JP2023022854A - hybrid vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ハイブリッド車両に関する。 The present invention relates to hybrid vehicles.
例えば、特許文献1には、低負荷時の排気性能向上のために触媒温度を上昇させる技術が開示されている。
For example,
特許文献1においては、吸気行程の下死点付近で排気補助カムにより排気弁を開いて排気ガスを筒内に戻し、圧縮行程前の吸気温度を高めて排気温度を上昇させている。
In
しかしながら、特許文献1には、内燃機関の排気温度が高くなる運転状態で、排気温度を低下させる要求があった場合についての考慮がなされていない。
However, in
つまり、排気温度を上昇させたい場面での要求と排気温度の上昇を抑制したい場面での要求とを両立させるためには、更なる改善の余地がある。 In other words, there is room for further improvement in order to satisfy both the demand for raising the exhaust gas temperature and the demand for suppressing the rise of the exhaust gas temperature.
本発明のハイブリッド車両は、内燃機関の排気弁のバルブリフト特性を切り替える排気可変動弁機構を有している。上記排気可変動弁機構は、上記内燃機関を燃費の良い第1運転点で運転する場合と上記内燃機関の出力が高い第2運転点で運転する場合とでカム特性を切り替え、上記第1運転点では、排気温度の低下が抑制される第1カム特性を使用し、上記第2運転点では、排気温度の上昇が抑制される第2カム特性を使用することを特徴としている。 A hybrid vehicle of the present invention has an exhaust variable valve mechanism that switches valve lift characteristics of exhaust valves of an internal combustion engine. The exhaust variable valve mechanism switches cam characteristics between when the internal combustion engine is operated at a first operating point with good fuel efficiency and when the internal combustion engine is operated at a second operating point where output is high, thereby switching the cam characteristics in the first operation. The point uses a first cam characteristic that suppresses a decrease in exhaust temperature, and the second operating point uses a second cam characteristic that suppresses an increase in exhaust temperature.
これによって、ハイブリッド車両は、内燃機関を第1運転点で運転した際には排気温度の低下を抑制して排気通路に設けられた排気浄化用の触媒の活性化を促進させることができ、内燃機関を第2運転点で運転した際には、排気温度の上昇を抑制して排気通路に設けられた排気タービンの入り口温度の上昇を抑制することができる。 As a result, when the internal combustion engine is operated at the first operating point, the hybrid vehicle can suppress the decrease in the exhaust gas temperature and promote the activation of the exhaust purification catalyst provided in the exhaust passage. When the engine is operated at the second operating point, it is possible to suppress the temperature rise of the exhaust gas, thereby suppressing the temperature rise at the entrance of the exhaust turbine provided in the exhaust passage.
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 An embodiment of the present invention will now be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明が適用される車両1の駆動システムの概略を模式的に示した説明図である。車両1は、駆動輪2を駆動する駆動ユニット3と、駆動輪2を駆動するための電力を発電する発電ユニット4と、を有している。
FIG. 1 is an explanatory diagram schematically showing an outline of a drive system of a
駆動ユニット3は、駆動輪2を回転駆動する第2電動機としての駆動用モータ5と、駆動用モータ5の駆動力を駆動輪2に伝達する第1ギヤトレーン6及びディファレンシャルギヤ7と、を有している。駆動用モータ5には、発電ユニット4で発電された電力等が充電されたバッテリ8から電力が供給される。
The drive unit 3 includes a drive motor 5 as a second electric motor that rotationally drives the
発電ユニット4は、駆動用モータ5に供給する電力を発電する第1電動機としての発電機9と、発電機9を駆動可能な内燃機関10と、内燃機関10の回転を発電機9に伝達する第2ギヤトレーン11と、を有している。
The power generation unit 4 includes a generator 9 as a first electric motor that generates electric power to be supplied to the drive motor 5 , an
