JP2023009603A - 油圧シリンダ - Google Patents

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広太郎 浅野
Kotaro Asano
佳介 田▲崎▼
Keisuke Tazaki
雄一郎 能澤
Yuichiro Nozawa
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Abstract

Figure 2023009603000001
【課題】油圧シリンダのメンテナンス性の低下を抑制する。
【解決手段】油圧シリンダ1は、シリンダチューブ2と、大径部31と小径部32とを有するシリンダヘッド3と、ピストンロッド4と、ボルト5と、ダストシール6と、シリンダヘッド3の少なくとも一部を覆うカバー11と、を備える。カバー11は、小径部32の径方向外側の外面の周囲に配置される第1部分13と、大径部31の径方向外側の外面の周囲に配置される第2部分14と、を有する。軸方向一方側の第1部分13の先端部は、小径部32の先端部よりも軸方向他方側に配置される。第1部分13は、第1部分13の先端部から径方向外側に向かって軸方向他方側に傾斜する傾斜面11cを有する。
【選択図】図2

Description

本開示は、油圧シリンダに関する。
建設機械は、作業機と、作業機を作動させるために伸縮する油圧シリンダとを備える。特許文献1に開示されているように、油圧シリンダは、シリンダヘッドとピストンロッドとの間に配置されるダストシールを備える。
特開2013-224732号公報
油圧シリンダのメンテナンスに要する時間が長くなると、油圧シリンダを備える建設機械の稼働率が低下する。
本開示は、油圧シリンダのメンテナンス性の低下を抑制することを目的とする。
本開示に従えば、軸方向一方側を向く端面を有するシリンダチューブと、シリンダチューブの端面に対向する対向面及び軸方向一方側を向く支持面を有する大径部と、支持面から軸方向一方側に突出する小径部と、を有するシリンダヘッドと、少なくとも一部がシリンダヘッドの内側に配置され軸方向に移動するピストンロッドと、支持面の軸方向一方側に配置される頭部を有し、シリンダチューブとシリンダヘッドとを固定するボルトと、小径部の径方向内側に配置されるダストシールと、シリンダヘッドの少なくとも一部を覆うカバーと、を備え、小径部の外径は、大径部の外径よりも小さく、軸方向一方側の小径部の先端部は、頭部よりも軸方向一方側に配置され、カバーは、小径部の径方向外側の外面の周囲に配置される第1部分と、大径部の径方向外側の外面の周囲に配置される第2部分と、を有し、軸方向一方側の第1部分の先端部は、小径部の先端部よりも軸方向他方側に配置され、第1部分は、第1部分の先端部から径方向外側に向かって軸方向他方側に傾斜する傾斜面を有する、油圧シリンダが提供される。
本開示によれば、油圧シリンダのメンテナンス性の低下が抑制される。
図1は、第1実施形態に係る油圧シリンダの一部を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る油圧シリンダの一部を示す断面図である。 図3は、第1実施形態に係る油圧シリンダの組立方法を説明するための図である。 図4は、第2実施形態に係る油圧シリンダの一部を示す斜視図である。 図5は、第2実施形態に係る油圧シリンダの一部を示す断面図である。
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
[第1実施形態]
第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る油圧シリンダ1の一部を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る油圧シリンダ1の一部を示す断面図である。図1及び図2に示すように、油圧シリンダ1は、シリンダチューブ2と、シリンダヘッド3と、ピストンロッド4と、ボルト5と、ダストシール6と、ロッドパッキン7と、バッファリング8と、第1軸受9と、第2軸受10と、カバー11とを備える。
シリンダチューブ2は、実質的に筒状の部材である。シリンダヘッド3は、実質的に筒状の部材である。ピストンロッド4は、実質的に円柱状の部材である。シリンダチューブ2の中心軸とシリンダヘッド3の中心軸とピストンロッド4の中心軸とは、実質的に一致する。ピストンロッド4は、中空状の部材でもよい。
実施形態においては、シリンダチューブ2の中心軸、シリンダヘッド3の中心軸、及びピストンロッド4の中心軸を適宜、中心軸AX、と総称する。
