JP2023019343A - 行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラム - Google Patents

行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023019343A
JP2023019343A JP2021123997A JP2021123997A JP2023019343A JP 2023019343 A JP2023019343 A JP 2023019343A JP 2021123997 A JP2021123997 A JP 2021123997A JP 2021123997 A JP2021123997 A JP 2021123997A JP 2023019343 A JP2023019343 A JP 2023019343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destination
passenger
information
expected
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021123997A
Other languages
English (en)
Inventor
友喜 桜木
Tomoki Sakuragi
純一 糟谷
Junichi Kasuya
功大 中村
Masahiro Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2021123997A priority Critical patent/JP2023019343A/ja
Publication of JP2023019343A publication Critical patent/JP2023019343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】自動運転車両における行先設定を、乗客の状態や費用を総合的に加味して適切に支援すること。【解決手段】本発明にかかる行先設定支援装置は、移動体システムの現在地から乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額と、当該乗客から測定されたアルコール摂取濃度と、に基づいて、当該乗客の行先候補となる施設情報を取得する取得部(573)と、現在地から施設情報への第2の経路情報に基づく、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を算出する算出部(574)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラムに関する。
特許文献1には、車両の運転者に行先を提案するシステムに関する技術が開示されている。当該システムは、運転者の嗜好だけでなく走行環境情報をも考慮して、推奨される行先として、車両の個々の状況又はシーンに応じた最適な行先を決定し提案する。
特開2020-169956号公報
近年、無人運転のタクシー等の有料で送客を行う自動運転車両が開発されつつある。この場合、自動運転車両は、乗客が希望する行先へ送客することが前提であるが、乗客の健康状態、到着までの所要時間及び運賃等によっては、別の行先を提案することが望ましい場合がある。特に、乗客のアルコール摂取度合いによっては、長時間かけて自宅に送客するよりは、現在地からより近く安価な宿泊地へ送客することが乗客にとって望ましい場合もある。そのため、自動運転車両における行先設定技術については改良の余地がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、自動運転車両における行先設定を、乗客の状態や費用を総合的に加味して適切に支援するための行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、移動体システムの現在地から乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額と、前記乗客から測定されたアルコール摂取濃度と、に基づいて、前記乗客の行先候補となる施設情報を取得する取得部と、前記現在地から前記施設情報への第2の経路情報に基づく、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を算出する算出部と、を備える行先設定支援装置を提供する。
本発明の第2の態様は、コンピュータが、移動体システムの現在地から乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額と、前記乗客から測定されたアルコール摂取濃度と、に基づいて、前記乗客の行先候補となる施設情報を取得し、前記現在地から前記施設情報への第2の経路情報に基づく、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を算出する、行先設定支援方法を提供する。
本発明の第3の態様は、移動体システムの現在地から乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額と、前記乗客から測定されたアルコール摂取濃度と、に基づいて、前記乗客の行先候補となる施設情報を取得する処理と、前記現在地から前記施設情報への第2の経路情報に基づく、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を算出する処理と、をコンピュータに実行させる行先設定支援プログラムを提供する。
本発明により、自動運転車両における行先設定を、乗客の状態や費用を総合的に加味して適切に支援するための行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラムを提供することができる。
