)は、給紙段(給紙カセット102)の使用を予約する場合にも、ボタン1105を押下する。ボタン1106は、ログアウトする際にユーザが押下するボタンである。
In FIG. 11,
制御部211は、ボタン1105が押下されたことを検知すると、図12に示す各種設定画面1201をUIパネル218に表示させ、ユーザによる様々な設定項目の選択操作を受け付ける。各種設定画面1201には、ボタン1202~1207が表示される。ボタン1202は、ユーザが用紙に関する設定を実行する場合にユーザによって押下される。ボタン1203は、UIパネル218における表示に関する設定を実行する場合にユーザが押下するボタンである。ボタン1204は、時刻および電力等に関する設定を実行する場合にユーザが押下するボタンである。ボタン1205は、ネットワークに関する設定を実行する場合にユーザが押下するボタンである。ボタン1206は、外部インターフェースに関する設定を実行する場合にユーザが押下するボタンである。ボタン1207は、表示が見づらいユーザや入力操作が困難なユーザを支援するための機能に関する設定を実行する場合にユーザが押下するボタンである。ボタン1208は、ホーム画面1101に表示を戻す場合にユーザが押下するボタンである。尚、ユーザが実行する設定は、図12に示す設定に限定されない。例えば、ユーザが実行する設定に、用紙に形成される画像の画質に関する設定、画像形成装置100の各種の動作に関する設定、および画像形成装置100のメンテナンスに関する設定のうちの少なくとも1つが含まれていてもよい。
Upon detecting that the
制御部211は、用紙の設定を行うためのボタン1202が押下されたか否かを判定する(S904)。この判定の結果、ボタン1202以外のボタン1203~1208が押下されたことを検知した場合、制御部211は、押下されたボタンに応じた各種の設定を実行する(S905)。そして、S905の処理が終了すると、図9のフローチャートによる処理は終了する。尚、S905の各種の設定は、公知の技術で実現される。従って、ここでは、当該設定の詳細な説明を省略する。
The control unit 211 determines whether the
一方、用紙の設定を行うためのボタン1202が押下されたことを検知した場合、制御部211は、用紙を設定するための処理を実行する(S906)。以下に、S906の処理の具体例を説明する。尚、ここでは、S906において、用紙の設定として、用紙の種類および用紙のサイズの設定が実行される場合を説明する。しかしながら、用紙の種類および用紙のサイズ以外の用紙の設定がS906で実行されてもよい。また、前述したようにここでは、user1が、A4サイズのコート紙を給紙カセット102にセットし、給紙カセット102の使用を予約するための操作を実行する場合を例示する。
On the other hand, when it is detected that the
まず、制御部211は、図13(a)に示す用紙設定画面1301をUIパネル218に表示させる。図13(a)は、用紙の設定が変更される前の用紙設定画面1301の一例を示す図である。図13(b)は、用紙の設定が変更された後の用紙設定画面1301の一例を示す図である。用紙設定画面1301には、給紙段選択ボタン1302~1306が表示される。給紙段選択ボタン1302~1306のそれぞれには、各給紙段の設定状況が表示される。給紙段選択ボタン1302~1306における表示内容の一例については後述する。また、用紙設定画面1301には、用紙種類設定ボタン1307、用紙サイズ設定ボタン1308、封筒ボタン1309、およびはがきボタン1310が表示される。用紙種類設定ボタン1307は、用紙の種類を変更する場合にユーザが押下するボタンである。用紙サイズ設定ボタン1308は、用紙のサイズを変更する場合にユーザが押下するボタンである。封筒ボタン1309は、用紙のサイズを封筒のサイズ(特殊なサイズ)に設定する場合にユーザが押下するボタンである。はがきボタン1310は、用紙のサイズをはがきのサイズ(特殊なサイズ)に設定する場合にユーザが押下するボタンである。さらに本実施形態では、用紙設定画面1301に、予約ボタン1311が表示される場合を例示する。用紙種類設定ボタン1307、用紙サイズ設定ボタン1308、封筒ボタン1309、はがきボタン1310、および予約ボタン1311は、給紙段選択ボタン1302~1306のいずれかが選択されてから操作されるボタンである。OKボタン1312は、用紙設定画面1301に対する設定が終了した後にユーザが押下するボタンである。
First, the control unit 211 causes the
ここで、給紙段選択ボタン1302~1306における表示内容の一例を説明する。各給紙段の設定状況は、画像形成装置100の記憶部215に給紙段情報として記憶されている。図14は、給紙段情報の一例を示す図である。図14(a)および図14(b)に示す例では、給紙段情報1400は、給紙段1401、用紙サイズ1402、用紙種類1403、用紙残量1404、および予約者1405を含む情報である。図14(a)は、予約者1405が未設定である場合の給紙段情報1400の一例を示す。図14(b)は、図14(a)に対してuser1が予約者として設定された場合の給紙段情報1400の一例を示す図である。
Here, an example of display contents of the paper feed stage selection buttons 1302 to 1306 will be described. The setting status of each paper feed tray is stored in the storage unit 215 of the
図14(a)および図14(b)において、給紙段1401は、給紙段を特定する情報である。用紙サイズ1402は、各給紙段にセットされた用紙のサイズを特定する情報である。用紙サイズ1402の情報として、例えば、用紙のセット時に各給紙段が有するセンサによって自動的に検知された用紙のサイズの情報、または、ユーザによって設定された用紙のサイズの情報が設定される。用紙サイズ1402の情報として、例えば、図13(a)および図13(b)に示す用紙サイズ設定ボタン1308の押下により設定された情報が設定される。
In FIGS. 14A and 14B,
用紙種類1403は、各給紙段にセットされた用紙の種類を特定する情報である。用紙種類1403の情報として、例えば、図13(a)および図13(b)に示す用紙種類設定ボタン1307の押下により設定された情報が設定される。用紙残量1404は、各給紙段にセットされる用紙の残量を特定する情報である。図14(a)および図14(b)では、各給紙段において、規定容量の用紙がセットされている場合の残量を100%とし、セットされている用紙が0である場合の残量を0%として、用紙の残量を5段階で表す場合を例示する。例えば、残量=0%、0%<残量≦25%、25%<残量<75%、75%≦残量<100%、残量=100%である場合に、用紙残量1404は、それぞれ、0%、25%、50%、75%、100%であるとしてもよい。尚、用紙残量1404の表し方は、このような表し方に限定されない。例えば、用紙残量1404は、残量÷規定容量×100(%)で表されてもよい。
The
予約者1405は、給紙段の使用を予約することにより当該給紙段を占有することができるユーザを特定する情報である。予約者1405は、図13(a)および図13(b)に示す予約ボタン1311が押下されると設定される。前述したように図14(a)では、全ての給紙段に対する予約者1405の欄は空欄であり、誰もが全ての給紙段を使用することができる状態であることを表している。本実施形態では、1つの給紙段に対して1つの予約のみが可能である場合を例示する。
The
図14(a)および図14(b)において、給紙カセット1、2、3、4は、それぞれ、図1(a)に示した給紙カセット102、103、104、105を示すものとする。また、図14(a)および図14(b)において、手差しトレイは、図1(a)に示した手差しトレイ106を示すものとする。また、図13(a)および図13(b)において、給紙段選択ボタン1302、1303、1304、1305、1306は、それぞれ、図1(a)に示した給紙カセット102、103、104、105、手差しトレイ106に対応するボタンであるものとする。
14(a) and 14(b),
次に、ユーザが、或る給紙段に対する給紙段選択ボタン1302、1303、1304、1305、または1306を押下した後に、用紙種類設定ボタン1307を押下した場合の画像形成装置100の動作の一例を説明する。前述したようにここでは、user1が、A4サイズのコート紙を給紙カセット102にセットし、給紙カセット102の使用を予約するための操作を実行する場合を例示する。したがって、ここでは、user1は、給紙カセット102に対応する給紙段選択ボタン1302を押下した後に、用紙種類設定ボタン1307を押下する。図13(a)に示すように、制御部211は、給紙段選択ボタン1302~1306のうち、ユーザによって押下された給紙段選択ボタン1302の表示態様を、他の給紙段選択ボタン1303~1306の表示態様と異ならせる。
Next, an example of the operation of the
制御部211は、用紙種類設定ボタン1307が押下されたことを検知すると、図15(a)に示す用紙種類設定画面1501をUIパネル218に表示させる。そして、制御部211は、用紙設定画面1301で選択された給紙段(ここでは給紙カセット102)に設定された用紙の種類の情報を、記憶部215に記憶されている給紙段情報1400から取得し、用紙種類設定画面1501に表示させる。図14(a)に示すように、給紙カセット102に対応する給紙カセット1の用紙種類1403は、普通紙1である。図15(a)は、用紙の種類の変更前の用紙種類設定画面1501の一例を示す図である。図15(a)では、普通紙1を選択するための選択ボタン1502の表示態様を、他の選択ボタン1503~1507と異ならせることにより、給紙カセット102に対して設定された用紙の種類の情報が普通紙1であることを表示する場合を例示する。図15(a)では、普通紙1を選択するための選択ボタン1502の他に、普通紙2、厚紙1、厚紙2、コート紙、OHPを選択するための選択ボタン1503、1504、1505、1506、1507が用紙種類設定画面1501に表示される場合を例示する。前述したようにここでは、user1が、A4サイズのコート紙を給紙カセット102にセットし、給紙カセット102の使用を予約するための操作を実行する場合を例示する。従って、user1は、コート紙を選択するための選択ボタン1506を押下する。
Upon detecting that the paper
制御部211は、選択ボタン1506の押下を検知すると、用紙種類設定画面1501を図15(a)に示す状態から図15(b)に示す状態に変更する。図15(b)は、用紙の種類の変更後の用紙種類設定画面1501の一例を示す図である。図15(b)に示すように、制御部211は、普通紙1を選択するための選択ボタン1502の表示態様を、他の選択ボタン1503~1505、1507と同じ表示態様することにより、選択ボタン1502が選択されていない状態とする。また、制御部211は、コート紙を選択するための選択ボタン1506の表示態様を、他の選択ボタン1502~1505、1507と異なる表示態様にすることにより、選択ボタン1506が選択されている状態とする。その後、ユーザ(user1)は、OKボタン1508を押下する。制御部211は、OKボタン1508の押下を検知すると、用紙種類設定画面1501の選択ボタン1502~1507に対する操作の結果に基づいて、給紙段情報1400を更新する。ここでは、図14(a)において、給紙カセット102に対応する給紙カセット1の用紙種類を示す普通紙1が、図14(b)に示すように、コート紙に変更される。また、制御部211は、図13(b)に示すように、図13(a)に示す給紙段選択ボタン1302の表示内容を、給紙段情報1400の更新内容に応じて変更する。図13(b)では、給紙カセット102に対応する給紙段選択ボタン1302に表示される普通紙1がコート紙に変更される場合を例示する。制御部211は、以上のようにして給紙段情報1400が更新されると、S906における用紙の種類の設定は終了する。尚、用紙の種類を変更する必要がない場合、ユーザは、用紙種類設定ボタン1307を押下する必要はない。
When the control unit 211 detects that the selection button 1506 has been pressed, the control unit 211 changes the paper
次に、ユーザが、或る給紙段に対する給紙段選択ボタン1302、1303、1304、1305、または1306を押下した後に、用紙サイズ設定ボタン1308を押下した場合の画像形成装置100の動作の一例を説明する。ここでは、user1が、A4のコート紙を給紙カセット102にセットし、給紙カセット102の使用を予約するための操作を実行する場合を例示する。したがって、ここでは、user1は、給紙カセット102に対応する給紙段選択ボタン1302を押下した後に、用紙サイズ設定ボタン1308を押下する。
Next, an example of the operation of the
制御部211は、用紙サイズ設定ボタン1308が押下されたことを検知すると、図16に示す用紙サイズ設定画面1601をUIパネル218に表示させる。そして、制御部211は、用紙設定画面1301で選択された給紙段(ここでは給紙カセット102)に設定された用紙のサイズの情報を、記憶部215に記憶されている給紙段情報1400から取得し、用紙サイズ設定画面1601に表示させる。図14(a)に示すように、給紙カセット102に対応する給紙カセット1の用紙サイズ1402は、A4である。図16(a)は、用紙のサイズの変更前の用紙サイズ設定画面1601の一例を示す図である。図16(a)では、A4を選択するための選択ボタン1603の表示態様を、他の選択ボタン1602、1604~1607と異ならせることにより、給紙カセット102に対して設定された用紙のサイズの情報がA4であることを表示する場合を例示する。図16(a)では、A4を選択するための選択ボタン1603の他に、A3、A5、B4、B5、B6を選択するための選択ボタン1602、1604~1607が用紙サイズ設定画面1601に表示される場合を例示する。前述したようにここでは、user1が、A4サイズのコート紙を給紙カセット102にセットし、給紙カセット102の使用を予約するための操作を実行する場合を例示する。従って、用紙のサイズを変更する必要はない。従って、user1は、選択ボタン1602~1607を操作することなく、OKボタン1608を押下する。この場合、給紙段情報1400は更新されない。尚、ここでは、説明の都合上、用紙サイズ設定ボタン1308がuser1によって押下される場合を例示した。しかしながら、用紙のサイズを変更する必要がない場合、ユーザは、用紙サイズ設定ボタン1308を押下する必要はない。
