JP2023017565A - Control device for vehicle - Google Patents
Control device for vehicle Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023017565A JP2023017565A JP2021121910A JP2021121910A JP2023017565A JP 2023017565 A JP2023017565 A JP 2023017565A JP 2021121910 A JP2021121910 A JP 2021121910A JP 2021121910 A JP2021121910 A JP 2021121910A JP 2023017565 A JP2023017565 A JP 2023017565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- restart
- internal combustion
- combustion engine
- condition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
Description
本発明は、車両の制御装置に関する。 The present invention relates to a vehicle control device.
近年、自動車等の車両において、2種類の異なる燃料を切替えて使用するエンジンを搭載するバイフューエル車両がある。従来のこの種の車両として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、気体燃料であるCNG(Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)と、液体燃料であるガソリンとのいずれかの燃料で運転可能なバイフューエル型の内燃機関において、燃料切替え時に燃料噴射量等を補正する技術が記載されている。特許文献1に記載の技術によれば、燃料切替え時のトルク段差、変動を抑制することができる。
2. Description of the Related Art In recent years, among vehicles such as automobiles, there are bi-fuel vehicles equipped with an engine that switches between two different types of fuel. As a conventional vehicle of this type, one described in
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、CNGはガソリンと比較して発火点が高くエンジンの始動性が良くないことから、CNGを用いてエンジンを始動する場合、始動装置によりエンジンを長時間クランキングする可能性があり、バッテリの充電状態が低下したり、始動装置が消耗したりするおそれがあった。これらの問題は、アイドルストップ機能を備える車両では、エンジンの自動停止と再始動が頻繁に行われるため、より顕著であった。
However, in the technique described in
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、内燃機関のアイドルストップからの再始動時おける、バッテリの充電状態の低下および始動装置の消耗を抑制できる車両の制御装置を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made by focusing on the above problems, and is a vehicle control device capable of suppressing the deterioration of the state of charge of the battery and the consumption of the starting device when the internal combustion engine is restarted from an idle stop. It is intended to provide
本発明は、互いに種別の異なる第1燃料と第2燃料とを切替えて使用する内燃機関を搭載する車両の制御装置であって、所定の自動停止条件が成立した場合に前記内燃機関を自動停止させ、前記内燃機関の自動停止中に所定の再始動条件が成立した場合に前記内燃機関を再始動させる制御部を備え、前記第1燃料の使用時の前記内燃機関の再始動性は、前記第2燃料の使用時の前記内燃機関の再始動性より劣り、前記制御部は、前記再始動条件の成立により前記第1燃料を使用して前記再始動を行う場合、前記再始動中に所定の再始動中断条件の成立の有無を判別し、前記再始動中断条件が成立した場合、前記再始動を中断し、前記第2燃料に切替えて前記再始動を再開することを特徴とする。 The present invention is a control device for a vehicle equipped with an internal combustion engine that switches between a first fuel and a second fuel of different types, and automatically stops the internal combustion engine when a predetermined automatic stop condition is satisfied. and a control unit for restarting the internal combustion engine when a predetermined restart condition is satisfied while the internal combustion engine is automatically stopped, and the restartability of the internal combustion engine when the first fuel is used is determined by the above-described It is inferior to the restartability of the internal combustion engine when the second fuel is used. If the restart interruption condition is satisfied, the restart is interrupted, the second fuel is selected, and the restart is resumed.
このように上記の本発明によれば、内燃機関のアイドルストップからの再始動における、バッテリの充電状態の低下および始動装置の消耗を抑制できる車両の制御装置を提供することができる。 As described above, according to the present invention, it is possible to provide a control device for a vehicle that can suppress the deterioration of the state of charge of the battery and the wear and tear of the starting device when the internal combustion engine is restarted from idle stop.
本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、互いに種別の異なる第1燃料と第2燃料とを切替えて使用する内燃機関を搭載する車両の制御装置であって、所定の自動停止条件が成立した場合に内燃機関を自動停止させ、内燃機関の自動停止中に所定の再始動条件が成立した場合に内燃機関を再始動させる制御部を備え、第1燃料の使用時の内燃機関の再始動性は、第2燃料の使用時の内燃機関の再始動性より劣り、制御部は、再始動条件の成立により第1燃料を使用して再始動を行う場合、再始動中に所定の再始動中断条件の成立の有無を判別し、再始動中断条件が成立した場合、再始動を中断し、第2燃料に切替えて再始動を再開することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、内燃機関のアイドルストップからの再始動時における、バッテリの充電状態の低下および始動装置の消耗を抑制できる。 A control device for a vehicle according to an embodiment of the present invention is a control device for a vehicle equipped with an internal combustion engine that switches between a first fuel and a second fuel that are different in type from each other, the control device having a predetermined automatic stop condition. is satisfied, the internal combustion engine is automatically stopped, and the internal combustion engine is restarted when a predetermined restart condition is satisfied during the automatic stop of the internal combustion engine, and the internal combustion engine is restarted when the first fuel is used. The restartability is inferior to the restartability of the internal combustion engine when the second fuel is used. It is characterized in that whether or not a restart interruption condition is satisfied is determined, and if the restart interruption condition is satisfied, the restart is interrupted, switched to the second fuel, and the restart is restarted. As a result, the vehicle control apparatus according to the embodiment of the present invention can suppress the deterioration of the state of charge of the battery and the consumption of the starting device when the internal combustion engine is restarted from idle stop.