本実施形態1にかかる行先設定支援装置を含む自動運転車両と周辺システムとの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態1にかかる所要見込時間閾値テーブルの例を示す図である。 本実施形態1にかかる支払見込金額閾値テーブルの例を示す図である。 本実施形態1にかかる行先設定支援処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態1にかかる行先設定支援処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる所要許容時間閾値テーブルの例を示す図である。 本実施形態2にかかる行先設定支援処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる行先設定支援処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1にかかる行先設定支援装置50を含む自動運転車両1000と周辺システムとの全体構成を示すブロック図である。自動運転車両1000は、移動体システムの一例であり、有料で乗客を所定の行先へ送客する無人運転のタクシー等である。自動運転車両1000は、ネットワークNを介して予約管理システム2000、ルート探索システム3000及び施設情報検索システム4000と接続されている。ネットワークNは、インターネット等の通信ネットワークであり、無線通信回線網等を含むものとする。
予約管理システム2000は、自動運転車両1000の予約情報を管理するための情報システムである。予約情報は、予約日時、乗車場所及び予約者情報を対応付けた情報である。予約者情報は、予約者の識別情報、個人情報、自宅等の行先情報及び予約者の生体情報を対応付けた情報である。予約者の識別情報には、IDやパスワードを含んでもよい。行先情報には、住所や位置情報を含む。生体情報は、本人認証を行う際に照合するための情報の一例である。生体情報には、例えば、指紋、声紋、静脈、網膜、瞳の虹彩、手のひらの模様やパターンといった個人に固有の身体的特徴から計算されるデータや特徴量を用いても良い。尚、予約者情報に生体情報は必須ではない。
予約管理システム2000は、自動運転車両1000に搭載された行先設定支援装置50等からネットワークNを介して予約問合せを受け付け、予約問合せに含まれる識別情報や生体情報により予約情報を特定し、少なくとも行先情報を返信する。尚、自動運転車両1000は、事前に予約がなくても利用可能とする。そのため、予約管理システム2000は、本実施形態において必須ではない。
ルート探索システム3000は、出発地から目的地までの経路を探索するための情報システムである。ルート探索システム3000は、行先設定支援装置50等からネットワークNを介して出発地と目的地を含む探索要求を受け付け、所定のルート探索機能により1以上のルート情報を特定し、ルート情報を返信する。
施設情報検索システム4000は、所定の地点の周辺の施設情報を検索するための情報システムである。施設情報検索システム4000は、行先設定支援装置50等からネットワークNを介して所定の地点を含む検索要求を受け付け、当該所定の地点から所定範囲に存在する1以上の施設情報を特定し、施設情報を返信する。ここで、施設情報は、宿泊施設、警察署、飲食店等の施設に関する情報であって、乗客の行先候補となるが、これらに限定されない。尚、ルート探索システム3000及び施設情報検索システム4000は、同一の情報システムであってもよい。
予約管理システム2000、ルート探索システム3000及び施設情報検索システム4000のそれぞれは、クラウドシステムで実現されてもよい。つまり、予約管理システム2000、ルート探索システム3000及び施設情報検索システム4000のそれぞれは、1台以上のコンピュータサーバで実現され、各機能が分割、又は、冗長化されていてもよい。
自動運転車両1000は、カメラ10、マイク20、タッチパネル30、アルコール検出器40及び行先設定支援装置50を備える。尚、自動運転車両1000はこれら以外に一般的な自動運転車両の構成を備えるものであるが、本実施形態に影響しない構成については、図示及び詳細な説明を省略する。
カメラ10は、車両内の乗客を撮影するための撮影装置である。マイク20は、車両内の音声を収音する装置である。タッチパネル30は、乗客の座席付近に設置され、表示装置と画面に対する入力装置とを備えた装置である。タッチパネル30は、カメラ10による撮影映像や行先設定支援装置50から入力された表示画面を表示し、行先設定支援装置50から入力された音声データを出力する。つまり、タッチパネル30は、スピーカ機能を有してもよい。また、タッチパネル30は、乗客から画面に対する入力操作を受け付け、行先設定支援装置50へ出力する。入力操作は、乗客によるタッチパネル30の画面に対する接触操作である。入力操作は、例えば、表示された行先設定画面に対して、乗客が希望する行先の住所等や施設名等の乗客による文字入力や選択操作である。また、入力操作は、複数の行先情報の候補が表示された表示画面に対して、乗客による1つの行先情報の候補の選択操作である。尚、タッチパネル30は、カメラ10及びマイク20を同梱していてもよい。
アルコール検出器40は、乗客からの吹きかけられた呼気に対してアルコール摂取濃度を測定し、アルコール摂取濃度の測定値を行先設定支援装置50へ出力する。尚、カメラ10、マイク20、タッチパネル30及びアルコール検出器40は、公知の技術を用いることができる。
行先設定支援装置50は、自動運転車両1000に搭載された情報処理装置であり、例えば、ECU(Electronic Control Unit)等である。行先設定支援装置50は、カメラ10、マイク20、タッチパネル30及びアルコール検出器40と接続されている。また、行先設定支援装置50は、無線通信回線網を介してネットワークNと接続されている。
