JP2023012888A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】購入商品と登録商品の照合作業を効率化する技術を提供する。【解決手段】一実施形態に係る情報処理装置は、判定部と、第1の出力部と、取得部と、第2の出力部とを備える。判定部は、商品の登録に関する情報が撮影条件を満たすか否かを判定する。第1の出力部は、判定部の判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示を出力する。取得部は、指示に基づいて撮影された商品の撮影画像データを取得する。第2の出力部は、取得部により取得された撮影画像データを出力する。【選択図】 図18

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
商品が陳列されている売場において客が買物をする際に、スマートフォン、タブレット型端末等のモバイル端末を自ら操作して購入商品に係るデータを入力するようにした取引処理システムは、既に知られている。
この種の取引処理システムは、買物かご等に入れた購入商品に係るデータの入力をセルフで行った客、いわゆるセルフ対応の客の会計を専用のセルフ会計機で処理する。このようなシステムにおいて、客による商品の登録忘れや、不正登録を予防するため、会計時に会計エリアにおいて店員により客が買物かご等に入れた購入商品と登録した登録商品の確認を行う等の対応が採られている。
しかしながら、すべての客、すべての購入商品について購入商品との照合を行うことは困難である。そのため、購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うための対策が求められている。
特開2020-107122号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、購入商品と登録商品の照合作業を効率化する技術を提供しようとするものである。
一実施形態において、情報処理装置は、判定部と、第1の出力部と、取得部と、第2の出力部とを備える。判定部は、商品の登録に関する情報が撮影条件を満たすか否かを判定する。第1の出力部は、判定部の判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示を出力する。取得部は、指示に基づいて撮影された商品の撮影画像データを取得する。第2の出力部は、取得部により取得された撮影画像データを出力する。
図1は、一実施形態に係る取引処理システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、一実施形態に係るショッピングカートの一例を示す斜視図である。 図3は、取引処理システムを利用する客の買物前の動作説明に用いるシーケンス図である。 図4は、同客の買物中及び会計前の動作説明に用いるシーケンス図である。 図5は、同客の専用会計機での会計の動作説明に用いるシーケンス図である。 図6は、一実施形態に係るスマートフォンに表示される入店コード読取画面の一例を示す模式図である。 図7は、一実施形態に係るスマートフォンに表示される登録中画面の一例を示す模式図である。 図8は、一実施形態に係るスマートフォンに表示されるスキャニング画面の一例を示す模式図である。 図9は、一実施形態に係るスマートフォンに表示される登録中画面の一例を示す模式図である。 図10は、一実施形態に係るスマートフォンに表示される会計画面の一例を示す模式図である。 図11は、一実施形態に係る監視サーバの構成例を概略的に示すブロック図である。 図12は、一実施形態に係るスマートフォンの構成例を概略的に示すブロック図である。 図13は、一実施形態に係る取引データ記憶領域に記憶される第1のインデックスファイルの主要なデータ構造を示す図である。 図14は、一実施形態に係る取引データ記憶領域に記憶される第1の取引ファイルの主要なデータ構造を示す図である。 図15は、一実施形態に係る撮影画像記憶領域に記憶される撮影画像管理データの主要なデータ構造を示す図である。 図16は、一実施形態に係る監視サーバによる情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図17は、一実施形態に係るスマートフォンによる情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、一実施形態に係るスマートフォンに表示されるガイダンス画面の一例を示す模式図である。
以下、一実施形態について、図面を用いて説明する。
なお、本実施形態は、商品が陳列されている売場において客が商品を購入する際に、モバイル端末であるスマートフォンを客自身が自ら操作して購入商品に係るデータを入力し、会計も専用の会計機を利用してセルフで行うようにした取引処理システムを例示する。スマートフォンは、客が操作する情報処理装置の一例である。なお、以下の説明において、客は、ユーザ、消費者又は会員と称される場合がある。
[取引処理システム100の構成]
図1は、本実施形態に係る取引処理システム100の概略構成を示すブロック図である。取引処理システム100は、クラウドコンピューティングを利用したサーバシステム10と、加盟店に構築されるPOS(Point Of Sales)システム20とを含む。サーバシステム10とPOSシステム20とは、インターネットプロトコルを利用したネットワーク30を通じて双方向のデータ通信を可能としている。ネットワーク30は、公衆回線又は専用回線を中継網とし、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動体通信網、携帯電話通信網等をアクセス網とした広域のネットワークである。したがって、携帯電話通信網を利用するスマートフォン40は、ネットワーク30を介してサーバシステム10にアクセスすることができる。
加盟店は、サーバシステム10の管理会社と利用契約を結んだ店舗である。なお、図1では、1つの加盟店のPOSシステム20を示している。他の加盟店のPOSシステムも同様にネットワーク30に接続されることは言うまでもない。ただし、他の加盟店のPOSシステムが、必ずしも図1に示すPOSシステム20と同一構成であるとは限らない。加盟店によってPOSシステムの構成の一部が異なる場合もあり得る。
サーバシステム10は、データベースサーバ11と、管理サーバ12と、仮想POSサーバ13とを備え、各サーバ間を通信回線14で接続している。またサーバシステム10は、通信回線14にルータ15を接続し、このルータ15を介してネットワーク30と接続している。
データベースサーバ11は、加盟店データベース111、会員データベース112、各加盟店の第1商品マスタ113等を管理するサービスを提供するコンピュータである。
加盟店データベース111は、加盟店毎に作成される加盟店レコードの集合体である。加盟店レコードは、加盟店毎に設定される一意の店舗IDと、当該加盟店に関する種々のデータとを記録したデータレコードである。加盟店レコードのデータには、当該加盟店とネットワーク30を通じてのデータ通信に必要なネットワークアドレス等が含まれる。
会員データベース112は、取引処理システム100を利用して買物を行うために会員登録を行った消費者毎に作成される会員レコードの集合体である。会員レコードは、消費者毎に設定される一意の会員IDと、当該消費者に関する種々のデータとを記録したデータレコードである。
各加盟店の第1商品マスタ113は、それぞれ対応する加盟店で販売される商品毎に作成される商品レコードの集合体である。商品レコードは、商品毎に設定される一意の商品コードと、当該商品に関する種々のデータとを記録したデータレコードである。商品レコードのデータには、商品名、価格等が含まれる。各第1商品マスタ113は、それぞれ対応する加盟店のPOSシステム20から、例えば開店前の所定の時刻にデータベースサーバ11へとアップロードされる。
因みに、第1商品マスタ113は、仮想POSサーバ13によって管理されてもよい。また、加盟店データベース111及び会員データベース112を管理サーバ12が管理し、データベースサーバ11を省略することもできる。
管理サーバ12は、データベースサーバ11及び仮想POSサーバ13と協働して、取引処理システム100を利用して加盟店で買物を行う客の取引に係る情報を管理するサービスを提供するコンピュータである。仮想POSサーバ13は、客が購入する商品の販売データをPOSアプリケーションに従い仮想的に登録するサービスを提供するコンピュータである。管理サーバ12及び仮想POSサーバ13の主要な機能については、後述の動作説明の中で明らかにする。
POSシステム20は、店舗サーバ21、会計サーバ22、監視端末23、POS端末24、専用会計機25、及び監視サーバ26を備え、これらを店舗内ネットワーク27で接続している。またPOSシステム20は、店舗内ネットワーク27にルータ28を接続し、このルータ28を介してネットワーク30と接続している。さらにPOSシステム20は、店舗内ネットワーク27にアクセスポイント29を接続し、このアクセスポイント29を介してスマートフォン40、タブレット型端末等のモバイル端末と無線LANによるデータ通信を可能としている。
店舗サーバ21は、当該POSシステム20が構築される加盟店で決済された取引の情報を基に、当該加盟店の売上情報、商品の在庫情報及び発注情報等を管理するサービスを提供するコンピュータである。
店舗サーバ21は、第2商品マスタ211を備える。第2商品マスタ211は、当該加盟店で販売される商品毎に作成される商品レコードの集合体である。商品レコードは、商品毎に設定される一意の商品コードと、当該商品に関する種々のデータとを記録したデータレコードである。商品レコードのデータには、商品名、価格等が含まれる。すなわち、第2商品マスタ211は、サーバシステム10にアップロードされることによって第1商品マスタ113となる。ただし第2商品マスタ211は、営業時間帯に価格等が変更されると、その変更がデータに反映される。したがって、商品によっては第1商品マスタ113と第2商品マスタ211とで価格等が異なる場合がある。
