JP2023006054A - 口腔ケア情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】口腔ケアに対する関心を高める口腔ケア情報管理システムを提供する。【解決手段】口腔ケア情報管理システム100は、ユーザ端末1と、ユーザ端末1と通信可能に接続され、口腔ケアに関するサービスを管理するための管理サーバ2と、管理サーバ2と通信可能に接続され、口腔ケア以外のサービスを提供する事業者が管理する事業者サーバ3とを備え、管理サーバ2は、ユーザ端末1から、ユーザの口腔ケア情報121を取得する口腔ケア情報取得部211を備え、事業者サーバ3は、口腔ケア情報121に基づいて、ユーザに対するインセンティブに関するインセンティブ情報321を作成するインセンティブ情報作成部312を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの口腔ケア情報を管理するコンピュータシステムに関する。
近年では、例えば健康保険組合に加入している被保険者の健康管理の意識を向上させるために、被保険者に対して健康を増進するための様々な活動が提案されている。健康管理の意識を向上させるための従来の技術としては、例えば下記特許文献1に記載の技術が挙げられる。
個人の健康管理という観点において、身体的および精神的に健康な生活を送るためには、口腔機能を維持することが大切である。個人の健康寿命を延ばすためにも、歯磨きを含む日々の口腔ケアを適切に施すことにより、歯を十分に清浄な状態に保つことが歯科医師からも勧められている。
特開2019-066945号公報
健康管理に対する意識や健康増進活動は、個人の意識や活動であり、長期的に継続することが困難である。また、多忙な日常生活においては、健康管理に対する個人の意識は薄れがちであり、健康増進活動は後回しになりがちである。多くの個人にとって、健康管理の意識または意欲を向上させるまたは維持することは困難である。
特に、口腔衛生に対する関心が低い者にとっては、口腔ケアは退屈であり日々の口腔ケアはおざなりになる傾向がある。それゆえに口腔ケアに対する関心が低い者の関心を高めることが求められている。
本発明は、口腔ケアに対する関心を高める口腔ケア情報管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明は、例えば以下に示す態様を含む。
(項1)
ユーザ端末と、前記ユーザ端末と通信可能に接続され、口腔ケアに関するサービスを管理するための管理サーバと、前記管理サーバと通信可能に接続され、口腔ケア以外のサービスを提供する事業者が管理する事業者サーバとを備え、
前記管理サーバは、
前記ユーザ端末から、ユーザの口腔ケア情報を取得する口腔ケア情報取得部を備え、
前記事業者サーバは、
前記口腔ケア情報に基づいて、前記ユーザに対するインセンティブに関するインセンティブ情報を作成するインセンティブ情報作成部を備える、口腔ケア情報管理システム。
(項2)
前記口腔ケア情報は、前記ユーザによる歯磨き動作に関する情報を含み、
前記ユーザ端末は、
前記ユーザによる前記歯磨き動作に関する物理量を示す無線信号を受信する無線受信部と、
前記物理量に基づいて、前記歯磨き動作に関する情報を作成する歯磨き動作情報作成部と、
を備える、項1に記載の口腔ケア情報管理システム。
(項3)
前記歯磨き動作に関する情報は、ブラッシング日時に関する情報と、ブラッシング回数に関する情報と、ブラッシング時間に関する情報と、前記歯磨き動作中のブラッシング位置に関する情報と、前記歯磨き動作のスコアに関する情報と、からなる群より選ばれる少なくとも一つの情報である、項2に記載の口腔ケア情報管理システム。
(項4)
前記口腔ケア情報は、前記ユーザの口腔ケアツールに関する情報と、前記ユーザの口腔コンディションに関する情報と、の少なくともいずれかを含む、項1から3のいずれか一項に記載の口腔ケア情報管理システム。
(項5)
前記口腔ケア情報は、前記ユーザの健康に関する情報をさらに含む、項1から4のいずれか一項に記載の口腔ケア情報管理システム。
(項6)
前記健康に関する情報は、前記ユーザの健診受診記録に関する情報と、前記ユーザの身体に関する情報と、前記ユーザの生活習慣に関する情報と、からなる群より選ばれる少なくとも一つの情報である、項5に記載の口腔ケア情報管理システム。
(項7)
前記インセンティブ情報作成部は、前記事業者による前記ユーザに対するサービスに関する情報と、前記口腔ケア情報とに基づいて、前記インセンティブ情報を作成する、項1から6のいずれか一項に記載の口腔ケア情報管理システム。
(項8)
前記ユーザ端末と通信可能に接続される診療所端末をさらに備え、
前記ユーザ端末は、
前記診療所端末から送信される前記ユーザの追加の口腔ケア情報に基づいて、前記口腔ケア情報を更新する口腔ケア情報更新部をさらに備える、項1から7のいずれか一項に記載の口腔ケア情報管理システム。