行先設定支援装置50は、映像音声入力部51、映像音声出力部52、アルコール摂取濃度入力部53、通信部54、メモリ55、記憶部56及び制御部57を備える。映像音声入力部51は、カメラ10から入力された映像データ及びマイク20から入力された音声データに対して、映像音声信号処理を行い、処理結果を制御部57へ出力する。映像音声出力部52は、制御部57から入力された映像データ及び音声データをタッチパネル30へ出力する。ここで、制御部57から入力された映像データは、上述した行先設定画面や複数の行先情報の候補が表示された表示画面等を含む。アルコール摂取濃度入力部53は、アルコール検出器40から入力されたアルコール摂取濃度の測定値を受け付け、測定値を制御部57へ出力する。
通信部54は、ネットワークNとの通信インタフェースである。メモリ55は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部57の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。記憶部56は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置の一例である。記憶部56は、行先設定支援プログラム561、所要見込時間閾値テーブル562、支払見込金額閾値テーブル563及び映像音声データ564を記憶する。行先設定支援プログラム561は、本実施形態にかかる行先設定支援処理を含む各種処理が実装されたコンピュータプログラムである。
所要見込時間閾値テーブル562は、アルコール摂取濃度の複数の範囲のそれぞれに対応付けられた所要見込時間の閾値のグループを定義した情報である。ここで、所要見込時間とは、現在地から乗客が希望する行先へ自動運転車両1000が走行した場合に要する見込みの時間である。そして、閾値は、乗客のアルコール摂取濃度に応じて許容できる所要見込時間の上限値である。閾値は、乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間が閾値を超える場合に、他の施設等を行先として提案するための基準値ともいえる。ここで、乗客のアルコール摂取濃度が高いほど健康状態が悪い可能性があるため、閾値は低くするとよい。さらに、所要見込時間閾値テーブル562は、アルコール摂取濃度の範囲ごとに閾値を定義した閾値グループが複数種類設定されていてもよい。
図2は、本実施形態1にかかる所要見込時間閾値テーブル562の例を示す図である。所要見込時間閾値テーブル562には、アルコール摂取濃度の範囲、閾値グループG11、G12及びG13が定義されている。尚、アルコール摂取濃度の単位は、一例として「mg/L」を用いるが、これに限定されない。図2の例では、アルコール摂取濃度の範囲aは0~0.05、範囲bは0.05~0.15、範囲cは0.15~0.30、範囲dは0.30~0.40、範囲eは0.40以上である。但し、アルコール摂取濃度の範囲とその数はこれらに限定されない。
例えば、閾値グループG11では、乗客のアルコール摂取濃度が範囲a又はbに含まれる場合、閾値を設定しない。そのため、行先設定支援装置50は、乗客が希望する行先、例えば、自宅を目的地として設定したままとする。乗客の健康状態の懸念が低いためである。しかし、乗客のアルコール摂取濃度が範囲cに含まれる場合、閾値は120分とする。そのため、自宅への所要見込時間が120分以上である場合、行先設定支援装置50は、より近い宿泊施設等を行先候補として提案することがある。さらに、乗客のアルコール摂取濃度が範囲d又はeに含まれる場合、閾値を90分又は60分とする。そのため、自宅への所要見込時間が90分又は60分以上である場合、行先設定支援装置50は、より近い宿泊施設等を行先候補として提案することがある。例えば、乗客のアルコール摂取濃度が範囲eに含まれる場合には、所要見込時間が70分であっても、乗客の健康状態の懸念が高いため、行先設定支援装置50は、より近くの宿泊施設を行先候補として提案する。尚、この場合、行先設定支援装置50は、近辺の警察署を行先としてもよい。乗客の生命の危険性が高いためである。すなわち、所要見込時間閾値テーブル562は、乗客のアルコール摂取濃度に応じて、自宅以外の行先候補が提案される可能性が高くなるように閾値が設定されている。
ここで、各範囲の閾値は、外部から設定変更が可能であってもよい。但し、上述の例のように、乗客のアルコール摂取濃度が相対的に低い範囲と高い範囲とは、閾値の大小関係が維持されるべきである。そこで、本実施形態の所要見込時間閾値テーブル562では、範囲と閾値の大小関係を維持した、複数種類の閾値グループを定義している。すなわち、閾値グループG11は、乗客が希望する行先から他の施設等への変更する提案をする機会を相対的に少なくする場合の閾値の集合である。閾値グループG13は、当該機会を相対的に多くする場合の閾値の集合である。閾値グループG12は、当該機会を閾値グループG11とG13の間とする場合の集合である。例えば、範囲bにおいて、閾値グループG11の閾値は「なし」、閾値グループG12の閾値は「120分」、閾値グループG13の閾値は「90分」としている。そのため、所要見込時間閾値テーブル562は、各範囲の閾値を個別に変更できると共に、閾値グループ単位で閾値の集合をまとめて変更することができる。より具体的には、行先設定支援装置50は、メモリ55等に指定された閾値グループを保持しておき、行先設定処理において指定された閾値グループに定義された閾値を用いて処理を行う。これにより、行先設定支援装置50の設定者等は、範囲と閾値の大小関係を維持しつつ、容易に閾値を切り替えることができる。
図1に戻り説明を続ける。
支払見込金額閾値テーブル563は、アルコール摂取濃度の複数の範囲のそれぞれに対応付けられた支払見込金額の閾値のグループを定義した情報である。ここで、支払見込金額とは、現在地から乗客が希望する行先へ自動運転車両1000が走行した場合に支払う金額、つまり、運賃の見込み額である。そして、閾値は、乗客のアルコール摂取濃度に応じて許容できる支払見込金額の上限値である。閾値は、乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の支払見込金額が閾値を超える場合に、他の施設等を行先として提案するための基準値ともいえる。ここで、自動運転車両1000が走行した場合に支払う金額よりも、近辺の宿泊施設及びその宿泊施設までの運賃の合計金額が安い場合、乗客は、行先を近辺の宿泊施設に変更しても良い可能性がある。特に、乗客のアルコール摂取濃度、つまり酒酔いの度合いにより、行先変更の可能性が変化する。例えば、アルコール摂取濃度が高いほど、閾値を低くするとよい。さらに、支払見込金額閾値テーブル563は、アルコール摂取濃度の範囲ごとに閾値を定義した閾値グループが複数種類設定されていてもよい。
