JP2023012147A - 運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラム - Google Patents

運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023012147A
JP2023012147A JP2021115629A JP2021115629A JP2023012147A JP 2023012147 A JP2023012147 A JP 2023012147A JP 2021115629 A JP2021115629 A JP 2021115629A JP 2021115629 A JP2021115629 A JP 2021115629A JP 2023012147 A JP2023012147 A JP 2023012147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving
information
vehicle
unit
driving evaluation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021115629A
Other languages
English (en)
Inventor
健揮 上田
Kenki Ueda
亮介 立花
Ryosuke Tachibana
伸一朗 川端
Shinichiro Kawabata
敬 北川
Takashi Kitagawa
利弘 安田
Toshihiro Yasuda
哲生 嶽本
Tetsuo Takemoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2021115629A priority Critical patent/JP2023012147A/ja
Publication of JP2023012147A publication Critical patent/JP2023012147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】外部要因によるノイズの影響を考慮した運転評価結果を出力することが可能な運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】車両情報収集部44が、複数の車両の車載器16の各々で検出された車両情報を収集する。また、外部要因収集部46が、気象情報(例えば、天気、地震、凍結、冠水等)、道路の混雑状況を表す混雑情報、及び事故情報(例えば、閉鎖や事故等)を少なくとも1つを含む運転に影響する外部要因となる外部情報を外部サーバ等から収集する。そして、運転評価部50が、車両情報及び外部情報の各々を予め定めたセグメント単位で集計した集計結果を用いて、対象ユーザの運転を評価した評価結果を出力する処理を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の運転を評価する運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラムに関する。
特許文献1には、横軸をドライバの危険運転挙動の度合い、縦軸を危険運転挙動の度合いに応じたドライバ数とし、記憶部に記憶されているドライバの走行履歴情報を用いて判定された安全ドライバ群と危険ドライバ群の分布と、診断対象ドライバの危険運転挙動についての診断結果とを含む画面情報を生成して出力する運転診断装置が開示されている。
特開2016-197308号公報
特許文献1では、他の運転者の危険運転挙動についての診断結果の分布に対して自身の診断結果が分かる画面情報を生成しているが、車両の挙動だけで運転を評価しているため、改善の余地がある。例えば、運転者の居住地域や運転場所が異なることで、路面状態や混雑状況などの外部要因によるノイズも異なり、外部要因によるノイズの影響によって車両の挙動も変化する。
そこで、本発明は、外部要因によるノイズの影響を考慮した運転評価結果を出力することが可能な運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の運転評価装置は、位置情報を含む車両の走行に関する車両情報及び運転に影響する予め定めた外部要因を取得する取得部と、前記取得部によって取得した前記車両情報及び前記外部要因の各々を予め定めたセグメント単位で集計した集計結果を用いて、対象ユーザの運転を評価した評価結果を出力する処理を行う処理部と、を含む。
請求項1に記載の発明によれば、取得部では、位置情報を含む車両の走行に関する車両情報及び運転に影響する予め定めた外部要因が取得される。
そして、処理部では、取得部によって取得した車両情報及び外部要因の各々を予め定めたセグメント単位で集計した集計結果を用いて、対象ユーザの運転を評価した評価結果を出力する処理が行われる。これにより、外部要因を含めて、セグメント単位で集計した集計結果を用いて運転を評価するので、外部要因によるノイズの影響を考慮した運転評価結果を出力することが可能となる。
なお、前記外部要因は、車両の挙動に影響を与える、車両以外の外部から得られる外部情報としてもよい。これにより、外部要因として、車両の挙動に影響を与える、車両以外外部から得られる外部情報を適用することで、車両の挙動以外の外部情報を考慮して運転を評価することが可能となる。
また、前記外部情報は、気象に関係する気象情報、道路の混雑状況を表す混雑情報、及び事故情報の少なくとも1つの情報としてもよい。これにより、気象、混雑、及び事故の少なくとも1つの外部情報を考慮して運転を評価することが可能となる。