車両1は、内燃機関10により駆動される発電機9からの電力及びバッテリ8からの電力により駆動用モータ5を駆動して走行するものであり、内燃機関10を駆動源として直接的には使用しないいわゆるシリーズハイブリッド車両である。
The
車両1は、例えば、バッテリ8のバッテリ残量が少なくなると、バッテリ8を充電するために内燃機関10を駆動して発電機9で発電する。
The
駆動用モータ5は、車両1の直接的な駆動源であり、例えばバッテリ8からの交流電力により駆動する。また、駆動用モータ5は、車両1の減速時に発電機として機能する。
The drive motor 5 is a direct drive source for the
発電機9は、内燃機関10に発生した回転エネルギーを電気エネルギーに変換し、例えばバッテリ8を充電する。また、発電機9は、内燃機関10を駆動する電動機としての機能も有しており、内燃機関10のモータリングが可能となっている。発電機9は、内燃機関10のスタータモータとして機能させてもよい。なお、発電機9で発電した電力は、運転状態に応じて、例えばバッテリ8に充電するのではなく駆動用モータ5に直接供給するようにしてもよい。
The generator 9 converts rotational energy generated in the
図2は、内燃機関10のシステム構成を模式的に示した説明図である。
FIG. 2 is an explanatory diagram schematically showing the system configuration of the
内燃機関10は、ピストン20の往復直線運動をクランクシャフト21の回転運動に変換して動力として取り出すいわゆるレシプロ式の内燃機関である。
The
内燃機関10は、吸気通路22と排気通路23とを有している。吸気通路22は、吸気弁24を介して燃焼室25に接続されている。排気通路23は、排気弁26を介して燃焼室25に接続されている。
The
内燃機関10は、燃焼室25内に燃料(ガソリン)を直接噴射する燃料噴射弁27を有している。燃料噴射弁27から噴射された燃料は、燃焼室25内で点火プラグ28により点火される。なお、内燃機関10は、各気筒の吸気ポートに燃料を噴射するものであってもよい。
The
吸気通路22には、吸気中の異物を捕集するエアクリーナ30と、吸入空気量を検出するエアフローメータ31と、コントロールユニット60からの制御信号によって開度が制御される電動のスロットル弁32と、が設けられている。
The
エアフローメータ31は、スロットル弁32の上流側に配置されている。エアフローメータ31は、温度センサを内蔵したものであって、吸気導入口の吸気温度を検出可能となっている。エアクリーナ30は、エアフローメータ31の上流側に配置されている。
The
排気通路23には、マニホールド触媒33と床下触媒34が設けられている。マニホールド触媒33は、燃焼室25から比較的近い、例えば排気マニホールドの集合部の直下流の位置に設けられている。マニホールド触媒33よりも容量の大きい床下触媒34は、マニホールド触媒33の下流側に位置している。マニホールド触媒33及び床下触媒34は、例えば三元触媒等からなる排気浄化用の触媒である。
A
また、この内燃機関10は、吸気通路22に設けられたコンプレッサ35と排気通路23に設けられた排気タービン36とを同軸上に備えた排気タービン式の過給機(ターボ過給機)37を有している。コンプレッサ35は、スロットル弁32の上流側で、かつエアフローメータ31よりも下流側に配置されている。排気タービン36は、マニホールド触媒33の下流側に配置されている。
The
吸気通路22には、リサーキュレーション通路38が接続されている。リサーキュレーション通路38は、その一端がコンプレッサ35の上流側で吸気通路22に接続され、その他端がコンプレッサ35の下流側で吸気通路22に接続されている。
A
このリサーキュレーション通路38には、コンプレッサ35の下流側からコンプレッサ35の上流側へ過給圧を解放可能な電動のリサーキュレーション弁39が配置されている。なお、リサーキュレーション弁39としては、コンプレッサ35下流側の圧力が所定圧力以上となったときのみ開弁するようないわゆる逆止弁を用いることも可能である。
An
また、吸気通路22には、コンプレッサ35の下流側に、コンプレッサ35により圧縮(加圧)された吸気を冷却して充填効率を良くするインタクーラ40が設けられている。インタクーラ40は、リサーキュレーション通路38の下流側端よりも下流で、スロットル弁32よりも上流側に位置している。
Further, the
排気通路23には、排気タービン36を迂回して排気タービン36の上流側と下流側とを接続する排気バイパス通路42が接続されている。排気バイパス通路42の上流側端は、マニホールド触媒33よりも下流側の位置で排気通路23に接続されている。排気バイパス通路42の下流側端は、排気タービン36よりも下流側の位置で排気通路23に接続されている。排気バイパス通路42には、排気バイパス通路42内の排気流量を制御する電動のウエストゲート弁43が配置されている。ウエストゲート弁43は、排気タービン36に導かれる排気ガスの一部を排気タービン36の下流側にバイパスさせることが可能であり、内燃機関10の過給圧を制御可能なものである。
An
また、内燃機関10は、排気通路23から排気の一部をEGRガスとして吸気通路22へ導入(還流)する排気還流(EGR)が実施可能なものであって、排気通路23から分岐して吸気通路22に接続されたEGR通路44を有している。EGR通路44は、その一端が排気タービン36の下流側となり床下触媒34の上流側となる位置で排気通路23に接続され、その他端がエアフローメータ31の下流側となりコンプレッサ35の上流側となる位置で吸気通路22に接続されている。このEGR通路44には、EGR通路44内のEGRガスの流量を制御する電動のEGR弁45と、EGRガスを冷却可能なEGRクーラ46と、が設けられている。
Further, the
なお、図1中の符号47は、吸気通路22のコレクタ部である。吸気通路22は、内燃機関10が多気筒内燃機関であれば、コレクタ部47よりも下流側が吸気マニホールドとして気筒毎に分岐する。
内燃機関10は、吸気弁24の動弁機構として、吸気弁24のバルブリフト特性を切り替える吸気可変動弁機構51を有している。
The
内燃機関10は、排気弁26の動弁機構として、排気弁26のバルブリフト特性を切り替える排気可変動弁機構52を有している。
The
吸気可変動弁機構51及び排気可変動弁機構52は、例えば特開2016-70163号公報によって既に公知となっている可変動弁機構であり、機関弁(吸気弁24または排気弁26)のカム軸に、機関弁を開閉させる第1カム部及び第2カム部が切り替え可能に気筒毎に設けられたものである。第1カム部のカム特性である第1カム特性と第2カム部のカム特性である第2カム特性とは、互いに異なるカム特性となっている。
