JP2023020868A - 航空機用のハットストリンガアセンブリ及びその形成方法 - Google Patents

航空機用のハットストリンガアセンブリ及びその形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】航空機用のハットストリンガアセンブリ及びハットストリンガアセンブリを形成する方法を提供する。【解決手段】航空機用のハットストリンガアセンブリ100は、第1のハットストリンガ脚部140、第2のハットストリンガ脚部150、第1のハットストリンガ側壁114、接続壁112、第2のハットストリンガ側壁116、及び接続壁112を貫通して延伸する通気開口部128を有するハットストリンガ110を備え、第1のハットストリンガ側壁114及び第1のハットストリンガ脚部140と接触する第1のチャネル部材210、第2のハットストリンガ側壁116及び第2のハットストリンガ脚部150と接触する第2のチャネル部材を備える取付具200を備える。取付具200は、第1のチャネル部材210及び第2のチャネル部材と接触し、通気開口部128と流体連通するウェブキャップ開口部262を備えるウェブキャップ260を備える。【選択図】図2

Description

本明細書では、航空機用のハットストリンガアセンブリ及びハットストリンガアセンブリを形成する方法について説明する。
航空機燃料タンクなどの構造は、ハットストリンガで補強することができる。燃料タンクは、従来、ハットストリンガを介して通気される。ハットストリンガの少なくともいくつかと対応する弁との間には、弁を支持し、ハットストリンガから燃料タンクに空気の流れを導くための取付具が設けられる。典型的には、取付具及び弁は、完成したハットストリンガ上に組み立てられる。ハットストリンガへの取付具及び弁の装着及び取り付けは、締結、穿孔、シム、及び/又はシールのための追加の組み立て時間を必要とする。更に、構成要素をハットストリンガに取り付けるための締め具及びシムの使用は、重量を航空機アセンブリに追加する。
したがって、少なくとも上記で特定された懸念に対処することを意図とした装置及び方法が有用である。
以下は、完全に網羅しているわけではないが、本明細書に開示される主題の例の一覧である。
本明細書では、航空機用のハットストリンガアセンブリが開示される。ハットストリンガアセンブリは、第1のハットストリンガ脚部面を備える第1のハットストリンガ脚部を有するハットストリンガを備える。ハットストリンガはまた、第2のハットストリンガ脚部面を備える第2のハットストリンガ脚部を備える。第2のハットストリンガ脚部は、第1のハットストリンガ脚部から離間している。ハットストリンガは、第1のハットストリンガ脚部面から延伸する第1のハットストリンガ側壁面を備える第1のハットストリンガ側壁を更に備える。更に、ハットストリンガは、接続壁であって、第1のハットストリンガ側壁から延伸し、接続壁を貫通する仮想接続壁対称平面を有する接続壁を備える。ハットストリンガはまた、接続壁から第2のハットストリンガ脚部面に延伸する第2のハットストリンガ側壁面を備える第2のハットストリンガ側壁を備える。ハットストリンガは、接続壁を貫通して延伸する通気開口部を更に備える。ハットストリンガアセンブリはまた、ハットストリンガに結合された取付具を備える。取付具は、第1のハットストリンガ側壁と接触する第1のチャネル部材側壁を備える第1のチャネル部材を備える。第1のチャネル部材はまた、第1のチャネル部材側壁から延伸し、第1のハットストリンガ脚部と接触する第1のチャネル部材ベース脚部を備える。第1のチャネル部材は、第1のチャネル部材側壁から延伸する第1のチャネル部材キャップ脚部を更に備える。取付具はまた、第2のハットストリンガ側壁と接触する第2のチャネル部材側壁を備える第2のチャネル部材を備える。第2のチャネル部材はまた、第2のチャネル部材側壁から延伸し、第2のハットストリンガ脚部と接触する第2のチャネル部材ベース脚部を備える。第2のチャネル部材は、第2のチャネル部材側壁から延伸する第2のチャネル部材キャップ脚部を更に備える。取付具は、第1のチャネル部材キャップ脚部及び第2のチャネル部材キャップ脚部と接触するウェブキャップを更に備える。ウェブキャップは、通気開口部と流体連通するウェブキャップ開口部を備える。
ハットストリンガと取付具の両方を備えるハットストリンガアセンブリを提供することにより、別個の取付具を既存のハットストリンガ上に組み立てる必要がなくなり、これにより別個の取付具をストリンガ上に位置決めし、ストリンガに対して調整及び/又はシムし、所定の位置に締結し、かつストリンガにシールする必要がなくなる。加えて、取付具は、通気開口部付近のハットストリンガの一部を強化するように構成され、それによって重量を低減しながらハットストリンガの局所的な剛性を増加させる。
本明細書では、ハットストリンガアセンブリを形成する方法も開示される。方法は、複合材料の第1の複数のプライからハットストリンガを形成するステップを含む。方法はまた、複合材料の第2の複数のプライから取付具を形成するステップと、ハットストリンガと取付具を互いに接合するステップとを含む。
複合材料の第1の複数のプライからハットストリンガを形成し、複合材料の第2の複数のプライから取付具を形成することにより、同じ製造技術を使用して両方の構成要素を製作することができ、それによって製作時間及び費用を削減する。共硬化又は共結合などによってハットストリンガと取付具を接合することにより、別個の構成要素を互いに締結することに関連する及び/又は従来の取付具で使用されるよりも重い材料に関連する全体的な重量を低減しながら、改善された完全性及び硬性を有するハットストリンガアセンブリが得られる。
本明細書では、内側を有する外板部分を備える航空機も開示される。航空機はまた、外板部分の内側に結合されたハットストリンガアセンブリを備える。
ハットストリンガアセンブリは、航空機で使用される場合に利点を提供する。ハットストリンガは、航空機の外板部分を補強し、外板部分をより薄い材料から作製することを可能にし、航空機の全体的な重量を低減する。
ここで、添付の図面が参照されるが、これらは必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではなく、同様の参照符号は、いくつかの図面全体を通して同一又は類似の部分を指す。図面は、以下の通りである。
本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、ハットストリンガアセンブリを有する航空機のブロック図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、ハットストリンガベース壁を含む、図1のハットストリンガアセンブリの概略斜視図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、ハットストリンガベース壁を含む、図1のハットストリンガアセンブリの概略斜視図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、ハットストリンガベース壁を含む、図1のハットストリンガアセンブリに設けられたハットストリンガの概略斜視図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、ハットストリンガベース壁を含む、図4のハットストリンガの概略立面図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、ハットストリンガベース壁を含む、図1のハットストリンガアセンブリの概略立面断面図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、図1のハットストリンガアセンブリの概略斜視図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、図1のハットストリンガアセンブリの通気開口部の概略上面図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、図8の通気開口部の概略立面図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、図1のハットストリンガアセンブリの通気開口部の概略上面図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、図10の通気開口部の概略立面図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、図1のハットストリンガアセンブリを形成する方法のブロック図である。 本明細書に開示される主題の1つ又は複数の例による、図1のハットストリンガアセンブリを有する航空機の概略上面図である。 航空機の製造及び保守点検方法のブロック図である。 航空機の概略図である。
