JP2023007998A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】温感成分を含有した化粧料を提供することを課題とする。【解決手段】以下の(A)~(E)を含有し、(A)成分と(B)成分の質量比率が2:5~5:1である化粧料。(A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油(B)脂肪酸ソルビタン(C)多価アルコール(D)温感成分(E)水【選択図】なし
Description
本発明は、温感成分を含有した化粧料に関する。
化粧料に好適な使用感を付与するために、温感成分や冷感成分が配合されてきた。このうち温感成分としては、バニリルブチル等のバニリルアルキルエーテルが知られており、様々な製剤に応用されている。一方で、これらの温感成分は経時的に不安定であり、特に水を多く含む系において、温感が損なわれるという課題(温感の安定性の問題)があった。また、難水溶性であることから水を多く含む化粧料においては、バニリルブチルの配合により製剤そのものの安定性が損なわれることがしばしばあった。このような中、バニリルアルキルエーテルを含む化粧料の技術が開示されている。
例えば、特許文献1(特開2007-165687)では、(a)バニリルアルキルエーテル、及び(b)HLBが10.5以下であるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル及びポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルから選択される1種以上の界面活性剤を含む皮膚外用剤組成物が開示されている。この技術はバニリルアルキルエーテルの安定性を高め、好適な温感を有する化粧料を提供するものである。しかしながら、実質的には比較的粘度の高いゲル状の組成物であり、一般的にみずみずしい感触が得られる水の多い系においての問題解決には至っていない。
また、特許文献2(特開2007-77084)では、(A)水、或いは水及びグリセリンを合計で5質量%以上40質量%以下と、(B)バニリルブチルエーテルと、(C)25℃で液状であるグリセリン以外の多価アルコールと、(D)エタノールを1質量%以上70質量%以下、とを含有し、成分(A)の合計含有量に対する成分(C)及び成分(D)の合計含有量の質量比({(C)+(D)}/(A))が1.4以上である皮膚外用剤が開示されている。この技術は水を一定量含む皮膚外用剤においてバニリルブチルの安定性を向上させるものであるが、配合できる水の上限が40%であり、みずみずしい感触を与えるには不十分である。
このように、従来技術において、水をある程度を多く含む系において、バニリルブチルを安定化する試みが為されているが、水の配合量の上限が決まっているものや、粘度によって製剤そのものを安定化しているものであり、みずみずしい使用感で好適な温感を有する製剤は実現されていなかった。さらに水の多い系での、安定性の向上と使用感の両立が望まれている。
本発明は、温感成分を含有し、温感の安定性、皮膚刺激のない好適な温感強度、皮膚に塗布後の温感の持続性に優れた化粧料を提供することを課題とする。
本発明は、好適な温感(温感強度)、優れた温感の持続、みずみずしい感触を有する化粧料を提供するものである。水を含む系においてバニリルブチルの温感は経時的に消失することが知られているが、本発明の構成をとることで、一定期間(例えば40℃に1ケ月)保管後も当初の好適な温感強度が損なわれず、温感の安定性に優れた化粧料となる。さらに皮膚に塗布した時の温感の持続性に優れた温感の持続する化粧料を提供できる。
本発明は以下の構成である。
(1)以下の(A)~(E)を含有し、(A)成分と(B)成分の質量比率が2:3~4:1である化粧料。
(A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油
(B)脂肪酸ソルビタン
(C)多価アルコール
(D)温感成分
(E)水
(2)(B)脂肪酸ソルビタンが、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンから選ばれる一以上を含むものである(1)に記載の化粧料。
(3)(A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油と、(B)脂肪酸ソルビタンの合計含有量が、化粧料当たり0.5~4質量%である(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)(D)温感成分が、カプサイシン、バニリルアルキルエーテル及びトウガラシ果実エキスから選ばれる1以上である(1)~(3)のいずれかに記載の化粧料。