以下、本発明の第1実施例に係る車両の制御装置について図面を用いて説明する。図1、図2は、本発明の第1実施例に係る車両の制御装置を説明する図である。図1に示すように、本発明の一実施例に係る車両の制御装置を搭載した車両1は、駆動源としての内燃機関2(図中、エンジンと記す)と、この内燃機関2から動力が伝達される変速機4と、内燃機関2と変速機4との間に設けられたクラッチ3と、変速機4から動力が伝達される駆動輪5と、を備えている。
A vehicle control apparatus according to a first embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 and 2 are diagrams for explaining a vehicle control apparatus according to a first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a
また、車両1は、アクセルペダルセンサ12Aと、ブレーキペダルセンサ13Aと、クラッチペダルセンサ14Aと、車速センサ15と、加速度センサ16と、内燃機関2および変速機4を制御するECU(Electronic Control Unit)11とを含んで構成されている。
The
内燃機関2は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うとともに、圧縮行程及び膨張行程の間に点火を行い車両1の駆動力を発生させる4サイクルのエンジンによって構成されている。なお、車両1は、内燃機関2に加えて、モータを駆動源として備えていてもよい。車両1は、内燃機関2を始動する始動装置としてのスタータ6を備えている。
The
スタータ6は、図示しないバッテリから供給された電力により駆動し、内燃機関2の出力軸2Aを回転させる(クランキングする)ことで内燃機関2を始動する。なお、始動装置はスタータ6に限らない。車両1が走行用のモータを備えるハイブリッド車両である場合、モータを始動装置として用いてもよい。
The
変速機4は、例えば、手動変速機に一般的に用いられる平行軸歯車式の変速機構として構成されている。クラッチ3は、乾式単板の摩擦クラッチとして構成されており、内燃機関2の出力軸2Aに連結されたフライホイール3Aと、変速機4に連結されたクラッチディスク3Bとを有している。
The
クラッチ3は、フライホイール3Aに対してクラッチディスク3Bが係合(接続)状態に切替えられた場合に内燃機関2と変速機4との間で動力を伝達し、開放(切断)状態に切替えられた場合に内燃機関2と変速機4との間の動力伝達を遮断する。
The
このように構成された車両1において、内燃機関2から出力された回転は、変速機4で成立している変速段に応じた変速比で変速され、図示しないディファレンシャル装置およびドライブシャフトを介して駆動輪5に伝達される。
In the
アクセルペダルセンサ12Aは、アクセルペダル12に設けられており、アクセルペダル12の操作量を検出する。ブレーキペダルセンサ13Aは、ブレーキペダル13に設けられており、ブレーキペダル13の操作量を検出する。クラッチペダルセンサ14Aは、クラッチペダル14に設けられており、クラッチペダル14の操作量を検出する。ここで、各ペダルの操作量とは、ドライバによる踏み込み量であり、踏み込み量が大きいほど操作量が大きくなる。なお、ブレーキペダルセンサ13Aは、ブレーキペダル13の踏み込み量に代わって、ブレーキペダル13に連結されたマスタシリンダの油圧(マスタシリンダ圧力)を検出するようになっていてもよい。以下、ブレーキペダル13の踏み込み量またはマスタシリンダ圧力を、ブレーキ操作量という。
The
車速センサ15は、駆動輪5に設けられており、この駆動輪5の回転速度に基づく車速を検出する。加速度センサ16は、車両1の加速度および姿勢を検出する。
A
内燃機関2は、互いに種別の異なる第1燃料と第2燃料とを切替えて使用可能なバイフューエル内燃機関である。したがって、車両1は、バイフューエル自動車である。第1燃料は、気体燃料のCNG(Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)である。第2燃料は、液体燃料のガソリンである。なお、内燃機関2は、CNGおよびガソリンに限らず、燃料特性の異なる複数種類の燃料を切替えて使用可能に構成されていてもよい。
The
車両1は、第1燃料を貯留する第1燃料貯留部8(図1中、「燃料1」と記す)と、第2燃料を貯留する第2燃料貯留部9(図1中、「燃料2」と記す)とを備えている。CNGである第1燃料は、気体燃料用の図示しないインジェクタによって吸気経路に噴射される。ガソリンである第1燃料は液体燃料用の図示しないインジェクタによって吸気経路または燃焼室に噴射される。
The
車両1は、内燃機関2に供給する燃料を第1燃料または第2燃料に切替える燃料切替装置7と、ドライバが使用燃料の選択操作を行う使用燃料選択スイッチ18とを備えている。使用燃料選択スイッチ18により選択された燃料は、燃料切替装置7を介して内燃機関2に供給される。
The
車両1は、ドライバが内燃機関2の始動操作を行う始動スイッチ19を備えている。始動スイッチ19は、キーの回転操作により内燃機関2の始動操作を行うイグニッションキーや、押し込み操作により内燃機関2の始動操作を行うスタートボタンからなる。
The
ECU11は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されており、制御対象を電気的に制御する。
The
ECU11のROMには、各種制御定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU11として機能させるためのプログラムが記憶されている。ECU11において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、ECU11として機能する。