本発明によると、口腔ケアに対する関心を高める口腔ケア情報管理システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る口腔ケア情報管理システムの模式的な構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態に係る口腔ケア情報管理システムの機能を説明するためのブロック図である。
以下、本発明の実施形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明および図面において、同じ符号は同じまたは類似の構成要素を示すこととし、よって、同じまたは類似の構成要素に関する重複した説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る口腔ケア情報管理システムの模式的な構成を示す概念図である。
一実施形態に係る口腔ケア情報管理システム100は、ユーザ端末1と、管理サーバ2と、事業者サーバ3と、歯ブラシ用アタッチメント8とを備える。口腔ケアに関する情報がユーザ9による歯磨き動作を含まない場合には、口腔ケア情報管理システム100は、歯ブラシ用アタッチメント8を構成から省くことができる。
口腔ケア情報管理システム100におけるデータ処理の概要について説明する。ユーザ端末1には、ユーザ9の口腔ケアに関する情報が、例えばユーザ9へのアンケートや歯ブラシ用アタッチメント8等を用いた日々の口腔ケアを通じて、予め取得されて記録されている。一実施形態では、歯ブラシ用アタッチメント8を通じて、ユーザ9による日々の歯磨き動作を含む口腔ケアに関する情報が、ユーザ端末1に記録される。
管理サーバ2は、口腔ケアに関するサービスを管理するための装置である。管理サーバ2は、ネットワーク99を介してユーザ端末1と通信可能に接続されており、ユーザ9の口腔ケアに関する情報をユーザ端末1から取得する。
事業者サーバ3は、口腔ケア以外のサービスを提供する事業者が管理する装置である。例示的には、事業者は、保険(生命保険、損害保険)会社、健康保険組合、地方自治体等である。事業者サーバ3は、ネットワーク99を介して管理サーバ2と通信可能に接続されており、管理サーバ2に記録されている口腔ケアに関する情報にアクセスして、ユーザ9の口腔ケアに関する情報を参照することができる。事業者サーバ3は、管理サーバ2にアクセスし、口腔ケアに関する情報に基づいて、ユーザ9に対するインセンティブに関するインセンティブ情報を作成する。事業者は、事業者サーバ3に作成したインセンティブ情報に基づいて、ユーザ9に対してインセンティブを提供する。
ユーザ9に対するインセンティブとは、事業者がユーザ9に対して提供しているサービスに対するインセンティブである。例示的には、事業者が保険会社であり、ユーザ9がその保険会社が提供する医療保険に加入している場合、ユーザ9に対するインセンティブとは、例えば、ユーザ9が加入しているその医療保険に対する保険料の割引である。
このような口腔ケア情報管理システム100によると、ユーザ9の口腔ケアに関する情報が、ユーザ端末1を介して管理サーバ2に記録される。事業者サーバ3は、管理サーバ2に記録されているユーザ9の口腔ケアに関する情報に基づいて、ユーザ9に対するインセンティブの要否を判断し、事業者は、事業者が提供するサービスに関するインセンティブを、ユーザ9に対して提供することができる。ユーザ9に対して提供されるインセンティブの要否は、ユーザ9が提供する口腔ケアに関する情報に基づいて判断されている。すなわち、ユーザ9へ還元されるインセンティブの源泉(原資)は、ユーザ9による口腔ケアに関する情報である。
このように、口腔ケア情報管理システム100によると、第三者からの広告収入等に依らず、日々の口腔ケアに関して自身が努力した結果に応じて、ユーザ9にインセンティブが生じる。これにより、関心が低い者にとっては退屈な日々の口腔ケアに対する関心を高めることができる。
[ハードウェア構成および機能ブロック]
図2は、本発明の一実施形態に係る口腔ケア情報管理システムの機能を説明するためのブロック図である。
<歯ブラシ用アタッチメント>
歯ブラシ用アタッチメント8は、歯ブラシ7に取り付けられており、ユーザ9による歯ブラシ7を用いた歯磨き動作に関する物理量を検出する。歯ブラシ用アタッチメント8は、センサ81と、無線送信部82とを備える。例示的には、これらセンサ81および無線送信部82は、回路ブロックとして実装することができ、電池(図示せず)と共に歯ブラシモジュール89に収容されている。
センサ81は、ユーザ9による歯磨き動作に関する物理量を検出する。例示的には、歯磨き動作に関する物理量は、歯磨き動作に関する加速度であり、センサ81には、加速度を検出する例えば三軸の加速度センサを用いることができる。歯ブラシ用アタッチメント8が歯ブラシ7に取り付けられているので、センサ81は、歯ブラシ7の動きに伴う物理量(加速度)を、ユーザ9による歯ブラシ7を用いた歯磨き動作に関する物理量(加速度)として検出する。
