JP2023008249A - コンテンツ先読み装置、コンテンツ先読み方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェブサイト上でユーザが所望するコンテンツの表示をより高速化することが可能なコンテンツ先読み技術を提供すること。【解決手段】ウェブサイト上で表示するためのコンテンツを先読みするコンテンツ先読み装置であって、コンテンツ先読み装置の種別に関する種別情報を取得する取得部12と、ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定する特定部13と、特定されたリンクに対応するコンテンツを予め取得する先読みを実行する先読み部14と、ウェブサイト上におけるユーザ操作に基づいて、先読みされたコンテンツをウェブサイト上で表示するための表示情報を生成する生成部18と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、コンテンツ先読み装置、コンテンツ先読み方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、インターネットやイントラネットに代表される公衆電話回線等の電気通信回線を利用した通信ネットワークシステムが急速に普及している。
例えば、特許文献1には、使用者が所望の情報に素早くアクセスすることが可能な先読み機能を備えた通信ネットワークシステムが記載されている。当該通信ネットワークシステムは、ハイパーテキスト形式で記載されたウェブページを記憶したサーバと、サーバに電気通信回線を介してウェブページを読み込む接続端末と、を備え、接続端末によりウェブページを読み込むときに、ウェブページの種類を示すカテゴリデータに優先順位をつけて他のWEBページを先読みする。
特開2001-229071号公報
上記したような従来の通信ネットワークシステムにおいては、接続端末は、カテゴリデータに優先順位をつけてウェブページを先読み可能である。しかしながら、従来の通信ネットワークシステムでは、接続端末の種別に応じたコンテンツ先読み技術を実行できないため、ユーザが所望するコンテンツの表示の高速化を十分に実現できないおそれがある。
そこで、本発明のいくつかの態様はかかる事情に鑑みてなされたものであり、ウェブサイト上でユーザが所望するコンテンツの表示をより高速化することが可能なコンテンツ先読み技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るコンテンツ先読み装置は、ウェブサイト上で表示するためのコンテンツを先読みするコンテンツ先読み装置であって、コンテンツ先読み装置の種別に関する種別情報を取得する取得部と、ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定する特定部と、特定されたリンクに対応するコンテンツを予め取得する先読みを実行する先読み部と、ウェブサイト上におけるユーザ操作に基づいて、先読みされたコンテンツをウェブサイト上で表示するための表示情報を生成する生成部と、を備える。
本発明の一態様に係るコンテンツ先読み方法は、ウェブサイト上で表示するためのコンテンツを先読みするコンテンツ先読み装置が実行するコンテンツ先読み方法であって、コンテンツ先読み装置の種別に関する種別情報を取得するステップと、ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定するステップと、特定されたリンクに対応するコンテンツを予め取得する先読みを実行するステップと、ウェブサイト上における第2ユーザ操作に基づいて、先読みされたコンテンツをウェブサイト上で表示するための表示情報を生成するステップと、を含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、ウェブサイト上で表示するためのコンテンツを先読みするコンテンツ先読み装置を、コンテンツ先読み装置の種別に関する種別情報を取得する取得部と、ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定する特定部と、特定されたリンクに対応するコンテンツを予め取得する先読みを実行する先読み部と、ウェブサイト上における第2ユーザ操作に基づいて、先読みされたコンテンツをウェブサイト上で表示するための表示情報を生成する生成部と、して実行させるためのプログラム。
本発明の一態様に係る記録媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
なお、本発明において、「部」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、ウェブサイト上でユーザが所望するコンテンツの表示をより高速化することができる。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ表示装置の機能ブロックの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ指定予測処理の一例を示す概念図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ指定予測処理の他の一例を示す概念図である。 本発明の一実施形態に係る先読み処理を含むコンテンツ表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るコンテンツ表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るキャッシュ管理処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。さらに、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ表示装置1(コンテンツ先読み装置,キャッシュ管理装置)の機能ブロックの一例を示す図である。コンテンツ表示装置1は、例えば以下の4つの機能を備える装置である。