Upon detecting that the paper
一方、例えば、A4サイズではなく、A3サイズのコート紙を給紙カセット102にセットする場合、ユーザは、A3を選択するための選択ボタン1602を押下する。制御部211は、選択ボタン1602の押下を検知すると、用紙サイズ設定画面1601を図16(a)に示す状態から図16(b)に示す状態に変更する。図16(b)は、用紙の種類の変更後の用紙サイズ設定画面1601の一例を示す図である。図16(b)に示すように、制御部211は、A4を選択するための選択ボタン1603の表示態様を、他の選択ボタン1604~1607と同じ表示態様することにより、選択ボタン1603が選択されていない状態とする。また、制御部211は、A3を選択するための選択ボタン1602の表示態様を、他の選択ボタン1503~1507と異なる表示態様にすることにより、選択ボタン1602が選択されている状態とする。その後、ユーザ(user1)は、OKボタン1608を押下する。制御部211は、OKボタン1608の押下を検知すると、用紙サイズ設定画面1601の選択ボタン1602~1607に対する操作の結果に基づいて、給紙段情報1400を更新する。ここでは、図14(a)において、給紙カセット102に対応する給紙カセット1の用紙サイズを示すA4が、A3に変更される。また、制御部211は、図13(b)に示すように、用紙設定画面1301において、図13(a)に示す給紙段選択ボタン1302の表示内容を、給紙段情報1400の更新内容に応じて変更する。以上のようにして給紙段情報1400が更新されると、S906における用紙のサイズの設定は終了する。尚、前述したように、用紙サイズ設定画面1601を用いずに、給紙段情報1400の用紙サイズ1402を、各給紙段が有するセンサによって自動的に検知された用紙のサイズの情報に更新してもよい。
On the other hand, for example, when setting A3 size coated paper instead of A4 size in the paper feed cassette 102, the user presses a
図9の説明に戻り、S906の処理が終了すると、制御部211は、給紙段の使用を予約するための処理を実行する(S907)。以下の、S907の処理の具体例を説明する。尚、前述したようにここでも、ユーザ(user1)が、A4サイズのコート紙を給紙カセット102にセットし、給紙カセット102の使用を予約するための操作を実行する場合を例示する。 Returning to the description of FIG. 9, after the processing of S906 is completed, the control unit 211 executes processing for reserving the use of the paper feed stage (S907). A specific example of the processing of S907 will be described below. As described above, the case where the user (user1) sets coated paper of A4 size in the paper feed cassette 102 and executes the operation for reserving the use of the paper feed cassette 102 will be exemplified.
制御部211は、給紙カセット102に対応する給紙段選択ボタン1302が選択された状態で予約ボタン1311が押下されたことを検知すると、記憶部215に記憶されている給紙段情報1400の予約者1405の欄にログインユーザ名を記録する。ここでは、図14(b)に示すように、給紙カセット102に対応する給紙カセット1の予約者1405の欄に、user1を特定する情報が記録された状態になる。これにより、user1は、給紙カセット102を占有することができるようになる。尚、図14(a)および図14(b)の違いを比較し易いように、図14(b)に示す給紙段情報1400において、S906およびS907の処理により図14(a)に示す給紙段情報1400に対して変更された箇所を、色を反転させて示す。
When the control unit 211 detects that the reservation button 1311 has been pressed while the paper feed stage selection button 1302 corresponding to the paper feed cassette 102 is selected, the control unit 211 retrieves the paper
また、使用の予約を削除することは、例えば、以下のように実行される。ユーザは、再び予約ボタン1311を押下する。制御部211は、予約ボタン1311が再び押下されたことを検知すると、記憶部215に記憶されている給紙段情報1400の予約者1405の情報のうち、該当する給紙段に対応する情報をクリアする。給紙段の占有に対する具体的な給紙動作の一例については、次の給紙判定処理にて詳細を説明する。
Also, deleting a reservation for use is performed, for example, as follows. The user presses the reservation button 1311 again. When the control unit 211 detects that the reservation button 1311 has been pressed again, the control unit 211 selects information corresponding to the corresponding paper feed tray from the information of the
(給紙判定処理)
図17は、給紙判定処理(S803)の一例を説明するフローチャートである。図17のフローチャートに沿って給紙判定処理の一例を説明する。
まず、制御部211は、図7のS703により記憶部215に記憶された印刷ジョブの設定情報を取得する(S1701)。印刷ジョブの設定情報には、ジョブのオーナー名と、プリントに必要な情報(例えば、用紙のサイズ、用紙の種類、および給紙段の設定情報)と、が含まれる。
(Paper feed determination process)
FIG. 17 is a flowchart for explaining an example of the sheet feeding determination process (S803). An example of the paper feed determination process will be described with reference to the flowchart of FIG. 17 .
First, the control unit 211 acquires the print job setting information stored in the storage unit 215 in S703 of FIG. 7 (S1701). The print job setting information includes a job owner name and information necessary for printing (for example, paper size, paper type, and paper feed tray setting information).
次に、制御部211は、記憶部215に記憶された給紙段情報1400を取得する(S1702)。尚、ここでは、最新の給紙段情報1400が取得される。図14(a)および図14(b)に示す例では、図14(b)に示す給紙段情報1400が最新の給紙段情報1400である。図14(b)に示すように、給紙段情報1400は、給紙段毎の設定情報をまとめたものである。
Next, the control unit 211 acquires the paper
次に、制御部211は、S1702で取得した給紙段情報1400を給紙段候補リストとして複製する(S1703)。給紙段候補リストは、以降の処理で給紙候補となる給紙段を決定するために使用される。次に、制御部211は、給紙段候補リストの各給紙段に記憶された予約者1405の情報と、S1701で取得したジョブのオーナー名と、を比較する。そして、制御部211は、当該比較の結果に基づいて、ジョブのオーナー名と異なる予約者以外が予約した給紙段がある場合には、当該給紙段の情報を給紙段候補リストから削除する(S1704)。例えば、ジョブのオーナー名がuser1であり、給紙段候補リストが図14(b)に示す給紙段情報1400のような場合には、給紙段候補リストから削除される給紙段はない。一方、ジョブのオーナー名がuser1以外である場合、制御部211は、給紙カセット102に対応する給紙カセット1の情報を給紙段候補リストから削除する。
Next, the control unit 211 duplicates the paper
次に、制御部211は、S1701で取得した印刷ジョブの設定情報から給紙段の設定情報を参照し、給紙段の設定情報で指定された給紙段以外の給紙段の情報を、給紙段候補リストから削除する(S1705)。給紙段の設定情報は、図5に示した給紙段設定欄505にて指定された情報である。給紙段設定欄505にて特定の給紙段が指定されている場合、制御部211は、当該指定された給紙段以外の給紙段の情報を給紙段候補リストから削除する。一方、給紙段設定欄505にて特定の給紙段が指定されておらず、自動選択が指定されている場合、制御部211は、給紙段候補リストからはいずれの給紙段の情報も削除しない。
Next, the control unit 211 refers to the setting information of the paper feed tray from the setting information of the print job acquired in S1701, and obtains the information of the paper feed tray other than the paper feed tray specified by the setting information of the paper feed tray. Delete from the paper feed stage candidate list (S1705). The paper feed stage setting information is information specified in the paper feed
次に、制御部211は、給紙段候補リストに残った給紙段からプリントに最適な給紙段を探索する(S1706)。具体的には、制御部211は、印刷ジョブの設定情報に含まれる情報(用紙のサイズおよび種類)に適合する用紙が保持された給紙段を給紙段候補リストから検索する。そして、制御部211は、S1706における給紙段の検索結果に基づいて、プリントに最適な給紙段があるか否かを判定する(S1707)。この判定の結果、プリントに最適な給紙段がある場合、制御部211は、当該給紙段を、プリントに最適な給紙段として決定する(S1708)。そして、制御部211は、プリントに最適な給紙段の情報を図8のS804以降の処理を実行する給送部219等に通知する。ステップS1708の処理が終了すると、図17の給紙判定処理は終了し、図8のS804の処理が実行される。 Next, the control unit 211 searches for the optimum paper feed tray for printing from the paper feed trays remaining in the paper feed tray candidate list (S1706). Specifically, the control unit 211 searches the paper supply stage candidate list for a paper supply stage that holds paper that matches the information (paper size and type) included in the setting information of the print job. Then, the control unit 211 determines whether or not there is an optimum paper feed tray for printing based on the paper feed tray search result in S1706 (S1707). As a result of this determination, if there is an optimum paper feed tray for printing, the control unit 211 determines that paper feed tray as the optimum paper feed tray for printing (S1708). Then, the control unit 211 notifies the information of the optimum paper feed stage for printing to the feeding unit 219 and the like that execute the processes from S804 onward in FIG. When the process of step S1708 ends, the paper feed determination process of FIG. 17 ends, and the process of S804 of FIG. 8 is executed.