(5)(D)温感成分を化粧料当たり0.01~1質量%含有する(1)~(4)のいずれかに記載の化粧料。
本発明は以下の構成である。
(1)以下の(A)~(E)を含有し、(A)成分と(B)成分の質量比率が2:3~4:1である化粧料。
(A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油
(B)脂肪酸ソルビタン
(C)多価アルコール
(D)温感成分
(E)水
(2)(B)脂肪酸ソルビタンが、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンから選ばれる一以上を含むものである(1)に記載の化粧料。
(3)(A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油と、(B)脂肪酸ソルビタンの合計含有量が、化粧料当たり0.5~4質量%である(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)(D)温感成分が、カプサイシン、バニリルアルキルエーテル及びトウガラシ果実エキスから選ばれる1以上である(1)~(3)のいずれかに記載の化粧料。
(5)(D)温感成分を化粧料当たり0.01~1質量%含有する(1)~(4)のいずれかに記載の化粧料。
本発明の構成をとることで、長期保管できる優れた温感の安定性を有し、皮膚刺激のない好適な温感強度、皮膚に塗布後の温感の持続性に優れ、かつみずみずしい使用感を有する化粧料を作製できた。
本発明では、通常は水に難溶性の(D)温感成分(例えばカプサイシン、バニリルアルキルエーテル、トウガラシ果実エキス等)を(C)多価アルコール、界面活性剤(A)及び(B)と組み合わせることで、前記温感成分を安定に配合した化粧料となる。各種温度帯(40℃、25℃、5℃)に1か月保管後も分離や油浮き等のない優れた安定性の化粧料となる。長期間保管後も、作製当初の好適な温感強度は維持できており、温感の安定性に優れていた。本発明の化粧料は、温感成分を界面活性剤に可溶化させた従来の化粧料と比較して、塗布後に感じる温感が長時間持続した。
本発明では、通常は水に難溶性の(D)温感成分(例えばカプサイシン、バニリルアルキルエーテル、トウガラシ果実エキス等)を(C)多価アルコール、界面活性剤(A)及び(B)と組み合わせることで、前記温感成分を安定に配合した化粧料となる。各種温度帯(40℃、25℃、5℃)に1か月保管後も分離や油浮き等のない優れた安定性の化粧料となる。長期間保管後も、作製当初の好適な温感強度は維持できており、温感の安定性に優れていた。本発明の化粧料は、温感成分を界面活性剤に可溶化させた従来の化粧料と比較して、塗布後に感じる温感が長時間持続した。
以下に、本発明の化粧料の構成成分について説明する。
<成分A:ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油>
本発明におけるポリオキシエチレン水添ヒマシ油は、ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であり、好ましくは80~100であり、より好ましくは100のものを含有させる。ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60より小さいと温感成分を経時安定的に配合することができない。ポリオキシエチレン水添ヒマシ油のポリエチレン鎖の異なる鎖長のものを2種以上組み合わせて使用することができる。
具体的には、PEG-100水添ヒマシ油、PEG-80水添ヒマシ油、PEG-60水添ヒマシ油を例示できる。PEG-100水添ヒマシ油の市販品としては、NIKKOL HCO-100(日光ケミカルズ社製、HLB16.5)、EMALEX HC-100(日本エマルジョン社製、HLB15)が例示できる。PEG-80水添ヒマシ油の市販品としては、NIKKOL HCO-80(日光ケミカルルズ社製、HLB15)、EMALEX HC-80(日本エマルジョン社製、HLB15)が例示できる。PEG-60水添ヒマシ油の市販品としては、NIKKOL HCO-60(日光ケミカルズ社製、HLB14)、EMALEX HC-60(日本エマルジョン社製、HLB14)が例示できる。
本発明の化粧料におけるポリオキシエチレン水添ヒマシ油の含有量は、0.05~5質量%、好ましくは0.1~2質量%、特に好ましくは0.4~1質量%である。
なお、本明細書において、A~B(A、Bは数値)との記載は、A、Bを含む数値範囲、すなわち、A以上B以下を意味する。
<成分A:ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油>