(1)クリック予測機能(リンク特定部13):ユーザがウェブページの表示画面上で所定の操作を行うことで、クリックされる(ユーザによって指定又は選択される)可能性の高い一又は複数のリンクを予測する機能。コンテンツ又はコンテンツのリソースの先読みに発生する通信量を抑制することが可能である。
(2)先読みキャッシュ最適化機能(先読み部14):先読みさせるリンク対象を最適化する機能。先読みに発生する通信量を抑制しつつ、コンテンツの表示速度を高速化させることが可能である。
(3)キャッシュ除外ページ設定機能(キャッシュ管理部15):個人情報入力フォーム、及び、決済画面等の除外対象ページを予め設定する機能。キャッシュの対象から除外したいウェブページやディレクトリをキャッシュから除外可能である。
(4)キャッシュ自動クリア機能(キャッシュ管理部15):キャッシュデータが一定期間経過すると自動クリアされる機能。キャッシュ残による問題(例えば、在庫情報や価格情報等、更新前の情報がウェブページ上に表示される等)の発生を防止可能である。
「コンテンツのリソース」は、コンテンツを構成する各種データであり、ウェブサイト上で表示される、静止画像、動画像、ページ、フォント、又は、スクリプト等を含む。
コンテンツ表示装置1は、例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、又は、スマートフォン等により実現される。コンテンツ表示装置1は、例えば、1つ又は複数のサーバ装置により実現されてもよい。
コンテンツ表示装置1は、例示的に、ウェブサイト上で所定のコンテンツを表示するための情報処理を実行する情報処理部10と、当該情報処理を実行するための情報、及び、当該情報処理を実行することによって生成された情報を記録する情報記録部20と、コンテンツ表示装置1がウェブサイト管理サーバ(外部サーバ)から取得したデータ(コンテンツ又はリソース)をキャッシュするn個(nは、1以上の任意の整数値)のキャッシュデータベース(DB)DB1…DBnを管理するキャッシュDB管理部30と、を備える。なお、以下の説明において、これらn個のキャッシュデータベースDB1…DBnを区別することなく説明する場合には、符号を一部省略して、単に「キャッシュデータベースDB」と呼ぶ。
図1の例では、キャッシュDB管理部30(キャッシュデータベースDB)は、コンテンツ表示装置1の構成の一部、つまり、コンテンツ表示装置1が備える構成として説明するが、コンテンツ表示装置1とは異なる外部装置等がキャッシュDB管理部30を備えてもよい。
情報処理部10は、機能的に、情報取得部12(取得部)と、リンク特定部13(判別部)と、先読み部14(リソース取得部)と、キャッシュ管理部15と、DB選択部16と、使用状況判断部17と、表示情報生成部18(生成部)と、を備える。なお、情報処理部10の上記各部は、例えば、メモリやハードディスク等の記憶領域を用いたり、記憶領域に格納されているプログラムをプロセッサが実行したりすることにより実現することができる。
情報取得部12は、ウェブサイト上で所定のコンテンツを表示するための情報処理に必要な情報を取得する。情報取得部12は、例えば情報記録部20(内部のデータベース)に予め記録された各種情報(例えば、コンテンツ表示装置1の種別に関する種別情報TIと、先読み対象であるコンテンツの内容に関するリソース設定情報RSI)を取得する。なお、情報取得部12は、コンテンツ表示装置1の外部のデータベースから各種情報取得してもよい。「リソース設定情報RSI」(設定情報)の詳細については、後述する。
「コンテンツ表示装置の種別」とは、コンテンツ表示装置1の種類等による区別や区分、分類をいう。コンテンツ表示装置1の種別は、例えば、コンテンツ表示装置1に表示されるブラウザの種類を含む。この場合、種別情報TIは、ブラウザの識別情報を含む。また、コンテンツ表示装置1の種別は、例えば、コンテンツ表示装置1がスマートフォン等のウェブサイトを表示するための表示部(画面)もしくは当該表示部に表示される表示画像のサイズが比較的小さい装置であるか、又は、コンテンツ表示装置1がデスクトップコンピュータ等のウェブサイトを表示するための表示部もしくは当該表示部に表示される表示画像のサイズが比較的大きい装置であるかを示す情報を含む。種別情報TIは、例えば、コンテンツ表示装置1の識別番号、種別を示す所定の番号、又は、コンテンツ表示装置1の画面サイズに関する情報を含んでもよい。
