JP2023003883A - 機器管理システム及び機器管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器が設置される拠点が変更された場合において、ユーザの作業負担を低減できる機器管理システム及び機器管理装置を提供する。【解決手段】機器管理システムは、データ収集サーバと、産業機器の機器データを含む機器関連データセットを転送するアダプタを含むエッジサーバとを含む。データ収集サーバは、機器関連データセットを受信した場合において、機器一覧テーブルに受信した機器関連データセットのアダプタ識別情報及び機器識別情報の両方が一致する行を特定できず、アダプタ識別情報のみが一致する行の拠点名を特定できた場合、特定できた拠点名、拠点一覧テーブル及び機器一覧テーブルに基づいて、新規なユニーク機器識別IDを採番する。データ収集サーバは、新規なユニーク機器識別IDを、受信した機器関連データセットに対応付けた後、機器関連データセットを蓄積部に蓄積する。【選択図】図4

Description

本発明は、機器管理システム及び機器管理装置に関する。
機器管理システムは、例えば工場のような生産現場で発生するデータ(情報)を収集し、収集したデータを用いて現場で発生している事象をリアルタイムに管理、監視及び分析する。機器管理システムは、工場に設置された多数の産業機器に関するデータ(以下、「機器データ」と称呼される。)を収集し、これらの機器データのそれぞれがどの産業機器のデータであるかを識別するために、識別情報(以下、「機器識別情報」と称呼される。)を機器データに付与する。これにより、機器管理システムは、収集した機器データがどの産業機器に関するデータであるかを識別(特定)できるようになっている。
特許文献1は、フィールド機器に関する機器情報を個別に管理することが可能な機器管理システム(以下、「従来システム」と称呼される。)を開示する。従来システムは、フィールド機器と通信を行って、フィールド機器の機器データと、フィールド機器が機器データに付与する機器識別情報及び付加情報(フィールド機器が設置されたプラントを特定するプラント情報)とを取得する。
従来システムは、機器識別情報と付加情報(プラント情報)とを用いて機器データを識別するための識別キーを生成し、識別キーと機器データとを対応付けて、格納部に格納する。
従来システムにおいて、機器識別情報は、フィールド機器が設置されている各プラントで一意であればよい。このため、従来システムでは、例えばある第1プラントに設置された第1フィールド機器の機器識別情報と第1プラントとは別のプラントである第2プラントに設置された第2フィールド機器の機器識別情報とが重複する場合がある。
従来システムでは、このような場合であっても、第1フィールド機器の識別キー及び第2フィールド機器の識別キーのプラント情報が互いに異なるので、第1フィールド機器及び第2フィールド機器の識別キーが互いに異なる。従って、従来システムでは、異なるプラントに設置されたフィールド機器から収集する機器データに対して、システム全体で一意な識別キー(識別情報)が付与される。
特開2019-175068号公報
しかし、第1プラントに設置された第1フィールド機器が、別のプラントに移動して設置される場合、従来システムは、プラント情報を変更して、識別キーを新たに生成する必要がある。具体的に述べると、例えば、第1プラントに設置された第1フィールド機器が、第3プラントに移動して設置される場合、従来システムは、第1フィールド機器に対する機器識別情報の付加情報である「第1プラント」を「第3プラント」に設定(変更)しなければならない。この付加情報の設定は、例えば、ユーザが第3プラントに設置されたフィールド機器を管理する端末を操作することによって、行われる。従って、従来システムでは、従来システムを利用するユーザの作業負担が大きくなってしまう可能性がある。
本発明は上述した課題を対処するためになされた。即ち、本発明の目的の一つは、機器が設置される拠点が変更された場合において、ユーザの作業負担を低減できる機器管理システム及び機器管理装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の機器管理システムは、データを保存可能に構成された蓄積部を含む管理サーバと、前記管理サーバと互いに通信可能であり、一つの拠点に所属する1又は複数の機器からデータを取得可能に構成されたアダプタを含むエッジサーバと、を備え、前記エッジサーバは、前記機器に関するデータである機器データと、前記機器が前記機器データに対応付ける機器識別情報とを取得すると共に、前記機器データに更に前記アダプタを識別するためのアダプタ識別情報を対応付ける前記アダプタを介して、互いに対応付けられた前記機器データ、前記機器識別情報及び前記アダプタ識別情報を含む機器関連データセットを前記管理サーバに転送するように構成され、前記管理サーバは、前記アダプタが所属する前記拠点の拠点名と前記拠点を一意に識別するための拠点識別情報とが対応づけられた第1対応情報が複数記憶され、前記拠点名と、前記アダプタ識別情報と、前記機器識別情報と、前記拠点に所属する前記機器を拠点内で一意に識別するための拠点内機器識別情報と、前記拠点識別情報と前記拠点内機器識別情報とを組み合わせることにより作成されたユニーク機器識別情報とが対応付けられた第2対応情報が複数記憶された記憶部を有し、前記管理サーバは、前記機器関連データセットを受信した場合において、前記記憶部において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を特定できず、前記アダプタ識別情報のみが一致する前記第2対応情報を特定できた場合、特定できた前記第2対応情報の前記拠点名に対応する前記第1対応情報の前記拠点識別情報と、新規に作成した前記拠点内機器識別情報と、を組み合わせて新規な前記ユニーク機器識別情報を作成し、新規な前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積するように構成されている。
本発明の機器管理システムは、データを保存可能に構成された蓄積部を含む管理サーバと、前記管理サーバと互いに通信可能であり、一つの拠点に所属する1又は複数の機器からデータを取得可能に構成されたアダプタを含むエッジサーバと、を備え、前記エッジサーバは、前記機器に関するデータである機器データと、前記機器が前記機器データに対応付ける機器識別情報とを取得すると共に、前記機器データに更に前記アダプタを識別するためのアダプタ識別情報を対応付ける前記アダプタを介して、互いに対応付けられた前記機器データ、前記機器識別情報及び前記アダプタ識別情報を含む機器関連データセットを前記管理サーバに転送するように構成され、前記管理サーバは、前記アダプタ識別情報に対応付けられて前記アダプタが所属する前記拠点の拠点識別情報と前記拠点に所属する前記機器を拠点内で一意に識別するための拠点内機器識別情報とが記憶され、前記拠点識別情報及び前記拠点内機器識別情報に基づいて作成され、前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方に対応付けられたユニーク機器識別情報が記憶された記憶部を有し、前記管理サーバは、前記機器関連データセットを受信した場合において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方に対応付けられた前記ユニーク機器識別情報が前記記憶部に存在しない場合、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報と当該アダプタ識別情報に対応付けられて前記記憶部に記憶されている前記拠点識別情報及び前記拠点内機器識別情報に基づいて、新規な前記ユニーク機器識別情報を作成し、新規な前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積するように構成されている。
