JP2023014814A - 電池ユニットの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セルの実際の状態に基づいて、内部抵抗をより正確に算出し得る。【解決手段】少なくとも一つの電池セルを備える電池ユニットの制御装置は、電池セルの電流及び電圧を含む複数の指標を、所定の周期で繰り返し検出する少なくとも一つのセンサと、少なくとも一つのセンサに接続された処理回路と、を備える。処理回路は、少なくとも一つのセンサによる複数の検出値を用いて、電池セルの状態が特性悪化状態にあるのか否かを判定し、電池セルの状態が特性悪化状態にないと判定したときに、電池セルの電流及び電圧の各検出値を用いて電池セルの内部抵抗を算出し、算出された内部抵抗が所定の範囲内であるときに、電池セルに対する充放電を禁止又は制限する。【選択図】図3

Description

本明細書が開示する技術は、電池ユニットの制御装置に関する。
一般的に、電池セルの内部抵抗は、電池セルの電流及び電圧の各検出値に基づいて算出され、このときの電流-電圧特性は、線形性を有する。しかしながら、特定の条件下においては、その電流-電圧特性が線形性を有さない場合があることが知られている。
上記を踏まえて、特許文献1には、電池ユニットの制御装置が記載されている。この制御装置は、電池セルの電流及び電圧をそれぞれ検出するセンサと、処理回路とを備える。この処理回路は、電流-電圧特性が線形性を有する低電流領域と、電流-電圧特性が線形性を有さない高電流領域とにおいて、内部抵抗を算出するための電流-電圧特性の関係式を使い分けている。その関係式から算出された仮想抵抗に対して、電池セルの温度に基づく補正が行われることで、電池セルの内部抵抗が算出される。
特開2005-156352号公報
電流-電圧特性が線形性を有さない場合には、例えば、電極の起電力が実際の値よりも低下する場合、即ち、分極が生じている場合が含まれる。分極は、上記のように電池セルから出力される電流値が大きい場合だけでなく、内部抵抗に影響する拡散抵抗が大きい場合等でも、発生するおそれがある。この拡散抵抗は、電池セルの温度及び充電率(State of Charge:SOC)、充放電回数等によっても変化する。そのため、上記した電池ユニットの制御装置のように、電流値に応じて、電流-電圧特性の関係式を使い分けて内部抵抗を算出すると、実際の内部抵抗から大きく乖離するおそれがある。このような実情を鑑み、電池セルの実際の状態に基づいて、内部抵抗をより正確に算出するための技術が求められている。
本明細書が開示する技術は、少なくとも一つの電池セルを備える電池ユニットの制御装置に具現化される。この電池ユニットの制御装置は、前記電池セルの電流及び電圧を含む複数の指標を、所定の周期で繰り返し検出する少なくとも一つのセンサと、前記少なくとも一つのセンサに接続された処理回路と、を備える。前記処理回路は、前記少なくとも一つのセンサによる複数の検出値を用いて、前記電池セルの状態が特性悪化状態にあるのか否かを判定し、前記電池セルの状態が前記特性悪化状態にないと判定したときに、前記電池セルの電流及び電圧の各検出値を用いて前記電池セルの内部抵抗を算出し、算出された前記内部抵抗が所定の範囲内であるときに、前記電池セルに対する充放電を禁止又は制限する。
上記の電池ユニットの制御装置では、電池セルの電流及び電圧から、拡散抵抗といった、電池セルの状態を示す各種パラメータを算出し、そのパラメータに基づいて、電池セルが特性悪化状態にあるのか否かを判定する。ここでいう特性悪化状態とは、電池セルについて、電流-電圧特性が線形性を有さない状態、又は電流-電圧特性における線形性が比較的に低い状態のことであり、例えば、分極が生じている状態をいう。電池セルの状態が特性悪化状態にない場合には、電池セルの電流及び電圧の各検出値から算出される内部抵抗に基づいて、電池セルに対する充放電が禁止又は制限される。このような構成によると、電池セルの実際の状態に基づいて、内部抵抗をより正確に算出することができる。