リンク特定部13は、ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、コンテンツ表示装置1の種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定する。「所定の条件」は、例えば、ウェブサイト上におけるユーザ操作に関する条件である。コンテンツ表示装置1におけるウェブサイトを表示するための表示部(画面)のサイズに応じて、コンテンツに埋め込まれたURLを高確率でクリックする範囲が変動するため、「所定の条件」は、コンテンツ表示装置1の種別に応じて設定される。「所定の条件」は、固定でもよいし、ユーザによって適宜設定(変更)可能でもよいし、ユーザのクリック履歴に基づいてユーザごとに最適化されるように条件が更新されてもよい。
図2は、スマートフォン等のモバイル端末の画面G1上におけるユーザのクリック予測処理の一例である。図2に示すように、衣服の購入に関するウェブサイト上で各コンテンツC(例えば、スーツ、コート、ニット、及び、肌着の画像等)が表示されている。画面G1上におけるユーザ操作に対応するカーソルCU1の動作に応じて画面G1上の表示領域が変化する。
コンテンツ表示装置1の種別(例えばモバイル端末)に応じて設定される所定の条件は、ウェブサイトにおけるリンク特定領域LR(特定領域)に含まれるリンクであることを含む。例えば、リンク特定部13は、リンク特定領域LR(特定領域)に含まれる、コンテンツC1のコンテンツ表示領域CR1、及び、コンテンツC3のコンテンツ表示領域CR3のそれぞれに対応するリンクを特定する。
所定の条件は、ウェブサイトにおけるリンク特定領域LRに含まれるリンクであることに加えて、リンクがリンク特定領域LRに一定期間存在することを含む。一定期間は、任意に設定可能であるが、例えば数秒間を含む。例えば、リンク特定部13は、リンク特定領域LR(特定領域)に一定期間にわたり含まれる、コンテンツC1のコンテンツ表示領域CR1、及び、コンテンツC3のコンテンツ表示領域CR3のそれぞれに対応するリンクを特定する。
この構成によれば、コンテンツ表示装置1は、ウェブサイトを表示するための表示部(画面)のサイズが比較的小さいスマートフォン等の種別に応じた最適な条件を参照してリンク特定が可能である。
リンクが特定される際、所定の条件として、コンテンツ表示領域CRが、リンク特定領域LRに完全に含まれている必要があると設定されてもよい。
また、リンクが特定される際、所定の条件として、コンテンツ表示領域CRが、リンク特定領域LRに完全に含まれている必要はなく、コンテンツ表示領域CRの少なくとも一部が含まれていればよいと設定されてもよい。具体的には、所定の条件として、画面上のリンクの可視部分、例えばリンクが対応づけられたテキスト等の少なくとも一部がリンク特定領域LRに含まれる場合に、当該リンクが特定されてもよい。
図3は、デスクトップコンピュータの画面G3上におけるユーザのクリック予測処理の一例である。図3では、図2と同様に、衣服の購入に関するウェブサイト上で各コンテンツCが表示されている。画面G3上におけるユーザ操作に対応するカーソルCU3の動作に応じて画面G3上の表示領域が変化してもよい。
コンテンツ表示装置1の種別(例えばデスクトップコンピュータ)に応じて設定される所定の条件は、ユーザ操作によって、ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクが一定期間指定されることを含む。一定期間は、任意に設定可能であるが、例えば数秒間を含む。例えば、リンク特定部13は、ユーザがカーソルCU3を操作してコンテンツCのコンテンツ表示領域CRにおいてマウスオーバを一定期間にわたり実行する場合、当該コンテンツ表示領域CRに対応するリンクを特定する。
この構成によれば、コンテンツ表示装置1は、ウェブサイトを表示するための表示部(画面)のサイズが比較的大きいデスクトップコンピュータ等の種別に応じた最適な条件を参照してリンク特定が可能である。
ユーザによるリンクの指定は、任意であり、マウスオーバの他、クリック操作が高確率で実施されることを予想可能な他のユーザ操作を含んでもよい。
リンク特定部13は、ユーザごとに最適な所定の条件を設定してもよい。例えば、リンク特定部13は、ユーザごとにコンテンツ表示画面のどの範囲又は領域をクリックしやすいか、又は、どの程度の期間にわたって画面スクロールを停止すると表示領域をクリックするかというデータを収集し、蓄積する。リンク特定部13は、収集及び蓄積した上記データを踏まえて、リンクに対応するコンテンツの先読みの条件となるリンク特定領域、スクロール停止期間、及び、マウスオーバ期間の少なくとも一つをユーザごとに最適化するように調整する。
図1に戻り、先読み部14は、リンク特定部13によって特定された一又は複数のリンクに対応するコンテンツ(コンテンツのリソースを含む)を予め取得する先読みを実行する。先読み部14は、例えば、特定されたリンクに対応するコンテンツが予めキャッシュDBにキャッシュされていないとき、又は、当該コンテンツがキャッシュDBにキャッシュされている場合であっても当該コンテンツの有効期限が切れているときは、当該コンテンツを外部サーバから取得する。
先読み部14は、情報取得部12が取得したリソース設定情報RSI(設定情報)に基づいて、特定された一又は複数のリンクに対応するコンテンツを取得する。リソース設定情報RSIは、ウェブサイトごとに予め設定される。先読み対象であるコンテンツのリソースの種類(例えば、静止画像、動画像、ページ、フォント、又は、スクリプト)、先読み対象から除外すべきコンテンツのリソースの内容(例えば、個人入力フォーム、価格変動が起こりやすいタイムセール画面等のリストや画面パターン)、及び、先読みされたコンテンツのリソースをキャッシュ保持する有効期限の少なくとも一つに関する情報を含む。なお、有効期限は、コンテンツのリソースの種類ごとに設定されてもよい。
