JP2023014013A - 抽出飲料製造マシン - Google Patents

Abstract

【課題】冷水と熱水の混合を自律的に調整する抽出飲料製造マシンを提供する。【解決手段】抽出飲料製造マシン１であって、分岐点５を有する供給ライン２と、第１の温度の水と第１の温度よりも高い第２の温度の水を受け入れ、混合して、混合水を生成するように構成された混合ユニット７と、分岐点を混合ユニットに接続し、混合ユニットに第１の温度の水を供給するように構成された第１の流体経路８と、分岐点を混合ユニットに接続し、混合ユニットに第２の温度の水を供給し、第１の流体経路と並列である、第２の流体経路９と、第１の流体経路及び第２の流体経路に沿った流体の流量を定義するように構成された、第１のノズル１２及び第２のノズル１３と、を備える、抽出飲料製造マシン。【選択図】図１

Description

本発明は、コーヒー、紅茶などの抽出飲料のためのマシンに関する。

最新技術では、水の温度が、抽出飲料を適正に調製するための基本パラメータであることが知られている。したがって、そのような飲料の調製に使用する水の温度を制御できる装置を備えた抽出飲料製造マシンが最新技術で公知である。

そのような装置又はマシンの例は、文書ＥＰ０４２２７３８、ＥＰ１９６９９７９、及びＷＯ２０１５０５６２４１で見ることができる。

文書ＥＰ０４２２７３８は、熱水ダクト及び冷水ダクトを遮断する２つの電磁弁で少量の水を調整できる装置を説明している。

文書Ｐ１９６９９７９も、１つは熱水を運ぶためのダクト、もう１つは冷水を運ぶためのダクトである、２つのダクトの存在を特徴とする装置を示している。特に、ＥＰ１９６９９７９の２つのダクトは、ダクトを通る水の通過を止める及び可能にするように制御される、２つの別個の弁で遮断される。この文書は、所定の温度の水の流れを得るために冷水と熱水の２つの別個の流れをどのように混合するかの説明を提供している。

最後に、文書ＷＯ２０１５０５６２４１は、混合ユニットと、供給ラインと、混合ユニット及び供給ラインに接続された第１及び第２のダクトとを備える、抽出飲料製造マシンを示している。第１及び第２の公知のダクトは、供給ラインから冷水を受け入れ、冷水又は熱水を混合ユニットに送るように構成される。この公知のマシンは、外部ネットワークから冷水を受け入れ、それを供給ラインに供給するように構成された、ポンプをさらに備える。

さらに、従来技術では、流量計が、供給ラインに接続され、ポンプの下流に配置され、一方、加熱要素が、第２のダクトに接続され、同ダクトから冷水を受け入れ、混合ユニットに熱水を供給するように構成される。

しかしながら、公知の技術の第１及び第２のダクトの流量は定義されておらず、それを決定するにはダクト上のセンサの配置が必要となる。そのようなセンサは冷水と熱水の混合の制御を可能にするであろう。

これに関連して、本発明の根底にある技術的課題は、従来技術の欠点を克服する抽出飲料製造マシンを提案することである。

特に、本発明の目的は、ある温度範囲内の水を分与することができる抽出飲料製造マシンを提供することである。

本発明の目的はまた、抽出飲み物の品質を改善する、より安価なマシンを提供することである。

本発明のさらなる目的は、自動コーヒーマシン又は従来のコーヒーマシン（都度コーヒー粉末を手で装填する）のいずれかで実行され得る、抽出飲料を調製するための方法を提案することである。

特定の技術的課題及び特定の目的は、本明細書で開示される請求項の１つ又は複数に記載の技術的特徴を備えた抽出飲料製造マシン及び抽出飲料を調製するための方法によって実質的に達成される。

本発明は、この技術的問題を解決する。実際には、冷水と熱水の混合を自律的に調整する抽出飲料製造マシンを製造することが可能である。

また、より費用効果の高い、用途の広い抽出飲料製造マシンを製造することが可能である。

さらに、抽出チャンバの内容物に応じて水の供給を自動的に制御する抽出飲料製造マシンを製造することが可能である。

本発明のさらなる特徴及び利点は、添付図に関連して例示する抽出飲料製造マシンの、好ましい、しかし排他的ではない、実施形態の、指標となる、したがって限定ではない、説明によってより明らかになるであろう。

