JP2023019462A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナー容器が装着可能な画像形成装置において、トナー補給に関わるユーザビリティを更に向上させることが求められている。【解決手段】 トナー容器であって、開口部とシャッタを有するトナー容器が装着可能な画像形成装置であって、装着部と、トナーを収容するように構成された収容部と、前記収容部のトナーを撹拌する撹拌部材と、アクチュエータと、制御部と、を有し、前記装着部は、前記シャッタと係合する係合部を有し、前記係合部が前記シャッタと係合することで前記シャッタと共に移動する操作部であって、前記シャッタが前記閉位置にある第1位置と前記開位置にある第2位置の間を移動可能な操作部と、前記操作部の移動を検知する検知部と、を有し、前記操作部の前記第2位置から第1位置への移動が前記検知部によって検知されたことに基づいて前記撹拌部材の駆動が開始されるように、前記制御部は前記アクチュエータを制御する。【選択図】 図16

Description

本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラムの表面に形成したトナー画像を最終的に記録材に転写することで記録材に画像を形成する。そして、画像形成装置の外部から画像形成装置にトナーを補給可能な構成が広く採用されている。特許文献1には、トナーが収容されたトナー容器を画像形成装置の装着部に装着し、ユーザがトナー容器を解すことでトナー容器から画像形成装置へトナーが補給される画像形成装置が開示されている。
特開2020-154300
本発明は、特許文献の画像形成装置において、トナー補給に関わるユーザビリティを更に向上させることを目的とする。
本発明は、トナーを収容するトナー容器であって、トナーを補給するための開口部と、前記開口部を閉鎖する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間を移動可能なシャッタと、を有するトナー容器が装着可能な画像形成装置であって、前記トナー容器を装着可能な装着部と、前記装着部に装着された前記トナー容器の前記開口部から補給されたトナーを収容するように構成された収容部と、前記収容部のトナーを撹拌する撹拌部材と、
前記撹拌部材を駆動するためのアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御部と、を有し、前記装着部は、前記トナー容器が装着された状態において前記シャッタと係合する係合部を有し、前記係合部が前記シャッタと係合することで前記シャッタと共に移動するように構成された操作部であって、前記シャッタが前記閉位置にある第1位置と、前記シャッタが前記開位置にある第2位置と、の間を移動可能な操作部と、前記操作部の移動を検知する検知部と、を有し、前記操作部の前記第2位置から第1位置への移動が前記検知部によって検知されたことに基づいて前記撹拌部材の駆動が開始されるように、前記制御部は前記アクチュエータを制御することを特徴とする画像形成装置ことを特徴とする。
本発明によると、トナー補給に関わるユーザビリティを更に向上させることができる。
第1実施例に係る画像形成装置を示す斜視図。 第1実施例に係る画像形成装置の概略断面図。 第1実施例に係る画像形成装置の排出トレイが閉位置及び開位置にある状態を示す斜視図。 第1実施例に係る画像形成装置の現像容器の断面図。 第1実施例に係る補給部とスキャナユニットと感光ドラムを上方から見た図。 第1実施例に係る現像容器の斜視図。 第1実施例に係る、レバーが動作位置及び補給位置にある時の補給部の斜視図。 補給部の分解斜視図。 第1実施例に係る、レバーが動作位置及び補給位置にあるときのスイッチの状態を示す図。 第1実施例に係る、レバーが動作位置及び補給位置にある時のレバーの把持部の位置を示す図。 第1実施例に係る補給パックの斜視図。 第1実施例に係る補給パックの分解斜視図。 第1実施例に係る補給パックが補給部に装着される直前の補給パックと補給部の斜視図。 第1実施例に係る補給パックをユーザが解している様子を示す図。 第1実施例に係る制御ブロック図。 第1実施例に係る補給モードの制御フローを示す図。 第2実施例に係る補給モードの制御フローを示す図。 第3実施例に係る補給モードの制御フローを示す図。 第1実施例に係る画像形成装置の表示部におけるトナー残量表示を示す図。 第1実施例に係るトナー残量表示を切り替える閾値と、収容部のトナー量の関係を示す図。 第1実施例に係る表示部における補給モード表示を示す図。
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照しながら説明する。
<第1実施例>
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置1の斜視図である。図2は、画像形成装置1の概略断面図である。画像形成装置1は、外部機器から入力される画像情報に基づいて記録材に画像を形成するモノクロプリンターである。記録材には、普通紙及び厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布等の、材質の異なる様々なシート材が含まれる。
また、以下の説明において、画像形成装置1が水平な面に設置された場合における画像形成装置1の高さ方向(鉛直方向とは反対の方向)をZ方向とする。Z方向と交差し、後述する感光ドラム11の回転軸線方向(主走査方向)と平行な方向をX方向とする。X方向及びZ方向と交差する方向をY方向とする。X方向、Y方向、Z方向は、好ましくは互いに垂直に交差する。また便宜上、X方向においてプラス側を右側、マイナス側を左側と呼び、Y方向においてプラス側を前側または正面側、マイナス側を後側または背面側と呼び、Z方向においてプラス側を上側、マイナス側を下側と呼ぶ。
[全体構成]
画像形成装置1の全体構成について図1及び図2を用いて説明する。図2に示すように、記録材にトナー像を形成する画像形成部20と、記録材Pを給送する給送部30と、画像形成部20によって形成されたトナー像を記録材に定着させる定着部9と、排出ローラ対10と、を有している。
画像形成部20は、スキャナユニット50と、電子写真方式のプロセスユニット40と、プロセスユニット40の感光ドラム11に形成されたトナー像を記録材Pに転写する転写ローラ7と、を有している。プロセスユニット40は、感光ドラム11と、感光ドラム11の周囲に配置されたクリーニングユニット13、帯電ローラ17、現像ローラ12、及びトナーを収容する収容部18と、を有している。なお、プロセスユニット40は、画像形成装置1の筐体72に対してビス留めされていてもよく、サービスマンによって取り外されるものも含む。
像担持体としての感光ドラム11は、円筒型に成形された感光体である。本実施の形態の感光ドラム11は、アルミニウムで成形されたドラム状の基体上に、負帯電性の有機感光体で形成された感光層を有している。また、像担持体としての感光ドラム11は、モータによって所定の方向(図中R方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。
帯電ローラ17は、感光ドラム11に所定の圧接力で接触し、帯電部を形成する。また、帯電高圧電源によって所望の帯電電圧を印加されることで、感光ドラム11の表面を所定の電位に均一に帯電させる。本実施の形態では、感光ドラム11は帯電ローラ17により負極性に帯電する。
スキャナユニット50は、外部機器から入力された画像情報に対応したレーザ光を、ポリゴンミラーを用いて感光ドラム11に照射することで、感光ドラム11の表面を走査露光する。この露光により、感光ドラム11の表面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。なお、スキャナユニット50は、レーザスキャナ装置に限定されることはなく、例えば、感光ドラム11の長手方向に沿って複数のLEDが配列されたLEDアレイを有するLED露光装置を採用しても良い。