店舗サーバ21は、監視端末23による会員監視機能を支援するサービスを提供するコンピュータである。会員監視機能は、取引処理システム100を利用して買物を行っている客の状況を監視する機能である。この会員監視機能により、監視端末23のモニタには、客が売場にてスマートフォン40を用いてデータを入力した登録商品のリストが表示される。登録商品は、客がスマートフォン40を用いてデータを入力した決済前の商品である。登録商品は、単に商品ともいう。監視端末23は、監視画像をモニタに表示する。監視画像は、スマートフォン40を用いて入力された登録商品の情報、及びスマートフォン40のステータス等を監視するための画像である。監視画像は、登録商品のリスト、及び購入商品を撮影した撮影画像等を含む。購入商品は、客が買物かご等に入れた購入を予定している決済前の商品である。会員監視機能は、監視対象に対して、客の登録商品の情報と購入商品との照合を行うための機能を含む。監視対象は、商品の登録忘れや不正登録が疑われる商品又は商品登録を含む。また、モニタには、そのデータ入力により店員に報知すべき事象が発生した場合に警告が表示される。店員に報知すべき事象とは、例えば客が年齢制限のある酒、煙草等を購入した場合、スキャニングしたバーコードの商品コードが第2商品マスタ211に設定されていないために登録エラーとなった場合、等である。
会計サーバ22は、専用会計機25を利用して行う会員の会計を支援するサービスを提供するコンピュータである。会計サーバ22の機能については、後述の動作説明の中で明らかにする。
POS端末24は、主として取引処理システム100を利用しない客との取引を決済するための会計機である。POS端末24は、店員が操作者となる。POS端末24は、取引処理システム100を利用する客との取引の決済も可能である。なお、POS端末は、登録機と会計機とに分離され、登録機は店員が操作し、会計機は客が操作するセミセルフ方式のPOS端末であってもよい。POS端末は、登録処理及び会計処理を、客自身により実行するフルセルフ方式のPOS端末であってもよい。
専用会計機25は、取引処理システム100を利用する客との取引を決済するための会計機である。専用会計機25は、客が操作者となる。取引処理システム100を利用しない客は、専用会計機25で決済することができない。
専用会計機25は、取引処理システム100を利用する客が使用するスマートフォン40に表示される会計用バーコードをスキャンする機能、電子マネー、クレジットカード、現金等の種々の支払方法に対応した決済金額の支払処理機能、電子マネーのチャージ機能等を有する。
監視サーバ26は、サーバシステム10と連携して、客が売場にてスマートフォン40を用いてデータを入力した登録商品の情報を監視するコンピュータである。監視サーバ26は、店舗サーバ21と連携して、監視端末23による会員監視機能を実現させるための情報処理を行う。監視サーバ26の機能については、後述の動作説明の中で明らかにする。監視サーバ26は、情報処理装置の一例である。
[ショッピングカートの構成]
図2は、一実施形態に係るカートCの一例を示す斜視図である。カートCは、移動用のキャスタ部C1と、ハンドルフレーム部C2と、籠受部C3とを備えている。キャスタ部C1は、床面上を円滑に移動させるための4輪の車輪を有している。ハンドルフレーム部C2は、キャスタ部C1の後輪側に立設された一対の縦フレームC21、C21と、これら縦フレームC21、C21の上端を連結するハンドルバーC22と、を含む。籠受部C3は、ハンドルフレーム部C2の中途部位から前方にある。カートCは、籠受部C3及びその下部において、店備え付けの買物かごBAを載置することができる。
カートCの一方の縦フレームC21にポールC4が取り付けられている。そしてそのポールC4の先端に、スマートフォン40の置台400が設けられている。カートCを使用する消費者は、自らが所有するスマートフォン40を置台400に載置して買物を行うことができる。
[取引処理システム100の動作]
次に、取引処理システムの主要な動作について説明する。動作は、事前準備、買物前、買物中、会計前及び会計の順に説明する。
<事前準備>
取引処理システム100を利用して加盟店で買物を行いたい消費者は、先ず、スマートフォン40に専用のアプリケーションプログラム(以下、買物アプリと称する)をインストールして会員登録を行う。会員登録は、ネットワーク30を介してサーバシステム10の管理サーバ12に対して行う。管理サーバ12は、会員登録を行った消費者に固有の会員IDを発行し、その会員IDを記録した会員レコードを会員データベース112に登録する。また管理サーバ12は、会員登録を行った消費者のスマートフォン40にネットワーク30を介して会員IDを通知する。スマートフォン40は、買物アプリと関連付けて会員IDを記憶する。
会員登録を行うことで、消費者は会員となる。会員は、加盟店で使用可能な電子マネーの利用登録を行うことができる。利用登録は、スマートフォン40からネットワーク30を介して管理サーバ12に対して行う。管理サーバ12は、当該会員の会員IDが記録された会員レコードに、利用登録のあった電子マネーの電子マネーIDを記録する。なお、電子マネーの利用登録は、必須ではない。
<買物前(図3、図6を参照)>
会員は、加盟店への入店前に、スマートフォン40を操作して買物アプリを起動する。買物アプリが起動すると、スマートフォン40におけるタッチパネルの画面が入店用コード読取画面Sa(図6)に遷移する。入店用コード読取画面Saは、スマートフォン40に搭載されたカメラで入店用コードCin(図3)を読み取るための画面である。
入店用コードCinは、加盟店の入口に用意されている。例えば入店用コードCinは、紙媒体に印刷されて入口に貼り付けられている。例えば入店用コードCinは、入口に置かれたディスプレイに表示されている。入店用コードCinは、加盟店に係る設定情報を、例えば二次元コード体系でコード化したものである。設定情報は、加盟店に設定された店舗ID、無線LANデータ等を含む。無線LANデータは、スマートフォン40が無線LANを利用してアクセスポイント29と接続するために必要なSSID、パスワード、セキュリティ情報等である。
図6に示すように、入店用コード読取画面Saには、カメラ起動ボタンBaが表示されている。会員は、カメラ起動ボタンBaにタッチする。そうすると、スマートフォン40のカメラが起動するので、会員は、カメラのレンズを入店用コードCinに向ける。カメラは、入店用コードCinをスキャニングする。
入店用コードCinがスキャニングされると、スマートフォン40は、入店要求コマンドCMa(図3)をネットワーク30経由で管理サーバ12に送信する。入店要求コマンドCMaは、少なくとも会員IDと入店用コードCinに含まれている店舗IDとを含む。
管理サーバ12は、入店要求コマンドCMaから会員IDを取得し、会員認証を行う(図3・ACT1)。会員認証は、会員IDが有効な会員IDとして管理されているか否かを確認することで行う。例えば、脱退申請、不正行為等の理由により会員の資格を失った消費者の会員IDを有する会員レコードには、無効フラグが記録されている。管理サーバ12は、無効フラグが記録された会員レコードの会員IDを入店要求コマンドCMaから取得した場合、会員認証を否認とする。管理サーバ12は、無効フラグが記録されていない会員レコードの会員IDを入店要求コマンドCMaから取得した場合には、会員認証を承認とする。
管理サーバ12は、会員認証を承認とするか否認とするかを判定する(図3・ACT2)。会員認証を否認とする場合、管理サーバ12は、スマートフォン40に入店拒否コマンドCMbに返信する。入店拒否コマンドCMbは、ネットワーク30経由で、スマートフォン40に送信される。入店拒否コマンドCMbを受信したスマートフォン40は、買物アプリを停止する。したがって客は、その加盟店でスマートフォン40を自ら操作して購入商品に係るデータを入力する、いわゆるセルフ対応の買物を行うことができない。
管理サーバ12は、会員認証を承認とする場合には取引IDを発行する(図3・ACT3)。取引IDは、会員が加盟店で買物を行う毎にその買物、つまりは商品売買の取引に対して設定される固有のIDである。例えば店舗コードと日付と連続番号との組み合わせにより、一意の取引IDが発行される。管理サーバ12は、入店要求コマンドCMaから取得した会員ID及び店舗IDと、発行した取引IDとを関連付けて、連携テーブル70(図3)に記述する。すなわち連携テーブル70は、セルフ対応の買物を行う消費者の会員IDと関連付けて、買物を行う加盟店の店舗IDと、その取引に対して発行された一意の取引IDとを関連付けて記憶するデータテーブルである。
管理サーバ12は、スマートフォン40に入店承認コマンドCMcに返信する。入店承認コマンドCMcは、ネットワーク30経由で、スマートフォン40に送信される。入店承認コマンドCMcを受信したスマートフォン40は、入店用コードCinから取得した無線LANデータを用いて、アクセスポイント29と無線LANで接続する。スマートフォン40は、アクセスポイント29と無線LANで接続されると、タッチパネルの画面が買物開始画面に遷移する。買物開始画面は、消費者に買物の開始を促す画面である。買物開始画面には、買物開始ボタンが表示されている。
一方、入店承認コマンドCMcに送信した管理サーバ12は、仮想POSサーバ13に対し、取引ファイルの作成指示コマンドCMdを送信する。作成指示コマンドCMdは、連携テーブル70において会員IDと関連付けて記憶した店舗IDと取引IDとを含む。作成指示コマンドCMdを受信した仮想POSサーバ13は、記憶部に取引ファイル80(図3)を作成する。そして仮想POSサーバ13は、その取引ファイル80に、作成指示コマンドCMdに含まれる店舗IDと取引IDとを記述する。取引ファイル80は、取引IDで特定される会員との取引で当該会員が購入する商品の販売データと、その取引の決済金額に対する支払データとを記録するデータファイルである。
