JP2023005722A - 空間除菌消臭剤 - Google Patents

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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

【課題】 安全性、即効性及び持続性に優れ、レジオネラ菌、MRSA、大腸菌、緑膿菌などに対する除菌効果に加え、新型コロナウイルス対策としても使用することができ、簡易な使用方法にて室内空間を効率的かつ効果的に除菌し、かつ、消臭することができる空間除菌消臭剤を提供すること。【解決手段】本発明は、二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒1と、二酸化塩素を発生する物質を含むタブレット2,3と、通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒1及びタブレット2,3を収納する平坦な袋4とからなる空間除菌消臭剤10であって、エアコン20、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に配置される空間除菌消臭剤10である。【選択図】図1

Description

本発明は、空間除菌消臭剤に関するものであって、より詳細には、安全性、即効性及び持続性に優れ、レジオネラ菌、MRSA、大腸菌、緑膿菌などに対する除菌効果に加え、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルスなどのウイルス対策としても使用することができ、簡易な使用方法にて室内空間を効率的かつ効果的に除菌し、かつ、消臭することができる空間除菌消臭剤に関するものである。
さらに、本発明は、空間除菌消臭剤としての使用を終えた後に、排水口(排水溝)又はトイレなどのぬめり取り又は除菌消臭剤としても使用できる空間除菌消臭剤に関するものである。
従来、二酸化塩素(ガス)が除菌消臭効果を発揮することが知られている。
そして、タブレット状(錠剤型)の二酸化塩素発生剤が提案されているが、そのような発生剤によっては、屋内空間を効率的かつ効果的に除菌したり消臭することはできなかった。
また、顆粒または粉体の二酸化塩素発生源を収容した収容体を備えたネックストラップ(特許文献1、特許文献2)が提案されているが、屋内空間を効果的かつ持続的に除菌したり消臭することができるものではない。
実用新案登録第3184180号公報 実用新案登録第3186240号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来技術において、安全性、即効性及び持続性に優れ、レジオネラ菌、MRSA、大腸菌、緑膿菌などに対する除菌効果に加え、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルスなどのウイルス対策としても使用することができ、簡易な使用方法にて室内空間を効率的かつ効果的に除菌し、かつ、消臭することができる空間除菌消臭剤が提案されていないことである。
さらに、本発明が解決しようとする課題は、従来技術において、空間除菌消臭剤としての使用を終えた後に、空間除菌消臭剤を活用又は再利用することについては、有効な方法が提案されていないことである。
そこで、本発明の目的は、安全性、即効性及び持続性に優れ、レジオネラ菌、MRSA、大腸菌、緑膿菌などに対する除菌効果に加え、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルスなどのウイルス対策としても使用することができ、簡易な使用方法にて室内空間を効率的かつ効果的に除菌し、かつ、消臭することができる空間除菌消臭剤を提案することにある。
さらに、本発明の目的は、空間除菌消臭剤としての使用を終えた後において、活用又は再利用することができる空間除菌消臭剤を提案することにある。
(1)本発明は、「二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒と、二酸化塩素を発生する物質を含むタブレットと、通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒及びタブレットを収納する平坦な袋とからなる空間除菌消臭剤であって、エアコン、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に配置されるものである空間除菌消臭剤」を最も主要な特徴とするものである。
(2)本発明は、前記顆粒及びタブレットに含まれている二酸化塩素を発生する物質が、塩素化イソシアヌル酸と、二酸化塩素と、重炭酸ナトリウムからなる固形物質であってもよい。
(3)本発明は、前記顆粒が、直径約0.5mm~2mm程度の大きさであり、前記タブレットが、直径10mm~30mm程度の大きさであってもよい。
(4)本発明は、前記顆粒が、直径0.5mm~2mm程度の大きさであり、除菌対象となる屋内空間の1畳当たり1.1g~1.8gの分量を有しており、前記タブレットが、直径8mm~12mm程度の大きさであり、除菌対象となる屋内空間の1畳当たり0.4g~0.9gの分量を有しているものであるとよい。
(5)本発明は、屋内空間にて使用した場合、当該屋内空間の二酸化塩素ガス濃度として、最大でも0.1ppm未満、最低でも0.03ppmを約60日間維持できるものであるとよい。