センサ81は、地球の重力により生じる重力加速度を検出することができる。歯ブラシ用アタッチメント8は歯ブラシ7と一体化されているので、歯ブラシ7の姿勢変化に応じて歯ブラシ用アタッチメント8の姿勢が変化し、センサ81で検出される重力加速度の方向が変化する。よって、センサ81で検出される重力加速度の方向から、歯ブラシ7の姿勢を検出することができる。以下では説明を簡略化するために、センサ81で検出された重力加速度の方向に基づいて歯ブラシ7の姿勢を検出することを、単に、センサ81で歯ブラシ7の姿勢を検出する、と表現する。
なお、センサ81は加速度センサに限らない。センサ81は、歯ブラシ7の回転角や角速度を検出するジャイロセンサ、地磁気を検出する磁気コンパス、ユーザ9の歯に対する歯ブラシ7の押圧力を検出する圧力センサ、距離を計測する距離センサ、位置情報を取得するGPS、音声信号を取得するマイク、あるいは口腔内を撮像するための口腔内カメラ(画像センサ)などのセンサであってもよく、これらのセンサを組み合わせて複数含んでいてもよい。口腔内カメラによると、歯ブラシ7のヘッド部の口腔内における位置を撮像して、撮像した口腔内画像とセンサ81によって検出される種々の物理量とを突き合わせることにより、口腔内において歯ブラシ7が歯のどの部分と当接しているのかを検証し、当接している部分の位置を補正することが可能となる。
無線送信部82は、センサ81により検出される物理量を示す無線信号を送信する。例示的には、無線送信部82と、ユーザ端末1の無線受信部14との間の無線通信には、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)等の種々の無線方式を用いることができる。
<ユーザ端末>
ユーザ端末1は、制御部11と、記録部12と、通信部13と、無線受信部14と、タッチパネルディスプレイ15とを備える。任意の構成として、ユーザ端末1は、カメラ16と、スピーカ17とをさらに備えることができる。例示的には、ユーザ端末1は、スマートフォンまたはタブレット型のコンピュータで構成することができる。
制御部11は、後述するデータ処理を行うためのCPU(図示せず)と、データ処理の作業領域に使用するメモリ(図示せず)とを備えている。
記録部12は、オペレーティングシステム(OS)、各種制御プログラム、および、プログラムによって生成されたデータなどを記憶する不揮発性の記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリやeMMC(embedded Multi Media Card)、SSD(Solid State Drive)等によって構成される。
通信部13は、有線または無線のネットワークを介して、管理サーバ2等の外部機器とデータの送受信を行う。
無線受信部14は、歯ブラシ用アタッチメント8の無線送信部82から送信される無線信号を受信する。
タッチパネルディスプレイ15は、表示装置としての機能と入力装置としての機能とが一体化されて構成されている。
制御部11は、機能ブロックとして歯磨き動作情報作成部111を備える。歯磨き動作情報作成部111は、無線受信部14が受信した無線信号に示されている物理量に基づいて、ユーザ9の歯磨き動作に関する情報を作成する。制御部11における機能ブロックは、記録部12または制御部11内のメモリにインストールされているプログラムを、制御部11内のCPUが実行することにより実現される。
記録部12には、ユーザ9の口腔ケアに関する情報121(以下、口腔ケア情報121と記載する)が、予め取得されて記録されている。口腔ケア情報121は、例えばユーザ9へのアンケートや歯ブラシ用アタッチメント8等を用いた日々の口腔ケアを通じて、例えばタッチパネルディスプレイ15や無線受信部14を介して、ユーザ9によりユーザ端末1に予め入力され、記録しておくことができる。一実施形態では、歯ブラシ用アタッチメント8を通じて、ユーザ9による日々の歯磨き動作を含む口腔ケア情報121が、記録部12に記録される。
口腔ケア情報121は、ユーザ9の口腔ケアに関する様々な情報を含む。口腔ケア情報121の一例を表1に例示する。
Figure 2023006054000002
一実施形態では、口腔ケア情報121は、ユーザ9の口腔ケアツールに関する情報と、ユーザ9の口腔コンディションに関する情報と、の少なくともいずれかを含むことができる。一実施形態では、口腔ケア情報121は、ユーザ9の健康に関する情報をさらに含むことができる。一実施形態では、健康に関する情報は、ユーザ9の健診受診記録に関する情報と、ユーザ9の身体に関する情報と、ユーザ9の生活習慣に関する情報と、からなる群より選ばれる少なくとも一つの情報であることができる。