また、前記セグメント単位は、道路を予め定めた距離単位で分割した領域としてもよい。これにより、道路毎の特性を考慮して運転を評価することが可能となる。
また、前記セグメント単位は、前記距離単位を車両の走行方向毎に更に分割した領域としてもよい。これにより、道路の走行方向に応じて異なる特性を考慮して運転を評価することが可能となる。
また、前記処理部は、前記セグメント単位のスコアを前記評価結果として算出して出力する処理を行ってもよい。これにより、運転の評価結果をセグメント毎にスコアとして確認することが可能となる。
また、前記処理部は、前記セグメント単位のスコアから走行全体のスコアを算出して出力してもよい。これにより、走行全体の運転の評価結果をスコアとして確認することが可能となる。
なお、上記運転評価装置と、前記車両情報及び前記外部要因を前記運転評価装置に送信する車両と、を含む運転評価システムとしてもよい。これにより、外部要因を含めて、セグメント単位で集計した集計結果を用いて運転を評価するので、外部要因によるノイズの影響を考慮した運転評価結果を出力することが可能な運転評価システムを提供できる。
また、コンピュータに、車両の走行に関する車両情報及び運転に影響する予め定めた外部要因を複数の車両から取得し、取得した前記車両情報及び前記外部要因の各々を予め定めたセグメント単位で集計した集計結果を用いて、対象ユーザの運転を評価した評価結果を出力する処理を実行するための運転評価プログラムとしてもよい。これにより、外部要因を含めて、セグメント単位で集計した集計結果を用いて運転を評価するので、外部要因によるノイズの影響を考慮した運転評価結果を出力することが可能な運転評価プログラムを提供できる。
以上説明したように本発明によれば、外部要因によるノイズの影響を考慮した運転評価結果を出力することが可能な運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラムを提供できる。
本実施形態に係る運転評価システムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る運転評価システムにおける車載器及びクラウドサーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 車載器の制御部及びクラウドサーバの中央処理部の構成を示すブロック図である。 運転評価部の詳細な機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る運転評価システムのクラウドサーバにおいて、中央処理部の運転評価部の機能で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。本実施形態では、運転者の運転を評価する運転評価システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る運転評価システムの概略構成を示す図である。
本実施形態に係る運転評価システム10は、車両14に搭載された車載器16と、運転評価装置の一例としてのクラウドサーバ12と、外部サーバ13とが通信ネットワーク18を介して接続されている。本実施形態に係る運転評価システム10では、各車両14の状態を表す車両情報をクラウドサーバ12に送信して、クラウドサーバ12が車両情報を蓄積する。また、クラウドサーバ12は、運転に影響を及ぼす外部要因に関する情報を外部サーバ13等から収集して蓄積する。そして、クラウドサーバ12が、蓄積した情報に基づいて、運転者を評価する処理等を行う。
図2は、本実施形態に係る運転評価システム10における車載器16及びクラウドサーバ12の機能構成を示す機能ブロック図である。
車載器16は、制御部20、車両情報検出部22、撮影部24、通信部26、及び表示部28を備えている。
車両情報検出部22は、車両14に関する車両情報を検出する。車両情報の一例としては、例えば、車両14の位置情報、車速、加速度、舵角、アクセル開度、車両周辺の障害物までの距離、経路等の車両情報を検出する。車両情報検出部22は、具体的には、車両14の周辺環境がどのような状況かを表す情報を取得する複数種のセンサや装置を適用できる。センサや装置の一例としては、車速センサ、及び加速度センサなどの車両14に搭載されるセンサや、GNSS(Global Navigation Satellite System)装置、車載通信機、ナビゲーションシステム、及びレーダ装置などが挙げられる。GNSS装置は、複数のGNSS衛星からGNSS信号を受信して自車両14の位置を測位する。GNSS装置は受信可能なGNSS信号の数が多くなるに従って測位の精度が向上する。車載通信機は、通信部26を介して他の車両14との間の車車間通信及び路側機との間の路車間通信の少なくとも一方を行う通信装置である。ナビゲーションシステムは、地図情報を記憶する地図情報記憶部を含み、GNSS装置から得られる位置情報と地図情報記憶部に記憶された地図情報とに基づいて、自車両14の位置を地図上で表示したり、目的地迄の経路を案内したりする処理を行う。また、レーダ装置は、検出範囲が互いに異なる複数のレーダを含み、自車両14の周辺に存在する歩行者や他車両14等の物体を検出し、検出した物体と自車両14の相対位置及び相対速度を取得する。また、レーダ装置は周辺の物体の探知結果を処理する処理装置を内蔵している。当該処理装置は、直近の複数回の探知結果に含まれる個々の物体との相対位置や相対速度の変化等に基づき、ノイズやガードレール等の路側物等を監視対象から除外し、歩行者や他車両14等を監視対象物体として追従監視する。そしてレーダ装置は、個々の監視対象物体との相対位置や相対速度等の情報を出力する。なお、本実施形態では、車両情報として、少なくとも車速を検出する。