本発明に係る抽出飲料製造マシンを概略的に示す図である。

特に添付図を参照して、符号１は、本発明の抽出飲料製造マシンオブジェクトを示している。

マシン１は、供給ライン２と、外部ソース４から第１の温度の水を受け入れ、そのような第１の温度の水を供給ライン２に供給するように構成されたポンプ３を備える。特に、前記供給ライン２は分岐点５を有する。外部ソース４は、第１の温度の水をポンプ３に供給するように適合されたタンク又は給水ネットワークを含み得る。ポンプ３は、給水ネットワーク又はタンクから第１の温度の水を受け入れるように構成することができる。

マシン１はまた、ポンプ３と分岐点５との間の供給ライン２上に配置された流量計６を備える。好ましくは、流量計６は、供給ライン２を通る第１の温度の水の流量を検出するように構成される。また、好ましくは、流量計６は、供給ライン２を通る第１の温度の水の流量を表す入力データを生成するように構成される。

マシン１は、第１の温度の水と第１の温度よりも高い第２の温度の水を受け入れ、混合して、混合水を生成するように構成された混合ユニット７を備える。

さらに、マシン１は、第１の流体経路８及び第２の流体経路９を備える。第１の流体経路８と第２の流体経路９は両方とも供給ライン２の分岐点５を混合ユニット７に接続する。特に、第２の流体経路９は、第１の流体経路８と並列である。詳細には、第１の流体経路８は、混合ユニット７に第１の温度の水を供給するように構成される。第２の流体経路９は、混合ユニット７に第２の温度の水を供給するように構成される。

マシン１は、第２の流体経路９に沿って配置され、分岐点５から第１の温度の水を受け入れ、混合ユニット７に第２の温度の水を供給するように構成された、加熱要素１１を備える。詳細には、加熱要素１１は、水の温度を第１の温度から第１の温度とは異なる第１の温度よりも高い第２の温度に上昇させるように構成されたボイラを含み得る。

さらに、マシン１は、それぞれ第１の流体経路８及び第２の流体経路９に沿って配置された第１のノズル１２及び第２のノズル１３を備える。これらの第１のノズル１２及び第２のノズル１３は、それぞれ第１の流体経路８及び第２の流体経路９に沿った流体の流量を定義するように構成される。言い換えれば、第１の流体経路８及び第２の流体経路９に沿った流量は、それぞれ第１のノズル１２及び第２のノズル１３によって固定及び定義される。

有利なことに、加熱要素１１の下流の第１の流体経路８及び第２の流体経路９に沿って温度センサが存在しない抽出飲料製造マシンを作製することが可能である。

混合ユニット７で圧力センサ又は温度センサを使用せずに、ある量の第１の温度の水とある量の第２の温度の水を混合することができるマシン１を作製することも可能である。これは、マシン１が公知のタイプの抽出飲料製造マシンよりも安価になるので有利である。

一実施形態では、マシン１は、それぞれ第１の流体経路８及び第２の流体経路９に沿って配置された第１の電磁弁１４及び第２の電磁弁１５を備える。詳細には、第１の電磁弁１４及び第２の電磁弁１５は、オン／オフ式の弁であり、それぞれ第１の流体経路８及び第２の流体経路９に沿った水の通過を止める及び可能にするべく制御されるように構成される。

これは、弁を個々に又は同時に制御することで、第１の流体経路８及び第２の流体経路９を通じて混合ユニット７に供給される第１の温度の水の量及び第２の温度の水の量を調節することが可能であるため、有利である。

好ましくは、第１のノズル１２は、第１の電磁弁１４と混合ユニット７との間の第１の流体経路８に沿って配置される。また、好ましくは、第２のノズル１３は、分岐点５と加熱要素１１との間の第２の流体経路９に沿って配置される。