一実施形態では、口腔ケア情報121は、ユーザ9による歯磨き動作に関する情報を含む。歯ブラシ用アタッチメント8を通じて取得し算出することが可能なユーザ9の歯磨き動作に関する情報の一例を表2に例示する。
Figure 2023006054000003
一実施形態では、歯磨き動作に関する情報は、ブラッシング日時に関する情報と、ブラッシング回数に関する情報と、ブラッシング時間に関する情報と、歯磨き動作中のブラッシング位置に関する情報と、歯磨き動作のスコアに関する情報と、からなる群より選ばれる少なくとも一つの情報であることができる。
ブラッシング時間に関する情報は、歯ブラシ7を用いている間の実質的なブラッシング時間として、例えば無線受信部14を介して取得した加速度情報に基づいて算出することができる。
ブラッシング位置(口腔内におけるブラッシング部位)は、歯ブラシ用アタッチメント8から送信される、歯磨き動作に関する物理量を示す無線信号に基づいて判定することができる。ブラッシング位置は、例えば、下の右側奥歯、下の左側奥歯、上の右側奥歯、上の左側奥歯、および上下の前歯の5つのいずれかに判定される。ブラッシング位置を判定する方法としては、例えば特開2005-152217号公報に記載の方法を用いることができる。ブラシの当て方については、例えばこのブラッシング位置に、センサ81で検出される歯ブラシ7の姿勢を組み合わせることにより判定することができる。ブラッシング圧力は、ユーザ9による歯磨き動作に関する物理量として、歯ブラシ7が口腔内の特定の部位(例えば、上述の5つの位置)に押し当てられる際の圧力を、センサ81が検出することにより取得することができる。
ブラッシングの細かさは、ユーザ9による歯磨き動作の手技(クオリティ)により評価することができる。手技の評価方法としては、例えば、加速度情報から単位時間当たりの往復運動回数(ブラッシング周波数)を算出し、この往復運動回数が、予め設定された適正回数の範囲内であるか否かを判断することにより、手技が良好か否かを評価することができる。あるいは、センサ81において検出された歯ブラシ7の姿勢が、予め設定された適切な姿勢であるか否を判断することにより、手技が良好か否かを評価することもできる。
手技の評価を示す指標は、例えば数値とすることができる。例えば、ユーザ9によるブラッシング周波数の値をリアルタイムで算出し、リアルタイムで更新されるブラッシング周波数の値が、適正な周波数の範囲内に収まる頻度が高い(すなわち時間が長い)ほど、ユーザ9による歯磨き動作の手技が高いと判断することができる。歯ブラシ7の姿勢についても同様に、適切な姿勢の範囲内に収まる頻度に基づいて、手技を評価することができる。
手技の評価に用いる基準として、ブラッシング周波数の適切な範囲や歯ブラシ7の適切な姿勢の範囲は、例えばブラッシングのトレーニングを受けて、理想とされるブラッシング手技を習得した、例えば歯科衛生士により予め決定されて、記録部12等に予め記録されている。
歯磨き動作のスコアは、上記したブラッシング位置と、歯磨き動作の手技の評価とに基づいて算出する。スコアの算出方法としては、例えば、ブラッシング位置と、歯磨き動作の手技の評価とに基づいて、ユーザ9の口腔内におけるブラッシング位置(例えば上述の5つの位置)毎にスコアを算出し、ブラッシング位置毎のこれらスコアを合計することにより算出することができる。
例えば、ユーザ9が歯磨き動作を行っている間、判定されるブラッシング位置が例えば上述した5つの位置に均等に分布している場合には、ユーザ9の口腔内における歯の全体がブラッシングされていることから、算出されるスコアは増大する。これとは逆に、判定されるブラッシング位置が上述した5つの位置に均等に分布しておらず、例えば、下の右側奥歯として判定されるブラッシング位置の割合が少ない場合には、ユーザ9の口腔内において下の右側奥歯がブラッシングされていないことから、算出されるスコアは減少する。
<管理サーバ>
管理サーバ2は、制御部21と、記録部22と、通信部23とを備える。これら制御部21、記録部22および通信部23は、ユーザ端末1の制御部11、記録部12および通信部13と同様のハードウェアの機能を有している。例示的には、管理サーバ2はサーバコンピュータで構成することができる。
制御部21は、機能ブロックとして口腔ケア情報取得部211を備える。口腔ケア情報取得部211は、ユーザ端末1から、ユーザ9の口腔ケア情報121を取得する。記録部22には、取得したユーザ9の口腔ケア情報121が記録される。制御部21における機能ブロックは、記録部22または制御部21内のメモリにインストールされているプログラムを、制御部21内のCPUが実行することにより実現される。
<事業者サーバ>
事業者サーバ3は、制御部31と、記録部32と、通信部33とを備える。これら制御部31、記録部32および通信部33は、ユーザ端末1の制御部11、記録部12および通信部13と同様のハードウェアの機能を有している。例示的には、事業者サーバ3はサーバコンピュータで構成することができる。