撮影部24は、本実施形態では、車両14に搭載されて車両14の前方等の車両周辺を撮影し、動画像の撮影画像を表す動画像データを画像情報として生成する。撮影部24としては、例えば、ドライブレコーダ等のカメラを適用することができる。なお、撮影部24は、車両14の側方及び後方の少なくとも一方の車両周辺を更に撮影してもよい。また、撮影部24は、車室内を更に撮影してもよい。
通信部26は、通信ネットワーク18を介してクラウドサーバ12と通信を確立して、撮影部24の撮影によって得られる画像情報や車両情報検出部22によって検出された車両情報等の情報をCAN(Controller Area Network)データとして送受信を行う。
表示部28は、情報を表示することにより、乗員に各種情報を提供する。本実施形態では、例えば、クラウドサーバ12から提供される情報等を表示する。
制御部20は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)20A、ROM(Read Only Memory)20B、RAM(Random Access Memory)20C、ストレージ20D、インタフェース(I/F)20E、及びバス20F等を含む一般的なマイクロコンピュータで構成されている。
制御部20は、車両情報検出部22によって検出された車両情報をクラウドサーバ12にアップロードする制御等を行う。なお、車両情報をアップロードする際には、車両及び運転者の各々を識別する識別情報を付与して送信する。運転者を識別する情報は、例えば、運転者を撮影した撮影画像でもよいし、運転者が携帯するスマートキーの識別情報でもよいし、運転者を識別可能な他の情報でもよい。
一方、クラウドサーバ12は、中央処理部30、中央通信部36、及びDB(データベース)38を備えている。
中央処理部30は、図3に示すように、CPU30A、ROM30B、及びRAM30C、ストレージ30D、インタフェース(I/F)30E、及びバス30F等を含む一般的なマイクロコンピュータで構成されている。
中央処理部30は、CPU30AがROM30Bに格納されたプログラムをRAM30Cに展開して実行することで、車両情報収集部44、外部要因収集部46、動画データ収集部48、及び運転評価部50の機能を有する。なお、車両情報収集部44及び外部要因収集部46は取得部の一例に対応し、運転評価部50は処理部の一例に対応する。
車両情報収集部44は、複数の車両14の車載器16の各々で検出された車両情報を収集して、DB38に蓄積する処理を行う。車両情報としては、車両14に搭載された各種センサ等によって検出された情報を収集する。
外部要因収集部46は、気象情報(例えば、天気、地震、凍結、冠水等)、道路の混雑状況を表す混雑情報、及び事故情報(例えば、閉鎖や事故等)を少なくとも1つを含む運転に影響する外部要因となる外部情報を外部サーバ13等から収集してDB38に蓄積する処理を行う。なお、他の車両14の車載器16から撮影した画像情報から渋滞などの混雑情報が予測可能であるため、撮影した画像情報も外部要因となる外部情報として収集してもよい。
動画データ収集部48は、複数の車両14の車載器16の各々で撮影された動画像データを画像情報として収集して、DB38に蓄積する処理を行う。
運転評価部50は、収集した、車両情報及び外部要因となる外部情報に基づいて、運転を評価する処理を行う。本実施形態では、車両情報及び外部情報の各々を予め定めたセグメント単位で集計した集計結果を用いて、対象ユーザの運転を評価した評価結果を出力する処理を行う。なお、運転評価部50は、車両情報、撮影画像、及び外部要因となる情報に基づいて、運転を評価する処理を行ってもよい。
中央通信部36は、通信ネットワーク18を介して車載器16と通信を確立して、画像情報や車両情報等の情報の送受信を行う。
DB38には、車両情報収集部44によって収集された車両情報、及び外部要因収集部46によって収集された外部要因となる情報と、車両及び運転者の少なくとも一方を識別する識別情報とを対応付けて蓄積する。
クラウドサーバ12は、DB38に蓄積された情報に基づいて、運転者を評価する処理等を行う。そして、クラウドサーバ12は、運転評価結果を運転者にフィードバックするサービスなどの各種サービスを提供する。
続いて、クラウドサーバ12の中央処理部30における上述の運転評価部50の詳細な機能構成について説明する。図4は、運転評価部50の詳細な機能構成を示すブロック図である。
運転評価部50は、図4に示すように、情報セグメント単位集計部52、車両情報取得部54、セグメント単位集計部56、セグメント単位評価部58、及びスコア算出部60の機能を有する。
情報セグメント単位集計部52は、DB38に蓄積した過去のユーザデータである車両情報、及び、気象情報(天気、地震、凍結、冠水等)や事故情報(例えば、閉鎖や事故等)などの外部要因の情報を予め定めたセグメント単位で集計し、集計したセグメント単位集計データをDB38に記憶する。セグメント単位は、例えば、予め定めた大きさのブロック分割したブロック単位でもよいが、本実施形態では、道路を予め定めた距離単位(例えばk、10Km単位等)で分割し、走行方向(上り、下り)毎に分割した分割単位をセグメント単位の一例として説明する。なお、セグメント単位は、走行方向までは分割せずに、道路を予め定めた距離単位で分割してもよい。