また、実施形態においては、中心軸AXに平行な方向を適宜、軸方向、と称し、中心軸AXの放射方向を適宜、径方向、と称し、中心軸AXの周囲を周回する方向を適宜、周方向、と称する。
軸方向の一方側の位置又は一方側に接近する方向を適宜、軸方向一方側、と称し、軸方向の他方側の位置又は他方側に接近する方向を適宜、軸方向他方側、と称する。径方向において、中心軸AXに近い位置又は接近する方向を適宜、径方向内側、と称し、中心軸AXから遠い位置又は離隔する方向を適宜、径方向外側、と称する。
シリンダチューブ2は、軸方向一方側を向く端面2Aを有する。シリンダチューブ2の端面2Aにシリンダヘッド3が接続される。軸方向他方側を向くシリンダチューブ2の端面にボトム(不図示)が接続される。シリンダチューブ2は、ピストンロッド4の軸方向他方側に連結されるピストン(不図示)を移動可能に支持する。ピストンは、シリンダチューブ2の内側を、軸方向一方側のヘッド室と軸方向他方側のボトム室とに区画する。シリンダチューブ2は、シリンダチューブ2の端面2Aに設けられたねじ孔21を有する。ねじ孔21は、周方向に間隔をあけて複数設けられる。
シリンダヘッド3は、ピストンロッド4を移動可能に支持する。シリンダヘッド3は、大径部31と、小径部32と、挿入部33とを有する。
大径部31は、実質的に筒状である。大径部31は、シリンダチューブ2の端面2Aに対向する対向面3Aと、対向面3Aの反対方向を向く支持面3Bとを有する。対向面3Aは、軸方向他方側を向く。支持面3Bは、軸方向一方側を向く。大径部31は、支持面3Bと対向面3Aとを繋ぐように設けられた貫通孔34を有する。貫通孔34は、周方向に間隔をあけて複数設けられる。
小径部32は、実質的に筒状である。小径部32は、大径部31の支持面3Bから軸方向一方側に突出する。大径部31の中心軸と小径部32の中心軸とは、一致する。小径部32の外径は、大径部31の外径よりも小さい。
挿入部33は、実質的に筒状である。挿入部33は、大径部31の対向面3Aから軸方向他方側に突出する。大径部31の中心軸と挿入部33の中心軸とは、一致する。挿入部33の外径は、大径部31の外径よりも小さい。挿入部33は、シリンダチューブ2の内側に配置される。挿入部33は、軸方向一方側のシリンダチューブ2の開口からシリンダチューブ2の内側に挿入される。
ピストンロッド4は、シリンダチューブ2及びシリンダヘッド3に対して軸方向に移動する。ピストンロッド4の少なくとも一部は、シリンダチューブ2の内側に配置される。ピストンロッド4の少なくとも一部は、シリンダヘッド3の内側に配置される。ピストンロッド4の軸方向一方側に円環状のロッドヘッド41が設けられる。ピストンロッド4は、ロッドヘッド41を介して建設機械の作業機に連結される。
ピストンロッド4は、シリンダチューブ2から抜去されるように又はシリンダチューブ2に挿入されるように、軸方向に移動する。ピストンロッド4がシリンダチューブ2から抜去されるように移動することにより、油圧シリンダ1が伸張する。ピストンロッド4がシリンダチューブ2に挿入されるように移動することにより、油圧シリンダ1が収縮する。ピストンロッド4が軸方向一方側に移動することにより、油圧シリンダ1が伸張する。ピストンロッド4が軸方向他方側に移動することにより、油圧シリンダ1が収縮する。実施形態において、軸方向一方側は、伸長方向側である。軸方向他方側は、収縮方向側である。油圧シリンダ1の伸縮に対応して、ボトム室又はヘッド室に作動油が供給される。
ボルト5は、シリンダチューブ2とシリンダヘッド3とを固定する。ボルト5は、周方向に複数設けられたシリンダチューブ2のねじ孔21とシリンダヘッド3の貫通孔34とに挿通される。シリンダチューブ2とシリンダヘッド3とは、複数のボルト5により固定される。ボルト5による固定が解除されることにより、シリンダヘッド3は、シリンダチューブ2から解放される。
ボルト5は、頭部51と、軸部52と、ねじ部53とを有する。ボルト5のねじ部53は、貫通孔34を介してねじ孔21に挿入される。ねじ部53に設けられたねじ山とねじ孔21に設けられたねじ溝とが結合されることにより、シリンダチューブ2とシリンダヘッド3とがボルト5により固定される。頭部51は、支持面3Bの軸方向一方側に配置される。頭部51と支持面3Bとの間にワッシャ12が配置される。ワッシャ12は、配置されていなくてもよい。
軸方向一方側の小径部32の先端部3Cは、支持面3Bよりも軸方向一方側に配置される。小径部32の先端部3Cは、頭部51よりも軸方向一方側に配置される。
ダストシール6は、シリンダヘッド3とピストンロッド4との境界をシールする。ダストシール6は、ピストンロッド4の外面に付着した異物を掻き取る。ダストシール6は、油圧シリンダ1の周囲に存在する異物がシリンダチューブ2の内側に侵入することを抑制する。