この構成によれば、先読み部14は、取得するためのリソースに関する設定情報に基づいて先読み処理を実行するため、例えばウェブサイトごとに、キャッシュすべきリソース、及び、除外すべきリソースを適切に選別可能である。
リソース設定情報RSIは、ウェブサイトごとに固定の設定情報でもよいし、ユーザやコンテンツ表示装置(コンテンツ表示アプリケーション)の管理者によって適宜変更されてもよい。また、リソース設定情報RSIは、コンテンツ表示装置の種別ごとに設定されてもよい。
キャッシュ管理部15は、先読み部14によって取得されたコンテンツのキャッシュを管理する。例えば、キャッシュ管理部15は、キャッシュデータベースDB(所定のデータベース)に、コンテンツのリソースをキャッシュする。キャッシュデータベースDBは、例えば、キャッシュ領域RA(第1キャッシュ領域)と、キャッシュ領域RAよりもキャッシュ容量が大きいキャッシュ領域RB(第2キャッシュ領域)と、を有する。
キャッシュ領域RAとキャッシュ領域RBとがキャッシュデータベースDB全体に占める割合は適宜設定可能である。例えば、キャッシュ領域RAは、キャッシュデータベースDB全体のうちの10%を占める領域であり、キャッシュ領域RBは、キャッシュデータベースDB全体のうちの90%を占める領域である。キャッシュ管理部15は、新たなキャッシュ対象である対象リソースを、よりキャッシュ容量が小さいキャッシュ領域RAに優先的にキャッシュする。
なお、複数のキャッシュデータベースDBごとに、複数のキャッシュ領域の占める割合が異なってもよい。例えば、上記のとおり、キャッシュ領域RAは、キャッシュデータベースDB全体のうちの10%を占める領域であり、キャッシュ領域RBは、キャッシュデータベースDB全体のうちの90%を占める領域であるが、キャッシュ領域RAnは、キャッシュデータベースDB全体のうちの20%を占める領域であり、キャッシュ領域RBnは、キャッシュデータベースDB全体のうちの80%を占める領域であってもよい。なお、キャッシュ領域は、一のキャッシュデータベースDBにおいて三つ以上の領域が設定されてもよい。
DB選択部16は、キャッシュ対象のリソースをキャッシュする場合、複数のキャッシュデータベースDBごとの空き容量に基づいて、当該リソースをキャッシュする特定のキャッシュデータベースDBを選択する。例えば、DB選択部16は、複数のキャッシュデータベースのうち、最も空き容量の大きい特定のキャッシュデータベースDBを選択する。
使用状況判断部17は、キャッシュデータベースDBにキャッシュされている一又は複数のリソースの使用状況を、キャッシュ領域ごとに判断する。例えば、使用状況判断部17は、各キャッシュ領域RA,RBにキャッシュされているリソースの使用頻度、使用回数、及び、使用時期の少なくとも一つの情報を判断する。
リソースの使用頻度は、コンテンツ表示の際に当該リソースが参照された頻度を示す。リソースの使用回数は、コンテンツ表示の際に当該リソースが参照された回数を示す。リソースの使用時期は、リソースの使用日時を含み、例えば、当該リソースが過去に参照された後しばらく参照されていないか、又は、当該リソースが直近(最近)に参照されたか等を示す。
表示情報生成部18は、ウェブサイト上におけるユーザ操作に基づいて、先読みされたコンテンツをウェブサイト上でコンテンツ表示画面として表示するための表示情報を生成する。表示情報生成部18は、生成した表示情報を、コンテンツ表示装置1が備える表示部(例えば図7に示す入出力インターフェイス44)に出力する。表示情報生成部18は、生成した表示情報を、コンテンツ表示装置1の外部装置であるディスプレイ等に出力してもよい。
情報記録部20は、例えば、コンテンツ表示装置1の種別に関する種別情報TIと、リンク特定部13が参照する「所定の条件」に関するリンク特定条件情報LCIと、先読み部14が参照するリソース設定情報RSIと、キャッシュされたコンテンツ又はリソースを含むキャッシュ管理情報CMIと、表示情報生成部18が生成した表示情報DIと、を記録する。キャッシュ管理情報CMIは、ウェブサイトごとの、キャッシュされているコンテンツもしくはリソース、及び、キャッシュされているコンテンツもしくはリソースの有効期限に関する情報を含む。
<コンテンツ表示処理>
図4及び図5を参照して、本発明の一実施形態に係るコンテンツの先読み処理を含むコンテンツ表示処理の例を説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ表示処理の一例を示すフローチャートである。図4に示すように、コンテンツ表示装置1は、ウェブサイトにアクセスする(ステップS1)。ウェブサイトブラウザは、ウェブサイト管理サーバに対してブラウザ上で表示するためのコンテンツを要求する(ステップS3)。ウェブサイト管理サーバは、ウェブサイトブラウザに対してコンテンツを返送する(ステップS5)。ウェブサイトブラウザは、ウェブサイト管理サーバから受信したコンテンツをブラウザ上で表示する(ステップS7)。