本発明におけるポリオキシエチレン水添ヒマシ油は、ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であり、好ましくは80~100であり、より好ましくは100のものを含有させる。ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60より小さいと温感成分を経時安定的に配合することができない。ポリオキシエチレン水添ヒマシ油のポリエチレン鎖の異なる鎖長のものを2種以上組み合わせて使用することができる。
具体的には、PEG-100水添ヒマシ油、PEG-80水添ヒマシ油、PEG-60水添ヒマシ油を例示できる。PEG-100水添ヒマシ油の市販品としては、NIKKOL HCO-100(日光ケミカルズ社製、HLB16.5)、EMALEX HC-100(日本エマルジョン社製、HLB15)が例示できる。PEG-80水添ヒマシ油の市販品としては、NIKKOL HCO-80(日光ケミカルルズ社製、HLB15)、EMALEX HC-80(日本エマルジョン社製、HLB15)が例示できる。PEG-60水添ヒマシ油の市販品としては、NIKKOL HCO-60(日光ケミカルズ社製、HLB14)、EMALEX HC-60(日本エマルジョン社製、HLB14)が例示できる。
本発明の化粧料におけるポリオキシエチレン水添ヒマシ油の含有量は、0.05~5質量%、好ましくは0.1~2質量%、特に好ましくは0.4~1質量%である。
なお、本明細書において、A~B(A、Bは数値)との記載は、A、Bを含む数値範囲、すなわち、A以上B以下を意味する。
<成分B:脂肪酸ソルビタン>
脂肪酸ソルビタンは、ソルビタン脂肪酸とも呼ばれる。ソルビタンと脂肪酸のエステルで、食品用乳化剤や化粧品・工業用界面活性剤として、単独または他の界面活性剤と配合して用いられる。
本発明に用いる脂肪酸ソルビタンとしては、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンが例示できる。セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタンが好ましく、より好ましくはセスキオレイン酸ソルビタンである。セスキイソステアリン酸ソルビタンの市販品としては、コスモール182V(日清オイリオグループ(株)製、HLB4)、NIKKOL SS-15V(日光ケミカルズ社製、HLB4.2)、EMALEX SP15-150(日本エマルジョン社製、HLB6)が例示できる。セスキオレイン酸ソルビタンの市販品としては、コモール82(日清オイリオグループ(株)製、HLB5)、NIKKOL SO-15V(日光ケミカルズ社製、HLB4)、レオドール AO-15V(花王(株)製、HLB4.7)が例示できる。オレイン酸ソルビタンの市販品としては、レオドール AO-10V(花王(株)製、HLB4.3)、NIKKOL SO-10V(日光ケミカルズ社製、HLB4.3)、EMALEX SPO-100(日本エマルジョン社製、HLB8)が例示できる。
脂肪酸ソルビタンの、アルキル基が分岐または不飽和結合を有する脂肪酸であると皮膚に効果的に浸透し、温感が感じられる効果が高まるので好ましい。脂肪酸ソルビタンは、単独でも2種以上を組み合わせて含有させて良い。 本発明の化粧料において、脂肪酸ソルビタンは、化粧料全量に対し0.01~5質量%、好ましくは0.05~1質量%、特に好ましくは0.2~1質量%含有すると好ましい。
脂肪酸ソルビタンは、ソルビタン脂肪酸とも呼ばれる。ソルビタンと脂肪酸のエステルで、食品用乳化剤や化粧品・工業用界面活性剤として、単独または他の界面活性剤と配合して用いられる。
本発明に用いる脂肪酸ソルビタンとしては、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンが例示できる。セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタンが好ましく、より好ましくはセスキオレイン酸ソルビタンである。セスキイソステアリン酸ソルビタンの市販品としては、コスモール182V(日清オイリオグループ(株)製、HLB4)、NIKKOL SS-15V(日光ケミカルズ社製、HLB4.2)、EMALEX SP15-150(日本エマルジョン社製、HLB6)が例示できる。セスキオレイン酸ソルビタンの市販品としては、コモール82(日清オイリオグループ(株)製、HLB5)、NIKKOL SO-15V(日光ケミカルズ社製、HLB4)、レオドール AO-15V(花王(株)製、HLB4.7)が例示できる。オレイン酸ソルビタンの市販品としては、レオドール AO-10V(花王(株)製、HLB4.3)、NIKKOL SO-10V(日光ケミカルズ社製、HLB4.3)、EMALEX SPO-100(日本エマルジョン社製、HLB8)が例示できる。