本発明の機器管理装置は、一つの拠点に所属する1又は複数の機器に関するデータである機器データと、前記機器が前記機器データに対応付ける機器識別情報とを取得すると共に、前記機器データに更にアダプタ識別情報を対応付けるアダプタを介して、前記アダプタを含むエッジサーバから転送された、互いに対応付けられた前記機器データ、前記機器識別情報及び前記アダプタ識別情報を含む機器関連データセットを受信するように構成されている。更に、本発明の機器管理装置は、データを保存可能に構成された蓄積部と、前記アダプタが所属する前記拠点の拠点名と前記拠点を一意に識別するための拠点識別情報とが対応づけられた第1対応情報が複数記憶され、前記拠点名と、前記アダプタ識別情報と、前記機器識別情報と、前記拠点に所属する前記機器を拠点内で一意に識別するための拠点内機器識別情報と、前記拠点識別情報と前記拠点内機器識別情報とを組み合わせることにより作成されたユニーク機器識別情報とが対応付けられた第2対応情報が複数記憶された記憶部を有し、前記機器管理装置は、前記機器関連データセットを受信した場合において、前記記憶部において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を特定できず、前記アダプタ識別情報のみが一致する前記第2対応情報を特定できた場合、特定できた前記第2対応情報の前記拠点名に対応する前記第1対応情報の前記拠点識別情報と、新規に作成した前記拠点内機器識別情報とを組み合わせて新規な前記ユニーク機器識別情報を作成し、新規な前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積するように構成されている。
本発明によれば、ユーザの作業負担を低減できる。
図1は本発明の実施形態に係る機器管理システムの構成例を示す概略構成図である。 図2はエッジサーバのハードウエアの構成例を示すブロック図である。 図3はデータ収集サーバのハードウエアの構成例を示すブロック図である。 図4はエッジサーバ及びデータ収集サーバの機能ブロック図である。 図5は拠点一覧テーブルの一例を説明するための図である。 図6は機器一覧テーブルの一例を説明するための図である。 図7は機器情報登録部が実行する処理を説明するためのシーケンス図である。 図8はディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図9はディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図10はディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図11は機器管理システムが収集する機器関連データセットの構成例を説明するための図である。 図12はアダプタが機器関連データセットをデータ収集サーバに転送する時点以降の処理を説明するためのシーケンス図である。 図13は記憶部が実行するルーチンを示すフローチャートである。 図14は記憶部が実行するルーチンを示すフローチャートである。 図15は図1の機器管理システムにおいて産業機器の設置状態を変更した後の機器管理システムの構成例を示す概略構成図である。 図16は図1の機器管理システムにおいて産業機器の設置状態を変更した後の機器管理システムの構成例を示す概略構成図である。 図17は図1の機器管理システムにおいて産業機器の設置状態を変更した後の機器管理システムの構成例を示す概略構成図である。
<<実施形態>>
<構成>
図1は本発明の実施形態に係る機器管理装置(データ収集サーバ200)を含む機器管理システム及びこれにより管理される機器の一例である産業機器120A1乃至120C2を含む拠点A10乃至拠点C30(例えば、工場、生産現場)を示す概略構成図である。図1に示すように、機器管理システムは、ネットワーク(通信網)NW1を介して接続されている複数のエッジサーバ100A1乃至100Cとデータ収集サーバ200とを含む。なお、データ収集サーバ200は、便宜上、「管理サーバ」とも称呼される場合がある。エッジサーバ100A1乃至100Cは、それぞれアダプタ100Ad1乃至100Cdを含む。なお、エッジサーバ100A1乃至100Cは、これらを特に区別する必要がない場合、「エッジサーバ100」と称呼される。アダプタ100Ad1乃至100Cdは、これらを特に区別する必要がない場合、「アダプタ100d」と称呼される。アダプタ100dは、エッジサーバ100にインストールされており、ネットワークNW1を介してデータ収集サーバ200にデータを転送する機能を有する。
機器管理システムは、拠点A10、拠点B20及び拠点C30のそれぞれに所属する(存在する)1又は複数の産業機器120A1乃至120C2のそれぞれに関する情報(以下、「機器データ」と称呼される。)を収集し、収集した情報を管理、監視及び分析する。なお、産業機器120A1乃至120C2は、これらを特に区別する必要がない場合、「産業機器120」と称呼される。
機器管理システムでは、逐次、複数の産業機器120からの機器データを含む機器関連データセットがエッジサーバ100(アダプタ100d)を介してデータ収集サーバ200に送信される。データ収集サーバ200は、逐次、エッジサーバ100(アダプタ100d)から機器関連データセットを受信して蓄積する。
拠点A10において、アダプタ100Ad1は、PLC110A1に接続されている。PLC110A1は、拠点A10において一つの製造ラインを構成する産業機器120A1及び産業機器120A2を制御するプログラマプルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller)であり、産業機器120A1及び産業機器120A2に接続されている。
産業機器120A1及び産業機器120A2は、例えば、工作機械である。産業機器120A1に対して、その状態に関する機器データを検出するためのセンサ130A1及びセンサ130A2が設置されている。産業機器120A2に対して、その状態に関する機器データを検出するためのセンサ130A3が設置されている。センサ130A1は、例えば、電流計であり、機器データとして、産業機器120A1の所定の箇所の電流値を検出する。センサ130A2は、例えば、温度計であり、機器データとして、産業機器120A1の所定の箇所の温度を検出する。センサ130A3は、例えば、電流計であり、機器データとして、産業機器120A3の所定の箇所の電流値を検出する。
拠点A10において、アダプタ100Ad2は、PLC110A2に接続されている。PLC110A2は、拠点A10において一つの製造ラインを構成する産業機器120A3及び産業機器120A4を制御するプログラマプルロジックコントローラであり、産業機器120A3及び産業機器120A4に接続されている。
産業機器120A3及び産業機器120A4は、例えば、工作機械である。産業機器120A3に対して、その状態に関する機器データを検出するためのセンサ130A4が設置され、産業機器120A4に対して、その状態に関する機器データを検出するためのセンサ130A5が設置されている。センサ130A4は、例えば、電流計であり、機器データとして、産業機器120A3の所定の箇所の電流値を検出する。センサ130A5は、例えば、電流計であり、機器データとして、産業機器120A4の所定の箇所の電流値を検出する。
拠点B20において、アダプタ100Bdは、PLC110Bに接続されている。PLC110Bは、拠点B20の産業機器120Bを制御するプログラマプルロジックコントローラであり、産業機器120Bに接続されている。
産業機器120Bは、例えば、工作機械であり、産業機器120Bに対して、その状態に関する機器データを検出するためのセンサ130Bが設置されている。センサ130Bは、例えば、電流計であり、機器データとして、産業機器120Bの所定の箇所の電流値を検出する。
拠点C30において、アダプタ100Cdは、PLC110Cに接続されている。PLC110Cは、拠点C30において、一つの製造ラインを構成する産業機器120C1及び産業機器120C2を制御するプログラマプルロジックコントローラであり、産業機器120C1及び産業機器120C2に接続されている。なお、以降において、PLC110A1乃至PLC110Cは、これらを区別する必要がない場合、「PLC110」と称呼される。
産業機器120C1及び産業機器120C2は、例えば、工作機械である。産業機器120C1に対して、その状態に関する機器データを検出するためのセンサ130C1が設置され、産業機器120C2に対して、その状態に関する機器データを検出するためのセンサ130C2が設置されている。センサ130C1は、例えば、電流計であり、機器データとして、産業機器120C1の所定の箇所の電流値を検出する。センサ130C2は、例えば、温度計であり、機器データとして、産業機器120C2の所定の箇所の温度を検出する。なお、以降において、センサ130A1乃至センサ130C2は、これらを特に区別する必要がない場合、「センサ130」と称呼される。