一方、S1707においてプリントに最適な給紙段がないと判定した場合、制御部211は、図18に示すエラー画面1801をUIパネル218に表示させる(S1709)。エラー画面1801には、印刷ジョブを継続するために必要な用紙の情報1809として、例えば、用紙のサイズおよび種類の情報が表示される。また、エラー画面1801には、給紙段選択ボタン1802~1806と、中止ボタン1807と、OKボタン1808と、が表示される。また、給紙段選択ボタン1802、1803、1804、1805、1806は、それぞれ、図1(a)に示した給紙カセット102、103、104、105、手差しトレイ106に対応するボタンであるものとする。給紙段選択ボタン1802~1806にも、給紙段選択ボタン1302~1306と同様に、各給紙段の設定状況が表示される。エラー画面1801に対してユーザができる操作は、以下のいずれかとなる。
On the other hand, if it is determined in S1707 that there is no paper feed stage that is most suitable for printing, the control unit 211 causes the
ユーザは、用紙の情報1809として表示されている用紙をいずれかの給紙段にセットした後に、OKボタン1808を押下する。また、ユーザは、或る給紙段にセットされている用紙で強制的に処理を継続させたい場合に、給紙段選択ボタン1802~1806のうち当該給紙段に対応する給紙段選択ボタンを押下した後に、OKボタン1808を押下する。ユーザは、印刷ジョブを中止させたい場合に、中止ボタン1807を押下する。
The user presses an
制御部211は、給紙段の状態になんらかの変化があったか否かを判定する(S1710)。この判定の結果、給紙段の状態に変化があった場合、ユーザによる用紙のセットが行われた可能性があるとして、S1702の処理が再度実行される。そして、制御部211は、前述したS1702~S1707の処理を実行することにより、最適な給紙段の探索処理を再度実行する。
一方、給紙段の状態に変化がない場合、制御部211は、エラー画面1801に対する操作を検知したか否かを判定する(S1711)。ここでは、制御部211は、ユーザによる給紙段選択ボタン1802~1806のうちのいずれか1つの給紙段選択ボタンまたは中止ボタン1807の押下を含む操作を検知したか否かを判定する。この判定の結果、給紙段選択ボタン1802~1806または中止ボタン1807の押下を含む操作を検知していない場合、S1712の処理が実行される。そして、制御部211は、エラー画面1801に対する操作の内容に応じて次に行う処理を切り替える(S1712)。給紙段選択ボタン1802~1806のいずれか1つの給紙段選択ボタンの押下を含む操作が検知された場合、制御部211は、当該押下された給紙段選択ボタンに対応する給紙段をプリントに使用する給紙段として決定する(S1708)。そして、制御部211は、当該決定した給紙段の情報を、図8のS804以降の処理を実行する給送部219等に通知する。一方、S1712の判定の結果、中止ボタン1807の押下を含む操作が検知された場合、制御部211は、印刷処理自体を終了する。この場合、S804以降の処理は実行されずに図8のフローチャートは終了する。
The control unit 211 determines whether or not there is any change in the state of the paper feed stage (S1710). As a result of this determination, if there is a change in the state of the paper feed stage, it is assumed that the user may have set the paper, and the process of S1702 is executed again. Then, the control unit 211 executes the processes of S1702 to S1707 described above to execute the search process for the optimum paper feed stage again.
On the other hand, if there is no change in the state of the paper feed stage, the control unit 211 determines whether or not an operation on the
(カセットオープン検知処理)
次に、カセットオープン検知処理の一例を説明する。カセットオープン検知処理は、給紙カセット102~105のいずれかがオープン状態になった場合に画像形成装置100により実行される処理である。ただし、実行中の印刷ジョブで使用することが指定されている給紙カセットがオープン状態になった場合には、印刷ジョブが中断される。この場合、カセットオープン検知処理に優先して、給紙ができないことに起因するエラー画面がUIパネル218に表示されるものとする。従って、本実施形態では、カセットオープン検知処理が、実行中の印刷ジョブにおいて使用することが指定されていない給紙カセットを対象とする処理である場合を例示する。図19は、カセットオープン検知処理の一例を説明するフローチャートである。図20は、図19のS1903の予約カセット警告処理の一例を説明するフローチャートである。図21は、図20のS2013の用紙変更処理の一例を説明するフローチャートである。図19~図21のフローチャートに沿ってカセットオープン検知処理の一例を説明する。尚、図19~図21のフローチャートの各工程は、例えば、画像形成装置100の制御部211が、記憶部215に記憶されている制御プログラムを実行することで実現される。
(Cassette open detection process)
Next, an example of cassette open detection processing will be described. The cassette open detection process is a process executed by the
制御部211は、各給紙カセット102~105のそれぞれがオープン状態およびクローズ状態のいずれの状態であるのかを検知する。制御部211は、給紙カセット102~105のいずれかがオープン状態であることを検知した場合に、図19のフローチャートに従う処理を開始する。給紙カセット102~105のいずれかがユーザによってオープンされ、オープン状態になると、制御部211は、記憶部215に記憶されている給紙段情報1400を取得する(S1901)。給紙段情報1400には予約情報が含まれる。図14(b)に示す例では、給紙段情報1400の各レコードにおける給紙段1401および予約者1405の情報を一組とする情報が予約情報となる。本実施形態では、例えば、S1901の処理によって、予約情報取得処理の一例が実現される。
The control unit 211 detects whether each of the paper feed cassettes 102 to 105 is in an open state or a closed state. When the control unit 211 detects that any one of the paper feed cassettes 102 to 105 is open, the control unit 211 starts processing according to the flowchart of FIG. When any one of the paper feed cassettes 102 to 105 is opened by the user and enters an open state, the control unit 211 acquires the paper
次に、制御部211は、オープン状態であることを検知した給紙カセットが、使用の予約がなされている給紙カセットであるか否かを、給紙段情報1400(予約情報)に基づいて判定する(S1902)。図14(b)に示す例では、制御部211は、給紙段1401の情報として、オープン状態であることを検知した給紙カセットを特定する情報が示され、且つ、予約者1405の情報として、ログインユーザを特定する情報が示されている予約情報を探索する。制御部211は、このような予約情報がある場合に、オープン状態であることを検知した給紙カセットは、使用の予約がなされている給紙カセットであると判定する。一方、制御部211は、このような予約情報がない場合に、オープン状態であることを検知した給紙カセットは、使用の予約がなされている給紙カセットでないと判定する。
Next, the control unit 211 determines whether or not the sheet cassette detected to be in the open state is a sheet cassette whose use has been reserved, based on the sheet feed stage information 1400 (reservation information). Determine (S1902). In the example shown in FIG. 14B, the control unit 211 indicates information specifying the paper feed cassette detected to be open as the information of the
S1902の時点では、まだ各ユーザに対しての警告表示の変更は行われず、予約中であるか否かの判定に留まる。S1902の判定の結果、オープン状態であることを検知した給紙カセットが、使用の予約がなされている給紙カセットでない場合、制御部211は、通常カセット警告処理を表示制御処理の一例として実行する(S1904)。通常カセット警告処理は、給紙カセットがオープンされた場合に、画像形成装置100の状態として、給紙カセットがオープンされていることをUIパネル218に表示する処理である。通常カセット警告処理により表示される情報に起因するユーザの画像形成装置100に対する操作(給紙カセットのクローズ)によって、画像形成装置100における印刷処理が影響を受けることはない。通常カセット警告処理により表示される情報は、後述する予約カセット警告処理により表示される情報とは異なる情報である。異なる情報とは、情報の内容が異なる場合に限定されない。例えば、内容が同じであっても表示態様が異なる場合には異なる情報であるものとする。例えば、通常カセット警告処理により表示される情報は、ステータスラインに表示される。一方、予約カセット警告処理により表示される情報は、例えば、ポップアップ表示される。また、通常カセット警告処理により表示される情報には、給紙カセットの予約に関する情報は含まれない。一方、予約カセット警告処理により表示される情報には、給紙カセットの予約に関する情報が含まれ得る。通常カセット警告処理は、画像形成装置の制御においては、一般的な動作であるため、詳細な説明を省略する。
At the time of S1902, the warning display for each user has not yet been changed, and it remains to determine whether or not a reservation is in progress. As a result of the determination in S1902, if the sheet cassette detected to be in the open state is not the sheet cassette whose use has been reserved, the control unit 211 executes normal cassette warning processing as an example of display control processing. (S1904). The normal cassette warning process is a process of displaying on the
S1902の判定の結果、オープン状態であることを検知した給紙カセットが、使用の予約がなされている給紙カセットである場合、制御部211は、予約カセット警告処理を実行する(S1903)。予約カセット警告処理は、図20のフローチャートにしたがう。 As a result of the determination in S1902, if the sheet cassette detected to be open is a sheet cassette whose use has been reserved, the control unit 211 executes reserved cassette warning processing (S1903). The reserved cassette warning process follows the flowchart of FIG.