上記で参照した図1において、様々な要素及び/又は構成要素を接続する実線がある場合、機械的、電気的、流体的、光学的、電磁的結合及び他の結合、並びに/又はそれらの組合せを表すことができる。本明細書で使用される場合、「結合された(coupled)」とは、直接的並びに間接的に関連付けられることを意味する。例えば、部材Aは、部材Bと直接関連付けられてもよく、又は例えば、別の部材Cを介して間接的に関連付けられてもよい。様々な開示された要素間の全ての関係が必ずしも表されているわけではないことが理解されよう。したがって、ブロック図に示されているもの以外の結合も存在する場合がある。様々な要素及び/又は構成要素を指すブロックを接続する破線がある場合、破線は、実線で表されているものと機能や目的が類似している結合を表しているが、破線で表される結合は、選択的に提供されてもよいし、本明細書に開示される主題の代替的な例に関連するものでもよい。同様に、破線で表されている要素及び/又は構成要素がある場合、それらは本明細書に開示される主題の代替的な例を示す。実線及び/又は破線で示す1つ又は複数の要素は、本明細書に開示される主題の範囲から逸脱することなく、特定の例から省略される場合がある。環境要素がある場合には、点線で表される。明確にするために、仮想の(想像上の)要素も示されている場合がある。当業者であれば、図1に示された形態のいくつかは、図1で説明された他の形態、他の図面、及び/又は添付の開示を含む必要はなく、たとえ、1つ又は複数の組合せが本明細書に明示的に示されていなくても、様々な方法で組み合わせてもよいことを理解するであろう。同様に、提示された例に限定されない追加の形態は、本明細書に示され記載された形態の一部又は全てと組み合わせられてもよい。
上記で参照した図12において、ブロックは、動作及び/又はその一部を表してもよく、様々なブロックを接続する線は、動作又はその一部の特定の順序又は依存関係を意味するものではない。破線で表されるブロックは、代替的な動作及び/又はその一部を示す。様々なブロックを接続する破線がある場合、その破線は、動作又はその一部の代替的な依存関係を表す。様々な開示された動作間の全ての依存関係が必ずしも表されているわけではないことが理解されよう。図12及び本明細書に記載の方法の動作を説明する添付の開示は、動作が実行される順序を必ずしも決定するものと解釈されるべきではない。むしろ、1つの例示的な順序が示されているが、動作の順序は、適切な場合に修正されてもよいことが理解される。したがって、特定の動作を異なる順序で実行してもよいし、同時に実行してもよい。加えて、当業者であれば、記載された全ての動作が必ずしも実行される必要はないことを理解するであろう。
以下の説明では、開示される概念を十分に理解するために多くの具体的な詳細が記載されているが、これらの具体的な詳細の一部又は全てがなくてもこの概念を実施することができる。他の事例では、公知の装置及び/又はプロセスの詳細は、本開示を不必要に不明瞭にすることを避けるために省略されている。いくつかの概念は特定の例と関連して説明されるが、これらの例は限定を意図するものではないことが理解されよう。
特に明記しない限り、「第1の」、「第2の」などの用語は、本明細書では単に標識として使用され、これらの用語が参照する項目に順序、位置、又は階層の要件を課すことを意図するものではない。更に、例えば、「第2の」項目への参照は、例えば、「第1の」又はより小さい番号の項目、及び/又は、例えば、「第3の」又はより大きい番号の項目の存在を必要としたり排除したりするものではない。
本明細書における「1つ又は複数の例」への参照は、その例に関連して説明される1つ又は複数の形態、構造、又は特性が、少なくとも1つの実施態様に含まれることを意味する。本明細書の様々な箇所にある「1つ又は複数の例」という語句は、同じ例を指している場合もあれば指していない場合もある。
本明細書で使用される場合、指定された機能を実行する「ように構成された(configured to)」システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、更なる修正後に指定された機能を実行する可能性を単に有するのではなく、変更なしで指定された機能を実際に実行することが可能である。言い換えると、指定された機能を実行する「ように構成された」システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、指定された機能を実行するために、具体的に選択、作成、実装、利用、プログラム化、及び/又は設計されている。本明細書で使用される場合、「ように構成された」とは、更なる修正をせずにシステム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアが指定された機能を実行することを可能にする、システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアの既存の特性を指定する。この開示の目的のために、特定の機能を実行する「ように構成された」ものとして説明されているシステム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、付加的に又は代替的に、その機能を実行する「ように適応された(adapted to)」及び/又は「ように動作可能な(operative to)」ものとして説明される場合がある。
完全に網羅しているわけではないが、本明細書に開示される主題の例示的な例を以下に示す。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例1について説明する。例1によれば、航空機500に設けられたハットストリンガアセンブリ100は、第1のハットストリンガ脚部面141を備える第1のハットストリンガ脚部140を備えるハットストリンガ110を備える。ハットストリンガ110はまた、第2のハットストリンガ脚部面151を備える第2のハットストリンガ脚部150を備える。第2のハットストリンガ脚部150は、第1のハットストリンガ脚部140から離間している。ハットストリンガ110は、第1のハットストリンガ脚部面141から延伸する第1のハットストリンガ側壁面115を備える第1のハットストリンガ側壁114を更に備える。更に、ハットストリンガ110は、接続壁112であって、第1のハットストリンガ側壁114から延伸し、接続壁112を貫通する仮想接続壁対称平面126を有する接続壁112を備える。ハットストリンガ110はまた、接続壁112から第2のハットストリンガ脚部面151に延伸する第2のハットストリンガ側壁面117を備える第2のハットストリンガ側壁116を備える。ハットストリンガ110は、接続壁112を貫通して延伸する通気開口部128を更に備える。ハットストリンガアセンブリ100はまた、ハットストリンガ110に結合された取付具200を備える。取付具200は、第1のハットストリンガ側壁114と接触する第1のチャネル部材側壁212を備える第1のチャネル部材210を備える。第1のチャネル部材210はまた、第1のチャネル部材側壁212から延伸し、第1のハットストリンガ脚部140と接触する第1のチャネル部材ベース脚部214を備える。第1のチャネル部材210は、第1のチャネル部材側壁212から延伸する第1のチャネル部材キャップ脚部216を更に備える。取付具200はまた、第2のハットストリンガ側壁116と接触する第2のチャネル部材側壁242を備える第2のチャネル部材240を備える。第2のチャネル部材240はまた、第2のチャネル部材側壁242から延伸し、第2のハットストリンガ脚部150と接触する第2のチャネル部材ベース脚部244を備える。第2のチャネル部材240は、第2のチャネル部材側壁242から延伸する第2のチャネル部材キャップ脚部246を更に備える。取付具200は、第1のチャネル部材キャップ脚部216及び第2のチャネル部材キャップ脚部246と接触するウェブキャップ260を更に備える。ウェブキャップ260は、通気開口部128と流体連通するウェブキャップ開口部262を備える。
ハットストリンガ110と取付具200の両方を備えるハットストリンガアセンブリ100を提供することにより、別個の取付具を既存のハットストリンガ上に組み立てる必要がなくなり、これにより別個の取付具をストリンガ上に位置決めし、ストリンガに対して調整及び/又はシムし、ストリンガに締結し、かつストリンガにシールする必要がなくなる。加えて、取付具200は、通気開口部128付近のハットストリンガ110の一部を強化するように構成され、それによって重量を低減しながらハットストリンガ110の局所的な剛性を増加させる。取付具200は、ハットストリンガ110と接触する部分を有する第1のチャネル部材210及び第2のチャネル部材240を備え、それによってハットストリンガ110を補強する。具体的には、第1のチャネル部材210は、第1のハットストリンガ側壁114と接触する第1のチャネル部材側壁212と、第1のチャネル部材側壁212から延伸し、第1のハットストリンガ脚部140と接触する第1のチャネル部材ベース脚部214とを有する。第2のチャネル部材240は、第2のハットストリンガ側壁116と接触する第2のチャネル部材側壁242と、第2のチャネル部材側壁242から延伸し、第2のハットストリンガ脚部150と接触する第2のチャネル部材ベース脚部244とを備える。加えて、第1のチャネル部材210は、第1のチャネル部材側壁212から延伸する第1のチャネル部材キャップ脚部216を備え、第2のチャネル部材240は、第2のチャネル部材側壁242から延伸する第2のチャネル部材キャップ脚部246を備える。ウェブキャップ260は、通気開口部128付近で追加の補強をストリンガに提供する一方で、通気弁などの補助構成要素を受け入れて支持するための構造を提供するために、第1のチャネル部材キャップ脚部216及び第2のチャネル部材キャップ脚部246と接触する。