一態様によれば、第２の電磁弁１５は、加熱要素１１と混合ユニット７との間の第２の流体経路９に沿って配置される。

一実施形態では、マシン１は制御ユニット１６を備え、制御ユニット１６は、取得モジュール１７、処理モジュール１８、及び作動モジュール１９を含む。

取得モジュール１７は、入力データを受信するべく流量計６と信号通信し、供給ライン２に供給されるべき第１の温度の水の量を表す制御データを受信するように構成される。好ましくは、制御データは、それぞれ第１の流体経路８及び第２の流体経路９を通じて混合ユニット７に供給されるべき第１の温度の水の量及び第２の温度の水の量を表す。

処理モジュール１８は、取得モジュール１７と信号通信するように配置され、入力データ及び制御データに基づいて調整信号を生成するように構成される。

調整信号は、ポンプ３、第１の電磁弁１４、及び第２の電磁弁１５のうちの１つ又は複数の動作モードを表し得る。特に、この調整信号は、ポンプ３の動作時間、或いは第１の電磁弁１４又は第２の電磁弁１５の作動時間を表し得る。

作動モジュール１９は、調整信号を送信し、調整信号に基づいて供給ライン２に供給される第１の温度の水の量を調節するべく、ポンプ３と信号通信する。作動モジュール１９は、供給ライン２への第１の温度の水の供給を可能にする及び中断するべく調節信号に従ってポンプ３を作動させる及び非作動にするように構成される。

好ましくは、作動モジュール１９は、調整信号に基づいて、第１の流体経路８を通じて混合ユニット７に供給される第１の温度の水の量及び第２の流体経路９を通じて混合ユニット７に供給される第２の温度の水の量を調節するべく、第１の電磁弁１４及び第２の電磁弁１５と信号通信するように配置される。

また、好ましくは、作動モジュール１９は、それぞれ第１の流体経路８及び第２の流体経路９に沿った水の通過を可能にする及び止めるべく、調節信号に従って、第１の電磁弁１４及び第２の電磁弁１５を個々に又は同時に作動させる及び非作動にするように構成される。

これは、混合ユニット７に供給される第１の温度又は第２の温度の水の量を、単一の流体経路に作用することで正確に調節できるので有利である。

一実施形態では、作動モジュール１９は、制御信号に基づいて、ポンプ３、第１の電磁弁１４、及び第２の電磁弁１５のうちの１つ又は複数を断続的に作動させるように構成される。詳細には、作動モジュール１９は、インパルストレインに従って、ポンプ３、第１の電磁弁１４、及び第２の電磁弁１５のうちの１つ又は複数を作動させる及び非作動にするように構成される。

好ましくは、マシン１は、混合ユニット７に接続され、前記混合ユニット７から第１の温度の水と第２の温度の水の混合水を受け入れるように構成された、抽出チャンバ２１を備える。抽出チャンバ２１はさらに、コーヒー粉末を受け入れて収容するように構成される。使用中に、コーヒー粉末が混合水と接触して抽出飲料が製造される。

第１の実施形態において、抽出チャンバ２１は、混合ユニット７に接続され、混合水を受け入れるように構成された、ディスペンサユニットと、このようなディスペンサユニットに結合することができるフィルタホルダとを備える。特に、フィルタホルダは、コーヒー粉末を受け入れて収容するように構成されたシートを有する。ディスペンサユニットは、混合水をフィルタホルダのシートに供給するように構成される。

第２の実施形態において、抽出チャンバ２１は、第１の中空円筒体とプレス体を備える。第１の円筒体は、コーヒー粉末を収容するように適合される。プレス体は、混合水を受け入れるべく混合ユニット７に接続される。さらに、プレス体は、第１の円筒体内に収容されているコーヒー粉末をプレスし、混合ユニット７からの混合水を第１の円筒体内に運ぶように構成される。

本発明の目的はまた、前述の抽出飲料製造マシン１によって抽出飲料を調製するための方法を提案することである。

第１の実施形態によれば、方法は、混合ユニット７に供給されるべき総水量を定義するステップと、総水量の一部に対応する混合量を定義するステップを含む。

総水量を供給するために、方法は、総水量又はポンプ３が前記総水量を供給するのに必要な時間を表す第１のパラメータを定義するステップを含む。

混合量を供給するために、方法は、混合量又はポンプ３が前記混合量を供給するのに必要な時間を表す第２のパラメータを定義するステップを含む。

この第２のパラメータは、混合ユニット７に混合量を供給するために第１の電磁弁１４と第２の電磁弁１５が同時に作動する時間を表す。

第１及び第２のパラメータは、混合ユニット７に総水量及び混合量を供給するためのポンプ３の作動パルス数で定義することができる。

この方法は、供給ライン２を通る水の流量を表す入力データを生成するステップを含む。好ましくは、供給ライン２を通る水の流量を表す入力データを生成するステップは、流量計６によって実行される。