制御部31は、口腔ケア情報参照部311と、インセンティブ情報作成部312とを備える。制御部31におけるこれらの機能ブロックは、記録部32または制御部31内のメモリにインストールされているプログラムを、制御部31内のCPUが実行することにより実現される。
口腔ケア情報参照部311は、管理サーバ2に記録されている口腔ケア情報121にアクセスして、ユーザ9の口腔ケア情報121を参照する。
インセンティブ情報作成部312は、事業者によるユーザ9に対するサービスに関する情報と、口腔ケア情報121とに基づいて、インセンティブ情報321を作成する。
記録部32には、インセンティブ情報321と、サービス情報322とが記録される。インセンティブ情報321は、ユーザ9に対するインセンティブに関する情報であり、インセンティブ情報作成部312により作成される。サービス情報322は、事業者によるユーザ9に対するサービスに関する情報であり、例えば事業者により予め作成されて記録されている。
インセンティブ情報321は、ユーザ9個人の結果である単体の口腔ケア情報121に基づいて作成することができる。或いは、インセンティブ情報321は、ユーザ9個人の結果である単体の口腔ケア情報121を複数のユーザ分蓄積した、複数のユーザ9からの統計情報に基づいて、複数のユーザ9による集団内の結果をフィードバックする方式に基づいて作成することができる。
口腔ケア情報121には、ユーザ9による、表1および表2に例示される日々の口腔ケアに関するより具体的な内容(例えば口腔ケアツールに関する情報であり、使用する清掃具の具体的なデータや、例えばユーザの健康情報であり、健康診断の具体的なデータや、例えば歯磨き動作に関する情報であり、ブラッシングの細かさや、時間、部位、圧力に関する具体的なデータ)が含まれており、インセンティブ情報321は、ユーザ9によるこれら日々の口腔ケアに関する情報に基づいて、インセンティブ情報321を作成する。
一例として、事業者が保険会社であり、ユーザ9がその保険会社が提供する医療保険に加入している場合について説明する。この場合、サービス情報322は、ユーザ9がその保険会社が提供する医療保険に加入しているという情報であり、インセンティブ情報321は、ユーザ9が加入しているその医療保険に対する保険料の割引の適用の要否に関する情報である。
別の例として、事業者が健康保険組合であり、ユーザ9がその健康保険組合の加入者である場合について説明する。この場合、サービス情報322は、ユーザ9がその健康保険組合に加入しているという情報であり、インセンティブ情報321は、ユーザ9が加入しているその健康保険組合の保険料の割引の適用の要否に関する情報である。
さらに別の例として、事業者が自治体であり、ユーザ9がその自治体の住民である場合について説明する。この場合、サービス情報322は、ユーザ9がその自治体の住民であるという情報であり、インセンティブ情報321は、ユーザ9に対する住民税の軽減の適用の要否に関する情報である。
以上、一実施形態に係る口腔ケア情報管理システム100によると、ユーザ9の口腔ケアに関する情報が、ユーザ端末1を介して管理サーバ2に記録される。事業者サーバ3は、管理サーバ2に記録されているユーザ9の口腔ケアに関する情報に基づいて、ユーザ9に対するインセンティブの要否を判断し、事業者は、事業者が提供するサービスに関するインセンティブを、ユーザ9に対して提供することができる。ユーザ9に対して提供されるインセンティブの要否は、ユーザ9が提供する口腔ケアに関する情報に基づいて判断されている。すなわち、ユーザ9へ還元されるインセンティブの源泉は、ユーザ9による口腔ケアに関する情報である。
このように、口腔ケア情報管理システム100によると、第三者からの広告収入等に依らず、日々の口腔ケアに関して自身が努力した結果に応じて、ユーザ9にインセンティブが生じる。これにより、関心が低い者にとっては退屈な日々の口腔ケアに対する関心を高めることができる。
また、口腔ケア情報管理システム100によると、口腔ケアに対するユーザ9の関心が高まることにより、日々の口腔ケアによるユーザ9の口腔衛生が向上する。これにより、例えば事業者が保険会社である場合には、ユーザ9にとっては、口腔衛生の向上に基づいて、保険会社に支払う保険料の割引が適用されるという利点があり、保険会社にとっては、保険金の支払いが削減されるという利点が期待される。
また例えば、事業者が健康保険組合である場合には、ユーザ9にとっては、口腔衛生の向上に基づいて、健康保険組合に支払う保険料の負担が軽減されるという利点があり、健康保険組合にとっては、保険料率の増加が抑制されるという利点が期待される。
また例えば、事業者が自治体である場合には、ユーザ9にとっては、口腔衛生の向上に基づいて、住民税の負担が軽減されるという利点があり、自治体にとっては、医療行政に関する支出が抑制されるという利点が期待される。