The ROM of the
ECU11の入力ポートには、内燃機関2と、アクセルペダルセンサ12A、ブレーキペダルセンサ13A、クラッチペダルセンサ14A、車速センサ15、加速度センサ16等の各種センサ類と、使用燃料選択スイッチ18と、始動スイッチ19とが電気的に接続されている。
Input ports of the
ECU11の出力ポートには、内燃機関2と、スタータ6と、燃料切替装置7等の制御対象が接続されている。ECU11は、入力ポートに入力されたセンサ類等からの検出信号に基づいて、出力ポートに接続された制御対象を制御する。
Control targets such as the
本実施例では、ECU11は制御部11Aを備えており、制御部11Aは、所定の自動停止条件が成立した場合に内燃機関2を自動停止させる。また、制御部11Aは、内燃機関2の自動停止中に所定の再始動条件が成立した場合に内燃機関2を再始動させる。このように、ECU11の制御部11Aは、内燃機関2を自動停止および再始動させる、いわゆるアイドルストップ制御を実施する。
In this embodiment, the
ここで、CNGである第1燃料は、ガソリンである第2燃料と比較してエミッションを低減できるという特性を有する。そのため、エミッションを低減するためには、内燃機関2の使用燃料として第1燃料を使用することが好ましい。
Here, the first fuel, which is CNG, has the characteristic of being able to reduce emissions compared to the second fuel, which is gasoline. Therefore, it is preferable to use the first fuel as the fuel for the
一方、CNGである第1燃料は、ガソリンである第2燃料と比較して発火点が高いという特性を有する。このため、第1燃料は、第2燃料よりも高い温度でないと発火(燃焼開始)できず、内燃機関2の始動性が相対的に劣る。したがって、第1燃料を用いて内燃機関2を始動する場合、始動装置としてのスタータ6による内燃機関2のクランキングを長時間行う必要がある。
On the other hand, the first fuel, which is CNG, has the characteristic of having a higher ignition point than the second fuel, which is gasoline. Therefore, the first fuel can ignite (start combustion) only at a temperature higher than that of the second fuel, and the startability of the
また、CNGである第1燃料とガソリンである第2燃料とを切替えて使用する内燃機関2にあっては、第1燃料用のインジェクタから燃焼室までの経路が第2燃料用のインジェクタから燃焼室までの経路よりも長い。このため、第1燃料の使用時の内燃機関2の始動に要する時間(始動時間)は、第2燃料の使用時の始動時間より長いという特性がある。
Further, in the
このように、第1燃料と第2燃料とでは、燃料特性および燃料供給構造等が異なる。その結果、第1燃料の使用時の内燃機関2の再始動性は、第2燃料の使用時の内燃機関2の再始動性より劣る。ここで、再始動性とは、内燃機関2の再始動のし易さであり、例えば、内燃機関2がクランキングを開始してから自立回転をするまでの経過時間や、内燃機関2のクランキングの開始後のエンジン回転速度の上昇度合等により定量化することができる。
Thus, the first fuel and the second fuel differ in fuel characteristics, fuel supply structure, and the like. As a result, the restartability of the
バイフューエル内燃機関である内燃機関2は、毎回の再始動時に液体燃料(ガソリン)である第2燃料を使用した場合、燃費効率が気体燃料(CNG)である第1燃料よりも劣るため、燃費が悪化する。そのため、燃費の向上のためには第1燃料を使用して内燃機関2を運転することが望ましいが、第1燃料は発火点が高い等の理由により第2燃料よりも再始動性が劣るという特性がある。
When the
第1燃料を使用して内燃機関2を再始動する場合、再始動性が第2燃料よりも劣ることにより、スタータ6の駆動時間の長時間化してバッテリの充電状態(SOC:State Of Charge)が低下したり、スタータ6が消耗したりすることが考えられる。そのため、アイドルストップ中の内燃機関2を第1燃料を使用して再始動する場合における、バッテリの充電状態の低下およびスタータ6の消耗を抑制できるようにすることが望ましい。
When the
そこで、本実施例では、ECU11の制御部11Aは、再始動条件の成立により第1燃料を使用して内燃機関2の再始動を行う場合、再始動中に所定の再始動中断条件の成立の有無を判別する。つまり、アイドルストップ中の内燃機関2を第1燃料を使用して再始動する場合、制御部11Aは、再始動中断条件の成立の有無を判別する。そして、制御部11Aは、再始動中断条件が成立した場合、再始動を中断し、第2燃料に切替えて再始動を再開する。なお、「再始動条件の成立により第1燃料を使用して内燃機関2の再始動を行う場合、」とは、内燃機関2の自動停止中(アイドルストップ中)の再始動条件の成立による内燃機関2の再始動のことをいい、第2燃料に切替えた後の再始動(中断後に再開された再始動)は含まない。