ダストシール6は、小径部32の径方向内側に配置される。ダストシール6は、小径部32の内面とピストンロッド4の外面との間に配置される。ダストシール6は、実質的に円環状の部材である。ダストシール6は、外環部61と、外環部61の内面から径方向内側に突出するリップ部62とを有する。外環部61は、小径部32の内面に固定される。リップ部62は、ピストンロッド4の外面に接触する。本実施形態においては、ダストシール6は、軸方向に間隔をあけて複数配置される。ダストシール6は、間隔をあけずに複数配置されてもよいし、1つでもよい。
軸方向一方側のダストシール6の先端部6Aは、小径部32の内面とピストンロッド4の外面とに規定される空間の外側に配置される。すなわち、ダストシール6の先端部6Aは、小径部32の先端部3Cよりも軸方向一方側に配置される。ダストシール6の先端部6Aは、複数のダストシール6のうち最も軸方向一方側に配置されるダストシール6のリップ部62を含む。
ロッドパッキン7及びバッファリング8のそれぞれは、シリンダヘッド3とピストンロッド4との境界をシールする。ロッドパッキン7及びバッファリング8のそれぞれは、シリンダチューブ2の内側の作動油がシリンダチューブ2の外側に漏出することを抑制する。ロッドパッキン7は、大径部31とピストンロッド4との間に配置される。バッファリング8の少なくとも一部は、挿入部33とピストンロッド4との間に配置される。
第1軸受9及び第2軸受10のそれぞれは、ピストンロッド4を軸方向に移動可能に支持する。シリンダヘッド3は、第1軸受9及び第2軸受10のそれぞれを介してピストンロッド4を移動可能に支持する。第1軸受9は、大径部31とピストンロッド4との間に配置される。第2軸受10は、挿入部33とピストンロッド4との間に配置される。第1軸受9及び第2軸受10は、配置されなくてもよい。
カバー11は、シリンダヘッド3の少なくとも一部を覆う。カバー11は、実質的に筒状の部材である。本実施形態においては、カバー11は、合成樹脂製である。カバー11を形成する合成樹脂として、ウレタン樹脂が例示される。なお、カバー11は、ゴム製でもよい。
カバー11は、第1部分13と、第2部分14とを有する。第1部分13は、小径部32の径方向外側の外面の周囲に配置される。第2部分14は、大径部31の径方向外側の外面の周囲に配置される。第1部分13は、小径部32の外面の少なくとも一部を覆うように配置される。第2部分14は、大径部31の外面を覆うように配置される。
第1部分13の少なくとも一部は、頭部51の軸方向一方側に配置される。第2部分14の少なくとも一部は、頭部51の径方向外側に配置される。ボルト5の頭部51は、カバー11に覆われる。
軸方向一方側の第1部分13の先端部11Aは、小径部32の先端部3Cよりも軸方向他方側に配置される。すなわち、カバー11は、ダストシール6を覆わないように配置される。ダストシール6の先端部6Aは、小径部32の先端部3Cとピストンロッド4との間の開口から露出する。
本実施形態においては、軸方向他方側の第2部分14の基端部11Bの位置は、軸方向他方側の大径部31の基端部3Dの位置と一致する。基端部11Bの位置は、シリンダチューブ2外側に配置されてもよい。
第1部分13は、傾斜面11Cと、第1シール面11Dと、ボルト対向面11Eとを有する。
傾斜面11Cは、実質的に軸方向一方側を向く。傾斜面11Cは、第1部分13の先端部11Aから径方向外側に向かって軸方向他方側に傾斜する。
第1シール面11Dは、径方向内側を向く。第1シール面11Dは、小径部32の外面に対向する。第1シール面11Dと小径部32の外面とは、実質的に平行である。第1シール面11Dは、小径部32の外面に接触する。
ボルト対向面11Eは、軸方向他方側を向く。ボルト対向面11Eは、ボルト5の頭部51に対向する。ボルト対向面11Eは、頭部51に接触してもよい。
第2部分14は、外面11Fと、第2シール面11Gと、ボルト対向面11Hとを有する。
外面11Fは、径方向外側を向く。第1部分13の傾斜面11Cの周縁部は、第2部分14の外面11Fに接続される。傾斜面11Cの径方向外側の周縁部と、外面11Fの軸方向一方側の端部とが接続される。
第2シール面11Gは、径方向内側を向く。第2シール面11Gは、大径部31の外面に対向する。第2シール面11Gと大径部31の外面とは、実質的に平行である。第2シール面11Gは、大径部31の外面に接触する。
ボルト対向面11Hは、径方向内側を向く。ボルト対向面11Hと第2シール面11Gとは、実質的に同一面内に配置される。ボルト対向面11Eは、ボルト5の頭部51よりも径方向外側に配置される。ボルト対向面11Hは、間隙を介して頭部51に対向する。ボルト対向面11Eの径方向外側の端部と、ボルト対向面11Eの軸方向一方側の端部とが接続される。