本明細書で使用される場合、「仮想」とは、その物理的形態を持たずにエンティティの属性を有することを意味する。例えば、仮想基準平面は、物理的な平面ではなく無形又は想像上の平面であり、それに関して、例えば、他の物理的及び/又は無形のエンティティの箇所及び/又は向きが定義される。仮想接続壁対称平面126は、接続壁112を貫通し、接続壁112を2つの同一の半体に分割する平面である。
本明細書で使用される場合、「流体(fluidic)」は、流体(fluid)を意味するか、又は流体に関する。したがって、「流体連通」という語句は、流体が特定された構造又は構成要素間で連通するか又は流れることが可能であることを意味する。通気開口部128と流体連通するウェブキャップ開口部262は、流体がウェブキャップ開口部262と通気開口部128との間を流れることが可能であることを意味する。
ハットストリンガアセンブリ100にハットストリンガ110と接触する取付具200を設けることにより、重量が低減される一方で補助構成要素の取り付けが簡単になる。1つ又は複数の例では、ハットストリンガ110及び取付具200は、共硬化又は共結合などによって互いに接合された複合材料のプライで形成され、それによって改善された剛性及び硬性を有するモノリシック構造を提供する。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例2について説明する。上記の例1を包含する例2によれば、第1のハットストリンガ脚部面141は、平面であり、第2のハットストリンガ脚部面151は、平面であり、第1のハットストリンガ脚部面141及び第2のハットストリンガ脚部面151は、同一平面上にある。加えて、第1のハットストリンガ側壁面115は、平面である。更に、第1のハットストリンガ側壁面115は、第1のハットストリンガ脚部面141に対して斜め又は垂直であり、接続壁112は、円弧状であり、仮想接続壁対称平面126は、第1のハットストリンガ脚部面141及び第2のハットストリンガ脚部面151に対して垂直である。第2のハットストリンガ側壁面117は、平面である。更に、第2のハットストリンガ側壁面117は、第2のハットストリンガ脚部面151に対して斜め又は垂直である。
1つ又は複数の例では、側面図で見ると、図5及び図6に最もよく示すように、第1のハットストリンガ脚部面141、第2のハットストリンガ脚部面151、第1のハットストリンガ側壁面115、及び第2のハットストリンガ側壁面117を平面構成で形成し、接続壁112を円弧状構成で形成することにより、改善された硬性特性を有する湾曲壁ストリンガが提供される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例3について説明する。上記の例1又は例2を包含する例3によれば、取付具200は、ハットストリンガ110の接続壁112、第1のチャネル部材210、第2のチャネル部材240、及び取付具200のウェブキャップ260と接触するヌードル280を更に備える。ヌードル280は、ウェブキャップ開口部262及び通気開口部128と流体連通するヌードル開口部282を備える。
ヌードル280を設けることで、通気開口部128を囲むハットストリンガ110の硬性が更に増加される。本明細書で使用される場合、「ヌードル」は、典型的には複合材料で形成されたフィラー構造である。ヌードルは、当技術分野で一般的に理解されているように、ストリンガ又は他のタイプの細長い部材の長さに沿って延伸する領域又はチャネルに載置することができる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例4について説明する。上記の例1~例3のいずれか1つを包含する例4によれば、ハットストリンガ110は、複合材料の第1の複数のプライを備え、取付具200は、複合材料の第2の複数のプライを備え、取付具200は、ハットストリンガ110と接合される。
複合材料の第1の複数のプライからハットストリンガ110を形成し、複合材料の第2の複数のプライから取付具200を形成し、取付具200とハットストリンガ110を接合することにより、ハットストリンガアセンブリ100の硬性が改善される一方、ハットストリンガアセンブリ100の製作に関連するコストを合理化して削減する。
1つ又は複数の例では、第1のハットストリンガ脚部140、第2のハットストリンガ脚部150、第1のハットストリンガ側壁114、接続壁112、及び第2のハットストリンガ側壁116は、互いに積層された同じ複合材料の複数のプライから形成される。更なる例では、通気開口部128は、複合材料の複数のプライを互いに積層する前に、複合材料の複数のプライの各々に形成される。1つ又は複数の例では、通気開口部128は、複合材料の複数のプライが積層された後に、積層された複合材料の複数のプライを穿孔又は切断することなどによって形成される。
1つ又は複数の例では、第1のチャネル部材210、第2のチャネル部材240、及びウェブキャップ260は、互いに積層された同じ複合材料の複数のプライから形成される。更なる例では、ウェブキャップ開口部262は、複合材料の複数のプライのサブセットを互いに積層する前に、ウェブキャップ260を形成する複合材料の複数のプライのサブセットに形成される。1つ又は複数の例では、ウェブキャップ開口部262は、ウェブキャップ260を形成する複合材料の複数のプライのサブセットが積層された後に、ウェブキャップ260を形成する積層された複合材料の複数のプライのサブセットを穿孔又は切断することなどによって形成される。1つ又は複数の例では、ウェブキャップ260を形成する複合材料の複数のプライのサブセットは、ウェブキャップ開口部262が通気開口部128と流体連通するように、ハットストリンガ110を形成する複数のプライに対して位置決めされる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例5について説明する。上記の例4を包含する例5によれば、取付具200は、共硬化によってハットストリンガ110と接合される。
共硬化によって取付具200をハットストリンガ110に接合することにより、ハットストリンガアセンブリ100の硬性が改善され、取付具200をハットストリンガ110に組み立て、シムし、シールし、かつ締結する必要がなくなる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例6について説明する。上記の例4を包含する例6によれば、取付具200は、共結合によってハットストリンガ110と接合される。
共結合によって取付具200をハットストリンガ110に接合することにより、ハットストリンガアセンブリ100の硬性が改善され、取付具200をハットストリンガ110に組み立て、シムし、シールし、かつ締結する必要がなくなる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図8~図11を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例7について説明する。上記の例1~例6のいずれか1つを包含する例7によれば、通気開口部128は、その全体が曲線状である周縁部129を備える。
通気開口部128にその全体が曲線状である周縁部129を設けることにより、通気開口部128の周囲の応力レベルが低減される。その結果、所望のレベル未満に歪みを維持するために必要な材料が少なくなり、したがって、厚さ及び応力集中が低減されるにつれて硬性が維持される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図8~図11を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例8について説明する。上記の例7を包含する例8によれば、通気開口部128は、通気開口部重心131を画定し、周縁部129は、通気開口部重心131から見て凹状である複数の第1の部分300を備える。
周縁部129に通気開口部重心131から見て凹状である複数の第1の部分300を設けることにより、より均一に通気開口部128をウェブキャップ開口部262に移行させることができる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図8及び図9を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例9について説明する。上記の例8を包含する例9によれば、周縁部129の全ての部分は、通気開口部重心131から見て凹状である複数の第1の部分300のそれぞれを備える。