図3は、本実施形態1にかかる支払見込金額閾値テーブル563の例を示す図である。支払見込金額閾値テーブル563には、アルコール摂取濃度の範囲、閾値グループG21、G22及びG23が定義されている。尚、アルコール摂取濃度の範囲aからeは、上述した図2と同じであるが、異なる範囲や範囲数としてもよい。
例えば、閾値グループG21では、乗客のアルコール摂取濃度が範囲a又はbに含まれる場合、閾値を設定しない。また、乗客のアルコール摂取濃度が範囲cに含まれる場合、閾値は20,000円とする。また、乗客のアルコール摂取濃度が範囲dに含まれる場合、閾値は15,000円とする。乗客のアルコール摂取濃度が範囲eに含まれる場合、閾値は10,000円とする。
また、各範囲の閾値は、上述した所要見込時間閾値テーブル562と同様に、外部から設定変更が可能であってもよい。また、本実施形態の支払見込金額閾値テーブル563では、範囲と閾値の大小関係を維持した、複数種類の閾値グループを定義している。すなわち、閾値グループG21、G22及びG23の関係は、上述した閾値グループG11、G12及びG13の関係と同様である。例えば、範囲bにおいて、閾値グループG21の閾値は「なし」、閾値グループG22の閾値は「20,000円」、閾値グループG23の閾値は「15,000円」としている。そのため、支払見込金額閾値テーブル563は、各範囲の閾値を個別に変更できると共に、閾値グループ単位で閾値の集合をまとめて変更することができる。閾値グループの指定や保持の仕方は、上述した所要見込時間閾値テーブル562と同様である。
図1に戻り説明を続ける。
映像音声データ564は、カメラ10やマイク20により取得された映像データ及び音声データや、自動運転車両1000の前方及び後方カメラ(不図示)の撮影映像データ等の記録データである。尚、映像音声データ564は、本実施形態に必須ではない。
尚、行先設定支援装置50は、通信部54等を用いてGPS(Global Positioning System)情報を受信し、受信したGPS情報を、現在地を示す位置情報としてメモリ55に保存するものとする。
制御部57は、行先設定支援装置50の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部57は、記憶部56から行先設定支援プログラム561をメモリ55へ読み込ませ、行先設定支援プログラム561を実行する。これにより、制御部57は、認識部570、記録部571、設定部572、取得部573、算出部574、特定部575、判定部576、表示制御部577、受付部578及び移動指示部579の機能を実現する。
認識部570は、映像音声入力部51による映像音声信号処理の処理結果に基づき認識処理を行う。すなわち、認識部570は、映像データ又は画像データに対して画像認識を行う。例えば、認識部570は、乗客の顔領域の特定及び顔認証を行う。具体的には認識部570は、認識された乗客の顔領域に対応する顔画像を含めた予約問合せを、ネットワークNを介して予約管理システム2000へ送信する。そして、認識部570は、予約管理システム2000からネットワークNを介して顔認証結果を受信する。そして、顔認証に成功した場合、顔認証結果には少なくとも乗客が事前登録した自宅等の行先情報が含まれる。また、認識部570は、乗客の顔領域を解析して、酒酔いの度合い等を認識する。また、認識部570は、音声データに対して音声認識を行い、乗客が発した行先を解釈する。
記録部571は、カメラ10により撮影された映像データ、マイク20により収音された音声データを含む映像音声データ564を記憶部56へ記録する。
設定部572は、行先設定支援装置50の設定者等により指定された閾値グループを設定する。また、設定部572は、乗客が希望する行先、例えば、自宅等を目的地として初期設定する。また、設定部572は、乗客から行先情報の変更が選択された場合、選択された行先情報、例えば、近辺の施設情報を目的地として設定変更する。設定部572は、ルート設定を切り替えることを設定変更することとしてもよい。尚、設定部572は、上述した各設定値をメモリ55等に記録する。
取得部573は、ルート探索システム3000からネットワークNを介して、現在地から特定の行先へのルート情報を取得する。また、取得部573は、アルコール検出器40からアルコール摂取濃度入力部53を介して、乗客のアルコール摂取濃度の測定値を取得する。また、取得部573は、必要に応じて、施設情報検索システム4000からネットワークNを介して、現在地の近辺に存在する1以上の施設情報を取得する。
算出部574は、ルート情報に基づき、所要見込時間及び支払予定金額を算出する。具体的には、算出部574は、自動運転車両1000の現在地から乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額を算出する。そして、取得部573は、第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額と、乗客から測定されたアルコール摂取濃度と、に基づいて、当該乗客の行先候補となる施設情報を取得する。また、算出部574は、現在地から施設情報への第2の経路情報に基づく、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を算出する。
特定部575は、所要見込時間閾値テーブル562のうち、設定された閾値グループにおいて、アルコール摂取濃度の測定値を含む範囲に設定された閾値を特定する。また、特定部575は、支払見込金額閾値テーブル563から、設定された閾値グループにおいて、アルコール摂取濃度の測定値を含む範囲に設定された閾値を特定する。