コンテンツ表示装置1は、コンテンツ先読み機能を含むコンテンツ表示アプリケーションを起動する(ステップS9)。ステップS1~S7に示すように、ユーザが所定のウェブサイトを閲覧すると、コンテンツ表示装置1は、当該コンテンツ表示アプリケーションを起動する。
コンテンツ表示装置1は、コンテンツ表示装置1で表示されるブラウザの種類を判定する(ステップS11)。コンテンツ表示装置1は、図1に示す情報記録部20から、先読み対象として指定されているリソースのリソース設定情報RSIを取得する(ステップS13)。コンテンツ表示装置1は、ステップS11において判定したブラウザの種類に応じて指定されたリソースの設定情報に合致する先読み対象リソースを検知する(ステップS15)。
ウェブサイト上におけるユーザ操作が実行される(ステップS17)。コンテンツ表示装置1は、ユーザ操作に対応するユーザ操作情報を取得する(ステップS19)。
コンテンツ表示装置1は、ユーザのクリック予測処理として、コンテンツ表示装置1で表示されるブラウザの種類に応じた所定の条件を参照して、例えば図2に示すように、リンク特定領域LR(特定領域)に含まれる、コンテンツC1のコンテンツ表示領域CR1、及び、コンテンツC3のコンテンツ表示領域CR3のそれぞれに対応するリンクA,Bを特定する(ステップS21)。
コンテンツ表示装置1は、リンクA,Bに対応するリソースのキャッシュ状況を確認する(ステップS23)。コンテンツ装置1は、(1)リンクA,Bに対応するリソースがキャッシュされていない、又は、(2)リンクA,Bに対応するリソースのキャッシュ有効期限が切れている場合は、ウェブサイト管理サーバに、取得が必要なリソースを要求して取得する(ステップS25)。
ユーザがウェブサイトブラウザ上で、図2に示すコンテンツC1(スリーピーススーツ)のコンテンツ表示領域CR1に対応するリンクAに遷移する操作を実行する(ステップS27)。コンテンツ表示装置1は、リンクAに対応するコンテンツ(コンテンツのリソース)の要求を受信する(ステップS29)。
コンテンツ表示装置1は、図1に示すキャッシュデータベースDBにおいて、リンクAに対応する一又は複数のリソースを検索する(ステップS31)。コンテンツ表示装置1は、リンクAに対応する一又は複数のリソースを取得して、当該一又は複数のリソースに基づく、スリーピーススーツに対応するコンテンツを返送する(ステップS33)。ウェブサイトブラウザは、リンクAに対応するコンテンツを表示する(ステップS35)。
図5は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ表示画面の一例を示す図である。図5に示すように、コンテンツ表示装置1は、特定したリンクAに対応するコンテンツC5(例えばスリーピーススーツに関するコンテンツ)を表示するコンテンツ表示画面G5を表示する。
本実施形態におけるコンテンツ表示装置1(コンテンツ先読み装置)は、コンテンツ先読み装置の種別に関する種別情報TIを取得し、ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定する。コンテンツ表示装置1は、特定されたリンクに対応するコンテンツを予め取得する先読みを実行し、ウェブサイト上におけるユーザ操作に基づいて、先読みされたコンテンツをウェブサイト上で表示するための表示情報DIを生成する。よって、コンテンツ表示装置1の種別に応じたコンテンツ先読み技術を実行できる。したがって、ウェブサイト上でユーザが所望するコンテンツの表示をより高速化することが可能である。
<キャッシュ管理処理>
図6を参照して、コンテンツのリソースのキャッシュを管理するキャッシュ管理処理の一例を説明する。図6は、本発明の一実施形態に係るキャッシュ管理処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、コンテンツ表示装置1は、新たにキャッシュするためのコンテンツのリソースaを、例えば図4に示すウェブサイト管理サーバ(管理サーバ)から取得する(ステップS41)。
ステップS43において、コンテンツ表示装置1が複数のキャッシュデータベースDBを備える場合(Yesの場合)、ステップS45に進む。コンテンツ表示装置1は、複数のキャッシュデータベースDBごとの空き容量に基づいて、当該リソースをキャッシュする、最も空き容量が大きいキャッシュデータベースDBを選択する(ステップS45)。この構成によれば、コンテンツ表示装置1は、新たなキャッシュ対象であるリソースをより空き容量が大きいキャッシュデータベースDBに優先的にキャッシュできるため、キャッシュ管理が効率化される。
ステップS43において、コンテンツ表示装置1が単一のキャッシュデータベースDBを備える場合(Noの場合)、ステップS47に進む。
ステップS47において、一のキャッシュデータベースDBにおけるキャッシュ領域RAにおいて、リソースaをキャッシュするための空き容量がある場合(Yesの場合)、ステップS49に進む。ステップS49において、コンテンツ表示装置1は、リソースaをキャッシュ領域RAにキャッシュする。