The intake
排気可変動弁機構52の第1カム部は、排気温度の低下が抑制される第1カム特性で排気弁26を開閉する。排気可変動弁機構52の第2カム部は、排気温度の上昇が抑制される第2カム特性で排気弁26を開閉する。
The first cam portion of the exhaust
なお、第1カム特性は、吸気可変動弁機構51と排気可変動弁機構52とでは異なるカム特性に設定されている。また、第2カム特性は、吸気可変動弁機構51と排気可変動弁機構52とでは異なるカム特性に設定されている。
Note that the first cam characteristics are set to different cam characteristics between the intake
ここで、排気可変動弁機構52の第1カム特性及び第2カム特性は、図3に示すような排気弁26のバルブリフト特性が得られるものである。図3の特性線Aは、第1カム特性によって得られる排気弁26のバルブリフト特性を示している。図3の特性線Bは、第2カム特性によって得られる排気弁26のバルブリフト特性を示している。
Here, the first cam characteristic and the second cam characteristic of the exhaust
第1カム特性及び第2カム特性で得られる排気弁26のバルブリフト特性は、クランク角に対する排気弁26のリフトの中心角の位相が同一、かつ排気弁26の開弁期間が同一となるように設定される。
The valve lift characteristics of the
第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の開弁直後の所定期間における排気弁26の上昇速度は、第2カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の開弁直後の所定期間における排気弁26の上昇速度よりも速くなるよう設定されている。また、第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の開弁直後の所定期間における排気弁26の上昇速度は、第1カム特性における同時期の排気弁26のバルブリフト量が第2カム特性における同時期の排気弁26のバルブリフト量よりも大きくなるよう設定されている。
The rising speed of the
換言すると、第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の開弁直後の所定期間における排気弁26の加速度を表す特性線の傾きは、第2カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の開弁直後の所定期間における排気弁26の加速度を表す特性線の傾きよりも大きくなるよう設定されている。また、第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の開弁直後の所定期間における排気弁26の加速度を表す特性線の傾きは、正加速度最大値が大きくなるよう、第1カム特性における同時期の排気弁26の加速度の最大値が第2カム特性における同時期の排気弁26の加速度の最大値よりも大きくなるよう設定されている。
In other words, the slope of the characteristic line representing the acceleration of the
第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の閉弁直前の所定期間における排気弁26の下降速度は、第2カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の閉弁直前の所定期間における排気弁26の下降速度よりも遅くなるよう設定されている。また、第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の閉弁直前の所定期間における排気弁26の下降速度は、第1カム特性における同時期の排気弁26のバルブリフト量が第2カム特性における同時期の排気弁26のバルブリフト量よりも大きくなるよう設定されている。
The lowering speed of the
換言すると、第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の閉弁直前の所定期間における排気弁26の加速度を表す特性線の傾きは、第2カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の閉弁直前の所定期間における排気弁26の加速度を表す特性線の傾きよりも大きくなるよう設定されている。また、第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の閉弁直前の所定期間における排気弁26の加速度を表す特性線の傾きは、負加速度最大値が大きくなるように、第1カム特性における同時期の排気弁26の加速度の最大値が第2カム特性における同時期の排気弁26の加速度の最大値よりも大きくなるよう設定されている。
In other words, the slope of the characteristic line representing the acceleration of the
第1カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の裾野部分は、第2カム特性における排気弁26のバルブリフト特性の裾野部分よりも、同時期における排気弁26のリフト量が大きくなるように設定されている。ここで、排気弁26のバルブリフト特性の裾野部分とは、排気弁26のバルブリフト特性の排気弁開弁直後の所定期間及び排気弁閉弁直前の所定期間を指すものである。
The foot portion of the valve lift characteristic of the
そして、第1カム特性における排気弁26の最大リフト量は、第2カム特性における排気弁26の最大リフト量よりも小さくなるよう設定されている。
The maximum lift amount of the
コントロールユニット60は、CPU、ROM、RAM及び入出力インターフェースを備えた周知のデジタルコンピュータである。 The control unit 60 is a well-known digital computer equipped with CPU, ROM, RAM and input/output interfaces.