Therefore, in the present embodiment, when the
なお、再始動を中断して使用燃料を切替える場合、制御部11Aは、第2燃料に切替える旨をドライバに報知するようにしてもよい。また、再始動を中断して使用燃料を切替えるときの使用燃料、気温および気圧などを記録する学習部を備え、その学習部が、気温や気圧に適した燃料をアイドルストップからの初回の再始動時に選択するようにしてもよい。
When interrupting the restart and switching the fuel to be used, the
また、アイドルストップからの再始動の「中断」が「エンジンストップ」として扱われる制御態様である場合、エンジンストップ後の再始動のプロセスはドライバの始動操作があった場合に実行される。そのため、このような制御態様である場合、制御部11Aは、再始動の中断後、ドライバが始動操作をしたことを条件として再始動を行い、再始動に先立って第2燃料に切替えるようにしてもよい。
Further, in the case where "interruption" of restart from idle stop is treated as "engine stop", the restart process after engine stop is executed when the driver performs a start operation. Therefore, in such a control mode, the
また、本実施例では、制御部11Aは、再始動条件の成立により第2燃料を使用して再始動を行う場合、再始動中断条件の成立の有無を判別しない。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施例では、再始動中断条件は、再始動(クランキング)の開始から第1所定時間の経過時のエンジン回転速度が所定回転速度未満であること、または、再始動(クランキング)の開始から自立回転に至ることなく第2所定時間が経過したこと、の少なくとも何れか一方である。したがって、クランキング中にエンジン回転速度が円滑に上昇しない場合や、クランキングを長時間行っているにも関わらず内燃機関2が自立回転しない場合は、再始動中断条件が成立する。
Further, in the present embodiment, the restart interruption condition is that the engine rotation speed is less than a predetermined rotation speed after the first predetermined time has elapsed from the start of the restart (cranking), or that the restart (cranking) elapse of the second predetermined time without reaching self-sustaining rotation from the start of the rotation. Therefore, when the engine rotation speed does not increase smoothly during cranking, or when the
また、本実施例では、再始動中断条件は、燃料の種別に応じて設定されている。つまり、本実施例では、内燃機関2が燃料種別の異なる第1燃料と第2燃料とを切替えて使用可能であるため、再始動中断条件を第1燃料と第2燃料の何れに適合する条件に設定すべきかを検討する必要があり、仮に燃料種別を考慮せずに再始動中断条件を設定した場合や、第1燃料と第2燃料とに共通の再始動中断条件を設定した場合、再始動中断条件の成立のタイミングが、適切なタイミングより早くなりすぎたり遅くなりすぎたりすることもあり得る。そこで、本実施例では、再始動中断条件の成立の有無の判断対象が、燃料種別が第1燃料であるときの再始動であるため、再始動中断条件は、第1燃料の発火点等の燃料特性に応じた条件に設定されている。なお、後述する第2実施例では、再始動中断条件の成立の有無の判断対象が、燃料種別が第1燃料であるときと第2燃料であるときの両方の再始動であるため、第1燃料用の燃料種別に応じた再始動中断条件だけでなく、第2燃料用の燃料種別に応じた再始動中断条件も設定されている。第1燃料用の再始動中断条件と、第2燃料用の再始動中断条件とは互いに異なっている。
Further, in this embodiment, the restart interruption condition is set according to the type of fuel. That is, in the present embodiment, since the
また、本実施例では、制御部11Aは、自動停止時に使用していた燃料を再始動時に使用する。したがって、例えば、自動停止時に第1燃料が使用されていた場合、その第1燃料を継続して使用して再始動が行われる。
Further, in this embodiment, the
また、自動停止時に第2燃料が使用されていた場合は第2燃料を使用して再始動が行われ、第2燃料を使用した再始動時は、再始動中断条件を判別しない通常の再始動が行われる。 In addition, if the second fuel is used during automatic stop, restart is performed using the second fuel, and when restarting using the second fuel, normal restart is performed without judging the restart interruption condition. is done.