他方で、キャッシュ領域RAにおいて、リソースaをキャッシュするための空き容量がない場合(Noの場合)、ステップS51に進む。ステップS51において、コンテンツ表示装置1は、キャッシュ領域RAにキャッシュされている一又は複数のリソースのアクセス頻度(使用状況)を判断する。コンテンツ表示装置1は、判断されたアクセス頻度に基づいて、リソースaを、キャッシュ領域RAにキャッシュされている一又は複数のリソースのうち最もアクセス頻度が低いリソースa´(入替対象リソース)と入れ替えてキャッシュ領域RAにキャッシュする。
ステップS53において、キャッシュデータベースDBにおけるキャッシュ領域RBにおいて、リソースa´をキャッシュするための空き容量がある場合(Yesの場合)、ステップS55に進む。ステップS55において、コンテンツ表示装置1は、リソースa´をキャッシュ領域RBにキャッシュする。
他方で、キャッシュ領域RBにおいて、リソースa´をキャッシュするための空き容量がない場合(Noの場合)、ステップS57に進む。ステップS57において、コンテンツ表示装置1は、リソースa´のキャッシュ領域RAにおけるアクセス頻度と、キャッシュ領域RBにキャッシュされている一又は複数のリソースのアクセス頻度と、に基づいて、リソースa´を、キャッシュ領域RBにキャッシュされている一又は複数のリソースのうち一のリソースと入れ替えてキャッシュするか否か判定する。
例えば、キャッシュ領域RBにキャッシュされている一又は複数のリソースのうち最もアクセス頻度が低いリソースb´のアクセス頻度が、リソースa´のキャッシュ領域RAにおけるアクセス頻度よりも高い場合(ステップS57においてNoの場合)、ステップS59に進む。
ステップS59において、コンテンツ表示装置1は、キャッシュ領域RBにおいてリソースb´を保持する(リソースa´がキャッシュ領域RBにおいてキャッシュされない)場合、当該リソースa´を削除する。
他方で、キャッシュ領域RBにキャッシュされている一又は複数のリソースのうち最もアクセス頻度が低いリソースb´のアクセス頻度が、リソースa´のキャッシュ領域RAにおけるアクセス頻度よりも低い場合(ステップS57においてYesの場合)、ステップS61に進む。
ステップS61において、コンテンツ表示装置1は、リソースa´を、キャッシュ領域RBにキャッシュされている一又は複数のリソースのうち一のリソースb´と入れ替えてキャッシュ領域RBにおいてキャッシュする場合、当該一のリソースb´を削除する。
以上、本実施形態におけるコンテンツ表示装置1(キャッシュ管理装置)は、コンテンツのリソースを管理サーバから取得し、キャッシュ領域RAと、キャッシュ領域RAよりもキャッシュ容量が大きいキャッシュ領域RBと、を有するキャッシュデータベースDBに、リソースをキャッシュする。コンテンツ表示装置1は、新たなキャッシュ対象である対象リソースを、キャッシュ領域RAに優先的にキャッシュする。したがって、コンテンツのリソースのキャッシュ管理を効率化することが可能である。
コンテンツ表示装置1は、キャッシュ領域RAにキャッシュされている一又は複数のリソースの使用状況を判断する。コンテンツ表示装置1は、キャッシュ領域RAにおいて、対象リソースをキャッシュするための空き容量がない場合、判断された使用状況に基づいて、対象リソースを、キャッシュ領域RAにキャッシュされているリソースのうち一の入替対象リソースと入れ替えてキャッシュする。この構成によれば、コンテンツ表示装置1は、キャッシュ領域RBと比較して容量の小さいキャッシュ領域RAにおいて、直近に又は最近に参照されたキャッシュデータを優先的に管理することができる。
コンテンツ表示装置1は、キャッシュ領域RAよりもデータ容量が大きいキャッシュ領域RBにキャッシュされている一又は複数のリソースの使用状況を更に判断する。コンテンツ表示装置1は、キャッシュ領域RBにおいて、入替対象リソースをキャッシュするための空き容量がない場合、入替対象リソースのキャッシュ領域RAにおける使用状況と、キャッシュ領域RBにキャッシュされている一又は複数のリソースの使用状況と、に基づいて、入替対象リソースを、キャッシュ領域RBにキャッシュされているリソースのうち一のリソースと入れ替えてキャッシュするか否か判定する。この構成によれば、コンテンツ表示装置1は、キャッシュ領域RAと比較して大容量のキャッシュ領域RBにおいて使用頻度の高いデータ、又は、キャッシュ領域RAにおけるキャッシュデータと比較して参照期間が長いデータを継続して格納することが可能となる。
図7は、本発明の一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。図7を参照して、図1に示すコンテンツ表示装置1を構成するのに用いることができるコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。
図7に示すように、コンピュータ40は、ハードウェア資源として、主に、プロセッサ41と、主記録装置42と、補助記録装置43と、入出力インターフェイス44と、通信インターフェイス45と、を備えており、これらはアドレスバス、データバス、コントロールバス等を含むバスライン46を介して相互に接続されている。なお、バスライン46と各ハードウェア資源との間には適宜インターフェイス回路(図示せず)が介在している場合もある。