<買物中(図4、図7、図8、図9を参照)>
買物開始画面を確認した会員は、買物開始ボタンにタッチする。そうすると、タッチパネルの画面が登録中画面Sb(図7)に遷移する。図7に示すように登録中画面Sbには、登録商品の合計点数及び合計金額が表示される。ただし、購入商品がまだ登録されていないので、合計点数及び合計金額はいずれも“0”である。また登録中画面Sbには、バーコード無ボタンBb、スキャンボタンBc及び会計ボタンBdが表示される。バーコード無ボタンBbは、バーコードが付されていない商品のデータを入力する場合にタッチするボタンである。スキャンボタンBcは、バーコードが付されている商品のデータを入力する場合にタッチするボタンである。会計ボタンBdは、買物を終えて会計を指示する場合にタッチするボタンである。ただし、商品登録がまだ行われていないため、会計ボタンBdは、操作不能となっている。例えば、会計ボタンBdはグレーアウトしている。会計ボタンBdは消去されていてもよい。
会員は、商品が陳列されている売場において購入する商品を見つけると、その商品にバーコードBC(図4)が付されているか否かを確認する。バーコードBCが付されている場合、会員は、スキャンボタンBcにタッチする。スキャンボタンBcがタッチされると、タッチパネルの画面がスキャニング画面Sc(図8)に遷移する。図8に示すように、スキャニング画面Scには、バーコードの読取領域を示す枠線ARaが表示されている。また、バーコード無ボタンBbと、戻るボタンBeとが表示されている。戻るボタンBeは、バーコードBCのスキャニングを中止する場合にタッチするボタンである。
会員は、購入商品のバーコードBCが枠線ARa内に入るようにスマートフォン40を操作する。バーコードBCが枠線ARa内に入ると、そのバーコードBCがスマートフォン40のカメラによってスキャニングされる。
バーコードBCをスキャニングしたスマートフォン40は、登録要求コマンドCMe(図4)を無線LAN経由で管理サーバ12に送信する。登録要求コマンドCMeは、会員IDとバーコードBCのデータ、いわゆるバーコードデータとを含む。登録要求コマンドCMeは、アクセスポイント29で受信され、さらにルータ28からネットワーク30経由で管理サーバ12へと送信される。
管理サーバ12は、登録要求コマンドCMeに含まれる会員IDで連携テーブル70を検索して、当該会員IDに関連付けられた店舗IDと取引IDとを取得する。そして管理サーバ12は、会員IDを店舗IDと取引IDとに置換した登録要求コマンドCMfを仮想POSサーバ13へと送信する。
仮想POSサーバ13は、登録要求コマンドCMfから店舗ID、取引ID及びバーコードデータを取得する。そして仮想POSサーバ13は、バーコードデータから商品コードを取得する。仮想POSサーバ13は、店舗IDで特定される加盟店の第1商品マスタ113を検索して、当該商品コードを含む商品レコードを取得する。そして仮想POSサーバ13は、その商品レコードの商品データを基に、商品コード、商品の種類、商品名、価格、販売点数、販売金額等からなる商品販売データを、店舗ID及び取引IDが記述されている取引ファイル80に登録する。
管理サーバ12は、仮想POSサーバ13から商品販売データが登録された取引ファイル80を取得する。そして管理サーバ12は、登録要求コマンドCMeの送信元であるスマートフォン40に対し、登録応答コマンドCMg(図4)を送信する。登録応答コマンドCMgは、仮想POSサーバ13から取得した取引ファイル80のデータを含む。登録応答コマンドCMgは、ルータ15からネットワーク30経由でPOSシステム20へと送信され、さらにアクセスポイント29からスマートフォン40へと送信される。
登録応答コマンドCMgを受信したスマートフォン40においては、タッチパネルの画面が登録中画面Sd(図9)に遷移する。登録中画面Sdは、1点目の商品AAAに係る商品販売データが取引ファイル80に登録された場合の画面である。図9に示すように登録中画面Sdには、商品AAAの販売金額“¥100”と販売点数“1点”とが表示される。また、合計点数が“1点”となり、合計金額が“¥100”となる。また、会計ボタンBdの入力が可能となる。
以後、会員は、2点目以降の購入商品についても、スキャンボタンBcにタッチして、商品のバーコードをスキャニングする。そうすることにより、管理サーバ12及び仮想POSサーバ13は、上記と同様に動作する。その結果、登録中画面Sbには、購入商品の品名、販売金額及び販売点数と、その合計点数及び合計金額が表示される。
ところで、前述したように、取引ファイル80に記憶される商品販売データの販売金額は、第1商品マスタ113の価格に基づいて算出される。この第1商品マスタ113の価格は、仮に営業時間中に価格変更があった場合でもその変更が反映されない。このため、登録中画面Sdに表示される販売金額及び合計金額は、現時点の価格に基づく金額とは異なる場合がある。このため、登録中画面Sdに表示される販売金額及び合計金額は、あくまでも買物中の参考金額という位置づけである。
なお、購入商品にバーコードが付されていない場合には、会員は、バーコード無ボタンBbにタッチする。そうすると、スマートフォン40のタッチパネルにバーコード無し商品の一覧が表示されるので、会員は、その一覧の中から購入商品を選択する。そうすると、その購入商品の商品IDを含む登録要求コマンドCMeが管理サーバ12へと送信される。以後の動作は、商品のバーコードBCをスマートフォン40でスキャニングした場合と同様である。
<会計前(図4、図10を参照)>
売場での買物を終えて会計に移行する会員は、登録中画面Sdの会計ボタンBdにタッチする。会計ボタンBdがタッチされると、スマートフォン40は、会計要求コマンドCMh(図4)を無線LAN経由で管理サーバ12に送信する。会計要求コマンドCMhは、会員IDを含む。会計要求コマンドCMhは、アクセスポイント29で受信され、ルータ28からネットワーク30経由で管理サーバ12へと送信される。
管理サーバ12は、会計コードを発行する(図4・ACT11)。会計コードは、例えば日付と時刻と連続番号とを組み合わせたものであり、少なくとも1営業日において重複する会計コードが発行されることはない。管理サーバ12は、第1画像Ca(図10)を生成する(図4・ACT12)。第1画像Caは、会計コードをバーコード化した画像、つまりは会計用バーコードの画像である。
管理サーバ12は、会計要求コマンドCMhの送信元であるスマートフォン40に対し、会計承認コマンドCMiを送信する。会計承認コマンドCMiは、第1画像Caを含む。
会計承認コマンドCMiは、ネットワーク30経由でPOSシステム20に送信され、アクセスポイント29から無線LAN経由でスマートフォン40へと送信される。会計承認コマンドCMiを受信したスマートフォン40においては、タッチパネルの画面が会計画面Se(図10)に遷移する。図10に示すように、会計画面Seには、第1画像Caが表示される。また、会計画面Seには、終了ボタンBfが表示される。終了ボタンBfは、会計を取り止める場合にタッチするボタンである。
また、管理サーバ12は、会計要求コマンドCMhから取得した会員IDと関連付けて連携テーブル70に記憶されている店舗IDと取引IDとを取得する。そして管理サーバ12は、仮想POSサーバ13から、当該店舗IDと取引IDとが記述された取引ファイル80を取得する。そして管理サーバ12は、その取引ファイル80と会計コードとを、店舗IDで識別される加盟店のPOSシステム20へと送信する。これにより、取引ファイル80と会計コードのデータは、ネットワーク30経由で該当する加盟店の店舗サーバ21へと送信される。店舗サーバ21は、管理サーバ12から受信した取引ファイル80と会計コードのデータを会計サーバ22に転送する。会計サーバ22は、会計コードと関連付けて取引ファイル80をメモリに格納する。
<会計(図5を参照)>
会計画面Seを確認した会員は、専用会計機25を利用して、電子マネー、クレジットカード、現金等の種々の支払方法により会計を行う。
図5を用いて、専用会計機25を利用する会計の動作について説明する。
会員は、会計画面Seの第1画像Caつまりは会計用バーコードを、専用会計機25のスキャナでスキャニングする。そうすると、専用会計機25から会計用バーコードのデータ、いわゆるバーコードデータBCD(図5)が会計サーバ22へと送信される。
会計サーバ22は、バーコードデータBCDから会計コードを取得する(図5・ACT21)。そして会計サーバ22は、メモリから当該会計コードと関連付けられた取引ファイル80を検出する(図5・ACT22)。会計サーバ22は、取引ファイル80を専用会計機25へと送信する。
専用会計機25は、店舗サーバ21によって管理されている第2商品マスタ211を参照して、決済金額の再計算を行う。具体的には、専用会計機25は、取引ファイル80に登録されている商品コードを取得する。そして専用会計機25は、第2商品マスタ211を検索して、当該商品コードを含む商品レコードの価格を取得する。専用会計機25は、その価格に、商品コードとともに取引ファイル80に登録されていた販売点数を乗算して、当該商品コードで特定される購入商品の販売金額を算出する。以上の処理を、専用会計機25は、取引ファイル80に登録されている全ての商品コードについて実行する。そして、専用会計機25は、全購入商品の販売金額を合算して、決済金額を算出する。
専用会計機25は、再計算した決済金額をディスプレイに表示する。そして、代金の支払方法が選択されるのを待ち受ける(図5・ACT32)。再計算した決済金額は、スマートフォン40に表示されていた合計金額とは異なる場合がある。その場合も、スマートフォン40の合計金額は参考金額であるため、客は、専用会計機25に表示された決済金額に対して支払いを行うこととなる。