通気開口部重心131から見て凹状である第1の部分300として周縁部129の全ての部分を設けることにより、通気開口部128付近のハットストリンガ110の応力集中が低減される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図8及び図9を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例10について説明する。上記の例9を包含する例10によれば、周縁部129は、楕円形状を有する。
周縁部129に楕円形状を設けることにより、通気開口部128の十分な大きさを確保するための製作及び測定が容易になる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図7を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例11について説明する。上記の例10を包含する例11によれば、ウェブキャップ開口部262は、ウェブキャップ開口部周縁部264を有し、ウェブキャップ開口部周縁部264は、楕円形状を有する。
ウェブキャップ開口部周縁部264に楕円形状を設けることにより、通気開口部128の周縁部129も楕円形状を有する場合、より滑らかな移行及び流体の流れが提供される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図7を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例12について説明する。上記の例11を包含する例12によれば、通気開口部128は、通気開口部領域を有し、ウェブキャップ開口部262は、ウェブキャップ開口部領域を有し、通気開口部領域は、ウェブキャップ開口部領域よりも小さい。
通気開口部128にウェブキャップ開口部領域よりも小さい通気開口部領域を設けることにより、通気開口部128及びウェブキャップ開口部262を通るより層状の流れが促進される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2及び図3を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例13について説明する。上記の例10を包含する例13によれば、ウェブキャップ開口部262は、ウェブキャップ開口部周縁部264を有し、ウェブキャップ開口部周縁部264は、曲線によって相互接続された辺を有する四辺形として成形される。
曲線によって相互接続された辺を有する四辺形として成形されたウェブキャップ開口部周縁部264を設けることにより、ハットストリンガアセンブリ100は、ハットストリンガアセンブリ100に取り付けられた補助構成要素とより良好に連結することができる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2及び図3を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例14について説明する。上記の例13を包含する例14によれば、通気開口部128は、通気開口部領域を有し、ウェブキャップ開口部262は、ウェブキャップ開口部領域を有し、通気開口部領域は、ウェブキャップ開口部領域よりも小さい。
通気開口部128にウェブキャップ開口部領域よりも小さい通気開口部領域を設けることにより、通気開口部128からウェブキャップ開口部262に流れる流体の圧力降下が低減される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図10及び図11を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例15について説明する。上記の例8を包含する例15によれば、周縁部129は、通気開口部重心131から見て凸状である第2の部分302を更に備える。
周縁部129に通気開口部重心131から見て凹状である第1の部分300と凸状である第2の部分302の両方を設けることにより、ハットストリンガ110からの追加の質量を通気開口部128の周囲に再分配することができ、それにより通気開口部128の周囲のハットストリンガ110の硬性が増加する。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図10及び図11を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例16について説明する。上記の例15を包含する例16によれば、通気開口部重心131から見て凹状である複数の第1の部分300のうちの2つの第1の部分300は、通気開口部重心131から見て凸状である第2の部分302によって互いに接合される。
周縁部129に凸状である第2の部分302によって互いに接合された凹状である2つの第1の部分300を設けることにより、通気開口部128の油圧領域を増加させ、それによって通過して流れる流体の圧力降下を低減する。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2及び図3を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例17について説明する。上記の例1~例16のいずれか1つを包含する例17によれば、第1のチャネル部材ベース脚部214は、第1のチャネル部材ベース脚部中央部分217と、第1のチャネル部材ベース脚部中央部分217から反対方向に延伸する2つの第1のチャネル部材ベース脚部テーパ部分218とを備える。第1のチャネル部材ベース脚部中央部分217は、均一な厚さを有する。
第1のチャネル部材ベース脚部214に均一な厚さを有する第1のチャネル部材ベース脚部中央部分217及び不均一な厚さの2つの第1のチャネル部材ベース脚部テーパ部分218を設けることにより、複合製作プロセス中の弓形波及び樹脂の豊富さが低減される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例18について説明する。上記の例17を包含する例18によれば、第1のチャネル部材側壁212は、第1のチャネル部材側壁中央部分220と、第1のチャネル部材側壁中央部分220から反対方向に延伸する2つの第1のチャネル部材側壁テーパ部分221とを備える。第1のチャネル部材側壁中央部分220は、均一な厚さを有する。
第1のチャネル部材側壁212に均一な厚さを有する第1のチャネル部材側壁中央部分220及び不均一な厚さの2つの第1のチャネル部材側壁テーパ部分221を設けることにより、複合製作プロセス中の弓形波及び樹脂の豊富さが低減される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例19について説明する。上記の例18を包含する例19によれば、第1のチャネル部材キャップ脚部216は、第1のチャネル部材キャップ脚部中央部分223と、第1のチャネル部材キャップ脚部中央部分223から反対方向に延伸する2つの第1のチャネル部材キャップ脚部テーパ部分224とを備える。第1のチャネル部材キャップ脚部中央部分223は、均一な厚さを有する。
第1のチャネル部材キャップ脚部216に均一な厚さを有する第1のチャネル部材キャップ脚部中央部分223及び不均一な厚さの2つの第1のチャネル部材キャップ脚部テーパ部分224を設けることにより、局所的な面外荷重のためのより分散された荷重経路が提供される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図3を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例20について説明する。上記の例19を包含する例20によれば、第2のチャネル部材ベース脚部244は、第2のチャネル部材ベース脚部中央部分226と、第2のチャネル部材ベース脚部中央部分226から反対方向に延伸する2つの第2のチャネル部材ベース脚部テーパ部分227とを備える。第2のチャネル部材ベース脚部中央部分226は、均一な厚さを有する。
第2のチャネル部材ベース脚部244に均一な厚さを有する第2のチャネル部材ベース脚部中央部分226及び不均一な厚さの2つの第2のチャネル部材ベース脚部テーパ部分227を設けることにより、局所的な面外荷重のためのより分散された荷重経路が提供される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図3を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例21について説明する。上記の例20を包含する例21によれば、第2のチャネル部材側壁242は、第2のチャネル部材側壁中央部分229と、第2のチャネル部材側壁中央部分229から反対方向に延伸する2つの第2のチャネル部材側壁テーパ部分230とを備える。第2のチャネル部材側壁中央部分229は、均一な厚さを有する。