制御装置10の構成を説明するための概略図。 処理回路18が実行する第1の処理のフロー図。 経時的な拡散抵抗及び電流Iの推移の一例を示す図。 処理回路18が実行する第2の処理のフロー図。 電池セル14について、所定のSOCから所定の電気容量ずつ放電した場合における開放電圧の基準値OCV1及び開放電圧の推定値OCV2(H)、OCV2(L)の一例を示す図。なお、OCV2(H)は、高温における開放電圧の推定値を示し、OCV2(L)は、低温における開放電圧の推定値を示す。 処理回路18が実行する第3の処理のフロー図。 隣接する二つの電池セル14について、電流及び電圧の各検出値の実測データの一例を示す。黒三角(▲)は、決定係数が比較的に高く算出される電池セル14の実測データを示し、黒丸(●)は、決定係数が比較的に低く算出される実測データを示す。 隣接する各二つの電池セル14における決定係数の差の絶対値と平均値との差の絶対値の一例を示す。また、各電池セル14の温度Tも示す。
本技術の一実施形態において、処理回路は、少なくとも一つのセンサによる複数の検出値を用いて、電池セルの拡散抵抗を算出してもよい。この場合、制御装置は、電池セルの充電率(SOC)が所定の閾値を上回る状態で、拡散抵抗が所定の閾値を下回るときに、電池セルの状態が特性悪化状態にないと判定してもよい。電池セルの拡散抵抗は、電池セルの電流変動に応じて増大し、時間の経過とともに緩和されるとともに、その緩和される速度は、電池セルの温度や充電率(SOC)に応じて相違する。従って、電池セルの拡散抵抗は、経時的に検出された電流の検出値から概算できるとともに、特に限定されないが、電池セルの温度や充電率(SOC)をさらに加味することによって、より正確に特定されることができる。即ち、電池セルの拡散抵抗は、少なくとも一つのセンサによる複数の検出値を用いて推定されることが可能であり、その拡散抵抗を用いることによって、電池セルの状態が特性悪化状態にあるのか否かを簡便に判定することができる。
上記した実施形態に代えて、処理回路は、電池セルの充電率(SOC)から推定される開放電圧の基準値を記憶してもよい。この場合、処理回路は、少なくとも一つのセンサによる複数の検出値を用いて、電池セルの電流-電圧特性を記述する回帰直線の切片を算出してもよい。さらに、処理回路は、電池セルの充電率(SOC)が所定の閾値を上回る状態で、基準値と切片との差が所定の閾値を下回るときに、電池セルの状態が特性悪化状態にないと判定してもよい。
上記において、電池セルの電流-電圧特性を記述する回帰直線の切片は、電池セルの電流及び電圧の各検出値から推定される開放電圧である。一方、電池セルの開放電圧は、電池セルの充電率(SOC)に応じて変化することが知られており、充電率(SOC)から推定される開放電圧を、予め基準値として用意することができる。回帰直線の切片に基づく開放電圧の推定値は、電流及び電圧の実際の検出値に基づいて算出されるため、拡散抵抗といった電池セルの実際の状態の影響を受ける。例えば、電池セルの拡散抵抗が十分に小さい場合には、内部抵抗における拡散抵抗の影響を無視することができるため、回帰直線の切片に基づく開放電圧の推定値は、電池セルの充電率(SOC)に基づく開放電圧の基準値と近くなる。これに対して、電池セルの拡散抵抗が無視できないほど大きい場合には、内部抵抗における拡散抵抗の影響が大きくなるため、回帰直線の切片に基づく開放電圧の推定値では、拡散抵抗による損失が考慮されることになる。即ち、回帰直線の切片に基づく開放電圧の推定値は、電池セルの充電率(SOC)に基づく開放電圧の基準値よりも、拡散抵抗による損失分に応じて有意に小さくなる。従って、上記した構成によると、異なる方法で算出された電池セルの二つの開放電圧を比較することにより、電池セルの実際の状態を示す拡散抵抗の影響を簡易的に推定することができる。
上記した実施形態に代えて、少なくとも一つの電池セルは、複数の電池セルであり、少なくとも一つのセンサは、複数の電池セルの各々の電流及び電圧をそれぞれ検出してもよい。この場合、処理回路は、複数の電池セルの各々について、電流及び電圧の各検出値に対する回帰直線の決定係数を算出し、複数の電池セルのうち、隣接する各二つの電池セルにおける決定係数の差をそれぞれ算出し、各二つの電池セルについてそれぞれ算出された決定係数の差の平均値を算出し、各二つの電池セルにおける前記決定係数の差と、平均値との差が最大となる値を判定値として決定し、複数の電池セルの充電率(SOC)が所定の閾値を上回る状態で、判定値が所定の閾値を下回るときに、複数の電池セルのうち少なくとも一つの電池セルの状態が特性悪化状態にないと判定してもよい。