まず、S2001において、制御部211は、S1901と同様に、給紙段情報1400を取得する。S2001の処理は、後述するS2009での判定のために前もって、予約情報を含む給紙段情報1400を取得する必要があるために実行される。ただし、制御部211が、図19のS1901の処理で取得した給紙段情報1400を記憶部215に記憶している場合、S2001の処理は省略してもよい。
First, in S2001, the control unit 211 acquires paper
次に、S2002において、制御部211は、ログインコンテキストを取得する。ログインコンテキストは、ユーザ名を含むログインユーザを特定する情報である。ログインコンテキストは、画像形成装置100の使用にともないユーザがログイン画面1001に対してログイン操作を行った際に記憶部215に記憶される。本実施形態では、ログインユーザ名の照合にのみ、ログインコンテキストの情報を使用するため、ログインコンテキストの構成についての詳細な説明を省略する。ログインコンテキストには、ログインユーザ名以外にも、例えば、パスワード情報、およびアクセス権限情報等が含まれる。また、ログインコンテキストの情報は、ユーザが使用を終えて、ログアウトすると消去される。制御部211は、ログアウトされた状態でログインコンテキストを取得すると、ユーザ名の属性が未設定状態であることから、誰もログインしていない状態であることを検知する。S2003において、制御部211は、ログインユーザ名の属性が未設定状態であるかどうかにより、ログインユーザが存在するか否かを判定する。
Next, in S2002, the control unit 211 acquires a login context. A login context is information specifying a login user including a user name. The login context is stored in the storage unit 215 when the user performs a login operation on the
この判定の結果、ログインユーザが存在しない場合は、S2004の処理が表示制御処理の一例として実行される。S2004において、制御部211は、ユーザに対してログインを督促する。図22は、ログイン督促画面2201の一例を示す図である。本実施形態では、制御部211は、ログイン督促画面2201をUIパネル218に表示させることにより、ユーザに対してログインを督促する。ログイン督促画面2201には、使用の予約がなされている給紙カセットがオープンされたことを示す情報と、画像形成装置100に対してユーザが行うべき操作を示す情報と、が表示される。図22では、画像形成装置100に対してユーザが行うべき操作を示す情報として、画像形成装置100にログインすることと、給紙カセットをクローズすることと、が含まれる場合を例示する。このようにログイン督促画面2201は、使用の予約がなされている給紙カセットをオープン状態にしたユーザに対してログイン操作や当該給紙カセットのクローズを促すために表示される画面である。
As a result of this determination, if there is no logged-in user, the process of S2004 is executed as an example of the display control process. In S2004, the control unit 211 prompts the user to log in. FIG. 22 is a diagram showing an example of a
また、ログイン督促画面2201には、ログインボタン2202およびキャンセルボタン2203が表示される。ユーザは、画像形成装置100にログインすることを希望する場合にログインボタン2202を押下する。一方、ユーザは、画像形成装置100にログインすることを希望しない場合にキャンセルボタン2203を押下する。
A
制御部211は、S2004において、ログイン督促画面2201をUIパネル218に表示させた後、ログインされたか否かを判定する(S2005)。S2005においてログインされたと判定される場合は、ログインボタン2202が押下され、且つ、ユーザ認証に成功した場合である。制御部211は、ログインボタン2202が押下されると、ログイン画面1001をUIパネル218上に表示させ、ユーザによるログイン操作が実行されるまで待つ。この処理は、図9のS901の処理と同じである。ユーザがログイン画面1001に対するログイン操作を実行した後、制御部211は、認証処理を実行し、ユーザ認証に成功したか否かを判定する。この処理は、図9のS902の処理と同じである。この判定の結果、ユーザ認証に成功すると、制御部211は、当該ユーザに対するログインコンテキストの情報を記憶部215に記憶する。そして、S2003の処理が再び実行される。一方、ユーザ認証に失敗した場合には、S2005においてログインされなかったと判定される。
After displaying the
また、例えば、給紙カセットのオープン行為がオペレーションミスであった場合、ユーザは、キャンセルボタン2203を押下する。このようにユーザによってキャンセルボタン2203が押下された場合にも、S2005においてログインされなかったと判定される。S2005においてログインされなかったと判定されると、S2006の処理が表示制御処理の一例として実行される。
Further, for example, if the act of opening the paper feed cassette is an operation error, the user presses the cancel
S2006において、制御部211は、図23(a)に示すカセットクローズ指示画面2301をUIパネル218に表示させる。カセットクローズ指示画面2301は、オープン状態の給紙カセットをクローズすることを、ログインユーザではないユーザに促すために表示される画面である。カセットクローズ指示画面2301に表示されるOKボタン2302がユーザによって押下されると、S2018において、制御部211は、オープン状態であることを検知した給紙カセットがクローズされたか否かを判定する。この判定の結果、給紙カセットがクローズされた場合、制御部211は、予約カセット警告処理においてUIパネル218に表示させた画面の表示を終了させる(S2019)。例えば、カセットクローズ指示画面2301がUIパネル218に表示されている場合、S2019において、制御部211は、カセットクローズ指示画面2301の表示を終了させる。S2019の処理が終了すると図20のフローチャートによる処理は終了する。
In S2006, the control unit 211 causes the
一方、S2018の判定の結果、オープン状態であることを検知した給紙カセットがクローズされていない場合には、ユーザによってOKボタン2302が押下されても、S2006の処理が再び実行され、カセットクローズ指示画面2301が表示される。
On the other hand, as a result of the determination in S2018, if the sheet feeding cassette that was detected to be in the open state is not closed, even if the user presses the
S2003において、ログインユーザが存在すると判定されると、警告表示をログインユーザごとに変更する処理が、S2007以降の処理で実現される。まず、S2007において、制御部211は、ログインユーザが、オープン状態であることを検知した給紙カセットの使用を予約したユーザであるか否を判定する。以下の説明では、オープン状態であることを検知した給紙カセットの使用を予約したユーザを、必要に応じて予約ユーザと呼ぶ。また、予約ユーザ以外のユーザを、必要に応じて非予約ユーザと呼ぶ。ログインユーザが予約ユーザであるか否かの判定は、例えば、次のようにして実行される。即ち、制御部211は、S2001において取得した給紙段情報1400に含まれる予約情報の予約者1405の欄のユーザ名と、S2002において取得したログインコンテキストの情報に含まれるログインユーザ名とが合致するか否かを判定する。ステップS2007において、ログインユーザが予約ユーザであると判定されると、S2008の処理が表示制御処理の一例として実行される。以下に、S2008以降の処理の一例を説明する。
If it is determined in S2003 that there is a logged-in user, the process of changing the warning display for each logged-in user is implemented in the processes after S2007. First, in S2007, the control unit 211 determines whether the logged-in user is the user who has reserved the use of the paper feed cassette detected to be open. In the following description, the user who has reserved the use of the paper feed cassette detected to be in the open state will be referred to as the reserved user as necessary. Users other than reservation users are called non-reservation users as necessary. Determination of whether or not the logged-in user is a reserved user is performed, for example, as follows. That is, the control unit 211 causes the user name in the
(予約ユーザへのカセットオープン警告処理)
予約ユーザが給紙カセットをオープンする行為には、例えば、以下の3種のケースが考えられる。1つめのケースは、給紙カセットに設定した用紙の入れ替えが行われるケースである。用紙の入れ替えが行われる場合、用紙のサイズの変更や、用紙の種類の変更等が行われる。2つめのケースは、給紙カセットの使用を予約していたが、必要な分の印刷出力を終え、給紙カセットにセットした用紙(例えば、内製化印刷用の紙)を回収するケースである。3つめのケースは、以下の2つの場合である。一つは、用紙の残量を確認するなど、給紙カセットの内部を目視する必要がある場合である。もう一つは、新たに給紙カセットの使用の予約をするなどの理由で、別の給紙カセットに用紙をセットしようとしたが、誤って既に使用の予約をしている給紙カセットをオープンした場合である。以下のS2008~S2012は、これらの3つのケースについて、予約ユーザに適切な操作を実施してもらうための処理である。
(Cassette open warning process for reservation user)
For example, the following three types of cases are conceivable for the act of opening the paper feed cassette by the reserved user. The first case is a case in which the sheets set in the paper feed cassette are replaced. When the paper is replaced, the size of the paper is changed, the type of paper is changed, and the like. In the second case, the use of the paper cassette was reserved, but after the required amount of print output is completed, the paper set in the paper cassette (for example, paper for in-house printing) is collected. be. The third case is the following two cases. One is a case where it is necessary to visually check the inside of the paper feed cassette, such as checking the remaining amount of paper. The other is that you tried to load paper in a different paper drawer for reasons such as reserving the use of a new paper drawer, but you accidentally opened the paper drawer that was already reserved for use. is the case. The following S2008 to S2012 are processes for having the reservation user perform appropriate operations for these three cases.
