JP2023016429A - 液体中の混合物分離装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、液体を減圧された容器内に入れこれを加熱して気化・凝縮して液体中の混合物から分離する方法を用いる場合、一般に、液体を蒸発装置内に移送する際のポンプと蒸発装置内を減圧するための真空ポンプを必要とするとともに、蒸発装置内の液体をその沸点まで加熱するために供給する熱量と、蒸発装置において気化された成分の温度を凝縮装置内において凝固点まで下げるために熱量を放出させる装置を必要とする。また、蒸発装置内に流入する液体の量を制御する装置を必要とする。
本発明においては、凝縮装置を蒸発装置上部の空間に設置することにより、
(1)蒸発装置と凝縮装置を連結する配管(連結管)を必要としなくなる。
(2)凝縮装置を構成する容器を必要としなくなる。
(3)蒸発装置の上部からの放熱損失を低減できる。
という効果があり、設置容積、設置費用、熱損失を低減できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る流体に含まれる混合物の分離・除去装置の構成の一例を示したブロック線図である。
図に示すように、本装置の主要部分は、蒸発装置(1)、凝縮装置(2)から構成される蒸留装置(3)である。蒸発装置(1)にはレベルセンサー(4)が設置されており、蒸発装置(1)内の流体の量(液面)を一定に保つために流量調整弁(5)が設置されている。蒸留装置(3)が作動している状態においては、蒸発装置(1)内の流体は常に加熱・蒸発している状態であるため、放置すると液面は下降する。これを防止するために、蒸発装置(1)内に設置されたレベルセンサー(4)で液面の状態を検知して、液面が常に一定になるように流量調整弁(5)の開度を調節するための制御装置を有している。
蒸発装置(1)の上部には熱交換器(6)が設置されており、流量調整弁(5)を経て蒸留装置(3)内に流入した流体は、熱交換器(6)において加熱される。
分離の対象とする流体の沸点を低下させて、沸点に至るまでの加熱に要する熱量を低減するために真空ポンプ(7)が設置されている。
凝縮装置(2)及び熱交換器(6)において凝縮した流体は、蒸留装置(3)の外部に設置された、凝縮した流体を一時的に貯蔵する容器(8)に貯蔵される。この容器(8)にはレベルセンサー(9)が設置されており、各容器の液面が設定された位置に達した場合、蒸留装置(3)の内部と容器を連結する管、及び蒸留装置(3)の内部と蒸留装置(3)から真空ポンプ(7)に至るラインと容器を連結する管の途中に設置された逆流防止機能付切り替弁(10)及び(11)を切換えるための制御装置を有している。
図1の説明において記載したように、凝縮装置(2)及び熱交換器(6)において凝縮した流体は、蒸留装置(3)の外部に設置された、凝縮した流体を一時的に貯蔵する容器(8)に貯蔵される。この容器(8)にはレベルセンサー(9)が設置されており、各容器の液面が設定された位置に達した場合、蒸留装置(3)の内部と容器を連結する管、及び蒸留装置(3)の内部と蒸留装置(3)から真空ポンプ(7)に至るラインと容器を連結する管の途中に設置された逆流防止機能付切り替弁(10)及び(11)を切換えるための制御装置を有している。
図2は、容器(8a)が蒸留装置(3)の内部及び、蒸留装置(3)の内部と蒸留装置(3)から真空ポンプ(7)に至るラインと連結された状態となっており、容器(8b)は大気に開放された状態になっている。このような状態において、凝縮装置(2)及び熱交換器(6)を内蔵する蒸留装置(3)内の圧力と容器(8a)内部の圧力は、蒸留装置(3)内を真空にしても等しくなるため、凝縮装置(2)及び熱交換器(6)において液化した流体は容器(8a)内に一時貯蔵される。また、容器(8b)は大気開放となっているため、容器内に一時貯蔵されている流体は容器の外に排出できる状態となる。
図1の説明において記載したように、凝縮装置(2)及び熱交換器(6)において凝縮した流体は、蒸留装置(3)の外部に設置された、凝縮した流体を一時的に貯蔵する容器(8)に貯蔵される。この容器(8)にはレベルセンサー(9)が設置されており、各容器の液面が設定された位置に達した場合、蒸留装置(3)の内部と容器を連結する管、及び蒸留装置(3)の内部と蒸留装置(3)から真空ポンプ(7)に至るラインと容器を連結する管の途中に設置された逆流防止機能付切り替弁(10)及び(11)を切換えるための制御装置を有している。
図3は、容器(8b)が蒸留装置(3)の内部及び、蒸留装置(3)の内部と蒸留装置(3)から真空ポンプ(7)に至るラインと連結された状態となっており、容器(8a)は大気に開放された状態になっている。このような状態において、凝縮装置(2)及び熱交換器(6)を内蔵する蒸留装置(3)内の圧力と容器(8b)内部の圧力は、蒸留装置(3)内を真空にしても等しくなるため、凝縮装置(2)及び熱交換器(6)において液化した流体は容器(8b)内に一時貯蔵される。また、容器(8a)は大気開放となっているため、容器内に一時貯蔵されている流体は容器の外に排出できる状態となる。
蒸留装置(3)内に流入する、沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体から構成される流体は、熱交換器(6)の上部から流入し、蒸発器(1)において加熱されて気化した流体によって加熱される。図5は、熱交換器の主要部の構造例を示したものである。