図2はエッジサーバ100のハード構成例を示す概略構成図である。図2に示すように、エッジサーバ100は、CPU111、ROM112、RAM113、データの読み出し及び書き出し可能な不揮発性の記憶装置(HDD)114、ネットワークインターフェース115及び入出力インターフェース116等を含む。これらは、バス117を介して互いに通信可能に接続されている。
CPU111は、ROM112に格納された図示しない各種プログラムをRAM113にロードし、RAM113にロードされたプログラムを実行することによって、各種機能を実現する。RAM114には、上述したようにCPU111が実行する各種プログラムがロードされ、CPU111が各種プログラムを実行する際に使用するデータが一時的に記憶される。ROM112は、不揮発性の記憶媒体であり、各種プログラムが記憶されている。ネットワークインターフェース115は、エッジサーバ100がネットワークNW1に接続されるためのインターフェースである。入出力インターフェース116は、キーボード及びディスプレイに接続されるためのインターフェースである。
図3はデータ収集サーバ200のハード構成例を示す概略構成図である。図3に示すように、データ収集サーバ200は、CPU211、ROM212、RAM213、データの読み出し及び書き出し可能な不揮発性の記憶装置(HDD)214、ネットワークインターフェース215及び入出力インターフェース216等を含む。これらは、バス217を介して互いに通信可能に接続されている。
CPU211は、ROM212に格納された図示しない各種プログラムをRAM213にロードし、RAM213にロードされたプログラムを実行することによって、各種機能を実現する。RAM213には、上述したようにCPU211が実行する各種プログラムがロードされ、CPU211が各種プログラムを実行する際に使用するデータが一時的に記憶される。ROM212は、不揮発性の記憶媒体であり、各種プログラムが記憶されている。ネットワークインターフェース215は、データ収集サーバ200がネットワークNW1に接続されるためのインターフェースである。入出力インターフェース216は、キーボード及びディスプレイに接続されるためのインターフェースである。
図4は、エッジサーバ100及びデータ収集サーバ200の機能ブロック図である。図4に示すように、データ収集サーバ200は、機能ブロックとして、受信部221、加工部222、出力部223、蓄積部224、記憶部225及び機器情報登録部226を含む。これらの機能ブロックは、データ収集サーバ200が備える「ハードウエア資源」及び/又は「ソフトウエア」の任意の組み合わせによって実現することができる。
例えば、受信部221は、ネットワークインターフェース215で構成される。例えば、加工部222及び出力部223は、CPU211で実行されるROM212及び/又はHDD214に格納された各種プログラムで構成される。例えば、蓄積部224は、HDDで構成される。記憶部225は、CPU211で実行されるROM212及び/又はHDD214に格納された各種プログラム並びにHDD214で構成される。機器情報登録部226は、CPU211で実行されるROM212及び/又はHDD214に格納された各種プログラム並びに入出力インターフェース216で構成される。
機器情報登録部226には、ユーザが操作可能な端末227が接続されている。端末227は、画像(画面)を表示可能なディスプレイ227aを含む。
詳細は後述するが、受信部221は、アダプタ100dから転送される機器データを含む機器関連データセットを受信し、受信した機器関連データセットを加工部222に出力する。加工部222は、受信部221から受信した機器関連データセットを、加工して出力部223に出力する。出力部223は、加工部222によって加工された機器関連データセットを蓄積部224に出力する。蓄積部224は、加工部222から受信した加工後の機器関連データセットを蓄積部224に蓄積する。
記憶部225は、テーブル情報である図5に示す拠点一覧テーブルTB1及び図6に示す機器一覧テーブルTB2を記憶している。なお、テーブル情報は、これら以外のデータ構造で表現されていてもよい。
図5に示すように、拠点一覧テーブルTB1は、行番号510、拠点名520、及び、拠点ID530を含む。行番号510、拠点名520、及び、拠点ID530のそれぞれには、後に詳述する「拠点登録処理」によって、以下に述べる情報が登録される。
行番号510には、拠点一覧テーブルTB1の行の番号であり、上から順に番号が「1」から振られる。拠点名520には、産業機器120が所属する拠点の拠点名が登録(記憶)される。拠点ID530には、各拠点に対して一意な識別情報(本例において、拠点内ID(例えば、「FXXX」、「XXX」は数字))が登録(記憶)される。なお、各拠点に対して一意な識別情報は、便宜上、「拠点識別情報」とも称呼される場合がある。本明細書において、識別情報は、アルファベットと数字との組み合わせに限定されず、任意の対象を一意に識別するための情報であればよい。図6に示すように、機器一覧テーブルTB2は、行番号610、機器名620、所属拠点630、機器が付与する機器識別情報640、拠点内機器識別ID650、接続アダプタ情報660及びユニーク機器識別ID670を含む。
行番号610、機器名620、所属拠点630、産業機器120が付与する機器識別情報640、拠点内機器識別ID650、接続アダプタ情報660及びユニーク機器識別ID670のそれぞれには、後に詳述する「機器登録処理」によって、以下に述べる情報が登録される。
行番号610には、機器一覧テーブルTB2の行の番号であり、上から順に番号が「1」から振られる。機器名620には、産業機器120に与える個別の名前(名称)が登録(記憶)される。所属拠点630には、産業機器120が所属する拠点名が登録(記憶)される。「機器が付与する機器識別情報640」には、産業機器120が機器データに付与する産業機器120を識別するための識別情報が登録(記憶)される。拠点内機器識別ID650には、一つの拠点に所属する各産業機器120に一意な識別情報(本例において、拠点内機器識別ID(例えば、「DYYY」、「YYY」は数字))が登録(記憶)される。なお、一つの拠点に所属する各産業機器120に一意な識別情報は、便宜上、「拠点内機器識別情報」とも称呼される場合がある。接続アダプタ情報660には、産業機器120が接続されているアダプタ100dを識別するためのアダプタ識別情報が登録(記憶)される。なお、本例では、アダプタ識別情報は、アダプタ100dの名称であるが、アダプタ100dを識別するためのアダプタ識別ID(例えば、「IT Adapter X」、なお、Xは数字である。)等であってもよい。ユニーク機器識別ID670には、拠点識別情報(本例において、拠点ID)及び拠点内機器識別情報(本例において、拠点内機器識別ID)を組み合わせて作成されたユニーク機器識別情報(本例において、ユニーク機器識別ID)が登録(記憶)される。このユニーク機器識別情報は、データ収集サーバ200が管理する全ての産業機器120のそれぞれを、データ収集サーバ200が一意に識別するための識別情報である。ユニーク機器識別情報は、データ収集サーバ200が管理する全ての産業機器120のそれぞれに対して一意な識別情報である。
<拠点登録処理>
以下、上述した拠点登録処理について詳述する。拠点登録処理は、機器情報登録部226によって実行される。図7は機器情報登録部226が実行する処理を説明するためのシーケンス図である。図8は端末227のディスプレイ227aに表示されるホーム画面G1を示す。ホーム画面G1は、拠点登録ボタンBt10、機器登録ボタンBt20、拠点一覧ボタンBt30及び機器一覧ボタンBt40の各ボタンを含むメインメニュー画面GM1を含む。
機器情報登録部226は、ユーザ操作(ユーザの端末227に対する操作)に基づく、ホーム画面G1の表示要求に応じて、端末227のディスプレイ227aにホーム画面G1を表示する。ユーザ操作によって、ホーム画面G1中のボタンに対する操作、ホーム画面G1中の入力欄への文字等の入力及び選択肢の選択等が、実行される。