現像ローラ12は、収容部18によって回転可能に支持されている。また、現像ローラ12は、感光ドラム11に対向するように、収容部18を含む現像容器230(図5参照)の開口部に配置されている。なお、収容部18には、収容部18に収容されている現像剤としてのトナーを現像ローラ12の表面に塗布する供給ローラを設けてもよい。
本実施の形態のプロセスユニット40は、現像方式として接触現像方式を用いている。即ち、現像ローラ12に担持されたトナー層が、感光ドラム11と現像ローラ12とが対向する現像部(現像領域)において感光ドラム11と接触する。現像ローラ12には現像高圧電源によって現像電圧が印加される。現像電圧の下で、現像ローラ12に担持されたトナーが感光ドラム11の表面の電位分布に従って現像ローラ12からドラム表面に転移することで、静電潜像がトナー像に現像される。
また、本実施の形態のトナーは磁性成分を含有せず、主に分子間力や静電気力(鏡像力)によってトナーが現像ローラ12に担持される、所謂非磁性の一成分現像剤である。ただし、磁性成分を含有する一成分現像剤を用いてもよい。また、一成分現像剤には、トナー粒子以外にもトナーの流動性や帯電性能を調整するための添加物(例えば、ワックスやシリカ微粒子)が含まれている場合がある。また、現像剤として非磁性のトナーと磁性を有するキャリアとによって構成された二成分現像剤を用いてもよい。磁性を有する現像剤を用いる場合、現像剤担持体としては、例えば内側にマグネットが配置された円筒状の現像スリーブが用いられる。
定着部9は、記録材上のトナーを加熱して溶融させることで画像の定着処理を行う熱定着方式のものである。定着部9は、定着ヒータ9cを内蔵する加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bと、を備える。
給送部30は、記録材Pが積載されるカセット4と、搬送部としてのピックアップローラ3と、給送ローラ5aと、分離ローラ5bと、を有している。画像形成装置1の正面側の端面の一部には、前カバー70が設けられ、前カバー70は、回路基板100を覆っている。筐体72は、前カバー70と、排出トレイ14と、前カバー70及び排出トレイ14以外の画像形成装置1の外装を構成する外装カバー71と、を有している。筐体72には、排出トレイ14へ排出されるシートが通過する排出口15が形成されている。
図2に示すように、画像形成装置1は回路基板100を有している。回路基板100は、絶縁体でできた配線板101と、配線板101にはんだ付けされた電子部品111,121によって構成されている。配線板101の板の上や内部には導体の配線が施されているため、電子部品111,121は電気的に接続されている。回路基板100は、画像形成装置1の外部から供給された交流電流を直流に変換したり、画像形成プロセスに必要な所定の電圧値を得るために入力電圧を変換したりする機能をもつ。
回路基板100は、電子部品111,121が搭載された配線板101の面が排出方向と交差するような向きに配置されている。さらに、配線板101は排出方向において前カバー70とスキャナユニット50の間に設けられている。電子部品111,121は、配線板101上においてスキャナユニット50と対向する側の面に設けられている。
[画像形成モード]
画像形成装置1の画像形成モードについて説明する。本実施例の画像形成モードは、図1及び図3(a)のように、排出トレイ14が閉位置にある状態において、記録材に画像を形成するモードである。画像形成装置1に画像形成の指令が入力されると、画像形成装置1に接続された外部のコンピュータから入力された画像情報に基づいて、画像形成部20による画像形成プロセスが開始される。スキャナユニット50は、入力された画像情報に基づいて、感光ドラム11に向けてレーザ光を照射する。このとき感光ドラム11は、帯電ローラ17により予め帯電されており、レーザ光が照射されることで感光ドラム11上に静電潜像が形成される。その後、現像ローラ12によりこの静電潜像が現像され、感光ドラム11上にトナー像が形成される。
上述の画像形成プロセスに並行して、給送部30のピックアップローラ3は、カセット4に支持された記録材Pを送り出す。記録材Pは、給送ローラ5a及び分離ローラ5bによって1枚ずつに分離され、搬送ローラ対5cに搬送される。そして、記録材Pは、搬送ローラ対5cによって、転写ローラ7及び感光ドラム11によって形成される転写ニップに向けて搬送される。
転写ローラ7には、転写高圧電源から転写電圧が印加され、搬送ローラ対5cによって搬送される記録材Pに感光ドラム11に担持されているトナー像が転写される。トナー像を転写された記録材Pは、定着部9に搬送され、定着部9の加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間のニップ部を通過する際にトナー像が加熱及び加圧される。これによりトナー粒子が溶融し、その後固着することで、トナー像が記録材Pに定着する。定着部9を通過した記録材Pは、排出ローラ対10によって排出口15から画像形成装置1の外部(機外)に排出され、排出トレイ14に積載される。
記録材Pの両面に画像を形成する場合には、排出ローラ対10は、第1面に画像が形成された記録材Pをスイッチバックさせることで、記録材Pを両面搬送路16に案内する。両面搬送路16に案内された記録材Pは、両面搬送ローラ対5dによって再び転写ローラ7に向けて搬送される。記録材Pは、転写ローラ7によって第2面に画像が形成された後、排出ローラ対10によって機外に排出される。また、記録材Pにトナー像が転写された後、感光ドラム11上に残存したトナーはクリーニングユニット13によってクリーニングされる。
[補給部]
次に、図3乃至図7を用いて、補給部200(装着部)について説明する。排出トレイ14は、図3(a)に示すように記録材Pを積載可能であって画像形成モードが実行可能な閉位置と、図3(b)に示すように、排出トレイ14が開かれた開位置と、に開閉可能に支持されている。不図示の開閉検知部で排紙トレイ14が開位置と閉位置とのいずれにあるかを検知することができる。排出トレイ14は、閉位置において補給部200を覆っている。排出トレイ14が開位置へ移動させられると、天面部240と、天面部240に隣接して配置される補給部200と、が露出する。補給部200は、後述する補給パック210が着脱可能に構成されている。現像容器230を筐体72(図1)から外すことなく、ユーザやサービスマンが外部から画像形成装置1にトナーを補給することができるように構成されている。
図4は、画像形成装置1の現像容器230の断面図である。図5は、外装を取り外した状態の画像形成装置1を上から見た図(補給部200とスキャナユニット50)である。図6は、現像容器230の斜視図である。なお、図6において、補給部200のレバー201及びそれに付随する一部の部材は省略されている。
図4乃至図6に示すように、現像容器230は、収容部18及び補給部200を含む。補給部200は、レバー201と、円筒形状の通路部材202と、本体シャッタ206(図7(a)参照)と、を有している。
通路部材202は、収容部18まで延びる延設部202bと、延設部202bとつながる側面開口202aが形成されている。補給パック210は、補給部200に装着され、補給パック210から排出されたトナーは、本体シャッタ206の開口206a、通路部材202の側面開口202a及び延設部202bを通って、収容部18へ補給される。