図に示すように、蒸発装置(1)と凝縮装置(2)から構成される蒸留装置(3)内の上部に、中空円管状の物質を、蒸発装置(1)の外周部から中心部付近まで、中心部付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状に設置し、その内部に、蒸発装置(1)内に流入する沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体を流動させた後に蒸発装置(1)内に流入させることにより、蒸発装置(1)の内部に設置した、中空円管状の物質を蒸発装置(1)の外周部から中心部付近まで、中心部付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状の構造物に、熱交換器(6)と凝縮装置(2)という2つの役割を持たせることができる。
蒸留装置(1)において気化した流体を冷却することにより液化させるために、凝縮器(2)が設置されている。凝縮した流体は凝縮器(2)内の伝熱面に付着し、重力により下方(地球の中心方向)に移動する。この特性を活用して、凝縮器において凝縮した流体を集めることが可能となる。図5は、その一例を示したものである。
蒸発装置(1)の内部に中空円管状の物質を、蒸発装置(1)の外周から中心付近まで、中心付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状に設置し、その内部に、蒸発装置(1)内において気化した成分を冷却して凝縮させるための流体を流動させることにより、蒸発装置(1)の内部に設置した、中空円管状の物質を蒸発装置(1)の外周部から中心部付近まで、中心部付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状の構造物に、凝縮装置(2)の役割を持たせるとこができる。
蒸発装置(1)の内部に設置された中空円管状の物質の表面において液化した流体は、傾斜がある中空円管状の物質の表面を下方に移動し、凝縮液溜まり(12)に集められる。凝縮液溜まり(12)の下部には、凝縮した流体を一時的に貯蔵する容器(8)と連結される凝縮液の移送管(13)が設置されており、凝縮器(2)において凝縮した流体は、凝縮液の移送管(13)を経て、凝縮した流体を一時的に貯蔵する容器(8)に至る。
なお、蒸発装置(1)の内部に蒸発装置(1)の外周から中心付近まで、中心付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状に設置した構造物を複数設置することにより、凝縮器の伝熱面積が増加するため、凝縮装置としての能力が増大する。
また、図中に破線で示すように、溝状の形状を有する物質で半径方向に、蒸発装置(1)の内部に蒸発装置(1)の外周から中心付近まで、中心付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状に設置した構造物を連結することにより、渦巻き状に設置した構造物の強度の増加、伝熱面積の増加、凝縮した流体を効率よく下方(中心方向)に移動するための案内などの機能を持たせることができる。
蒸発装置(1)において気化した流体は凝縮装置(2)において冷却されて液化する。この際、凝縮装置に設置された中空円管状の物質の表面において液化した流体は、傾斜がある中空円管状の物質の表面を下方に移動するが、凝縮(液化)する流体の単位時間あたりの凝縮量は、中空円管状の物質の表面に接する気化した流体と、中空円管状の物質の内面を流動する気化した物質を冷却するための流体の温度差、中空円管状の物質の熱伝導率・形状(中空円管状の物質の直径、肉厚など)・配置(中空円管状の物質相互間の距離など)に比例するため、これを考慮した設計を行う必要がある。
(2)凝縮装置
(3)蒸留装置
(4)レベルセンサー
(5)流量調整弁
(6)熱交換器
(7)真空ポンプ
(8)凝縮した流体を一時的に貯蔵する容器
(9)レベルセンサー
(10)逆流防止機能付切り替弁
(11)逆流防止機能付切り替弁
(12)凝縮液溜まり
(13)凝縮液の移送管
(14)加熱装置
(15)断熱装置
Claims (16)
- 沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体を加熱することにより、特定の沸点範囲にある成分を沸点の違いにより分離するという機能を有する、蒸発装置(1)と凝縮装置(2)から構成される蒸留装置(3)において、沸点の違いにより気化した成分を効果的に凝縮させるために、凝縮装置(2)が蒸発装置(1)の内部に設置されていることを特徴とする、液体中の混合物分離装置。
- 沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体を加熱することにより、特定の沸点範囲にある成分を沸点の違いにより分離するという機能を有する、蒸発装置(1)と凝縮装置(2)から構成される蒸留装置(3)において、沸点の違いにより気化した成分を効果的に凝縮させるために、凝縮装置(2)を蒸発装置(1)の内部に設置するという方法を用いることを特徴とする液体中の混合物分離方法。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、真空ポンプ(7)を用いて、蒸発装置(1)と凝縮装置(2)から構成される蒸留装置(3)内の圧力を大気圧以下にして、沸点の違いにより分離しようとする成分の沸点を下げる(低下させる)ことにより、沸点の違いにより分離しようとする成分の温度上昇に伴う変質及び、又は劣化を防止できるとともに、液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離するために必要な熱量を低減できる(省エネルギー効果)ことを特徴とする、請求項1に記載された液体中の混合物分離装置。