[第2の実施形態]
以下において説明する第2の実施形態に係る口腔ケア情報管理システムの構成は、特に言及しない限り、第1の実施形態に係る口腔ケア情報管理システムと同様であるので、重複する説明は省略する。
図1を参照する。第2の実施形態では、口腔ケア情報管理システム100は診療所端末4をさらに備える。診療所端末4は、歯科医院等の診療所に設置される装置であり、ネットワーク99を介してユーザ端末1と通信可能に接続されている。
図2を参照する。診療所端末4は、制御部41と、通信部43と、タッチパネルディスプレイ45と、カメラ(図示せず)とを備える。これら制御部41、通信部43、タッチパネルディスプレイ45およびカメラは、ユーザ端末1の制御部11、通信部13、タッチパネルディスプレイ15およびカメラ16と同様のハードウェアの機能を有している。例示的には、診療所端末4は、スマートフォンまたはタブレット型のコンピュータで構成することができる。
制御部41は、機能ブロックとして追加口腔ケア情報送信部411を備える。追加口腔ケア情報送信部411は、診療所端末4に入力されるユーザ9の追加の口腔ケア情報を、ユーザ端末1に送信する。
ユーザ端末1は、制御部11に、機能ブロックとして口腔ケア情報更新部112をさらに備える。口腔ケア情報更新部112は、診療所端末4から送信されるユーザ9の追加の口腔ケア情報に基づいて、口腔ケア情報121を更新する。
一例として、ユーザ9の追加の口腔ケア情報が、例えばユーザ9の歯科健診に関する情報であり、ユーザ9の残存歯に関する情報とユーザ9の口腔写真(例えば、ユーザ9の全顎の口腔写真)とを含む場合について説明する。
ユーザ9が診療所(歯科医院)を訪れて歯科健診を受診すると、ユーザ9の追加の口腔ケア情報が、例えば診療所の歯科医師または歯科衛生士等の医療従事者により、例えばタッチパネルディスプレイ45やカメラ(図示せず)を介して診療所端末4に入力される。
診療所端末4では、追加口腔ケア情報送信部411が、入力されたユーザ9の追加の口腔ケア情報をユーザ端末1に送信する。ユーザ端末1では、例えばユーザ9による承認の後に、口腔ケア情報更新部112が、診療所端末4から送信されるユーザ9の追加の口腔ケア情報に基づいて、口腔ケア情報121を更新する。この例では、ユーザ端末1の記録部12に記録されている口腔ケア情報121のうち、項目「口腔検査情報」の歯数と項目「口腔写真」とが、診療所端末4から送信される追加の口腔ケア情報に基づいて更新される。その後、ユーザ端末1において更新された口腔ケア情報121は、例えばユーザ9による承認の後に、管理サーバ2に送信されて記録部22に記録される。
このように、第2の実施形態によると、ユーザ9の口腔ケア情報121のうち、ユーザ9へのアンケートや歯ブラシ用アタッチメント8等を通じて取得することが困難な項目を、歯科医院に在籍する医療従事者等の専門的な知識を有する者を通じて取得し更新することが可能となる。これにより、管理サーバ2において管理されるユーザ9の口腔ケア情報121が、事業者およびユーザ9にとってより有用なデータとなる。特に、ユーザ9の全顎の口腔写真は、撮像にあたり開口器(リトラクター)やミラー等の器具を口腔内に設置または挿入する必要があることから、前歯の口腔写真と比較してユーザ9自身により撮像することが困難である。歯科医院において医療従事者らにより撮像されるユーザ9の全顎の口腔写真は、ユーザ9の追加の口腔ケア情報として有用なデータである。
なお、ユーザ9が歯科健診を受診するにあたり、管理サーバ2がユーザ端末1に例えば電子メール等の連絡手段にて歯科健診の案内を送信することにより、診療所端末4が設置された歯科医院をユーザ9が受診するようにユーザ9を案内してもよい。これにより、診療所端末4を設置した歯科医院に、歯科健診の受診を希望する者としてユーザ9を紹介することができる。データヘルス計画の一環として、歯科健診の案内をユーザ9へ送信するか否かの判断は、例えば口腔ケア情報121に基づいて、管理サーバ2または事業者サーバ3が行うことができる。管理サーバ2からユーザ端末1への歯科健診の案内の送信は、管理サーバ2が自発的に行ってもよいし、事業者サーバ3からの要請に基づいて管理サーバ2が行ってもよい。例えば事業者が自治体である場合には、事業者サーバ3からの要請に基づいて、管理サーバ2がユーザ9である住民に対して歯科健診の案内を送信することにより、自治体において歯科健診の受診者が増加することが期待される。
また、第2の実施形態において、事業者サーバ3の口腔ケア情報参照部311と同様の機能が診療所端末4の制御部41にて実装されると、診療所端末4は、管理サーバ2に記録されている口腔ケア情報121にアクセスして、ユーザ9の口腔ケア情報121を参照することが可能となる。