入力データは、ポンプ３が作動するときにポンプ３から供給ライン２に供給される水の量を決定するべく及び／又はポンプ３によって提供されるパルス数を決定するべく処理される。

さらに、方法は、
－ 第１のパラメータ及び入力データに従って供給ライン２に水を供給する／供給を停止するステップと、
－ 第１のパラメータ、第２のパラメータ、及び入力データのうちの１つ又は複数に従って第１の経路８及び／又は第２の経路９に水を供給する／供給を停止するステップと、
を含む。

第１のパラメータ及び入力データに従って供給ライン２に水を供給する／供給を停止するステップは、ポンプ３によって実行される。

第１のパラメータ、第２のパラメータ、及び入力データのうちの１つ又は複数に基づいて第１の経路８及び／又は第２の経路９に水を供給する／供給を停止するステップは、第１の電磁弁１４及び／又は第２の電磁弁１５によって実行される。

第１の動作モードによれば、方法は、
－ 供給ライン２、第１の流体経路８、及び第２の流体経路９に同時に水を供給するステップと、
－ 混合量に達したときに第１の流体経路８又は第２の流体経路９への水の供給を停止するステップと、
－ 総水量に達したときに依然として供給されている流体経路及び供給ライン２への水の供給を停止するステップと、
を含む。

言い換えれば、ポンプ３と電磁弁１４、１５は同時に作動される。混合ユニット７が混合量に等しい量の水を受け入れると、電磁弁１４、１５のうちの一方が非作動にされる。総水量に達したときに、非作動にされていなかった方の電磁弁とポンプ３が非作動にされる。好ましい実施形態によれば、混合量に達したときに電磁弁１４が非作動にされ、次いで、総水量に達したときに電磁弁１５が非作動にされる。

さらに、方法は、総水量の一部に対応する遅延量を定義するステップを含む。

遅延量を供給するために、方法は、遅延量又はポンプ３が前記遅延量を供給するのに必要な時間又はパルス数を表す第３のパラメータを定義するステップを含み得る。

この第３のパラメータはまた、第１の電磁弁１４の作動から第２の電磁弁１５の作動までの遅延時間又はその逆を表す。

第２の動作モードによれば、方法は、
－ 供給ライン２及び第２の流体経路９に同時に水を供給するステップと、
－ 遅延量に達したときに第１の流体経路８に水を供給するステップと、
－ 混合量に達したときに第１の流体経路８への水の供給を停止するステップと、
－ 総水量に達したときに第２の流体経路９及び供給ライン２への水の供給を停止するステップと、
を含む。

言い換えれば、ポンプ３と第２の電磁弁１５は同時に作動される。混合ユニット７が遅延量に等しい量の水を受け入れると、第１の電磁弁１４が作動される。混合量に達したときに、第１の電磁弁１４が非作動にされ、一方、ポンプ３と第２の電磁弁１５は総水量に達するまで作動したままにされる。

第２の実施形態において、方法は、参照量とポンプ３が前記参照量を供給するのに必要な参照時間を定義するステップを含む。さらに、方法は、総水量の一部に対応する分割量と停止時間を定義するステップを含む。方法は、参照量、参照時間、分割量、停止時間、ポンプ３が参照量及び／又は分割量を供給するのに必要なパルス数のうちの１つ又は複数を表す第４のパラメータを定義するステップを含み得る。

一態様によれば、方法は、
－ 供給ライン２及び第２の流体経路９に同時に水を供給するステップと、
－ 参照量に達するのにかかった時間が参照時間よりも短い場合、第１の流体経路８にも水が供給されるステップと、
－ 分割量に達したときに第１の流体経路８への水の供給を停止するステップと、
－ 第１の流体経路８への水の供給を停止時間に等しい時間にわたって停止したままにするステップと、
－ 総水量に達したときに第２の流体経路９及び供給ライン２への水の供給を停止するステップと、
を含む。