第2のチャネル部材側壁242に均一な厚さを有する第2のチャネル部材側壁中央部分229及び不均一な厚さの2つの第2のチャネル部材側壁テーパ部分230を設けることにより、第2のチャネル部材側壁242と第2のハットストリンガ側壁116との間の応力集中が低減され、第2のチャネル部材側壁242の重量が低減される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図3を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例22について説明する。上記の例21を包含する例22によれば、第2のチャネル部材キャップ脚部246は、第2のチャネル部材キャップ脚部中央部分232と、第2のチャネル部材キャップ脚部中央部分232から反対方向に延伸する2つの第2のチャネル部材キャップ脚部テーパ部分233とを備える。第2のチャネル部材キャップ脚部中央部分232は、均一な厚さを有する。
第2のチャネル部材キャップ脚部246に均一な厚さを有する第2のチャネル部材キャップ脚部中央部分232及び不均一な厚さの2つの第2のチャネル部材キャップ脚部テーパ部分233を設けることにより、第2のチャネル部材キャップ脚部246とウェブキャップ260との間の応力集中が低減され、第2のチャネル部材キャップ脚部246の重量が低減される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2及び図3を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例23について説明する。上記の例22を包含する例23によれば、ウェブキャップ260は、ウェブキャップ中央部分235と、ウェブキャップ中央部分235から反対方向に延伸する2つのウェブキャップテーパ部分236とを備える。ウェブキャップ中央部分235は、通気開口部128と流体連通するウェブキャップ開口部262を画定する。ウェブキャップ中央部分235は、均一な厚さを有する。
ウェブキャップ260に均一な厚さを有するウェブキャップ中央部分235及び不均一な厚さの2つのウェブキャップテーパ部分236を設けることにより、ウェブキャップ260と第1のチャネル部材210との間及びウェブキャップ260と第2のチャネル部材240との間の応力集中が低減され、ウェブキャップ260の重量が低減される。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2及び図3を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例24について説明する。上記の例23を包含する例24によれば、ウェブキャップ中央部分235は、ウェブキャップ中央部分平面表面238を備える。
ウェブキャップ中央部分235にウェブキャップ中央部分平面表面238を設けることにより、ハットストリンガアセンブリ100への通気弁などの補助構成要素の載置、締結、及びシールが容易になる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例25について説明する。上記の例1~例24のいずれか1つを包含する例25によれば、ハットストリンガ110は、第1のハットストリンガ脚部140及び第2のハットストリンガ脚部150に結合されたハットストリンガベース壁239を更に備える。
第1のハットストリンガ脚部140及び第2のハットストリンガ脚部150に結合されたハットストリンガベース壁239を設けることにより、航空機などの主要構造に設置する前に、改善された硬性を有する一体構成要素としてのハットストリンガアセンブリ100の製作が容易になる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例26について説明する。上記の例25を包含する例26によれば、ハットストリンガベース壁239は、第1のハットストリンガ脚部140から第2のハットストリンガ脚部150に延伸する。
第1のハットストリンガ脚部140から第2のハットストリンガ脚部150に延伸することにより、ハットストリンガベース壁239は、主要構造に設置する前に、一体構成要素として形成された場合のハットストリンガアセンブリ100の硬性を更に増加させる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例27について説明する。上記の例26を包含する例27によれば、ハットストリンガアセンブリ100は、通気開口部128と流体連通するハットストリンガ空隙部245を更に備える。第1のハットストリンガ側壁114、接続壁112、第2のハットストリンガ側壁116、及びハットストリンガベース壁239の一部は、ハットストリンガ空隙部245の少なくとも一部を形成する。
ハットストリンガ空隙部245を設けることにより、流体が通過して流れることができるようにハットストリンガアセンブリ100の機能が拡張される。例えば、ハットストリンガアセンブリ100が航空機の翼に位置される場合、ハットストリンガ空隙部245は、空気を外部環境から翼に設けられた燃料タンクに伝達することを可能にする。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図12を、特に、例えば、図1~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例28について説明する。例28によれば、上記の例1~例27のいずれか1つのハットストリンガアセンブリ100を形成する方法400は、(ブロック402)複合材料の第1の複数のプライからハットストリンガ110を形成するステップと、(ブロック404)複合材料の第2の複数のプライから取付具200を形成するステップと、(ブロック406)ハットストリンガ110と取付具200を互いに接合するステップとを含む。
複合材料の第1の複数のプライからハットストリンガ110を形成し、複合材料の第2の複数のプライから取付具200を形成することにより、同じ製造技術を使用して両方の構成要素を製作することができ、それによって製作時間及び費用を削減する。共硬化又は共結合などによってハットストリンガ110と取付具200を接合することにより、別個の構成要素を互いに締結することに関連する及び/又は従来の取付具で使用されるよりも重い材料に関連する全体的な重量を低減しながら、改善された完全性及び硬性を有するハットストリンガアセンブリ100が得られる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図12を、特に、例えば、図1~図6を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例29について説明する。上記の例28を包含する例29によれば、方法400は、(ブロック406)ハットストリンガ110と取付具200を互いに接合するステップの後に、(ブロック408)ハットストリンガ110の外面又は取付具200の外面の少なくとも一方を機械加工するステップを更に含む。
接合後にハットストリンガ110の外面又は取付具200の外面を機械加工することにより、ハットストリンガアセンブリ100は、補助構成要素と連結するため又はスペース要件を満たすために必要な厳しい公差を満たすことができる。
限定ではなく例示のみを目的として、概して図1を、特に、例えば、図2~図6及び図13を参照して、この段落の以下の部分で、本明細書に開示される主題の例30について説明する。例30によれば、航空機500は、内側504を備える外板部分502を備える。航空機500はまた、上記の例1~例27のいずれか1つに係るハットストリンガアセンブリ100を備える。ハットストリンガアセンブリ100は、外板部分502の内側504に結合される。
ハットストリンガアセンブリ100は、航空機500で使用される場合に利点を提供する。ハットストリンガ110は、航空機500の外板部分502を補強し、外板部分502をより薄い材料から作製することを可能にし、航空機500の全体的な重量を低減する。加えて、ハットストリンガ110と取付具200の両方を備えるハットストリンガアセンブリ100を提供することにより、別個の金属製取付具を既存のハットストリンガ上に組み立てる必要がなくなり、これにより別個の取付具をストリンガ上に位置決めし、ストリンガに対して調整及び/又はシムし、かつストリンガにシールする必要がなくなる。更に、取付具200は、通気開口部128付近のハットストリンガ110の一部を強化するように構成され、それによって重量を低減しながらハットストリンガ110の局所的な剛性を増加させる。取付具200は、ハットストリンガ110に結合された部分を有する第1のチャネル部材210及び第2のチャネル部材240を備え、それによってハットストリンガ110を補強する。具体的には、第1のチャネル部材210は、第1のハットストリンガ側壁114と接触する第1のチャネル部材側壁212と、第1のチャネル部材側壁212から延伸し、第1のハットストリンガ脚部140と接触する第1のチャネル部材ベース脚部214とを有する。第2のチャネル部材240は、第2のハットストリンガ側壁116と接触する第2のチャネル部材側壁242と、第2のチャネル部材側壁242から延伸し、第2のハットストリンガ脚部150と接触する第2のチャネル部材ベース脚部244とを備える。加えて、第1のチャネル部材210は、第1のチャネル部材側壁212から延伸する第1のチャネル部材キャップ脚部216を備え、第2のチャネル部材240は、第2のチャネル部材側壁242から延伸する第2のチャネル部材キャップ脚部246を備える。ウェブキャップ260は、通気開口部128付近で追加の補強をストリンガに提供する一方で、通気弁などの補助構成要素を受け入れて支持するための構造を提供するために、第1のチャネル部材キャップ脚部216及び第2のチャネル部材キャップ脚部246と接触し、通気開口部128の上に延伸する。