(6)さらに、本発明は、二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒と、二酸化塩素を発生する物質を含むタブレットと、通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒及びタブレットを収納する袋とからなる空間除菌消臭剤であって、エアコン、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に配置され、空間除菌消臭剤としての使用を終えた後に、前記顆粒をキッチン又は洗濯機などの排水口(排水溝)のぬめり取り剤又は除菌消臭剤として再利用でき、前記タブレットを水洗トイレの水タンク用の除菌消臭剤として再利用できるものである空間除菌消臭剤を特徴とする。
(1)上記構成の本発明の空間除菌消臭剤において、二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒は、全体として空気との接触面積が大きいため、迅速に空間の塩素濃度を高めることができるが、顆粒によって得られる塩素濃度は比較的早期に低下する。
一方、上記構成の本発明の空間除菌消臭剤において、二酸化塩素を発生する物質を含むタブレットは、空気との接触面積が小さいため、即効性には欠けるが、持続的に空間の塩素濃度を高めることができる。
従って、本発明の空間除菌消臭剤は、顆粒とタブレットを組み合わせることで、即効性及び持続性に優れ、レジオネラ菌、MRSA、大腸菌、緑膿菌などに対する除菌効果に加え、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルスなどのウイルス対策としても使用することができ、室内空間を効率的かつ効果的に除菌し、かつ、消臭することができる空間除菌消臭剤を提供することができる。
さらに、本発明の空間除菌消臭剤は、二酸化塩素を用いていることにより、人体に対する毒性、皮膚刺激性及び廃棄の制限が無く、さらには、粘膜刺激性、腐食性、刺激性の点で問題が無い空間塩素レベルを迅速に得ることができ、かつ、その様な良好な状態を持続的に維持することができる。
また、本発明の空間除菌消臭剤は、前記顆粒及びタブレットが、通気性を有する不織布又は布からなる平坦な袋に収納されているため、エアコン、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に簡単に配置して使用することができる。
(2)本発明の空間除菌消臭剤において、前記顆粒及びタブレットに含まれている二酸化塩素を発生する物質が、塩素化イソシアヌル酸と、二酸化塩素と、重炭酸ナトリウムからなる固形物質である場合、安全性、安定性に優れ、取扱いも容易であり、安心して使用することができる。
(3)本発明の空間除菌消臭剤において、前記顆粒が、直径約0.5mm~2mm程度の大きさであり、前記タブレットが、直径10mm~30mm程度の大きさであれば、即効性及び持続性に優れたものとして使用することができる。
また、空間除菌消臭剤としての使用後において、前記顆粒をキッチン又は洗濯機などの排水口(排水溝)のぬめり取り剤又は除菌消臭剤として再利用し、前記タブレットを水洗トイレの水タンク用の除菌消臭剤として再利用することもできる。
(4)本発明の空間除菌消臭剤において、前記顆粒が、直径0.5mm~2mm程度の大きさであり、除菌対象となる屋内空間の1畳当たり1.1g~1.8gの分量を有しており、前記タブレットが、直径8mm~12mm程度の大きさであり、除菌対象となる屋内空間の1畳当たり0.4g~0.9gの分量を有しているものである場合、安全性及び有効性のバランスがとれた空間除菌消臭剤として利用することができる。
(5)本発明の空間除菌消臭剤が、屋内空間にて使用した場合、当該屋内空間の二酸化塩素ガス濃度として、最大でも0.1ppm未満、最低でも0.03ppmを約60日間維持できるものであれば、安全性に優れ、かつ、レジオネラ菌、MRSA、大腸菌、緑膿菌などに対する除菌効果に加え、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルスなどのウイルス対策を含めた除菌消臭効果を維持でき、さらには適度な交換間隔にて継続的に長期間利用するのに適したものとすることができる。
(6)さらに、本発明の空間除菌消臭剤が、二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒と、二酸化塩素を発生する物質を含むタブレットと、通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒及びタブレットを収納する袋とからなる空間除菌消臭剤であって、エアコン、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に配置され、空間除菌消臭剤としての使用を終えた後に、前記顆粒をキッチン又は洗濯機などの排水口(排水溝)のぬめり取り剤又は除菌消臭剤として再利用でき、前記タブレットを水洗トイレの水タンク用の除菌消臭剤として再利用できるものであれば、廃棄の心配をする必要が無く、環境にも優しく、非常に便利な空間除菌消臭剤とすることができる。
図1は本発明を具体化した一実施形態の空間除菌消臭剤の構成及び使用方法について説明するための斜視図である。 図2は本発明を具体化した複数の実施形態の空間除菌消臭剤の顆粒及びタブレットの構成について説明するための図及び表である。 図3は本発明を具体化した一実施形態の空間除菌消臭剤によって得られる二酸化塩素ガス濃度の経時変化を示すグラフ図である。