第1部分13は、第1シール面11Dから径方向内側に突出する第1凸部13Aを有する。第1凸部13Aは、第1シール面11Dの周方向全域にわたって、中心軸AXを囲むように設けられる。第1凸部13Aは、第1シール面11Dの周方向の一部分に設けられてもよい。軸方向において、第1凸部13Aは、第1シール面11Dに1つだけ設けられる。
小径部32は、小径部32の外面に設けられた第1凹部32Aを有する。第1凹部32Aは、小径部32の外面の周方向全域にわたって、中心軸AXを囲むように設けられる。第1凹部32Aは、小径部32の外面の周方向の一部分に設けられてもよい。軸方向において、第1凹部32Aは、小径部32の外面に1つだけ設けられる。
第1凸部13Aは、第1凹部32Aに配置される。第1凸部13Aは、第1凹部32Aに嵌められる。
第2部分14は、第2シール面11Gから径方向内側に突出する第2凸部14Aを有する。第2凸部14Aは、中心軸AXを囲むように設けられる。軸方向において、第2凸部14Aは、第2シール面11Gに1つだけ設けられる。
大径部31は、大径部31の外面に設けられた第2凹部31Aを有する。第2凹部31Aは、中心軸AXを囲むように設けられる。本実施形態においては、軸方向において、第2凹部31Aは、大径部31の外面に1つ設けられる。軸方向における第2凹部31Aの数は1つに限られない。
第2凸部14Aは、第2凹部31Aに対応するように配置される。第2凸部14Aは、第2凹部31Aに嵌められる。
図3は、本実施形態に係る油圧シリンダ1の組立方法を説明するための図である。ダストシール6、ロッドパッキン7、バッファリング8、第1軸受9、及び第2軸受10のそれぞれがシリンダヘッド3に装着された後、挿入部33がシリンダチューブ2の内側に挿入される。挿入部33がシリンダチューブ2の内側に挿入された後、シリンダチューブ2とシリンダヘッド3とが複数のボルト5により固定される。シリンダチューブ2とシリンダヘッド3とは、端面2Aと対向面3Aとが接触するように固定される。ボルト5のねじ部53がねじ孔21に配置され、ボルト5の軸部52が貫通孔34に配置され、ボルト5の頭部がワッシャ12を介して支持面3Bに支持される。
ピストンロッド4は、カバー11に挿入された後、シリンダヘッド3及びシリンダチューブ2に挿入される。ピストンロッド4の周囲にカバー11が配置された状態で、ピストンロッド4がシリンダヘッド3及びシリンダチューブ2に挿入される。
ピストンロッド4がシリンダヘッド3及びシリンダチューブ2に挿入された後、カバー11がシリンダヘッド3に装着される。カバー11は、第2部分14が大径部31の周囲に配置され、第1部分13が小径部32の周囲に配置されるように、シリンダヘッド3に装着される。
カバー11は、合成樹脂製又はゴム製である。カバー11は、弾性変形することができる。カバー11は、弾性変形しながら、第2部分14が大径部31の周囲に配置され、第1部分13が小径部32の周囲に配置されるように、シリンダヘッド3に装着される。大径部31の周囲に配置された第2部分14は、大径部31の外面を締め付けるように弾性変形する。小径部32の周囲に配置された第1部分13は、小径部32の外面を締め付けるように弾性変形する。これにより、大径部31の外面と第2シール面11Gとが密着し、小径部32の外面と第1シール面11Dとが密着する。
また、カバー11は、第1凸部13Aが第1凹部32Aに配置され、第2凸部14Aが第2凹部31Aに配置されるように、シリンダヘッド3に装着される。第1凸部13Aが第1凹部32Aに配置され、第2凸部14Aが第2凹部31Aに配置されることにより、カバー11がシリンダヘッド3から抜け出ることが抑制される。
カバー11がシリンダヘッド3に装着されることにより、シリンダヘッド3の少なくとも一部がカバー11に覆われる。カバー11は、大径部31の外面、大径部31の支持面3B、及び小径部32の外面のそれぞれを覆うように配置される。また、カバー11は、ボルト5を覆うように配置される。カバー11により、シリンダヘッド3の表面及びボルト5の表面に異物が付着することが抑制される。異物として、土、砂、塵埃、雨水、及び泥水が例示される。
傾斜面11Cに付着した異物は、例えば重力の作用により傾斜面11Cから落下する。同様に、外面11Fに付着した異物は、例えば重力の作用により外面11Fから落下する。そのため、異物がカバー11の表面に滞留することが抑制される。