コントロールユニット60には、上述したエアフローメータ31の検出信号のほか、車両1の車速を検出する車速センサ61、クランクシャフト21のクランク角を検出するクランク角センサ62、アクセルペダルの踏込量を検出するアクセル開度センサ63等の各種センサ類の検出信号が入力されている。
In addition to the detection signal of the
クランク角センサ62は、内燃機関10の機関回転速度を検出可能なものである。アクセル開度センサ63は、アクセルペダルの操作量であるアクセル開度のほか、アクセルペダルの操作速度であるアクセル変化速度を検出可能なものである。
The crank angle sensor 62 can detect the engine speed of the
コントロールユニット60は、アクセル開度センサ63の検出値を用いて、内燃機関10の要求負荷(内燃機関10の負荷)を算出する。 The control unit 60 uses the detected value of the accelerator opening sensor 63 to calculate the required load of the internal combustion engine 10 (the load of the internal combustion engine 10).
また、コントロールユニット60は、バッテリ8の充電容量に対する充電残量の比率であるSOC(State Of Charge)を検出可能となっている。
The control unit 60 can also detect the SOC (State Of Charge), which is the ratio of the remaining charge to the charge capacity of the
そして、コントロールユニット60は、各種センサ類の検出信号等に基づいて、燃料噴射弁27から噴射される燃料の噴射量や噴射時期、内燃機関10(点火プラグ28)の点火時期、吸入空気量等を最適に制御する。
また、制御部としてのコントロールユニット60は、車両1の運転状態に応じて内燃機関10を運転(駆動)するとともに、車両1の運転状態に応じて内燃機関10の運転点を切り替える。さらに、コントロールユニット60は、内燃機関10の運転点に応じて排気可変動弁機構52で使用するカム特性を切り替える。
Then, the control unit 60 controls the injection amount and injection timing of the fuel injected from the
A control unit 60 as a control unit operates (drives) the
コントロールユニット60は、例えば、走行中にバッテリ8のSOCが予め設定された第1所定値以下になるとバッテリ8を充電するために所定の第1運転点で内燃機関10を運転して内燃機関10による発電を開始し、走行中にバッテリ8のSOCが予め設定された第1所定値よりも大きい第2所定値に達すると内燃機関10の運転を停止して内燃機関10による発電を終了する。
The control unit 60 operates the
また、コントロールユニット60は、例えば走行中に加速要求等があった場合には、内燃機関10を高出力で運転するべく所定の第2運転点で内燃機関10を運転する。
Further, the control unit 60 operates the
図4は、内燃機関10の運転点を示す説明図である。図4中のP1は、第1運転点(発電用運転点)を示し、図4中のP2は、第2運転点を示している。第1運転点は、内燃機関10の燃費が良い発電用の運転点である。第1運転点は、内燃機関10に高出力が求められない場合に使用される。第2運転点(高出力用運転点)は、内燃機関10の出力が高い高出力の運転点である。第2運転点は、第1運転点よりも内燃機関10の出力が高出力となる運転点であり、内燃機関10に高出力が求められる場合に使用される。
FIG. 4 is an explanatory diagram showing operating points of the
第1運転点で内燃機関10を運転する場合、排気可変動弁機構52は、第1カム部に切り替え、排気温度の低下が抑制される第1カム特性で排気弁26を開閉する。
When the
第2運転点で内燃機関10を運転する場合、排気可変動弁機構52は、第2カム部に切り替え、排気温度の上昇が抑制される第2カム特性で排気弁26を開閉する。
When the
このように、内燃機関10は、2種類のバルブリフト特性を状況に応じて使い分ける。
In this manner, the
車両1において燃費の良い発電用の第1運転点(発電用運転点)で内燃機関10を運転すると、排気温度が比較的低温となり、排気通路23の排気浄化用のマニホールド触媒33が十分に暖機されない虞がある。
When the
また、内燃機関10を出力の高い第2運転点(高出力用運転点)で内燃機関10を運転すると、排気温度が高温になり、マニホールド触媒33の温度が過度に上昇したり、排気通路23に排気タービン36が設けられている場合には、排気タービン36の入り口の温度が過度に高くなったりする虞がある。