脂肪酸ソルビタンの、アルキル基が分岐または不飽和結合を有する脂肪酸であると皮膚に効果的に浸透し、温感が感じられる効果が高まるので好ましい。脂肪酸ソルビタンは、単独でも2種以上を組み合わせて含有させて良い。 本発明の化粧料において、脂肪酸ソルビタンは、化粧料全量に対し0.01~5質量%、好ましくは0.05~1質量%、特に好ましくは0.2~1質量%含有すると好ましい。
本発明の(A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油と(B)脂肪酸ソルビタンとは、合計量で化粧料全量に対し、好ましくは0.5~4質量%、より好ましくは0.5~2質量%、一層好ましくは1~2質量%含有すると好ましい。この範囲であるとべたつきを生じないので好ましい。また後述する(D)温感成分の配合にあたり、界面活性剤(A)と(B)の合計量が(D)温感成分の含有量(質量%)の4~20倍量含有させるとよい。4倍量に満たないと安定性を損なう恐れがある。
(A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油と(B)脂肪酸ソルビタンの含有比率が、2:5~5:1であると好ましい。この範囲を外れると、化粧料の安定性が低下する恐れが高まる。含有比率(A):(B)が2:5~5:1であることが好ましく、2:3~4:1であることがより好ましい。含有比率(A):(B)=2:5~5:1の比率を大きく逸脱すると、析出や油浮きに繋がる恐れがあるため好ましくない。
<成分C:多価アルコール>
本発明の(C)成分の多価アルコールは、界面活性剤(A)、(B)および後述する(D)温感成分を溶解する目的で配合する。化粧料に配合可能な成分であれば、いずれでもよい。多価アルコールは必要に応じて1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。中でもジプロピレングリコール(表示名称:DPG)、ペンチレングリコール、1、3-ブチレングリコール(BG)およびプロピレングリコール、イソプレングリコールから選ばれる一以上であると好ましい。皮膚への安全性(低刺激性)を考慮すると、ジプロピレングリコール、ペンチレングリコール、1,3-ブチレングリコールが好ましい。
多価アルコールの総量は、(D)温感成分に対して20倍量以上が好ましい。多価アルコールの総配合量が不十分であると、温感成分による油浮きを生じ、安定に配合することが困難となる恐れがある。
(C)成分の含有量は、合計量で化粧料全量に対し0.2~20質量%が好ましく、1~19質量%が好ましく、3~12質量%がより好ましく、5~10質量%がより一層好ましい。
本発明の(C)成分の多価アルコールは、界面活性剤(A)、(B)および後述する(D)温感成分を溶解する目的で配合する。化粧料に配合可能な成分であれば、いずれでもよい。多価アルコールは必要に応じて1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。中でもジプロピレングリコール(表示名称:DPG)、ペンチレングリコール、1、3-ブチレングリコール(BG)およびプロピレングリコール、イソプレングリコールから選ばれる一以上であると好ましい。皮膚への安全性(低刺激性)を考慮すると、ジプロピレングリコール、ペンチレングリコール、1,3-ブチレングリコールが好ましい。
多価アルコールの総量は、(D)温感成分に対して20倍量以上が好ましい。多価アルコールの総配合量が不十分であると、温感成分による油浮きを生じ、安定に配合することが困難となる恐れがある。
(C)成分の含有量は、合計量で化粧料全量に対し0.2~20質量%が好ましく、1~19質量%が好ましく、3~12質量%がより好ましく、5~10質量%がより一層好ましい。
<成分D:温感成分>
本発明に用いる温感成分としては、通常、化粧料に使用されるものでは特に限定されないが温刺激受容体に作用することで、温感を供するものを指す。具体的にはカプサイシン、バニリルアルキルエーテル、トウガラシ果実エキスなどが例示される。バニリルアルキルエーテルのアルキル基は、置換されていてもいなくてもよく、直鎖または分岐鎖であってもよく、飽和または不飽和であってもよい、例えば炭素数が1~10、好ましくは2~8、より好ましくは3~6のアルキル基であり得る。置換基としては、例えば、ハロゲン、炭素数が1~10、好ましくは2~8、より好ましくは3~6のアルキル基が挙げられる。より具体的には、上記バニリルアルキルエーテルの好ましい例は、バニリルブチルエーテル、バニリルプロピルエーテル、及びバニリルペンチルエーテルから選択され得る。温感成分は目的に応じてその配合量を任意に増減させることができ、化粧料全量に対し0.2質量%を超えて最大1質量%程度まで配合可能であるが、べたつきや皮膚刺激等を考慮すると、温感成分を、化粧料全量に対し、0.01~0.6質量%、より好ましくは0.03~0.5質量%、より一層好ましくは0.05~0.5質量%配合することが好ましい。0.01~0.6質量%の範囲だと、皮膚に塗布した時に刺激が強すぎることなく好適な温感が得られるので好ましい。