延設部202bは、現像容器230の長手方向に、すなわちX方向において、収容部18の一端側に接続されている。収容部18の内部には、図4に示すように、X方向に延びる回転軸60aを中心に回転する撹拌部材60が設けられている。撹拌部材60は、回転軸60aに固定された羽根部60bを有しており、モータ311(図15参照)に駆動されて回転することで、補給パック210から補給された収容部18内のトナーを撹拌して均すと共に、現像ローラ12に向けてトナーを搬送する。なお、本実施の形態においては、撹拌部材60は、回転軸60aと羽根部60bとで構成されているが、収容部18の全長に亘ってトナーを行きわたらせる構成として、ラセン形状の撹拌部材を用いてもよい。
撹拌部材60は、現像に使用されず現像ローラ12から剥ぎ取られたトナーを収容部18内で循環させ、収容部18内のトナーを均一化する役割を有する。なお、撹拌部材60は、回転する形態に限定されない。例えば、揺動する形態の撹拌部材を採用しても良い。また、撹拌部材60の他に、更に別の撹拌部材を設けても良い。
また、収容部18の、現像ローラ12とは反対側にある側面18aには、収容部18内のトナー量を検知するための残量検知部312(トナー残量検知部)が設けられており、残量検知部312は、発光部312aと、受光部312bと、を有している。発光部312a及び受光部312bは、X方向に並んで配置されている。発光部312aから発せられた光は、収容部18の内部を通過し、受光部312bにより受光される。すなわち、発光部312a及び受光部312bは、収容部18の内部において光路Q1を形成している。光路Q1は、X方向に延びている。なお、発光部312a及び受光部312bは、発光素子及び受光素子をそれぞれ収容部18の内部に配置してもよく、発光素子及び受光素子をそれぞれ収容部18の外部に配置し、導光部によって、収容部18の内外に光を案内してもよい。
更に、発光部312aおよび受光部312bは、X方向において収容部18の中央部分に設けられている。より詳しくは、発光部312a及び受光部312bは、X方向において、レーザ通過空間SPに対応する領域内に配置されている。このように、発光部312aおよび受光部312bを収容部18の中央部分に設けることで、収容部18のトナー残量を良好に検知することができる。すなわち、収容部18のX方向における端部には、現像剤(トナー)が偏在することがあるが、収容部18の中央部分は現像剤の偏在が少ないので、実際的なトナー残量を検知することができる。
なお、本実施の形態では、発光部312aにLEDを使用し、受光部312bにはLEDからの光によりオン状態となるフォトトランジスタを使用しているが、これに限定されない。例えば、発光部312aにハロゲンランプや蛍光灯を適用してもよく、受光部312bにフォトダイオードやアバランシェフォトダイオードを適用してもよい。
フォトトランジスタである受光部312bは、発光部312aから出射された光を受光し、受光した光量に応じた信号(電流)を出力する。この信号は、電圧に変換され、制御部302(図15参照)に入力される。すなわち、受光部312bは、収容部18に収容されたトナー(現像剤)の量に基づいて出力値を変化させる。
制御部302は、入力された電圧レベルに基づいて受光部312bが発光部312aから光を受光したか否か判断する。制御部302は、収容部18内のトナーを撹拌部材60により一定時間撹拌させた時の受光部312bが各光を検知した時間の長さに基づいて、収容部18内のトナー量(現像材量)を算出する。即ち、図15(a)の制御部302のROM302bは、トナーを撹拌部材60で搬送した際の、受光時間からトナー残量を出力できるテーブルを予め記憶しており、制御部302は、このテーブルに基づきトナー残量を予測/算出する。
より具体的には、図4に示すように、残量検知部312の光路Q1は、撹拌部材60の回転軸の軸方向に視て、撹拌部材60の回転軌跡TCと重なるように設定されている。言い換えれば、残量検知部312の発光部312aから発せられた光は、撹拌部材60の軸方向に視て、撹拌部材60の回転軌跡TC内において収容部18の内部を通過する。そして、撹拌部材60が1回転する際に撹拌部材60によって搬送されるトナーによって光路Q1が遮光された時間、すなわち受光部312bが発光部312aからの光を検知しない時間は、トナー残量に依存して変化する。
つまり、トナー残量が多いときは光路Q1がトナーによって遮られやすいために受光部312bが受光している時間が短くなる。一方、トナー残量が少ない時は反対に受光部312bが受光している時間が長くなる。従って、制御部302は、このように受光部312bの受光時間に基づいて、収容部18内のトナー残量レベルを判断することができる。
なお、トナー残量の検知及び推定方法については、上述した方式に限定されることはなく、様々な周知の方式のトナー残量の検知及び推定方法を採用できる。例えば、2枚以上の現像ローラ長手方向に延びる金属プレート、又は導電樹脂シートを、収容部18の内壁に配置し、2枚の金属プレート又は導電樹脂シート間の静電容量を計測し、トナー残量を検知及び推定しても良い。或いは、現像容器230を下から支持する形でロードセルを設け、ロードセルで計測される重量に基づいてトナー残量を演算するようにしても良い。
補給パック210を装着する補給部200の詳細な構成について説明する。図7(a)及び図7(b)は同じ方向から見た補給部200の斜視図である。図7(c)は、図7(a)と異なる角度から見た補給部200の斜視図である。図8は、補給部200の分解斜視図である。
補給部200は、図8に示すように、レバー201(操作部)と、回転規制部材247と、カバー248、封止部材243と、本体シャッタ206と、通路部材202と、を有する。
本体シャッタ206は、通路部材202に対して回転軸線RAを中心に回転可能に構成されている。本体シャッタ206は、筒状の通路部材202の内側に配置され、本体シャッタ開口206aが設けられている。また、本体シャッタ206は、後述する容器シャッタ214の容器シャッタ被係合部214bと係合する本体シャッタ係合部206bを有する。回転軸線RAを中心とする仮想円を仮想円VCとすると、本体シャッタ係合部206bは、仮想円VCの半径方向rにおいて内側に突出する突出部である。
本体シャッタ206が図7(a)に示す閉位置(第2閉位置)に位置する場合は、本体シャッタ開口206aと通路部材202の側面開口202a(図8(b))が重ならない(連通しない)。このため、側面開口202aは本体シャッタ206によって遮蔽され、トナーが通路部材202の延設部202bへ排出されない。本体シャッタ206が図7(b)に示す開位置(第2開位置)に位置している時、本体シャッタ開口206aと通路部材202の側面開口202aは重なる(連通する)。このため、補給部200に装着された補給パック210から補給されたトナーは、本体シャッタ開口206a及び側面開口202aを通過して通路部材202の延設部202bへ排出可能になる。
詳しくは後述するが、本体シャッタ206は、補給パック210が補給部200に装着された状態でレバー201が回転されられることで、閉位置と開位置との間で移動(回転)する。すなわち、本体シャッタ206は、レバー201がユーザによって反時計回りに90度回転されることで、図7(a)に示す閉位置から図7(b)に示す閉位置へ移動する。
本体シャッタ206の内周面側の本体シャッタ開口206aの周囲には封止部材243が貼り付けられている。封止部材243は、封止部材243には、シール開口243aが設けられ、シール開口243aが本体シャッタ開口206aと重なる(連通する)ように本体シャッタ206に取り付けられている。封止部材243は、本体シャッタ206が開位置にあるときに、後述する補給パック210の挿入部212の挿入部開口212aの周囲と本体シャッタ206の隙間を封止する。