上記した回帰直線における決定係数は、電流及び電圧の各検出値に対する回帰直線の当てはまり度合いを表す。即ち、電流及び電圧の各検出値に基づく回帰直線上に又はその近くに、当該各検出値が存在しているほど、決定係数は1に近くなり、電流及び電圧の各検出値に基づく回帰直線上から、当該各検出値が乖離しているほど、決定係数は0に近くなる。ここで、電流及び電圧の各検出値に基づく回帰直線上から各検出値が乖離しているとは、電流-電圧特性における線形性が低いことを意味する。そのため、他の電池セルの決定係数よりも、有意に小さい決定係数を有する電池セルがある場合には、当該電池セルの状態は特性悪化状態にあると判定できる。従って、上記した構成では、隣接する各二つの電池セルの決定係数の差から平均値を減じた差の絶対値を算出し、その差の絶対値が最大となるものを判定値として決定する。この判定値は、各電池セルの電流-電圧特性を記述する回帰直線の決定係数を反映していることから、当該判定値が所定の閾値を上回る場合には、少なくとも一つの電池セルの状態は特性悪化状態にあると判定することができる。特に、隣接する各二つの電池セルについて決定係数の差に着目することで、複数の電池セルに形成される温度差の影響を排除して、特異な決定係数を示す電池セルを正しく特定することができる。
(実施例1)図面を参照して、実施例1の制御装置10について説明する。図1に示すように、制御装置10は、電池ユニット12の制御装置である。電池ユニット12は、複数の電池セル14を直列に接続した二次電池である。なお、複数の電池セル14の具体的な数は、特に限定されず、少なくとも一つであればよい。複数の電池セル14の各々は、例えば、リチウムイオン電池である。但し、複数の電池セル14の各々は、必ずしもリチウムイオン電池である必要はなく、ニッケル水素電池といった他の電池であってもよい。
図1に示すように、制御装置10は、電圧検出回路16と、処理回路18とを備える。電圧検出回路16は、電池ユニット12における各電池セル14の電圧を検出するための回路である。処理回路18は、各電池セル14の電流、電圧及び温度といった、各電池セル14の状態を監視及び制御することができる。電圧検出回路16は、各電池セル14と電気的に接続されており、各電池セル14の両極における電位を処理回路18に入力する。処理回路18は、電圧検出回路16と電気的に接続されており、電圧検出回路16からの入力に基づいて、各々の電池セル14の電圧を検出することができる。なお、電圧検出回路16は、電池セル14の電圧を検出するセンサの一例である。
図1に示すように、制御装置10は、シャント抵抗20をさらに備える。シャント抵抗20は、各電池セル14を流れる電流を検出するための抵抗である。シャント抵抗20は、電池ユニット12と直列に接続されている。また、シャント抵抗20の一端及び他端はそれぞれ、処理回路18と電気的に接続されている。そのため、処理回路18は、シャント抵抗20の両端における電位差(即ち、電圧降下)を検出して、シャント抵抗20に流れる電流値を検出することができる。なお、シャント抵抗20は、電池セル14の電流を検出するセンサの一例である。
図1に示すように、制御装置10は、サーミスタ22をさらに備える。サーミスタ22は、各電池セル14の温度を検出するための素子である。特に限定されないが、電池ユニット12の温度を、各電池セル14の温度とみなして検出してもよい。例えば、サーミスタ22を電池ユニット12が収容されるケース内に配置することで、サーミスタ22の抵抗値は、電池ユニット12の温度に応じて変化する。サーミスタ22は、処理回路18と通信可能に接続されており、処理回路18は、サーミスタ22の抵抗値に基づいて、電池ユニット12の温度を検出することができる。但し、他の実施形態として、各電池セル14の近傍にそれぞれサーミスタ22を配置し、各電池セル14の温度を別個に検出してもよい。なお、サーミスタ22は、電池セル14の温度を検出するセンサの一例である。
上記のように、処理回路18は、電圧検出回路16、シャント抵抗20及びサーミスタ22の各々と、電気的に又は通信可能に接続されている。電圧検出回路16、シャント抵抗20及びサーミスタ22の各々は、所定の周期で、各電池セル14の電圧、電流又は温度を繰り返し検出可能に構成されており、その検出結果は、処理回路18によって取得され得る。但し、上記に加えて、電池セル14の状態を示す指標を所定の周期で繰り返し検出するセンサをさらに備えてもよい。この場合、処理回路18は、当該センサの検出結果を取得可能に構成されていてもよい。なお、以下では、電圧検出回路16と、シャント抵抗20と、サーミスタ22とを、検出対象によって区別することなく、電池セル14の状態を示す複数の指標のうちの一つを検出するセンサとして説明する場合には、単にセンサと称することがある。