本明細書に開示される主題の例は、図14に示す航空機の製造及び保守点検方法1100及び図15に示す航空機1102の文脈で説明することができる。生産開始前、例示的な方法1100は、航空機1102の仕様及び設計(ブロック1104)、並びに材料調達(ブロック1106)を含むことができる。生産中、航空機1102の構成要素及び部分組立品の製造(ブロック1108)及びシステム統合(ブロック1110)が行われることがある。その後、航空機1102は、認証及び搬送(ブロック1112)を経て就航中に到る(ブロック1114)ことができる。就航中、航空機1102は、定期的な整備及び保守点検(ブロック1116)が予定されている場合がある。定期的な整備及び保守点検には、航空機1102の1つ又は複数のシステムの修正、再構成、改修などを含んでもよい。
例示的な方法1100のプロセスのそれぞれは、システムインテグレータ、第三者、及び/又はオペレータ(例えば、顧客)によって実施又は実行されてもよい。本説明の目的のために、システムインテグレータは、任意の数の航空機製造業者及び主要システム下請業者を含むことができるがこれらに限定されず、第三者は、任意の数のベンダー、下請業者、及びサプライヤを含むことができるがこれらに限定されず、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事機関、就航業務組織などとすることができる。
図15に示すように、例示的な方法1100によって生産された航空機1102は、複数の上位システム1120及び内部1122を有する機体1118を含むことができる。上位システム1120の例としては、推進システム1124、電気システム1126、油圧システム1128、及び環境システム1130の1つ又は複数が挙げられる。任意の数の他のシステムが含まれていてもよい。航空宇宙の例が示されているが、本明細書に開示される原理は、自動車産業などの他の産業にも適用され得る。したがって、航空機1102に加えて、本明細書に開示される原理は、他のビークル、例えば、陸上用ビークル、海上用ビークル、宇宙用ビークルなどに適用され得る。
本明細書で図示又は説明される装置(複数可)及び方法(複数可)を、製造及び保守点検方法1100の任意の1つ又は複数の段階で使用してもよい。例えば、構成要素及び部分組立品の製造(ブロック1108)に対応する構成要素又は部分組立品を、航空機1102の就航中(ブロック1114)に生産される構成要素又は部分組立品と同様の方法で製作又は製造してもよい。また、装置(複数可)、方法(複数可)、又はそれらの組合せのうちの1つ又は複数の例を、例えば、航空機1102の組み立てを実質的に促進するか、又はコストを実質的に削減することにより、生産段階1108及び1110で利用してもよい。同様に、装置又は方法の実現又はそれらの組合せのうちの1つ又は複数の例を、限定ではなく例として、航空機1102の就航中(ブロック1114)並びに/又は整備及び保守点検中(ブロック1116)に利用してもよい。
本明細書に開示される装置(複数可)及び方法(複数可)の異なる例には、様々な構成要素、形態、及び機能が含まれる。本明細書に開示される装置(複数可)及び方法(複数可)の様々な例は、本明細書に開示される装置(複数可)及び方法(複数可)の他の例の構成要素、形態、及び機能のいずれかを任意の組合せで含んでもよいことを理解されたい。
更に、本開示は、以下の条項に係る例を含む。
条項1.航空機(500)用のハットストリンガアセンブリ(100)であって、ハットストリンガアセンブリ(100)は、ハットストリンガ(110)であって、第1のハットストリンガ脚部面(141)を備える第1のハットストリンガ脚部(140)、第2のハットストリンガ脚部面(151)を備える第2のハットストリンガ脚部(150)であって、第2のハットストリンガ脚部(150)は、第1のハットストリンガ脚部(140)から離間している第2のハットストリンガ脚部(150)、第1のハットストリンガ脚部面(141)から延伸する第1のハットストリンガ側壁面(115)を備える第1のハットストリンガ側壁(114)、接続壁(112)であって、第1のハットストリンガ側壁(114)から延伸し、接続壁(112)を貫通する仮想接続壁対称平面(126)を有する接続壁(112)、接続壁(112)から第2のハットストリンガ脚部面(151)に延伸する第2のハットストリンガ側壁面(117)を備える第2のハットストリンガ側壁(116)、及び接続壁(112)を貫通して延伸する通気開口部(128)を備えるハットストリンガ(110)と、ハットストリンガ(110)に結合された取付具(200)であって、第1のチャネル部材(210)であって、第1のハットストリンガ側壁(114)と接触する第1のチャネル部材側壁(212)と、第1のチャネル部材側壁(212)から延伸し、第1のハットストリンガ脚部(140)と接触する第1のチャネル部材のベース脚部(214)と、第1のチャネル部材側壁(212)から延伸する第1のチャネル部材キャップ脚部(216)とを備える第1のチャネル部材(210)、第2のチャネル部材(240)であって、第2のハットストリンガ側壁(116)と接触する第2のチャネル部材側壁(242)と、第2のチャネル部材側壁(242)から延伸し、第2のハットストリンガ脚部(150)と接触する第2のチャネル部材ベース脚部(244)と、第2のチャネル部材側壁(242)から延伸する第2のチャネル部材キャップ脚部(246)とを備える第2のチャネル部材(240)、並びに第1のチャネル部材キャップ脚部(216)及び第2のチャネル部材キャップ脚部(246)と接触するウェブキャップ(260)であって、ウェブキャップ(260)は、通気開口部(128)と流体連通するウェブキャップ開口部(262)を備えるウェブキャップ(260)を備える取付具(200)とを備える、ハットストリンガアセンブリ(100)。
条項2.第1のハットストリンガ脚部面(141)は、平面であり、第2のハットストリンガ脚部面(151)は、平面であり、第1のハットストリンガ脚部面(141)及び第2のハットストリンガ脚部面(151)は、同一平面上にあり、第1のハットストリンガ側壁面(115)は、平面であり、第1のハットストリンガ側壁面(115)は、第1のハットストリンガ脚部面(141)に対して斜め又は垂直であり、接続壁(112)は、円弧状であり、仮想接続壁対称平面(126)は、第1のハットストリンガ脚部面(141)及び第2のハットストリンガ脚部面(151)に対して垂直であり、第2のハットストリンガ側壁面(117)は、平面であり、第2のハットストリンガ側壁面(117)は、第2のハットストリンガ脚部面(151)に対して斜め又は垂直である、条項1に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項3.取付具(200)は、ハットストリンガ(110)の接続壁(112)、第1のチャネル部材(210)、第2のチャネル部材(240)、及び取付具(200)のウェブキャップ(260)と接触するヌードル(280)を更に備え、ヌードル(280)は、ウェブキャップ開口部(262)及び通気開口部(128)と流体連通するヌードル開口部(282)を備える、条項1又は2に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項4.ハットストリンガ(100)は、複合材料の第1の複数のプライを備え、取付具(200)は、複合材料の第2の複数のプライを備え、取付具(200)は、ハットストリンガ(110)と接合される、条項1から3のいずれか一項に記載のハットストリンガアセンブリ(110)。