回転規制部材247は、仮想円VCの半径方向rにおいて、本体シャッタ206の内側に設けられている。回転規制部材247は、後述する補給パック210の挿入部212の被回転規制部212bと係合して挿入部212の回転軸線RAの回転を規制する回転規制部247aを有する。
レバー201には、補給パック210の挿入部212が挿入される挿入口201eが設けられたリング部201aと、リング部201aと一体的に設けられた把持部201bと、を有する。レバー201は、挿入口201eを形成する内周面から仮想円VCの半径方向rの内側に向けて突出したレバー係合部201dを有する。図7(c)に示すように、レバー係合部201dは、本体シャッタ206が閉位置にある時に、仮想円VCの周方向において本体シャッタ係合部206bと同位相にある。言い換えると、レバー係合部201dは、本体シャッタ206が閉位置にある時に、回転軸線RAの方向に見ると、本体シャッタ係合部206bと重なっている。
カバー248は、図7(a)に示すように、本体シャッタ206が閉位置にある時に本体シャッタ開口206aをカバーする部材である。
記録材Pに画像形成を行う際には、撹拌部材60(図4参照)によって収容部18内においてトナーが撹拌され、通路部材202の側面開口202aからトナーが漏れ出さないように、本体シャッタ206によって側面開口202aが遮蔽される。従って、画像形成時には、本体シャッタ206が閉位置に位置するように、レバー201は図7(a)に示す動作位置(第1位置)に位置する。一方で、後述する補給パック210から収容部18へトナーを補給する際には、側面開口202aを開放する必要がある。従って、トナー補給時には、本体シャッタ206が開位置に位置するように、レバー201は図7(b)に示す補給位置(第2位置)に位置する。
図9(a)及び図9(b)は、レバー201及びスイッチ208(検知部)を示す側面図である。レバー201は、図8(a)及び図9(a)に示すように、リング部201aに一体に形成される被検知リブ201cを有している。リング部201aの下方には、センサとしてのスイッチ208が配置されている。レバー201が動作位置に位置する時には、スイッチ208は、検知リブ201cに接触することなく、スイッチ208はOFFになっている。レバー201が補給位置に位置する時には、スイッチ208は、検知リブ201cに接触して、スイッチ208はONとなっている。
このように、スイッチ208がON/OFFされることで、レバー201が動作位置又は補給位置に位置していることを検知することができる。つまり、スイッチ208がOFF状態からON状態に切り替わることで、レバー201が動作位置から補給位置へ移動したことが検知できる。また、スイッチ208がOFF状態からON状態に切り替わることで、レバー201が補給位置から動作位置へ移動したことが検知できる。
[補給パック]
図11及び図12を用いて補給パック210の構成について説明する。図11(a)と図11(b)は、互いに異なる角度から見たときの補給パック210の斜視図である。図12(a)と図12(b)と図12(c)は、互いに異なる角度から見たときの補給パック210の分解斜視図である。尚、挿入部開口212aは、容器シャッタ214によって覆われて実際には見えないため点線で示されている。
図11及び図12に示すように、補給パック210は、パウチ211と、挿入部212(端部部材)と、容器シャッタ214と、容器シャッタシール231と、を備える。回転軸線RAは、容器シャッタ214が挿入部212に対して回転する際の回転軸線である。
パウチ211は、ポリプロピレンシートをパウチ加工によって袋状にした容器であって、内部にトナーを収容する。パウチ211は、挿入部212とは反対側に向かうにつれて扁平な形状をしており、その端には回転軸線RAに直交する方向に延びるパウチ端部211aを有する。尚、本実施例においては、補給パック210のトナー収容部としてパウチを用いたものの、樹脂製のボトルや紙製やビニール等の容器でも良い。
挿入部212は、レバー201の挿入口201eに挿入可能な筒状部材であり、回転軸線RAの方向に延びる側面に挿入部開口212aが設けられている。挿入部212は、パウチ211の回転軸線RAの方向の端部に設けられ、挿入部開口212aを介してパウチ211内のトナーを補給パック210の外部に排出するための部材である。挿入部212は、更に、被回転規制部212bを有する。被回転規制部212bは、補給部200の回転規制部材247の回転規制部247aと係合することで、挿入部212の回転軸線RAの回転が規制される。
容器シャッタ214は、挿入部212と同心になるように構成された円筒形状の部材である。容器シャッタ214は、仮想円VCの半径方向rにおける挿入部212の外側において、挿入部212に対して回転軸線RAを中心に回転可能に設けられ、挿入部開口212aを閉鎖する閉位置(第1閉位置)と、挿入部開口212aを開放する開位置(第2開位置)と、の間を移動(回転)するように構成されている。容器シャッタ214には、容器シャッタ開口214c(開口部)が形成されている。容器シャッタ214が開位置にある時は、容器シャッタ開口214cと挿入部開口212aとが重なる(連通する)。この時、容器シャッタ開口214c及び挿入部開口212aを介して、補給パック210から補給パック210の外部にトナーが排出可能になる。容器シャッタ214が閉位置にある時は、容器シャッタ214によって挿入部開口212aが閉鎖されている。この時、補給パック210から補給パック210の外部にトナーが排出されない。補給パック210が画像形成装置1に装着されていない時は、容器シャッタ214は閉位置にある。また、容器シャッタ214が閉位置にある時は、容器シャッタ開口214cから挿入部212の被回転規制部212bが露出している。これに関しては後述する。
容器シャッタ214の外周面には、補給パック210を補給部200に装着した時に、レバー201のレバー係合部201dと、本体シャッタ206の本体シャッタ係合部206bと、に係合する容器シャッタ被係合部214bが設けられている。容器シャッタ被係合部214bは、容器シャッタ214の外周面から仮想円VCの半径方向rの内側に凹む凹部であって、回転軸線RAの方向においてパウチ211から遠い側の容器シャッタ214の先端まで延びている。容器シャッタ被係合部214bがレバー201のレバー係合部201dから回転軸線RAを中心とする回転方向に力を受けることで、容器シャッタ214は、挿入部212に対して回転させられる。尚、容器シャッタ被係合部214bは、レバー201と係合してレバー201の回転によって容器シャッタ214が回転させられる構成であれば凹部である必要はない。
容器シャッタシール231は、容器シャッタ214の内周面に貼り付けられている。容器シャッタシール231は、容器シャッタ214が閉位置にある時に挿入部212の挿入部開口212aの周囲と容器シャッタ214との間をシールする。
[補給パックの装着及び補給]
補給パック210の補給部200への装着方法と、補給パック210を用いたトナー補給の方法について説明する。
図13(a)及び図13(b)は、画像形成装置1の補給部200と、補給部200に装着する直前の補給パック210を互いに異なる方向からみた斜視図である。図13に示すように、補給パック210を画像形成装置1の補給部200に装着する時に、補給パック210は補給部200に対して2つの位置合わせがなされる必要がある。この位置合わせは、回転軸線RAを中心とした回転方向の位置合わせであり、容器シャッタ214が閉位置にある状態で可能になる。一つ目は、図13(a)に示すように、容器シャッタ214の容器シャッタ開口214cから露出した挿入部212の被回転規制部212bと、回転規制部材247の回転規制部247aと、の位置合わせである。2つ目は、図13(b)に示すように、容器シャッタ被係合部214bとレバー係合部201dの位置合わせである。この2つ目の位置合わせができれば、容器シャッタ被係合部214bと本体シャッタ係合部206bの位置合わせもできていることになる。なぜなら、レバー係合部201dと本体シャッタ係合部206bは回転軸線RAの方向に見ると重なっているからである。