次に、図2に示すフローチャートを参照して、本実施例に係る車両の制御装置の動作の流れについて説明する。図2は、内燃機関2がアイドルストップから再始動される動作を示すものである。
Next, the operation flow of the vehicle control device according to the present embodiment will be described with reference to the flowchart shown in FIG. FIG. 2 shows the operation of restarting the
図2において、制御部11Aは、エンジン自動停止状態であるか否かの判別を、エンジン自動停止状態となるまで繰り返す(ステップS1)。エンジン自動停止状態とは、アイドルストップ制御により内燃機関2が自動停止されている状態をいう。
In FIG. 2, the
制御部11Aは、エンジン自動停止状態である場合(ステップS1でYES)、エンジン再始動条件を満たすか否かの判別を、エンジン再始動条件を満たすまで繰り返す(ステップS2)。
When the engine is automatically stopped (YES in step S1), the
制御部11Aは、エンジン再始動条件を満たす場合(ステップS2でYES)、内燃機関2の再始動に使用する燃料が第1燃料(CNG)であるか否かを判別する(ステップS3)。本実施例では、自動停止時に使用していた燃料が再始動時にも継続して使用される。このため、ステップS3では、内燃機関2の自動停止時に第1燃料が使用されていた場合は、再始動に使用する燃料が第1燃料であると判別される。また、本実施例では内燃機関2の使用燃料が第1燃料と第2燃料(ガソリン)との2種類であるため、ステップS3では、内燃機関2の再始動に使用する燃料が第1燃料または第2燃料の何れであるかが判別される。
When the engine restart condition is satisfied (YES in step S2), the
制御部11Aは、内燃機関2の再始動に使用する燃料が第1燃料である場合(ステップS3でYES)、第1燃料を内燃機関2に供給し(ステップS4)、第1燃料を使用して再始動を開始する(ステップS5)。ステップS5では、制御部11Aは、スタータ6を駆動して内燃機関2のクランキングを開始する。
When the fuel used for restarting the
次いで、制御部11Aは、再始動中に、使用燃料の再始動中断条件を満たすか否かを判別する(ステップS8)。このステップS8では、使用燃料である第1燃料に対応する再始動中断条件が適用される。制御部11Aは、再始動中断条件を満たさない場合(ステップS8でNO)、今回の動作を終了する。
Next, the
制御部11Aは、再始動中断条件を満たす場合(ステップS8でYES)、再始動を中断する(ステップS9)。ステップS9では、制御部11Aは、内燃機関2のクランキングを中断する。次いで、制御部11Aは、燃料切替装置7を制御し、使用燃料を第2燃料に切替える(ステップS10)。
When the restart interruption condition is satisfied (YES in step S8), the
次いで制御部11Aは、第2燃料を使用して再始動を開始(再開)し(ステップS11)、今回の動作を終了する。
Next, the
一方、制御部11Aは、内燃機関2の再始動に使用する燃料が第1燃料ではない場合(ステップS3でNO)、第2燃料を内燃機関2に供給し(ステップS6)、第2燃料を使用して再始動を開始し(ステップS7)、今回の動作を終了する。
On the other hand, when the fuel used for restarting the
以上のように、本実施例の車両の制御装置は、所定の自動停止条件が成立した場合に内燃機関2を自動停止させ、内燃機関2の自動停止中に所定の再始動条件が成立した場合に内燃機関2を再始動させる制御部11Aを備えている。また、第1燃料の使用時の内燃機関2の再始動性は、第2燃料の使用時の内燃機関2の再始動性より劣っている。
As described above, the vehicle control apparatus of this embodiment automatically stops the
そして、制御部11Aは、再始動条件の成立により第1燃料を使用して再始動を行う場合、再始動中に所定の再始動中断条件の成立の有無を判別する。制御部11Aは、再始動中断条件が成立した場合、再始動を中断し、第2燃料に切替えて再始動を再開する。
Then, when the restart condition is satisfied and the restart is performed using the first fuel, the
これにより、始動性の劣る第1燃料を使用した再始動が困難な場合は再始動中断条件が成立し、再始動が中断されるので、早期に内燃機関2の再始動を中断できる。
As a result, when it is difficult to restart using the first fuel with poor startability, the restart interruption condition is satisfied and the restart is interrupted, so restart of the
ここで、燃料を第1燃料から第2燃料へ切替える切替期間中は、内燃機関2の再始動が不可能な期間である。そのため、仮に再始動が不可能な燃料の切替期間中にもスタータ6の駆動を継続した場合、切替期間の分だけスタータ6の駆動時間が長くなり、バッテリの充電状態の低下およびスタータ6の消耗が発生してしまう。
Here, the switching period in which the fuel is switched from the first fuel to the second fuel is a period in which the
そこで、本実施例では、再始動中断条件が成立してから第2燃料に切替えるまでの燃料切替期間中は再始動を中断し、第2燃料に切替えた後にスタータ6を駆動させようにしている。これにより、スタータ6の長時間の駆動によるバッテリの充電状態の低下とスタータ6の消耗を抑制できる。
Therefore, in this embodiment, the restart is interrupted during the fuel switching period from when the restart interrupting condition is established until switching to the second fuel, and the
また、本実施例では、第1燃料よりも始動性に優れる第2燃料に使用燃料を切替えることで、より確実に内燃機関2を再始動できる。そのため、スタータ6の長時間の駆動によるバッテリの充電状態の低下とスタータ6の消耗を抑制できる。
Further, in this embodiment, the
この結果、内燃機関2のアイドルストップからの再始動時における、バッテリの充電状態の低下およびスタータ6の消耗を抑制できる。
As a result, when the
また、本実施例の車両の制御装置において、制御部11Aは、再始動条件の成立により第2燃料を使用して再始動を行う場合、再始動中断条件の成立の有無を判別しない。
Further, in the vehicle control apparatus of the present embodiment, the
つまり、アイドルストップからの内燃機関2の再始動時に再始動性に優れる第2燃料が使用される場合、再始動中断条件の成立の有無が判別されず、再始動の中断が行われることのない通常の再始動が行われる。
That is, when the second fuel having excellent restartability is used when the
このため、内燃機関2が再始動を完了するまでの時間が再始動の中断によって長くなってしまうことや、中断によって再始動の回数が多くなることを回避できるので、バッテリの充電状態の低下およびスタータ6の消耗を抑制できる。
As a result, it is possible to prevent the
また、本実施例の車両の制御装置において、再始動中断条件は、再始動の開始から第1所定時間の経過時のエンジン回転速度が所定回転速度未満であること、または、再始動の開始から自立回転に至ることなく第2所定時間が経過したこと、の少なくとも何れか一方である。 Further, in the vehicle control apparatus of the present embodiment, the restart interrupting condition is that the engine rotation speed is less than a predetermined rotation speed when the first predetermined time has elapsed from the start of restart, or at least either one of: elapse of the second predetermined time without reaching self-sustaining rotation.