本発明に用いる温感成分としては、通常、化粧料に使用されるものでは特に限定されないが温刺激受容体に作用することで、温感を供するものを指す。具体的にはカプサイシン、バニリルアルキルエーテル、トウガラシ果実エキスなどが例示される。バニリルアルキルエーテルのアルキル基は、置換されていてもいなくてもよく、直鎖または分岐鎖であってもよく、飽和または不飽和であってもよい、例えば炭素数が1~10、好ましくは2~8、より好ましくは3~6のアルキル基であり得る。置換基としては、例えば、ハロゲン、炭素数が1~10、好ましくは2~8、より好ましくは3~6のアルキル基が挙げられる。より具体的には、上記バニリルアルキルエーテルの好ましい例は、バニリルブチルエーテル、バニリルプロピルエーテル、及びバニリルペンチルエーテルから選択され得る。温感成分は目的に応じてその配合量を任意に増減させることができ、化粧料全量に対し0.2質量%を超えて最大1質量%程度まで配合可能であるが、べたつきや皮膚刺激等を考慮すると、温感成分を、化粧料全量に対し、0.01~0.6質量%、より好ましくは0.03~0.5質量%、より一層好ましくは0.05~0.5質量%配合することが好ましい。0.01~0.6質量%の範囲だと、皮膚に塗布した時に刺激が強すぎることなく好適な温感が得られるので好ましい。
(E)水
水の配合量は適宜設定してよいが、化粧料全量に対し50質量%以上、より好ましくは70質量%以上が好ましい。
水の配合量は適宜設定してよいが、化粧料全量に対し50質量%以上、より好ましくは70質量%以上が好ましい。
(製法)
(A)~(D)成分を加熱して混合した組成物を、加熱した(E)成分に加え、混合した後に氷浴を用いて30℃まで冷却した。各成分を混合するにあたり、加熱する温度は80℃以上が好ましく、より好ましくは85℃以上である。また、(A)~(D)成分が酸化や変性をしてしまう確率が高くなるとともに、加熱に要する費用や労力といった経済性からも、水を多く含む組成であるために水が蒸発していくと組成比率が変化してしまうことからも、加熱する温度は高温になり過ぎない方が好ましく、具体的には100℃ 以下であることが好ましく、90℃ 以下であることがより好ましい。加熱温度の範囲としては、好ましくは80~100℃ であり、より好ましくは80~90℃ 、更に好ましくは85~90℃ である。
(A)~(D)成分を加熱して混合した組成物を、加熱した(E)成分に加え、混合した後に氷浴を用いて30℃まで冷却した。各成分を混合するにあたり、加熱する温度は80℃以上が好ましく、より好ましくは85℃以上である。また、(A)~(D)成分が酸化や変性をしてしまう確率が高くなるとともに、加熱に要する費用や労力といった経済性からも、水を多く含む組成であるために水が蒸発していくと組成比率が変化してしまうことからも、加熱する温度は高温になり過ぎない方が好ましく、具体的には100℃ 以下であることが好ましく、90℃ 以下であることがより好ましい。加熱温度の範囲としては、好ましくは80~100℃ であり、より好ましくは80~90℃ 、更に好ましくは85~90℃ である。
(任意成分)
本発明の化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で化粧料に配合可能な成分を配合できる。例えば、糖類、糖アルコール類、防腐剤、金属イオン封鎖剤、薬効成分、香料等を含有させることができる。
本発明の化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で化粧料に配合可能な成分を配合できる。例えば、糖類、糖アルコール類、防腐剤、金属イオン封鎖剤、薬効成分、香料等を含有させることができる。
本発明における長期間安定(安定性が優れる)とは、調製から各種温度帯(5℃、25℃、40℃)に保管して1ヶ月経過後の目視観察で、析出や分離、油浮きが生じないことである。
以下に実施例、比較例を示し、本発明を具体的に説明する。
尚、表1~6において、実施例1とあるのは、すべて同一組成である。
尚、表1~6において、実施例1とあるのは、すべて同一組成である。
<調製>
(A)~(D)成分を加熱して混合した組成物を、加熱した(E)成分に加え、混合した後に氷浴を用いて30℃まで冷却して、化粧料を得た。
(A)~(D)成分を加熱して混合した組成物を、加熱した(E)成分に加え、混合した後に氷浴を用いて30℃まで冷却して、化粧料を得た。