補給パック210の補給部200への装着が完了した状態において、容器シャッタ被係合部214bは、レバー係合部201dと係合するとともに、本体シャッタ206の本体シャッタ係合部206bと係合している。また、挿入部212の被回転規制部212bは、回転規制部247aと係合している。この状態で、図10に示すように、ユーザが把持部201bを掴んでレバー201を時計回りに90度回転させることで、レバー201は、挿入部212に対して第1位置から第2位置へ回転させられる。この時、容器シャッタ214は、容器シャッタ被係合部214bがレバー係合部201dに押されて、レバー201と共に閉位置から開位置へ回転させられる。本体シャッタ206は、本体シャッタ係合部206bが容器シャッタ被係合部214bに押されて、レバー201及び容器シャッタ214と共に閉位置から開位置に回転させられる。このように本体シャッタ206は、容器シャッタ214を介して回転させられるように構成されているので、補給パック210が補給部200に装着されていない状態でレバー201を第1位置から第2位置へ回転させても回転しない。よって、補給パック210が装着されていない状態でレバー201がユーザによって操作をされても本体シャッタ206が開くことはない。
補給パック210が補給部200に装着された状態でレバー201が第2位置にある時は、容器シャッタ214及び本体シャッタ206のいずれも開位置にあり、容器シャッタ開口214cと本体シャッタ開口206aが連通している。この状態で、図14に示すようにユーザが手を使ってパウチ211を解すことで、パウチ211内のトナーは、空気と共に挿入部212の方に移動する。そして、挿入部212内に移動したトナーは、挿入部開口212aと、容器シャッタ開口214cと、本体シャッタ開口206aと、を通過して現像容器230の収容部18に補給される。
トナー補給が完了し、補給パック210を補給部200から離脱させる場合は、図10に示すように、ユーザが把持部201bを掴んでレバー201を反時計回りに90度回転させる。この操作によって、レバー201は挿入部212に対して第2位置から第1位置へ回転させられる。この時、容器シャッタ214は、容器シャッタ被係合部214bがレバー係合部201dに押されて、レバー201と共に開位置から閉位置へ回転させられる。本体シャッタ206は、本体シャッタ係合部206bが容器シャッタ被係合部214bに押されて、レバー201及び容器シャッタ214と共に開位置から閉位置に回転させられる。補給パック210は、レバー201が第1位置にある状態で補給部200から離脱させられる。補給パック210が補給部200から離脱させられた状態では、容器シャッタ214が閉位置に位置するため、補給パック210の挿入部開口212aからのトナーの漏れを防ぐことができる。
[制御部]
図15(a)は、画像形成装置1に設けられた制御部302のハードウェア構成を示すブロック図である。制御部302は、演算装置としてのCPU302aと、ROM302bと、RAM302cと、を有している。CPU302aは、ROM302bに格納された各種のプログラムを読み込んで、処理を実行する。RAM302cは、CPU302aの作業領域として使用される。
制御部302の入力側には、スイッチ208と、温度センサ9dと、残量検知部312と、が接続されている。温度センサ9dは、定着部9の定着ニップの温度を検知する。制御部302の出力側には、アクチュエータとしてのモータ311と、表示部415が接続されている。また、制御部302には、外部の機器と接続される入出力ポートとしてのI/Oコントローラ313が接続されている。
モータ311は、撹拌部材60と、画像形成装置1内の各種のローラ(感光ドラム11、現像ローラ12、及び各種搬送ローラを含む)と、を駆動する。なお、本実施の形態では、画像形成装置1内の全てのローラと、撹拌部材60と、が1つのモータ311によって駆動されるが、これに限定されない。例えば、撹拌部材60と、画像形成装置1内の一部のローラと、をモータ311によって駆動し、他のローラを他のモータによって駆動してもよい。また、モータ311が全てのローラとギア等の駆動伝達部材で直結され、モータ311と撹拌部材60の間に電磁クラッチが設けられた構成でも良い。この場合には、撹拌部材60の駆動をON/OFFするアクチュエータは、電磁クラッチになる。
図15(b)は、画像形成装置1に設けられた制御部302の機能構成を示すブロック図である。制御部302は、温度検知部303と、駆動制御部304と、送受信部305と、残量算出部306と、記憶部315と、を有している。温度検知部303は、温度センサ9dからの温度検知信号307に基づいて、定着部9の現在温度を検知する。駆動制御部304は、画像形成装置1のプリント動作やイニシャル制御等に基づいて、必要に応じてモータ311を駆動制御する。
駆動可能判断部314は、画像形成装置1の状態によってモータ311を駆動してよいか判断する。例えば、駆動可能判断部314は、画像形成装置1内に記録材Pが滞留しているジャム状態や、故障状態などの場合には、モータ311の駆動を許可しない。駆動制御部304は、駆動可能判断部314の判断に基づいてモータ311を駆動する。
残量算出部306は、収容部18に配置された残量検知部312が出力する残量検知信号309に基づき、収容部18に収容されているトナーの量を算出する。送受信部305はPC(不図示)などのホストから画像情報を受け取るI/Oコントローラ313と情報の送受信を行い、本実施の形態では特に収容部18に収容されているトナーの残量を残量情報308として送信する。
ここで、トナーの残量は、例えば収容部18が収容可能なトナー量を100%とし、%表記で送信する。また残量検知信号309は、残量検知部312の構成によるものの、例えば現像残量に基づき電圧が変化するアナログ信号であったり、例えば一定周期のパルスが出力され、トナー残量に応じてH/Lのパルス幅が変化するパルス信号であったりする。
[トナー残量表示]
本実施例のトナー残量表示について説明する。表示部415は、図1に示すように、画像形成装置1の筐体72の前面の右側に設けられており、現像容器230の収容部18内のトナー残量に関する情報を表示する。
図19に、表示部415の拡大図を示す。図19に示すように、表示部415は、上下に並設される複数(本実施例では3つ)の目盛りを含むパネル部材である。図19(a)に示すように、下方の目盛りのみが点滅している場合には、収容部18のトナー残量は、NearOutレベルであることを示す。図19(b)に示すように、下方の目盛りのみが点灯している場合には、収容部18のトナー残量はLowレベルであることを示している。図19(c)に示すように、下方及び中央の目盛りが点灯し、上方の目盛りが消灯している場合には、収容部18のトナー残量はMidレベルであることを示している。図19(d)に示すように、3つの目盛りの全てが点灯している場合には、収容部18のトナー残量はFullレベルであることを示している。
なお、表示部415は、液晶パネルに限らず、LEDや白熱灯等の光源及び拡散レンズから構成されてもよい。また、表示部415を別途設けずに、操作部のディスプレイに、本実施の形態で説明したような各目盛りによるトナー残量の表示を行う構成としてもよい。また、本実施例の表示部415は3つの目盛りを有していたものの、目盛りの数はこれに限定されず、画像形成装置の構成などに応じて適宜設定されてよい。