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、真空ポンプ(7)を用いて、蒸発装置(1)と凝縮装置(2)から構成される蒸留装置(3)内の圧力を大気圧以下するという方法を用いて、沸点の違いにより分離しようとする成分の沸点を下げる(低下させる)ことにより、沸点の違いにより分離しようとする成分の温度上昇に伴う変質及び、又は劣化を防止できるとともに、液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離するために必要な熱量を低減できる(省エネルギー効果)ことを特徴とする、請求項2に記載された液体中の混合物分離方法。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体が、蒸発装置(1)内に流入する途中に熱交換器(6)を設置することにより、蒸発装置(1)において加熱・気化された成分が保有する熱量(熱交換器(6)において気化された成分が相変化する際の潜熱と温度変化に伴う顕熱)によって沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体を加熱して、蒸発装置(1)に設置された加熱装置(13)が混合物を含む液体に供給する熱量を低減できる(省エネルギー効果)ことを特徴とする、請求項1、又は請求項3に記載された液体中の混合物分離装置。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体が、蒸発装置(1)内に流入する途中に熱交換器(6)を設置するという方法を用いることにより、気化された成分が保有する熱量(熱交換器(6)において気化された成分が相変化する際の潜熱と温度変化に伴う顕熱)によって沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体を加熱して、蒸発装置(1)に設置された加熱装置(13)が混合物を含む液体に供給する熱量を低減できる(省エネルギー効果)ことを特徴とする、請求項2、又は請求項4に記載された、液体中の混合物分離方法。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、凝縮装置(2)において凝縮した液体を蒸留装置(3)の外で回収(ある目的のもとに取り集めること)するために、凝縮装置(2)の下部に設置された凝縮液溜まり(11)、この凝縮液溜り(11)の底部から下方に傾斜を持ち蒸留装置(3)を貫通して蒸留装置(3)の外に設置された容器(8)に連結される管(10a)、蒸留装置(3)の外に設置された容器(8)と蒸留装置(3)とを連結する管(10b)を有することを特徴とする、請求項1,請求項3又は請求項5に記載された、液体中の混合物分離装置。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、凝縮装置(2)において凝縮した液体を蒸留装置(3)の外で回収(ある目的のもとに取り集めること)するために、凝縮装置(2)の下部に設置された凝縮液溜まり(7)、この凝縮液溜り(7)の底部から下方に傾斜を持ち蒸留装置(3)を貫通して蒸留装置(3)の外に設置された容器(8)に連結される管(10a)、蒸留装置(3)の外に設置された容器(8)と蒸留装置(3)とを連結する管(10b)を用いることを特徴とする、請求項2,請求項4又は請求項6に記載された、液体中の混合物分離方法。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、蒸留装置の外に設置された複数の容器(8)を有するとともに、凝縮液溜り(11)の底部から下方に傾斜を持ち蒸留装置(3)を貫通して蒸留装置(3)の外に設置された複数の容器(8)に連結される管と、蒸留装置(3)の外に設置された容器(8)と蒸留装置(3)とを連結する管の、それぞれの管の途中に逆流防止機能付流路切替え弁(10a)、(10b)を備えることを特徴とする、請求項1,請求項3、請求項5又は請求項7に記載された、液体中の混合物分離装置。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、蒸留装置の外に設置された複数の容器(8)、凝縮液溜り(7)の底部から下方に傾斜を持ち蒸留装置(3)を貫通して蒸留装置(3)の外に設置された複数の容器(8)に連結される管と、蒸留装置(3)の外に設置された容器(8)と蒸留装置(3)とを連結する管の、それぞれの管の途中に逆流防止機能付流路切替え弁(10a)、(10b)を設置するという方法を用いることを特徴とする、請求項2,請求項4、請求項6又は請求項8に記載された、液体中の混合物分離方法。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、蒸留装置の外に設置された複数の容器(8)のそれぞれにレベルセンサーを備えるとともに、それぞれの容器の上部と下部に大気に通じる開閉弁(11a)、(11b)を有し、それぞれの容器の液面が設定された位置まで上昇した場合に、複数の蒸留装置の外に設置された容器(8)、凝縮液溜り(7)の底部から下方に傾斜を持ち、蒸留装置(3)を貫通して蒸留装置(3)の外に設置された複数の容器(8)に連結される管と、蒸留装置(3)の外に設置された容器(8)の内部と蒸留装置(3)の内部を連結する管の途中に逆流防止機能付流路切替え弁(10a)、(10b)及びそれぞれの容器に設置された大気に通じる開閉弁(11a)、(11b)を作動させるという機能を備えることを特徴とする、請求項1,請求項3、請求項5、請求項7又は請求項9に記載された、液体中の混合物分離装置。