これにより、再始動中の所定タイミングでのエンジン回転速度、または再始動開始からのスタータ6の駆動時間に基づいて再始動中断条件の成立の有無を判断することができるので、再始動中断条件の成立の有無を正確に判断でき、早期に再始動を中断することができる。そのため、長時間のスタータ6の駆動によるバッテリの充電状態の低下やスタータ6の消耗を抑制できる。
As a result, it is possible to determine whether or not the restart interruption condition is satisfied based on the engine speed at a predetermined timing during restart or the drive time of the
また、本実施例の車両の制御装置において、再始動中断条件は、燃料の種別に応じて設定されている。 Further, in the vehicle control apparatus of the present embodiment, the restart interruption condition is set according to the type of fuel.
これにより、燃料の種別に適合する再始動条件に基づいて、早期に内燃機関2の再始動を中断することができ、長時間のスタータ6の駆動によるバッテリの充電状態の低下やスタータ6の消耗を抑制でき、かつ、確実に再始動を行うことができる。
As a result, the restart of the
また、本実施例の車両の制御装置において、制御部11Aは、自動停止時に使用していた燃料を再始動時に使用する。
Further, in the vehicle control apparatus of the present embodiment, the
これにより、内燃機関2の自動停止時に第1燃料が使用されていた場合は第1燃料を使用して再始動が行われる。そして、第1燃料を使用する再始動時に再始動中断条件を満たした場合は第2燃料に切替え後に再始動が再開される。この場合、次回の自動停止および再始動が第2燃料を使用して行われる。したがって、アイドルストップ制御により内燃機関2の自動停止および再始動を行うタイミングで、再始動性に優れる燃料への切替を自動で行うことができるので、ドライバビリティを損なうことなく使用燃料の切替を行うことができる。
As a result, if the first fuel was being used when the
また、自動停止時に第2燃料が使用されていた場合は第2燃料を使用して再始動が行われれる。そして、第2燃料を使用した再始動時は再始動中断条件を判別しない通常の再始動が行われる。このため、自動停止時に第2燃料が使用されていた場合は、内燃機関2が速やかに再始動を完了し、長時間のスタータ6の駆動によるバッテリの充電状態の低下やスタータ6の消耗を抑制できる。
Further, if the second fuel is being used at the time of automatic stop, the second fuel is used to restart the engine. Then, when restarting using the second fuel, a normal restart is performed without judging the restart interruption condition. Therefore, when the second fuel is used at the time of automatic stop, the
次に、図3に示すフローチャートを参照して、第2実施例に係る車両の制御装置の動作の流れについて説明する。本実施例は、図1の構成の車両1においてECU11の制御部11Aの動作の一部を異ならせたものである。本実施例では、制御部11Aは、再始動条件の成立により第2燃料を使用して再始動を行う場合も、第1燃料を使用して再始動を行うときと同様に、再始動中に再始動中断条件の成立の有無を判別する。そして、制御部11Aは、第2燃料による再始動中に再始動中断条件が成立した場合、再始動を中断するが、その後の燃料の切替えおよび再始動の再開は行わないように動作する。この動作以外の動作については、第2実施例は第1実施例と同様である。
Next, the operation flow of the vehicle control apparatus according to the second embodiment will be described with reference to the flowchart shown in FIG. In this embodiment, part of the operation of the
また、本実施例では、再始動中断条件の成立の有無の判断対象が、燃料種別が第1燃料であるときと第2燃料であるときの両方の再始動であるため、第1燃料用の燃料種別に応じた再始動中断条件だけでなく、第2燃料用の燃料種別に応じた再始動中断条件も設定されている。 Further, in the present embodiment, the object for determining whether or not the restart interruption condition is met is the restart when the fuel type is the first fuel and when the fuel type is the second fuel. In addition to the restart interruption condition according to the fuel type, the restart interruption condition according to the fuel type for the second fuel is also set.