会員は、支払方法を選択する。例えば現金を選択した場合、専用会計機25は、決済金額を現金で支払う支払処理を実行する(図5・ACT33)。例えばクレジットカードが選択された場合、専用会計機25は、決済金額をクレジットカードで支払う支払処理を実行する。なお、これらの支払処理は周知の処理であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
支払処理を終えると、専用会計機25は、会計サーバ22に支払終了通知コマンドCMjを送信する。支払終了通知コマンドCMjには、支払データが含まれる。例えば現金支払いの場合、支払データは、預り金額、釣銭額等である。例えばクレジットカード支払いの場合、支払データはクレジットカードによる支払金額等である。
会計サーバ22は、取引ファイル80に支払データを登録する。また、会計サーバ22は、取引ファイル80に終了ステータスを設定する。終了ステータスが設定された取引ファイル80は、会計サーバ22又は店舗サーバ21の記録部に保存される。
[監視サーバ26の構成]
図11は、一実施形態に係る監視サーバ26の構成例を概略的に示すブロック図である。
監視サーバ26は、プロセッサ261、メインメモリ262、補助記憶ユニット263、通信インタフェース264及び伝送路265を含む。プロセッサ261、メインメモリ262、補助記憶ユニット263及び通信インタフェース264は、伝送路265を介して通信可能とされている。監視サーバ26は、プロセッサ261、メインメモリ262及び補助記憶ユニット263と、これらを接続する伝送路265とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ261は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ261は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、監視サーバ26としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ261は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ262は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ262は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ262は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ262は、プロセッサが各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ262は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサによってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば不揮発性のメモリ領域はROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域はRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶ユニット263は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶ユニット263として使用される。補助記憶ユニット263は、プロセッサ261が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ261での処理によって作成されたデータを保存する。補助記憶ユニット263は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
通信インタフェース264は、店舗内ネットワーク27に接続された各部との間で所定の通信プロトコルに従いデータ通信を行う。通信インタフェース264としては、例えばLAN用の周知の通信デバイスを適用できる。
伝送路265は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
補助記憶ユニット263は、取引データ記憶領域2631、及び撮影画像記憶領域2632を備える。
取引データ記憶領域2631は、仮想POSサーバ13に記憶されるデータに基づく第1の取引データを記憶する。第1の取引データは、商品の登録に関する情報の一例である。商品の登録に関する情報は、決済前にスマートフォン40を介して登録された商品に関する情報、及びスマートフォン40を介した商品登録に関する情報を含む。商品に関する情報は、商品の種類、商品の価格、及び登録点数等を示す情報を含む。商品の種類は、例えば、酒類、煙草等のように年齢制限のある商品等を示す情報を含む。価格は、商品の単価を示す。登録点数は、会員により登録された商品の合計点数を示す。商品登録に関する情報は、スマートフォン40を介した商品登録操作に関する情報、スマートフォン40を介した商品登録に付随する時間に関する情報を含む。商品登録操作に関する情報は、登録商品の追加、削除等の編集に関する情報、バーコード無し商品を登録する操作に関する情報、会計処理に移行する操作に関する情報、及び商品登録操作を行った場所の位置情報等を含む。時間に関する情報は、後述する滞在時間、及び直前操作時刻等を示す情報を含む。
第1の取引データは、第1のインデックスファイル、及び第1の取引ファイルを含む。第1のインデックスファイルは、複数の第1の取引ファイルと関連付けられたデータである。第1のインデックスファイルは、端末ID毎に作成されるインデックスファイルレコードの集合体である。インデックスファイルレコードは、端末IDと、取引ID、滞在時間、直前操作時刻、登録点数、ステータス、及び会計機ID等を関連付けて記録したデータレコードである。
端末IDは、各スマートフォン40を個々に識別するためにスマートフォン40毎に設定された一意のコードである。取引IDは、スマートフォン40を利用して行われる取引を記録する第1の取引ファイルを個々に識別するために第1の取引ファイル毎に設定された一意のコードである。取引IDは、第1の取引ファイルが作成される毎に、第1の取引ファイルに設定される。取引IDは、連携テーブル70と同様に、会員ID及び店舗IDと関連付けられている。滞在時間は、会員によるログインが行われてからの経過時間を示す。直前操作時刻は、会員により最後にスマートフォン40の操作が行われた時刻を示す。例えば、直前操作時刻は、会員により最終の商品の登録が行われた時刻を示す。ステータスは、スマートフォン40の状態を示す端末ステータスである。端末ステータスは、「待機中」、「登録中」、及び「会計中」を表す。「待機中」は、前の会員の会計を終えてから、次の会員のログインが行われるまでの状態である。「登録中」は、会員によるログインが行われてから会計が承認されるまでの状態である。会計が承認されるまでの状態は、会計処理が行われる前の状態ともいう。「会計中」は、会計が承認されてから終わるまでの状態である。会計機IDは、各会計機を個々に識別するために会計機毎に設定された一意のコードである。第1のインデックスファイルは、上述の項目の他、登録商品の合計金額等の情報を含んでもよい。第1のインデックスファイルは、取引IDをキーとして第1の取引ファイルと関連づけられている。第1のインデックスファイルの詳細については後述する。
第1の取引ファイルは、取引ID毎に作成される取引ファイルレコードの集合体である。取引ファイルレコードは、取引IDと商品販売データを関連付けて記録したデータレコードである。商品販売データは、商品コード、商品の種類、商品名、価格、販売点数、販売金額等を含む。第1の取引ファイルは、取引ファイル80と同様に生成されたデータであってもよい。第1の取引ファイルは、会員により商品の登録がされる毎に更新される。第1の取引ファイルの詳細については後述する。
撮影画像記憶領域2632は、撮影画像管理データを記憶する。撮影画像管理データは、スマートフォン40により撮影された撮影画像データを含む。撮影画像データは、スマートフォン40を所持する会員の購入商品を撮影した画像のデータを含む。撮影画像記憶領域2632は、複数の撮影画像を示す撮影画像データを時系列に記憶してもよい。撮影画像管理データは、取得部2612により撮影画像データが取得される毎に更新される。
なお、監視サーバ26のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。監視サーバ26は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
上述のプロセッサ261に実装される各部について説明する。
プロセッサ261は、判定部2610、第1の出力部2611、取得部2612、及び第2の出力部2613を実装する。プロセッサ261に実装される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ261に実装される各部は、プロセッサ261及びメインメモリ262を含む制御部に実装されるということもできる。