判定部576は、アルコール検出器40からアルコール摂取濃度入力部53を介して、乗客のアルコール摂取濃度の測定値が取得されたか否かを判定する。また、判定部576は、所要見込時間が、特定部575により特定された閾値より大きいか否かを判定する。また、判定部576は、支払予定金額が、特定部575により特定された閾値より大きいか否かを判定する。また、判定部576は、受付部578により受け付けた選択が、当初の行先とは異なる行先情報であるか否かを判定する。つまり、判定部576は、乗客により自宅等以外の施設情報が行先として選択されたか否かを判定する。
表示制御部577は、第1の行先情報と第2の行先情報とをタッチパネル30に表示させる。ここで、第1の行先情報は、第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額を含み、乗客が希望する行先を示す情報である。尚、第1の行先情報は、乗客が希望する行先、つまり、自宅等へのルート情報を含んでも良い。また、第2の行先情報は、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を含み、施設情報を示す情報である。尚、第2の行先情報は施設情報へのルート情報を含んでも良い。また、第2の行先情報は、2以上であってもよい。
受付部578は、タッチパネル30に表示された第1の行先情報と第2の行先情報の中から乗客による選択を受け付ける。
移動指示部579は、設定された目的地へ自動運転車両1000を移動させる指示を行う。つまり、移動指示部579は、設定された目的地に向けて自動運転車両1000を走行させるように制御する。
図4及び図5は、本実施形態1にかかる行先設定支援処理の流れを示すフローチャートである。前提として、自動運転車両1000に乗客が乗り込んだものとする。このとき、行先設定支援装置50の設定部572は、乗客が希望する行先Aを目的地として初期設定する(S101)。
例えば、乗客が事前に予約管理システム2000に対して自動運転車両1000の予約を行っていたものとする。このとき、予約者情報に乗客の自宅等の行先Aが行先情報として、顔画像が生体情報として登録されていたものとする。この場合、設定部572は、カメラ10により撮影された乗客の顔画像を含む予約問合せを、ネットワークNを介して予約管理システム2000へ送信する。そして、予約管理システム2000は、予約問合せに含まれる顔画像と、予約者情報に含まれる顔画像とを照合して顔認証を行い、顔認証に成功した場合、行先Aを顔認証結果に含めて、行先設定支援装置50へ返信する。これに応じて、設定部572は、顔認証結果に含まれる行先Aを目的地として初期設定する。
または、乗客が予約を行っていない場合、乗客は、タッチパネル30に対して行先Aを示す情報を入力する。または、乗客は、行先Aをマイク20に対して発話する。これらのいずれかにより、設定部572は、行先Aを取得し、目的地として初期設定する。
次に、取得部573は、現在地から行先Aへのルート情報RAを取得する(S102)。具体的には、取得部573は、現在地を出発地、行先Aを目的地とした経路の探索要求を、ネットワークNを介してルート探索システム3000へ送信し、探索されたルート情報RAを、ルート探索システム3000からネットワークNを介して受信する。そして、算出部574は、ルート情報RAに基づく、所要見込時間TA及び支払予定金額PAを算出する(S103)。例えば、所要見込時間TAが110分、支払予定金額PAが25,000円と算出されたものとする。
続いて、取得部573は、乗客のアルコール摂取濃度の測定処理を開始する(S104)。例えば、取得部573は、映像音声出力部52を介して、乗客に対してアルコール検出器40へ呼気を吹きかけるように促す。そして、判定部576は、一定時間内に、アルコール摂取濃度の測定値が取得されたか否かを判定する(S105)。例えば、アルコール検出器40が呼気に対してアルコール摂取濃度を測定し、アルコール摂取濃度の測定値を特定部575へ出力する。この場合、判定部576は、アルコール摂取濃度の測定値が取得されたと判定し、ステップS106へ進む。一方、一定時間内に、アルコール摂取濃度の測定値が取得されなかった場合、ステップS117へ進む。
アルコール摂取濃度の測定値が取得された場合、特定部575は、所要見込時間閾値テーブル562からアルコール摂取濃度の測定値を含む範囲に設定された閾値Xを特定する(S106)。例えば、事前に閾値グループG12が設定済みとし、アルコール摂取濃度の測定値が「0.20」であるものとする。この場合、特定部575は、閾値グループG12の範囲cに設定された「90分」を閾値Xとして特定する。
そして、判定部576は、所要見込時間TAが、閾値Xより大きいか否かを判定する(S107)。所要見込時間TAが閾値X以下である場合、ステップS117へ進む。一方、所要見込時間TAが閾値Xより大きい場合、特定部575は、支払見込金額閾値テーブル563からアルコール摂取濃度の測定値を含む範囲に設定された閾値Yを特定する(S108)。例えば、事前に閾値グループG21が設定済みとし、アルコール摂取濃度の測定値が「0.20」であるものとする。この場合、特定部575は、閾値グループG21の範囲cに設定された「20,000円」を閾値Yとして特定する。
そして、判定部576は、支払見込金額PAが、閾値Yより大きいか否かを判定する(S109)。支払見込金額PAが閾値Y以下である場合、ステップS117へ進む。一方、支払見込金額PAが閾値Yより大きい場合、取得部573は、現在地の近辺の施設情報Bを取得する(S110)。具体的には、取得部573は、現在地を含む検索要求を、ネットワークNを介して施設情報検索システム4000へ送信する。これに応じて、施設情報検索システム4000は、検索要求に含まれる現在地から所定範囲に存在し、空き室がある施設情報を検索する。そして、施設情報検索システム4000は、検索条件に合致する施設について、施設名称、緯度経度を示す座標等の位置情報、電話番号、空き室数、施設利用料金等を検索された施設情報Bとして取得する。その後、施設情報検索システム4000は、施設情報BをネットワークNを介して行先設定支援装置50へ送信する。これに応じて、取得部573は、現在地から所定範囲に存在する1以上の施設情報Bを受信する。