具体的には、情報セグメント単位集計部52は、過去のユーザの車両情報、天気情報等をグリッド単位で集計する。また、道路をセグメントに切り分け、ネットワークとして保持する。各セグメントは1時間単位で以下の値を保持する。ここで、const は定数、varは変数を表す。
const:天気 (0: 晴れ、1:雨、3:豪雨・台風など)
const:地震の有無 (0/1)
const:凍結の有無 (0/1)
const:冠水の有無 (0/1)
以下については、上り・下りに対してそれぞれ持つ。
const:制限速度
var:全ドライバ該当時間平均速度
var:全ドライバ該当時間平均前後加速度
var:全ドライバ該当時間平均左右加速度
var:該当時間混雑度 (0 2, 大きいほど混雑)
const:過去の平均速度
const:過去の平均前後加速度
const:過去の平均左右加速度
const:過去の混雑度
また、情報セグメント単位集計部52は、対象ユーザの車両情報として直近の走行における位置情報、加減速、アクセル操作情報、ブレーキ操作情報、ハンドル操作情報等の情報を取得する。そして、位置情報をもとにデータをセグメント単位で集計し、ユーザの走行軌跡に対して道路ネットワークのマッチングを行い、どのセグメントで計算をするか決定する。
車両情報取得部54は、対象ユーザの車両情報として直近の走行における位置情報、加速度、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作等の車両情報を取得する。
セグメント単位集計部56は、位置情報を元に、車両情報取得部54が取得した対象ユーザの車両情報をセグメント単位で集計する。
セグメント単位評価部58は、セグメントにおける天気情報や、該当日時における混雑度、他のユーザの車両情報、曜日や時間帯単位の情報等から対象ユーザの走行をセグメント単位で評価する。例えば、セグメント単位評価部58は、セグメント単位で評価する際に、以下の内容に従って対象ユーザの走行を評価する。
・天気:豪雨・台風、地震:有、凍結:有、冠水:有に該当する場合は、スコア計算を無効にするフラグをたてる等によりスコア計算は行わないようにする。
・セグメントそれぞれが時間単位で基準となるスコア値をもち、あるユーザに対してスコアの計算を行う際には、セグメント単位でスコアの計算を行う。
・スコアの計算は、ユーザの情報が予め定めた人数(例えば、10人)以上あれば、制限速度情報及びユーザの平均からの乖離をスコアとする。例えば、標準偏差等を算出して対象ユーザの偏差値をスコアとして算出する。
・加減速によるスコアは、ユーザの平均、もしくは過去のデータから算出し、加減速は値が上に大きければスコアが悪くなり、小さければスコアは良くなるようにする(例えば、未舗装道路等でほとんどの運転者の加速度が荒い値をとる場所では加速度情報が荒くてもスコアは悪くならない。)
・ユーザの情報が予め定めた人数(例えば、10人)以上なければ、制限速度情報と過去のデータの双方を利用し、上下に乖離が大きければスコアが悪くなるようにする。
・渋滞情報は、ユーザの情報が予め定めた人数(例えば、10人)以上とれれば参考にしないが、予め定めた人数以上取れなければ制限速度情報が無効になり下方への乖離はスコアに影響しない(例えば、とろとろ運転は通常スコアが悪くなるが、渋滞の際はスコアが悪くならない)ようにする。
スコア算出部60は、セグメント単位評価部58によるセグメント単位での評価から走行全体における評価を行い、ユーザの運転に対するスコアを算出する。詳細には、スコア算出部60は、該当のセグメントを辿りながらスコアの集計を行う。最終的なスコアは、セグメント平均を算出する。なお、スコアを算出する際に地震やデータ不足等で無効に設定されている部分については飛ばしてスコアを算出する。
続いて、上述のように構成された本実施形態に係る運転評価システム10のクラウドサーバ12において、中央処理部30の運転評価部50の機能で具体的に行われる処理について説明する。図5は、本実施形態に係る運転評価システム10のクラウドサーバ12において、中央処理部30の運転評価部50の機能で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図5の処理は、例えば、ユーザによって運転評価の実行が指示された場合に開始する。
ステップ100では、CPU30Aが、車両情報収集部44及び外部要因収集部46が収集した外部要因及び車両情報をセグメント単位で集計してステップ102へ移行する。すなわち、情報セグメント単位集計部52が、DB38に蓄積した過去のユーザデータである車両情報、及び、気象情報や事故情報等の外部要因の情報を予め定めたセグメント単位で集計する。そして、集計したセグメント単位集計データをDB38に記憶する。
ステップ102では、CPU30Aが、対象ユーザの車両情報を取得してステップ104へ移行する。すなわち、車両情報取得部54が、対象ユーザの車両情報として直近の走行における位置情報、加速度、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作等の車両情報を取得する。
ステップ104では、CPU30Aが、位置情報を元に対象ユーザの車両情報をセグメント単位で集計してステップ106へ移行する。すなわち、セグメント単位集計部56が、位置情報を元に、車両情報取得部54が取得した対象ユーザの車両情報をセグメント単位で集計する。
ステップ106では、CPU30Aが、1セグメントに注目してステップ108へ移行する。