本実施例における、表示部415の表示の切り替えについて説明する。現像容器230の収容部18のトナー残量の検知結果に応じた表示部415の表示切り替えを行う閾値と表示部415の表示パターンを説明する模式図である。
図20に示すように、画像形成モードにおけるトナー消費やトナー補給に応じて収容部18内のトナー残量が変動すると、残量検知部312による検知結果に基づいて表示部415の表示の切り替えが行われる。具体的には、残量検知部312による収容部18のトナー残量の検知結果が閾値D(第1閾値)以上である場合、制御部302は表示部415の表示を、3つの全ての目盛りが点灯したFullレベル(第1状態、第1表示)とする。また、残量検知部312による収容部18のトナー残量の検知結果が閾値D未満である場合、制御部302は表示部415の表示を、2つの目盛りが点灯したMidレベル(第2状態、第2表示)とする。本実施の形態においては、閾値Dの値を5.0Kに設定した。閾値Dを含め、以下に説明する各種閾値は補給されるトナーの容量や画像形成装置の各種構成に応じて適宜設定されてよい。
残量検知部312による収容部18のトナー残量の検知結果が閾値C(本実施例においては、2.5K)未満である場合、制御部302は表示部415の表示を、1つの目盛りが点灯したLowレベル(第3状態、第3表示)とする。また、残量検知部312による収容部18のトナー残量の検知結果が閾値B(本実施の形態においては0.5K)未満である場合、制御部302は表示部415の表示を、下1つの目盛りが点滅するNearOutレベル(第4状態、第4表示)とする。そして、残量検知部312による収容部18のトナー残量の検知結果が閾値A(本実施例においては、0K)未満である場合、制御部302は収容部18のトナーがなくなったと判断し、3つの目盛りを全て消灯させたトナーアウト状態とする。
即ち、制御部302は、残量検知部312による収容部18のトナー残量の検知結果が、2.5Kから5.0Kの間である場合は表示部415の表示を第2状態とし、0.5Kから2.5Kの間である場合は表示部415の表示を第3状態とする。また、制御部302は、残量検知部312による収容部18のトナー残量の検知結果が、0Kから0.5Kの間である場合は表示部415の表示を第4状態とし、残量がないと判断された場合には全ての目盛りを消灯した状態とする。
ここで、本実施例における閾値Dに対応するトナー量と閾値Cに対応するトナー量の間隔(差分)、即ち、もっとも上の目盛りの表示切り替えに関わる閾値に対応するトナー量の間隔(差分)は、補給パック210の1本分の補給量に設定されている。同様に、本実施の形態における閾値Cに対応するトナー量と閾値Aに対応するトナー量の間隔(差分)、即ち、真ん中の目盛りの表示切り替えに関わる閾値に対応するトナー量の間隔も、補給パック210の1本分の補給量に設定されている。目盛りの表示切り替えに関連した閾値に対応するトナー量の間隔をこのように設定することによって、ユーザは補給可能な補給パック210の本数を容易に識別可能となるため、ユーザに対するトナー補給可否状況の視認性を向上させることが出来る。
[補給モード]
本実施例の補給モードについて、図16の制御フローチャートを用いて説明する。本実施例の補給モードは、図3(b)の排出トレイ14が閉位置から開位置に移動したことが開閉検知部で検知されることで開始される。補給モードが開始されると、図16に示すように、制御部302はまず、スイッチ208の検知結果に基づいて、レバー201が補給位置にあるか否かを判断する(S101)。本実施例では、上述したように補給パック210を補給部200に装着して、レバー201を動作位置から補給位置へ回転させることで、補給パック210から収容部18へのトナー補給が可能になる。レバー201が開位置にある状態において、ユーザは、補給パック210のパウチ211を解して補給パック210から収容部18へトナー補給を行うことができる。レバー201が動作位置から補給位置へ回転させられたことがスイッチ208に検知されてから、表示部415において補給モード表示が開始される(S102)。
ここで、S102の表示部415の補給モード表示について説明する。図21(a)及び図21(b)は、本実施例における表示部415の補給モード表示を示す。補給モード表示は、補給モード実行中であることをユーザに認識してもらうための表示である。補給モード表示としては、図21(a)に示すように、表示部415の3つの目盛りを1つずつ点灯させる状態を繰り返すパターンや、図21(b)のように、3つの目盛りを全消灯する状態と全点灯する状態を繰り返すパターンなどが考えられる。また、これらの2つのパターンに限らず、例えば3つの目盛りが全点灯している状態から1つずつ目盛りを消灯させる状態を繰り返すパターンなど、ランダムに前述した表示部415の第1状態から第4状態を切り替えるパターンなども考えられる。補給モード表示としては、図19で示される第1状態~第4状態及び何れの目盛りも点灯していない全消灯状態の5つの状態のうち、少なくとも2つの状態を繰り返して表示する構成とすればよい。これにより、前述の5つの何れの状態でもない表示を行うことができ、ユーザに対して補給モード実行中であるということを視認させることが可能である。
図16の制御フローチャートの説明に戻る。S102の表示部415の補給モード表示開始後、制御部302はスイッチ208の検知結果によってレバー201が動作位置にあるか否か判断する(S103)。すなわち、レバー201が補給位置から動作位置へ移動させられたか否かを判断する。S103でYesの場合、制御部302は、モータ311が駆動可能か否かを判断する(S104)。モータ311を駆動しても滞りなくプリント動作が行える状態であれば駆動可能であると判断され、モータ311が駆動されるとジャムが深刻化する等の状態であれば駆動不可であると判断される。また、画像形成装置1内で不具合が生じた場合にも、駆動不可状態であると判断される。尚、本実施例のようにモータ311が画像形成装置1内の全てのローラと、撹拌部材60と、が1つのモータ311によって駆動される場合にはS104のステップが必要であるものの、記録材の搬送に関わるローラの駆動をしない場合には不要である。
S104においてYesの場合、制御部302はモータ311を駆動開始する(S105)。これにより、収容部18に設けられる撹拌部材60が駆動される。そして、制御部302は、モータ311の駆動が開始されてから第1所定時間経過したかどうかを判断する(S106)。本実施例においては、第1所定時間を3秒に設定している。3秒間に収容部18のトナーを均す。この撹拌部材60による収容部18のトナーの均しは、この後のステップで実行されるトナー残量検知に備えるために実行しているが、省略しても構わない。
S106においてYesの場合には、制御部302は残量検知部312によって収容部18内のトナー残量検知を開始する(S107)。トナー残量検知が終了すると(S108)、制御部302はモータ311の駆動を停止する(S109)。その後、表示部415の補給モード表示をトナー残量表示に切り替える(S110)。トナー残量表示は、S107とS108の間で実行された残量検知部312によるトナー残量検知の結果を反映した表示である。トナー残量検知に応じた表示方法については前述した通りである。尚、S108のトナー残量検知の終了とS109のモータ311の駆動の停止は同時でも構わない。以上の説明したステップが実行されて補給モードは終了する。
本実施例の補給パック210のように、トナーを補給パック210から現像容器230の収容部18へ補給するために、ユーザがパウチ211を解すなどの補給作業が必要である場合がある。本実施例の補給モードは、ユーザが補給作業をする間にモータ311や撹拌部材60を駆動するためのギアなどから発生する駆動音が発生しないため、ユーザの補給作業を躊躇させにくいという効果がある。