処理回路18は、電池セル14の温度異常等を検知するために、電池セル14の内部抵抗を監視する診断処理を実行するように構成されている。ここで、電池セル14の内部抵抗は、電池セル14の電流及び電圧の各検出値に基づいて算出され、このときの電流-電圧特性は、線形性を有する。しかしながら、例えば、電極の起電力が実際の値よりも低下している場合、即ち、分極が生じている場合には、電流-電圧特性が線形性を有さないことが知られている。分極は、電池セル14から出力される電流値が大きい場合だけでなく、内部抵抗に影響する拡散抵抗が大きい場合等でも、発生するおそれがある。この拡散抵抗は、電池セル14の温度及び充電率(State of Charge:SOC、以下「SOC」と称する)、充放電回数等によっても変化する。そのため、電流値に応じて、電流-電圧特性の関係式を使い分けて内部抵抗を算出すると、実際の内部抵抗から大きく乖離するおそれがある。
上記の点に関して、本実施例における診断処理では、制御装置10は、電池セル14の内部抵抗の算出に先立って、電池セル14の状態を判定するように構成されている。詳しくは、センサによって検出された複数の検出値(例えば、電池セル14の電流及び電圧の検出値)を用いて、拡散抵抗等の電池セル14の状態を示す各種パラメータが算出され、そのパラメータに基づいて、電池セル14の状態が特性悪化状態にあるのか否かが判定される。以下、図2、3を参照して、実施例1の処理回路18が実行する診断処理について説明する。
図2に示すように、処理回路18は、ステップS10において、シャント抵抗20及び電圧検出回路16による検出値(即ち、電池セル14の電流及び電圧の各検出値)を取得し、予め用意されているメモリ配列に格納する。このメモリ配列では、格納された電流の検出値に対して、その電流の検出値の分散が算出される。また、例えば、格納された電圧の検出値から電池セル14のSOCが算出され、そのSOCに基づいてSOCの変動を示す指標も算出される。ここで、SOCの変動を示す指標とは、例えば、SOCの変動係数である。SOCの変動係数が基準値から乖離するほど、変動が大きいことを意味し、SOCの変動係数が基準値に近くなるほど、変動が小さいことを意味する。
次に、処理回路18は、ステップS12において、ステップS10でメモリ配列に格納した電流及び電圧の各検出値について、最低限の信頼性や妥当性が確保されているのか否かを判断する。詳しくは、電流及び電圧の各検出値が300個以上であって、電流の分散が基準値以上であり、SOCの変動係数が基準値以上であるのか否かが判断される。ステップS12でYES、即ち、電流及び電圧の各検出値が300個以上であって、電流の分散が基準値以上であり、SOCの変動係数が基準値以上であるとは、電流及び電圧の各検出値について、最低限の信頼性や妥当性が確保されていることを意味する。従って、ステップS12でYESの場合、処理回路18は、ステップS14に移行する。
一方、ステップS12でNOの場合、処理回路18は、第1の処理を終了する。即ち、電流及び電圧の各検出値について、最低限の信頼性や妥当性が確保されていないとして、電池セル14の状態が判定されることなく、第1の処理は終了する。
ステップS14に移行した場合、処理回路18は、電池セル14のSOC及び拡散抵抗を算出する。電池セル14のSOC及び拡散抵抗は、少なくとも一つのセンサによる複数の検出値を用いて算出される。例えば、電池セル14のSOCは、電池セル14の電圧の検出値から算出されてもよいし、電流の各検出値を積算して算出されてもよい。図3に示すように、電池セル14の拡散抵抗Rは、電池セル14の電流Iの変動に応じて増大する一方で、時間の経過とともに緩和される。そして、その緩和される速度は、電池セル14の温度やSOCに応じて相違する。従って、電池セル14の拡散抵抗Rは、経時的に検出された電流Iの検出値から概算され、電池セル14の温度やSOCをさらに加味することによってより正確に算出されることができる。
ステップS16では、処理回路18は、ステップS14で算出した電池セル14のSOCと拡散抵抗とをそれぞれ、所定の閾値と比較する。具体的には、処理回路18は、電池セル14のSOCが所定の閾値を上回り、かつ、拡散抵抗が所定の閾値を下回るのか否かを判定する。なお、特に限定されないが、電池セル14のSOCを判定する所定の閾値、及び拡散抵抗を判定する所定の閾値の各々は、電池セル14の容量や種類等に応じて、処理回路18に予め記憶されているデータ群から選択されることができる。