プロセッサ41は、コンピュータ全体の制御を行う。プロセッサ41は、例えば、図1に示すコンテンツ表示装置1の情報処理部10に相当する。主記録装置42は、プロセッサ41に対して作業領域を提供し、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリである。補助記録装置43は、ソフトウェアであるプログラム等やデータ等を格納する、HDDやSSD、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。当該プログラムやデータ等は、任意の時点で補助記録装置43からバスライン46を介して主記録装置42へとロードされる。補助記録装置43は、例えば図1に示すコンテンツ表示装置1の情報記録部20及びキャッシュDB管理部30に相当する。
入出力インターフェイス44は、情報を出力又は提示すること(図1に示す表示情報生成部18が生成した表示情報に基づいて所定画面を出力すること等)、及び、情報の入力を受けることの一方又は双方を行うものであり、カメラ、キーボード、マウス、ディスプレイ、タッチパネル・ディスプレイ、マイク、スピーカ等である。通信インターフェイス45は、所定の通信ネットワークを介して、外部装置又は外部データベースと各種データを送受信するためのものである。通信インターフェイス45と所定の通信ネットワークとは、有線又は無線で接続されうる。通信インターフェイス45は、ネットワークに係る情報、例えば、Wi-Fiのアクセスポイントに係る情報、通信キャリアの基地局に関する情報等も取得することがある。
上に例示したハードウェア資源とソフトウェアとの協働により、コンピュータ40は、所望の手段として機能し、所望のステップを実行し、所望の機能を実現させることできることは、当業者には明らかである。
なお、上記各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。また、本発明は、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の開示を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素は削除してもよい。さらに、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限定されない。
(付記1)
コンテンツのリソースのキャッシュを管理するキャッシュ管理装置であって、
前記リソースを管理サーバから取得するリソース取得部と、
第1キャッシュ領域と、前記第1キャッシュ領域よりもキャッシュ容量が大きい第2キャッシュ領域と、を有する所定のデータベースに、前記リソースをキャッシュするキャッシュ管理部と、を備え、
前記キャッシュ管理部は、新たなキャッシュ対象である対象リソースを、前記第1キャッシュ領域に優先的にキャッシュする、
キャッシュ管理装置。
(付記2)
前記第1キャッシュ領域にキャッシュされている一又は複数のリソースの使用状況を判断する使用状況判断部を更に備え、
前記キャッシュ管理部は、前記第1キャッシュ領域において、前記対象リソースをキャッシュするための空き容量がない場合、判断された前記使用状況に基づいて、前記対象リソースを、前記第1キャッシュ領域にキャッシュされている前記リソースのうち一の入替対象リソースと入れ替えてキャッシュする、
付記1に記載のキャッシュ管理装置。
(付記3)
前記使用状況判断部は、前記第2キャッシュ領域にキャッシュされている一又は複数のリソースの使用状況を更に判断し、
前記キャッシュ管理部は、前記第2キャッシュ領域において、前記入替対象リソースをキャッシュするための空き容量がない場合、前記入替対象リソースの前記第1キャッシュ領域における前記使用状況と、前記第2キャッシュ領域にキャッシュされている一又は複数のリソースの前記使用状況と、に基づいて、前記入替対象リソースを、前記第2キャッシュ領域にキャッシュされている前記リソースのうち一のリソースと入れ替えてキャッシュするか否か判定する、
付記2に記載のキャッシュ管理装置。
(付記4)
前記キャッシュ管理部は、前記入替対象リソースを、前記第2キャッシュ領域にキャッシュされている前記リソースのうち一のリソースと入れ替えて前記第2キャッシュ領域においてキャッシュする場合、当該一のリソースを削除する、
付記3に記載のキャッシュ管理装置。
(付記5)
前記キャッシュ管理部は、前記入替対象リソースが前記第2キャッシュ領域においてキャッシュされない場合、当該入替対象リソースを削除する、
付記3に記載のキャッシュ管理装置。
(付記6)
前記データベースを複数備え、
前記対象リソースをキャッシュする場合、複数の前記データベースごとの空き容量に基づいて、当該リソースをキャッシュするデータベースを選択する選択部と、
前記キャッシュ管理部は、選択された当該データベースに当該リソースをキャッシュする、
付記1から5のいずれか一項に記載のキャッシュ管理装置。
(付記7)
コンテンツのリソースのキャッシュを管理するキャッシュ管理装置が実行するキャッシュ管理方法であって、
前記リソースを管理サーバから取得するステップと、
第1キャッシュ領域と、前記第1キャッシュ領域よりもキャッシュ容量が大きい第2キャッシュ領域と、を有する所定のデータベースに、前記リソースをキャッシュするステップと、を含み、
前記キャッシュするステップは、新たなキャッシュ対象である対象リソースを、前記第1キャッシュ領域に優先的にキャッシュする、
キャッシュ管理方法。
(付記8)
コンテンツのリソースのキャッシュを管理するキャッシュ管理装置を、
前記リソースを管理サーバから取得するリソース取得部と、