S2008において、制御部211は、図23(b)に示す予約ユーザ用選択画面2303をUIパネル218に表示させる。予約ユーザ用選択画面2303には、用紙変更ボタン2304、予約変更ボタン2305、およびキャンセルボタン2306が表示される。用紙変更ボタン2304は、使用の予約がされた給紙カセットにセットされた用紙を変更する場合にユーザが押下するボタンである。予約変更ボタン2305は、給紙カセットの使用の予約を終了する場合にユーザが押下するボタンである。キャンセルボタン2306は、オープンした給紙カセットのクローズだけを実行する場合にユーザが押下するボタンである。このように予約ユーザ用選択画面2303は、前述した3つのケースに対応する操作を予約ユーザに促すために表示される画面である。次に、S2009において、制御部211は、用紙変更ボタン2304、予約変更ボタン2305、およびキャンセルボタン2306のうち、いずれのボタンがユーザによって押下されたのかを判定する。
In S2008, the control unit 211 causes the
S2009の判定の結果、用紙変更ボタン2304がユーザによって押下された場合には、S2013の用紙変更処理が実行される。用紙変更処理は、給紙カセットにセットされている用紙に対する設定を変更するための処理である。図24は、用紙変更処理において表示される用紙変更指示画面2401の一例を示す図である。用紙変更処理の一例を、図21のフローチャートおよび図24を用いてさらに説明する。
If the user presses the
まず、S2101において、制御部211は、用紙変更指示画面2401をUIパネル218に表示させる。用紙変更指示画面2401には、給紙段選択ボタン2402~2406、用紙種類設定ボタン2407、用紙サイズ設定ボタン2408、封筒ボタン2409、はがきボタン2410、およびOKボタン2411が表示される。用紙変更指示画面2401は、図13(a)および図13(b)に示した用紙設定画面1301と本質的には同じ画面である。用紙変更指示画面2401のボタンが押下された場合の画像形成装置100の動作は、用紙設定画面1301のボタンが押下された場合の画像形成装置100の動作と基本的には同じである。用紙設定画面1301と用紙変更指示画面2401との違いは、給紙カセットの使用の予約をするための予約ボタン1311の有無である。この違いは、用紙設定画面1301を用いて実施するのは、給紙カセットの使用の予約であることに対し、用紙変更指示画面2401を用いて実施するのは、給紙カセットの使用の予約の削除である、という目的の違いによる。
First, in S<b>2101 , the control unit 211 causes the
そこで、図21では、用紙変更指示画面2401を用いて実行される処理のうち、給紙段選択ボタン2402~2406が押下された後に、用紙種類設定ボタン2407または用紙サイズ設定ボタン2408が押下された場合の処理のみの一例を示す。
S2102において、制御部211は、給紙段選択ボタン2402~2406が押下された後に、用紙種類設定ボタン2407および用紙サイズ設定ボタン2408のいずれのボタンが押下されたかを判定する。この判定の結果、用紙サイズ設定ボタン2408が押下された場合には、S2103の処理が表示制御処理の一例として実行される。
S2103において、制御部211は、図16に示す用紙サイズ設定画面1601をUIパネル218に表示させる。
次に、S2104において、制御部211は、用紙サイズ設定画面1601に対するユーザの操作の内容に基づいて、給紙段情報1400に含まれる用紙サイズ1402の情報を変更して、用紙のサイズを設定する。尚、用紙サイズ設定画面1601に対する操作の内容と、用紙サイズ設定画面1601に対する操作の内容に応じた制御部211の処理は、前述しているので、ここでは、それらの詳細な説明を省略する。S2104の処理が終了すると、用紙変更処理は終了し、図20のS2018の処理が実行される。
Therefore, in FIG. 21, among the processes executed using the paper
In S2102, the control unit 211 determines which of the paper type setting button 2407 and the paper
In S2103, the control unit 211 causes the
Next, in step S2104, the control unit 211 changes the information of the
S2102において、用紙種類設定ボタン2407が押下されたと判定された場合には、S2105の処理が表示制御処理の一例として実行される。S2105において、制御部211は、図15に示す用紙種類設定画面1501をUIパネル218に表示させる。
次に、S2106において、制御部211は、用紙種類設定画面1501に対するユーザの操作の内容に基づいて、給紙段情報1400に含まれる用紙種類1403の情報を変更して、用紙のサイズを設定する。尚、用紙種類設定画面1501に対する操作の内容と、用紙種類設定画面1501に対する操作の内容に応じた制御部211の処理は、前述しているので、ここでは、それらの詳細な説明を省略する。S2106の処理が終了すると、用紙変更処理は終了し、図20のS2018の処理が実行される。
If it is determined in S2102 that the paper type setting button 2407 has been pressed, the processing of S2105 is executed as an example of display control processing. In S2105, the control unit 211 causes the
Next, in step S2106, the control unit 211 changes the information of the
尚、本実施形態では、用紙設定変更処理で行われる設定が、用紙のサイズの変更と、用紙の種類の変更のみである場合を例に挙げて説明した。しかしながら、これは説明の簡略化のためである。これらの変更以外にも、用紙に対する各種の設定の変更を、用紙変更指示画面2401を用いて行ってもよい。例えば、用紙の搬送に関わるパラメータ、用紙の種類ごとに設定可能な印刷画像の品位に関わるパラメータ等の変更が、用紙変更指示画面2401を用いて行われてもよい。
In the present embodiment, the case where the settings performed in the paper setting change process are only the change of the paper size and the change of the paper type has been described as an example. However, this is for simplicity of explanation. In addition to these changes, various settings for paper may be changed using the paper
また、前述の通り、用紙変更指示画面2401では、画面の目的の違いから、用紙設定画面1301に表示される予約ボタン1311を表示していない。しかしながら、用紙変更指示画面2401と用紙設定画面1301とを同じとして、用紙の設定を変更する画面から、給紙カセットの使用の予約の変更と、登録とが実行されるようにしてもよい。
Further, as described above, the reservation button 1311 displayed on the
図20の説明に戻り、S2009において、予約変更ボタン2305がユーザによって押下されたと判定された場合には、S2010の処理が表示制御処理の一例として実行される。S2010において、制御部211は、図25に示す予約削除画面2501をUIパネル218に表示させる。予約削除画面2501には、使用の予約がなされている給紙段(給紙カセット)の予約を削除することを促すために表示される画面である。ユーザは、予約を削除する場合には、予約削除ボタン2502を押下する。一方、予約を削除しない場合には、ユーザは、キャンセルボタン2503を押下する。
Returning to the description of FIG. 20, when it is determined in S2009 that the reservation change button 2305 has been pressed by the user, the processing of S2010 is executed as an example of the display control processing. In S2010, the control unit 211 causes the
S2011において、制御部211は、ユーザによって押下されたボタンが予約削除ボタン2502であるか否かを判定する。この判定の結果、ユーザによって押下されたボタンが予約削除ボタン2502である場合には、S2012の処理が実行される。S2012において、制御部211は、該当する予約を削除する。予約の削除は、記憶部215に記録されている給紙段情報1400に含まれる予約者1405の情報のうち、該当する給紙段(給紙カセット)における予約者1405の情報をクリアすることによって行われる。ここで、該当する給紙段(給紙カセット)とはは、使用の予約がなされている給紙段であって、オープン状態であることが検知された給紙段である。S2012の処理の後、前述したS2018の処理が実行される。一方、S2109において、ユーザによって押下されたボタンが予約削除ボタン2502ではなく、キャンセルボタン2503である場合には、前述したS2018の処理が実行される。また、S2009において、予約ユーザ用選択画面2303のキャンセルボタン2306がユーザによって押下された場合にも、前述したS2018の処理が実行される。
In S<b>2011 , the control unit 211 determines whether the button pressed by the user is the
(非予約ユーザへのカセットオープン警告処理)
S2007において、ログインユーザが予約ユーザではなく非予約ユーザであると判定された場合は、非予約ユーザが、使用の予約されている給紙カセットをオープンした場合である。非予約ユーザが、使用の予約されている給紙カセットをオープンする主要因は、非予約ユーザが、給紙カセットの使用の予約がなされていることを知らないことである。従って、給紙カセットを速やかに元の状態に戻す(クローズする)ことをユーザに促す必要がある。また、非予約ユーザが、給紙カセットの使用を予約するために、使用の予約がなされている給紙カセットにセットされている用紙の入れ替えを行おうとした可能性もある。その場合には、別の給紙カセットの使用の予約を非予約ユーザに促すことが望ましい。
(Cassette open warning processing for non-reserved users)
If it is determined in S2007 that the logged-in user is not a reserved user but a non-reserved user, this means that the non-reserved user has opened the paper feed cassette reserved for use. The main reason why a non-reserved user opens a paper feed cassette reserved for use is that the non-reserved user does not know that the use of the paper feed cassette is reserved. Therefore, it is necessary to urge the user to quickly return (close) the paper feed cassette to its original state. In addition, there is a possibility that a non-reservation user, in order to reserve the use of a paper feed cassette, has attempted to replace the paper set in the paper feed cassette whose use has been reserved. In that case, it is desirable to prompt the non-reservation user to reserve the use of another paper feed cassette.
そこで、S2007において、ログインユーザが予約ユーザではなく非予約ユーザであると判定された場合には、S2014において、制御部211は、図26に示す非予約ユーザ用選択画面2601をUIパネル218に表示させる。非予約ユーザ用選択画面2601には、新規予約ボタン2602およびキャンセルボタン2603が表示される。新規予約ボタン2602は、給紙カセットの新規の予約を行う場合にユーザが押下するボタンである。キャンセルボタン2603は、給紙カセットの新規の予約を行わない場合にユーザが押下するボタンである。
Therefore, when it is determined in S2007 that the logged-in user is not a reserved user but a non-reserved user, the control unit 211 displays a non-reserved
次に、S2015において、制御部211は、ユーザによって押下されたボタンが新規予約ボタン2602であるか否かを判定する。この判定の結果、ユーザによって押下されたボタンが新規予約ボタン2602である場合には、S2016の処理が表示制御処理の一例として実行される。S2016において、制御部211は、図27に示す予約設定画面2701をUIパネル218に表示させる。そして、S2017において、制御部211は、予約設定画面2701に対するユーザの操作の内容に基づいて、給紙段情報1400に含まれる予約情報(予約者1405)を更新する。S2017の処理が終了すると、前述したS2018の処理が実行される。
Next, in S<b>2015 , the control unit 211 determines whether or not the button pressed by the user is the
予約設定画面2701には、給紙段選択ボタン2702~2706、用紙種類設定ボタン2707、用紙サイズ設定ボタン2708、封筒ボタン2709、はがきボタン2710、予約ボタン2711、およびOKボタン2712が表示される。
The
予約設定画面2701は、図13(a)および図13(b)に示した用紙設定画面1301と本質的には同じ画面である。予約設定画面2701のボタンが押下された場合の画像形成装置100の動作は、用紙設定画面1301のボタンが押下された場合の画像形成装置100の動作と基本的には同じである。ただし、本実施形態では、1つの給紙段(給紙カセット)に対して1つの予約のみが可能である場合を例示する。従って、給紙段選択ボタン2702~2706のうち、使用の予約がなされている給紙段に対応する給紙段選択ボタンはユーザによって選択されないようにする。図14(b)に示す例では、給紙カセット102に対応する給紙カセット1の使用の予約がなされている。従って、給紙カセット102に対応する給紙段選択ボタン2702が、ユーザによって選択されないようにする。図27では、給紙段選択ボタン2702をグレーで表示することで、ユーザが、給紙段選択ボタン2702を選択することができないことを表す。尚、図27では、給紙段選択ボタン2703がユーザによって選択された状態である場合を例示する。また、ここでは、図27に示す予約設定画面2701を用いて予約登録処理が実行される場合を例示した。しかしながら、予約登録画面は、必ずしも、図27に示した予約設定画面2701である必要はない。予約登録画面は、例えば、予約設定画面2701から、紙種類設定ボタン2707、用紙サイズ設定ボタン2708、封筒ボタン2709、およびはがきボタン2710の少なくとも1つを除いた画面であってもよい。
The
図20の説明に戻り、S2015において、ユーザによって押下されたボタンが新規予約ボタン2602ではなく、キャンセルボタン2603であると判定された場合には、前述したS2006の処理が実行される。
Returning to the description of FIG. 20, when it is determined in S2015 that the button pressed by the user is not the
以上のように本実施形態では、画像形成装置100は、オープン状態であることを検知した給紙カセットが、使用の予約がなされている給紙カセットである場合とそうでない場合とで異なる表示情報をUIパネル218に表示させる。従って、印刷ジョブが画像形成装置100に投入される前に、ユーザがオープンした給紙カセットが、使用の予約がされている給紙カセットではあることを当該ユーザに報知することができる。よって、シート保持部の使用を予約することができる機能を有する画像形成装置に対するユーザの利便性を向上させることができる。
As described above, in the present embodiment, the
また、或るユーザが使用の予約をした給紙段であっても、別のユーザによって給紙段が操作(オープン)されることがある。その際、どのユーザに対しても同じ警告表示が実行されると、当該予約をしたユーザにとっては煩雑な処理となる虞がある。
例えば、ユーザは、内製化印刷を画像形成装置100に実行させるに際し、内製化印刷用の特殊な用紙を給紙カセットにセットし、画像形成装置100の前から離れて、PC200からPDLプリントジョブの投入を行う場合がある。つまり、内製化印刷を行うユーザが用紙をセットして、PC200の前に戻って印刷ジョブを投入するケースが必然的に発生し得る。この場合、内製化印刷を行うユーザが給紙カセットの使用を予約した後、PC200の前に戻って印刷ジョブの投入を指示する前に、別のユーザによって、予約中の給紙カセットが誤ってオープンされて用紙が入れ替えられることが起こり得る。そうすると、内製化印刷を行うユーザは、用紙のセットと再印刷とを再度実行する必要がある。一方、通常のオフィス印刷を行いたい別のユーザは、用紙を入れ替えても、入れ替えた用紙を使って印刷ジョブを実行させることができない。以上のように、内製化印刷を行うユーザおよび通常のオフィス印刷を行うユーザの双方にとって、望ましくない事態となる。このような課題に対しては、給紙カセットカセットをオープンしたユーザに対して、当該給紙カセットは予約中の給紙カセットである旨を報知することが考えられる。しかしながら、当該給紙カセットの使用を予約したユーザにとっては、当該給紙カセットが予約中の給紙カセットであることは不要な情報であり、煩雑である。尚、このような課題は、例えば、内製化印刷を行うユーザ同士の間、および通常のオフィス印刷を行うユーザ同士の間においても生じ得る。
Further, even if a certain user reserves the use of a paper feed tray, another user may operate (open) the paper feed tray. At that time, if the same warning display is executed for all users, there is a possibility that the user who made the reservation will have troublesome processing.