Further, when the
そこで、車両1は、内燃機関10の運転点に応じて排気弁26のカム特性を切り替え、2種類のバルブリフト特性を状況に応じて使い分けることで、第1運転点での排気温度低下抑制と、第2運転点での排気温度上昇抑制と、いうトレードオフ関係にある要求を両立させる。
Therefore, the
これによって、車両1は、内燃機関10を第1運転点(発電用運転点)で運転した際には排気温度の低下を抑制してマニホールド触媒33の活性化を促進させることができ、内燃機関10を第2運転点(高出力用運転点)で運転した際には、排気温度の上昇を抑制してマニホールド触媒33の過度な温度上昇を抑制したり、排気タービン36の入り口温度の上昇を抑制したりすることができる。
As a result, the
内燃機関10は、排気可変動弁機構52のバルブリフト特性における最大リフト量が大きいほど排気通路23を流れる排気のガス流速が速くなり、ウォータジャケット等で排気ガスから奪われる熱量は大きくなる。
In the
そこで、排気温度の低下を抑制して高温の排気ガスでマニホールド触媒33を活性化させたい場面(第1運転点での運転)で使用される排気可変動弁機構52の第1カム特性では、最大リフト量を小さくする。
Therefore, the first cam characteristic of the exhaust
排気可変動弁機構52において、排気弁26の最大リフト量が小さくなると筒内に残留する排気(残留ガス)が増加することになる。そのため、排気可変動弁機構52の第1カム特性は、例えば燃焼安定性が成立する範囲で排気弁26の最大リフト量を小さくする。
In the exhaust
また、排気温度の上昇を抑制して排気タービン36の入り口温度の上昇を抑制したい場面(第2運転点での運転)で使用される排気可変動弁機構52の第2カム特性では、最大リフト量を大きくする。
In addition, the second cam characteristic of the exhaust
排気可変動弁機構52において、排気弁26の最大リフト量が大きくほど、開弁の際に大きな力が排気弁26に作用することになる。そのため、排気可変動弁機構52の第2カム特性は、例えば可変動弁機構52及び排気弁26の機能信頼性が確保される範囲で排気弁26の最大リフト量を大きくする。
In the exhaust
排気弁26のバルブリフト特性は、開弁直後の排気弁26の上昇速度が遅いと、筒内の排気ガスが排気通路23に流れ込む排気弁26通過時の圧損が大きくなり、排気温度が低下するとともに、筒内に残留する排気(残留ガス)が増加して燃焼が不安定になる虞がある。
As for the valve lift characteristic of the
そこで、排気温度の低下を抑制して高温の排気ガスでマニホールド触媒33を活性化させたい場面(第1運転点での運転)で使用される排気可変動弁機構52の第1カム特性では、開弁直後の排気弁26の上昇速度が速くなっている。排気可変動弁機構52の第1カム特性は、例えば燃焼安定性が成立する範囲で排気弁26の開弁直後の排気弁26の上昇速度を速くする。
Therefore, the first cam characteristic of the exhaust
また、排気温度の上昇を抑制して排気タービン36の入り口温度の上昇を抑制したい場面(第2運転点での運転)で使用される排気可変動弁機構52の第2カム特性では、例えば燃焼安定性が成立する範囲で排気弁26の開弁直後の排気弁26の上昇速度を速くする。但し、排気可変動弁機構52の第2カム特性は、排気可変動弁機構52の第1カム特性に比べて排気弁26の開弁直後の排気弁26の上昇速度が遅くなっている。
In addition, the second cam characteristic of the exhaust
なお、排気可変動弁機構52の第2カム特性のバルブリフト特性では、開弁直後の排気弁26の上昇速度が相対的に遅くなり、筒内の排気ガスが排気通路23に流れ込む排気弁26通過時の圧損が大きくなって筒内に残留する排気(残留ガス)が増加しやすくなるが、最大リフト量が相対的に大きくなっているので、総じて筒内の残留ガスを低減できる。
In the valve lift characteristic of the second cam characteristic of the exhaust
排気弁26のバルブリフト特性は、閉弁直前の排気弁26の下降速度が速いと、筒内の排気ガスが排気通路23に流れ込む排気弁26通過時の圧損が大きくなり、排気温度が低下するとともに、筒内に残留する排気(残留ガス)が増加して燃焼が不安定になる虞がある。
As for the valve lift characteristics of the
そこで、排気温度の低下を抑制して高温の排気ガスでマニホールド触媒33を活性化させたい場面(第1運転点での運転)で使用される排気可変動弁機構52の第1カム特性では、閉弁直前の排気弁26の下降速度が遅くなっている。排気可変動弁機構52の第1カム特性は、例えば燃焼安定性が成立する範囲で排気弁26の閉弁直前の排気弁26の下降速度を遅くする。