条項5.取付具(200)は、共硬化によってハットストリンガ(110)と接合される、条項4に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項6.取付具(200)は、共結合によってハットストリンガ(110)と接合される、条項4に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項7.通気開口部(128)は、周縁部(129)を備え、周縁部(129)は、その全体が曲線状である、条項1から6のいずれか一項に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項8.通気開口部(128)は、通気開口部重心(131)を画定し、周縁部(129)は、通気開口部重心(131)から見て凹状である複数の第1の部分(300)を備える、条項7に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項9.周縁部(129)の全ての部分は、通気開口部重心(131)から見て凹状である複数の第1の部分(300)のそれぞれを備える、条項8に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項10.周縁部(129)は、楕円形状を有する、条項9に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項11.ウェブキャップ開口部(262)は、ウェブキャップ開口部周縁部(264)を有し、ウェブキャップ開口部周縁部(264)は、楕円形状を有する、条項10に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項12.通気開口部(128)は、通気開口部領域を有し、ウェブキャップ開口部(262)は、ウェブキャップ開口部領域を有し、通気開口部領域は、ウェブキャップ開口部領域よりも小さい、条項11に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項13.ウェブキャップ開口部(262)は、ウェブキャップ開口部周縁部(264)を有し、ウェブキャップ開口部周縁部(264)は、曲線によって相互接続された辺を有する四辺形として成形される、条項10に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項14.通気開口部(128)は、通気開口部領域を有し、ウェブキャップ開口部(262)は、ウェブキャップ開口部領域を有し、通気開口部領域は、ウェブキャップ開口部領域よりも小さい、条項13に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項15.周縁部(129)は、通気開口部重心(131)から見て凸状である第2の部分(302)を更に備える、条項8に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項16.通気開口部重心(131)から見て凹状である複数の第1の部分(300)のうちの2つの第1の部分(300)は、通気開口部重心(131)から見て凸状である第2の部分(302)によって互いに接合される、条項15に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項17.第1のチャネル部材ベース脚部(214)は、第1のチャネル部材ベース脚部中央部分(217)と、第1のチャネル部材ベース脚部中央部分(217)から反対方向に延伸する2つの第1のチャネル部材ベース脚部テーパ部分(218)とを備え、第1のチャネル部材ベース脚部中央部分(217)は、均一な厚さを有する、条項1から16のいずれか一項に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項18.第1のチャネル部材側壁(212)は、第1のチャネル部材側壁中央部分(220)と、第1のチャネル部材側壁中央部分(220)から反対方向に延伸する2つの第1のチャネル部材側壁テーパ部分(221)とを備え、第1のチャネル部材側壁中央部分(220)は、均一な厚さを有する、条項17に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項19.第1のチャネル部材キャップ脚部(216)は、第1のチャネル部材キャップ脚部中央部分(223)と、第1のチャネル部材キャップ脚部中央部分(223)から反対方向に延伸する2つの第1のチャネル部材キャップ脚部テーパ部分(224)とを備え、第1のチャネル部材キャップ脚部中央部分(223)は、均一な厚さを有する、条項18に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項20.第2のチャネル部材ベース脚部(244)は、第2のチャネル部材ベース脚部中央部分(226)と、第2のチャネル部材ベース脚部中央部分(226)から反対方向に延伸する2つの第2のチャネル部材ベース脚部テーパ部分(227)とを備え、第2のチャネル部材ベース脚部中央部分(226)は、均一な厚さを有する、条項19に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項21.第2のチャネル部材側壁(242)は、第2のチャネル部材側壁中央部分(229)と、第2のチャネル部材側壁中央部分(229)から反対方向に延伸する2つの第2のチャネル部材側壁テーパ部分(230)とを備え、第2のチャネル部材側壁中央部分(229)は、均一な厚さを有する、条項20に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項22.第2のチャネル部材キャップ脚部(246)は、第2のチャネル部材キャップ脚部中央部分(232)と、第2のチャネル部材キャップ脚部中央部分(232)から反対方向に延伸する2つの第2のチャネル部材キャップ脚部テーパ部分(233)とを備え、第2のチャネル部材キャップ脚部中央部分(232)は、均一な厚さを有する、条項21に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項23.ウェブキャップ(260)は、ウェブキャップ中央部分(235)と、ウェブキャップ中央部分(235)から反対方向に延伸する2つのウェブキャップテーパ部分(236)とを備え、ウェブキャップ中央部分(235)は、通気開口部(128)と流体連通するウェブキャップ開口部(262)を画定し、ウェブキャップ中央部分(235)は、均一な厚さを有する、条項22に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項24.ウェブキャップ中央部分(235)は、ウェブキャップ中央部分平面表面(238)を備える、条項23に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項25.ハットストリンガ(100)は、第1のハットストリンガ脚部(140)及び第2のハットストリンガ脚部(150)に結合されたハットストリンガベース壁(239)を更に備える、条項1から24のいずれか一項に記載のハットストリンガアセンブリ(110)。
条項26.ハットストリンガベース壁(239)は、第1のハットストリンガ脚部(140)から第2のハットストリンガ脚部(150)に延伸する、条項25に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項27.通気開口部(128)と流体連通するハットストリンガ空隙部(245)を更に備え、第1のハットストリンガ側壁(114)、接続壁(112)、第2のハットストリンガ側壁(116)、及びハットストリンガベース壁(239)の一部は、ハットストリンガ空隙部(245)の少なくとも一部を形成する、条項26に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
条項28.条項1から27のいずれか一項に記載のハットストリンガアセンブリ(100)を形成する方法(400)であって、複合材料の第1の複数のプライからハットストリンガ(110)を形成するステップと、複合材料の第2の複数のプライから取付具(200)を形成するステップと、ハットストリンガ(110)と取付具(200)を互いに接合するステップとを含む、方法。
条項29.ハットストリンガ(110)と取付具(200)を互いに接合するステップの後に、ハットストリンガ(110)の外面又は取付具(200)の外面の少なくとも一方を機械加工するステップを更に含む、条項28に記載の方法。
条項30.内側(504)を備える外板部分(502)と、条項1から27のいずれか一項に記載のハットストリンガアセンブリ(100)とを備える航空機(500)であって、ハットストリンガアセンブリ(100)は、外板部分(502)の内側(504)に結合される、航空機(500)。
当業者であれば、上記の説明及び関連する図面に提示されている教示の利益を得ることにより、本明細書に記載の例の多くの修正を思いつくはずである。
したがって、本明細書に開示される主題は例示された特定の例に限定されるものではなく、修正及び他の例を添付の特許請求の範囲内に含むことが意図されていることが理解される。更に、上記の説明及び関連する図面は、要素及び/又は機能の特定の例示的な組合せとの関連で、本明細書に開示される主題の例を説明しているが、要素及び/又は機能の異なる組合せが添付の特許請求の範囲から逸脱することなく代替的な実施態様によって提供され得ることを理解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲における括弧内の参照番号は、単に例示の目的で提示されたもので、特許請求された主題の範囲を本明細書で提供される特定の例に限定することを意図するものではない。