For example, when causing the
そこで、本実施形態では、画像形成装置100は、使用の予約がされている給紙カセットがオープンされた場合、ログインユーザが、当該給紙カセットの使用を予約したユーザであるか否かに応じて異なる表示情報をUIパネル218に表示させる。従って、画像形成装置100は、使用の予約がされている給紙カセットをオープンしたユーザの種別に応じて、適切な警告表示をすることができる。適切な警告表示により、予約ユーザは、予約の削除や用紙の設定の変更等をスムーズに行うことができる。また、非予約ユーザは、予約ユーザの印刷ジョブの実行を妨げることなく、給紙カセットの使用の予約や、別の給紙カセットを使って印刷ジョブを実行することができる。よって、シート保持部の使用を予約することができる機能を有する画像形成装置に対するユーザの利便性を向上させることができる。
Therefore, in the present embodiment, when a sheet cassette reserved for use is opened, the
また、本実施形態では、画像形成装置100は、使用の予約がされている給紙カセットがオープンされた場合、画像形成装置100に対するその後の操作としてユーザが行う操作の候補を示す情報をUIパネル218に表示させる。従って、使用の予約がされている給紙カセットをオープンしたユーザの種別に応じて、画像形成装置100に対する操作をユーザにナビゲートすることができる。
Further, in the present embodiment, when a paper feed cassette reserved for use is opened, the
本実施形態では、画像形成装置100の制御部211によって、各給紙段の予約情報の登録および削除が実現される場合を例示した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、ネットワーク230に接続された予約管理サーバが予約情報の登録および削除を実行してもよい。このようにする場合、画像形成装置100は、予約管理サーバに登録された予約情報を利用する構成であってもよい。つまり、予約情報の登録、削除、および管理は、画像形成装置100で実行されても、画像形成装置100の外部で実行されてもよい。
In this embodiment, the control unit 211 of the
また、本実施形態では、予約情報が、給紙段情報1400の一部として管理されている場合を例示した。しかしながら、予約情報は、給紙段情報の一部でなくてもよく、給紙段情報とは独立した別の情報であってもよい。
Further, in this embodiment, the case where the reservation information is managed as a part of the paper
また、本実施形態では、使用の予約がされている給紙カセット102~105がオープン状態になった場合に、予約カセット警告処理(S1903)が実行される場合を例示した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。予約ユーザおよび非予約ユーザは、給紙カセット102~105にセットされている用紙の入れ替える場合と同様の理由で、手差しトレイ106にセットされた用紙を取り替える場合がある。従って、例えば、給紙カセット102~105がオープン状態になった場合に加えて、手差しトレイ106の状態に変化があった場合にも、予約カセット警告処理が実行されてもよい。このようにする場合、手差しトレイ106に対して設けられている不図示のセンサにより、手差しトレイ106にセットされた用紙がないことが検知された場合に、予約カセット警告処理が実行されるようにしてもよい。
Further, in the present embodiment, the case where the reserved cassette warning process (S1903) is executed when the sheet cassettes 102 to 105 reserved for use become open is exemplified. However, this need not necessarily be the case. The reserved user and the non-reserved user may replace the paper set in the
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を説明する。第1実施形態では、1つの給紙段に対して1つの予約のみが可能である場合を説明した。これに対し、本実施形態では、給紙段の使用の予約に際して予約期間を予約情報に含めて設定することにより、異なる時間帯であれば、1つの給紙段に対して複数の予約が可能である場合について説明する。このように本実施形態と第1実施形態とは、予約期間を含めることによる構成および処理が主として異なる。従って、本実施形態の説明において第1実施形態と同一の部分については、図1~図27に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。また、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、user1が、A4サイズのコート紙を給紙カセット102にセットし、給紙カセット102の使用を予約するための操作を実行する場合を具体例として挙げて説明する。
(Second embodiment)
Next, a second embodiment will be described. In the first embodiment, a case has been described where only one reservation can be made for one paper feed stage. On the other hand, in this embodiment, by including the reservation period in the reservation information when reserving the use of the paper feed tray, it is possible to make multiple reservations for one paper feed tray in different time periods. A case will be described. As described above, the main difference between the present embodiment and the first embodiment is the configuration and processing due to the inclusion of the reservation period. Therefore, in the description of this embodiment, the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 27, and detailed description thereof is omitted. Also in the present embodiment, as in the first embodiment, the case where user1 sets A4-sized coated paper in the paper feed cassette 102 and executes an operation for reserving the use of the paper feed cassette 102 is specifically described. An example will be described.
図28は、予約時刻設定画面2801の一例である。制御部211は、図13(a)および図13(b)に示した給紙段選択ボタン1302~1306のいずれかが選択された状態で予約ボタン1311がユーザによって押下されたことを検知すると予約時刻設定画面2801をUIパネル218に表示させる。user1は、給紙カセット102にA4サイズのコート紙をセットして給紙カセット102の使用の予約をする。従って、user1は、給紙カセット102に対応する給紙段選択ボタン1302を押下した後に、予約ボタン1311を押下する。
FIG. 28 is an example of a reservation
予約時刻設定画面2801には、給紙段の予約期間の入力欄2802~2806が表示される。図28では、給紙カセット1(給紙カセット102)に対し、2021年5月10日の10:00から12:00までの期間が予約期間として入力されている場合を例示する。
The reservation
これに伴い、図14(a)および図14(b)に示した給紙段情報1400に含まれる予約情報(予約者1405の欄)は、以下のように拡張される。図29は、1つの給紙段における予約情報2900の一例を示す図である。図29(a)は、変更前の予約情報2900の一例を示し、図29(b)は、変更後の予約情報2900の一例を示す。ここでは、図29(a)および図29(b)は、図14(a)および図14(b)において、給紙カセット102に対応する給紙カセット1の給紙段情報1400に含まれる予約情報2900であるものとする。その他の給紙段についても、図29(a)および図29(b)に示す予約情報が作成される。
Along with this, the reservation information (
第1実施形態では、図14(a)および図14(b)を参照しながら説明したように、給紙段情報1400の各レコードにおける給紙段1401および予約者1405の情報を一組とする情報が予約情報となる。これに対し、本実施形態では、予約者2907に加えて、予約番号(No.2901)と、予約年月日(年2902、月2903、日2904)と、開始時刻2905と、終了時刻2906とが予約情報2900に含まれる。また、No.(予約番号)2901は、各予約情報が何番目に新しい予約情報であるのかを示す情報である。
In the first embodiment, as described with reference to FIGS. 14A and 14B, the information of the
図29(a)では、給紙カセット102(給紙カセット1)に既に2つの予約が入っていることを表す。ここで、制御部211は、予約時刻設定画面2801において、ユーザによるOKボタン2809の押下を検知すると、その時点で予約時刻設定画面2801に入力されている内容に基づいて予約を確定して、給紙段情報1400を更新する。そして、制御部211は、元の画面(用紙設定画面1301)をUIパネル218に表示させる。図29(b)は、給紙カセット102(給紙カセット1)に対する予約情報2900の更新結果の例を示す。尚、図29(a)および図29(b)の違いを比較し易いように、図29(b)に示す予約情報2900において、図29(a)に示す予約情報2900に対して追加された箇所を、色を反転させて示す。
FIG. 29A shows that two reservations have already been made for the paper feed cassette 102 (paper feed cassette 1). Here, when the control unit 211 detects that the user has pressed the
一方、ユーザによるキャンセルボタン2808の押下を検知すると、制御部211は、給紙段の使用の予約をせずに、元の画面(用紙設定画面1301)をUIパネル218に表示させる。また、予約時刻設定画面2801には、確認/取り消しボタン2807が表示される。ユーザによる確認/取り消しボタン2807の押下を検知すると、制御部211は、図30に示す予約状況画面3001をUIパネル218に表示させる。予約状況画面3001には、現在時刻が属する日から4日分のタイムライン3002が表示される。タイムライン3002は、給紙段選択ボタン1302~1306のうち、ユーザによって押下された給紙段選択ボタンに対応する給紙段の予約状況を示す。制御部211は、このようなタイムライン3002を、図29(a)に示した予約情報2900に基づいて作成し、UIパネル218に表示させる。尚、タイムライン3002に示される給紙段の予約状況の日数は、4日に限定されない。
On the other hand, upon detecting that the cancel button 2808 has been pressed by the user, the control unit 211 causes the
タイムライン3002には、予約時刻設定画面2801にて新たに予約された期間が他の期間と異なる表示態様で表示される(格子で示される領域3003を参照)。また、タイムライン3002には、既に予約されている期間が他の期間と異なる表示態様で表示される(黒で塗りつぶされた領域3004a、3004bを参照)。尚、図30では、領域3003、3004a、3004b以外の期間(横線で示される領域)は、未だ使用の予約がなされていない期間である。また、予約状況画面3001には、取り消しボタン3005が表示される。ユーザは、タイムライン3002において予約されている領域を選択した上で取り消しボタン3005を押下する。制御部211は、取り消しボタン3005の押下に連動して、該当する予約情報2900を給紙段情報1400から削除する。ただし、予約状況画面3001において予約の取り消しを実行することができる期間は、ログインユーザが予約した期間のみである。従って、制御部211は、タイムライン3002において予約されている領域のうち、ログインユーザが予約した期間以外の領域を、ユーザが選択することができないようにする。図29(a)および図29(b)に示す例では、領域3004a~3004bは、ログインユーザ(user1)以外のユーザ(user2)によって予約された期間である。従って、ログインユーザ(user1)は、領域3004a~3004bを選択することができない。本実施形態では、S1901の処理において、以上のようにして給紙段情報1400に含まれる予約情報2900が取得される。本実施形態では、例えば、S1901の処理によって、予約情報取得処理の一例が実現される。
The period newly reserved on the reservation
本実施形態では、図19のS1902において、制御部211は、以下のようにして、オープン状態であることを検知した給紙カセットが、使用の予約がなされている給紙カセットであるか否かを判定してもよい。即ち、制御部211は、オープン状態であることを検知した給紙カセットに対応する予約情報2900の年、月、日、開始時刻、および終了時刻と、現在時刻とを比較する。そして、制御部211は、オープン状態であることを検知した給紙カセットの予約情報2900に、現在時刻を予約期間に含むレコードがある場合、オープン状態であることを検知した給紙カセットが、使用の予約がなされている給紙カセットであると判定する。
In the present embodiment, in S1902 of FIG. 19, the control unit 211 determines whether or not the sheet cassette detected to be in the open state is a sheet cassette whose use has been reserved. may be determined. That is, the control unit 211 compares the current time with the year, month, day, start time, and end time of the
また、図20のS2007において、制御部211は、図31のフローチャートに示す予約ユーザ判定処理を実行することによって、ログインユーザが、オープン状態であることを検知した給紙カセットの使用を予約したユーザであるか否を判定してもよい。以下に、図31のフローチャートに沿って予約ユーザ判定処理の一例を説明する。 In S2007 of FIG. 20, the control unit 211 executes the reservation user determination process shown in the flowchart of FIG. You may judge whether it is. An example of reservation user determination processing will be described below with reference to the flowchart of FIG.