なお、第1燃料よりも再始動性に優れる第2燃料の使用時の方が、再始動中断条件の閾値が緩和されており、再始動中断条件が成立しにくくなっている。例えば、第2燃料の使用時の再始動中断条件のエンジン回転速度の閾値は、第1燃料の使用時の再始動中断条件のエンジン回転速度の閾値よりも高く設定されている。その理由は、第2燃料は相対的に発火点が低く、より低い温度で発火(燃焼開始)でき、再始動性に優れているにも関わらず、第2燃料の使用時に再始動中断条件が容易に成立して再始動が頻繁に中断されてしまうと、利便性が悪化し得るからである。 Note that when the second fuel, which is superior in restartability to the first fuel, is used, the threshold for the restart interruption condition is relaxed, making it difficult for the restart interruption condition to be satisfied. For example, the engine rotation speed threshold for the restart interruption condition when the second fuel is used is set higher than the engine rotation speed threshold for the restart interruption condition when the first fuel is used. The reason for this is that the second fuel has a relatively low ignition point, can ignite (start combustion) at a lower temperature, and has excellent restartability, but the restart interruption condition is met when the second fuel is used. This is because if it is easily established and the restart is frequently interrupted, convenience may deteriorate.
以下、ECU11の制御部11Aの動作について説明する。図3は、内燃機関2がアイドルストップから再始動される動作を示すものである。
The operation of the
図3において、制御部11Aは、エンジン自動停止状態であるか否かの判別を、エンジン自動停止状態となるまで繰り返す(ステップS21)。
In FIG. 3, the
制御部11Aは、エンジン自動停止状態である場合(ステップS21でYES)、エンジン再始動条件を満たすか否かの判別を、エンジン再始動条件を満たすまで繰り返す(ステップS22)。
When the engine is automatically stopped (YES in step S21), the
制御部11Aは、エンジン再始動条件を満たす場合(ステップS22でYES)、内燃機関2の再始動に使用する燃料が第1燃料(CNG)であるか否かを判別する(ステップS23)。本実施例では、自動停止時に使用していた燃料が再始動時にも継続して使用される。このため、ステップS23では、内燃機関2の自動停止時に第1燃料が使用されていた場合は、再始動に使用する燃料が第1燃料であると判別される。また、本実施例では内燃機関2の使用燃料が第1燃料と第2燃料(ガソリン)との2種類であるため、ステップS23では、内燃機関2の再始動に使用する燃料が第1燃料または第2燃料の何れであるかが判別される。
When the engine restart condition is satisfied (YES in step S22), the
制御部11Aは、内燃機関2の再始動に使用する燃料が第1燃料である場合(ステップS23でYES)、第1燃料を内燃機関2に供給し(ステップS24)、第1燃料を使用して再始動を開始する(ステップS26)。ステップS26では、制御部11Aは、スタータ6を駆動して内燃機関2のクランキングを開始する。
When the fuel used for restarting the
一方、制御部11Aは、ステップS23で内燃機関2の再始動に使用する燃料が第1燃料ではない場合(ステップS23でNO)、第2燃料を内燃機関2に供給し(ステップS25)、第2燃料を使用して再始動を開始する(ステップS26)。
On the other hand, if the fuel used for restarting the
制御部11Aは、ステップS26で内燃機関2の再始動を開始した後、再始動中に、使用燃料の再始動中断条件を満たすか否かを判別する(ステップS27)。このステップS27では、使用燃料が第1燃料であれば、第1燃料に対応する再始動中断条件が適用される。また、使用燃料が第2燃料であれば、第2燃料に対応する再始動中断条件が適用される。制御部11Aは、再始動中断条件を満たさない場合(ステップS27でNO)、今回の動作を終了する。
After starting the restart of the
制御部11Aは、再始動中断条件を満たす場合(ステップS27でYES)、再始動を中断する(ステップS28)。ステップS28では、制御部11Aは、内燃機関2のクランキングを中断する。
When the restart interruption condition is satisfied (YES in step S27), the
次いで、制御部11Aは、再始動中断時の使用燃料は第1燃料であるか否かを判別する(ステップS29)。制御部11Aは、ステップS29で第1燃料ではないと判別した場合(第2燃料である場合)は、今回の動作を終了する。
Next, the
制御部11Aは、ステップS29で第1燃料であると判別した場合、燃料切替装置7を制御し、使用燃料を第2燃料に切替える(ステップS30)。
When the
次いで制御部11Aは、第2燃料を使用して再始動を開始(再開)し(ステップS31)、今回の動作を終了する。
Next, the
以上のように、本実施例では、制御部11Aは、再始動条件の成立により第2燃料を使用して再始動を行う場合、再始動中に再始動中断条件の成立の有無を判別する。そして、制御部11Aは、再始動中断条件が成立した場合、再始動を中断する。
As described above, in this embodiment, when the restart condition is satisfied and the restart is performed using the second fuel, the
これにより、始動性に優れる第2燃料を使用した再始動(クランキング)が、再始動に成功することなく長時間にわたって継続されることが防止される。 This prevents restarting (cranking) using the second fuel, which has excellent startability, from continuing for a long time without succeeding in restarting.