尚、本実施例においては、パウチ211を有する補給パック210を用いているものの、これに限定されない。例えば、ユーザがプランジャーを押し込んでトナーを外部に押し出す樹脂容器もしくはユーザが叩いたり、変形させることでトナーを外部に排出する樹脂容器であっても本実施例の効果は得られる。
<第2実施例>
本発明の第2実施例について説明する。第2実施例は、第1実施例の補給モードにおける制御を変更したものである。画像形成装置1や補給パック210の構成は、第1実施例と同じであるので、説明を省略する。
[補給モード]
本実施例の補給モードの制御について、図17の制御フローチャートを用いて説明する。図17に示すように、制御部302はまず、スイッチ208の検知結果に基づいて、レバー201が補給位置にあるか否かを判断する(S201)。レバー201が補給位置であると判断されると、表示部415において補給モード表示を開始する(S202)。補給モード表示については第1実施例と同じであるので説明を省略する。
制御部302は、レバー201が補給位置にあることが検知されてから第2所定時間経過したか否かを判断する(S203)。本実施例においては、第2所定時間は60秒である。尚、第2所定時間は60秒である必要はない。レバー201を動作位置から補給位置に移動したことが検知されてから、ユーザが図14のように補給パック210のパウチ211を解す補給作業を終えてから、レバー201を補給位置から動作位置に移動させるのに十分な時間であれば良い。
S203においてYesの場合、制御部302は、S204~210のステップを実行する。S204~210のステップは、は第1実施例のS104~S110と同じであるため説明を省略する
本実施例の補給モードは、モータ311やギアなどから発生する駆動音などが発生するモータ311の駆動開始をユーザが補給作業を終えてレバー201を開位置から閉位置へ移動させるのに十分な時間が経過してから行う。これによって、ユーザの補給作業を躊躇させにくいという効果がある。
尚、本実施例においては、パウチ211を有する補給パック210を用いているものの、第1実施例と同様にこれに限定されない。補給パック210の代わりにプランジャーを押し込むことでトナーを排出するトナー容器を使用する場合は、プランジャーを押し込んで且つトナー容器を回転させて容器シャッタを開位置から閉位置に回転させるのに十分な時間に第2所定時間を設定すればよい。
<第3実施例>
本発明の第3実施例について説明する。第3実施例は、第1実施例の補給モードの制御を変更したものである。画像形成装置1や補給パック210の構成は第1実施例と同じであるので、説明を省略する。
[補給モード]
本実施例の補給モードの制御について、図18の制御フローチャートを用いて説明する。制御部302はまず、スイッチ208の検知結果に基づいて、レバー201が補給位置にあるか否かを判断する(S301)。レバー201が補給位置であると判断されると、表示部415において補給モード表示を開始する(S302)。補給モード表示については第1実施例と同じであるので説明を省略する。
次に、制御部302は、モータ311が駆動可能であるか否かを判断する(S303)。
S303でYesの場合、制御部302はモータ311を第1回転速度で駆動開始する(S304)。第1回転速度は、画像形成装置が普通紙を印刷する際のモータ311の回転速度(第2回転速度)の2/3の速度である。モータ311が第1回転速度で回転する時の撹拌部材60の回転速度は、モータ311が第2回転速度で回転する時の2/3の回転速度である。
次に、制御部302はスイッチ208の検知結果に基づいてレバー201が動作位置にあるか否か判断する(S305)。すなわち、レバー201が動作位置にあるか否かを判断する。レバー201が補給位置にあると判断されると、制御部302は、モータ311の回転速度を第1回転速度から第1回転速度よりも速い第2回転速度に切り替える(S306)。そして、制御部302は、S306においてモータ311の回転速度が第1回転速度から第2回転速度に切り替えられてから第3所定時間経過したかどうかを判断する(S307)。本実施例においては、第3所定時間を2秒に設定している。2秒間に収容部18のトナーを均す。この後、制御部302は、ステップS308~311のステップを実行する。S308~311は、第1の実施例のステップS107~110と同様であるため説明を省略する
本実施例の補給モードの制御においては、レバー201が動作位置から補給位置に移動させられてから、レバー201が補給位置から動作位置に移動させられるまで、モータ311は第2回転速度よりも低速である第1回転速度で駆動される。したがって、ユーザが補給パック210の補給作業をする間にモータ311や撹拌部材60を駆動するためのギアなどから生じる駆動音は小さいので、ユーザの補給作業を躊躇させにくいという効果がある。更に、ユーザが補給作業を終えているレバー201が動作位置に移動させられた後の期間においてモータ311の回転速度を増速することでダウンタイムを低減できる。
尚、本実施例においては、パウチ211を有する補給パック210を用いているものの、第1実施例と同様にこれに限定されない。また、第1回転速度は、第2回転速度よりも回転速度が遅い速度であれば良い。
また、第1実施例乃至第3実施例のいずれにおいても、補給パック210が補給部200に装着された状態でレバー201が操作されることで、補給可能状態と補給不能状態とに遷移可能であるものの、これに限定されない。例えば、レバー201を操作するのに代えて、補給パック210自体を回転させることで、補給可能状態と補給不能状態との間で遷移するように構成してもよい。すなわち、補給パック210の回転操作に連動して、容器シャッタ214及び本体シャッタ206が回転するように構成してもよい。
また、第1実施例乃至第3実施例のいずれの画像形成装置も、本体シャッタを有する構成であったが、本体シャッタの代わりに取り外し可能なキャップを用いても構わない。ユーザがキャップを取り外すもしくは移動させてから補給パック210を補給部200へ装着する構成でも構わない。
1 画像形成装置
18 収容部
60 撹拌部材
200 補給部(装着部)
201 レバー(操作部)
201d レバー係合部
208 スイッチ(検知部)
210 補給パック
211 パウチ
212 挿入部(端部部材)
212a 挿入部開口
214 容器シャッタ
214b 容器シャッタ被係合部
302 制御部
302 モータ(アクチュエータ)
312 残量検知部

Claims (11)

  1. トナーを収容するトナー容器であって、トナーを補給するための開口部と、前記開口部を閉鎖する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間を移動可能なシャッタと、を有するトナー容器が装着可能な画像形成装置であって、
    前記トナー容器を装着可能な装着部と、
    前記装着部に装着された前記トナー容器の前記開口部から補給されたトナーを収容するように構成された収容部と、
    前記収容部のトナーを撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材を駆動するためのアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御部と、
    を有し、
    前記装着部は、
    前記トナー容器が装着された状態において前記シャッタと係合する係合部を有し、前記係合部が前記シャッタと係合することで前記シャッタと共に移動するように構成された操作部であって、前記シャッタが前記閉位置にある第1位置と、前記シャッタが前記開位置にある第2位置と、の間を移動可能な操作部と、
    前記操作部の移動を検知する検知部と、
    を有し、