ホーム画面G1中の拠点登録ボタンBt10が操作されると、機器情報登録部226は、図9に示すように、ホーム画面G1中に、拠点登録画面WD1を表示する(図7のS710を参照。)。
ユーザは、この拠点登録画面WD1に対して、拠点の拠点名(例えば、今回、後述の機器登録(機器登録処理)を実行しようとしている産業機器120が所属する拠点の拠点名)及び拠点に所属するアダプタ100dのアダプタ識別情報を入力する。拠点登録画面WD1は、拠点名入力欄FD11、拠点所属アダプタ選択欄FD12、登録ボタンBt11及びキャンセルボタンBt12を含む。拠点所属アダプタ選択欄FD12は、アダプタ識別情報の選択肢を示すプルダウンリストを含む。なお、このプルダウンリストに含まれるアダプタ識別情報は、データ収集サーバ200に接続されている複数のアダプタ100dに対応する。即ち、データ収集サーバ200に接続されている全てのアダプタ100dのアダプタ識別情報が、選択肢として表示される。
拠点名入力欄FD11には、ユーザが名付けした産業機器120が所属する拠点(所属拠点)の拠点名が、ユーザ操作によって入力される(図7のS715を参照。)。なお、図9の例では、新規登録する予定の産業機器120の所属する拠点の拠点名が「神奈川工場」であるので、ユーザ操作によって、拠点名入力欄FD11に、「神奈川工場」が入力されている。
拠点所属アダプタ選択欄FD12には、ユーザ操作により、アダプタ識別情報の左隣のチェックボックスが選択されることによって、拠点所属アダプタ選択欄FD12に入力された拠点名の拠点に所属するアダプタ100dのアダプタ識別情報が入力される(図7のS715を参照。)。
拠点名入力欄FD11に、拠点名(図9に示す例では「神奈川工場」)が入力された状態、及び、拠点所属アダプタ選択欄FD12に、アダプタ識別情報が入力された状態(図9に示す例では、「アダプタ1」及び「アダプタ2」が入力された状態)で、ユーザ操作によって、登録ボタンBt11が操作される。
すると、機器情報登録部226は、その時点で拠点名入力欄FD11に入力されている拠点名に対して、拠点IDを採番(作成)する(図7のS715を参照。)。機器情報登録部226は、拠点名及びその拠点名に採番した(割り当てた)拠点IDを、図5に示した記憶部225の拠点一覧テーブルTB1に登録する(図7のS720を参照。)。
具体的に述べると、機器情報登録部226は、以下に述べる処理を行う。機器情報登録部226は、「今回入力された(今回の処理で登録しようとしている)拠点名」を検索キーとして、検索キーの「拠点名」に一致する拠点名を拠点一覧テーブルTB1において検索する。
機器情報登録部226は、検索キーの「拠点名」に一致する拠点名を検索できた(特定できた)場合、既に拠点名に対応する拠点IDが存在するので、機器情報登録部226は、拠点名及び拠点IDを登録する処理を行わない。
機器情報登録部226は、検索キーの「拠点名」に一致する拠点名を検索できなかった場合、拠点名に対応する拠点IDを新規で採番する。具体的に述べると、機器情報登録部226は、現時点で拠点一覧テーブルTB1に登録されている情報のうちの最終行の拠点IDの数を「1」だけ増加させることにより、新規の拠点IDを採番する。
機器情報登録部226は、現時点で拠点一覧テーブルTB1に登録されている情報のうちの最終行の次の行に、行番号、拠点名及び新規の拠点IDを登録(記憶)する(図7のS720を参照。)。以上をもって、拠点登録処理が完了する。なお、このとき、機器情報登録部226は、登録した拠点名と、登録時に拠点所属アダプタ選択欄FD12に入力されていたアダプタ識別情報とを対応付けて記憶部225に保存する。
<機器登録処理>
次に上述した機器登録処理について詳述する。拠点登録処理が完了した後、機器情報登録部226は、拠点登録画面WD1の表示を終了し、再びホーム画面G1のみを、ディスプレイ227aに表示する(図7のS725を参照。)。
ユーザ操作によって、ホーム画面G1中の機器登録ボタンBt20が操作されると、機器情報登録部226は、図10に示すように、ホーム画面G1の一部に重畳させるように新規機器登録画面WD2をディスプレイ227aに表示する(図7のS730を参照。)。新規機器登録画面WD2は、機器名入力欄FD21、所属拠点選択欄FD22、接続アダプタ選択欄FD23及び機器識別情報入力欄FD24を含む。
機器名入力欄FD21には、ユーザ操作により、新規登録する産業機器120に対してユーザが名付けた産業機器120の名称が入力される。
所属拠点選択欄FD22には、ユーザ操作により、新規登録する産業機器120が所属する拠点の拠点名が入力される。具体的に述べると、ユーザ操作によって、矢印ボタンYB1が操作されると、所属拠点選択欄FD22の下側に既に拠点登録が完了している1又は複数の拠点が選択肢として表示される。ユーザ操作によって、選択肢として表示された拠点のうちの一つが選択されることによって、その選択された拠点が、所属拠点選択欄FD22に入力される。
接続アダプタ選択欄FD23には、ユーザ操作によって、新規登録する産業機器120が接続されているアダプタ100dのアダプタ識別情報が入力される。具体的に述べると、ユーザ操作によって、矢印ボタンYB2が操作されると、接続アダプタ選択欄FD23の下側に、所属拠点選択欄FD22に入力されている拠点と対応付けて記憶部225に記憶(登録)されている1又は複数のアダプタ100dのアダプタ識別情報が選択肢として表示される。ユーザ操作によって、選択肢として表示されたアダプタ識別情報のうちの一つが選択されることによって、その選択されているアダプタ識別情報が、新規登録する産業機器120が接続されているアダプタ100dのアダプタ識別情報として、接続アダプタ選択欄FD23に入力される。
機器識別情報入力欄FD24には、ユーザ操作によって、新規登録する産業機器120が機器データに付与する機器識別情報が入力される。例えば、機器識別情報入力欄FD24には、ユーザ操作によって、その産業機器120を識別するための機器識別情報(例えば、製品の出荷時に付与される機器識別情報)が入力される。なお、この機器識別情報は、一つのアダプタ100dに接続されている(PLC110を介して接続されている)全ての産業機器120のそれぞれに対して一意であることが求められる。従って、機器一覧テーブルTB2に既に登録されている産業機器120の機器識別情報のうちの、接続アダプタ選択欄FD23に入力されているアダプタ識別情報に対応する一つのアダプタ100dに接続されている産業機器120の機器識別情報と重複してしまうような機器識別情報は、この時点で登録できないようにすることが好ましい。
機器名入力欄FD21、所属拠点選択欄FD22、接続アダプタ選択欄FD23及び機器識別情報入力欄FD24のそれぞれに、機器名、拠点名、アダプタ識別情報及び機器識別情報が入力された状態で、ユーザ操作によって登録ボタンBt21が操作される。
すると、機器情報登録部226は、現時点で機器一覧テーブルTB2の情報が登録されている行のうちの最終行の次の行に対して以下に述べる各情報を登録(記憶)する。
機器情報登録部226は、機器名入力欄FD21に入力されている機器名を、機器一覧テーブルTB2の機器名620に登録(記憶)する。機器情報登録部226は、所属拠点選択欄FD22に入力されている拠点名を、機器一覧テーブルTB2の所属拠点630に登録(記憶)する。機器情報登録部226は、接続アダプタ選択欄FD23に入力されているアダプタ100dのアダプタ識別情報を、機器一覧テーブルTB2の接続アダプタ情報660に登録(記憶)する。機器情報登録部226は、機器識別情報入力欄FD24に入力されている機器識別情報を、機器一覧テーブルTB2の「機器が付与する機器識別情報640」に登録(記憶)する。機器情報登録部226は、拠点内機器識別IDを新規に採番(作成)する(図7のS735を参照。)。なお、拠点内機器識別IDは、今回新規登録する産業機器120が所属する拠点と同じ拠点内に所属する産業機器120を一意に識別するための識別情報である。機器情報登録部226は、例えば、今回新規登録する拠点名を拠点一覧テーブルTB1に適用することにより、拠点名に対応する拠点ID(拠点識別情報)を取得し、取得した拠点ID(拠点識別情報)と新規な拠点内機器識別ID(拠点内機器識別情報)とを組み合わせることにより、新規なユニーク機器識別ID(ユニーク機器識別情報)を採番(作成)する(図7のS740を参照。)。即ち、本例において、拠点IDが「F001」であり、新規な拠点内機器識別IDが「D0001」である場合、機器情報登録部226は、「F001-D0001」を採番する。