まず、S3101において、制御部211は、予約情報2900を取得する。
次に、S3102において、制御部211は、現在時刻を取得する。
次に、S3103において、制御部211は、予約情報2900の先頭のレコード(No.1=1の要素)の情報(年、月、日、開始時刻、終了時刻、予約者)を取得する。
First, in S<b>3101 , the control unit 211 acquires
Next, in S3102, the control unit 211 acquires the current time.
Next, in S3103, the control unit 211 acquires the information (year, month, day, start time, end time, reservation person) of the first record (element of No. 1=1) of the
次に、S3104において、制御部211は、ログインコンテキストから取得したログインユーザ名と、取得した予約情報2900のレコード中の予約者2907の欄に記憶されているユーザ名と一致するか否かを判定する。この判定の結果、ログインユーザ名と予約者2907の欄に記憶されているユーザ名とが一致する場合、S3105の処理が実行される。S3105において、制御部211は、現在時刻が、取得した予約情報2900のレコード中の情報により特定される予約期間内であるか否かを判定する。この判定の結果、現在時刻が予約期間内である場合、S3106において、制御部211は、予約ユーザはログインユーザであると判定し、図20のS2008の処理を実行する。
Next, in S3104, the control unit 211 determines whether or not the login user name acquired from the login context matches the user name stored in the
一方、S3104において、ログインユーザ名と予約者2907の欄に記憶されているユーザ名とが一致しないと判定された場合と、S3105において、現在時刻が予約期間内でないと判定された場合には、S3107の処理が実行される。S3107において、制御部211は、予約情報2900の最後尾のレコードの情報を取得済みであるか否かを判定する。この判定の結果、予約情報2900の最後尾のレコードの情報を取得済みである場合には、予約情報2900の全てのレコードについてS3104~S3105の判定が実行されていることになる。この場合、ログインユーザが予約をした予約期間に合致する予約情報2900のレコードが存在しない。そこで、S3108において、制御部211は、予約ユーザはログインユーザでないと判定し、図10のS2014の処理を実行する。
On the other hand, if it is determined in S3104 that the login user name does not match the user name stored in the
一方、S3107において、予約情報2900の最後尾のレコードの情報を取得済みでないと判定された場合には、S3109の処理が実行される。S3109において、制御部211は、予約情報2900の次のレコードの情報(年、月、日、開始時刻、終了時刻、予約者)を取得する。そして、S3104の処理が再び実行される。尚、予約情報2900の次のレコードとは、S3103およびS3109で未取得のレコードのうち先頭のレコードである。
On the other hand, if it is determined in S3107 that the information of the last record of the
また、第1実施形態では、図20のS2010において、制御部211は、図25に示す予約削除画面2501をUIパネル218に表示させる。これに対し、本実施形態では、図20のS2010において、制御部211は、図32に示す予約削除画面3201をUIパネル218に表示させる。予約削除画面3201には、予約削除ボタン3202およびキャンセルボタン3203に加えて、現在時刻が属する日のタイムライン3204が表示される。タイムライン3204は、オープン状態であることが検知された給紙段であって、使用の予約がなされている給紙段の予約状況を示す。タイムライン3204には、削除することが可能な予約の予約期間が他の期間と異なる表示態様で表示される(格子で示される領域3205を参照)。ユーザは、該当する予約を削除する場合には、予約削除ボタン3202を押下する。尚、削除することが可能な予約は、現在時刻が予約期間に含まれる予約である。一方、該当する予約を削除しない場合には、ユーザは、キャンセルボタン3203を押下する。予約削除ボタン3202およびキャンセルボタン3203の役割は、図25に示した予約削除ボタン2502およびキャンセルボタン2503の役割と同じである。
Further, in the first embodiment, in S2010 of FIG. 20, the control unit 211 causes the
第1実施形態で説明したように、S2011の判定の結果、ユーザによって押下されたボタンが予約削除ボタン3202である場合には、S2012の処理が実行される。本実施形態でも、S2012において、制御部211は、該当する予約を削除する。第1実施形態では、予約の削除は、予約者1405の情報をクリアすることにより実行される。これに対し、本実施形態では、予約の削除は、記憶部215に記録されている給紙段情報1400の一部である予約情報2900のレコードのうち、該当するレコードを削除することによって実行される。尚、該当するレコードは、予約ユーザと一致するログインユーザが予約者2907の情報として含まれ、且つ、現在時刻が予約期間に含まれるレコードである。
As described in the first embodiment, as a result of the determination in S2011, if the button pressed by the user is the reservation deletion button 3202, the process of S2012 is executed. Also in this embodiment, in S2012, the control unit 211 deletes the corresponding reservation. In the first embodiment, deletion of a reservation is executed by clearing information on the
また、第1実施形態では、1つの給紙段に対して1つの予約のみが可能である場合を例示する。従って、第1実施形態では、非予約ユーザが、給紙カセットの使用を予約するために、使用の予約がなされている給紙カセットにセットされている用紙の入れ替えを行おうとした場合に、別の給紙カセットの使用の予約を非予約ユーザに促せばよい。これに対し、本実施形態では、1つの給紙段に対して複数の予約が可能である。従って、別の給紙カセットに加えて、使用の予約がなされている給紙カセットの使用の予約を非予約ユーザに促すことが望ましい。 Further, in the first embodiment, a case where only one reservation can be made for one paper feed stage is illustrated. Therefore, in the first embodiment, when a non-reserved user attempts to replace the sheets set in the reserved paper cassette in order to reserve the use of the paper cassette, another The non-reservation user should be prompted to reserve the use of the paper feed cassette. On the other hand, in this embodiment, a plurality of reservations can be made for one paper feed tray. Therefore, it is desirable to prompt non-reserved users to reserve the use of the reserved paper feed cassettes in addition to other paper feed cassettes.
そこで、本実施形態では、S2007において、ログインユーザが予約ユーザではなく非予約ユーザであると判定された場合には、制御部211は、以下の処理を実行する。
まず、S2014において、制御部211は、第1実施形態と同様に、図26に示す非予約ユーザ用選択画面2601をUIパネル218に表示させる。次に、S2015において、制御部211は、ユーザによって押下されたボタンが新規予約ボタン2602であると判定した場合、S2016の処理を実行する。第1実施形態では、S2016において、制御部211は、図27に示す予約設定画面2701をUIパネル218に表示させる。これに対し、本実施形態では、S2016において、制御部211は、図33に示す予約設定画面3301をUIパネル218に表示させる。図27に示す予約設定画面2701では、給紙段選択ボタン2702~2706のうち、使用の予約がなされている給紙段に対応する給紙段選択ボタンはユーザによって選択されないようにする。これに対し、図33に示す予約設定画面3301では、使用の予約がなされている給紙段に対応する給紙段選択ボタンもユーザによって選択されることが可能とする。図33に示す例では、給紙段選択ボタン3302~3306の全てが、ユーザによって選択されることが可能である。尚、図33では、給紙段選択ボタン2702がユーザによって選択された状態である場合を例示する。
Therefore, in this embodiment, when it is determined in S2007 that the logged-in user is not a reservation user but a non-reservation user, the control unit 211 executes the following processing.
First, in S2014, the control unit 211 causes the
予約設定画面3301のボタンが押下された場合の画像形成装置100の動作は、用紙設定画面1301のボタンが押下された場合の画像形成装置100の動作と基本的には同じである。前述したように本実施形態では、予約ボタン1311がユーザによって押下された場合には、図28に示す予約時刻設定画面2801がUIパネル218に表示される。そこで、本実施形態では、予約設定画面3301の予約ボタン3311がユーザによって押下された場合にも、図28に示す予約時刻設定画面2801がUIパネル218に表示されるものとする。また、予約時刻設定画面2801の確認/取り消しボタン2807がユーザによって押下されると、図30に示す予約状況画面3001がUIパネル218に表示される。予約時刻設定画面2801および予約状況画面3001の表示を通して給紙カセットの使用の予約を登録する処理はすでに説明済みであるため、ここでは、当該処理の詳細な説明を省略する。
The operation of the
尚、ここでは、図33に示した予約設定画面3301を用いて予約登録処理が実行される場合を例示した。しかしながら、予約登録画面は、必ずしも、図33に示した予約設定画面3301である必要はない。予約登録画面は、例えば、予約設定画面3301から、紙種類設定ボタン3307、用紙サイズ設定ボタン3308、封筒ボタン3309およびはがきボタン3310の少なくとも1つを除いた画面であってもよい。
Here, the case where the reservation registration process is executed using the
また、本実施形態では、給紙段の使用の予約に際し、予約期間が設定される。このようにする場合、予約期間が経過しても予約ユーザが当該予約に基づく印刷ジョブを実行させない場合が生じ得る。そこで、制御部211は、予約情報2900のレコードのうち、現在時刻が予約期間(使用の終了時刻)を経過しているレコードを自動的にクリアする。
Further, in the present embodiment, a reservation period is set when reserving the use of the paper feed stage. In this case, the reservation user may not execute the print job based on the reservation even after the reservation period has passed. Therefore, the control unit 211 automatically clears records in the
以上のように本実施形態では、画像形成装置100は、給紙段の使用の予約に際し、予約期間を設定する。従って、給紙段の使用が予約されていることにより別のユーザが当該給紙段を使用することができない期間を限定することができる。また、1つの給紙段に対して複数の予約をすることができる。また、予約期間ごとに予約を管理することができる。よって、ユーザの利便性をより一層向上させることができる。
尚、本実施形態においても第1実施形態で説明した種々の変形例を採用してもよい。
As described above, in the present embodiment, the
It should be noted that various modifications described in the first embodiment may also be employed in this embodiment.