    前記操作部の前記第2位置から第1位置への移動が前記検知部によって検知されたことに基づいて前記撹拌部材の駆動が開始されるように、前記制御部は前記アクチュエータを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記操作部の前記第1位置から前記第2位置への移動が前記検知部によって検知されてから前記操作部の前記第2位置から前記第1位置への移動が前記検知部によって検知されるまでの間において、前記撹拌部材は駆動停止していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記収容部に収容されるトナー量を検知するトナー残量検知部を有し、
    前記操作部の前記第2位置から第1位置への移動が前記検知部によって検知されたことに基づいて前記撹拌部材の駆動が開始された後であって前記撹拌部材が駆動されている間に前記トナー残量検知部は前記トナー量を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作部の前記第2位置から第1位置への移動が前記検知部によって検知されたことに基づいて前記撹拌部材の駆動が開始されてから第1所定時間後に前記トナー残量検知部による前記トナー量の検知が開始されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記トナー残量検知部による前記トナー量の検知を終えた後に前記撹拌部材の駆動が停止されるように、前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー残量検知部による前記トナー量の検知結果に応じたトナー残量表示を行う表示部を有し、
    前記制御部は、前記操作部の前記第1位置から前記第2位置への移動が前記検知部によって検知されたことに基づいて前記表示部において前記トナー残量表示とは異なる補給モード表示が開始されるように制御し、前記トナー残量検知部による前記トナー量の検知を終えた後に前記補給モード表示を前記トナー残量表示に切り替えることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. トナーを収容するトナー容器であって、トナーを補給するための開口部と、前記開口部を開鎖する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間を移動可能なシャッタと、を有するトナー容器を装着可能な画像形成装置であって、
    前記トナー容器を装着可能な装着部と、
    前記装着部に装着された前記トナー容器の前記開口部から補給されたトナーを収容するように構成された収容部と、
    前記収容部のトナーを撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材を駆動するためのアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御部と、
    を有し、
    前記装着部は、
    前記トナー容器が装着された状態において前記シャッタと係合する係合部を有し、前記係合部が前記シャッタと係合することで前記シャッタと共に移動するように構成された操作部であって、前記シャッタが前記閉位置にある第1位置と、前記シャッタが前記開位置にある第2位置と、の間を移動可能な操作部と、
    前記操作部の移動を検知する検知部と、
    を有し、
    前記操作部の前記第1位置から第2位置への移動が前記検知部によって検知されてから所定時間後に前記撹拌部材の駆動が開始されるように、前記制御部は前記アクチュエータを制御することを特徴とする画像形成装置。
  8. トナーを収容するトナー容器であって、トナーを補給するための開口部と、前記開口部を閉鎖する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間を移動可能なシャッタと、を有するトナー容器が装着可能な画像形成装置であって、
    前記トナー容器を装着可能な装着部と、
    前記装着部に装着された前記トナー容器の前記開口部から補給されたトナーを収容するように構成された収容部と、
    前記収容部のトナーを撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材を駆動するためのアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御部と、
    を有し、
    前記装着部は、
    前記トナー容器が装着された状態で前記シャッタと係合する係合部を有し、前記係合部が前記シャッタと係合することで前記シャッタと共に移動するように構成された操作部であって、前記シャッタが前記閉位置にある第1位置と、前記シャッタが前記開位置にある第2位置と、の間を移動可能な操作部と、
    前記操作部の移動を検知する検知部と、
    を有し、
    前記操作部の前記第2位置から前記第1位置への移動が前記検知部によって検知される前に前記撹拌部材の駆動が開始され、前記操作部の前記第2位置から第1位置への移動が前記検知部によって検知されたことに基づいて前記撹拌部材の駆動速度が増加するように、前記制御部は前記アクチュエータを制御することを特徴とする画像形成装置。
  9. トナーを収容するトナー容器であって、トナーを収容するパウチと、前記パウチ内のトナーを前記トナー容器の外部に排出するための開口部が設けられ前記パウチの端部に設けられた端部部材と、前記開口部を閉鎖する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間を前記端部部材に対して移動可能な容器シャッタであって被係合部を有する容器シャッタと、を有するトナー容器と、
    前記トナー容器を装着可能な画像形成装置と、
    を備える画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    前記トナー容器を装着可能な装着部と、
    前記装着部に装着された前記トナー容器の前記開口部から補給されたトナーを収容するように構成された収容部と、
    前記収容部のトナーを撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材を駆動するためのアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御部と、
    を有し、
    前記装着部は、
    前記トナー容器が装着された状態において前記容器シャッタの前記被係合部と係合する係合部を有し、前記係合部が前記容器シャッタの前記被係合部と係合することで前記容器シャッタと共に移動するように構成された操作部であって、前記容器シャッタが前記閉位置にある第1位置と、前記容器シャッタが前記開位置にある第2位置と、の間を移動可能な操作部と、
    前記操作部の移動を検知する検知部と、
    を有し、
    前記操作部の前記第2位置から第1位置への移動が前記検知部によって検知されたことに基づいて前記撹拌部材の駆動が開始されるように、前記制御部は前記アクチュエータを制御することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記パウチは、ポリプロピレンシートで形成されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記操作部によって前記容器シャッタが回転させられた時に、前記パウチは回転しないことを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成装置。
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