ステップ108では、CPU30Aが、注目セグメントについて対象ユーザの走行を評価してステップ110へ移行する。すなわち、セグメント単位評価部58が、注目セグメントにおける天気情報や、該当日時における混雑度、他のユーザの車両情報、曜日や時間帯単位の情報等から対象ユーザの走行を評価する。
ステップ110では、CPU30Aが、全セグメントについて評価を終了したか否かを判定する。該判定が否定された場合にはステップ112へ移行し、肯定された場合にはステップ114へ移行する。
ステップ112では、CPU30Aが、他のセグメントに注目してステップ108に戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ114では、CPU30Aが、スコアを算出して一連の処理を終了する。すなわち、スコア算出部60が、セグメント単位評価部58によるセグメント単位での評価から走行全体における評価を行い、ユーザの運転に対するスコアを算出する。例えば、セグメント毎のスコアの平均をユーザの運転に対するスコアとして算出する。なお、スコアを出力する際には、セグメント毎のスコアの平均に加えて、セグメント単位のスコアも出力してもよい。
このようにクラウドサーバ12が処理を行うことにより、走行時の天気やルート、地域性等の外部要因を考慮して運転者の運転をスコアとして評価することが可能となる。これにより、外部要因による運転者の特性に起因しないスコア変動を解消できる。また、地域や国の特性を考慮することも可能となる。さらには、データの取得間隔に依存しないため、通信コストを下げることも可能となる。
なお、上記の実施形態では、クラウドサーバ12に車両情報収集部44、外部要因収集部46、動画データ収集部48、及び運転評価部50の機能を備える例を説明したが、これに限るものではない。例えば、車両情報収集部44、外部要因収集部46、動画データ収集部48、及び運転評価部50の各機能をそれぞれ別のサーバに備える形態としてもよい。或いは、車両情報収集部44、外部要因収集部46、動画データ収集部48、及び運転評価部50の少なくとも1つの機能を別のサーバに備える形態としてもよい。
また、上記の実施形態では、運転評価部50において、対象ユーザの運転を評価する際に、車両14で撮影された画像情報を用いずに評価する例を説明したが、画像情報を更に用いて運転を評価してもよい。例えば、画像情報から危険運転を検出して、スコア算出時に危険運転の有無を考慮してスコアを算出するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態におけるクラウドサーバ12で行われる処理は、プログラムを実行することにより行われるソフトウエア処理として説明したが、これに限るものではない。例えば、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、及びFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウエアで行う処理としてもよい。或いは、ソフトウエア及びハードウエアの双方を組み合わせた処理としてもよい。また、ソフトウエアの処理とした場合には、プログラムを各種記憶媒体に記憶して流通させるようにしてもよい。
さらに、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 運転評価システム
12 クラウドサーバ
14 車両
16 車載器
22 車両情報検出部
30 中央処理部
38 DB
44 車両情報収集部(取得部)
46 外部要因収集部(取得部)
50 運転評価部(処理部)
52 情報セグメント単位集計部
54 車両情報取得部
56 セグメント単位集計部
58 セグメント単位評価部
60 スコア算出部

Claims (9)

  1. 位置情報を含む車両の走行に関する車両情報及び運転に影響する予め定めた外部要因を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得した前記車両情報及び前記外部要因の各々を予め定めたセグメント単位で集計した集計結果を用いて、対象ユーザの運転を評価した評価結果を出力する処理を行う処理部と、
    を含む運転評価装置。
  2. 前記外部要因は、車両の挙動に影響を与える、車両以外の外部から得られる外部情報である請求項1に記載の運転評価装置。
  3. 前記外部情報は、気象に関係する気象情報、道路の混雑状況を表す混雑情報、及び事故情報の少なくとも1つの情報である請求項2に記載の運転評価装置。
  4. 前記セグメント単位は、道路を予め定めた距離単位で分割した領域である請求項1~3の何れか1項に記載の運転評価装置。
  5. 前記セグメント単位は、前記距離単位を車両の走行方向毎に更に分割した領域である請求項4に記載の運転評価装置。
  6. 前記処理部は、前記セグメント単位のスコアを前記評価結果として算出して出力する処理を行う請求項1~5の何れか1項に記載の運転評価装置。
  7. 前記処理部は、前記セグメント単位のスコアから走行全体のスコアを算出して出力する請求項6に記載の運転評価装置。
  8. 請求項1~7の何れか1項に記載の運転評価装置と、
    前記車両情報及び前記外部要因を前記運転評価装置に送信する車両と、
    を含む運転評価システム。
  9. コンピュータに、
    車両の走行に関する車両情報及び運転に影響する予め定めた外部要因を複数の車両から取得し、