第１の経路８への水の供給は、第４のパラメータに基づくインパルストレインに従って可能にする及び止めることができる。例として、流量計６によって検出された供給ライン２を通る水の流量が、参照量と参照時間との比よりも大きい場合、水は第１の経路８と第２の経路９の両方に供給される。逆の場合、水は第２の経路９にのみ供給される。作動時に、第１の経路８への水の供給は、分割量に達するまで維持され、その後、停止時間に等しい時間にわたって中断される。

これは、飲料の調製に用いられる食用粉末、例えばコーヒー粉末が粒径の不均一性を有する場合でも、優れた抽出飲料を得ることを可能にするので有利である。

本発明の目的である方法は、リアルタイムで計算される唯一の情報として供給ライン２を通る水の流量を使用して、第２の温度の水流と第１の温度の水流を混合することを可能にする。

これは、第１の流体経路８又は第２の流体経路９に沿った比例弁及び温度センサ又は圧力センサの使用を不要にするので有利である。

Claims (13)

1. 分岐点（５）を有する供給ライン（２）と、
   外部ソース（４）から第１の温度の水を受け入れ、前記第１の温度の水を供給ライン（２）に供給するように構成されたポンプ（３）と、
   ポンプ（３）と分岐点（５）との間の供給ライン（２）上に配置された流量計（６）と、
   第１の温度の水と第１の温度よりも高い第２の温度の水を受け入れ、混合して、混合水を生成するように構成された混合ユニット（７）と、
   供給ライン（２）の分岐点（５）を混合ユニット（７）に接続し、混合ユニット（７）に第１の温度の水を供給するように構成された、第１の流体経路（８）と、
   供給ライン（２）の分岐点（５）を混合ユニット（７）に接続し、混合ユニット（７）に第２の温度の水を供給するように構成され、第１の流体経路（８）と並列である、第２の流体経路（９）と、
   第２の流体経路（９）に沿って配置され、分岐点（５）から第１の温度の水を受け入れ、混合ユニット（７）に第２の温度の水を供給するように構成された、加熱要素（１１）と、
   を備える、抽出飲料製造マシン（１）であって、
   それぞれ第１の流体経路（８）及び第２の流体経路（９）に沿って配置された第１のノズル（１２）及び第２のノズル（１３）を備え、前記第１のノズル（１２）及び第２のノズル（１３）は、それぞれ第１の流体経路（８）及び第２の流体経路（９）に沿った流体の流量を設定することができることを特徴とする、抽出飲料製造マシン（１）。
2. 前記第２のノズル（１３）は、分岐点（５）と加熱要素（１１）との間の第２の流体経路（９）に沿って配置される、前記請求項に記載の抽出飲料製造マシン（１）。
3. それぞれ第１の流体経路（８）及び第２の流体経路（９）に沿って配置された第１の電磁弁（１４）及び第２の電磁弁（１５）を備え、前記第１の電磁弁（１４）及び第２の電磁弁（１５）は、オン／オフ式であり、それぞれ第１の流体経路（８）及び第２の流体経路（９）に沿った水の通過を止める及び可能にするべく制御されるように構成される、前記請求項のいずれかに記載の抽出飲料製造マシン（１）。
4. 前記第２の電磁弁（１５）は、加熱要素（１１）と混合ユニット（７）との間の第２の流体経路（９）に沿って配置される、前記請求項に記載の抽出飲料製造マシン（１）。
5. 前記第１のノズル（１２）は、第１の電磁弁（１４）と混合ユニット（７）との間の第１の流体経路（８）に沿って配置される、請求項３又は請求項４に記載の抽出飲料製造マシン（１）。
6. 前記流量計（６）は、供給ライン（２）を通る第１の温度の水の流量を表す入力データを生成するように構成され、前記マシン（１）は制御ユニット（１６）を備え、前記制御ユニット（１６）は、
   入力データを受信するべく流量計（６）と信号通信し、供給ライン（２）に供給されるべき第１の温度の水の量を表す制御データを受信するように構成された、取得モジュール（１７）と、
   前記取得モジュール（１７）と信号通信し、入力データ及び制御データに基づいて調整信号（１２）を生成するように構成された、処理モジュール（１８）と、