ステップS16でYES、即ち、電池セル14のSOCが所定の閾値を上回る状態で、拡散抵抗が所定の閾値を下回るときには、処理回路18は、電池セル14の状態が特性悪化状態にないと判定して、ステップS18に移行する。一方、ステップS16でNOの場合、処理回路18は、電池セル14の状態が特性悪化状態にあると判定して、第1の処理を終了する。
ステップS18において、処理回路18は、電池セル14の電流及び電圧の各検出値を用いて電池セル14の内部抵抗を算出する。一例ではあるが、電池セル14の内部抵抗は、電池セル14の電流及び電圧の各検出値を用いて、電流-電圧特性を記述する回帰直線の傾きから算出されることができる。
ステップS20では、処理回路18は、算出された内部抵抗が所定の範囲内であるときに、電池セル14に対する充放電を禁止又は制限する。ここで、内部抵抗が所定の範囲内であるのか否かを判定する閾値は、上限値と下限値との両方であってもよいし、上限値又は下限値の一方であってもよい。処理回路18は、ステップS20の処理を終えると、第1の処理を終了する。
上記の診断処理では、電池ユニット12の制御装置10は、電池セル14の電流及び電圧といった、少なくとも一つのセンサによる複数の検出値を用いて、電池セル14の状態を示すパラメータである拡散抵抗を推定することができる。そして、制御装置10は、その拡散抵抗を用いることによって、電池セル14の状態が特性悪化状態にあるのか否かを簡便に判定することができる。ここでいう特性悪化状態とは、電池セル14について、電流-電圧特性の関係が線形性を有さない状態、又は電流-電圧特性における線形性が比較的に低い状態のことであり、例えば、分極が生じている状態をいう。電池セル14の状態が特性悪化状態にない場合には、電池セル14の電流及び電圧の各検出値から算出される内部抵抗に基づいて、電池セル14に対する充放電が禁止又は制限される。このような構成によると、電池セル14の実際の状態に基づいて、内部抵抗をより正確に算出することができる。
(実施例2)次に、実施例2の制御装置10について説明する。本実施例の制御装置10では、実施例1の制御装置10と比較して、診断処理の内容が変更されている。なお、実施例1と本実施例との間で、制御装置10は同一の構成(即ち、図1に示す構成)を有していることから、共通する構成には同一の符号を付すことによって、ここでは重複する説明を省略する。以下、図4、5を参照して、実施例2の処理回路18が実行する診断処理について説明する。図4に示すステップS30からステップS32までの処理は、図2に示すステップS10からステップS12までの処理と同様であるため、説明は割愛する。
ステップS34に移行した場合、処理回路18は、電池セル14のSOCと、開放電圧の基準値OCV1と、開放電圧の推定値OCV2とを算出する。さらに、処理回路18は、開放電圧の基準値OCV1と開放電圧の推定値OCV2との差OCV3(以下、開放電圧の差OCV3と称する)も算出する。例えば、電池セル14のSOCは、電池セル14の電圧の検出値から算出されてもよいし、電流の各検出値を積算して算出されてもよい。ここで、電池セル14の開放電圧は、電池セル14のSOCに応じて変化することが知られている。処理回路18に、電池セル14のSOCから推定される開放電圧の基準値OCV1を記憶させておくことで、処理回路18は、算出された電池セル14のSOCから開放電圧の基準値OCV1を算出することができる。また、処理回路18は、センサによる複数の検出値を用いて、電池セル14の電流-電圧特性を記述する回帰直線を算出し、その回帰直線の切片を、開放電圧の推定値OCV2とする。
図5は、一つの電池セル14について、所定のSOCから所定の電気容量ずつ放電した場合における、開放電圧の基準値OCV1及び開放電圧の推定値OCV2を示す。開放電圧の推定値OCV2には、高温における開放電圧の推定値OCV2(H)と、低温における開放電圧の推定値OCV2(L)とが含まれる。上記のように、電池セル14の開放電圧の基準値OCV1は、電池セル14のSOCに応じて変化する。これに対して、回帰直線の切片に基づく開放電圧の推定値OCV2は、電流及び電圧の実際の検出値に基づいて算出されるため、拡散抵抗といった電池セル14の実際の状態の影響を受ける。