機器情報登録部226は、採番した新規な拠点内機器識別ID及びユニーク機器識別IDを、機器一覧テーブルTB2に登録する(図7のS745を参照。)。以上をもって、機器登録処理が完了する。その後、機器情報登録部226は、新規機器登録画面WD2の表示を終了して、ホーム画面G1を再び表示する(図7のS750を参照。)。以上説明したように、上述した機器登録処理及び拠点登録処理が実行される。
<機器関連データセットの収集及び蓄積>
次に機器管理システムが機器関連データセットを収集及び蓄積するときの処理(以下、「データ収集蓄積処理」と称呼される。)について説明する。図11は、センサ130が電流計であり、産業機器120が工作機械Aでありその機器名が「工作機械A」でありその機器識別情報が「ABC1」であり、PLC110がPLC1でありそのIDが「PLC1」であり、アダプタ100dがアダプタ1でありそのアダプタ識別情報が「アダプタ1」である場合に、機器管理システムが収集するデータの構成例を説明するための図である。
図11に示すように、センサ130(電流計)が産業機器120(工作機械A)の状態に関する機器データ(電流値)であるデータD10(10mA)を取得し、取得したデータD10(10mA)を産業機器120(工作機械A)に出力する。
産業機器120(工作機械A)は、センサ130(電流計)から受信したデータD10(10mA)」に産業機器120(工作機械A)の機器識別情報(「ABC1」)を付与して、データD11(「10mA、ABC1」)をPLC110(PLC1)に出力する。
PLC110(PLC1)は、産業機器120(工作機械A)から受信したデータD11(「10mA、ABC1」)に、PLC110(PLC1)のID(「PLC-XXX」)を付与して、データD12(「10mA、ABC1、PLC-XXX」)をアダプタ100d(アダプタ1)に出力する。
アダプタ100d(アダプタ1)は、PLC110(PLC1)から受信したデータD12(「10mA、ABC1、PLC-XXX」)に、アダプタ100d(アダプタ1)のアダプタ識別情報(「アダプタ1」)を付与して、データD13(「10mA、ABC1、PLC-XXX、アダプタ1」)を、データ収集サーバ200に転送する。ここからは、図11に加えて図12も適宜参照しながら、データ収集蓄積処理を説明する。図12は、アダプタ100dがデータD13をデータ収集サーバ200に転送した時点以降の処理を説明するためのシーケンス図である。
データ収集サーバ200の受信部221は、アダプタ100d(アダプタ1)から受信したデータD14(「10mA、ABC1、PLC-XXX、アダプタ1」)を加工部222に出力する(図12のS1210を参照。)。
加工部222は、データD14の「アダプタ識別情報(「アダプタ1」)及び機器識別情報(「ABC1」)」を取得する(図12のS1220)。加工部222は、「アダプタ識別情報(「アダプタ1」)及び機器識別情報(「ABC1」)」に基づくユニーク機器識別IDの検索を記憶部225に指令する(図12のS1230を参照。)。
記憶部225は、加工部222から検索指令を受けると、データD14のアダプタ識別情報(「アダプタ1」)及び「機器識別情報(「ABC1」)」を検索キーとして、機器一覧テーブルTB2にて、検索キーに一致する(検索キー「アダプタ識別情報(「アダプタ1」)」及び「機器識別情報(「ABC1」)」の両方を含む)行のユニーク機器識別IDを検索する(図12のS1240を参照。)。記憶部225は、検索した結果、ユニーク機器識別IDを検索できた(特定できた)場合、加工部222にユニーク機器識別IDを出力(応答)する(図12のS1250を参照。)。なお、詳細は後述するが、記憶部225は、ユニーク機器識別IDを検索できない場合であっても、ユニーク機器識別IDを新規に採番できた場合には、加工部222に新規に採番したユニーク機器識別IDを出力(応答)する。なお、記憶部225が実行するS1240及びS1250については、後に更に詳述する。
加工部222は、記憶部225からユニーク機器識別IDを受信し、データD14(「10mA、ABC1、PLC-XXX、アダプタ1」)にユニーク機器識別ID(「F001-D0001」)を付与する(即ち、データD14のフィールドにユニーク機器識別IDを追記する。)(図12のS1260を参照。)。加工部222は、データD15(「10mA、ABC1、PLC-XXX、アダプタ1、F001-D0001」)を、CSV形式からJSON形式のデータD16に加工し、加工したデータD16を、出力部223に出力する(図12のS1270を参照。)。出力部223は、加工部222から受信した加工したデータD16を蓄積部224に出力する(図12のS1280を参照。)。蓄積部224は、出力部223から受信した加工したデータD16を蓄積する。なお、データD13乃至データD16のそれぞれは、便宜上、「データセット」とも称呼される場合がある。
<記憶部225が実行するS1240及びS1250の処理の詳細>
記憶部225が実行する図12のS1240及びS1250の処理についてより具体的に説明する。記憶部225は、図13にフローチャートにより示したルーチンを所定時間が経過する毎に実行する。従って、記憶部225は、図13のステップ1300から処理を開始してステップ1305に進み、加工部222から「アダプタ識別情報及び機器識別情報に基づく検索指令」があるか否かを判定する。
加工部222から「アダプタ識別情報及び機器識別情報に基づく検索指令」がない場合、記憶部225はステップ1305にて「No」と判定してステップ1395に進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対して、加工部222から「アダプタ識別情報及び機器識別情報に基づく検索指令」があった場合、記憶部225はステップ1305にて「Yes」と判定してステップ1310に進み、機器一覧テーブルTB2において、検索キーの「アダプタ識別情報」及び「機器識別情報」の両方に一致する(両方を含む)行のユニーク機器識別IDを検索(特定)できたか(ユニーク機器識別IDが存在するか)否かを判定する。
検索キーの「アダプタ識別情報」及び「機器識別情報」の両方に一致する行のユニーク機器識別IDを検索できた場合、記憶部225はステップ1310にて「Yes」と判定してステップ1315に進み、そのユニーク機器識別IDを加工部222に応答(出力)した後、ステップ1395に進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対して、検索キーの「アダプタ識別情報」及び「機器識別情報」の両方に一致する行のユニーク機器識別IDを検索できなかった場合、記憶部225はステップ1310にて「No」と判定してステップ1320に進み、機器一覧テーブルTB2に検索キーの「アダプタ識別情報」のみが一致する行を検索できる(特定できる)か否かを判定する。
機器一覧テーブルTB2に検索キーの「アダプタ識別情報」のみが一致する行を検索できる(特定できる)場合、記憶部225はステップ1320にて「Yes」と判定してステップ1325に進み、拠点内機器識別ID及びユニーク機器識別IDを新規で採番し、機器一覧テーブルTB2に新たに登録する。具体的に述べると、記憶部225は、後述の図14にフローチャートにより示したルーチンを実行することにより、拠点内機器識別ID及びユニーク機器識別IDを新規で採番する。そして、記憶部225は、新規の拠点内機器識別ID及びユニーク機器識別ID等を機器一覧テーブルTB2に新たに登録する。
その後、記憶部225は、ステップ1315に進み、ステップ1325で新たに採番したユニーク機器識別IDを加工部222に応答(出力)した後、ステップ1395に進み、本ルーチンを一旦終了する。