ダストシール6の先端部6Aは、カバー11に覆われない。ダストシール6の先端部6Aがカバー11に覆われないので、作業者は、シリンダヘッド3からカバー11を外すことなく、先端部6Aに付着した異物を簡単に除去することができる。また、ダストシール6の先端部6Aの周囲にカバー11の傾斜面11Cが配置される。そのため、先端部6Aに付着した異物は、重力の作用により、傾斜面11Cを伝って先端部6Aから落下することができる。
シリンダヘッド3及びボルト5は、カバー11に覆われるので、シリンダヘッド3及びボルト5に異物が付着したり、シリンダヘッド3及びボルト5が錆びたりすることが抑制される。
ダストシール6を交換する場合、作業者は、シリンダヘッド3からカバー11を外した後、ボルト5によるシリンダチューブ2とシリンダヘッド3との固定を解除する。ボルト5に異物が付着すること及びボルト5が錆びることがカバー11により抑制されていたので、作業者は、工具を用いてボルト5を円滑に回転することができる。ボルト5によるシリンダチューブ2とシリンダヘッド3との固定が解除された後、シリンダチューブ2からシリンダヘッド3が外される。作業者は、ダストシール6を交換することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、シリンダチューブ2とシリンダヘッド3とは、大径部31の貫通孔34に挿入されるボルト5により固定される。ダストシール6は、小径部32の径方向内側に配置される。カバー11は、シリンダヘッド3の表面及びボルト5の頭部51を覆うように配置される。カバー11により、シリンダヘッド3及びボルト5の汚染が抑制される。シリンダヘッド3及びボルト5の汚染が抑制されるので、シリンダヘッド3及びボルト5の劣化が抑制される。ボルト5に異物が付着したりボルト5が錆びたりすることがカバー11により抑制されるので、作業者は、工具を用いてボルト5を円滑に回転することができる。作業者は、ボルト5によるシリンダチューブ2とシリンダヘッド3との固定を解除する作業を円滑に実施することができる。
軸方向一方側の第1部分13の先端部11Aは、小径部32の先端部3Cよりも軸方向他方側に配置される。ダストシール6の先端部6Aがカバー11に覆われないので、作業者は、シリンダヘッド3からカバー11を外すことなく、先端部6Aに付着した異物を簡単に除去することができる。
例えば、ダストシールの先端部がカバーに覆われていると、カバーの内側に異物が侵入してダストシールに付着した場合、作業者は、異物を除去するためにシリンダヘッドからカバーを外す必要がある。そのため、異物除去作業に要する時間が長くなり、その結果、メンテナンスに要する時間が長くなる。また、ボルト5に異物が付着していたりボルト5が錆びたりしていると、作業者は、工具を用いてボルト5を円滑に回転することができない可能性がある。そのため、シリンダチューブ2とシリンダヘッド3との固定解除作業に要する時間が長くなり、その結果、メンテナンスに要する時間が長くなる。
本実施形態においては、作業者は、シリンダヘッド3からカバー11を外すことなく、先端部6Aに付着した異物を簡単に除去することができる。そのため、異物除去作業に要する時間が短くなる。また、カバー11によりシリンダヘッド3及びボルト5の汚染が抑制される。そのため、シリンダチューブ2とシリンダヘッド3との固定解除作業に要する時間が短くなる。したがって、油圧シリンダ1のメンテナンスに要する時間が長くなることが抑制され、油圧シリンダ1のメンテナンス性の低下が抑制される。油圧シリンダ1のメンテナンス性の低下が抑制されるので、油圧シリンダ1を備える建設機械の稼働率の低下が抑制される。
ダストシール6の先端部6Aの周囲にカバー11の傾斜面11Cが配置される。そのため、先端部6Aに付着した異物は、重力の作用により、傾斜面11Cを伝って先端部6Aから落下することができる。そのため、異物がダストシール6の先端部6A及びカバー11の表面のそれぞれに滞留することが抑制される。
第1部分13の少なくとも一部は、頭部51の軸方向一方側に配置され、第2部分14の少なくとも一部は、頭部51の径方向外側に配置される。頭部51は、第1部分13のボルト対向面11Eと、第2部分14のボルト対向面11Hと、小径部32の外面とにより規定される密閉空間に配置される。したがって、頭部51の汚染が抑制される。
傾斜面11Cの周縁部は、第2部分14の外面11Fに接続される。そのため、傾斜面11Cに付着した異物は、カバー11から円滑に落下することができる。したがって、カバー11の表面に異物が滞留することが抑制される。
第1部分13は、小径部32の外面に対向する第1シール面11Dを有する。これにより、小径部32の外面の汚染が抑制される。
第1シール面11Dは、小径部32の外面に接触する。これにより、第1シール面11Dと小径部32の外面との間に異物が侵入することが抑制される。