    取得した前記車両情報及び前記外部要因の各々を予め定めたセグメント単位で集計した集計結果を用いて、対象ユーザの運転を評価した評価結果を出力する処理を実行するための運転評価プログラム。
JP2021115629A 2021-07-13 2021-07-13 運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラム Pending JP2023012147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021115629A JP2023012147A (ja) 2021-07-13 2021-07-13 運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021115629A JP2023012147A (ja) 2021-07-13 2021-07-13 運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023012147A true JP2023012147A (ja) 2023-01-25

Family

ID=85381591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021115629A Pending JP2023012147A (ja) 2021-07-13 2021-07-13 運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023012147A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220058701A1 (en) System and Method for Estimation of Vehicle Accident Damage and Repair
US10933881B1 (en) System for adjusting autonomous vehicle driving behavior to mimic that of neighboring/surrounding vehicles
US8996234B1 (en) Driver performance determination based on geolocation
US10445954B2 (en) Drive event capturing based on geolocation
JP7499256B2 (ja) ドライバの挙動を分類するためのシステムおよび方法
CN110807930B (zh) 危险车辆预警方法及装置
US11170639B2 (en) Transportation threat detection system
CN112289054A (zh) 道路安全预警方法、obu、rsu、mec设备及系统
US20190042857A1 (en) Information processing system and information processing method
JP2020160939A (ja) 交通管理システム
JP2016095831A (ja) 運転支援システム及びセンタ
WO2014207558A2 (en) Onboard vehicle accident detection and damage estimation system and method of use
CN110660270B (zh) 车辆碰撞风险评价模型的建立方法和碰撞风险评价方法
JP7413503B2 (ja) 車両の安全性能を評価すること
JP2011186940A (ja) 道路交通情報提供システム及び方法
KR20130092915A (ko) 안전 운행 지수 산정 시스템에서 차량의 안전 운행 지수 산정 방법, 안전 운행 지수 산정 시스템을 이용한 자동차 보험료 산정 방법, 및 이를 적용한 안전 운행 지수 산정 시스템
JP7347390B2 (ja) 運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラム
JP7276276B2 (ja) 危険運転検出装置、危険運転検出システム、及び危険運転検出プログラム
JP2023012147A (ja) 運転評価装置、運転評価システム、及び運転評価プログラム
EP3905220A1 (en) Accident index calculation device, information providing device, content selection device, insurance premium setting device, accident index calculation method, and program
KR101787577B1 (ko) 스마트 디바이스를 활용한 지능형 교통정보 수집 및 공유 시스템
JP2021124633A (ja) 地図生成システム及び地図生成プログラム
CN116168542B (zh) 一种基于大型车辆的行为监测的预警方法及系统
US20240232963A1 (en) System and Method for Estimation of Vehicle Accident Damage and Repair
JP2023012146A (ja) 危険要因推定装置、危険要因推定システム、及び危険要因推定プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240212