判定部2610は、第1の取引データが撮影条件を満たすか否かを判定する。撮影条件は、商品に関する条件、及び商品登録に関する条件の少なくとも一方を含む。撮影条件は、監視対象となる商品、又は商品登録に関する条件である。商品に関する条件は、商品に関する情報との比較対象となる条件である。商品に関する条件は、例えば、登録された商品の点数、金額、及び種類等に関する条件を含む。商品の点数に関する条件は、例えば、「5点」等の決められた1つの点数でもよいし、「5点増加毎」等の一定間隔毎の点数であってもよい。商品の点数に関する条件が5点増加毎である場合、商品の点数に関する条件は、登録点数が5点、10点、15点といった5の倍数の場合を含む。なお、間隔は一定でなくてもよい。間隔は、登録点数が増えるにつれて間隔を狭める又は広げる等、適宜設定可能である。金額に関する条件は、例えば、「1000円以上」等の高額商品である。種類に関する条件は、例えば、「酒類」等である。商品登録に関する条件は、商品登録操作に関する条件、及び時間に関する条件を含む。商品登録操作に関する条件は、商品登録操作に関する情報との比較対象となる条件である。商品登録操作に関する条件は、例えば、登録商品の追加、削除等の編集に関する条件、バーコード無し商品を登録する操作に関する条件、会計処理に移行する操作に関する条件、及び商品登録操作を行った場所の位置情報に関する条件を含む。編集に関する条件は、例えば、「登録商品の販売点数の追加」である。バーコード無し商品を登録する操作に関する条件は、例えば、「バーコード無ボタンが操作されたこと」である。会計処理に移行する操作に関する条件、例えば、「会計ボタンが操作されたこと」である。商品登録操作を行った場所の位置情報に関する条件は、例えば、「商品登録がされた位置と登録された商品の陳列位置が異なること」である。時間に関する条件は、時間に関する情報との比較対象となる条件である。時間に関する条件は、例えば、滞在時間に関する条件、及び直前操作時刻に関する条件を含む。滞在時間に関する条件は、例えば、「滞在時間が一定時間を超えること」である。直前操作時刻に関する条件は、例えば、「直前操作時刻から一定時間を超えること」である。一定時間は、適宜設定可能である。
第1の出力部2611は、判定部2610の判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示をスマートフォン40に出力する。例えば、第1の出力部2611は、判定部2610により第1の取引データが撮影条件を満たすと判定されたことに基づいて、商品の撮影ガイダンスの通知指示をスマートフォン40に出力する。商品の撮影ガイダンスの通知指示は、商品の撮影ガイダンスをスマートフォン40に通知する指示である。商品の撮影ガイダンスの通知指示は、例えば、スマートフォン40のプロセッサ401がタッチパネル404を制御する指示である。プロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答してタッチパネル404に撮影ガイダンスを表示させる。商品の撮影ガイダンスは、会員に商品の撮影を促す通知を含む。撮影を促す通知は、例えば、「撮影してください」等のテキスト情報である。撮影を促す通知は、記号、アイコン、音声、動画等の任意の態様の通知を含んでもよい。撮影を促す通知が音声である場合、スマートフォン40のプロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答して、音声出力デバイス406を制御して撮影ガイダンスを音声出力させる。撮影を促す通知が動画である場合、スマートフォン40のプロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答して、音声出力デバイス406及びタッチパネル404を制御して撮影ガイダンスを出力させる。商品の撮影ガイダンスは、撮影ガイドを含んでもよい。撮影ガイドは、撮影する領域を示す枠線を含む。別の例では、第1の出力部2611は、判定部2610により第1の取引データが撮影条件を満たすと判定されたことに基づいて、商品の撮影指示をスマートフォン40に出力する。商品の撮影指示は、スマートフォン40のプロセッサ401がカメラ405を制御する指示である。プロセッサ401は、商品の撮影指示に応答してカメラ405を起動し、カメラ405を制御して自動で商品を撮影させる。以下の説明において、「応答して」は、「基づいて」と読み替えてもよい。
取得部2612は、第1の出力部2611により出力された商品の撮影に関する指示に基づいて、カメラ405により撮影された商品の撮影画像データを取得する。
第2の出力部2613は、取得部2612により取得された撮影画像データを監視端末23に出力する。
[スマートフォン40の構成]
図12は、一実施形態に係るスマートフォン40の構成例を概略的に示すブロック図である。
スマートフォン40は、プロセッサ401、メインメモリ402、補助記憶ユニット403、タッチパネル404、カメラ405、音声出力デバイス406、無線通信ユニット407、モバイル通信ユニット408、及び伝送路409等を備える。プロセッサ401と、メインメモリ402、補助記憶ユニット403、タッチパネル404、カメラ405、音声出力デバイス406、無線通信ユニット407、及びモバイル通信ユニット408とは、伝送路409を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ401、メインメモリ402及び補助記憶ユニット403が伝送路409により接続されていることによって、スマートフォン40を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ401、メインメモリ402、補助記憶ユニット403及び伝送路409の機能の概略は、プロセッサ261、メインメモリ262、補助記憶ユニット263及び伝送路265と同等であるので、その説明は省略する。
タッチパネル404は、スマートフォン40の操作デバイス及び表示デバイスとして機能する。タッチパネル404は、情報を表示する表示部又は情報を視覚的に通知する通知部の一例である。
カメラ405は、光学系及びイメージセンサを含み、光学系により形成される視野内の像を表した画像データをイメージセンサにより生成する。カメラ405は、撮影部の一例である。
音声出力デバイス406は、プロセッサ401の制御により音を出力可能なデバイスである。音声出力デバイス406は、情報を音声出力する音声出力部又は情報を聴覚的に通知する通知部の一例である。
無線通信ユニット407は、アクセスポイント29との間で無線通信プロトコルに従った無線通信によりデータを授受する。無線通信ユニット407としては、例えばIEEE802.11規格に準拠した周知の通信デバイスを利用できる。
モバイル通信ユニット408は、ネットワーク30を介したデータ通信のインタフェースである。モバイル通信ユニット408としては、例えば移動通信網を介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
補助記憶ユニット403は、情報処理プログラムの1つであるスマホPOSアプリ4031、及び取引データ記憶領域4032を備える。スマホPOSアプリ4031は、アプリケーションプログラムであり、スマートフォン40をPOSシステム20のユーザインタフェースとして機能させるための情報処理について記述されている。スマホPOSアプリ4031は、複数のスマートフォン40で共通に利用される。
取引データ記憶領域4032は、仮想POSサーバ13に記憶されるデータに基づく第2の取引データを記憶する。第2の取引データは、商品の登録に関する情報の一例である。第2の取引データは、第2のインデックスファイル、及び第2の取引ファイルを含む。第2のインデックスファイル、及び第2の取引ファイルは、スマートフォン40により登録された商品に関する情報を含む。第2のインデックスファイルは、端末ID、取引ID、滞在時間、直前操作時刻、登録点数、ステータス、会計機ID等を関連付けたデータを構成する。
端末IDは、スマートフォン40を識別するために設定された一意のコードである。取引IDは、スマートフォン40を利用して行われる取引を記録する第2の取引ファイルを個々に識別するために第2の取引ファイル毎に設定された一意のコードである。取引IDは、第2の取引ファイルが作成される毎に、第2の取引ファイルに設定される。取引IDは、連携テーブル70と同様に、会員ID及び店舗IDと関連付けられている。第2のインデックスファイルは、監視サーバ26の取引データ記憶領域2631に記憶される第1のインデックスファイルのうち、スマートフォン40の各々と対応する端末IDと関連付けられたインデックスファイルレコードを含む。
第2の取引ファイルは、取引IDと商品販売データを関連付けたデータを構成する。商品販売データは、商品コード、商品の種類、商品名、価格、販売点数、販売金額等を含む。第2の取引ファイルは、取引ファイル80と同様に生成されたデータであってもよい。第2の取引ファイルは、会員により商品の登録がされる毎に更新される。第2の取引ファイルは、監視サーバ26の取引データ記憶領域2631に記憶される第1の取引ファイルのうち、スマートフォン40の各々と対応する取引IDと関連付けられた取引ファイルレコードを含む。
なお、スマートフォン40のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。スマートフォン40は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
上述のプロセッサ401に実装される各部について説明する。
プロセッサ401は、判定部4010、第1の出力部4011、取得部4012、及び第2の出力部4013を実装する。プロセッサ401に実装される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ401に実装される各部は、プロセッサ401及びメインメモリ402を含む制御部に実装されるということもできる。
判定部4010は、第2の取引データが撮影条件を満たすか否かを判定する。撮影条件は、上述の撮影条件と同様である。