第1部分13は、第1シール面11Dから径方向内側に突出する第1凸部13Aを有する。小径部32は、小径部32の外面に設けられ第1凸部13Aが配置される第1凹部32Aを有する。これにより、カバー11がシリンダヘッド3から抜け出ることが抑制される。
第2部分14は、大径部31の外面に対向する第2シール面11Gを有する。これにより、大径部31の外面の汚染が抑制される。
第2シール面11Gは、大径部31の外面に接触する。これにより、第2シール面11Gと大径部31の外面との間に異物が侵入することが抑制される。
第2部分14は、第2シール面11Gから径方向内側に突出する第2凸部14Aを有する。大径部31は、大径部31の外面に設けられ第2凸部14Aが配置される第2凹部31Aを有する。これにより、カバー11がシリンダヘッド3から抜け出ることが抑制される。
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その構成要素の説明を簡略又は省略する。
図4は、本実施形態に係る油圧シリンダ101の一部を示す斜視図である。図5は、本実施形態に係る油圧シリンダ101の一部を示す断面図である。油圧シリンダ101は、シリンダチューブ2と、シリンダヘッド3と、ピストンロッド4と、ボルト5と、ダストシール6と、ロッドパッキン7と、バッファリング8と、第1軸受9と、第2軸受10と、カバー71とを備える。
カバー71は、シリンダヘッド3の少なくとも一部を覆う。本実施形態において、カバー71は、金属製である。カバー71を形成する金属として、鉄が例示される。
カバー71は、所謂、半割構造である。カバー71は、第1半割カバー711と、第2半割カバー712とを含む。第1半割カバー711と第2半割カバー712とは、固定部材72により固定される。固定部材72は、ねじを含む。2つの固定部材72により、第1半割カバー711と第2半割カバー712とが固定される。第1半割カバー711と第2半割カバー712とが固定されることにより、実質的に筒状のカバー71が形成される。
カバー71は、第1部分73と、第2部分74とを有する。第1部分73は、小径部32の外面の周囲に配置される。第2部分74は、大径部31の外面の周囲に配置される。第1部分73は、小径部32の外面を覆うように配置される。第2部分74は、大径部31の外面を覆うように配置される。
第1部分73の少なくとも一部は、頭部51の軸方向一方側に配置される。第2部分74の少なくとも一部は、頭部51の径方向外側に配置される。ボルト5の頭部51は、カバー71に覆われる。
軸方向一方側の第1部分73の先端部71Aは、小径部32の先端部3Cよりも軸方向他方側に配置される。カバー71は、ダストシール6を覆わないように配置される。ダストシール6の先端部6Aは、小径部32の先端部3Cとピストンロッド4との間の開口から露出する。
第1部分73の先端部71Aに対向するように、ストッパ部材15が配置される。ストッパ部材15により、カバー71がシリンダヘッド3から抜け出ることが抑制される。ストッパ部材15は、小径部32の外面に設けられた溝32Bに配置される。溝32Bは、中心軸AXを囲むように形成される。ストッパ部材15は、溝32Bに配置される円環状又は円弧状の部材である。ストッパ部材15として、スナップリング又はサークリップが例示される。
本実施形態においては、軸方向他方側の第2部分74の基端部71Bの位置は、軸方向他方側の大径部31の基端部3Dの位置と一致する。基端部11Bの位置は、シリンダチューブ2外側に配置されていてもよい。
第1部分73は、傾斜面71Cと、第1シール面71Dと、ボルト対向面71Eとを有する。
傾斜面71Cは、実質的に軸方向一方側を向く。傾斜面71Cは、第1部分73の先端部71Aから径方向外側に向かって軸方向他方側に傾斜する。
第1シール面71Dは、径方向内側を向く。第1シール面71Dは、小径部32の外面に対向する。第1シール面71Dと小径部32の外面とは、実質的に平行である。
ボルト対向面71Eは、軸方向他方側を向く。ボルト対向面71Eは、ボルト5の頭部51に対向する。
第2部分74は、外面71Fと、第2シール面71Gと、ボルト対向面71Hとを有する。
外面71Fは、径方向外側を向く。第1部分73の傾斜面71Cの周縁部は、第2部分74の外面71Fに接続される。
第2シール面71Gは、径方向内側を向く。第2シール面71Gは、大径部31の外面に対向する。第2シール面71Gと大径部31の外面とは、実質的に平行である。
ボルト対向面71Hは、径方向内側を向く。ボルト対向面71Hと第2シール面71Gとは、実質的に同一面内に配置される。ボルト対向面71Eは、ボルト5の頭部51よりも径方向外側に配置される。