その後、取得部573は、現在地から施設情報Bへのルート情報RBを取得する(S111)。そして、算出部574は、ルート情報RBに基づく、所要見込時間TB及び支払予定金額PBを算出する(S112)。具体的には、算出部574は、ルート情報RBに基づく運賃の見込額と、施設情報Bの宿泊料金とを合算して支払予定金額PBを算出する。例えば、所要見込時間TBが50分、支払予定金額PBが16,000円と算出されたものとする。尚、2以上の施設情報Bが取得された場合、施設情報の数だけステップS111及びS112を繰り返す。
そして、表示制御部577は、行先A、ルート情報RA、所要見込時間TA及び支払予定金額PAを含めた行先情報DAを生成する。また、表示制御部577は、施設情報B、ルート情報RB、所要見込時間TB及び支払予定金額PBを含めた行先情報DBを生成する。そして、表示制御部577は、行先情報DA及び行先情報DBのリストを、タッチパネル30に表示する(S113)。
これに応じて、乗客は、タッチパネル30に表示されたリストの中から行先情報DA又は行先情報DBのいずれかを選択する操作を行う。そして、受付部578は、乗客から行先情報の選択を受け付ける(S114)。判定部576は、行先情報DBが選択されたか否かを判定する(S115)。行先情報DBが選択されなかった場合、つまり、行先情報DAが選択された場合、移動指示部579は、自動運転車両1000に対して初期設定された目的地である行先Aへの移動を指示する(S117)。一方、行先情報DBが選択された場合、つまり、乗客から行先情報の変更が選択された場合、設定部572は、施設情報Bを目的地として設定する(S116)。言い換えると、設定部572は、ルート設定切替を行う。その後、移動指示部579は、自動運転車両1000に対して設定変更された目的地である施設情報Bへの移動を指示する(S117)。
上記例では、閾値グループG12及びG21が設定済みで、アルコール摂取濃度の測定値が「0.20」であった。そのため、所要見込時間TAが90分より長く、かつ、支払予定金額PAが20,000円より高い場合、施設情報Bを示す行先情報DBを乗客に提示した。このとき、当初の行先Aを示す行先情報DAと行先情報DBとを比較できるようにリスト表示しているため、乗客は、所要見込時間の違い、支払予定金額の違いを確認した上で、所望の行先情報を選択できる。つまり、自動運転車両における行先設定を、乗客の状態や費用を総合的に加味して行うことを、適切に支援することができる。
尚、行先設定支援装置50は、ステップS117の後、自動運転車両1000の移動中に、カーナビゲーションシステムのようにルート情報と現在位置等を表示してもよい。
<実施形態2>
本実施形態2は、上述した実施形態1の変形例である。上述した実施形態1では、当初の行先への所要見込時間の絶対時間を基準に、他の行先候補として施設情報を提示していた。本実施形態2では、当初の行先への所要見込時間と他の行先候補への所要見込時間との相対時間、つまり短縮される時間を基準に他の行先候補を提示するものである。すなわち、本実施形態2にかかる取得部は、第2の所要見込時間が第1の所要見込時間より閾値以上短い場合に、乗客の行先候補となる他の施設情報を取得する。これにより、アルコール摂取濃度の測定値に応じて相対的に近い場所を行先候補として提示できる。
尚、本実施形態2にかかる自動運転車両1000及び周辺システムの全体構成は、図1と同等であるため図示を省略する。以下の説明では、図1の構成のうち所要見込時間閾値テーブル562が所要許容時間閾値テーブル565に置き換わったものとして説明する。
所要許容時間閾値テーブル565は、アルコール摂取濃度の複数の範囲のそれぞれに対応付けられた所要見込時間の差分の閾値のグループを定義した情報である。ここで、所要見込時間の差分とは、第1の所要見込時間と第2の所要見込時間の差分である。そして、閾値は、第2の所要見込時間が第1の所要見込時間より短い場合の差分として許容される時間の下限値である。閾値は、差分が許容時間以上である場合に、他の施設等を行先として提案するための基準値ともいえる。ここで、乗客のアルコール摂取濃度が高いほど健康状態が悪い可能性があるため、閾値は低くするとよい。つまり、乗客のアルコール摂取濃度が高いほど、差分を小さくし、なるべく行先候補を増やすことで、少しでも短時間で乗客を送客できるようになる。さらに、所要許容時間閾値テーブル565は、アルコール摂取濃度の範囲ごとに閾値を定義した閾値グループが複数種類設定されていてもよい。
図6は、本実施形態2にかかる所要許容時間閾値テーブル565の例を示す図である。所要許容時間閾値テーブル565には、アルコール摂取濃度の範囲、閾値グループG31、G32及びG33が定義されている。尚、アルコール摂取濃度の範囲aからeは、上述した図2と同じであるが、異なる範囲や範囲数としてもよい。
例えば、閾値グループG31では、乗客のアルコール摂取濃度が範囲a又はbに含まれる場合、閾値を設定しない。また、乗客のアルコール摂取濃度が範囲cに含まれる場合、閾値は100分とする。また、乗客のアルコール摂取濃度が範囲dに含まれる場合、閾値は80分とする。乗客のアルコール摂取濃度が範囲eに含まれる場合、閾値は40分とする。
また、各範囲の閾値は、上述した所要見込時間閾値テーブル562と同様に、外部から設定変更が可能であってもよい。また、本実施形態の所要許容時間閾値テーブル565では、範囲と閾値の大小関係を維持した、複数種類の閾値グループを定義している。すなわち、閾値グループG31、G32及びG33の関係は、上述した閾値グループG11、G12及びG13の関係と同様である。例えば、範囲bにおいて、閾値グループG31の閾値は「なし」、閾値グループG32の閾値は「100分」、閾値グループG33の閾値は「80分」としている。そのため、所要許容時間閾値テーブル565は、各範囲の閾値を個別に変更できると共に、閾値グループ単位で閾値の集合をまとめて変更することができる。閾値グループの指定や保持の仕方は、上述した所要見込時間閾値テーブル562と同様である。