第1の出力部4011は、判定部4010の判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示をタッチパネル404に出力する。例えば、第1の出力部4011は、判定部4010により第2の取引データが撮影条件を満たすと判定されたことに基づいて、商品の撮影ガイダンスの通知指示をタッチパネル404に出力する。商品の撮影ガイダンスの通知指示は、商品の撮影ガイダンスを通知する指示である。商品の撮影ガイダンスの通知指示は、例えば、プロセッサ401がタッチパネル404を制御する指示である。プロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答してタッチパネル404に撮影ガイダンスを表示させる。商品の撮影ガイダンスは、会員に商品の撮影を促す通知を含む。撮影を促す通知は、例えば、「撮影してください」等のテキスト情報である。撮影を促す通知は、記号、アイコン、音声、動画等の任意の態様の通知を含んでもよい。撮影を促す通知が音声である場合、プロセッサ401は、撮影を促す通知が音声である場合、プロセッサ401は、商品の撮影に関する指示を音声出力デバイス406に出力する。プロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答して、音声出力デバイス406を制御して撮影ガイダンスを音声出力させる。撮影を促す通知が動画である場合、プロセッサ401は、商品の撮影に関する指示をタッチパネル404及び音声出力デバイス406に出力する。プロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答して、音声出力デバイス406及びタッチパネル404を制御して撮影ガイダンスを出力させる。商品の撮影ガイダンスは、撮影ガイドを含んでもよい。別の例では、第1の出力部4011は、判定部4010により第2の取引データが撮影条件を満たすと判定されたことに基づいて、商品の撮影指示をカメラ405に出力する。商品の撮影指示は、プロセッサ401がカメラ405を制御する指示である。プロセッサ401は、商品の撮影指示に応答してカメラ405を起動し、カメラ405を制御して自動で商品を撮影させる。
取得部4012は、第1の出力部4011により出力された商品の撮影に関する指示に基づいて、カメラ405により撮影された商品の撮影画像データを取得する。
第2の出力部4013は、取得部4012により取得された撮影画像データを監視サーバ26に出力する。
第1のインデックスファイルの構成例について説明する。
図13は、一実施形態に係る取引データ記憶領域2631に記憶される第1のインデックスファイルの主要なデータ構造を示す図である。
第1のインデックスファイルは、「端末ID」項目、「取引ID」項目、「滞在時間」項目、「直前操作時刻」項目、「登録点数」項目、「ステータス」項目、及び「会計機ID」項目を含む。複数の端末IDのそれぞれは、インデックスファイルレコードとして、取引ID、滞在時間、直前操作時刻、登録点数、ステータス、及び会計機IDに関連付けられている。例えば、端末ID「00001」のスマートフォン40は、取引ID「1」と関連付けられていることを示す。端末ID「00001」のスマートフォン40は、ログインが行われてからの経過時間である滞在時間が「8分」であり、スマートフォン40の操作が行われた最終時刻である直前操作時刻が「14:10」であることを示す。スマートフォン40による登録点数は、「5」点であり、ステータスは、会計処理が行われる前である「登録中」を示す。この例では、端末ID「00001」のスマートフォン40は、会計処理が行われる前の状態であるため、会計機と関連付けられておらず、会計機IDは空欄である。第1のインデックスファイルに含まれる情報は適宜設定され得る。監視サーバ26は、第1のインデックスファイルを適宜更新する。なお、スマートフォン40の取引データ記憶領域4032に記憶される第2のインデックスファイルの構成例は、上述の第1のインデックスファイルの構成例のうち、対応するスマートフォン40に関するインデックスファイルレコードのみを含む。例えば、端末ID「00001」のスマートフォン40は、端末ID「00001」と関連付けられたインデックスファイルレコードのみを取引データ記憶領域4032に記憶する。
第1の取引ファイルの構成例について説明する。
図14は、一実施形態に係る取引データ記憶領域2631に記憶される第1の取引ファイルの主要なデータ構造を示す図である。
第1の取引ファイルは、「取引ID」項目、「商品コード」項目、「商品名」項目、「商品の種類」項目、「価格」項目、「販売点数」項目、及び「販売金額」項目を含む。複数の取引IDのそれぞれは、取引ファイルレコードとして、取引ID、商品コード、商品の種類、商品名、価格、販売点数、及び販売金額に関連付けられている。第1のインデックスファイルと第1の取引ファイルは、「取引ID」をキーとして関連付けられている。第1の取引ファイルに含まれる情報は適宜設定され得る。監視サーバ26は、第1の取引ファイルを適宜更新する。なお、スマートフォン40の取引データ記憶領域4032に記憶される第2の取引ファイルの構成例は、上述の第1の取引ファイルの構成例のうち、対応するスマートフォン40に関する情報のみを含む。例えば、端末ID「00001」のスマートフォン40は、端末ID「00001」と関連付けられた「取引ID」の第1の取引ファイルレコードのみを取引データ記憶領域4032に記憶する。
撮影画像管理データの構成例について説明する。
図15は、一実施形態に係る撮影画像記憶領域2632に記憶される撮影画像管理データの主要なデータ構造を示す図である。
撮影画像管理データは、「取引ID」項目、及び「画像」項目を含む。「画像」項目は、撮影画像データをセットする。複数の取引IDのそれぞれは、撮影画像データレコードとして、撮影画像データに関連付けられている。監視サーバ26は、撮影画像データを撮影画像データが取得された時刻に基づいて時系列で撮影画像記憶領域2632に記憶してもよい。撮影画像管理データは、「取引ID」をキーとして第1のインデックスファイル及び第1の取引ファイルと関連付けられている。監視サーバ26は、撮影画像データが取得される毎に撮影画像管理データを適宜更新する。
[監視サーバ26の動作]
監視サーバ26による処理の手順について説明する。
図16は、一実施形態に係る監視サーバ26による情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
以下の処理は、上述の買い物中に行われる処理である。
以下の処理は、スマートフォン40の会員により商品の登録が行われ、会計処理に移行する前に行われるものとする。会員は、カメラ405を介して、店舗内に陳列された商品に付されたコードシンボルを読み取り、商品の登録を行う。登録された登録商品の情報は、会員により商品が登録される毎に、仮想POSサーバ13に記憶される。登録された登録商品の情報は、仮想POSサーバ13と連携する監視サーバ26の取引データ記憶領域2631にも記憶される。図13における端末ID「00001」のスマートフォン40を会員が使用して商品の登録が行われているものとする。
プロセッサ261は、ACT101として、取引データが撮影条件を満たすか否かを判定する。この例では、撮影条件が商品の点数に関する条件である場合について説明する。商品の点数に関する条件として、商品の販売点数の総数である登録点数が「5点増加毎」であることが設定されている場合を想定する。例えば、プロセッサ261は、第1のインデックスファイルに記憶された端末ID「00001」と関連付けられたインデックスファイルレコードを参照し、「登録点数」と商品の点数に関する条件を比較する。プロセッサ261は、第1のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たすと判定した場合、ACT101においてYESに進む。プロセッサ261は、ACT102の処理へと進む。プロセッサ261は、第1のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たさないと判定した場合、ACT101においてNOに進む。プロセッサ261は、ACT101の処理を繰り返す。例えば、プロセッサ261は、端末ID「00001」と関連付けられた第1のインデックスファイルから登録点数「5」と商品の点数に関する条件を比較する。この例では、プロセッサ261は、第1のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たすと判定し、ACT101においてYESに進む。プロセッサ261は、ACT101において判定部2610として機能する。
プロセッサ261は、ACT102としてACT101の判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示をスマートフォン40に出力する。一例では、プロセッサ261は、第1のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たすことに応答して、商品の撮影ガイダンスの通知指示をスマートフォン40に出力する。スマートフォン40のプロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答して、タッチパネル404を制御して撮影ガイダンスを表示させる。なお、撮影ガイダンスが音声である場合、スマートフォン40のプロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答して、音声出力デバイス406を制御して撮影ガイダンスを音声出力させる。撮影を促す通知が動画である場合、スマートフォン40のプロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示に応答して、音声出力デバイス406及びタッチパネル404を制御して撮影ガイダンスを出力させる。
別の例では、プロセッサ261は、第1のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たすことに応答して、商品の撮影指示をスマートフォン40に出力する。スマートフォン40のプロセッサ401は、商品の撮影指示に応答してカメラ405を起動し、カメラ405を制御して自動で商品を撮影させる。プロセッサ261は、ACT102において第1の出力部2611として機能する。