本発明は、「二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒と、二酸化塩素を発生する物質を含むタブレットと、通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒及びタブレットを収納する平坦な袋とからなる空間除菌消臭剤であって、エアコン、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に配置されるものである空間除菌消臭剤」、又は、「二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒と、二酸化塩素を発生する物質を含むタブレットと、通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒及びタブレットを収納する袋とからなる空間除菌消臭剤であって、エアコン、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に配置され、空間除菌消臭剤としての使用を終えた後に、前記顆粒をキッチン又は洗濯機などの排水口(排水溝)のぬめり取り剤又は除菌消臭剤として再利用でき、前記タブレットを水洗トイレの水タンク用の除菌消臭剤として再利用できるものである空間除菌消臭剤」であって、以下において説明する実施形態などにより好適に具体化することができる。
以下、本発明を具体化した空間除菌消臭剤の一実施形態について図面に従って説明する。
まず、本発明の一実施形態の空間除菌消臭剤10は、図1に示すように、二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒1と、二酸化塩素を発生する物質を含むタブレット2,3と、通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒1及びタブレット2,3を収納する平坦な袋4とからなるものである。
この二酸化塩素を発生する物質としては、塩素化イソシアヌル酸と、二酸化塩素と、重炭酸ナトリウムからなる固形物質を好適に用いることができる。
本発明の一実施形態の空間除菌消臭剤10において、前記顆粒1は、直径約0.5mm~2mm程度の大きさであり、前記タブレット2,3は、直径10mm~30mm程度の大きさの錠剤状とすることで、即効性及び持続性に優れたものとして使用することができる。
一例として、タブレット(小)2は、直径約15mm、厚さ約8mm、重さ約2.5gとすることができる。
一例として、タブレット(大)3は、直径約30mm、厚さ約13mm、重さ約20gとすることができる。
上記の通り構成した本発明の空間除菌消臭剤10においては、エアコン20、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分(吸気口やフィルターの上側、又は、フィルターと本体の間など)に配置することで、空間除菌消臭剤10から発生する二酸化塩素を効率よく屋内空間に行き渡らせ、循環させることができる。
そして、本発明の空間除菌消臭剤10により、レジオネラ菌、MRSA、大腸菌、緑膿菌などに対する除菌効果、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルスなどのウイルス対策を含めた除菌効果、及び、脱臭効果を得ることもできる。
さらに、上記の通り構成した本発明の空間除菌消臭剤10は、空間除菌消臭剤としての使用後において、前記顆粒1を水洗トイレ30又は洗濯機(防水パン)などの排水口(排水溝)40又は、流し台(キッチン)の排水口(排水溝)50のぬめり取り剤又は除菌消臭剤として再利用し、前記タブレット2,3を水洗トイレ30の水タンク31用の除菌消臭剤として再利用することもできる。
本発明の一実施形態の空間除菌消臭剤10において、6~8畳の屋内空間用の場合、一例として、顆粒1及びタブレット2の合計重さが15g、顆粒1の重さが10g、2.5gのタブレット2が2個として構成することができる(図2参照)。
本発明の他の実施形態の空間除菌消臭剤10において、8~12畳の屋内空間用の場合、一例として、顆粒1及びタブレット2の合計重さが20g、顆粒1の重さが15g、2.5gのタブレット2が2個として構成することができる(図2参照)。
本発明の他の実施形態の空間除菌消臭剤10において、16~20畳の屋内空間用の場合、一例として、顆粒1及びタブレット2,3の合計重さが40g、顆粒1の重さが15g、2.5gのタブレット2が2個、20gのタブレット3が1個として構成することができる(図2参照)。
20gの上記空間除菌消臭剤10を8畳(約30立方メートル)に配置した場合、約0.03ppm程度の二酸化塩素ガスが得られる。
二酸化塩素ガスについて、米国労働安全衛生局(OSHA)の判断基準では、1日8時間暴露で0.1ppmを暴露限界値として規制している。
従って、屋内の二酸化塩素ガスを、安全性についての問題が無い濃度とすることができる。
また、MRSA菌液を寒天培地に塗布し、20gの上記空間除菌消臭剤10を8畳(約30立方メートル)に配置した場合における経過観察を行ったところ、80日程度までは菌の繁殖を抑える効果を確認できた。
また、二酸化塩素水溶液(MA-T)が新型コロナウイルスを98%以上消毒できることを示す大阪大学における試験結果がある(https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2005/28/news010.html参照)。
さらに、大幸薬品株式会社(本社:大阪市西区、本店:大阪府吹田市)は、二酸化塩素分子が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のヒトの体内への感染を阻止するメカニズムが解明されたことを英文科学誌(Annals of Pharmacology and Pharmaceutics:2020,Volume 5,Issue 5,Article 1195)に掲載されたと発表している。