この結果、内燃機関2のアイドルストップからの再始動時における、バッテリの充電状態の低下およびスタータ6の消耗を抑制できる。
As a result, when the
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。 Although embodiments of the present invention have been disclosed, it will be apparent that modifications may be made by those skilled in the art without departing from the scope of the invention. All such modifications and equivalents are intended to be included in the following claims.
1 車両
2 内燃機関
11 ECU(車両の制御装置)
11A 制御部
1
11A control unit
Claims (6)
所定の自動停止条件が成立した場合に前記内燃機関を自動停止させ、前記内燃機関の自動停止中に所定の再始動条件が成立した場合に前記内燃機関を再始動させる制御部を備え、
前記第1燃料の使用時の前記内燃機関の再始動性は、前記第2燃料の使用時の前記内燃機関の再始動性より劣り、
前記制御部は、
前記再始動条件の成立により前記第1燃料を使用して前記再始動を行う場合、前記再始動中に所定の再始動中断条件の成立の有無を判別し、
前記再始動中断条件が成立した場合、前記再始動を中断し、前記第2燃料に切替えて前記再始動を再開することを特徴とする車両の制御装置。 A control device for a vehicle equipped with an internal combustion engine that switches between a first fuel and a second fuel of different types,
a control unit that automatically stops the internal combustion engine when a predetermined automatic stop condition is satisfied and restarts the internal combustion engine when a predetermined restart condition is satisfied during the automatic stop of the internal combustion engine;
The restartability of the internal combustion engine when using the first fuel is inferior to the restartability of the internal combustion engine when using the second fuel,
The control unit
determining whether or not a predetermined restart interruption condition is satisfied during the restart when the restart is performed using the first fuel due to the satisfaction of the restart condition;
A control device for a vehicle, wherein when the restart interruption condition is satisfied, the restart is interrupted, and the restart is restarted by switching to the second fuel.
前記再始動条件の成立により前記第2燃料を使用して前記再始動を行う場合、前記再始動中断条件の成立の有無を判別しないことを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。 The control unit
2. The control device for a vehicle according to claim 1, wherein when the restart is performed using the second fuel due to the establishment of the restart condition, it is not determined whether or not the restart interrupt condition is established.
前記再始動条件の成立により前記第2燃料を使用して前記再始動を行う場合、前記再始動中に前記再始動中断条件の成立の有無を判別し、
前記再始動中断条件が成立した場合、前記再始動を中断することを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。 The control unit
determining whether or not the restart interruption condition is satisfied during the restart, when the restart is performed using the second fuel due to the satisfaction of the restart condition;
2. A control device for a vehicle according to claim 1, wherein said restart is interrupted when said restart interruption condition is satisfied.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021121910A JP2023017565A (en) | 2021-07-26 | 2021-07-26 | Control device for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021121910A JP2023017565A (en) | 2021-07-26 | 2021-07-26 | Control device for vehicle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023017565A true JP2023017565A (en) | 2023-02-07 |
Family
ID=85158018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021121910A Pending JP2023017565A (en) | 2021-07-26 | 2021-07-26 | Control device for vehicle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023017565A (en) |
-
2021
- 2021-07-26 JP JP2021121910A patent/JP2023017565A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11421640B2 (en) | Intermittent restart for automatic engine stop start system | |
JP2001082202A (en) | Starting control device for internal combustion engine | |
JP4858234B2 (en) | Internal combustion engine stop / start control device | |
US8433502B2 (en) | Control method and control device for engine | |
US11479237B2 (en) | Controller and control method for hybrid vehicle | |
JP7127475B2 (en) | Start control device for internal combustion engine | |
JP2020152229A (en) | Hybrid vehicle control device | |
JP2009030502A (en) | Control device of engine for vehicle | |
JP4111161B2 (en) | In-cylinder direct injection engine controller | |
JP2023017565A (en) | Control device for vehicle | |
JP4558049B2 (en) | In-cylinder direct injection engine controller | |
JP5059043B2 (en) | Engine stop / start control device | |
JP3978959B2 (en) | Control device for internal combustion engine for vehicle | |
JP3572446B2 (en) | Automatic restart / restart system for vehicle engines | |
JP6759684B2 (en) | Vehicle drive controller and program | |
JP7533258B2 (en) | Vehicle control device | |
JP7509161B2 (en) | Hybrid vehicle control device | |
JP4206847B2 (en) | Vehicle control device | |
JP3777946B2 (en) | Vehicle engine control device | |
JP2002371887A (en) | Starting time control device for cylinder injection internal combustion engine | |
JP4175200B2 (en) | Vehicle control device | |
JP2024118853A (en) | Bi-fuel vehicle | |
JP2023070953A (en) | Control device of hybrid vehicle | |
JP2023115608A (en) | Control device of hybrid vehicle | |
JP2020060112A (en) | Controller and control method |