図7及び図8は、本実施形態2にかかる行先設定支援処理の流れを示すフローチャートである。まず、ステップS101からS105は、上述した図4と同様である。そして、ステップS105において、アルコール摂取濃度の測定値が取得された場合、上述した図5のステップS110からS112が実行される。
その後、判定部576は、所要見込時間TAが、所要見込時間TBより大きいか否かを判定する(S121)。所要見込時間TAが所要見込時間TB以下である場合、ステップS117へ進む。一方、所要見込時間TAが所要見込時間TBより大きい場合、算出部574は、所要見込時間TAから所要見込時間TBを減算して差分TZを算出する(S122)。そして、特定部575は、所要許容時間閾値テーブル565からアルコール摂取濃度の測定値を含む範囲に設定された閾値Zを特定する(S123)。例えば、事前に閾値グループG33が設定済みとし、アルコール摂取濃度の測定値が「0.20」であるものとする。この場合、特定部575は、閾値グループG33の範囲cに設定された「40分」を閾値Zとして特定する。
そして、判定部576は、差分TZが、閾値Zより大きいか否かを判定する(S124)。差分TZが閾値Z未満である場合、取得部573は、現在地の近辺の他の施設情報Cを施設情報Bとして取得し、上述した図5のステップS111及びS112を実行する(S125)。つまり、一回目のステップS110で取得された施設情報Bでは、差分TZが閾値Zの40分より短いため、目的地を施設情報Bへ変更したとしても短縮できる時間が不十分であるため、行先候補として不適切と判断する。そこで、取得部573は、施設情報B以外の施設情報Cを行先候補として取得し、同様に判定を行う。これにより、アルコール摂取濃度に応じて適切な行先候補を提案できる。
ステップS124で差分TZが閾値Zより大きい場合、上述した図4のステップS108及びS109、図5のステップS113からS117を実行する。
上記例では、閾値グループG33及びG21が設定済みで、アルコール摂取濃度の測定値が「0.20」、閾値Zが「40分」であった。そして、例えば、所要見込時間TAが110分、所要見込時間TBが80分である場合、差分TZは30分となる。この場合、差分TZが閾値Z以下であるため、仮に施設情報Bを提案しても所要見込時間の短縮は30分程度であり、アルコール摂取濃度からの乗客の健康状態からすると、短縮時間が不十分といえる。そこで、所要見込時間TCが50分、つまり差分TZが60分となるような他の施設情報Cであれば、短縮時間が十分といえる。そのため、施設情報Bの代わりに、他の施設情報Cを提案した方が乗客にとっては自宅へ移動するよりも十分に早く到着することができ、より早く休みを取ることができる。そして、本実施形態によっても自動運転車両における行先設定を、乗客の状態や費用を総合的に加味して行うことを、適切に支援することができる。
<その他の実施の形態>
以上、本発明を上記実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
尚、上述の実施形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
1000 自動運転車両
10 カメラ
20 マイク
30 タッチパネル
40 アルコール検出器
50 行先設定支援装置
51 映像音声入力部
52 映像音声出力部
53 アルコール摂取濃度入力部
54 通信部
55 メモリ
56 記憶部
561 行先設定支援プログラム
562 所要見込時間閾値テーブル
563 支払見込金額閾値テーブル
564 映像音声データ
565 所要許容時間閾値テーブル
57 制御部
570 認識部
571 記録部
572 設定部
573 取得部
574 算出部
575 特定部
576 判定部
577 表示制御部
578 受付部
579 移動指示部
N ネットワーク
2000 予約管理システム
3000 ルート探索システム
4000 施設情報検索システム

Claims (5)

  1. 移動体システムの現在地から乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額と、前記乗客から測定されたアルコール摂取濃度と、に基づいて、前記乗客の行先候補となる施設情報を取得する取得部と、
    前記現在地から前記施設情報への第2の経路情報に基づく、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を算出する算出部と、
    を備える行先設定支援装置。
  2. 前記第1の所要見込時間及び前記第1の支払予定金額を含み、かつ、前記行先を示す第1の行先情報と、前記第2の所要見込時間及び前記第2の支払予定金額を含み、かつ、前記施設情報を示す第2の行先情報とを表示装置に表示させる表示制御部と、
    前記乗客から前記第1の行先情報又は前記第2の行先情報のいずれかの選択を受け付ける受付部と、
    をさらに備える
    請求項1に記載の行先設定支援装置。
  3. 前記アルコール摂取濃度に基づく閾値を特定する特定部をさらに備え、
    前記取得部は、前記第2の所要見込時間が前記第1の所要見込時間より前記閾値以上短い場合に、前記乗客の行先候補となる他の施設情報を取得する
    請求項1又は2に記載の行先設定支援装置。
  4. コンピュータが、
    移動体システムの現在地から乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額と、前記乗客から測定されたアルコール摂取濃度と、に基づいて、前記乗客の行先候補となる施設情報を取得し、