これにより、診療所(歯科医院)の歯科医師または歯科衛生士等の医療従事者は、歯科健診を受診するために診療所を訪れているユーザ9による、表1および表2に例示される日々の口腔ケアに関するより具体的な内容を把握することが可能となる。日々の口腔ケアに関するより具体的な内容とは、例えば口腔ケアツールに関する情報であり、使用する清掃具の具体的なデータや、例えばユーザの健康情報であり、健康診断の具体的なデータや、例えば歯磨き動作に関する情報であり、ブラッシングの細かさや、時間、部位、圧力に関する具体的なデータである。診療所では、ユーザ9による日々の口腔ケアを診療所の医療従事者が把握することが可能になることにより、診療所を訪れているユーザ9へのインフォームドコンセントや、診療、口腔ケアに関する保険指導をより適切に行うことが可能となり、診療所の評判が高まる。さらに、診療所にて作成される歯科情報と、管理サーバ2に記録されている口腔ケア情報121とを突き合わせることにより、例えば糖尿病に罹患しているユーザ9への口腔ケアなど、疾患や疾病リスクを有するユーザ9に適した診療や保険指導を診療所において行うことが可能となる。
[その他の実施形態]
以上、本発明を特定の実施形態によって説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
上記した各実施形態では、インセンティブ情報作成部312は、事業者によるユーザ9に対するサービスに関する情報と、口腔ケア情報121とに基づいて、インセンティブ情報321を作成しているが、インセンティブ情報321は、口腔ケア情報121のみに基づいて作成してもよい。
一例として、事業者が保険会社であり、ユーザ9がその保険会社が提供する医療保険に未だ加入していない場合について説明する。この場合、インセンティブ情報作成部312が口腔ケア情報121のみに基づいて作成するインセンティブ情報321は、事業者が提供する医療保険に対する保険料の割引が、加入当初からユーザ9に対して適用されるという旨の情報である。インセンティブ情報321を作成する時点において、ユーザ9は事業者が提供する医療保険に未だ加入していないため、ユーザ9に関するサービス情報322は事業者側において作成されていない。
管理サーバ2は、ユーザ9の口腔ケア情報121をユーザ端末1から取得すると、ユーザ9にポイントを付与してもよい。ユーザ9のポイントに関する情報は、例えば管理サーバ2の記録部22に記録しておき、例えば管理サーバ2が提供するオンラインショップにて、例えば口腔ケアツールの購入に用いてもよい。
管理サーバ2は、例えば管理サーバ2が提供するオンラインショップにてユーザ9が利用できるポイントを、事業者サーバ3に付与してもよい。管理サーバ2は、記録部22に記録しているユーザ9の口腔ケア情報121に関して事業者サーバ3から参照されると、事業者サーバ3に対してデータベースへの接続料を請求してもよい。
管理サーバ2は、口腔ケアのイベント(例えば、歯磨き活動に関するイベント)に関する案内をユーザ端末1に送信してもよい。データヘルス計画の一環として、イベントの案内をユーザ9へ送信するか否かの判断は、例えば口腔ケア情報121に基づいて、管理サーバ2または事業者サーバ3が行うことができる。管理サーバ2からユーザ端末1へのイベントの案内の送信は、管理サーバ2が自発的に行ってもよいし、事業者サーバ3からの要請に基づいて管理サーバ2が行ってもよい。
上記した各実施形態では、ユーザ端末1において通信部13と無線受信部14とは別々に構成されているが、これらは一体化して構成することができる。
上記した各実施形態では、歯ブラシ7と歯ブラシ用アタッチメント8とは別々に構成されているが、これらは一体化して構成することができる。この場合、歯ブラシ7には電動歯ブラシを用いることもできる。歯ブラシ7は電動歯ブラシの交換用ブラシであってもよい。
上記した各実施形態では、歯ブラシ用アタッチメント8を使用する際には、歯ブラシ用アタッチメント8とユーザ端末1との間の無線通信がオンラインであることを想定しているが、歯ブラシ用アタッチメント8とユーザ端末1との間の無線通信は常にオンラインである必要は無い。歯ブラシ用アタッチメント8は、不揮発性のメモリ(図示せず)とマイクロ・コントロール・ユニット(図示せず)とを備えることができ、歯ブラシ用アタッチメント8とユーザ端末1との間の無線通信がオフラインの場合は、歯ブラシ用アタッチメント8は、センサ81により検出されるユーザ9による歯磨き動作に関する物理量を、例えばタイムスタンプ(歯磨き動作の開始時刻および終了時刻)と共に不揮発性のメモリに記憶することができる。歯ブラシ用アタッチメント8の無線送信部82は、例えばユーザ端末1内の歯磨き補助プログラム(アプリ)の起動時またはバックグラウンド操作時等において無線通信がオンラインとなった際に、オフラインデータとして不揮発性のメモリに記憶しておいたユーザ9による歯磨き動作に関する物理量およびタイムスタンプを、ユーザ端末1の無線受信部14に送信することができる。