   前記調整信号を送信し、前記調整信号に従って供給ライン（２）に供給される第１の温度の水の量を調整するべくポンプ（３）と信号通信する、作動モジュール（１９）と、
   を含む、前記請求項のいずれかに記載の抽出飲料製造マシン（１）。
7. 前記制御データは、混合ユニット（７）に供給されるべき第１の温度の水の量及び第２の温度の水の量を表し、前記作動モジュール（１９）は、前記調整信号に従って、第１の流体経路（８）を通じて混合ユニット（７）に供給される第１の温度の水の量及び第２の流体経路（９）を通じて混合ユニット（７）に供給される第２の温度の水の量を調整するべく、第１の電磁弁（１４）及び第２の電磁弁（１５）と信号通信する、請求項６及び請求項３～請求項５のいずれかに記載の抽出飲料製造マシン（１）。
8. 前記作動モジュール（１９）は、前記調整信号に従って、ポンプ（３）、第１の電磁弁（１４）、及び第２の電磁弁（１５）のうちの１つ又は複数を断続的に作動させるように構成される、請求項６又は請求項７に記載の抽出飲料製造マシン（１）。
9. 混合ユニット（７）に供給されるべき総水量を定義するステップと、
   前記総水量の一部に対応する混合量を定義するステップと、
   供給ライン（２）を通る水の流量を表す入力データを生成するステップと、
   前記総水量及び入力データに従って供給ライン（２）に水を供給する／供給を停止するステップと、
   前記総水量、混合量、及び入力データに従って第１の経路（８）及び／又は第２の経路（９）に水を供給する／供給を停止するステップと、
   を含む、前記請求項のいずれかに記載の抽出飲料製造マシン（１）を使用して抽出飲料を製造する方法。
10. 供給ライン（２）、第１の流体経路（８）、及び第２の流体経路（９）に同時に水を供給するステップと、
    混合量に達したときに第１の流体経路（８）又は第２の流体経路（９）への水の供給を停止するステップと、
    総水量に達したときに依然として供給されている流体経路及び供給ライン（２）への水の供給を停止するステップと、
    を逐次的に含む、前記請求項に記載の方法。
11. 総水量の一部に対応する遅延量を定義するステップと、
    供給ライン（２）及び第２の流体経路（９）に同時に水を供給するステップと、
    遅延量に達したときに第１の流体経路（８）に水を供給するステップと、
    混合量に達したときに第１の流体経路（８）への水の供給を停止するステップと、
    総水量に達したときに第２の流体経路（９）及び供給ライン（２）への水の供給を停止するステップと、
    を逐次的に含む、請求項９に記載の方法。
12. 参照量とポンプ（３）が前記参照量を供給するのに必要な参照時間を定義するステップと、
    総水量の一部に対応する分割量と停止時間を定義するステップと、
    供給ライン（２）及び第２の流体経路（９）に同時に水を供給するステップと、
    参照量に達するのにかかった時間が参照時間よりも短い場合、第１の流体経路（８）に水を供給するステップと、
    分割量に達したときに第１の流体経路（８）への水の供給を停止するステップと、
    第１の流体経路（８）への水の供給を停止時間に等しい時間にわたって停止したままにするステップと、
    総水量に達したときに第２の流体経路（９）及び供給ライン（２）への水の供給を停止するステップと、
    を逐次的に含む、請求項９に記載の方法。
13. 前記第１の経路（８）及び／又は第２の経路（９）に水を供給する／供給を停止するステップは、それぞれ第１の流体経路（８）及び第２の流体経路（９）に沿って配置された第１の電磁弁（１４）及び第２の電磁弁（１５）によって実行され、前記第１の電磁弁（１４）及び第２の電磁弁（１５）は、オン／オフ式であり、それぞれ第１の流体経路（８）及び第２の流体経路（９）に沿った流体の通過を止める及び可能にするべく制御されるように構成される、請求項９～請求項１２のいずれかに記載の方法。

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