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、蒸留装置の外に設置された複数の容器(8)のそれぞれにレベルセンサーを備えるとともに、それぞれの容器の上部と下部に大気に通じる開閉弁(11a)、(11b)を有し、それぞれの容器の液面が設定された位置まで上昇したら、複数の蒸留装置の外に設置された容器(8)、凝縮液溜り(11)の底部から下方に傾斜を持ち蒸留装置(3)を貫通して蒸留装置(3)の外に設置された複数の容器(8)に連結される管と、蒸留装置(3)の外に設置された容器(8)の内部と蒸留装置(3)の内部を連結する管の途中に逆流防止機能付流路切替え弁(10a)、(10b)及びそれぞれの容器に設置された大気に通じる開閉弁(11a)、(11b)を作動させるという方法を用いることを特徴とする、請求項2,請求項4、請求項6、請求項8又は請求項10に記載された、液体中の混合物分離方法。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、蒸発装置(1)と凝縮装置(2)から構成される蒸留装置(3)内の上部に、中空円管状の物質を、蒸発装置(1)の外周部から中心部付近まで、中心部付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状に設置し、その内部に、蒸発装置(1)内に流入する沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体を流動させた後に蒸発装置(1)内に流入させることにより、蒸発装置(1)の内部に設置した、中空円管状の物質を蒸発装置(1)の外周部から中心部付近まで、中心部付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状の構造物に、熱交換器(6)と凝縮装置(2)という2つの役割を持たせることを特徴とする、請求項1、請求項3、請求項5、請求項7、請求項9又は請求項11に記載された、液体中の混合物分離装置。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、蒸発装置(1)と凝縮装置(2)から構成される蒸留装置(3)内の上部に、中空円管状の物質を、蒸発装置(1)の外周から中心付近まで、中心付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状に設置し、その内部に、蒸発装置(1)内に流入する沸点の異なる複数の成分から構成される液体、又は沸点の異なる複数の成分から構成される液体とこの液体中に含まれる固体を流動させた後に蒸発装置(1)内に流入させるという方法を用いることにより、蒸発装置(1)の内部に設置した、中空円管状の物質を蒸発装置(1)の外周部から中心部付近まで、中心部付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状の構造物に、熱交換器(6)と凝縮装置(2)という2つの役割を持たせることができることを特徴とする、請求項2,請求項4、請求項6、請求項8、請求項10又は請求項12に記載された、液体中の混合物分離方法。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、蒸発装置(1)の内部に中空円管状の物質を、蒸発装置(1)の外周から中心付近まで、中心付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状に設置し、その内部に、蒸発装置(1)内において気化した成分を冷却して凝縮させるための流体を流動させることにより、蒸発装置(1)の内部に設置した、中空円管状の物質を蒸発装置(1)の外周部から中心部付近まで、中心部付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状の構造物に、凝縮装置(2)の役割を持たせることを特徴とする、請求項1,請求項3、請求項5、請求項7、請求項9、請求項11又は請求項13に記載された、液体中の混合物分離装置。
- 液体中に含まれる混合物を沸点の違いにより分離する装置であって、蒸発装置(1)の内部に中空円管状の物質を、蒸発装置(1)の外周から中心付近まで、中心付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状に設置し、その内部に、蒸発装置(1)内において気化した成分を冷却して凝縮させるための流体を流動させるという方法を用いることにより、蒸発装置(1)の内部に設置した、中空円管状の物質を蒸発装置(1)の外周部から中心部付近まで、中心部付近が最下部となるように段差を付けて渦巻き状の構造物に、凝縮装置(2)の役割を持たせることができることを特徴とする、請求項2,請求項4、請求項6、請求項8、請求項10、請求項12又は請求項14に記載された、液体中の混合物分離方法。
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