なお、ステップ1320の処理を実行する時点で、機器一覧テーブルTB2にて検索キーの「アダプタ識別情報」のみが一致する行が検索できなかった場合、この時点では、その「アダプタ識別情報」が機器一覧テーブルTB2に登録されていない。換言すると、この時点にて、その「アダプタ識別情報」に対応するアダプタ100dについて、拠点登録処理が行われていない可能性が高い。従って、この場合、記憶部225は、ユーザに対して拠点登録によりアダプタ識別情報を登録することを促すために、拠点登録推奨指令を、機器情報登録部226に出力する。なお、例えば、機器情報登録部226は、拠点登録推奨指令を受けると、端末227のディスプレイ227aに拠点登録を促すメッセージ等の画像を表示することにより、ユーザに拠点登録を促すための通知を行う。その後、記憶部225は、ステップ1395に進んで本ルーチンを一旦終了する。
図14に示すルーチンについて説明する。記憶部225は、ステップ1325に進むと、図14のステップ1400から処理を開始して、以下に述べるステップ1405乃至ステップ1425の処理を順に実行する。
ステップ1405:記憶部225は、機器一覧テーブルTB2において、検索キーの「アダプタ識別情報」のみに一致する(を含む)行の所属拠点630の拠点名を特定する。
ステップ1410:記憶部225は、今回特定した拠点名の拠点内に所属する産業機器120を一意に識別するための拠点内機器識別IDを採番する。具体的に述べると、記憶部225は、機器一覧テーブルTB2に既に登録されている今回登録した拠点と同じ拠点に対する全ての拠点内機器識別ID(点線DL0で囲んだ拠点内機器識別ID)のうちの最大値の拠点内機器識別IDを「1」だけ増加させ、増加させた拠点内機器識別IDを新規な拠点内機器識別IDとして採番する。
ステップ1415:記憶部225は、拠点一覧テーブルTB1においてステップ1405にて特定した拠点名を検索キーとし、検索キーの「拠点名」に一致する(を含む)行の拠点IDを特定する。
ステップ1420:記憶部225は、ステップ1415にて特定した拠点IDとステップ1410にて採番した新規の拠点内機器識別IDとを組み合わせることにより、ユニーク機器識別IDを採番する。
ステップ1425:記憶部225は、機器一覧テーブルTB2の現時点で登録されている情報のうちの最終行の次の行(図14中の点線DL1で囲む行)の各項目(機器名620、所属拠点630、機器が付与する機器識別情報640、拠点内機器識別ID650、接続アダプタ情報660、及び、ユニーク機器識別ID670)に対して情報を登録する。
記憶部225は、機器名620に所定の名称(例えば、「New Device」)を登録する。記憶部225は、所属拠点630にステップ1405にて特定した拠点名(例えば、「神奈川工場」)を登録する。記憶部225は、産業機器120が付与する機器識別情報640に、検索キーの「機器識別情報(例えば、「ABC15」)」を登録する。記憶部225は、拠点内機器識別ID650に、ステップ1410にて新規採番した拠点内機器識別ID(例えば、「D0005」)を登録する。記憶部225は、接続アダプタ情報660に、検索キーの「アダプタ識別情報(例えば、「アダプタ2」)」を登録する。記憶部225は、ユニーク機器識別ID670に、ステップ1420にて新規採番したユニーク機器識別ID(例えば、「F001-D0005」)を登録する。
その後、記憶部225は、ステップ1495を経由して、図13のステップ1315に進む。
以上説明したように、機器一覧テーブルTB2に、検索キーの「アダプタ識別情報」及び「機器識別情報」の両方が一致する行が存在しない場合であっても、機器一覧テーブルTB2に、検索キーの「アダプタ識別情報」のみが存在していれば、そのアダプタ識別情報に基づいて、機器一覧テーブルTB2のそのアダプタ識別情報のみを含む行の所属拠点630の拠点名から、機器関連データに対応する産業機器120が所属する拠点が特定される。更に、拠点名が拠点一覧テーブルTB1に適用されることにより、拠点名に対応する拠点IDが特定される。更に、拠点名がわかっているので、機器一覧テーブルTB2にて拠点名が一致する全ての拠点内機器識別IDを特定し、特定した全ての拠点内機器識別IDに基づいて、新規な拠点内機器識別IDが採番できる。即ち、特定した全ての拠点内機器識別IDの数が最大値の拠点内機器識別IDの数を「1」だけ増加させることにより、新規な拠点内機器識別IDが新規に採番できる。更に、特定した拠点IDと新規な拠点内機器識別IDを組み合わせることによって、ユニーク機器識別IDも新規に採番できる。
従って、例えば、データ収集サーバ200が、機器登録が行われていない産業機器120の機器データを含む機器関連データセットを受信した場合(即ち、機器一覧テーブルTB2にある産業機器120についての行単位の対応情報が登録されていない場合にその産業機器120の機器データを含む機器関連データセットを受信した場合)であっても、データ収集サーバ200は、その機器関連データセットに対して、ユニーク機器識別IDを採番し、付与することができる。
即ち、機器登録が行われていない産業機器120が接続されたアダプタ100dのアダプタ識別情報を含む行単位の対応情報が機器一覧テーブルTB2に登録されていれば、機器関連データセットに含まれる「アダプタ識別情報」に一致する「アダプタ識別情報」が、既に機器一覧テーブルTB2に存在する。一致する「アダプタ識別情報」に基づいて拠点名及び拠点名に対応する全ての拠点内機器識別IDが、特定できる。更に、そのアダプタ100dが所属する拠点に対応する拠点IDも、拠点一覧テーブルTB1を参照すれば、特定できる。よって、データ収集サーバ200が、機器登録が行われていない産業機器120の機器データを含む機器関連データセットを受信した場合でも、データ収集サーバ200は、その機器関連データセットに対して、ユニーク機器識別IDを新規に採番し、付与することができる。
更に、その後、再び、データ収集サーバ200が、その産業機器120の機器データを含む機器関連データセットを受信した場合には、既にアダプタ100dのアダプタ識別情報を含む行単位の対応情報が機器一覧テーブルTB2に登録されているので、その対応情報に基づいて、機器関連データセットに対して、その対応情報のユニーク機器識別IDを付与することができる。
従って、例えば、図15に示すように、図1において、図15の点線DL12に示す拠点C30に属し且つ拠点C30に所属するアダプタ100Cdに接続されていた産業機器120C2が、図15の点線DL11に示す拠点A10に移動して拠点A10に属し且つ拠点A10に所属するアダプタ100Ad1に接続されることになったとする。
この場合において、その産業機器120が接続されたアダプタ100dのアダプタ識別情報を含む行単位の対応情報が機器一覧テーブルTB2に登録されていれば、ユーザがその産業機器120C2に対して機器登録を新たに行わなくても、産業機器120C2の機器データを含む機器関連データセットに対して、ユニーク機器識別IDを付与することができる。即ち、この場合において、データ収集サーバ200が、産業機器120C2からの機器データを含む機器関連データセットを受信したときに、データ収集サーバ200は、産業機器120C2の機器データを含む機器関連データセットに対して、新規なユニーク機器識別IDを採番して付与することができる。その後においても、データ収集サーバ200は、産業機器120C2の機器データを含む機器関連データセットに対して、機器一覧テーブルTB2に登録されたユニーク機器識別IDを付与することができる。
更に、例えば、図16に示すように、図1において、拠点A10に属し且つ拠点A10に所属するアダプタ110Ad2に接続されていた産業機器120A3を、点線DL13に示すようにアダプタ100Ad1に接続するように付け替えたとする。この場合においても、上記と同様に、データ収集サーバ200が、産業機器120A3からの機器データを含む機器関連データセットを受信したときに、データ収集サーバ200は、産業機器120A3の機器データを含む機器関連データセットに対して、新規なユニーク機器識別IDを採番して付与することができる。更に、その後においても、データ収集サーバ200は、産業機器120A2の機器データを含む機器関連データセットに対して、機器一覧テーブルTB2に登録されたユニーク機器識別IDを付与することができる。