前述のように、拡散抵抗は、電池セル14の温度によって変化する。電池セル14の温度が高い場合には、拡散抵抗は小さく、電池セル14の温度が低い場合には、拡散抵抗は大きい。例えば、電池セル14の温度が高く、電池セル14の拡散抵抗が十分に小さい場合には、内部抵抗における拡散抵抗の影響を無視することができるため、回帰直線の切片に基づく開放電圧の推定値OCV2(H)は、電池セル14のSOCに基づく開放電圧の基準値OCV1と比較的に近くなる。これに対して、電池セル14の温度が低く、電池セル14の拡散抵抗が無視できないほど大きい場合には、内部抵抗における拡散抵抗の影響が大きくなるため、回帰直線の切片に基づく開放電圧の推定値OCV2(L)では、拡散抵抗による損失が考慮されることになる。即ち、開放電圧の推定値OCV2(L)は、電池セル14のSOCに基づく開放電圧の基準値OCV1よりも、拡散抵抗による損失分に応じて有意に小さくなる。
以上を踏まえると、内部抵抗において拡散抵抗の影響が小さい場合には、開放電圧の差OCV3は小さくなり、内部抵抗において拡散抵抗の影響が大きい場合には、開放電圧の差OCV3は大きくなることになる。そこで、ステップS36では、ステップS34で算出した電池セル14のSOCと開放電圧の差OCV3とをそれぞれ、所定の閾値と比較する。具体的には、処理回路18は、電池セル14のSOCが所定の閾値を上回り、かつ、開放電圧の差OCV3(即ち、開放電圧の基準値OCV1と開放電圧の推定値OCV2との差)が所定の閾値を下回るのか否かを判定する。なお、特に限定されないが、電池セル14のSOCを判定する所定の閾値、及び開放電圧の差OCV3を判定する所定の閾値の各々は、電池セル14の容量や種類等に応じて、処理回路18に予め記憶されているデータ群から選択されることができる。
ステップS36でYES、即ち、電池セル14のSOCが所定の閾値を上回る状態で、開放電圧の差OCV3が所定の閾値を下回るときには、電池セル14の状態が特性悪化状態にないと判定して、ステップS38に移行する。一方、ステップS36でNOの場合、処理回路18は、電池セル14の状態が特性悪化状態にあると判定して第2の処理を終了する。図4に示すステップS38から第2の処理が終了するまでの処理は、図2に示すステップS18から第1の処理が終了するまでの処理と同様であるため、説明は割愛する。
上記の診断処理では、電池ユニット12の制御装置10は、電池セル14の電流及び電圧といったセンサによる複数の検出値を用いて、開放電圧の基準値OCV1と、開放電圧の推定値OCV2とをそれぞれ算出する。開放電圧の基準値OCV1と開放電圧の推定値OCV2との差、即ち、開放電圧の差OCV3から、内部抵抗における拡散抵抗の影響を簡易的に推定することができる。従って、上記した診断処理によっても、制御装置10は、電池セル14の実際の状態に基づいて、内部抵抗をより正確に算出することができる。
(実施例3)次に、実施例3の制御装置10について説明する。本実施例の制御装置10では、実施例1の制御装置10と比較して、診断処理の内容が変更されている。なお、実施例1と本実施例との間で、制御装置10は同一の構成(即ち、図1に示す構成)を有していることから、共通する構成には同一の符号を付すことによって、ここでは重複する説明を省略する。以下、図6-8を参照して、実施例3の処理回路18が実行する診断処理について説明する。図6に示すステップS50からステップS52までの処理は、図2に示すステップS10からステップS12までの処理と同様であるため、説明は割愛する。
ステップS54に移行した場合、処理回路18は、複数の電池セル14のSOCと、各電池セル14の電流-電圧特性を記述する回帰直線の決定係数とを算出する。例えば、電池セル14のSOCは、電池セル14の電圧の検出値から算出されてもよいし、電流の各検出値を積算して算出されてもよい。処理回路18は、センサによる複数の検出値を用いて、電池セル14の電流-電圧特性を記述する回帰直線を算出し、その回帰直線の決定係数を決定する。
ここで、回帰直線における決定係数は、電流及び電圧の各検出値に対する回帰直線の当てはまり度合いを表す。図7は、隣接する二つの電池セル14について、電流及び電圧の各検出値の実測データの一例を示す。図7中の黒三角(▲)は、決定係数が比較的に高く算出される電池セル14の実測データを示しており、図7中の黒丸(●)は、決定係数が比較的に低く算出される実測データを示す。図7に示すように、前者の実測データでは、電流及び電圧の各検出値(▲)に基づく回帰直線A上又はその近くに、当該各検出値(▲)が多く存在していることから、決定係数は1に近くなる。一方、後者の実測でータでは、電流及び電圧の各検出値(●)に基づく回帰直線Bから、当該各検出値(●)が乖離していることから、決定係数は0に近くなる。ここで後者のように、電流及び電圧の各検出値(●)に基づく回帰直線B上から各検出値が乖離しているとは、電流-電圧特性の関係における線形性が低いことを意味する。