第1キャッシュ領域と、前記第1キャッシュ領域よりもキャッシュ容量が大きい第2キャッシュ領域と、を有する所定のデータベースに、前記リソースをキャッシュするキャッシュ管理部と、して実行させるためのプログラムであって、
前記キャッシュ管理部は、新たなキャッシュ対象である対象リソースを、前記第1キャッシュ領域に優先的にキャッシュする、
プログラム。
(付記9)
付記8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
1…コンテンツ表示装置、10…情報処理部、12…情報取得部、13…リンク特定部、14…先読み部、15…キャッシュ管理部、16…データベース(DB)選択部、17…使用状況判断部、18…表示情報生成部、20…情報記録部、30…キャッシュDB管理部、40…コンピュータ、41…プロセッサ、42…主記録装置、43…補助記録装置、44…入出力インターフェイス、45…通信インターフェイス、46…バスライン

Claims (11)

  1. ウェブサイト上で表示するためのコンテンツを先読みするコンテンツ先読み装置であって、
    前記コンテンツ先読み装置の種別に関する種別情報を取得する取得部と、
    前記ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、前記種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定する特定部と、
    特定された前記リンクに対応するコンテンツを予め取得する先読みを実行する先読み部と、
    前記ウェブサイト上におけるユーザ操作に基づいて、先読みされた前記コンテンツを前記ウェブサイト上で表示するための表示情報を生成する生成部と、を備える、
    コンテンツ先読み装置。
  2. 前記所定の条件は、前記ウェブサイト上におけるユーザ操作に関する条件である、
    請求項1に記載のコンテンツ先読み装置。
  3. 前記所定の条件は、前記ウェブサイトにおける特定領域に含まれるリンクであることを含む、
    請求項1又は2に記載のコンテンツ先読み装置。
  4. 前記所定の条件は、さらに、
    前記リンクが前記特定領域に一定期間存在することを含む、
    請求項3に記載のコンテンツ先読み装置。
  5. 前記所定の条件は、前記ユーザ操作によって、前記ウェブサイトに含まれる前記リンクが一定期間指定されることを含む、
    請求項1又は2に記載のコンテンツ先読み装置。
  6. 前記取得部は、先読み対象であるコンテンツの内容に関する設定情報をさらに取得し、
    前記先読み部は、前記設定情報に基づいて、特定された前記リンクに対応する前記コンテンツを取得する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のコンテンツ先読み装置。
  7. 前記設定情報は、先読み対象である前記コンテンツのリソースの種類、先読み対象から除外すべき前記コンテンツのリソースの内容、及び、先読みされた前記コンテンツのリソースの有効期限の少なくとも一つに関する情報を含む、
    請求項6に記載のコンテンツ先読み装置。
  8. 前記コンテンツのキャッシュを管理するキャッシュ管理部を更に備え、
    前記先読み部は、特定された前記リンクに対応する前記コンテンツがキャッシュされていないとき、又は、当該コンテンツがキャッシュされている場合であっても当該コンテンツの有効期限が切れているときは、当該コンテンツを外部サーバから取得する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のコンテンツ先読み装置。
  9. ウェブサイト上で表示するためのコンテンツを先読みするコンテンツ先読み装置が実行するコンテンツ先読み方法であって、
    前記コンテンツ先読み装置の種別に関する種別情報を取得するステップと、
    前記ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、前記種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定するステップと、
    特定された前記リンクに対応するコンテンツを予め取得する先読みを実行するステップと、
    前記ウェブサイト上における第2ユーザ操作に基づいて、先読みされた前記コンテンツを前記ウェブサイト上で表示するための表示情報を生成するステップと、を含む、
    コンテンツ先読み方法。
  10. ウェブサイト上で表示するためのコンテンツを先読みするコンテンツ先読み装置を、
    前記コンテンツ先読み装置の種別に関する種別情報を取得する取得部と、
    前記ウェブサイトに含まれる一又は複数のリンクのうち、前記種別に応じた所定の条件を満たすリンクを特定する特定部と、
    特定された前記リンクに対応するコンテンツを予め取得する先読みを実行する先読み部と、
    前記ウェブサイト上における第2ユーザ操作に基づいて、先読みされた前記コンテンツを前記ウェブサイト上で表示するための表示情報を生成する生成部と、
    して実行させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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