第1シール面71Dと小径部32の外面との間に第1シール部材16が配置される。第1シール部材16として、Oリングが例示される。
第1部分73は、第1シール面71Dに設けられた凹部73Aを有する。凹部73Aは、中心軸AXを囲むように設けられる。第1シール部材16の少なくとも一部は、凹部73Aに配置される。第1シール部材16は、凹部73Aに配置された状態で、小径部32の外面に接触する。
第2シール面71Gと大径部31の外面との間に第2シール部材17が配置される。第2シール部材17として、Oリングが例示される。
第2部分74は、第2シール面71Gに設けられた凹部74Aを有する。凹部74Aは、中心軸AXを囲むように設けられる。第2シール部材17の少なくとも一部は、凹部74Aに配置される。第2シール部材17は、凹部74Aに配置された状態で、大径部31の外面に接触する。
次に、油圧シリンダ101の組立方法について説明する。ダストシール6、ロッドパッキン7、バッファリング8、第1軸受9、及び第2軸受10のそれぞれがシリンダヘッド3に装着された後、挿入部33がシリンダチューブ2の内側に挿入される。挿入部33がシリンダチューブ2の内側に挿入された後、シリンダチューブ2とシリンダヘッド3とが複数のボルト5により固定される。
ピストンロッド4がシリンダヘッド3及びシリンダチューブ2に挿入された後、第1シール部材16及び第2シール部材17がシリンダヘッド3の周囲に配置され、第1半割カバー711と第2半割カバー712とがシリンダヘッド3の周囲に配置される。第1半割カバー711と第2半割カバー712とが固定部材72により固定されることにより、シリンダヘッド3の少なくとも一部がカバー71に覆われる。また、ボルト5もカバー71に覆われる。カバー71がシリンダヘッド3に装着された後、ストッパ部材15が溝32Bに配置される。
ダストシール6を交換する場合、固定部材72による第1半割カバー711と第2半割カバー712との固定が解除される。第1半割カバー711と第2半割カバー712との固定が解除され、シリンダヘッド3からカバー71が外された後、ボルト5によるシリンダチューブ2とシリンダヘッド3との固定が解除される。ボルト5の汚染が抑制されているので、作業者は、工具を用いてボルト5を円滑に回転することができる。ボルト5によるシリンダチューブ2とシリンダヘッド3との固定が解除された後、シリンダチューブ2からシリンダヘッド3が外される。作業者は、ダストシール6を交換することができる。
以上説明したように、本実施形態においても、油圧シリンダ1のメンテナンス性の低下が抑制される。
第1シール面71Dと小径部32の外面との間に第1シール部材16が配置される。第2シール面71Gと大径部31の外面との間に第2シール部材17が配置される。第1シール部材16及び第2シール部材17により、カバー71の内側の空間に異物が侵入することが抑制される。また、第1シール部材16及び第2シール部材17により、カバー71の内側の空間が密閉される。カバー71の内側の空間は、ボルト対向面71Eとボルト対向面71Hと小径部32の外面とにより規定される頭部51が配置される空間を含む。第1シール部材16及び第2シール部材17により、頭部51の汚染が抑制される。
第1部分73の先端部71Aに対向するようにストッパ部材15が配置される。これにより、カバー71がシリンダヘッド3から抜け出ることが抑制される。
カバー71は、半割構造である。そのため、ピストンロッド4がシリンダヘッド3及びシリンダチューブ2に挿入された後に、カバー71をシリンダヘッド3に装着することができる。
[その他の実施形態]
上述の第1実施形態において、合成樹脂製又はゴム製のカバー11が半割構造でもよい。合成樹脂製又はゴム製のカバー11が第1半割カバーと第2半割カバーとを含む場合、第1半割カバーと第2半割カバーとを固定するために接着剤が使用されてもよい。
上述の第2実施形態において、金属製のカバー71は、半割構造でなくてもよく、上述の第1実施形態で説明したカバー11のような一体構造でもよい。一体構造のカバー71においても、第1シール部材16及び第2シール部材17が配置されることにより、カバー71の内側の空間に異物が侵入することが抑制される。また、一体構造のカバー71においても、ストッパ部材15が配置されることにより、カバー71がシリンダヘッド3から抜け出ることが抑制される。