プロセッサ261は、ACT103として、商品の撮影に関する指示に基づいて、カメラ405により撮影された商品の撮影画像データを取得する。プロセッサ261は、ACT103において取得部2612として機能する。
プロセッサ261は、ACT104として、取得された商品の撮影画像データを撮影画像記憶領域2632に保存する。例えば、プロセッサ261は、取得された商品の撮影画像データを取引IDと関連づけて、時系列で撮影画像記憶領域2632に保存する。
プロセッサ261は、ACT105として、取得された撮影画像データを監視端末23に出力する。監視端末23は、取得された画像データに基づいて、監視画像を生成し、不図示の監視端末23のモニタに表示させる。監視画像は、取引データと関連付けられた商品の撮影画像を含む。プロセッサ261は、ACT105において第2の出力部2613として機能する。
なお、プロセッサ261は、会員によるログインが行われてから会計処理が終了するまでの一取引の間、第1の取引データが撮影条件を満たす毎にACT101~ACT105の処理を繰り返す。撮影条件が「5点増加毎」とする商品の点数に関する条件である場合を例にして説明する。プロセッサ261は、ACT101において登録点数が5点の場合に撮影条件を満たすと判定し、ACT102~ACT105を処理する。プロセッサ261は、ACT101において登録点数が10点の場合に撮影条件を満たすと判定し、ACT102~ACT105を処理する。以降同様に、プロセッサ261は、ACT101において登録点数が5の倍数の場合に撮影条件を満たすと判定し、ACT102~ACT105を処理する。
このように、プロセッサ261が一取引の間にACT101~ACT105の処理を複数回繰り返す場合、監視画像は、異なるタイミングで撮影された撮影画像データに基づく複数の撮影画像を時系列に含むことができる。この場合、監視端末23において商品の撮影画像を確認するアテンダントは、商品の登録点数の変化に伴う買物かご内の状態の変化を登録点数の増加に沿って確認することができる。
ここでは、撮影条件が「5点増加毎」とする商品の点数に関する条件である場合を例にして説明したが、これに限定されない。撮影条件が商品の点数に関する条件以外の上述の種々の条件の場合であっても、プロセッサ261は、一取引の間、第1の取引データが撮影条件を満たす毎にACT101~ACT105の処理を繰り返す。
[スマートフォン40の動作]
スマートフォン40による情報処理の手順について説明する。
図17は、一実施形態に係るスマートフォン40による情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
以下の処理は、上述の買い物中に行われる処理である。以下の処理は、上述の監視サーバ26による情報処理に代えてスマートフォン40により情報処理が行われる場合の処理である。
以下の処理は、監視サーバ26による情報処理の場合と同様に、スマートフォン40の会員により商品の登録が行われ、会計処理に移行する前に行われるものとする。会員は、カメラ405を介して、店舗内に陳列された商品に付されたコードシンボルを読み取り、商品の登録を行う。登録された登録商品の情報は、会員により商品が登録される毎に、仮想POSサーバ13に記憶される。登録された登録商品の情報は、仮想POSサーバ13と連携するスマートフォン40の取引データ記憶領域4032にも記憶される。図13における端末ID「00001」のスマートフォン40を会員が使用して商品の登録が行われているものとする。端末ID「00001」のスマートフォン40は、当該端末IDのスマートフォン40による取引データのみを取引データ記憶領域4032に記憶する。
プロセッサ401は、ACT201として、取引データが撮影条件を満たすか否かを判定する。この例では、撮影条件が商品の点数に関する条件である場合について説明する。商品の点数に関する条件が、商品の販売点数の総数である登録点数が「5点増加毎」であることとして設定されている場合を想定する。例えば、プロセッサ401は、第2のインデックスファイルに記憶された端末ID「00001」と関連付けられたインデックスファイルレコードを参照し、「登録点数」と商品の点数に関する条件を比較する。プロセッサ401は、第2のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たすと判定した場合、ACT201においてYESに進む。プロセッサ401は、ACT202の処理へと進む。プロセッサ401は、第2のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たさないと判定した場合、ACT201においてNOに進む。プロセッサ401は、ACT201の処理を繰り返す。例えば、プロセッサ401は、端末ID「00001」と関連付けられた第2のインデックスファイルから登録点数「5」と商品の点数に関する条件を比較する。この例では、プロセッサ401は、第2のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たすと判定し、ACT101においてYESに進む。プロセッサ401は、ACT201において判定部4010として機能する。
プロセッサ401は、ACT202としてACT201の判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示をタッチパネル404に出力する。一例では、プロセッサ401は、第2のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たすことに応答して、商品の撮影ガイダンスの通知指示をタッチパネル404に出力する。商品の撮影ガイダンスの通知指示は、プロセッサ401がタッチパネル404を制御して撮影ガイダンスを表示させる指示である。なお、撮影ガイダンスが音声である場合、プロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示を音声出力デバイス406に出力する。この場合、商品の撮影ガイダンスの通知指示は、プロセッサ401が音声出力デバイス406を制御して撮影ガイダンスを音声出力させる指示である。撮影を促す通知が動画である場合、プロセッサ401は、商品の撮影ガイダンスの通知指示をタッチパネル404及び音声出力デバイス406に出力する。この場合、商品の撮影ガイダンスの通知指示は、プロセッサ401が音声出力デバイス406及びタッチパネル404を制御して撮影ガイダンスを出力させる指示である。
別の例では、プロセッサ401は、第2のインデックスファイルに登録された商品の「登録点数」が撮影条件を満たすことに応答して、商品の撮影指示をカメラ405に出力する。商品の撮影指示は、プロセッサ401がカメラ405を起動し、カメラ405を制御して自動で商品を撮影させる指示である。プロセッサ401は、ACT202において第1の出力部4011として機能する。
プロセッサ401は、ACT203として、商品の撮影に関する指示に基づいて、カメラ405により撮影された商品の撮影画像データを取得する。プロセッサ401は、ACT203において取得部4012として機能する。
プロセッサ401は、ACT204として、取得された商品の撮影画像データを監視サーバ26に出力する。監視サーバ26は、撮影画像データを監視端末23に出力する。監視端末23は、取得された画像データに基づいて、監視画像を生成し、不図示の監視端末23のタッチパネルに表示させる。監視画像は、取引データと関連付けられた商品の撮影画像を含む。監視画像は、異なるタイミングで撮影された撮影画像データに基づく複数の撮影画像を時系列に含んでもよい。プロセッサ401は、ACT205において第2の出力部4013として機能する。
なお、プロセッサ401は、上述のプロセッサ261の処理と同様に、一取引の間、第2の取引データが撮影条件を満たす毎にACT201~ACT205の処理を繰り返す。このように、プロセッサ401が一取引の間にACT201~ACT205の処理を複数回繰り返す場合、監視画像は、異なるタイミングで撮影された撮影画像データに基づく複数の撮影画像を時系列に含むことができる。この場合、監視端末23において商品の撮影画像を確認するアテンダントは、商品の登録点数の変化に伴う買物かご内の状態の変化を登録点数の増加に沿って確認することができる。ここでは、撮影条件が「5点増加毎」とする商品の点数に関する条件である場合を例にして説明したが、これに限定されない。撮影条件が商品の点数に関する条件以外の上述の種々の条件の場合であっても、プロセッサ401は、一取引の間、第2の取引データが撮影条件を満たす毎にACT201~ACT205の処理を繰り返す。
[撮影ガイダンスの通知画面]
図18は、一実施形態に係るスマートフォン40に表示されるガイダンス画面Sfの一例を示す模式図である。
スマートフォン40は、商品の撮影に関する指示に応答して商品の撮影ガイダンスの通知指示をタッチパネル404に出力する。図18は、撮影ガイダンスの通知指示が表示されたガイダンス画面Sfを示す。図18に示すように、ガイダンス画面Sfには、商品の撮影領域を示す枠線ARbが表示されている。また、撮影ボタンBgが表示されている。撮影ボタンBgは、会員が商品の撮影をする場合にタッチするボタンである。枠線ARbは、例えば、買物かごの全体が収まるように設定される。
会員は、例えば、買物かごに入れた購入商品が枠線ARb内に入るようにスマートフォン40を操作する。会員は、購入商品が枠線ARb内に入った状態で撮影ボタンBgをタッチする。会員により撮影ボタンBgがタッチされると、スマートフォン40のカメラ405により購入商品が撮影される。この例によれば、スマートフォン40は、会員に枠線ARbに沿って商品を撮影することを促すことができる。これにより、スマートフォン40は、ある程度統一された範囲で撮影された撮影画像データを取得することができる。そのため、商品の撮影画像のばらつきが軽減される。監視端末23において商品の撮影画像を確認するアテンダントは、時系列で撮影された複数の撮影画像を容易に比較することができる。