100 ハットストリンガアセンブリ
110 ハットストリンガ
112 接続壁
114 第1のハットストリンガ側壁
115 第1のハットストリンガ側壁面
116 第2のハットストリンガ側壁
117 第2のハットストリンガ側壁面
126 仮想接続壁対称平面
128 通気開口部
129 周縁部
131 通気開口部重心
140 第1のハットストリンガ脚部
141 第1のハットストリンガ脚部面
150 第2のハットストリンガ脚部
151 第2のハットストリンガ脚部面
200 取付具
210 第1のチャネル部材
212 第1のチャネル部材側壁
214 第1のチャネル部材ベース脚部
216 第1のチャネル部材キャップ脚部
217 第1のチャネル部材ベース脚部中央部分
218 第1のチャネル部材ベース脚部テーパ部分
220 第1のチャネル部材側壁中央部分
221 第1のチャネル部材側壁テーパ部分
223 第1のチャネル部材キャップ脚部中央部分
224 第1のチャネル部材キャップ脚部テーパ部分
226 第2のチャネル部材ベース脚部中央部分
227 第2のチャネル部材ベース脚部テーパ部分
229 第2のチャネル部材側壁中央部分
230 第2のチャネル部材側壁テーパ部分
232 第2のチャネル部材キャップ脚部中央部分
233 第2のチャネル部材キャップ脚部テーパ部分
235 ウェブキャップ中央部分
236 ウェブキャップテーパ部分
238 ウェブキャップ中央部分平面表面
239 ハットストリンガベース壁
240 第2のチャネル部材
242 第2のチャネル部材側壁
244 第2のチャネル部材ベース脚部
245 ハットストリンガ空隙部
246 第2のチャネル部材キャップ脚部
260 ウェブキャップ
262 ウェブキャップ開口部
264 ウェブキャップ開口部周縁部
280 ヌードル
282 ヌードル開口部
300 凹状である第1の部分
302 凸状である第2の部分
400 方法
500 航空機
502 外板部分
504 内側

Claims (10)

  1. 航空機(500)用のハットストリンガアセンブリ(100)であって、前記ハットストリンガアセンブリ(100)は、
    ハットストリンガ(110)であって、
    第1のハットストリンガ脚部面(141)を備える第1のハットストリンガ脚部(140)、
    第2のハットストリンガ脚部面(151)を備える第2のハットストリンガ脚部(150)であって、前記第2のハットストリンガ脚部(150)は、前記第1のハットストリンガ脚部(140)から離間している第2のハットストリンガ脚部(150)、
    前記第1のハットストリンガ脚部面(141)から延伸する第1のハットストリンガ側壁面(115)を備える第1のハットストリンガ側壁(114)、
    接続壁(112)であって、前記第1のハットストリンガ側壁(114)から延伸し、前記接続壁(112)を貫通する仮想接続壁対称平面(126)を有する接続壁(112)、
    前記接続壁(112)から前記第2のハットストリンガ脚部面(151)に延伸する第2のハットストリンガ側壁面(117)を備える第2のハットストリンガ側壁(116)、及び
    前記接続壁(112)を貫通して延伸する通気開口部(128)
    を備えるハットストリンガ(110)と、
    前記ハットストリンガ(110)に結合された取付具(200)であって、
    第1のチャネル部材(210)であって、
    前記第1のハットストリンガ側壁(114)と接触する第1のチャネル部材側壁(212)と、
    前記第1のチャネル部材側壁(212)から延伸し、前記第1のハットストリンガ脚部(140)と接触する第1のチャネル部材ベース脚部(214)と、
    前記第1のチャネル部材側壁(212)から延伸する第1のチャネル部材キャップ脚部(216)と
    を備える第1のチャネル部材(210)、
    第2のチャネル部材(240)であって、
    前記第2のハットストリンガ側壁(116)と接触する第2のチャネル部材側壁(242)と、
    前記第2のチャネル部材側壁(242)から延伸し、前記第2のハットストリンガ脚部(150)と接触する第2のチャネル部材ベース脚部(244)と、
    前記第2のチャネル部材側壁(242)から延伸する第2のチャネル部材キャップ脚部(246)と
    を備える第2のチャネル部材(240)、並びに
    前記第1のチャネル部材キャップ脚部(216)及び前記第2のチャネル部材キャップ脚部(246)と接触するウェブキャップ(260)であって、前記ウェブキャップ(260)は、前記通気開口部(128)と流体連通するウェブキャップ開口部(262)を備えるウェブキャップ(260)
    を備える取付具(200)と
    を備える、ハットストリンガアセンブリ(100)。
  2. 前記第1のハットストリンガ脚部面(141)は、平面であり、
    前記第2のハットストリンガ脚部面(151)は、平面であり、
    前記第1のハットストリンガ脚部面(141)及び前記第2のハットストリンガ脚部面(151)は、同一平面上にあり、
    前記第1のハットストリンガ側壁面(115)は、平面であり、
    前記第1のハットストリンガ側壁面(115)は、前記第1のハットストリンガ脚部面(141)に対して斜め又は垂直であり、
    前記接続壁(112)は、円弧状であり、
    前記仮想接続壁対称平面(126)は、前記第1のハットストリンガ脚部面(141)及び前記第2のハットストリンガ脚部面(151)に対して垂直であり、
    前記第2のハットストリンガ側壁面(117)は、平面であり、
    前記第2のハットストリンガ側壁面(117)は、前記第2のハットストリンガ脚部面(151)に対して斜め又は垂直である、
    請求項1に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
  3. 前記取付具(200)は、前記ハットストリンガ(110)の前記接続壁(112)、前記第1のチャネル部材(210)、前記第2のチャネル部材(240)、及び前記取付具(200)の前記ウェブキャップ(260)と接触するヌードル(280)を更に備え、
    前記ヌードル(280)は、前記ウェブキャップ開口部(262)及び前記通気開口部(128)と流体連通するヌードル開口部(282)を備える、
    請求項1に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
  4. 前記ハットストリンガ(110)は、複合材料の第1の複数のプライを備え、
    前記取付具(200)は、複合材料の第2の複数のプライを備え、
    前記取付具(200)は、前記ハットストリンガ(110)と接合される、
    請求項1に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
  5. 前記通気開口部(128)は、周縁部(129)を備え、
    前記周縁部(129)は、その全体が曲線状である、
    請求項1に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
  6. 前記通気開口部(128)は、通気開口部重心(131)を画定し、
    前記周縁部(129)は、前記通気開口部重心(131)から見て凹状である複数の第1の部分(300)を備える、
    請求項5に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
  7. 前記周縁部(129)は、前記通気開口部重心(131)から見て凸状である第2の部分(302)を更に備える、請求項6に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
  8. 前記第1のチャネル部材ベース脚部(214)は、第1のチャネル部材ベース脚部中央部分(217)と、前記第1のチャネル部材ベース脚部中央部分(217)から反対方向に延伸する2つの第1のチャネル部材ベース脚部テーパ部分(218)とを備え、
    前記第1のチャネル部材ベース脚部中央部分(217)は、均一な厚さを有する、
    請求項1に記載のハットストリンガアセンブリ(100)。
  9. 請求項1に記載のハットストリンガアセンブリ(100)を形成する方法(400)であって、
    複合材料の第1の複数のプライから前記ハットストリンガ(110)を形成するステップと、
    複合材料の第2の複数のプライから前記取付具(200)を形成するステップと、
    前記ハットストリンガ(110)と前記取付具(200)を互いに接合するステップと
    を含む、方法。
  10. 前記ハットストリンガ(110)と前記取付具(200)を互いに接合する前記ステップの後に、前記ハットストリンガ(110)の外面又は前記取付具(200)の外面の少なくとも一方を機械加工するステップを更に含む、請求項9に記載の方法。
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