本発明の空間除菌消臭剤においては、20gの空間除菌消臭剤10を6畳の屋内空間にてエアコン20とともに使用した場合の図3に示す試験結果から明らかなように、二酸化塩素(ガス)を発生する物質を含む顆粒1が、空気との接触面積が大きいため、迅速に空間の二酸化塩素濃度を高めることができるが、顆粒1によって得られる二酸化塩素濃度は比較的早期に低下する。
一方、本発明の空間除菌消臭剤において、二酸化塩素(ガス)を発生する物質を含むタブレット2は、空気との接触面積が小さいため、即効性には欠けるが、持続的に空間の二酸化塩素濃度を高めることができる。
従って、本発明の空間除菌消臭剤10は、顆粒1とタブレット2を組み合わせることで、60日間経過後においても当初の75%以上の二酸化塩素濃度を得ることができ、即効性及び持続性に優れ、レジオネラ菌、MRSA、大腸菌、緑膿菌などに対する除菌効果に加え、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルスなどのウイルス対策としても使用することができ、一般家庭、オフィス、店舗及び教室などを含む室内空間を効率的かつ効果的に除菌し、かつ、消臭することができる空間除菌消臭剤を提供することができる。
なお、二酸化塩素ガスは、アンモニア臭、たばこ臭、ペット臭、体臭、屋内干臭、シューズ臭、生ゴミ臭、その他の有機悪臭を分解消去する効果を発揮する。
本発明の一実施形態の空間除菌消臭剤10において、袋4の素材としては、通気性、柔軟性および適度な強度を有する各種の不織布又は布を用いることができるが、特に二酸化塩素に対する耐性を有する素材からなるものを用いると良い。
また、袋4の周囲は、熱圧着、接着剤による接着、又は、縫合などによって封止するとよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で袋やタブレットの形状を変更したり、顆粒又はタブレットの数量や大きさなどを適宜変更して実施してもよい。
例えば、本発明の空間除菌消臭剤において、前記顆粒が、直径0.5mm~2mm程度の大きさであり、除菌対象となる屋内空間の1畳当たり1.1g~1.8gの分量を有しており、前記タブレットが、直径8mm~12mm程度の大きさであり、除菌対象となる屋内空間の1畳当たり0.4g~0.9gの分量を有しているものである場合においても、安全性及び有効性のバランスがとれた空間除菌消臭剤として利用することができる。
本発明は、安全性、即効性及び持続性に優れ、使用後における再利用も可能な空間除菌消臭剤として産業上利用可能である。
10 空間除菌消臭剤
1 顆粒
2 タブレット(小)
3 タブレット(大)
4 袋
20 エアコン
30 水洗トイレ
31 水洗トイレの水タンク
40 トイレ又は洗濯機(防水パン)などの排水口(排水溝)
50 流し台(キッチン)の排水口(排水溝)

Claims (6)

  1. 二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒と、
    二酸化塩素を発生する物質を含むタブレットと、
    通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒及びタブレットを収納する平坦な袋と
    からなる空間除菌消臭剤であって、
    エアコン、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に配置されるものであることを特徴とする空間除菌消臭剤。
  2. 前記顆粒及びタブレットに含まれている二酸化塩素を発生する物質は、塩素化イソシアヌル酸と、二酸化塩素と、重炭酸ナトリウムからなる固形物質であることを特徴とする請求項1に記載の空間除菌消臭剤。
  3. 前記顆粒は、直径約0.5mm~2mm程度の大きさであり、前記タブレットは、直径10mm~30mm程度の大きさであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空間除菌消臭剤。
  4. 前記顆粒は、直径0.5mm~2mm程度の大きさであり、除菌対象となる屋内空間の1畳当たり1.1g~1.8gの分量を有しており、
    前記タブレットは、直径8mm~12mm程度の大きさであり、除菌対象となる屋内空間の1畳当たり0.4g~0.9gの分量を有していることを特徴とする請求項2に記載の空間除菌消臭剤。
  5. 屋内空間にて使用した場合、当該屋内空間の二酸化塩素ガス濃度として、最大でも0.1ppm未満、最低でも0.03ppmを約60日間維持できるものであることを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の空間除菌消臭剤。
  6. 二酸化塩素を発生する物質を含む顆粒と、
    二酸化塩素を発生する物質を含むタブレットと、
    通気性を有する不織布又は布からなり、前記顆粒及びタブレットを収納する袋と
    からなる空間除菌消臭剤であって、
    エアコン、空気浄化装置、送風機又は送風口など屋内の空気を循環させる装置又は部分に配置され、空間除菌消臭剤としての使用を終えた後に、前記顆粒をキッチン又は洗濯機などの排水口のぬめり取り剤又は除菌消臭剤として再利用でき、前記タブレットを水洗トイレの水タンク用の除菌消臭剤として再利用できるものであることを特徴とする空間除菌消臭剤。
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