Therefore, the first cam characteristic of the exhaust
また、排気温度の上昇を抑制して排気タービン36の入り口温度の上昇を抑制したい場面(第2運転点での運転)で使用される排気可変動弁機構52の第2カム特性では、例えば燃焼安定性が成立する範囲で排気弁26の閉弁直前の排気弁26の下降速度を遅くする。但し、排気可変動弁機構52の第2カム特性は、排気可変動弁機構52の第1カム特性に比べて排気弁26の閉弁直前の排気弁26の下降速度が速くなっている。
In addition, the second cam characteristic of the exhaust
なお、排気可変動弁機構52の第2カム特性のバルブリフト特性では、閉弁直前の排気弁26の下降速度が相対的に速くなり、筒内の排気ガスが排気通路23に流れ込む排気弁26通過時の圧損が大きくなって筒内に残留する排気(残留ガス)が増加しやすくなるが、最大リフト量が相対的に大きくなっているので、総じて筒内の残留ガスを低減できる。
In the valve lift characteristic of the second cam characteristic of the exhaust
以上、本発明の具体的な実施例を説明してきたが、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。 Although specific embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention.
上述した実施例の車両1において、内燃機関10の吸気弁24の動弁機構は、吸気弁24のリフト中心角やリフト作動角が連続的に変化するような可変動弁機構や、吸気弁24のリフト中心角やリフト作動角が常に一定となる直動式の動弁機構であってもよい。
In the
1…車両
2…駆動輪
3…駆動ユニット
4…発電ユニット
5…駆動用モータ
8…バッテリ
9…発電機
10…内燃機関
21…クランクシャフト
22…吸気通路
23…排気通路
26…排気弁
33…マニホールド触媒
35…コンプレッサ
36…排気タービン
37…過給機
52…排気可変動弁機構
60…コントロールユニット
Claims (4)
上記第1電動機を駆動する内燃機関と、
上記内燃機関の排気通路に設けられた排気浄化用の触媒と、
上記内燃機関の排気弁のバルブリフト特性を切り替える排気可変動弁機構と、を有し、
上記排気可変動弁機構は、上記内燃機関を燃費の良い第1運転点で運転する場合と上記内燃機関の出力が高い第2運転点で運転する場合とでカム特性を切り替え、上記第1運転点では、排気温度の低下が抑制される第1カム特性を使用し、上記第2運転点では、排気温度の上昇が抑制される第2カム特性を使用することを特徴とするハイブリッド車両。 a first electric motor capable of supplying generated power to a battery;
an internal combustion engine that drives the first electric motor;
a catalyst for purifying exhaust gas provided in an exhaust passage of the internal combustion engine;
an exhaust variable valve mechanism that switches the valve lift characteristic of the exhaust valve of the internal combustion engine;
The exhaust variable valve mechanism switches cam characteristics between when the internal combustion engine is operated at a first operating point with good fuel efficiency and when the internal combustion engine is operated at a second operating point where output is high, thereby switching the cam characteristics in the first operation. A hybrid vehicle characterized by using a first cam characteristic that suppresses a decrease in exhaust temperature at a point, and using a second cam characteristic that suppresses an increase in exhaust temperature at the second operating point.
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