更に、例えば、図17の点線DL14及び点線DL15に示すように、図1において、拠点A10において、アダプタ100Ad2に接続されていた産業機器120A3をアダプタ100Ad1に接続するようにし、アダプタ100Ad1に接続されていた産業機器120A2をアダプタ100Ad2に接続するように、入れ替えたとする。この場合においても、上記と同様に、データ収集サーバ200が、産業機器120A2からの機器データを含む機器関連データセットを受信したときに、データ収集サーバ200は、産業機器120A2の機器データを含む機器関連データセットに対して、新規なユニーク機器識別IDを採番して付与することができる。更に、その後においても、データ収集サーバ200は、産業機器120A2の機器データを含む機器関連データセットに対して、機器一覧テーブルTB2に登録されたユニーク機器識別IDを付与することができる。更に、データ収集サーバ200が、産業機器120A3からの機器データを含む機器関連データセットを受信したときに、データ収集サーバ200は、産業機器120A3の機器データを含む機器関連データセットに対して、新規なユニーク機器識別IDを採番して付与することができる。更に、その後においても、データ収集サーバ200は、産業機器120A3の機器データを含む機器関連データセットに対して、機器一覧テーブルTB2に登録されたユニーク機器識別IDを付与することができる。
更に、これらの場合において、データ収集サーバ200側で、機器関連データセットに付与されたユニーク機器識別IDに基づいて、機器一覧テーブルTB2を参照することにより、機器データがどの拠点のどのアダプタ100dに接続された産業機器120に関する情報であるかを把握することも可能になる。従って、データ収集サーバ200側で、産業機器120の追加、産業機器120の付け替え、産業機器120の入れ替えがあったことを、速やかに把握することも可能になる。
<効果>
以上説明したように、本発明の実施形態に係る機器管理システムによれば、産業機器120が設置される拠点が変更された場合においても、ユニーク機器識別IDを変更するためにユーザが特に作業を行う必要がないので、ユーザの作業負担を低減できる。更に、この機器管理システムによれば、産業機器120が接続されるアダプタ100dが変更された場合(産業機器120を別のアダプタ100dに接続した場合)においても、同様に、ユーザの作業負担を低減できる。更に、これらの場合において、ユニーク機器識別IDに基づいて、産業機器120の機器データがどの拠点のどのアダプタ100dに接続された産業機器120に関するデータであるかについても、把握することが可能になる。
<<変形例>>
本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記実施形態において、記憶部225は、拠点接続アダプタ一覧テーブルTB3(不図示)を含むようにしてもよい。拠点接続アダプタ一覧テーブルTB3は、行番号、所属拠点と、1又は複数の接続アダプタ情報(アダプタ識別情報)とを含む。この場合、拠点登録処理によって、拠点接続アダプタ一覧テーブルTB3に、所属拠点に対して拠点名が登録され、接続アダプタ情報に拠点名に対応する拠点に所属するアダプタ識別情報が登録される。更に、この場合において、記憶部225は、図13のステップ1320とステップ1330との間に以下のステップ1327が追加されたことのみ図13と異なるルーチンを実行する。記憶部225は、図14のステップ1405を以下に述べるステップ1405Aに置換したことのみ異なるルーチンを更に実行する。
ステップ1327:記憶部225は、拠点接続アダプタ一覧テーブルTB3に検索キーの「アダプタ識別情報」が一致する行を検索できる(特定できる)か否かを判定する。拠点接続アダプタ一覧テーブルTB3に検索キーの「アダプタ識別情報」が一致する行を検索できない場合、記憶部225は、ステップ1327にて「No」と判定してステップ1330に進む。拠点接続アダプタ一覧テーブルTB3に検索キーの「アダプタ識別情報」が一致する行を検索できた場合、記憶部225は、ステップ1327にて「Yes」と判定してステップ1325に進む。
ステップ1405A:記憶部225は、拠点接続アダプタ一覧テーブルTB3において、検索キーの「アダプタ識別情報」に一致する(を含む)行の所属拠点の拠点名を特定する。
更に、この場合において、機器登録処理が省略されてもよい。この場合、拠点登録処理だけで、データ収集サーバ200が産業機器120からの機器データを含む機器関連データセットを受信したときに、拠点接続アダプタ一覧テーブルTB3が参照されることにより、拠点名が特定される。その拠点名に基づいて、拠点一覧テーブルTB1及び機器一覧テーブルTB2を参照することにより、機器関連データセットに対して新規なユニーク機器識別IDが付与されると共に、これらの対応情報が機器一覧テーブルTB2に登録される。一度、機器一覧テーブルTB2に対応情報が登録されれば、それ以降は、データ収集サーバ200がその産業機器120からの機器データを含む機器関連データセットを受信した場合、機器一覧テーブルTB2を参照することにより、その機器関連データセットに対して、ユニーク機器識別IDを付与することができる。
100…エッジサーバ、100d…アダプタ、120A1~120C2…産業機器、200…データ収集サーバ、221…受信部、222…加工部、223…出力部、224…蓄積部、225…記憶部、226…機器情報登録部、TB1…拠点一覧テーブル、TB2…機器一覧テーブル

Claims (11)

  1. データを保存可能に構成された蓄積部を含む管理サーバと、
    前記管理サーバと互いに通信可能であり、一つの拠点に所属する1又は複数の機器からデータを取得可能に構成されたアダプタを含むエッジサーバと、
    を備え、
    前記エッジサーバは、前記機器に関するデータである機器データと、前記機器が前記機器データに対応付ける機器識別情報とを取得すると共に、前記機器データに更に前記アダプタを識別するためのアダプタ識別情報を対応付ける前記アダプタを介して、互いに対応付けられた前記機器データ、前記機器識別情報及び前記アダプタ識別情報を含む機器関連データセットを前記管理サーバに転送するように構成され、
    前記管理サーバは、
    前記アダプタが所属する前記拠点の拠点名と前記拠点を一意に識別するための拠点識別情報とが対応づけられた第1対応情報が複数記憶され、前記拠点名と、前記アダプタ識別情報と、前記機器識別情報と、前記拠点に所属する前記機器を拠点内で一意に識別するための拠点内機器識別情報と、前記拠点識別情報と前記拠点内機器識別情報とを組み合わせることにより作成されたユニーク機器識別情報とが対応付けられた第2対応情報が複数記憶された記憶部を有し、
    前記管理サーバは、
    前記機器関連データセットを受信した場合において、
    前記記憶部において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を特定できず、前記アダプタ識別情報のみが一致する前記第2対応情報を特定できた場合、特定できた前記第2対応情報の前記拠点名に対応する前記第1対応情報の前記拠点識別情報と、新規に作成した前記拠点内機器識別情報とを組み合わせて新規な前記ユニーク機器識別情報を作成し、新規な前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積する、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  2. 請求項1に記載の機器管理システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記機器関連データセットを受信した場合において、
    前記記憶部において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を特定できた場合、特定できた前記第2対応情報の前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積する、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  3. 請求項2に記載の機器管理システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記機器関連データセットを受信した場合において、
    前記記憶部において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を特定できず、前記アダプタ識別情報のみが一致する前記第2対応情報を特定できた場合、