[取引処理システム100の効果]
本実施形態によれば、プロセッサ261は、商品の登録に関する情報が撮影条件を満たすか否かを判定し、判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示を出力し、撮影された商品の撮影画像データを取得することができる。これにより、監視サーバ26は、スマートフォン40により入力された登録商品の情報が、監視対象となる条件を満たす場合に商品の撮影を指示することができる。そのため、監視サーバ26は、スマートフォン40により撮影された監視対象となる商品の画像を監視端末23に表示することができる。アテンダントは、監視端末23に表示された監視画像に基づいて、購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うことができる。また、監視サーバ26は、監視対象となる条件を満たす場合に商品の撮影を指示することで、客に商品の登録忘れや不正登録をしないよう注意を促すことができる。また、スマートフォン40は、プロセッサ401の機能により、監視サーバ26と同様にアテンダントが購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うことを支援することができる。
本実施形態によれば、プロセッサ261は、商品に関する条件を満たすか否かを判定し、判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示を出力し、撮影された商品の撮影画像データを取得することができる。これにより、監視サーバ26は、スマートフォン40により入力された登録商品の情報のうち商品の点数、金額、又は種類が、監視対象となる条件を満たす場合に商品の撮影を指示することができる。そのため、監視サーバ26は、監視対象を詳細に設定することができる。そのため、アテンダントは、監視端末23に表示された監視画像に基づいて、購入商品と登録商品の照合をより迅速かつ効率よく行うことができる。また、スマートフォン40は、プロセッサ401の機能により、監視サーバ26と同様にアテンダントが購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うことを支援することができる。
本実施形態によれば、プロセッサ261は、商品登録に関する条件を満たすか否かを判定し、判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示を出力し、撮影された商品の撮影画像データを取得することができる。これにより、監視サーバ26は、スマートフォン40により入力された登録商品の情報のうち商品登録操作に関する条件、又は時間に関する条件が、監視対象となる条件を満たす場合に商品の撮影を指示することができる。そのため、監視サーバ26は、監視対象を詳細に設定することができる。アテンダントは、監視端末23に表示された監視画像に基づいて、購入商品と登録商品の照合をより迅速かつ効率よく行うことができる。また、スマートフォン40は、プロセッサ401の機能により、監視サーバ26と同様にアテンダントが購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うことを支援することができる。
本実施形態によれば、プロセッサ261は、商品の撮影ガイダンスの通知指示を出力し、撮影された商品の撮影画像データを取得することができる。これにより、監視サーバ26は、撮影条件を満たす場合にスマートフォン40に撮影ガイダンスを表示させ、客に撮影を促すことができる。そのため、スマートフォン40を所持する客は、撮影が必要なタイミングで表示された撮影ガイダンスに従って商品を撮影することができる。アテンダントは、撮影が必要なタイミングで撮影された画像を含む監視画像に基づいて、購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うことができる。また、スマートフォン40は、プロセッサ401の機能により、監視サーバ26と同様にアテンダントが購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うことを支援することができる。
本実施形態によれば、プロセッサ261は、商品の撮影指示を出力し、撮影された商品の撮影画像データを取得することができる。これにより、監視サーバ26は、撮影条件を満たす場合にスマートフォン40を自動で商品の撮影をするよう制御することができる。そのため、監視サーバ26は、客による操作を要せず、撮影が必要なタイミングで確実に商品の撮影画像データを取得することができる。アテンダントは、撮影が必要なタイミングで撮影された画像を含む監視画像に基づいて、購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うことができる。また、スマートフォン40は、プロセッサ401の機能により、監視サーバ26と同様にアテンダントが購入商品と登録商品の照合を迅速かつ効率よく行うことを支援することができる。
以上、取引処理システム100の実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
前記実施形態では、売場において客が操作するスマートフォンは、ショッピングカートに取り付けられたタブレット型端末であってもよい。この場合、タブレット型端末は、内臓カメラを備えるか外付けのカメラが接続されている。また、客が操作するスマートフォンは、店舗が客に貸出するスマートフォンでもよく、客が個人で所有するスマートフォンでもよい。
前記実施形態では、クラウドコンピューティングを利用してサーバシステム10を構築した。この点に関しては、POSシステム20がサーバシステム10としての機能を含んでもよい。すなわち、取引処理システム100を1店舗に構築することも可能である。
前記実施形態では、データベースサーバ11と管理サーバ12と仮想POSサーバ13とによりサーバシステム10を構成した。サーバシステム10は、データベースサーバ11、管理サーバ12及び仮想POSサーバ13としての機能を集約した1つのサーバで構成してもよい。
同様に、各店舗のPOSシステム20においても、店舗サーバ21と会計サーバ2と監視サーバ26でその機能を分けるのではなく、1つのサーバで、店舗サーバ21、会計サーバ22及び監視サーバ26としての機能を集約してもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…サーバシステム、11…データベースサーバ、12…管理サーバ、13…仮想POSサーバ、14…通信回線、15…ルータ、20…POSシステム、21…店舗サーバ、22…会計サーバ、23…監視端末、24…POS端末、25…専用会計機、26…監視サーバ、27…店舗内ネットワーク、28…ルータ、29…アクセスポイント、30…ネットワーク、40…スマートフォン、70…連携テーブル、80…取引ファイル、90…スキャナモジュール、91…読取窓、100…取引処理システム、111…加盟店データベース、112…会員データベース、113…第1商品マスタ、211…第2商品マスタ、261…プロセッサ、262…メインメモリ、263…補助記憶ユニット、264…通信インタフェース、265…伝送路、400…置台、401…プロセッサ、402…メインメモリ、403…補助記憶ユニット、404…タッチパネル、405…カメラ、406…音声出力デバイス、407…無線通信ユニット、408…モバイル通信ユニット、409…伝送路、2610…判定部、2611…第1の出力部、2612…取得部、2613…第2の出力部、2631…取引データ記憶領域、2632…撮影画像記憶領域、4010…判定部、4011…第1の出力部、4012…取得部、4014…第2の出力部、4031…スマホPOSアプリ、4032…取引データ記憶領域、C…カート、C1…キャスタ部、C2…ハンドルフレーム部、C3…籠受部、C4…ポール、C21…縦フレーム、C22…ハンドルバー。

Claims (6)

  1. 商品の登録に関する情報が撮影条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示を出力する第1の出力部と、
    前記指示に基づいて撮影された商品の撮影画像データを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された撮影画像データを出力する第2の出力部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記撮影条件は、商品に関する条件を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記撮影条件は、商品登録に関する条件を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の出力部は、商品の撮影ガイダンスの通知指示を出力する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の出力部は、商品の撮影指示を出力する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータに、
    商品の登録に関する情報が撮影条件を満たすか否かを判定する判定機能と、
    前記判定機能の判定結果に基づいて、商品の撮影に関する指示を出力する第1の出力機能と、
    前記指示に基づいて撮影された商品の撮影画像データを取得する取得機能と、
    前記取得機能により取得された撮影画像データを出力する第2の出力機能と、
    を実行させるための情報処理プログラム。
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