    前記現在地から前記施設情報への第2の経路情報に基づく、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を算出する、
    行先設定支援方法。
  5. 移動体システムの現在地から乗客が希望する行先への第1の経路情報に基づく第1の所要見込時間及び第1の支払予定金額と、前記乗客から測定されたアルコール摂取濃度と、に基づいて、前記乗客の行先候補となる施設情報を取得する処理と、
    前記現在地から前記施設情報への第2の経路情報に基づく、第2の所要見込時間及び第2の支払予定金額を算出する処理と、
    をコンピュータに実行させる行先設定支援プログラム。
JP2021123997A 2021-07-29 2021-07-29 行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラム Pending JP2023019343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021123997A JP2023019343A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021123997A JP2023019343A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023019343A true JP2023019343A (ja) 2023-02-09

Family

ID=85160310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021123997A Pending JP2023019343A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023019343A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12073654B1 (en) Method for identifying a user entering an autonomous vehicle
US12033194B2 (en) Ridesharing management device, ridesharing management method, and program
CN108230725B (zh) 停车推荐方法和装置
US11651316B2 (en) Controlling vehicles using contextual driver and/or rider data based on automatic passenger detection and mobility status
US10846633B2 (en) System for selecting drivers for transportation requests with specified time durations
US11695857B2 (en) System for placing drivers in a priority queue and navigating the drivers to fullfill passenger requests
EP3252432A1 (en) Information-attainment system based on monitoring an occupant
US11216753B2 (en) Parking management system and parking management method
US8914079B2 (en) Mobile information terminal, information management device, and mobile information terminal information management system
US11694130B2 (en) System and method for assigning an agent to execute and fulfill a task request
US20160104112A1 (en) Peer to Peer Delivery System
CN104567903B (zh) 获取导航信息的方法及装置
US11680806B2 (en) Driving support apparatus, driving support system, and driving support method
US11308175B2 (en) Method and apparatus for enhancing a geolocation database
US10841733B1 (en) Display control based on location of vehicle
JP2014126912A (ja) 情報処理装置、通信端末装置および記憶媒体
US8742948B2 (en) User-managed parking system
CN110941253B (zh) 驾驶评价装置、驾驶评价系统、驾驶评价方法及存储介质
JP6478221B2 (ja) 人物特定装置およびプログラム
CN111758115A (zh) 车辆共乘辅助系统
US20200339108A1 (en) Parking lot management device, parking lot management method, and non-transitory storage medium
JP2023019343A (ja) 行先設定支援装置、行先設定支援方法及び行先設定支援プログラム
US20210150419A1 (en) Systems and methods for determining rideable vehicle locations
JP7040097B2 (ja) 移動体システム、および運行制御方法
CN115221422A (zh) 出行方式推荐方法、装置、存储介质及计算机程序产品