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を説明する。第1実施形態および第2実施形態では、ユーザのログイン状態と給紙段の予約状態とに応じた警告表示が実行される場合を例示した。しかしながら、例えば、予約ユーザが意図的に給紙カセットをオープンした場合にも、予約ユーザ用選択画面2303等の警告表示がなされてしまい、ユーザにとって煩わしさを感じさせてしまうことがあり得る。そこで、本実施形態では、予約ユーザによって給紙段がオープン状態にされたことが検知された場合に、警告表示を実行するか否かが切り替わる場合について説明する。このように本実施形態と第1実施形態および第2実施形態とは、このような警告表示を実行するか否かの切り替えを実行することによる構成および処理が主として異なる。従って、本実施形態の説明において第1実施形態および第2実施形態と同一の部分について、図1~図33に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
(Third Embodiment)
Next, a third embodiment will be described. In the first embodiment and the second embodiment, the case where the warning display according to the user's login state and the reservation state of the paper feed stage is executed is exemplified. However, for example, even when the reserved user intentionally opens the paper feed cassette, a warning such as the reserved
図34は、表示抑制設定画面3401の一例を示す図である。表示抑制設定画面3401は、警告表示を抑制するための設定を登録するための画面である。本実施形態では、表示抑制設定画面3401は、予約ユーザによって操作される場合を例示する。尚、この設定の登録を実施するまでの画面の遷移は、特に限定されない。ただし、表示抑制設定画面3401は、ユーザ認証に成功した後に表示され、ログインユーザのみが操作できるようにするのが好ましい。例えば、図9のS906とS907との間において、制御部211は、表示抑制設定画面3401をUIパネル218に表示させてもよい。
FIG. 34 is a diagram showing an example of a display
表示抑制設定画面3401には、抑制ボタン3402と非抑制ボタン3403とが表示される。ユーザは、予約カセット警告処理においてログインユーザが予約ユーザである場合(S2007でYESの場合)に表示される画面の表示(警告表示)を画像形成装置100が実行することを抑制したい場合、抑制ボタン3402を押下する。制御部211は、ユーザによる抑制ボタン3402の押下を検知すると、予約カセット警告処理において当該ユーザが予約ユーザである場合に表示される画面の表示(警告表示)を実行しないことを設定する。一方、予約カセット警告処理においてログインユーザが予約ユーザである場合に表示される画面の表示(警告表示)を画像形成装置100が実行することを抑制したくない場合、ユーザは、非抑制ボタン3403を押下する。制御部211は、ユーザによる非抑制ボタン3403の押下を検知すると、予約カセット警告処理において当該ユーザが予約ユーザである場合に表示される画面(警告表示)を実行することを設定する。警告表示を実行するか否かの設定の内容を示す情報は、ユーザ毎に記憶部215に記憶される。例えば、給紙段情報1400に、警告表示の実行の要否を示す情報が含まれるようにしてもよい。本実施形態では、例えば、制御部211が、警告表示を実行するか否かの設定の内容を示す情報を記憶部215に記憶することにより、表示設定処理の一例が実現される。
A
図35は、本実施形態の予約カセット警告処理(図19のS1903の処理)の一例を説明するフローチャートである。図35のフローチャートの基本的な動作は、図20のフローチャートと同じである。図35のフローチャートは、図20のフローチャートに対して以下の点が異なる。即ち、ステップS2007において、ログインユーザが予約ユーザであると判定されると、S2008の処理の前にS3501の処理が実行される。S3501において、制御部211は、予約ユーザに対して警告表示を抑制するか否かを判定する。この判定は、表示抑制設定画面3401に対するユーザによる操作に基づいてユーザ毎に記憶部215に記憶された、警告表示を実行するか否かの設定の内容を示す情報に基づいて実行される。
FIG. 35 is a flowchart for explaining an example of reserved cassette warning processing (processing of S1903 in FIG. 19) according to the present embodiment. The basic operation of the flowchart of FIG. 35 is the same as that of the flowchart of FIG. The flowchart of FIG. 35 differs from the flowchart of FIG. 20 in the following points. That is, when it is determined in step S2007 that the logged-in user is the reserved user, the process of S3501 is executed before the process of S2008. In S3501, the control unit 211 determines whether or not to suppress warning display to the reservation user. This determination is performed based on the information indicating the details of the setting as to whether to execute warning display, which is stored in the storage unit 215 for each user based on the user's operation on the display
この判定の結果、予約ユーザに対して警告表示を抑制しない場合には、S2008以降の処理が実行される(即ち、図20のフローチャートと同じ処理が実行される)。一方、予約ユーザに対して警告表示を抑制する場合には、警告表示は実行されない。この場合、図35のフローチャートによる処理は終了する。 As a result of this determination, if the warning display is not to be suppressed for the reservation user, the processing from S2008 onwards is executed (that is, the same processing as in the flowchart of FIG. 20 is executed). On the other hand, when suppressing the warning display for the reservation user, the warning display is not executed. In this case, the processing according to the flowchart of FIG. 35 ends.
以上のように本実施形態では、画像形成装置100は、予約ユーザに対しての警告表示を抑制するか否かを切り替える。従って、予約ユーザの意図に応じて、使用の予約がなされている給紙段の状態を変化させた予約ユーザに対して、操作をナビゲートするか、それとも、UI操作を削減するかのいずれかを実行することが可能となる。よって、ユーザの利便性をより一層向上させることができる。
As described above, in the present embodiment, the
本実施形態では、警告表示を実行するか否かの設定の内容を示す情報を、予約ユーザ毎に設定する場合を例示した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、画像形成装置100の管理者が、警告表示を実行するか否かの設定の内容を示す情報を、全てのユーザに対して一括して設定してもよい。また、本実施形態においても第1実施形態および第2実施形態で説明した種々の変形例を採用してもよい。
In this embodiment, the case where the information indicating the content of the setting as to whether or not to execute the warning display is set for each reservation user is exemplified. However, this need not necessarily be the case. For example, an administrator of the
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、以上説明した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(Other examples)
The present invention supplies a program that implements one or more functions of the above-described embodiments to a system or device via a network or a storage medium, and one or more processors in the computer of the system or device reads and executes the program. It can also be realized by processing to It can also be implemented by a circuit (for example, ASIC) that implements one or more functions.
In addition, the embodiments of the present invention described above are merely examples of specific implementations of the present invention, and the technical scope of the present invention should not be construed to be limited by these. It is. That is, the present invention can be embodied in various forms without departing from its technical concept or main features.
100:画像形成装置、102~105:給紙カセット、211:制御部、218:UIパネル 100: image forming apparatus, 102 to 105: paper feed cassette, 211: control unit, 218: UI panel
Claims (18)
前記シート保持部のうち使用の予約がなされた前記シート保持部を特定する情報を取得する取得手段と、
前記使用の予約がなされているシート保持部の状態が変化した場合と、前記使用の予約がなされていないシート保持部の状態が変化した場合と、で異なる表示情報を表示装置に表示させる制御を実行する表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 at least one sheet holding unit holding a sheet conveyed for image formation;
Acquisition means for acquiring information specifying the sheet holding unit reserved for use among the sheet holding units;
Control to display different display information on the display device depending on whether the state of the sheet holding unit reserved for use is changed or the state of the sheet holding unit not reserved for use is changed a display control means to be executed;
An image forming apparatus comprising:
前記表示制御手段は、前記シート保持部のうち使用の予約がなされているシート保持部の状態が変化した場合に、前記画像形成装置を使用しているユーザが、当該シート保持部の使用を予約したユーザであるか否かに応じて異なる表示情報を表示装置に表示させる制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 the acquisition unit further acquires information identifying a user who has reserved use of the sheet holding unit and information identifying a user who is using the image forming apparatus;
The display control means allows the user who is using the image forming apparatus to reserve the use of the sheet holding portion when the state of the sheet holding portion reserved for use among the sheet holding portions changes. 2. The image forming apparatus according to claim 1, wherein control is executed to cause the display device to display different display information depending on whether the user is a registered user.
前記画像形成装置を操作しているユーザを特定する情報を含む情報を取得する操作情報取得手段と、をさらに有することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。 the acquisition means acquires information including information specifying a user who has reserved use of the sheet holding unit and information specifying the sheet holding unit for which the reservation has been made;
4. The image forming apparatus according to claim 2, further comprising operation information acquiring means for acquiring information including information specifying a user operating the image forming apparatus.
前記表示制御手段は、前記表示設定手段による設定に応じて、前記表示情報を表示装置に表示させる制御を実行することを特徴とする請求項2~13のいずれか1項に記載の画像形成装置。 further comprising display setting means for setting whether or not to execute display of the display information when a user who uses the image forming apparatus is a user who has reserved use of the sheet holding unit;
14. The image forming apparatus according to any one of claims 2 to 13, wherein the display control means executes control for displaying the display information on a display device according to the setting by the display setting means. .
前記シート保持部のうち使用の予約がなされた前記シート保持部を特定する情報を取得する取得工程と、
前記使用の予約がなされているシート保持部の状態が変化した場合と、前記使用の予約がなされていないシート保持部の状態が変化した場合と、で異なる表示情報を表示装置に表示させる制御を実行する表示制御工程と、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 A control method for an image forming apparatus having at least one sheet holding section for holding a sheet conveyed for forming an image, comprising:
an acquisition step of acquiring information specifying the sheet holding unit reserved for use among the sheet holding units;
Control to display different display information on the display device depending on whether the state of the sheet holding unit reserved for use is changed or the state of the sheet holding unit not reserved for use is changed a display control process to be performed;
A control method for an image forming apparatus, comprising:
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