    特定できた前記第2対応情報の前記拠点名と、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報と、新規な前記拠点内機器識別情報と、新規な前記ユニーク機器識別情報とが対応付けられた新規な前記第2対応情報を、前記記憶部に記憶する処理を更に行う、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  4. 請求項1に記載の機器管理システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    ユーザが情報を入力可能な端末に接続され、前記端末に入力された情報に基づいて、新規な前記第1対応情報を作成し、新規な前記第1対応情報を前記記憶部に記憶する、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  5. 請求項1に記載の機器管理システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    ユーザが情報を入力可能な端末に接続され、前記端末に入力された情報に基づいて、新規な前記第2対応情報を作成し、新規な前記第2対応情報を前記記憶部に記憶する、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  6. 請求項5に記載の機器管理システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記機器関連データセットを受信した場合において、
    前記記憶部において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を特定できず、更に、前記アダプタ識別情報のみが一致する前記第2対応情報を特定できなかった場合、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を作成するために必要な情報の入力をユーザに対して促すための通知を前記端末に行う、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  7. 請求項1に記載の機器管理システムにおいて、
    前記記憶部には、更に、前記拠点名と前記アダプタ識別情報とが対応付けられた第3対応情報が複数記憶され、
    前記管理サーバは、
    前記機器関連データセットを受信した場合において、
    前記記憶部において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を特定できず、前記アダプタ識別情報のみが一致する前記第2対応情報を特定できず、前記アダプタ識別情報が一致する前記第3対応情報を特定できた場合、特定できた前記第3対応情報の前記拠点名に対応する前記第1対応情報の前記拠点識別情報と、新規に作成した前記拠点内機器識別情報とを組み合わせて新規な前記ユニーク機器識別情報を作成し、新規な前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積する、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  8. 請求項7に記載の機器管理システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    ユーザが情報を入力可能な端末に接続され、前記端末に入力された情報に基づいて、新規な前記第3対応情報を作成し、新規な前記第3対応情報を前記記憶部に記憶する、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  9. データを保存可能に構成された蓄積部を含む管理サーバと、
    前記管理サーバと互いに通信可能であり、一つの拠点に所属する1又は複数の機器からデータを取得可能に構成されたアダプタを含むエッジサーバと、
    を備え、
    前記エッジサーバは、前記機器に関するデータである機器データと、前記機器が前記機器データに対応付ける機器識別情報とを取得すると共に、前記機器データに更に前記アダプタを識別するためのアダプタ識別情報を対応付ける前記アダプタを介して、互いに対応付けられた前記機器データ、前記機器識別情報及び前記アダプタ識別情報を含む機器関連データセットを前記管理サーバに転送するように構成され、
    前記管理サーバは、
    前記アダプタ識別情報に対応付けられて前記アダプタが所属する前記拠点の拠点識別情報と前記拠点に所属する前記機器を拠点内で一意に識別するための拠点内機器識別情報とが記憶され、前記拠点識別情報及び前記拠点内機器識別情報に基づいて作成され、前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方に対応付けられたユニーク機器識別情報が記憶された記憶部を有し、
    前記管理サーバは、
    前記機器関連データセットを受信した場合において、
    受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方に対応付けられた前記ユニーク機器識別情報が前記記憶部に存在しない場合、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報と当該アダプタ識別情報に対応付けられて前記記憶部に記憶されている前記拠点識別情報及び前記拠点内機器識別情報に基づいて、新規な前記ユニーク機器識別情報を作成し、新規な前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積する、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  10. 請求項9に記載の機器管理システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記機器関連データセットを受信した場合において、
    受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方に対応付けられた前記ユニーク機器識別情報が前記記憶部に存在する場合、前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積する、
    ように構成された、
    機器管理システム。
  11. 一つの拠点に所属する1又は複数の機器に関するデータである機器データと、前記機器が前記機器データに対応付ける機器識別情報とを取得すると共に、前記機器データに更にアダプタ識別情報を対応付けるアダプタを介して、前記アダプタを含むエッジサーバから転送された、互いに対応付けられた前記機器データ、前記機器識別情報及び前記アダプタ識別情報を含む機器関連データセットを受信するように構成された機器管理装置であって、
    前記機器管理装置は、
    データを保存可能に構成された蓄積部と、
    前記アダプタが所属する前記拠点の拠点名と前記拠点を一意に識別するための拠点識別情報とが対応づけられた第1対応情報が複数記憶され、前記拠点名と、前記アダプタ識別情報と、前記機器識別情報と、前記拠点に所属する前記機器を拠点内で一意に識別するための拠点内機器識別情報と、前記拠点識別情報と前記拠点内機器識別情報とを組み合わせることにより作成されたユニーク機器識別情報とが対応付けられた第2対応情報が複数記憶された記憶部を有し、
    前記機器管理装置は、
    前記機器関連データセットを受信した場合において、
    前記記憶部において、受信した前記機器関連データセットの前記アダプタ識別情報及び前記機器識別情報の両方が一致する前記第2対応情報を特定できず、前記アダプタ識別情報のみが一致する前記第2対応情報を特定できた場合、特定できた前記第2対応情報の前記拠点名に対応する前記第1対応情報の前記拠点識別情報と、新規に作成した前記拠点内機器識別情報とを組み合わせて新規な前記ユニーク機器識別情報を作成し、新規な前記ユニーク機器識別情報を、受信した前記機器関連データセットに対応付けた後、前記機器関連データセットを前記蓄積部に蓄積する、
    ように構成された、
    機器管理装置。
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