<評価>
(安定性)
1.調製した化粧料をスクリューキャップ付きガラスボトルに50mlを充填し、各種温度帯(5℃、25℃、40℃)に保管し、1ヶ月経過後に目視で、析出や分離、油浮きの有無を観察し、下記基準により判定した。なお、調製直後に油浮きしたものは、「×」とした。
(判定基準)
〇:析出、分離、油浮きのいずれも認められない
×:析出、分離、油浮きのいずれかが認められる
本試験の実施例においては、5℃、25℃に保管したものは、すべて「〇」となり安定であった。表では40℃での安定性の結果を示す。
(安定性)
1.調製した化粧料をスクリューキャップ付きガラスボトルに50mlを充填し、各種温度帯(5℃、25℃、40℃)に保管し、1ヶ月経過後に目視で、析出や分離、油浮きの有無を観察し、下記基準により判定した。なお、調製直後に油浮きしたものは、「×」とした。
(判定基準)
〇:析出、分離、油浮きのいずれも認められない
×:析出、分離、油浮きのいずれかが認められる
本試験の実施例においては、5℃、25℃に保管したものは、すべて「〇」となり安定であった。表では40℃での安定性の結果を示す。
〔温感の官能評価〕
前腕内側部に作製した化粧料をスポイトで1滴たらして指で一定面積塗布し、下記基準により「温感強度」、「温感の持続性」を評価した。
(温感強度の判定基準)
〇:塗布直後に温感を感じられた(温感強度が高い)
×:塗布直後に温感が感じらない(温感強度が低い)
今回の試験において温感強度が低いもの(×評価)は存在せず、すべて温感強度が高かった。
(温感の持続性の判定基準)
〇:塗布10分経過後に温感を感じられた(温感が持続する)
×:塗布10分経過後に温感を感じられない(温感が持続しない)
前腕内側部に作製した化粧料をスポイトで1滴たらして指で一定面積塗布し、下記基準により「温感強度」、「温感の持続性」を評価した。
(温感強度の判定基準)
〇:塗布直後に温感を感じられた(温感強度が高い)
×:塗布直後に温感が感じらない(温感強度が低い)
今回の試験において温感強度が低いもの(×評価)は存在せず、すべて温感強度が高かった。
(温感の持続性の判定基準)
〇:塗布10分経過後に温感を感じられた(温感が持続する)
×:塗布10分経過後に温感を感じられない(温感が持続しない)
〔一定期間経過後の温感強度の官能評価〕
(温感の安定性)
各温度帯(5℃、25℃、40℃)で1ヶ月保管した後、前述の「温感の強度」の官能評価を行い下記基準により判断した。
〇:一ヶ月保管した後に、保管前と同様の温感が認められた(温感の安定性が高い)
×:一ヶ月保管した後に、保管前と同様の温感が認められない(温感の安定性が低い)
今回の試験において、実施例では温感の安定性が低いもの(×評価)は存在せず、すべて温感の安定性が高かった。
(温感の安定性)
各温度帯(5℃、25℃、40℃)で1ヶ月保管した後、前述の「温感の強度」の官能評価を行い下記基準により判断した。
〇:一ヶ月保管した後に、保管前と同様の温感が認められた(温感の安定性が高い)
×:一ヶ月保管した後に、保管前と同様の温感が認められない(温感の安定性が低い)
今回の試験において、実施例では温感の安定性が低いもの(×評価)は存在せず、すべて温感の安定性が高かった。
〔試験1〕
(C)多価アルコールについて検討を行った。組成と結果を表1に示す。
(C)多価アルコールについて検討を行った。組成と結果を表1に示す。
(結果)
(C)成分の多価アルコールとして、DPG、BGおよびペンチレングリコールのいずれの成分を用いた場合も安定性に問題はなく、(D)温感成分を安定に配合することができた。よって(C)多価アルコールは温感成分及び界面活性剤を溶解することさえできれば、特に種類は限定されないことが判明した。
(C)成分の多価アルコールとして、DPG、BGおよびペンチレングリコールのいずれの成分を用いた場合も安定性に問題はなく、(D)温感成分を安定に配合することができた。よって(C)多価アルコールは温感成分及び界面活性剤を溶解することさえできれば、特に種類は限定されないことが判明した。
〔試験2〕
実施例1のセスキオレイン酸ソルビタンに替えて、セスキイソステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンを配合した組成について、同様に調製し、評価した。組成と結果を表2に示す。
実施例1のセスキオレイン酸ソルビタンに替えて、セスキイソステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンを配合した組成について、同様に調製し、評価した。組成と結果を表2に示す。
(結果)
セスキイソステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンを用いた場合においてもセスキオレイン酸ソルビタンを用いた場合(実施例1)と同様に温感成分を安定に配合することができた。
セスキイソステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンを用いた場合においてもセスキオレイン酸ソルビタンを用いた場合(実施例1)と同様に温感成分を安定に配合することができた。
〔試験3〕
実施例1のPEG-100水添ヒマシ油に替えて、異なるポリオキシエチレン鎖(平均重合度)の水添ヒマシ油を配合した組成について、同様に調製し、評価した。組成と結果を表3に示す。
実施例1のPEG-100水添ヒマシ油に替えて、異なるポリオキシエチレン鎖(平均重合度)の水添ヒマシ油を配合した組成について、同様に調製し、評価した。組成と結果を表3に示す。
(結果)
PEG-80水添ヒマシ油および、PEG-60水添ヒマシ油を用いた場合は温感成分を安定に配合することができた。一方、ポリオキシエチレン鎖の短いPEG-40水添ヒマシ油を用いた場合では化粧料を調製した直後に油浮きが見られ、温感成分を安定に配合することはできなかった。よって温感成分を安定に配合するためにはポリオキシエチレン鎖の重合度が60~100のポリオキシエチレン水添ヒマシ油が好ましいことが判明した。
PEG-80水添ヒマシ油および、PEG-60水添ヒマシ油を用いた場合は温感成分を安定に配合することができた。一方、ポリオキシエチレン鎖の短いPEG-40水添ヒマシ油を用いた場合では化粧料を調製した直後に油浮きが見られ、温感成分を安定に配合することはできなかった。よって温感成分を安定に配合するためにはポリオキシエチレン鎖の重合度が60~100のポリオキシエチレン水添ヒマシ油が好ましいことが判明した。
〔試験4〕
次に、(A)ポリオキシエチレン水添ヒマシ油と(B)脂肪酸ソルビタンの質量比率について検討を行った。
次に、(A)ポリオキシエチレン水添ヒマシ油と(B)脂肪酸ソルビタンの質量比率について検討を行った。
(結果)
界面活性剤の比率(A):(B)が2:3~4:1の範囲で、温感成分を安定に配合することが可能であった。一方、上記比率外の領域にある比較例2、3、4では、化粧料調製直後に油浮きが見られ安定性を損なうことが分かった。
界面活性剤の比率(A):(B)が2:3~4:1の範囲で、温感成分を安定に配合することが可能であった。一方、上記比率外の領域にある比較例2、3、4では、化粧料調製直後に油浮きが見られ安定性を損なうことが分かった。
〔試験5〕
次に、安定配合できる温感成分の種類および量を検討した。実施例1バニリルブチル0.2質量%に替えて、バニリルブチル(0.05質量%、0.25質量%、0.5質量%)、カプサイシン(0.2質量%、0.1質量%)を配合した組成で調製し、評価した。組成と結果を表5に示す。
次に、安定配合できる温感成分の種類および量を検討した。実施例1バニリルブチル0.2質量%に替えて、バニリルブチル(0.05質量%、0.25質量%、0.5質量%)、カプサイシン(0.2質量%、0.1質量%)を配合した組成で調製し、評価した。組成と結果を表5に示す。
バニリルブチルを0.05~0.5質量%にした組成で安定に配合することができた。温感成分としてカプサイシンを用いた場合においても安定であった。
〔試験6〕
長期保管後の官能評価を行った。実施例1の化粧料を、各温度帯(25℃、40℃)で1ヶ月保管した後、〔温感の官能評価〕の判定基準により、温感の強度、温感の持続性、温感の安定性を評価・判定した。比較対象として、一般的な可溶化に使用されるPEG-60水添ヒマシ油を用いた比較例5の組成を調整し、同様に評価した。組成と結果を表6に示す。温感の強度、温感の持続性は、25℃で一ヶ月保管したもので確認した。温感の安定性については40℃で一ヶ月保管したものを用いて、保管前と同様の温感を有しているかを官能評価により確認した。
長期保管後の官能評価を行った。実施例1の化粧料を、各温度帯(25℃、40℃)で1ヶ月保管した後、〔温感の官能評価〕の判定基準により、温感の強度、温感の持続性、温感の安定性を評価・判定した。比較対象として、一般的な可溶化に使用されるPEG-60水添ヒマシ油を用いた比較例5の組成を調整し、同様に評価した。組成と結果を表6に示す。温感の強度、温感の持続性は、25℃で一ヶ月保管したもので確認した。温感の安定性については40℃で一ヶ月保管したものを用いて、保管前と同様の温感を有しているかを官能評価により確認した。
(結果)
実施例1は温感強度、温感の持続性、温感の安定性のすべてに優れていたのに対し、比較例5では温感の持続性が不十分であることが判明した。また、比較例5は40℃での一ヶ月保管により、温感の安定性が悪化した。