ステップS56では、処理回路18は、複数の電池セル14のうち、隣接する各二つの電池セル14における決定係数の差をそれぞれ算出する。次に、処理回路18は、ステップS58において、各二つの電池セル14についてそれぞれ算出された決定係数の差の平均値を算出する。そして、ステップS60において、処理回路18は、各二つの電池セル14における決定係数の差と、ステップS58で算出した平均値との差が最大となる値を判定値として決定する。ここで、各二つの電池セル14における決定係数の差と、ステップS58で算出した平均値との差は、詳しくは、各二つの電池セル14における決定係数の差と、ステップS58で算出した平均値との差の絶対値のことをいう。
前述のように、各電池セル14における電流-電圧特性を記述する回帰直線の決定係数は、各電池セル14における電流-電圧特性の線形性を反映する。そのため、ステップS60で決定される判定値に基づいて、各電池セル14における電流-電圧特性の線形性を判定することができる。この詳細について、図8を参照しながら説明する。ここでは、複数の電池セル14が十三個である場合を例示的に説明する。説明の便宜上、各電池セル14を順に第1の電池セル14、第2の電池セル14、第3の電池セル14、…、第13の電池セル14と称する。そして、第1の電池セル14の決定係数と第2の電池セル14の決定係数との差と、ステップS58で算出された平均値との差を、第1の差D1と称する。以降同様にして、各二つの電池セル14の決定係数の差の絶対値と平均値との差を、それぞれ順に第2の差D2、第3の差D3、…、第12の差D12と称する。
例えば、第1の電池セル14について算出された決定係数が、第2の電池セル14から第13の電池セル14について算出された決定係数と比較して有意に小さい場合、ステップS56で算出される各二つの電池セル14における決定係数の差の絶対値は、第1の電池セル14と第2の電池セル14とについて算出された場合に最大となる。このとき、他の各二つの電池セル14について算出された決定係数の差の絶対値は、いずれも近い値となる。そのため、ステップS60で算出される隣接する各二つの電池セル14における決定係数の差と、平均値との差は、第1の差D1で最大となる。これにより、第1の差D1が判定値となる。
以上を踏まえると、電流-電圧特性を記述する回帰直線の決定係数が他の電池セル14よりも有意に小さい電池セル14が存在する場合には、ステップS60において、決定係数が有意に小さい電池セル14を特定することができる。そして、決定係数が有意に小さい電池セル14とそれに隣接する電池セル14の決定係数の差から、平均値を減じた差の絶対値が、判定値として決定される。従って、ステップS60で決定された判定値に基づいて、決定係数が有意に小さい電池セル14の状態が特性悪化状態にあるのか否かを判定することができる。
なお、電池セル14の内部抵抗における拡散抵抗は、電池セル14の温度によって変化するため、電流-電圧特性を記述する回帰直線の決定係数は電池セル14の温度によっても変化する。図8に示すように、各電池セル14の温度Tは、直列に接続された中央部で高くなっており、両端部に近づくにつれて低くなっている。そのため、ステップS56のように、隣接する各二つの電池セル14について決定係数の差に着目することで、複数の電池セル14に形成される温度差の影響を排除することができる。これに加えて、又は代えて、電池セル14の温度差によって生じる内部抵抗を推定して、補正値Cを算出することで、その補正値Cを超える部分Dが、電流-電圧特性において線形性が低いことによって生じる差分であると推定してもよい。
ステップS62では、ステップS54で算出した複数の電池セル14のSOCと、ステップS60で決定した判定値とをそれぞれ、所定の閾値と比較する。具体的には、処理回路18は、複数の電池セル14のSOCが所定の閾値を上回り、かつ、判定値が所定の閾値を下回るのか否かを判定する。なお、特に限定されないが、複数の電池セル14のSOCを判定する所定の閾値、及び判定値を判定する所定の閾値の各々は、電池セル14の容量や種類等に応じて、処理回路18に予め記憶されているデータ群から選択されることができる。