上記した各実施形態では、管理サーバ2と事業者サーバ3とは別々に構成されているが、これら管理サーバ2および事業者サーバ3は、一部または全部が一体化して構成されていてもよい。例えば事業者サーバ3における機能ブロックの一部または全部が、管理サーバ2にて実装されていてもよい。
上記した各実施形態では、管理サーバ2には、一人のユーザ9が所有する一台のユーザ端末1がネットワーク99を介して通信可能に接続されているが、管理サーバ2に接続されるユーザ端末1のユーザ9は一人に限定されない。管理サーバ2には、ネットワーク99を介して、複数のユーザ9による複数のユーザ端末1を通信可能に接続することができ、管理サーバ2は、複数のユーザ端末1から、複数のユーザ9の口腔ケア情報121を取得し記録することができる。事業者サーバ3は、管理サーバ2に記録されている各ユーザ9の口腔ケア情報121に基づいて、各ユーザ9についてインセンティブ情報321を作成することができる。
1 ユーザ端末
2 管理サーバ
3 事業者サーバ
4 診療所端末
7 歯ブラシ
8 歯ブラシ用アタッチメント
9 ユーザ
11,21,31,41 制御部
12,22,32, 記録部
13,23,33,43 通信部
14 無線受信部
15,45 タッチパネルディスプレイ
16 カメラ
17 スピーカ
81 センサ
82 無線送信部
89 歯ブラシモジュール
99 ネットワーク
100 口腔ケア情報管理システム
111 動作情報作成部
112 口腔ケア情報更新部
121 口腔ケア情報
211 口腔ケア情報取得部
311 口腔ケア情報参照部
312 インセンティブ情報作成部
321 インセンティブ情報
322 サービス情報
411 追加口腔ケア情報送信部

Claims (8)

  1. ユーザ端末と、前記ユーザ端末と通信可能に接続され、口腔ケアに関するサービスを管理するための管理サーバと、前記管理サーバと通信可能に接続され、口腔ケア以外のサービスを提供する事業者が管理する事業者サーバとを備え、
    前記管理サーバは、
    前記ユーザ端末から、ユーザの口腔ケア情報を取得する口腔ケア情報取得部を備え、
    前記事業者サーバは、
    前記口腔ケア情報に基づいて、前記ユーザに対するインセンティブに関するインセンティブ情報を作成するインセンティブ情報作成部を備える、口腔ケア情報管理システム。
  2. 前記口腔ケア情報は、前記ユーザによる歯磨き動作に関する情報を含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記ユーザによる前記歯磨き動作に関する物理量を示す無線信号を受信する無線受信部と、
    前記物理量に基づいて、前記歯磨き動作に関する情報を作成する歯磨き動作情報作成部と、
    を備える、請求項1に記載の口腔ケア情報管理システム。
  3. 前記歯磨き動作に関する情報は、ブラッシング日時に関する情報と、ブラッシング回数に関する情報と、ブラッシング時間に関する情報と、前記歯磨き動作中のブラッシング位置に関する情報と、前記歯磨き動作のスコアに関する情報と、からなる群より選ばれる少なくとも一つの情報である、請求項2に記載の口腔ケア情報管理システム。
  4. 前記口腔ケア情報は、前記ユーザの口腔ケアツールに関する情報と、前記ユーザの口腔コンディションに関する情報と、の少なくともいずれかを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の口腔ケア情報管理システム。
  5. 前記口腔ケア情報は、前記ユーザの健康に関する情報をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の口腔ケア情報管理システム。
  6. 前記健康に関する情報は、前記ユーザの健診受診記録に関する情報と、前記ユーザの身体に関する情報と、前記ユーザの生活習慣に関する情報と、からなる群より選ばれる少なくとも一つの情報である、請求項5に記載の口腔ケア情報管理システム。
  7. 前記インセンティブ情報作成部は、前記事業者による前記ユーザに対するサービスに関する情報と、前記口腔ケア情報とに基づいて、前記インセンティブ情報を作成する、請求項1から6のいずれか一項に記載の口腔ケア情報管理システム。
  8. 前記ユーザ端末と通信可能に接続される診療所端末をさらに備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記診療所端末から送信される前記ユーザの追加の口腔ケア情報に基づいて、前記口腔ケア情報を更新する口腔ケア情報更新部をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の口腔ケア情報管理システム。
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