実施例1は温感強度、温感の持続性、温感の安定性のすべてに優れていたのに対し、比較例5では温感の持続性が不十分であることが判明した。また、比較例5は40℃での一ヶ月保管により、温感の安定性が悪化した。
(温感の官能評価結果)
表1~5の実施例2~15の化粧料は、いずれも適切な温感強度であり、塗布後の温感が持続した。1か月保管後(40℃)の官能評価では温感の安定性が確認された。結果を表7に示す。温感の強度は、温感成分の濃度に依存して高く感じられたが、試験した濃度範囲において、いずれも皮膚刺激がなく適切な温感と判断できた。実施例1と実施例14を比べると、カプサイシンの方が温感を強く感じられた。
表1~5の実施例2~15の化粧料は、いずれも適切な温感強度であり、塗布後の温感が持続した。1か月保管後(40℃)の官能評価では温感の安定性が確認された。結果を表7に示す。温感の強度は、温感成分の濃度に依存して高く感じられたが、試験した濃度範囲において、いずれも皮膚刺激がなく適切な温感と判断できた。実施例1と実施例14を比べると、カプサイシンの方が温感を強く感じられた。
表1~7に示したとおり、本発明の構成をとることで、温感成分を安定に配合することができた。本発明の化粧料は皮膚刺激がなく、好適な温感強度を有しており、温感の持続性に優れ、温感の安定性にも優れるものであった。
以下に本発明の構成をとる化粧料を示す。いずれの処方例も、適切な温感強度、温感の持続性に優れ、長期保存後の温感安定性に優れていた。またみずみずしい使用感であった。
<処方例1> 化粧水 (質量%)
1.水 残余
2.BG 1.5
3.グリセリン 3
4.DPG 5
5.セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.5
6.PEG-80水添ヒマシ油 0.5
7.メチルグルセス-10 2.25
8.ベタイン 1.5
9.ラフィノース 0.5
10.ジグリセリン 0.1
11.ペンチレングリコール 1.75
12.エチルヘキシルグリセリン 0.07
13.バニリルプロピル 0.05
14.クエン酸 0.04
15.クエン酸Na 0.13
成分1、2、3、7、8、9、10を加熱混合した中に、成分4、5、6、11、12、13を加熱溶解したものを添加して攪拌し、さらに塩類である成分14、15を添加して化粧水を得た。処方例1の化粧水は、温感が持続して感じられた。また、みずみずしく使用感に優れていると評価された。保存安定性にも問題はなかった。
1.水 残余
2.BG 1.5
3.グリセリン 3
4.DPG 5
5.セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.5
6.PEG-80水添ヒマシ油 0.5
7.メチルグルセス-10 2.25
8.ベタイン 1.5
9.ラフィノース 0.5
10.ジグリセリン 0.1
11.ペンチレングリコール 1.75
12.エチルヘキシルグリセリン 0.07
13.バニリルプロピル 0.05
14.クエン酸 0.04
15.クエン酸Na 0.13
成分1、2、3、7、8、9、10を加熱混合した中に、成分4、5、6、11、12、13を加熱溶解したものを添加して攪拌し、さらに塩類である成分14、15を添加して化粧水を得た。処方例1の化粧水は、温感が持続して感じられた。また、みずみずしく使用感に優れていると評価された。保存安定性にも問題はなかった。
Claims (5)
- 以下の(A)~(E)を含有し、(A)成分と(B)成分の質量比率が2:5~5:1である化粧料。
(A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油
(B)脂肪酸ソルビタン
(C)多価アルコール
(D)温感成分
(E)水 - (B)脂肪酸ソルビタンが、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンから選ばれる一以上を含むものである請求項1に記載の化粧料。
- (A)ポリオキシエチレン鎖の平均重合度が60~100であるポリオキシエチレン水添ヒマシ油と、(B)脂肪酸ソルビタンの合計含有量が、化粧料当たり0.5~4質量%である請求項1又は2に記載の化粧料。
- (D)温感成分が、カプサイシン、バニリルアルキルエーテル及びトウガラシ果実エキスから選ばれる1以上である請求項1~3のいずれかに記載の化粧料。
- (D)温感成分を化粧料当たり0.01~1質量%含有する請求項1~4のいずれかに記載の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021111190A JP2023007998A (ja) | 2021-07-05 | 2021-07-05 | 化粧料 |
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