1…油圧シリンダ、2…シリンダチューブ、2A…端面、3…シリンダヘッド、3A…対向面、3B…支持面、3C…先端部、3D…基端部、4…ピストンロッド、5…ボルト、6…ダストシール、6A…先端部、7…ロッドパッキン、8…バッファリング、9…第1軸受、10…第2軸受、11…カバー、11A…先端部、11B…基端部、11C…傾斜面、11D…第1シール面、11E…ボルト対向面、11F…外面、11G…第2シール面、11H…ボルト対向面、12…ワッシャ、13…第1部分、13A…第1凸部、14…第2部分、14A…第2凸部、15…ストッパ部材、16…第1シール部材、17…第2シール部材、21…ねじ孔、31…大径部、31A…第2凹部、32…小径部、32A…第1凹部、32B…溝、33…挿入部、34…貫通孔、41…ロッドヘッド、51…頭部、52…軸部、53…ねじ部、61…外環部、62…リップ部、71…カバー、71A…先端部、71B…基端部、71C…傾斜面、71D…第1シール面、71E…ボルト対向面、71F…外面、71G…第2シール面、71H…ボルト対向面、72…固定部材、73…第1部分、73A…凹部、74…第2部分、74A…凹部、101…油圧シリンダ、711…第1半割カバー、712…第2半割カバー、AX…中心軸。

Claims (13)

  1. 軸方向一方側を向く端面を有するシリンダチューブと、
    前記シリンダチューブの端面に対向する対向面及び軸方向一方側を向く支持面を有する大径部と、前記支持面から軸方向一方側に突出する小径部と、を有するシリンダヘッドと、
    少なくとも一部が前記シリンダヘッドの内側に配置され軸方向に移動するピストンロッドと、
    前記支持面の軸方向一方側に配置される頭部を有し、前記シリンダチューブと前記シリンダヘッドとを固定するボルトと、
    前記小径部の径方向内側に配置されるダストシールと、
    前記シリンダヘッドの少なくとも一部を覆うカバーと、を備え、
    前記小径部の外径は、前記大径部の外径よりも小さく、
    軸方向一方側の前記小径部の先端部は、前記頭部よりも軸方向一方側に配置され、
    前記カバーは、前記小径部の径方向外側の外面の周囲に配置される第1部分と、前記大径部の径方向外側の外面の周囲に配置される第2部分と、を有し、
    軸方向一方側の前記第1部分の先端部は、前記小径部の先端部よりも軸方向他方側に配置され、
    前記第1部分は、前記第1部分の先端部から径方向外側に向かって軸方向他方側に傾斜する傾斜面を有する、
    油圧シリンダ。
  2. 前記第1部分の少なくとも一部は、前記頭部の軸方向一方側に配置され、
    前記第2部分の少なくとも一部は、前記頭部の径方向外側に配置される、
    請求項1に記載の油圧シリンダ。
  3. 前記傾斜面の周縁部は、前記第2部分の外面に接続される、
    請求項1又は請求項2に記載の油圧シリンダ。
  4. 前記第1部分は、前記小径部の外面に対向する第1シール面を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の油圧シリンダ。
  5. 前記第1シール面は、前記小径部の外面に接触する、
    請求項4に記載の油圧シリンダ。
  6. 前記第1部分は、前記第1シール面から径方向内側に突出する第1凸部を有し、
    前記小径部は、前記小径部の外面に設けられ前記第1凸部が配置される第1凹部を有する、
    請求項4又は請求項5に記載の油圧シリンダ。
  7. 前記第1シール面と前記小径部の外面との間に配置される第1シール部材を備える、
    請求項4に記載の油圧シリンダ。
  8. 前記第2部分は、前記大径部の外面に対向する第2シール面を有する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の油圧シリンダ。
  9. 前記第2シール面は、前記大径部の外面に接触する、
    請求項8に記載の油圧シリンダ。
  10. 前記第2部分は、前記第2シール面から径方向内側に突出する第2凸部を有し、
    前記大径部は、前記大径部の外面に設けられ前記第2凸部が配置される第2凹部を有する、
    請求項8又は請求項9に記載の油圧シリンダ。
  11. 前記第2シール面と前記大径部の外面との間に配置される第2シール部材を備える、
    請求項8に記載の油圧シリンダ。
  12. 前記第1部分の先端部に対向するように、前記小径部の溝に配置されるストッパ部材を備える、
    請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の油圧シリンダ。
  13. 前記カバーは、第1半割カバーと、第2半割カバーと、を含み、
    前記第1半割カバーと前記第2半割カバーとを固定する固定部材を備える、
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の油圧シリンダ。
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