ステップS62でYES、即ち、複数の電池セル14のSOCが所定の閾値を上回る状態で、判定値が所定の閾値を下回るときには、複数の電池セル14のうち少なくとも一つの電池セル14の状態が特性悪化状態にないと判定して、ステップS64に移行する。一方、ステップS62でNOの場合、処理回路18は、複数の電池セル14のうち少なくとも一つの電池セル14の状態が特性悪化状態にあると判定して第3の処理を終了する。
図6に示すステップS64から第3の処理が終了するまでの処理は、図2に示すステップS18から第1の処理が終了するまでの処理と同様であるため、説明は割愛する。特に限定されないが、処理回路18は、ステップS64において、電池セル14の内部抵抗に加えて、開放電圧も算出してもよい。
上記の診断処理では、電池ユニット12の制御装置10は、電池セル14の電流及び電圧といったセンサによる複数の検出値を用いて、隣接する各二つの電池セル14の決定係数の差から平均値を減じた差の絶対値を算出し、その差の絶対値が最大となるものを判定値として決定する。この判定値は、各電池セル14の電流-電圧特性を記述する回帰直線の決定係数を反映していることから、当該判定値が所定の閾値を上回る場合には、少なくとも一つの電池セル14の状態は特性悪化状態にあると判定することができる。従って、上記した診断処理によっても、制御装置10は、電池セル14の実際の状態に基づいて、内部抵抗をより正確に算出することができる。
以上、いくつかの具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは組み合わせによって技術的有用性を発揮するものである。
10 :制御装置
12 :電池ユニット
14 :電池セル
16 :電圧検出回路
18 :処理回路
20 :シャント抵抗
22 :サーミスタ

Claims (4)

  1. 少なくとも一つの電池セルを備える電池ユニットの制御装置であって、
    前記電池セルの電流及び電圧を含む複数の指標を、所定の周期で繰り返し検出する少なくとも一つのセンサと、
    前記少なくとも一つのセンサに接続された処理回路と、を備え、
    前記処理回路は、
    前記少なくとも一つのセンサによる複数の検出値を用いて、前記電池セルの状態が特性悪化状態にあるのか否かを判定し、
    前記電池セルの状態が前記特性悪化状態にないと判定したときに、前記電池セルの電流及び電圧の各検出値を用いて前記電池セルの内部抵抗を算出し、
    算出された前記内部抵抗が所定の範囲内であるときに、前記電池セルに対する充放電を禁止又は制限する、
    電池ユニットの制御装置。
  2. 前記処理回路は、
    前記少なくとも一つのセンサによる前記複数の検出値を用いて、前記電池セルの拡散抵抗を算出し、
    前記電池セルの充電率(SOC)が所定の閾値を上回る状態で、前記拡散抵抗が所定の閾値を下回るときに、前記電池セルの状態が前記特性悪化状態にないと判定する、請求項1に記載の電池ユニットの制御装置。
  3. 前記処理回路は、
    前記電池セルの充電率(SOC)から推定される開放電圧の基準値を記憶しており、
    前記少なくとも一つのセンサによる前記複数の検出値を用いて、前記電池セルの電流-電圧特性を記述する回帰直線の切片を算出し、
    前記電池セルの前記充電率(SOC)が所定の閾値を上回る状態で、前記基準値と前記切片との差が所定の閾値を下回るときに、前記電池セルの状態が前記特性悪化状態にないと判定する、請求項1に記載の電池ユニットの制御装置。
  4. 前記少なくとも一つの電池セルは、複数の電池セルであり、
    前記少なくとも一つのセンサは、前記複数の電池セルの各々の電流及び電圧をそれぞれ検出し、
    前記処理回路は、
    前記複数の電池セルの各々について、電流-電圧特性を記述する回帰直線の決定係数を算出し、
    前記複数の電池セルのうち、隣接する各二つの電池セルにおける前記決定係数の差をそれぞれ算出し、
    各二つの電池セルについてそれぞれ算出された前記決定係数の差の平均値を算出し、
    各二つの電池セルにおける前記決定係数の差と、前記平均値との差が最大となる値を判定値として決定し、
    前記複数の電池セルの充電率(SOC)が所定の閾値を上回る状態で、前記判定値が所定の閾値を下回るときに、前記複数の電池セルのうち少なくとも一つの電池セルの状態が前記特性悪化状態にないと判定する、請求項1に記載の電池ユニットの制御装置。
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